一言半日記 2004 1/11〜1/20


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ジェットコースターの会社が倒産?  お年玉付き年賀ハガキ  アバレンジャー47話 仮面ライダーファイズ最終話  マクドナルドの無料券とブタ丼  冬シーズンのドラマ  ファミコンミニ  花火の安全基準と原子力の関係  平成12〜14年製造の小銭は高い!?  馴染めない成人式と消え行くスペースシャトル  アバレンジャー46話 仮面ライダーファイズ49話
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。


1月20日
「浅草花やしき」については、テレビで民家スレスレを走るジェットコースターを見た覚えがある程度ですが、 老舗中の老舗遊園地の経営会社倒産ってニュースにはグッとくるものがあります。

「浅草花やしき」は、お客さんに慕われている事もあり、存続が決定していますが、その母体であるジェットコースター製作会社『トーゴ』は会社更生手続きの申し立て…… 関西その他で次々遊園地が閉鎖されていった事が、まわりまわって東京の遊戯機械メーカーの経営状態まで悪化させちゃったんですねぇ。

娯楽産業の先細り系ニュースの見出しを読むたびに寂しくなるのは、“楽しかった思い出”という他の人と“気持ち”を共有できる縁が失われていくのを感じるからかもしれません。 ジェットコースターの前と後ろではどっちが怖いかを議論できるのは、ジェットコースターに乗った思い出がある人とだけ、だしね。


1月19日
昨夜の話題といえばお年玉付き年賀葉書の当選番号発表〜

1等 834131
ハワイ旅行もいいけど、インドア派の私としては液晶テレビやノートパソコン、DVDレコーダー+ホームシアターセットなんかいいなぁ。ネットに疲れた時の為にマッサージいすってのも捨てがたい。当たってるかなぁ、ワクワク。
  ……つ、次。

2等 24826
デジカメもいいなぁ、空気清浄機も掃除をサボりがちの私には必要なものかもしんない。さーて当たってるかな〜
  ……次だ次っ 

3等 4332、7237
ふるさと小包かぁ。冬の味覚を居ながらにして堪能ってのもオツかもしんない。
さぁてと……ちぃっ
  よ、4等は、欲をかかずに虚心坦懐でチェックしてみよっかな?

4等 411
く、悔しくなんかないやいっ。レターセットなんか貰っても、どうせメールしか打たねーもん。
でも、なんか応募する時にお年玉切っ手シートがあると便利だから最後の福にチャレンジだ!

5等 10、43、83

_| ̄|○


1月18日
雪が降ろうと積もろうと、起きて見ましょう特撮日記〜
見終わったらマクドナルドへ行ってこようっと。

爆竜戦隊アバレンジャー 第47話『5人のアバレンジャー』
湖の岸辺で仲代壬琴(アバレキラー)が倒れるところから始まりました。
伯亜凌駕(アバレッド)の呆然とした顔がフェードアウトし

気がつけば和風喫茶『恐竜や』の座敷席!?
アバレンャーの基地唯一の医療設備ですが、その威力は甚大。ボロボロだった仲代先生が少々回復しているのは“畳にふとんフィールド”の効果でしょうか(日本人限定・竜人のアスカは奥のベッドで回復)

「できたー」舞ちゃん(凌駕の養女)が嬉しそうに折り鶴を掲げる声に、恐竜の頭骨テーブルの方をみていると……、無視する三条幸人(アバレブルー)とは対照的に凌駕は嬉しそうに枕元にやってきます。 「ここはどこだ」「恐竜やです」さらっと答えて丸飯台を引き寄せる凌駕 「介さんのカレーを食べれば元気莫大。みるみるパワーが湧き出ますよ。恐竜カレー、一丁!」でも、えぼり庵の店員に比べるとハジけ具合で負けてます。

カレーをよそう介さん(杉下竜之介・恐竜やマスター)も、お盆に乗せて持ってきた高校生オペレーター笑みぽん(今中笑里)も、無言で表情はガラスのよう。 「どうやら俺を歓迎しているのは、お前だけのようだ」チクチクの空気に憎まれ口で対抗する壬琴に「いいから黙って喰え」冷たく言い放つ幸人。

「美味いじゃないか」凌駕にスプーンを渡され一口カレーを食べた壬琴の微笑が介さんと笑みぽんに伝染し、いきなり恐竜やはアットホームに。 しかし凌駕の一言が更なる波紋を呼びます。「今日からここが、仲代先生の家ですからね」むせる壬琴、目を見開く介さんと笑みぽん、「おいっ」振り返って突っ込む幸人。

「ちょっとちょっとちょっと〜 ずいぶんワニと待遇違うじゃん!」奥からトリノイド第12号ヤツデンワニ(申しわけ程度の縄つき)まで出てきちゃいました。 「お前、なんでここにいるんだ」 ワニは別荘でお手伝いさんしているとばかり思っていた壬琴ににらまれ「見なかった事にしてください」後じさりして引っ込むヤツデンワニ。

「凌駕、ちょっと来い」幸人からの抗議で凌駕が席を外した隙に、壁のコートを取り出て行こうとする壬琴を引き止めたのは 「はい、これあげる。お兄さん、凌ちゃんを助けてくれたお医者さんなんでしょ」お礼に白い折り鶴を渡す舞ちゃんでした「座って」と折り鶴の折り方を講義し始める舞ちゃんの尻馬に乗って、 折り紙自慢をはじめる凌駕……針で5mmの折鶴あたり作れそうな自信です。

「俺たちは同じアバレンジャーじゃないですか、ここに一緒に住んで当然でしょ?」凌駕の言葉でなし崩しに隣の空き部屋の住人が決まっちゃいそうな幸人が、 あきらめの溜息とともにノレンをくぐり、結局座って白い折鶴をいじる壬琴の手を背景に本日の副題『5人のアバレンジャー』がバーン。 笑みぽんは壬琴を信用してませんが5人と出ちゃった以上、同居確定かも。

2羽目の鶴を完成させ「何で折らないの、楽しいよ?」微笑む舞ちゃんの横で、折り紙に手を出す壬琴。 「ふっ、何やってんだオレは」我に返って、ここが家だと引き止める凌駕に「ここに住むつもりはない」そう言い捨てて靴を履いたところへ、 樹らんる(アバレイエロー)とアスカ(アバレブラック)が壬琴の私物を入れたダンボール箱かかえて帰宅です。 「ただいまぁ、壬琴さん、起きたんですね。ちょうど良かった〜」「とりあえずの荷物だけでもと思って持ってきました」「引越しも楽じゃないわ」

「どうやって入った」「ヤツデンワニが鍵くれたの」事も無げに答えるらんる「だってだって、らんるちゅわ〜んに頼まれたら断れないもーん」しゃしゃり出てきたワニに苦笑し、 さらに「部屋の鍵だ、掃除は自分でしろ」幸人もカギを投げてくるしで、なし崩しに仲間化と同居が決まりそうになり、ついに壬琴は切れちゃいます。
「わかってんのか? 俺はお前らと違うんだぜ……このオレん中には、デズモゾーリャの片割れがいるんだぞ!」

壬琴の肩を掴んでいきなり殴る凌駕(って、たまーに暴君だよな〜 今回のレッド) 「すみません、でも仲代先生だって俺たちと同じ赤い血が流れている人間です」じゃ、ワニはどうでもいいの?

唇に血をにじませたままにらむ壬琴の沈黙を破るように、エマージェンシーコールと共に厨房がスライド、基地らしくなる『恐竜や』。 「次元の扉反応か?」「ううん、違う、マホロさんからメッセージが届いたの」キーボードを叩くらんる。そっと近づく謎の少女(座敷わらし状態の半幽体?)。 デズモゾーリャを倒す方法をスティラコが伝えてきた、それを解析してみると 五つの力が一つになるとき奇跡の光が闇を追い払う?

