一言半日記 2006 2_11〜2_20


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ウォッシャ液って大丈夫  ボウケンジャー Task.1 仮面ライダーカブト・第4話  ウルトラマンマックス 第34話  大阪ドームの入札  2月が逃げる前に発売日が来ちゃう!  ゲドとV6と阿久津真矢  チョコとコーヒーが苦い日  『キャシャーン』見ちゃった  マジレンジャー ステージ.49 仮面ライダーカブト・第3話  ウルトラマンマックス 第33話
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。
2月20日
中国の7色の川が一時話題になりましたが、一昔前の日本だって都会の川は泡だらけ。たとえ真珠が育っていようとも道頓堀川はまだドロドロ。それでも水質汚染はだいぶマシになりました。もちろん家庭排水が下水道処理施設できれいになってるからですが……

川を汚す最大の原因『界面活性剤』でフト気になった事がありました。車で道を走っているとき、フロントガラスが曇ったら、もちろんワイパーとウォッシャ液の出番です。でも、あれって洗剤だよねぇ。それも直接肌に触れない薬剤ってコトでかなり強烈な界面活性剤だったりしないかな。 中には凍らないように配合工夫されたウォッシャ液もあったりして。

で、そのウォッシャ液はワイパーの活動で、フロンクドガラスの下にあるスリットから道路に垂れ流し。道路回りの野草摘みを遠慮したくなくなるお話です。で、垂れ流されたウォッシャ液は雨水と共に溝へと流れ、やがて川や海へとたどり着く。 それって環境への影響とか大丈夫なのかなぁ。


2月19日
ついに新番組の第一話が始まる、二月下旬の週末がやってきてしまいました。寒かろうが眠かろうが、7時半になったらテレビの前で瞬きもせずに凝視です。それではいってみようか、特撮感想日記〜

轟轟戦隊ボウケンジャー Task.1『魔神の心臓』
初めてのジャンクションは、採石場での五人揃い踏み(爆発つき)と、ダイボウケン(ロボ)が派手な花火を背景に剣をゆっくり下ろすところ。かなり正統派の作りです。

今年初めてのスーパーヒーロータイムのタイトルバックは、魔鏡を反射させて遺跡の壁に古代文字を浮かび上がられるピンクとイエローから。 空にヘリ、地上には停止したゼクトルーパーとワーム。高層ビルからガラスの欠片が降るカブトのカットは文句なしにかっこよく、ピラミッドを背景に砂漠で戦闘員(カーズ)に囲まれるブルー&ブラック(ゴーゴージャイロとゴーゴーフォーミュラつき)、崩れる通路を走って脱出するレッド、 ゴーゴーダンプとカブトエクステンダーの併走、ニ分割画面によるそれぞれの決めポーズ(カブトは渋谷背景、ボウケンは砂岩地帯の奇景)もいいんたけどぉ〜、BGMが去年と一緒なのは何ゆえ?

30th ANNIVERSARYとバックについたスーパー戦隊シリーズのロゴ。燃える地図と歴史っぽいイラストの数々がよぎる演出は夜7時代のワンピースのよう。 「何時の時代も未知の世界を求めて旅立つ者がいる。人は彼らを冒険者と呼んだ」ここで不敵に笑うかのようなボウケンレッドのマスクが上斜め45度でバーン。 「サージェス財団は世界各地で失われかけている、貴重な宝を集める民間団体だ。宝とは古代文明の遺物、沈没船や秘境に残された財宝、そして絶滅寸前の動物までさまざまである。中でも現代の科学水準を遥かに越えた危険な力を持つ秘宝をプレシャスと呼ぶ。サージェスはプレシャスを見つけ出し守り抜く秘密チームを組織した」by太田信一郎。 ここでマシン(ナンバーはSGS BK・5050)による海辺への出動の様子が映ってOPへ。

それぞれの得物を振り回してのポーズ後、演じる役者さん達の名前と顔が出るわけですが、入る前の先達冒険者たちが全員白人とおぼしきイラスト(笑)。冒険だの発見だの未知だのといった言葉に潜む、ヨーロッパ中心史観を如実に示していて大変おもしろいです。 なんとなく西洋人の猿真似と評された鹿鳴館っぽいというか。 そして白い敵(大神官ガジャ)とまだ名もわからぬ赤い敵がチラッとな。まだ登場しないマシン(ドリルだよ〜)に、調子良さそうな円錐CGマスコット(?)、ドジっぽい博士 中盤の戦闘シーンは前と違って国内。けど基地セットに水があったりしてチャレンジ精神はなかなか……一年間楽しめそうな予感がします〜。

劇場版とマジVSデカのDVD CM後、Aパートは海底探索するゴーゴーマリンダイバーから開始です。 「わー、まっくらだね〜」窓の外を物珍しそうに見るのは、アバンでも嬉しそうに窓から手を振っていたボウケンイエロー(間宮菜月 演・中村知世)。 「本当にココか、さくら姐さん。ちょっと代われよ」図々しい態度なのはボウケンブラック(伊能真墨 演・齊藤ヤスカ)。 ハンドルにかかる手をキッパリ退け、マシンを運転するのはボウケンピンク(西堀さくら 演・末永遥)「黙って見ていてください」。なるほろ、デカレンやマジレンとはピンクの性格づけが真逆なんですな。

「おおコワ」「それにミッション中はコードネームです、ブラック」「そうだよ、菜月はイエローなんだよ」「そういうのガラじゃないんだ、色で呼ぶな」 両手に花のハズが、女性2人に責められるブラックという図で海底遺跡に到達です。 「ねぇねぇ、なにあれ。なんかあるよ」視界にしゃしゃり出るイエローの頭をピンクがどけてたら、地上からボウケンレッド(明石暁 演・高橋光臣)モニター越しに解説です。 「世界には海の民と契約して、海を自由に操るという伝説が幾つも残されている」「そうそうそうだ! ちなみに日本では海彦・山彦ってやつね」茶々いれるのはボウケンブルー(最上蒼太 演・三上真史)、アバンタイトルでも伸びをして余裕のぶっこいていた軽めのパイロット(でも操縦桿はハンドル)。

「知ってた知ってた〜?」うざいイエローの頭を退けて「その伝説がなんだって言うんだ」腕組みするブラックに丁寧解説のレッド。 「その伝説の源となったのは謎の文明、ゴードムだ。彼らはゴードムの心臓と呼ばれる秘宝で海を支配していたと言われている。だが今までその遺跡を見つけた者は無い」 それを聞いて小躍りするイエロー「じゃあアレが幻のゴードム文明の遺跡?!」「あそこに今回のプレシャス、ゴードムの心臓が」ブラックも身を乗り出します。 すかさず解説入れるお節介レッド「ゴードムの心臓、海水からエネルギーを取り出す超科学システム。ボウケンブラック、ボウケンイエロー、心臓を捜して来い。アタック」指ぱっちんで送り出します。 p>入り口ふさぐ岩を除けたゴーゴーマリンダイバーのコクピットで、水中スクーターで乗り込む二人を見送るピンクはため息「チーフ、本当にあの二人でいいんですか」。 「なんだ。まだあいつらのテスト入隊に反対か」なるほど見習いさんの初出動でしたかブラックとイエロー。 反対なのはブルーもでした「プレシャスの危険を理解しているか心配だな」。「だが、冒険を持ちは楽しむ気持ちは知っているさ」今回のレッドはなかなか太っ腹ですな。

空気のある廊下へでるイエローとブラック。水圧に耐えられスーツと明かりもつくマスクがあれば酸素がなくても平気そうです。 「行き止まりか」「何か嫌な予感がする」見上げれば海底なのにコウモリの群れ。食い物はまだしも暗い海底でどうやって酸素を……? ともかくお互いにパニくる人間とコウモリ。 偶然イエローの手が隠しスイッチに触れ、2人は隠し部屋にご案内〜。 金色の光が照らす柱とオブジェに囲まれた空間で「ここが神殿かぁ」ブラックが周囲をチェックしている間に、「なにコレ、何かスイッチが」不用意に中央のオブジェに触れるイエロー…… 「あ、バカ!」たちまち噴出す炎のワナ。遺跡がこれだけ活動的ならコウモリが呼吸できるくらいの空気、地上から取り込んでそうですな。

転がって炎から逃げるイエロー。「サバイバスター!」武器名を言いながら炎の出元を撃つブラック。残った部分のてっぺんにはなんと「ほらほら見つけた、パズルだよ」9枚だと15並べではなく9並べかな。 「なるほど、そういう仕掛けか。相変わらずカンだけはいいな」頷くブラックの横で冒険ケータイ・アクセルラーでパズルをチェックするイエローは0って数字見て頭ポリポリ 「あれ、プレシャス反応がないよ」「そんなのアテになるか」とっとと絵模様あわせるブラック「お先にプレシャスとご対面だぜ」。 突然揺れる神殿、2人を捕まえる腕状のオブジェ。水が溢れ出し、海底から浮上するナゾの遺跡。

「あーあ、何かやらかしたみたいっスね」空で高みの見物してるブルーと違って「海底隆起してます」近場にいたピンクはあわてて退避。海上でブルーに救助されたりしています。 島のようになった遺跡には地面から道も出来ちゃってて、そこを爆走するゴーゴートラック。センサーだか何だかつけて「そこか」トラップに掴まってもがいてるイエローとブラックの救出に向かいます。 遺跡の中では水の消失と同時に、石棺を封印していた青い剣が崩れ去り、重い蓋がズレて、中にはいってた石と化した大神官ガジャ(大高洋夫)のミイラが生気を取り戻し「蘇えった」なんてつぶやいてました。カベからは顔の中にロウソク灯し手にたいまつ持った石像みたいな戦闘員(カース)も復活「我らの時が、再び動き出した」。

遺跡の中で巨大トラックをターンさせるなんて荒業使い、後部マニュピレーターで2人を救出するレッド。 「迎えに来たぜ」二人を掬って荷台へポイッ。脱出後は荷台を傾けて土砂ごと地面へドドド〜。上からは岩も落ちてたはずだけど、なぜかきめ細かい砂に埋まっているブラックとイエローがかなりナゾ。 「ブラック、イエロー、楽しい冒険だったか?」上からはレッドのからかうような声が降り「だから色で呼ぶなって」抗議してたら、 ピンクと駆けつけたブルーに「トラップに引っかかるのが、元泥棒のテクニックかい?」なんて揶揄されちゃいます。その間、砂山から滑り落ちてレッドに助け起こされるイエローが何気にラブリー。

「泥棒じゃない、トレジャーハンターだ」そのポーズが何気にFF6のロックですな。 「いいか、海の底だとプレシャス見つけにくいだろうが。だから俺達は神殿を持ち上げてやったんだ」減らず口も似ています。 「偶然封印解いちゃっただけだけどね」ボソッと耳打ちするイエローを「おいっ」と口止めしてたら…… 「プレシャスはもっと神殿の奥深くにある」斜めにかしいた神殿を見上げるレッド「ここまでして隠されているなんて、今回のプレシャスの危険性は計り知れません。新人はここに待機させましょう」置いてけぼりを提言するピンク。 慌てたブラックはイエローともなって遺跡に突撃です「プレシャスを見つけるのは俺だ」。 抗議するブルーに苦笑交じりのレッドは指パッチン「新入りに先こされるぞ、アタック」

石切り場の様な迷路を迷いながら抜けていく2人と3人。それを物陰から観察する神官とカース「この時代にもゴードムの心臓を狙う者がいたか」。 三つ巴のプレシャス争奪戦に一歩先んじたのは、抜群のカンもつイエロー組。 「扉があるよ。隠し扉になってる〜」アクセルラー見て喜ぶイエローの前に出て「任せろ」剣モードのサバイバスターでピッキングしてのけるブラック。 扉が下へと沈み、かがんで進んだ先には「うわー、ひろーい。この下ってマグマかな」聖杯でも隠されてそうな溶岩の上の細い石橋(インディ・ジョーンズ 最後の聖戦?)。 「おい、アレが祭壇らしいな」橋の向こうには青白い光を放つ何かが壁に埋め込まれてました。

「いくぞ」2人が走り出した直後、ブラックの足元がボロっとな「トラップブリッジか」慌てて掴むイエロー。 引き上げてる最中に、横を駆け抜けていく先輩3人「おっさき〜」。 「あの、そこ落とし穴」イエローが忠告する前からバンバン踏み抜き、走る速度はそのまんまな先輩達 「落とし穴は落ちる前に駆け抜ける」「基本です」「何してる、さっさと来い」けど、遺跡保全とかの基本は抜けまくってるよな、こいつら。 置いてかれそうなイエローとブラックは残った足場から大ジャンプして先行する先輩達に追いつきます。最後はベシャッとギリギリセーフ。

