DQVI 幻の大地 その19


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ロンガデセオ サリイの家 カジノ  隠れ酒場 パフパフ 情報屋ホック 北のほこら(墓場)  ロンガデセオのサリイ 打ち直し中のロンガデセオ 伝説の剣  グレイス城跡(伝説の鎧)  上のグレイス城 儀式イベント グレイス城跡(鎧入手後)
ロンガデセオ 近辺モンスター
バルンバ(てつのむねあて) ぶちスライムべス(アモールの水) キングスライム(くじけぬこころ) ブラッディハンド(うつくしそう) アックスドラゴン(バトルアックス)
ロンガデセオ
“ ! ”
兵士
*「おい あんた。
  だれに聞いて この町に来たんだ?
*「ここは ならず者の町
  ロンガデセオ。
*「悪いが あんたらみたいな人は
  この町に ふさわしくないぜ。
  でてってくんな。

せんとうは ザム神官から もらった
デセオのパスを 見せた。
兵士
*「ん? こ これは……!
  あんたらが あの方の知り合いとは。
  さあ どうぞ どうぞ。

兵士
*「こんな町ですが
  ころしだけは かんべんですぜ。

*「あーら いらっしゃい。
  ここは 自由の町 ロンガデセオよ。

*「あんたら 見ない顔だな。
*「ぬすみ きょうかつ ころし……
  なにをやらかして この町まで
  やってきたかは 知らねえけどよ。
*「まっ ほとぼりが さめるまで
  のんびりしていくが いいや。
婦人
*「だれだって 1つや2つは
  スネに キズをもっているものさ。
*「だから あんまり 人のことを
  いろいろ かぎまわるんじゃないよ。
*「それが ただ ひとつの
  この町の おきてさ。
老婆
*「どうしたんじゃ この井戸は。
  最近 どうも 水の出が
  わるいような気がするのう…。

*「この家 せまくて
  住みづらいわ……。
*「でも お向かいの家も
  すっごく せまいのよ。
  見た目は 大きいのにね。

宿 一人30G

戦士
*「ホックという ウデキキの
  情報屋が にげこんだと
  聞いて やって来たのだが……
*「ヤツは 変装の名人でも
  あるからなあ。

教会

防具屋
バニースーツ3300 シルバーメイル6300 ドラゴンメイル12000  みずのはごろも14800 てっかめん3500 まほうのたて5000

武器屋
バトルアックス4300 のこぎりがたな9800 ウォーハンマー12000  ゾンビキラー18000

おしゃれなかじや あり

酒場
商人
*「伝説の剣職人が この町に
  住んでいると聞いて ここまで
  やってきたのですが……。
*「だれに聞いても おしえては
  くれないんですよ。トホホ。
老人
*「わしが この町にきたのは
  なん年まえ だったかのう。
*「血の気が多くて 毎日のように
  ケンカしたもんじゃ。
*「でも このトシまで 生きて
  こられたのは きっと わしが
  ケンカに よわかったからじゃな。
*「ケンカに 強かったヤツは
  みんな 死んでしまったよ……。

マスター
*「酒かい?
○はい
*「ほらよ。うちの店 とくせいの
  ブラッディムーンだ。
*「きれいだろ。まるで血のようだろ。
  人気のメニューさ。
○いいえ
*「うん? だったら なんの用だ?
  まさか 人さがしじゃねえだろうな。
  オレは なんにも 知らねえぜ。

道具屋
キメラのつばさ25 おしゃれなバンダナ500 ちょうネクタイ2400

奥の家

*「ちょっと あんた ここは私の家だ。
  かってに 入ってきたりして
  なにさまの つもりだい?
○はい
*「あんた 人を からかって
  いるのかい?
  さあ でていってくれ!
○いいえ
*「まあ いいや。
  あんたが だれかは知らないけど
  今は いそがしいんだ。
*「もし ひとさがしなら
  ほかを あたってくれないかい。

狭い家?

*「ときどき カベのウラから
  変な音が 聞こえるの……。
*「なにか パフパフって
  いってるみたいなの。
  オバケだったら コワイな。
2階
婦人
*「ほんとうは 下のへやも
  うちのもの なんだけど……
*「なんだか ヘンな人たちが
  住みついちゃって
  こまったわ。
子供
*「トンテン トンテン
  ハンマーをー
*「キンコン キンコン
  ふりおろすー。
*「これって なんのうた
  なのかなあ。

井戸の底
家 タンス どうぞくのカギ

踊り子
*「なーに? 情報屋のホックに
  会いにきたの?
  ホックなら いつもの酒場よ。

 井戸 いどまねき EX238 68G
  底には何もナシ

踊り子
*「どうしたの?
  ホックには 会えた?
○はい
*「そう。よかったわね。
○いいえ
*「とろくさいわね。
  せんたく物でも おがんでなさい。

奥の男
*「イテェじゃねえか ボケェ!
  どこ見て 歩いてやがる!
*「オラ ちょっと
  ツラ かせや!(主人公たち連れていかれる)
*「オラア! 悪いと 思ったら
  なにか 買っていきやがれ!
武器屋
とがったホネ110 やいばのブーメラン1500 はがねのキバ2000  モーニングスター3000 つきのおうぎ5500 まどろみのけん6300


*「よお あんたらも この町に
  住みつきに きたのかい?
*「なれりゃあ こんなとこでも
  天国だぜ。

タンス ちいさなメダル

老人
*「おお 旅のかたがたか。
  こんなところへ なにか
  ご用かな?
*「ほお 伝説の剣職人とな。
  そういえば その昔
  伝説の名工と 呼ばれた……
(老人が左右にぶんぶん)
*「忘れた!
*「忘れてしもうた!
  だから 知らん。
  なにも 聞かんでくれ!
青年
*「おっ なんだよ!
  ここは おれが いちばん
  最初に 住みついたんだぜ。
*「だから ここは おれの家だ。
  文句は いわせないぞ。

おしゃれかじや
*「オレは おしゃれなカジヤよ。
  あんたの武器や防具を
  たたきなおしてやるぜ。
以下略おしゃれかじや

寝てる青年 !
青年
*「やめろ!
  オレが わるかった!
*「………。ん?
  びっくりさせるなよ。
*「てっきり オレを
  追ってきたヤツかと
  思ったぜ。

*「おまえら なんか
  さがし物か?
○いいえ
*「なんでえ そうかい。
  そんなら いいんだ。
○はい
*「そういや ホックっていう
  情報屋が つい このあいだ
  この町に きたな。
*「けど めちゃくちゃ
  ふっかけるみたいだし 人を
  だますのも うまいみたいだぜ。

酒場
 たる ちいさなメダル

マスター
*「うらに まわったって
  なにも おしえられねえぜ。
  さあ 出ていってくれ!

