一言半日記 2003 12/1〜12/10


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あなたの隣に誰かいる?  借り物細菌ファイトプラズマ  スペースインベーダー再出荷  アバレンジャー第41話 仮面ライダー555第44話  ニモとみかんの同日封切  2003年ヒット商品番付  「のぞみ」と年末工事の自粛  一般家庭にも火災警報器を  「なんでだろ〜」流行語大賞  MacとPC
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。


12月10日
本日は『恋文』の最終回。ついに連続ドラマの最終回ラッシュが始まりました。
まず『武蔵』に『水戸黄門』がドドーンと終わり……見逃しちゃって月曜日はちょっと目が空ろ。昨夜は『あなたの隣に誰かいる』と『ハコイリムスメ!』をバッチリ楽しむつもりが、箱根の茶屋娘の結婚話の方、かなり記憶が飛んでます。 『あなたの隣に誰かいる』の印象が強すぎて。

時代を超えたストーカー『蟲の男』の不条理ホラー……ゴールデンタイムなのに血まみれドラマでした。そしてクライマックスで蟲切丸構えるいかりや長介の演技にドキドキしながら、笑いがこみ上げて止まりませんでした。
アレを、星飛馬に取り付く左門豊作の弟妹と思うか、巨蟹宮のデスマスクに取り付く死人たちと思うか、ガンダムの背後霊勝負と感じるか……て、キリが無いんでこの辺でやめておきます。だって、歳とヲタク度がバレるから。

『蟲の男』に関しては遺伝子や分子レベルで再生する“存在”以上の答えは無いのでしょうが……蟲切丸の登場は何がなんだか。虫妖怪退治の有名所と言えば、“毒を清める”と信じられていた人間の唾液をつけた矢ですが、あれは百足限定なのかな。 ま、あそこで唾をペッじゃ腰砕けだったと思いますけどね。


12月9日
ファイトプラズマの話題でいってみましょうか。 ロボットアニメかゲームの架空駆動システムか? なんて私の勘違いとは全く無関係な、バイオテクノロジーの話です。
えっと、稲やヒノキなどの植物に悪さをする細菌のDNA完全解読で、やっと病気の予防に希望が……やるじゃん東大! って事なんですが、心惹かれたのは 怠け者細菌って見出し。

虫がキャリアとなり色んな植物に感染して色んな症状を引き起こす謎の細菌ファイトプラズマは、アミノ酸も酵素もぜんぶ宿主から借用して生きてるらしいです。 大腸菌の1/4のサイズとコンパクトで培養が出来ず、ウィルスと思われていたってのも、全てはこの借物体質のせいだったんですねぇ。

何となくね、自分の姿を見ているようで切なくなりました。最近……ネタはまだしも、言い回しやオチに至るまで、借り物でコンテンツを作ってるから。ああ、オリジナルで作れたら充実感も達成感も段違いなんだろうなぁ。 とはいえ、んな事したら趣味の範囲を超えちゃうんで、怠け者の私としては、やっぱ借り物路線で参りたいと思います。


12月8日
数日前のニュースですが、タイトーが業務用のスペースインベーダーの再出荷を始めたそうです。 まさかドラマ『マンハッタンラブストーリー』に出て来た、節操のない喫茶店「コーヒーえもと」のせい? 

なんて一瞬勘違いしましたが、真相は携帯電話のダウンロードゲームが、いにしえのゲーマーたちの魂に火をつけちゃったって事の様です。 あの懐かしい音がゲーセンに鳴り響く日が再びやってこようとは……いや、待てよ。当時はゲームセンターなんてなくてゲーム喫茶だったかな。 でもって、食べるのはスパゲッティナポリタンが定番だっけ?

思いっきりレトロな香り漂う話題ですが、外見は昔と同じテーブル型インベーダーゲームだったとしても、心臓部は最新の集積回路で省電力仕様。一番目立つ部品“ブラウン管”は、もう国内生産されてないんでしたっけか。時は決して戻ることはないんですよね。 それに、このご時世にゲーム機なんて設備投資をする酔狂な喫茶店が……あったとしたらワザと昭和テイストを狙っている店、くらいかな。


12月7日
12月初の日曜は、クリスマス気分全開でまいりましょー!!
というわけで、大気爆裂な特撮感想日記ね。

爆竜戦隊アバレンジャー 第41話『メリーアバレマス!ジャメジャメ
先週正義の味方に復帰したアスカ(アバレブラック)が、川原でダイノハープ(変身アイテムにもなるハーモニカ)を吹くシーンから始まりました。 伯亜凌駕(アバレッド)がその肩を叩き、マホロさん(アスカの妻)はすぐに戻ってくるんですよね、破壊の使徒ジャンヌになったのはアスカさんを助けるためのお芝居だから……と笑顔で聞きます。

でも、アスカは少し暗い顔。 「マホロはかつてやり遂げられなかった事(エヴォリアン打倒)を今度こそ果たすために戻ったんだと思います」 危険だと心配する凌駕に、アスカは微笑みと決意とともに語ります。 「マホロはかならずやり遂げて帰ってきます、そう信じて戦い続けます……私は」

