2002年と共に阪急西宮球場もさようなら 2chとIPアドレス ハリケンジャーと龍騎 洗濯機のギギギガカガで24万円 政府の透明化とカニの高騰 子供の名前ベスト100 継続は力、いやギネスなり 美肌と花粉症 秋のドラマ最終回 ハリケンジャーと龍騎 消費者金融CMの規制
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。
ご注意 ヤフーニュースへの文中リンクはクリックすると新しいウィンドウが開きます。
なんて派手なニュースにはなりませんが、阪急西宮球場が今日で営業を終わります。
私が知っているかのスタンドは、すでに競輪やアメフトの会場でフリーマーケットの賑わいだけが思い出ですが、
阪急電車の窓から見える、あの白い曲面がなくなるのは寂しいです。
もう関西にはグリーンスタジアム神戸と阪神甲子園球場と大阪ドームしかないんですねぇ。
これもUSJの影響か(違う)
時の流れは留まること無く、世界の姿はどんどん変わっていきます。
除夜の夜、鐘の音とともに、先入観やら前例やらはスポーンと記憶から除いてしまいましょう。ただ煩悩は生きている証なので手放さないように。
それでは皆様、良いお年を〜
1/6 追記 視聴率50%を切ると大騒ぎと言う化け物番組『紅白歌合戦』……今回もワーストに入ったみたいですね。中島みゆきは二番なのに一番の歌詞を一部歌うというハプニングだけで済みました。
世界最古の漆器は、一部だけ燃え残ったようです。
IPアドレスかあ……都会の人にとってはどうって事の無い数字の羅列ですが、地方の人間にとっては平静でいられないシロモノです。 いや、都会だって加入者の少ないプロバイダーと契約している人には嫌なもの。だって住んでいる所が不特定多数の人にバレちゃうんですから。
大抵の掲示板では管理人にだけIPアドレスが分かる仕様になっています。
掲示板に困った書き込みを連続投稿する人をハネたりするのに使うわけですが、たまに掲示板の投稿記事に表示されている場合もあります。
コンビニの分かりやすい監視カメラと同じく、詩のサイトやお絵かき掲示板などで変な投稿をされない為の抑止効果だとは思いますが
「そんな所に住んでるんだ、へっ」
なんてロムしている人に笑われないかと、まっとうなお客様まで逃げてしまいます。
私も掲示板を替えた時に、非表示にするのを忘れていた事があるんですけどね。(現在は非表示)
デフォルトがIP公開だなんて、OTDさんのイジワル……くすん
1/9 追記 2chでIPアドレスの記録が始まりました。掲示板下の日付が「2ちゃんねる20030107」以降のはアクセスログの記録実験してるそうですよ。
忍風戦隊ハリケンジャー巻之四十五『隠れ家と大掃除』
川辺に佇むサンダールが嘆きの弓の在り処を知る御前様(三輪ひとみ)の居場所を突き止めようと呪扇獣マドーギを放つシーンからはじまりです。
マドーギが赤いネコに似た女性タイプの扇獣だったとはねぇ。
さて、信号トリオ(ハリケンジャー)は館長がお年玉をくれるかどうかを議論しながら山登り。ついたのは立派な山門と石段を備えた古いお寺?
広くてでっかいお寺には「喝ッ!!」と厳しい坊さん烈堂(大葉健二)がいて、御前様こと覚羅(かぐら)に会わせてくれません。
烈堂は三人を落ちこぼれと呼び御前様をお迎えする準備をしろと大掃除を命じます。
でも信号トリオは掃除をサボって今までの戦闘と超忍法を回想します。
本日は半ば総集編。名乗りシーンのフルバージョンに、超忍法雷撃斬・飛燕雀・超忍法空駆け・超忍法水流波・超忍法三重衝・超忍法舞獅子・超忍法869号・ハリケンウインガー・超忍法影の舞、そしてトリプルガジェット三種類の活躍シーンを背景に、
元は落ちこぼれで偶然伝説の戦士ハリケンジャーになったけど、戦いの中力をあわせそれなりに成長したんだもん、もう落ちこぼれなんて言わせないもん『ねー』
もちろんサボっていたのが烈堂にバレて「喝ッ!!」
さて、剣道教室で講師をしている虫兄弟(ゴウライジャー)は少し遅れてお寺に向かいますが、向かい会う地蔵の前で結界を解いた時、まるでFF3のグツゴーのような影がくっついてました。
その正体は宇宙忍群ジャカンジャの暗黒7本槍の一人、サンダールが放ったマドーギ。どうやらマドーギの見ているものをサンダールの左目も感知できるようです。
さてアンパン食べてる烈堂にシュリケンジャーの正体を尋ねつつ、三人は20の顔を持つシュリケンジャーの今までの変そう全てを回想。 シュケンジャーは俺たちの大切な仲間なんだ、すっげー感謝してる。なんてストレートに褒められ、烈堂は照れと焦りでセリフにカタカナが混じっちゃいます。
御前様を呼びにいくと烈堂が逃げた後、虫兄弟が来ます。その足元から離れる赤い影……
掃除をさせられている事を虫兄弟に訴えると、
「さてはお前ら、シュリケンジャーにだまされたな」
と鼻で笑われます。三人は悔しがりつつ、虫兄弟と一緒に「アレ」を出現させる為に地球を腐らせるというジャカンジャの今までの作戦を回想します。
しかし腐らせるだけでは「アレ=最終奥義」は得られず、勇者が勇者を倒す時……という事でハリケンジャーとゴウライジャーが戦ったり、同じ闇から生まれし者によってのみ倒される……という霞一鬼が流星から受け取ったメッセージに従って、兄弟同士戦わされた辛い思い出も回想です。
獣になりしものどもが町に溢れ……三つ首の獣が地を制するとき、という流星の第二のメッセージによるファングール戦の回想のついでに、ニンジャミセンとリボルバーマンモスも回想です。
マンマルバを暴走させた第三の流星のメッセージとメダルに話が進んだ時、御前様が御出座になりました。
「怒りの矢と嘆きの弓、一つとなりて大いなる力をひらかん……」
そして星を一つ爆破したサンダールと、その手にある封印の石、そして怒りの力を吸い取って石から現れたメダルに関する回想です。
メカタガメマークIIIの暗黒究極奥義の威力から、もし嘆きの弓のメダルもジャカンジャの手に渡ったら恐ろしい事が起きると御前様は危惧します。
「御前様の体に封印された闇石、嘆きの弓のメダルは絶対に守らなくちゃいけないんですね」
鷹介が決意を語った時、それはサンダールにも知れることとなり、影からネコっぽいマドーギが現れます。
まず虫兄弟が盾となって、御前様から遠ざけようとしますが敵いません。信号トリオもジャイロシュリケンを放ちますが全て叩き落されます。
しかーし、覚羅様にはつよーい用心棒、烈堂がついてます。
その美しいとび蹴りと迫力ある殺陣と空中技にもう惚れ惚れ。御前様を安全な場所へと信号トリオたちが誘導した後、
溜めを散りばめ華麗なポーズで変身です。大葉健二氏のアクションってもう人間国宝級……ああ、生きてて良かった。
もちろん正体は6人目の正義の忍者、20の顔を持つシュリケンジャー。
秘打ミラクル千本ノックを放ちますが素早いマドーギに避けられネコキックを食らって倒れます(今回は生身の方が互角っぽかったような……)。しかし嘆きの弓の在り処は分かったとサンダールはマドーギを撤退させました。
「バカモーン」
ハリケンジャーの基地で叱られる三人。
「もう良いではないか無限斎、済んでしまった事だ仕方ない、許してやれ」
その優しいとりなしに振り返れば御前様!?