右の階段の上
ゴールド銀行

一階
宝箱 かしこさのたね 2500ゴールド

カジノ
景品
きぬのタキシード500 ドラゴンシールド2000 プラチナメイル3500  いのりのゆびわ5000 はやぶさのけん10000 メガザルのうでわ20000

バニー
*「カジノへ ようこそ。
  楽しんでいってね。
商人
*「わっはっはっ!
  今日は ついてるぞっ!
  もう 勝ちっぱなし!
*「さて 勝ったコインで
  なにを もらっていこうかな?
  わくわく……。
兵士
*「うーむ どの台で やるか…。
  いつも まよっているうちに 朝に
  なってしまうのだよ。わははは。
バニー
*「いらっしゃいませ。
  イヤなことは お酒を飲んで
  パーッと 忘れましょう!
老人
*「わしの 長年の経験によると
  大負けしたあとには かならず
  勝ちがくるのだ!
*「ただし いつ来るのか わからんのが
  なやみのタネ なんじゃがな……。
マスター
*「いらっしゃい。カジノで
  あそぶなら ちょいと お酒を
  ひっかけけて どうぞ。
*「きっと いい勝負が できますよ。
貴婦人
*「ああ いやですわ この町の
  うらぶれた ふんい気…。
*「こんな所に いて もしも お下品な
  男に おそわれたりしたらと 思うと
  ああ 私…… ポッ。

ポーカー 1ドルスロットマシン 5ドルスロットマシン


もぎり
*「ここは この世のパラダイス!
  ザ・バニーシアターへ ようこそ!
(入ろうとすると)
*「おっと! 入場料は みなさん
  まとめて 100ゴールドだよ!
  さあ 入るかい?
●いいえ
*「あっ そう。
  じゃ 帰った 帰った! 
(主人公たち、一歩下がる)
○はい
*「はいはい じゃ 100ゴールド
  ちょうだい しますよ。
*「まいどあり! それでは
  この世のパラダイスを
  お楽しみ ください!
(主人公たち、一歩進む)

もぎり
*「このカウンターから 外へ出ると
  もう1回 入場料が 必要に
  なりますから 注意してください。

青年
*「ハアハア だ…だめだ!
  ボクには シゲキが 強すぎて……
*「ま まともに バニーさんの顔が
  見れないよ。

*「いいぞー ぬげー!!
老人
*「やはり ムチムチギャルは ええ!
  ええのう! むふーっ。
青年
*「うっとり……
 !
*「い…いま ラビアンちゃん
  こっち見て 笑ったよねっ ねっ?
○いいえ
*「そ そっか… ボクの見まちがい
  なのか…… ガックリ。
○はい
*「や やっぱり! もしかして
  ラビアンちゃん ボクに
  気が あったりして……ドキドキ。

*「ラビアンちゃーん!
  ピー ピー!

バニー
*「あらん お客さんたら
  積極的ねえ。
*「でも 踊り子さんに 手をふれちゃ
  いけないって いうのが
  決まりなの。ゴメンね(ハート)
バニー
*「ダンス ダンス!
  ダンス ダンス!
*「私が 踊ればー みんなが
  ふりかーえるのー。
ラビアン「あら ダメじゃない
     舞台に あがってきちゃあ。
(男性かモンスターが先頭の時)
ラビアン「下で おとなしく
     見ててね ボ ウ ヤ(ハート)
(女性が先頭の時)
ラビアン「下で おとなしく
     見ててね コ ネ コ ちゃん(ハート)

楽屋
 タンス  うつくしそう アミタイツ

バニー
*「この町に 流れてきてから
  もう 12年になるわ。
*「前は ガンディーノって城に
  いたんだけどね。
*「あの頃のことは なにか
  悪い夢を 見ていたよう。
  あまり 思いだしたくないわね。
(ミレーユがいると追加)
ミレーユ「…………。


隠れ酒場

*「グビビ……プハー!
*「よう あんた!
  情報を 買わないか?
  とびきりのヤツを 50でだ。
○いいえ
*「とっておき なんだがな……。
●はい
*「よーし いいか
  1回しか いわないから
  よく 聞けよ!
*「武器や 防具は
  もっているだけじゃ ダメだ!
*「ちゃんと 装備しないと
  効果が ないからな!
*「……へへへ。
  マスター もう1杯!

*「へへへ……。ヒック……。
老人
*「ホックなら 上にいるぞい。
マスター
*「見かけねえ 顔だな。
  来ちまったもんは しかたねえが
  ここのことは あまりしゃべんなよ。
*「オレは ひっそりと
  やっていきたいんでね。
魔法の扉の向こう
 宝箱 いのちのきのみ かしこさのたね

せんとうは タンスの中を
  調べようとした。
しかし うら側からは
タンスの中は わからない。

バニー *「あらん あなた なかなか
  イカスわね。どう?
  パフパフして いかない?
●いいえ
*「そーお?
  バニー つまんなーい。
○はい
*「ウフフ じゃあ
  こっちに 来て……。
(ベッドとタンスの部屋へ連れていかれる)
*「ちょっと まってね。
(タンスがスライドする)
*「中へ どうぞ。
  あ ほかの人は 悪いけど
  ここで まっててね。
(せんとうのみ BGM止まる 画面まっくら)
*「いい? いくわよ。
  そーれ パフ パフ パフ……
*「パフパフパフ…
*「あなたの おカオに
  パフ パフ パフ パフ。
*「ウフフ もう いいわね。
  パフパフ お し ま い(ハート)

  せんとうは
パフパフ してもらった!
せんとうの かっこよさが
  5 あがった!
(画面の明るさと BGMがもどる)

