×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

DQ ダイの大冒険 32巻

『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』 原作:三条陸 漫画:稲田浩司 監修:堀井雄二
ダイジェスト 第32巻 『ミスト最終決戦の巻』

手書き攻略本 リンクページへ  ゲームなせりふトップページへ

ダイの大冒険もくじへ 第31巻へ 第33巻


★恐怖と迷い…!の巻
バーンパレスを大魔王バーンのむき出しの殺気がつつむ。
今 はじめて大魔王が全開でおれ達を襲ってくるんだっ。 勇者ダイがレオナ姫(賢者)をかばったその時、 「かああっ!!!」バーンの魔法力解放で足元の床が破片となって飛び散り窪地に…
以前はまるで本気じゃなかったんだ。ダイの脳裏に初戦の敗北の恐怖が蘇る。バーンが見透かして笑う。こう考えているだろう?  二つの紋章の力で余とどこまでやりあえるだろうか。
「………双竜紋…!! あの前代未聞の新能力を余はそう名付けた…」 竜(ドラゴン)の騎士の恐ろしさは紋章に秘められた“戦いの遺伝子”により、歴代騎士の戦闘技術を継承した戦闘の天才になる事。 バランの紋章を正式に継承し、人との混血児ダイにも歴代の戦闘経験値が上乗せされた今、その強さは予測不可能。 天地魔界に恐るる物無しと自負するバーンだが予測不可能なものは
「即時粉砕!! それが余の結論だ!!!」 ブレードを出し槍に変形した光魔の杖を手に襲い掛かるバーン。飛び退りしばらく離れててっ!!! と、レオナを柱の側に置き、 一人ダイは戦いにおもむく。しかし一撃目を魔法か剣か決めかね反撃しないダイ。バーンは一度剣を折られた相手…
恐怖に負けたか…その方が好都合「そのまま死ぬがよいっ!!!!」光魔の杖をバーンが振りかぶったその時
「ダイ君〜〜ッ!!! 迷う事なんかないわ──っ!!! ぶんなぐっちゃえ〜〜〜っ!!!!」
グーを突き出すレオナ。
ハッとして両手の双竜紋を輝かせたダイは、光魔の杖をかいくぐり、闘気を込めた両拳でバーンの右肩甲骨をしたたかにぶん殴ったっ

