一言半日記 2003 8/1〜8/10


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アバレンジャー第24話  FFCC発売。でも私は17年前のゲームをチマチマと  『アクション』休刊…そして「ブレイブ・ストーリー」がマンガに  宇宙結婚式と米の不作  コンビニ前の扇風機  自由研究に携帯モック採集はいかが?  フラッシュ花火と、燃え尽きた『おおすみ』  アバレンジャー第23話 仮面ライダー555第27話  『釣りバカ日誌』釣りバカ仮面vsアバレンジャーの巻  くたびれもうけのルバンIIIと掃除屋だったティラノサウルス  オゾンとゾディアックとメールが無いとゾゾゾ?

上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。


8月10日
台風が北海道でも大あばれしたあげく温帯低気圧になり、ひんやりと秋めいてきたところで、行ってみようか特撮日記〜
でも、晴れたから仮面ライダー555は(関西では)ナシです。とほほ。

アバレンジャー第24話『アバレ女子高生!ありえな〜い
ダイノアース(恐竜が滅びなかったパラレルワールド)のエヴォリアン本部、侵略の園からお話は始まりました。 ヒーロー物の重要ポスト・敵役を、アナザーアース人(つまりこっちの地球人)アバレキラー(仲代壬琴)に奪われて久しい、 創造の使徒ミケラと無限の使徒ヴォッファは、今日も今日とて泡タバコでまったり中。 当然、邪命神デズモゾーリャ様(が憑いた黎明の使徒リジェちゃん)にオシオキされちゃいました。 言い訳にアナザーアースを研究していたとミケラが言い訳するから、そんなら実際に行って見てこーいっ、とリジェちゃんの次元移動キスでこっちの地球へ(迷惑)。

一方、正義側の本部『恐竜や』(和風喫茶店)では、朝っぱらから笑みポン(今中笑里=アバレピンク候補の女子高生)キス!?  とか思ったら伯亜凌駕(アバレッド)とのにらめっこ、百獣擬態フグ(違)でした。次のブタ顔で、凌駕と舞ちゃん(凌駕の養女)敗北〜
「良かった、やっばり笑っているほうが凌駕さんらしいですよ、アバレキラーに何言われたって」
「サンキュー笑みポン」いまさら人間を信じるのやめられないもん……仲代元医師が二週間かけた人間不信作戦は、女子高生のにらめっこによって(凌駕の心では)破られてしまいました。

元気を取り戻した凌駕と、それを見守る樹らんる(アバレイエロー)とアスカ(アバレブラック)そしてマスターの介さん(杉下竜之介)が、和気あいあいしている店内に、 一人シリアスモードの三条幸人(アバレブルー)が紙を手に入ってきました。

アバレキラーが潜伏していそうな場所のリストを手に入れたので探しに行こうと幸人は誘いますが、仲代もいつか分ってくれると信じる凌駕たちは乗り気じゃありません。 相手は同じ人間。それにヘタに刺激するとダイノマインダー(変身アイテム・ただし試作品)が爆発して東京の一つや二つ吹っ飛んじゃうやっかいな御仁。
「人を信じても裏切られる事はある。信じるなんてムダだ」とタンカ切ったらアバレキラーと同じ事を言う、なんて笑みポンに言われた幸人は、出て行っちゃいました。
「もういい、俺一人でもやつを倒してみせる」

さて、突然出現したミケラとヴォッファに、観覧車が見えるオープンカフェは大混乱。 最初はとっとと素材集めして帰るつもりの二人でしたが、CDショップの視聴コーナーにヴォッファはハマり(今まで100年以上昔の音楽ばかりモチーフにしてたもんなぁ)、 ミケラは動物園で大興奮。ゾウ・ウキワ・ワンピースなんてトリノイドを……ボツにしました。ピンクのワンピース着た象がウキワをたすき掛け……楽しそうなのになあ。 しかし最初に行った檻がハクビシンって……二ヶ月前はタイムリーなネタだった、かな。

合流した二人は電化製品の大型量販店へ。ヴォッファは電子オルガンコーナーでトルコ行進曲を弾いて買い物客に拍手されご満悦。 ミケラはパソコンコーナーで「これも、これもいい。あれも欲しいんだなー。よーしまとめてコレンクションしちゃうんだなぁ」紫の装飾がゴテごてついた本(中は黒地のアンティークアルバム風)を開きました。 本から出た黄色いビリビリに包まれた商品は全て写真になって吸い込まれていきます。……それってコレクションじゃなくて万引き(汗)。

外へ出た二人が、次にコレクションするものを探していると
「エヴォリアン、オレに黙ってウロウロするな」
アバレキラーと腰ぎんちゃくのトリノイド・ヤツデンワニが出てきました。「“ああ見えて”、あの方達は」と二人が幹部だと教えようとしたその時、 女子高生達がミケラとヴォッファを取り囲み「可愛い〜vv ハイチーズ」いっせいに携帯電話のカメラでパシャリ。「何なんだこいつらは、もー」

戸惑う二人に、【女子高生】=何も怖い物がない、いわば地上最強の生物、と親切に教えてあげるアバレキラー。 そして「コギャルども、消えろ」とエラソーに言いますが、女子高生の耳に届いてないばかりか「消えるのはお前なんだなー、ミケラ図鑑コレクションっ」 ミケラの広げたアルバムにアバレキラーは取り込まれてしまいました。
さっそく「さすが、ミケラ様、お見事でございます」と仕える相手を変更したヤツデンワニですが「お前もうるさい」とついでにコレクションされちゃいました。

『恐竜や』の座敷席でカキ氷を食べていた笑みポンたち(舞とらんるはレモン、アスカと凌駕がブルーハワイ、笑みポンはイチゴ)の団欒を乱すのは携帯電話の着信音です。 笑みポンが携帯電話を見れば添付されていた写真はエヴォリアン?! カキ氷食べかけなのに出動する凌駕たちは、幸人への連絡を笑みポンに頼みます。 三条さんならきっとすぐ戻って、来てくれると信じて……

渓流側の家(木こり小屋だか民宿だか)をチェックしていた幸人は、「エヴォリアン“くらい”あの三人で何とかなる」と通信を切っちゃいました。どうやらアバレキラーの潜伏先が分らなくてイラついているようです。 ところで、潜伏していそうな場所リスト、どこから手に入れたんでしょう。基地のシステムで公安にでもハッキングしたのかな?