バニー
*「どうだった?
  私の おけしょうテクは。
*「これで だいぶ
  見れるカオに なったわよ!
  ウフフフフ。

その後
バニー
*「うっふん。


情報屋ホック
ホック「こっくり こっくり……
(主人公たちの方をむいて)
ホック「ん? この情報屋のホックさまに
    なにか 用かい?
●いいえ
ホック「そうかい。じゃあ また
    ねむるとしよう。
    こっくり こっくり……。
○はい
ホック「ああ? 伝説の剣職人だあ?
    そんなヤツ この町に
    いたっけかなあ。
ホック「………。いや じつは
    この町に 来たのは 
    つい こないだでね。
ホック「おっと がっかり
    しなさんなって!
ホック「知らないことは
    しらべりゃ いいのさ。
ホック「この町の 連中は くちが
    かたいが このホックさまに
    かかれば ちょろいもんさ。
ホック「じゃあ ちょっくら
    いってくらあ!
(ホックは去って行く)

ホック「そういや カネの話を
    まだ していなかったな。
ホック「この町での 人さがしは
    高いぜ。そうだな……
    50000ゴールドだ。
ホック「といっても いきなり
    そんな大金を はらうバカは
    いねえだろう。
ホック「だから オレと
    ちょっとした カケを
    してみようぜ。
ホック「よーく 聞けよ。
    オレは 今から 変そうして
    町に もぐりこむ。
ホック「そうだな。情報をあつめるには
    3回くらい 変そうしなきゃ
    ならんだろう。
ホック「その変そうを 3回とも
    見やぶったら 50000を
    2000に まけてやるよ。
ホック「どうだ やるかい?
●いいえ
ホック「そうかい。じゃあ この話は
    なかったことに しよう。
ホック「気が かわったら
    いつでも 声をかけてくれよ。
(ホック いってしまう)

老人
*「なんじゃ?
  ホックなら そこに いるぞ。
ホック「どうした?
    気が かわったかい?
  ●いいえ
ホック「そうかい。
    べつに オレは どっちでも
    いいんだぜ。
  ○はい
ホック「そう こなくっちゃ!
ホック「よーく 聞けよ。
    オレは 今から 変そうして
    町に もぐりこむ。
ホック「そうだな。情報をあつめるには
    3回くらい 変そうしなきゃ
    ならんだろう。
ホック「その変そうを 3回とも
    見やぶったら 50000を
    2000に まけてやるよ。
ホック「どうだ やるかい?
    ●いいえ
ホック「そうかい。じゃあ この話は
    なかったことに しよう。
ホック「気が かわったら
    いつでも 声をかけてくれよ。
    ○はい
ホック「よし 話は きまった!
    オレは 誰かに変そうして
    この町の どこかに いるはずだ。
ホック「せいぜい 見つけてくれよ。
    じゃあ いってくらあ。 (ホック去って行く)

老人
*「なんじゃ?
  ホックなら もう いないぞ。
マスター
*「かけは あんたらの負けだな。
  なんせ ホックの 変そうは
  はんぱじゃないからな。
*「でも どうしても見つけたけりゃ
  とにかく いろんな人たちに
  話しかけてみるこったな。

*「だれかを さがしているの?
  でも あたし あまり家から
  出ないから わからないわ。
井戸
踊り子
*「ホックを さがしているの?
  でも ここには もどってないわよ。


*「ホックを 見なかっただって?
  ああ 情報屋のホックか。
  さあなあ……。
青年
*「剣職人?
  さあ ねえ……。
*「そういえば 神父さんも
  そんなふうなことを
  聞きに 来たなあ。
*「あれ? この町に 神父なんて
  いたっけか?

*「どうした?
  この町は 気にいったかい?
○はい
*「そりゃ よかったな。
○いいえ
*「けど 住めば都ってことも あらあ。
  まっ ほとぼりが さめるまで
  のんびりしてくが いいや。

教会
 (入るとイベント)
青年
*「……おれ サリイちゃんが
  ぶびんで……。
神父
*「ふむ ふむ……。
  そうですか 父親を
  なくして……。
青年
*「オレ ちからに なって
  あげたいんだけど
  どうしたら いいのか……。
神父
*「そうですか……。

青年
*「なんだ あんたらは。
  今 神父さんと 話してるんだから
  じゃまを しないで くれるか。
神父
*「おや あなたがたも なにか
  相談事ですかな。
*「天にまします われらが神よ…
  この まよえる こひつじたちを
  すくいたまえ…… イテテ…。
*「舌を かんじまったよ。
  やっぱ まだ酒が のこってて
  舌が うまくまわらないや。
(ボヨンという効果音とともに 白い煙でグラフィクホックに)
ホック「へへ オレだよ。
    1回めは まんまと
    見つかってしまったな。
ホック「でも 次は そうは
    いかねえぜ。
ホック「よし!ここでの
    情報あつめは おしまいだ。
    次に いってくらあ!
    行っちゃう
青年
*「だ だまされた……。
  オレ てっきり神父さんだと思って
  あのことを……。

劇場
青年
*「え? ホックさん?
  わるいけど 今 いいとこなんです。
  ほかを あたってくれませんか。
バニー
*「だれかを さがしてる?
  ばかね。そんな人 ステージに
  いるわけないじゃない。

楽屋
(入ろうとするとイベント)
バニー
*「フーン そうなんだ。
  サリイちゃんが ここに ねえ。
(バニーがふりむき)
バニー
*「そうなの ここで やとって
  くれないかっ…て。
*「でも ホラ あの娘 ちょっと
  キンニク つきすぎてるじゃない?
  だから 座長がダメだって……。
 ! 
バニー
*「あっ いっけない!
  私 そろそろ 出番だわ。
  あとは よろしくね。
バニー
*「うん がんばってね(ハート)
(バニーが一人去って行く)
バニー
*「あら? あなた なーに?
  私の ファンの人かしら?
●いいえ
 *「なによう テレなくたって
   いいのに(ハート) 私に 会いに来て
   くれたんでしょ。
  ●いいえ
  *「なによう テレなくたって
    いいのに(ハート) 私に 会いに来て
    くれたんでしょ。

