一言半日記 2002 9/11〜9/20



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仮面ライダー龍騎スペシャル  命名権売ります  ブックマーク(お気に入り)の存在価値  ホットコーヒーはペットボトルか缶か?  一番恐ろしいゲームとピクトマンサー  忍風戦隊ハリケンジャー仮面ライダー龍騎  中国のGoogle規制  クヮンソウ(アキノワスレナグサ)  懐かしいゲームの対価  360°ディスプレー
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。


9月20日
昨夜ゴールデンタイムに放映された謎に満ちた特撮スペシャル、仮面ライダー龍騎。
なんと結末を視聴者からの電話投票で決めるという画期的なシステム。
みなさーん、ご覧になりましたか〜
わ、私は……ちと出かけてまして、ビデオでね……

さて、今回の仮面ライダー龍騎は日曜日の朝8時からやってる番組と登場人物や背景、世界観は同じながらも、パラレルワールドという事になってます。 ああ、ややこしい。

いきなり主人公城戸真司の腕の中で事切れる、秋山蓮。そしてカードデッキを引き継ぎ、仮面ライダーナイトサバイブに変身する真司。 という衝撃的シーンがら始まる。
「城戸、戦ってくれ……オレの代わりに」との蓮の遺志を継ぐか、モンスターを生み出すコアミラーを砕いてミラーワールドを閉ざしライダーの戦いを全て終わりにするか……
神崎士郎の手から投げられるカードは、左の青が電話番号11「戦いを続ける」……多数のライダーに囲まれた仮面ライダーサバイブの図。 右の赤は電話番号22「戦いを止める」……ガラスの中に仮面ライダーオーディンの姿を見て雑踏の中で頭を抱え苦悩する真司の図。 どちらのラストを選ぶかはあなた方の手にゆだねられている……と言うけど……作為的なような……ヒネクレ者の私は「戦いを止める」を迷わず選択いたしますが。

オープニング時のテロップでは真司と蓮が主役クラスとして同画面に……次にオーディン(小山剛志)、タイガ(?)インベラー(?)が声だけなせいか、 ミスパイダー レスパイダー、ソロスパイダーといったモンスターと一緒くたに(汗)。 シザースの木村剛、ライアの高野八誠、ガイの一條俊、日曜の本伝では死んでた榊原耕一と、映画で既出のファムが、友情出演。 ゾルダと王蛇はメインぽく、高見沢逸郎ことベルデ(黒田アーサー)が別格といった感じ。

さて、夏のOREジャーナルではビン牛乳を飲むシステムオペレーター島田奈々子と、彼女が管理するマックとの一心同体振りが発覚(パソコンを叩けば痛がり、くすぐれば笑い、カバーを外せは脱ぎ始める)これがパソコンへの愛なのか?
じゃなくて、今月に入って7件目の神隠しにいらだつ令子(だから彼氏がいないわけでもない、ハズ)
一方、主人公真司は家賃滞納でアパートを追い出され、行く当てが無く会社の机の下で寝泊りしている。しかし目覚ましを牛丼ネギだくと間違える危機感の無さ。
大久保編集長にどやされた真司は、行方不明事件の現場『横浜国際総合競技場』に行く。

ペットボトルのミネラルウォーターを一口飲んだ真司の首にからむ白い繊維。それは鏡面から伸びており……被害者(?)として生身でミラーワールドへ引き込まれる真司。 そこには蜘蛛(だけど二足歩行)のモンスター・ミスパイダーがいた。
真司とモンスターの間に割って入ったのは赤い仮面ライダー龍騎。
「おまえ、人間かよ? それとも」
真司の問いかけに振り向くも戦いに赴く龍騎。そして真司の目を射る眩しいカガミの反射。その近くの天井から釣られた半透明の布から舞い落ちる一枚の絵が実体化しモンスター・レスパイダーに変わる。

競技場近くをバイクで走っていた蓮と、タンデムしている優衣はカーブミラーの中に、その戦いの様子が映っているのに気づいた。 ミラーワールドではストライクベントを発動する龍騎だが、ミスパイダーは撃破するものの、レスパイダーには逃げられ、力尽き倒れる。 助けおこそうとした真司は自らの体の変調に気づく。
手が分解してゆく?
変身が解けた榊原耕一の口から語られたのは「一度ミラーワールドに引き込まれたら、二度と戻ることはできない。ライダーにならない限り」という恐ろしい真実。 そして榊原は真司にカードデッキを渡し戦い方を教え、ソードベントでへっぴり腰ながらレスパイダーを倒した真司(龍騎)を見届けて粒子に分解し消滅する。 お前はライダーの戦いに巻き込まれるな、とライダーの名簿を渡し、コアミラーの在り処を指し示して。

現実世界に戻り呆然とする真司は、秋山蓮と名乗る男(仮面ライダーナイト)に殴られたくないならカードデッキを渡せと要求される。どうなっているんだと当然の質問をする真司だが、蓮と同行する女性・優衣も知らない方がいいカードデッキを渡して今までどおりの生活に戻ったほうが良いと忠告する。 命の恩人である榊原の死を理由に「そんな訳に行くかよ」と拒否するが、蓮はミラーワールドを閉じようなどと、バカな事を考えるヤツは遅かれ早かれ死ぬ運命だったと突き放す。己の望みを叶える為に最後の一人になるまで戦い続けるのがライダーだと。 人の為に何かするのがいけないことか、オレは榊原って人の為に何かしたいという真司ともみ合ううち、落ちたリストに気づいた蓮は、そのリストに入る(ライダーになる)ならお前もオレの敵って事になると言い捨てて去る。

