DQVI 幻の大地 その7


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 レイドック 上 おばさんの指輪イベント レイドック城  ソルディに報告 レイドック王とラーの鏡 謎の貴婦人  シェーラの話 イベント後レイドック城  イベント後レイドック町 関所 地底魔城  ムドー ムドー倒してから上のレイドック レイドックの大臣  サンマリーノ サンマリーノ港から〜 レイドック街 下  逮捕イベント レイドック王と謁見 レイドック城内  レイドック王の頼み ゲントへの関所
レイドック 上
兵士
*「ここは レイドックの 城下町だ。
  さわぎなど…… うん?
  たしか おぬしたちは!
*「レイドック王の命をうけて
  カガミを さがしにいった者だな。
  して どうだったのだ?

○はい
*「なんと! それは まことか!
  王も さぞ おどろかれるだろう。
  さあ はやく 王のもとへ!
○いいえ
*「ふーむ……。
  それは ざんねんだったな。


*「もう いや!
  毎日が不安で 不安で……。
*「だって そうでしょ。
  いつ 魔王ムドーが
  おそってくるかも知れないなんて。
*「みんな できるだけ
  考えないように してるけど
  本当は すっごく こわいはずよ。

*「魔王に 殺されるなんてイヤ…。
兵士
*「ふーむ。レイドック王は 何故
  カガミなどを さがさせて
  いるのだろうか……。
看板前男
*「ふーむ なになに……。
  ラーのカガミについての情報は
  どんな小さなことでも お城までか。
*「ここまでして さがすなんて
  よっぽど たいそうな
  品物なんですねえ……。

*「ああ レイドック王さま……。
  あなたさまは 今 なにを思い
  どうしているのことでしょう……。
*「でも 今の私に できることは
  こうして ただ あなたさまを
  見つめるだけ。
老人
*「若き国王 レイドックさまは
  みずから 戦いの先頭に立ち
  剣を ふるうのじゃ。
*「その剣は 風にまう 木の葉すら
  まっぷたつに するそうじゃぞ。
青年
*「最近 どうも 物忘れが
  ひどくなってきたような……。
  これも 魔王のせいなのかなあ。

*「うちの人 もうすぐ
  お城づとめ するんです。
  もう うれしくって!
*「でも こんなことが
  ずっと昔にも あったような……。
  でも きっと 気のせいよね。

宿
商人
*「連れのケガが なおったら
  また 旅に出ます。
*「どんなに キケンでも
  旅を やめたら
  商売あがったり ですからね。
*「ぐう ぐう……。

おばさんの指輪イベント
*「あーら こまったわ。
  井戸のなかに ゆびわを
  おとしちゃったのよ。
*「だれか ひろってきて
  くれないものかねえ。

●いいえ
*「そうだわよね。井戸のなかは
  暗いし ときどき まものも
  出るって話だからねえ。
○はい
*「え? あんたが?
  そうかい わるいねえ。

井戸の中
*「ゲヒゲヒゲヒ。
  この宝は オレさまが
  ひろったものだ。
*「だれにも わたさねえぞ!

戦闘イベント ダークホビット1 50 38G
宝箱 おばさんのゆびわ

おばさん
*「おや? あんたが もってる
  その ゆびわ。 そうかい
  ひろってきて くれたのかい。
*「ありがとうよ。
  なにか おれいを しなくちゃ
  いけないねえ……。
*「そうだ これを あげるわよ。

せんとうは ちからのたねを
もらった!

*「田舎から 出てきたんだろ。
  はやく出世して ふるさとに
  にしきを かざりなよ。
*「考えてみりゃ 今まで生きてきて
  いいことなんて そんなには
  なかったね。
*「でも 死にたくは ないよ。
  死んでしまったら なんにも
  ならないからね。

兵士
*「やや! そなたたちはっ!
  よくぞ 無事で もどった。
*「ソルディ兵士長も
  そなたたちの 帰りを 
  首をながくして 待っていたぞ。

兵士
*「ソルディ兵士長も
  そなたたちの 帰りを 
  首をながくして 待っていたぞ。


レイドック城
兵士
*「なんと おぬしたちか!
  ずいぶんと 長い旅だったな。
青年
*「もう ずいぶん前の話ですが
  王さまの命令で カガミを
  さがしに出た人たちが います。
*「しかし まだ だれひとり
  見つけて来た人がいなくて……。
  もう だめなのかも……。
*「え? あなたたちも あの時の!
  そ そうでしたか!
  おかえりなさいませっ。
囚人
*「もう おしめえだよ!
*「もし 魔王が おそってきたら
  ここに入れられているオレなんか
  にげだせないもんなあ。
青年
*「あなた 見ない顔ですね。
  え? 会ったことが ある?
  前に 志願兵に えらばれた?
*「はいはい。 おもいだしました。
  でも いったい どこまで
  いっていたんですか?
*「あんまり 見ないものだから
  すっかり 忘れていましたよ。
老人
*「おお お前さんたちか。
*「わしは あの馬車が 本当に
  役に立つ日が 来るのが
  待ちどおしいぞ。
兵士
*「な なんと! ラーのカガミを
  見つけてきただと!?