「わたし達のことだ」わたし、凌駕さん らんるさん 幸人さん、そして……アスカの言葉に凌駕が振り向きます。「仲代先生……」 一緒くたにされたのがムカついたのか「デズモゾーリャとの決着は俺1人でつける」今度こそ出て行く壬琴。 「あ〜ぁ、ちょっとっ、キラー様〜」ワニは寂しそう……しかし凌駕は「大丈夫、仲代先生は絶対に戻ってきます」断言しちゃってます。 そして、今度こそ次元の扉反応のアラームが鳴りました。

少々時をさかのぼって……
「何とかデズモゾーリャを倒す手立てはないものか」ダイノアース(恐竜が爆竜に進化した平行宇宙の地球)荒野をさすらうジャンヌ(アスカの妻・本名マホロ)が、 伝説の爆竜スティラコサウルスから啓示を受け「頼んだわ、アスカ」って先週のエンドに繋がっていたようです。

暗号通信機(?)を操作していたのをリジュエルにとり憑いたデズモゾーリャに見咎められ、ビリビリ攻撃でヒザをついたジャンヌは抜き身の剣を差し出します。 「お信じになられないなら今ここで一思いに」受け取った剣の切っ先を背後から首筋に当てるデズぽん、しかし迷いの無いジャンヌの様子を見て 「わかった、もう良い」剣を手放します。騎士の誓いってヤツですか!? 女同士でやると、萌えますねぇ。

剣を拾ったジャンヌがうめき声に振り向いてみれば、緑の電撃に包まれてリジュエルが苦しんでました。 「ジャンヌ……」一度は実の母に手を伸ばすものの身を翻し「ミケラ、ヴォッファ! 私デズモゾーリャに乗っ取られちゃうんだから、早く何とかしなさいよっ」今まで家族同然に育ててくれた使徒たちに助けを求めます。

しかし2人は「デズモゾーリャ様を裏切る事は出来ないんだな」とそそくさと逃げます。 宮殿内に頼りになる者は無く「壬琴、壬琴はどこよ〜」恋しい人を求める娘を見つめ「あのメッセージさえ届けば」とジャンヌが祈っているうちに、またも肉体の支配権はデズぽんのものに……

「ジャンヌ! お前は我と共に来い。今日こそアバレンジャーを抹殺する」これは、またと無いチャンス、だけど……ジャンヌは内心の不安を押さえつつデズぽんに従います。

枯野が広がる高原に出現したリジュエルinデズモゾーリャとジャンヌ。
小雪が舞うなか、駆けつけるアバレンジャー4人。「やはり仲代壬琴は居ないの?」悲しげに目を伏せるジャンヌ。しかしデズぽんは楽しそうです。
「我の復活を執拗に邪魔する貴様らを、これ以上、のさばらしておくわけにはいかん。今日こそお前らの息の根を止めてやろう。だが……その前に、はっ」

こっそり剣を抜こうとしていたジャンヌはデズぽんが右手から放ったエネルギーに自由を奪われ、さらに生えてきた緑の植物のツルに絡まれハリツケ状態になっちゃいました。 「お前の裏切りに気づいてないとでも思ったか。目の前でアスカが、アバレンジャーが息絶える姿を良く見るがいい」

顔が龍騎ライダーを思わせる白いリジュエル強化体デズモリジュエルになっちゃうリジュエル「我に楯突く者はどうなるか思い知らせてやる」セーラームーンの妖魔の方が色っぽいかな、胴太いのは同じだけど。

雪が降りしきり、枯野を白く染めていく中でのバトル開始です。 アバレイザーの斉射は足止めにもなりません。ならばと繰り出したダイノウェポン・トリケラバンカーのアタックは、片手でブルーごと高々と投げ飛ばされ、 レッドのティラノロッドは素手で受け止められてパンチとキックで反撃されちゃってます。 プテラダガーで突っ込むイエローは両手首掴まれて頭つきを食らい、アバレブラックが放つダイノスラスター・サークルムーンは反射されてアバレンジャー全員大ダメージ。 「強すぎるたい」「おれ達の武器がまったく効かないとは」「これがデズモゾーリャの力?」
「そのとおり」悲鳴を上げて吹っ飛ぶアバレンジャー。ついでに、雪も本降り、マジもんで吹雪状態(やべえ……)。

東京の何も無いガラス張りの部屋(建築中のビル)に佇む壬琴に、ダイノマインダー(変身ブレス)を通じて爆竜たちの声が聞こえてきます。 「壬琴の力が必要ブラ」 「オラ、壬琴さんにはもう、戦って欲しくねーテゴ。チェンジしたら死んじゃうんじゃねーかて、でも……」 「戦いは始まっている、どうするつもりだ人間?」

「うるせー、少し黙ってろ。どいつもこいつも。余計なことばかりしやがって」苦笑しつつ『恐竜や』の出来事を思い出し、決意を込めて呟く壬琴。 その手から光を引いて飛ぶ折鶴は、奥様は魔女(あるいはマンハッタンラブストーリー)みたいなリリカルさです。そしてCMへ……

足元の雪を蹴散らし、デズモリジュエルに突っ込むブラック。その狙いはジャンヌ救出でした。デズモリジュエルの攻撃に耐えて一太刀浴びせ、 木のツルを断ち切り妻をかばうブラック、根性あります。しかし、次の攻撃を受けてチェンジが解け雪に倒れ伏す二人。
ところでCM明けたら、空は真っ青だし雪は30cmばかり積もってるし……吹雪で撮影中断、再開したのは翌日でしょうか?

そして、芸も無く盾を出したレッドたちのマックス化は「甘い」とガソリン爆発……じゃない、火球で防ぐデズモリジュエル。マックス空間は怖いのかも。 ともかく4人全員チェンジが解かれ絶体絶命の凌駕たち。「これで終わりだな」

そこへ、ついに五人目の戦士が雪を踏みしめて登場。銀世界の中の白いコートは今ひとつ。足捌きは……東京生まれなのに雪の中でよく頑張ってんなぁ。

「邪魔をするな、我が分身よ! お前は手出しするな」怒りのデズモリジュエルに向かって 「勘違いするな、オレは人間だ。俺はオレだ。おれの中に貴様の半分がいたとしても、そんなもん簡単にひねり潰して、おれは俺として生きてやる。生き続けてやる! それが最高のときめきだ」不敵に笑う壬琴。

「絶対来てくれるって信じてましたよ」駆け寄った凌駕達もそろって「いくぞ!」5人全員、名乗りとポーズありの同時チェンジです。 ちなみに中央のキラーの口上は「ときめきの白眉、アバレキラー」知的に“五人の中で自分が一番”を主張してます。

5人の戦士揃い踏みに『恐竜や』でモニターしていた舞ちゃん笑みぽん介さんも大喜び。「すごーいみんな揃った」「五人目のアバレンジャーです!」「いやいや あっぱれめでたい」1人謎の少女は沈黙。

アバレモードによる同時アタック。それぞれ特徴あっていいんですが、威力はともかくブルーの空中回し蹴りが美しい。 キラーが両手甲の刃から放つ紫色の斬撃というかムチのような攻撃で、松の木に叩きつけられるデズモリジュエル。松ってキラーのお友達?

「力が、力がみなぎっていく」金色の光に全身を包まれるキラーたち。 松にすがってフラフラのデズモリジュエルに5人揃ってカメハメ波……いやダイノガッツの放射。デズモリジュエルは邪命とは相反する力を受けて苦しみます。

「どうしたの?」二心同体だった舞ちゃんが振り返ると「いよいよお別れのときが来たみたい」全身を光に包まれている謎の少女がお別れの挨拶です。 「お姉ちゃんと会えなくなるなんてヤダ!」「私も……でも行かなくちゃ」
抱き締めてダダをこねる舞ちゃんを、そっと離れさせる笑みぽん。 「舞ちゃん、さよなら。楽しかったよ。皆さんお世話になりました」無言でうなずく介さん。「ばいばい」「さよなら」笑みぽんと舞ちゃんに見送られ謎の少女は光となって瞬間移動。

謎の少女は、デズモリジュエルから元の姿に戻ったリジュエルの前に出現します。 「お前は、リジェか?」キラーの言葉を「違うの」と否定するイエロー。 アバレンジャーたちに微笑み「そこはあなたの場所じゃない、出て行きなさい」 敢然と言い放ち光となってリジュエルの中へ飛び込む謎の少女。「奇跡の光ってあの子のことだったんだ」