そのマホロこと破壊の使徒ジャンヌは、エヴォリアン中枢のベッドで眠る娘リジュエルに近づき、心を交感できる頬の竜の爪を合わせようとしてました。 「リジュエル……リジェ、あなたの本当の姿はどれ?」あと少しのところで黎明の使徒リジュエル……いやエヴォリアンの王妃リジュエルは目を覚まし 「なに気持ち悪い事しようとしてんのよ、オバハン!」と、ジャンヌを平手打ちして立ち去っちゃいました。 一瞬、頬の爪に触れた手の邪悪な感触に「やはりあの子の中にはまだ」と俯くジャンヌ。そして「でもこの感触、前にも……」と伏線引っぱりだしモードです。

にやにや笑いの凌駕に連れられて『恐竜や』に戻ったアスカはビックリ
「メリークリスマ〜ス!」
出迎えたのはサンタのコスプレをした樹らんる(アバレイエロー)と笑みぽん(今中笑里 女子高生戦闘オペレーター)のクラッカー。 そしてツリーにサンタキャンドルに介さん(恐竜やのマスター)手作りのクリスマスケーキ。(扉にはミニリース)

アスカが帰ってきたお祝いもかねてのクリスマス。「少し気が早いかなーと思ったんですが」なんて言い訳するらんるに「早すぎだ」と突っ込む三条幸人(アバレブルー)。 すかさず「いいじゃないですかー クリスマスってワクワクします」とフォローする笑みぽん。 そしてツリーに見とれはしゃいでいたアスカが我にかえって聞きました。
「あのー、クリスマスってなんですか」
恐竜が爆竜に進化した平行宇宙の地球・ダイノアース出身の彼としては当然の疑問です。

「もう、アスカさんたら、クリスマスも知らないプラ?」なんと最初に口を開いたのは同じくダイノアースからきたはずの爆竜プテラノドン。 爆竜ティラノサウルスの証言によると、ヒマを持て余していた爆竜たちは格納庫でずっとテレビを見てて、アナザーアース(こっちの地球)に関する知識を得た様です。

というわけで説明を引き継いだのは推定年齢10歳のお子様爆竜トリケラトプス「一年に一度、ステキなプレゼントがもらえる日ですケラ、確か散々苦労するって人に」 さらっと宗教的要素や歴史的背景を回避しつつ、スポンサーにも配慮した説明役としては、まさに適材適所。ベタなポイントもはずしません。すかさずサンタクロースと凌駕が突っ込みです。

遊びに行ってる舞ちゃん(凌駕の養女で幼稚園児)をビックリさせてやろうと凌駕は飾りつけに燃え、 アスカもやる気満々「私も手伝います! プレゼントかぁ。サンタクロースって人は私にもくれるでしょうか?」 その言葉に答えたのはらんるです「アスカさん、クリスマスまでにきっとマホロさんを取り戻すわ、それがあたしたちからのクリスマスプレゼント」 うなづく幸人と微笑む凌駕。「ありがとう」仲間たちの温かい心にアスカは大感激。

一方……見知らぬサンタの訪問にうっかり扉を開けた女性は「メリークリスマス」と渡されたリボン付の箱に困惑。 クリスマスには早すぎると眉をひそめつつもサンタが去った後「まぁいいか」と箱を開けてみると、入っていたのは青と金の細長い物体。 トグロを巻いていた棒は蛇のように首周りにまとわりつき、女性をピンクの光で包み込みます。 操られるように手を前に出した女性はエクササイズブレード(筋肉鍛えるヤツ)みたいに青と金の細長い棒を振りはじめ……ななーんとバーミア兵(戦闘員)になっちゃいました。

「メリークリスマ〜ス」サンタはスーパーの客や、登校途中の子供たちにもプレゼントの箱を配りまくり、町中を元人間のバーミア兵だらけにしちゃいます。 母親やクラスメイトがバーミア兵になって、驚き逃げ惑う子供や先生たち。 81街区にバーミア兵大量出現と聞いて凌駕は血相を変えて飛び出してゆきます。なんと舞ちゃんが遊びに行った場所はそこ。

公園で遊んでいた舞ちゃんは「知らない人に物をもらっちゃいけないの」とサンタが差し出したプレゼントを疑っています。ちょっとヤな子供かも。 「知らない人じゃない、サンタだよ」お友達は貰ってくれたと、なおも勧めるサンタさん……って、目の前でそのお友達がバーミア兵になってます、しかも大人サイズに成長して。 息を飲む舞ちゃんの目の前でサンタが箱を開け、青と金の棒が身体に巻き付きピンクの光が……

危ういところで凌駕が駆けつけ絡む棒をひっぺがしましたが、舞ちゃんは朦朧としてます。 サンタを守るバーミア兵を攻撃しようとする凌駕を「ダメ、そのバーミア兵は舞ちゃんの友達です」と止めたのは舞ちゃんと二心同体の謎の少女でした。 「人間がバーミア兵に?」驚く凌駕の目の前で早すぎたサンタクロースは「メーリークリスマ〜ス」とトリノイド第21号レインディアサンタ(声 柴田秀勝)となって、ソリっぽい摺り足で逃げて行きます。 凌駕はアバレッドに爆竜チェンジ。舞ちゃんを抱え、立ちふさがる元子供のバーミア兵の肩を足場に「すみませんっ」と大ジャンプして戦闘回避。