○はい
*「おてがらじゃないかっ!
  さあ はやく ソルディ兵士長に
  ご報告をっ!
○いいえ
*「なんだ うそか。
  びっくり させるなよ。

兵士
*「ま まさか ○○○○と
  ハッサンではっ!?
○はい
*「やはり そうか!
  とにかく 無事で よかった。
  心配してたのだぞ。
○いいえ
*「そうか 人ちがいか……。
  ずいぶん いないもんだから
  あいつらの顔も わすれたよ。
兵士
*「もうすぐですね。
  もうすぐ 王が魔王をたおして
  平和が やってくるんです。
*「みんなが なんといおうと
  私は そう信じていますよ。
兵士
*「おお ○○○○か。
  ずいぶん 長い旅で あったな。
*「なに? ラーのカガミを
  手にいれただと!?
*「バカもの! それならば
  いっこくも はやく 王さまに
  ご報告に ゆかぬか!
兵士
*「え? ラーのカガミを
  見つけてきたんですか!
  すごいなあ。
婦人
*「おや あんたたち 今まで
  どこに いってたんだい?
*「しっかり がんばって
  レイドックの城や町を
  まもっておくれよ。


ソルディ「うん? ハッサン!
     それに ○○○○では ないか!
ソルディ「お おぬしたち まさか
     ラーのカガミをっ!?
○はい
 ソルディ「それは まことかっ!
      でかしたぞ ○○○○ ハッサン! 以下略
●いいえ
 ソルディ「そうか…… おぬしたちも
      やはり だめだったか……。
 ソルディ「ともかく ごくろうであった。
      ゆっくりと やすむがよい。

   ソルディ「うん? どうした?
        まだ なにか用が あるのか?
   ●いいえ
   ソルディ「であれば 命令があるまで
        ゆっくりしていて いいぞ。
        王には 私から 報告しておこう。
   ○はい
   ソルディ「おかしな者たちだな。
        ニヤニヤして いったい
        なにが あったというのだ。
   ソルディ「お おぬしたち まさか
        ラーのカガミをっ!?

○はい
 ソルディ「それは まことかっ!
      でかしたぞ ○○○○ ハッサン!
      さあ いそがしくなるぞ!
 ソルディ「さっそく レイドック王に
      ご報告せねばっ。ついて来い!


王の部屋
兵士
*「○○○○どの 話は聞きました。
  おてがら でしたな!
兵士
*「よく やったな ○○○○!
兵士
*「新入りに 先をこされるとは
   自分が なさけないよ。
兵士
*「いったい どこで カガミを
  みつけてきたのだ?
  もう おどろきだな。
兵士
*「あれほど さがしても
  みつからなかったカガミなのに
  新入りの お前たちが見つけるとは。
大臣
*「まさか ラーのカガミを
  見つけてくるとは いやはや
  たまげたわい。
ソルディ「うん? てれているのか?
     ともかく お前たちは 本当に
     よく がんばってくれた。
ソルディ「さあ はやく レイドック王に
     ラーのカガミを おわたしするのだ。
     王は おまちかねであるぞ。
レイドック王「ソルディ兵士長より
       今しがた 報告をうけた。
レイドック王「ついに キミたちが
       ラーのカガミを 私のもとに
       もちかえってくれたそうだな。

○○○○は ラーのカガミを
レイドック王に さしだした。

レイドック王「うむ……。
       これは まさしく ラーのカガミ!
       心より 礼をいうぞ。
レイドック王「このカガミが あれば
       魔王ムドーの正体を あばき
       戦いの決着が つけられるはず!
レイドック王「私は そのための
       作戦を たてようと思う。
レイドック王「ついては ○○○○
       キミたちにも 参加してもらいたい。
レイドック王「今夜は 2階の
       兵士部屋で たいきしてほしい。
       さらなるカツヤクを期待するぞ!
レイドック王「では みなも
       決戦に そなえ ゆっくりと
       やすむように。解散! (兵士達が去ってゆく)


(BGM止まる 画面まっくら)
 そして 夜が ふけた……。

二階
ハッサン「あーあ ずいぶん
     またされるよな。
     もう すっかり夜だぜ。
ハッサン「こんな所で じっとしてたら
     身体が なまっち…
 !       (うしろむく)
(続いて全員むく ソルディ来る)
ソルディ「○○○○……。すまんが
     ちょっと 上に来てくれるか。
ソルディ「上で まっているぞ。
兵士
*「こっくり こっくり……。
兵士
*「どうかしたのか?
  ソルディ兵士長 ずいぶん
  あわてていたようだが……。
兵士
*「これは ○○○○どの。
  今回は おてがらでしたな。
*「このあと レイドック王が
  どんな作戦を たてるのか
  楽しみですわい。(下に下りられなひ…)


王の間
(ちかづくとイベント)
うつむいているレイドック王
(大臣が王に寄って)
大臣
*「レ レイドック王! いったい
  どうなされたのですっ!?
(すこし身動き)
レイドック王「う…… ううう………。
大臣
*「くるしいのですか? それとも
  お声が でなくなったとか……。
  レ レイドック王! いったい…。
レイドック王「う…… ううう……。
(もどって大臣)
大臣
*「わ わからん。
  いったい どうしたというのだ。
(ソルディがよって)
ソルディ「王さま! どうか
     お気を たしかにっ!
(動ける)
大臣
*「わからん……。いったい 王は
  どうなされたのだろうか……。
ソルディ「来てくれたか ○○○○。
     見てのとおりなのだ。
ソルディ「そなたらが もって来たのは
     本当に ラーのカガミ
     なのであろうな?

○はい/いいえ

ソルディ「ともかく 王が カガミを
     のぞきこんだとたん
     このようなことに……。
ソルディ「いったい レイドック王の
     お身に なにが おこって
     しまったのか……。
 !
レイドック王「わ わたしは……。
(BGM消える)
ソルディ「ど どうなされましたっ!?
     レイドック王 お気をたしかに!
(首をふって)
レイドック王「ちがう…… 私は……
       レイドック……
(光って王の周りの者は弾き飛ばされる)
ソルディ「うわっ!
(カガミが出現 夢見の雫の効果音)
大臣
*「これは どうしたことか!?
  カガミが あのように光って……。
ソルディ「レイドック王!