「プレシャスの光だ」「これがゴードムの心臓。未知のエネルギーシステム」ムンクが描きそうなオブジェにパイプがいくつかくっついた代物に、アクセルラー向けるブルー。示された数字は86。 「ハザードレベル80を超えてる、あっぶないなー」触れようとした直後に空中へ飛び出し、無数に分裂するゴードムの心臓。 「凄いいっぱいになっちゃった」「どうなってんだ」またも不用意に触ろうとするブルー。爆発する白黒画像を見てしまい「それダメ」ブルーを突き飛ばすイエロー。 地雷のように爆発する偽心臓見て「サンキュ」感謝のブルー。「貴女どうしてわかったの?」不振がるピンク。「え、うーん」よくわかってなさそうなイエロー。どうやら恣意的にカンは働かないようですな。

「本物は一つ、あとは泥棒避けの爆弾か、さてどうする」お手上げポーズのブラックの前に進み出て、手近な一つを別の一つに向かって押し出すレッド。 「やめろっ、そんな事したら本物が破壊される」次々誘爆する偽心臓。 変身を解いてその様子を冷静に見ているレッドこと明石暁「海底に封印されていたという事は壊す方法がなかったっていうことだ。これしきの爆発で壊れるもんか」。 チーフの言うとおり残ったのは本物1つだけ。 「ミッション完了です」「どうだい、元泥棒さん。これがボウケンジャーのやりかた」変身を解いたピンクとブルーが余裕かましていたら、いきなり最上蒼太を殴り「いくぞ」イエロー横抱きにして飛び降りるブラック。 その手元からワイヤーが伸びターザンの要領で向こう岸へ。その途中、イエローがしっかりゴードムの心臓をゲットです。 「やられた」くやしがる蒼太。 「いたたたた、もうひどいなぁ」「悪いな」文句言う間宮菜月の手からゴードムの心臓奪い「プレシャスはこの伊能真墨が頂いた。わかったか、俺があんたを超えるトレジャーハンターだと」

勝ち誇る真墨はムッとしてるチーフに勝利宣言「明石暁、いや不滅の牙」。『不滅の牙?』顔見合わせる蒼太とさくら。 応えるかのごとく得々と解説始める真墨くん「かつて世界最高のトレジャーハンターがいた」どんな秘宝も必ずゲット、 その牙から逃れられる獲物はない。 「ついた名は、不滅の牙。それが今じゃヒーロー気取りか」長台詞になるとちょっと不安が残りますな、ブラックの人。 「あなたは明石チーフに挑戦する為にテスト隊員に?」「そういうことだ、さくら姐さん。だからこいつは返すぜ」退職届がわりにアクセルラーを投げ渡し、退職金はゴードムの心臓「俺はこいつをどっかに売りつけて、せいぜい楽しく暮らさせてもらう。いくぜ」。 「期待以上だぜ、伊能真墨」なぜか嬉しそうな明石チーフ。 そして「またトレジャーハンターに戻るの?」残念そうな菜月ちゃん。「なんだよ、まさかお前、あいつらの方がいいなんて」トレジャーハンター時代からの相棒を真墨が説得しようとしていたら

「ゴードムの心臓、返していただこう」ガラガラ声ながら現代語を流暢に話す神官登場「愚かな人類が触れるでない」。 「ゴードム文明の末裔も封印されていたか。さてどうする真墨?」お手並み拝見といったチーフが見守る前で、カースが振りまわす松明に追い詰められ、 真墨が崖下に落ち、菜月が駆け寄ったところでCMへ。

ナゾのグワシポーズでゴードムの心臓を奪って立ち去る大神官ガジャ。 「大丈夫かい」ワイヤー使い元トレジャーハンター達と同じ要領でこちら岸にきた3人が覗いてみれば、悪運強く崖の途中で引っかかってる真墨くん。 「二人は奴らを追え」「はい。でもチーフは?」「俺はもう一人の隊員を連れて行く」。 あいつはボウケンジャーになるつもりなんてなかった、そいつを助けてまでと最上が文句言ったら 「ボウケンブルー、ボウケンピンク。俺は既に命令した、このボウケンレッドが。お前も行け、後は任せろ」なんと菜月まで先に行かせます。 そのままちっちゃなパラシュートで真墨のそばへ(タケコプターと同じ素材製かな、そのパラシュートは)。

「わざわざ笑いに来たのか。ほっとけ俺を」ナマ言う真墨の胸倉つかみ「甘ったれんなよ! もう一度選べ、このアクセルラーを受け取るか、このままマグマに焼かれるか」「なんだと!」 「お前が言ったんだ。俺の牙から逃れられる獲物はいない。その獲物はお前だ」愛の告白ですか?いや命がけのスカウトですかい。 「はじめから解っていたのか、俺が裏切ると」そんな真墨を引っ張り上げ「わかっていたが見事に出し抜かれた。そうこなくちゃ部下にする価値はねぇ」

「何やってんだ」「さあ?」
その頃地上では、4本の柱に囲まれた崖っぷちの祭壇で、ガジャが石のダイヤル回してました(銀のつけ爪とカラコンがきれいですなあ)。 「ついにこの時がきた。われら本当の復活の時だ」せり上がった祭壇の赤い水槽にゴードムの心臓を入れ、なにやら呪文唱えたら、水を吸って赤く染まり脈動始めるゴードムの心臓。 そのまま地下へと水槽ごと降りてゆきました。 「ナニか光ったよ」不用意に声出し、すっころびかけた菜月のせいで見ているのがバレちゃう3人組。 「カースよ、邪魔をさせるな」松明を鎌に変えて襲ってくる戦闘員達。

「試してみるか、炎の中で生き残れるか。楽しい冒険だな」「いつかお前を超えて、俺が最高のトレジャーハンターだと証明してみせる。それまでは」アクセルラーごと明石チーフの手を掴み、真墨が立ち上がったその直後、 遺跡の上部がピッカリ光って巨人の姿で立ち上がっちゃいました。もちろん内部は大揺れです。 「おっと」明石チーフはマグマへ落下。その途中で「スタートアップ」初変身はマグマの中で、ボウケンレッドによるものでした。ひとッ跳びで上まで上って見せ、続いてブラックのスタートアップとなるわけですが、もはや時間は48分。スイッチ押したところでポーズもバンクも映らず場面転換。

地上でも変身シーンなんぞなく、既にマスクとスーツのボウケンブルーがナパーム(撮影用ガソリン爆発)背景にド派手にふっとばされてます。 つづいてピンクとイエローも「うわー」。ザコ相手なのに苦戦する理由はカースの再生能力のせい。 殴ってもそのひび割れはすっと消え「いったー」ダメージが残るのは殴ったコブシの方。 しかも「やめて、来ないで」見習いイエローは足引っ張ってます。 そこへ「サバイバスター」ジャンプ+銃乱射でボウケンレッドが救援にやってきました。 「チーフ」「レッド」指揮官復活で元気になるブルーとピンク。

「偉大なる神、ゴードムに逆らうのは何者だ」「フッ、ボウケンレッド!」エネルギーをチャージした弾で数発撃たれると、さしものカーズも黒く変色して粉々になるのか。 「ボウケンピンク」「ボウケンブルー」同じ要領でカーズを撃破する2人。 そして「ボウケンイエロー」同じパターンじゃおもちゃは売れぬと「サバイブレード」剣モードで攻撃です。 ぶっ飛ばした先には「ボウケンブラック」やはりサバイブレードを手にして唐竹割。 「真墨」「あ、生きていたのか」「今、ブラックって言いましたね」。 最後の一体はレッドが腹ぶっ刺した後に袈裟懸けし「我ら轟轟戦隊」『ボウケンジャー』名乗り完了。

「もう遅いわ。巨神ゴードムの復活じゃあ」「なに」揺れる地面、立ち上がる遺跡「 貴様ら人類は、巨神ゴードムの力を恐れ、我らの文明を封印した。だが今ゴードムはよみがえり 再び貴様らの上に君臨する」高笑いのガジャはゴードムの肩に乗り「踏み潰せ」。肩の風車が何気に可愛いゴーレムもどきに踏まれてたまるかと散る5人。 「巨神ゴードムを破壊し、ゴードムの心臓を回収する。ゴーゴービークル!」「発進シフトON」それぞれのマシンに乗り込み、海岸のリゾートホテルに迫るゴードムを止めにかかります。・ まずは空と地上から砲撃(方角的に流れ弾がちと心配)

「ゴードムの心臓とは古代兵器を動かすエネルギー源だったのか」「これがプレシャスの力?」初心者二人に解説するブルーとピンク 「プレシャスとは素晴らしい力を持っている。だけど悪用されれば地球の一つや二つ、ポーンさ」 「だからこそ安全に管理されなければなりません」。締めるのはレッド「プレシャスを悪から守りぬく、それがボウケンジャーだ」 「よーし、いくぞぉ」ゴーゴードーザーで文字通り足元掬うボウケンイエロー。 「俺の出番だぜ」ゴーゴーフォーミュラからはミサイル集中発射。巨人は倒れ、振り落とされる大神官。 そのスキに「全車、轟轟合体だ」「しかし新人の二人は合体訓練を終了していません」「ちょっとした冒険だな〜。やれるか?」 「当たり前だ」「えー、え〜?!」「いくぞ」というわけで「合体シフトオン。ダンプ、フォーミュラー、ジャイロ、ドーザー、マリーン、冒険フォーメーション」。OPをBGMに合体しちゃう5台のマシン。 第一話にしてダイボウケン登場です。ライダー以上に飛ばしてますなぁ。

操縦席のアクセルラーをはずし、ハンドルその他を折りたたんでバック状に変形、それもって降りて行き、ダイボウケンのコクピットでセットしなおす5人。 何気に旅行感覚ですなあ「ダイボウケン、合体完了」その手にはツルハシ(ゴーピッカー)とスコップ(ゴースコッパー)。コンパス象ったマークと爆発なんか背負っちゃって、どうみても土木工事です。発掘じゃありません。 遺跡調査は、刷毛と竹べらとフルイが基本でしょ?

「ファーストギア・リンク」アクセルラーをセットして一斉にレバーを倒すボウケンジャー。 そしてゴーピッカーで地走り攻撃「へっ、どんなもんだい」「やったぁ、やったぁ」鋭い得物で直接ぶん殴るのは敵戦闘員だけの特権か〜。 でっかい腕で掴んでくる力押しの巨神に向かって「負けるか」足のピストン総動員で踏みとどまり、ドつきあい開始。 少し距離をとったところでゴースコッパーによる畳替えしならぬ地面返し「食らえ〜」『よっしゃ〜』『やりぃ〜』。 胸の青白い光り見て「プレシャスを奪還する」「はい、轟轟剣」スコップにツルハシ継いで合体変形。ゴテついたロングソードに変えた後、 「轟轟剣 マトレンジャードライブ(?)」くるくる回るコンパス模様ごと敵をズンバラリン。ヒザをついて爆発する巨神ゴードム。 その爆発背負い、足元の家々を近景にポーズを決めるダイボウケンで巨大戦闘終了です「やったねー」「OKぃ」「うむ」

「無事みたいですね」「やったね」夕日にそびえるダイボウケンの足元で変身解いた5人はゴードムの心臓発見。 「触らないで」菜月を制してカードの様なものを砂に置くさくら。展開して金属のケースに変わったその上に、プレシャスをそっと置き、宝箱の様になった箱を明石チーフに渡します「回収です」。 「ミッション完了って奴か」真墨が腕叩いたらそっと無視の蒼太。「お前ら、いい加減にしろよ」今のところ不協和音耐えないチームに明石が背を向けたとき、 「貴様ら」杖から赤い稲妻出して攻撃してくる大神官ガジャ 「ゴードムの秘宝は一つではない。大神官ガジャ(ール)がいるかぎり、巨神ゴードムは何度でもよみがえるのだ」 ムスカですか? ちゅーかカーズとカース、ガジャとガジャール、どっちが正しいのか迷う発音ですなぁ。 それらを全て払拭するがごとく、海から出てきた大蛇がパクンと大神官を食べていずこかへ。オレンジ色の夕日の中、打ち寄せる波で今回は引き。

CM出演は今回レッド役の高橋光臣だけ。劇中にまだ出てないアームズシリーズも先行で見せちゃってます。 そしてなりきり変身シリーズキャンペーン、あのエラソーなレッドに来て欲しいと思うお子様っているんだろうか。 ってな心配の後に始まったエンディング。 今回、呪文解説やマックスボックスみたいな特別なコーナーはなさそうです。 現実の巨大ダンプ(レッドだけど黄色)に、スポーツカー(黒)、セスナ機(青)、ユンボ(もち黄色)、モーターボート(ピンクだけど青)に乗った5人の役者さんが、牧野森男(斉木しげる)の元に集まり追い越して、 絶壁の途中や森の中、空中に砂の斜面に水中と、各場所から拾ってきた5色の欠片を山上であわせると地球になってふわっとな。 Bouken Dreamsと筆記体で空中に書いていずこかへ。なんだかワイルドアームズ風味ですな。

