一言半日記 2004 7/21〜7/31


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脅迫だなんて、相手の下劣さを見習ってどうする!  首の腫瘤切除後の経過は良好、小堺さん  『ニンテンドーDS』  受け取り手も“拝啓”の意味知らなかったりして  FFI・IIリメークと再放送  マックハンバーガー33歳 それと30年前のろうそくの記憶  デカレンジャー.23 仮面ライダー剣 第25話  「おこし太郎」は『えきねっと』で  人名用漢字部会  セーラーの後番はウルトラマン  40度の猛暑と古代進40歳
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。


7月31日
そろそろ、どっかのアホがやるんじゃないか……とは思ってましたが ドーム爆破予告が日テレにたいしてあったらしいです。 新聞屋(テレビ屋?)殺すにゃ爆弾いらぬ、購読3月も止めりゃいい。その金でパ・リーグ見に行け、パ・リーグを! ビールひっかけながら、ボール追って走る選手に拍手してれば、大抵の憂さは晴れるっしょ。観客を“お客様”として大事に扱ってくれるパシフィックの心地よさを一度味わったら、セントラルの試合、特に巨人戦なんて金払うのがアホら……ゲフゲフ。

それでも腹のムシが収まらぬのなら、丁寧な抗議のメールでも送りませ 「渡辺氏のお給料の一部になるかと思うと、そちらさまの商品(サービス)を購入する気になれません。どうか、広告費の行方について御一考くださいませ」とでも、日テレの番組スポンサーや、読売新聞に広告掲載している企業に。

まぁ、そんな事する前に“見猿 読ま猿 書か猿”の3猿精神で、不愉快なものは静かに無視しつつ、地味に謙虚に、身近にいる読売新聞購読者をさりげなく説得して他新聞社に契約しなおさせる事が出来りゃ、充分以上の達成感が得られるハズ。 少なくとも、昨夜のゴールデンタイムの泥棒対決は、ルパン三世無視して天切り松で泣いて過ごせば、涙と共に気分もスッキリでございます。


7月30日
今日の「ごきげんよう」は、小堺一機氏休業前の最後の収録分。来週からは総集編。そしてグレ子のピンチヒッターには黒子こと関根勤氏が軽妙なトークを展開……と言うことになりそうです。

ああ、パソコンよりエアコンに、ボーナスつぎ込みたくなる気持ちがヒリヒリと実感できるほど今年の夏は暑いから、あっちでもこっちでも体調不良の話ばかり。 だけど、B(ブ)タミンパワーなスタミナをつけようと思っても、頼みの豚丼が8月1日から来年3月まで続く、セーフガード発動とやらで高嶺の花になっちゃうかも知れないなんて……。

こうなったら、野菜と豆腐と鶏肉に頼って、元気に安価に夏を乗りきってやりましょう。で、ズッキーニやゴーヤ……あっさりとした鶏肉でチャンプルー作っちゃうのは可能……ですかねぇ。じ、実験してみよっかな?


7月29日
『ニンテンドーDS』かぁ……ロゴと共に、改めて今年中の発売が決定した新型携帯ゲーム機。今まではニンテンド ー・ディーエス(仮称)でしたが、これからは晴れてDSと略称表記。 愛称は最強の魔法使いで不定期連載も板につき、誰も完結すると思っちゃいない、日本語直訳すると闇の仕立て屋なダーク・シュナイダーなんかいかがでしょ。元ネタのWIZの探求に終わりが無いように、ゲーム機に最終回はないもんね。

話はがらっと変わって……アニメ投資のファウンドなんて商品が、新人グラビアアイドル証券化のJDCが発売するらしいです。ゲームだと『ときメモ』でそんなのがあったような……。 それはともかくアニメの収益のほとんどが、スポンサーからの広告費ではなくDVD等を購入する個人客から上がってるってのが印象的です。

夏祭りの花火にも、個人投資というか個人から5000円の寄付を募るこのご時世。娯楽に出資するのは法人だけって発想は時代遅れって、プロ野球界も早く気づいてくれませんかねぇ。


7月28日
50文字以内だの、200文字だの無料契約内でメールしようとすると『ハハ キトク スグ カエレ』ってな感じの電報文になったり、南極越冬隊の心を温めた『アナタ』みたいな極限までダイエットした通信文になりがちです。

そりゃ、親指を高速で操り、携帯のボタンをブラインドタッチして、1日に何通も送受信するメール名人な高校生の1/3が、拝啓や謹啓を書けないのも当然です。 紙の手紙なんて最近書かないし、メールは短い方が喜ばれたナローバンド時代のおかげで、『こんにちは』などの一言挨拶、宛名の「様」づけと名乗り、あとは署名くらい……様式は極限まで削ぎ落としです。

礼儀も文字数もボタンを押す回数も、省略の極みのご時世を、嘆いてエセ知識人ぶって変な優越感に浸るより、虚礼廃止と資源節約のいい面に感心する方が地球と人に優しくていい感じ。どうせ『拝啓』の意味まで考えて手紙読んでる人はいませんて。 ただし、エセ知識人ぶって変な優越感に浸りたがる、そんな相手に出すときは、花子(ソフト)の力を借りて2枚の便箋になるように水増し手紙を頑張って書いてくださいね……バカにされたと思ってグレるから。


7月27日
いよいよ明後日と迫ってきたGBA版ファイナルファンタジーI・II発売日。
公式サイトでは舟の乗ってボタン連打で始まる隠しミニゲーム15パズルの予行練習して壁紙ゲットなんてイベントをしているようです。 チャレンジして10分なんてヘタれた記録を出しちゃったのはここだけの秘密。