真司が最初に尋ねたリストの人物は関東拘置所の浅倉威こと仮面ライダー王蛇(あいうえお順?)。拘束服を着せられワイヤーに固定され猿轡までされている浅倉の様子に驚く真司。さらにライダーは全てオレの獲物。いつも腹が減ってる。お前を倒せば少しは満足できると浅倉の言葉はイッってる度UP。 そこへ王蛇のカードデッキを持って現れた弁護士の北岡(仮面ライダーゾルダ)はマトモに話そうとするだけ無駄だと真司に言う。そしてライダーとしても終わっていると嘲笑う北岡たったが、真司が持ち込んだヘルメットの反射面から、王蛇のパートナーモンスター・ベノスネイカーが出現。 拘束服を食い破り、北岡の手からデッキを叩き落すベノスネイカー。デッキを奪い返した浅倉は真司のペットボトルの水を床にこぼして作った鏡面で変身し、まんまと再度の脱獄に成功する。
緊急配備に走り回るパトカーを眺めつつ、ライダーの戦いに勝ち残ればどんな望みも叶うと言う北岡に、自分の為に他人を犠牲にするなんてと正論を述べる真司だが相手にされない。秘書の吾郎が運転する迎えの車に乗り込み去る北岡を見送った真司の前に立っていたのは優衣だった。

榊原のやろうとしていたのは全てを終わらせる事=モンスターを生み出すコアミラーを壊す事だと言う優衣だが、現れた蓮は喋りすぎだとクギを刺し、モンスターに守られているコアミラーは榊原にも壊せなかったから無理だと断言する。 一人では無理でも仲間がいればと真司は反論するが
「お前はライダーたちの背負っているものを知らない」
と蓮はにべも無い。
事実、北岡は車のなかでめまいを起こし、案じる秘書に「大丈夫、まだ時間はある。オレは死なないよ、絶対」と命の期限との引けない戦いである事を、その決意を語っていた。

オーダーメイドのスーツの仮縫いに大勢の使用人広壮な邸宅からリムジンで出勤という高見沢逸郎はスクーターで追って来た真司が手にしているカードデッキに目を止め、ボディーガードに命じて高見沢グループ本部ビルの会議室へと招き入れる。 コアミラー破壊に協力を依頼する真司に対し、「おいコラ餓鬼」とドスの効いた本性を現した高見沢は「生きるって事は他人を蹴落とすことだ。人間はみんなライダーなんだよ」と戦いは終わらないと言い「ゴミが」と吐き捨てる。

蓮は恵里のかつての恋人だった手塚海之(仮面ライダーライア)に連絡を取り、ミラーワールドを消そうと動いている真司に対抗するべく手を組もうと持ちかけていた。二人の目的は意識不明の女性・恵里を救うこと。だが他人を犠牲にする事に疑問を覚え、蓮の依頼を断る海之。それを盗み聞きした真司は蓮を見直す。 ヘルメットを落としてしまい、二人に気づかれる真司だが、その時モンスターの気配が。
走り出す蓮と手塚を追い、ミスパイダーから犬と散歩中の女性を逃がした真司は、変身する二人の見よう見まねで龍騎になりミラーワールドへ飛び込む。 同時にビルの一角で高見沢も変身しミラーワールドへと向かっていた。

ミスパイダーをはじめ二体のモンスターと戦う龍騎、ナイト、ライア。だがベルデはライダーの敵はライダーとライアを少し離れた場所へ引き離し、カメレオンらしく透明化して伸縮自在のヨーヨー状の武器で翻弄し、コピーベントでナイトの姿と武器をコピー。 蓮と勘違いし油断したライアを一突き。ファイナルベント(パートナーモンスターの舌を自らの足にからめ、逆さ釣りブランコで相手を捕らえ空中で回転しての逆さ落とし)でライアを倒す。 龍騎とナイトが駆けつけた時には仮面ライダーベルデは笑いながら去り、ライアは「蓮……」と呟いて倒れた。

現実世界に戻った蓮は「アレがライダーの戦いだ」尻尾巻いて逃げるなら今のうちだと真司にいい、手塚とは友達じゃなかったのかと言う問いには、ライダーになった瞬間から敵同士だ「敵が一人減った、それだけだ」と冷たい。 真司はあらためて戦いを止める決意を固める。
が、次に訪ねたのはゲームセンターで取り巻きに囲まれたゲーマー芝浦淳(仮面ライダーガイ)。年上の真司をガキ扱いし、戦いをゲームと捕らえ、落とした100円玉を言われるままに拾おうとする真司を蹴り「人がいいんだ。あんた向いてないよ、ライダーには」と立ち去る芝浦。 真司はすっかり人間不信に陥る。

勤め先のOREジャーナルでサッカーの真似事をし(ボールは運悪く入ってきた大久保を直撃)、サッカー少年だった頃の純粋な気持ちを取り戻そうとあがく真司。そんな彼の元に警視庁の刑事から電話が入る。 「手遅れだったかぁ」救急車を呼んで入院させようとしていた大久保は涙に暮れるが、呼び出したのは仮面ライダーシザースこと須藤雅史刑事。
ふてくされている真司に、なんと協力を申し出る須藤刑事。

カフェ花鶏ではウェイター秋山蓮を北岡が訪ねていた。(ダージリンセカンドフラシュは味に品があるらしい)
さらに城戸真司対策に高見沢と芝浦も現れるが、蓮は手塚を殺した高見沢に敵意を燃やす。それを矛盾と指摘されケチな城戸真司と同じと言われ、蓮は「オレは……」と口ごもる。手を組むのかどうなのかと迫る北岡。

須藤刑事に大喜びでコアミラー破壊への意気込みを語る真司だが、その時モンスターの気配が。(あわてて、レシートを取りに戻り食い逃げしないあたり腐っても刑事?) ミラーワールドで共に戦う龍騎とシザース。そして龍騎は烈火のカードをベントしサバイブ化してシュートベントでモンスターを撃破する。その威力に感心するシザース。 そこをゾルダの銃撃が襲う。ベルデとガイ、そしてナイトが「邪魔をするな」と龍騎の前に立ちはだかる。さらにはシザースまでもが最初から仲間になる気は無かった「ライダーの戦いはクセになるんですよ」と龍騎を羽交い絞めにする。 ガイがトドメを刺そうとした時「俺も仲間に入れろ」と王蛇が乱入。「ミラーワールドに刑事は要らない」とファイナルベントでシザースを倒してしまう。
その王蛇を撃つゾルダ。お前の相応しい場所へ送ってやる「監獄でダメなら地獄へな」
一方、龍騎はベルデとガイにいたぶられ、トドメをさされかけていた。だがガイを止めベルデはナイトに龍騎のトドメを刺せと促す。
ウィングランサーを龍騎に突きつけるナイト。
だが、トドメを刺せない。
やはりと笑い、弱点を見せたライダーは他のライダーの美味しい獲物と、今度は手を組んだ筈のナイトを攻撃するベルデとガイ。 だがミラーワールド滞在時間の限界が訪れ、時間切れで戦いはお開きとなる。

