スターオーシャンEX 20話〜23話

ここはスターオーシャン2ndを原作としたアニメ『スターオーシャンEX』に関するページです。
偏った視点からの独断に満ちたあらすじを乱暴に書き記し、感想を混ぜ込んだ、いや〜んなコーナーです。

手書き攻略本 リンクページへ

 スターオーシャンEX 16話〜19話 スターオーシャンEX 24話〜26話

 20話 21話 22話 23話


第20話「希望」
走る雲、強風に砕かれた波が霧となる嵐の中を警鐘を鳴らして行くラクールの軍船。
で、いきなり甲板でよろめくオリトリオかーい。
気、気を取り直して、甲板出た主人公二人が見たものは動くグレイトウォール。
「津波だ!」「クロード」「くぅ」
波の腹に登る軍船 (ここでやっと残りのパーティ、セリーヌ アシュトン レオンの様子が)
甲板で船のへりに手をかけレナを片手で抱き閉めるクロード……甘いですわ。自分の体をロープで縛りつけ両手で抱きしめないと。
そして波の頂から弾丸のように宙へ飛ばされる軍船。その中空に浮いた甲板では案の定、 クロードとレナが片手一本のタイタニックの名シーンを演じてます。
「レナ、がんばれー」「う、く」狙ってたな。
そして軍船は着水のショックで真っ二つ〜
二人の瞳の大アップに背景黒でスローモーションで離れるつなぎあった手。今生の別れか? もう出ないんか?  ラブラブ無いのはめでたいぞ〜 私的に(苦笑)
 「レナー 「クロードー  「レナー 「レナー
船の前部後部に二人が別れ……
第20話「希望」 題の絵がめちゃくちゃ綺麗でした。
血の色の空の下、 砕けた黒と金の軍船から生えた純白のラクールホープの砲身に輝く一条の陽光の反射。この絵だけで本編要らないかも 個人的に
柱状節理の断崖絶壁の下の浜辺でクロードが目を覚まします。
「ここは……僕は一体……そうだエル大陸に向かう途中津波に襲われて」振り返れば茫洋たる海。
「レナ レナ みんなはどうなったんだ」いきなり連呼か……
ともかくも走り出したクロードは小さな人影が倒れているのを発見します「レオン」
傍らにひざまづき介抱
「レオン、しっかりしろレオン」「クロード……」「よかった」「ここはどこ?」と見上げた……
「あの雲は」のシーン角度的に見上げてないけど、見上げたことにしてその先には渦巻く雲。
 今度はちゃんと見上げて「雲が」レオン「天空に渦巻く邪悪の雲 ここはエル大陸だ」
見渡せば垂れ込める暗い雲気。草一つ生えてない砂地と岩。
「ラクールホープは、みんなはどこ? どこなの?」との問いに答えないクロードにいきなりレオン壊れる!!
「あ、あ、いやだ いやだよ そんなの そんなの いやだ〜」
「レオン落ち着け」
「みんな死んじゃったんだ ラクールホープも沈んじゃったんだ もう何もかもおしまいだよ」
「そんな事はない、みんなは生きている 絶対に生きているよ」
「どうしてそんなこと分かるのさ。みんなだけじゃない、僕たちだってラクールホープがなくちゃソーサリーグローブに勝てない。  世界中の人が魔物に食い殺されるんだ。世界は滅びるんだ。僕たちも死ぬんだ」
ものの見事なヘタれっぷりが宜しいです。
「いこう」歩き出すクロード
「行くってどこへ」「レナたちを探しにいくんだ」クロードってば『レナ』たちですか。
「何言ってんのさ、ムダだよそんなこと。僕はごめんだからね。探したけりゃ勝手に一人で探せばいいんだ」
勝手に行きました。でも砂地にきざまれる片方を追っている二組の足跡はいいですねぇ。
「僕の前を歩くな」って負け惜しみもかわいいぞ、レオン。
さて海岸線沿いに奇跡を信じて「希望は捨てない 捨てたくない」と歩く二人の頭上に巨大な影。
それは翼竜と鳥の中間みたいな魔物。人間二人をエサにするつもりで低空飛行しててお間抜けにも肉食植物のエジキに。 まるでジュラシックパークな光景に
「魔物だらけじゃないかここは」「当然さ。ここはエル大陸。ソーサリーグローブの落ちた場所なんだからあの津波だって……」
そのソーサリーグローブは雲の渦の中心の赤くいびつなタワーのようです。赤い胎盤に無数の魔物の胎児がうごめいている図の後、
日が暮れたらしく焚き火の側で眠るレオン 側でクロードはレナとディアスのセリフを回想中。
「レナ 守れなかった レナを……レナ」だって涙が出ちゃう男の子だもん状態でしたが、 「助けて、お父さんお母さん怖いよ」というレオンの寝言に上着着せてあげるお兄ちゃんぶりを発揮し、涙をぬぐいます。
翌朝ガケを横ばいで行く二人
「下を見るな、あと少しだ」
「うるさいな、僕に命令するなっ うわわわぁ、ふう」
とかコントしてます。そんな二人の前に「あれは」建物の影が。「村だ」 
「もしかしたら あそこにレナたちが」と走り出すクロード しかし
「誰もいないみたいだ」
  ここで、レオン怪我の小鳥を見つけて治してあげてます。
一方村を調べるクロードは建物の中で無数のしゃれこうべを見つけます。それを貪り食う不気味な影も
「来るな、レオン」とか言いつつ悲鳴上げたら普通来るだろうよ、味方も敵も。
村の家から湧き出すたくさんのデカイ芋虫型モンスター
「村の人たちのかたきだ」空破斬を放って何匹か撃破しつつ足止めしスタコラサ。
落胆して村を振り返ります。「まだ、探す気の…探しても、ムダだよ もう」
「生きている。レナたちはきっと元気さ」「強いんだね、クロードは」との質問に待ってましたと今回のメインテーマの演説
「強くなんかない、強がってるだけさ。  僕は強くなんかない。でもこんな僕にこの星で出会った仲間達は僕に勇気と希望を教えてくれた」
ここにソフトフォーカス美化された仲間の画像が入ります。
「セリーヌさんアシュトン、ギョロ ウルルン プリシス(え゛再登場すんの)そしてレナ。
だから僕は、もう一度みんなに会いたい、会いたいんだ!」
「希望?」
とレオンがつぶやいたところで