さて、地上最強の生物女子高生を詳しく取材中のミケラとヴォッファは、ガングロやスカート下ジャージといった手持ちの知識を披露しますが、 「今時ないナイ」と否定され、女子高生の奥の深さを実感です。
そこへ到着したアバレンジャーたちですが「なんなのあいつら、モテモテじゃない」女の子達に取り囲まれている二人に首をかしげます。 そのスキを突かれて「来たな、アバレスーツのアナザーアース人ども」と目からビームでドカーンと吹っ飛ぶアバレンジャー。最強生物・女子高生達も、火器と爆発音にはさすがに逃げ散りました。

トリノイドかと聞かれて、一緒にするなと二人は憤慨。そして解説役に破壊の使徒ジャンヌ姐さん出現です。
「彼らは、邪命神デズモゾーリャ様に直接緒お仕えする使徒」
大幹部の登場ってワケか……何とか立ち上がったアバレンジャーに向かって、二人は名乗ります。
「我が名は無限の使徒(肩のキーボードでジャーン)ヴォッファ」
「私は創造の使徒(杖状絵筆で地面をトン)ミケラ」
半年以上戦っていますが今回やっと、お互いに自己紹介なんですねぇ。あとは、リジェちゃんが名乗れば全員紹介済み、かな。

二人の名を聞いたブラックは拳を震わせます。
「そうか、お前たちがトリノイドとギガノイドを生み出しダイノアース(アスカの故郷)を地獄に変えた、ミケラとヴォッファ!」 アバレモードとなり「ゆるさんっ」と気合は入ってますが、幹部二人に一撃を加えたところで、やっぱりブラックらしく(?)、ヴォッファの触手に掴まって、アスファルトにドスンドスン叩きつけられます。 レッドとイエローが駆け寄って解こうとがんばっていると、女子高生の研究にジャマだとミケラが例の本を向けました。
「コレクション!」

ブラックをかばったレッドとイエローが黄色い光に囚われ、本の中へスポンっ。なぜか変身が解けた状態で本の中できょろきょろする二人。 残ったブラックに、私が消してやるとジャンヌが迫りますが、竜人もコレクションしたいミケラが止めます。 本からの光を避けたブラックでしたが……後ろの案内板に反射した光はかたわらの掲示板でさらに反射してブラックを捕らえ、本の中へスポン。 「フン、余計な真似を」ジャンヌ姐さんは怒って立ち去り、二人の幹部も女子高生トリノイドをじっくり作ろうと消えてしまいました。

パートナー爆竜トリケラからのダイノブレス戦況中継を聞きながら、サイドカーつきバイクで現場に駆けつけた幸人でしたが、 もはや誰も残っていません。

恐竜やに戻った幸人を「何してたのよ、みんな幸人さんが来てくれるって信じてたのに」となじる笑みポン。 「誰も信じてくれなんて頼んでいない、俺がいなきゃこのザマか」と憎まれ口を叩く幸人を笑みポン平手打ち。 そして幸人のダイノブレス(変身アイテム)を私にちょうだいと奪おうとする笑みポン。着けたところでチェンジできないと言われた笑みポンは、幸人の目をじっと見つめます。

「そうよ、このブレスは幸人さんを選んだ。悔しいけど……。だから私は、あなたのダイノガッツを信じて待つ」幸人さんだって誰かを信じたかったからアバレンジャーになったんでしょ?

普段おちゃらけている笑みぽんシリアスモード突入で、ぴりぴりした恐竜やに電話がかかってきました。「はい、恐竜やです」可愛い声で舞ちゃんが受話器を取れば、凌ちゃん!?
「あ、うん、大丈夫、オヤツも食べたもん」最初に娘がちゃんと食わせてもらってるかチェックするあたりさすがお父さんです。 相手が凌駕と知って、電話を代わった幸人が、どこから電話をかけているんだと聞けば「いったい、どこなんですかねぇ? ここ」とノンキなお返事。 みんな元気で仲代先生も一緒。ヤツデンワニの電話は想った所に通じると言うから試したら舞ちゃんに通じた。 「心配かけちゃってすみません」

凌駕の言葉に少し気抜けした幸人が舞ちゃんに受話器を返すと、父親モード再開。しばらく帰れないかもしんないけど、幸人さんがいるから大丈夫。 「幸人さんはメチャメチャメチャーンコ強いんだから」
らんる「そうそう」  アスカ「安心してください」  舞「うんっ」
感涙する介さん、微笑む笑みポン。そして天井を見上げる幸人
「あのバカ……いや、一番のバカはオレか」

皆を助ける決意は固めましたが、いったいどうやれば?
「はいはいはいはい、私に作戦があります。一緒にぃ〜、やりましょ? ンふ」 メガネをチョイチョイっと(作戦アリのボディーランゲージ)やりつつ笑みポンが幸人の肩をがしっと捕まえました。ンふ?

電車のリズムに耳を傾けるヴォッファのかたわらで、最強のトリノイド・ジョシコウセイタカアワダチソウタイセイリロン(名前も最長?)を考えるミケラ。 女子高生の制服+セイタカアワダチソウ(繁殖力旺盛)の頭+相対性理論(絵では白ヒゲ白衣の科学者のと粒子加速器で表現)?
そこへ、女子高生(笑みポン)がやってきました。さらにもう一人……白シャツに赤ネクタイ、チェックのミニスカはいて胸パット装備の……ゆ、幸人、いや幸ぽん登場!(挿入歌つき)
『ありえな〜い』のは、幸人の生足かぁ!?(ムダ毛処理とかしたのかな)

あたしたちぃ〜、お二人のファンなんですけどぉ。とシナ作る笑みポン。だけど好みだとミケラが手を握ったのは身構えていた幸人!?  お、お約束ながら「うそ〜」とショックの笑みポン。絵描きの端くれなのに肩幅や筋肉で気づかないのかという疑問の答えは、元ネタがミケランジェロだからでしょうか。 笑みポン、相手はオトコスキーだ、気を落とすな〜

名前を聞かれ、「あたし、幸ポン、よろしくな」ピース付きで答える幸人に、爆竜たちは大ショック。
ティラノサウルス「ああっ、なんとー!?」 アンキロベイルス「おいおい、やりすぎキロ」  プテラノドン「そんな事なぁい、幸人、とっても綺麗プラ〜」 パラサロッキル「セニョール幸人にアンナ趣味があるとはねーパラサ」  トリケラトプス「違うケラ、プライドなんかより仲間の命を優先したケラ」  (今は仲代側についている、バキケロナグルスとディメノコドン、ステゴスライドンの感想も聞きたかったなぁ)

さ、さて、4人は神社の境内に場所を移してグループデートです。
「えー、うそーまじー、トリノイドぉ? 私、すっごい興味あるぅ〜」とノリノリの笑みポンにつつかれ、 「わ、私も、チョーある」手鏡で前髪チェックしつつ幸人も合わせます。そんな二人にミケラは得意げに本を見せます。 「うーん、このミケラ図鑑で合成してあげちゃうんだなぁ」 うなづき合い「ありえない〜、見せて見せて」ミケラから図鑑を借りた幸人は木陰にしゃがみこみ「うわ〜、すごい〜」とか白々しく感激しながら、 ページをぱらり。ついに、凌駕たちを見つけました。

仲代が「ここで決着つけるか?」なんて言い出し、にらみ合いになってる本の中で、背後に幸人のデッカイ顔があると気づいたのはヤツデンワニだけでした。 騒いでも誰にも注目されないヤツデンワニ、もはや便利な家具(どこでも電話)扱い?