  ○はい
  *「うふっ うれしい!
    お礼に キスして あげるね(ハート)
     (以下略)
○はい
 *「うふっ うれしい!
   お礼に キスして あげるね(ハート)
 *「じょり!
 !
バニー
*「いっけねえ!
  ヒゲをそるのを わすれてたぜ!
ホック「はっはっはっ 女装も
    なかなか いけるだろ。
ホック「じゃあ 次のところへ
    いってきますわ。
ホック「こんどは そうカンタンに
    見つからなくてよ。おほほほ。
 (去って行く)

青年
*「いやー バイトをやとったから
  ひさびさに のんびりできるぜ。
婦人
*「ホックを さがしてる?
  ああ あの情報屋の男だね。
*「まったく……。この町で
  あんな商売を はじめるなんて
  とんでもないヤツだよ。
*「あんたらも あんまり
  人のことを かぎまわるんじゃ
  ないよ。

酒場
老人
*「ん? なんじゃ おまえさんは?
  飲むのは わしの かってじゃろ。
*「そんな所に 立たれたら
  おちついて 飲めやせんぞ。

*「まいったよ このじいさん。
  のみだしたら とまらねえんだ。
バイトのバーテン
*「酒かい? ほらよ うちの店
  とくせいの ブラブラムンムンだ。
*「さあ こけでも飲んで
  イヤなことを 思いっきり
  ぐちればいいさ。

酒場の裏に回って
商人
*「こっくり こっくり……。
老人
*「酒じゃ もっと酒じゃ。
バイトのバーテン
*「なんだい わざわざ
  ウラに まわってきたりして。
  まあ いいや 酒かい?
●はい
バイトのバーテン
*「ほらよ うちの店 とくせいの
  ブラデムーチョだ。
  きれいだろ。人気のメニューさ。
○いいえ
バイトのバーテン
 *「じゃあ 人さがしかい?
  ●はい
バイトのバーテン
 *「見てのとおり このなかには
   オレしか いないだろ。
   ほかを あたったらどうだい?
  ○いいえ
 バイトのバーテン
 *「じゃあ このオレに
   用ってわけか?
   ●いいえ
バイトのバーテン
 *「そうかい 用は ないか。
   まあ いいや。
   のんびりしていくが いいさ。
   ○はい
バイトのバーテン
  *「負けたよ オレの負けだ!
(ぼよんと効果音とともにグラフィックがホックに)
ホック「よく オレだと わかったな。
    それとも まぐれってやつかな。
    まあ いいや。
ホック「さてと オレの情報あつめは
    これで おしまいだ。
ホック「あんたも ここに立って
    前の2人の話を こっそりと
    聞いてみな。
ホック「いい話が 聞けると思うぜ。
ホック「んじゃ あとで オレの家に
    来てくれ。そこで しらべたことを
    教えるからさ。じゃあな。
 (ホック去って行く)

(男の前に立つとイベント)
前の2人は なにやら 話している……。
*「コブレは 本当に うでのいい
  かじ屋じゃったよ……。
  伝説の剣職人と うたわれるほどのな。
*「じゃが それが いかんかった。
  やつめ すっかり その気に
  なってしまってのう。
*「オレが 伝説の職人なら 1度は
  本物の 伝説の剣というものを
  見てみたいなどと いいだして…。
(男は老人を見て)

*「うーん その気持ち
  わからないことも ないぜ。
(老人は男を見て)
老人
*「気持ちだけで すませておけば
  よかったんじゃ! それを本当に
  旅に出てしまうとは……。
*「あとに のこされた メアリと
  サリイが そのあと どんだけ
  苦労したことか……。

*「ふーん……。
 ?
(男がこっち見て)

*「あれ? マスターは?
  しょうが ねえなあ。
  1ぱい もらおうと思ったのに。


*「マスター どこに いったの?

隠れ酒場
老人
*「ホックなら 家に
  かえってると思うぞい。
(50で情報の男)
*「人から もらった金で
  飲む酒は サイコーだね。 
(50G払ってなくても 同じセリフ)
マスター
*「ホックかい?
  いや ここには もどってねえぜ。

ホックの家
踊り子
*「ホックって 神出鬼没でしょ。
  そこが いいのよねえ。
ホック「やあ いらっしゃい。
    へへ どうだい。いい家だろ。
ホック「まあ そんなことは
    おいといて まず 金を もらおう。
ホック「50000Gと いいたいが
    あんたにゃ 3回とも
    みつかっちまったんだったな。
ホック「やくそくどおり 2000Gに
    まけといてやるよ。
    じゃあ もらうぜ。
────────────────────
金がないとき
ホック「と思ったけど たった
    2000すら もってないようだな。
    でなおしてきなっ。
────────────────────

ホック「じゃあ 話すぜ。
    伝説の剣職人だが たしかに
    この町に いたようだな。
ホック「名前は コブレ。トシは
    生きていれば 50さいくらい。
ホック「というのも 10年ほどまえ
    伝説の剣をさがすため 旅に出て
    それ以来 ゆくえ知れずだ。
ホック「コブレには 妻のメアリと
    娘のサリイが いたが 2人を
    おいて出ていっちまうとはな……。
ホック「おかげで 苦労がたたって
    メアリは 数年後に 病気で……。
ホック「今は サリイ ひとりが
    この町に 住んでいるってわけだな。
ホック「さて この娘の サリイだが
    小さい頃から おやじに かなり
    きびしく しこまれたらしいぜ。
ホック「なにをって かじ屋の技をさ。
    うわさじゃ おやじの うでを
    しのぐかも知れないとか。
ホック「これで 話は おしまいだ。
    あとは サリイに 直接
    聞いてみるんだな。
ホック「サリイの家は
    かくれ酒場の 北の家だ。
ホック「もし 家に いなかったら
    北のほこらに いってみな。
ホック「そこに メアリの はかが
    あるって話だからな。