「何だ、この光は」
苦しむリジュエルからデズモゾーリャが離れます。その光景に宣託を呟くジャンヌ。 そして必死に見つめている我が子に気づき「リジュエルしっかりして、ごめんね……」マホロは胸にかき抱きます。 「お母さん、ありがとう」微笑んで母を呼んだリジュエル(20歳)の体が縮んで、リジェの姿となった後、 本来の年齢である1歳の赤ん坊(中澤共歩)の姿になりました。どこからおくるみが出てきたのかは、リジュエルのドレスの同様、服もデズぽんの力で変化していたという事かなぁ。

「一気にやっつけちゃいましょう」空中で緑色のもやもやとなって浮いてるデズぽん本体に、 必殺スーペリアダイノダイナマイトを撃ち込むアバレンジャー。しかし消えないデスぽんは、何とマホロにとり憑きます。

「アスカ、この子を、私の子をお願いっ」意識を乗っ取られる前に赤ん坊をアスカへ投げ渡した後、 額に紫のデズぽん徴を浮かべたマホロは佐藤正治声で捨てゼリフ「おのれ、オノレ、己! この恨み必ず晴らす、覚えておくがいい!」そして空へと消えちゃいました。
「私の子?」妻に去られ呆然と赤ん坊を抱くアスカ……

今週の引きは赤い光が散っていく暗闇を背景に爆竜ブラキオサウルスが担当。
「デズモゾーリャを追い出し赤ん坊になったリジュエル、いったいどうするつもりだ、ブラ」

ピンクのテレ朝マークだったEDテーマ後
「うそ、お願い、嘘って言って!」デズモゾーリャとマホロさんの子供という事実を受け入れがたいらんるに問い詰められ「そんな事でうそを言ってどうする」視線をそらす壬琴。 「マホロさんは始めからリジュエルを助けたくて……」解説気味に呟く凌駕の言葉を受けて、父親の表情で微笑むアスカ 「この子は、デズモゾーリャを追い出し、無垢な赤ん坊になった。この子は私の妻マホロの娘、私が育てます……さあ、帰りましょう」

「はい、おれ達のうちへ。仲代先生もですよ」凌駕に肩を叩かれ照れくさそうに背を向ける壬琴 「ワニのヤツ、引越しの片付けは済んでるんだろうな」……ああ、なし崩しに恐竜やのエンゲル係数うなぎ上りです。回復役が2人になるのは心強いかな、戦闘時には便利そうな専門職だし(整体師と外科医)。

侵略の園へ戻ったジャンヌの緑に光る目を見て喜ぶミケラとヴォッファに“例の準備”の進捗状況を聞いた後 「今こそお前ら2人が、原初の姿に戻る時、もはや竜人の器など役には立たん。邪命体の器を我によこせ」 ジャンヌの体から出たデズモゾーリャは2人の使徒に入り込みます。 ぐにゃあ〜っと混ぜ合わされたミケラとヴォッファは『デズモヴォーラ』になってしまいました。そっか……。ミケラとヴォッファ もういないんだ(泣)

「許すまじ、アバレンジャー、我が怒り、我が恨み、我が憎しみ、まさにごうちょうに達したり、覚悟しろアナザーアース人ども」 複数の声が寄り合わされた加工音声で宣言するデズモヴォーラを、床でヘタり込むマホロが呆然と見てますが、どの漢字をあてていいのやらの私も呆然です(漢語にゃ明るくないんだよ〜)

次回予告 第48話『ファイナルアバレゲーム』
緑川光ヴォイスの追悼の言葉にも聞こえるモノローグです。
「人間、お前のときめきとは何だゲラ。希望、絶望、どちらであれ、オレはお前と一緒だゲラ」byトップゲイラー
壬琴スん、死(ス)ぬテゴ? ジャンヌも特攻スてて……心配テゴ。

残り3話となったアバレンジャーも大詰めですが、こっちはとうとう最終回
8時半あたり、2ch特撮板の鯖落ち(サーバー落ち)を引き起こした……

今週の仮面ライダー555
地下道をさまよう乾巧(仮面ライダーファイズ・ウルフオルフェノク)から実質的には始まりました。寿命が尽きかけ、ぼやける視界の中、すがりついた相手は……木場社長(仮面ライダーカイザ・ホースオルフェノク)かーい!
ホントにホースにゃ瞬間移動能力あり? 巧をスマートブレイン社(以下SBと略)の病院に搬送する際も、木場社長は救急車には同乗せず、瞬間移動してたりして。

「裏切り者のオルフェノクだ。最後ぐらい役に立ってもらおうと思ってね」
そろそろ飽きてきた瞬間移動ネタは置いといて、オルフェノクが短命であるメカニズムを調べるための実験材料として医者団に引き渡されちゃった巧。細胞崩壊課程実験でバイタル低下アラーム後、手当てでもされたのか、元気になっちゃったかも〜(カンフル注射みたいなモノによる一時的な回復だとしても)

巧にすがりつかれる前に、 照夫君とともに園田真理たちの前から姿を消した木場勇治は、巨大建造物(予定)の基礎部分、並ぶ太い柱が映画スターゲイトの遺跡のみたいな地下空間に照夫くんを浮かべて、オルフェノクの王の覚醒を待ってます。 金色のダイノガッツ、もとい触手状の力の源は生贄志願の一般オルフェノクのエキスとかではなく巨大施設からのエネルギーっぽいのが前社長たちの言動と矛盾してますが、もう気にしている時間はありません。 しかし、スマートブレインタワー建築予定地って……ギルガメッシュぢゃないんだから(まぁ、アレも石ノ森章太郎だけど)。

「クソ野郎!」
すすり泣く声をたよりに照夫の居場所にたどりつき、木場に啖呵切る海堂直也(スネークオルフェノク)。バーベキュー時からもう一化けしてカッコよくなってます。一方悪役一直線だったハズが、巧の居場所を海堂にサラっと言っちゃう木場……迷っているのか、人間である啓太郎達がオルフェノクである巧救出の為に動くか試した、と考えればいいのかなぁ。

海堂と真理と菊池啓太郎のアイロンアタック!(酸素ボンベ医師は普通の人間だったのね)
SBの病院に侵入して巧を助け出すのに、看護婦と医師から追いはぎ。ああ、窃盗やら車上狙いと序盤色々やって主役側のくせに犯罪集団とか批判もされた連中だけど、最後まで貫き通すなら見事です。 ……公式サイトの予告見たときは、清掃会社に続く、SBの病院が出した洗濯物拝借パターンだと思ったのにな。

河川沿いの裏道を逃走する西洋洗濯舗・菊池のモビリオスパイク。待ち伏せしている木場のシーマ……そういえば日産のCMがナージャ前に……ホンダ車じゃないのに生き残ったのはそれが遠因?

ヘタれデルタ頑張る。
王に変わっていく照夫のもとへ辿りついた三原修二(仮面ライダーデルタ)と阿部里奈。王の触手に弾かれたり、ロブスター・冴子やセンチピート・琢磨にやられつつ、逃げずに戦ってます。けど、やられるのは時間の問題と……里奈は巧にSOS電話。 でも助けに来たのは、戦力にならない真理と啓太郎。そして最近大出世のスネーク・海堂。デルタと一緒にスネークオルフェノクも吹っ飛ばされてるけど。
……しかし、アッサリとした正体バラシだなぁ海堂。オルガの死様に勝るとも劣りません。

「2人っきりになりたいんだよ」 乾巧vs木場勇治
にらみ合いからのライダー変身。ゼノクラッシュ(カイザの剣必殺技)をグランインパクト(デジカメパンチ?)でファイズが迎え撃ち双方変身解除。 互いにオルフェノクとなっての第二ラウンドはパワー体(ジャンクションでは年明けから披露)となった勇治の勝利。 しかし、ファイズブラスターモードの前ではホース・パワー体も歯が立たず、腹にブラストモード(フォトンの弾)食らい剣を奪われ……やっぱり寸止めかぁ〜

「死ぬのが怖くないのか」という戦闘直前の木場の問いに、怖いさ、だから精一杯生きてんだよ、人間を守るためにと答えた巧は「お前も、人間だ」と宣告して立ち去り……トドメを刺せ「待てぇ」と吼える勇治の心は大嵐。とりあえず感情爆発してる演技は上手いから……木場さん、棒読みv とか 噛むかも? なんてハラハラしなくて安心(をぃ)。