レインディアサンタが逃げた先にはアバレブルー、アバレイエロー、アバレブラックが待ち伏せしていましたが 「バーミア兵、私を守れ」の一言で集まった大量のバーミア兵に行く手を阻まれます。 さらに、舞ちゃんを背負ったまま駆けつけたアバレッドから、人間が変身させられたバーミア兵だと聞き、謎の少女にも「本当です」とダメ押しされ、戦えなくなりました。 その上、見る見る具合が悪くなっていく舞ちゃんの事もあり、ブラックの指示でアバレンジャーは撤退です。

基地へ戻って小降りなMRIっぽい機械で舞ちゃんを調べてみると、「舞ちゃんの体の中に何かいます」って謎の少女言葉通り、 小さな体内に邪命因子=エヴォリアンの細胞が見つかりました。普通の生命を邪命体に作り変えると言われる邪命因子に感染した舞ちゃんの手がバーミア兵に変わってきて、 凌駕パパは大慌て。一刻も早くトリノイドを倒そうと本日二度目の全力疾走出動。らんるもその後を追います。

「トリノイドを倒しても、一度体内に入った邪命因子を消し去れるかどうか……」モニターを見て弱音を吐くアスカに、 何か方法があるはず「お前なら見つけられる」と幸人は声をかけ「ハイ」と力強いアスカの声を背に出動……って、仮にも医療に携わる幸人(カリスマ整体師)じゃなくて、戦闘力に長けたアスカが残るあたり、 微妙な不適材不適所感が漂います。

ここで創造の使徒ミケラによる今回の作戦説明です。 「クリスマスプレゼントとしておけば人間は何の疑いもなく受け取ってしまうんだな」それを聞いて、 天下麻のごとく乱れる……なんて古い言葉を引用し、さりげなくレインディア(トナカイ)・麻・サンタとトリノイドの構成要素をフォローする仲代壬琴(アバレキラー・人間)。 リジュエルは人間をバーミア兵に変える能力と聞いて「そーんなトリノイドだったんだ。なんか地味〜」とつまらなそう。 しかし壬琴は嬉しそうに「人間に手出しできないあいつら」を見物に行こうとリジュエルとともにアナザーアースへ転移してゆきました。

二人が去った後「もうすぐアバレキラーも最後♪」ミケラは笑いながらレインディアサンタの真の目的を明かします。 作戦が成功すれば、邪命神デズモゾーリャ様の復活が成ると言うミケラに無限の使徒ヴォッファは首を傾げます。 「リジュエルの中にいるデズモゾーリャ様は最近お見限りだぞ?」

「いや、まずはもう一人のデズモゾーリャ様だ」
6500万年前、隕石に乗って地球にきたデズモゾーリャの因子は、アナザーアースでも生きている。その証拠にアナザーアースの歴史には異常な力を持った破壊を好む者が多くいた。すでに因子を持っていて、 邪命因子を受けてもバーミア兵に変わらぬ人間の中に、デズモゾーリャが寄生している。そっちが目覚めれば、刺激を受けてリジュエルの中のデズモゾーリャも覚醒するはず。 我ら三人の力で復活させようと手を重ねるヴォッファとミケラに促され、ジャンヌも本心を押し隠して手を重ねます。

逃げるレインディアサンタを、ライドラプター(乗用恐竜)に騎乗して追いかけ、アバレイザーにプテラダガー、ティラノロッドで追撃してふっとばし、 久しぶりのライディングダイノボンバーを放とうとするアバレンジャーでしたが、元人間のバーミア兵を盾にされて攻撃できません。 「ヘーイ、どうした。撃てるものなら撃ってみるトナ〜」なんて笑うレインディアサンタはバーミア兵をけしかけてきて、三人は防戦一方。「ジングルベール」なんて両手のベルから放たれる音波攻撃まで受けちゃってます。

一方、邪命因子除去の方法を探しているアスカも行き詰まってました。 検査機械を取り付けられ、ベッドの上から養父の苦戦を見ていた舞ちゃんが「頑張れ、りょうちゃん」たどたどしく応援したその時…… 身体の内側から金色の光があふれだし、なんとケロッと元気になる舞ちゃん。 邪命因子の消滅に戸惑うアスカが「さっきの光、もしや!」と『恐竜や』を飛び出したところでCM……2週連続でブラキオとアスカのアイキャッチです……戻ってきたんだなぁとしみじみと実感。

駆けつけたアバレブラックは、バーミア兵の注意を引いて仲間たちから引き離し、混戦の中、バーミア兵に手を押し当てて金色の生命エネルギー『ダイノガッツ』を注ぎ込みます。 その行動に首をかしげる仲間達に「邪命因子の弱点はダイノガッツなんです」と報告するアバレブラック。しかしバーミア兵は人間に戻りません。 バーミア兵に変えられた人たち自身から湧き上がるダイノガッツでないと効力がない?!