ミケラが来たので本を閉じた幸人は、トリノイドにしてあげるという言葉に「えーマジ、チョー最高ー」とごまかして、本は手放しません。 そこへ、笑みポンの悲鳴がっ

「お前は、女子高生ギガノイドに決っ定ー」ヴォッファは笑みポンが好みのようです(バッハはホモじゃないもんなぁ)。
離してよっとヴォッファに噛みつき逃れる笑みポンですが、音楽を浴びて緑のモヤモヤに包まれ巨大化します。
「ギガノイド第6番『巨人』……あ、見ぃーえちゃった♪」
あわててスカートを押さえた巨大笑みポンは、ヴォッファをひょいっと摘みあげ「もー、何て事してくれるのよー、戻さないと食べちゃうわよ」ガオー。 「いかん、失敗作だ」あわてて戻す曲をヴォッファは演奏し、笑みポンは元のサイズに……「あー、良かった」
そのスキに幸人は図鑑をパクって逃走。

「待て、ジョシコウセイタカアワダチソウタイセイリロン〜」長ったらしい名前を呼びつつ追いかけてくるミケラを振り切った幸人ですが、ジャンヌに見つかってしまいました。 剣を突きつけられているところへミケラたちも到着。私の実験材料に何をすると怒るミケラに、ジャンヌは幸ポン=アバレブルーだとバラします。 「よくも、オレ達をだましたな」……いや、笑みポンは本物の女子高生だけど。

怒りのミケラは図鑑を取り返し、ヴォッファの触手(着脱可)に二人は囚われてしまいました。 神社本殿の階段に転がされた二人に「悪い子は、ヴォッファリングでオシオキだ」とビリビリ攻撃です。 そうか、金色の触手はヴォッファリングか。けど、いつの間に幸人は女子高生の制服からいつもの青いジャケットに着替えたんだ? 
ちょっと待っててね、なんてジャンヌたちの前で胸からパッドだして、皮ズボン履いた上からミニスカ落とす光景とか思い浮かべちゃったよ。

ともかく、ミケラ図鑑を向けられて幸人と笑みポンは大ピンチ。
しかーし「今だ、たしなみは女子高生の常識」
幸人は、クマちゃんとハートが可愛いピンクの手鏡を取り出し、光線を反射。なんとヴォッファが図鑑に吸い込まれます(同時にヴォッファリング消滅)。

本の中で凌駕たちにしがみつかれジタバタしているヴォッファを救おうと、ミケラが手を伸ばしました。 「ヴォッファ。出て来い、ヴォッファっ」暗い本の中、光とともにミケラの手がぬうっと出てきてヴォッファを掴み引きあげました。 しがみついている三人+とびついた仲代とともにヴォッファは外へ。ヤツデンワニはつかまりそこね「いいもん……(小石を蹴ってから)やっぱ出して〜」か、かわいそう。

お前たちは出ちゃダメと、再び4人を取り込もうとしたミケラですが、とっさに幸人が爆竜チェンジ。アバレブルーのアバレイザーで打ち抜かれたミケラ図鑑は爆発、 たくさんの素材(車やら電化製品やら)の山、の下でもがくヤツデンワニが出現しました。

「三条さーん」両手を挙げて駆け寄る凌駕たち。面白くないミケラとヴォッファは 「我ら、エヴォリアンの力、今こそ見せてやるぞ、ジャンヌ!」と幹部三人で戦いを挑もうとしますが、 「フン、自分たちの不始末だ。勝手にしろ」ジャンヌ姐さんはどっかへ行っちゃいました。ブラック(アスカ)との戦いを邪魔された事を根に持ってるんだろうなぁ。

「おい、エヴォリアン。“俺の仲間”を苦しめた罪、たっぷり味わってもらうぞ」
幸人の発した“俺の仲間”に感激した3人は戦意あふれる爆竜チェンジ(笑みポンさんは、巻き込まれないよう隠れました)。 数だけでも二倍の敵を前に、戦士系ジャンヌに去られた芸術家二人は「やばい〜」と逃げようとしますが、白コート翻して立ちはだかる仲代に逃げ道をふさがれてしまいました。 爆竜チェンジしウイングペンタクト・ブレードモードを手に目にも止まらぬ速さでミケラとヴォッファを切りつけるアバレキラー。

さらにアバレイザー手にしたレッドとイエローにブルー、そしてダイノスラスターを手にしたブラックが追いついて斬りかかります。 そして今週の立役者、アバレブルーのダイノウェポン・トリケラバンカーからブルースラッシュなる斬り攻撃が炸裂(背景は爆竜トリケラのレリーフ)。その威力に「トドメはやつらに任せるとするか」とアバレキラーは去りました。

おれ達は芸術家だから肉体労働には向いてないとか何とか言いながら、退散する……と見せかけてミケラが手から援護射撃。その間に、図鑑から出たガラクタをギガノイドにするヴォッファ。 「ここですか? ヤバいワニ、今どきます〜」動けないと言ってたくせに、さらっと逃げるヤツデンワニ。

ヴォッファが腕のキーボードで奏でるドボルザークの新世界が地球儀に吸い込まれてゆきます。
「リジェ、命の実をくれっ」
「しょうがないな、送ってあげる」
エヴォリアン本部の中央の木に生る赤と黄色のマダラ模様の実をもいだリジェちゃんがキスをすると、地球儀の上に転送され、周りのガラクタも巻き込み、 ギガノイド第7番『新世界より』が誕生しました。後は頼むと消えるミケラとヴォッファ。

アバレンジャーも空母爆竜ブラキオを呼びます。
「君たちは美しい、花よりもブラ」……ブラキオの幸ポンに対する感想、かな? 
それはともかく「いでよ、爆竜アンキロベイルス」という訳で、爆竜コンバイン・アバレンオーベイルスで『新世界より』との戦いに挑みます。

ビームをベイルブロッカーで弾くアバレンオー。「ダブルドリルで片付けるぞ」そのブルーの言葉か聞こえたのか、 逃げ出す『新世界より』。しかし、さっきいなくなった筈のアバレキラーが乗る……いや融合しているキラーオーが『新世界より』に立ちはだかりました。 「逃がさん……、爆竜必殺デススティンガー」
転んだ『新世界より』が起き上がった所にアバレンオーが放つ爆竜必殺ダブルトルネードが炸裂。あっさり終わっちゃいました。好きな曲なんだけどなぁ。

「人間、やはり人間どうしで手を組む気になったゲラ?」というパートナー爆竜トップゲイラーの言葉に 「勘違いするな、今回はエヴォリアンがムカついただけだ」と答えつつ、背を向けるキラーオー。共闘回数増えてきましたが、まだアバレキラーは仲間にならないようです。

浄水用噴水も涼しげな池にかかる橋で、凌駕たちと合流したアスカの 「アバレキラーはまた爆竜を狙ってくるでしょうか?」との不安げな問いに、幸人は 「あいつも、信じあえる仲間がいれば目が覚めるかもな」なんて答えます。
幸人さんらしくない発言と顔を覗き込むらんる。さらに笑みポンが追い討ちです。
「ところでー、幸人さんのすっごい写真、あるんです、けっどぉー」笑みポンの携帯の液晶には「んふ」な幸ポンがバッチリ「お前、こんなのいつ撮ったんだよ、消せ」 二人の追いかけっこに「いつもより仲良くなってませんか」と首をかしげるアスカ。いいじゃないですか、なんてうれしそうな凌駕とらんるも携帯電話奪取に走りだし、“すっごい写真”公開(幸人のイメージ崩壊)は時間の問題のようです。

「それで、ミケラとヴォッファはどこに消えたケラ?」引きは携帯を持つ幸ポンフィギュアを背景にトリケラが担当でした。

二人は高架下の屋台にいました。野球の実況聞きながらおでんで一杯飲み、ビビるオヤジに強引にツケにさせてます。 「このままダイノアースに帰れないのかな」次こそはアバレンジャーに勝てるギガノイドを作るぞ、なんて切なく夜空に誓っていると、 横で飲んでいた、横田さん(恐竜やの常連で、店番率高し)に呼び止められました。
「おい、若いの。地道にコツコツ働くのが一番だぞ。よーし俺と飲みなおそう」奢ってくれると聞いて喜んでついて行く二人……横田さんは、ミケラたちをバンドやってる若者とでも思ったんでしょうか、深酒しすぎです。

次回予告 アバレンジャー第25話『開運!アバレ絵馬
「願いは諦めちゃダメだ」と、言う訳で絵馬に書いた願い事が全てかなう神社のお話です。1億円頼めば銀行から盗ってきてくれるし、 恋人と結ばれたいと書けば、彼氏とロープでグルグル巻き。いやぁ、霊験あらたかですねぇ。で、メインは運動会をなくして欲しい小学生みたいですが、 もしかして、劇中ではもう秋!?

