一言半日記 2002 11/11〜11/20


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新嘉坡(シンガポール)のチューインガム  ボジョレー解禁はPS2の値下げ日?!  しし座流星雨(今年はあきまへんわ)  忍風戦隊ハリケンジャー仮面ライダー龍騎  輸入魚の通称名はダメ?  ティアリングサーガとエンブレムの微妙な関係  メロと海のお宝  カッパとドラクォ  『きのこの唄』VS やきいも?  空中自動車教習所
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。


11月20日
ちょっと前、千代田区の歩きタバコ禁止条例がマスコミもネットでも騒がれていましたねぇ。
自分の手を盾として、その為にオノレの手の平に火傷を幾つ作ろうとも、回りの人々の身体と衣装はあくまで守り抜く!!  という覚悟がない限り人ゴミで吸うべきではありませんが、
“あの”色々禁止で有名なアジアの宝石 シンガポールでチューインガムが売られるらしいです。
ただし、医療用に限定。

街の美化と言うか、吐き捨てられ、道路、乗り物や公共施設の床にホクロのようにへばりついたチューインガムの除去作業に遣われる税金削減のため、
噛んで捨てたら4万円の罰金、 売るのも作るのも、外国から来た観光客による持ち込みも禁止と、一切チューインガムと言うものの存在を否定していたシンガポールですが、 アメリカ(の強引さ)には勝てないようで、医者の処方箋があれば来年から買えるそうです。

医療用チューインガムというのはキシリトール配合の虫歯予防ですかね? それとも禁煙のためのニコチンガム?
結局全面解禁にはならないんですねぇ。

シンガポールの禁止令はやりすぎとしても、土ぼこりと車から排気された煤と混じり合い、 アスファルト並みの強度と耐性をそなえた厄介なゴミ、噛み捨てられたチューインガム。 見苦しいですし、見知らぬ誰かの唾液混じりと思うと気色悪いのは事実です。 株価が急落し、法人税の収入が減って町の美化に予算を回せなくなったどこかの自治体が、罰則付き条例を作ってしまう前に、噛み終ったチューインガムはちゃんと紙に包んでごみ箱に捨てましょう。


11月19日
フランスから、ボジョレー地方のぶどうを絞って発酵させたお酒が大量に輸入されて、21日の解禁日を待っています。
でもボジョレーヌーボーを喜ぶ風潮は何だか下降気味。
酒屋のチラシのテンションも、バブルの頃に比べると控えめです。
仕込んだばかりのワインに2000円を払うのは、昔の初カツオを珍重するのと似たような心理でしょうかねぇ。寿命が本当に延びるかどうかは分かりませんが、ポリフェノールは熟成させて無い分有効かもしれません。

ま、私はボジョレーヌーボーに対する思い入れも無く、ワインの味はわかりませんので、11/21はポケモンの発売日としか思ってませんでしたが……
何か昨日悔しい(?)ニュースを見てしまいました。

11/21からプレイステーション2実質値下げだそうですね。
卸値が11/21に下がるそうです。 そうすると小売値も追って下がるわけで、上は28000円、下は24000円(消費税も混ぜればこんな感じ?)のPS2も、 ついに20000代突入でしょうか。
なんせ12/3には『ラチェット&クランクTMアクションパック』というソフト同梱バージョンが、24800円で発売されるらしいですしね。 やはり21800円あたりにならないと納得できません。

え、何が悔しいのかって?
そりゃあ大昔、高い時に買っちゃってるからさぁ。
もしかしたら型の古いPS2だと、新作のソフトの中には動かないのもあるんじゃないかとそれがとっても心配です。 (パソコンは3年以上使っても、ゲーム機は三年で買い換えるべき……なのかなぁ。そんなバカなぁ)


11月18日
しし座流星群が見られる、かもしれない今夜。
東の空のハテナマーク(?)を全世界の天文ファンが注視している事でしょう。

しし座から放射状に降る流星群のピークは残念ながら日本では昼間だったり、まだ地平線の下の夕方だったりするそうです。 欧米では一時間に数千個流れるという、邪悪な意思による宇宙からのメッセージのみたいな光景が見られると言う説もあって、うらやましいですねぇ。

でも、しょせんは宇宙のホコリ、タットル彗星の残りカスです。
ホコリの動向なんて、何がどうなるか分かりませんので、日本で光の雨を思わせる流星群が見られる可能性がまったくの0、でも無いそうです。

敵は雲と満月と街の明かり。
暗いところで月明かりを何かで遮りつつぬぼーっと夜空を見上げてみますか。
ブロードバンドでネットを楽しんでおられる方ならば、スペインとヨルダンからのインターネット中継を見る手もあるそうです。
うちじゃあ多分無理ですが。

『アレ』が理解できて宇宙最強になれるわけでもないし、タトル隕石で作る武具は聖剣伝説LOMでは今ひとつ中途半端だし、しし座流星群なんか、べ、別に見たくなんか、見たくなんか……やっぱ見たいかも?

