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DQ ダイの大冒険 35巻

『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』 原作:三条陸 漫画:稲田浩司 監修:堀井雄二
ダイジェスト 第36巻 『生命でぶつかれ!!!の巻』

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★勝機をつかめ!!!の巻
大魔王バーンに対峙するのは、勇者ダイ、大魔導士ポップ、元勇者で魔法戦士アバン  オリハルコンの身体を持つ格闘家ヒム バランに仕えた竜騎衆の槍使いラーハルト の五人。
他の仲間はバーンの額にある第三の目の魔力を前に、“瞳”と呼ばれる宝玉に。
戦うまでも無い程の力の差がある者は、見る聞く考える事しか出来ない玉にされてしまう。レオナも、と悔しそうなダイの言葉を聞きポップは考える。 元々重症のヒュンケル。マァムと老師はミスト戦のダメージが残る。チウとおっさん(クロコダイン)はレベル不足、そして
「ありがてぇ…!むしろ好都合だぜ…!!」驚く仲間に、バーンを倒せば元に戻る。なら、この状態のほうが玉にされた者たちは安全で戦いやすいと答えるポップ。 意外とクールと評され、時と場合によると反論しつつ、奴を倒さなければ皆にも地上にも明日は無い。奴に勝ち皆を救うためならどんな手でも打つと言い放つ。
そんなポップの横顔に、アバンは昔マトリフと戦っていた頃と同じ存在感を感じていた。当のポップもマトリフの教えを胸に、 魔法使いの最強攻撃手段メドローア(極大消滅呪文)を弾ける敵を前に、己が自慢できるのは死線を乗り越えてきた小ざかしい頭の中身のみと悟っていた。
多勢に無勢にも関わらずバーンは落ち着き払い、力尽きたものは玉になり地上の希望・勇者ダイがくたばるところを見ることになる、ギャラリーは多いほうがいい、うぬらこそ歴史の証人と、 天へ左手を差し伸べ、右手で地を指し示す。天空は掻き曇り、地は震え、海は逆巻く。
今ここに!!! 魔の時代来たる!!!! さあッ!!! 刮目せよっ!!!!
ダイ回復の時間稼ぎに飛び出すラーハルト、アバン、ヒム。その先には天地魔闘の構えで迎え撃つバーン。 大魔王の最終奥義に自らつっこむ仲間を止めようとあがくダイを回復呪文をかけつつ羽交い絞めにするポップ。その噛み締められた唇から流れ出す血……。
アバンストラッシュ!!!
 ハーケンディストール!!!
 闘気拳(オーラナックル)!!!
三つの必殺技とバーンの天地魔闘が交錯し、戦場が光に包まれた。
佇むは無傷のバーン。
拳を砕かれたヒム、炎に包まれたアバン のけぞるラーハルトが宙に飛んだ。

DRAGON QUEST ─ダイの大冒険─ キャラクター・プロフィール52
聖母竜 マザードラゴン MOTHER DORAGON 種族 竜族(神の使い)年齢不明 …


★天地魔闘の死角の…!!?巻
三人の仲間が空しく床に倒れ伏すまでを冷静に見つめるポップの視線。
こんなものかと無傷で笑うバーンにかまわず、天地魔闘を解析するポップ。ハーケンディストールを掌圧で、アバンストラッシュをカイザーフェニックスで、闘気拳を手刀で砕いた、 攻・防・魔を一瞬に行う最終奥義。しかし、何とか立ち上がりかけたラーハルトとヒムをバーンが追い討ちをかけない事にポップ不審を覚える。
命乞いをするか、死の奥義に飛び込むかと問うバーンに答えは一つ、当たって砕けると叫ぶラーハルトとヒム。
しかしアバンの答えはない。 バーンの第三の目が輝く。お前が早々いなくなってくれて助かると笑むバーン。何をしでかすか分からない地上一の切れ者との言葉に
「…あいにくと…切れ者ならば私以上がもういる…」思わず飛び出すポップに、心を鬼にしてなぜダイを引きとめたのか分かるというアバン。 “大魔王を倒せるのは勇者の一太刀のみ”そして勇者の力を最大限に引き出せるのは、この戦いを最初からずっと共に生き抜いてきた、あなただけ
「力を合わせて…勝利をっ…!!」言い残し“瞳”となるアバン。その瞳に向かって必ず大魔王に一発かますと誓うポップ。
無防備にバーンに背を向けているポップをかばい構えろと促すヒムとラーハルトだが、心配ねぇと冷静にアバンである瞳を置くポップ。 天地魔闘の構えは返し技。あの構えを取っている限りバーンは攻めて来ない。“超必殺技を3発ぶちこむ”為にはエネルギーの蓄積が必要だから不動の構えを取る。
その、ポップの説明に対し、 秘密を見抜かれたところで、暗黒闘気で受けたダイの傷は回復せず、無敵の構えを解く術は無いとバーンは揺るがない。
攻撃の方法はただ一つ、一度目の攻撃後、次のエネルギーが蓄積されるまでのわずかなスキと気づきながらも皆のダメージではとポップは焦る。
その時バーンが構えを解いた。来る。
「ラーハルト!!ヒム!! アカの他人のおまえらにこんな事を頼むのは気がひけるけどよっ!!……おまえらの生命!!おれにくれっ!!!」
ポップの叫びに重なるようにバーンの掌圧が迫る。