(光が広がって 
 レイドック王が光って王妃のグラフィックになる カガミ消える)

ソルディ「な なんとっ!
 !
大臣
*「レ レイドック王が
  女性の お姿に……。
(女性 歩いてきてバタン)
ソルディ「むっ! これは いかん。
     とにかく ベッドに!


真暗
テロップ

 いったい なにが おこったのか……。

 レイドック王が 女性の姿に……。
しかし このことは 秘密にされたまま
 そして 夜が あけた……。


夜明けの音楽
王の寝室 寝てる王妃 枕元大臣 ソルディ あしもとに4人
(王妃 もぞもぞ)
 !
大臣
*「やや! 気がつかれましたな!
  ご気分は いかがです?
  えーと レイドック王……。
ソルディ「レイドック王!
     なにが どうなったのです!?
ソルディ「どうして
     そのような 女性のお姿に……?

*「これが 私の本当の姿。
  私は レイドック王ではありません。
  シェーラと いいます。
(大臣 ?)
大臣
*「シェーラ……?
  はて どこかで 聞いたような。
(大臣を見るソルディ)
ソルディ「今は そのことより
     レイドック王のことをっ!
(二人元の視線に)
大臣
*「おお そうであったな。
  では お聞きもうす。
*「あなたが 王でないなら
  この国の王は いったい!?
*「それとも この国には もともと
  王など いなかったなどと
  もうされるおつもりか?
シェーラ「そうでは ありません。
     本当の レイドック王は
     ムドーという者の所に います。
 (二人 ! !)
シェーラ「いえ ムドー自身が
     レイドック その人だと
     私は 思います。
(ぴょんと大臣)
大臣
*「そ そんなバカなっ!
  だいたい そんなことを なぜ
  あなたが 知っているのです?
シェーラ「どうしてかは 知りません。
     ただ 私には わかるのです。
(ソルディを見るシェーラ)
シェーラ「私を 信じてくれますね
     トム兵士長?
ソルディ「トム? トムとよびましたね。
     しかし 私には ソルディという
     れっきとした名前が……。
ソルディ「トム……? だが 妙に
     気になる名前だ……。
     ど どうしてだろう……。
シェーラ「そこに いるのは
     ○○○○ですね?

●いいえ シェーラ「ちがうというのなら
          それでも いいでしょう。
(はい)シェーラ「ずいぶんと
         たくましく なって……。
シェーラ「ともかく 私とともに
     ムドーの所に いきましょう。
シェーラ「そうすれば すべてが
     はっきりと するはずです!
シェーラ「私が なぜ この世界で
     レイドック王に なっていたかも
     わかることでしょう。
(立ってパーティの最後にくる 全員ふりかえる)
シェーラ「さあ いきましょう。


大臣
*「なにが どうなっているのやら
  さっぱり わからんわい。
*「しかし その女性には なにやら
  さからえぬほどの イゲンを
  感じるのだ。
*「ムドーの居城は ここより
  はるか 南東の地。
  気をつけて ゆくのだぞ。
ソルディ「どちらにせよ
     ムドーのもとには お前たちに
     いってもらうつもりであった。
ソルディ「王のことは とりあえず
     お前たちと ムドー討ばつに
     むかったことに しておこう。
ソルディ「せっかく ラーのカガミを
     手にいれたというのに
     こんなことに なるとは……。
ソルディ「ことの真相の 報告を
     首をながくして まっているぞ!
婦人
*「いよいよ 王さまが
  魔王ムドーを たおしに
  いくんだってね。
*「あんたたちも しっかりと
  王さまの 手だすけを
  しておくれよ。
兵士
*「ソルディ兵士長から 聞いたぞ。
  昨夜のうちに レイドック王は
  ムドー討ばつに むかったと。
*「くそ! 私も いきたかったな!
兵士
*「ゆうべ 王室で なにか
  あったのですか? 兵士長が
  あわててたみたいですが……。
兵士
*「王が いない間 城や町を
  まもるのも 兵士の仕事だ。
*「王に ついてゆけなくても
  私は いじけたり しないぞ。
兵士
*「ラーのカガミを 手にいれたら
  すぐに ムドー討ばつに
  出かけてしまうとは……。
*「いやはや レイドック王の
  はたらきぶりには まったく
  あたまが さがる思いです。
兵士
*「うん? おぬしたちは?
  王とともに ムドー討ばつに
  むかったはずでは?
*「こんな所で うろうろせず
  はやく 王のあとを 追わぬか!
兵士
*「もうすぐですね。
  もうすぐ 王が魔王をたおして
  平和が やってくるんです。
*「みんなが なんといおうと
  私は そう信じていますよ。
兵士
*「私は 信じている。 今度こそ
  王が 魔王ムドーを たおして
  帰ってくることを。
*「わがレイドックに 栄光あれ!
青年
*「あなた 知ってますか?
  王さまは ゆうべのうちに
  出かけたみたいですよ。
*「ラーのカガミを 手に入れたので
  何人かの兵士をつれて
  ムドー討ばつに むかったと。
*「ソルディ兵士長が 今朝
  みんなに いってましたよ。
青年
*「なんか へんだよなあ。
  王さまが 皆に あいさつもせず
  とつぜん 出かけるなんて。
レイドック町
兵士
*「話は 聞いているぞ。
  がんばってこいよ!
かんばん前おとこ
*「なになに レイドック王
  ムドー討ばつに 出発!
  そうかあっ!
井戸の婦人
婦人
*「王さまが 出かけたってことは
  さがしていた ラーのカガミが
  みつかったってことだね。
*「けど カガミなんかで 本当に
  魔王を たおせるのかねえ……。
兵士
*「王は ついに ムドー討ばつに
  出かけられたとか。
*「ムドーの居城は ここより
  はるか 南東の地。
*「無事に たどりついていることを
  いのるばかりだ。