DRAGON QUEST 必殺技大全30 星皇十字剣(せいおうじゅうじけん) 使い手 ロン・ベルク 


★戦いの遺伝子!!の巻
虚をつかれ、床に手をつくバーンは右肩のダメージに驚いていた。
「あっ…当たった……!」元々まともに勝てる相手じゃないなら全力をぶつけまくるしかない。 「レオナ!! いい助言(アドバイス)ありがとう。でも!お姫様がぶんなぐっちゃえ!! なんてちょっとはしたないぞおっ!!!」
レオナがせっかく硬さを取ってあげようと…、とむくれた時、ユラリとバーンが立ち上がった。 ダイの動きがとらえられなかった事に“戦いの遺伝子”が目覚めたと感じ、にらむバーン。 ダイはもう迷うことなく得意技を全部ぶつけるべく、剣を抜く
「まずは大地斬だ──っ!!!」
「図に乗るなあぁ──っ!!!!」ぶつかりあう光魔の杖のダイの剣。おっ…折れぬかっ? いけるっ! 両者の思いと剣撃が交差する。 対等に戦うダイはこれが自分の体かと驚くが、バーンには生身でドルオーラを放った時から竜魔人と互角なのは判っていた
「…余が知りたいのはそんな表向きの強さではないっ!! この一撃で見極めてやるわっ!!!」
全力のカラミティウォールっ
避けきれない。その時ダイの頭に言葉が浮かぶ…衝撃波の光壁…上方に噴出しながら高速前進!その正体はきわめて闘気に近い… 剣を縦に構えたダイの双竜紋が輝き、全身を“縦”に立ちのぼる竜闘気(ドラゴニックオーラ)が包んだ。 同質同方向の闘気をまとう事で、カラミティウォールをすり抜けたダイの背後では宮殿の壁が大きく瓦解。ダイは無傷。 その技術と発想に“戦いの遺伝子”の脈づきを確信するバーン。
戦いへの集中ぶりをいい傾向と評価しながらも、 パプニカのナイフを床の崩壊面に突き立てることで、カラミティウォールと壁もろともの落下を防いだレオナは
「あたしの事まで完全に忘れてるみたい……」ぶら〜ん…
★誰(た)がための勝利の巻
立ったままカラミティウォールをいなした事をよく思いついたと評価するバーン。思いついたのではなく瞬間的に身体が反応したと答えるダイ。 出来るのが当たり前のように……ハッ
「………いけねっ! レオナ!!!」ダイが振り向けばそこにはやっとよじ登ってきたレオナ。無事かと問えばもちろんよっ! 「自分の身は自分で守るって約束したでしょ!!」「でも…でも なんか息切れてるよ」あたしの心配より戦いに全神経を注げと叱咤するレオナは、 回復役のあたしの出番なしかも? とダイの優勢を感じていた。
バーンに向き直り、よく分からないけどお前の言ってた通りだ、 自分の中に想像のつかない“何か”が動き出し、相手がお前でもひけをとらない戦いができそうな気がする。というダイの言葉に、バーンが大笑する。 わかっていない…全くわかっていない…ひけをとらんどころの話ではない。強さは余とほぼ互角なのだ。
「…全く可愛い…!無欲なものよ…!」それほどの力を持ちながら何をすべきか考えておらん。 「それは………天を左右できる力だ!!!」バランに一目置いたように“戦いの遺伝子”で思わぬ戦い方をしてくる相手とはなるべく戦いたくない。 それに、その強さが惜しくもなってくる。今まで出会ったどの男よりも強い 余のレベルに接近した者は初めてといっていい。 バーンは光魔の杖のブレードをおさめ床に突き立てると、無防備に両手を広げた。
「………念のため…聞いておこう… ……余の部下にならんか……?」
驚くダイに、重ねて「おまえの父はこの問いに“YES”と答えた…」 純粋な竜の騎士であるバランは人間の醜さ愚かさを分かっていた。人間は最低だ 力を貸してやる価値のない連中だ。奴らのために戦って…勝ってどうなる?
「…賭けてもいい 余に勝って帰ってもおまえは必ず迫害される…!」沈黙するダイ。 人がすがるのは苦しい時だけ。平和になれば英雄の座を追われる。純粋な人間でない者に頂点に立て欲しいと思わないのが人間。
絶対にそんな事はしないっと反論したレオナに対し、それは個人的好意を抱いているからだ。それではバランの時と同じ。 一人の感情で得体の知れない“国”は動かないとの言葉で沈黙させるバーン。
余は強い奴なら種族で差別はせん。反旗を翻したバランやハドラーにも未だに敬意はかわらん。無益と判っている勝利の為に命をかけるか、 価値を判っている者のために働くか。子供でもこの二択は迷うまい?
「どうする!? ダイ…!!」
「………答えは…“NO”だ…!!」
子供よな…甘い英雄の幻想にしがみつきたいのかと失望するバーンに「違う…!」人間がたまにひどい事をするのは百も承知だ。おまえの言うこともうそじゃないと思う。 でもいいんだ
「それでも おれはみんなが… …人間たちが好きだっ!!!  おれを育ててくれたこの地上の生物(いきもの)全てが好きだっ!!!」もしバーンの言うとおりなら
「地上の人々すべてがそれを望むのなら…おれはっ…おれはっ…! おまえを倒して…! この地上を去る…!!」
残念だ、天下の竜の騎士にここまで言わせるとは業の深い生物よ「思い知らさねばならんっ!!!  そんな連中に肩入れしたのが…おまえの最大の不運だという事をっ…!!!」バーンが光魔の杖を手にする。
……ダイ君! 勝って!! 誰のためでもない…キミ自身のためにっ…!!! 涙を溢れさせレオナは勇者と大魔王の対峙を無言で見守る。 物陰からもう一人……一つ目ピエロのピロロも戦いを見つめていた。
決闘の異空間で向き合うキルバーンとアバン。互いの息が上がる中、どういう手段か知らないが、外界の情報が手に入るようだ、勝負を焦っていると指摘するアバン
「…決着が近いな…!! キルバーン!!!」