DRAGON QUEST ─ダイの大冒険─ キャラクター・プロフィール53
冥竜王 ヴェルザー VELTHER  種族 竜族  年齢不明 得意技 不明 …


★生命でぶつかれ!!!の巻
バーンがダイたちを吹っ飛ばした攻撃の余波は地上にも届く。雷鳴にも似た振動に戦いの結末は大魔王の最期か地上の消滅二つに一つと感じるロン・ベルク。
容赦なくたたき伏せられたダイ、ポップ、ラーハルト、ヒムの姿に、瞳にされた者たちの声なき悲鳴が上がる。
「……このゲーム…余の勝ちだ……!!」
バーンの勝利宣言を満身創痍で聞きながら、策を聞かせろと促すラーハルト。難しい事ではない、ダイの弾除けになる。と答えるポップ。 三人が身体を張り隙を作ってダイを攻撃に専念させたかった。「過去形かよ!!?」ズタボロで代わりに食らう事ももう不可能。
その時、バーンが四人を一掃するためカラミティウォールを放つ。その弾道には削れ散る運命のチウの“瞳” わざと遅く放たれたカラミティウォールごしにバーンの高笑いが響く。
ばか笑いしやがってと立ち上がり、ポップは言う、 これをしのいで、もう一度天地魔闘の構えを取らせなきゃ話にならない。最大奥義を放った瞬間こそ最大のスキが生じる。
それはダイの考えと同じだった。ただ、一人でやっては確実に死ぬ。
「さすが相棒! 話が早えぇぜ!! 今はもうお前一人じゃねぇ!! 代わりに超必殺技を全部食らってくれる仲間がここにいるんだっ!! 3発全部おれが受けてでも…おまえにとどめのチャンスを作ってみせるぜっ…!!!」
それは夢の夢の大バクチ。正気じゃねぇと思いつつその無謀なバクチに乗ってやると飛び出したのはヒム。チウをかばい、闘気でカラミティウォールを押しとどめを強引に割りにかかる。
「結果が見られそうにねえのが ちと残念だがなあっ…!!!」
初めてお前を尊敬した、だが、ダイ様への献身では負けないと槍を握り締めるラーハルトだが、 …もはや…目が見えん…! 大魔王(バーン)はどっちだっ!?
カラミティウォールが引き裂かれ、飛び出す二人の戦士。
「くれてやるぞ!!!オレの生命!!!!」

DRAGON QUEST ─ダイの大冒険─ キャラクター・プロフィール54
魔界怪物(モンスター) ミスト MYST  種族 暗黒闘気の集合体 年齢不明 出身地 魔界  得意技 他の生命体の身体を乗っ取って支配する事


