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DQ ダイの大冒険 36巻

『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』 原作:三条陸 漫画:稲田浩司 監修:堀井雄二
ダイジェスト 第36巻 『閃光のようにの巻』

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★響く闇からの声の巻
最終兵器ピラァ・オブ・バーン一斉爆発による地上消滅まであと五分。
大魔王バーンの左腕を奪い、三つある心臓の一つをダイの剣が貫くまでに追い詰めながらも、勇者ダイと大魔導士ポップは絶望に打ちひしがれていた。
太陽を手に入れるという数千年の事業成就と勝利の感慨にふけるバーンに、腹立たしげな祝辞を述べる声が響く。
それはかつてバーンと魔界を二分した男『冥竜王ヴェルザー』しかし宙に浮かびしその映像は石化した姿。 バーンが破壊する前に地上を手に入れようと焦ったヴェルザーは、竜の騎士(ダイの父バラン)との戦いの後、 不死身の魂を持ちながら、神の遺産とも言える天界の精霊により石の姿に封じられていた。 そんな、ヴェルザーに、残念だが死神、キルは死んだと告げるバーン
「…この賭け…どうやら余の勝ちだな…!!!」
「賭けだってぇっ!!?」思わず叫ぶポップ。
バーンは答える。ヴェルザーとは対立しつつも、 地上の人間のみに平穏を与えた神々を憎む想いは同じ。そこで数百年前対立をやめて賭けをした。 各々戦略を進め成功した者に従うと。
倒され石となっても地上をあきらめないヴェルザーだったが、今となって敗北を認めた。 そんなヴェルザーにバーンは天界に攻め込んで封印を解いてやろうと言うが、ヴェルザーは礼を言うでもなく、ダイに視線を向け
「まるで屍だ 目が死んでいる…いかにバーンに敗れた後とはいえふがいない姿よ…やはり父(バラン)には遠く及ばぬわ……」
そういい残して映像は消える。
それを負け惜しみと笑うバーン。バランよりダイの方が全てにおいて勝っている、あの底知れぬ殺気以外では。
いにしえの宿敵(ヴェルザー)も神々の創りし邪魔者(竜の騎士ダイ)も全てが余の前にひれ伏した。
「これが完全勝利だ!!!」
しかし、その時、ポップの耳に声が響く「…あきらめないで…!!!」
★起って…!!!の巻
その声は…メルル…!!!
ピラァ・オブ・バーン(全世界に6本打ち込まれた黒の核晶(コア)を頂く柱)の直撃でフローラ女王をリーダーとする地上部隊は全滅したかに思われたが、 占い師メルルが気絶中にポップたちの戦いを夢で知り、目覚めて柱の落下を皆に知らせて避難していた。 バーンの結界をもものともしない心の繋がり……その理由に顔を赤らめるポップ。
「死期が一瞬のびた だけだがな…」あざ笑うバーン。
ダメなんだ、おれ達の住む世界は消えてなくなっちまうんだ、と絶望するポップ。
「いいえっ!! 方法はあります!!!」
バーンが柱(ピラァ)頂上部を映像に出せば、魔界の名工ロン・ベルクとその弟子、北の勇者ノヴァがヒャドで黒の核晶(コア)を凍結させていた。 黒の核晶は機械仕掛けの爆弾。凍らせれば爆発しない。と述べるロン・ベルクの耳にバーンの笑い声が響く。
時限装置を止めても、一本でも柱が残っていれば地上を走る超高熱で誘爆する。六本全てを五分で凍らせる術は無い。 爆発の影響を受けないバーンパレスへ招待してやろうと言うバーンをロン・ベルクはキッパリと断る。
バーンの元にいた時代は恵まれ裕福だったが退屈で自分が腐っていくのが分かった、ダイたちと過ごした数週間は充実していた。生涯全てに匹敵する。