隠れ家を知られてしまった御前様は地下基地に御動座。
そしておぼろさんの命でまたも掃除をさせられる三人で、つづく
巻之四十六『おせちと三巨人』
七海と御前様とウェンデーヌ大活躍!? 美女対決はともかく、女が一人だと晴れ着でシノビチェンジなのに華やぎが足りませんねぇ……お正月なのに。
それに、今回の失態でお年玉もなしだろうなぁ。(鷹介はつまづいてホウキで御前様をはたいてるしね)
仮面ライダー龍騎第47話『戦いの決断』
ついに仮面ライダー龍騎(城戸真司)と仮面ライダーナイト(秋山蓮)の戦いが始まる。平和主義者ゆえにライダー同士の戦いではつねに不利だった龍騎だが、
サバイブ化した両者の戦いは龍騎の優勢。剣のぶつかり合いで背を攻撃されるがさしたるダメージはなく、次の一撃でナイトの体制を崩し転倒させたところでファイナルベントのカードを引く。
しかし、今まで散って行ったライダー達の事が脳裏に浮かび、龍騎はどうしてもカードをセットできない。
「決めたのに……優衣ちゃんのために戦うって決めたのに……」
手からカードを落とし、ナイトに背を向けて吼える龍騎。
「城戸……」ナイトがその後姿を見つめ、クリスマスの飾り付けをしている優衣が優衣の苦悩を感じ取る。
ミラーワールド滞在時間の限界を示す体表の分解が始まった時、建物の奥からシアゴーストたちが湧いてくる。
「いいから……お前逃げろよ」
死を望むかのように動かない龍騎をナイトが引きずって逃げ、物陰でシアゴーストたちをやり過ごそうとしゃがんだ時、シアゴーストたちが一斉に倒れて身を縮め、白い蜘蛛の巣様のものに覆われていくのを目撃する。
その機会に現実世界へ戻った真司は夕日の中座り込み「余裕無いんだよ、優衣ちゃんの誕生日まで。これじゃ、何もしないのと同じだ」
と叫び俯いてしまう。蓮に帰宅を促されると「考えるからダメなんだ、何も考えなければ……」無表情に呟き、真司は先に立って歩き始めた。
真司と蓮の下宿先兼勤め先のカフェ花鶏は、仮事務所としてテーブルを一つ借り切っているOREジャーナル編集長大久保の手伝いもあって、クリスマスの飾り付けで華やいでいた。
扉を開ける前に笑顔を作った真司は、無理にはしゃいでみせる。
真司がふざけてお父さんと呼ぶ大久保から潜入取材しているめぐみと島田の様子を見にいってくんねーか、といわれて敬礼で答えるなど、行きすぎたその演技に蓮と優衣の不安は増す。
夜更け、鼻歌しながらツリーに綿を投げつける真司に、優衣は思い切って言う。
「真司君おかしいよ、なんかさ無理矢理元気になったみたい」
「そんな事無いって……たださ、考えるのやめたちゅうかね、今まで俺らしくなかったんだよ、頭使うタイプじゃないのにあれこれ考えちゃって、時間の無駄っていうかね」
とにかく気にしないでと言われた優衣は、寝室へ引き上げる真司を見送りながら自責の念を募らせていた。
寝室で、度を越したから元気は優衣を心配させると忠告する蓮にも真司はハイテンションの演技を崩さない。バンバン戦っていくから覚悟しとけよ、と真司は歯を見せて笑って見せるが、 仕切りのカーテンを閉めた後の表情は暗かった。
先週退場となった東條悟(仮面ライダータイガ)が浅倉威(仮面ライダー王蛇)の車(といっても、元は東條の車)に仕掛けたガソリンの罠による爆発の巻き添えで負傷した、弁護士助手の吾郎ちゃんが氷室総合病院から退院する。
北岡秀一弁護士(仮面ライダーゾルダ)が車を運転して吾郎ちゃんを迎えに来ていた。
病院からの帰り道、「車の仕掛け、吾郎ちゃんがやったんじゃないの?」と聞く北岡。罠の兼は否定するが、後をつけた事を謝り、戦いに関して何も出来ない事を悔しがる吾郎に
「俺が頼りないって事だよ ……出来なくていいんっだって。なんかもうさぁ、ホント出来なくていいよ」
北岡は全てに疲れたような声で吾郎ちゃんに慰めの言葉をかけた。
翌日、島田やめぐみの様子を見る名目で北岡弁護士事務所に真司が訪ねてくる。
みんな戦いたくて戦ってるのに止めようとした俺がバカでした、昨日宗旨変えしたと、戦いに誘う真司。
だが、吾郎ちゃんの快気祝いを兼ねたクリスマスパーティー中だった北岡は理由を二つ挙げて、真司に背を向ける。
「一つは今ちょっとそんな気分になれない…もう一つは、お前何があったか知らないけど見てらんないよ、そういうのうざいからさ」
空港にアメリカ帰りの令子が降り立ち、神崎士郎の大ネタを仕入れたと大久保編集長に電話してくる。その大久保はカフェ花鶏の店番をさせられていた。
カフェ花鶏の奥では、優衣に洋館の写真を示され問い詰められた沙奈子がやっと重い口を開いた。
「あんたは忘れてるかもしれないけど、あんたと士郎、この家で半分閉じ込められるような生活してたのよ」
事故で両親が死ぬまでその事を知らなかったと語る沙奈子は、アメリカの親戚に引き取られた士郎とはその後連絡が途絶えたと優衣には言う。
洋館に記憶を確かめに来た優衣と蓮。断片的な家族旅行の思い出と、兄と二人きりで絵を描いていた思い出。その矛盾する記憶で唯一確かな
『お兄ちゃんとずっと一緒にいられますように』との願いを込めて描いた絵を見つめているとき、蓮は一枚の写真を見つける。
その海の写真は、家族旅行の思い出として優衣が描いた絵とソックリだった。