ついに完全覚醒・王の力(メインはマフラーで空飛ぶコト、だったりして)
ロブスターを抱き寄せ金色の光で包んで……人間体・冴子の影が飛び散りました。死を克服し永遠に生きられる……とのことですが、完全なオルフェノクってのは人間の姿を失った状態のようで……口がないのに飲み食いはどうするんだろう。 実はそのまま飢え死に?(いや死なないとしても、人生の楽しみとは縁がなくなりそう)
琢磨君は逃げて、短い時間を人として過ごすべく、歩道作りの肉体労働でヘタれ中。まさかラッキー・クローバーの2人が生き残るとはなぁ。もう冴子さんのシェーカー捌きは見られないけど。

ラストバトル
ファイズが駆けつけるも、王・アークオルフェノクの力は圧倒的。ファイズもデルタも吹っ飛ばされ変身解除。「何が正しいのか、その答えを君が俺に教えてくれ!」迷いを棚上げして助力する木場カイザもやられて変身解除。 全員変身が解けてピンチとなったところに、空飛ぶ変形バイクロボ・オートバジンが救援に! 巧が置いていったブラスターを投げ渡した直後にアークの攻撃でバラバラ……ああ、オートバジン、君の大活躍は忘れない。本編中ではなく、ヒーローショーでの活躍だが。

「見つけようぜ……おれ達の答を、おれ達の力で」(激情込めると破綻するたっくんの演技も見納めか)
3ライダー変身とブラスター、デルタ、カイザの揃い踏み。けど、デルタとカイザのダブルキックはアークに弾き飛ばされちゃいます。 木場はアークの触手でベルトごと体を貫かれて変身解除。炎を上げ灰化する身をおしてホースオルフェノクとなりアークを羽交い絞めに。ファイズ・ブラスターのブラストモード(銃)とブレイクモード(光の剣)、最後にキックがアークに炸裂し、地下空間に赤い光と爆発音が満ち、結果を見せないまま……

創才児童園で遊ぶ子供たちを見守る海堂と保育士カップル(三原&阿部)が締めの言葉開始〜
おうまさん、とーりさん、へーびさん、テケテテン おうまがはっしぃるぅ〜  ちゅーか、オルフェノクの力ってのはいったい何なのかねぇ? 結局、オルフェノクの力より怖いのは力に溺れる人間の弱さ……でも「人間には人間にしか持ちえない夢がある」この子達には弱さに負けない夢を持って欲しい、きれいな夢を……

「タマゴを抱くようにして温めてやればかならず夢は叶うものさ」
無事定年を迎え、私立探偵になると言い出した添野刑事が、娘と沢村刑事の三人で乾杯しているレストランの窓の外では、現場監督(脚本家 井上敏夫敏樹…ま、裏方なんだし、名前訂正しないままでも良かったかな)にグリグリされてる琢磨逸郎!?
琢磨が人間として生きる決意を手紙で伝えたのは「あなたは死なない、きっと蘇る」溶液に浸るアークオルフェノクを看護しているロブスター。 王に再生の可能性を残して終ったのは、メインキャラの死を回避する可能性を残したというだけでなく、照夫くん8歳(一応)が死んで終るんじゃ、子供番組としてヤバすぎるから、かな。

社長室の備品が片付けられる様を見下ろすスマートレディ……OREジャーナルのシステム担当に戻ろかな〜、ブレイドには出番あるのかな〜  なんて事は考えてないと思いますが……創才児童園が健在なことから、SBモータースや食品部門など、スマートブレイン社の各部門は生きてそう。 ただ、それらを統合していた企業グループの中心が解体したのかな。

土手で寝ていた真理と啓太郎が“変な夢を見た気がする”と起き、ガーガーイビキをかいていたと2人をからかったあと、 オレも夢が見つかった「みんなが幸せになりますように……」空にかざした掌を眺め、そして目を閉じる巧。

三人をモアレ状の網の破れ目から写すアングルでスタッフロール。モアレ網はオルフェノクの象徴、亡き木場の魂からの視点か「世界中のみんなが幸せになりますように」と遺言メールを送った結花の視点ですかねぇ。

この物語は、木場勇治の人としての死から始まり、オルフェノクとしての木場社長の死で終りました。
OPテーマ曲が流れない、第一話と最終話。
その「Justiφ's」はエンディングに……芳賀優里亜(真理役)の歌や「太陽の影 月の夜」じゃなくて良かった……かな。
て、ゆーかー50話限定のOP挿入カット(byメルマガ)は??? 本当は49話OPでの挿入カットなのに監督にダマされてた? オールアップの花束貰ってる半田健人(巧役)と泉政行(木場役)。

そのOPの象徴・妄想考察
赤い光が死を意味し、モアレがオルフェノクを象徴するってのは雑誌等に載っていることですが……それ以外について。

巧が齧る半分のリンゴ
知恵の実……でしょうかねぇ。アダムとイブは知恵の実を食べたが、“もう1人”は半分しか食べなかったため神の怒りも中途半端で神性は残った、 1度蘇生するものの死の運命からは逃れられない、半端な存在オルフェノクとして。殺人者カインと結ばれたノドの地の女性だったりして。

聖書が絡んでいるとなると、オルフェノクの王が現れるだの、王が覚醒すれば死の運命から救われるという非科学的な設定の元ネタが何かも、だいたい見当がつきます。 オルフェノクたちが見たベツレヘムの星は、極東の島国で生まれる九死に一生を得た子供を指していたんでしょう。海老姐さんの不死は「インディ・ジョーンズ最後の聖戦」の聖杯みたいなモンだったりして。(あの映画の第一作目はアーク=聖櫃でしたっけ)

ただ、乾巧が変身するウルフオルフェノクのモチーフは狼の皮をかぶったヴォータンの戦士・バーサーカーと北欧神話風。この違和感は“通りすがりの風来坊”という巧の立ち位置を表わしてたのかもしれません。

翅の折れたモルフォ蝶
オルフェノクが使徒再生するとき、あるいは滅びる時、青い炎を出すことから、独立した進化種としての未来がなかった(空を舞う事がなかった)オルフェノクの悲劇の象徴でしょうか。 イモムシはサナギになるとき、自分が死ぬと思いこむ、しかしそれは蝶へ生まれ変わる課程……死を経て人から進化するオルフェノク……しかしその翅は折れていた。

成長する結晶
毎週OPラスト、仮面ライダー555のタイトルの背景で虹色に輝く不気味な結晶こそが、オルフェノクという死へ至る病の病原体というか、進化を促す原因物質(オルフェノジン?)だったのかもしれません。 無生物か、人と共生する鉱物生命体なのかは永久にわからないままですが。

妄想番外・SBって?
ファイズ世界では人だった頃の生活を続けるオルフェノクが大半ながら、超常の力でその道のトップに立ったり財をなしたりする者も多く(短命だとわかってたらそりゃ死に物狂いで生き急ぐし)、 世界規模の秘密の支援組織がすでに存在していた。本来互助会的で一般社会に普及させるにはヤバい仲間の研究成果等をひっそり伝えるのが役目の支援組織を説き伏せ、 資金と知識を引き出し、王の力で短命を克服するのを目的に花形以下急進派オルフェノクが設立した表組織がSB社。

計画推進者=花形・村上・木場を失い、王も仮死状態となったため、資金と支援を引き上げられて解体、というところでしょうか。 社員にはオルフェノクもいるけど、M&A(合併&買収)を仕掛られた企業出身の人間の社員も多かったのかも……(取締役とか医師とかは花形に事情を聞かされて協力している人間、かな?)

ラッキークローバーは支援組織の武闘派セクション(というか、使徒再生に積極的なあぶない連中)のトップで、本来SB社とは無関係。 花形氏との個人的な繋がりでSB社の全施設(広壮な社宅含む)を使用する権利と引き換えに、協力していたのかな。4人なのは「アバレンジャーが4人いるのは、ナゼだと思いますか?」byアスカ的、暴走を防ぐ目的だったりして、結局のところ(合体は幻で終ったし……)。

実は土手で居眠りしてた啓太郎か巧の夢オチ?(それじゃマジにクロノ……ゲフゲフ)
なんて考え方もあるエンディングでしたが、巧は夭折か……最後の瞬間、海老姐さん(ロブスター)に拉致される前の照夫が薄れる意識の中、一緒に遊んだり守ってくれた海堂や巧だけは延命してくれたって妄想抱くのも、視聴者の自由って事で……

とにかく、ファイズはもう終わったよ。
次は剣(ブレイド)!


