一言半日記 2006 3_21〜3_31

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 年度末来襲  ニセ科学とリメイク仮面ライダー  個人情報  長者番付の廃止  冬ドラマ終わっちゃった  轟轟戦隊ボウケンジャー Task.6 仮面ライダーカブト 第9話  ウルトラマンマックス 第39話  土地の公示価格  時代はメガネ  さらば宇宙戦艦ヤマトの宮川泰氏  祝・メダル9個!
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。
3月31日
もう一つ寝ると入学式&入社式がニギニギしく行われるエイプリルフールの日。大脳皮質の成長具合で知能の高さが決まる、なんて調査結果が出たそうな。 10歳の頃は大脳皮質の成長がメッチャ凄くで早熟だった子もハイティーンになると凡人と変わんない成長度になるのかぁ。 『十で神童、十五で才子、二十歳過ぎれば並の人』って言葉が、裏付けられたっぽい記事ですな。 まぁ、それまでの蓄積が違うわけやけどね。

泣いても笑っても年度末。忙しさから来る疲労と寝不足に、ここ2日間の寒波来襲が加わって、風邪引く人が増えてたりしないかなぁ。花見酒より旬のイチゴをたっぷり食べて暖かくして早めにお休みくださいませ。

それとビンテージものリストも発表され、PSEも施行直前。ゲーム機が入ってないのっておかしくないかなぁ。子供向けに作られたファミコンやスーファミ、セガサターンが火を吹くわけないじゃんかよぉ。リストの作り直しを要求する〜。


3月30日
聞いている分には面白くて、スピーチや合コンのつかみに便利な血液型占いをはじめとする、ちょっぴり怪しげな理論の数々。それを鵜呑みにするお子様が増えちゃったってんで、教育関係者に警鐘を鳴らすべくニセ科学シンポジウムなんてモンが開かれたそうな。

先ほどの血液型による性格診断や今日の運勢といい、家電には付き物のマイナスイオンといい、波動が水の結晶に影響与えるって話といい、水とか血とかに人は弱いモンなんですねぇ。 皆様、水に支配されるのがよほど嬉しいとみえます。次に来るのは炎か風か……あとパワーストーンも微妙〜。

しかし、こうなると4月21日DVD発売の『仮面ライダー THE FIRST』の本郷猛がものすごく胡散臭い青年になっちゃうんだよなぁ。水の結晶はあの映画のキーなのに。 まぁ、人間を強化改造してビルから飛び降りても平気にしちゃうショッカーなんて組織に説得力持たせちゃう力技映画に、水の結晶云々なんて突っ込んでも仕方ないって気はするけどね。


3月29日
住危ネットと誤変換されがちな住民基本台帳ネットワークシステムのデータ流出、ついにやっちゃいましたね。予測の範囲内であったとはいえ……やれやれ。いや、いくらお役所仕事でも、きっとマジメに頑張っているんだとは思うんですがね。

一方で、自分から意図的に流す個人情報ってヤツもございます。今お読みになっているウェブ日記やホームページには、個人の好みや趣味や興味がごっちゃり公開されています。時には住んでいる場所や行き付けのお店なんてキケンで後悔しそうなデータまで。 でも、ブログの方が深刻ですかねぇ。写真がメインともなると何が背景に映っているやら。PCで画像処理できない写メール投稿はかなりの配慮が要求されます。

もっとも中には我が子の写真を晒して平気でいる馬鹿親もいますがね。 所属事務所や協会が裁判も辞さぬ覚悟で肖像権というか、パブリシティ権を守ってくれる芸能人やプロ選手以外での顔出しブログは、子供の写真をアレ目的で使われ再配布されても対抗しようがございません。 アニメキャラクターよりか弱きもの、汝の名は子供なり?


3月28日
日ごろは縁がとっても遠い金額と人々が、世間一般さらされる長者番付の廃止が、ついに決まっちゃったみたいですね。 まぁ、個人情報保護法が施行されてるご時勢です。世の中には悪い奴も沢山いるから、金持ちだと宣伝してもイイコトなんて無さそうだもんな。

芸能人や野球選手、ゲームクリエーターの懐具合は夢の証として知りたかったなぁ。大人にとってはヤッカミの種でも、子供たちにとっては解りやすい夢の指標だったんじゃないかな。まぁ、今時の若い者はホドホドを目指すから、昔ほど上昇志向は強くないのかも知れんけど。

でも個人はわかるんだけどぉ〜、企業は公表してもいいんじゃない? こっちは逆にディスクロージャーが叫ばれるご時勢だと思うんだけどなぁ。 ライブドアの時はあんなに色々言ってたじゃん。それを多少の化粧どころかすっぽりとベールで包んじまうのは、どーかなぁ。


3月27日
『輪舞曲』が終わり新聞の番組欄はスペシャル番組オンリーとなっちゃいましたなぁ。なんだかんだ言って、警察系が面白い冬期ドラマでございました。

アンフェアの二転三転する犯人像に混乱し、『相棒』の皮肉な展開とお約束と意外性にニヤリとし、『時効警察』のシュールな状況と台詞で寝不足の頭を引っ掻き回され、『喰いタン』の何でも食い物に結びつける強引展開に驚嘆し、 『輪舞曲』では『新・京都迷宮案内』のチャランポラン主人公との落差に唖然……スゲーぜ、橋爪功さん。

春もいいドラマに出会えるといいなぁ。とはいえ制作費もキャストも冬が一番、秋が二番、春が三番で夏が四番って印象。色々キツイ中でこそ生まれる名作って奴に期待するのは、我侭な無い物ねだりだったりするかもね。


3月26日
花はなくても花見シーズン到来です。一分咲き程度の桜の下にシートを広げ、場所取りに励む休日ですが、せめて朝はテレビの前に場所取って、燃えてみようじゃあーりませんか。ナースコスプレもあるでよ。 てな感じで、いってみようか特撮感想日記〜

轟轟戦隊ボウケンジャー Task.6『呪いの霧』「クビを返せ!!」
「うっわー、凄い霧だね」「すっごいねー」つり橋に差し掛かるカップル(永栄正顕・渡部彩)からTask.6は始まりました。 霧より木々に積もる雪のほうが気になる……ちゅーか、防寒着を羽織れ2人とも。そりゃ、ヤマビコの姫に比べりゃまだマシな衣装だけどね。 でも、二人が気にしてるのはお店の人に聞いた話(こんにゃく屋かな)。 「ここが呪いの谷だってか? ゲームじゃあるまいし」「そうだよね」気を取り直して彼氏を追う彼女の首筋に透明な液体がポタリ。 女の子の周囲だけ、局地的に立ち込める濃密な霧。カレシが振り向いた時には彼女の姿は掻き消えてて……「リコ? リコー、どこだ? リコー!」。魔化魍の仕業、もしくはメフィスト(ネクサス)の仕業っぽいなぁ。まぁ、サージェスより猛士向きの事件かもね。

「その一帯は縊峪(クビダニ)と呼ばれている」CGの司令官・ミスターボイス(田中信夫)が由来語るモニター横の資料映像は、巨石文明の名残らしきストーンヘンジ(顔つき)。響鬼がオロチを沈める儀式した聖なる土地に似てるのは……気のせいかな。 古代中央政府に反逆した武将の首が祭られている伝説がある谷っつーと、都で晒されてた首が喋ったり飛んだりした、なんて伝承もくっついてそうです(帰らずの森は千葉かな)。 「首って、この首?」間宮菜月(ボウケンイエロー 中村知世)が自分の首を両手で挟んだら、 「そ、首の呪いで谷からは誰も生きて戻れないって」最上蒼太(ボウケンブルー 三上真史)が補足説明。