家族旅行の絵なのに家族が描かれていないと蓮が指摘したとき、北岡から電話がかかってくる。
「この間の借り返しとこうと思ってさ、ご注進……城戸真司ちょっとヤバイかもよ」
優衣と蓮が見つけた真司は、浅倉を探そうとして、絡まれ傷だらけになっていた。戦いを停めようとしても誰も聞いてくれないのに、戦おうとするとどうして誰も戦ってくれないんだ、愚痴る真司。
その時、仮面ライダータイガのパートナーモンスターだったデストワイルダーの気配がした。駆けつけた真司と蓮はダブルキックで狙われていた人をたすけ、ミラーワールドへ向かった。
デストワイルダーをナイトが剣で追い詰め、龍騎のファイナルベントで倒した後、二人はライダー同士のバトルへと突入する。
現実世界から戦いを見る優衣が悲痛な声を上げる前で、二人は剣をぶつけ合い、互いのシュートベントの打ち合いでサバイブモードが解けてしまう。
「迷わない、もう何も考えない」
それでも龍騎は戦いをやめず、膝をついたナイトにドラグブレードをふりかぶる。
「私、消えたっていい。真司君、私、そんなふうに真司君に助けてもらっても嬉しくないよっ!」
その優衣の言葉とナイトの視線に打たれたように、龍騎は剣を落とした。
「どうやっても、結局。俺は……俺は一体どうしたら」
また答えを失った城戸真司を見つめる蓮の目はどこかホッとしていた。そして涙まじりに呟く優衣。
「ゴメンネ真司君あたしのせいで、ごめん」
カフェ花鶏に拠点を移したOREジャーナルへ帰社した令子の大きなネタとは、モンスターの事も書かれた神崎士郎の研究資料。さらには彼の米国での死亡診断書だった。
それを見た神崎沙奈子が血相を変えた。「こんなもの困るのよ、優衣に見られたら、出てって、出てってちょうだい」(甥にあたる神崎士郎の死亡には驚いていない……すでに知っていてわざと隠していたと思われる)
北岡弁護士事務所では破壊魔めぐみ以外が立てた物が割れる音に、島田とめぐみと吾郎がかけつけると、北岡が椅子の上で力なくのけぞっていた。吾郎の呼びかけにも答えない北岡の傍らの床にはコーヒーカップが砕けていた。
先週、車に乗ったところを火に包まれた浅倉威は河川敷で不敵に笑い、フェンスを軽々と飛び越えていった。(火傷も左目の傷も無し)
洋館で鏡に囲まれた神崎士郎が呟く
「タイムリミットだ」
シアゴーストたちが一斉に羽化しはじめて、引き
次回、この三日で決着がつかなければ全ては終わるという士郎。そしてオーディンに向かっていくサバイブ化した龍騎とナイト、飛び降り自殺しそうな優衣と、新年から濃い内容だなぁ。
加筆のためビデオ見直した際、一番何度も見直したのは中コマの超光戦士シャンゼリオンのDVDボックスの発売予告。黒髪のおちゃらけた浅倉威、いや涼村 暁(荻野崇)……笑撃的過ぎます。
浅倉は炎で死んだかもと思ってたので……しかしあの状況で生きているとは、貞子か富江かジェイソンか
世間を見渡せば、会社役員が融資のトラブルで銀行に立てこもったり(でも、ビデオは1分以内に簡潔にまとめた方が良かったですね、それならノーカットで放映されたかも知れないのに)、
宝くじで378億円当てた米会社経営者が解雇した人を呼び戻したりと、金かねカネの世の中です。
こういうニュースに出てくる億単位の金の前では1円なんてゴミのようですが、1円に泣くものは1円で苦笑い。
リサイクルセンターに持ち込まれた約20万台の洗濯機に引っ掛かってた小銭の合計が24万円もあったそうです。
ちりも積もれば80Kg、すごいですねぇ。
ポケットに入れて忘れた小銭のせいで、洗濯機が壊れたとしたら『一円を笑うものは一円に泣く』の言葉どおり。 小銭を手作業で回収した西日本家電リサイクルさんとしては、手間に泣くもお金を寄付した事が記事になって宣伝となり苦笑いといった所でしょうかねぇ。
さて、12月29日の一言半日記の更新は大晦日にずれこむ予定です。元々休日の更新は不安定ですが、年末年始も不安定更新。申し訳ございません。
「積み出し証明書」とかいう、「これは密漁したカニじゃないよ証明書」の偽造が今まで有力政治家の圧力で黙認されてきたのが、やっと取り締まられたそうな。
カニの密漁による減少にも、あのムネオ議員が関わっていたんですねぇ。
ノーベル賞やらタマちゃん拉致問題にワールドカップと、朝鮮半島と川とスウェーデンに注目しているうちについ北海道とロシアの事を忘れていました。
外務省の伏魔殿ぶりが話題になったのは、今年の事だというのにもう数年前の出来事のようです。
先日の『相棒』最終回がその外務省の偉いさんに関わる事件で、しかも嫌〜んな終わり方というオマケつき。おかげでシッカリ思い出しました。
ま、カニなんか食わなくても年は明けますし、北超船の資金源になっていて、それを断つ事で拉致された人が戻ってくるならカニなんて数年間食えなくても、個人的には全く問題ありません。
値段が三倍になろうと構いません。
今年の年明けに、私がカニで腹を壊して、カニを食いたくないという単なる好き嫌いの理論武装……ですけどね。
個人的には通常版の頃から三人の名前が気になってました。
主人公ソラ そしてカイリ リク……
ソラやカイリって名前、あんまり子供につけませんねぇ。でもリクは?