1月17日
阪神淡路大震災……あるいはセンター試験まっただ中、といった話題をあえて避けて、 本日は18日に配られるマクド無料引換券について、語っちゃいます。

数日前からガンガンCMが流れている「マック・ハンバーガーDay」。
全国で1000万枚も配られる80円ハンバーガー無料引換券。 18日の日曜日に対象商品を買えばもらえるとのことですが、ハンバーガー類と言うのは、ポテトやサラダそしてジュースやデザート以外? だけどホットケーキはOK……かな。 まぁ、貰ったところで25日までに使わないといけないので、少々慌しいキャンペーンです。

目的は、牛肉の味を忘れさせないため。
ポークカレー丼の吉野屋だけでなく、松屋は1/19日から一部店舗で「豚めし」290円を始めちゃうし、なか卯は1/22から「豚角煮丼」500円、2/2から「豚どんぶり」並400円を売り出すしと、ファーストフード業界から牛肉が順次消えていく一月下旬。 その流れに敢然と立ち向かうマクドナルドの健闘を祈ってます。
私が毎週見ているアニメ等のスポンサーだしね。


1月16日
今日始まる『奥様は魔女』と『スカイハイ2』、 そして週末の『彼女が死んじゃった』『砂の器』で、冬季シーズンのドラマはほぼ出揃った事になる……かな。

冬はドラマの第一話を流し見ての個人的な注目株は……
『新撰組!』『ファイヤーボーイズ〜め組の大吾〜』『エースをねらえ!』『ドールハウス〜特命女性捜査班』の4作でしょうか。特に『ファイヤーボーイズ〜め組の大吾〜』は見てて熱くなれますし『エースをねらえ!』も懐かしくて新しいです。 新入生の成長ドラマはいいなぁ。テニスシューズの画鋲がサイコ〜(って、をぃ)。
やはり、漫画原作つきは強し。

とはいえ、先のシーズンでも途中で『あなたの隣に誰かいる』にすっ転んだ様に、今後の展開で意外な作品にハマったりするかも知れません。 いやぁ、楽しみになってまいりました。まぁ……一番注目しているドラマは25日朝に始まる『仮面ライダー剣(ブレイド)』だったりするんですけどね。


1月15日
小さい事はいい事だv
名刺サイズのHDDプレーヤーをアイワが4月から発売するそうです。 小さいなりして8時間連続で音楽が聴けちゃうのはスゴいのですが、3万5千円かぁ……ちょっと二の足踏んじゃいます。

小さいといえば一ヵ月後に発売予定のGBA用「ファミコンミニ」とファミコンカラーのGBA。 ソフトはファミコンの移植なんですが、そのパッケージとカセットのデザインが復刻って感じで、しかも現パッケージの1/4。精巧なミニチュアに感じる感動がフツフツと湧いてきます。ああ、海洋堂のフィギュアに感じるような悦楽……

盆栽といい根付といい、日本人は“小さな本物”に魅了されてしまう性があるようです。 チョコエッグみたいな食玩系で「ファミコンミニ」が1000円くらいで売り出されていたとしたら……私はシンショウ潰しちゃうかもしれません。 朝寝や朝酒で財産失った大原ショウスケさんとどっちが情けないか微っ妙〜?


1月14日
冬に花火には、華やかさと同時に、非現感がつきまといます。
天から降る火花に、相反する雪の印象が重なるがゆえの、幻想でしょうか。

その 花火の保安距離の見直しが50年ぶりに行われるようです。 昔に比べて改良が進み、爆発力が上がったせいらしいです。花火工場での悲惨な事故もありましたしね。

で、このニュースの何が面白いかって、基準を作っているのが『原子力安全・保安院』って点。 花火もウランも、一緒くたに火薬類かぁ。両方とも人間が手に入れた危険な炎には違いないんですけどね。


1月13日
一円に泣くものは一円で笑う?
お財布の中をよーっく見て、ピカピカの一円玉を選りだして、じっくりと製造年をチェックです。
コインコレクターの皆様にとっては 平成12〜14年製造の1円玉が500円もの価値になるらしいです。

発行枚数が減っているからだそうですが、そういうのって万博の年だけじゃなかったんですね。昔の高度成長時代は建物や道路を作るための金属確保で小銭の発行枚数が減ったらしいのですが、今回は造幣局の方針みたいです。

これ以上崩しようがないという事で醜さの隠語になったり、拾うのに使うカロリーが一円では賄えないから損だ、なんてパーティートークのネタにされたりと、散々な一円玉ですが、これで注目度アップの名誉挽回? 最小の補助貨幣だってスポットを浴びることはあるんですねぇ。

最小といえば……命の最小単位・細胞。なんと京大やパスツール大の共同研究グループが 人工細胞の作りに成功したなんてニュースが連休前にあって、ワクワクしたのを思い出しました。 そりゃ、ファティマとか特捜司法官ジョーカーといった美しくて強く時に非情な合成人間は、永遠にフィクションの中だけの存在だとしても、ちょっとだけ夢見ちゃいますよね。


1月12日
本日は成人式の日。
街には晴れ着の娘さんと、スーツの若者が微妙に溢れ、無駄に喫煙したり飲酒したりしていることと思いますが…… 成人式は15日という感覚がどうしても抜けない。今だにハッピーマンデー法案に馴染めないだけ、なんですけどね。

それと同じように長年、アメリカの宇宙開発計画の象徴だった スペースシャトル引退というのも、ピンと来ません。 確かに20年前の機体で老朽化しているのは解っているのですが、日本人宇宙飛行士の毛利衛さんや向井千秋さんの勇姿が記憶に鮮やかだからでしょうか。

優美な白い機体から、無骨なロケットと着陸船というアポロ計画路線に戻るアメリカの宇宙開発計画。その目指すものは月基地建設と火星への有人飛行。その計画には壮大さと夢を感じつつも、なんとなく物足りないのは、 翼持つ宇宙船への幻想が心の奥底にあるからでしょうか。たとえ、新しいロケットが経費がかからず安全性にも優れているものでも……ね。


1月11日
三連休の中日でも、行ってみましょう特撮日記〜

爆竜戦隊アバレンジャー 第46話『祈って!アバレビジュアル系』
満月に照らされた港の岸壁を歩くビジュアル系男(胸には金髪のお人形)から始まりました。 「やっと見つけたぜ」呼び止めたのは仲代壬琴(アバレキラー)「こちらこそ、お待ちしておりました」笑顔で応えるビジュアル系……余裕かと思ったら全速力で倉庫へ逃げ込みます。

追った仲代が背後で閉まるシャッターに気づいた時には、ピ・ピ・ピ・ドカーン。CGの炎に包まれる港の倉庫。 「命短し恋せよ乙女。ね、リリーちゃん」火事の炎に照らされた人形をなででニッコリのビジュアル系
ヘタれデルタ(原田篤)とビジュアル系人形愛玩男(谷口賢志)ではどちらが意外性に満ちているか微妙な配役です、元救急戦隊ゴーゴーファイブ兄弟。

平行宇宙の地球・ダイノアースにそびえる侵略の園(エヴォリアンの宮殿)中枢部では、黎明の使徒リジュエルの体に宿った邪命神デズモゾーリャ様(声 佐藤正治)が、使徒(幹部)たちにご下命です。
「ミケラよ、アナザーアース(アバレンジャー達のいる次元の地球)侵攻の際、お前に命じておいたあの作戦はどうなっている?」 なんと去年の一月末からの長期計画があったんですね。やっと真の意味でのアナザーアース侵略開始、今までのアナザーアース侵攻作戦が行き当たりバッタリでいい加減だったのは……ひどい、遊びだったのねぇ〜