  CMです。

  またもやいきなりオリトリオの釣りシーン(ズキズキ)海をCGで作るなよ。  まずそうな魚とカニを釣り、同型の巨大な魚とカニに襲われて逃げてます。 まあ一応複線と言うところで無視。
さて砂浜を探して戻ってきたお疲れモードクロードと、小鳥の看護にハマってるレオン。
小鳥、練習で危なっかしげに飛びます。 レオン「がんばれ あきらめるな がんばれ 飛べる 絶対飛べるよ もう一度飛べるって信じて強く羽ばたくんだ。 そうすれば絶対飛べる。よーし、よくやったぞ」
クロードを振り返り 「信じて努力すれば希望はきっと叶う。そうだろ、クロード」
……ガキめ、小鳥を応援するフリしてクロードを応援していたらしいのぅ。
「ああ」とクロード親指立てて(希望を捨てちゃダメだ。レナは生きている。きっとまた皆に会える) と元気に独白しつつ歩き出します。
突然砂浜が振動「地震?」しかし、眼前に出てきたのは巨大ワーム(さっきの村の芋虫の巨大版)デューンのあの虫並みサイズ。
その魔物が打ち出す固い殻に包まれたシード 小さい魔物に変化します……が、植物でもあるまいに何で撃ち出すの? 子虫が潰れるぞ普通。
そして子虫は海の中へ「海を渡るつもりだ、そうはさせない」と切りかかるクロード。 当然親は怒って襲ってきます。 「うわー」とかクロードが特攻かけてる一方で
オリトリオ三人組は軍船の残骸とラクールホープ発見。リーダー頭打って退場しても良かったか?
それはともかく、クロードは空破斬を地面にもぐって回避する巨大芋虫だかゴカイだか相手に苦戦中。
「逃げようクロード、またあいつが出てくる前に」
「だめだ、ここでアイツを倒す」「何言ってるのさ、皆を探すんだろ こんなところやられちゃったら」
「ここで倒さなければ、また何人もの人があいつの生み出す魔物の犠牲になる。ラクールや他の大陸の人々が」
はっとしたレオンは動きを止められればと小鳥を安全な場所に置き、呪文開始。
海から出てきた魔物に「ディレイ」……あの雷で痺れさせるんですか? 時間操るんじゃないの?
「いまだ」見せ方は違っても結局空破斬で撃破。
「やった やっつけたぞ」「ありがとうレオンおかげで助かったよ」「ホントだよ、まったくもう」と和みタイム
で、直後に飛び立つ小鳥 羽のハンカチがひらり……お゛い。そんなデカイハンカチであの包帯? 理屈にあわーん。
薄日が漏れる空へ飛び去る小鳥に「さよなら よかったね」
「希望が1つかなったな レオン」
そこへオリトリオ。「どえらいもの見つけちまったんスよ」
場面変わって、赤い枯れた森の木の下をとぼとぼ歩くアシュトンの先にはマシな村 
セリーヌ「アシュトン、どうでした? 何か手がかりはみつかって?」
「海岸には船の破片がいくつか流れ着いているだけだった。他には何も」「そう」
「ぼくらだってこうして助かったのが不思議なくらいなんだ もしかしたら、クロードもレオンも」「ギャフ」「うぎゃ」
「レナはどうしてる?」 
「見ていられませんわ いたいたしくて」「レナかわいそうに」
ベッドの上で目を覆っているレナ「クロード」王子様入ってるかもな回想しつつ泣いてます。
そして村の壊れた教会の割れ残った勇者のステンドグラスを輝かせる夕日は、 海岸では重苦しい雲を下から赤く染める見事な夕焼けになり、流れ着いたラクールホープを照らし出します。
「ラクールホープ」「夢みたいだラクールホープにまた会えるなんて」
「しんじられねえぜ、こんな重たいもんが流れ着くなんてよう」「奇跡って奴っスかね」てめぇらの感想はどうでもええ
「また一つ希望が……」
夕日の中レオンがクロードの手を握り 題の映像で引き……ここまで長かったな。

 予告 レナのナレーションです……レナと風景ばっかし?
     「逃げたくない 会いたいから オペラさんがエルネストさんを探すように『希望を信じて』
     あれは雪ほたるの光?」 