そんなリメーク繋がりな話題というと、25年ぶりに田宮二郎版『白い巨塔』再放送決定ってのも、唐沢版リメークの人気ぶりを象徴している感じです。 そんな風に、リメーク版が出ると旧版を求める人が増えるのはゲーム界も一緒。とはいえ中古版FFI・IIはFC本体がまず入手困難で、オリジナルはそんなに値上がりそうにありません。 むしろPS版が……

田宮二郎版『白い巨塔』も、今やビデオではなくDVDで大人気。あの渋いボックスが一時期『冬のソナタ』と肩を並べておりました。 こうやって媒体を乗り換えながら何度も復活する“ソフト”ですが、基本的には人の記憶が最後の砦。大好きな作品は、リアルタイム視聴でしっかり目に焼き付けるのが、正しい愛しかたかもしれません。


7月26日
19日にもらった引換券で、マックハンバーガー☆BIRTHDAY の赤いロゴもおめでたい84円のハンバーガーをタダでもらえたのは昨日7月25日まで。 話題のタイミングはズレでますが、ぶっちゃけ日記書いてるのもUPするのも、一身上の諸事情あって土曜日だからご容赦を。

さて、最安値65円でファーストフード界の価格破壊をしてのけたマックバーガーは、日本上陸時の価格80円台に落ち着いて、バンズとパティとピクルスとケチャップのシンプルな味わいも昔のままです。

そして包み紙&引換券の一本キャンドルを見ると、ふと思い出すのが、 手塚治虫作「ブラックジャック」の『とざされた記憶』というエピソード。30年前に雑誌に掲載された、ひげおやじの記憶喪失を治療するお話です。 手術の結果、思い出したのは日本軍が終戦間際(掲載当時で30年前)にガソリンを隠した無人島。 悪者アセチレン・ランプの後頭部のロウソクが物語の終盤に、30年の時を繋ぐ哀しい活躍をしちゃいます。

そんな30年前のマンガを思い出してしまったせいで、包み紙のロウソクがバーガーのてっぺんに突き立っているのではなく、ランプの後頭部っぽくズレたパティに立ってるように見えて……少ししんみり。


7月25日
夏氷(なつごおり=725)の日と重なる日曜は、ガラスの器に細目氷をてんこもり。 色んな蜜をタップリと……でもイチゴにメロンにレモンにブルーハワイ、白蜜までかけると一体どんな味になるのやら。 冷えすぎた舌の痺れと、こめかみの痛みに耐えつつも、サクサクいってみよう特撮感想日記〜

特捜戦隊デカレンジャー エピソード.23『ブレイブ・エモーション』
ヘルズ3兄弟&デカブレイク登場の3部作ラストは、戦闘シーンのダイジェストとナレーターによる先週のあらすじから始まりました。 CM明けはデカルーム。先週ラストの大喧嘩と幻のドロップキックお蔵入りのせい(?)か、デカレン5人の顔に絶対歓迎してやるもんかと書いてあるその目の前で、 姶良鉄幹(デカブレイク)が地球署署長ボス(アヌビス星人ドギー=クルーガー)に着任のご挨拶です。

「気取らない性格ですので、テツと呼んで下さい」その口調が気取ってるんじゃ〜という突っ込みはさておいて、自己紹介と共に差し出されたボスの手を両手で包み 「俺ずっと憧れてました、地獄の番犬ですよねっ」いきなりミーハー興奮はじめるテツ。な、なんかエリートキャラに綻びが。というか、本庁……もとい宇宙警察本部の若手がヒーロー扱いするドギーって、若い頃いったいどんな活躍したのやら。 実は特キョウ第一期生でデリート数ナンバーワンとか?

「ヘルズ兄弟を片付けるまでの短い間ですが、よろしくお願いします」挨拶を終えたテツにまず噛み付いたのはバン(デカレッド・赤座伴番)。 「おい、特キョウ、正義は勝つのどこが悪いんだよ」
それを合言葉に勝って来た、信じる気持ちが勝利を呼ぶんだと詰め寄るバンに、運が良かっただけ「さっきは負けてましたよね。気持ちで勝てるならスペシャルポリスは要らないですよ」と腕組み微笑するテツ。

口ごもったバンを突き飛ばし「ボス、この人本当にスペシャリストなんですか?」ウメコ(デカピンク・胡堂小梅)は直属の上司に抗議です。 さらにジャスミン(デカイエロー・礼紋茉莉花)が宇宙警察暦15年には見えないと最もな疑問をぶつけます。 その件に関しては「ああ、お前たちより年下だ」とボスが説明。幼い頃アリエナイザーの事件に巻き込まれて両親を失ったテツは宇宙警察本部に引き取られて英才教育。何気に箱入りエリート臭がしてきました。 『え゛』驚く5人の質問をさえぎるように長官ヌマ・Oから通信です。

「クルーガー、この事件は特キョウの仕事だ。地球署は捜査の全てを鉄幹に引き継げ」
「長官?!」思わず敬礼していた手を下ろすボス。 元々不信感を抱いていたのか敬礼すらしてなかったホージー(デカブルー・戸増宝児)の 「そんな、じゃあ俺たちは?」という抗議にも「全て鉄幹の指示に従うんだ、いいな」と取り付く島もなく回線切っちゃうトリ長官。 「そんなのありかよ」バンがテーブルを殴っても手が痛いだけ、むっとホージーが腕組んでも何も解決いたしません。

「で、どうしたらいい? テツ殿」咳払いして進み出たのはセンちゃん(デカグリーン・江成仙一)です。 「はい、ですから何もしなくていいです」そのあっさりとしたお答えにボスをはじめとする一同が驚いてると 「地球語で端的に言うと、うーん……足手まといですから」なんてテツは余計な一言を……。マズ反応したのはエリートを自認するホージー。 センは生温かく微笑みジャスミンは軽く声を上げウメコはムッとして……「コノヤロー!」案の定突っかかっていくバン。 ボスの「やめろ!」って一喝が無かったら、またまた先週の二の舞でした。