*「レイドック王なら きっと
  魔王ムドーを たおして
  帰ってくるはずよ!
老婆
*「どうも 気になるのう。
  王さまは ムドー討ばつに
  出かけたそうじゃが……。
*「いったい いつ出かけたのか
  今回ばかりは まったく
  気づかんかったわい。
宿

*「今日は 世界一の大金持ち
  ゲバンさまが お泊まりであります。
  どうか そそうの ないように。
ゲバン「わっはっはっは。
    わしは 世界一の大金持ちじゃ!
ゲバン「わしから 見れば
    この国の者は みな 貧乏じゃのう。
    わっはっはっは。
ゲバン「ところで そなた どこかで
    会ったことが あるような……。
    まあ いいわい。わっはっはっ。
シェーラはフィールドはついてくるが、 レイドックと関所ムドーのダンジョン以外は消える。
下の世界のフィールドでも消えている。
新たなメッセージ変化はレイドック上以外なし
(余談 宿屋の商人 ラーの鏡無くてもなぜか同じ受け答え)
関所
 返事がない。
ただの しかばねの ようだ……。

神父
*「なんたる むごい死にかたを……。
  たぶん まものにでも
  おそわれたのでしょう。
*「見てのとおり 私は旅の神父です。
  こんな私に できることと
  いったら……。
後略(教会メニュー)

地底魔城周辺
シャドウ× しのどれい×(こんぼう) たまねぎマン○ ことだまつかい×(ぬののふく) デスファレーナ(どくがのナイフ)○ モコモコじゅう○


地底魔城への洞窟

 どうやら 人間の骨では ないようだ
ほとんど くずれかかっている。

モンスター
フレイムマン キラーグース デスファレーナ(どくがのナイフ) フェアリードラゴン スカルガルー ストーンビースト

たからばこ
 てつかぶと ふしぎなきのみ まほうのせいすい おどりこのふく 

地底魔城の本殿に入ると
シェーラ「まってください。
シェーラ「相手は 仮の姿とはいえ魔王。
     この先 どんなワナが
     まちかまえているかも知れません。
シェーラ「もしもの時のため
     このカガミは あなたたちが
     もっていてください。

○○○○はラーのカガミをうけとった!

シェーラ「さあ いきましょう。 モンスター はねせんにん


最下層 魔界の音楽
ムドー「ほほう。おろか者たちが
    まだ こりずに このわしを
    たおしにきたようだな。
ムドー「わが名は ムドー
    やがて 世界を 支配する者なり。
ムドー「そのわしに したがえぬなら
    わが栄光を 見ずして
    今 ここで 死ぬがよいっ!

戦闘イベント ムドー(ルカニがよく利く…)
通常攻撃 メラミ 燃え盛る火炎 
ムドーは ○○○○の声でさけんだ、「作戦名」 さくせんは 「作戦名」に変えられてしまった
  2270 580G

ムドー「ば ばかな……。
    このわたしが 負けるとは……。
ムドー「しかし わしは たおされぬ!
    このつぎこそ おまえたちを
    地獄に おくってやるわっ!
ムドー「では また 会おうぞっ!
    わっはっはっはっ!
シェーラ「いまよっ!
     さあ ○○○○ ラーのカガミを!
 (十字キー触れると)
シェーラ「どうしたの ○○○○?
     さあ はやく ラーのカガミを!
 (ラーのカガミつかうと)
○○○○は ラーのカガミに
ムドーのすがたを うつしだした!

(カガミ出現 画面暗くなる)
ムドー「わっはっはっはっ!
    なんじゃ そのカガミは?
    うん?

(光りの柱が立って ムドーが光り 王様のグラフィックに)
ミレーユ 主人公  ハッサン バーバラ
の真中おしのけてシェーラ進み出る。

シェーラ「あ あなたっ!
 (きょろきょろ王様)

*「おお お前は シェーラ!
  わしの 妻では ないか!
(きょろきょろ)
王「ところで わしは こんな所で
  いったい なにを
  しておったのじゃ?
シェーラ「あなたは… この世界で…
     魔王ムドーとして存在していました。
王「なんと! このわしが ムドーに!
  しかし いわれてみると たしかに
  わしは ムドーであったようじゃな。
王「しかし いったい どうして
  そんなことに……。
  どうも 頭が はっきりせん!
王「まるで まだ 夢をみているような。
 !
王「わかったぞ! ここは夢の世界じゃな。
  ならば いろいろと ふしぎなことも
  理解できるぞっ!
王「そうであろう シェーラ。
  そして そこの者たちは
  夢の世界の 住人じゃろう。
王「そう思って 見ると
  どことなく わしの息子に
  にている者も おるではないか。
(下からソルディさんと兵士4人がくる)
ソルディ「無事で あったか!
     やはり そなたたちだけではと
     あわてて あとを追ったのだ。
(きょろきょろ)
ソルディ「ところで ここは本当に
     魔王ムドーの居城だろうな。
     そのわりには 魔王の姿が……
 !
王「なんじゃ だれかと思えば
  トム兵士長では ないか!
(横向いたままソルディ)
ソルディ「また その名前を……。
     私には ソルディという
     れっきとした名前が……。
 !
ソルディ「レ レイドック王!
王「ふむ……。いろいろと
  苦労を かけたようじゃな。
王「それは ともかく
  なにを ぼやぼやしておる!
王「わしと 王妃を はやく
  城まで 連れもどらぬかっ!
ソルディ「はっ! ただちに!
(兵士分かれて 王と王妃をかこむ)
(ふりかえって王)
王「今回のこと 王妃ともども
  そなたたちには 世話になったな。
王「あとで 城まで 来るがよい。
  じゅうぶんな ほうびを
  とらせようぞ!
(いっちゃう。)