雲におおわれた空ではどうにもこうにも……雲越しに火球をみた気がするのは目のまよいかなぁ。


11月17日
青く輝く晩秋の空に、今日もハリケンウインガーは飛びませんでした。
寂しい……
と言う訳で行ってみようか特撮ダイジェストー

忍風戦隊ハリケンジャー 巻之三十九『七の槍と謎の石』
無限に広がる大宇宙。生まれる星滅び行く星……今日もひとつ星が消え、そこから青白い光球が…… 別に白色彗星帝国ってワケではありません(古すぎっ)。
地球とか言う太陽系第三惑星の洋上にそびえるジャカンジャ本部センティピードを揺るがした、稲妻と青白い光、 そしてゴロ寝中のサタラクラに、なぜか真上からアップのウェンディーヌをビビらせた足音の主は……暗黒7本槍最後の一本、 七の槍 サンダール(声 池田秀一)でした。
先週から分かってはいましたが。
「待ちかねたぞ」
との首領タウザント様のお言葉でオープニングテーマです。やはりこのパターンが続くみたいですねぇ。

さて、劇場版で飛来して合体を果たしたトライコンドルといい、流星群で伝えられるメッセージや宇宙忍群ジャカンジャと、地球だけでなく宇宙にも存在する忍術と忍者とシノビマシン。 そのカギを握るのは、次々新しいメカやアイテムをもたらす正体不明のシュリケンジャーとにらんだおぼろさん。
小さな胸に秘密を溜め込んだハムスター館長を問い詰めますが、らちが明きません。
「寒くなったワイ」なんてはぐらかす館長の胸には秘密、巣と頬袋にはヒマワリの種で冬眠逃げ切りもありかな。
ともかく、頼みは信号トリオ(ハリケンジャー)。今回は珍しくもシュリケンジャーの尾行と言う“忍者らしい”任務を命じられた三人です。

街を歩くシュリケンジャーは、トレンチコートの謎の青年『坂本鉄平』(配役は和泉宗兵氏=タイム“子作りレンジャー”イエロー)、に変装してうろうろ。物陰に身を隠す信号トリオもうろうろ。
シュリケンジャーが東京スタジアムの前に立ち止まれば、鷹介(レッド)の推理炸裂「ズバリ、プロ野球選手!!」(理由は野球にちなんだ忍法を使うから)。しかしすっと立ち去りアウトー「違うみたい」
ビジネス街のビル前にたたずめば吼太(イエロー)の推理炸裂「国際的なビジネスマン!!」(理由は語学に堪能だから)しかしすっと立ち去りホワーイ「違うみたい」
楽器店前に足を止めれば七海(ブルー)の推理炸裂「ロックミュージャン!!」(理由はニンジャミセン……トサカ頭はにあってるけどタイムイエローって歌、下手だなあ)しかし立ち去り「良かったー」(ロックと演歌アイドルではファン層が違いすぎるから元々七海のライバルにはならないのでは?)
そして三人は工場街でまかれてしまいます。走り回ってラーメン店を見つけた三人がまさか……と覗けば早い安い旨いのギョウザラーメンセット食ってる怪しい青年。
「まさか」「ランチをどこにしようか」「迷っていただけ?!」
よっく思い出せばスタジアムの横にはタコ焼き屋、ビジネス街には車の移動販売の弁当屋、楽器店の横にはパスタ食べ放題の店がありました。
ガッカリしかけたその時、携帯電話の音に食事を中断するシュリケンジャー、そして「御前様」と人目をはばかるようにトイレに入ってしまいます。 コレは怪しいと店内に入ってトイレのドアにへばりつき、信号トリオが聞き耳を立てていると、トイレのドアがバタン。
「電話、どこからだ」と問い質せば……
「あななたち、テレビ局でしょ」
とテレながら青年がコートを開くと、Tシャツにデカデカと書かれた『日本ラーメン通選手権 坂本鉄平』の文字?! そして外にはもう一人の坂本鉄平がニヤッと笑って走り去る姿が……
尾行に気づいたシュリケンジャーが最初からこのラーメン店の常連客に変装して、今入れ替わった事実に忍者としてのレベルの違いを感じて信号トリオはへたり込んじゃいました。(いや、追跡時の片手腕立て伏せやゴミの分別チェック、背伸びはあまりに目立ちすぎで一般人以下レベル?)