出ると
老婆
*「そういえば 近ごろ
  じいさんの はかまいりを
  しとらんかったのう。
*「わしも サリイを すこし
  みならわんと いかんの。

地下(今は誰もいない)
マスター
*「バイトに やとった男は
  どこに いってんだ!
  サボリやがって……。

*「マスター どこに いったの?
老人
*「酒じゃ もっと酒じゃ。


北のほこら(墓場)
(ちかづくとイベント)
*「なにが 世界最高の かじ屋だ!
  なにが 伝説の剣だ!
  クソ親父……。
*「しょせん 剣なんて
  人殺しの 道具なんだ!
*「ふつうの かじやらしく
  クワでも つくってれば
  よかったんだ!
*「母さん……。
  母さんが なんといおうと……。
*「親父に おしえこまれた
  かじ屋の技……。
*「あたいは 使うつもりは
  ないよ……。

 (話すと)
*「おや あんたらも
  はかまいりかい?
*「あたい? ああ あたいは
  サリイだけど それが
  どうかしたか?
サリイ「……。
サリイ「伝説の剣 だと!
    なぜ あんたが あの剣のことを
    知ってるんだ!?
サリイ「まさか あんた
    魔王の!!
サリイ「……には 見えないな。
    あんた あの剣を
    持っているのか!
サリイ「持ってるんなら
    見せてみろ!
●いいえ
サリイ「あんた……
    ヘンなウソを つくと
    タダじゃ おかないぜ。
 (再度話すと)
*「おや あんたらも
  はかまいりかい?
  (以下略)

○はい
 せんとうは さびた剣を
 とりだして サリイに 見せた!
 (BGM消える)
サリイ「こ これが 伝説の剣!
    親父は この剣のために……。
サリイ「こんな さびた剣のために
    母さんと あたいは……。
サリイ「……………。
サリイ「で その剣を あたいに
    どうしろって いうんだ?
サリイ「さびをとって
    みがきあげてくれ とでも
    いう つもりか?

○はい
サリイ「ふざけるな!
  その剣の おかげで
  あたいたちは…… クソッ!
(サリイは走って入り口へ)
●いいえ
サリイ「だったら その剣をもって
   どこかへ 消えちまえ!
   サリイ「あたいは いくからね!
(サリイは走って入り口へ)

(入り口でサリイが振り返り)
サリイ「あたいは 町へ もどるけど
    2度と その剣を見せに
    来るんじゃないよ!
サリイ「あとを おって
    町に 来たら ただじゃ
    すまないからなっ! (BGMが戻る)


再びロンガデセオのサリイ宅
サリイ「…………。
(BGM レクイエム になる)
サリイ「あんた…… その剣で
    なにをするつもり なんだい?
サリイ「もし 親父が生きてりゃ
    きっと よろこんで その剣を
    たたきなおしたんだろうね……。
サリイ「……………。
サリイ「わかった。もし あんたが
    その剣を 正しいことだけに
    使うと いうのなら……
サリイ「その剣を 親父にかわって
    たたきなおして やってもいいぜ。
サリイ「約束できるか?
    その剣を 正しいことだけに
    使うと?
●いいえ
 サリイ「勝手に しなっ。
     その剣で 魔物を 斬るなり
     人を殺すなり すればいいさ。
 サリイ「まだ なにか 用か?
    ●いいえ
  サリイ「だったら 出ていっておくれ。
      用もないヤツに つきあうほど
      あたいは ヒマじゃないんだ。
    ○はい
  サリイ「……………。
  サリイ「わかった。もし あんたが
      その剣を 正しいことだけに
      使うと いうのなら……
  サリイ「その剣を 親父にかわって
      たたきなおして やってもいいぜ。
  サリイ「約束できるか?
      その剣を 正しいことだけに
      使うと?

○はい
サリイ「じゃあ あたいの目を 見ろ。
    じーっと だ。
サリイ「……。
(間があってから)
サリイ「ふっ…… あんた
    いい目を しているな。
サリイ「いいよ 信じてやるよ。
    あんたなら 大丈夫だ。
    剣を かしな。

せんとうは サリイに
伝説の剣を 手わたした!

サリイ「かわいそうに……。
    こんなに くたびれちまって……。
サリイ「よし やるぜっ。
(サリイは仕事場へいく 槌の音がする)
サリイ「そういえば 伝説の武具は
    全部で 4つあるそうだな。
サリイ「ほかのは 見つけたのかい?
    あたいが やってるあいだ 残りを
    さがしにいっても いいぜ。
サリイ「そうこうするうちに
    こっちも できあがるはずさ。
(家を出ようとすると)
下のへやから 気合いの入った
声が 聞こえる……。
サリイ「カンカン カンカン
    鉄を うつ〜
サリイ「トンテン トンテン
    ハンマーを〜
サリイ「キンコン キンコン
    ふりおろす〜。

老婆 *「ゴブレの かじの歌が
  聞こえるのう……。
*「しかも これは 娘さんの
  声じゃなかろうか。

二階の親子
婦人
*「もう びっくりだわよ。
  ムドーよりも 悪いヤツが
  いるっていうじゃないの。
子供
*「トンテン トンテン
  ハンマーを〜
*「このうた じつは
  サリイの おねえちゃんから
  おしえてもらったんだよ。


*「ニュース ニュース!
*「伝説の剣を 手に入れたヤツらが
  この町に やってきてるそうだぜ。

*「これは うわさだがな。ムドーより
  もっともっと 強いヤツが
  どこかに いるらしいよ。
*「だから いつまでたっても
  魔物が いなくならないんだよ。
老人
*「そうか……。サリイが剣をな。
*「やはり 血は あらそえん
  ものよのう……。

酒場
商人
*「伝説の剣職人も 見つからないし
  そろそろ 自分の町に
  かえろうかと 思っています。
*「世界が 平和になったって話も
  だんだんと うそくさくなって
  きたし……。
マスター
*「まったく バイトなんて
  あてに するもんじゃないな。
*「あれっきり もどってこないや。

隠れ酒場

*「うひ〜。よった よった……。
マスター
*「聞いたぜ。あんたらが
  伝説の剣を 手にいれた連中
  だってな。
*「ゴブレのヤツも
  あんたらが来るのを まってりゃ
  よかったんだよ。
*「もっとも 10年は
  まてなかったか……。
老人
*「なんじゃ?
  ホックなら ここには おらんぞ。

