一言半日記 2005 11_21〜11_30

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 1億円の福袋で映画?  来年の話とネットの話  師匠ミヤギ逝く  魔法戦隊マジレンジャー ステージ39 仮面ライダー響鬼・四十一之巻  ウルトラマンマックス 第22話  カップ酒で大吟醸を  年末のスペシャル番組と冬期ドラマ  Xbox360がアメリカで発売  2006年『花園』のテーマ  150万円の借金がボーダー?
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。
11月30日
本当に、最近ファンヒーターで死亡者が出てたんだ……なんてニュースに暗澹となる水曜日の楽しみは、今年放送分が残り3話となった『相棒』。企業責任を問う『殺人ヒーター』と違って、今夜の『監禁』は暗号解読モノみたいですけどね。

さて、話題をガラッと変えまして、今年も発表された高額福袋の内容。 昔は家や車なんてモノが入ってましたが、一億円で今度は自分主演の映画が作れる権利、らしいですよ今年の三越は。 作るのは松竹さん。さすがに特撮バリバリってのは無理だから日常の哀歓描くホームドラマか恋愛映画くらいっスかねぇ。

ただ、シナリオは幾つかある案の中で、気に入ったのを選ばせて欲しいところ。演出やカメラワークはお任せでもいいけど、ストーリーのない絵ズラと音楽だけの芸術作品への出演は、ポルノ出演以上にカンベンです。 見てもらう人に申し訳なくて居たたまれないような思いに、1億払いたくないもんね。チケット分1800円すら払いたくないんだけどさ。


11月29日
本屋に来年のスケジュール帳や家計簿、そして日記帳が並ぶ今の時期は、来年の新ライダーや新戦隊の画像がチラホラ出だす時期でもございます。

ネタバレ画像が怖くて、特撮サイトを回れるかーい。まぁ、中には出所が危ない流出画像を載せて、警告喰らって閉鎖に追い込まれる掲示板があったり無かったり。 そういえば、ヤフーそっくりのニュース記事をサイトにのっけた人が逮捕された、なんてニュースの後は、新山千春のアイコラですか。

新山千春のアイコラと聞くとヌードよりも、マスクオフのデカゴールド姿を見たいと私は思うけど……コレは少数派かな。それにしても年末に向けて、警察の方も妙な方向に頑張ってますなぁ。 いや、実際、サイト持ちにはドキドキのニュースだけどね。


11月28日
映画『ベストキッド』で、ペンキ塗りさせたり窓磨かせたりして基礎体力作りつつ、武術の基本動作を体に刻み付けてのけた空手の師匠ミヤギ役がとても印象深い、 日系のハリウッド俳優パット・モリタさんが亡くなったそうです。

あの修行方法は、まさか〜ってのと、ありえるかも〜って感想が交じり合う、なんとも映画らしい面白さとスポコン系の爽快感がありました。 家事や下働きも修行のうちってのは東洋に昔からある手垢のついた発想だけど、それに納得できる理論の裏打ちと楽しさが追加されたのは、原題『The Karate Kid』からですかねぇ。

『ウォーターボーイ』等、最近の日本産スポコン映画も、ミヤギ式といえるかも。響鬼もいずれソレ系になると期待してたんですが……なんて話は置いといて、 ボンサイへのコダワリや、沖縄でデンデン太鼓振ってたりする、微妙なピントの外れ方も、あの変人っぽい総髪と朗らかな笑顔にはなんとも似合っておりました。合掌……


11月27日
イトカワに小鉄球ぶつけて岩石採集はしたっぽいけど、帰りが不安な『はやぶさ』よりも、隣の国の地震の被害と、自分が今いる建物の強度が心配になる週末です。だけど7時半からはTV画面に意識を集中。 いってみようか、特撮感想日記〜

魔法戦隊マジレンジャー ステージ39『あべこべ兄弟〜マジュナ・ジルマ〜』
「ごめんね、家まで送って上げられなくて」「いいのいいの、映画楽しかった。じゃあヒロフミ君、まったねー、バイバーイ」
ヒロフミ(中村康介)こと、まじめないやし系文学青年・春日井広文くんの車から、キスのひとつもなく降りる芳香(マジピンク 演・別府あゆみ)ちゃん。 そこは桐東高校のまん前。時間はちょうど下校時刻。弟が出てこないか、芳香が校門から覗いてみたら

「言っちゃ悪いけど、山崎さんはマネージャーだろ。選手の事は選手にしか解んないんだよ」末の弟・魁(マジレッド 演・橋本淳)君、イター。 横には、お久しぶりねの山崎由佳(平田薫)ちゃん「そんな事ない。今のままじゃ、いくら小津君が頑張っても、明後日の西高とやる試合、勝てないと思う」。 「もういい、この話はやめよう」「どうしてやめちゃうの。理由も聞いてくれないの」いやまったく、熟年離婚される典型タイプだぞ、魁〜。岡目八目という言葉を知らんのか。“選手にしか〜”なんつったら、世の批評家と感想サイトは存在意義を失うべ?