信号トリオをラーメン屋に置き去りにしたシュリケンジャーはどことも知れないまっ白な光の中、ポツンとある御簾に向かってひざまづいていました。何となく100人一首の上皇っぽいシルエットに向かって、 「御前様、そろそろミーの正体……彼らに明かしても良いころかと?」と聞きますが、相手の声は無いままに
「そうですか、分かりました。では、今しばらく、このまま……何ですって? 星が消えた?! それがジャカンジャの仕業だと? ……ホワッツ? 滅んだ星から光が1つ地球に? 失礼します。大至急ボーイ達に合流を」
一人芝居……ではなく、御前様とシュリケンジャーは、以心伝心テレパシー?

その光の正体、新顔幹部サンダールは腕試しと言う名の新人イジメ(に見える)通過儀礼の真っ最中です。
フラビージョの8の字殺法にウェンディーヌの幻術を食らいますが、意気が上がっているくノ一二人組に対して、息一つ乱さず「お見事です」次はどなたが七本槍の腕前見せていただけるので? と超余裕です。
サタラクラを押しのけて、傀儡(くぐつ)師で二刀流剣士のサーガインが挑み、壁際で交差した刃の間にサンダールの首を捕らえた時、
「そこまで」とタウザント様の鶴の一声で腕試し大会はお開き。
やっぱり大したもんでしょ先輩先輩たちの力は〜 とノリノリのくノ一二人とサタラクラですが、 追い詰めた筈のサーガインは悔しそう。実はサンダールの切っ先が影でぴたりとサーガインの急所に突きつけられておりました。
うーん、サーガインの面目も潰さず、そっと力を示してみせるサンダールってカッコいい……。 あとは、マンマルバの死に関して「坊やだからさ」の一言を〜(生まれて二週間だったから、赤ん坊だからさ……かも)
サンダールが加わってジャカンジャの新たな戦いが今ここに始まったのだ、とのタウザント様のお言葉に、すでに最強にして究極の傀儡(くぐつ=ロボット怪人)を出撃させたとサーガインはアピールします。(タウ様には敗北が分かってますもんねぇ。ここは挽回せねばっ) 指令も無しに先走ったと皆に非難を浴びますが、取り成したのはサンダール。きっと自信があるのでしょうとの言葉に 「やってみよサーガイン」とお墨付きをいただきました。

ラーメン代まで払わされシュリケンジャーを見失った信号トリオは、人々が空から降る金色の粉を浴びて苦しんでいるのに行き当たります。 それは毒々しい色合いのガの羽でヒラヒラと飛ぶ腐食忍者フショクルーガの仕業でした。
早速シノビチェンジとして戦う信号トリオ。するとフショクルーガはあっさり倒れて大爆発。 その爆風と共に金色の粉がまたまた撒き散らされ、バタバタ人々が倒れます。しかも爆発した破片が集まってフショクルーガ復活。 「俺様は不死身ガ、何度でも蘇ってやるんガ」フショクルーガは倒されるたびに腐食リンプンを撒き散らしては再生する、やっかいなクグツだったのです。 コスモスゆれる山の中で兄弟仲良く剣の修行なんかしていて、遅刻した虫兄弟(ゴウライジャー)が信号トリオの制止も聞かず雷撃斬で攻撃してまたまた被害拡大。 サーガインも加わって、さあ大変。人のいないところへおびき出すべく、正義の五人は戦術的転進です(いや、ホントに)。

サーガイン有利の戦況をセンティピードでまったり眺めている幹部達に、サンダールが我らも出撃だと言います。 面倒くさいだの、恨まれちゃうだの言う三人に 「残念だ。今こそ我らの力を1つにできる時だと思ったのだが……同じきびしい戦いを戦う仲間として、同士としてっ!!」  「同志!?」その新鮮な言葉に盛り上がる三人は大層乗り気で出撃してゆきます。
センティピードに残ったのはサンダールとタウザント様。そしてサンダールが取り出したのは、 ゴツゴツした金色のイボの間に青い光が明滅するハンドボール大の不気味な石。
「タウザント様、いよいよこれをお見せする時が来たようです」もしかして……態のいい人払い?