夜の街をバイクで疾走する蓮の苦悩は深い。スクーターで追う真司の目の前でバランスを崩し事故る蓮。 ライダーとして戦えないならオレに生きている意味は無い、自己嫌悪に陥る蓮を「弱いやつから食われる」と笑って見下ろす浅倉。 蓮を連れての真司の逃避行が始まる。

ここで投票のタイムアップ

他のライダーの影におびえ逃げ続ける二人。自暴自棄になりがちの蓮に「仲間だろう俺たち」と真司は言い切る。戦いを終わりにしようと言う真司。しかしオレにはどうしても助けなければならない人がいると蓮は頑ななまま。 芝浦、そして北岡に見つかり、さらに宿命から逃げられないと高見沢も加わり、変身したら思う壺だという真司の言葉もむなしく、 「オレは戦う。自分の弱さにも勝ってみせる」ついに蓮は仮面ライダーナイトとしてミラーワールドへ。 次々と変身するライダーたち。真司も龍騎としてミラーワールドへ向かう。

2対3で攻撃を受ける龍騎とナイト。さらに三人のライダー、タイガとインベラーと「あなたたち、それでもライダーなの?」と、ファムも加わる。 笑いながら、黒い龍騎とオーディンも現れ王蛇も加わる。絶体絶命の中、龍騎は彼方にコアミラーを見つけた。
壊しに向かおうとする龍騎。妨害の為攻撃を加えるライダーたち。ついにベルデのファナルベントが発動。だが寸前でナイトが龍騎をかばう。 床に叩きつけられ倒れるナイト。しかし最後の力をふりしぼり、ファイナルベントでベルデを撃破する。同時に変身が解け、倒れる蓮。
ライダーたちに殴られ蹴られる龍騎。最後にはオーディンがカードデッキを抜き取り握りつぶしてしまう。龍騎は消滅し真司に戻る。
モンスターが現れ、ライダーたちに襲い掛かる中、蓮のそばへと向かう真司。
「お前バカだよ、オレなんかの為に……」
「仲間……なんじゃ……ないのか?」
そして蓮はカードデッキを真司に託す
「戦ってくれ……俺の、代わりに、恵里を、頼む」

その愁嘆場に「うざいな、もういいよ」とトドメに向かったガイの足が止まる。巨大な蜘蛛のモンスターにからめ取られ、食われるガイ。 さらに巨大蜘蛛はファムと黒い龍騎にも襲い掛かる。
だが他のライダーたちは真司を襲う。
そしてついに真司は蓮のカードデッキを使い仮面ライダーナイトに変身。サバイブ化しファイナルベントを発動、ライダーたちをけちらし、コアミラーに突き進む。
「あのミラーを壊せば全ては終わる。でもいいのか? 本当にそれで? どうすればいいんだオレは」
立ちふさがる巨大蜘蛛のモンスターを撃破しコアミラーは直前。

止まる仮面ライダーナイトサバイブ
「おれは戦う。蓮の為に」
蓮、お前にも答えは判らなかったんだろ……
7人のライダーに囲まれ、ファイナルベントのコールに囲まれる中、
「オレも戦う、おまえが探していた答えを見つける為に」
雄たけびを上げ、剣を手に突っ走る真司でブラックアウト。

「だが、本当にコレでよかったのか。答えはもうひつとの龍騎の物語が教えてくれるだろう」by神崎士郎
……この士郎のシーンはどっちでも使えるように取ってあったようです。
ちなみに、公式ホームページによると『戦いを続ける319583票』『戦いをとめる229564票』
約 2:3。そりゃあ……ねえ? 
(でも私はオーディンの言葉に苦悩する真司が見たかったなぁ)


9月19日
ブルーウェーブの本拠地神戸グリーンスタジアムの命名権が販売されるらしいです。
アメリカではよくある事だそうですが、大胆ですね。

「神戸グリーンスタジアムでの試合結果は4対5でブルーウェーブの逆転勝利、ホームランは……」なんてニュース番組のアナウンサーの原稿が、 最低落札価格(?)一億円で、「神戸ヤフースタジアムでの試合。途中結果は……」とか「本日の神戸吉牛けんちん汁スタジアムで行われる予定の試合は雨で……」なんてモノに変わっちゃう……かもしれません。

野球中継なんか見てますと、球場内のあちこちにスポンサーの看板がバンバン貼ってありますが、 そんなものは、サイトの広告同様、視聴者は慣れてしまっていつしか気にも止まらなくなります。 それでも無意識に脳に刷り込まれ多少の宣伝にはなりますが、印象はやはり薄いもの。
しかし、スタジアム名にスポンサー名や商品名が入れば、ポップアップ広告以上の素晴らしい効果に……なるんでしょうねぇ。 タブブラウザなら見もせず消される嫌われ者のポップアップ広告よりは、ね。 (絶対逆効果だと思うんだけどなぁ。好き嫌いを判断する扁桃体はポップアップが嫌い。よってクリック先の社名や商品名を脳内の『嫌い』のカテゴリーにドンドン登録して行ってる気が……)

「この男は1億円持っている」じゃないけれど、宝くじでも当たったら「神戸一言半日記スタジアム」なんてのもアリかも知れません。 でも一番知りたいのは、逆にこのウェブ日記の命名権をヤフーオークションに出したらいくら位の値がつくのか?
バナーでもリンクでもないからガイドラインにはギリギリ抵触……しないハズ。
もっとも、私だったら……他サイトのコンテンツ命名権に対して1000円以上出せません。


9月18日
昨日のテレビは日朝会談と、拉致問題一色でした。
まだ、リストが発表されただけで、詳細は分かりませんしどうせ外務省に向かってため息という結論になるので(をぃをぃ) 今回は、人探しや真実探しにも多少役に立つ、『検索』についてね。