「こんなケンカ意味ないよ」「ケンカって、そういう風に片付けちゃうんだね」将来、弟の退職金を半分手にして義妹が出て行ったらやばいと、言い争いに聞き耳立てるピンクのポスト(何気にジワジワ二人に寄ってってるよ〜)。 「泣かないでよ、オレそういうの弱いんだ」「小津君のバカ!」オンナノコの涙にゃワケがある(つーか、この場合男でも涙が滲むぞ?)ってコトに思い至らない想像力不足の魁は、条件反射で山崎さんを追おうとして、足元のサッカーボール踏んでスッテンコロリン。 座り込んだ魁の側から笑い声? やっとピンクのポストに気づく魁「あー、芳香ねえちゃん」「いえいえ、私は毎度おなじみ通りすがりのポストです」ポストは通りすがりません、つーか喋りません(まだ)

「見つけたわ、予言の書……シーッ」
地底冥府インフェルシアの一角で、妖幻密使バンキュリア(声・渡辺美佐)が忍び寄るのは、チョウが羽を休めているような風情で開いたり閉じたりしている大判の本。 貫き足 差し足 忍び足「やったっ、静かにしなさい、このっ」抱きかかえて開いてみれば、イフリートとサイクロプスの事がバッチリ書いてありました「やっぱり当たってる。じゃ、次に神罰執行神に選ばれるのは誰〜?」。 その背後にゴーゴン(声・田中敦子)が……いきなりバンキュリア、いや予言の書を摘み上げ「吸血鬼のクセにお勉強? んなワケないわねぇ。何見てンのよ」 「ゴーゴン様、予言の書ですぅ」「予言の書?」ヘビ女が目を凝らした直後、パタパタ逃げ去る本。バンキュリアは羽出す暇なく落下です。

地面に落ちてナイ(演・ホラン千秋)とメア(演・北神朋美)に二分割「あの女神様、苦手なのよね〜」「なのよね〜」。 「あらぁ、何だ妖幻密使ちゃん」『トード様』ヘビの次はカエルに目をつけられたナイとメア「僕と一緒にあそばなーい、ねね、遊ぼうよぉ」でかい図体で跳ねるトード(声・平野正人)にビビり『いいえ、けっこうですぅ』。 「あーもう、ムカつくなぁ、これでも喰らえー」バカにされたと思ったトードは自分の腹のイボ潰して白い液ひっかけるという、深読みするととんでもない事になるイタズラをしてきました。 水圧(?)で抱き合って転がる2人を包む青い光?「ぶひひひひ、おもちろーい毒ぶっかけてやったからな、後でびっくらコケな〜」

コウモリには強いトードもヘビの前では脂汗じっとり、鬼嫁様に睨まれた一馬状態。 「ねぇトード、ちょっとお願い聞いてくれなーい?」「ヤバい事だったらヤダよ?」仲良しのドレイクにでも頼めば〜なんて逃げようとしても 「あんたに頼んでンのよ、トード」ドス利いたヘビ女から伸びるヘビに囲まれ「や、や……やりましゅぅ〜」。 その様子を眼鏡越しに睨んでスフィンクス(声・寺瀬今日子)は溜息。

「いくら頑張っても勝てない、なんて……山崎さんがあんな事言うなんて思わなかったよ」マジメに練習してるのはオレだけ、他の連中はやる気がなくてダラダラしてるしサッサと帰るし「西高にはここンとこ負け続きじゃん。いくら練習試合って言ったって、ココで勝たなきゃどうすんだっつーの」 愚痴りつつ山崎さんとの関係修復に苦慮する魁の横で、スケジュール帳とマージフォン睨んで一生懸命の芳香ちゃん、もちろん魁の話なんか聞いちゃいません 「よし、これで明日のデートスケジュールはバッチリ。みんなに送信〜っと」その発言に目をむく魁くん。「デートって普通1人だろ?」

「ノンノン、今週はちょっと少ないけどぉ、15人」「え゛、15股、有り得ないだろ」そんな芳香の哲学は “デートは人生の大事な事を全部教えてくれる”。 山崎さんの事も恋愛マスター芳香にお任せ「遠慮は無用よ」いや、甚だしく不安なので遠慮したいです。何を相談しても“新しいカノジョを見つけましょう”って結論になりそうで。いや修羅場処理のハウツーとかでは役立つ経験談が多そうだけど。

「ドーンと任せて!」しつこい芳香が上田教授した直後、ドーンと地面が揺れてトード登場。 「どうせ僕のこと、神様のくせに頭悪そ〜とか、カッコ悪〜いとか、そう思ってるんだろ」いきなり自虐的なカエル神。 また勝手な神罰を下しに来たのかと怒りの魁ちゃん「それより母さんの事だ。いばらの園とやらを司っているのはお前か」 「い……あ、あー、(目をそらして)いいや」とっさに知らん振り出来ないとは、本当に頭悪かったんだね。 「何だよ、今の間は」「お母さんを隠してるの、隠してないの、どっちなの」「しらねーよっ、骨まで溶かす猛毒を喰らえっ、ブチュと」あーあ、地面溶かして誤魔化しやがんの。何か知ってるのバレバレ。

「力づくでも聞き出してやるぜ」と魁と芳香は超魔法変身。ロッドで殴って突いてレジェンドファイヤー。 「あちゃあちゃ、アチチ、こりゃたまらんなぁ」逃げたトードを追って階段駆け上がったら、引っ掛かったなぁ〜と、階段上から毒液噴出。 「ねえちゃん危ない」とっさに押し倒したレジェンドマジレッドだけど、ピンクと一緒に毒液浴びて、青い光に包まれ階段をゴロゴロ。 「あれー、溶けてない〜。あらららら、こりゃ、さっき妖幻密使にかけた毒か。間違えちまったじゃないかぁ」ンな文句言われても……イボを色分けしとけばいいのに。