そこへ、アバレキラーとリジュエルがやってきました。 「アバレブラック、さっさとバーミア兵をやっつけろよ」 「伝説の鎧に支配されて悪の限りを尽くしたんだ、そいつら倒すぐらい、簡単でしょ?」 アバレンジャー達を見物に来たと言うより、復活したばかりのブラックをピンポイント口撃して笑いに来た様です。
そいつらも破壊と暴力を楽しんでいたお前と同じだ「暴れたい破壊したいと言う衝動がある、それが人間の本性だ」だから鎧や邪命因子に操られるのだと白い衣装の二人は性悪論を展開します。

しかし二度地獄を見た男アバレブラックはめげません。
「あの鎧は完全に消滅した。永遠に続く悪はない、残るのは正義の心だ!」
「そうだ」大勢の声がアバレブラックに賛同しました。バーミア兵にされた人たちの友人や家族や先生が駆けつけ、 口々に名前を呼び「負けるなぁ」「思い出せ!」「がんばってー」と応援をはじめます。バーミア兵は攻撃を止め、頭を抱えてもだえはじめました。

アバレキラーが応援する人々にウィングペンタクトを向けるのを見たブラックは、ダイノスラスターを振るって光線を打ち払います。……五右衛門を超えたかな?  すかさずレッドはアバレイザーでウィングペンタクトを撃ち落し「皆さん、目覚めさせてください、ダイノガッツを!」と呼びかけます。 湧き上がる声援の中でバーミア兵は金色の光につつまれ邪命因子を消滅させて、人間の姿に戻りました。 駆け寄る家族や友人たち手を取り合って喜ぶ人々を背景に「アバレキラー、これがダイノガッツの力だ」誇らしげに言い放つアバレブラック。

負けを認めないアバレキラーは「フン、つまらん、空しいぜ」前言を無かった事にしてバックレです。 「行きましょう壬琴」なリジュエルもキラーと一緒にダイノアースのエヴォリアン本部へ撤退しました。 最後に「責任とれよ」なんて無責任な命令をレインディアサンタに下して……

レインディアサンタはもうヤケです。「こうなったらトナカイ秘術見せてやる……自慢の赤鼻ビーム!」火事場のバカ力ならぬ焼け力か、アバレンジャー4人を打ち倒してのけました。 「負けてたまるか〜」何とかレッドは立ち上がりますが再度赤鼻ビームを浴びて、見事な吹っ飛ばされっぷりを披露します。その時、戦いを見ていた人々から「がんばれ、アバレンジャー!」の声が上がりました。

ヒーローショーのノリで応援する人々のダイノガッツを浴びて、アバレッドはアバレマックス化。 OPテーマをBGMにマックスフィールドへ戦場を移動。六角形の結晶が浮かぶ雪降るフィールドは、 クリスマスツリーが輝き雪だるまが見守るファンタジーワールド。オーロラ閃く氷原なんてのも隣接されてます。 音波攻撃をスティライザーで防ぎ、アバレイザーで反撃したアバレマックスは、オフェンスモードでレインディアサンタを貫き、空中に持ち上げて大爆発させました。 でもって、律儀に破片と帰還。

当然、ジャメーバの雨を受けて(多分)「どんなこんな〜」とレインディアサンタは復活巨大化。脈絡もなく現れる爆竜スティラコにアバレンジャー三人が融合し、爆竜合体マックスオージャの登場でロボ戦突入です。
『自慢の赤鼻ビーム』はものともしないマックスオージャでしたが、『サンタの究極秘術ふくろづめ』にはハマってしまいました。 サンタのトレードマーク、白い袋から出てきたのは無数の紐「伸びろ麻紐! 麻紐しばり〜」自由を奪われたマックスオージャは白い袋の中へスポン。 なんとマックスオージャのオモチャにパッケージングされちゃいました。「いいプレゼントができたトナ〜」袋を肩にレインディアサンタは勝利宣言です。

「私を忘れてもらっては困る!」戦う司令官アバレブラックは爆竜ブラキオサウルスを呼び、その頭に飛び乗ります。 「燃えろいつまでも、灼熱のダイノガッツを、ブラ」と今日のお言葉を口にするブラキオの鼻先から放ったのは『ダイノスラスター・クレセントムーン』 こいつがどうなってもいいのかトナ? なんてレインディアサンタの言葉なんぞ聞いちゃいません。まぁ、敵の背後からムーンティアラアクションで不意打ち食らわした、昨日のセーラームーンよりはマシか。
放たれた三日月形の光のブーメランは白い袋を切り裂き、マックスオージャは元の姿に戻りました。サンタの魔力の源は袋だったのかも。

「ありがとうアスカさん」礼を言うイエローの横でアバレマックスは「マックスリュウオーだ」とサモナーモードのスティライザーをセット。 「バキケロ、デイメノコ!「パラサ、アンキロ!」とブルーとイエローが4体の爆竜を呼び 「そう言ってくれるのをまってたバキ」と駆けつけたバキケロたちと超合体。マックスリュウオーとなれば勝負はめっちゃ早いです。 爆竜必殺リュウオーバスターの一撃で、早すぎた季節物トリノイド・レインディアサンタは、12月の中旬も待たずして退場となってしまいました。

戦い終わった青空の下で「誰の中にもダイノガッツってあるんですね」と嬉しそうならんるに「そうです、私の中にもマホロの中にも」と答えるアスカ。 「勝てますよ、俺たち、きっと」伸びをしていた凌駕が笑えば「当然だ」とクールに言い放つ幸人……でしたが、 「かえってクリスマスパーティでもしましょ」の一言にいち早く駆け出すあたり、本当にブルーがクールなのかちょっとだけ不安です。まさか富田式アドリブ?