さて人のいない所=石切り場なのは戦隊モノのお約束。フショクルーガとサーガインを見事おびき出したものの攻撃方法に悩む五人。そこへわいて出てくる暗黒三本槍です。 そりゃあもう、何としても手柄が欲しかったサーガインは「これは俺の戦いだ、邪魔をするなっ」とお怒りですが、これはみーんなの戦い、そう わたし達同志なの〜 とノリだけはいい三人は気にせず参戦。 あっという間の混戦状態です。

“同志たち”の戦いをガケの上から見下ろすのは、謎の青く光る変な石を手にしたサンダール。
「嘆きの弓と怒りの矢、1つとなりて大いなる力を開かん。これこそ、マンマルバが倒れしときマンマルバがわが胸に遺した言葉。そしてアノ石こそ……」 というタウザント様のお言葉を聞くと、どうやら人払いだけではなく、暗黒三本槍の色物三人衆は『アレ=最強の奥義』のための生贄的な意味合いもあったようです。
しかし、いきなりファイアーモードで天空神を駆って現れたシュリケンジャーが、ヘリのプロペラで天空大裂断と大地ごとフショクルーガと暗黒四本槍御一同をぶっ飛ばし、ファイア剣を浴びせます。 「遅くなってすまねぇ」とシュリケンジャーは飛打千本ノックを放ちますが、同じく高速回転するフショクルーガに見事返されてしまいます。しかしフショクルーガの第三の目に小さなショートが……サーガインは慌てて、「引け」と命じます。

「バイバイガー」とフショクルーガの撤退で「何だか知らないけどチャンスだぜ」と五重連『ビクトリーガジェット』を構え、暗黒四本槍の一掃を図る信号トリオと虫兄弟。
その時、高見の見物していたサンダールが白い風のように降り立ち、正義の五人を蹴散らし「大丈夫だったか同志達」と暗黒四本槍たちを助けます。

「お前は」
「ジャカンジャ暗黒7本槍、7の槍サンダール参上」
名乗りを上げたサンダールは宇宙忍法自在縄という青白い光のラインで正義の6人を捕らえて互いをぶつけた後、大地に叩き付けます。 しかも「今までのジャカンジャとはまるで違う」と驚くシュリケンジャーを引き寄せあっさりと片手で締め上げ何度も地面に打ち付けるサンダール。 それはもう「サ、サンダール、何と言う強さじゃ」とハムスター館長に呟かせるほどの力量差です。

「地球の忍者たちよ、貴様らと戦うのを楽しみにしていた。だが今のは、ほんのウォーミングアップ。 頼むから、ガッカリさせてくれるなよ」
と余裕たっぷりに「来い」と誘うサンダールに、五人でつっかかって引きでした。

なんと最初のおぼろさんのスライド投影以外には、シノビマシンがまったく出ない(活躍しない)お話でした。 こんなの第一話以来かも。

巻之四十『オトリ忍の掟』 忍者は指令のまま動いてこそ忍者……とシュリケンジャーが言うって事は、ヤバイ任務につくのをチャチャいれて台無しにする信号トリオのお話でしょうか。
なんせ元々落ちこぼれで自由にやってた信号トリオ。ハナサッカ導師の時もレッドは任務放棄してゲーセン行ってたもんなぁ。
でも仮面ライダータイガこと東條君よりはマシかな。
と言うわけで、

仮面ライダー龍騎 第41話『インぺラー』
先週のラストに展開されていた、埋立地での混戦から始まる。
龍騎サバイブがファイナルベントでギガゼール系モンスターを一掃した直後、ミラーワールドの滞在時間のリミットが来てオルタナティブ(香川英行教授)と仮面ライダータイガ(東條悟)が連れ立って去り、 つっかかる仮面ライダー王蛇(脱獄犯 浅倉威)から離れた仮面ライダー龍騎(見習い記者 城戸真司)が、仮面ライダーナイト(ウェイター 秋山蓮)を促して立ち去り、久しぶりのライダー勢ぞろいバトルは終了する。
その様子を背の高い草の陰で観察していた『仮面ライダーインぺラー』(佐野 満)も、見事な跳躍を見せて立ち去った。

現実世界に戻った香川は、あんたの家族は無事という龍騎の言葉を確かめるべく、ビルの谷間で妻に携帯電話をかけていた。 妻典子の声と息子の裕太もいるとの言葉にホッとする香川。(「あのあなた。いえ別に…」奥さんは襲ってきたモンスターと助けてくれたドラグレッダーをありえない事と思った……のだろうか)
そんな香川の様子を見つめ「先生もやっぱり家族が大事なんですね」と失望した様に言う東條。
「当然でしょう……英雄であると言う事は人の命に鈍感になるという事ではありません」
そう東條を香川が諭したとき
「偉そうな事を言えるのか、貴様」
と蓮が現れ家族を犠牲にしようとした香川を非難する。 先生は多くの者を救うために自分の大事な者を犠牲に出来る、英雄だからと弁護する東條。しかし
「大切なものがあるなら、どんな犠牲を払ってもそいつを守ればいい それが人間じゃないのか」
と蓮は言い返す。香川は無言のまま東條に促されるように立ち去った。