DRAGON QUEST 必殺技大全31 ファントムレイザー(PHANTOM RAZOR) 使い手 キルバーン


★血塗られた決着…!!!の巻
機械の審判(ジャッジマン)が見守る決闘の異空間で、アバンとキルバーンのたった2人の戦いは予想外の長丁場となっていた。 焦るキルバーンにアバンは
「おまえの必勝法はたったひとつ…“仕掛けてはめる”…それだけだ!」罠にはめて身動き出来ない相手に楽々とトドメを刺して来たゆえに、 まともな勝ち方が出来なくなった。力とスピードは超一流だが必勝の気迫が無い。私のように同レベルの相手には致命傷を与えられない。 決闘という“らしくない罠”を仕組んだ時点でお前は負けていた。
「………そう…おまえの負けだ…!死神(キルバーン)」
キミの言うとおりだと笑う死神は、その気になって修行すればまともな勝負でも無敵になれたさ、でもね、 そんな勝利には興味が持てなくなってしまった…蜘蛛の巣でもがく昆虫のように罠にはまって狼狽する相手を見るのは最高さ…! 一途に努力してきた奴ほどその表情が楽しめる…他の殺し方なんてバカらしくなる。そんな相手にスウッととどめを刺してやる時、心の底から思えるんだよねェ…
「ボクは死神なんだって ね…!!」
怒りに震えるアバン「かつておまえほど非道な敵に出会った事がないっ!!………覚悟しろっ!!!」アバンストラッシュの構えに入ったその剣が突然折れた!?
「折れたんじゃない… ………切れたんだよ」仕掛けてはめるのが必勝法だからまたはめたんだよ。死神が指差したのは頭飾りの13本のラインの最後の一本。 そこから引き出される抜いたら最後、誰にも見えない透明の刀身。仕掛けたボクにしか在り処のわからない「見えざる13本の刀身による刃の檻  これがキルバーン最後の罠(トラップ)!!! ファントムレイザー!!!!!」今度はキミが覚悟する番だ!!!
死神の剣撃を避けるたび、見えざる刃に傷つくアバンは大量に出血し膝をつく。うかつに動けはそれで死ぬ。どうせならボクの剣で殺られてくれ、心臓をまっすぐ一突き!! それで…終わりさ!!! キミは感謝するだろう この地獄から解放してくれてありがとうと。
薄れる意識の中、無駄死にするわけにはいかない、二度と使いたくなかったが…… 辛うじて立ち上がったアバンは自ら脇腹を突かせて死神の剣を封じ、その頭部を両の手で捕らえようとした。
「………自己犠牲呪文(メガンテ)か…そいつは困るな」アバンの両腕が背後から審判のアームに掴まれた。自殺ならそいつとしてくれ。 歯噛みするアバンに審判とグルってのは一番恐ろしい罠の一つ、当然準備はしてあったさ、 相手とこの空間ごと自爆するように改造しておいたと、ホコリを払いながら語る死神。
「…ね? 最後に物を言うのはやっぱり罠だったろう? …じゃあ…サヨナラ…!!」
審判がメガンテを発動させようとしている事を感じたアバンはとっさに死神の足を掴む
「………しつこいよキミ…!!」
剣の一閃で無情にもアバンの左手を切り落とし、死神は一人、決闘の異空間を脱出する。直後に爆発する審判と空間。
「……復讐完了…!!!」