高校野球の中継が始まる直前に、ナージャは22日金曜日にまとめて放映(関西では)と分ったけど、555は何時なんでしょう?  また、月末に一時間放送ですかねぇ。


8月9日
台風一過(したよね?)の週末。 ゲームキューブユーザーは『ファイナルファンタジークリスタルクロニクル』……って長いので略して『FFCC』を楽しんでいる事と思います。
攻略サイトは最速情報提供の為にスタッフ全員徹夜覚悟。 たとえ、PS2にボコられて異質な機械と世代交代が決まっても、GCは一週間に万単位で売れてる機械です。攻略データは万人の悩めるゲーマーを救う事でしょう。

幣サイトも週末に向けて、攻略データを大幅改定の上UP予定っ。現在鋭意製作中、今宵は徹夜じゃあ〜
と言っても、『FFCC』ではなく17年前のゲームなんで誰の役にも……。

だけど作業がサッパリ進みません。最初はマジメにデータ収集したり、持ち物いっぱいのまま重要アイテムもらおうとしたらどうなるかや、ローラ姫抱えたまま宿に泊まった時の迷セリフ等、抜けていた部分を収集してたんですが、 いつしかネットで検索した、オモシロ系の復活の呪文にハマって、朝までにコンテンツが完成するかどうかは、精霊ルビスに祈るしかない展開に……。

も、もちろん、私の意志の弱さではなく、台風で停電にならないことを祈るんですけどね。


8月8日
漫画週刊誌『アクション』が、休刊になるそうです。
……「クレヨンしんゃん」や「じゃりん子チエ」がアニメ化され、ホルモン焼きや、架空のヒーロー番組“アクション仮面”、架空のお菓子“チョコビ”は、めちゃくちゃ有名ですが、人気が読者層の拡大につながらなかったようで……。
確かに、私も買って読んだ記憶がありません。置いてあるヤツなら時々……ああ『アクション』さん、ごめんなさい〜

それにしても、ゲーム同様、マンガの市場も減少傾向とは聞いてましたが、何だか危機感がじわっと足元から上がってきます。 マンガとアニメで培われた感性が、日本のゲーム文化を支えているって、部分がありますしね。

あ、でも最近では、ゲームで培われた感性が、メディアミックスでもないのに小説にフィードバックしマンガ化されるなんて、逆パターンも……。 宮部みゆきの「ブレイブ・ストーリー」が漫画化だそうです。 どんな作品になるのかちょっと予想がつきません。元が新聞連載小説だった分、連載と言う発表スタイルには合う、かな。 異世界召還物でライブゲームみたいな世界が、どう化けるか楽しみです。


8月7日
『愛は勝つ』(KAN)を熱唱したくなる展開になりました。
ロシア人宇宙飛行士が8/10に宇宙結婚式をやっちゃうようです。愛の前には上司も宇宙局も敵わなかったようで。 こうなったら、宇宙ステーションと地上のレストランを通信で繋いで、誓いを交わす二人に、幸多かれと祈るしかないですね。

『愛は勝つ』……懐かしいなあ。10年前のヒット曲です。
その頃の思い出と言うとバブル崩壊に、米の緊急輸入でお目見えしたタイ米でしょうか。

今年は8月に入るまで明けなかった梅雨のせいで1993年以来の米の不作が予想されるみたいです。 まぁ、あの時よりは73万トンばかり多いので……だ、大丈夫かな?けど、北朝鮮に食料援助は……できるの?
幸い、サンマは豊漁らしいので……「お米がないならサンマを食べればいいのよ」って……事には、ならないよなぁ。主食が無いとサンマの魅力も激減です。けど、 サンマって、絶望的にパンに合わないんですよね。

この秋は、サンマの和風パスタやサンマピラフらしきものでも作って、生きのびる事にいたします。


8月6日
レジカウンターに郵便ポストが出来たと思ったら、今度はローソンそのものが郵便局に入ってしまいました。 とはいえ、それは遠い世界のお話……まだ一店舗ですしね。
それよりコンビニに関して気になることが……

コンビニの自動ドアの横にある大きい扇風機の存在理由です。風を送っているのは店の外側で、お客さんが風を浴びるのは出入りする一瞬だけ。 中はクーラーがガンガンにかかってるし、涼しさの演出とは思えません。 しかし、先日やっと謎が解けました。

自動ドアのかたわらに鎮座している業務用扇風機って、虫除けだったんですねぇ。
光のオアシスのように一晩中明々と電気つけっぱなしのコンビ二は、人間だけでなく虫も引き寄せちゃいます。 ほっといたら、店内は虫だらけ。並んでいる商品も無事ではすみません。でも、食品を売る店である以上殺虫剤はご法度。
しかーし、しょせん相手は虫。風速3mの風でも吹けばマトモに飛ぶことも出来ない軽くて小さい生き物です。 コンビニは扇風機を使い、出入り口に虫用の風バリアーを張ってたのかぁ。

風のバリアーってゲームの精霊魔法っぽくてかっこいいです。個人的には、光って割れるバリアーの方が……て、現実には存在しないし、それじゃお客さんも入れないか。


8月5日
夏休みど真ん中。
すでに宿題終わっちゃったお子様もいれば、私みたいに8/27あたりから、あわてるガキどももいたりと、人それぞれ。 一番やっかいな宿題も人それぞれだと思いますが、かつて私が手を焼いたのは自由研究ってヤツでしょうか。 何をテーマにするかだけでも頭の痛い宿題でした。大人になった今では“自由”って言葉だけでもワクワクしますが、昔は頭悪かったからねぇ。

そこで、植物採集や昆虫採集、鉱物採集なんて暑いし疲れるしめんどうくさい、なんて思われている方々に、クーラーの効いた環境で採集できるとっておきの研究対象をお教えしましょう。

それは、用済みの携帯モック。
主に電気店の携帯電話売り場の下のほうのカゴに『一個100円 インテリア用にどうぞ』なんてフダつけて売られている、携帯電話の模型。
コレを数個、選び抜いて購入し、それぞれのさわり心地やボタンの押しやすさ、問題点などレポート書いて、空き箱に並べましょう。 もしかしたら、電話メーカーも大注目の自由研究に仕上がるかも知れません。

と、言うか、モックをインテリア用に購入する人って本当にいるんでしょうかねぇ?