下宿先で勤め先のカフェ花鶏へ蓮がバイクで戻ってみれば、 お気に入りだった東條からバイトやめたいという電話を受けたオーナーの神崎沙奈子が、「サトちゃん、帰ってきてサトちゃん」とスカーフかぶって天井を見つめていた。
しかし英雄気取りの東條達が神崎優衣殺害をあきらめたはずが無いと、病院にはもう戻らなくて大丈夫という真司とともに、少なくとも一人は優衣の側にいることを決める真司と蓮。

敏腕悪徳弁護士北岡秀一(仮面ライダーゾルダ)は自宅兼事務所で、助手兼ボディーガードの吾郎ちゃんが作ったスパゲッティペスカトーレを食べていた。
「戦いの後の吾郎ちゃんの手料理、ホッとするよ」
その時、浅倉がドアを頭突きでノックする。来る頃だと思っていたと招き入れる北岡だが、「お前は後回しだ」と、浅倉は東條を潰すべく居所を聞く。
「あんなにイライラさせるヤツは久しぶりだ」 とやけに嬉しそうな浅倉に、俺も知らないが城戸君なら多分知っていると答える北岡。
食べかけのペスカトーレを奪い、ムール貝のカラごと二口で平らげ、貝殻のかたい蝶番部分だけを吐き出した大迫力の浅倉に、OREジャーナルの所在地のメモを渡した北岡は、
「ごめん、もう一回作ってくれる?」と北岡に頼まれた吾郎もシゲシゲと貝殻の欠片を見つめる。
“小物ライダー”を倒して貰うのには浅倉も役に立つ「やっぱり戦いは少数精鋭でやりたいもんな」台所へ向かう五郎にと言うより、自分に言い聞かせるように言った北岡は仮想のライダーへ銃口を向けるポーズを自信たっぷりに取っていた。

OREジャーナルでは大久保編集長が『ガラスの中の化け物の写真』を真司に見せていた。 その化け物と戦っている真司は無関心を装うが、その冷静な態度に大久保が不審を抱いている事にハッと気づき、慌てて感心する過剰な演技を始める。
そこへやってきた浅倉にパニックに陥る編集長と島田とめぐみ。

「ちょっと来い」と真司を非常階段へ呼び出した浅倉は東條の居場所を問い質す。 あいつには俺も頭にきているけどお前には教えない、と突っぱねる真司に「ヤツは俺の獲物だ、お前にはやらん」と宣言して浅倉は去る。
ホウキやバット、ナベで武装した同僚たちが真司救出に駆けつけた時には浅倉の影も形も無かった。
だが……「あの編集長、この距離は?」三メートルは離れた別の非常階段を駆け上がってきた同僚たちに、真司はある種の失望を覚えるのだった。

もし、いれば一番不審を覚えるハズの失踪事件と浅倉とのかかわりを調べている桃井令子記者は、その時モンスターの写真を手に北岡の事務所を訪れていた。
ガラスの中の化け物や神崎士郎の姿をでっち上げのおとぎ話、ボクに会う為の口実とからかう北岡に切れて
「二度とこないわ」と飛び出す令子。
送りますよと慌てて追いかける北岡。(恨めしそうに、せっかく作り直したペスカトーレにラップをかける吾郎ちゃんが哀れ……)

オープンカーで令子が送らせた先は清明院大学の研究室、401号室。
初めて神崎士郎の元研究室の在り処を知った北岡。
神崎士郎の事も今香川達がやっている研究の事も聞き出せないまま、令子は扉の前で香川教授と東條に追い返されてしまう。

行き詰まった令子の気持ちを解そうと、テイクアウトコーヒーを手にベンチに座った北岡は、背後に視線を感じて振り返る。一瞬早くブラインドが閉ざされるがそこにいたのは東條。
その直後にガラスからタイガのパートナーモンスター・デストワイルダーが出現し令子に襲い掛かる
。とっさにかばった北岡は、令子が気を失ったのを確認しデストワイルダーを追ってゾルダに変身しようとデッキを手にガラスの前に立った。
するすると上がるブラインドの向こうに、同じくカードデッキを構えた東條を見て驚きと怒りを覚える北岡。
両者は同時に変身しミラーワールド内での戦いへと突入する。