上のレイドック

老人
*「わしは ここに 立ちつづけて
  どのくらいに なるかのう。
*「さすがに あしこしが
  つかれてきたわい。

*「魔王ムドーを たおしてきた?
  それが ホントなら
  すーごく うれしいけどね。
*「たぶん 夢でも 見たんでしょ。
  あ〜あ はやく 平和な世の中に
  ならないかなあ。

*「わん わんわん!
子供
*「ぼくね 大きくなったら
  兵隊さんに なって
  王さまの おともを するんだ。
*「はやく 大きくならないかなあ。
教会
老人
*「王さまと ムドーの戦いは
  どうなったんじゃろうなあ。
*「もう そろそろ
  決着が ついている頃じゃと
  思うがのう……。
民家
青年
*「最近 どうも 物忘れが
  ひどくなってきたような……。
*「自分は もう老人じゃないかって
  そんなことまで 思ってしまいます。
  どうしたんじゃろうなあ……。

*「うちの人 どうも へんなの。
  私まで 本当は おばあさんじゃ
  ないかって……。いやだわ。
民家
婦人
*「ムニャ ムニャ……。
  え? レイドック王のご病気が
  なおったっ!? ぐうぐう……。 兵士
*「ここは レイドック城だ。
  やや そなたたちか。
  ささ とおるが よい。
兵士
*「話は 聞いているぞ。
  がんばってこいよ!


上のレイドック城
青年
*「あなた 知ってますか?
  レイドック王のあとを追って
  ソルディさま 出発したんですよ。
青年
*「おそいよなあ 王さま……。
  まさか ムドーに
  やられてしまったんじゃ……。
婦人
*「王さまが 帰ってくるまでに
  いっぱい いっぱい おいしい物を
  つくっておかなきゃね!
兵士
*「囚人が バカなことを
  いっているようですが
  気にしないでください。
囚人
*「もう おしめえだよ!
  王さまは まだ もどって
  こないって いうじゃないか!
*「今度こそ 魔王ムドーに
  やられてしまったんだよ!
老人
*「ん? お前さんたちか。
  王といっしょに 出かけたと
  思っとったが ちがっとったか。
学者
*「いったい なにが あったんじゃ?
  ソルディ兵士長は なにやら
  様子が おかしかったし……。
*「とつぜん 王のあとを追うと
  出かけてしまって 結局
  なにも聞けなかったわい。

二階
兵士
*「ソルディ兵士長と 会わなかったか?
  兵士長も おぬしたちが出て すぐ
  王のあとを追っていったのだが……。
婦人
*「王さまは ムドーに負けないよね。
  ぜったいに 勝ってくるよね。
  ああ もう 気が気じゃないよ。
兵士
*「わが王と ソルディ兵士長は
  ご無事であろうか……。
  くそ! 私も いきたかったな!
兵士
*「どうしたんでしょう。
  大臣が なにやら
  落ちつかないようす なんです。


大臣
*「おお おぬしたち!
  やっと もどったかっ!
  して あの女性と兵士長は?

●はい/いいえ
大臣
*「なんと! 女性と兵士長は
  先に城に もどったはずだと!?
  しかし もどっては おらぬぞ!
*「え? なに? それに
  ムドーは やはり
  レイドック王だったと?

●はい/いいえ
大臣
*「どうしたというのだっ!
  おぬしたちの いっていることが
  さっぱり わからんわい!
*「まあ よい。先にもどったと
  いうなら どこかで いきちがいに
  なったのかも知れぬ。
*「とにかく 待つことにしよう。
  おぬしたちも ゆっくりと
  休むがよい。
(休まされる)
 画面まっくら

テロップ

若きレイドック王は ラーのカガミで
シェーラという女性に 姿をかえ……

魔王ムドーも また ラーのカガミで
もうひとりの レイドック王に……

そして トムとよばれるソルディ兵士長。
  いったい 3人は どこにいって
   しまったのか……。

王たちの帰りを待つ大臣の
眠れぬ 長い夜が 明けた……。


王の間
大臣
*「ど どうしたと いうのだ……。
  これほど待っても いまだ
  もどってこぬとは……。
*「おお そうじゃ!
  おぬしたち もう いっぺん
  さがしてきてくれぬか?
*「城の者たちには このこと
  いましばらく ないしょに
  しておこうぞ。

階段下りるとイベント
ハッサン「まったく……。
     どうなっているんだか……。
ハッサン「ほうびをやるから
     あとで 城にこい なんて
     いっておいてよ。
ハッサン「それで どこかに
     いっちゃうとは 人を
     バカにしてると思わねえか?

○はい
 ハッサン「ほんと そうだよなあ。
○いいえ
 ハッサン「○○○○ お前って
      とことん おひとよしだよな。
      まあ いいんだけどさ。

(廊下 ぴょんとバーバラ)
バーバラ「わかったわ!
     あの時 王さまは 城に来いって
     いったわよねっ。
バーバラ「あれは べつに
     うそじゃないんだよ。
     だから 城にいけば いいのよ!
バーバラ「ねっ ○○○○。
     もう わかったでしょ?

○はい
   バーバラ「さすが ○○○○だわ。
      じゃあ あとは まかせたからね。
○いいえ
 バーバラ「もう しょうがないわねえ。
      お城は お城でも ここでは
      なかったのよ。
 バーバラ「ここ以外の お城って
      あとは あそこしか ないでしょ。
      さあ いこう ○○○○!