日本で一番検索される言葉は『ヤフー』らしいですね。 なんと皆様、ホームページ(本来の意味の方……多分プロバイダーのトップページを設定されていると思われる)の検索機能を『お気に入り(ブックマーク)』代わりにしていらっしゃるとは。 もしかして、ここへきていらっしゃるお客様の中にもそんな人が?
私なんか、お気に入りが増えすぎて、分類した筈のフォルダのそのまた分類をする事態に陥っているというのに、 そんな苦労を知らぬままネットの海に泳いでいる人がいるんですねぇ。

そうなんだぁ。
それじゃ、『このサイトを気に入ったらコチラをクリック』みたいな『お気に入り登録ボタン』って実は役にたってないのかも…… ガーン。

ま、幣サイトはやってませんがね。


9月17日
だんだん秋が深まってきました。
月末には自動販売機の『つめたーい』青一色の帯の一部が『あったかーい』に変わり始めます。 冬の寒い時期をしのぐには、ホットな飲み物をアンカ代わりにポケットに入れるのが定番ですねぇ。

今日あたりから、缶コーヒー発売30周年を記念して、有名人の似顔絵のポッカ缶コーヒーが発売されるそうです。
商品の補充の際に徐々に入れ替えていくらしいので、『あったかーい』開始とちょうど同時期。あちあちの猪木やたけしやGacktが、ガラガラゴロン(佐為風表現)とお手元に届くかもしれません。

そんな冬の風物詩(?)ホット缶コーヒーに対抗するべく、今年の冬はお茶の伊藤園が、ペットボトル用加温機の貸し出し数六割り増しだそうです。
よくコンビニなんかで見かける、オレンジ色キャップのペットボトルが並んでいるケースですね。

ペットボトルの利点はキャップの存在。
途中まで飲んで、残りは後で……というマネが出来る事です。缶では一度開けたらポケットには二度と入れられず、開封後も暖を取りたい時は、こぼさないよう手で持っているしかありませんでしたが、ペットボトルは違います。
この度のホットウォーマー大量無料貸し出し作戦、消費者としては嬉しい限り、ぜひ頑張っていただきたいのですが……

エルニーニョ現象が続いていることから、今年は暖冬とも予想されてたりして、ね……


9月16日
三連休の最終日……なんですけどねぇ。
世間の話題……暗いですなぁ。
タマちゃんくらいしか心の和む話題が無いってのはどうしましょ?

で、意味も無くゲームの話ね。しかも私が怖くて買えないゲーム。
と言ってもホラーではございません。
その名は『黄昏のオード』1996年12月27日に発売されたプレイステーションのゲーム。 7文字からなるオリジナルの“歌詞”をプレイヤーが入力し、吟遊詩人の主人公が歌って敵を倒すと言う、実に画期的なシステムを持つRPGです。 その声は……ダミ声らしく、しかも自動作曲システムが物凄く単純で“オンチ”らしい。
幾度か見かけたんですがねぇ。手に取る勇気がありません。だって褒めてる記事もウェブページもないんだもん。 東京魔人学園にも歌魔法のキャラクターはいますが、全員女性。決められるのは音程……きっと、『黄昏のオード』を他山の石とした結果でしょう。

同じ1996年の春にはSFCで『ルドラの秘法』という、やはりオリジナル呪文を6文字入力できるRPGが発売されました。 こちらは持ってました……が行方不明。だいたいの場所は分かってますが、そろそろバックアップ電池が切れているかな。

でも、プレーヤーが呪文を作れるアイデアはいいと思うんですよね。
今年『ラクガキ王国』がPS2で発売されました。自分で描いた絵をバトルさせるまでにゲームは進化したんですねぇ。 それなら、ピクトマンサー主人公のゲームも出来そうです。
そう、紙に描いた絵を現実化させる魔法使いを主人公にしたゲーム。
東洋風なアイデアですので、仙人見習いあたりを主人公にすえ、100×100ピクセルくらいオリジナル画像をプレイヤーが描き、戦闘中にその絵をつかった視覚効果の魔法を使える戦闘システム。 その色で効果を決め、混ぜれば混ぜるほど白くなる光の三原色と、色を足すほどに黒くなる色の三原色でそれぞれ色使いの工夫が必要なんて、白魔法黒魔法みたいで面白いじゃないですか。 遊んでいるうちに色の原理も学習できて一石二鳥。

あ、私みたいに絵の下手な人の為に、魔法効果のある模様のハンコ(スタンプ)を購入可能、なんてお助けシステムがあれば、さらにいい感じです。 どこかで出してくれませんかねぇ。


9月15日
三連休の中日だと言うのに、空はどんより日曜日。
こんな日はそうです、特撮鑑賞にレッツゴー!!

まずは
忍風戦隊ハリケンジャー 巻之三十『アイドルと友情』
ジャカンジャ本部センティピードで、暗黒七本槍の一の槍フラビージョさんの上忍(幹部)評価が行われています。 最強のクグツとがんばったメカタガメ・マークIIを撃破されたサーガインはついに零点(減点評価とはキツイねぇ)。 いやいや、作戦失敗しまくりの上忍全員が0点評価。
と、言うわけで真打登場。フラビージョちゃん初の作戦実行です

ビビっと電撃ビビッと参上、ブリブリきゃわいいクグツ美少女忍者フラビジェンヌ(声 篠原恵美=セーラージュピター)は、 フラビージョの遺伝子を元にサーガインが作った超強力なクグツ。 そのローズレッドの体に秘められているのはフラビージョの強さ度胸愛嬌の何もかも300%増しの(三倍増し、と書くと大した事もない)能力!?
「じゃ、すっごいバカ、立派なバカ?」とサタラクラの危惧(やはりフラビージョは“天然担当”だもんなぁ)をよそに、出撃です。

しかし、究極にして宇宙最大最高の決定的作戦実行前に虫兄弟(ゴーライジャー)に見つかっちゃうフラビジェンヌ。ダメじゃん……とか思ったら強いの何の。
攻撃されてもこそばゆいと超余裕の防御力。スタッグブレイカーを素手で引き剥がすパワーはもちろん、電撃もグレードアップ。 ボコボコにされた虫兄弟を助けるべくやってきた、宇宙一のハピネスマン、シュリケンジャーもハイパーどっかんで一発撃破。 けれど、信号トリオ(ハリケンジャー)が駆けつけたとき、なぜか退却を命じるフラビージョです。