明治生命が毎年やってる、今年生まれた子供の名前ベスト100が昨日発表されましたね。
男の子の一位が駿なのは午年と宮崎駿監督の相乗効果でしょうか。
美咲はともかく女の子のツートップが『葵』なのは東京魔人学園のせい……ってこんなにたくさんの菩薩眼がいたら怖いですね。そんな筈はないと思いますが、読み方の11位に『ホノカ』があるのも興味深いです。
10位のナナミはまさか幻水2から……ステータス異常を起こすナナミケーキがいずれ大量生産される日も近いんですねぇ。
と言うのは冗談として、女の子の名前の読み方26位にハナちゃんがあるのは、おジャ魔女どれみのせいなんだろうなぁ、多分。
ともかく アヤカ リナ ハルカ ミユ ユウカ マイ モモカ アオイ ミサキ ナナミ そして、 ユウキ ユウト タクミ カイト ユウタ リョウタ リョウ ダイキ カズキ コウキ というベスト10位の名前に関しては、当分、悪役にはつけられません。
さて、ソラとカイリは見当たりませんが、リクは30位にランクイン。意外やポピュラーな名前にこれからなりそうです。
ゲームファンへのプレゼントとしては、心配されていたスターオーシャン3の発売日が2月27日に決定した事でしょうか?
まぁ、エニックスの言うことですからまた延びるかも知れませんが……ファイナルファンタジータクティクス・アドバンスの約二週間後。
するとファイナルファンタジーX−2は三月上旬ではなく下旬となって、まさに最後のスクウェアRPGになるんですねぇ。
ま、会社はともかく、ファイナルファンタジーシリーズは続いていくと思われます。ぜひギネスブックに載るくらい続いてほしいですねぇ。
寅さんとか継続系の記録には日本は強いですから。
たとえば
『笑っていいとも!』がギネスに認定されたように。
タモリ氏がひたすら生でがんばった成果ですね。
いいとも青年隊の代替わりに、生まれては消えるうたかたの様なコーナー。なんせ第一回の放映日に生まれた赤ん坊が20歳になるほどの長寿番組です。
目を閉じると……閉じると……金曜日にあった、さんまとタモリがCMをもすっ飛ばす勢いでしゃべり続けていたコーナーを思い出します。
最後には『CMへいけ』と大垂れ幕が……なんていいだす奴は間違いなく若くありません。ふ……
いやあ、美男美女の皆さんは大変ですねぇ。
何でもホクロの無い、美肌の人に花粉症は多いそうですから。
私は……一年中花粉症の悩みはございません。
確かに、手や顔にホクロがポチポチありますねぇ。
私は、自律神経や免疫系がドンカンな、ぼーっとした鼻粘膜を持つ人間だったのかぁ。
さて、ゲームやマンガのキャラクターにも、あんまり目立つホクロはありません。まあ解像度が高い画像でないと、ホクロなんて描いてもウザいだけですし、動かすのも大変だからとは思いますが……
ネットに散らばる、止め絵のCG。全身くまなく見る事の出来るキャラクターでもホクロはございません。
きっと、みーんな花粉症なんでしょうねぇ。
春先にはずっとハンカチで抑えたり、無粋なマスクしてたり、目が赤いに違いないとか想像しだすと……ちょっと笑えるかもしれません。(興ざめですけどね)
『サイコドクター』は見忘れましたし、『HR』『リモート』は途中脱落。『おとうさん』は見ましたが印象が薄れ気味。田村正和サンタのズレそうなヒゲしか覚えていません。
辛うじて見る事が出来たのは、『逮捕しちゃうぞ』『ダブルスコア』『天才柳沢教授の生活』『アルジャーノンに花束を』『真夜中の雨』でした。
『逮捕しちゃうぞ』『ダブルスコア』という主人公がコンビな警察物。なぜか両者とも最終回の敵役は国会議員さんでしたが、犯人の社会的地位とサスペンスって……あんまり比例しませんねぇ。いっそ軍隊使った国家犯罪と戦ってくれりゃデカイのに(無理無理)。
方や不良少年のひき逃げ、方や裏帳簿。
第一話と二話の誘拐事件で「おおっ」と思わせてくれた『ダブルスコア』は、せっかくの最終回だと言うのに「データのコピーすれば?」と思わず画面に突っ込み入れたくなる点で破綻が始まっていた気がします。
逆に二人の性格付けに差があまりない、とか課長が女性!? という辺りで第一話から違和感を覚えていた『逮捕しちゃうぞ』は夏実がバイクで突っ込んでくれたそのシーンだけで、何となく「ああ、『逮捕しちゃうぞ』だったな」
と印象が良い方に修正されました。カーアクションが『逮捕しちゃうぞ』のトレードマークだったんですねぇ。
『天才柳沢教授の生活』は娘の結婚と言う一大イベントでも物語が淡々と進む、その淡々さのおかしさが最後まで良かったです。これはもう再放送熱望。
『真夜中の雨』はもう一波乱あるかと期待しましたが「めでたしめでたし」でした。サスペンスの結末より病院立て直し計画の方が面白かったですが。
『アルジャーノンに花束を』の最終回は、原作が終わったあとのハルの物語でした。
原作は主人公が書く「経過報告」の形を取っているので、最後の「ついしん」で終わり。
その数行を一時間かけてハッピーエンドにしてくれました。良かったんじゃないですかねぇ。
さて、一番最終回を期待しているドラマは『相棒−警視庁ふたりだけの特命係』
これもコンビな警察物ですが、アクションではなく推理サスペンスとして良く出来てます。
先週は杉下右京(水谷豊)と小野寺官房長(岸部一徳)のしずかな陰険漫才……いや腹のさぐりあいが最高でした。さていよいよ13年前の北条邸人質篭城事件の謎が解き明かされる今回、珍しく派手な銃撃シーンもあります(13年前の再現映像ですが)。
いやぁ、25日の夜が楽しみだなぁ。
あ、右京さんの“相棒”、亀山薫(寺脇康文)は、元気です、単純です。ワトソンに強い個性は要りません(え゛?)