8月4日
本格的な夏が、やって来ました。関東までは……
各地では花火大会が華々しく開かれ、私はパソコンでさみしーくフラッシュ花火大会をながめてます。

い、いいんだ。場所取りに苦労し、バカ高い上にさほど美味しくないフラッペやフランクフルトやたこ焼きなんかパクつきながら、 帰りの渋滞を心配しつつ見る花火なんてナンボのもんじゃ〜い。
とか書いてますが、来週行くかも……

しかし、最近のフラッシュムービーはなかなか手が込んでます。 19時から0時まで、『BB.ビッグローブ』が5分に一度打ち上げるフラッシュ花火だって充分見ごたえがあります。 ただ、本物にかなわない点は“何度でも見られる”という反復性でしょうか。

その場その瞬間、二度と繰り返す事のない、一瞬の音と輝きとの出会いと別れ。 華やかさに隠された死の暗喩が花火の真の楽しみかもしれません。 まぁ、フラッシュムービーだって、ずうっと見ていられるものではありません。データは永遠でも見ている人間が持つのは有限の時間……。

土曜日(8/2)、日本初の人工衛星「おおすみ」が大気圏で燃え尽きたそうです。
たった15時間の活動を終えて33年、衛星軌道を回り続けた「おおすみ」。科学的興味とともに、そんな人生もアリかなぁなんて切なくなる話ですが、子供の頃『大炭(おおすみ)』だと思っていた命名理由が『大隅半島』だったことが一番感慨深かったりして。 だって、図鑑の挿絵の「おおすみ」はアンテナが生えた黒い玉で、炭みたいに見えたんだよ〜。


8月3日
ちょっぴり遅れはいたしましたが、夏も本番、特撮も本番?
今度こそ、本当に行きますアバレンジャーレポート〜

アバレンジャー第23話『アバレ電波ドキューン!
爆竜ティラノが語る前回のあらすじから始まりました。
アバレッド(伯亜凌駕)は、超能力でケンカしている小学生二人の仲裁に入って、青いイナズマ状の念波を浴びて大ダメージ。 小学生達は他の仲間たちが押さえている間に、力の使いすぎか気を失いました。 らんる(アバレイエロー)が見上げればビルのオーロラビジョンに『ぷりぷりんせすシスターズ』の番組が……やはりテレビに関係が? と幸人(アバレブルー)が眉をひそめたとき、恐竜やから助けを求める笑ポン(アバレピンク候補)の声がっ。

ここでOPテーマが入ります。今回から仲代壬琴(アバレキラー)がドーン。さらに番組提供の背景は、10体の爆竜たちの勇姿となりました。かつてアバレブラック(アスカ)が持ってたズダ袋の中のタマゴだった6体全て孵っちゃったもんなぁ。

さて、基地で勤め先で下宿先の和風喫茶『恐竜や』に帰って見れば、床は割れた皿と散らばったイスでいっぱいです。 お絵かきをしていた舞ちゃん(レッドの養女)に笑ぽんがお片づけをたのんだら、突然凶暴化して超能力でフォークは飛ばすは皿は飛ばすわ……そしてこのありさま。

疲れ果てて、座敷席で眠る舞ちゃんを見て「俺は父親失格だ」凌駕は肩を落とします。悪いテレビを見るのを止めてやれなかった……。戦っていたんだからしょうがないとらんるは慰めますが、凌駕は落ち込んだまま。 舞ちゃんのこぼした涙を拭き取ろうとした時、幸人がそれを止め指先に取った涙の中に潜んだケシ粒のようなトリノイドを見つけました。

テレビの電波にのって目の中にトリノイドの分身が飛び込み、子供たちを凶暴化させている……『ぷりぷりんせすシスターズ』の番組は視聴率82%、単純計算して一億四百五十四万人の体内に分身がいると素早く計算したのはガメツイちょんまげ整体師の幸人です。そして、居場所を突き止める方法を考え付いたのはメカマニアらんる。

早速、分身が受信している誘導電波をたどって本体の居場所を突き止めるレジスターみたいな分析器をつくり上げました。いや、もう、らんるの凄さは真田さん(宇宙戦艦ヤマト)並だと解釈してますが、電波に乗って画面を介して目に入り込むトリノイドの分身っていったい。擬似的にしろ物質化するほどの強力なエネルギー波がテレビから出てるんだったら、 部屋を明るくしたり少し離れる程度じゃ対処しきれませ〜ん。

その頃の侵略の園エヴォリアン本部は、せっかく作ってやったムカデンパンジーの使いかだが地味だと創造の使徒ミケラがグチり、無限の使徒ヴォッファがトリノイドなんてその程度とバカにしてケンカに発展、それを黎明の使徒リジェちゃんに憑いた邪命神デズモゾーリャ様がオシオキしたりといつもながらの光景です。 ただ、破壊の使徒ジャンヌが爆竜を操る準備を進めているあたり、何か秘密作戦進行中?

現在メインの悪役、アバレキラーこと元天才外科医の仲代壬琴は、樹海にヤツデンワニを派遣して、気(?)だか吼え声だかを携帯電話まで中継させて、爆竜バキケロナグルスと爆竜デイメノコドンとダイノマインダー介してお話中。 遠い樹海で気を遮断するタルに囚われ、6本足のヒトデ状バクダン(時間が経つと中央から赤い光が広がって行くのが不気味)からの電撃に苦しむ2頭に、仲間を信じていても辛いだの、仲間になれだの揺さぶりをかけたあと、携帯電話を閉じます。お、回転させて閉じるあたりムービーメール機能アリの最新型っぽい。

そして夜、カーテンに閉ざされた白い別荘の一室で、投げたダーツ3本をブルズアイに決めながら、 パートナー爆竜トップゲイラーと生き方論に突入。 誰かを信じたことは昔も今も一度もなく、この先もない仲代は、トップゲイラーの「オレがお前を利用しているだけでもいいゲラ?」なんて言葉を「裏切るならいつでも裏切れ」と面白がります。 お前がゲームに求めるトキメキとは何だという問いは、本人にも答えが分らないようで……

ところで、夏でも白コートと仲代氏を表現してきましたが、よく考えると正義側の4人も真夏なのにジャケットでしたね。ダイノガッツを豊富に持つ人間は、暑さに強いんでしょうか。

翌日、二体の爆竜に仕掛けられた爆弾の期限が迫る中、『ぷりぷりんせすシスターズ』の夢を取り戻すためにも、トリノイド本体がいると思われる倉庫街へ、4人は向かいました。当然のように立ちはだかる仲代壬琴。
アバレキラーにチェンジして、人間を信じたいならこの先の倉庫には行くな、失望が待ってる……なんて、良くわかんない忠告と一緒に空中に描いた光の矢を投げてくるわ、斬りかかって来るわ……そんなんじゃ、落ち着いて忠告も聞いてられません。 爆竜チェンジして攻撃に耐えたアバレンジャーたちは人間を信じると反論します。
「お前はオレに勝てない 人間を信じている限りはな」なんて捨てゼリフ吐いて虹色の線を描いて姿を消したアバレキラーに不安を覚えつつも4人は倉庫へと駆け込みました。

そこは倉庫と言うよりテレビスタジオ。セットには『ぷりぷりんせすシスターズ』(お子様、ロングヘアのコギャル 可愛い系の三人娘)をはじめとする、 マネージャーにレコード会社にテレビ会社と飲料メーカーの社長と、利害関係者が集合。 口々に「ほっといてくれ」と言う人々の誰かがトリノイド? しかし先週活躍したイエローの探知機には分身すら反応しません。

みんな操られているわけではなく、自分の意思で全てを解ってプロジェクトを進めていたのでした。 仲代さんのお陰で歌がヒットした。夢だったトップアイドルになれた。そしてヒット商品が生まれ莫大な富が……いやいや、お金なんて生々しい事は子供番組だから言いはしませんが、まあ、そんな感じ?  三人娘をはじめとして先週の言動は全て、アバレンジャーを惑わすための芝居、だったみたいです。がっくりと膝をつくレッド。