フラビジェンヌのすごい戦いぶりにセンティピードでのフラビージョの態度も超デカ。 籐のイスに女王様のごとく座り、サタラクラに足をもませサーガインに巨大ウチワであおがせ、ウェンディーヌが入れたお茶の砂糖が多いとカップをポイッ。 マンマルバは「くだらん」と次の満月に向かって準備中……
さて、フラビジェンヌ退却の理由は強力電撃使い過ぎのバッテリー切れ。充電に二週間もかかると文句タラタラフラビージョに、頼まれて作ってやったのにとサーガインがプッツン。
「ああーん、アタシがいたらないばっかりに。せめてのお詫びに私がご奉仕しますの」
と、謝ったのはフラビジェンヌ。 いい子じゃないかとフラビジェンヌの評価上がりまくり。ついには、フラビジェンヌがいればフラビージョはいらないと思う人は手を上げて「はーい」「決まりねぇ〜」「バイバーイ」なんて事態に。 フラビージョは泣きながらセンティピートから出て行きました。

ハリケンジャーの基地ではフラビジェンヌの襲撃が一週間たってもないのをいぶかしみつつ、警戒態勢を少し解除。 ハリケンブルーこと七海は演歌アイドル(仮の姿)としてのキャンペーンに出発します。

フラビジェンヌはかいがいしく幹部達にご奉仕中。と、いっても、サーガインのおわん風呂の世話したり、ウェンディーヌをマッサージしたり、サタラクラの駄洒落を褒めちぎったりと、お子様にも分かり易いご奉仕ね。 ヨコシマな視点としては、マッサージ用の台にうつ伏せウェンディーヌの“ムニュッ”の方に注目の事。
話し戻してフラビジェンヌの真意は……こいつら全員倒してジャカンジャの首領になってやる(なんと野望はフラビージョの300倍)

七海は時代村らしき場所で演ドル野乃ナナとして振袖姿で握手会をやってます。そこへ突然ピンクの光が降りてきます。お客さんたちが逃げ散る中、現れたのはフラビージョ。 七海は身構えますが「違うの、わたし、もうジャカンジャやめたの」という発言にビックリ。 しかし、あのゴテゴテ頭を取って普通の女の子姿だと可愛いじゃん。(セリフ回しは白くて太い冬野菜だけど) 女同士、お寺で事情を聞いてみれば、自分の分身に取って代わられちゃうなんてバカみたいでしょ? と超落ち込みムード。 さらに今まで悪い事してきたと、しおらしい態度。
そこへ七海のマネージャー馳夫がやってきてフラビージョを見るなり「ナナちゃんと一緒にアイドルやってみない?」 行き詰まっていた七海ちゃんのプロモーションの新たな展開としてユニット『BIJYOCCO(ハート)7』(びじょっこせぶん)の誕生です。
レッドとイエローは「マジかよ」と反対ですが、ハムスター館長は様子を観察する為にユニットを組むよう指示。

『BIJYOCCOv7』の日課は歌と踊りのレッスンに草原でのランニングとくノ一の二人にとっても超ハード?  しかし二人は助け合いながら課題をこなしてゆきます。そのマジメぶりに「何か信じていいかも」と言いだすブルー。
ある日バスで移動中、「聞いてもいい?」なぜジャカンジャに入ったのか七海は尋ねます。

宇宙忍者学校(セーラー服!?)でオチこぼれ、0点ばかりもらっていたフラビージョは、 グレて宇宙コギャルになりました。そんな時、首領タウザントに「いい目をしている。暗黒の槍になれる目だ」とさそわれ、 「何でも良かったの、生きている意味が見つかれば」と成り行きらしいです。 「でもジャカンジャでもまた落ちこぼれ……」としょげるフラビージョの肩をがっしり掴む元オチこぼれの七海。 「わたし達には歌があるじゃない」歌を聴いた人をハッピーにしてジャカンジャを見返してやるのよ。と励まします。 手を握り合い意気投合したところで「七海、お願いがあるの……」とフラビージョはハリケンジャーの基地へ案内してくれと頼みます。

フラビジェンヌがあと2日で充電完了する事を教えたフラビージョは、ちょっとやそっとでは倒せないからコントロールする機械を作って欲しいとおぼろさんにお願いします。

歌と踊りの練習を重ね明日は『BIJYOCCOv7』発表日。同時にリモコンが完成し、フラビジェンヌ充電完了予定の夜。女同士一つのベッドで休む二人ですが、 「私一人でいいよ皆を巻き込みたくない」と言い出すフラビージョ。一人より二人、二人より四人で戦った方がいいと説得し眠りにつく七海ですが、目を覚ませば横に寝ていたはずのフラビージョがいません。

リモコンを持ち出したフラビージョは夜の時代村(?)でフラビジェンヌと対決していました。 そっとあとをつけたレッドとイエローが見守る中、「待ちなさい、地球を腐らせようなんて許せない」「何よ、いい子になっちゃって」とコギャル同志の大激突。 結果は口から吐いた電撃でフラビジェンヌを金縛りにした、33%の強さのフラビージョの勝利。フラビジェンヌの額に見事リモコンをセットしました。パチパチ

しかし、フラビージョの最初の指令は「あの二人をやっちゃいな」
「はい、一の槍様」とレッドとイエローを攻撃するフラビジェンヌ
バカなハリケンブルーをだましてリモコンを作らせる為の「全部お芝居だもん」とフラビージョ大得意。
「あたしは皆が苦しむのが一番楽しいんだもん」と笑いながら『BIJYOCCOv7』のチラシをびりっと破り踏みにじります。 それを基地のモニターで見ていた七海の目に怒りが……「ゆるせない」

フラビジェンヌがレッドとイエローにトドメを刺そうとしたその時、天から舞い落ちる薄紅の花びら。 作り物の日本橋の向こうから振袖と唐傘でキメた七海の登場です。
「来たわね、おばかさん」と下忍マゲラッパ(戦闘員)をけしかけるフラビージョですが、眼前で信じられない光景が展開します。 『忍び恋』が流れる中、匕首(あいくち)一本で任侠映画の姐さんのごとく、生身でマゲラッパを倒す七海の艶姿!?
「信じた人に裏切られ、それでも信じる人の道、涙は人に見せるまい、怒りの力にすればいい、笑顔溢れる明日の日を、一人願い、変わります。成敗っ」花びらをまといすっとシノビチェンジして、なんとハヤテ丸三連撃でフラビジェンヌまで倒してしまいました。 「七海の怒りは500%だったんだ」解説byレッド