*「なんだか さみしいわ……。

ホックの家
踊り子
*「あっ ごめーん!
  じつは 私 あなたたちの
  もち物を こっそり 見ちゃったの。
*「でも 大丈夫よ。
  だれにも 話していないから。
*「私 こうみえても
  くちが かたいんだから。
ホック「よう! その顔だと どうやら
    サリイに 会えたみたいだな。
    しらべた かいが あったよ。
ホック「ところで うわさを聞いたが
    お前さんたち あの伝説の剣を
    もっているんだってな。
ホック「だったら いいことを
    おしえてやろう。もちろん
    これは サービスだ。
ホック「いいつたえだと 伝説の
    武器 防具は ぜんぶで 4つ。
ホック「それぞれに ある印が
    ほってあって それが なにかを
    とくカギに なっているとか。
ホック「まっ しらべたわけじゃないし
    どこまで 本当かは 責任を
    もてねえけどな。

宿の戦士
*「ホックという男に
  伝説の武器 防具について
  聞こうと 思っていたのだが……。
*「かんじんの ホックを
  ついに 見つけられなかったよ。

伝説の剣
サリイに会う時 もし他の3つを手に入れていると

サリイ「トンテン トンテン
    たましいを〜
サリイ「カンキン カンキン
    うちこんで〜
サリイ「キンキン キンキン
    できあがり〜!
サリイ「ふう……。
 (剣を打つ音がやみ、サリイ振り向く)
サリイ「ああ あんたか。
    ちょうど 今 おわったところだ。
サリイ「ほら これが
    新しくなった 伝説の剣だ。

せんとうは ラミアスの剣を
うけとった!

サリイ「その剣の つかの所を見てみな。
    なにか しるしのようなものが
    ほられているだろう。
サリイ「そのしるしに どんな意味が
    あるのかは あたいには
    わからないけど……。
サリイ「きっと あんたたちなら
    そのナゾも ときあかして
    ゆくんだろうな。
サリイ「さあ! もう ここには
    用は ないだろう。 あたいを
    ひとりに してくれないか。
サリイ「も もし……。
    この先 旅の途中で
    ゴブレという男に 会ったら……
サリイ「つたえてくれないか。
    あんたの娘が 帰りを
    まっているってな。
サリイ「できれば……で いい。
    もしかすると もう
    死んじまってるかも知れないし…。


グレイス周囲のモンスター
キングイーター じゃしんぞう かくとうパンサー イーブルフライ リビングデッド ホーンテッドミラー
グレイス城跡
ふくめん男
*「かーっ! やってらんねえぜ!
  この城に すごい おたからが
  あるって聞いて 来たのによ。
*「この ありさまじゃあ
  おたから どころか ネズミ
  いっぴき いやしねえな。

(場所さえ知っていれば
 黄金のつるはしで 隠し階段はみつかる)
せんとうは つるはしを ふるった。

なんと かくし階段を 発見した!

せんとうは 
石のフタを もち上げた!

なんと 階段を みつけた!

返事がない。
ただの しかばねの ようだ……。

かべには くすんだ赤い文字が
きざまれている。

『この よろいを
 身につけられるのは
 真の勇者のみ。
どうか この 伝説のよろいを
勇者のもとへ……』

なんと オルゴーのよろいを みつけた!
せんとうは
 オルゴーのよろいを 手に入れた。

インパス
オルゴーのよろいは
身につける物らしい。
伝説の 4つの武具の うちの
ひとつに ちがいない。
ハートのような しるしが
きざまれている。
これを 装備していれば 炎からの
ダメージが へりそうだ。
これを 装備できるのは
○○○○ の ようだ。
店屋に 売ろうとしても これには
ねだんは つけられないだろう。

井戸 上のグレイス城と繋がってる


上のグレイス城

(ルーラを唱えると)
しかし 不思議なちからで かきけされた!

(少し動くとイベント)
兵士 !
兵士
*「おい! こんなところで
  何を している!
*「さあ 早く お城の中へ
  入りなさい。
(城内へつれていかれる)
兵士
*「今日は 大事な 儀式が
  行なわれる日だ。あまり
  お城の外を 出あるかないようにな。

正門
 トビラには カギが かかっている!
 もっているカギでは あけられなかった。

外の兵士
兵士
*「今日は 大事な 儀式が
  行なわれる日だ。あまり
  お城の外を 出あるかないようにな。 兵士
*「ここは グレイス城だ。

1F
老婆
*「あたしゃ 王さまの お考えが
  おそろしゅうて……
*「なにか 悪いことが
  起こらなければ よいがねえ。
老人
*「何を いうとるんじゃ!
  王さまの お考えに まちがいなど
  あるはずが ないわい。
*「それに あの 大魔王を
  たおすには 方法など
  えらんでおられんのじゃよ。

*「私たちは 王さまを 信じるわ。
戦士
*「あんたたち 見かけない顔だな。
  この城の者じゃ ないんだろ?
○はい
*「そりゃ とんでもない時に
  やって来たもんだな。
*「今 この城は 王さまが
  悪魔を 呼び出す 儀式で
  大さわぎさ。
○いいえ
*「おっと! それは 失礼。
  わっはっはっは。
学者
*「私は すこし こうかいしている。
  王さまに あの 悪魔の存在を
  お教えしたことを…。
*「そのチカラは 今の大魔王を
  こえるという 伝説の悪魔。
*「そいつを 呼び出し
  あやつる方法を 私は
  発見してしまったのだ…。
*「そのことを お聞かせしたため
  王さまは……。

鍛練場
兵士
*「そら どうした!
  引きが あまいぞー!!
兵士
*「もしも 魔王が おそってきたら
  われわれが お城を 守るのだ!
兵士
*「ハアハア…!
*「こんなときでも くんれんを
  おこたらぬようにとの 王さまの
  お考えなのだ!ウリャー!!
兵士
*「いくぞー! オリャー!!