肝心のトリノイド本体はカメラに取り付けたアンテナ付の小箱に潜んでいました。 そこから放たれるオレンジのイナズマにアバレンジャーたちは巻かれ、無数のトリノイドの分身に動きを封じられた上、青い電撃に包まれて変身まで解けてしまいました。

トリノイドが潜む小箱をスーツの内ポケットにしまい「これなら攻撃できないだろう」と言い出す『夕焼けテレビ』の社長。批判に甘んじ、体を張ってまで社長が守りたかったのは視聴率トップでした。 「今更最下位に逆戻りなんかできるか」……『夕焼けテレビ』と同じくYが頭文字のあそこへの皮肉? なんて裏読みしたくなるなぁ。

「そんなに視聴率が大事ですか、子供たちに悪魔の番組を見せたいんですか」というレッドの怒りに対して、 視聴者は退屈している、刺激を求めている、ウケればそういうものを作るしかない、なんて開き直って言ってた白髪まじりの社長さんは、モニターに映っていた報道番組を見て顔色を変えました。

「あゆみ……あゆみぃ、どうしてお前までっ、あれほどウチの番組を見るなといったのに! 絶対見ちゃいかんと言ったのに!!」
他人のお子さんは視聴率と言う数字にすぎなくても、自分の孫はさすがに事情が違うようです。 モニターにしがみ付いている社長さんのポケットから、凌駕は小箱を奪い取り投げ捨てました。
「野望もこれで終わりですっ」

小箱が砕け、中からトリノイド第13号ムカデンパンジーが、まさにムカデっぽい動きで床であがくのを見せつけ、吼える凌駕。 「あなた達が魂を売った相手はこういうヤツだ。やられないうちにとっとと消えろ。消えろーっ」
むしろ凌駕の剣幕で関係者一同は逃げ去りました。

「うーん、おのれ、アバレンジャー」
「許さない、チェンジだー」
ムカデンパンジー(声 岩尾万太郎……よ、良かった声優さん今週はいるんだ〜)との戦いに突入です。

怒りのアバレッドがティラノロッドで突き上げ、倉庫の外へとムカデンパンジーを投げ飛ばし、連打しまくるわ、股間まで攻撃するわと気合入りまくり。

押され気味のムカデンパンジーに「おいトリノイド、粘れるだけねばれ」というキラーの声が…… 「分っている、ムカデンパー!」右耳あたりのミニパラボラから放たれる青いピラミッド状の走査線に『ぷりぷりんせすシスターズ』の三人娘のホログラフが浮かび上がりました。
しかし、電波に乗せて子供たちの目に分身(実体)を送り込むムカデンパンジー。ただの立体映像なんかじゃありません。 そこに実体があるかのような三人娘は霊ガン(幽々白書風味)を放ち、強力なオレンジ色のイナヅマでアバレンジャーを捕らえ、いいように引きずり回しちゃいます。しかもアバレンジャーたちの攻撃は映像らしく素通りする無敵ぶり。

「アバレンジャー、ぷりぷりんせすシスターズの手にかかって死ねー」 大得意のムカデンパンジーですが、ブラックに右耳のパラボラを気づかれてしまいました。 「ダイノスラスター・サークルムーン!」月を象った剣圧で吹っ飛ぶアンテナ、消える三人娘。 ここからは必殺技のオンパレードです。

「プテラ・スピンクラッシュ」プテラダガー二刀を用いイエロー自身が敵を中心に空中回転するという技。グルグルバットみたいに目が回りそう。
「ティラノハリケーン」地に突き立てたティラノロッドを中心に大車輪…ティニークの旋風棍?(スターオーシャン)
「トリケラローリングフィニッシュ」トリケラバンカーの先端から出る光線で貫き、最後は敵を空中に刺し上げ皿回し状態の末ぶん投げる……派手なクリスタルブレイクですが、かけている側のダメージか一番少なそう。

最後はもちろんスーパーダイノボンバー。しかし武器を中心に4人固まったアバレンジャーをムカデンパンジーは攻撃。本当に粘りまくりましたが、 「私達は」「まけるわけにはいかないんだ」必殺スーパーダイノダイナマイトが決まりムカデンパンジーはバラバラ。しかしアバレンジャーたちも気力体力使い果たして倒れてしまいました。

「ムカデンパンジーちゃん、どうして大きくさせないの? 一気にやっつけちゃえばいいのに」ダイノアース(パラレルワールドの地球)で戦いをモニターしていたリジェちゃんの言葉に、考えがあると自信たっぷりのミケラですが、他の幹部たちは「ホントかな?」と不審そう。

一方、電撃と迫り来る日没の爆発に怯えながらも 「気を確かに持てデメ。もうじきや、もうじきに来るデメ」「凌駕達を信じて、負けないバキ、がんばるバキ」「おうよ」 なんて励ましあってた樹海のディメノコとバキケロは、バリヤーが消えて大喜び。しかし夕日が沈み行く中、仲代壬琴が現れ「ムダだ、日没までに来るのは不可能」なんて言い出します。 それでも絶対来てくれると信じる二頭、健気です。

夕日の中で、変身の解けたアバレンジャー達も、待っている二頭のため、信じる仲間たちのために体にムチ打って立ち上がり、 ライドラプターに乗って樹海へ向かいます。……あり、高速飛行できる爆竜プテラノドンじゃないの?

しかし、無情にもあと1分だと、カウントダウン始める仲代。
「まだか、まだ見えないバキか」
「なんでや、なんで来ーひんのやバキ」
焦る二頭。そして仲代はアバレキラーに変身しウイングペンタクトを掲げました。
「ダブルフィニッシュ」
「そんな」「どうして」「うわーっ」

太陽の光が消えた森に響く爆発音。
「バキケロ」「デイメノコー!!」
叫ぶアバレンジャーの前に二つの影が現れました。
「良かった、無事だったのか」
「バーカ そんなワケねーだろーが」
アバレキラーの笑い声とともに、キラーオーナグルスノコドン(右にバキケロ、左にディメノコがくっついてる巨大ロボ・キラーオー)が出現しました。……なんだかFFのボスにいそうな顔だらけロボットになってきちゃったなぁ。

「お前らが助けに来なかったショックで心がズタズタになった瞬間に、催眠音波を浴びせたのさ」
キラーの言葉に拳を震わせるブラックのダイノコマンダーから爆竜ブラキオの声が届きました。
「立ち上がれみんな、仲間を救える者は他にいないブラ」
ひとまず戦うしかないと、アバレンジャーたちも巨大ロボ・アバレンオーで対決です。

「絶対に取り戻す」と意気込みだけは100点満点のレッドですが「ムダだ」とばかりに放たれる、 キラーオー・バキバキパンチとキラーオー・クロスサンダーに大ダメージです。しかも
「ありがとよ、楽しいゲームにしてくれて…… 信じてたのに救われない。それを証明するゲームを見事にお前は完成させてくれた。人間なんてそんなものだ。 信じることなんてムダなんだ」
なんて言われて精神的にも大ダメージ? いやレッドは負けません。
「だからっておれは信じるのをやめたくないんだー」
しかしアバレンオーに迫る巨大ノコギリとキラーのゲームオーバー宣言
「グッバイ、アバレンジャー」

助けたのは巨大化復活したムカデンパンジーでした。いや、本人は助ける気ではなく漁夫の利を狙ったようですが、 トドメを邪魔されたキラーオーの爆竜必殺デスステインガーと、レッド怒りの爆竜電撃ドリルスピンによる、今度は本当のダブルフィニッシュが決まって爆発。 タイミングを間違えたとしか思えませんねぇ。