ミスターボイスによると、ここ数日行方不明者が続出中。 「サージェスの考えでは首とはズバリ、プレシャスで……」「そのプレシャスが発動している」「んじやないかな〜っと考えているワ・ケ」「アレ」今回は愛想いいけれど、笑顔の裏に自爆作戦命じたヤツが居ると思うと、どーも腹黒く見えるんだよな、ミスター・ボイスって。 とまぁ、指揮系統への不信とは別に「おれは“抜け”だ。縊峪には行けない」伊能真墨(ボウケンブラック 齋藤ヤスカ)は出動拒否。 怖いのかと蒼太に言われても「意外ですねぇ、トレジャーハンター時代、どれほど墓を暴いてきても平気だったと聞きましたが?」西堀さくら(ボウケンピンク 末永遥)に挑発+理詰めで促されても、 「だからこそ、本当に手を出しちゃいけないモノの事は知っている。縊峪の呪いは本当だ」

「トレジャーハンターの言い伝えか?」明石暁(ボウケンレッド 高橋光臣)チーフの言葉にも、視線をそらす真墨の前で、菜月と蒼太はファラオの呪いの話を始めちゃいます。 「1922年、エジプトでファラオの墓が発掘されたあと関係者が次々に死亡。ツタンカーメンの呪いという伝説になった。でも実はデッチ上げで関係者のほとんどは長生きしているという。お粗末」まぁ、学者なんて元々年寄り多いもんな。 「確かにその通りだ」「現実はそんなものです」「だが呪いってのは本当にあるんだ。俺は行かないからな」あくまで頑固な真墨を動かしたのは、もちろんチーフ 「なるほど、俺には勝てないと認めるわけだな」「なに?」「この俺を超えようってヤツがこの程度の伝説にビビッて逃げ出そうとは……」。 「この野郎、誰が逃げるか!」明石チーフの胸倉掴んだ直後「よし、総員出動だな」「あー……った」見事に真墨を一本釣りした明石の指パッチンでOPへ「アタック!」

Aパートは吊橋を渡る5人から開始です。 「うわー、なんか嫌な感じ」得意の第六感を発動させ立ち止まった菜月の首筋に、透明な液体がポタッ。 「ん?」「菜月、早く来い」慌てて真墨たちを追う彼女の視界が急に霧に閉ざされて、気がつけば見知らぬ平らな場所に。 「ここどこ?」空は真っ暗、岩と倒木と土と枯葉と霧だけの世界「みんなー、どこ、どこなの?」。 さらに「クビ、クビを、クビを返せ」大魔神……のような人間サイズの動く武人埴輪が襲ってきちゃいました。

「昔この地域には、不思議な文化を持つ民族がいたって伝説がある」「首というのは、その民族が残したプレシャスの事ですか」蒼太とさくらが情報交換している後ろで、ふと真墨が振り返り、シンガリ菜月がいないことにやっと気づいて戻る4人組。 一部だけ霧が深い吊橋側で探索したけど「イエローの痕跡、ありませんね」「アクセルラーにも応答なし」。

「呪いだ!」橋脚ぶっ叩く真墨に「冷静になれ。手分けして捜索する」指示する明石だけど、結果的には戦力の分散。一人、滝の側を調べてたさくらの手に、透明な液体がポタリ。たちまち立ち込める霧、そしてセット臭い謎の森へとご招待〜。 「これは?」周りを見回していたさくらの手をグッと掴んだのは武人埴輪「クビを、クビを返せ」「クビ? まさかクビとは」手に滴った粘性のありそうな液体を見るさくら姐さんの喉を掴んで釣り上げる、武人埴輪。 いやぁ、液体そのものが消化力の高いスライムでした、なんてオチでなくて良かった。

「ピンク、ピンク。聞こえますか、応答してください」蒼太が必死で呼びかける横で「解ったろ、呪いだ。一人ずつ消されていく」とことんマイナス思考の真墨。 一人、冷静に辺りを観察していた明石は冒険チップを発見。アクセルラーの光を当てると浮かび上がるMASKとWATER 「仮面と水?」「ピンクからのメッセージだ」首を絞められた状態でどうやって書いたのやら。近くに洞窟があるから連れ込まれる前に落としていったと考えるのが妥当かな。

「ミッションは中止しろ。菜月とさくらを探して、こんな所からは脱出するんだ」真墨の意見無視して「いや、作戦通り首を捜す」谷の奥へと進む明石チーフ。 その心は……仮面というメッセージは仮面をつけた何者かがいる=「ネガティブ、ですよねチーフ」「ああ、もしそうなら敵の狙いも首だ。そこへ行けば2人の行方もわかる」。 「じゃあ水っていうのはどういう意味だ。さっきの川の水って事じゃないのか」引き返す方へ解釈する真墨の肩を叩き「ま、そのうち解るって」蒼太も谷の奥へと向かう山道を登り始めます。

「ここが伝説にあった首が祭られていた場所だ」
霧がたなびくストーンヘンジにきた3人が近づくと、真ん中の石がズシーン。石が立ってた窪みには四角い空っぽの箱。 「ここにクビがあった」丹塗りの木箱に敷かれた藁に触れ「だが、誰かが盗んでいきやがったんだ。どうなってるんだ」混乱した真墨が2人から数歩離れた時、透明な液体が首筋にポタ。 やっぱり湧き出す濃密な霧。「首を……」「明石、蒼太か?」いや、声も体格も思いっきり違うっしょ。 「クビを返せ」と締め上げられて、とっさにアクルセラーのナイフ機能で腕をガシガシやったけど、相手は痛がる様子ナシ。ただ機能は低下したらしく、何とか逃れた真墨君 「ネガティブなんかじゃない、あれは呪いだ」全速力で逃げでビビりモード。

「呪うならクビを盗んだヤツをっ……いや、似たようなことはタップリやって来た。俺が呪われてもおかしくはないか」自省モードに入った真墨の背後に武人埴輪。 「なぜだ、なぜ俺ばかり追いかける」まぁ、似たような事って意味では明石チーフも同罪だもんな。 「やっぱり俺が……」諦めかけたその瞬間、武人埴輪が攻撃受けて飛び込んできたボウケンレッドに、異空間から通常空間へと引き戻される真墨君。 「明石?」いや、マジでどうやってあの空間へいったのやら。バスで大泉の撮影所からロケ地に移動したから……以外の説明を求めたいところでございます。

「ブラック、無事か」「蒼太?」とボウケンブルーも合流。異空間から濃霧を通じて、こちら側に来た武人埴輪に『サバイバスター』。 しかし、光線をウルトラマンの様に弾いて突進してくる武人埴輪。『サバイブレード』撃ってもダメなら斬ってみよー、とばかりに刃物で対抗した2人ですが素手の相手にいいようにあしらわれてます。 「なんて力だ……効かない」この埴輪は金属製でしたか。さらにパンチ一発で木の幹に体を激しくぶつける飛び方しちゃうレッド。 助けに向かうブルーが、攻撃を2回の宙返りでかわしたところはカッコよかったけど、掴まれて木の枝にへポイされちゃったトコロはちとヘタレ。いやぶつかって向こう側へ落ちるスタントは、凄かったけどね。