忍風戦隊ハリケンジャー 巻之四十四『御前様と凶扇獣』
先週の『絶対究極奥義アルティマレインボー』で天雷旋風神がガインガインを撃破するシーンからです。
色んな武器でボッコボコのハズなのに、サンダールが持ち帰った小さな棺に入っているサーガインの遺体はキレイに真っ二つ。
(虫タイプ宇宙人であっても、死体は写さずジャカンジャ本部センティピードに集う暗黒七本槍の言葉で描写……うまいっ)
もちろんサーガインを斬ったのは、落ちこぼれ忍者トリオではなくサンダール。「第一発見者を疑え」の法則です。
いや推理するまでも無く首領タウ・ザント様は心を読む力を持っていますが「サンダール……惜しい奴をなくした」と口には出しません。
そして色ボケしていなければキレ者のウェンディーヌもなんとなく勘付いてます。サタラクラのセリフも深読みすれば……気づいてないのはフラビージョだけ!?
ともかく、ハリケンジャーの手に怒りの矢メダルが渡った事で、「奴らの上にいる奴が動き出す」というタウ・ザント様のご下命で、
サーガインの遺産、データディスクのコピーを使ってサンダールが探知を始めます。
ハリケンジャーの地下基地では、凄まじい力を持つ怒りの矢のメダルにもし嘆きの弓のメダルが合わさって弓矢になったらどんな武器になるかと案じる一同です。
「いや、何か他に、とんでもない事が起きるって気がしてきた」と深刻な顔の鷹介に慎重派吼太が「とんでもない事って?」と聞けば「全然分からない」
「んあっ」ずっこけつつも、御前様に封印してもらう為、三人で運ぶ事になります。もちろんジャカンジャに見つからないように忍者らしく……
優等生らしいメガネに上までキッチリ止めたツメエリの学生と、白スカーフセーラー服のお下げもスカートも短い女学生に挟まれ、おどおど内ポケットを気にするヒップホップ系着崩し学生が商店街を歩いています。
金ブチメガネに茶髪の冬なのに白スーツを着た、やたら線の細いサラリーマンが三人をさりげなくガードし、子供達にプレゼントを配る若いサンタもヒゲのかげから見守ってます。
集合住宅地まで来た三人は、通りかかった蕎麦屋の出前の兄ちゃんをあわてて止めます。
ホームラン蕎麦「朱里軒」とデカデカ書かれた自転車に乗っているのは菊池丈(宍戸勝=『超力戦隊オーレンジャー』オーレッド)
「バレバレだよ、まずいよ」古典的過ぎると騒ぐ鷹介たちに「ウチのソバはまずくない」と反論するそば屋さん。
それを無視してシュリケンボールを探す三人の手が岡持ちにのびたとき
「何やってるの菊池ちゃん、ソバのびるじゃないの」ベランダから待ちくたびれた奥さんの言葉に救われ
「まったく、今の若いのは何考えてんだかな」と去っていくおソバ屋丈ちゃん。いや6人ともすごくバレバレ。
でもジャカンジャが三人の先回りをしたのは、変装を見破ったからではなく、怒りの矢のメダルを追尾するカーナビみたいな装置のせいでした。
「ここが終点よ」
高架下でフラビージョとウェンディーヌがサーガインの仇と襲い掛かります。
「何だって」「サーガインを真っ二つ?」「俺たちが?」
首をかしげる三人にウェンディーヌはさらに死因への疑惑を深めますが、ヒゲのずれたサンタとおでこメガネサラリーマンが乱入し混乱の中三人は逃げ出し、
くノ一二人は虫兄弟(ゴーライジャー)とのバトルに突入です。
普通の冬服に着替え、アリーナの外らしき広い階段を駆け下りる若者三人組の前に今度はサタラクラの空飛ぶ顔が襲い掛かってきます。
スポンと首を戻したサタラクラは「君たちが例のメダルを持っている限り逃げられないよん」と追跡システムを暴露……でもどうにもなりません。
ところが「毎度毎度毎度〜」おそば屋さんが自転車でサタラクラをはねちゃいます。さらに華麗な回しげりを決めちゃうおソバ屋丈さんが「へい、お待ちっ」と、取り出したドンブリのふたを開ければ、緑のシュリケンボール。
シュリケンジャーに変身してサタラクラを足止めです。「ここは任せろボーイたち、御前様の元へハーリーアップ!」
厚着の若者三人は走り続けてダムの前にかかった橋までやってきます。ダムを超えれば中間点? いや、追尾されているのに真っ直ぐ御前様の元へ向かうのはどうかと……と、そこへ
「そのメダルは貴様らの物ではない。返してもらおう」立ち塞がるのはサンダールです。
シノビチェンジして戦う三人ですが、6人でもかなわない相手ですからコテンパン。
レッドはハヤテ丸を奪われサンダールに踏まれ「引導を渡してやる……トドメだ」グッサリ!?