次回予告 Task.2『竜の略奪者』
「おっはよー、ボウケンジャー」「ミスターボイス」というわけで、サージェスミュージアムのどこかに存在する基地が初お目見え。 メルマガで解ってたとはいえ、意外と軽いCG司令官も登場。「これがジャリュウ一族のやり方だ」あたらな敵も現れてアームズシリーズも登場です。 そして「今度は菜月がみつけるの」次回の主人公はイエローかあ。

仮面ライダーカブト 第4話『愛を説く!!』or『弟を撃て!!』
先週の引き、橋の上での仮面ライダーカブトvsベルクリケタスワームのバトルですが……市街地で銃うちまくるライダーから、コオロギが飛び去り、あっさりお開きになりました。 むしろ今日の主人公は、生き別れの弟を街の人ごみの中で探す加賀美新(佐藤祐基)。弟の名は加賀美亮(佐々木和徳)。野球のグラウンドで練習中に行方不明。TLTの管理官のように、肉親を失って政府高官→ゼクトへ出向だったりするのかな、加賀美パパこと加賀美陸(本田博太郎)も。

少し遅れて加賀美がバイト先(Bistro la Salle)に顔出すと、なんとサバのトロ箱だらけ。「店長カンカンだった」凄い金額払ってたと、説明するのは同僚の日下部ひより(里中唯)。 「これ店で使う食材だろ?」バイト代から天引きなんて理不尽だと送り状を見れば新宿ビストロSalle加賀美新宛て(アラタって読むんだ……シンだと思ってた)。天道の仕業だと加賀美が頭抱えてたら、 「こんにちはー、サルって店ここだよね」サバを貰いにきたと、見知らぬ少女がトロ箱覗いて「光ってる♪」。 誰だと聞いたら「おばあちゃんが言ってました。どうせ食べるなら、最初に最高のものを食べなさいって」 天道の妹・樹花(奥村夏未)でしたとさ。そのまま加賀美はトロ箱5箱抱えて天道家までポーターです。

「お兄ちゃんの俺様ぶりは疲れるでしょ。ごめんね」さすが妹、わかってるねぇ。
「あいつ料理できるの」ハーブティーをご馳走になりながら、自称プロ以上の天道総司(水嶋ヒロ)包丁捌きを見守る加賀美と妹。結局、今週加賀美が食べたのは、天道のサバ味噌。素材は最高だがひより作に比べると物足りないシロモノだったとさ(こいつもご飯と交互に食わんのな)。 東京タワーが見えるお屋敷には天道兄妹がふたりっきり。「うん、でも寂しくないよ。お兄ちゃんと一緒だから」明るい樹花の言葉に「お兄ちゃんか、懐かしい響きだな」回想モードの加賀美君。 だからってお前にも妹がいるのかって質問は総司らしい。「いや弟だけど」加賀美の表情で天道は何かあったと知ったのか。

「うん、マル特サイコー」ご満足いただけて何よりですbyとある義務を背負う全人類の約1名
「俺、バイトだー」またも頭抱えた新君が「お兄ちゃんが友達連れてきたの初めて」また家に来るよう樹花に指切りさせられ「うん」と頷いてた頃…… 「加賀美の奴、どこほっつき歩いてるんだよ」皿を片手にお冷注いでたひよりはグラスを溢れさせてましたとさ。ったく、『たちばな』のドジウェイターといい、ハカランダの看板小学生といい、マトモにお冷も淹れられない店員が多くて困るね、平成ライダーは。

しかし肝心の加賀美は、またも弟の回想中。それは医者にピッチャーは無理だと言われた亮が、野球の道具を川原で燃やしていたという強烈な記憶。 「なにやってるんだ!」ジャンパーで火を消して、野球は投手だけじゃない「他のポジョンがある、諦めるな」と焼けかけた硬球を渡し「約束だ、また一から練習だな」「わかったよ、兄ちゃん」。 しかし次の場面は、約束の練習をしていた弟がグラウンドから消え、切り裂かれた野球帽がバックネットに焼きついていた失踪時の記憶。 BGMは鈴虫の声……兄との約束果たす為、一人で自主練なんかしてなければ……新としては悔やんでも悔やみ切れないか。

「見てよ兄ちゃん、俺達もよくやったよね」キャッチボールの思い出は卑怯だよ
回想終わった後、行方不明になったハズの弟に、電車の高架下で呼び止められて驚き喜ぶ新兄ちゃん。最初は疑っていたけれど、父の期待が重くて逃げ出したと失踪理由を語り「おれはてっきり、ワームにやられたのかって」「ワーム、なにそれ」無邪気に聞き返す弟に、公園のブランコで約束のボールを見せられ「兄ちゃんは俺のヒーローだったんだ」甲子園投手だった過去と憧れを口にする弟に、警戒を解く新。 「ごめん、ちょっと用事があるから出かけなきゃ」携帯見て立ち上がる亮。「もう一度会ってくれないか。明日、あのグラウンドで」約束させる新。その前に、弟の携帯番号を聞きなされ。

「これ加賀美からのプレゼント、松輪サバだ」
何者かの視線を感じ始めた天道が、トロ箱抱えてビストロ・サルに来てみたら、既に昼の忙しい時期は過ぎ店は後片付けモード。だけど加賀美の姿はなし。 そんなヒドいバイトは首にした方がいいと忠告しつつサバ味噌の秘訣を聞く天道。「作っているところを見せてくれるだけでいい」「嫌だね」 仕方なく並んで皿洗い。ついでに加賀美弟が2年前に行方不明になったと聞き出す天道。

「この間変なのに襲われたんだ」もっと変なのが現れて倒してくれたってひよりが話し、 もっと変なのの正体が「それは本当に変だな」と断じていたら、弟に会ったとウキウキ加賀美が重役出勤。 「ちょうどいい、明日はひよりシェフのサバ味噌パーティーだ」そりゃまた生臭そうな宴会だねぇ。 「間違いない、あれは弟だ」思いっきり視野狭窄かかってそうな加賀美(妹が決め付けてるところの兄の始めての友達)を救う為、 帰宅中の岬祐月(永田杏奈)の前に天道がバイクで現れ、忠告です「加賀美の弟が現れた。都合よすぎると思わないか。ゼクトの力で調べてやれ」

あの天道に家に来られたらチト困るかも……なんて感想抱く変身スーツCM後、Bパートは弟の写真を上司に突きつけられた加賀美君から開始です。 「ワームに擬態された可能性が高い」いざという時、弟と同じ顔したワームを倒せるのかと、捜査から外されちゃいました。 「調べろといわれたのよ、ライダーバイクを奪った男に」岬の一言で加賀美の怒りは天道へ。

話を聞いて「めでたく捜査から外れたな」これで心置きなくサバ味噌パーティーだと喜ぶ天道。ぶん殴る加賀美。 「殴り合いなら何時でも相手をしてやる。だが、今は弟の居場所を教えろ」もちろんお断りする加賀美君。「もしあいつがワームだったら、弟を殺した奴って事になる。そのケリは俺がつける」 その為にゼクトへ入った「手出しするなよ」「いいだろう」決意の友人を見送る天道くん。 だけど加賀美は男(ゼクト?)につけられている事にも気づかず、ゼクトルーパーと意外とおせっかいな天道を、思い出のグラウンドまでご案内〜。

「何かが欠けてしまったんだ、大切な何かが」
日が傾きかけたグラウンドで待つ加賀美新を見て、懐かしそうに微笑む亮。 二年前は約束を破って練習から逃げたけど、今度は逃げない。親父ともちゃんと話をするつもりだと家出終了宣言です。 その背後に展開するゼクトルーパー。 「つけられてたか」「この人たちはなんなの」キョトンとする弟を庇ったら、向けられた銃口に反応したかベルクリケタスワームの姿になる亮。 しかも他のワームが4体現れ、ゼクトルーパーを蹴散らします。

「お前が弟を殺したんだ」銃口を向ける加賀美新。 亮の姿に戻るベルクリケタスワーム「何度も言わせないでよ。俺が亮なんだよ」人間に擬態するとね、記憶も引き継ぐんだ「だから俺は亮そのものなんだ」撃つの? 俺を消したら俺の中のリョウの記憶消えてしまうんだよ。 そして仲間が兄ちゃんに擬態したがっていると微笑みながら説得です。 兄ちゃんは死んでも、ワームの中で生き続ける「俺と一緒になろう。一緒に」画面が歪むのは新の涙か揺れる心か。

「おばあちゃんは言ってた、人は人を愛すると弱くなる。けど、恥ずかしがることはない、それは本当の弱さじゃないから…ってな。弱さを知っている人間だけが本当に強くなれるんだ」 げー、天道がヒーローみたいな言動してるよ〜、雨が降るんじゃ……って本当に降ってきたよ。 変身してクロックアップしてない4体はアッサリ撃破。しかし、ベルクリケタスワームには手を出さずマスクドフォームのまま耐え続けるカブト。 「なぜ戦わない、お前まさか」理由に思い当たる加賀美。「どうする、決めるのはお前だ」決断を促すカブト。 「俺を消したりしないよね。兄ちゃんは挫折した俺のたった一つの自慢なんだよ」弟の顔と声と記憶で、新の説得にかかるベルクリケタスワーム。 新の結論は「もうやめてくれ……カブト、頼む!」

「キャストオフ」(ボソッ)
今回の時間外戦闘エフェクトは雨滴止め。空気抵抗のせいで雨粒はビー玉状ではなくおはじき状って突っ込みや、背景の木々が風に揺れてる……なんてのは見なかったことにいたしましょう。 テレビでマトリックス戦闘やってくれただけでも大拍手。555の馬変身より雨中シーン長かったし、バックネット越しに弾かれた水滴がキレイだったしね。トドメはまたも、後ろから突っ込んできたワームに回し蹴り。 クロックオーバー後「兄ちゃん……」ワームが爆発前に落としたのは(これさ、今でも俺の宝物だよ)嬉しそうに見せてた硬球。……はじめてカブトの変身解除を見た気がする。六角に分解して滑り落ちていくのか。

「天道、俺はいつかお前を越えてやる!」
天道が振り向くと、加賀美はがっくりと泥濘にヒザつくところ(背景の虹はワザとかな)。 そんな友人(?)に、無言で思い出のボールを投げる天道。受け止めて雨の中でボール握り締め、背中からグラウンドに倒れて弟の死を嘆く兄。 何だか地面にスマートブレインのロゴを幻視しそう……。そして、カッパ姿で天道見つめる女性(本物の岬?)で今週は引き

次回予告  第5話
カブト捕獲作戦に出張ってきたのは、黒岩都知事で本物の津上翔一で警察エリート南だった気もする小川敦史さん。 さらに、ゼクトの総責任者とおもわれる加賀美陸パパ(本田博太郎)も出て来て、来週はめっちゃ画面の濃いお話になりそうです。 で、ゴローちゃんは?

スパヒロエンドは天道兄妹によるダイボウケン紹介
天道家のリビングにある平べったいテレビで、メタファンタジーちっくにボウケンジャー見て、かっこいいだのロボが強いだのとチョウチン感想述べた挙句「おばあちゃんが言ってた。冒険が人を強くするってな」「うん。次回も見てね〜」。 マジレン&響鬼の時のマンドラとスモーキーまんまですな。まさかOPのレニー・ハート嬢の雄たけびも使い回しじゃあるまいね?


2月18日
肌寒い二月中旬の週末ですが、朝は頑張って目を開き、7時半にはテレビの前でWチョキ。いってみようか特撮感想日記〜。合言葉はやっぱ「バルルン♪」かな。

ウルトラマンマックス 第34話『ようこそ!地球へ 後編 さらば!バルタン星人
アバンタイトルは前回のCパート。マックスが消えてトウマ・カイト(青山草太)が瓦礫に埋まるまで。超科学星人ダークバルタン 子供の超科学星人タイニーバルタン 登場。 駐在さん(真夏竜)は出るけど、警備員さん(毒蝮三太夫)さんは出ないのか……って、ダテ博士(二瓶正也)来んの!? しょっちゅう帰国する不良責任者頂いてるベースポセイドンは大丈夫か?