DRAGON QUEST 必殺技大全32 ハーケンディストール(HAKEN DISTALL) 使い手 ラーハルト


★不安な優勢の巻
手袋に包まれた左手首を蹴るキルバーン。決闘の異空間からついたきた、斬りおとしたアバンの手…
おっと! ここは白い宮庭(ホワイトガーデン)じゃないな。爆発のずれで大魔宮先端、 バランの死んだ所に出現したキルバーン。 最上部でダイと死闘中のバーン様に慌てて加勢するでもなく、ま…いいか!
「勇者に倒されたら倒されたでそこまでの話! 元々 あの方に対しては助ける義理はあっても義務はないっ…!! ………ボクは…ミストとは違う…!!!」 ウククク…死神が含み笑いをしたころ、大魔王バーンはダイの一撃で壁に叩きつけられていた。
同時に勇者ダイは最大の戸惑いを感じていた。勝ててしまう!!! こんなものだったのか大魔王バーンは!!? おれが飛躍的に強くなったのか……
「…どうかな? 気分は」一度敗れた相手をレベルで上回る気分はどうだ…と聞いているのだよ、となぜか余裕のバーン。 にわかには己の成長を信じかねてもすぐいい気分になる、「己の強さに酔う…! どんな美酒を飲んでも味わえない極上の気分だぞ………」 と、言っても子供に酒の話などわからぬか。微笑するバーンに気圧されるダイ。
自信を持ってっ、「優勢のうちに押し切っちゃう勝ち方だってあるわ!! 攻められるうちにっ…」 叫ぶレオナはバーンが左手に込め始めた火炎魔法に沈黙。今、出てきちゃダメだっ!!! とのダイの言葉に 『レオナ専用避難場所!(一人がやっと入れる床の穴)』に身を潜める。
おまえの強さの神秘のべールを、全てあばき出してくれるぞ! …今のうちになっ!!! と、カイザーフェニックスを発動させるバーン。
アバンストラッシュで迎撃しようとしたダイは、光魔の杖のブレードを出して突っ込んでくるバーンに驚く
「同時攻撃!!!!」
一方、白い宮庭ではミストバーンとの死闘が続いていた。デストリンガー・ブレードをラーハルトが抑えた隙にポップがなぐりかかる。ポップを払った瞬間マァムの蹴りが後頭部に炸裂し、 同時にラーハルトが胴を薙ぐ。その同時攻撃で受けた全ての傷がたちどころに治り疲れさえ見せないミストバーン。 ロン・ベルクと戦い、その後も丸一日戦っている……しかも何度も致命傷を与えたはずが、傷ついているのはこちらの武器!?  ミストバーンには全てのダメージが効果無い。その不死身の秘密を突き止めなければいずれは負け。
響いてくる衝撃にバーン様とダイが戦い始めたのかもしれん、そろそろ決着をつけねばなっ…!!と言うミストバーンに対し、 マァムに、くやしいがミストバーンを止められるのはこいつだけ、とラーハルトの回復を頼み、一人足止めに突っかかるポップ。しかし地面から伸びたミストバーンの爪がその身を貫こうと伸びた。
ドガガガガガ だがその攻撃はヒムのオリハルコンのボディに防がれた。
「こうやって おまえをかばってやるのは たしか二度目…だったよな…!!」
「てっ…てめえはっ……!!!」驚くポップ。しかしその時
「………仲間だっ!!」その言葉はクロコダインに支えられたヒュンケルから。その横には空手ネズミのチウとビーストくん(ブロキーナ老師)の姿も。
「………死を乗り越え生まれかわった…オレたちの新しい仲間だ……!!」