目からビームでセメント爆発起こす武人埴輪への対抗策は……土煙にまぎれての樹上からのアタック。ボウケンジャベリン構えて落ちてくる様は竜騎士(FFシリーズ)です。 右肩をグッサリやったレッドがブん投げられ、「大丈夫か……あ、よし」駆け寄ったブルーは敵ではなく上の崖をボウケンスナイパーで撃ちまくり、岩の下敷きに……って昨日のBLOOD+で似たような事してたなぁ。 ハジだって岩の下から復活したもんなぁ。武人埴輪も岩程度じゃ時間稼ぎ程度の効果しかなさそう。 「ヤツがピンクとイエローを襲ったんでしょうか」「おそらくな」

その女性陣2人は洞窟の中の石柱に黒いベルトで拘束されてました。 「イエロー、イエローっ ……菜月さん!」「ん……さくらさん、ミッション中はコードネームですよ〜」このマイペースっぷり、確かに神戸美和子(富豪刑事)に通じるモンがありますねぇ。 「あなたが起きないからっ」「あー、いくらなんでも縛るなんてヒドいですよぉ」「あたしじゃありません」その通りと、二人の周りには戦闘員・カースがウジャウジャ。OPクレジットで何となく解っていたけれど、今回の仕掛け人はガジャ様か。

「二人とも、この俺から離れた方がいい。今度は俺が狙われてる」川辺でたそがれる真墨に、冷静に事情を推理してみせる明石チーフ。 「聞け。恐らく奴はクビの番人だ。つまりプレシャスを守るトラップみたいなものだ」「じゃあなぜ、首を盗んだ奴ではなく俺を!」またまた掴みかかる真墨に笑顔向けてたチーフは、首筋の液体を発見して襟元をがっと広げます(特定の趣味の方々の黄色い声が聞こえそう)。 「なんだよ」「これは」アクセルラーを向けてみるとハザードレベル17? 「僅かだけどプレシャスの反応が」覗いて驚く蒼太君「あの化け物はこれに向かってきていたのか」

ターゲッティングは過去の悪行のせいではなく、液体のせいと気づいて気が抜ける真墨くん「俺はいつの間にかトラップに引っかかっていた」。 「液体……水? そうかピンクのメッセージだよ。水に気をつけろ」謎が解けて喜ぶ蒼太の横で不思議がる明石チーフ「だがいつの間にそんな仕掛けに触れたのか……奴はかなり厄介だ。こいつを怯えさせたようにな」。 とはいえ、ライバルにそう言われて黙ってる真墨じゃありません「首を見つけ出せば奴を止められるかもな」川原の石を殴りつけます。 「あれ、怖がるのは止めたってワケ」「あんなスゲー奴が守っていたプレシャスが、どんなものか見てみたくなった」 「それでこそ、伊能真墨、世界で二番目のトレジャーハンターだな」「もう一度プレシャスがあったところへ戻るぞ」青と赤の軽口で燃料満タン真墨君、今度は先頭に立って谷の奥へGo!!

「誰だ、誰がいる」
ストーンヘンジには笑い声が満ちてました。ふわっと遺跡の上に降り立ったのは高いところが大好きな白の神官(大高洋夫)、今日は空をフヨフヨ舞っていたようです。 「お探し物はコレかな」顔を象ったツボを見せる笑い声の主を「ゴードム文明の大神官ガジャ。貴様がどうしてここに」と所属+官職つきで呼ぶ明石チーフ。そういえば先々週以来出てませんでしたな。敵の名前を忘れてる子供のフォローもバッチリとは、さすがチーフ。 「これが首と呼ばれるプレシャスだ」ツボを傾け液体を地面に吸わせるガジャ様。 「かつてここで滅んだ民族が大切にしていた薬だ。彼らにとっては貴重で、あの番人モガリ(殯?)に守らせていた。だが私にとっては何の価値も無い」もしや、うっかり沐浴すると永遠の命と引き換えに餓鬼になっちゃう水ですかい。

「お前がそれを盗み出し、俺たちに付着させ」「俺たちをモガリに襲わせる作戦だな」「その通り……ググム、ゲードム」地面に降りたガジャ様は水鏡ならぬ土鏡に、人質達の様子を映し出し 「女二人の命が惜しくば、私の部下になれ」竜王様のようなお誘いを口にします。 「数多くのプレシャスを暴いてきたお前達は呪われている。救われる方法はただ一つ。ゴードムの為に働くことだ」よほど人材不足なんだね、ガジャ様。 「誰がテメーの下で働くか」「ぼく達は平和の為にプレシャスを守っている」「平和など口実だ」おおっと痛いところ突いてきますな。まぁ、核拡散に神経尖らせる某世界の警察とやってることは一緒だもんな。

「お前達は冒険に取り付かれているだけ。プレシャスがあると解れば、呪いも恐れずに欲望のまま突き進む」 「確かに」おっと新人君揺れだしました「まだ見ぬプレシャスの事を思うと、体も心もカッとしてくる」。 「私につけば最高のプレシャスを手にできるぞ」畳み掛けるガジャさまですが「お断りだ」チーフはきっぱりヘッドハンティングを拒否。目が覚めて頷く脇侍の2人。 「宝は自分で見つけるものだ。俺たちを熱くするのは宝への道を自分の手で切り開く冒険。欲しいのは最高の冒険だ!」 ある意味正直すぎる返事に「永遠に呪われるがいい」捨て台詞とともに液体を3人にふりかけるガジャ様。首を返せと連呼する武人埴輪に後は任せ 「女達は心配するな、私がこの手で始末してくれるわ」ツボを残してガジャ様はいずこかへ移動。

『チェンジ・ボウケンジャー、スタートアップ!』
3人並んで変身後、「チーフはガジャを追ってください」冷静に止めるブルー。 「一人の仲間も失わない。それがあんたの願いだろう。あんなヤツ、俺一人で十分だ」大言壮語気味にブラックも足止め役を買って出ます。 「任せた」チーフがどこへだか行った後「ふーん、一人で十分?」からかう用に肩に手をかけるブルーに 「しょうがねーから一緒に戦わせてやるよ」参戦許可与えるブラック……なんてタッグでバトル開始していた頃。

「あなたのせいです」「なんでよ」地下では女二人のバトルも開始……ただし責任のなすりあいの口ゲンカ。 「あなたがダラシないから」「あんただって捕まってんじゃん」「なんですってぇ、やっぱり貴方は失格です」「先輩だからってエラソーなんだよ、さくらっ」おっと呼び捨てだぁ。 「なによ菜月ぃー」姐さんまでもが呼び捨てだぁ。ついに口では飽き足らず、僅かに動く肩のぶつけ合い開始です。 寄ってきたカース達を『部外者は引っ込んでて!』のキンキン声で遠ざけ、ついにさくらのホルダーからアクセルラーをボト。 「大成功」「うん」さらに胸元から出したっぽい冒険チップを口にくわえブッっと吹き出し……アクセルラーを弾いてさくらの手へ。 「グッジョブ」むしろ口で指弾みたいなことをやってのけた、菜月の肺活量と首の筋肉に拍手です。天道よりスゲーや。