 余計な一言 あの滅びていた村の名前、実はプロビナ (DQ7のチビィイベント) て名前じゃあるまいな。


第21話「再会」
霧深いなぎさでブーツを濡らしながら海の彼方を見つめるレナから始まります。
「あ、うそ……」その足元に流れ着いたものはクロードが持ってた通信機。
さすが銀河連邦軍正式採用の軍用通信機。丈夫だねぇ。
その通信機を位牌のように抱きしめるレナ。「クロード……クロード」頬赤らめて泣くな。
その時、砂を踏む足音が「クロード?」
現れたのは金髪に金瞳×3のオペラさんでした。こ、ここで絡むかテトラジェネス。
暗い顔のオペラに再会の題字が重なり場面は鐘楼もなく天井も落ちた壊れた教会へと……
オペラ「そう、ホフマン遺跡でエルにあったの」と情報交換。
なんでもエルネストもこの大陸へ来ているらしいが……オペラはどうやって渡ったんだか。
「あの大津波に飲まれて怪我一つ無いなんて」「ええ」「でもクロードとレオンが」とオペラ、セリーヌ、アシュトンの視線の先には、 半分壊れた勇者のステンドグラスの前に佇むレナ。アーリアより立派と言うことはここは昔はそれなりの街だったのかも。
でもってレナは船でのクロードとの最後の会話を回想中。ほほ染めて上向いて涙流してる図ってなんだかなぁ。サービスなの? ほら見かねたオペラが「ねぇ、歩きましょうか」って……いろんな意味で不健全ですからね。
もっとも散歩先は……
「気味悪いねこの森」「さっきから小動物一匹見かけませんわ ここには生気が感じられない」
余計に気が滅入るかと……ところで、「何が間違いないわね」なんスか? まだソーサリーグローブが何かも分からんのに。
さて枯れた森を進む一行の前に赤い霧がよどむ地帯が「う」「くさ」「何の臭いですの?」
「ソーサリーグローブのせいで噴出したガスよ、ここは今まで見た中でも最悪ね」
ギョロ「魔物どもの魂のにおいだ」ウルルン「け、吐き気がするぜ」(セリーヌが解説……アシュトンの目の色かえる暇が無かったか) 魔物の世界になり果て、この大地は長くない。そうですが……ええっと、 有毒ガスというとナウシカの蟲の世界=腐海ですか? んで魂って事はFFIXですかい? オリトリオには拘るくせに、 こういう点に関するオリジナリテイには拘らなくっていいんですか? おーい。
さて、村人集合です。といっても10人か。他の大陸に逃げるように説得ですが、
「私たちは決めたのです。この地に残ると」「こかぁな、ワシたちが生まれ育った場所なんじゃ」 「あたしたちにとって、この大地は母親なんですよ」「あんたたち病気の母親を見捨てる事ができるかね」 「あたしたちこの歳までここで生きてきた。この地を愛してる、この地を誇りにしてる。あたしたちは生きてきた」 「きめたんじゃよ、もしも死ぬならここでっと決めたんじゃ」……風の谷のじさまかあんたら。
「私たちは諦めたわけじゃないんです。諦めて死を待っているわけではありません。私たちは希望をすててはいません」 ……とか、言いつつゲームと違ってレジスタンス活動しているようには見えないが、まあ年寄りばかりだしね。
『この地エクスペル邪悪なる脅威に民苦しむ時、異国の服をまといし勇者現われ、光の剣をもって民を救わん』 と説教でもって「伝説の……勇者」とレナにクロード熱を呼びさまさせた神父さん。さすがプロの宗教家ですなぁ。
泣くのを止めたレナですが、夜のベンチでぼー。
「冷えてきたわね」と毛布をかけにきたオペラはレナの手にある通信機に気づきます。 「ちょっと、貸してくれる?」なんと通信機まだ機能しています。画面は砂の嵐ですが……て、画像つきだったの?
クロードが大事にしていたこの機械が何かとと問うレナに通信機の機能を説明するオペラ。 同じ機械を持つ人と同じ惑星内なら話す事が出来ると……さすがはSF、衛星も介さず凄い高機能。
「どうするのこれから、エル大陸は危険よ ラクールへ引き返すのも1つの考え方だわ」と問うオペラとレナの様子を見に、 セリーヌとアシュトンもやってきます。「それとも……」
不意に大地から無数の淡い光の粒が湧き上がります。「なに」
「雪ほたるよ」「このあたりの人は 大地の精霊って呼んでいるわ 喜びと希望の象徴なんですって」 指先に止まった青い光を見つめたレナはうなづきます。
「探します オペラさんがエルネストさんを探すように私もクロードを探します」 「だってあいたいから どうしても会いたいから」だから頬染めるなよ
「そう、それがいいかもね」レナの肩を抱きエールを送ったオペラが気配に気がつくとそこにはセリーヌとアシュトン。
「もちろん、レナと一緒に行くに決まってますわ」
「だって、僕たち仲間だもん。な、ギョロ、ウルルン」
「みんな、ありがとう ありがとう みんな」だから何で頬染めるねん……ベンチの側に集まった皆が暗く雲に閉ざされた夜空を見上げ、
同じ空の下、
海岸ではたいまつの光の中でラクールホープを修理中です……て、どうやって船の残骸から砂浜に下ろしたんだ?
クレーンなど無いし、馬もいなけりゃ人も5人だけ。あの内燃機関つきの台車も見当たらんぞ。
でオリトリオリーダー「飲めよ」椰子の実っぽい果実を差し出します。 そういえば、砂浜をさ迷う間、クロードとレオンは水をどうしていたんだろう?
「さっぱりわからん。俺はいつも会うたびに思ってたんだけどよう、あんたをそこまで突き動かすものっていったい何なんだい」 クロード「越えたい山があるんだ、(カルナス艦橋のロニキスの後姿)とても高い山でね、その山を僕は越えたい」 「すまねえ、こう見えてもよ俺は頭が悪いんだ」なら聞くな。
「ひどいもんだよ。普通の科学者ならさじを投げるね。でも安心して僕なら直せる」 レオンの言葉に
「そうか、よかった」ラクールホープの銃身をクロードが見上げて