DRAGON QUEST 必殺技大全33 デストリンガー・ブレード(DEASTRINGER BLADE) 使い手 ミストバーン


★ミスト最終決戦の巻
「……あっ…ヒュンケル!!!」
涙を浮かべて駆け寄り、手をとるマァム。 しかし全身の骨にヒビが入っているヒュンケルは痛みに顔をしかめる。ごめんなさい 大丈夫だ 心配いらない「バ…バカ野郎ッ!!」 どれだけ心配したか「……今度一人でカッコつけやがったらマジで ブッ殺すかんなっ……!!」足元で涙を浮かべて怒鳴るポップを微笑して眺めるヒム。 「…許せポップ! だが もう一人で格好をつける事もあるまい…残る敵は…限られているからな…!!」
お前の破滅の時だとヒュンケル。 ネズミやクロコダインが加わったところで形勢はかわらんとミストバーン。 再起不能のお前やキルと決闘中のアバンならともかく私の究極の肉体を破滅させられる者はいない。「いや…! まだ…一人いる……!!」
「…オレだよっ!!」 仲間になりきったわけじゃねえが、ヒュンケルが倒すはずの敵はみんな代わりにブッ倒すって約束しちまったと進み出たのはヒム。 身体が硬いだけのデク人形とラーハルト言われて不敵に笑い、…はあああぁああっ!!!! 全身から噴出すのは光の闘気  「………いくぜっ!!」
こらあ〜っ!! 隊長の許可なしに勝手に敵と戦ってはいか〜んっ!!! と叫ぶチゥに、 「んじゃあ…! 許可をもらうぜ隊長さんよっ!! …こいつをボコボコにぶちのめしてもいいかい!!?」許すっ「………どーも!!!」 次の瞬間、ヒムのパンチがミストバーンの腹に炸裂する。効いたあっ!!! 速いっ!!!  暗黒闘気をあやつるミストバーンの最も苦手とする光の闘気がこもった拳を無数にくりだすヒム。一方的な戦いぶりにラーハルトは見くびっていたと驚く。
キラーン 拾い物だっ「いいぞーっ!!そのままいけーっ!!!ヒムちゃあ〜んっ!!!!」チウの言葉にずるっ  な…なんだいそりゃあっ? そういう感じの名前をつけるのが隊のならわしだ。もっとマシな呼び名を要求され ヒムちゃん ヒーたん ヒムすけ どれがいい? 鼻水垂らして苦汁の選択「そ…その中ではヒムちゃん…」トップクラスに強ええのにチウにあしらわれる姿に、やはり鼻水のポップに  ………つかめんヤツだ…とラーハルト そして人形ごときに膝をつかされたと焦るミストバーン。
とどめだヒムちゃん それとも兵士(ポーン)だからぽんちゃんがいい? なんとでも呼んでくれいっ!!! とチウに怒鳴り返した時ミストバーンの目が怪しく光った。
「闘魔滅砕陣!!!!」蜘蛛の巣状に床に広がり全員を捕らえるミストバーンの暗黒闘気。「トロくせえ事してんじゃねえっ!!!!」 光の闘気をこめた足の一踏みで闘魔滅砕陣を潰すヒムは両拳を打ち鳴らし
「…男ならこっちで来いよ……!! 大将!!!」
★白銀の猛威!!の巻
ミストバーンを圧倒する、銀の髪なびかせるヒムの戦いぶりに、ヤツと戦ったら…オレも危ないかもしれんな…と笑うラーハルト。 謙遜はよせ、相性や得手不得手だと解説するヒュンケル。闘気で戦うヒムはミストバーンにとっていわば天敵か。
あんたをこうやっていたぶるのは少々気が引ける……魔王軍の中であんただけはハドラー様を評価してくれているように思えた…… とのヒムの言葉にミストバーンはハドラーの面影を重ねた「そんな…バカなっ!! おまえのその闘気はっ…生命はっ…!!  あの男の遺産だとでも言うのかっ!!?」論理的な説明なんかできんが「…そう…思いたいんだよ…!!」
信じかねる一同の中で、 ぼくもそう思うとチウ「…悪に奇跡は起こらないっ!! キミは正義の獣王遊撃隊第12号だから…それでいいのだっ!!!」 「………ありがとうよ…隊長さん」
それを認めないミストバーン、人形風情が身の程知らずとデストリンガー・ブレードで粉々にせんと襲い掛かる。 そいつは無理な話だぜ、この身体を砕ける奴ぁな「この世にたった一人しかいねえんだよっ!!!」………ボク? とチウ。
闘気全開、ミストの刃を両拳ではさんでへし折ったヒムは襟首を掴み頭突き一発、顔面にパンチのラッシュ。
想像以上の力に手も出ないミストバーンは“あの力”を使う以外にないとバーン様に呼びかけるが、私の声が届いていないっ!!? ダイがバーン様を追い詰めているのではっ。ウオオオオオーツ!!!! 暗黒闘気を最大限に高め、“あの力”を使うお許しが出ない以上、 今の私の全力でと左拳に集中させる全暗黒闘気。