商人
*「王さまは 本当に
  ムドー討ばつに いったんですかね。
*「今回だけは どうも ちがう気が
  するんですよ。へんだなあ。
シェーナ ライフコッド トルッカ 他 変わらず。
 サンマリーノ上のムドー倒してから
教会のシスター
*「ずっと ねむりつづけていた
  レイドック城の 王と王妃さまが
  ついに めざめられたそうです。
*「うわさでは おふたりとも
  夢の世界を さまよっていたとか。
  ふしぎなことも あるものですね。

アーケード
兵士
*「レイドック城の
  王と王妃さまは 夢の世界を
  さまよっていたらしい。
*「しかし ついに おふたりとも
  めざめられたのだ!
  いや めでたい!
アマンダ「あ〜あ 私も そろそろ
     新しく 好きになる人を
     さがさないとね。
アマンダ「だって 好きな人が
     だれも いないなんて
     さびしいもんね。
青年
*「いやな町長は いなくなったし
  レイドック城の 王と王妃さまの
  病気も なおったっていうし……。
*「いいことっていうのは
  つづくもんだな。
  あんたも そう思うだろ?

○はい
*「でも いい気になってると
  そのうち ひどいめに あうぞ。
○いいえ
*「あんた ひねくれものだね。
  もっと すなおに ならないと
  人に きらわれるぜ。

二階の踊り子
*「いつまでも ブラブラできないし
  そろそろ はたらかないとね。
*「きめたわ!
  あたし ぱふぱふ屋を するわ!
*「でも ぱふぱふって
  どうやって つくるのかしら……。
老人
*「あんた 聞いたかね!?
  レイドック城の 王と王妃さまの
  ご病気が なおったそうじゃぞ!
老婆
*「こっくり こっくり
子供
*「ねえ 夢の世界って
  ホントにあると 思う?

○はい
*「だったら いってみたいなあ。
○いいえ
*「なーんだ。つまんないの。

婦人
*「なんだか 最近は 武器を
  買いにくる人が
  ふえたみたいだよ。
*「王さまが めざめたっていうし
  いよいよ 魔王ムドーと決戦かねえ。


兵士
*「よかった!
  王と王妃さまが なおられて
  本当に よかった!
船員
*「レイドック城が 大丈夫なら
  ここの定期船も 大丈夫さ。
  もう 失業の心配は ないね。
船員
*「今頃 レイドック城は
  おまつりさわぎ なのかなあ。
  ちくしょう いってみたいぜ!
船員
*「さあて はやく はこばないと
  船が でちゃうぞ!



*「レイドックにいけば
  元気な 王と王妃さまの お顔が
  見れるかも知れないって!
戦士
*「王妃さまの名前は シェーラ。
  とても 美しい人らしいぞ。


レイドック岬
商人
*「いよいよ レイドックですな。
  さて 商売の じゅんびを
  しおかないと。
*「レイドックの城下町にいったら
  売って売って 売りまくるぞー!
漁師
*「こうみえても おらあ
  漁師なんだ。
*「漁師だけど ねむっているときは
  城の大臣なんだ。
  なかなか いい夢だろ。
レイドック城下町 下
(レイドック 上 のイベントをしてないと ニセ者イベントのまま トホホ…)
 他 サンマリーノ下 ふなつきば下 も変化なし…)

子供
*「わーい 王さまの病気が
  なおったよ。わーい。
青年
*「王さまと 王妃さまは 長い間
  夢の世界を さまよっていたとか。
  ふしぎなことも あるものですね。
青年
*「わっはっはっはっ。
  ゆかい ゆかい!
*「王さまが 目ざめられたら
  大臣のゲバンは お城を
  出ていっちゃいましたよ。
*「これで トム兵士長も
  うかばれるってもんですよ。

*「おい! 知ってるか!?
  ついに 王と王妃さまが
  目ざめられたぜっ!
*「つうことは ご病気も
  なおったって ことだな。
  いや〜 めでてえなあ おい!

看板前の婦人
*「えーと なになに
  王子に似た男の子の情報を
  どんなことでも お城まで…か。
(ふりむいて)
婦人
*「これって 前に やってきた
  ニセ王子のことかねえ。
*「おや そういえば あんたも
  王子さまに似てるよ。
  でも まさかねえ……。

*「ねえねえ 聞いてよ。
  王さまの病気がなおる すこし前に
  ニセ王子が あらわれたんだけど…
*「その ニセモノの王子を
  こんどは 王さまが
  さがしているんですって。

子供
*「ボクの父ちゃん
  トム兵士長と 仲がよかったんだ。
*「トム兵士長は 本当に
  いい人だったのにって
  父ちゃんは いってたよ。

民家
老婆
*「王さまも 王妃さまも
  深い ねむりから
  解放されたようじゃ。
*「おふたりとも ご無事で
  よろこばしい かぎりじゃよ。

民家
老人
*「トム兵士長も きっと
  元気になられた王と王妃さまの
  お顔を 見たかったじゃろうに……。
*「わしは あのトムを 小さい頃から
  知ってるけど トムという
  自分の名前を イヤがってな……。
*「ソルディなんて いさましい名を
  かってにつけて よく
  兵隊ごっこを しておったのう。

教会
シスター
*「この国の王と王妃さまが
  ついに 目ざめられました。
*「おふたりとも 長い長い夢を
  見ていたそうです。
*「もしかすると 魔王ムドーに
  まやかしの呪いを
  かけられていたのでしょうか。

宿
商人
*「王と王妃さまが 病気になったり
  王子さまが いなくなったり
  この国も たいへんでした。
*「しかし 王さまが元気になられた今
  あとは 王子さまの帰りを
  まつばかりですな。さてと…
(品ぞろえは同じ)

店の中の婦人
婦人
*「王さまと王妃さまの
  ご病気が なおったってことはだね。
*「ゆくえ知れずの王子さまが どこかで
  王さまたちを病気にした 怪物を
  やっつけたってことかねえ。
商人
*「なんだい? かってに 店の中に
  はいってきちゃ いけないよ。
老人
*「この国の 王子さまはのう
  王さまと王妃さまの 病気を
  なおすため 旅だったのじゃ。
*「じゃが それっきり ゆくえ知れず。
  せっかく おふたりの ご病気も
  なおったというのにのう。

逮捕イベント 兵士
*「やや! お前たちは この前の
  ニセ王子と その仲間!
  そうであったな?