さらに物理攻撃しようとしたら「マジランプバスター」マジシャイン(ヒカル 演・市川洋介)を先頭に残る兄弟3人も到着「魁、芳香、大丈夫か」「なんともないぜ」「全然平気」。 「もぅ、ダメじゃんか仲間呼んじゃ」いきなりトード巨大化「まとめて踏み潰してやるぅ」。 あいつぜってー何か知ってると、マジレジェンドとトラベリオンがWパンチ。 「ふざけんなよ魔法使い、ブッチブチに切り刻んでやるぅ」しかし得物を使う前に、地下深くで金の輝き。 「うわっ、裁きの石版が〜……僕が神罰執行神に選ばれたら、みてろよー」ぴょんとジャンプして地底にご帰還のトード「何だったんだいったい」「さあ?」

「トード、何をしていた」「わりいな、ちょっとね」ダゴン(大塚明夫)に咎められたデブガエルが、ヘビ女をちら見して輪に加わり、行われた儀式で……金の光が止まったのはヘビに包まれた女神の盾「あーら、あたしの番?」。 「まーた外れた! オレは戦いてーんだ〜」癇癪ドレイク(矢尾一樹)が吼え、「代わって上げてもいいわよ〜、ドレイク」ゴーゴンがしな作り、「ならん、決定は絶対だ。闇の戒律に逆らえばン・マの転生はない」スレイプニル(梅津秀行)が釘刺してたら、 「転生だとぉ、なーんの兆しもねーじゃねーか。何時まで待ってろって言うんだよっ、馬鹿馬鹿しい」怒って神々の庭を出て行くドレイク。

「兆しか、確かにな」「どうしたダゴン」「ドレイクの言うことももっともだ。ン・マ転生の兆しが全くないのはおかしい。我々に何か落ち度があるのか。それとも何者かが邪魔をしているのか」ブレイジェルの地味な活躍を暗示するような重鎮の会話の背景では、 「えーなに、うそっ。全員片付けるって言ったじゃないよ」「仕方ねーだろ」カエルを使えない呼ばわりしてるヘビ「折角、予言の書で前もって選択されるのがわかったから、鬱陶しいムシケラどもを払っといてもらおうと思ったのにっ」 予言を読んだならゴーゴンで神罰完了かと聞くカエルに「あったり前じゃない。でもぉ、ソコの所を読む前に逃げられちゃったんだけどね」何だ、結果は知らないんだ。

「何の話です」ソコで委員長登場。女同士の睨みあいから逃げるカエル「腹減ったから何か食いにいこーっと。はっらぺっこだ〜」微妙に芳香風味。 「あーら、盗み聞き? 素敵」「神罰執行に嘘や企みはあってはならない。ご存知ですね」 「闇の戒律に触れるような事はしてないわ。私はヘビのように賢く素早い冥府神よ。それよりスフィンクス、あんたのその“です・ます口調”イラつくのよね」これをデスマスク調と聞き違えて、スフィンクスとミイラの関係を考えちゃったのは私だけかねぃ。

「いいっけどぉ。さぁ、出かける前にお化粧しなきゃ、うふふ」ルンルンのゴーゴンに押されたティターン(小形満)の足元から『ぐぎゃー』?  「ん、おっと踏んでしまった」足をのけると地面に埋まってたメアとナイがウワーン。 「どうしたんだい、ナイちゃん、メアちゃん」ワイバーン(佐々木望)が事情を聞くと「ワイバーン様、聞いてください。トード様ったら酷いんですぅ」「ひどいんですぅ」 「ふむ……あれぇ、君たち話す順番がいつもと違わなくないか?」『そうなんです』「実は」後でビックリするってこの事か。

「んがー、やっべー、寝過ごした」ピンクの寝巻きにぼさぼさ頭。顔さえ洗ってない風情で魔法部屋に飛び込んできた芳香が、朝ごはんをガバガバ食べまくり。 「珍しい、早起きじゃない」麗(マジブルー 演・甲斐麻美)が感心すると「全然早起きじゃないよ、あーもう、朝練があるってのに!」「アサレン?」「明日試合だからさ、マジメに練習しないとヤバいんだよ」 ココまで聞いてアニキジュース用にリンゴとにんじんを吟味していた蒔人(マジグリーン 演・伊藤友樹)が異常に気づきます。「なんか忌まわしい前触れか、芳香の口からマジメとか練習とか言う言葉が出るなんて」セロリを手にお祓い体勢。 「当たり前だろ……山崎さんにも無いと解ってもらわないと。ん、で、誰が芳香?」さっきからフォーク持つ手も止まってる、翼(マジイエロー 演・松本寛也)とヒカル先生にが山崎さん?』と首傾げてたその時

「いやー、大変よっ」ピンクのジャケットを着ようとして着られないでいる魁が飛び込んできて、驚く芳香「俺っ」「それ、芳香」。 指差しあって固まる長女と末っ子見て「おいおいどうしたんだ、魁、芳香」長男が話しかけたら「オレは魁だ」by芳香。「芳香は私よ」by魁。 「はい?」「え」「ん」「はぁ」『え゛』。そして「ない、ない、ある……やぁだぁ」自分の股間触って手をフリフリ、蒔人のエプロンで拭く魁(中身姉)。 「ない……ちょっとある? ない、うえー」落ち込む芳香(中身弟)。