「ボウケンジャー、スタートアップ!」これは、変身すると切られちゃうような強度のベルトを選んだガジャ様のミスですな。 「さくらさん、頑張れ」応援する菜月の前でカースをサバイブレードでズバズバやるピンク。時代劇かカブトみたいです。最後は回りのカース全部が岩になってガラガラガラ。 仲間のベルトを断ち切って「菜月、チーフたちと合流します」。そしたら急に喜びだす菜月ちゃん「今、“菜月”って呼んでくれた。嬉しい♪」。 ピンクが戸惑っていたら、いきなり後ろから撃たれちゃいました。 「さくらさーん」「逃げられると思うのか」やっと来たのかガジャ様ゴードムののろいを受けるがいい」ノコギリみたいな剣を振り下ろそうとしたその時

ボウケンボーのマジックハンドモードで剣を止めるボウケンレッド「二人とも無事か」『チーフ』。 「おーのーれー」ボウケンボーで叩かれ壁にベシャッとなってたガジャ様とレッドが対峙していた頃…… 地上では、どこからともなく剣を持ってきたモガリ相手にブラックとブルーが苦戦中。 なんとブラックは縦回転ぶっとびをやってます。薙いで来る剣を宙返りで避けて駆け寄るブルー「ブラック、大丈夫か」直後に目からビームでセメント爆発。 「なんてヤツだ」接近戦も遠距離戦も……そして大剣装備で中距離戦もこなす上、防御力とパワーも上なんだもんなぁ。

「あれは……そうだ、明石がヤツにつけた傷だ」「なるほど」
でも肩のヒビ見て反撃開始。「しくじるなよ、元泥棒さん」「泥棒じゃない、トレジャーハンターだ。いくぞ」 身軽なブルーがブロウナックルで頭上へ。その動きを追わせまいと「こっちだ!」ブラックが陽動+目くらましで、正面から枯葉をバサッ「蒼太」。 合図と共に落ちてきたブルーがサバイブレードを肩のヒビに突き立て「トドメよろしく!」。 決めたのはボウケンブラックのラジアルハンマー。サバイブレードの柄を上から叩いてモガリに深手を与えてチュドーン。「グッジョブ!」「グッジョブ」拳ぶつけ合う二人。「明石にも見せてやりたかったぜ」

そのチーフたちはガジャ一人に大苦戦(なぜ)。しかも振動始める地下遺跡。 「モガリを倒してしまったな」「次はお前の番だ」「あのモガリはスイッチに過ぎない。奴が倒されれば本当のモガリが現れる仕掛けなのだ」 ガジャ様の言うとおり、振り返るとモガリそっくりのデカい武人埴輪が白い目を光らせてましたとさ。 「プレシャスの呪いで滅びよ。それがお前達の末路だ」またも消えるガジャ様。こりゃヘッドハンティングに応じても、ガジャ様がくれる最高のプレシャスは死の世界、だったかもね。 「脱出だ」崩れる瓦礫から頭をかばい地上へ向かう暖色系のボウケンジャー達。

「菜月、さくら姐さん、しぶといなぁ」「何ですかその言い方」「チーフに助けてもらったもん」
減らず口で2人を迎えたブラックや、余裕が取り得のブルーも巨大モガリにはビックリ。 「何がどうなっているんですか、あれは」「説明は後だ。街に出すわけには行かない、破壊する。ゴーゴービークル発進」 というわけで4分割画面ですばやく合体、あっという間に巨大戦開始です。 しかし巨大化してもモガリはモガリ、硬くて轟轟剣を受け付けません。さらに大パワーで剣を振り回すから、ダイボウケンの方がかなりピンチ。

「牧野先生、ナンバー7、ナンバー8を」
レッドの要請を基地で受け、難色示す牧野森男(斉木しげる)先生。 「整備は完璧だよ。でも新型ビークルを二台同時に合体させると、皆さんの体にかかる 負荷は4倍になって……」「その為に訓練を積んできました!」えー、根性論ですかぁ「それしかありません」まぁ、自衛隊やアメリカ軍の手を借りず人知れず……が目的だもんな。 「わかりました」というわけで発進シークエンスをかなりはしょってショベルとドリルが戦場へ。 まず地中から飛び出したゴーゴードリルがモガリに体当たり。ショベルは足をなぎ払い。そうして作った隙で、両腕のパーツを足に回し、ドリルとショベルを装着する巨大ロボ。 「ダイボウケンドリル&ショベル合体完了」もう何が何だか……某ビッグオーより仰々しい腕パーツになっちゃってます。

剣をショベルで掴んで弾き、ドリルをズゴッ「いけるぞ」「いっちゃえー」「さあ、トドメといきましょう」「ショベルアーム」ピンクが操るショベルがモガリの胴を掴んでグルングルン大車輪の挙句空中へポイッ。 『ライジングペネトレーション』落ちてきたところをドリルでグサァ、ドカーン。なんか……エグいっスねぇ。

さて、解析ルームから首を入れた箱を持ってきた牧野先生は、なんとも妙な顔。 「いやぁ、残念というか。これ、ハザードレベル0です。どうなってんのかなぁ」首をかしげながら自室に戻る牧野先生。 菜月は箱から出してツボをつんつん「これってプレシャスじゃなかったのぉ」。 ツボを手に取り眺めるチーフの見解は「モガリの危険が消えた今、もうこれはプレシャスじゃなくなったのか」中の薬じゃなくって?「結局何も得られなかったって事なのかな」

「元気出しなさい菜月。プレシャスはまだまだあります」落ち込む同僚を“呼び捨て”で励ますさくら姐さんに「なーんか2人、仲良くなってない?」興味津々の蒼太。 「女二人で何やってたんだか」真墨の質問にもお互い微笑むだけで答えない菜月とさくら見て、 「いいじゃないか。プレシャスは無くしたが女の友情を手にしたという事」2人の肩をポンとやるチーフが 禍福は糾える縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし)なんて昔のベストセラー(人間万事塞翁が馬)みたいな事言うから、 司令室には天使の沈黙が降り……モニターしてたっぽい牧野先生がチラッと出てきて一言「明石君、今のはちょっとオヤジ臭いです」。 「え゛」というわけで、笑いすぎたの、お前には笑われたくないだのと、オヤジ臭を否定したいお年頃のチーフによる 「わらうなー」+4人の笑い声で今週は引き。うーん、マジグリーンに続いてオヤジ系リーダー2年連続かぁ。ま、それもヨシ。

今週の『30戦隊大全集』は「バトルフィーバーJ」
「1979年に活躍したスーパー戦隊だ」「5人それぞれがダンスの達人」「エゴスの怪人と戦い続けたんだ」「初めての巨大ロボ・バトルフィーバーロボが登場しました」『それじゃ、次もお楽しみに』 各国の旗を振ってバイバーイ。でもソ連の赤い旗がなくてビミョーに寂しい……

次回予告 Task7『火竜(サラマンダー)のウロコ』
「小説の通りだ」「全ては作家の想像力だよ」 清水紘治(アギトの高村教授……いや、戦隊だとフラッシュマンのリー・ケフレン?) の濃い顔と演技が、今から楽しみな……現実化する小説のお話。 さてプレシャスは原稿用紙かペンなのか「私が望んだからこの世が滅びる」どうかウルトラマンマックスみたいにメタ落ちしませんように。 プリンセスチュチュ並みの傑作が見られますように〜。まぁ合体武器とミキサー車(装備するとゼクトルーパーみたい)を出すってカセがあるから暴走はしないか。

そしてプレゼントコーナー
「みんな、いつも」と口火をきったチーフの顔を、2枚のCDで隠すさくらと菜月『いつも応援、ありがとー』。 『轟轟戦隊ボウケンジャーの主題歌CDを』そして背後から真墨と蒼太出現『抽選で50名様にプレゼント』 「みんな応募してくれ」チーフ、やっと喋れたのに指パッチンの音が不発だよ〜。最後はみんなで『待ってるよ〜』 今回番組が7時30分に始まったのは主題歌が発売されたせいでしたか。