「ゆくぞっ!!! 闘魔最終掌!!!!」回避は不能、粉々に握りつぶしてくれる。
ミストバーン最後の切り札、そいつに触れたらおしまいだ、何とかかわせと騒ぐ仲間。だが……「あのバカっ……よけやがらねえっ!!!」 不敵に笑い構えるヒム。ウォオオーツ!!! うらあっ!!! ミストバーンの掌圧で砕け行くヒムの右手
「このまま砕け散れえっ!!!」
「………やなこった…!!」あんたに砕かせてやるのは右腕一本どまりさ、こっちの懐に呼び込むためにな!!!
「オレの本当の切り札は…この左だっ!!! 闘気拳(オーラナックル)!!!!!」
 バカなーっ 顔面に入った拳に仮面が大破し、吹っ飛ばされ階段にめり込むミストバーン。 骨を切らせて肉を断つ……オレのウデは回復系呪文で直るとウインク。とどめをと向かうヒムに必要ない戦闘不能だと言うヒュンケルは、 ヤツの仮面をはげ!! と促した。
★闇の衣の巻
こいつの仮面をひっぺがせってのか!!? 動けないミストバーンの前に立つヒムが確認するように聞き直す。
  ミストバーンの素顔こそ大魔王バーンの秘密に直結していると言うヒュンケル。姿はもちろん以前は滅多に発しなかった声も重大秘密なのだと。 魔王軍にいたころ、六大団長の中で最も数多くバーンに接し、ミストバーンにいたっては闇の闘法の師……オレが素顔を見れば秘密の一端が…… その秘密をダイたちに伝えられれば決戦が有利に?
いいぜ、こんな衣一枚ひっぺがすぐらい、とヒムが手をかけた時、
「まっ…待てっ!!!」叫んだのはクロコダイン。 危険な気がする、ロン・ベルクどのが伝えてくれといった言葉“ミストバーンに闇の衣をとらせるな”
それは大魔宮に突入する直前……漠然としか言えないがと断りつつ、ヤツとオレが互角で戦いが長引いた理由を、 全力をセーブした者同士の戦いだったからだ。オレのように出したくても出せないのではなく、 何か大きな力で押さえられていると語る、ロン・ベルク。その証拠にヤツは去り際に言った “おまえがもし全力で攻撃してきたらこれほど勝負は長引かなかっただろう だがそれは自分も同じ事だ”
ミストバーンの底知れぬ真の力を封印する“何か”が“闇の衣”? 
真の力を見せる前に一気に倒せという忠告…… 自分よりバーンやミストバーンに近いロン・ベルクのその言葉に迷うヒュンケル。どうするんだと焦れるヒム。
そのときバーンパレスを震わせる衝撃が響く。ダイと大魔王の最後の戦いの始まりを感じ、 正体暴きより魔王軍の戦力を削ぐ事と先を急ぐ事を優先させたヒュンケルは、 素顔を知りたいのは指導を受けた者としての個人的感情だと切り捨てる。
「………あばよ!! ミストバーンさん!!! 成仏してくんな!!!」 ヒムが闘気を込めた拳を構えた時、ミストバーンはなおも心でバーンを呼んでいた。そしてついに
…お許しを……!!!
その大魔王バーンは最上部で勇者ダイと戦っていた。
佇むバーン。床に留まる火の鳥型の火炎呪文。
見ていたはずのレオナ姫の目にも映らない一瞬の戦いの帰結は?
不意にバーンの右肩から血が噴出し床に落ちるショルダーガード。今の…この余の最大の攻撃でもとどめは刺せぬか…!!! 肩を押さえたバーンの背後で、身を包むカイザーフェニックスの炎を剣と拳で引き裂く勇者の姿。大魔王が忌々しそうに歯を食いしばった。
★勝負をかけた攻撃!!!の巻
バーンが勝負をかけた攻撃をしのぎきり、一撃を加えたダイ。
「…なんという奴だ…! 自らカイザーフェニックスに飛びこむとは…!!!」 火炎呪文に自ら飛び込んで光魔の杖をかわし背後から斬りつけたダイの動きに対抗し、杖で防御したにも関わらず力で押し切られ肩を斬られたバーン。
どうせダメージを受けるなら反撃も出来るくらい方の方がいいもんね、へへっ そう笑った直後膝をつくダイ。 カイザーフェニックスの直撃を食らってただで済んだら沽券にかかわると杖を握りなおし追いうちをさせてもらおうかとバーン。
「……そうは…いかないぞっ!!」肩の傷が治る前におれの勝負をかけた攻撃を今度はお前が食らうんだ。おれの考えに間違いがなければ 「この攻撃でかならずおまえに勝てる!!!」見せてみよと大笑するバーンに対してダイが構えたのは竜闘気砲呪文(ドルオーラ)
「ドルオーラは余に通じぬのをもう忘れたのか?」
「いや!!! ドルオーラは通じる!!!」 絶対防御不能な呪文ドルオーラを食らって生きている方法は二つに一つ、こらえるか………よけるか。 耐えしのいだにしては服にさえ傷が無く、ルーラで避けたならガレキの下から現れるのは変だ。秘密は光魔の杖にある。