しかしレッドが胸に隠していた怒りの矢のメダルにハヤテ丸は当たり、電撃がサンダールを弾き飛ばします。
「おのれ〜 いでよ凶扇獣バドーギ」サンダールの扇子から炎がほとばしり、出現する巨大怪獣。ハリケンジャーたちもシノビマシンを出動依頼、またCMの間に乗り込んで、CM明けは合体シーンでした。
旋風神がソードスラッシャーで斬りつけてもびくともしないバドーギは剣を素手で掴んで三つ目からビームッ。
ジャンプによる位置エネルギー+旋風神の全加重を乗せたぴたっとヒトデのスターライトニードロップもパンチ一発で弾き飛ばします。
「こうなったらフニッシュトリック二連発だ」とガトリングカッターとトートハンマーを両手に『ハリケン彗星』『ハリケンスパイラル』を放つ旋風神ですが、手で弾かれて逆にバドーギが吹いた火にやられちゃいます。
サンダールがトドメを命じ、せまってくるバドーギの前で絶体絶命。
フラビージョの瞬間移動と太い金色の二本ハリ(?)を使った棒術に苦しむクワガライジャー、ウェンディーヌの自在剣に追い詰められ、金網の裏に逃げれば「ドキュン」なんて飛び道具食らうカブトライジャー
いつもならハリケンジャーをタイミングよく助ける虫兄弟は、駆けつけたくてもくノ一二人に引きとめられてままなりません。
シュリケンジャーも非常階段から放り投げられ、追って飛び降りてきたサタラクラのエルボー食らってます。
助けは来ない……ケースは割れても傷一つ無い怒りのメダルを見つるめる鷹介。
「これしかない」ついに鷹介は『怒りの矢のメダル』をセット、先週ガインガインが振るっていた武器を手にします。
赤い光に一瞬包まれた旋風神がふるう『怒りの矢』はバドーギを雷撃で包み、滅多切り。
「やったぜ」
ホーンブレイカーをフェイントにつかい変わり身の術で惑わせ甲雷撃破でウェンディーヌを撃退したカブトライジャーと、
超忍法牙イナズマでフラビージョから脱したクワガライジャーが駆る轟雷神。
フェイスチェンジでファイアーモードとなり、超忍法分身魔球でサタラクラを下したシュリケンジャーが天空神。
心強い二体の巨大ロボがやっと駆けつけ、これで一安心と思ったら、突然怒りの矢をふるって味方を攻撃する旋風神!?
なんと怒りの矢から出るエネルギーが旋風神を操りだしたのです。
先週ガインガインが自らに放った赤いイナズマの謎にサンダールがが気づき、御前様が500年の封印の理由に思い当たり、
「わが身を隠している時ではない」と赤い唇で呟き立ち上がったとき、鷹介は「俺が『怒りの矢』をつかっちまったばっかりに」と落ち込みモード。
チャンスとバドーギが火を吹き、三つ目ビームで旋風神をつらぬこうとした時、光に包まれた空飛ぶ女の子がっ?!
といっても、シータやロウランに比べれば大人で露出度も低い……じゃなくて、無冠の頭から元結でまとめた黒髪を垂らし、ずるずる赤ばかまに赤ポンポンつきの白拍子衣装、さらにスキャットつきで登場した御前様は、バドーギを白い光で押し返してしまいます。
「ハリケンジャー ゴウライジャー シュリケンジャー 天雷旋風神ならば、辛うじて怒りの矢に耐えられる。合体せよ」
優しい微笑みに勇気付けられ合体した天雷旋風神の通常攻撃二回で、バドーギは倒されてしまいました。
「奴だ、奴を捕らえよ」
海岸の岩場に佇む御前様を捕らえようと、タウ・ザント様の命令でサンダールが、背中の剣を初めて抜いて襲い掛かります。
御前様の手の平の光バリアとサンダールの剣のせめぎ合い。御前様危うし
飛び出したのはハリケンレッド、サンダールを蹴り飛ばし、疾風斬でしりぞけます。
けれどメインパイロットを失った天雷旋風神はボーッ。
「スキあり!」
サンダールの扇子から『災扇獣デザーギ』が飛び出し、怒りの矢を奪い取ります。
「これで振り出しに戻った。いずれ嘆きの弓も頂く、覚えておけ」
メダルを手にサンダールは消えました。
御前様こと『覚羅(かぐら)』にメダルを奪われた事を謝る鷹介に、「そのおまえに私は助けられた」と礼を言う御前様。
「かわいいじゃん」……なんて言っちゃって、七海にどつかれる鷹介ですが、吼太には妹。七海には一鍬となって、鷹介は御前様ですか……なるほど。
しかしその額に浮かぶ金色の光は『嘆きの弓のメダル』……なんと御前様の身が闇石の封印そのもの。
その力で500年間若い姿のまま生き長らえ、この星の忍者が争わぬように身を隠してきたと語ります……なんだか幻想水滸伝の“真なる27の紋章”みたい。
前に居並ぶハリケンジャー(疾風流忍者)とゴウライジャー(雷迅流忍者)を見つめ、もうこの星の忍者が争う事は無いと確信した御前様は力を合わせてジャカンジャを倒す時と宣言し、
気になることを調べる為、シュリケンジャーを共に空へと消えました。(しかし「追って沙汰をする」てやっぱり罰するのかな)
「近いな」と深刻な一甲の言葉に「ああ、ジャカンジャとの決戦が」と鷹介が答え、うなづく一同が海を見つめる後姿でつづく……
巻之四十五『隠れ家と大掃除』
弁慶みたいなアンパン好きの坊さんを演じるのは大葉健二氏……マドーギなんて新しい扇獣が出てくるようですが、とっても大丈夫そう。
ほ、本当にシュリケンジャー……なんですか? アカレンジャーのスーツアクターまで勤めたこのお方が、華麗なジャンプで魅せるこのお方が……宇宙刑事なこのお方が。
ところで、せっかくダムの近くでゴジラみたいに鳴く怪獣と戦うのに、ダムの決壊うんぬんが無くて寂しい。
それとメダルを額から取り出す方法……御前様の黒焼きじゃないでしょうね。(ライーナ姫じゃあるまいし)