どちらか一人は側にいるとのルール通り、蓮は優衣とタンデムで走っていた。
戦いの気配に注意を促す優衣。
ガラスの中ではタイガが爪つきの手甲でゾルダの銃弾を弾き、パートナーモンスター・マグナギガを呼び出してのゾルダのファイナルベント『エンドオブワールド』をフリーズベントで防いだりと東條有利となっていた。 さらにタイガのファイナルベントが発動。デストワイルダーに引きずられるゾルダ。
しかし、仮面ライダーナイトがタイガを攻撃し、ゾルダはデストワイルダーを撃ってその爪から逃れる。

現実世界に戻った蓮は、ガラスに背を預け変身を解く北岡を発見した。(令子は立ち去った?)
令子を狙った理由を“英雄になるため”などと言うタイガを思い出し
「信じられるか、この俺が、あんな、あんなワケのわからないヤツに……
  アイツが強いのか、俺が弱くなったのか」
そこまで言ってめまいを起こし、北岡は倒れてしまう。

救急車に乗せられ病院へ担ぎ込まれた北岡が目を覚ますと、側にいたのは蓮だった。
「傷の方はたいしたこと無い。お前が倒れた本当の理由、医者から聞いた」
「(現代医学では治せない死に至る病を)お前が気にする事じゃない」
「もちろんだ、お前が病気だろうが何だろうが、ライダーの世界に同情は無い」
と立ち去る蓮になぜ俺を助けたりしたのか問う北岡。その答えは
「お前に貸しを作っておくのも悪くないと思ってな。デカい貸しだ。いずれ返してもらうぞ」
大笑いする北岡が「嫌なヤツだな」と呟けば「お互いにな」と蓮は言い返した。

401号室では女性記者の命を狙った東條に、無闇に人を殺すなと香川が注意を与えていた。 マスコミから先生の研究を守るためだという東條に、君を見ていると不安になる、まさか自分の力を楽しんでいるんじゃないでしょうね。 「二度と勝手なマネをしないように」とクギを刺す香川。
そして神崎優衣を亡き者にするのは簡単ではない、仲間が欲しいところだといい、 「こうなると君が仲村君を手にかけたのは痛い」と香川はメガネの位置を直す。

その、仲間候補仮面ライダーインペラーは現実世界では調子の良い駐車場のガードマンをしていた。
一万円のチップをくれた高級車の男性にゴマをすり、もう一万円ちゃっかりせしめるヨイショ男が私服でやって来たのはカフェ花鶏。
見習い記者以外にもウェイターのパートもやっている真司が注文取りに行けば
「あ、て言ーかー、実は俺、こういう者なんスけど」
渡された名刺に『仮面ライダーインペラー 佐野 満』とあるのを見て真司は「え!?」

蓮にもデッキから出した名刺をニコニコ手渡した佐野の
「よろしくお願いします、先輩」
と言う言葉に、日頃OREジャーナルで常に後輩と言う立場の真司はメロメロ。 さらに
「見ましたよぉ、お二人の戦いぶり。いやぁお強いっ!」と力説し、クールに用件を問い質す蓮に仲間に入れて欲しいと切り出す佐野はその間にもカッコイイだの渋いだの憧れるだのとゴマすりを忘れない。
戦いを見てライダー達にも派閥があると気づいたと説明する佐野は契約金次第で仲間になっても良いと言い出す。
お買い得ですよと売り込む佐野を「出てけ、二度と来るな」と追い出す蓮。
優衣ちゃんを守る仲間として……と惜しがる真司だが、あんなヤツが信用できるかと蓮は取り合わない。

「見ましたよぉ、お二人の戦いぶり。いやぁお強い……しかもこんな知的な人達だったなんて」
渡された名刺を見つめる香川東條の師弟コンビを前に、同じ口調で力説する佐野は、モンスターの気配を感じると、
「ちょうど良いや、俺の腕見せますよ」とインぺラーに変身し自信たっぷりにミラーワールドへと飛び込む。

ミラーワールドでは白い二体のモンスター・シアゴーストを相手に龍騎サバイブが戦っていた。
シュートベントで一体は倒すが、糸を天井に貼り付けもう一体は上から龍騎に襲い掛かる。
その、シアゴーストを蹴り飛ばしてインぺラーが参戦
「こいつは俺に任せてよ、先輩」
連続空中キックの後、スピンベント(なんと膝にカードセット?)で二本のツノを象った武器で戦い、ファイナルベントを発動させるインぺラー。
湧いて出る多数のギガゼール種の集団攻撃で翻弄し膝蹴りでフィニッシュを決めるインぺラー
「どうです、俺強いでしょう、お買い得ですよ。ね、先輩“たち”」
サバイブ化が解け「お前なぁ」と呆れるた龍騎の背後から、タイガが襲い掛かろうとして、引き。

令子はバッティングセンターで憂さ晴らし。
それはともかく、契約金次第でコロコロ変わる佐野が香川の仲間として優衣を襲うのはともかく、 インぺラーの契約モンスターであるはずのギガゼール種たちが優衣の指示で契約主を攻撃するのは金のせいではないはず。
香川に化け物呼ばわりされ、真司の問いかけにも反応しないこわばった顔の優衣が心配です。
それより心配なのは、6人部屋なのにベッドに寝ている患者は北岡たった一人という病院の経営状態かな?