ウェンディーヌにフラビジェンヌの巨大化を頼むフラビージョ。
「あーん、なぁにぃ、呼び捨てぇ?」と言われて「お願いします、ウェンディーヌ様ぁ〜」ともう半泣き。
久しぶりの谷間強調カットなウェンディーヌ嬢の「コピージャイアント発進」シーンです。 直後に、おぼろさん(起き抜けの設定とはいえ、ピエロもようのTシャツタイプネグリジェ……とことん色気なし)のシノビマシン発進シーンが続きますが、次のカットでは旋風神に合体済み(早っ)

巨大ロボット戦闘はフラビジェンヌの電撃に苦しみつつも、新カラクリボール14号(☆型ひざあて トゲ付)による、 究極奥義スターライトニードロップで見事フラビジェンヌ撃破。
ですが、一番注目すべきなのは、BGM。
エレキギターが唸る『忍び恋』のビートの利いたアレンジバージョン!! かっこいー。

作戦失敗でセンティピードに戻ったフラビージョはタウザントに−300点の評価をもらってしまいます。 挽回しようとハリケンジャーの基地の場所をバッチリ覚えてきたとミサイルの座標を設定するフラビージョでしたが…… 見事センティピードに命中。「全然ちがうだろうが〜」「ごめんなさ〜い」(だけど、地図で山中を指定して海上のセンティピードに落ちたなら誘導システムの不具合では?)

二人して汗を流した緑の丘に佇む七海の手から飛ばされる、二つに裂かれたビジョッコ7のちらし……秋の空を見つめるブルーで引きでした。

次週は『流星と三匹の狼』ゴーライジャー兄、カブトライジャーこと一甲死す?! 
次の満月は来週土曜日(9/21)。ハリケンジャー放映の前日のだから、一甲のお通夜で皆が思い出を語り合うお話……な、訳ないか。

では番組前宣伝で蓮がサバイブ化する仮面ライダー龍騎ね。ハリケンジャーはブルーが愛想振りまいててなんだか青繋がり?

仮面ライダー龍騎 第33話『鏡のマジック』
先週の仮面ライダー王蛇(浅倉威)と仮面ライダーナイト(秋山蓮)がバズスティンガー×3を倒すファイナルベントシーン。そして、 めぐみの「見たの、あなたがガラスから出て来るの」発言にビビる真司(仮面ライダー龍騎)から始まる。

雨の中、白いビニール傘差してジグザグに歩く真司。付きまとうめぐみ(同僚の新聞記者 凄まじい早とちり女)。
「どうやってガラスの中から出てきたの」と聞かれて誤魔化しきれず、辛うじて 「この事は誰にも話さないでもらえます?」ちゃんと考えてから話しますからと、口止めだけは成功(?)した真司だが、 「そう簡単にネタばらしはしないって事ね」それ系の解明は得意なの、とめぐみは独自調査をやる気満々。

「お見合い合戦」冒頭でクーラーを失ったOREジャーナルは、頼りの扇風機も全滅(なぜ?)。 具のない冷やし中華のぬるさに顔をしかめ、暑さにまいっている大久保編集長の最後の砦はウチワ。
そこへ無言帰社の令子の様子に
「勝手にヘコんでないで話せよ」と問いかけたとたん、すごい形相で壁に追い詰められ 「あたしの話、信じてもらえます?」
その剣幕に一時暑さを忘れられて良かったねぇ。

真司と蓮の下宿先(兼勤め先)カフェ花鶏のオーナー沙奈子は店の売り上げ計算中。アマゾン旅行のための貯蓄を増やすべく、 帰ってきたお風呂当番の真司に、お湯は浅〜く、温度も低〜くと光熱費から節約する所存。 しかし真司はめぐみ対策を蓮に相談する事で頭がいっぱい。
「不味い事になってんだよ」「そうか」「終わらすなよ」
「オレを巻き込むな」と無関心な蓮の興味を引くべく、 前に蓮が見られた時に協力した恩を持ち出すが、借金を500円も負けてやったが、負けすぎたと言う蓮の態度に、あきらめる。 (真司、いつの間にかあの無茶な借金を納得しているような?)

さて、令子が大久保相手に話し始めたのは、最近頻発する不可思議な行方不明事件の共通性。 鍵は令子も深く関わった浅倉威とポトラッツ教授の両者に絡む神崎士郎。
去年の4月アメリカで事故死したと見られていた高見士郎は直後に日本の清明院大学へ神崎士郎として編入。その四ヵ月後、またも実験事故で行方不明になった数名の一人として名前が上がっている。 その後、関東拘置所のビデオカメラに鏡像としてだけ撮影され直後に浅倉威が謎の脱獄。 人を消滅させる人為的な何かがあるのでは、と令子は考え始めていた。「でかいネタに化けるかも」と編集長もノリ気。

その同じ夜、金庫破りをしていた男が時節柄かクラゲっぽいモンスター・プロバジェルの電撃を受け、鏡の中へ連れ去られる。 盗もうとしていた札束どころか、自分の荷物まで放り出して逃走した謎の犯人に翌朝は大騒ぎ。事件のあったビルの前に取材に訪れた真司はめぐみも来ていてびっくりする。 しかも、モンスターの気配が。

真司は犯人消失がモンスターの仕業だと察知するものの、めぐみが追っかけてくるため変身できない。 鏡で髪型を直していたふりを装いつつ、「あー、めぐみさん。あーこっちこっち」などと苦し紛れに視線をそらし、距離をかせいで磨かれた駐車車両からミラーワールドに飛び込むものの、出遅れたせいでモンスターに逃げられ、 袋小路で消えた事でめぐみの疑惑はさらに深まる。
消えた場面の証拠写真を撮りまくるめぐみ。
彼女が立ち去った直後に現実世界へ戻り公衆トイレに入る真司。めぐみも同じトイレの女子側に入っていた。
手を洗っていためぐみはハッと鏡を見つめる。真司の消失出現現場の共通項に気づいたのだ。 トイレから出て、真司に出くわしためぐみは 「分かったわ、城戸君の秘密のネタ。全部ばらして見せるから事務所戻って待ってて」 なぁぎさぁのぉバルゥコニィでーまってて♪ヒューヒューなどと歌いながらスキップで去るのだった。