仮面ライダーカブト 第9話『天道敗れる』or『蜂の乱心!!』
夢の大橋で向かい合ってキャストオフ。そしてライダーバトル。しかし前回仮面ライダーカブトを追い詰め、ライダースティングの予備動作に入ってたはずなのに、なぜか格闘続けてる仮面ライダーザビー。 手すりを凹ませる勢いでぶっ飛ばされたカブトは、ザビーを投げる形で橋の下へ。カブト優勢です。逆転狙ってライダースティングを構えるザビー。 「二人が戦う必要なんて無い もうやめてくれ」叫ぶ加賀美新(佐藤祐基)の頭上へ、壊れた手すりから瓦礫が落ちてきた瞬間、ナニかがガラス片やアルミ枠を粉砕。 気を取られた直後にライダースティングがカブトに炸裂「カブト!」叫ぶ加賀美でOPへ突入。いやぁ、アバンタイトルから濃いですなぁ。

提供のの背景で、ついにマシンがキャストオフ?! なんて驚かせた直後にカブトエクステンダーの変形CM、いやぁナイスタイミングです。 そんなCM明けは川辺でずるずる倒れるカブトから。カブトゼクターが飛び去り、変身解除した天道総司(水嶋ヒロ)に迫るザビー。 「ここまでやれば十分じゃないですか」立ちふさがる加賀美を「俺の使命はカブトの抹殺だ」どけと排除し、「ベルトの命を貰う、悪く思うな」ゼクト以外のマスクドライダーシステムは認めないとベルトに一撃加えて去っていきました「これも組織の完全調和を保つためだ」人類社会の完全調和じゃないあたり、狭量よのう。

「身の危険から逃れるために仮死状態になる昆虫がいるってな」
動かない天道に駆け寄る加賀美。いきなり起き上がられてビックリです。 死んだ真似も楽じゃないという天道をバカヤロウと一喝。そしてガラス片から助けてくれたのが、コンクリに突き立つカブトクナイガンだったと知ってプチショック。 「もしかしてお前、あの時」でも照れくさかったのか(違っ)、振り返ると天道君はおねんねしてました。慌てる加賀美のBGMは救急車。

「お兄ちゃんたら遅いな、何かあったのかな」「あいつの事だ、大丈夫だよ、きっと」
さて、加賀美が電話で急を知らせた天道邸では、日下部ひより(里中唯)と天道樹花(奥村夏未)が7時からずぅっと豆腐パーティーを待って夜更かししていました。飾り付けに縫いぐるみが多いのは樹花ちゃんの趣味かな。 亀の縫いぐるみ抱きしめる樹花ちゃんが、鉛筆で羽の生えた人を描くひよりの絵を「見てるとね、なんか温かくなるんだ」好きだと言って、7年前に助けてくれた人? って聞いてたのはワームとの関わり示す複線かなぁ。

夜の病院へ駆けつけた樹花とひよりは、処置室の前で俯いてる加賀美にびっくり。 耳を澄ますと「かなり深刻ですねぇ」なんて医師(山素由湖)声?! 引き戸を開けると……総司が女医を診察中? 「そう、かなり深刻なストレスだ」胃腸を悪くしないため「もっと気楽に生きろ」とアドバイス(それでなぜ眼鏡外してキス体勢?)。 診察では異常なし。加賀美が大げさすぎると笑う総司アニキを一喝するのはもちろん樹花ちゃん。 「こんな風に心配してくれる人、加賀美さん以外にいないんだからね」って事で顔立てて一晩入院です。まぁ頭打ってたら当然の処置かな。ところでそんな兄妹を見守るひよりちゃん、いい顔してます。

「ひより夜食の準備だ」「何でボクが」「加賀美、材料だ」「何でオレが」「じゃあカレーライスがいい、カシミールカレー」 「カシミール……タイカレー?」「インドだよ」なんてやってる4人を背景に、長谷川さんとレントゲン片付けている女医さん。とりあえず天道の体内組織の形状は人間かぁ。

ザビーはシャドウと連携して、艀で緑のサナギワームをソツ無く倒してました。それを撮影する加賀美の防弾チョッキも金2本(ダサ)。 そこへ岬祐月(永田杏奈)連れた田所修一(山口祥行)が駆けつけ「見事だ矢車」とお褒めの言葉。 「カブトは現れませんでしたね」岬の言葉に「カブトは俺が倒した」打てば響くように言葉を返す矢車想(徳山秀典)「所詮ヤツは組織の敵だ。ライダーは一人でいい」心細いというより、24時間1人で頑張るのは大変だと思うよ、ダッシュじゃないんだからさ。 そんな矢車の横で加賀美はちょっと挙動不審。

「ベルトも破壊した。もう二度と現れることは無い」
芝三田薗総合病院の769号室で影山瞬(内山眞人)のお見舞いに、でっかいイチゴを持ってった矢車の横でもソワソワ「そろそろ帰りませんか」。 耳を澄ませば聞き覚えのある声が病院の廊下にコダマしてます。 「さ、一列に並んでくれ」看護士と入院患者からなる列の先は特別個室『天道総司』。なんと豚汁と炊き込みご飯を炊き出ししてる天道兄弟とひよりちゃん。「勝手にこんなことして大丈夫か」いや、良くないだろ。食事制限やカロリー制限の必要な患者もいるはずだぞ。

「おばあちゃんは言ってた、病は飯から。食べるという字は、人が良くなると書くってな」「さすが天道さん同感です」拍手する女医の影でプルプル矢車「どうかしたんですか」「何でもない」。 そして加賀美は列の中に白衣コスプレの岬発見。「彼、ザビーにやられたんじゃなかったの」 「それはそうなんですけど……それにしても似合いますね」何を言ってやがるか朝っぱらから。 岬さんはボードでパコン。そんな彼女を強引にリバーサイド公園へ引っ張る加賀美。その後をつける影山?! って言うか岬さんいつ着替えたの? デカピンクor風のシズカ並の変身術ですな。

岬にチクったのは、カブトが加賀美を助けてるスキを突かなきゃ、ザビーは勝てなかったという事実。 それをかなり遠くから立ち聞きしてた影山君「隊長を侮辱する気か」加賀美に掴みかかります(さすがラビットオルフェノク。それともストーンフリューゲルがその辺に埋まってんのかな)。 でも、部下同士のケンカを止めたのは矢車さん「熱くなり過ぎるな。そんなことではパーフェクトハーモニー、完全調和は保てないぞ」。 さらに「ワームだ、始末しろ」「任してください」三島正人(弓削智久…おお目元にライトが)の指令で現地へGo! 追いかけようとする影山を加賀美に病室へ戻させて、バイクに跨る矢車の心を支えるのはこの一点「大丈夫だ、あいつはもう変身できない」

「あたし達にはまだ、カブトの力が必要なのかもしれないわね」
「俺たちはチームで戦っているんだ」加賀美の手を振り切り怪我を押して、現場へ向かう影山を見送る岬さんの一言は、シャドーの危うさを感じ取ったものなのかなぁ。 しかしベルトは……と思ったら