作戦内容はショホウセンカメレオンとヒルリンドウに続いて、三度目の正直なデズモゾーリャの新たな体作り。トリノイド第1号ドラゴンドラン(声 谷口賢志)こと、ビジュアル系が薄笑い浮かべながら人形なでなで、湖を霧で包んでいます。 ちなみにこれが残るただ一つの機会「これ以上の失敗は許されぬ。待っているぞ、この虫けらのような体を突き破って地上に降臨するその日を」デズぽんてば、焦ってます。
腹を痛めて生んだ娘の体を突き破られてたまるかと、破壊の使徒ジャンヌ(ブラックの妻・本名マホロ)は頭下げつつ睨んでて、これから暗躍の予感です。

一方和風喫茶『恐竜や』(アバレンジャーの基地)では朝から深刻な顔して、仲代壬琴の行方を検討中です。 三条幸人が「やはりお前もヤツの存在を感じないか」なんてダイノブレスを介して聞いているのは、 以前裏切って壬琴の元に走った爆竜ステゴスライドン「壬琴スん、いくら呼んでも返事がねぇデゴ、オラ不安で不安で、スかたねーデゴ」

「新しいゲームの相手はここにいる、仲代先生はそう言いました」胸を押さえる伯亜凌駕(アバレッド)に応えたのは、 ダイノアースから来た戦士アスカ(アバレブラック) 「自分の体の中にもデズモゾーリャが半分居る、それに挑むという意味ですよね」コブシを握り締めて、ちょっと前の伝説の鎧で狂乱していた自分を思い出してるみたいです。

「あいつなら敵を体の中に閉じ込めたまま、命を断つ可能性もある」物騒なことを言う幸人に 「自殺するって言うの?」非難めいた口調で問い返す樹らんる(アバレイエロー)。 「あの人はそんな人じゃ無いと思います、わからないけど」プラス思考の女子高生オペレーター笑みぽん(今中笑里)の反論も元気ありません。

そして「お姉ちゃんもそう思う?」あどけない声で舞ちゃん(凌駕の養女)が謎の少女の顔を見ます。 「あの人の心には、触れられなかった」うつむく謎の少女(リジュエルのドッペルゲンガーかなぁ?)。さらに 「人間(壬琴)は私すら拒否している、相当な決意をしている事は間違いないゲラ」壬琴のパートナー爆竜トップゲイラーも暗い雰囲気に追い討ちです。

煮詰まったところで会議に口を出す居候トリノイド12号ヤツデンワニ 「聞いて聞いて、ワニの電話も着信拒否されてるのだー。あ〜、へへ、お呼び出ない、お呼び出ない? チャンカチャンカ♪ チャンカチャンカ♪」って、シャボン玉ホリデーがわかる小さなお友達がどこの世界にいるというのだ、ヤツデンワニ〜

議論と登場人物が出尽くし、ヤツデンワニが空気を和ませたところで 「とりあえず皆さん、お店を開きましょう」喫茶店マスター介さん(杉下竜之介)のツルの一声で、開店準備をはじめる一同。 今日の買い出し担当は凌駕と幸人。幸人の2シーターのスポーツカーで行くのは違和感ですが、老人の介さんが徒歩で持ち帰れる量の買い出しなので、ギリギリOK?

車の中では幸人のちょっとシリアスなお話が続いてます。「凌駕、どっちにしろハッピーエンドは期待するな お前が傷つくのは見たくない」 対して凌駕はVサイン「大丈夫ですよ、オレがこの手でハッピーエンドにしてみせます」 不意に会話を断ち切るクラクション。市場到着前にトラックに跳ねられる自転車少年を見て、幸人は急ブレーキ。「あの勢いじゃおそらく」

トラックの運転手に続いて、駆け寄る幸人と凌駕の目の前で 「あれ痛くもなんともないぞ」むっくり起き上がった少年は「ラン様のお陰だ〜」嬉しそうに綺麗なカードを取り出します。

一年位前から流行りだし、全国で100万人単位の愛好者がいる蘭様カード。 スピード証明写真みたいな『祈りの部屋』で祈りをチャージする事で、奇跡を招く魔力を秘めたカードの 販売者は的中率100%を誇るビジュアル系占い師・出雲蘭。私生活を決して明かさない神秘的な男だそうですが、 スポーツカーとサイドカーに分乗したアバレンジャー4人は迷うことなく待ち伏せに出発です。監視カメラネットワークシステムからは何人たりとも逃げられないのかぁ。

野球選手の藪川やノーベル文学賞を取った酒井おみなも信奉していて、女子高生から幼稚園児まで、爆発的人気の蘭様カード。 「凌ちゃんの代わりに、お祈りしても叶うかな? 仲代先生が戻ってきますようにって」なんと舞ちゃんも持っていました。 流行に敏感な笑みぽんに至っては一年位前に購入済み。 一緒に祈りの部屋に出かけていて、アバレンジャーと入れ替わりに帰ってきた2人はテレビ画面の蘭様を見て、様子がおかしくなっちゃいます。

「皆様、こんな世の中だからこそ、皆で助け合い仲良くしなければなりません」しかし、それを阻もうとする邪悪な存在がこの世に迫りつつあります。 皆様に新たな呪文をお授けます。世界が皆が幸せになれる素晴らしい呪文「アイナイータ ナハリドノーレ ウィンニメナ イルーダ。アイナイータ……」 蘭様の言葉に従って呪文を唱える笑みぽんと舞ちゃんのカードが金色に輝き、なんと空飛ぶゴンドラに!?

セントラルシティTVから出て霧の湖へ向かう蘭様の高級車の前に立ちはだかる派手なジャケットの4人。 「私に何か御用ですか」車から降りた蘭様に「あなたが蘭様ですか」丁寧に聞くアスカと「このカードについて聞きたい」ぶっきらぼうな幸人が好対照。 人形をなでながら「あなた方も明るい未来の為にお祈りください、このカードはそのためのものです」微笑んで答える蘭様。

反論したのは凌駕たちの背後から近づく白い影「誰にとっての未来だ。デズモゾーリャの為の未来なら祈る価値なんて、無いよなぁ?」さすがはマックス空間からも生還したサイコパス外科医仲代壬琴、倉庫の爆発ごときでは、白いコートにコゲひとつつきません。 でも「おやー生きてましたか」と微笑で返す蘭様もタダもんじゃありません。

「こいつはデズモゾーリャ復活のための巨大な体を、湖の中に作ってるんだ」壬琴による計画暴露の直後に、 介さんからの通信で舞ちゃんや笑みぽんがどうなったか教えられ、他にもたくさんの人がゴンドラに乗って飛んでいったと知った凌駕たちはビックリ。

蘭様は含み笑いで予言です「あなた方は消える、もう間もなく」  もう止められません、私の奇跡に魅入られたアナザーアース人どもは祈りを合わせる事で自らに呪いをかけ、デズモゾーリャ様の生贄となります。 霧の中の湖に飲み込まれた数が100万人になったとき「全員が魂と肉体を吸い取られデズモゾーリャ様の新たな肉体となるのです」
黄色い満月を背景に飛ぶ無数のゴンドラ……幻想的です。

「栄えあるトリノイド第1号の力、今こそ見るがいい」人形投げて、蘭の花つきドラゴニュートみたいな正体を現すドラゴンドラン。 横のボディガードさんも消えちゃいましたが分身だったのでしょうか。実は人形が本体って大ドンデン返しを期待していた私はガックリ。単に気持ち悪さを演出する小道具だったとは〜

「お前の好きにはさせない!」「チェンジだ」爆竜チェンジした4人は最初からアバレモードで頑張ります。 カカト落としを放ったブラックの肩を踏み台にして、ブルーとイエローは高い位置から両手チョッブと引っかき攻撃。レッドはラリアット状態でダッシュしてドラゴンドランを木に叩き付けます。

しかし「これが精一杯いですか?」余裕たっぷりのドラコンドランは目からビームを放って来ます。 さらに包囲攻撃してくるアバレンジャーを軽くあしらい、ブラックの襟元つかんで殴る蹴る。仲間を助けようとしたレッドたちの、アバレイザー一斉射撃をブラックを盾にして回避。さすがはトリノイドの長兄です。昔のミケラはマジメだったんだなぁ。