CMです。

場面はいきなり、リンガの街!?
夜明けの光射す部屋でピクリとも動かないキースは徹夜で古文書解読してて目をあけたまま寝たかな(笑)
応接間ではプリシスとボーマンがユキの『クロード一行お見送り』報告を聞いています。感心は大津波。 津波の前に出発したから大丈夫派のユキ&プリシスに向かって
「そうかねぇ。もし海で大津波に会ってたら、一巻の終わりだぜ」
なんて言っちゃったボーマンは向こう脛にケリ(骨が折れる効果音つき、ついでにユキの後頭部に大汗発生)入れられてます。 「なんて事言うのよ。この悲観主義者」「蹴るこたねーだろーが」「ふーんだ」「たくぅ」
明けたエル大陸の集落ではセリーヌたちが村人にエルリアの情報を聞いています。
かつては芸術の都と呼ばれたエルリア。今は魔物が徘徊し人間は近づくことも出来ない、 そのイメージ映像はクレーター中央部にそそり立つ黒いツタに覆われた塔。
で、そこへ向かっているらしいオペラ、セリーヌ、レナ、アシュトンですが。
「ねーねー、このへんでお弁当にしよー、お腹すいちゃったよ」 「何言っているのまだ出発したばかりでしょう」「育ち盛りなんだよぉ」「ギョロとウルルンが?」 僕がだよ」「さあ、行きますわよ。もーっとお腹が空くともーっとお弁当が美味しいですからねー、アシュトン」 セリーヌにほっぺた伸ばされたアシュトンという、夫婦漫才図の騒ぎの中「レナ」という声が……
「クロード」と唐突に走りだすレナ。
「間違いない。クロードの声が聞こえた」て、そうかぁ? 全力で走るレナを「見失いましたわ」なセリーヌたち。散会して探す事に。
パーティから孤立したレナが遠い人影を追って踏み込んだのは赤い霧の地域。
後ろに立った影は機械兵……何となくラピュタのロボットの目を一個増やしたみたいなカラーリング……(汗) しかも、レナのペンダントにターゲッティング? 背中の突起がかろうじてスタオーっぽいのかな?
しかし、格闘家(多分)なら振り回され叩き付けられても受身くらいとらんかーい。 それに、あの、振り回すだけ? それに頬染めたり変に髪乱すのやめんかーい。レナはマゾか? ひょっとして。
き、気を取り直して「あの人に会うまでは死ねない クロード」というレナのかすむ目にクロードの背中が
「大丈夫かレナ」
「生きてた。また会えたクロード」……この時のレナ、目と口のサイズの落差と接近具合がなんともな、すんげー顔です。
クロードは バカの一つ覚え 得意技の空破斬ですが「きかない」
  このロボットってば赤いレーザー撃ちます。 しかも縦に並んだ三つの目で順番に断続発射してるのに着弾(?)時は光条に切れ目が無いと言うおもろい機構。
「レナは、レナは僕が守る。絶対に傷つけさせたりはしない!」吹っ飛ばされたクロードはレナに向かうロボットを呼び止め、 「レナ、逃げろー」と叫んでおもむろに剣を上段に構えます。
逃げるレナの脳裏にはディアスの言葉。「クロードはお前を守り抜くだろう。自分が自分であるために」
炎色の光点から生まれいずる鳳吼破でロボットは焼け溶けてバラバラ。
上がった炎と物音に駆けつけた仲間達が見たものは、光さす枯れた森で勇者よろしく剣を掲げるクロード。 (「見よう見まねで持ち技じゃないのに出来ちゃったよ鳳吼破」ってな感慨にふけっていると私は見た!)
村の神父「伝説の勇者」って、村から森に上がった炎が視認できる近さかーい(確かにアシュトン、弁当食いたがるの早すぎ)
涙が闇に光って水平にきらめくカットはいいなぁ。
抱きあう二人。「クロード」「レナ、よかった レナ よかった……」音楽は盛り上がってます。
一方、中CM直後寝ていた……いや徹夜で古文書解読していたキース
解読は終わったものの、ユキにしか知らせず、そのユキは……暗い。
「一刻も早くクロード達に知らせなければ」……まさか。全員エル大陸に渡航ですかい(大汗)
さて、はじめて見る魔物というかロボットに興味津々なレオン。そういえばプリシスは無人君をレオンの前で使ってないな。
レオン「なんだこの機械」クロード「ロボット…」オペラ「これを見て」レナ「魔石? そんな」 アシュトン「魔石って機械も動かせるんだ」おや、この紫の結晶は傷がつかなきゃ砕けないのか。
オペラ「ううん逆ね、元々機械を動かすためのエネルギーだったんだと思うわ。」「何だかますます不可解な事になってきましたわね」 と、いうか、やっとSFの本道に戻ったというか。
「ソーサリーグローブ」と難しい顔でクロードが呟き引きです。

 予告 アシュトンのナレーションです。「ラクールホープは直らないし、オペラさんは行方不明になっちゃうし、 おまけにエナジーストーンは奪われちゃうし」見事な泣き言です。 しかしボーマンが出てきたよ……「勇者が存在しないってどういうこと?」いや、それでいいと思う。

 余計な一言 何でも流れ着くのかエル大陸の海岸は。どういう海流の流れになってんだ。人に通信機にラクールホープまで。 海洋投棄が絶対出来ない海域なんだなきっと。
       今回オリトリオはリーダーしか喋らず、配役は当然「チン」……て、犬か?