★ラストアタック!!!の巻
肉体そのものを武器に玉砕覚悟で突っ込むヒムとラーハルト。
その気迫にバーンは天地魔闘の構えを取る。
ラーハルトの槍とヒムの右腕が折れ飛び、その身も炎に包まれる。
無傷で微笑むバーンに一呼吸遅れてメドローアが迫った。
ギリギリでフェニックスウィングを放って弾くバーン。メドローアの時間差攻撃に驚きつつも、望みは潰えたと笑うバーン、だが無意識の危機感からか構えを解くことが出来ない。
瀕死の中、親指を立てるラーハルトに応えてダイの剣と輝きの杖を手にする勇者と大魔導士。
最後の攻撃かと構えなおすバーンにポップはわざと種明かしをしてみせる。
さっきのメドローアは次の迎撃態勢を整えるまでの正確な時間を見るためのもの。ミストバーンですら出来た魔法反射。なのに硬直したバーンは弾道を反らせただけ。 その瞬間なら最後の大逆転が出来る。天地魔闘の構えで仕留めそこなった相手がいなかったがゆえの本人すら知らない隙。 何度も見せるべきではなかったと笑い、勝ちたいなら普通に攻めて来いと挑発するポップ。
奥義に対する大魔王の絶大なる自信が出した答えは。
「………よかろう…!! 受けて立ってやる!!!」
来たあッ!! 後は…のるかそるかっ!!! 

DRAGON QUEST ─ダイの大冒険─ キャラクター・プロフィール55
真・大魔王 バーン VEARN  種族 魔族 年齢不明 得意技 天地魔闘の構え  カラミティエンド カラミティウォール カイザーフェニックス