「さて、退院でもするか」なんてのたまう天道の荷物を整えてたひよりちゃんがカバンの中からヒビの入ったベルト発見。ビチッと電流が走って落としたら、なんとヒビが消えている?  そればかりでなく、7年前の記憶を蘇らせるひよりちゃん。少女時代のひより(藤井玲奈)が渋谷の瓦礫の中から垣間見たのは、変身ベルトをした少年らしき人物。 「ねぇ、お願い殺さないで、殺さないで、やめてー」幼いナウシカっぽい台詞だけど、蟲の命乞い……いやワームを庇おうとしてるのかな。

「それ何なんだ」「その、なんというか大切なものだ」「お前のなのか」「うん、まぁ」なんか加賀美、ヤバい方に誤解された気がするけど、気のせいかな(予告で絵をクシャッとやってたのも気になる……)。 ともかく、ベルトをカバンに詰めて非常階段を駆け下りる加賀美。 俺のベルトをどうするつもりだと天道に呼び止められ、助けてもらったお礼に岬さんに直してもらうと言ったらば 「どこを直すって言うんだ」「自己回復機能がついてんのか?」 「ベルトとは長い付き合いだが、そんな機能はないはずだ」7年前からの付き合いか。 「直ったんならそれでいい。ワームだ。来てくれ」おい、加賀美、もうちょっと物事は深く考えろ。矢車とまだ一緒にいる気かと天道君も心配してるぞ。

「俺はお前とは違う。チームの完全調和でワームを倒す。その方が俺には合ってる」 「凡人ゆえの涙ぐましい努力というわけだ」あきれた加賀美に昼寝してろと言われた天道だけど、やっぱり現場に駆けつけます。「まったくもって面白いヤツだ」お前もな。 ちなみに今回の現場はまたも港湾施設。一般道路ではないのでザビーはバイクで変身です。まずはサナギをバイクアタック。 部下達と合流してバトル開始ですが、何と今回は3体がコレオプテラワーム(コガネムシ)に脱皮。とれがアエネウスで、クロセウスで、アージェンタムなのか解らんので、金銅鉄で区別させていただきます。

「左右に分かれてポイントに追い込め」不利な状況でも的確に指示してキャストオフしたザビーだけど、そこは多勢に無勢で、転がってます。 「矢車さん」助けに来たのは影山君。ヘルメットをしないのは危ないぞ。味方の流れ弾だってあるだろうし、敵は弾丸よりも早く動くワケだしね。 ほーら、別のサナギに襲われ大ピンチ。「影山!」ここまでは部下に目配りできてたのになぁ。

コンテナの上に逆光で天道が現れて、いきなり棒立ちのザビーちゃん。 「変身だとぉ、そん、そんなバカな」目に映るのはカブトだけ。可愛い影山がワームの手で倉庫に引きずり込まれたのも気づきません。 「隊長……」指示を求める部下達がやられているのに考え事。救援に頑張っているのはカブトだけ。 そのカブトに攻撃しかけるんだから、視野狭窄どころの騒ぎじゃありません。あ、ドラム缶の演出は音的にも派手で良かったかな。

「お前、部下を見殺しにするつもりか」「オレはお前を倒す。倒さねばならない。そうでなければオレが俺でなくなってしまう」複眼部分にプルプル矢車を映すだなんて、オルフェノクの影以上にナイスアイデア。 そんな頭に血が上ったザビーを落ち着いてキャストオフで遠ざけるカブト。 そうこうしている間に敵はクロックアップ。なぎ倒されるシャドウ達。 その中でカブトもクロックアップ。スローモーな爆発の中でワーム三体を相手に互角バトル。 で、またここでザビーがカブトに仕掛けたわけですが……蹴り飛ばされ 「後悔するがいい、ライダーになったことを。消えろ」またライダースティングの構えに入ったら「後悔するのはお前だ。お前は自らの道を外れた」カブトの言葉が終わった直後、なんとザビーゼクターは自ら離れて空に消え、変身解除となった矢車は生身で戦場を這い蹲るハメになっちゃいました。 「待ってくれ、ザビーゼクター。戻れ、もどれー」叫んでたらワームにぶっ飛ばされて影山もいる倉庫へドン。

ちなみに影山のピンチを助けたのはバイクアタック仕掛けた加賀美くん。落ちてたマシンガンブレード拾って防戦です。「負けるか」「加賀美もういい、お前は逃げろ」「俺は負けない、負けられないんだ」弾切れになって組み付いてぶっ飛ばされ、絶体絶命のその時、矢車さんが飛んできました。 でも生き延びたのは加賀美の力。なんとマシンガンブレードでワームをグサっ。いやぁ、ゼクトルーパーの装備でもワームを倒せるって事を証明してくれてありがとう。もしや見守ってたカブトが何かしたんじゃ……いや、うーん。

さらにワームが三体増えたけど、矢車を助けに来たシャドウたちがワームとの間に割って入ってくれました。率先して戦い「負傷者を守れ!」指示する加賀美「みんなの命は俺が守る、守ってみせる」。またも1体を撃破した直後、ザビーゼクター飛来。 加賀美の手にハチさんは納まっちゃいました。ガクブルってる矢車はとてもじゃないけど戦闘不能。意を決してブレスを拾う加賀美。「お前らは、オレが倒す。変身」おめでとー加賀美、まさか本当に変身できるとは思わなかったよ。ショックを受ける矢車さん……きっとこのままでは終わらないんだろうな。

外では珍しく、通常時間の状態でカブトが123。銅のコガネムシを撃破しました。そして胸から8本足出してクモの様に逃げる金と鉄を追ってバイクで追跡。 道端の街灯だの黒い箱だのを投げてくるワームに対抗して「キャストオフ」。音声認識でコンソールがせり出すカブトエクステンダー。いやぁ、バイクも外装ぶっ飛ばして障害物を排除できるんだね。 さらに前輪が割れて3輪バギー化。中央から左右非対称のブレードがせり出す……て、あのー、バイクの速度、遅くなったりしませんか、ソレ。

次回予告  第10話
これからは天道と力を合わせてワームを倒すと意気込む加賀美だけど 「蜂は刺すもの、刺さない蜂に価値は無い」加賀美陸(本田博太郎)再登場。新しいザビー適合者への指示はまたまたカブトを倒せ。 今度はビストロ・サルで飯食いそうなくらい加賀美新に接近してますが、きっと新しいザビーが息子だってのは知らないんだろうな。

スパヒロエンドはCDプレゼント告知
「仮面ライダーカブトのOP曲、『NEXT LEVEL』のCDを抽選で50名にプレゼントしてやる。 このあて先まで番組の感想も書いて応募してくれ。 ホームページからもアクセスできるぞ。よろしくな」ちなみに4/3の当日消印有効。 個人的には前代未聞の“プレゼントしてやる”発言よりも、エイベックスがCCCDを出さなくなった事に惜しみない拍手を送りたいです。


3月25日
パ・リーグは始まったけど、ウルトラマンは終わります。たとえ夕方5時半からメビウスが始まるとしても、ウルトラマンマックスは今日が最終回。それでは心していってみようか特撮感想日記〜。 待てよ、エイプリルフールの朝っぱらから総集編があるから……ホントは最終回じゃないのかも。

ウルトラマンマックス 第39話『つかみとれ未来
ナレーター佐野史郎が語る、前回のあらすじからウルトラマンマックス最後の戦いは始まりました。 機械獣サテライトバーサーク 機械獣ギガバーサーク登場……でも冷静に考えると、事切れたコイシカワ・ミズキ(長谷部瞳)を抱きしめて嘆き悲しむトウマ・カイト(青山草太)の横に、ポツーンと立っているだけのサテライトバーサークより、機械人形オートマンの方を、OPにクレジットするべきじゃなかろうか?