だが、本当の危機の始まりは花鶏で起きていた。
ティーカップを運んでいた優衣がめまいを起こす。その体の異常は仮面ライダーたちが限界近くまでミラーワールドにいた時に起きるもの……あるいは現実世界に長くいすぎたモンスターの?
叔母の沙奈子は倒れた理由を貧血と断じて「肉にしようか今日は。ちょっと辛いけど」
だが、もう一人の肉親。兄の神崎士郎は洋館のひび割れた鏡を見つめながら妹優衣の身に起きている事態を正確に察知していた。

うちわを頼りに報道活動にいそしむOREジャーナルでは、 「人間を消す」「高見士郎」「清明院大学」などと編集長と令子の間で興味深い単語が交わされているものの、 一番反応すべき真司は、めぐみにどう説明するか考え中で聞いちゃいない。 「おれ、仮面ライダーと申します。じゃ意味判んねーしな……おれ、変身するんすよ」といった予行練習の独り言をシスオペの島田奈々子に聞きつけられ首を傾げられてたりして。
そこへ、ラメとスパンコールにきらめく赤いドレスに身を包み、羽毛のマフラーにティアラにロッド(!?)という、SFC時代のFFの最終装備ってこんな感じぃ〜みたいな〜、出で立ちでめぐみが入ってくる。
「プリンセス・めぐみでーす」
真司に『オリーブの首飾り』のCDをセットさせ、人が入れる銀のデカい仕掛けを運び込むと、島田を呼んで鏡を使った消失マジックを演じてみせる。 (編集長と真司、ノリ良すぎ……)
「どう城戸君。これの応用でしょ?」と言われ、安堵のあまり真司脱力。
だが、令子は仕掛の内部に貼られた鏡を見て、「あり得ないけど、でも、もしかして」ついに消失事件の共通項に気づくのだった。

不治の病持ちで永遠の命の為に戦う仮面ライダーゾルダこと、北岡秀一弁護士の元へ神崎士郎が訪れる。 最後に生き残ったライダーに与えられる奇跡の力を得る手段として、他のライダーが潰しあうのを待つと言う北岡に対し、士郎は医者に言われた期限は半年後か? 三ヶ月後か? それとも……と不安をあおる。
「戦わなければライダーである意味がない。戦いをやめたライダーは死ぬだけだ」と戦いを促し、鏡の中へ去る士郎。 北岡の助手の吾郎ちゃんは浅倉の姿を見かけるが逃げられる。

さらに士郎は蓮の恋人、恵里の病室を訪れる。蓮が奇跡の力を求めるのは意識不明のまま回復のめどが立たない彼女を救う為。 蓮が戦う理由である恵里に何をしたのかは不明だが、心拍数が上がり苦しげにもがく恵里。 危急を聞いて病院に向かう蓮が見上げた先には信号の赤が……

現在のところ戦う理由が人助けという、切羽詰っていない真司が見上げるのは青信号。 めぐみの件も解決し、モンスターに狙われているOLを救うべく変身してミラーワールドへ。 プロバジェルの電撃攻撃を二回も食らって苦しむもののパートナーモンスター・ドラグレッダーを召還し見事撃破した龍騎に憂いはない。

「ざんねんですが体力の低下もあって、もってあと数日かと」
医師に恵里の命の期限を聞かされる蓮。
花鶏では洗濯物畳む優衣が再びめまいを起こし、体の粒子分解めいた症状も進んでいた。
洋館では優衣が子供の頃に描いた兄妹が仲良く手を繋いでいる絵 (一度破損したものの「タイムベント」で強引に再生させた)を手に、神崎士郎が妹の身を案じ、 やはり、病状が進みチェス盤に手をつきよろめく北岡が、尋ねてきた浅倉とデッキを見せ合いミラーワールドでの決闘に赴こうとしていた。
優衣の不調で加速されるライダーの戦い。
そして、ライダーのカードデッキ誕生の場、清明院大学の閉鎖された実験室では、青い虎のエンブレムを持つ、新たなライダーが誕生していた……

そんな緊迫した中、真司直伝のギョウザ作りに勤しむ吾郎ちゃんがナイス。

次回は9/19の夜7時。マルチエンディング特撮スペシャルですが、時間的に当日upは無理そうですねぇ。
次の日曜日は龍騎とナイトの対決。
恵里の為に負けられない蓮と、蓮に人殺しをさせない為にも負けられない真司の戦い。
決着より、スペシャルとの整合性が心配です。


9月14日
ここ最近の関心事と言えばGoogle(グーグル)ですね。
中国政府のグーグルアクセス規制解除のニュースが昨日ありました。

外国のニュースサイトなどにアクセス出来ないようにしていた中国ですが、グーグルのキャッシュ機能はそれを容易にくぐりぬけちゃうんですね。 そこで今月、中国でグーグルにアクセスしようとした場合、最初はページが表示できません。その次は、全然違う検索サイトに転送するという荒業に出てました。
党大会と言う一大イベントがある11月まで続くとZDNニュースあたりに書かれてましたが……情報社会に築こうとした万里の長城の強化計画は半月たらずで終わりました。

中国政府だけではなく、日本の当局も、一部のサイトの管理者も、グーグルをいまいましく思っているかもしれません。 違法プログラム等でファイル削除となったサイトもキャッシュは拾ってくるし、 「トップ以外へのリンクはだめェ〜」とばかりに、フォルダの名称変更をやたらと実行するサイトのコンテンツも元のまんま、見ることが出来ます。
『管理主義』とは相容れない検索サービス。
私は大好きです