★絆にかけて…!の巻
余自身にも興味があると、挑発に乗るバーン。第三の目が光りヒムとラーハルトを“瞳”に変えてから、二人に尋ねる。 ダイにはギガストラッシュを放つ力がもう無く、ポップのメドローアは確実に弾ける。二人では奥義をしのぎきれない。どうやってトドメを刺すのかと。
「…どっちが決めの一撃かっ…ったら決まってんだろ…大魔王を倒すのは“勇者”と昔から相場が決まってらあ…!! 奥義の食らい役は……このおれの方だッ!!!」
そう言うポップの右手には爆裂呪文、左手には魔力を込めた杖。
二つの別の魔法を同時に使うポップを器用な小僧と評しつつも、単純な計算も出来ないのかとバーンは笑う。 魔法をフェニックスウィングで弾き、カラミティエンドで杖を粉砕、無防備なお前に返した呪文とともにカイザーフェニックスを加えた第三撃。 脆弱な人間では盾にもならずダイごと仲良く燃え尽きる。それが結末。あと何人かいれば結末は違うものをと。
「……いくぜッ! バーン!!!」
それでも来る…か、そうポップを哂うバーンに対してダイは、ポップは頼りないところも初めはあったけど、信頼できる仲間。 こいつがスキを作るといったのを信じて全力を高めるだけだと応える。
「一つだけ…覚えておくといいぜ、おれ達は2人っきりじゃない」2人で始まった冒険の旅で出会い戦った人々と常に魂の絆で繋がっている。絆の強さがお前のド肝を抜くと宣言するポップに
「魂などでは余は殺せんっ!!!」
バーンが天地魔闘の構えを固める。後は任せたと飛び出すポップにうなづくダイ。
ポップは右手の魔法を放ち、即座に両手持ちした輝きの杖でバーンに殴りかかる。
「天地魔闘!!!灰になれッ!!!」そのバーンの叫びとともに魔法は弾かれ杖は砕け、カイザーフェニックスが無防備と見えるポップに直撃
予想通りと笑う大魔王。しかしポップも口元に笑みを浮かべた。その胸を覆う輝きは、マホカンタの力を秘めたシャハルの鏡。
「はね返せえぇっ!!!!」
★渾身!!!の巻
シャハルの鏡。オリハルコンのチェスの駒、ナイトから作り上げられた戦士シグマが、マァムとポップに遺した防具。
『鏡にポップの行く末を見届けてもらいたいのだよ…私の代わりに…きっと何かの役に立つ』
シャハルの鏡はひび割れ砕けつつも、カイザーフェニックスを弾き返し、硬直しているバーンを炎で包んだ。
何かどころじゃねぇ…最後の決め手になってくれたぜ…ありがとうよ…シグマ…!!
爆炎に身を焼くバーンはダイが全てを込めたアバンストラッシュを放つのを見た。
「この大魔王バーンをなめるでないわーっ!!!!!」
硬直から強引に回復し、身を焼く炎を散らし目前のアバンストラッシュ迎撃態勢に入る大魔王。
「すべては終わりだーっ!!!!」
だがアバンストラッシュの剣圧と共にダイ本人もバーンの眼前に迫っていた。
★一瞬!!!の巻
「ストラーッシュ!!! X(クロス)!!!!!」
剣圧と剣撃の同時攻撃がバーンの、いかなる武器にも勝るはずの左腕を斬り飛ばした。
「破ったぜえぇっ!!! 天地魔闘の構えーッ!!!!」バーンに会心の一撃。もうバーンは天地魔闘の構えは取れない。しかし戦いはこれから。
バーンが我を失ったほんの一秒足らず、ダイは背後からバーンの左肩に飛び乗り、大魔王の心臓を深々と貫いていた。 もう絶対に離さない、おれと一緒にこれを食らえとダイが放ったのはライデイン。
もうギガストラッシュを放つ体力は無い。天地魔闘の構えを取れなくてもまともに呪文を食らってくれるお前じゃないから…これなら100%命中する。
「おれと……我慢比べた…!!!」
再びダイとバーンにライデインが直撃する。
★最大最後の逆転の巻
無駄な抵抗をやめろとダイを引き剥がそうとするバーンの力は弱い。
三つある心臓の一つを貫かれたためだと説明しつつ、この程度では余は死なぬと叫ぶバーンに再度ライデインが直撃する。 同時にダイにも……そんな、親友の捨て身の戦法を止めることの出来ないポップ。
深く刺さった剣を通じて電撃を加える以外、現在バーンにダメージを与える手立ては無い。
無謀な戦法に恐怖を感じぬのかと問うバーンに、他の者が傷つくより気が楽だと応えるダイ。それが“魂の絆”
不意にダイから手を離すバーン。お前のために諦めろ、余を追い詰める事、それ自体が無意味だと静かに言い、バーンは残った右手で床を指し示す。
振動するバーンパレス。心臓部である魔力炉をダイに破壊され、制御を失い構成物質の浮力で失い舞い上がりつつある大魔宮で、まだ唯一バーンが制御可能な場所。 大魔宮の各ブロックに6本装備された究極兵器ピラァ・オブ・バーン。その最後の一本が発動する振動だった。
今、落とされたら、フローラやメルルといった地上部隊は全滅…。
やめろーッ ダイが連発するライデイン輝きの中、魔力のこもったバーンの右手が振り下ろされ、真っ直ぐ落下するピラァ・オブ・バーン。
眼下に巨大な火球が生まれた。
★地上消滅の巻
ピラァ・オブ・バーン落着点に広がる深いクレーター。バーンがみせるその映像に呆然とするダイ。そして柱(ピラァ)が頂上に抱く輝きに見覚えがあるだろうと問うバーン。
それは黒の核晶(コア)。ハドラーの心臓にも埋め込まれていた魔界の超破壊爆弾。死の大地を吹き飛ばし、ダイの父バランの命をも奪ったそれの10倍はある黒の核晶(コア)が全世界に6発。 それも無差別攻撃などではなく、ロモス北西、オーザム南部 バルジ島 パプニカ西部 リンガイア王国 カール北部 その六点は六芒魔方陣となり破壊力を増幅、確実に地上そのものを吹き飛ばす。
激しい戦いで壁は失われ、沈み行く夕日がバーンとダイを照らす。
「……明日の…あの太陽は魔界を照らすために登る…!! どうだ…ダイ これが結論だ」
その前にお前を倒すとバーンの喉笛をつかむダイ。だが余を殺しても爆発は止まらない、六本全ての爆発を一人で止めるのも不可能。と告げるバーン。 チェスでも真の勝者は最後の一手を悟らせない。地上に実力者を残さぬように決戦の地をラストポイントに指定した。 世界中のつわものは全て死ぬか身動き取れぬ状態、全ては終わった。 子供のようにごねるダイにバーンは静かに尋ねる。なら余の命だけでも奪うか? しかし数分では殺されはしない、地上破滅後に余の命を奪うのも一興と。
「お前は余を殺すことが目的でこの闘いをはじめたのか…?」違う、地上の平和を…守…
口ごもるダイに、守るべきものはもう消える、と告げるバーン。ダイの手が剣から離れ…その身は力なく床に落ちる。立てと己自身に叱咤するも
…おっ…おかしいよ…どうして…おれ…立てないんだ…!!
ただ涙を流すだけのダイを見て、ポップが床に突っ伏し号泣する。
「……泣くな…おまえたちは本当によく戦った…さあ…いっしょに地上の最後を見よう……歴史的一瞬だ……!」
ピラァの周囲に地上消滅の予兆、不吉な輝きと振動が広がってゆく……

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