エヴォリアン本部に戻った壬琴は玉座にリボンのかかった箱を見つけました。物陰から、ヴォッファとミケラがワクワクしながら覗いてます。
「さ、早く開けろ。早く、早く!」
「最後の一個のプレゼントだ、バーミア兵になったらコキつかってやるんだな〜」

今週の引きはバーミア兵顔のアバレキラー・緑の後光付きを背景に爆竜トップゲイラーが担当でした。
「このあとキラーに衝撃の事件が。覚悟しておけゲラ」

エンディング後……グリーティングカード見て 「ジャンヌからじゃない」とリジュエルが投げ捨てた箱からシュルリと飛び出した青と金の紐が壬琴にまとわりつきます。でも、すぐに力を失い単なるバーミア兵の武器となって床へボトン。 「どうもならんじゃないか、期限切れか?」と首をかしげるヴォッファの横でジャンヌだけは得心顔です。壬琴に触れられた時の感覚はリジェと同じ。 「あの男の中にもう一人のデズモゾーリャがいる!」ジャンヌの断言で、次回へっ!

次回予告 第42話『アバレキッドに潜みしもの!』
0号スーツ(アバレキラー)への変身アイテム・ダイノマインダーのジェネレーターと、仲代壬琴の身体がついに限界に。
もっともアバレキラーの運命より、ヤツデンワニと某国の国防関係の人たちの再登場にワクワクだったりするのですが…… アバレキッドって何なんでしょう。緑色の「俺専用のギガノイド」? まさか、リジュエルと仲代の子供だったりはしませんよね。マホロを若い身空でお祖母ちゃんにするのだけはカンベンしてください。

アバレンジャーの番組前宣伝(アイキャッチ)はアバレマックス。そして、 ハガキの山(ミニチュアセットじゃないでしょうね?)なプレゼント当選者発表〜! の前に流れた、 12月のファイズ番組前宣伝は、劇場版含めた五人ライダー勢ぞろい。えーっと……クリスマスに向かってのオモチャ売り出しキャンペーン? ファイズの方は映画DVDの販促……か?

今週の仮面ライダー555
先週、木場が戦闘中に一時変身を解いてぼーっとしてたのは……結花やクラブオルフェノクを虫ケラ同然に扱う警察官を助けるのってどうかなぁ、って迷いだったんですな。 で、沢村刑事はバットオルフェノクに片足撃たれながらも自力で車に乗って退散……オートマ車で尾行してて良かったねぇ。

仮面ライダーファイズ(乾巧)とホースオルフェノク(木場勇治)の2人を相手に互角に戦うバットオルフェノク……ひょっとして全オルフェノク中、五本の指に入る強さかも。 この戦闘では、ファイズに銃を奪われ、至近距離射撃のダメージで退散でした。 バットって立場的には警察に協力する民間人・五代雄介(仮面ライダークウガ)と一緒かなぁ。(武器扱いってあたりはSEEDの強化人間トリオっぽい?)

松葉杖の沢村刑事は、スマートブレイン貸与のバットオルフェノクに撃たれた事を、エリート警察官僚南に文句つけにいったけど、丸め込まれちゃいました。 そして、巧と南の面談の際は単なる背景……頑張れ警察内の一般人! というか添野刑事はもう出ないのかなあ(老刑事は死なず、ただデスクワークのみ?)。

さて、ビル街で抱擁の菊池啓太郎と結花は思いっきりのラブモード。西洋洗濯舗・菊池での愛のアイロン掛け講習は、見ていた園田真理を階段で突っ伏させる威力です。 もう木村沙耶とか海堂とかは、なかった事と思うしか……

「お前、すっげーなー」と巧もヘッドロックで啓太郎の恋愛成就を祝福です。 本編初公開(?)な巧の全開笑い。うーん、オルフェノクと人間を差別しない啓太郎の存在が嬉しかったのはわかるが、 オルフェノクと徹底抗戦派の草加雅人(仮面ライダーカイザ)を説得する論拠にするのはかなり無理があるかと。 それに南の「我々の組織は人間とオルフェノクの平和的共存の為に存在する……私は、あなた方を人間だと思っている」なんて言葉をアッサリ信じちゃうのは浮かれすぎです。

巧は人間関係が希薄なまま生きてきたからか、心のカベが一端崩れたら物凄く無防備?  澤田の時といい、啓太郎といい、極端なまでに人の影響受けまくりです。今回の場合は、理想を失いかけている木場を支えようと、身代わりに“信じやすい男・代理”をしているのかなぁ。