まぁ、ボディーガードはシュリケンジャーたった一人でもやたらと長生きの御前様に比べて、 お兄ちゃんにライダー二人に、ザコとはいえモンスター多数とボディーガードは多くても、短命っぽい優衣ちゃんの運命の方が心配です。というわけで、
仮面ライダー龍騎第46話『タイガは英雄』
仮面ライダーオーディンがトラックを壁に激突させ、轢かれそうだった神崎優衣を、兄、神崎士郎がに助けた先週のシーンから始まる。
妹を守るためだけに存在してきたという士郎が優衣の手に触れると、彼女の体の分解現象は止まった。
だが、「消えちゃうよ、20回目の誕生日が来たら消えちゃうよ」鏡の中から聞こえる少女の声に、ベッドの中で優衣は怯えて一睡も出来ない。
階下では、閉店となったカフェ花鶏のカウンターで「優衣ちゃんが消えるのは間違いないって事か」と声を潜めた真司と蓮が話し合っていた。
ライダーの戦いとの関係は分からないものの、士郎は優衣を救うために動いている。
犠牲者を一人も出したくないと思い、人々を守る為に戦ってきた真司は、優衣を救いたくないのかと問われて悩みを深めるが、
元々意識不明の恋人を救う為に何を犠牲にしてもかまわないと思いつめてきた蓮は迷わない。
そして、「悩むのはいいが、時間は無いぞ。優衣の誕生日は来月だからな」と立ち上がった蓮は、おそらく無事にはすまなかったトラックの運転手の力なく垂れた手を思い出させ、
あれはひどすぎると言う真司に「誰かを守るということは、究極はああいう事だ」と諭すように言った。
その頃、士郎は、今は無人のはずの神崎邸の一室で、ロウソクの光の中、静かに鏡を見つめていた。
仮面ライダーゾルダ(北岡秀一)と仮面ライダータイガ(東條悟)の戦いは、距離をつめられたゾルダが不利となっていた。
攻撃を受けた右手の分解を感じ「ヤバ」と撤退を決めたゾルダは「なあ、おまえさ、絶対英雄になれない条件が一つあるんだけど、教えてやろうか」
とタイガに話しかける。
攻撃の手をとめ、耳をかたむけるタイガは「英雄ってのはさ、英雄になろうとした瞬間に失格なのよ。お前いきなりアウトって訳」とゾルダに言われ、激昂してつっかかる。
もろに撃たれて柱のかげに一時撤退したタイガがもう一度ゾルダの方を見たときには、すでに緑の戦士の姿は消えていた。
翌日、叔母の神崎沙奈子が作った朝食を前にしながら食欲の無い優衣が、ガラスに怯えながらも何とかカラ元気で微笑んで見せ、OREジャーナルの大久保編集長が令子の事を心配しつつ、
カフェ花鶏の一角で注文取りの蓮にチップとして“コーヒー50円引き券”を渡して呆れられていた頃(さすがは故インペラーを飲み食い自由で雇おうとした真司の先輩……)、
北岡弁護士事務所の一角で、助手の吾郎ちゃんが作ったコンソメスープを北岡弁護士は傷めた右腕に持ったスプーンを使って口にし、プロ以上と褒め「これなら、いつ秘書辞めても大丈夫」と笑みも無く請合った。
「たとえばだよ、たとえば」と笑うその口調に、不治の病で余命いくばくも無い北岡の死期が近いのではないかと、吾郎は沈黙する。
真司は手がかりを求めて清明院大学の401号室に足を向けた。
そこには、ゾルダに英雄失格といわれミラーワールドで吼えていた東條が、一人ぽつんとストーブに当たっていた。
「良かった、聞きたいことがあったんだ」と故香川教授(オルタナティブ・ゼロ)が研究していたミラーワールドと優衣の関係について真司は聞くが、
「先生の資料でも読めば?」と東條が指差した先はストーブ。何をしたらいいのか分からなくなったから、全て無くしたらと思って……と焼いた理由を答えて、立ち去る東條。
半ば焼けた資料を引っ張り出し、あわてて火を消した真司は燃え残った資料を読み漁る。
「やっぱり、ライダーの戦いは」真司が真実を知った時、その背後に士郎が立っていた。全ては優衣の為と言い放つ士郎は優衣を助けたいかと真司に問う。
もちろんと答えたものの、最後の一人になるまで戦えと言われて俯く真司。
追い討ちをかけるように士郎は続ける。
「それ以外、優衣を助ける方法はない これでようやくおまえの望みが決まったな。おまえも本当の意味で仮面ライダーとして戦える、急げ優衣の誕生日が迫っている」
真司が顔を上げると士郎の姿は消えていた。
元(?)OREジャーナルの社員、島田とめぐみは潜入取材先の北岡弁護士事務所の中庭で、蛇拳と鶴拳の鍛錬に余念が無い。 その奇声に悩まされ、二人に秘書からボディガードになれとの言いだしっぺ、と恨めしげに見上げる北岡に対して、助手の吾郎は 「俺、先生の事心配していませんから」ととぼける。ホントかねぇと北岡が椅子にもたれたとき、目の前の電話が鳴った。 それは東條からの戦いの誘いだった。
清明院大学から出た真司は、スクーターで道を走っているときに、バイクに乗ってやってきた蓮に会い、東條が戦いを誘っていると聞かされた。多分北岡や浅倉も来る
「おまえはどうする? 答えは出たのか?」
優衣を救う為には最後の一人になるまで戦うと言う、士郎が仕掛けた戦いの理由については答えは出たものの、
真司自身の心は優衣を救う為に誰かを傷つけることに対して「どっちが正しいのか分からない」ままだった。そんな真司に
ずっと迷ってきて「それで誰か一人でも救えたのか」と問う蓮は、沈黙する真司に「おれは恵里のために戦う事に決めた」と言い切る。
「でも、蓮。この戦いは、神崎が優衣ちゃんのために仕組んだんだぞ。もし、もし、だまされていたら」
「どうもしない。どっちにしろ絵里か優衣は助かる」
揺ぎ無く言い切り走り去る蓮を真司は無言で見送った。
北岡弁護士事務所でも車で出かける北岡を吾郎は無言で見送った。めぐみと島田を再び「仕事っス…仕事ッスから」で押し留めつつ、 「心配なくせに」といわれて目が泳ぐ吾郎。