第22話「仲間」
まずは、俯瞰から入るがけの下の砂地に作られたラクールホープ修理工場。ん、これが集落なのか?
「オペラさんこれは?」「もう使えないわ」「予想以上に損傷が激しい」 ちなみにラクールホープの動力源エナジーストーンはオリトリオから守るためにセリーヌの部屋に厳重保管。
「ダメだ、紋章エネルギー伝導管が全部駄目んなっている。これじゃラクールホープは発射できない。部品さえあれば直せるのに」 ……て、前回「安心して僕なら直せる」と豪語しなかったか、レオン。見通し甘いぞお子ちゃま。
クロードの弟を心配するお兄ちゃんな顔に題字が重なります。
地図を広げたセリーヌが指差したのは災厄前機械工業が盛んだったスミスと言う街。
「意外に近いな。よし、僕が取ってくる」「私も行くわ」とクロードとレナ。 そして「僕はどっしよーかなー魔物とかいっぱいいそうだしー」 「あなたが残っていても役に立たないでしょ、一緒に来るの」とセリーヌとアシュトン。 四人のグループデート(?)パーティ結成して出発です。
ほかにも必要な部品のメモを渡され「何としても手に入れてくる」と出発したクロードは緑濃い森へ……え゛ 生きた森があったのか。 そして森の道はたくさんの倒木にふさがれ先行き不安。
一方、オリトリオは機械を磨き、レオンは設計図を修正し、オペラは曲がりストローつきコップの水を配り、 チンケシーフっぽい……オリトリオの中ではある意味原作に近いラーがトイレにたったその時ドーン!!
一方、絨毯爆撃でも受けたようなスミスの町。赤錆にまみれた溶けた金属部品を拾い、 絶望しそうになりながらもクロードたちは捜索開始。
で、場面戻ってトイレに行ったものの数体ロボットを見て逃げ帰ってくるチンケシーフいやラー。 ロボットの背後には何だか良くわからない魔物の書割……いや、えっと機械と魔物の連合軍。
アシッドレインの詠唱に入るレオン。足止めに剣構えるオリトリオ。しかし機械兵はラクールホープには来ない
「なぜ攻撃してこない まさか」とオペラはセリーヌの部屋へ。
「あの女、逃げますぜ」とか言ってますが、それはともかく、
「やっぱりエナジーストーンが狙いだったのね」とオペラはロボット相手に銃撃戦。
一方、レオンの呪文は完成。アシッドレインで数体溶解するものの数が多い。いきなり息あがってるし。 前衛のアニキ吹っ飛ばされてます。レオンたちは三階立てのレンガの建物に逃げ込む事に……
オペラはロボットを一体倒し、残り三体のロボットの前に立ちふさがり「邪魔よ」しかし残念、弾(エネルギー)切れ。 弾き飛ばされ、宙を舞う銃。木に追い詰められたその時、電気をまとった鞭が巻き付きロボットを炎に包む。
エルネストの登場ですね。
一方レンガの建物の屋上に追い詰められたレオンたち。頼みのアシッドレインもMP切れらしく魔物に笑われてます。 絶体絶命のピーンチに。鳳吼破〜。
クロードご一行帰還、スミスからえらい素早いお帰りで……。
サンダーボルトに、ギョロウルルンの焼いて冷やしてズンバラりん。 「またつまらんものをきってしまった」……と歯を光らせるアシュトン。五右衛門の真似?
「クロード」「レオン」と感動的に呼び合いつつ抱きつきもせずに「紋章エネルギー伝導管は?」ナイスです、レオン。
「手に入ったのはこれだけだ」片手のひらの数個の部品に「そう……」と落胆。 ……精密機械なら直に手で持たず布に包めやクロード。
レナは人生の師を探します「オペラさんは?」逃げたとか、森に銃声が響いたがそれっきりと思わしくない答え。 そこへ壁にたたきつけられ、早々に戦線離脱したアニキが復帰。
  「た、大変だ……え、エナジーストーンが奪われた」「エナジーストーンが!?」とクロードのアップで