さて、鉄工場では羽耳メカニックのスワンさん(チーニョ星人白鳥スワン)がデカバイクをメンテです。 その手際を「いい仕事してますねぇ」と中村誠之助っぽく褒めるテツ……地球の文化を学習するのに鑑定団でも見ましたか。 「あなたのように優秀で美しい方が、こんな田舎のせまッ苦しいところで燻っているのは惜しいです。僕が本部のメカニックスタッフに推薦しますよ」 悪気が無いだけに痛いテツの発言を「嬉しいけど、あたし田舎のせまーい所が好きなの」軽くかわすスワンさん、大人です。

だけどロボット警察犬マーフィーはスワンさんを連れてかれてなるものかと、テツのスネをガジガジガジ。 大人気ないロボ犬を、撫でてなだめて手なずけながら、 この星のデカレンジャーは大丈夫なんですか、あの人たち、信じる気持ちで戦うなんて言ってましたけど、そんなので勝てたら苦労無いですよね。 大人気ないバンたちを軽んじるテツ。微笑み頷くスワンさん(ソフトフォーカス) 「そうよね。でも、あなた恋愛経験ある?」意外な質問にぽかんとしたテツに「恋って魔法みたいなものでしょ。 好きな人の事を思うと、それまで不可能な事も出来ちゃったりして、それと同じ事よ」「はぁ」毒気を抜かれたテツの耳に響くエマージェンシーコール「ポイント643のオフィス街にヤツ等が現れた」

廊下を走るテツは全速力じゃないせいか、OPの“何かヘンな走り方”じゃありません。 後ろから走ってくるのは赤いバン「協力を要請した覚えはありませんけど」「黙って見てるなんて俺の気持ちが許さねぇ」 「何でも気持ちでやってしまうんですね」立ち止まったテツ、追い越して振り返るバン「わりーかよ」 背を向けあう二人は廊下で持論展開です。
「感情は往々にして攻撃の計算を狂わせる、だから戦いにおいては気持ちを出さない俺はそう習いました」 「そんなの知るか」「お話になりませんね」 さらに残る4人もバンの横に立ちました。「あなた方もですか?」

うなづく5人に溜息のテツ。 「出動しないでください、これは命令です。もし勝手に出動したりしたら 命令違反でデカレンジャーは解散ですよ」「解散!? おいっ」吼えるバンを置いて車庫に駆け込んだテツがサングラスつきヘルメットかぶって跨ったのは 一輪バイク・マシンボクサー。追い抜かれた車に乗る子供が「すっげー」なんて目を丸くしてますが、人物までフルCGなもんで余計にゼノサーガIIを思い出します……サングラスの下は邪神さま?

さて、特キョウ野郎にビビッたのかと妹サキュバスにイヤミ言われて、気晴らしに街に出た長兄ブリッツは、デカブレイク呼び出しがてらショットガンでビルぶっ壊し中。「この星全部、ブッ潰す!」反動もなしに片手でこの威力、さすが異星の科学です。 避難してくる人々の生気をサキュバスが吸い取って舌なめずり「お兄ちゃん、恐怖に震えた奴等の生気はカクベツね」  そこへサイレン鳴らしてマシンボクサーがジャンプで到着「そこまでだ、観念しろ」ドリフトで制動かけてスタンド立ててますが物理法則とか大丈夫でしょうか。

「特キョウ、死にに来たか」ブリッツの言葉にテツはヘルメット取りながら「誰がだ」と不敵なお答え。 「ボンにぃの分までタップリ恐怖を味合わせてやるよ」色っぽいサキュバス相手には、指を振って「フン、ナンセンス。俺は今までに戦いの中で恐怖を味わった事は一度も無い」余裕の微笑み。「減らず口はマジなあたしたちを見てから言いな」睨むサキュバスお姉さまに、今度は真顔で恫喝です「恐怖を味わうのはお前たち犯罪者の方だ」

「エマージェンシー・デカブレイク!」白が映える茶色いビル前でチェンジボーズに名乗りを披露のデカブレイク。
テツが、ブレイスロットルのチェンジモードにアクセスすると 内部に蓄積された形状記憶宇宙金属デカメタルが放射され、 テツの体に吸着してデカスーツとなるのだbyナレーター……良かった、本部から転送されてくるんじゃなくて。

「お前等、やっちまいな」とサキュバスが指パッチンで呼び出したアーナロイドに命を下し、デカブレイクの各種モードCM……じゃなくてバトル開始です。 ワイヤーワークのあるマッハ? というか空中を歩くようなキックの後、 「特キョウ秘伝の必殺拳法『正拳アクセルブロー』見せてやる」とパンチキック主体での戦闘です。アーナロイドのフェイスにヒビが入ったり、割れて中のメカがむき出しになったりと、 デカレンジャーたちより上の攻撃力をさりげなくアピール。 そして「ブレスロットル灼熱拳ファイヤーフィスト!」で赤い光を握って伊坂な攻撃でアーナロイドを粉砕です。

追加投入されたバーツロイド3体の銃撃をかわし、2回目に避けた流れ弾で倒れてきた紅白煙突を『剛力拳パワーフィスト』で緑の光宿した片手一本で支えてブン投げて、バーツ3体はぺっちゃんこ「計算どおり、無駄なく倒したぜ」

ホッとしたところに真打サキュバスのライダーキック炸裂。コンクリートの壁をぶち抜くパワーで蹴り飛ばされたその後は、 一跳びで戻って、意味があるのかちょっと謎のブレイクダンス(ギャグ?)を見せるデカブレイク。白い戦闘スーツの背中を灰色に染め上げつつ下方からのキックでサキュバスのダガー2刀流に蹴り勝って、 ブリッツの剣撃を懐に飛び込んでのパンチで撃退、 ハイキックの応酬後、光速拳ラインニングフィスト(ペガサス流星拳サイドビュー?)で、サキュバスを殴り飛ばし、エレクトロフィストでブリッツともども電撃攻撃です。