花鶏に戻ってきた真司は、椅子があるのに踏み台として“お役に立っている”大久保先輩にもこたえず、優衣に歩み寄る。 その手の分解に気づきながらも「私、大丈夫だから」と健気に笑う優衣を見ていられず、真司は花鶏を飛び出した。
川原では浅倉威(仮面ライダー王蛇)がいらだって車のガラスを蹴り割っていた。そこへ北岡と蓮は来るが、真司と呼び出し主の東條は姿を現さない。
そのまま、カードデッキを手に変身し、それぞれの乗り物の反射面からミラーワールドでのバトルにおもむく三人。
それを見届けてから現れた東條の手にはガソリンのタンクが提げられていた。
「ライダーなんて、最低な奴ばっかりだよ、あんな奴らに何言われても気にする必要なかったかも」
東條は車にガソリンを撒き始める
ミラーワールドでの三つ巴の戦いは、遠距離攻撃の出来るゾルダが先制するが王蛇を攻撃している隙に背後からナイトが襲いかかったりと、混戦になっていた。
さらにモンスター・シアゴーストが無数に乱入し、ライダーたちは分断される。
王蛇のベノクラッシュと、ゾルダのギガキャノンで、まわりのシアゴーストを一掃し、やっと王蛇とゾルダの戦いになるかと思われたとき、
ファイナルベントの言葉と共にタイガのパートナーモンスター・デストワイルダーがゾルダに襲い掛かる。銃の連射でクリスタルブレイクから逃れたゾルダに驚くタイガ(って前にもあったのに)
「おまえの遊びはあんまり面白くないな」
王蛇のファルナルベント・ヘビープレッシャーがタイガに襲い掛かる。ガードしたものの弾き飛ばされたタイガにサーベルで追い討ちをかける王蛇は、二人をランチャーで攻撃するゾルダに対し、
パートナーモンスター・ベノスネイカーの毒液で対処する。溶けるギガキャノン・一門の大砲。銃でベノスネイカー牽制しながらゾルダは走った。
「来いよ、遊び方を教えてやる」
もう狙撃される心配は無くなったと、王蛇がタイガをいたぶっていたその時ベノスネイカーを誘導するように逃げてきたゾルダをがすぐ近くにいた。
ゾルダが身をかわし、王蛇の顔面に黄色い毒液が付着。視界を失った王蛇はタイガを見失い、たまらず現実世界へと戻る。
片目を負傷しながらも、浅倉は現実世界に戻った北岡に襲い掛かる。だが吾郎が割って入り、
不利を悟った浅倉は車に乗って逃走を図るが、キーを回した途端、油まみれの車は火に包まれた。
吾郎の袖を掴んで離さない浅倉の手を北岡がもぎ離し、勢い余って橋脚にたたきつけられる弁護士とその助手。
今頃、キーを回してドカン……「先生、ぼく、また英雄に近づいたかもしれません」今は亡き香川教授の声と、
東條がブツブツ対話しながら交差点に通りかかった時、香川とその息子裕太に良く似た年恰好の親子連れが道の向こう側にいた。
教授の姿と重ねながら二人を見ていた東條は信号を無視して突っ込んでくるトラックに気づく。
とっさに親子を突き飛ばしトラックにはねられる東條。
救急車はまだかと騒ぐ声や、横断歩道に倒れ付した東條に必死に呼びかける父親の声がゆっくりと遠くなる。
「香川先生……次はボク、だれを……」
風に舞う新聞紙の三面記事に『親子を救った英雄』の見出しがあった。北岡の予言どおり、英雄になろうなどとと意識せずに行なった行為で望んでいた称号を得た事を、東條は永久に知らない。
シアゴーストの群れに割り込まれ、ライダーたちの戦場から一人引き離されたナイトはファイナルベント疾風断で目の前の数匹のモンスターを片付けるが、直後に背後から別のシアゴーストが湧いて出る。
その数体を倒したのは横合いから跳んできた火球だった。
立ち上がったのは赤く目を輝かせる龍騎だった。
「蓮、おれやっと答えを出した」
迷っていても誰一人助けられないなら、きっと戦った方がいい。辛さとか重さとかは自分が背負えばいいんだ。
自分の手を汚さずに誰かを守りたいなんて、甘いんだ。
優衣を助ける為に戦うと決意した龍騎を、ナイトも真っ直ぐ見つめる。
「俺も俺のために戦うだけだ」
互いのサバイブカードが噴出す疾風と炎がぶつかり合う。
カフェ花鶏で待つ優衣が予感を覚えてハッと立ち上がった。
ミラーワールドで、パートナーモンスターと共ににらみ合う二人の姿で引き。
次回、土手にへたっている二人を見ると決着はつかなさそうですが、もう迷わないと決めたんだ、と剣を手にナイトにせまる龍騎をみると決着がつくんだか何なんだか。
左目の視力を失い炎に包まれた浅倉威の生死より、もう一つハッキリいたしません。
で、令子さんに再会しないまま、必死に吾郎ちゃんが「先生!」と呼びかけても、憎まれ口をきかない椅子の上の北岡は……
すんごく気になるのに、次週日曜日の更新はヘタすると火曜日以降にずれ込みます。
なぁんて、読んでる人はいるんですかね。こんな長文日記。
ま、いずれ特撮物に関する検索をかけた誰かの目に止まれば充分なんですけどね。
CMの規制と言えば、
「放送と青少年に関する委員会」が消費者金融のCM、ゴールデンタイムに流すの、やめません? なんて言いだしたらしいです。
いや、軽々しく借金をしてはいけない、という趣旨は分かるんですが、テレビ局としてはこの不況の中、大変でしょうねぇ。
ま、ヘタに借りると口座番号つき名簿が流されて、身に覚えのない金を振り込まれたあげくに、増やして返せ、なんてドスの利いた営業マンの電話がかかって来たりしますので、借りないに越した事はありません。
合コンの衣装を買うために「いいねぇ」と借金する宇宙人や、黄色い看板がどうのと言い出す姫様とジイや、ロッカーでレオタードに着替えて踊りだす副業もちのOLさんたちは、これから昼間や深夜枠だけのお楽しみ。
つまり、宵っ張りの青少年にとっての、ゴールデンタイムの放映となるわけですね、て……あり?