「なにがちょっとよぉ」「だってちょっとしかねーモン、しょうがねーだろ」「そりゃ麗ちゃんに比べれば少しかもしれないけど」「なんで魁が知ってるのよ」おおっとここで胸大きいらしい麗が参戦。 「どうしたんだ、何がないんだ」聞きにきたヒカルの耳塞ぎ「先生は聞いちゃダメ〜」やっぱり恋する乙女か麗ちゃん。 「ここは皆様、落ち着くでありますですよ」おろおろするマンドラ坊や(声・比嘉久美子)を見て、一人騒ぎに加わってなかった翼は、おもむろにヘッドホン取り出して「翼ちん、一体どうすれば良いでござりますですか」相談しかけていた鉢植えをスポン。 哀しくて泣いてしまうマンドラ坊や。おお、ヒカル先生含め、騒いでた連中がバタバタと気絶していく〜。ご近所さんで何人の精神異常きたしたか、気になるところです。あと、戻す時のスポンって効果音もなかなか。

鉢に戻された後も、シクシク泣いてるマンドラゴラを背景に、事態を解説する翼ちん「つまり芳ねぇと、こいつの魂が入れ替わっちまったのか」。 「だから私は芳香だってぇ」「でも、なんで」。「おそらくあの、冥府神の毒を浴びたせいだ」まだ耳がおかしい一同の中で比較的回復が早かったヒカルがマジランプのフタをカポ。 「元に戻す方法を見つけださないと」蒔人はジューサーミキサーのフタを締めてチュイーン。 「魔法薬を調べてみるか」書庫に向かいかける翼を止めるヒカル先生「冥府神の力で生じた事態だ。これに効く薬はない」。「俺、これからどうすりゃいいんだ」落ち込む芳香(中身弟)。

しかし魁(中身姉)はイソイソとスケジュール帳をチェック。 「とりあえず、コレお願い」差し出されたのはプリクラつきのカレシのデータ表「今日の芳香のデートスケジュールとデータ」アニキジュース奪い 「みんな芳香の大事な王子様だからよろしくお願いね。
その中身は馬場浩二くん(自由奔放な天然系) 明石司くん(クールな文系〜)  上野重明くん(正義感の強い熱血系!!) 高田俊介くん(前向きで好奇心いーっぱい)  萩原秀二くん(情が厚いロマンチスト♪) 渋谷真くん (…マイペース)  本町…(まっすぐなスポーツ) 西九条孝明くん(ちょっと軽めなプレイボーイ)  服部龍介(誠実で努力家☆) 春日井広文くん(まじめないやし系文学青年)  目黒信治くん(さわやかな好青年) 三国順平(明るくて楽観) ……東京のJR駅?

「王子様ぁ〜、そんな場合かよ、すっぽかせばいいじゃん」 「ダメダメ、申し込まれたデートは必ず受ける。これが芳香の恋愛ルール」「はぁ?」 「その代わり、学校には芳香が行ってあげるから、安心して」いや、それ絶対安心出来ないし。でも、律儀に待ち合わせ場所へ行く魁、マジメです。 「ああもう、男とデートなんて屈辱だ」男らしい雰囲気で街角に立つ芳香(衣装はデート用でなくジャケット)は、不意に肩を叩かれて「おわあ」。 「お、お待たせ、芳香ちゃん」初対面のような態度に首かしげる男に「ええ、あ、こんにちは」挨拶しつつ、速攻でデータ帳チェック。 「ええーっと、タカアキさんでしたっけ?」「何言ってるんだよ。どうする、お茶でも行く?」さらに肩に触れてくるタカアキ(滝口幸広)ことちょっと軽めなプレイボーイ西九条孝明をかわしつつ 「おほほほほ、お任せしますわ」

そうか、魁が考える女の子らしいカップの持ち方って、両手で包んで右小指立てるのか(山崎さんのクセかな)。 「いやー、アレ良かったよねー、芳香ちゃんも聞いてくれたかなぁ」音楽にレストラン、流行の事物をとめどなくしゃべる相手に首傾げつつ、なんだよこいつ喋り捲り……なんて内心でグチってたら、目の前で手を降られ「どうしたの、今日は随分と静かだね」 「そうかしら〜、オホホホホ」。笑顔で誤魔化してたら「芳香ちゃん」別の男に声かけられてお茶をブッ。それは冒頭のヒロフミさん「君は誰だ」「僕は芳香ちゃんのカレシだ」「何だよ急に、オレだって彼氏だ」イキナリ目の前でおしくらまんじゅう始める大の男×2

「って事は(修羅場だ〜)」 ゲンナリする芳香(中身弟)の手をガッと握り締め 「君には何人ものボーイフレンドがいるのは知ってる。君にとって僕は大勢の中の一人かもしれない。でも、僕にとって芳香ちゃんはただ一人の人なんだ!」熱く語るヒロフミ。 「君、何を今さら、オシャレじゃないね」St.11の頃から付き合ってるせいかタカアキは今の現状で満足してるようで。けど「僕を君のたった一人の王子様にしてくれ」口説くヒロフミに「そうですよ」イキナリ同意の芳香(中身弟)「本当にその通りだ」「え゛」「じゃあ」「うん」。 さて、誰に絞るんだ、未来の義兄を〜