このまま押せ押せかと思ったら…… サキュバスとデカブレイクが格闘してるまわりに金色の魔方陣が出現。 「待って、お兄ちゃん」慌てるサキュバスを無視して剣を掲げるブリッツが「グレイトフルデッドサンダー!」とプリキュア風味に電撃魔法……何となくいなづまの剣を思い出し、すぐ死んだ次兄ボンゴブリンが緑で末娘サキュバスが紫な理由に、納得したりしなかったり(実はDQ2ですか)。

戦闘不能なサキュバスを見て「そんな……妹を犠牲にしてまで」同族の絆を大事にするリバーシア星人とは思えない所業に、動揺するデカブレイク。 計算外の出来事に弱いエリートの隙を突き「それが俺たち兄弟の掟だ」とメッタ斬り攻撃のブリッツ。「トドメだ」稲妻型の剣を振り上げたその瞬間、目の前をよぎる赤い影。

「やっぱり来たぜ」
凶刃からブレイクを救ったのはもちろんデカレッド。さらに残る青桃黄緑もブレイクを守るようにブリッツの前に立ちはだかります 「ふん、正義は勝つってのを見せるためにな」「解散させるなら、させなさいよ!」「この星はあたしたちが守る」
無理だと止めても「無理かどうか見てなよ、特キョウくん」推理と分析のグリーンまでもが戦闘態勢。
「いくぜ、みんな」『ロジャー』

剣圧を交わしたものの、青と緑のツインキックは斬り払われて、それをフェイントと踏み台にした桃と黄のツインスティックは両拳で止められ、トドメのはずの赤の突っ込みもかわされて、やっぱり一発も入ってないデカレンジャー。 「確かに、力と技のバランスはいい、だけどこの相手には無理です、通用しない」うずくまりながらのブレイクのコメントの背景で、包囲の輪を切り崩されて次々転げるデカレンジャーたち。 左手から飛ばす気弾で先週冒頭の『うわ〜』再びです。「やっぱり俺が……」ダメージを押して参戦しようとするブレイクを足止めしたのは「まだまだ、これからだぜ。正義はな……正義派必ず勝つんだ!」というレッドの言葉。

「バカな、トドメを刺してやる」今度はデカレン5人の周りに魔法陣を形成しグレイトフルデッドサンダーを放つブリッツ。 その余波でブレイクまでふっ飛ばされてます。だけど起き上がったブレイクが見たものは、スーツの限界を超えた電撃に耐え抜き 『負けるもんか』を合言葉に魔方陣と電撃を砕く所轄の意地?

“これまで不可能だった事もできちゃったりして”
スワンさんの微笑を思い出したブレイクは「これが気持ちで戦うってことか」ブレスロットル握り締め「なんか、いい!」7時47分の時点で地球署に感化されちゃいました。

動揺するブリッツですが、青と緑のパンチは撃退。 だけど手を交差したレッドに剣を止められ桃と黄色にパンチ喰らい、その衝撃で持ち手が緩んだか、レッドに刃掴まれて武器を空高く投げ上げられてしまいました。 素手になったブリッツにレッドのワンツーパンチ、背後から駆け抜ける青と緑のスティックによる胴薙ぎが決まります。そして一斉宙返りと言うイルカクラスの運動能力みせつける5人の同時キックでブリッツは追い込まれます。

「やったぁ」駆けつけたブレイクが「凄いですよ、みなさん。見直しました俺」とレッドの手を取り、「見たか」と嬉しそうな先輩に「はい!」とボスとの握手なみにテンション高い良いお返事したりしていると ……「まだ、終らせねえぜ。まだ」白い煙吹きつつブリッツが立ち上がります。ところでこの広場、正月あたりにおめでたいカキワリが建ってませんでした?

「ジャッジだ特キョウ」「ロジャー!」レッド達が自分でジャッジしないあたり、和久さんとのハンカチ手錠や、刺されてもワッパかけずに本庁を待った“踊る”の青島君をちょっと思い出してみたりして……猪突猛進のバンのくせに年下のテツの顔潰さないように配慮するとは憎いねぇ。

「リバーシア星人ブリッツ、大量殺人 破壊 略奪の限りを尽くし79の惑星を消滅させ、地球に混乱を巻き起こした罪でジャッジメント!」手首の金のボタンが依頼でハンドル回すのが了解?  そして宇宙最高裁判所の判決はデリート許可。3色の光合わさって金色の光を溜めるブレスロットル。 「正拳アクセルブロー奥義(竜騎士よりも高いジャンプ)必殺拳ソニックハンマー!」ただ出るまでの時間が長いので、その隙にレッドがハイブリッドマグナムで第一撃と言うか援護射撃。  ちなみにソニックハンマーは体重乗せた左ストレートで脳天一発衝撃波つき。ある意味一番原始的な処刑方かも……

「やったー」ホームラン打ったかのように赤と桃から手荒いスキンシップを受けるデカブレイク。 「正義を信じる者が勝つのよ」発端のイエローがコメントしたとき、その背後から苦しげで恨みの篭った息遣いが…… 振り返るとヨレヨレのサキュバスが立ってました。

「後悔すんのはあんた達だよ」口からはぎ出した赤い光が6人のSPDを牽制した後、ブリッツが消滅した地点に魔方陣を描き出します。 「お兄ちゃん、あたしが吸い取った生命エネルギー全部上げる。あたしの分までこいつらを痛めつけて……地獄に、落として」 赤い炎に包まれて完全消滅するサキュバス。これはザオラルと言うよりメガザルかな(ボンゴブリンは時間たちすぎで効果及ばず……)