「ミズキが死ぬ運命なんて、俺は認めない」
いきなりミズキの上着をはだけて、ブッチュー……あ、心肺蘇生でしたか。人工呼吸だと子供番組でも堂々とキスシーンが出来るんだなぁ……なんてネクサス10話やBLooD+の1話の立場がなくなりそうな感想を抱いている間に、 「ミズキ、帰って来い。一緒に生きるんだ。これからもずっと……ミズキー、生きろー」「カッ、カイト……?」あ、息を吹き返した。 元災害救助ボランティアだったカイト隊員。炊き出しや遭難者捜索だけでなくCPRも達人クラスだったんですね。

「ミズキ隊員の生命反応、復帰。予測外れた」エリー(満島ひかり)
ふと気づけはカイト達の周りにはオートマタがずらり(恐怖!トロロが攻めてくる!!)。 顔が引っ込んでコアから青白い光が投射され、白フードのデロスの人がホログラムで登場(体はシェリー・スウェニー、声は山本百合子)。 この環境でなぜ人型? なぜレーア姫(EP4)? と疑問は募りますが、その後のぶっ飛び発言で全てチャラ。ちなみに地上のダッシュ基地でも外されたコアから同様の手法で同じ画像が流れてました。 「カイト、貴方がその人を助ける姿わ見て、デロスは後悔しています。地上の人類も命を大切にするということを認識しました」 さすが閉鎖空間に生きていた地底人、孤島の住民以上に狭い了見でお人よしサンです。

しかし、バーサークはもう止められないとおっしゃるデロスの人。地上の人類に時間を与えるという妥協点を見出せたのに最終兵器は自立型。 「バーサークはマックスを、確率100%で倒します」「その予測も外れになるさ」ついにミズキの目の前でマックススパークを掲げるカイト。 「カイト?」「戻ろう、俺たちの世界に」「私、知ってた気がする、カイトがマックスだって事」正体バレきたー。そしてアヤフヤだったミズキの“薄々気づいてるんじゃ?”疑惑も飲み込む光の中で、 等身大マックスにお姫様抱っこされて地上へGo!

「カイト、ずうっとマックスとして戦ってきたんだね。私たちが出会ったあのときから」
いつか人もマックスみたいに遠い星に行ける、きっと……BGVはセピア色の名場面集(ミズキ視点)。 海中から飛び出し、土手にミズキを下ろしたマックスを、待ち構えていたのは巨大な敵ギガバーサーク。山のような戦車というか銀の龍かな。 マックスキラーに対抗するため「地上を守っているのはマックスだけではない、ダッシュ、出動」 ヒジカタ・シゲル隊長(宍戸開)の命令で飛び出す隊員達。気丈にも立ってマックス出陣を見送ったミズキは、エリーがダッシュアルファで回収です。「ミズキ隊員、また会えてとっても嬉しい」

「ウルトラマンは勝てるかしら」「信じよう」
ヨシナガ・ユカリ(桜井浩子)博士とトミオカ・ケンゾウ(黒部進)長官がモニターごしに見守り、 ナレーターが活動時間はあと1分と告げ、カラータイマーが点滅する中、要塞vs戦闘機のノリでギガバーサークに挑むマックス。 板野サーカスは素晴らしいけどマクシウムソードはあまり効いてません。それどころか上部から伸びた鎖に捕らわれハリツケ状態になっちゃいました。

「ウイングブレート・アタック! うぉぉぉぉお」
コバ・ケンジロウ(小川信行)とショーン・ホワイト(ショーン・ニコルス)が、 バード1と2で鎖を切りにいったけど、ウルトラマンでも切れない金属がダッシュのメカに切れるわけもなく……キンコンと弾かれて、エネルギー弾に追われて上空へ撤退。 中井和哉ヴォイスで融合者に遺言残すマックス 「カイト、もう私にはエネルギーがない。M78星雲に戻る最後の力も尽きてしまった」うわー、捨て身のボランティア 「このままでは君の命も失われてしまう。カイト、私から分離するのだ」さらに自己犠牲。神様仏様マックス様です。 「最後まで一緒に戦うんだマックス」ダダこねるカイトを、召還したマックスギャラクシーに託して地上に送った後、 目の光が消え、石になっていくウルトラマンマックス
「マックスー! マックスが……」切なく見上げるカイトでAパート終了。

都市部を中心に高酸素状態になった地上は火気厳禁。交通機関は多分自転車か人力車。 火力発電所も止めなきゃならんから、そのエネルギー不足っぷりはNジャマー後の地球(ガン種)以上、GEAR戦士電童14話「電気が無い!」並み。 そして臨時基地にはバード1&2と共にマックスギャラクシーが運び込まれて解析中。メディカルエリアでは、ミズキ隊員がベッドの上で療養中。 「カイト、私たちの未来」「大丈夫、俺たちはきっと未来を掴む」お見舞いのカイトが手を握ってたら、エリーちゃんの呼び出し放送かかりました。 「カイト隊員、オペレーションマックスを開始します」

「これよりウルトラマンマックス救援作戦を開始する」マックスが使っていたデバイス(ギャラクシー)は、太陽の核融合エネルギーをマックスに伝えるためのモノだったそうで、 「再び太陽の光を伝えるんだ」と息巻くショーン隊員。 「今この基地ですらエネルギーがヤバくなってるのに」コバの懸念に答えたのはヨシナガ博士「地上はそうだけど、エネルギーならあるわ」指差したのは空の上、地球防衛システム・ガーディアンの太陽電池。 しかし全世界をカバーしてた衛星は32機もあったのか(26かと……)。スターウォーズかヤシマ作戦みたいだ、特にダッシュのモニターが。 衛星からのエネルギーを基地で変換してデバイスに伝え(有線?!)、それをマックスに届けるのはバード1と2。 俺たちはずっとマックスに助けられてきた「今度は俺たちがマックスを助けるんだ」おお、コバちゃんがっこい〜。

「これは我々地上の人類にとって唯一残された手段だ」
このままでは病人や子供たちから犠牲になっていく。試練を乗り越えたとき、人類がしなければならない努力は大きい。だが生き延びてこそその未来は開ける「頼む、諸君」。長官の演説の後、隊長から出動命令。 飛行機にはコバとカイト、後方支援はショーン「カモーン、マックス、蘇ってくれ」。ちなみにレセプターアンテナは「85秒しかもちません」。 なのにヘンにトコロにもパワーが行ってビチバチ、ブチッ。司令部のコンピューター、火を噴いてるよ。 光りかけてたギャラクシーもしゅう〜ん。 ここはショーンの糸鋸とトンカチの出番……かと思ったら、今回はシリアス回だったせいか、エリーが制御装置のラインを手早くつないで収めました(それもクロックアップ状態で)。

再び金色に光りだしたギャラクシーだけど、今度はギガバーサークが光線で妨害。ここで万年撃墜され王のコバ、なんとケーブルを切られてしまいました〜。 残るはカイトのバード1のみ。「無理するな、ケーブルを切れ」って隊長の声を無視して風防を開け、何をするかと思ったら 「ここまできて、あきらめるかー。俺だってマックスなんだー」爆発するバード1を背景にウルトラマンポーズ。 ギャラクシーと融合遂げてマックスの右腕まで飛びマックスにエネルギー与えつつ再融合。OPの2番をBGMにマックス復活。鎖ぶちきって戦闘開始。 「おお、復活した」「カイトが、マックス」「カイト」「そうか、カイトか」驚くみんなの中でエリーだけは訳知り顔でニッコリ(やっぱピグモンの記憶かな〜)。