●いいえ
*「なんだ ちがうのか。
  これは 失礼つかまつった。
○はい
*「やはり!
  まっておったぞ!
  さあ こっちへ来い!
(連れてかれる)
 !
*「そ その者たちは ニセ王子の!
  そうか つかまえたのかっ!
 (寄ってきて)
兵士
*「お前たちのせいで
  トム兵士長は トム兵士長は……。
  うくくく。

牢屋の前
*「さあ はいるんだっ!
 (いれられる)
*「お前たちのことは わが王が
  じきじきに しらべたいらしい。
*「それまで そこで
  王子をかたった罪の重さを
  思い知ることだな!
(いっちゃう。)
となりの囚人
囚人
*「よお! おとなりさん 聞こえるか?
  おたくたちかい ニセ王子に
  なりすましたってヤツラは。
*「しかし バカだね。
  わざわざ つかまりに
  もどってくるとはな。
(二三歩動くと、兵士がかけ戻ってくる。)
兵士
*「た たいへん失礼しました!
  牢に入れたのは まちがいでした!
*「王さまに あなたの事を話したら
  なんとしても つれてまいれ! と
  さけんだものですから てっきり。
*「てっきり おいかりに なられてと
  思いまして それで……。
*「ともかく わが王が おまちです!
  さあ どうか こちらへ!
(出ると 王の間へ場所移動)


レイドック王と謁見
レイドック王「なにやら 部下に
       ふてぎわが あったようだが
       ゆるしてほしい。
レイドック王「ふむ そなたたちか
       ニセの王子を かたった者は……。
       たしかに わが息子に似ているな。
レイドック王「そして 夢の中で
       わしを 助けてくれた者にも……。
レイドック王「ずばり 聞こう!
レイドック王「王妃とともに
       ムドーとなった わしの前に
       あらわれたのは そなたたちじゃな?

●いいえ
 レイドック王「いや。本当のことを
        いってくれても かまわんぞ。
 レイドック王「王妃とともに
        ムドーとなった わしの前に
     以下略 ∞
○はい
 レイドック王「おお やはりっ!
        すると あれは 夢であって
        夢ではなかった ということか。
レイドック王「ふーむ……。
       どうして あんなことに
       なってしまったんじゃろう。

 真暗  BGM 天馬


船の上
3人の兵士 へさきに立つ 王
レイドック王「あの日 わしは
       魔王ムドーとの 決戦にのぞみ
       船で ヤツの居城へと向った。

光が出現(後の王子の記憶のカケラみたいな)
 ?    BGM止まる

レイドック王「しかし とつぜん
       ふしぎな空間が 出現して……

魔界のあの輝き
(王様 ぼん バタン)
  !   !!
(兵士がかけよってくる)
レイドック王「そのあと どうやって
       城まで もどってきたのか
       おぼえては おらぬ。

 地底魔城 玉座のムドー
レイドック王「気づいたとき
       わしは…… わしは……
       魔王ムドーだったのじゃ!


元の王の間 城のBGM
レイドック王「わしを あの悪夢から
       救ってくれた そなたたちには
       感謝のことばも ない。
レイドック王「もし そなたたちが
       来てくれなかったら わしは
       あのまま 魔王ムドーとして
レイドック王「夢の世界の住人たちを
       苦しめつづけたであろう。
       心から 礼をいうぞ。
レイドック王「……すまん。
       まだ 気分が すぐれんようじゃ。
       少し 外の空気を すってくる。
(主人公の所へ来て)
レイドック王「たのみが ある。
       あとで 外に 来てくれ……。
レイドック城内
メイド
*「ポン ポン……と!
  よし これで おフトンの
  とりかえ おわり!
(ふりむいて)
メイド
*「これからは おふたりには
  気持ちよく ねむって
  いただかなくっちゃね!
兵士
*「王さまが ムドーだったとか
  いったい なんの話なのか……。
  さっぱり わかりませんです。
博士
*「王や王妃の話からすると
  そなたたちは もしかして
  夢の世界の住人!?
*「いやいや そんなはずは……。
*「もし そうであれば
  現実の世界にいる われわれには
  そなたらの姿が 見えないはず。
*「そうであろう?

○はい
*「ふーむ……。やっぱりな。
○いいえ
*「ふーむ……。そんなことが
  あるのだろうか。わからんわい。

シェーラ「キズつき たおれた
     わが夫 レイドックが
     城に はこびこまれた あの夜……
シェーラ「私は 夢を見ました。
     現実と同じく 魔王ムドーが
     民を 苦しめている夢です。
シェーラ「でも そのムドーからは
     なにかを 感じたのです。
シェーラ「今 思えば それは
     レイドックの 悲しみの心
     だったのかも 知れません。
シェーラ「そのときから 私の心も
     夢の世界へ いってしまった
     ようなのです。
シェーラ「なぜ その世界で
     私が レイドック王になったのか
     それは わかりませんが。
シェーラ「夫 レイドックを
     救えたことを 神に感謝します。
シェーラ「もちろん あなたにもですよ。
     ○○○○……。

シェーラ「○○○○……。
     あなたは 本当は 私たちの……
シェーラ「いえ。なんでも ありません。
     気をつけて ゆくのですよ。
兵士
*「王さまと王妃さまの ご病気が
  なおられて こんな うれしいことは
  ありません!
*「あとは 王子さまの お帰りを
  まつばかりなのですが……。
兵士
*「レイドック王なら
   すこし風にあたると 申されて
   外に出てゆかれましたが。
宮廷詩人
*「王さまが いうように
  夢の世界が 本当に あるのなら
  いってみたいものですね。
*「そこには この私と同じ しかし
  別の私がいて 今の私とは
  ちがう生活を しているのかも……。
*「もうひとりの自分と 会って
  話してみたいと 思いませんか?