完全復活のブリッツに「何よこれ」頭抱えるデカピンク。 ある程度HPが減ると完全回復する敵ユニットの性質を知らずして必殺技叩き込んだSLGプレイヤーの心境でしょうか。 「覚えていろ、必ず復讐してやる」なんと広場の地中から馬乗り君こと怪重機ゴッドパウンダーを呼び出し、 背部バーニア吹いてブリッツは6人の頭上を高速逃走。でもなぜに地面をガンダムのカタパルトよろしく滑っていくのかちょっと謎。空飛んでとっとと大気圏脱出すればいいのに。

追跡の為デカマシン出動を要請するデカレッド「スワンさん、俺のも頼みます」ブレイクからの通信に「ほいきた」って何か嬉しそうなスワンさん……6人の戦いぶりをずっとモニターしてたのかな。 いつものバンク合体シーン後、下駄履きみたいな体勢で走るデカレンジャーロボと、対照的にスマートなデカバイクの併走シーンが追加です。 「すいません、お先に」「あー、ちょっと待った」なんとデカバイクに飛び乗るデカレンジャーロボ。 「なな、何するんですかぁ」その言い方が微妙に睦月だデカブレイク。

「一緒にやろうぜ、ライディングデカレンジャーロボ!」
ロボからもデカバイクを操れる操縦系統は“こんなこともあろうかと”なスワンさん謹製なのか、元からの仕様なのか……。 「メチャクチャですね、まったく」ブレイクの呆れ気味の抗議に「そうなのよ」冷静なイエロー「ごめんね」手刀で謝るピンク「まぁこういうヤツだからな」苦笑気味のブルー「あきらめて」淡々とマイペースのグリーン。

「怒涛の走りで追いつくぜ」
ローリングしながらビルの谷間を駆け抜け、サイレンに振り返る怪重機に呼びかけるのは普段ミニパト風のマシンに乗ってるデカピンク。 「そこの怪重機、止まりなさい!」「って、言って聞くなら警察要らないっか」鼻で笑われても冷静コメントのイエロー。 「んなろ!」レッドはパトストライカー用加速レバーでアクセル開き追い抜いて「止まれってば」ハンドサインで路肩に寄せるよう指示。

そんなデカレンジャーロボーを、怪重機は抜きなおしがてらパンチで攻撃。 レバー操作でドリフトターンしながらビームで周りの高層ビルを根元からポッキリ、周囲にバリケードを築きます。

だけどレッドはものともせずに「おりゃー」マシンをジャンプさせ横倒しになって倒れたビルの透き間を抜けつつ、シグナルキャノンを連射です。 すごいガレキを飛ばしながらターンして「逃げられねーぜ」とすれ違った次の瞬間前輪だけで立ってバイクの影からさらに銃撃。 不意を突かれて倒れる怪重機。さらに空中ターンと言う謎の技(パトジャイラーのせいかデカバイクの機能かは不明)を披露し、 ゴッドパウンダーの肩からの“貴様等”ビーム攻撃を右に左にとかわしながら、バイクで突っ込むデカレンロボ。まるでチキンレース挑むようにブリッツもバーニア吹かし「地獄の底に叩き落す」って先週のブレイドみたいなラリアットでもしたかったんでしょうか。

「パトエネルギー全開、フルチャージ!」6台のマシンのエネルギー系統が接続され『ライディングバーニングスラッシャー』と声をそろえるのはいいけれど、 6分割だと画面ものすごく……狭っ。撃ち合いの決め手は良くわかりませんがすれ違う瞬間にネガポジの一撃が胸部を貫き『ゴッチュー』 ブリッツともども怪重機ゴッドパウンダーは炎に消えました。

「先輩、計算を超えた戦い、楽しませてもらいましたよ」 素直な後輩発言に感極まるレッド「テツ……」「こういうのもいいもんですね」 「だろ、そうなんだよ」解散回避にひとまずホッ。「色々と失礼してすみませんでした」モニター内でペコリとおじぎするブレイクに 「ま、わかればいいって」鷹揚に手を広げ「これにて一件コンプリート」と決め言葉。しかし「メガロポリスは日本晴れでしょ?」後半をブレイクに取られ、 「なんだ知ってんのかよ」不用意に立ち上がって天井に頭ぶつける先輩。その姿をみて思わず「ぷっ」口を押さえるデカブレイク。笑い方が少し棒読みなのも後輩キャラだと、大目に見たくなります。
「わらうなー!」とバンも言ってるし。

「そう言えばテツのヤツ、もう帰ったっけ?」平和な朝を迎えたデカルームでは報告書を提出したホージーが、一日だけの同僚に思いを馳せてます。 「そうみたいだよ」顔を上げたウメコも「特キョウさんて忙しいらしいからね」ペンクルクルのセンちゃんも懐かしそうに笑い、 「いなくなってみると、ちょっと寂しいよな」バンも目線が遠くに泳いでます。でもOPで一人寂しく夢の大橋大疾走なニューキャラが、そう簡単に消えるわきゃーない。

「コーヒー、入りましたよ」7つのマグカップ乗せたトレイが差し出され「お」「サンキュー」「どうも」一口飲んだあと『ん゛』ハタと気づいてコーヒー噴出すホージーとバン。 「テツ!?」コーヒーをサービスしながら「はい!」と振り返ったのは間違いなく特キョウの金バッチ

「帰ったんじゃなかったの?」驚くウメコと「びっくりしたニャー」奇言ジャスミンの質問に答えたのはボス。 「テツはもうしばらく地球に居る事に」「え゛」
テツはジャスミンにトレイを任せ「いやー、スワンさんと離れるのが辛くなっちゃいまして」自信満々肩を抱こうとしましたが、すっとしゃがんで腕をすり抜けたスワンさんはボスの側へ……ボス、年下の恋のライバル出現とばかりにテツを睨んでませんか〜 「ホントはいつまた特別指定凶悪犯が地球に来るかわからないから、特キョウとしてしばらく留まれるよう長官にお願いしたのよね」すかさずスワンさんがフォーローですが、どこまで本当だか……