「同じ過ちを二度くり返すぐらいなら、オレは多少なりとも気に入ったこいつらと運命を共にするさ…!!」
弟子のノヴァは喜んだが、旧主君バーンは激怒。
その時、可能性がゼロでないならと、ポップが立ち上がる。ヒャドとルーラなら俺も使えると、バーンパレス脱出を試みるものの、 爆発から大魔宮を守る結界にはばまれ頭から墜落。
光の魔法円が消滅した今、地上に戻る術は無い。冷たく言い放つバーン。
「可能性はゼロのままだ……!!!」
★閃光のようにの巻
地上部隊でルーラとヒャドを使えるものが各地へ飛ぶ。しかしパプニカ方面二本とオーザムへ行ける者がいない。 メルルの通信能力はポップとの間のみ。全世界の人々にこの事を伝えられたらと祈るだけ。
残り3分。もはや手遅れと言うバーンの耳に聞こえた「……どうかね…」
その声は流血しながらも立ち上がった「…ポ…ポップ…!!!」
名前を覚えさせた事に笑うあきらめの悪いポップを、バーンが床に叩きつける。ダイを見習えと。
「ダイ…ダイ…か …あいつ何年生きられんのかな?」竜の騎士の寿命か人間の寿命か…そして、 バーンやヴェルザーの寿命に比べれば人間の一生は一瞬の花火だと静かに語るポップ。 話は子供の頃、『死』に怯えて夜中に泣いた時、母親が抱き締めて言ってくれた言葉に至る
「人間は誰でもいつかは死ぬ…だから…みんな一生懸命生きるのよ」
あんたらと比べたら人間の一生はどのみち一瞬。だから結果がみえても、もがきぬいて生き抜いてやる。
「残りの人生が50年だって5分だって同じ事だっ!!! 一瞬…!!だけど…閃光のように…!!! まぶしく燃えて生き抜いてやるっ!!!  それがおれたち人間の生き方だっ!!!」よっく目に刻んどけよッ!!!このバッカヤローッ!!!!
メルルに、地上の仲間たちに、そしてダイにその思いは届いた。くじけそうな時、あきらめそうな時、おれを立ち上がらせてくれた奴
「最高の友達…ポップ…!! 君に出会えて…良かった!!!!」
勇者ダイが再び立ち上がった。
★瞳の中の奇跡の巻
リンガイアではノヴァが、ロモスではフォブスターが、黒の核晶を凍らせる。しかしまだ3本残る柱。 魔力が尽きトベルーラも使えないノヴァは這ってでもオーザムへ行くと諦めない。
ダイとポップも諦めずバーンにかかっていく。有効なダメージを与えられもせぬのにまとわりつく二人を理解できず、おぞましさすら覚えるバーン。 なぜだ、との問いにポップは平然と答える
「おめえを倒せばここの結界が消える…結界が消えたら柱を凍らしに行く…順番通りじゃねぇか…何がおかしい?」
消えろ、と放ったれたカイザーフェニックスを咄嗟に散らすポップ。最後に来てバーンの技を見切った友を「お前は昔から天才だよっ!!」と評し、バーンを殴りつけるダイ。 バーンの三つある心臓の一つを貫き、再生力を抑えるため自らの意思で抜けないダイの剣。その気持ちに応えるためにも奮戦するダイを、バーンは殴り飛ばし、 人間を不愉快で耐え難い存在と断じ、時限装置を待つことなく、自らの魔力でピラァを爆発させようとする。
“瞳”状態(バーンの第三の目から放たれるビームにより視覚聴覚思考力以外を奪われ宝玉に変えられた)の仲間たちが、動けぬ事を悔やむ中、胸に光を抱いてレオナは祈った。
「……お願いっ!!! 動いてえっ!!!!」
バーンがまさにピラァを発動させようとした瞬間、その頬にめり込む宝玉。見回せばバーンの回りを高速で飛び回る“瞳”が死角から容赦なくぶつかってくる。
「瞳がっ…!!!!!」バーンは驚愕した。
★神の涙の巻
無力な瞳にしたハズのダイの仲間達の攻撃に怖れるバーン。自力で動かない瞳、気絶していた者もいたはず、どこかで操っている者が……。