はりがみ
『まことに おそろしいのは
おのれ自身の よわさである。
    ーーーグレイス王』

上の宿舎
はりがみ
『知恵あらずして
武に あらん。
   ーーーグレイス王』

屋上の兵士
*「さっきから どうも
  じゃ悪な けはいを 感じる。

隠し階段は同じ場所にある
宝箱
 ちいさなメダル ふうじんのたて ちからのたね
(当然 死体も遺書もよろいもなし…)

台所
 つぼ すばやさのたね

*「やれやれ とんでもない時に
  お城の 下ばたらきになんか
  来ちゃったもんだぜ。
婦人
*「えーっと ヘビのスープは
  これで よし…と。
  あとは カエルね。
*「なんだか きみの悪い
  おそなえ物だわねえ……。

2F 
たんす うつくしそう


*「おじいちゃん しっかりね。
  世界が 平和になったら よくきく
  薬を 手に入れてくるから…。
老人
*「うっ ゴホン ゴホン!
*「お前には 苦労をかけて
  すまんのう…。ゴホン ゴホン!

教会

*「神父さまは ああ おっしゃっとるが
  魔王を 食っちまうほどの
  悪魔が 安全とは 思えないな。
青年
*「は! 今 おもいだしたけど
  おそなえ物は だれが
  はこぶんだったっけ?
*「うーん……。まっ いいか。
  オレが やんなくても だれか
  かわりで やってくれるだろうな。
*「ああ 神さま!
  どうか 我われを
  おまもりください。
子供
*「ねえ おばあちゃん。
  ボクたち 魔王に
  ころされちゃうの?
(老婆が体を左右に振り)
老婆
*「そんなことは ないさ。
  グレイス王さまが この城に
  おられるかぎりはね。

老婆
*「グレイス王さまは いつだって
  城のみんなや 世界の人びとのことを
  気にかけておられる。
*「たとえ この先 どんなことが
  あっても わしゃ この国に
  生まれて 幸せじゃったよ。
神父
*「もしも 人の心に くらやみが
  あれば 悪魔は そこを
  ねらってくるものです。
*「つねに 信じることを 忘れず
  心を 神の光で みたしておけば
  何も おそれることは ないのです

正面階段から2F
(あがるとイベント)
兵士3人と大臣がいる
グレイス王「よし!
      では そろそろ 儀式の
      じゅんびを 初めてくれ。
兵士たち
*「はっ!!
(兵士は、いってしまう)

大臣「いよいよじゃ……。 ついに
   魔王を こえるチカラを
   わが王が 手に入れるのじゃ。
大臣「そなたたちも 安心して
   儀式が 終わるのを
   まっておられよ。 グレイス王「…… ……。

(足踏みしていない)
王は じっと 目を閉じたまま
もの思いに ふけっているようだ。

右の部屋 (どちらに話しかけても同じ)
ゴーリキ「しかし 兵士長どの
     魔王は 本当に この城を
     ねらってくるでしょうか。
兵士長「うむ。必ず 来るはずだ。
    この よろいが この城に
    あるかぎり…。
ゴーリキ「勇者が 身につけたとき
     魔王のオーラをも はねかえすという
     伝説のよろい……ですか。
ゴーリキ「たしかに 勇者に まつわる
     伝説を知る者は つぎつぎと
     まものに ころされ…
ゴーリキ「あの ダーマ神殿や
     魔法都市カルベローナまでもが
     ほろぼされたとか。
(兵士長がゴーリキを見て)
兵士長「……なあ ゴーリキ。
    勇者は われわれに 残された
    希望の光だ。
兵士長「いつか 勇者が 現われるまで…
    決して この よろいを
    魔王に わたすわけにはいかん!
(二人ともよろいをみる)
兵士長「たとえ 悪魔のチカラを
    かりたとしてもだ。

兵士長かゴーリキに話しかけると
*「うん? おぬしたち
  なにを しておる?
*「ここは よろいをまつる
  大切な部屋。そうそうに
  出てゆかれよ。

よろいは ふしぎな光を
はなっている。
どうやら これが 伝説の武具
オルゴーのよろい のようだ。

3F
 タンス ちいさなメダル
姫「ねえ お母さま。
  お父さまが 呼び出す悪魔は
  人間を ころしたりしないの?
姫「もし そうなら 魔王が
  ほろんでも こんどは その悪魔が
  世界中の人びとを おそうのでしょ?
王妃「そんなことは ないわ。
   お父さまは ちゃんと お城の
   学者に たずねたのよ。
王妃「なんでも まものの たましいを
   食べて 生きている悪魔
   なんですって。
王妃「だから 人間を おそったりは
   しないのよ。安心して
   お父さまを 信じなさい。

*「にゃーん。

儀式の間
兵士
*「ここは 儀式の間だ。
  王さま いがいの者を
  通すわけには いかん。
*「それとも 儀式の そなえ物を
  もってきたのか?
●いいえ
*「儀式は もうすぐ 始まるはずだ。
  心配しないで 城のみんなと
  まっていなさい。
*「あとは そなえ物さえとどけば
  すぐに 始められるはずなのだ。
●はい
*「おや? そなえ物など
  もっていないではないか。ははーん
  うっかり 忘れてきたのだな。
*「さあ 早く もってきてくれ。
  儀式は そろそろ 始まるはずだ。

屋上
詩人
*「もしも 運命に さからえぬのなら
  私たちが 生まれてきた意味が
  見つかりません。
*「人は それぞれの未来を
  きずくために 生まれてきた…。
  そう 信じたいものです。

最上階
青年
*「王さまの やり方には どうしても
  なっとく できません。
*「毒を もって 毒を 制す。
  その やり方は また 別の毒を
  もたらすような気が するのです。

台所
 つぼ すばやさのたね

*「やれやれ とんでもない時に
  お城の 下ばたらきになんか
  来ちゃったもんだぜ。
婦人
*「えーっと ヘビのスープは
  これで よし…と。
  あとは カエルね。
*「なんだか きみの悪い
  おそなえ物だわねえ……。
(以下のセリフは儀式の間の兵士の話を聞いた後 追加)
婦人
*「おや 儀式の おそなえ物を
  もっていってくれるの?
○はい/いいえ
*「あたしゃ 手が はなせなくてね。
  じゃ ヘビのスープと
  カエルのひもの。たのんだよ。

せんとうは 儀式の そなえ物を
うけとった!