CMです。

  色の悪い夕日のなか、森の捜索を終えて戻ってきたクロードとアシュトンを出迎えるレナとセリーヌ。
「森の中にはロボットの残骸しかなかった」何も見つからないのはオペラが生きている証拠と一行は希望的に考えます。
「あれ、レナ……ペンダントは?」「あれもエナジーストーンの一種だと聞いてたから、レオンに分析してもらっているの」 ……いつもレナの胸見てたのね、クロード。そんな小さな変化も見逃さないとは。
さて、今ある分析装置ではペンダントの正体は不明。
紋章エネルギー伝導管も無ければエナジーストーンあってもムダと否定的なオリトリオ。
出生の手がかりであるペンダントを供出したレナに見習ってクロードは通信機と壊れたフェイズガンを差し出します。
「このフェイズガンは自分自身を守るようにって、父さんから渡されたものなんだ。 この星を守るために使われるんだったら、父さんも許してくれるさ」 「分かった、必ず役立たせて見せるよ」
「これでいいんだ」とか夜のベランダでちょっぴり後悔ぎみ。そこへレナが来ます。手すりのペアのホタル……黄色いぞ?  舞っているのは青白いのに。
「もし私と出会わなければ、クロードはもうとっくに自分の世界に戻れていたのかも知れない。本当にごめんなさい」 そのレナの涙をぬぐってやるクロードが悶絶したくなるほどキザで笑えます。頬染めうるうるレナもぐお〜〜、やめれー。
「本当にありがとう、僕は勇者じゃない でも、出来るだけの事は精一杯やっておきたいんだ。悔いを残したくないんだ」 「きれい……」ぐぎ〜、夜のテラスでラブラブかーい。
さて一方、セリーヌの部屋に突き飛ばされるアシュトン。ピンクなアップの胸、目、唇。ギョロウルともども妄想モード。  「ま、まさか……」妄想の中のアシュトン像、まつげ長いし歯も光る。ご注意 このアシュトンは妄想用であり実際の仕様とは異なります。
「どーしょー どーしょー どーしょー 僕には樽が…… このなめらかな曲線美、まったりとして優雅な木の芳香……(ん、ギョロウルもうっとりしてるけど門前の小僧で樽に目覚めたか?) 違うだろー、僕にはプリシスちゃんが、プリシスちゃ〜ん」その幻想は耳を掴まれて中断。
作戦会議と言われ「なんだ」
「ぜひ意見がききたいの」と真剣に問われ「セリーヌ……」見つめあい「ギョロとウルルンの」
床に倒れ伏すアシュトン「僕の意見じゃ無いのかよ」
「だって、アシュトンがいないとギョロやウルルンもお話できませんもの」
ギョロウルに大いに笑われるアシュトンを見る頬にうっすら紅。 「けっこうあてにしていますのよ。わたくし」「え」「何でもありませんわ」くっつくのかなぁ、この二人。
さて、フェイズガンを分解するレオンの側でオリトリが何か言ってますが無視です。いなくていいです別に。
夜が明け、朝日射すテーブルに突っ伏して眠るレオンは通信機から聞こえる声に目を覚まします。 「聞こえますか、こちら カルナス クロード・C・ケニー少尉 応答してください。こちら カルナス……」 「こ、これは」レオンは急いでクロードを探しに ……ってレナともどもベランダで寝るなよ。風邪引くぞ。服脱いで無いから平気なのか?
「クロード すぐにきて あの通信機とか言う機械から人の声が聞こえてきたんだ」
しかし、駆けつけてみても通信機は沈黙。落胆するクロードを見守る一行の耳に金属的で規則正しい足音が……
出てみると足に直接頭がついているような青い巨大ロボ「あれは」「もしかして」くっきり4の製造番号。
「はーい やっとみつけた」「プリシスちゃん」「おーい」「みんなー久しぶりー」……ボーマンはともかくユキまで!?
「プリシスちゃーん」と駆け寄ったアシュトンはかわされて無人君4号(?)と抱擁。うるうる。「やっぱり、こうなるのね」 「え アシュトンいたの?」とおなじみのコントの後、
古文書=予言書の内容の発表です。
「こいつには世界が破滅に至る経過が予言されてたんだ。 まずソーサリーグローブが降ってきて魔物が大量に発生、問題はこれから先…… 空に黒い月があらわれる。そこに破滅の紋章が浮かび上がるそうだ。 破滅の紋章現れた後、七昼夜のちに生き物は死に絶え、 さらに七昼夜のち星は砕け散る、とある」
期限は一週間なわけですね。テレビ放映にぴったり。
「エナジーストーンと紋章エネルギー伝導管さえあれば」と爪を噛むレオンに 「あるわよ、両方とも」とプリシス 「あたしのメカホース、エナジーストーンで動くように改造したの」……しかし、 ホバークラフトに変形して大洋を渡ったとは確かに燃費抜群かも。
「いいの、君の大切なメカだろ」「だって、クロードが困っているんですもの。お役に立ちたいな〜」 と、やってる傍らではボーマンの「古文書には勇者に関する記述はいっさいなかった」という衝撃の発表が。
「滅亡を恐れる人々の願望が生み出したものだ。ただの迷信だ。勇者なんてものは実在しないんだ」
「そんな」背景は雲でかげる朝日「それでもお前ら、クロードと一緒に行くのか」
「行きます、クロードが行くのならどこまでも」
「わたくし、勇者なんて人と一緒に来たつもりはありませんわ」
「そうだ、クロードが勇者かどうかなんて僕たちには関係ない」
「ギョ」「ウギャ」「そう言うと思ったぜ」
一方「そうだ、クロード、これ」とレオンは銃と通信機を修理して返してくれます。
使える部品が無かった……そりゃ、なんぼ言葉が通じても「うる星やつら」みたいに規格の違う部品使って爆発しても何ですしね。 しかし「意外と簡単に修理できそうな構造」ってマジでレオン博士って天才。……まぁ、16話の小型ラクールホープが複線なのかも
「ありがとうレオン」
「別にお礼を言われるほどの事じゃないよ」
「あ」「ふっ」頬染めて見つめあい……ま、いいけどね。
「父さん、僕は戦うよ、みんなを守るために」と銃を構えたクロードで引きです。

 予告 セリーヌのナレーション 「あのおぞましい化け物がソーサリーグローブの正体ですって」???
    画面に出ているのは二種類のUFOだが……「誰でも愛する人と別れるのはつらい……」ますますわからーん。

 余計な一言 もう何に突っ込んでよいやら……とりあえず、 原作のゲームではソーサリーグローブは星の軌道を変える装置だったかな、多分。だから天変地異に見舞われるんだけど? 生き物???