「そこかーッ!!」光が貫いた瞳から出てきたのはレオナ姫。同時に他の瞳は力なく床に落ちた。その魔力に驚くバーンだがレオナには心当たりが無い。 ハッと自らの胸元を覗き込む。柔らかな谷間から漏れる黄金の輝き。
「かっ…かっ…!!! 神の涙!!!!」
そんな大それたものをどこで手に入れたと、 レオナの服を引き裂く勢いでバーンが掴み取ったのは、ゴメちゃん(羽の生えた金の小さなスライム)。
「こいつがぁぁー」叫びながらゴメちゃんを握り潰そうとするバーンは、ゴメを生き物ではなく神々が造った“生きたアイテム”神の涙であると断じた。 神の力を秘め、手にした者の願いをかなえるアイテム。
魔王軍が追い詰められたのは竜の騎士と神の涙という二つの神々の遺産の力だと言うバーンに、あらわになった右胸を左手で覆いつつ、 ゴメちゃんは小さな身体に備わった意志で、わたし達の小さな願いを叶えてくれた友達だと言い返すレオナ。
クロコダイン戦でのダイの体力回復 フェンブレンのような強い体を願ったチウ ポップの復活 魔力の行使。
「あたしたちの友達の生命を奪うのは止めて!!! ゴメちゃんを殺さないでっ!!!」
しかし
「真の力を知った今!! 捨ておくことなどできんわっ!!!!」
ダイが手を伸ばす寸前、バーンは無情にもゴメちゃんを握りつぶした。

★最後の願いの巻
ゴメちゃん……だった黄金にきらめく無数の水滴。その一粒が間に合わなかったダイの手に触れたとき、不思議に静かな光景が広がる。
デルムリン島。ボクたちが初めて出会った場所……思い出の島だ。その声にダイが手を開けばピンポン玉並みに小さくなったゴメちゃんが語りかけてきた。
ここがダイの心の中で、今二人だけ時間が止まっているのだと告げるゴメちやん。
アイテムなんかじゃない、小さなときから一緒に育ってきた友達だよね。そんなダイに謝るゴメ。全てが終わってやっと自覚した。 地上の力なき生物達の苦しみを嘆いた神が流した一粒の涙と言われる、この世で一つのアイテム、それがボク。
正体が何だって関係ない、友達だもんと屈託の無いダイに、君の願いが聞けてよかったと言い出すゴメちゃん。
願いの良し悪しを判断するために神の涙は心を持つ、人間には欲深いものが多い、 ゴールデンメタルスライムが世界で一匹の珍獣だと言うのも伝説が歪められた結果。そしてこの世で一番汚れない場所が、 モンスターの島デルムリン島。
ゴメちゃんに促され、一緒に楽しく遊んだ記憶をさかのぼったダイは、ついに草むらで金の輝きを見つけた時を思い出す。
「…コワがらなくていいよ おいで ぼくのトモダチになってよ…!!」
それが翼もつ金のスライムが誕生した瞬間。これがダイの最初の願い。
そしてお別れ。神の涙は死なないが、涙に戻ったときに今までの記憶は消えてしまう。そして再生には願いを叶えてきた期間と同じ10年の歳月が要る。 それが残念と泣くものの、無意識にみんなの願いを叶えてきたから体が縮みもう時期だったと告げるゴメちゃん。でも、楽しかったから後悔はしていない。 消え行く中、最後に、キミのために、みんなのために力を使ってみると言うゴメちゃん。
…今、一番願う事、わずかな時間でいい、メルルとポップのように世界中の人々の心を一つに…
やってみる。言い残し光の粒となってふわりと浮かび虚空へ消えるゴメちゃん。
「ゴメちゃあぁーっん!!!!」
時が動き、床に倒れるダイ。爆発まで一分足らず、今度こそ全ての望みはついえた…!!! と告げるバーン。
しかし、その時、懐かしい声が心に響く。それはオーザムの雪原を駆ける四つの人影。でろりん まぞっほ へろへろ ずるぼん
「こんな 北の果てにもちゃんと勇者サマはいるから安心しろいっ!!!…ニセ者だけどなあっ!!!!」
かっ…かなった…!!!