「カイト、カイト」「ミズキ、ミズキ隊員!」「ハロー、ハロー、エブリバディ、ヘルプ!」ダッシュの面々&司令室は一週間たってもまだプカプカ無重力状態。とりあえず命のキケンは無いと音信不通のトラブル確率99.95%コンビの安否確認。 しかしカイトは埋まってるし、ミズキは子供達のアシコさんやってるしで応答ありません。 というわけで、まずば現状打開。「宇宙人反応、濃厚 濃厚」とつぶやくだけでビジー状態(?)になってるアンドロイド・エリー(満島ひかり)=基地コントロールのキーを正常化させる努力開始です。 「バルタン星人のプログラムを消去できるのはエリーしかいないんだ」ヒジカタ・シゲル隊長(宍戸開)のアイデアとは……

コバ・ケンジロウ(小川信行)隊員をエリーの正面に回らせ、なぜかコードでグルグルになってる ショーン・ホワイト(ショーン・ニコルス)隊員には「エリーの視界から外れろ、邪魔になる」と命じます。
優しく両手を掴み、目をあわせて見つめ、髪を撫で……「お猿さんのように、グルーミングだ」。突っ込みを入れたのは邪険にされたショーン「エリーは動物じゃない、caressing(愛撫)すると言う事でしょ」。 人間に似た感情回路があるアンドロイドだから有効らしいですが……「優しくだ、ケンジロー」を“優しく抱けジロー”と聞き違えて、子供番組なのに?! と焦ったのは私だけではないと信じたい。

その様子をモニター越しに見ていたヨシナガ・ユカリ(桜井浩子)博士と、部屋を片づけ中のトミオカ・ケンゾウ(黒部進)長官は、重力制御もしてのけるバルタン星人の科学と、地球につけてきたイチャモンについてお話です。 地球人の太陽系内惑星への侵略については、月をゴミ捨て場にしようとしてる。生命体がいない……だが生命体はいなくても何かの存在はある(スカブコーラル?)かもしれないと反省。 まして移住を考えてる火星には、生命がいた、今もいると認めた上で、科学が進んだ宇宙人が宇宙の敵として地球人を攻めてきたら「油断している地球はひとたまりもない」。油断、してましたっけ?

「それじゃやっぱり、彼らこそ侵略者じゃないか」
ホウキで飛ぶとダークバルタンに抹殺されるからと、「少しかったるいけどダッシュアルファで飛んでいくか」なんて言う勉君(池田晃信)達は、遠ヶ崎の海岸までミズキの爆走運転で向かいます(空には道交法適用されないもんな……航空法規あるけど)。 「この姿はバーチャルなんです」ちらっと顔だけ戻して見せたタイニーバルタン(半田杏)の魔女っ娘ぶりに面食らいつつ 「当たって砕けろ、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もアレ、瓢箪から駒、五里霧中」ウルトラマンマックスを助ける為に空を爆走。 そんな車中で核戦争を繰り返した母星を回復させようとしている穏健派と、他星を侵略して移住しようとしてる過激派の話するタイニーちゃんが舌噛まないか心配。あ、本体はバルタン星人だから大丈夫か。でも勉君は人間なので気をつけてね。

「コレが宇宙船?」
海岸の洞窟で巻貝型の箱舟アークを前に、バルタン星までウルトラマンを助けるグッズを取りにいく時間について語るタイニー。 時間の単位で言えば一週間。でも惑星間の重力バランスを利用して宇宙船の存在そのもの位相を変えるから、地球時間では2分後に戻ってきて……でも勉君がついていくと7歳年取っちゃうけどタイニーはクローニングで姿そのまま……銀河系外までの航行法の原理は、今は説明より早く出発するほうが大事と端折っちゃうタイニーちゃん。 「本当なんだ、本当にキミ、バルタン星人なんだ」小さなセミ人間と化した女の子にビックリするミズキと、海岸まで宇宙船抱えていった勉くんに見守られてタイニーちゃん出発。

「よしコバ。そろそろ告白してもいい」エリーの心というファイルに入るパスワードだと思え?
隊長さんの勧めで「君のファイルの中にコバ・ケンジローという登録があるだろう……ボクを快いというファイルに入れる」「既にスキというファイルにあります」 ピンクのライト浴びたコバの眉がピクン。「うろたえるなコバ……エリーに命令を出せ、今のエリーならやってくれる」隊長の言葉で益々真っ赤。 ダメ押しは「私の好き、な、コバの為に正常に戻します」「え、スキ?!」。コバはにやけ、ショーンは大感激「グレイツ、ラブイズビューリフォー」。だけど

機能回復させたエリーのVサイン後、マウスをWクリックすると天井に叩きつけられ、一度クリックすると床向きの1Gになる理由がわかりませーん。 ダークバルタンはベースタイタンに重力制御ユニットを組み込んだのか? プログラムでどうにかなるもんではないと思うが……クリックすれば戻るって隊長が知った経緯もかなり謎。 やっと重力と基地のコントロールを取り戻し、カイト救出とダッシュアルファの捜索に出る隊長とエリーとコバ。ショーンは今回お留守番という名の仲間はずれか。

「トウマカイトよ。私たちバルタン星人の科学はキミがウルトラマンマックスになる為のメカニズムをとっくに知っている。出来まい、変身するエネルギーは失われたままだ」そういうダークバルタン(尾崎右宗)も亜空間から話しかけてるってことは、超巨大化での消耗から回復中かな。
「おーいおーい、カイト隊員」「どこだー」 上空では5人の子供達(久保田潤 藤本武男 伊東理衣子 倉嶋ひろかとあと一人は誰だ?)とアルファがカイト求めて旋回中。 子供達が集まってホウキ出す経緯を端折ったお陰で、ダークバルタンに見つからないか視聴者としては無駄にドキドキです。

そしてミズキは「でも隊長、あたしなぜか信じる気になったんです、あの子。それにタイニーバルタンも力を貸しているし」子供達にカイトの事は任せてダッシュマザーに合流(車の空中収容まで出来たとは)。 「物語の世界はそこまでにして、バード1へ」と隊長に命じられ、エリー&コバのバード2とマザーの3機と連携して、現れたダークバルタンに「超ド級の一発だ」とレーザー攻撃。 同じレーザーで返されると「バリアー!」「目には目をと来たわねぇ」ってダッシュバードにそんな防御システムがあるとは知らなんだ〜

子供達に発見されたカイトはタイニーの重力操作でガレキから無事開放されます。「カイト隊員、はやくウルトラマンマックスに」って正体バレてるし〜。 さらに壊れた水道管から滴る水を手にとって、青い結晶に換えて持つ7人の子供達からマックススパークにエネルギー補充してもらい、完全復活&変身。 あのー、御大ってば、デュナミストばればれ設定のネクサスと間違えてたりしませんか〜。「ウルトラマンマックスだ」『ウルトラマンマックス頑張れー』なんて言ってる姿見ると、知らなかったのは勉だけで他の子達はタイニーのクローンというか分身コピーって気もしなくはないが。

子供達に応援されてバルタンの関節決めたり膝蹴りや回し蹴りしたりと頑張るマックス。ハサミ光線はバリアーで防ぎエネルギーが溜まったところでバリアー巻き込んだ大竜巻でダークバルタンをばらばらにします。 「歯には歯をってこと」上空で嬉しそうなミズキだけど、「残念ながらバルタンの科学ではクローン技術など初歩の初歩、お茶の子さいさいなのだ」生首と破片が浮き上がり、一度復元してから無数のバルタン星人に分身の術(まだ孫悟空の髪の毛フッの方がクローンらしいかもな)。 そしたらマックスもくるくる回って分身の術。たちまち始まる赤と黒のエクスタシー(天と地と?)。

「全機着陸。待機して攻撃のチャンスを待つ」地上でも三箇所で巨大戦(迷惑な)。上空では光線飛び交うウルトラマンとバルタンの乱戦から退避するダッシュの面々。 そのうち一体のマックスを蹴落とし、地上のマックスにぶつけたダークバルタンは、またもバルタン星の科学の万能性と地球人の欠点を挙げ「地球人に味方するウルトラマンマックスとはナニか答えよマックス。その正義はいかなるものだマックス。正義は強きものにあり」等々と言いたい放題。 反論したのは長官「違う、断じて違う。戦いを仕掛けるものにいかなる正義もない」。それは白色彗星帝国or核がどーので戦争しかける某大国の事ですか長官?

「弥生時代の遺跡から出た古代の銅鐸(どうたく)に似ている」byヨシナガ博士
地上では巨大カウベル……もとい、金色銅鐸を複製して子供達に渡すタイニーちゃん。なんと銀河系外まで取りに行った秘密兵器は古代遺跡に残された楽器でした(「怪獣さんは音楽嫌い?」か……)。 マクシウムソードは暴走してマックスの分身たちを攻撃し、切り札のマックスギャラクシーも胸の反射板で無効と、頭数も圧倒的だったダークバルタンが、子供達が振るベルの音を聞くと突然脱力して次々と消失。

科学では解明できない不思議な力を持ち、ダークバルタンが奪い去ろうとしている、作られた意味すら不明の銅鐸(仮称)は、長官にはチベット旅行中に耳にした山寺の“和みの鐘”に似て聞こえ、 ショーンには故郷の古い教会に似ていると感じられ、ヨシナガ教授には京都の嵯峨野で夕方聞いた平和な鐘に聞こえるという、万人向けの音色。 元の一体に戻ったダークバルタンはつっぷしてすすり泣き、その肩にそっと触れて慰めるウルトラマンマックス。

「ウルトラマンマックスの正義は、平和」なにやら納得して頷く長官。 「それぞれの惑星がそれぞれの正義を保つ、それが宇宙の正義、かな」戦争も正義を錦の御旗に掲げてやるんじゃ……突っ込みたくなるヨシナガ発言。 「ありがとうウルトラマンマックス」飛び去るマックスを見送り、子供達がダークバルタンの傍についてたら、 「ははははは、こんな事もあろうかと、このような物を用意しておきました」真田さんみたいなセリフと共に、ダテ博士(二瓶正也)が謎の銃を手に登場 「メタモルフォーザー。何でも本来の姿に戻してしまう、魔女・フェアリー真っ青の魔法の新兵器です」放たれた虹色のぐるぐるに包まれたダークバルタンは縮んだ上に、腰みの装備という寒そうな衣装の人間態になっちゃいました。

「そう、ボク達の先祖はあの恐ろしい戦争が始まる前は、緑がいっぱいで空気も水も綺麗なバルタン星で、こんな暮らしをしていたのに」 巻貝意匠の塔が点在する常夏の星とはおもわなんだ。ちゅーか、宇宙人の大半がヒューマノイドってのも何か気色悪いですなぁ。浜辺で戯れる弥生人みたいな画像、イメージシーンと解釈してもよろしいか?

「きっとあの時、ウルトラマンマックスにはバルタン星人の実態が見えたんだ。あの姿を見たら、とてもじゃない。トドメをさすなんてコト出来やしないさ」 「互いに相手を理解する和み、平和。今の地球にとってそれが一番必要な事だ」いつしか場面は遠ヶ崎の海岸。なにやらまとめに入ってるカイトと隊長と聞き手たち。 コバはエリーと腕組んでニヤニヤ海岸デート。 でも子供達は……「お別れか」『バルル〜ン』元の小さな姿に戻り宇宙船に乗り込むダークバルタンとタイニーバルタン。バルタン星人の握手で別れを惜しむ勉くん。 目に涙を溜めるタイニー……って、その姿は宇宙服じゃないのか。というか放射能に耐えうる外骨格なら、なぜ涙が流せるのかもちょいと謎。

「でも家に帰ってこの話をしたら、また大嘘つきだって言われるだろうな」「シー」カイト隊員、それはウルトラマンのことを口止めしているのですか?
「さようならー」海から宇宙へと飛び立つアーク。「ありがとう、タイニー」手を振る勉。
そして 「見た、確かに見ました本官も。コレで地球も大丈夫だ。さらばバルタン星人」物陰から見ていた駐在さん(真夏竜)が、歩く足元には砂に埋まりかけたパラボラアンテナやパソコンといった廃棄物。 本当に大丈夫? と心配になりつつ今回は引き。だけど一番気になるのは駐在さんの指にはまっていたゴツい指輪。あれはやはり獅子の……?