今週の真理は愛の応援席。同じ屋根の下にいるにも関わらずデートの誘いはメールという啓太郎の愛を、 受け入れてもいいのかと迷う結花を喫茶店で励まし、身代わりにOKメール送信(受信した啓太郎は文字通りの小躍り状態)。 そして、デートに向かう啓太郎の髪をカッティング……「あっ」って頭頂部をジョッキリやった点では、少し足を引っぱってるけど。

一方、真理と赤い糸が繋がっているのか切れているのか微妙になってきた木場は『人間との共存』について今更ながら悩みまくり。 “オルフェノクであることを自覚し、普通の人間として生きてきた”巧も信じられなくなっているようです。 ところで“オルフェノクであることを受け入れて生きてきた”ってのは殺人の肯定だったりするのかなぁ。 まあ、「矛盾してるんだよキミは」と草加の言われて反論できない巧も同族殺しの罪を背負ってるんだが。

さて巧にいずれ戦う事になる宣言をした草加は、創才児童園で保父さんしている三原(仮面ライダーデルタ)を誘い、バー・クローバーへ。 「オレの……おれ達の仇を取るために」ビルの屋上でドラゴンオルフェノク(北崎)と2対1のバトルです。
デルタの射撃を受けたドラゴンは龍人態になって反撃し「分った? 無駄なんだよ、僕は世界一強いんだから」なんて余裕たっぷり。でもカイザブレイガンは魔人体でないと防御出来ないんだね。 来週、ドラゴンは変身が解けた草加にトドメ刺そうとするみたいですが、ライダーの予告は信用できないからなぁ。

巧からは“現実の厳しさに負ける弱い男じゃない”と信頼を受けながら、木場は人間を助けるために戦うのが嫌になっちゃってました。 普通の人間に戻れるなら警察の研究所へ行くなんて言い出す結花に、ヤツらはオレ達を実験材料として扱っているだけと反対。 さらに埋められるかどうかわからない“深い溝”なんて理論モデルを作り出し、普通の人間との恋も禁じてきます。どこまでも概念先行なお馬さんですこと。

一方、結花の恋心を言い当てた直感の芸術家・海堂(スネークオルフェノク)は、理想を喪失しかけている木場と、 心変わりした結花(耳掻きの解釈が難しいが、フラれたんだよなぁ…泣)から身も心も離れ街をふらふら。 うっかり缶をぶつけちゃったコワモテの人に殴られ「バカかお前は」と言われても、反撃しないあたり一番普通の人間に近かったりして。 ところで「教えてくれ」なぜにタヌキ(信楽焼き)に人生相談を?

タヌキのお告げかどうかは知らないが海堂は創才児童園へ赴き、ジョウロの刑(イジメ)と三原の優しさから逃げ出してきた鈴木照夫と手を繋いで行く当てのないほっつき歩き。 鏡状のオブジェが反射した光で出来た照夫の影が不気味に成長し、意味深な姿が映りましたが……眠りの深い王は照夫君8歳なんですかねぇ。来週スマートブレインからの迎えと海堂久しぶりのスネーク姿でバトルっぽい予告でしたが、勘違いした保父ライダー三原のキックとか食らいませんように。

今週のクライマックスは……青々とした木と草がなびく丘に木場と結花を呼び出した巧が、南の申し出を伝えていると、 いつしか武装警官が包囲の輪を縮めてきてました。催涙弾や実弾が飛び交う中、さらにバットオルフェノクまで出現。 どういう命令を南から受けたのか(あるいは暴走か)、ホース(木場)やクレイン(結花)だけでなく警官たちまで撃つバットは、 余裕なのか前の戦いの轍を踏まないためか銃を捨てて格闘勝負を挑んできます。巧はファイズに変身して戦うも……3対1で押されてる?!  実験の影響が今ごろ現れたのか、防御力が弱まっているらしいクレインは頭と左肩にダメージを受け戦線離脱。ファイズがブラスターモードになったところで場面は切り替わり……

人々が行き交う街角で、結花を待つ啓太郎。

木に掴まりながら怪我をおして啓太郎の元へ向かう結花。 その目の前に「バカな女……死になさい、今ここで」と、冴子(ロブスターオルフェノク)登場。 Aパートの戦闘後、ラブラブモード全開の結花と啓太郎を「このままで済むと思うな」なんて恨みタップリ見つめていた海老姐さんは 変身できない結花を見て「どうやら、オルフェノクの力を失ったようね、かわいそうに」笑みを浮かべてロブスターへ変身。

おそらく、人間体で攻撃を受け瀕死となった結花(戦闘シーンなし)は、丘に1本そびえる木の根元に背を預け最期のメール。 「ごめんなさい啓太郎さん、私、今日行けそうにもありません。私も啓太郎さんと普通のデートがしたかったな…… あたし幸せでした、啓太郎さんと出会えて、どうか啓太郎さんの夢が叶いますように…… そして世界中のみんなが幸せになりますように」メールにしたのは苦しい息遣いや声を聞かせたくなかったと解釈する事にします。

教会の鐘の音を乗せた風が、木の根元から無数の白い羽根を吹き散らして、2週連続の無音引き……か。

スーパーヒーロータイムの締めは、本編で決着がついてない草加VS北崎『トントン相撲編』
まさか、うら最のリスペクト?