11月16日
ハリーポッターの映画が北米大陸で封切られ、 一時本屋の店頭から消えていたシリーズ第4巻『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』も並ぶ中、クリスマスの足音がひたひたと迫ってきがいたします。

ロシアにコントラバスに乗った似たような女の子もいるという噂の『ハリー・ポッター』。
『ハリポタ』と呼ばれることもありますが、それは通称。
でも、おねがぁ〜い、銀ムツはメロと表示して欲・し・い・な。 by水産省 みたいな事にはならないと思います。
メロ以外ではオキブリが「シルバー」と何気にかっこいい感じになり、サザエと表示されていた貝がトップシェルと聖剣伝説のアイテム(それはプカシェル)っぽい名前になったりするそうですけどね。
もっとも水産庁は今も意見を募集中のようで、どう転がるかは分かりません。
ブリの子供のハマチやイナダ、シタビラメなんかも通称名ですが、昔から言われているそれらは良いというのが、伝統の持つ重みでしょうか。

思えば未だにゲーム機とソフトをひっくるめて『ファミコン』と呼ばれる場合があるのも、伝統の重みですかねぇ。
Xboxもゲームキューブも『ファミコン』……この二つは略しようがないけどね。


11月15日
今日のゲーム系のニュースといえば、『ティアリングサーガ』は著作権侵害じゃないぞ判決ですねぇ。

最初「エンブレムサーガ」として開発され、ゲーム雑誌でもその名前で記事が書かれていたのに、サクラが咲き始めた2001年4月に突如名称変更、5月24日に無事(?)発売されたプレイステーションの戦略シミュレーションゲーム「ティアリングサーガ」。 けれど、夏本番の7/25についに任天堂に訴訟起こされちゃいました。
実は双方の宣伝を兼ねた予定調和な騒動だとか、色々と怪情報も飛び交いつつ一年以上の審理を経て、昨日11/14の判決となりましたが……任天堂は負けちゃいました。(これも予定のうち?)
第一作目を思わせる「加賀氏が抜けても変わってないよ、こっちが本家だもん」的、オペラ調のCMで2002/3/29にゲームボーイアドバンスソフト「ファイアーエンブレム 封印の剣」もめでたく発売されて、相乗効果で売れたような気もしますし万々歳。 それでも控訴したいと言うことは、任天堂にはゲームキューブ用の「FEシリーズ」新作の用意があるんですね?(ウソウソ)

加賀昭三氏と「エンターブレイン」側のオリジナリティというか、あの世界観とゲームシステムは加賀氏のモノだと裁判所は言ってるらしいですが、9/19の『青色発光ダイオード』が中村修二教授ではなく日亜化学工業の特許になったのとは対照的な感じです。
その辺が著作権と特許の……文系と理系の違いってヤツなんでしょうかねぇ。この場合、角川から出ていたフォーチュンクエストシリーズの新作がメディアワークから出たような感じと、裁判所は解釈したのかな。

法律家って文系だからそちら方面には強くて理解がありそうです。
そっか、ゲームの世界観とキャラクターも文学のうち?


11月14日
白身魚のフライとか塩焼きとかに大活躍のメロー(別名銀ムツ)。
食卓から消えるとかいう噂でしたが、今回は取引規制なしのもようです。
でもホントに大丈夫なんですかねぇ。

南半球の深海魚で、減っているとか言われている俗称銀ムツ、正式名称マジェランアイナメ。減った理由は密漁だそうです。 ちゃんと漁獲高を管理していれば今後もメローの味噌漬けとかテリヤキを食べられるハズとの事ですが、生活がかかると人間はルール違反をしてしまいがちです。

某国の外貨獲得のためのカニの密猟と、それを阻止したい韓国が日本海でたまーに大騒ぎとか、北の方の領土問題も実は漁業資源の争いもまざってたりと、 海のお宝が生み出す富は、国際問題のタネにもなる微妙な問題です。(食い物の恨みは恐ろしい?)