次回予告 第35話『M32星雲 アダムとイブ
M32星雲からきた謎の怪獣ホックホック。モッチーなんて言葉が脳裏に浮かぶ、モンスターファームめいた顔立ちだけど、副題からすると生殖目的なんだろうなぁ、多分。

『マックスボックス』今回は同姓同名の子供さん紹介。
「将来はマックスのように強くなってね」ってのは、小学校高学年以降、この画像のせいで苛められても笑って跳ね返す知恵と勇気と処世術を、ご家族の方と幼稚園の先生は、このカイト君に教えてあげるように頑張ろうって意味でしょうか。時には阿久津真矢のようにねー。


2月17日
色々無駄が多い関西の公共事業。もう神戸の空港の事は言いますまい。とりあえずは静観って事で。もう一つの赤字施設といえば、駐車場設備でも無駄が指摘された、オリックス・バファローズの本拠地でしょうか。

その第三セクター「大阪シティドーム」は会社更生手続き中。大阪ドームの入札が行われちゃう体たらく。 15日の『相棒IV』の元ネタにもなってたけれど、本当に税金投入による建て直し+大阪の住民税の値上げが起きそうでドキドキです。しかし1社とはいえ入札する企業がいたとはねぇ。

しかし、スポーツはともかく文化イベントと併用し、ドームであり続ける限り、天然芝は望むべくもない欠陥球場。本拠地はどう考えてもスカイマークスタジアム(グリーンスタジアム神戸)の方がいいと思うんだよねぇ。


2月16日
東京ゲームショウ2006は9月22〜24日かぁ。 まだまだ先に感じるけれど、年取ると時間の流れはン倍速。きっとあっという間に秋も来ちゃうんだろうな。その前の春や夏がなかったかのごとく、ドーッとね。

そうそう、アメリカでの『ファイナルファンタジー7 アドベントチルドレン』の発売日も4月25日に決まったそうな。という訳で、色々とゲーム界に動きがあった昨日ですが、一番驚いたのは既に2月も中旬だったって事だったりして。 いや、一応毎日、ウェブで日記つけているから最低限の感覚はあるんだが、まだ先だと思ってたゲームやDVDの発売日が目の前に来てて、もうどうしましょ。

最大のショックは既に劇場版仮面ライダー響鬼のDVDが出ちゃってる事だったりして。 そうだよなぁ、もう2月半ばなんだよなぁ。週末には戦隊の新番組始まるんだよなぁ。そりゃ、インフェルシアの花嫁も発売間近で当たり前。さて、買うべきか買わざるべきか……衝動買いかな〜


2月15日
アレン王子がV6ねぇ。まぁ、広告代理店あたりのご意向だろうし、先立つものがなければ、いかにジブリといえどもアニメは作れないし、いいんじゃねぇの、 ゲド戦記の声優なんて、どーでもさ。

ま、賛成はしないけどね。ぶっちゃけ、キムタの『ハウルの動く城』は見てねーもん。『おもひでぽろぽろ』あたりかなぁ、声優初体験の役者をメインに持ってくるジブリ作品は、ツマンネー代物だと見切りつけたのは。 それで金が引き出せるなら自由にやっとくれ。地上波でやってくれたら見てやるよ。

ってコトで次の話題。3月17・18日の2夜連続で「女王の教室」スペシャルが放映されるそうな。 Ep.1〜堕天使〜、Ep.2〜悪魔降臨〜。阿久津真矢の過去が描かれるって事は……あの、夢オチネタ「コレが本当の私なの〜」をドーンと見れちゃうかも知れないんすね。 いやぁ、それだけでもワクワクしちゃいます。


2月14日
今日は義理と本命飛び交うチョコの祭典。日本特有の愛の慣習。お菓子業界(とくにモロゾフ?)はしてやったりとニンマリ笑う書き入れ時。『バレンタインデー』でございます。

みなさん、チョコのやけ食いしてますか〜。あいや、貰えなかったり、受け取ってもらえなかったりの哀しいイベントも、精神安定効果のある(by喰いタン)チョコを食べれば万事解決。 一袋198円の安いチョコでも、ハートの80円チョコでもいいから、買ってバリバリ食いまくりましょう。

そのお供はもちろん、夜明けのコーヒーならぬ、人生の渋みを溶かしこんだブラックコーヒー。これがまたチョコに合うんだわさ。コーヒーは一応『惚れ薬』ってあたり悩ましいけど、多少の血圧上昇と心臓ドキドキ、そして覚醒と興奮は人生のスパイス。 カフェインが生み出す勘違いトキメキも、人生のうるおいの一つってことで、ね。


2月13日
うっかりトリノの裏の『キャシャーン』見ちゃいましたよ。無駄にこだわった画像といい、イメージシーンに突っ走るわかり難さといい……7や8あたりのファイナルファンタジー?

面白くなかったといえば嘘になる。二時間半分の内容はあったけど、ビミョー。だけど宇多田ヒカルの歌が全部を流し去っちゃう、怪作。良くも悪くも、エヴァ以降、そして9.11以降って感じの映画ですなぁ。

例によって、半分はバラシン目当ての視聴でしたが、要潤……殺陣がんばってるのにほとんど画像処理かかってて、しかもカットバックだらけ。前半は背格好でしか区別できないってウワサ、マジだったんですね。 シリアスでいい役なのに、死に様で笑ってしまいました。


2月12日
トリノ五輪二日目で、やっぱり寝不足の人は多かろうけど、今日はマジレンジャーの最終回。これはもう、7時にきっかり目を覚ましテレビの前に正座して、1年にわたる家族ドラマの決着を見ようじゃあーりませんか。 それでは行ってみよう、特撮感想日記〜

魔法戦隊マジレンジャー Final Stage(ファイナルステージ)『伝説への帰還〜マージ・マジ・レジェンド〜』
「ココはお前達の未来、地上の姿だ。闇に純化した世界、お前達の魂を食らい、私が満ち足りたとき、絶対支配は完成する」 ふよふよ浮いてる絶対神ン・マ(浪川大輔)に対峙するのはマジレッド(小津魁 演・橋本淳)たち5人だけ。 「ン・マの支配する世界なんて。俺達はそれを阻止する為に戦ってきたのに。俺達のやってきたことは無駄だったのかよ!」 「無駄ではない、私を楽しませてくれるならば」触手くねくねさせながら赤い稲妻吐き出すン・マ様。対抗する為5人はマジレジェンドに合体。 「父さん、俺達どうすりゃいいんだよ」思いっきりシリアスなままOP……って、最終回なのに歌あるんんかい! ある意味とってもサプライズ。

アクション監督 新堀和男氏の名に期待を膨らませつつAパートへ。
「こうなったら、とにかくやるしかねぇ」ぶっぱなしたファイヤートルネードはン・マがペロリ 「俺達の魔法が効かない!?」驚くレジェンドマジグリーン(蒔人 演・伊藤友樹)。 「時間だけじゃねぇ、こいつ魔法まで食っちまうのか」普段冷静なレジェンドマジイエロー(翼 演・松本寛也)も動揺。 「俺達の勇気もン・マには通用しないってことなのか」レッドの弱気発言直後、赤い触手が絡んだ槍(スクリューカリバー)はアッサリ砕けちゃいました。

さらに五本の触手でビシバシぐさぐさ「お前達の絶望が私の心をくすぐる。お前達の魂が恐怖と苦痛で彩られた時、それはもっとも美味なるニエとなる」 倒れたマジレジェンドの後頭部を踏んでガツン。 一度も反撃できないって兄の言葉に「悔しい、悔しいっよ、お母さん」レジェンドマジピンク(芳香 演・別府あゆみ)は半泣き。 「もう何も出来ない」レジェンドマジブルー(麗 演・甲斐麻美)は少々諦めモード。「勝てる気がしねーよ、無理だ」「父さん」次男と末っ子の泣き言いってるそばから、金色の粒子をマジレジェンドから吸い込むン・マ様。

「魔法力がどんどん吸い取られていく」「体から力が抜けて」まず長女と次女が頭だけ変身解除状態。続いて「どういうことだ」「勇気まで吸い取られていくみたいだ」長男と次男も素顔にスーツ状態。 最後に末っ子が顔だけ変身解除。「歌え、踊れ、最後のニエよ。私の飢えを極上の味で満たせ」ン・マに足蹴にされて巨大化+合体解除となりました。

顔出し状態=最終回恒例、変身前の役者さんがスーツ着てるよ〜イベントの最中にナパーム(ガソリン爆発)前後でやらかす鬼スタッフ。 二十歳前の新人さんたちが、アクションドラマ(とかSFX映画)恐怖症になっても知らないぞー(ン・マ様含めてワイヤーしまくりだしなぁ)。まぁ、これも役者としての通過儀礼ってヤツでしょうか。 お話の方は、最初に立ち上がった蒔人が弟と妹を呼び起こして撤退指示。ひとまず洞窟(ヒカルとメーミィが封印されてた?)へと身を潜めて時間稼ぎです。

「ここまで、か」悔しそうな長男・蒔人。「もう一回、みんなでご飯食べたかったな」それでも食欲がある長女・芳香はとても死にそうに思えません。 「もう一度、会いたかった」結婚したばかりの次女・麗は交換した結婚指輪(いまやヒカルの遺品?)に触れてガックリ。 俯く末っ子に「おい、あん時、最後に父さんと何してたんだ」静かにたずねる次男・翼。 「ああ、フェイタルブレイドの構えを教えてもらったんだ。勇気の究極の境地に達すれば奇跡を呼べるはずだって。ン・マにはその父さんも敵わなかったなんてっ」父(ブレイジェル)の死に顔思い出して顔をしかめる末弟。

「魁、父さんは自分だけじゃない、お前の事も信じてたんじゃないのか。魁なら奇跡を呼べるって思ってたんだ。だからその構えを教えたんじゃないのか」 そんな魁を励ます長男に続いて長女も励ましモード「魁ちゃん、あれ見て」指差した先には岩間に開いた一輪の野菊 「花が咲いてる?」「ン・マの支配するこんな世界でも、闇の力に負けずに命が育っているんだよ。可能性は作るもの、作れるもの。だったら奇跡だって起こせるよ」最後は決意のポーズ、さすが希望の魔法使い。 「さぁ、奇跡を起こそうよ」姉に肩を叩かれ兄弟達がうなづくのを見て、最後に野菊を見つめたら

「奇跡はおこらぬ」花を踏んづけながら等身大で登場のン・マ様。洞窟の天井をフッとばさず、小さくなって来るとはご苦労様です。 その攻撃をジンガ・マジカで防ぐ兄姉4人。腕の筋肉の発達具合がよくわかるカットです。 「魁、私たちも貴方に託す。お父さんに出来なかった事を、あなたがやるのよ」「俺が……やる?」「だいじょうぶ、魁なら出来るよ」 ちぃ姉ちゃんに続いて次はちぃ兄ちゃんの励まし「魁、俺達約束したよな。必ずみんなで、皆揃ってウチに帰るって。頼んだぜ弟」サムズアップつき。 「兄ちゃん姉ちゃんが俺の事を信じてくれてる」やる気になった魁だけど、ジレて稲妻放つ手をン・マが二本に増やすもんだから、バリアー壊れて、兄姉達は変身解除でぶっ倒れます。

「機は熟した。食らうとしよう」近づくン・マを前に父の言葉を思い出し飛び出す魁 「貴様から食われたいか」余裕のン・マを前に右手にマジスティックソード、左手にダイヤルロッドを持ち、フェイタルブレイドの構えをする魁。すこしロッドが揺れてるのはよしとしよう。 「わかった、わかったよ父さん。俺の勇気がなんなのか、勇気が何の為にあるのか」目元の黒パーツ外した状態のマスクを装着(先端恐怖症らは辛い絵ですなぁ)、外れた部分は火の鳥となって飛び回り、あたりを炎属性の床にしてそうな感じです。

「魔法使いめ、この空間もろとも食らい尽くすのみだ」伸びて来るン・マの触手を「俺の勇気は、未来を掴む為にある。自分で自分の未来を手に入れる」ことごとく切り払う魁。 「そう願って前に進むことが勇気なんだ」高くジャンブしてン・マの頭をダイヤルロッドでバキーン(黒い殻の下には大小の骸骨パズルがあったのか)、さらにマジスティックソードで腹グッサリ「マジーネ・ルルド。お前が食った時間を吐き出せ」蛇女さんに使ったのと同じ呪文かぁ、懐かしいのぅ。 で、背中から花火を噴出するン・マ様をさらにグッサリさして「兄ちゃん、姉ちゃん、手を。時間が戻る」片手を伸ばすマジレッド(ロッドは刺したときには消えてましたな)

駆け寄り、レッドの手をとる蒔人……に掴まる姉二人をサンドイッチにして殿勤める次男……って、やっぱ長男が責任重大ですな。 ン・マの胴体から左右に光が伸びて、またしてもFFとかクロノって単語が浮かぶ謎のエフェクト空間へ。背景でながれるチクタク音。 ホワイトアウト後、あたりは元の廃墟のロケ地。「おのれー」ン・マが刃から外れた後、なぜかマジレッドも変身解除。 「ここは……間違いない、俺達の世界だ」「あたしたち、戻ってこれたのね」喜ぶ次男次女コンビ。 普段冷静な2人がちゃんと見てない隙に「絶対神にアダなすとは、最大の冒涜と知れ」無防備な5人に触手を伸ばすン・マ。そんな大ピンチで7時40分という極早い時期に、CM入り〜

CM明け、最後のアイキャッチはマジレッド。そして伸びてたン・マの触手は5人に届く前に光の粒子となって消失。 さらに5人の前に、雪の魔方陣出現。完全回復したルナジェル(リン 演・山内明日)と、長老スノウジェル(潘恵子)が登場して解説です。 微笑むリン「それはマジエルのハローミラージュの効果」「マジエルだと、天空大聖者なら倒したはず」驚くン・マに続いてスノウジェルが説明 「マジエルはやられてはおらん、無事じゃ」ン・マの一撃を食らう寸前、粒子化の魔法を自らにかけた「そなた達の父がかつて母にしたようにな。今頃は魂の花園で体を再生させておる頃じゃろう」

「私を誰と心得る、天空大聖者にはこれしき、当たり前じゃ」魂の花園で再生した天空大聖者マジエル(曽我町子)のにっこり笑顔におびえた大きいお友達も多かろう。 「マジエルがご無事ならマジトピアも元に戻れる」力強く希望語るルナジェル。その横に一列に並ぶ小津兄弟。 「おのれー、こうなればインフェルシアに戻り、わが力を満たしなおす」捨て台詞と共に本拠へ戻ろうとしたら 「インフェルシアには貴方の帰る場所はない」瓦礫を踏み越え小津深雪(マジマザー 演・渡辺梓)登場『お母さん!』振り向く子供達。