「今日のゲームは終わりだ。二匹の爆竜は頂いて行く。また楽しもうぜ」 キラーオーが光に包まれて消え、暗い樹海には球状のコンソールを叩くレッドの叫びがこだましました。

「このまま終わっちゃうケラ? 哀しすぎるケラ。何か希望はないケラ?」
今回の引きはトリケラ……暗い海を照らす雲間から洩れる陽を指差す、親子の絵が背景でした。いつもながら背景がベタでいいです。

『恐竜や』に戻った凌駕は、キラーの言葉と今回の騒ぎを正気のまま進めていた人々の顔を思い出してうなだれてました。 「凌ちゃん、元気出して」舞ちゃんの言葉に握り締めていたこぶしを解いた凌駕は呟きます「それでも信じる。俺は、俺は人間を信じたいんだ」

暗い雰囲気の店内でニュースを見ていた介さん(杉下竜之介……恐竜やのマスター)が芸能記者会見を見て、ぷりシス(って略すのか〜)の一人、可愛い系のリクが「グループを辞めてマジメにやり直す事にしたそうです」 と明るく触れ回ったことでらんるの顔には笑みらしきものが浮かび、凌駕もかすかに身じろぎして……終わりました。

次回予告 アバレンジャー第24話『アバレ女子高生!ありえな〜い
来週は、アバレンジャーと、エヴォリアン幹部ヴォッファとミケラの直接対決?!
トリノイドや新曲の素材として、こっちの地球のものをどんどんアルバムする二人に、凌駕とらんるまでもがコレクションされちゃったようです。 正義の味方なのに情けない〜 というかレッドって掴まったの二回目では?
そんな事より、みんなが食べてたかき氷、美味しそうだったなぁ。

そして、これ書いているうちにダ・カーポ見逃した〜 せっかく野球で伸びてたのに〜  まぁ、【九拾八式工房★】さんの、みにみに♪れびゅうで読んだゲーム内容との比較のためだけに見始めたのであって、別に好きだったわけじゃないんですけどね。

今日の仮面ライダー555
流星塾の皆さんは、デルタベルト探しに夢中。 ついには仮面ライダーデルタ最有力候補の元イジメっ子澤田君を呼び出そうと、真理ちゃんを人質にデルタベルトの引き渡し要求です。 しかし、デルタベルトって一度身につけると外しても電撃が使えるなんて……誰でも使える分、変な風に後遺症が残りそう。

けれど、前回から性能の悪いヘッドホン(シャカシャカどころじゃすまない音もれ)つけて虐殺繰り返す澤田君なオルフェノクは、 人間の心を捨てるため初恋の真理ちゃんを殺しに来ちゃってさあ大変。ちなみにデルタベルト奪還と引き換えにラッキークローバー入りを確約されて……つまり持ち主ではないとスマートブレインは認識し、 ラストカットも別の誰かが変身しているらしき仮面ライダーデルタの姿でした。

一方、流しソウメンを楽しむクリーニング屋では、啓太郎を「ステキですね」の一言で篭絡した沙耶ちゃんが、メインディッシュ巧(仮面ライダーファイズ)にターゲットオン(誤解)。 みんなの為にベルトの力で戦う巧を質問攻めです。しかし、ぶっきらぼうな巧に少々手を焼き気味……。

そして沙耶と啓太郎は配達中、交差点で奇妙なくらい優しげな長田さん(クレインオルフェノク……食品・日用品買出し中)に目撃されます。二股の後ろめたさから慌てる啓太郎。(いや、長田さんも沙耶ちゃんも、啓太郎の事は保険以下の認識ですが) さらに土手ではホースオルフェノク(木場くん……海堂のために酢コンブ買出し中)とセンチピートオルフェノク(琢磨氏、エリートなのに負け続け挽回のため参上)の戦いに巻き込まれました。 啓太郎は沙耶ちゃんを逃がし、巧に助けを求めます。しかしファイズ到着前に、 馬は逃げ、ムカデは草むらからにらむ仮面ライダーデルタの気配にビビってやっぱり逃げました。

さて、デルタベルトの持ち主は誰なんでしょう。洗濯物の配達時も黒いカバンを手放さず、デルタ出現の際には必ず姿が見えない、猫舌で目立たない身近な人の怪しさに、啓太郎と巧が気付くのはいつなのか楽しみです。

だがしかしっ
甲子園で全国高校野球夏の大会が始まり、関西では仮面ライダーファイズは夏休み突入。去年は往生いたしました。しかし今年は日記でレポートは戦隊だけだもんねー、へっへっへっ。 と言うわけで、アバレンジャー日記は続きます。ファイズは月末にまとめて感想upいたします。お許しくださいませ〜。


8月2と1/2日
3日のアバレンジャー日記は大幅に遅れる可能性が……いや、まだどこへ出かけるとは決めてないんですが、せっかくの夏の日曜日ですしね。 と言うわけで、いってみようか

『釣りバカ日誌』釣りバカ仮面vsアバレンジャーの巻
東京湾に謎の巨大怪物の影(第19話あたり?)……というわけで、釣り船を仕立てたというのに、土曜日の浜ちゃんとスーさんの釣果0ってシーンから開始です。 釣れないのに行っても仕方ないと、日曜の朝寝を楽しんでいた浜ちゃんの耳に飛び込んできたのは…
「アバ アバ アバ アバ アバレンジャー♪」

爆竜戦隊アバレンジャーのエンディングに合わせて踊る鯉太郎と愛犬にたたき起こされた浜ちゃんは、せがまれて後楽園でボクと握手なヒーローショーへと出かけました。
日曜、釣りの約束がなきゃ伝助くんも家族サービスしてくれるのにな〜、なんてイヤミ言ってた奥さんも、日曜恒例の本物の迫力にトキめいちゃって、一人カヤの外の浜ちゃんは、息子に「アバレンジャーと釣りバカ仮面、どっちがカッコイイ?」と質問。結果は……見事アバレンジャーに息子の寵を奪われてて大ショックです。

一方、社長同士の交流会に出たスーさんは、鈴木建設の調査力で謎の怪物事件を解決する、なんてその場の勢いで言っちゃってちょっとピンチ。しかも、張り切って立ち上がった拍子にぎっくり腰がでちゃった模様です。

さて、月曜日。大人気のアバレンジャーに夢中の子供たちのせいで、日曜日も休めない悩みを課長と共にエレベーターホールで語り合う浜ちゃん。課長はトリノイド役として三人の子供たちが放つダイノダイナマイトを受ける定めのようで、本当にご愁傷様です。しかし、会社で歌って踊らなくても(汗)……今回の釣りバカ日誌とアバレンジャーのコラボは8/16封切の映画のテコ入れではなく、EDテーマのプロモーション?

ともかく、デスクでも居眠りがちの二人。そこへ例のじいさん(鈴木社長)からの電話がかかってきました。社長室で浜ちゃんは怪物調査とぎっくり腰を知らされます。最初は密命だった怪物調査を『社長命令』にさせて、就業中に堂々と東京湾へ行けるよう計る浜ちゃん、さすがです。しかし、社長賞を狙って課長までついてきたのは誤算、だったのかも。その上、鯉太郎までついてくる事になりました。

船着場で、子連れの部下に驚く課長ですが、浜ちゃんも、バズーカみたいな“対謎の巨大生物仕様”の課長の釣竿にビックリです。ともかくも、東京湾へ出た三人と一匹と船頭さん。釣り糸を垂れるうち、青空は低く垂れ込めた雲に覆われ、不穏な空気に包まれてきました。その時、浜ちゃんの竿に何か重いものがヒット!!