魚が減るのは、海に流れ込む栄養の源である森が失われていくからと言いますが……大昔、まだ人が火を使う事を知らなかった時代の海は争う必要も無いほど豊かだったのかもしれません。

あ、でも生でカニ食うと腹壊すし、カツオは皮を焼かないと虫がこわいし……火がないと食べられない魚介も多いのねん。海が豊かでもそれは困る……ああジレンマ。


11月13日
カッパが芸能人だったとはねぇ。
いや、遠野で騒ぎになっていた『河童』ですが、緑色だからよそ者だとか(遠野のカッパは赤らしいですね)、小学生が挟み撃ちにしたら着替えている最中で、甲羅ではたいて逃げたとか、 最初から思いっきり胡散臭い証言の中(ネタ元 『ちちんぷいぷい』) 電波少年だった事がバラされました。

熊が出るかもしれない川辺でのカッパコスプレテント生活。見る気は全然起きませんが……『モンモン』氏はコレで売れるんですかねぇ。
何にせよ、本物のカッパに相撲など挑まれなくて何よりです。
去年の夏のツチノコのツーちゃん騒動(ヤマカガシの変種?)はマンジュウとか作られましたが、今回は無理かな?

さて、話ガラット変わって、
『ブレスオブファイアV ドラゴンクォーター』が明日11/14に発売なんですねぇ。
地下世界から空を目指すRPG。セーブ回数が限られていたり戦うより逃げた方が良かったりと、サバイバルが目的の一筋縄には行かないゲームのようです。
なんとなく「キングスフィールド」?
装備品と倉庫(?)のアイテムを引き継げるあたりとか「トルネコ」?
ただ飽きないように二度目はイベントが追加されたりして、ゲームがヘタであればあるほど物語が深く楽しめるRPGらしいです。

ところで公式ページは少々……いやナローバンドではかなり重いんですが、謎のパーセント表示が右上に。(閲覧%かな)
100%になるとゲームオーバーになるというD−linkではないにしろ、今にブラウザが落ちるんじゃないかとドキドキです。


11月12日
キノコ敗れたり?
『およげたいやきくん』や『だんご三兄弟』など、大ヒット曲を生み出す子供番組『ポンキッキーズ』(元ポンキッキ)、から『やきいもの歌』が新たなヒットの予感だそうです。

食い物系耳に残りヒット曲で『おさかなの歌』の次を目指し、スーパーやCMでガンガン流れているホクト株式会社の『きのこの唄』の立場はいったい……。
好きなんだけどなぁ。

その『きのこの唄』の入手法ですが、
ホクト株式会社で、11月24日が第一回の締め切りで、来年1月12までの八週間にわたって『きのこの唄』のCDプレゼントしてますが、マイタケ3パック食って応募シールを集めねばなりません。
スキヤキに炊き込みご飯にテンプラ……くらいしか思いつかない。1パック半しかお腹の中に処分できません。弱ったな(佃煮にでもしますかねぇ?)

ちなみに、マイタケはプライドが高くおしゃれでファッションリーダーで、派手に見えて実は家庭的。というキャラクター設定になってます。
……鏡魅羅? (が、誰か分からないときはリンクのページからファンサイトへどうぞ)


11月11日
これって、ある意味 空中自動車教習所?
別にエアカー(SFにありがちな空飛ぶ自動車)の教習所というワケではありません。 札幌にあるジャスコ桑園(そうえん)店の屋上に作られた桑園自動車学校のお話です。
これが砂漠のど真ん中なら、蜃気楼でバビロニアの空中庭園のように浮いて見える……かも。

確かにショッピングモールには通路の果てがかすんで見えるほど広いものがありますので、その屋上を駐車場として使うだけなんてもったいない。 それに駅前ですから駐車場にしちゃったらお買い物客以外の人が停めて行っちゃいそうです。
桑園駅のドまん前という立地条件は、まだ車に乗れない人が通う自動車学校の場所としては最適です。やはり送迎のマイクロバスを待つよりは電車の方が信頼度は高いですもんねぇ。

ところで、この桑園自動車学校。今から開校って事は地域柄雪や氷結が心配されますが、全面ロードヒーティング設置でそのへんの対策はバッチリだそうです。上は車、下は温水がグルグルな練習コースなんですね。

でも……冬の間アスファルトが見えない白い道。交差点のヘコミを新しい雪で埋めて修復するような地域での運転を考えれば、 路上教習前に練習コースである程度雪に慣れてないとマズいような気もいたします。
もっとも「本日は雪、ところによって自動車が降るでしょう」は2.5メートルコンクリート障壁のおかげでないそうな。


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