「なんだ、そうだったのかよ」「はい先輩、色々勉強させてください、おれの知らなかった世界を」単純なバンは後輩が出来たことに有頂天。 「おっしゃ、じゃ先輩のおれの言う事には絶対服従な」なんて調子にのって「それはナンセンスです。」のお返事にずっこけてます。さらに「当たり前だろ」「あたりまえでしょ」先輩方からも一斉突っ込み。

「んふ、楽しみねドギー、あの子が増えて5人がどんな風に進化するのか」「そうだな」ボスとスワンが見守る前で、 さっき吹いたコーヒーを後輩に拭かせようと雑巾を渡すバンに 「ナンセンスです、ご自分でどうぞ」なんて逆らうから、羽交い絞めにされるテツ。 テツが肩に乗せてった雑巾を頭に乗せて最後に目立とうと努力する地味な先輩センちゃんが、結局床を拭いている横で、 赤白はじゃれあって乳揉……もといバンのコチョコチョ攻撃。「それがナンセンスなんですよ」もがくテツで今週は引き。

バンたち5人の熱い思いがテツに届いた。こころ強い後輩を得た今、 どんな凶悪犯が来てももう怖くは無い 捜査せよデカレンジャー、戦え特捜戦隊デカレンジャーbyナレーター

エンディングミニコーナー 今週はブレスロットル説明編
「俺の装備はこれ1つ、ブレスロットル。変身もジャッジメントもこれでOK。スロットルを回すと左手に色んなパワーが宿りまくる。これぞ特キョウ秘伝の技術体系、正拳アクセルブロー!」
「俺のジュークンドーと勝負するか、テツ!」不意に背後から襲い掛かるバンを、とっさに投げ飛ばしたものの 「うーん、ナンセンス! 先輩、なんでそんなに元気余ってるんですか!?」「うぉー、テツゥ!」 バンにしつこく追いかけられてテツ退場。 ああ、30分の間に本部のエリートからバンのオモチャに成り下がったテツ……プロデューサーさん、演技の参考に踊る大捜査線ムービー2でも見せたっスか?

次回予告 エピソード.24『キューティー・ネゴシエイター』
「ごめんくださ〜い、交渉人の胡堂小梅、まいりましたぁ」『え゛ー!』
良かったv、文武両道ライダーと違ってウメコのスキル設定は忘れられてなかったんだ〜。 いや、問題は工場っぽい現場でテツが人質になってるト・コ・ロ。テツは室井さんじゃなくて、やっぱ真下君だったのか。

同じマスク割れでも、こちらのブレイドアーマーは自己修復してしまうらしい……

今週の仮面ライダー剣・25話
おなじみの岸壁で、仮面ライダーブレイド(剣崎一真)と仮面ライダーギャレン(橘朔也)が、大地ことエレファントアンデッドに挑むところから、今週は始まりました。 しかしモーニングスターとハンマーをフル活用するゾウさんは強い強い。 トゲ鉄球でギャレンが転げ、かばったブレイドはハンマーを顔面レシーブ。 マスクが割れて素顔が見える大ピンチに……椿隆之氏(役者さん)は初めての変身後スーツ着用? げっ、コルセット装着時のヴィヴィアン・リー(風と共に去りぬ)並にウエスト細っ

もう一発食らったら剣崎の命に関わると、援護射撃に夢中のギャレン。うざそうにチェーンフレイルを背後に飛ばすゾウ怪人……ってゆーか、ブーメランみたいな軌道を描くチェーンフレイルって有りっスか?(聖剣伝説でもこういう軌道なら便利そう) 「逃げろ、このままではマズい」さらに突っかかろうとする剣崎と仲良くハンマーでブッ飛ばされた後、凄く短いホワイトアウトで逃走成功!?(テレポとかルーラが、この世界にはあるらしい)

“腰抜け”呼ばわりされた2人は、居候先、白井農場のリビンクで強敵ゾウさんについて広瀬栞(オペレーター)と白井虎太郎(大家?)に負け戦を事を報告です。 そこへカナリアのナチュラル連れて右手中指に赤い房を結んだチベット民族衣装の嶋昇(相澤一成)が尋ねてきました。 一目見て元ボードの栞、剣崎、橘を見分け、虎太郎はトレードマークの牛乳で個体識別してのけた嶋は、烏丸所長の知り合いだと合成写真臭いチベットでの握手写真を見せます。

「逞しくあれ そして怯む事なかれ 絶望の後には必ず希望はくる」悩めるライダーたちに“心”が大事だと精神論で励ますあたり、嶋昇とデカレッドは話が合いそうです。 あと復唱させるのがヒーローショーっぽくて微笑ましい。しかしいい歳になってる橘さんは睦月(仮面ライダーレンゲル)からの携帯着信を機に脱走です。気づいた嶋昇は不出来な生徒をストーキング?

「戦いたい、俺は強くなりたい」高校生ライダー上城睦月は、念動力で机の上のバスケットボールをシュートしちゃったり色々受信したりと少しおかしくなってます。 水辺に呼び出した橘に、剣崎達が負けたことを確認し「逃げるんですか?」と小ばかにした態度。「例えこの身が滅びても、戦う時は最後まで……」カッコよさげなセリフ吐きつつ俺が最強だとか言って駆け去りますが、 ついてきた嶋昇によれば、パワーソースのスパイダーアンデッドに心を支配されかけ危うい状態。しかし無理やり引き剥がそうとしても反発する蜘蛛の力で、心そのものが壊れてしまう……その決着は来週に?