一方、学校なんて久しぶり、楽しい〜と舞い上がる魁(中身姉)は「よう、小津」「オハヨv」「……」不気味がるまわりの視線も気にせずスキップ。 アニキジュースを飲みすぎたと学校のトイレへ……お約束ですがもちろん女子トイレ。 「え」固まる女の子達の中に「山崎さんだー」と弟の彼女見つけて近づこうとして「何やってるの、ココ女子トイレよ」上がる悲鳴にようやく気づき 「あ、いや、これは」。「早く出て!」そのまま、ひと気のない渡り廊下へ連れ出されちゃいました。

「ごめんね、つい間違っちゃって」その言い訳は苦しかろう「魁ちゃんの……ゲフン。オレの名誉のために言うけど、ホント、タダの勘違いだから」しかし振り向かない山崎さん(はぁ、険悪)。 実はトイレ問題よりもっと深刻な話題を切り出そうとしてました。 「小津君ってどうしてそんななの?」まわりの事なんか全然考えてないでしょ「サッカー部の事だってそうだよ。小津君は自分が出来るから、凄い人だから、余計に他の人が頼りなく見えちゃうのかもしれないけど、それじゃ周りから浮いちゃうよ。 小津君お願い、1人でどんどん行っちゃわないで。あたし小津君の事が心配なんだよ」手を握り真剣な目で忠告して、駆け去る山崎さんに溜息。 熱いな山崎さん「なんかいいかも」ニヤけてたら、暗くなる空、現れる闇のオーロラ。

「わが名は冥府神ゴーゴン。裁きの石版の命によりて神罰を下す。でもぉ、人間どもの耳障りな断末魔は聞きたくないのよねぇ〜」綺麗で静かなやり方が好きと、青白い光を新宿に蒔くゴーゴン。 地面に落ちればヘビになってシュルッと地面に同化「みんな、わかった? いってらっしゃーい」。 そこへ現れるトラベリオン「待て、貴様の好きにはさせない」繰り出したパンチを盾で防ぐゴーゴン「まぁ、戦うのも嫌いじゃないけどね」。 ドつきあいを見上げる位置に、小津兄弟が集合「兄ちゃん姉ちゃん」中央に立つ芳香(中身弟)の凛々しすぎる立ち方が眩しいです(ミニの下のスパッツ見えてるし)。 「よーし、いくわよ」魁(中身姉)の掛け声でマージフォン掲げたけれど、二人だけは生身のまんま。

「変身できない、どうして?」「体と精神が入れ替わったことで、天空聖界も混乱してるんじゃねーか」『そんな』そういうもんなの? 洗脳された芳香は前、OKだったのに。 見上げれば、やられそうなトラベリオン「仕方がない、ここは俺たちだけでマジ魔神だ」「おう」マジグリーンが音頭を取り、久しぶりのマジタウロス、マジマーメイド、マジガルーダの戦闘。 何だか在庫一掃販促シーンって感じです。 「こんな時に戦えないなんて」悔しがる芳香(中身弟)見て、不安なって確かめる魁(中身姉)「ねぇ、こんな時に何だけど。ちゃんとデートしてくれた?」。 お答えは「あ、別れてきた。全員と」「え?」

まずは喫茶店で「ごめんなさい」1&2「え」 次はそれぞれの場所で「分かれましょう」3〜4『えー』 最後は9分割画面で「さよなら」×12『え゛ー』……旧OPの爆発シーンみたいだ。 「えー、どうしてそんな事するのよ、芳香の恋愛ライフが〜」ただこねる魁(中身姉)を「そんなの恋愛じゃない」振り切る芳香(中身弟)。 「相手が本当に大事な人だったら、もっと熱くなって夢中になって突進して行くだろう? あっちにもこっちにも、ふらふらしている芳香姉ちゃんには、そんな熱い思いがないじゃんか」

「熱い、おもい?」魁(中身姉)が思い出したのは山崎さんの真剣な眼差し。 そうね、そういえば私、恋愛は楽しさが第一で、のめりこむなんて事なかったかも。 「まさか魁ちゃんに、恋愛を指南されるなんてv」おおう、ここが一番キモいぞ、魁姿芳香。 「なんだよ、いいじゃんか」少し照れた芳香(中身弟)に決意のポーズ。そしたら突然魔法が着信。 「もしかして、芳香が王子様達を諦める勇気に、魔法が応えてくれた?」 「そんなのアリ? マジトピア、まだ混乱してんのかよ」文句言っても呪文に添付ファイルはないし説明もなし、何より他の兄弟とヒカル先生が苦戦中。 「トドメよ」迫るゴーゴンに「何の魔法でも良いや」と『マジュナ・ジルマ』。金のキラキラでスッテンコロリンのゴーゴン。 「バランスを崩す魔法?」当面の危機は去ったけど、「あたしに、こんな無様なまねをさせるなんて、許さないっ」等身大サイズになったゴーゴンが魁と芳香を狙ってきてさあ大変。

ヘビのようにシュルシュル迫るゴーゴンを止めたのは「マジランプバスター」「ヒカル先生」。 さらにルーマ・ゴー・ゴジカ「スモーキー・シャイニングアターック」だけどゴーゴンの盾にツメ引っかきは通じず「愚かな」喉掴まれてスモーキーは地面に叩きつけられちゃいました。 「この魔法猫っ」指パッチンで現れたヘビに噛まれるスモーキー「あのヘビは」…見かけは日本の田ンボとかでカエル食ってるシマヘビ(無毒)なんだけどなぁ。普段見かけるあの模様のヘビさんは、ネズミとか食べてくれる大事なヘビさんなので、石投げたりしないようにね。 3月くらいに出てくるヤツは、ゴーゴンとは無関係のヘビだよ〜