「どういう事だ」苛立つン・マに教え諭し口調で説明するのは、深雪の背後から出てきたスフィンクス(声・寺瀬今日子)「インフェルシアは今、貴方の支配が及ぶところではないということです」マジエルはともかく委員長生存はビックらこ。 「なぜ貴様が……ダゴンは?」「ダゴンは滅びました。己の弱さゆえに」眼鏡くいっと回想突入。

「お前にはここでこれより絶対神ン・マがもたらすインフェルシアのあるべき姿を見せてやろう」床に放り出した深雪にダゴン(声・大塚明夫)が演説していたら、別の足音が……「あなたは」緑の光の中から現れたのは猫耳眼鏡の委員長・スフィンクス。 「貴様生きていたのか」「バンキュリアの不死身の力に助けられたのです」ザオリクの使い手は妖幻密使バンキュリア(声・渡辺美佐)だったか。 「ダゴン様、スフィンクス様にお仕えします」「妖幻密使、貴様はっ」深雪を庇うように立つクィーンバンパイアを怒鳴りつけようとした横から、淡々と説得開始するスフィンクス。

「私たちは実に多くの大切なものを失ってきました」仲間8人亡くしたしな「 失い奪うのはもういいでしょう。私は勇気というものを知りたい、地上の者達と一緒に。ダゴン、貴方も一緒に」背を向けるスフィンクスに向かって三叉矛(粛正の矛)構えるダゴン 「まだそのような事を。永久の闇、完全なる虚無。俺が求めるのはそれだけだ!」ただいつものクセでぐるっと回ったのがいけなかったらしく、身を低くしてくるっと反転&0距離射撃(ライオン砲ことウィズダムカノンによるクローズレンジ・バースト)敢行したスフィンクスの前に倒れてしまいました。 「イフィンクスぅ」「ダゴン……」「闇の力は絶対ではないのかぁ、俺は」赤魚さんが委員長の手で倒れるとはのう。

うめくン・マ様で回想終了。「インフェルシアは貴方が望む闇の世界ではありません」「私たちが変えて見せます」熟女トリオに「バカな」なんて不用意に言うから、大砲食らっちゃうン・マ様。 ぶっ飛ばしたスキに「妖幻密使、あの二人を」「お任せください」ナイ(演・ホラン千秋)とメア(演・北神朋美)に分離して胸から青い光飛ばす2人。 「あたし達クィーンバンパイアの」「不死身の力のお裾分け」いや、あの、吸血鬼になりそうでコワいんだけど。 「ありがとう、ナイ、メア〜」抱きついて感謝する芳香。「あんた達が」「そうさせたんだよ」やっぱイケメン(?)ワイバーンをダゴンがスパイさせた時点で、裏切りフラグ立ったかな。

という訳で「ここは、地上界?」人間態でよみがえったヒカル(マジシャイン 演・市川洋介)に抱きつく麗ちゃん「ヒカル先生!」。 その横からついでにランプごと再生させられたスモーキー(声・草尾毅)がヌゥッ 「だーから約束しただろう、俺が麗を守るって」お陰で朝7時台にはマズいシーンには行かず「スモーキー、無事だったのね。怪我は」着ぐるみの鼻をツンする麗「こんニャのかすり傷ニャ。インフェルシアをやっつけるってゆう、お前らの願いを叶えるんだから、気にしてらんニャいぜー」胸を自分で叩いてケフゴフ。

「魁、見つけたようだな、お前の勇気」襟フワフワコートの父・勇(磯部勉)は、末っ子とお話。 「うん、俺の勇気はこの手で未来を掴みとる意思。勇気がある限り、可能性は無限に広がるんだ」頷く父は、背後の蒔人・芳香・翼・麗、そして妻と師匠と弟子、助けてくれたインフェルシアトリオに、笑顔で感謝。

しかし、揺れ大地、悲鳴上げるナイとメア。見上げれば空に湧き出す赤い柱「真の闇の力をあじあわせてくれる。叫べ苦しめ、恐れるがいい」そういえば、皆が再会していた時ずーっと見てたのかン・マ様(かなり律儀だ)。 しかしン・マが復活すれば白い魔女もよみがえる「ブレイジェルよ、お前達家族の心を一つにしてン〜マにぶつけるのじゃ」魂の花園からのマジエル様の託宣に従って、家族一列に並ぶ魔法一家。 左から勇パパ・次男翼・次女麗・娘婿ヒカル・末っ子魁・長女芳香・長男蒔人・深雪ママ。 「俺達の絆を、俺達の勇気を、ン・マに見せてやる」一斉に取り出してプッシュ始める変身アイテム(マージフォン三色とグリップフォン)。 『天空聖者よ、我に魔法の力を。魔法変身マージ・マジ・マジーロ』横三段分割の8人変身。コレが最後、それぞれのポーズを一時停止ボタンで思わず確認。

そして8人分の名乗り開始(バンクつき)「駆ける烈炎のエレメント、天空勇者ウルザードファイヤー」「輝く太陽のエレメント、天空勇者マジシャイン」「きらめく氷のエレメント、白の魔法使いマジマザー」。 5人は久しぶりのマント回転つきポーズ「うなる大地のエレメント、緑の魔法使いマジグリーン」「吹き行く風のエレメント、桃色の魔法使いマジピンク」「たゆたう水のエレメント、青の魔法使いマジブルー」「走るイカヅチのエレメント、黄色の魔法使いマジイエロー」「燃える炎のエレメント、赤の魔法使いマジレッド」 『勇気の絆が今こそ開く、我ら魔法家族魔法戦隊マジレンジャー』最後は背景にMマークがキラリン。

「勇気など絶対神の前には無力なり」ン・マが放った稲妻(前後ナパーム)を8人同時のジンガ・マジュナで見事防ぎきり「いくぜ皆、コレが俺達最後の、最強最大の魔法だ」『おう』レッドの掛け声で声をそろえて『マージ・マジ・レジェンド』。 「魔法であろうとなんであろうと食らい尽くすのみ」いろんな色が混じりあい金色となった魔法の光を吸い込み始めるン・マ。 しかし「な、なんだ。私が食らい尽くせぬとは、なんだこの光は。なんなのだ、魔法とは」そろそろ息苦しくなってきたかな。 「教えてやろう、魔法、それは」父ちゃんの言葉に『聖なる力』。「魔法、それは」先生の言葉に『未知への冒険』。 「魔法、そしてそれは」母ちゃんの言葉に『勇気の証』。最後は子供達のアップ溢れる勇気がある限り魔法は無限。幾ら食われようがけして尽きる事は無いんだ」byレッド

「そんなはずが、私に食らい切れぬモノはない」ン・マ様の腹がボコボコゆがみ始めたところでジャンプの8人。空中に静止したまま金色の光を注ぎ続け、ン・マを上空へといざないます。 デカいのと光るのが上空に現れれ皆が注目。「なにアレ」「確かあの人たちって」「例の有明の月の」「魔法110番の魔法使いだ」プロデューサーやらスーツアクターさん、監督さんといった職業の方々に混ざって上空見上げる山崎由佳(平田薫)ちゃん「小津君がんばって」やっぱSt.25で魁が正体だとバレてたのね。

「これが満たされるという事か、満ちていく満ちていくぞぉ」空中に広がり弾けるン・マ様。最後は大食の罪でお亡くなりに。 ゆっくり8人が振り向いて『チェックメイトー』。地上では「やったね小津君」笑顔で空を見上げ、降ってくる金色の光を手に受ける山崎さん。 廃墟の寒色系5人もキンキラ見上げ「おおー、美しい光景じゃあ。この歳になって、これほど心動かされようとは」マジトピア最長老が感慨深げに語り、 「なんて暖かい」ルナジェルが微笑み、「綺麗〜」「きれーい」ナイとメアの横で「インフェルシアは変われる。この光を見失わない限り」重々しく語る委員長。最後に締めるのはもちろんマジエル様 「家族の愛が三つの世界に降り注いでおる。これは生きとし生ける者は全ては家族であるという、魔法のメッセージじゃ」なんだか聖書くさいねい。

8人は家の近くの海岸で波を見つめていましたとさ。 「終わったんだな」「違うよ父さん、いま始まったんだ」父に応えるのは長男蒔人。 「始まり?」母の問いに答えて「そう、新しい世界、新しい時代が始まったんだ」波打ち際へ。 「そう、それを作っていくのは私たちよ」後に続く長女「新しい世界」次女「新しい時代」次男、そして末っ子「俺達が……いや、みんなが未来を作っていく」五人で手を繋ぎあって大海を前に立つ背中を、 まぶしそうに見る両親と先生「あの子達、この一年で本当に逞しくなったわ」「はい、 父を越える強さと、母を超える優しさを身につけました」「ああ、あの子達こそ新しい伝説そのものだ」いや、それは親馬鹿過ぎませんか勇パパ。 「さ、うちへ帰ろうぜ」『家族全員で』先週の約束果たしたところで、

一年後

小津家のダイニングには折り紙の輪だの金モールだのがいっぱい。朝食のテーブルについてるのは深雪、マンドラ坊や(声・比嘉久美子)、ランプ猫、麗、ヒカル、そして勇パパは入り口かぁ(15年のブランクじゃ家長の地位はママのモノになってても仕方ないか)。 そこへ大根でマン坊を表現した大胆すぎるアニキサラダ持った蒔人入室「ジャジャーン、アニキサラダ・メモリアルデー・スーパースペシャル」。 続いて長女「こっちは芳香ちゃん玉子焼きぃ。スーパースペシャルデラックスよ、いーっぱい食べてね、お父さぁん」肩に掴まられデレデレパパ「ありがと」。

「麗、バターは足りてる? んーパンは」「大丈夫、十分よ」若夫婦のやりとりに「どう、麗。マジトピアでの暮らしには慣れた」そこはかとなく近況聞く深雪ママ。ってヒカルの家にお嫁に行ったのか。てっきりマスオさんスタイルだと思ってたよ。 「姑マジエルと小姑のルナジェルに苛められてるんだニャ〜」なんてスモーキーが言うから凄く心配そうな勇パパ。 「でたらめ言わないの。ちゃーんと良くしてもらってるわ」娘の笑顔見て「そうか、よかった」本気で心配しているあたり……15年生き別れてなければ結婚なんか到底許さなかったかも。

「お、遅いぞ翼」「先食べちゃってるよ」頭をくりくりコーンウォールにした翼が、黄色いタオル片手にトレーニングウェアー姿で席に着き 「ああ、来週試合だからつい熱が入っちゃってさ」ロールパンサンドを手に……っていいのか、ボクシングなのに減量は?  でも次男が気にしたのは空いたままの席。「ん、あいつは。あいつは今日戻ってくるんじゃなかったのか」「そうなのよ」母親と次男がボソボソやってたら 「電話してみたらどうでござりますですか」マンドラ坊やの勧めでシルバーマージフォン取り出す深雪ママ。電話した先はインフェルシア。

「魁っち、とっくに帰ったよ」「かえったよ」答えるナイとメアの背後ではゾビルたちが謎の工事中。 「あいつナニ道草食ってるんだよ」「地上界とインフェルシアを繋ぐ親善大使になるんだーって」「インフェルシアに行ったはいいが、なにやってるんだか」 チィ兄、姉ちゃん兄ちゃんの言葉に反論したのはスフィンクス「それは問題ない。よくやってくれている」手には出席簿というか日誌の様なモノを抱え、背景で一斉にゾビル経ちを頷かせる人望もあるみたいですなぁ、委員長。 「さすがボクの生徒」「さすがあたしの弟」ヒカルと麗に続いて頷く勇パパ。ママが携帯を閉じ「でも本当、遅いでござりますです」植木鉢がボヤいた直後、どさっドタバタドシン(送ってきたバリキオンに落とされたかな)。 ドタドタ足音がして「ただいま」父ちゃんのコートに赤メッシュ髪とはぶっ飛んだインフェルシアファッションで、末っ子帰宅。

「いーかニャー。にゃ、いい顔決めて、いい顔」「バッチリですぅ」「OK〜。プチッとニャ」ランプ猫がカメラマンとなって家族写真を玄関で撮るシーンで本編は終了。 一番上の段が茶色い皮コートの勇パパと白いカーディガンの深雪ママ。二段目がヒカル&麗夫婦と、マンドラ抱いた芳香と蒔人。 一番下の段が滑り込んできたスモーキーと、パパのコートが絶望的に似合わない魁と、翼。 「これからもマジで決めるぜ」『マジレンジャー』
END

今回の呪文紹介コーナー 無し
その代わり、6人の第1話のファーストシーンと最終回の顔をそれぞれ順番に。みんな凛々しく、美男美女に成長したもんですなぁ。 新人役者の青田買い目的に見ているお父様お母様方には何よりのプレゼントかもしれません……んー、けどアニキはそうかわってないか。 最後のダンスでも成長を確認。最後の最後、『一年間応援ありがとうございました』とテロップつきの提供の背景ではマージフォンで交代の挨拶するマジレッドと、それをアクセラーで受けるボウケンレッド。 コレ見ると、シミジミと終わりを感じます。