○はい
*「そうでしょうとも!
  しかし そんなことが 本当に
  できるのでしょうか……。
○いいえ
*「そうですか……。
  夢のない人ですね。

兵士
*「だめだ! やはり船がないと
  ムドーの島には たどりつけないぞ!
*「しかし 船だと 多くの兵士を
  はこべないし また あんなことに
  なってしまったら。ふーむ。
兵士
*「王と王妃さまが めざめられて
  兵士たちの士気も あがっています!
*「今なら ムドーをたおせる気が
  するのですが どうして 王は
  命令をださないのでしょうか……。
兵士
*「やや! 聞きましたぞ!
  王さまが 元気になられたのは
  あなたがたの おかげだとか。
*「どういう いきさつかは知りませんが
  ありがとうございましたっ!
兵士
*「王さまに お会いになりましたか?

○いいえ
*「王さまは そこを左に出た所に
  いらっしゃいます。
○はい
*「王さまは ああして ずっと
  南の空を ながめています。
*「いったい なにを
  お考えなのでしょうか……。

兵士
*「もし 王の目ざめが いますこし
  はやければ トム兵士長も
  死なずに すんだものを……。
兵士
*「わかっている。おぬしたちは
  すこしも わるくはないだろう。
*「しかし おぬしたちを 王子さまと
  まちがえた トム兵士長は
  その責任をとらされて……。
*「大臣ゲバンの命により 辺境の地へ。
  そこで まものどもと戦い
  めいよの死を とげたそうだ……。

*「王さまが 起きたんだよ!
  うれしいねえ。
*「やっぱり とうがらしが
  きいたんだなっ。
兵士
*「王子さまに そっくりの
  ○○○○どのが 王と王妃の
  目を覚まされるとは……
*「やはり なにか ふかい
  つながりが あるように
  思えてなりません。
囚人
*「おいおい 聞いたか?
  トム兵士長が まものに
  やられたってよ!
*「いいヤツほど 早死にするって話は
  本当だな。
女の子
*「ここの お庭は キレイでしょ?
*「たくさんの お花を見ていると
  こわい町の外の ことなんか
  わすれてしまうのよ。
老人
*「うーむ 夢について……の本
  夢についての本……と。
*「そんな本 あったかのう……。


レイドック王の頼み
レイドック王「来てくれたか。
       わざわざ すまんな。
       話というのは ほかでもない。
レイドック王「魔王ムドーのことだ。
       そなたたちの おかげで
       夢の世界のムドーは もう いない。
レイドック王「しかし こちらの世界の
       ムドーは 日増しに 強大な存在と
       なっていっているようなのだ
レイドック王「このままにしておけば
       やがて世界は ムドーの手に
       おちてしまうだろう。
レイドック王「しかし 今なら
       まだ 間に合うはず!
レイドック王「おねがいじゃ。
       わしに かわって ムドー討ばつに
       いってもらえないだろうか?
レイドック王「夢と現実 2つの世界を
       行き来できる そなたたちなら
       まやかしにも たえられるはずじゃ。
レイドック王「たのむっ!
       このとおりじゃ!

○はい
 レイドック王「そうかっ!
        そなたたちなら きっと引きうけて 以下略
○いいえ
 レイドック王「そうか……。
        やはり 気がすすまぬか……。
 レイドック王「あい わかった!
        無理には たのまぬ。
 レイドック王「もし いってくれるなら
        そなたたちのため 船を手配する
        つもりじゃったが ざんねんじゃ。
 レイドック王「さあ ゆくがよい。
        わしは ここで べつの方法を
        考えることにしよう。

 レイドック王「うん どうしたのだ?
        わしに まだ なにか用なのか。
 レイドック王「もしや 気がかわって
        ムドー討ばつに いってくれる気に
        なったのではっ!?
 ○いいえ   レイドック王「そうか……。
         やはり 気がすすまぬか……。 以下略

 ○はい   レイドック王「そうかっ!
         そなたたちなら きっと引きうけて
         くれると 信じていたぞっ!

  レイドック王「ところで じつは
         この城には もう船は ないんじゃ。
  レイドック王「じゃが 心配はいらんぞ。
         そなたらは ゲント族という民族を
         知っておるか?

○はい/いいえ
 レイドック王「彼らは 神の使いとされ
        彼らの神殿には 神の船とよばれる
        船が まつられているのじゃ。
 レイドック王「ここに わしが書いた 
        紹介状がある。これを見せれば
        きっと船を かしてくれるじゃろう。

○○○○は 王の書状を うけとった!

レイドック王「ゲント族の村は
       ここより 北の山のなか。
レイドック王「北の山に はいる関所を
       そなたたちのために ひらかせよう。
       気をつけて ゆくのじゃぞ。
兵士
*「どうか お気をつけて。

インパス
 レイドック王が くれた
 ゲント族への 紹介状だ。
 戦いのとき 道具として 使っても
 特別な 効果は なさそうだ。
 店屋に 売ろうとしても これには
 ねだんは つけられないだろう。


ゲントへの関所
兵士
*「レイドック王より すでに
  伝令を うけています。
  どうか お気をつけて。
兵士
*「ここから北にいった山奥には
  ゲント族とよばれる人びとが
  住んでいる村が あるんだ。
*「なんでも 自分たちを
  神の使いだと信じているそうで
  けっこう気むずかしい連中だぞ。
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