★心をひとつに…!!の巻
心の声はあんたたちを知っている人間全員に届いている、すげえお宝ゴメをやはり手に入れておくべきじゃったとか、言いつつも 勇者でろりん一行は塔の上へ。
パプニカの二つの塔は心が通じた三賢者のアポロンとマリンが担当。
そして世界中の人々の祈りが、声が、ダイたちに届く。
世界中からの声を信じられないバーンに、ゴメだった水滴の光に包まれたダイが、おれの願いを叶えてくれたと告げる。
金色の水滴は浮かび上がり天へ……
オーザムのピラァ頂上にたどり着いたでろりん達だが、そこには凍結を防ぐため、れんごくまちょう(煉獄魔鳥)が配置されていた。 焼き殺されるのと柱と運命を共にするのとどちらにするか問われて、どっちもいやだ〜
「…いいこと言うぜ」
ルーラで現れたマトリフが時間がないとメドローアで煉獄魔鳥を
「おめえが消えな…!!!」ドン
まぞっほが兄弟子(あにでし)マトリフに駆け寄るが、大魔導士は吐血しくずおれる。
「…まぞっほ…! おめぇがやれッ!!」 ビビるまぞっほに今度は逃げ場は無い、一生に一度くれぇ本物の英雄になってみせろ、 最後にチョコッと手を出すだけ、こんなボロイ役はねぇ。そして仲間たちにも励まされたまぞっほが手をかざす。
「今が爆発の時だあアーッ!!!!」バーンが叫ぶ
「せぇーのォーっ!!!!」でろりんたちが叫ぶ。
そして閃光
★世界が輝く時の巻
その瞬間…!! 世界が輝いた!!!
静寂の中、爆発はどうしたとバーンが吠える。
世界ではピラァを止めた人々の歓声が響き、バーンパレスから立ち上る霧に覆われた世界の空が黄金色に輝いた。ゴメの奴がさよならを言ってやがる…呟くポップに対し、 ダイは無言。さよならは言わない、次にあうとき子供じゃなくなっているかも知れないけど、同じ願いを……そして一緒にまた遊ぼう…だから…またね!!
空を覆う光が消えても、立ち尽くし無言のバーンにダイは“人間の絆が”もたらした勝利だと叫ぶ。
「地上は…おまえなんかには壊されないっ!!!!」
★ダイの決断の巻
ショックで死んだんじゃないか? まさか などと会話が交わされるほど動かなかったバーンの目がやっと焦点を結ぶ。
考え事をしていたと髪をかき上げるバーン。敗北を認めつつもその余裕は揺るがない。
人間が無益な事にこれほどの力を費やす事が分からないと言うバーン。余の命は悠久。 ここにいる全員を皆殺しにしてから地上破滅計画を続行(ピラァを起動)させれば済む事。ただの時間稼ぎに命をかけるうぬらが分からない。 しかし人間と言う生き物の凄絶さにも感服したと言うバーン
「実際…最後の最後の時のおまえたちは美しかったよ…!!閃光のように…!!!」
「ちくしょう…!!」バーン以上に自分達の側のダメージが大きいと認識しているポップはこぶしを震わせる。 それが…どんな無茶な手段でもいい!! みんなの未来を救う方法はっ… 同じくこぶしを震わせたダイはハッと気づく。
竜の紋章に関する記憶に脂汗を流すダイ。
最後まであがく決意を固めるポップとレオナをダイの腕が制する。ダイの諦めの悪さは人間の血だったと揶揄するバーンに構わず、 レオナに全員の“瞳”を集めるよう頼むダイ。8個確認し、同時にこぼれ出ていたレオナの右胸を見たポップに平手が飛んだりしつつ、 “瞳”をレオナの服を破って作った風呂敷(?)に包み、同時に余った服の切れ端で簡易ブラジャーを作ってこの期に及んで露出度アップのレオナ姫(失礼しました)
「これで全部よ! さあ どうするの!?」
一つだけ試したい事がある。これからおそろしい事が起きると告げるダイ。何が起きるか分からないから皆をしっかり守ってくれ。 そして、スキがあればバーンパレスを抜け出せ
バーンの魔力で張られた結界を心配するポップに、結界は消える…バーンが死ぬからだ。と答えるダイ。
三人の力をどう組み合わせても勝ち目は無いと断言するバーンに 「3人じゃない」おれだけだと言う、ダイの両の手の甲が輝く。
驚くポップにレオナが一つはバランが死んだ時にダイに継承されたものだと解説する。
一人で戦うなら、余の勝利はゆるがん…! 自信たっぷりのバーンを前に向かいダイが両こぶしを握り締める。
「まだ…手がある…最後の手が…!!」

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