家族戦隊……どうなるものかと思ったけど、ハッピーエンドなら全てよし。最終回、5人だけ過去へとばされてマジトピア建国の祖になるなんて家族ばらばらエンドじゃ、切な過ぎるもんなぁ。

仮面ライダーカブト 第3話『脱獄の勧め』「俺が正義だ!!」
燃える車とライダーキック(回し蹴り)から始まった仮面ライダーカブト第3話。夕闇の中せまる街を走る加賀美新(佐藤祐基)が現場にたどり着いたときには、 上司・田所修一(山口祥行)と先輩・岬祐月(永田杏奈)が、アラクネアワームの爆発跡を検証中。 当然、勝手に持ち出した備品・カブトエクステンダー(バイク)の行方を問いただされ「それがカブトに奪われて……バイト代溜めて弁償します」待て、バイト代で追いつく金額じゃなかろう。何より機密情報の塊ぞ?  「ふざけないで」岬ちゃんの平手食らうのも当然です。「貴方にZECTのメンバーは務まらない」加賀美新くん3話目にしてクビ寸前(親の七光りなかったらとっくに……)。

本編は、夜の街でワームを追い詰めながらもクロックアップされ、アワ食って同士討ちまでやらかすゼクトルーパーから開始です。 逃げたワームは警ら中の警官を襲って擬態。でも一部始終を見ていた女性が……ってデカピンクことウメコ(菊池美香)かい。 ひと気のない地下街に逃げ込んだら、目の前に偽警官出現。しかも今度はウメコ(仮名)に擬態……それにしてもスゲー縮み方。 さらに捕まえて殺すのではなくクルクル回ってもみ合いに。一方が髪留めを奪い、髪が解けた方は逃げ、 もう一人は「違う、私じゃない。犯人はもう一人の私なの!」同僚の死体みけつて2人を追ってた警官たちに確保されちゃいました。

落ち込み中の加賀美はバイト先(Bistro la Salle)で掃除しながらブチブチ。その前に置かれたのはアルバイト店員・日下部ひより(里中唯)特製の鯖味噌「食べたかったんだろう」。 誰かの為に作った料理その2でしたが、お礼に鯖の一番いいのをプレゼントするなんて言ってたもんだから 「だったら松輪鯖の丸特だな」お邪魔虫・天道総司(水嶋ヒロ)登場「ひより、鯖味噌追加だ」。 一級品の黄金の鯖を「俺にもプレゼントしてもらう」と言い出し、「すぐにもう一つ出来る」勝手に加賀美の分の鯖味噌を食い始めます。 ばぁちゃんは言わなかったか? テーブルに肘をつくなと、オカズとご飯は交互に食えと、何より人様の食い物を横から取るのは超ド級のマナー違反だとは?

協力するって天道の一言に喜ぶ加賀美だけど条件は情報提供。しかも直後「だめだ」なんでひよりがダメ出し?「鯖がきれてた」あ、料理の方ね。 鯖が食えず絶叫した加賀美だけど、そこはお坊ちゃん育ち。食い物の恨みは忘れて渋谷隕石の被害地見下ろせる屋上で、可能な限りの情報提供。 「宇宙からの落し物は隕石だけじゃ無かったってコトだな」ワームの目的も犠牲者を選ぶ基準も不明「すでに人類に浸透し日常を営んでいる」

しかしお前もワームかもしれないって天道の発言には激しく拒否反応「よしてくれ。俺はいつか必ず全てのワームを倒す、倒してやる。俺はそのためにゼクトに入ったんだ」 「ワームに恨みでもあるのか」「そんなんじゃない」暗い加賀美の脳裏には焼いたり切られたりした野球の道具。水嶋ヒロの演技力向上には目を見張るものがあるけど、やっぱ佐藤祐基もいい感じだなぁ。

肝心のゼクトですが「以前お前が言ってた通りだよ」ワーム殲滅が目的の秘密組織で警視庁とは密かに協力関係にあるって情報以外は持ってなかった加賀美君。 「なるほどな、勉強になったよ」立ち去ろうとする天道に協力の約束持ち出したら、「たまご1パック分はワームを倒している」画面上は6個パック分は位かな。 「組織に報告するぞ」「お前には出来ないよ」へー、先週はワザと名前を報告しなかったのか、偉いぞ加賀美。

直後、かかってきた田所からの携帯に「俺、最後のチャンスだと思って頑張ります」張り切りボーイはいいお返事。 新人というより見習いゼクト加賀美の最後(?)の任務は、ウメコ改め玉井ユキ(菊池美香)20歳のうちどっちがワームでどっちが本人が確かめる事。 留置所のユキの引渡しに関しては「そう簡単に組織の力を使うわけにはいかないわ、揉み消しが大変だから」というわけで、岬はワザと逮捕されて警察でユキと接触。 加賀美はユキの自宅前を張ることとなりました。

スジモンの情夫っぽい変装で留置所に入る岬ちゃん(道交法違反+公務執行妨害かな)。 向かいのユキの、もう一人の私が犯人でその正体は変な化け物って無実主張にじっと耳を傾けます。「今日は大事なデートがあるの」ITセレブになれるチャンスなのに 「どうして誰も信じてくれないの」「信じるよ だから話してくれない、貴女の身に怒った事」そして話し聞いた結果「あなたがワームのはずは無いわね」「え?」

ユキの家の前で聞き込みしている刑事たち。それ見て逃げたもう一人のユキを、加賀美が尾行はじめた頃……天道樹花(奥村夏未)は、最近楽しそうな兄が淹れたレモングラスとローズヒップのハーブティーと『俺流フルーツタルト』に舌鼓。 「待ってたものが来たの?」「いや、今は別のものに向かっている」彼女かと聞いたら「松輪の丸特、最高の鯖だよ、旨いぞ」それ聞いて、興味津々の樹花ちゃん。天道家の兄妹は色気より食い気かぁ。

「玉井ユキさんですよね?」加賀美が話しかけると、逃げ出すウメコ。追ってる最中に「リョウ?」知り合いを人ごみで見かけたらしくよそ見する加賀美。 それで見失うのも失態ですが、「やっぱりこっちがワームだったのか」って大通りでワームが正体現したら被害が……それとも人前だとワームは擬態続ける性質があるのかな。 さらに「鯖はまだか」妹のささやかな望みを叶えるのはお前と全人類の義務だとのたまう、天道に呼び止められます。 「そんな事より大変なんだ」だーかーらー、部外秘をバラすな加賀美〜

CM明けは、芝公園南警察署に堂々と乗り込む天道をあたふた追う加賀美から。 「二人を見張る必要は無い」本物を殺そうとする方がワームだと警察施設の奥へずんずん進む天道の言動をムチャと思いつつ「確かにそうだ」加賀美君、説得されてます。 ゼクトから手を回すって意見も「そんな時間は無い、それともお前のミスを上に報告するのか」天道の一言で引っ込めちゃいます。 結局、留置所に突入した天道を助ける為、扉の押さえ係となって殺到する警官の足止めしてる加賀美君「急いでくれ!」。

「ユキというのはお前だな。自由にしてやる」奪った鍵で留置所あける天道。 「貴方なんなの」誰何する岬には「全てをつかさどる男」の一言のみ。 そのまま廊下をずんずん進み、捕らえようとする警官達(スーツアクターさん顔出し出演〜)を紙一重で交わしてテキパキ倒し、 「動くな、その女を離せ」拳銃構える相手には、すっと天井の蛍光灯を指差し……視線そらした直後に加賀美がタックル!  そのまま寝技「すみません、ワケありなんです」いや、大抵のテロリストはワケありだと思うよ、加賀美君。 そんな献身的な情報源に「ゼクトの力を見せてもらう」一言囁いて天道は署の外へ

「後のことは気にするな、好きにしろ」ユキを逃がした直後、追いつく加賀美。「早かったな」まったく事情聴取とかされなかったのか。 さらに「何やってるんだ、早く来い」いつしか積極的に作戦遂行してるよ加賀美君。鯖の為だ仕方ないと天道も追跡開始。 たどり着いた先は遊園地「上村さんお待たせ」なんと眼鏡拭き拭きベンチで待ってたIT社長は友情出演の『村上』幸平……役名と芸名の差がほとんどありません。 さらにもう一人のユキが「上村さんお待たせ」。「君達双子だったの」驚いて見比べてたら「あたしが本物よ」「なんなのよあなた、消えなさいよ」つかみ合いのケンカ始めるカノジョ's。 いや、それより何よりIT長者でもデートは遊園地なのか。ユキちゃん騙されてない?

「やっぱりお前がワームだったんだな」様子見てて髪をまとめてないユキに田所に渡された組み立て式銃を向ける加賀美(一緒にホールドアップしちゃってる上村社長、お茶目〜)。 だけどその背後では緑色の光を放ち始める髪まとめたユキ「なんだ留置所の方だったのか」加賀美を無造作に押しのけ、変身ベルトに手をかける天道「思ったとおりだった。ワームの正体を探るにはコレが一番手っ取り早い」。 正体現したランピリスワームにを撃つ加賀美(やめろー、背後にメリーゴーランドがぁ)。怪物よりも銃声でパニックが起こり、我先に逃げ出す遊園地のお客達と上村&本物のユキ……さすが一年特撮レギュラーこなしただけあって、身のこなしが軽いですなあ

「クロックアップだ」加賀美が解説役かぁ。
ディスクアニマルみたいに敵をニ三回攻撃してから手に収まるカブトゼクターで変身した後、ミニ電車の軌道内でキャストオフする仮面ライダーカブト。時間軸までもがズレた高速戦闘は、ほぼ停止している様に見えるジェットコースター上にて展開です。 下の池の波が動いてないのに光がチラチラしてるとか、コースターが止まってるのに動力源のベルトが動いてるとか、木とか電飾とか細かい点は見なかった事に〜。 ジョイント砕かれた最後尾の席にいた兄ちゃんをカブトが助けて、メリーゴーランドにポンと乗せて、クロックオーバー後「え、あれ何ここ」となったり観覧車にワームがぶつかってたせいで「ヒビ?!」とカップルが驚く演出で、十分面白かったよ、うん。

「またクロックアップだ」二度目の超クロックアップに、諦め口調の加賀美がちょっと可哀想。 今度は広場でのバトルとなり、最後の決め技はライダーキック。またも背後から迫るワームへのカウンター回し蹴りでした。

「ワームはお前が倒した事にしろ。……お前は貴重な情報源だ。ゼクトを首にされると俺が困る」加賀美君、完全に天道と共犯関係ですな。 「まったく、お前はいつだって自分中心だな」「いや、俺が世界の中心なんだよ」賭け事や株にはまるとトコトン危ない人生観を披露する天道 「おばあちゃんは言ってた。世界は自分を中心に回っている。そう思った方が楽しいってな」 しかし加賀美は「リョウ!」知り合い見かけていずこかへ。 そして「人気者は辛いな。飯を食っている暇も無い」天道の背後にはまた新しいワーム「変身」。 脱皮して空を飛び、急旋回してくるベルクリケタスワームを睨みつけるカブトで、今週はヒキ

第4話予告
「消えたらしい、2年前」切り裂かれたグローブと野球帽。そして未練を断ち切るように加賀美が燃やしていた野球のボールは弟のものでしたか。 そしてなぜかワームに攻撃しないカブト「決めるのはお前だ」。次はワームが肉親に擬態していたら……記憶や性格もそのままなら、そっとしといた方がいいんじゃないかってぇ、難しいお話のようでございますな。


2月11日
夜明け前、というより深夜からトリノ五輪開会式をじっくり見てて寝不足な人は多かろうけど、一時間の仮眠の後は、バルタン星人とウルトラマンと世代を超えた両者の勇姿を見てみようじゃあーりませんか。 いってみようか特撮感想日記〜。

ウルトラマンマックス 第33話『ようこそ!地球へ 前編 バルタン星の科学
ある日、勉少年(池田晃信)が遠ヶ崎の磯へ貝取りにくると、顔はイルカで模様は錦鯉という巨大なクジラが浜に打ち上がっていましたとさ。 バケツ放り出して駐在さん(真夏竜)をはじめとする大人達に知らせに走る勉少年。さらに携帯から「もしもしダッシュですか、怪獣です、怪獣が出ました」まぁ、海獣と呼称するにはサイズが岩間さま(ライブ ア ライブ)だからしょうがないか。