「ふっ、どうしました?」超余裕のドラコンドランですが、背中を光の矢で撃たれるとちょっと痛いみたい。 振り返ってみればウイングペンタクトを手にゆったりやってくるアバレキラー(チェンジ回数、残り…0) 「また変身してスまったなんて、もう最後の戦いデゴ?」慌てるステゴ。 ブラックもダイノマインダーはもう限界だから確実に大爆発が起きます「今すぐにでも変身解除して下さい」なんて騒いでます。しかしキラーは平気な顔。 「フン、心配すんな。そいつはおれの中の悪魔が抑えている」

「そう、残念ながらあなたの体は、デズモゾーリャ様が新たな体を得られるまでは、あなたの自由にはならない。死ぬ事さえも許されないのです」 解説するドラゴンドランですが、死なないと分っていたのに「おやー生きてましたか」なんて言ってたのはなぜ? ……蘭様、けっこう物忘れが激しいのかも。

「ふざけるな、俺の体もオレの時間もすべてオレのものだ、お前らの良い様にさせるか」不遜に言い放ったアバレキラーは、 高速空中戦を展開しドラゴンドランに弾き飛ばされても、駆け駆け寄るアバレンジャーの協力を拒否します。

そこへデズモ声で笑いながら雷撃と五色の煙攻撃(?)を放ってリジュエル登場。 「我はデズモゾーリャ、あらゆる次元を統べる神。真の肉体が完成すれば貴様とこの女の体を破壊して、 我は一つになる。ゆけドラゴンドラン」湖にドラゴンドランを向かわせアバレキラーと杖で斬り結びます。

神様の登場でもキラーはめげません。「お前もただのコマだ。オレの最後のゲームのな。せいぜいオレをときめかせろ」減らず口を叩いて、「生意気な。その肉体 ここで砕いて、我が分け御霊(みたま)を取り込んでくれるわ」怒るデズモゾーリャを押さえ込み 「ここはオレのゲームフィールドだ。お前らは他でやれ」湖へアバレンジャー4人を向かわせます。
「この場はお任せします」一礼して駆け出すアバレッドたち。

デズぽんは、白いブレスでキラーを吹き飛ばした後、緑の電撃で絡めてトンボを切らせるアクロバティックな引き寄せをやってのけます 「貴様ごときがこの神に勝てると思うか」勝てるかどうかは分りませんが、攻撃に無駄と茶目っ気が少々まざっているのは分ります。

キラーの首を締め上げ「所詮下らぬ人間ドモ、今ここで打ち砕いてやる」と地面にたたきつけ、トドメと杖を振り下ろしますが、 「だめ……だめー!」危ういところで寸止め。リジュエルが一瞬本来の心を取り戻し、杖を投げ捨てちゃいました。

「やだもん。あたしこの手でミコトを斬るなんて絶対ヤダモン」杖で斬れるかどうかはさておいて、 余計な真似をするなと怒るデズぽんの、オシオキ電撃と爆発に悲鳴を上げながらも「行って、早く行って、ミコト。早くー」恋する男を行かせるリジュエルは健気です。演じている女優さんも含めて(顔出しじゃ怖かったろうな〜 至近距離の爆発)

「ありがとうよ」礼を言って駆け去る壬琴を見送るリジュエルを、内部のデズぽんが雷撃と言葉で苛みます「この女狐め。貴様がいくら抵抗しようとも、我が肉体は完成する。もう何をしても同じなのだ」

湖の岸辺ではドラゴンドランがゴンドラを飲み込んだ霧に手を差し伸べ「最後の仕上げだ」青いエネルギーを注いでます。 金色の雷撃が起きるのを見守っていたドラゴンドランは、駆けつけたアバレンジャー4人に「邪魔はさせません」とビーム攻撃。爆発の中で倒れるアバレンジャー。

そうこうしているうちに、霧の彼方で巨大なツルがウネウネとうごめき始めます。 「霧の中からあの体が完全に出たらアウトだ」良く分らないながらも説得力のあるブルーの言葉に焦燥感を煽られ、「100万人の人たちを救うためにも」と奮闘するアバレンジャーですが、 赤い雷撃とか食らって戦況は不利「お遊びはここまでです」さすがトリノイド第一号。

そこへアバレキラーが参戦。不意をついてウィングペンタクト・ブレードモードでドラゴンドランの腹をグッサリ。首を掴まれても、左手から放出する金の雷撃で0距離攻撃でダメージを与えます。強いぞアバレキラー。
「今こそ五人の力をあわせましょう」レッドの掛け声で 五つの武器を組み合わせたスーペリアダイノボンバーで放つ「必殺」「スーペリア」「ダイノダイナマイト!」であっさりドラゴンドランを撃破〜。さすがは5人そろってゴレンジャー(違)

爆発と同時に霧が晴れてゆき、ニューデズモゾーリャは崩壊。素材となった人々は霧状になって元の場所へ戻って無事に復活、めでたしめでたし。 そして、いつもの事ですが命の実から雲が湧き、降り出すジャメーバの雨でドラゴンドランは復活巨大化です。

「ステゴ、トップ、力を貸せ」アバレキラーの呼びかけで滝の中からトップゲイラーとステゴスライドンが出撃して『キラーオー』に融合合体。 母艦爆竜ブラキオサウルスも「壊すものと守るもの、答えはそこにあるブラ」とブラックの要請で出動し、ティラノ・トリケラ・プテラで『アバレンオー』が完成。 残るアバレンジャー3人はダイノガッツを集めてスティライザーを掲げるレッドをアバレマックスに強化。 アバレマックスはスティラコを召喚して『マックスオージャ』に……でも乗ってるのはブラック!? ともかく3体の巨人が揃い踏みです。

しかしビビらない巨大蘭様……いやドラゴンドランは、なんと花びらを翼にして飛び上がり、上空からレーザーで爆撃してきます。 「やろー、ヒレストライク!」怒ったアバレキラーが回転体当たり技を試みますが、真剣白刃取りの要領で不発に終わり、投げ落とされて地に伏すキラーオー。味方になると弱くなるの法則、健在です。

しかし、それを見た爆竜たちは「ドラゴンなんかに負けないケラ」「竜より爆竜ブラ」「みんな力を合わせるテラ」となぜか奮起。 『爆竜』『大進撃』『アタック』という三体の火力だかダイノガッツだがを一気に放出した波動砲みたいな攻撃でドラゴンドランを倒しちゃいます。ぶっといビームも当たらなければどうと言うことは無い、みたいな事を去年言ってたお方がいましたが、花びらの翼には火線軸から逃げる機敏さが無かったようです。

「おのれ、よくも我が最後の体を〜」湖に佇むリジュエル……いやデズぽんは悔しがっていましたが「いや、まだアレがある。見ていろ、アナザーアース人どもめ」何か思いついたらしくダイノアースへ撤退してゆきました。

今週の引きは緑の光に侵食される闇を背景に爆竜ティラノサウルスが担当。
「デズモゾーリャが何をほざいても、俺たちが力を合わせれば何とかなるテラ、でも侵略の園では気になる動きが。この後すぐテラ」

赤というより濃いバラ色のテレ朝マークのED後、侵略の園で何やらいじっているジャンヌを「何をした」とリジュエルが見咎め、女同士の見詰め合いに……洗脳されて無いのがバレたとしたら、マホロさんピーンチ。

一方、湖の岸辺に立つ壬琴の横にいつしか凌駕が来て笑顔で仲間宣告。
「仲代先生、お帰りなさい。あなたはもう1人じゃない。ね?」
振り向けば残る3人も来るところです。握手しようと手を差し伸べる凌駕に、苦笑して応じようとする壬琴。しかし、力石徹(?)風にバッタリ。 「しっかりしてください、仲代先生!」叫ぶ凌駕の声で、つづく?

次回予告 第47話『5人のアバレンジャー』
デズぽん印がマホロの額に浮き出るわ、リジュエルの体はキラーノイド風に変化しちゃうわと、エヴォリアンの女性陣が大変なことになっちゃう模様です。 生身で雪中対決しているアバレンジャーキャストの皆様方も、寒そうで大変そうですが……仮面ライダークウガ風の血しぶきで雪を染める素手の殴り合いを、3話前倒しで始めちゃったりしませんように。

そして、ついになくなりました、スーパーヒーロータイムの括り。その時間は特捜戦隊デカレンジャーと仮面ライダー剣(ブレイド)の番組宣伝に当てられてます。クリスマスにグランセイザーを新戦隊だと思い込んでオモチャを買ってもらったお子様は大ショック、かな?