第23話「決戦 (ラクールホープ)」
岩場を行く一行に重なって、クロードの予言暗誦です。
空に黒い月があらわれ、そこに破滅の紋章が浮かび上がる  破滅の紋章現れた後、七昼夜のちに生き物は死に絶え  さらに七昼夜のち星は滅ぶ。
ガケですべり落ちかけレナの手を掴むなどのプチお約束シーンの後、 ソーサリーグローブが落ちたクレーターを望む高台で「あれが……」と生物っぽい赤い塔を目にする一行。
クレーターに赤く根を張る塔を背景に緑の題字です。
どこに持っていたのかメカニカルな双眼鏡で観察するクロードに金属製らしきマグカップを手にレナがねぎらいの声をかけます。
「クロード、どんな様子?」
「ぜんぜん、見当もつかないよ、隕石のように落ちてきたという話だったけど、まるで有機体だ」
「生き物? うーん、植物のようにも見えるわね」
結局もう少し接近してみる事に。
一方、ラクールホープ整備工場ではオリトリオが失敗したのにセリーヌの落雷のお仕置きが無いので落胆気味。 ま、それはどうでも宜しい。
「のんきな連中だな、こんな時に」「いんじゃ無いの、こんな時だからこそ笑うのもありよ、アリ」「そんなもんかなぁ」 その後、機械油で出来たレオンのヒゲに大笑いするプリシスなど「みなさぁん、お昼ごはんの……じかん……です」 とユキやボーマンが呆れてますが、まあ、それも、どうでもいいということで。
一方かつての繁栄を思わせる遥か地平まで広がる廃墟と言うより建物の残骸の中を進むクロードたちは 宙に浮く機械の化け物に遭遇です。空破斬ききません。効かないと「逃げるんだ」て……クロードよ。
「よろこんで」と力強く賛同し、二発ばかり後衛の二人から物理攻撃受けたアシュトンは泣く泣く
「クロード、ぼくもたたかう」
しかし、レーザーで吹っ飛ばされます。剣を弾く金属の殻に手を焼いたクロードの視線は高々とそびえる岩の柱に。
「はなれろアシュトン」鳳吼破で石柱倒して敵を押し潰します。無茶ですねぇ。 その衝撃でレナたちの足元が崩れ、かつての下水道に落っこちます。
「ひょっとしたら、ソーサリーグローブの近くまでいけるかも」まあ、あのUFOタイプの敵が監視用なら妥当な判断かも。 そして地下を行く事にした一行は「あは、何だかネズミになった気分」
しかし、壁に這う変な根が襲いかかってきます。
  「ただの根っこじゃないわ」「これは、魔物ですわよ」根が集まって固まりに。ギョロの火で焼いて撃退し、 「これもソーサリーグローブの一部」「だとしたら」「この近くにソーサリーグローブが」
案の定、通路の先には赤い空間。拍動に似た音と地底から何か吸い上げている管。 その周囲にはロボットが世話をしている魔物の胎児を育む半透明の繭が、 赤い幹に埋まるように点在し、成熟した魔物が生まれ出てきます。
「これがソーサリーグローブ」「地底から何か吸い上げてる。ソーサリーグローブは植物なのかな」  「でも植物が魔物をうみますかしら」そこへロボット大量出現。
サンダーボルトにアシュトンの剣技、空破斬で十分対処できてますけど、 ロボット弱くなってる? パーティのレベルが上がったかな?
しかし、多勢に無勢「きりがないよ」「いったん外に出よう」
けれど地上に出るとまたUFOタイプの敵が「まだ生きていたのか」……メカなんだから同型の新顔とは考えませんか? 普通。
そこへ緑の宇宙船が飛んできて、青いビーム連射でUFOタイプの敵を撃破。
「うわぁ、また機械の化け物〜」 「あれは…」(て、見当ついているなら剣に手をかけんなや、クロード)
「私よ クロード」「オペラさん」「無事だったんですね」「私も助けられたのよ、彼に」  親指で指した先には
「エルネストさん」「久しぶりだな」と無精ひげの考古学者の微笑で