婦人
*「なんだか きみの悪い
  おそなえ物だわねえ……。

インパス
なにやら うす気味の悪い そなえ物だ。
戦いのとき 道具として つかっても
特別な 効果は なさそうだ。
 店屋に 売ろうとしても これには
 ねだんは つけられないだろう。

 (途中で井戸で下の世界へいくと
 ぎしきのそなえものは 消える) 儀式の間
兵士
*「ここは 儀式の間だ。
  王さま いがいの者を
  通すわけには いかん。
*「それとも 儀式の そなえ物を
  もってきたのか?
●いいえ
*「儀式は もうすぐ 始まるはずだ。
  心配しないで 城のみんなと
  まっていなさい。
*「あとは そなえ物さえとどけば
  すぐに 始められるはずなのだ。
○はい
*「うむ。 カエルのひものと
  ヘビのスープ だな。
  ごくろうだった。
*「では さっそく じゅんびの
  しあげに とりかからなくては…。
(兵士 入って行く)
兵士
*「悪魔って いうくらいだから
  やっぱり すごく
  こわいんだろうなあ。
兵士
*「悪魔が まちがって 王さまを
  おそったり しないように オレが
  王さまを お守りするつもりだ。
兵士
*「これで 儀式の じゅんびは
  ととのった。
(兵士が横を向き)
*「おい! そろそろ 王さまを
  お呼びしてきてくれないか。
(兵士がポンと跳ね)
兵士
*「はっ!!
(兵士が出ていく)
兵士
*「おや? まだ いたのか。
*「そろそろ 儀式が 始まるぞ。
  キケンだから この部屋からは
  出ていきなさい。

(2Fへ下り玉座の間へ入るとイベント)
兵士 *「では 王さま。
  そろそろ 儀式の間の方へ
  おねがいいたします。
グレイス王「……うむ。
      いよいよだな。
(王が兵士と3Fへ行く)
大臣「いよいよじゃ……。ついに
   大魔王を こえるチカラを
   わが王が 手に入れるのじゃ。
大臣「わしも ここで
   祈りを ささげるとしよう。

儀式の間
(BGM 魔界)
兵士
*「ついに 儀式は 始められた。
  さあ おぬしたちも ここで
  もくとうを ささげるといい。
(このセリフがイベントスイッチ)
視点祭壇へ
グレイス王「地の底 深くに ひそむ
      悪魔のたましいよ。 今 ここに
      そなえ物を ささぐ。
グレイス王「伝説の まほうじんの
      チカラによりて われわれの前に
      現われ そのチカラをしめすべし。
グレイス王「マハトラーナ
      ソテミシア レキダントラン
      ヒガンテ パラシコロヒーア!

(画面暗くなり 雷鳴がゴロゴロ  浮かび上がる赤い角つきの胸像が浮かぶ)
テロップ

 わたしを よぶ者は だれだ……。

グレイス王「おお! あらわれたぞ!
グレイス王「私の声が 聞こえるか?
グレイス王「もし 聞こえるなら
      わが ねがいを……

(画面赤くなる ゴロゴロと雷鳴)
テロップ

 わたしは だれの命令も うけぬ……。

電撃
グレイス王「ぎょえーっっ!!
(王の姿が 炎のグラフィックになる
ポンと兵士駆け寄って)
兵士
*「お 王さまーっ!!
(電撃2連発 兵士も炎のグラフィックになる)

テロップ

 わたしは はかいと 殺りくの化身。
 すべてを 無に帰すのみ……。

(胸像が消える 画面は赤いまま 視点扉に戻る)
兵士 !
(扉をあけて儀式の間に兵士が入る)
兵士
*「こ これは……。
兵士
*「……はっ! 王妃さまと 姫を!
(兵士走り去る
入れ代りに兵士長とゴーリキがくる)
(炎の前まできて 兵士長きょろきょろ)
兵士長「こ これは いかんっ!
ゴーリキ「兵士長どの!
     とにかく あの よろいを!
(兵士長はさってゆく
ゴーリキはパーティのところまで戻って止まり)
ゴーリキ「さあ! 何を している!
     キミたちも ひなんするんだ!
(パーティはゴーリキ連れてかれる)

玉座の間
(視点が少し移動 大臣が燃えてる)
兵士長「もう だめか…!
兵士長「は! こうしてはおれんぞ!
(兵士長が鎧をとりにいき、そして階段へ消える)

城の外観の様子がカットイン
(逃げる詩人 うろうろする気配を感じていた兵士 が雷に打たれ
 ! の後 門の右兵士がかみなりで打たれる
駆け寄る同僚の兵士もかみなりで打たれる)

1F
(おろおろ老人老婆 うろうろ娘
 マヒした戦士 背景にドクロのきり
兵士長が警備の兵士に向かう)
兵士長「わたしは この よろいを
    宝物庫の 地下深くに
    封印する!
兵士長「城の みんなを 外へ
    ひなん させてくれ!
兵士
*「はっ! かしこまりました!

(鍛練場の右上へ
パーティとゴーリキ引き連れて兵士長向かう)

兵士長は 床板をはずした!
なんと かくし階段が 現れた!

(兵士長がくるっと ふりかえり)
兵士長「わたしは この よろいを
    宝物庫の 地下深くに
    封印するつもりだ。
兵士長「城のみんなを たのむ!
ゴーリキ「はっ! かしこまりました!
ゴーリキ「兵士長どの。
     どうか ご無事で……
兵士長「私は 大丈夫だ。
兵士長「なかから 板をはめてしまえば
    つるはしでも つかわぬかぎり
    ここは 見つからぬはずだからな。
兵士長「お前こそ 無事でな。
(兵士長が消える 階段も消える)
(ゴーリキに連れられ外へ出ると 門のところでゴーリキ外れ  城の人々 がぞろぞろ階段を下りる
兵士におしりをつつかれるように 門へ)
兵士
*「さあ はやく 城の外へ!

(城を出ると 世界を移動した 効果音
下の井戸の側へ場所移動している)


グレイス城跡
ふくめん男
*「なんと あんたたち
  オルゴーのよろいを
  手に入れたのかい!?
*「チキショー! あんなところに
  階段が かくしてあったとは!
*「なあ ムリにとは いわぬが
  その よろいを オレさまに
  売っちゃくれまいか?
*「金なら 10000ゴールド
  出すぜ。どうだい?
○はい
*「おっと!しまった
  金が たりねえ! トホホ…。
○いいえ
*「ちっ やっぱりな…。
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