さて、カメラマンの卵でカフェレストラン・ハカランダの住み込みウェイター相川始(仮面ライダーカリス)は、雑踏で人の心というものをファインダーに収めようとシャッター切ってました。 そこへ大地がやってきて、バトルのお誘い。巻き添えを恐れる始に「アンデッドのクセに人間の心配か、いいだろう」日曜の朝ではお馴染みの地下道(人払いバリアーつき)へ導きます。

互いに変身して戦い始めるのはいいけれど、始が肩にかけてたカメラはどこへ消えたのやら…… 追い詰めたところでカリスのベルトが赤熱するのをみたエレファントアンデッドは「お前は……キサマがヤツだったのか」と意味不明発言。 お前がヤツだとすれば戦うのは最後などと言いつつ、撤退しちゃいます。

そのカリスvsゾウの顛末を風から感じとる嶋昇……能力を図る戦いだの慎重さが最大の武器で、ゾウアンデッドは怒らせると絶大な力を発揮するだのとナチュラル相手におしゃべりです。 そして木陰のテーブルセットに並べたソーメンを前に、ゾウに勝つ方法を知りたい剣崎に勝てる方法は無いと断言。風が運ぶ感情の話を始め、 怖れという言葉に過剰反応し「怯んでたらライダーなんてやってられませんよ、俺はみんなを守るためにヤツを倒したい」なんてのたまう剣崎に、 戦いを与えられた使命とか義務だと考えているのは間違いだ「君を動かすモノはもっと別の所ににあるハズだ」とお説教。

大地は死海プール(実際にはガラス底の浅いプール?)に浮かんでイメージトレーニング。「完璧だ、カリスがやつだとわかったからには最早敵はいない。全て読みきった」4ライダーを圧倒するシミュレーションを完成させてご満悦。 それはいいけど「パオーン」って言わなかった? 言ったよね? 人間態の渋さとすごいギャップあるんスけど〜

もう一方の戦いの当事者、始がハカランダに戻るとオーナー親子(栗原遥香&天音)が、嶋昇のチベット話に大盛り上がり中。 嶋は始と握手しますが流れるのは微妙な空気。自室へ引き取る始が「あいつはおそらく」なんて呟いてますが、白井農場では嶋のキャリーケースの中から溢れる赤い蜘蛛に栞がキャーキャー言ってました。 まさかとハカランダへバイクで向かう剣崎。自転車でついて行く虎太郎……って、どんな超健脚だか。

ハカランダから白井農場へ、徒歩で戻る途中に始が立ちはだかり……予想していた嶋はカナリアを置いてカリスの攻撃を避けまくり。 ちょうど到着した剣崎と虎太郎の前で展開するのはカリスの攻撃を生身でヒョイヒョイかわす嶋の勇姿。あのフィギュア選手みたいなクルクルジャンプは吊ってギュイイーン、と撮影ですか(体張ってるなぁ)。 戦う気の無い嶋はタランチュラアンデッドの本性を表わした後も、糸を手から放射して(スパイダーマン?)カリスを止めただけで人間態に戻っちゃいます。

そこへ天音がやって来て、いいお兄さん役に戻った始が中座した後も、剣崎たちに聞かれるままに烏丸所長とは本当に知り合いだの、君たちと同じようにこのおぞましい戦いが終ればいいと思ってると答える嶋。 でも剣崎と虎太郎は嶋を信じようとしません……器が小さいのぅ。そんな事にはかまわずに、ゾウが暴れだしたと知らせ、手を出すと痛い目に会うと警告する嶋。

本日のクライマックスバトル
自動車を投げ飛ばし、コンクリートの柱を破壊して「出て来いライダーども」と、なんだかブリッツと相似形悪役に堕したゾウさんの下へは、 剣崎だけでなく、栞から連絡を受けたらしい橘、そして「戦いたいんだ」とついてきた睦月も向かってました。ギャレンとレンゲルのバイク併走変身がお見事。わざわざ2台のバイクを2回とも同じライン取りでカーブ併走させるとは、ハイレベルで酔狂な事をして見せるもんです(しかも一回はキグルミだし)。

ゾウ大暴れの現場はいつしかスタジアムになってました。先に到着したギャレンとレンゲルが戦い始めますが歯が立たず、なんとあっさり変身解除……装甲破損しても変身解除しなかった剣崎とえらい違いです。 生身の状態で追い詰められる二人の窮地に反対方向からスタジアムに入ったブレイド乱入ですが、間に広がるピッチ越えがジャンプなのかダッシュなのか……ジャンプなら飛翔や跳躍系のカードが無意味なのでダッシュに一票!(アバンタイトルの逃走もスリット美香子並のすごい逃げ足だったということに)

しかし、ギャレンとのペアバトルでも勝てなかったゾウさんです。直接攻撃はサッパリ効かないし、距離を取ればモーニングスターを金色に光らせて放ってくる謎の飛び道具攻撃にやられまくり。 だけど逃げ遅れた子供をかばって攻撃を受けたとき「わかった」といきなり開眼の剣崎くん。「そこにいる人を守りたいという思い……人を愛しているから俺は戦っているんだ」愛を理由の戦闘とはまた、有史以前からの人類共通の動機ですなぁ。

「そうだ、それだよブレイド」風に乗って2階席に瞬間移動したらしい嶋昇が、烏丸所長から預かったというラウズアブゾーバーをパス。 見事キャッチのブレイドは腕に装着した黒いケースにアブソーブQ(クイーン)をセットしてフュージョンJ(ジャック)をラウズ。 金色の羽毛をまとうビジョンととともに、金で尖った翼バサバサの新フォームにチェンジ。アップ時の翼は硬そうだけど、アクション時の翼はしなやかにひるがえる……そんな矛盾が何かすてき。

「何だこの力は」焦るエレファントアンデッドに対してサンダーとスラッシュのカードラウズして、 滑空して一度フェイントかけた後、天井近くから急降下しての唐竹割りライトニングスラッシュ。去年は仲間の為に王抹殺を試みるサンゴだったゾウさんは、 ライダーたちを泳がせて漁夫の利を得る作戦を捨てて、殲滅を図ったがばっかりに、3話でワイルドベスタのJ(本来のスートはクローバー?)に封印されちゃいました。

引きはブレイドを見つめる橘と睦月。この時は「剣崎さん」なんて尊敬の眼差し向けてたくせに、来週は嶋昇ことタランチュラと戦っちゃったり橘さんを病院送りにしちゃったりする睦月くん。つまり夏は高校生の問題行動に注意ってお話ですか?