結果は草加の勝利で「成敗!」北崎さんてばひろり〜と飛んでっちゃったワケですが……ハーフなスーパー15歳・藤田玲でこっちも二連続の引き……か。って、フランス語で締められちゃ、小さなお友達だけでなく、大きなお友達も解んないっス。


12月6日
本日封切られた映画の話題で参りましょう。
そう、家族がテーマのこの2本!
太平洋を越えてきたフルCGアニメ『ファインディングニモ』VS世界に冠たるジャパニメーション『あたしンち』!

って、勝負になるのかなぁ。
いや『あたしンち』は毎週楽しみに見てますよ。でも、勝負以前にバックトゥザフューチャーをあのキャラクターたちでやっちゃった二番煎じ感が……いやいや、 子供向けファミリー向けと侮って見た後、「御見逸れしました」とスタッフロールに頭を下げた映画は枚挙に暇(いとま)は……いや枚挙にバカンスもあったりしますが、不意を突かれる事はありますし望みは捨てちゃいませんけど、厳しそうですねぇ。

コレ系映画でつい思い出しちゃうのは、ジブリとディズニーがタッグを組んだ「ホーホケキョとなりの山田くん」なんですよ。テレビ放映された際、俳句に心のテンポが合わなくて途中で見るの棄権しちゃったんで語るべき事は何も無いというか、語れないんですが……。

まぁ、ハリウッド製作だけど京都でのロケを敢行した『LAST SAMURAI』(ラストサムライ)も封切られるから、そんなに邦画が頑張らなくても和ティストは足りてるんですけどね。


12月5日
昨日の夕方くらいは余裕で繋がったSMBCコンサルティングのホームページが、夜10時を過ぎたら繋がりにくくなってました。 もちろん、みんなの目的は2003年ヒット商品番付でしょう。 しかし、ここまで混むってコトは同じ話題で日記を書いているサイトが多いのかもしれない、いや、絶対そうだ。4日5日のウェブ日記はみーんなヒット商品番付なんだ!

と言うわけで、御題は特定保健用食品大ヒットってあたりでまいりましょうか。 にがーい「へルシア緑茶」はヒット商品番付の前頭6番目だから関連性も一応ありますし〜

キシリトールガムや脂肪がつきにくいエコナとか、アミノダイエットなどなど、お上が「健康に良いとパッケージに書いてもいい」と許してくれた製品の数々なワケですが、 新薬と同じで何年も審査にかかったりして、なかなか大変なようです。約400はある特定保健用食品の中には、ヒットの時期を逃してしまった、遅すぎるスーパースターがゴロゴロ?

この日記で今年取り上げた、どこそこの大学の先生が企業との共同研究でみつけた系のアレとソレとかも、世に出る頃には忘れ去られているかと思うと涙が……というかすでに忘れているかも。とりあえずミカンの薄皮食うのは忘れないでおこうっと。


12月4日
またまた日本の宇宙開発ピンチなんてニュースが昨日流れてましたっけ。 新幹線みたいな名前の火星探査機「のぞみ」が言葉通り望みをかけて火星に挑んでますが、 度重なる軌道修正のかいもなく、9日までの期限に果たして間に合うか微妙とか……奇跡を祈るしかない状況だそうです。

でも、軌道修正の努力が出来るだけ、公共工事より衛星の方がマシかも知れません。 だって不用だとわかっても間違ってるって気づいても、軌道修正しないんだもん。なら予算も計画通りでやればいいのに、 金額を増やす軌道修正は出来ちゃうんだから不思議です。(なら工事計画そのものも増減可能なんじゃ?)

まぁ、それとは微妙に方向は違うし実質的に工事は減らないんですが、 東京では渋滞がひどくならないように年末の路上工事やめとこうかって話を国土交通省がしているらしいです。 ガスや電気も一応自粛の方向で……年末になると予算消化=血税垂れ流し工事による渋滞にイライラすることが東京ではなくなりそうな予感です。大阪ではどうなのかなぁ。

追記 12/9 「のぞみ」は火星探査を断念。太陽系の人工惑星となりました……残念。


12月3日
年末の夜の風物詩といえば拍子木叩いて「火のぉ〜用ぉ〜心!」
寒くなり暖を取るために火を使う事が多くなり、ストレスをためた困った人や追い詰められた人が間違った火の使い方をしちゃう季節だからですが……

と、いうわけで火事の犠牲者を少しでも減らすため、 全戸に火災警報器の義務化をしようなんて、消防庁が言い出しているようです。 とりあえずは、新築住宅は必ず設置。すでに建っている家やアパートに関しては応相談?