今週の仮面ライダー555
切れた電球が波に洗われる海岸で、乾巧(仮面ライダーファイズ)と三原修二(仮面ライダーデルタ)が、灰まみれの真理の写真を見つけ草加雅人(元仮面ライダーカイザ)の死に気づきショックを受けるシーンの直後に、OP。 ひぇ〜、ラッキークローバーのキャスト(山崎潤と和香)がピンでテロップに〜(そして、だーまーさーれーた〜 やるなスタッフ!)。悲しみのあまり放送時アークオルフェノクの声=家中宏をメモしそこねちまいました。

ちゅーか、オルフェ王・青年体の人(小林俊)と違うやん。怪人役の若手役者って……色々辛いね(出番丸ごとカットされたカメムシの役者よりマシだけど)。

それにしても、アバンタイトルで朝っぱらから首折りシーンとは……。変身解除して微笑む木場勇治(現仮面ライダーカイザ)と灰になる草加からだと予想してたのになぁ、尺も足りないだろうし……何しろ本編に“巻き”入りまくり。カメラ横で手をクルクルしてるADの幻が見えそう。

「草加、おれの中で生きてくれ、君の強さをオレにくれ」その為には特訓だろ! と突っ込みたくなる三原は阿部里奈に草加死亡の事は真理(多分ヒロイン)にナイショにしようと言ってましたが、 菊池家での晩飯時、草加の分までスパゲッティ・ミートソースとサラダを用意する啓太郎(若いおやっさん?)と真理の姿に耐えられなくなった巧がバラしてしまいました。

手についたままの灰を見せて「草加の血だ」俺と同じオルフェノクにやられたんだよ。憎いだろ。オルフェノクなんか一人残らず滅びればいいんだよ、俺も……なんか沙耶死亡時の自己否定状態に戻っちゃったなぁ。とりあえず、食欲旺盛の草加脱落で余ったスパゲッティはスタッフ一同で美味しく頂きました……かな?

真理へのバレも早かったが、殺害犯の告白も早かった〜 木場社長「オレが倒した」って認めちゃダメだろ大企業のトップが。さらに滅びの運命にあるオルフェノクを救うのは王。オルフェノクの王が目覚めたら人類は滅んでオルフェノクだけ残る、なんて巧と海堂にベラベラしゃべって、景山冴子(ロブスターオルフェノク)に盗み聞きされちゃってます。 いやぁ「今にわかる」「いずれわかるだろう」等を使用禁止にすると、こんなに早く話が進むのかぁ。

と言うわけで、密会所(?)バー・クローバーもその話題でもちきり。初来店の木場社長と、王を倒すゲームをしたい北崎(ドラゴンオルフェノク)が帰った後で、死にたくない琢磨逸郎(センチピートオルフェノク)と冴子は王防衛の決意です。

追悼のために流星塾跡地を訪れた三原阿部コンビと菊池家一同を、襲う北崎の火球。昔の特撮みたいなガソリン爆発と共に草加の死の記憶も吹っ飛んだ〜(やっぱりな……Bパート前半まで御通夜気分がもった点に敬意を示しておこう)

ところで、流星塾地下移転のカラクリは説明されそうにないので、ライダースーツの転送システムを大規模展開し、スマートブレイン地下のジオフロントへ校舎を移転。そこで催眠術でも使って、ニセの記憶作りの為の「同窓会(屋内飲み会の図)」というお芝居を、生き返らせた塾生たちに演じさせたと妄想する事にします。例の寄せ書きは校舎と共に転送されて、誰かが懐に入れたのを気づかずに帰したということで……苦しいけど。

今週の戦闘シーンその1
照夫少年(オルフェノクの王)に襲いかかるドラゴンを仮面ライダーファイズと仮面ライダーデルタが迎え撃ち、戦闘は屋内へ。 良いようにあしらわれるライダー達を救ったのは、離反したセンチピートとロブスター。怒ったドラゴンは龍人態による高速戦闘で海老姐さんとヘタれ百足をふっとばし、魔人態に戻って両手にライダーを掴んで締め上げます。 ここで頑張る三原デルタ。デルタムーバー・ブラスターモードでドラゴンの頭を撃って危機を脱し、ファイズのクリムゾンスマッシュと共にルシファーハンマー(Wライダーキック)。

でも倒れないドラゴン北崎。ΦマークとΔマークを打ち消して逃走成功……と思ったら「いい姿ですね北崎さん、僕は待っていたんですよ、この時を」ヘタれセンチピートがムチでビシバシと、生身の北崎にセコい復讐です。んな事やってるから怖い目に遭うんですよ琢磨さん(月曜は二時間サスペンスで植木鉢が頭部直撃?)

いつしか避難中の真理一行から離れた照夫少年。その影から現れたアークオルフェノク(一号ライダーの面影がマフラーにv)が逃げる北崎を追い、ビームみたいなので枯れ草を薙ぐようにトドメ。かたまった北崎の顔面引っぺがして食べ始めちゃいました。 それを見て「良かったじゃない、北崎君がいなくなって」余裕で微笑む冴子と違って琢磨くんは半泣きで逃げちゃいました。「なに、変な子」って、29歳の男も“子”なのか……冴子さんの設定年齢って幾つだ? (設定上は25歳と24歳……って、年上も男の“子”なのかぁ)

さらに巧も見てて……て、先々週までの何があっても目撃者がいない人口密度の低さとは打って変わった巻き展開になってるなぁ。 ところで唐突に「君に倒せるかな、あの少年を」の木場社長。ホースオルフェノクの特質に気づかれずにコッソリ忍び寄るなんて無かったはずだが。実はそれが先週から新たに獲得した力・スマートブレイン社長にだけ授かるテレポート能力……だったりしたら、まるでパロ王家の古代機械の様。

「俺の命なんてどうなったっていい。俺は死んでもオルフェノクの王を倒す。人類のためにな。そして真の英雄となるんだ!」 王が誰かをまだ知らず、巧相手にレストラン(?)で熱く語っちゃってる海堂は、西洋洗濯舗菊池・開店100周年記念バーベキューにも何の因果か参加してます。 そして、すぐいなくなっちゃう照夫っ子ちゃん(某光の巨人が宿った若者のようだ)を捜していたら……ファイズ巧が少年に殴りかかろうとしているところに遭遇。 スネークオルフェノクに変身して止めにかかりますが……振りほどかれちゃったよ。先週と打って変わって弱〜い ダガー2刀流は一話限りの幻か?

主人公ライダーが少年に襲い掛かり、怪人が止めに入るという逆転の構図の発端は、 トラックの荷台を清掃していた隠れオルフェノク(?)を殺すアークオルフェノクを目撃したせいですが……子供の姿(しかも変化中の記憶なし)相手に躊躇しているうちに、カイザベルトをつけた木場社長出現(ホントにどこから忍び寄ってるんだか)。素手でライダーパンチ受け止め、カイザに変身(コード入力済みとは要領の良い……これも巻きかな)。

木場カイザVS巧ファイズという、駆けつけた真理や啓太郎の頭上に?マークが飛びまわる戦闘シーンその2は、ファイズの変身解除で決着。 再度変身しようとする巧の右掌の灰化が始まり(消滅へのカウントダウンか)、みんなを振り切り、ベルトも持たずに走り去って引き。ところで木場がオルフェノクだって真理と啓太郎にはまだバレてなかったり……するのかなぁ。

予告では、拘束された巧に医師が妙な装置を近づけてたり、デルタ&スネークVSロブスター&センチピート ホースVSウルフ ホース新フォームVS555ブラスター(その後 生身の木場にホースの魔剣を振り下ろす555ブラスターモード?) さらにカイザとデルタのWライダーと、多彩な対戦カードが組まれていますが、締めの言葉のコレ。
『オープン ユァ アイズ フォ ザ ファイナル ファイズ』
マジで一年越しのダジャレなん?


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