今週のスーパーヒーロータイムは、またまたプレゼント告知(というかCDとDVDのCM)で潰れちゃいました。CD咥えたマーフィーを後ろから抱くバンの周りに次々現れる仲間たちって、 EDミニコント風味で背後のモニターから「待ってるよ〜」とスワンさんまでしっかり歌をアピールのデカレンジャー(ボスとテツは歌ってないから仲間はずれ?)。

ライダーサイドは剣崎と虎太郎の怪しいラップで8/6発売のDVD一巻目「チェキラー」って、出るの早っ。まだ前作(555)のも途中じゃなかったスか!?  まぁ、終了後に出すDVDは、新番組に夢中のお子様とご両親は見向きもしないマニア向けアイテム。でも、放映中なら一般向けアイテム……ついに商売になるうちにDVDを出す知恵がついたのね、東映も(ホロリ)。


7月24日
あれは1年前の7月9日……深夜番組だった『トリビアの泉』がゴールデンタイムに進出して、旧来のコアなファンと、新規のライトなファンの間での、感想のズレが明らかになった2週目。 JRの仮眠室には絶対に起きられる目覚ましがあるというトリビアが放映されました。

時間が来ると、空気圧で布団ごと上体を持ち上げる、大胆で大掛かりな法人向け目覚まし……放映後に問い合わせが多く寄せられて、このたび個人向けにも 運転士用の目覚ましをネット販売するそうで。

自動起床装置「おこし太郎」は『えきねっと』さんで販売されるそうですが昨日からアクセス過多のエラー画面しかみれません。 9万8000円の目覚まし時計、大人気〜。まぁ、それだけ睡眠障害に悩む人が多いのでしょう。もしかすると……夜中までネットやゲームにハマってる、私みたいなダワな慢性寝不足系の人が買ってたりして。


7月23日
ここ何日か暑くって、脇の下に濡れタオルを挟みっぱなしの日々ですが、8月に一旦平年並みとなった気温が9月にはまたまた高くなる、なんて長期予報を聞いちゃうと、今から敬老の日のうだるような残暑が思いやられて、やっぱ濡れタオルは手放せません。……外れないかな、予報。

でも、暑さ寒さも彼岸まで。さすがに10月ともなれば、普通にしてれば汗もクーラーも異次元世界。濡れタオルがなくても頭スッキリ、子供の命名を冷静に出来そうな気がします。 だけど、今日開かれる人名用漢字部会で変な名前をつけないように削除と追加が審議されるらしいです。

糞屍呪癌姦淫怨痔妾蔑なんて、作詩か族のスプレー落書きくらいでしか、好んで書くことは無い漢字。 世の中、いろんな人や色んな事情があったりするから、100%子供に使われないとは言い切れませんが、何となく国民がバカにされてる気分です。 それに双方共に癌にかかりやすい家系の親が、この子だけは同じ目にはあわせてたまるかと、滅癌朗なんて名前をつける、愛ゆえのパターンもある……かも?


7月22日
特撮系の掲示板でウワサ(&画像)を、チラッと目にするたびに、ついに後番決定かと覚悟はしていましたが、あらためて10/2の朝7時30からウルトラマンネクサスなんて記事を読むと、『セーラームーン』も後2ヶ月ちょいで終わりかと寂しい限り。

今の実写版セーラームーンは、主人公自身が地球破滅の引き金になるかもと居すくんでるし、カレシ(タキシード仮面)はダークキングダム(敵方)に弱み握られて表向きセーラー戦士と敵対状態。 最終クールのシリアスすぎる展開で、小さな視聴者に逃げられないよう、コスプレとギャグを挟みすぎて迷走気味、そこが楽しい30分。毎週続いて欲しかったのになぁ。

新番組の情報が出だすと、番組予告を見るたびに最終回へのカウントダウンをせずにはいられません。 名古屋の景気よさを背景に、CBCが勢いで2年目突入してくれるんじゃないかと、一縷の望みを抱いてましたが、 東映から円谷にバトンタッチ。土曜の朝は女児向けから男児向けに、そして(一部の)お父さん向けからお母さん向けにシフトしちゃうんですね……。


7月21日
ホットドッグの早食い競争や、極小サイズのダイヤの指輪の新記録ならともかくも、 暑さの新記録なんて見たくもないし体験したくもありません。でも空や天気図に文句言ってもしょうがない。せめてウナギで体力づくり。

昨日からの40度という記録的暑さにタイムリー、と言っていいのかどうかはわかりませんが、本日は土用の丑の日。 うな丼やうな重はシツッこくて無理だとしても、う巻きやウナギの寿司くらい、せめて口にしたいものです。

しつこいといえば……古代進40歳妻子持ちの設定で、本気で作るのか 劇場版「宇宙戦艦ヤマト復活編(仮題)」。 かつて18歳の古代進役だった富山敬氏が亡くなって、誰が中年の古代進を演じるのかが気になります。やっぱ、銀河英雄伝説のヤン・ウェンリー役を、故人から引き継いだ郷田ほづみ氏ですかねぇ。

と、思ったらあちこち了解とってなくて前途多難みたいですね。やっぱワープが否定されたのが……


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