「私の神罰がどんなものか、特別に一足早く見せてあげるわ」掲げた盾に光る赤い目。 「やべー」煙化してマジランプに戻ったスモーキーだけど「か、体が固まるにゃ〜」顔を少し出した状態で、石化。「スモーキー」思わず駆け寄るマジブルーが細かいです。 「さっき私が放ったヘビちゃんたちは今、繁殖して数を増やしてるの。で、大増殖したら一斉に地上のありとあらゆる命に噛み付くわ。 そしてこの盾の目が光った時、地上の生き物は皆、一気に岩と砂に変わるってわけ」高笑いのゴーゴンに「させるかっ」突っかかった芳香だけど、他の皆もろとも手からビームでバタバタ。

「これ以上戦いを挑むなら、あたしのルールに従って貰うわよ。 マルデヨーナ世界の『長きものの庭』にいらっしゃい。 遊びましょう、死ぬまでね」笑い声とともに消えるゴーゴン。 ヘタりこむ魁(中身姉)の横で、地面殴りつける芳香(中身弟)、そしてマジシャインと残る3人のマジレンジャーで、今回は引き。何だか最近、住友ビル前での引きが多いっスねぇ。

今回の呪文紹介コーナー 『マジュナ・ジルマ』
今回の魔法は『マジュナ・ジルマ』。相手のバランスを崩す魔法でござりますです。いまいちパッとしない魔法のようなのは、魁ちんと芳香ちんが入れ替わってるせいでござりまいですか〜? でもま、『マジュナ・ジルマ』」 キラッと光って頭をモロ打ちして落ちてくマンドラ坊や「うぎゃ、使えるでござりますです……」とりあえず、元に戻るカギは『マジュナ・ジルマ』?

次回予告 ステージ40『蛇女の庭〜マジーネ・ルルド〜』
「今の魁と芳香が戦うなんて無理だ」場所はジャングルと水辺、不意に襲ってくる相手は大蛇。どうやら『アナコンダ』(1997米)って感じです。 一方、入れ替わったまんまで試合に臨む魁と芳香。最後、やられそうな魁を身を挺して守ってる芳香は、中身がどっちなのやら〜。転校生ネタ後編は学園物テイスト、かな。

仮面ライダー響鬼・四十一之巻『目醒める師弟』
先週から気になってた、天美あきら(秋山奈々)の変身体ですが……気合とともにコダマの分体に体当たり、弾かれて木の影で変身解除。 短い上に、吹き替えアクションで顔だけ写さない撮影技術の粋が凝らされていて、ぶっちゃけ頭部はよく見えませんでした。多分、OPでずらっと並んでる、滅多に出ない鬼さんの、色んなパーツ組み合わせたスーツかと……スローにしてもワッカリマセーン。

ともかく、あきらの体当たりのお陰で、響鬼(演 細川茂樹)は威吹鬼(演 渋江譲二)に巻きついた根っこを剥がし、駆け寄ろうとして根っこに巻かれた桐矢京介(中村優一)を助けてる、安達明日夢(栩原楽人)を庇って……「走れ、はしれー」と戦場離脱。 動けるようになった師匠・威吹鬼は、変身解けてベルト以外は多分スッ裸の弟子・あきらに駆け寄り、轟鬼(川口真五)ともども撤退です。ここは威吹鬼の腕と木立で“胸元から下を隠す”絶妙なカメラワークに、惜しみないヤケ拍手を。

「もう、いったい何考えてるんだよ君達は」 猛士関東支部のカモフラージュ施設・甘味処『たちばな』の雰囲気は激マズッ。 鬼修行はきちんとした人の元でやらないと危険だ「遊び半分だと、大ケガするっス」「気持ちがあればいいってもんじゃないんだよ」 あきら、明日夢、桐矢の高校生トリオに、お説教の集中砲火。真剣だと反論すれば、もっときちんと考えろ。「何度も何度も考えました」桐矢が再度反論し「僕も桐矢くんと同じです」明日夢が付和雷同っぽく答えたところでヒビキさん沈黙。 事態の収束を責任者に求めたい所ですが、娘の立花日菜佳(神戸みゆき)によると事務長は現在、資料室に引きこもり中「珍しく厳しい顔でジャマするなって」

「コダマの森現れたる後、オロチきたれり……オロチ、まさか」 古文書ひもとく立花勢知郎(演 下條アトム)の前に黄色い蝶々が現れ、一瞬紙細工に戻ってから誘うようにヒラヒラ「これは式神?」 蝶に導かれた地下道には、和服カップルが待っていました。コダマの森はオロチが現れる前兆に過ぎない 「知っていますねオロチを」和服女(演 芦名星)の言葉に頷く勢知郎。 「ならば鬼を集めよ、さもなくば全てが滅ぶ」和服男(演 村田充)の助言と真意は、クライマックスへのアカラサマな伏線ですなぁ。 そっか、魔化魍の総大将ってヤマタの……で、スサノオが鬼にあたるのかな。ラスボスは桃太郎ってのは、やはりガセか(植物から生まれるヒトガタの存在って点は魔化魍っぽいのに)