まぁ、それは悪くないお話なのですが……誰が儲けるのかなぁ。火災探知機会社の株持ってる人かなぁ。低所得家庭への補助金を支給する外郭団体に偉いさんが天下ってポケットを膨らませたりせんだろうなぁ……と、要らない心配をしてしまう私は多分ヒネクレ者です。
それより心配するべきなのは、「消防署の方(角)から来ました」系の紛らわしい消火器の訪問販売に良く似た、怪しい訪問火災報知器売りが出没しないかって事かも知れませんけどね。


12月2日
昨夜の話題はなんといっても今年の流行語大賞決定!!
だって、冬景色のように暗い世界情勢や、一時ヤバかった日経平均が1万円台を回復した経済情勢も気になるけど、 「毒まんじゅう」「なんでだろう〜」「マニフェスト」が大賞に選ばれた理由を、考える方が楽しいんだもん。しかし政治ネタ2件にギャグが1件か……官高民低?(って叙勲ぢゃないんだから)

関西人としてのイチオシなら「勝ちたいんや!」。 農家にとっては「コメ泥棒」……あ、果物も盗まれまくってましたな。 主婦にはリフォーム願望をくすぐる「ビフォー アフター」が一位で、自称知性派の方々にとっては「バカの壁」でしょうか。ところで「年収300万円」って100円ショップとスーパーの底値買いで豊かな生活を……だっけ?(多分、誤解)

個人的には「SARS」が一位を取るような事態にならなかったことが嬉しいです。しかし「へぇ〜」は大賞を逃しちゃったんですねぇ。やはり、ドラマ『相棒』効果だったりするのでしょうか。ねえ、亀山君?


12月1日
とっても危険な話題。MacとPCだよ。う〜ふ〜ふ〜ふ〜(ちょっと足ガクガク)

テレビドラマに出てくるパソコンの多くは、白いボディにリンゴのマーク。
単に、私がフジのドラマと特撮ばかり見てるからかも知れませんが、ドラマ中ではMacが官公庁にまで採用され圧倒的なシェアを誇っています。 その裏事情は解りませんがスタッフがMac使いだから、スポンサーとぶつからない限り映しまくっている……のかも。

さて、現実の世界のシェアを握っているのはPC……アップル社以外のパソコン(ウィンドウズ入り)ですが、 同じパーソナルコンピューターでありながら両者のユーザーの関係は、時に民族紛争や宗教紛争の様相を呈します。

双方が操るマシン……PCとMacは、アトムにおけるアンドロイドと人間の関係、はたまたガンダムSEEDのコーディネーターとナチュラル、あるいは仮面ライダー555のオルフェノクと人間……は、さすがに行き過ぎか。 この際、どっちがどっちかは置いといて、外見等は似ていて意思の疎通も出来るけれど、素材や遺伝子や体構造からして違う存在。

多数派と少数派、優れしものと劣るもの、歴史を背負うものと新参者……羨望と被害者意識を互いに持ち合い、時に狂信者とも言われる人々が叩き合う戦場が両者入り乱れるネット世界。その最前線がハウツーサイトと某掲示板なのかも知れません。 なぜなら本質が違うゆえに、心のよりどころとする教科書(マニュアル)が違うから。

ホームページを作る際、訪問者を喜ばせるページを作ろうと努力するのは誰しも同じ、MacでもPCでもオペラでもドリームキャストでも(さすがにコレは少数派?)見ることの出来るページを作ろうとするのも同じなのに、 その基本となる理念が違っている。望むものは同じはずなのに、信じる正義が違うゆえの泥仕合。

文字が小さすぎるマカー(Mac使い)のサイトはウィナ(win使い)への復讐である、というのはデマに過ぎず、スタイルシートによる文字固定は、Winの画面上でも同じように見える様に、という親切心のハズ。
なのに心は伝わらず、デザインに凝ってるみたいだけどバランス崩れた読みにくいサイト、しかも字のサイズ変えられなくて不便と、Winユーザーに思われてしまうのも良くある話。

複数企業が競合しているWinパソコンは、Macユーザーの想像を遙かに超える多様性に満ち過ぎ、最初からデザインなど放棄してかかると言う野性味あふれる常識に支配されているが故なのですが……(ただし、画像中心サイトだと文字サイズ指定であっても、ウィナが寛容ってのも、不思議といえば不思議なお話)

一方で、ウィナが多用するテーブルによるレイアウトや、IEにしか実装されてない手法を使って無駄に重く無駄に凝りまくる、コケ脅しサイトにイライラをつのらせているいるMacユーザーも多いはず。

見えているものが違う、できることが違う、そんな両者が、完全な和解をすることはあり得ませんが、違いを認め合う事で共存は出来るはずと、民族の違いや宗教の違い、暴力とテロで血を流し合う地域のニュースを見つめつつ、今日もスタイルシートをOFFにして文字サイズを大にしてしまうへそ曲がりな私は、窓使いだったりするんですけどね。

……旭と和品種名をつけられたアメリカでポピュラーな美味しいリンゴは、フジに押されて日本市場からは消えていきましたが、 愛し育む人がいる限りパソコンもリンゴの木も滅びることはありません。Macのマネばかりするビル・ゲイツも、もしかしたら……なーんてウワサもありますしね。


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