グーグルを介したデルタアタックリンク貼り……使えるんですよねぇ。うっふっふっ。 リンク不自由先でもこれなら楽に参照先として紹介できます。
ちなみに当サイトは基本的にアドレス絶対変えません。
変えたらリンクフリーを掲げる意味がないし。万が一の時は徹夜でスクリプト勉強して転居先に飛ばす方法をとりますので、今後もよろしゅうに……

と、申しますか、グーグルがなければインターネットの有用性は半減。私が新しいサイトを見つける主な手段の90%以上はgooleです。あとはウェブマスターの目が行き届いた厳選リンク集ですが、その数は少ないです。

あと、自分のハンドルネームやサイト名、コンテンツ名を検索窓に入れて、ひと時ナルシズムを満たすのにもグーグルは最適です。 一言“半”日記は現在うちだけ。ふっふっふっ
一言日記は異常なほど他サイトにあるんですけどね。


9月13日
眠り草って本当にあったんだ。
睡眠不足によるお肌の荒れは気になるけれど、妊婦にはヤバいかも……の、ラベンダーや、髪に匂いが染み付くタマネギの香りによる安眠に躊躇する奥様方、朗報です。

沖縄で昔からよく眠れる薬草として知られるクヮンソウ(アキノワスレナグサ)の効果がマウスによる実験で確かめられたそうです。 琉大教授の上江洲栄子って先生が確かめたそうですが、熟睡時間(レム睡眠)の割合がなんと1.5倍。 しかも現在副作用は見つかってません。むしろ肝臓が良くなる?

沖縄からはニガウリやらオクラやら体にいい特産物がいっぱいやってきますが、商品名「シャドレイラ」ことクヮンソウもそれに加わるかも知れません。 やはり、目覚めた後は作業効率2倍アップ。勉強も仕事も1ターンに二回行動……だといいなぁ。
個人的には夢を見る時間が二倍=ストレス解消効果二倍に期待がいっぱいです。夜更かししてゲームをしてもぐっすり眠れば明日に響かず、夢の中でも続きが出来そうでいい感じ。 た、ためしてみたい。

さて、眠り草といえばFF2なんですが、プレイしてなくて語れません。(こらこら)
ラリホー草ならトルネコで使った事があるんですけどね。
そういえば次回のトルネコは途中で倒されてもレベルが継承されるらしいですね。
ああ、またぞろスリルと厳しさを求めるシレンの『の』派とチョコボな温さを求める『な』派のバトルが始まりそうな予感です。
ヒゲおやじは両者の架け橋となり得るのか?
対岸の火事としてちょっと楽しそう。


9月12日
世界中でレクイエムが演奏された昨日。
私はドラマ『マイリトルシェフ』最終回を無事に見ることが出来て、感激のあまり泣いておりました。 去年はテロ報道に右往左往しているうちに、『ビューティー7』最終話、見逃しちゃったもんなぁ。(超不謹慎……)

でも本日のお題は『ショムニ ファイナル』から……
昔、ゲーム事業で大失敗した満帆商事は10年ぶりに、『ドラゴンファイナル』(DQとFFか?)という超売れ線ソフトを10万本仕入れた。
……つもりが、だまされて『ダックマン』(パックマン?)なる10年前のソフトを仕入れちゃいました。
『ダックマン』は売れずタダで配る事に……五億の大損ですがそこはドラマ。
10年前のゲーム事業失敗時に大量に抱えたゲーム機本体『プレイボックス』(PSとXboxぽいが実は……)の在庫を1万円で売り出し、それに無料で『ダックマン』をつけたら、 懐ゲーとして全て売れましたとさ。
めでたしめでたし。

で、1万円で売れた架空の本体『プレイボックス』
そんな失敗した本体が今頃1万円で売れるものだろうか?
と、ヤフーオークションでそれっぽい本体をチェックしたら……
数が出たセガサターンは1000〜3000円が相場でしたが、『3DO REAL』『PCエンジン』『PC−FX』といったあたりは、ソフトとセットで1万円以上で競ってました。
……捨てたもんじゃありませんね。言葉通りの意味で。

あ、今日の日記にはニュースへのリンクがありませんね……
それじゃ一応。
9/20の東京ゲームショウに集うコスプレーヤーの皆様の為に、上に寝そべることも出来るスキャナー装備の コピー機「アゼロ・オリジネーター」(マイポスター製造機?)が1回2000円で……とか、 あのガンパレードマーチがアニメ化の予感てなあたりが、ゲーム関係で気になったニュースですかねぇ。 実際どうなのかサッパリ分かりませんのでネタに出来ませんが。


9月11日
ゲーム世界を360°見渡せるディスプレーがソニーから売り出されるそうですよ。
ただし、プレイステーション2の対応ゲームに接続した場合だけですが。

ヘッドホンタイプのディスプレイで26日に売りだされる「PUD-J5A」ってやつなんですけどね、約2mの距離に42型テレビがある感じに見えるそうです。
普通のDVDとかを見るのにも使えますが、ウリはなんと言ってもヘッドアトラクショントラッカーたらいう、頭の動きを感知して映像を変化させる仕掛け。
上を見れば空が見え、下を見れば地面が見え、横には森とちらつく木漏れ日、斜め下には切り立ったガケ。振り返ればそこにモンスター? ウギャ〜!!!
てな体験が出来てしまうかも知れない。

幻想的な世界を現実のように体験したい。
というのは人間の夢ですからねぇ。
いや、自分が見た夢を人に伝えたいという欲求でしょうか?
囲炉裏での口述による物語から始まり、本も、舞台芸術も、映画も、テレビも、ゲームも……もしかしたらその為に開発されてきたのかもしれません。 その延長線上の360度見渡せるディスプレイ。
お値段なんと59,800円。
42型テレビよりは安いです……一人しか見れませんが。

しかし、ここまで来たら右目と左目の二つの位置の違いを計算して立体映像にするまであと一歩。 三洋電機の眼鏡なし50インチ立体視ディスプレー (推定160万円くらい?) よりは大掛かりなシステムにはならないはず。 360度立体世界でのゲーム……やっぱりジャンルはシューテイング? 

パンツァードラグーンオルタの“次回作”あたりで実現しませんかねぇ。
立体ディスプレー(ヘッドホンタイプ)付きXboxセットと同時期に売り出されたら、まとめて買っちゃうかもよ。


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