「俺が逃げようとしたと思っているかもしれないけれど、勘違いするな、俺は絶対逃げたりしない」 『たちばな』からの帰り道、水門側で強引な弟子入りは摩擦の元かもしれないと、遠慮する明日夢と、イケイケというか頑なな桐矢君の前に、ヒビキさん登場。 「あの、ヒビキさん、やっぱ怒ってるんですか」明日夢が恐る恐る聞いたら「よっ……ちょっとやってみ? これは角度と余裕と最後に笑顔が大事なんだよ」初期のなりきり玩具CMやオロナミンCMでも披露した、例の挨拶を指導です。 「暗いよ……ニョじゃないんだよ……おお、そうそう、そんな感じだよ」これはもしや、弟子取りの予感?

明日夢&桐矢に弟子入りの決意を再確認するヒビキさん「そっか、よし弟子にしてやる」『本当ですか』マジかよ「ただし、俺のいう事はちゃんと聞くんだ」『はい』 「じゃ、まずは鬼のことも魔化魍の事も忘れて普通の高校生に戻るんだ。いいな」そんなの反則だと抗議の桐矢くん「冗談じゃない、バカにしないで下さい」天美さんの修行続けると駆け出します。 「なーにあの子、なぁ?」同意求めるヒビキに困惑の明日夢も「すいません」ヒビキにサングラス返して桐矢の後を……そりゃ、ヒーローショーinデパート式の客いじりが通じるのはせいぜい未就学児童までだよ、ヒビキさん。

「困った弟子だなぁ。師匠である僕の許可も得ずに変身したりして」 「すいません」「聞かせてくれないかな、一体どういうつもりで2人を弟子なんかに」「……」 「僕にだけは本心を話して欲しい、君は僕の弟子じゃないか、まだ弟子のはずだ、そうだろ? どうして話してくれないんだ。答えてくれ、あきら」 「すいません」「それだけか」「すいません」「そうか、わかった」 川辺のイブキとあきら師弟、それじゃサッパリ解りませんて。ところでこのロケ地、昨夜の野ブタ。でも似たような問答してなかったっスか?

「何となくだけど危険な気がする」あの年頃のコは強さに憧れているだけと言うヒビキ。 でも、日菜佳の見解は……ずっとビビキを見てきた明日夢の弟子志願は「ハンパな気持ちじゃないと思う」

で、天美式鬼修行の内容ですが「なぁ、もしかして俺のコト馬鹿にしてる?」なんと緑のお兄さんとして、横断歩道渡る園児の補助。 園児たち一人一人の動きを把握する力、突然の出来事に対応する素早い判断力、子供たちにバカにされても怒らない忍耐力、どれも鬼としては大事な要素だそうで。 そこへ一台のトラックが(また居眠りかな)。進路にはカバン落としてしゃがんでる園児 「危ないっ」運チ設定を一時棚上げして飛び出す桐矢。子供を抱き抱えて身を伏せ……タイヤがひき潰したのは黄色の旗のみ。いやぁ、良かった。 「見ただろ、俺だってやる時はやる、絶対逃げたりしない、わかったな」おおっと、成果を出したら強気2倍増。

「たまにはイブキ君とご飯が食べたいなって思っただけ」立花香須実(蒲生麻由)が落ち込んだイブキと一緒に、植物園デートしていたら、いきなり辺りは森に。「もしかして、これがコダマの森? 出なきゃ、早く逃げなきゃ、この森には入っちゃいけないって」 しかし、マゴマゴしているうちに(イブキなんて棒立ちのまま)、根っこが巻きついて「助けてー」。 「また出たか」全てのコダマの森は繋がってるのか、田んぼのド真ん中に出現した森から入ったトドが合流……というか、気絶したイブキを発見です。 「香須実さん、香須実さんが」気づいてすぐカノジョを心配するのはいいとして、いくら落ち込んでるったって無能すぎですぜ、イブキさん。1人の女どころか自分も守れずに、ヒーローやっちゃいけません。 ともかく2人並んで変身(よく感電しないな)

「コダマの森は森にあらず。ひとつの木によりて操らるるなり」 吉野の古文書調べてた父上から連絡がありまして〜と、日菜佳が攻略法を連絡してきたのは高校生トリオの携帯。 イブキやドドに「繋がらないんですよ携帯が。多分森の中に入っちゃったんですよ」というわけで自転車こいで、伝統の少年ライダー隊出動 「要するに、その木を見つけて倒せばいいんだな」。 戻ってきたヒビキさんは「何であんな大事な事を少年たちに言うんだよ」少年少女を危険にさらすなと抗議「携帯くらい持っててくださいよ」「買ってくれよ」 多分、ヒビキさんは、変身時に幾つか焼いちゃって、持たせてもらえないんだろうな、携帯を(スポンサーの手前、明言出来ないけど)。

森に到着したあきらは、アカネタカで師匠を支援し、烈風をパス。 見守る明日夢たちの耳に、森の奥から女性の悲鳴が「香須実さんの声だ」他の声に惑わされることなく、本体らしき古木へドンぴしゃり。 「まじぃ、あれは」見れば半ば白木になった大木に根で縛られ「たすけてー」潰されそうになってる香須実さん。だけど根がジャマして近づけません。