CMです。

「完成だ」「おめでとうレオン」と満足そうに夕日に映えるラクールホープに見入る留守番組から始まりです。
そこへ走りこんでくるオリトリオリーダー「へんてこな物体がこっち飛んでくるぞ」 緑の宇宙船に「突撃〜」かけて「サンダーボルト」食らってプスプス。「なにやってるんですの、あなたたち」
と、言うわけで、調査結果報告です。
「魔物を生み出し世界を破滅へと導くソーサリーグローブこそ、悪の根源だ。何としても破壊しなければ」 いきなり決め付けますか、クロードさん。
しかし、応急修理で力を注げる術士も今はレオン一人だけな「ラクールホープの発射は一回が限度だよ」
と、言うわけでエルネストさんの船に積み込み射程距離内へ運ぶ一発勝負な作戦が立てられます。
「作戦決行は明日の朝だ」
しかし、小さく見えて意外と大きい船だねぇ。軽ーくラクールホープ積み込めちゃったよ。そのハイテクぶりを目の当たりにして
「ねぇ、クロード。エルネストさんの船で、クロードは自分のいた世界へ帰る事が出来るの?」「いや」 「残念だが、私のは脱出艇だ。この星の引力圏を飛び出す事は不可能だな」「だめなんですか」と目うるうるなレナは、 セリーヌとともに海岸岩場へ……
「クロードがエルネストさんの船で帰れないって分かった時、あたし心のどこかで、よかったって、そう思ったの」 「レナ……レナは正直ですわね。でもそんなに自分を責める必要はありませんわ」とセリーヌは頭なでなで。 「あたり前ですもの 誰だって愛する人と別れるのは辛い、別れたくないと思いますもの」暗い空を見上げて…… 朝、高速で進発するエルネストの船に繋がるあたりナウシカのユパさまに見せたいもの直後の出発みたい。
そのコクピットではレナが視線を送り、クロードは意味に気づかず微笑むというビミョーなすれ違い。
船倉ではオリトリオにユキまで乗ってるよヲィ。
雷走る空の下、ソーサリーグローブを視認出来るラクールホープの射程距離ギリギリで
「これ以上の接近は危険だ、センサーに狂いが生じている。ソーサリーグローブの影響だろう」 そして激しくなる雷がかすめ「いかんこのままではコントロール不能になる」 「着陸しましょう。地上から出来るだけ接近します」……あの、ラクールホープは人力で移動ですか?
とか思ったらいつの間にか自走式砲台になってるよ。すげーぞレオン博士。宇宙戦艦ヤマトの真田さんにも負けないぞ。
しかし、敵も迎撃体制整えます。舞台のセリの要領で数百ってな感じのロボットが登場。
「何か近づいてくるわ」「クロード」「来たか」
レオンもラクールホープ発射態勢に入ります
「目標ソーサリーグローブ。エナジーストーンよりエネルギー抽出開始」
しかし迫り来るロボット軍団
「ダメだ、エネルギーレベルが低すぎる。発射までまだ時間がかかるよ、クロード」 「慌てるな、レオン。落ち着いて操作するんだ」「でもこのままじゃ、発射する前に敵の大群が押し寄せてきちゃう」 「敵は僕たちが食い止めてみせる 仲間の力を信じろ、レオン」 「そうよ、ガンバってレオン。ラクールホープを発射できるのは、あなただけなんだから」「分かった」と、厳しい顔のレオンは内心 (これが世界を救う最後のチャンスだ。ラクールホープの一撃に全てがかかっているんだ)とドッキドキ
そして展開する敵軍の前に立ちはだかる前衛クロード。迫る足音を耳にしつつ、
「いくぞアシュトン」
「ああ、死ぬなよクロード」
「ああ、おまえもな」おおー、カッコいいねぇ。好きだよこういうシチュエーション。
そして、照準器を片目に装備した臨戦態勢のオペラ「クロード私達も戦うわ」
セリーヌ「ぐすぐずしてると先陣切らせていただきますわよ」いやぁ、盛り上がってまいりました。
で、いきなり怪鳥の鳴き声とともに鳳吼破〜
セリーヌは岩をも溶かす範囲魔法エクスプロード (え゛通常紋章術の最強じゃん。MPの温存とか考えてないねぇ)。
オペラが撃ってるのは対戦車用の鉄甲弾か? 一発一体撃破してるけど。
で、ギョロウルは息なのね。
遠隔攻撃に手を焼いたらしいロボットは変形してミサイルのごとくジェットで飛んで体当たりと言うか自爆攻撃。 「サンダーボルト」とやってたセリーヌがまず狙われます。「雷ねえちゃん」とオリトリオリーダー。
そのロボットミサイルは後方からエルネストが船のレーザーで迎撃しますが、数が多い。 ボーマンやユキとともに船内で戦況を見ていたレナは思わずとび出します。
レナを連れ戻そうにも二発ばかり至近距離で命中、船にもダメージが。
また懸命戦うクロードですがその背景には白いラクールホープが……
見た感じ防衛ラインはチェックメイトまで後30mの所まで後退してるかも。
「支えきれないよ」と、泣き言のアシュトンに
「最後の最後まで諦めるな、ラクールホープは何としてでも守り抜くんだ」 と強気なクロードですが、中距離攻撃の要、オペラもミサイル攻撃の至近弾で岩に叩きつけられ戦闘不能。
アシュトンはロボットの直接攻撃に飛ばされ、その悲鳴に気を取られたクロードの頭上に迫るロボットミサイル。
「クロードー」とっさに飛び出したレナの対クロード体当たり攻撃……いや、何か同じ形の岩に全員叩きつけられてるな。 ともかくも、パーティはボロボロです。もう限界と言うときに、
「エネルギーレベル上昇中。いけるわ」「よし」レオン詠唱開始です……あの、プリシスは戦わないの?  それともラクールホープの直衛かな。あの小型無人君じゃ、敵ではなくラクールホープを壊しそうだが。
セリーヌを守るオリトリはロボットに囲まれ、オペラは岩場で気絶中。 アシュトンはやはり岩を背に剣で辛うじてのしかかるロボットから防御している状態。
レナを左手でかばいつつ、右手の剣でロボット牽制中のクロード。
パーティボロボロ、ゲームオーバー寸前の状況で、砲身を包む稲妻状のエネルギーが砲口に集中
「天地の神々より恵み賜りたる命の源 その前途に抱くもの  人の諸 地の気 生きとし生けるものの 希(こいねが)う 万感 せいどうに嘱し 光の先に立ちはだかる悪しき闇を あまたなる祈りと祝福の元に光芒のいしゆみにて 殲滅せん」(耳コピですので正確じゃありません)
ラクールホープ 発射。
緑の光条が赤い塔の基部に突き刺さり、そこを中心に生まれた白い閃光が、 半円状の巨大な火玉となり塔とロボットを飲み込んでゆきます。 ……遠景だとクレーター全部飲み込んでる感じだけど、よく無事だったな。
暗転
沈黙の中、クロードの腕の中で目覚めるレナ。
「レナ」「クロード……」その青空背景で、すすまみれの微笑、ぐはっ。(視聴者一名吐血)
エル大陸上空に渦巻いていた雲が消え去り、青空が広がります。
塔のあたりには濃い白煙。
そして、呆然としたアシュトンの前には膝をつき動かなくなった機械兵。
役目を負え、うっすらと白い湯気がたなびくラクールホープの側にはプリシスとレオン、そしてボーマンにユキが嬉しそうに
「やったー ソーサリーグローブを破壊したぞ〜」
岩の上へエルネストに手を引かれて登るオペラ。
そしてセリーヌは「俺たちの勝利だ」とうざいオリトリオの前に立ち、
レナの肩を抱くクロードが「終わったんだ何もかも」と決めれば
「うわーん 勝ったー 勝ったよ〜」とアシュトン。その時
「ウギャ」「ガフ」
爆炎が静まった先に黒光りする円筒形に人工的な光が瞬くメカニカルな塔が出現。
「うそ」えっと、今、伸びたの? 「まだ生きてやがる」と、オリトリーダうるさい。
沈黙する全員が見守る中、塔の頂上にピンク色の光球が出現。
上空に射出されピンクの雷の巣の中央に暗黒の球体が生まれ、 やがて安定し赤い文様を浮かべた黒い月に……この模様。南北をひっくら返したエナジーネーデの地図に見えなくも……
レナ「あれが……」
クロード「黒い月」
と、塔と月と称する球体を見上げるレナとクロードとアシュトン(ギョロとウルルン)の後姿で引きです

 予告 アシュトンのナレーション。ヘタれてます。「うそーん、ソーサリーグローブに攻撃されて、
      僕たちバラバラになっちゃったよ」おや、カルナスだ
       「来たんだ クロードが自分の世界に帰るときが」……塔の中でじゃないのね。

 余計な一言 オリトリオ……もうレギュラーなんですね。チサトとノエルの生まれ変わりとか、 改心したチンケシーフと思うことにいたします。ええ、私の精神衛生の為に……くっ。


 スターオーシャンEX 16話〜19話 スターオーシャンEX 24話〜26話

手書き攻略本 リンクページへ  バナーあり リンクページ