だけど大人を連れてくると砂浜は空っぽ「僕は絶対見たんだ」100t以上はあるバカでっかい奴の話をしても、センサーをかざしたコイシカワ・ミズキ(長谷部瞳)隊員をはじめとして、大人は誰〜も信じてくれません。 また何か異変があったら「勇気を持ってダッシュに知らせてくれ。ダッシュは必ず来る」「約束よ」キラーンとした笑顔でトウマ・カイト(青山草太)達はダッシュアルファで去り、残されたのは釈然としない表情の勉君と“うそつき少年”の称号。 ところで最初に銛もって漁師さんがたが駆けつけてたけど、イサナに挑む伝統のある漁村なのかな。

そして、次の日また
磯に1m程の銀色の巻貝が。パカッと開いて、踊るサザエさんならぬ、ちっこい宇宙人(タイニーバルタン)が出てきて岩場で深呼吸。 「えー、何あれ」駐在さんが近づくと、バルタン星人はログハウスっぽいつくりの巻貝の居住区にひっこみます。 触ろうとしたら、貝の先端から赤い光が出て駐在さんはストップ。その目の前で銀色の巻貝は瞬間移動。 直後に停止が解けた駐在さんは勢い余って海にどぼん。全てを見ていた勉少年は大笑い。昨日コヅかれたもんな。

「夢なんかじゃありませんよ署長。酒? とんでもない。勤務中にそんな不謹慎な」一生懸命、電話で説明する駐在さんのタオルとステテコが眩しいです。 しかし他の目撃者と問われて弱弱しくなる声と態度「あー、ですから本官と……イチノセ勉君、昨日の怪獣騒動の」「うそつき少年の僕」。 もちろん信じてもらえず「こんな格好で言えたもんじゃないんだけどね。こうしよう。忘れよう。何も見ない何も聞かない何も言わない、どう? それでいかない」背後にはなぜか三猿の置物「人生ってさ、そういうもんさ」

だけど強引に通報しちゃう勉君。またカイトとミズキが出張ってきて、今度はダッシュパッド越しにヨシナガ・ユカリ(桜井浩子)博士が“科学的理由付け”を展開です。 「結論から言うとね、勉君」黒潮に乗って南海の貝か大ヤドカリの抜け殻が漂着したが、波にさらわれて消えた。駐在さんの金縛りは極度の緊張のせい「ということだ勉君、通報ありがと」「じゃあね」爽やかに去るトラブル確率99.95%コンビ。 そして駐在さんと少年はヤカン乗っけたストーブとラーメンで温まりながら“常識的言い訳”を展開です「絶対そう、そうに違いない……世の中にね、不思議な事って存在しないのよ」京極堂かいな(実相寺ネタ?)。でも海草は無理ありすぎでしょ。

「ボクはバルタン星人、会いたかったんだ君に」
三日目にしてやっと勉少年の前に姿を現すタイニーバルタン(半田杏)。 「亀、違う。タコ、違う。カニ、エビ、違う。イカ、クラゲ、エイ、ワニ、トカゲ、イカ、カメレオン セミ!」くすくす笑う意思疎通可能な知的生命体にこの言動は、権威あるオトナの言うことを、素直に聞く少年って事で。 で超科学星人ダークバルタン 子供の超科学星人タイニーバルタン登場の、OPなんですが……老人(特別出演 毒蝮三太夫)って何事〜。ゲスト俳優はレオだけじゃなかったんか!?

「ああ、これはね僕が乗ってきた宇宙船だ」
銀河系外惑星から来た宇宙人の子供によると、バルタン星人の科学力なら時空間の移動なんかお茶の子さいさい。 ここへ来た目的はダークバルタン星人が地球を狙ってると知らせる為。行過ぎた経済活動と開発で自然界のバランス崩し、月や火星を侵略しようとしている貪欲な地球人を滅ぼして、地球を侵略しようとしているんだそうな。 それに反対する穏健派バルタンの使者と名乗るタイニーバルタンの言葉を「本当に本当みたいな」信じ始める勉少年。 体がちっちゃいのは核戦争のせい「こんなみじめな進化を遂げなければ生きていけなくなってしまったんだ」。地球に監視員(マックス)が派遣されたのはバルタン星人の轍を恐れて、だったりするのかな。

「ダッシュのトウマカイトを引っ張り出したいんだ」彼ならわかってくれる「それで僕を巻き込んだのか」でも邪魔=駐在さんのせいでうまく行かなかったというタイニーバルタンは勉に同行依頼です。 「ああ、この格好。じゃあ変身しようか」キラリンと美少女に大変身「君、女の子だったの」「タイニーと呼んでくれる?」。カブトに続いてまたボクっ娘かぁ(バルタンにも性別があったのか)。 さらに「何だか、こんなものに乗りたがる様な気がして」ホウキを取り出し「バルル〜ン」魔法のポーズはWピースサイン。明日最終回のマジレンも意識してますか?

ホウキに乗って夕日を横切る2人が、ダッシュ呼び出すために最初に起こした不可思議現象は「本当に本当なんです、ジェットコースターが空を飛んでるんです」。地球の危機なのに遊園地デートかよ! と突っ込んだのはココだけの秘密。 しかし集団的なヒステリーによる幻覚と片付けるヨシナガ教授。なぜなら「だめ、アレ以上続けると元の所に戻れなくなっちゃう」アルファが到着したときには異常なし。 ただ、去り際に少女をちらっと振り返るカイトは何かを感じたようです。

次の不可思議現象は落ちない紙飛行機。小さな頃から空を飛びたくて、ビルが建つ前にあった大きな松の木から毎日飛行機を飛ばしていたと懐かしがりながら紙飛行機を「そら行け」と次々投げている警備員は毒蝮三太夫さん。 見上げているのは勉少年とタイニーと「人類の夢、究極の無限運動」と興奮しまくるショーン・ホワイト(ショーン・ニコルス)と、 「ありえない、どこかにトリックがあるはずだ」目をきょろきょろさせるコバ・ケンジロウ(小川信行)。しかしヨシナガ教授によると 局地的上昇気流と感動のあまりの幻覚? ヨシナガ教授〜、何らかの理由を幾つか上げてもらいまひょか。

「君が説明するの」「え、だって」「大丈夫、君になってあげるから」高層ビル街に舞い続ける幻想的な光景を示しながら、2人羽織というか名探偵コナンの要領で勉の口を借りて説明始めるタイニー。 この飛行機はほうっておけばずうっと飛んでいます「重力の狭間にあるからです」重力そのもの操れる超科学を持つ銀河系外宇宙人が地球に攻めてくる「この現象を信じるなら、僕の言う事を聞いてください」

「その少年が気になる」嘘つき呼ばわりされても異変をダッシュに知らせてくるのは何かを知らせたいのだと察するトミオカ・ケンゾウ(黒部進)長官。 しかし同一人物だとしたら移動スピードが早すぎる「同じ顔をした少年が何人もいる? これはミステリーの領域なのかな」ヨシナガ教授はまだ笑顔。 カイトは少年の背後に…「ただ、存在を感じるだけで、何者かは」この時は『龍の恋人』みたいに他の人には見えない少女なのかと思いましたよ。

うまく行かなかったと海岸で反省会するタイニーバルタンと勉。 派手に不可思議現象起こせない理由を明かします。この宇宙船は箱舟。バルタン星ではクローンの技術が発達していて僕が生き残れば無限の穏健派バルタンが生き残ることになる。だから僕が地球に居る事をダークバルタンに知られたら、抹殺される(個にして全、全にして個のバルタンですが熾烈な内部抗争があるようで)。 不意に引っ込むタイニーバルタン。やってきたのは立ち聞きしてた駐在さん「通報だ勉君、ダッシュに通報しよう。勇気を持って通報すればダッシュは必ずきてくれる」

というわけで、またも遠ヶ崎へ向かうダッシュアルファ。ただカイトはそれなりにマジ「キーワードは重力かな」勉の影にいるのは宇宙人「それも人間の知識をはるかに超越した」。 応えてカーナビに宇宙の映像写して感慨深げに語るミズキ「みんな宇宙人の存在を信じていない」いたとしても人類ほど知能が発達していないと高をくくっている。 「宇宙に住むものは、必ずしも全て、地球人に好意を持っているとは限らないのに」って、スラン星人やケサムやキーフや……何よりウルトラマンはどう解釈してるんだよぉ〜。もしかして平行宇宙のお話? タイムスリップとかしてる?

ヒジカタ・シゲル隊長(宍戸開)が司令室に入ったら、コバ達が備品と共にフワフワ浮遊。 アンドロイド・エリー(満島ひかり)は「宇宙人反応濃厚」を繰り返した挙句、いざ「ふふふふ、どうかね諸君、無重力遊園地の味わいは」ダークバルタン(声・尾崎右宗)から通信が入ったら機能停止(いやん、ダッシュの危機管理能力90%ダウン)。 私達は正義の宇宙人である。環境を破壊し月や火星に侵略の手を伸ばす地球人は「断じて許せない、全宇宙共通の敵である」 諸君の状況はほんの挨拶代わり「見るがいい、このすばらしい景色」重力バランスをちょっとだけいたずらして見せたというけど、人や乗り物が浮いてるのはともかく、サメ他魚類が泳いでいるのは何ゆえ? 水棲生物が空飛べるのなら、勉連れての海底散歩もタイニーにはお茶の子さいさい?(だからアバンの岩間さまか……)

勉君を後部座席に乗せてベースタイタンへ向かってたアルファが見えない壁にぶつかりボヨン。 「カイト隊員、あれ。あれが何かやっているのね」沿岸の工業地帯に立ってるバルタンを指差すミズキ。びっくりする勉。そして飛び出して無重力圏でフワフワしながら変身するカイトって、ヲィヲィ。 最終回間際になると隠そうッちゅー気概がなくなるもんなんですね、ウルトラマンの融合者って。しかし重力バランスの崩れた地域から脱出しようとして、笑うバルタンにイキナリ動きとめられるマックス。

「来たか、ウルトラマンマックス」
なんとか自力で金縛りといても「ウルトラの科学力では到底我がバルタン星人の科学力には対抗できない事を知るんだな」余裕のバルタンはハサミから火炎放射。 「おいおいおい、やりすぎだよタイニーバルタン」見上げる勉が唖然としてたら「僕じゃないんだ、勉君」。 「なに貴方」不意に現れた女の子に無断乗車されたミズキが「どういうこと勉君、ちゃんと説明して頂戴」ボーイフレンドに抗議です(違っ)。 当の少女が「ダークバルタンが地球にやってきてしまったんだ。どうしよう。僕がいることを知られたら、抹殺されてしまう」アワアワしてて話せる状態じゃないから仕方ないか。

「マックスよ、よしたほうがいい。バルタンの科学は君たちの科学よりはるかに進んでいる」Cパートは目を光らせてコンビナートをドカンドカンさせるダークバルタンから開始です。 さらに「光エネルギーに頼るお前にはここまでスケールアップする力はないはずだ」オリコCMのヒーローよろしく超巨大化(メーミィやスモーキーには負けるがな)。 「君の放つ剣は私には、蚊のさすほどの危機しかもたないのだ」マクシウムソードに手をやっていたマックスを足で踏みっ。 あぁ、トドロキの悪夢再びかと思ったら、なんとウルトラマンもスケールアップ。しかし光の国の住人の場合1分と持たない超巨大化状態。 ハサミの突き避けてラリアット、マクシウムソードを逆手に持って腕をズンバラリンとやって短期勝負。

しかーし、タイニーバルタンと勉の合成をきれいにしてのけたCG班がさらに頑張ったのか、ゼリーCGで繋がってたダークバルタンの両ハサミはゴム人間りように元の腕へスポンと戻っちゃいました。 マクシウムカノンは残像残した高速移動で回避。そして上空から、両の爪火炎放射でウルトラマンマックスをこんがりと焼き上げます。 さらにワッカ光線で拘束「もがくがいい、暴れるがいい、君のエネルギーは瞬く間に消耗するだろう」。 その予言どおり胸のパワータイマーはピコンピコン。「頑張れマックス」勉が叫び「エネルギーが切れる」タイニーがつぶやいた直後、 輪ッか光線は弾いたけど、つっぷして青空に消える巨大マックス。

「けものみち」のファーストシーンや、先日スレイプニルが倒れた気もする廃墟を、よろよろとさまようカイト隊員。 その上から降ってくるダークバルタンの哄笑と攻撃「地球人よ、いつも君達が宇宙へ向かって呼びかけている言葉を、わたしにもどうだ。『ようこそ地球へ』」 崩れる瓦礫に埋まるカイトで今週は引き。

次回予告 第34話『ようこそ地球へ 後編 さらばバルタン星人
なんかウルトラマンが二人いたような気が……ともかく光の球もった勉とタイニーが瓦礫の街へ入って、カイト救出大作戦。バルタン星人がウジャウジャいたり、生首状態で浮かんだりと後編も色々楽しそう。 でもって、駐在さんはもう一回くらい出るのかなぁ。

『マックスボックス』今回もバルタン星人
「バルタン星人はこれまで何度もウルトラマンに挑戦してきたよ。そしてその度に強くなる。永遠のライバルなんだ」そうだったんだー。 幾作か抜けてた気もするけど、まぁ限られた時間の範囲内では、よくがんばりました。


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