ミズキが病室から祈った直後、マックス巨大化(身長1kmくらい?)。ギガバーサークの光線をマックスギャラクシー・ソードモード(仮称)で切り払い、上を飛び越える際に上部をズンバラりん。 マクシウムソードはエレキング(二度目)で見せた分身魔球状態。そしてトドメは大気圏外まで伸びた長大な光の剣での横なぎ。イデと叫ばれてるけど縦切りでなくてホントに良かった。でも都庁ビルとか横浜ランドマークタワーの上半分、ギガバーサークと一緒に消し飛んでないかなぁ。
「バーサークシステム停止」
「デロスは地上の人類達に期待しよう。地球が元の姿を取り戻すまで、デロスは再び眠りにつく……」

「カイト、ありがとう」「こちらこそ、今までありがとう」
「地球の未来は君たち自身で掴んでくれ。お別れだ」 お台場にカイトを残して夕日に向かって飛ぶマックス。なんと月軌道上でお迎えのゼノンとランデブー。きっと助けに来るのが間に合わなかったんだね、ゼノン。 そして歩いて臨時基地へ戻るカイトを、病室から無理言って出てきたはずのミズキ隊員(なぜか隊員服姿)と一緒に出迎える皆。 「カイトー」「サムライボーイ」ショーンとコバに太股抱えられて神輿にされたり冷やかされたりの後、 天の川の下でご報告「マックスは自分の故郷に帰りました」「さようなら、マックス」「帰っちゃったのカ、 寂しいナ」「マックス、後は俺たちに任せてくれ」いや、コバに任せるのはちょっと。 「地球の未来は我々人間が自らの力で掴み取らねばならない」隊長が締めてる横でココを探すエリーちゃん。 見れば少し離れた位置から記念撮影モードに入ってました。慌てて集まって手を振ったり愛想笑い始めるご一行。やがて光の中に溶けて……

2076年 東京
多分50年後の青い海には、マックスの銅像とデロスのモニュメント。その背後には再建されたベースタイタンと浮かんでいるスペースポート。 デッキには宇宙服を着た5人と見送る人々(グレゴリー・ペッカー 大塚克己 阿部靖史 広井憲太郎 新井宏紀 松田志織 関野三幸 渡辺啓太 松本誠 ?)。 「では、銀河系観測に向かって出発します」元気良く挨拶する若者は、コバっぽい髪型のカイトのそっくりさん。 「いってらっしゃい、私は30年後でも待ってますから」ココと一緒に見送りに来たエリーは銀髪……微笑が自然になってますがバージョンは幾つだろう? 

旅立つ宇宙船を窓から見送る老夫婦の傍らには、あの時の集合動画が3Dで再生中。 「私たちの孫が、とうとう宇宙に向かって旅立っていくよ」 「マックスに会えるかしら」「会えたら伝えて欲しい言葉があったんだ」「なあに」「私たちは未来をつかめたよって」 涙ぐみながらも、声が若すぎる、眉まで白いのに肌と首の老けメイクが足りん! と突っ込んだけど、50年後ならアンチエイジング技術も進歩してるのかもなぁ。
手をつなぐと2人と、深宇宙へとワーフ(?)してゆく宇宙船で、物語は全て終了〜

次回予告 スペシャルフィナーレ『ウルトラの未来へ
あともうちょっとだけ続くんじゃby亀仙人
とばかりに、4月1日の朝7時半にはウルトラマンマックスの総集編(?)がございます。週間予約を解除するのはまだ早い。皆々様方、来週の土曜日も目覚まし時計のセットは忘れちゃ、ダ・メ・よん♪


3月24日
公示地価が15年ぶりに下げ止まったとか言うけれど、それは大都市のお話。地方じゃまだまだダダ下がり。まぁ、ヘタに上昇傾向になってもバブル再開でロクな事にならない気もするけれど……景気がよくなってるって空気は大事です。

団塊の世代がドッと辞める2007年問題のお陰で、若者の雇用も拡大傾向。青春真っ只中の人たちにはお先明るいムードです。 一方で退職した後の年配者は、少ない雇用の奪い合い。年金支給年齢までいかに糊口を凌ぐかが課題です。0金利時代は色んな問題を残しました。

そろそろ格差社会のヒズミが色んな方面に噴出してきたりするんだろうな。若い人々はともかく中年に指しかかろうって辺りに、一番シワ寄せきてるもんな。 そもそも貯金が目減りするような金利でなけりゃ、株に手を出して老後の資金なくす人もすくなかったろうにねぇ。


3月23日
グラビアアイドルのランキングでめがねっ娘・時東ぁみさんが第一位かぁ。アニメやゲームではとおの昔からあったジャンルが一般に浸透するまで、これくらいかかるんですねぇ。外から見て解りやすいツインテールはまだしも、内面で表現するツンデレが一般化するまで、果たして何十年かかるんだろう。

オリコンといえばウィークリーチャートの戦隊OPEDテーマの順位ですが……昨日はもう24位。先週に比べ10位も落ちちゃいました。まぁ、今年は競争相手も多かったからね。決して悪い歌じゃないんだけとなぁ。やはりエンディングにダンスが無かったのが敗因かな。

ゲームの方では、ポケモンレンジャーをはじめとする色んなゲームの発売日で、FF12で話題を集めたスク・エニが学研と提携して学習ソフト会社を作るとか、ナムコのドルアーガの塔がアニメ化したりオンラインゲーム化するなんてニュースもありますが……今は何となく市場がFFであふれてる感じですかねぇ。


3月22日
宮川泰さんのご冥福を祈ります。 なんといっても『宇宙戦艦ヤマト』。アニメに壮大なオーケストラのBGMがつくなんて……その音の広がりに当時はかなり感動したもんでした。

思えば、クラシックアレルギーが起きなかったのは、宮川泰氏の音楽に子供のころから親しんでしいたせい。ロマン派の音楽ばかり漁ったのも先生の作った楽曲に、似たイメージの曲を探したいという思いから。私の音楽の原風景は間違いなく『宇宙戦艦ヤマト』のサウンドトラックです。

いずれゲーム音楽もそんな風に思われる日がくるのかな。音楽の原風景がゲームミュージックのオリジナル音源って人がさ。いや、イマドキだと着メロが原風景って子もいるかもしれない。 触れるキッカケはなんでもいい。いい音楽との出会いは人生の財産。一つでも多くの音楽が誰かの心に届いてますように……。


3月21日
暑さ寒さも彼岸まで、なんて言われる春分の日がやってまいりました。今日からは昼が長くなり夜が短くなるワケですが、どうせ夜明け前に起きるなんて無理だから、実感するのは多分夕方。5時頃空を見上げて「明るいなあ」と呟いてみたいと思います。

もっとも、今日の一番の話題はWBCの決勝戦。日曜日の最高視聴率を更新するかどうかにも注目したいところです。けど個人的には野球の陰に隠れちゃったパラリンピックの選手達にも大注目。

だってメダル9個ですよ。銅が2個で銀はなんと5個、その上金を2つも取ってるなんてスゲーじゃないですか。もう少しスポーツニュースでの扱いが大きくても、バチ当たらないと思うんだけどなぁ。


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