なかなかの名推理と褒めつつも外れていたらどうする? と余裕のバーン。 ドルオーラは魔法力を消耗する、2発が限界。魔法力が尽きた時に余の反撃がきたら?
「もちろん分かっているさ、これを放ったらおれの魔法力はゼロになる…!!」レオナにそっとうなづいてから 「………だけど!! 反撃は絶対にないっ!!! くらえっ!!! ドルオーラ!!!!!」
迫る厖大な闘気に光魔の杖を向けるバーン。
「杖でっ…ドルオーラを止めた!!?」とのレオナの言葉にやっぱりとうなづくダイ。 ドルオーラの威力に体は下がりつつも耐えるバーンはお前の予想通り、光魔の杖の光の刃は大きく噴出させればあらゆる呪文を防ぐ障壁ともなる。 これで爆発をしのいだと言いつつダイの魔法力切れを待つ。
「…これをこらえれば…余の勝ちよっ!!!」 ダイがよろめき、もらった!!!と反撃に転じようとした瞬間。
「レオナッ!!!」「シルバーフェザー!!!!」回復の白い羽がレオナの手から放たれた。
受けたダイが魔法力を回復する
「連発だああっ!!!!」
★大魔王消ゆ…!!の巻
重ねて放たれるドルオーラがバーンに迫る。
ドガァアッ、大気とがれきを巻き込みバーンを押し包む竜闘気。 軋む光魔の杖はついに耐えきれず、バーンの絶叫と共にその身を光の中に飲み込み、大魔宮(バーンパレス)の一部ごと吹き飛ばした。
その音に地上にいるフローラ、ノヴァ、アキーム、バダック、兵士達、そしてロン・ベルクが一斉に空の宮殿を見上げる。
レオナはバーンごと吹っ飛んだ宮殿の一角を見つめ、荒い息をつくダイに尋ねる
「……や…やったの…?」
「……うん」ようやく答えてへたりこむダイは、 ドルオーラの二連発はきつかったと笑いつつ、「でも レオナが一発でおれの考えを見抜いてくれたおかげだよ、ありがとう…」
ドルオーラの連発なんてよく思いついたと感心するレオナにダイはその勝利に喜ぶでもなく淡々と語る。 杖で防いでいると見抜いた時、レオナに魔法力の回復をしてもらって2発たて続けに撃てば耐え切れなくなるんじゃないかと…… 杖で受け止めた一発目の威力が残っているうちに2発目を撃てばドルオーラ二発分の威力……
「………無事な…はずないわね」一気呵成に倒しちゃったから実感わかないけど……竜の騎士はつねに地上にただ一人… ドルオーラが2発同時に当たるなんて本来あり得ない破壊力。というレオナに、バーンが強いからと答えるダイの顔は晴れない。
強すぎるからとてつもない威力の攻撃をくらうハメになってしまった「…強すぎるっていうのもさ…あんまりいい事じゃないよね…!」 そんなダイをひきたてレオナは大破した壁の向こうに広がる空と雲間からもれる日の光を見せる。
「ホラ!胸張ってよ勇者くん!! あなたは勝った…!! 大魔王に勝ったんだから…!!」
ホワイトガーデンでも、今日最大の衝撃に一行が驚いていた。
繰り出したのはダイかそれとも……とのクロコダインの危惧に、急ぎましょう、抵抗できない相手にとどめを刺す事は無いとマァム。 一方ポップはここで倒しておかないととこだわるが、ダイがバーンに敗れてしまっては遅いとのマァムの剣幕に沈黙する。 チームワークの悪りィ奴らだ、オレら親衛騎団のほうが……と言いかけたヒムは、いつしか立ち上がっていたミストバーンに驚く。
そして 「とどめ………行かせてもらうぜッ……!!!」 バーン様お許しを…お許しください…と呟くミストバーンに対し 「泣き言ほざいてんじゃねえよッ!!!」闘気の拳が炸裂した。
だが、当たったのはミストバーンが胸元に掲げたフードを留める首飾りのようなチェーン。 その破壊と同時にフードの下から現れたのは、長い髪に黒い頭飾りを戴く端正な若者の顔。
あっ気にとられる一同。
「…お許しくださいバーン様…! はじめて…あなた様のお言葉を聞かずしてこの姿を見せる私を…!!!」
第3回 キャラクター人気投票
1.ダイ 2.ポップ 3.ヒュンケル 4.レオナ 5.アバン 6.ラーハルト 7.マァム 8.ゴメちゃん 9.バラン 10.ハドラー  11.ミストバーン 12.ロン・ベルク 13.クロコダイン 14.チウ 15.ヒム 16.ノヴァ 17.キルバーン 18.フローラ 19.バーン 20.メルル

ダイの大冒険もくじへ 第31巻へ 第33巻

手書き攻略本 リンクページへ  ゲームなせりふトップページへ