盛り上がる海面から躍り上がったのは、船よりデカイ茶色い巨大魚。ノコギリザメっぽいですが、ひげが怪物風味です。さらに船に降り立つ四つのカラフルな影。アバレンジャー登場〜
最初から変身していて素顔は見えませんが、声はバッチリご本人。ついでにBGMもアバレンジャー戦闘時のものに変わる芸の細かさ。

アバレッド「浜ちゃんさん、怪物退治はぼく達アバレンジャーに任してください」
アバレブラック「海の平和を乱すなんて、許せませんね」
アバレイエロー「怪物め、覚悟しなさい」
アバレブルー「よし、さっさと、片付けるぞ」
「よーし、みんな攻撃だ」

アバレイザーの一斉射撃 「やったか」やってません 「面倒なやつだ」 「これならどう」ってプテラダカーやトリケラバンカーじゃ魚に届きませんって 「我々の本当の力を、見せてやりましょう」 「おう」「うん」 ……と思ったら怪物の方から突っ込んできてくれました。
「よーし行くぞ、てやっ、ティラノロッドだ」 「プテラダカー」「トリケラバンカー」 「ダイノスラスター・スラッシュインフェルノー」 大渦で足止めしてヒゲ切ったりシッポを叩いたりしていると、 怪物はさらに興奮。レッドたちを弾き飛ばし、釣り船に大ジャンプアタック。なんとササレンジャー……いや課長が海に放り出されます。 その時、鯉太郎の寵を取り戻すべく、勇気を振り絞り釣りバカ仮面登場!

課長を“対謎の巨大生物仕様”の釣り針で引っ掛けて救い、名乗りを上げます。
「ギョギョっと驚け、目を回せ、釣りバカ仮面見参」鯉太郎の声援を受け、胸を張ります。 「さあ、アバレンジャーの諸君、協力して巨大な怪物を倒そう!」

東京湾の平和を守るのは我々だと、五つの手が重ねられ、 「よーし、こうなったら」「あれしかないようだな」「あたしたちの力を合わせて」「スーパーダイノボンバーですね」 「スーパーダイノダイナマイトがあいつの急所に当たれば」「あ、しかし、ヤツは海の中だぞ」
「私が海上へおびき出しましょう」釣竿を手に釣りバカ仮面が進み出ました。
「わかりました」
「お願いします」

まだ針が外れてなかった課長を、キャスティングする釣りバカ仮面。そしてダイノウェポンを組み合わせるアバレンジャー。 課長と言う餌につられた怪物が腹をこちら側に向けてジャンプ「今です」
「スーパーダイノボンバー、必殺、スーパーダイノダイナマイト、釣りバカスペシャルゥ!!」
怪物を見事撃破です。ちなみに、普段の必殺技に、例の極太釣竿投擲ダメージが追加された技でした。竿を失って課長をどうやって船に戻す気なのかなぁ?

「東京湾を守ってくれてありがとうございました、釣りバカ仮面さん」 「釣りバカ仮面がいなかったら、どうなってたかわからないわ」 「やるもんだな釣りバカ仮面」「釣りバカ仮面こそ、本当のヒーローです」 「まー、それほどでも、ありますけどね」全員がずっこけ、夕日の中で釣りバカ仮面が笑っていると……夢オチでした。

海草のカタマリを釣り上げた反動で転んで頭を打った浜ちゃんが夢から覚めてみれば、相変わらず魚のいない東京湾。案じる鯉太郎を浜ちゃんは 「きっと、釣りバカ仮面とアバレンジャーが協力して、東京湾を荒らしていた怪物をやっつけてくれてるっスよ」となぐさめ元気付けました。

結局、原因不明のうちに東京湾の魚は戻り、社長賞は取り下げられ、翌週の日曜日、浜崎家では鯉太郎と共にエンディングに合わせて踊っていた浜ちゃんが、先週の傷の痛みをぶり返して頭押さえて倒れてました。 正義のヒーローはちょっとやそっとのケガなんか……って、直後に伝助はヒーローは無理なんてナレーションで否定してるあたり心配です。

引きは「それにしても海の怪物は本当にいたんでしょうか」とのナレーションの背景で盛り上がる海面でした。やっぱりパラサロッキルだったんですかねぇ。


8月2日
昨夜の金曜ロードショーのルパンIII世。
去年のルパンたちの馴れ初め話に比べると格段に面白かったです。 サグラダファミリアがお宝の場所だけあって、オチは元から読めてましたが……やっぱり骨折り損でくたびれもうけ。しかし精神的充足感は200%のラストがルパンの醍醐味ですねぇ。 それはもう、盗んだ宝を貧者の家に放り込んでいったネズミ小僧以来の、伝統ってヤツでしょうか。
しかし、問題のトリックダイヤが唐突にUFOのカケラって言われると何だか……サイレントヒル?

さて、そんな前置きとは無関係に、ティラノサウルスはハゲタカ的食生活だったって古生物学者のジャック・ホーナーさんの説に「なるほどなぁ」と 思っちゃったお話が本日のメインだったりして。

最大の猛禽類コンドルといい、ハイエナの上前はねてばっかのライオンといい、大きい肉食動物ってのはたいてい、自分で狩をするより、他の肉食動物の獲物を横取りしたり死体をむさぼったりしてますもんねぇ。 そうなると、爆竜ティラノサウルス(爆竜戦隊アバレンジャーのレッドのパートナー)の印象も微妙に……まぁ、ブラキオサウルスが首を高々と上げる最新学説無視番組だから、別にいっかぁ。
大昔の動物の食生活より、今日の『釣りバカ日誌』にゲスト出演するアバレンジャーをレポートするべきかどうかの方が、私にとっては大問題だったりして。


8月1日
暑い8月の始まりです。暑い、のかな? 暑いんじゃないかな。多分、暑いと、思う。
……と言うわけで、ゾゾゾなお話を。

一つ目はオ“ゾ”ン層。NASAがうれしそうに回復のきざしだなんて言ってましたが、ぬか喜びという話が出てきました。 元々、減少のスピードが鈍くなったかも、というだけで、オゾンホールはやっぱり広がってます。 フロンガスはゆっくり成層圏まで上昇してオゾン層を壊すので、使うのを止めて数年で結果が出るもんじゃないみたい。次の決算までに結果を求めるアメリカ方式は地球規模の環境問題とは相性が悪いようです。

もう一つは“ゾ”ディアック……黄道12宮・星の名を持つ携帯ゲーム機です。電子手帳にもなるという今秋発売のゾディアックは、果たしてゲームボーイアドバンスの牙城を切り崩す事が出来るんでしょうか。 ノキアよりも少ないソフトのラインナップに寒い未来を感じます。

最後は1週間メールが止まったら離婚並みにショックという話でしょうか。 引越しとも同じ位と言う事は、いつしかメールって人間関係の大切な一部になっていたんですねぇ。 メールが使えなくなる……サイト管理人としては元々ロクに来ない感想メールが、完全に来なくなること。サイト更新の活力を失った管理人はネット廃人となり、サイトはゾンビ化……確かにゾッとするかも。
まぁ、メールが出来ない事態はインターネットに繋がらないのと大抵セットですから、やる気があってもサイトの更新はムリなんですけどね。


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