そんな少年たちの前に、ドジ鬼代表の轟鬼くんがすっ飛ばしちゃった武器・烈雷がポーン。 一般人にゃ重すぎる武器も2人いれば何とかなる。火事場の馬鹿力も手伝って、桐矢と明日夢は烈雷構えて二人で突撃。 「少年!?」駆けつけたヒビキが見守る前で、根を避けながら見事幹にグサッ。白い体液が噴出し、幹に現れた顔が苦悶する中、根が緩んだの見て香須実さんを助ける明日夢達。 変身してフォローの響鬼さん。

本体が傷ついて、バリアーとか自動回復出来なくなったコダマ分体に、轟鬼がライダーキック。そして鬼石打ち込む威吹鬼の音撃でコダマ分体は粉砕。 本体のトドメは「響鬼装甲」と「鬼神覚声」……クリスマス前のノルマをキッチリ果たしてます。 古木が清められ、枯葉と腐葉土に変わったとたん、森は消えて顔だけ変身解除の鬼3人と弟子3人+攫われ役は植物園で、ボー

「最後のサポートが出来て嬉しかったです」「そうか、そういう結論を出したんだね」「はい」 「あの、安達君と桐矢君を勝手に弟子なんかにして本当にすみませんでした」 あきらは親を殺された憎しみから結局脱することが出来ず、人助けの為の戦いに徹するのはムリと決断したのかな。 それとも適正の問題? 基本的に遠距離系の笛の鬼、腕力よりも射撃の腕……女の子でもイケそうなんだけどねぇ……残り1ヶ月、ついに人員整理が始まりましたか。 そんな彼女の置き土産が……いつか鬼になれるかもしれない二人にイブキさんに教わったことを伝える事「そしたらあたしが弟子だった時間もムダにならないと思ったから」

「今まで本当にありがとうございました」頷くイブキを背にして、 響鬼の前に立つあきら「最後にお願いがあります。安達君と桐矢くんを弟子にしてあげてください」 「響鬼さん、僕からもお願いします」去っていく弟子の意思を尊重して威吹鬼もペコリ「彼等の気持ちは消して嘘ではないと思います」。 「響鬼さん」叫ぶ桐矢に背を向けて歩き出した響鬼が振り向き「どうした、ついてこないのかな、明日夢、京介」『はい』 嬉しそうに駆け寄る高校一年生コンビで今回は引き。ヒビキさんは名前を覚えるのが苦手だから少年呼ばわりってのも、ガセだったんですね。

次回予告 四十二之巻『猛る妖魔』
いよいよ、ラストスパート。なにやら小型大型の魔化魍が大量出現、大変な事態になる中で、やはりプール修行の響鬼師弟(細川氏の趣味かな)。 最終的に弟子は1人に絞るそうですが……こうなったら、二人とも最終回まで頑張って欲しいなぁ。鬼になるにしても挫折するにしてもね。

今週のスパヒロタイムエンドはさようなら、あきらちゃん
「明日夢ちん、決心おめでとうでござりますです」「めでてぇニャあ、あきらの弟子になると言ったときにはどうなる事かと思ったニャー」いやぁ、スモーキーが石になったときも……って、動いてしゃべって元に戻ってる〜!?  「あきらちんもついに鬼にならない道を選んだでござりますです。僕ちん寂しいでござりますです」 「次回もスーパーヒーロータイム」『絶対見てねー』やっぱ撮り溜めor同じ画像で、嵌め込み画面と台詞だけ変えてたのか。この手抜きっぷりは……やっぱ、制作費がキツいんスかねぇ。


11月26日
探査機「はやぶさ」が小惑星に再着陸を試みた、その結果はまだ解らないけれど、今日の実験的で芸術っぽい作品の、子供たちの心への着陸具合はもっと不明。それではいってみようか、特撮感想日記〜

ウルトラマンマックス 第22話『胡蝶の夢
タイトルが拍手に飲み込まれ、やがてパチンコ屋の騒音だとわかる冒頭シーン。路地裏の小劇場でやる不条理劇の30分だよ〜ってメッセージかな。 踏み切りと電車が通り過ぎる音が追加される狭いアパートの一室で、キーボードを指が叩き、差し金つきの蝶々が二頭、舞う中で劇中劇物語の開幕〜。

「モンスタースキャナーに反応確認」「微弱な反応だな。カイト誤作動かもしれんが、念のため調査に向かってくれ」エリー(満島ひかり)の報告とヒジカタ・シゲル隊長(宍戸開)の命令はいつもの事だけど、聞いているのはPC前で突っ伏してる脚本家・蓮沼征夫(石橋蓮司)。 起きて振り向けば、緑のライトに沈む司令室には蝶々の影。「カイト!」コイシカワ・ミズキ(長谷部瞳)隊員に呼ばれて、ぐでろ〜と起きたトウマ・カイト(青山草太)隊員は寝ぼけ状態で「はい、了解」

向かった先には冒頭の部屋? 資料が散らばる乱雑な室内では、机に置かれたPC前で蓮沼先生が居眠り中。 それでどうやって出たのかは知らないが、路地でダッシュパッド掲げて反応探すカイト隊員は、土蔵で粘土こねくって、怪獣作ってるアトリエへ。造形師の女(真田薫)を確認した所で……ハッと目を覚ます脚本家・蓮沼征夫(石橋蓮司)に意識チェンジ。
「不可解な夢に俺はもう何日も苛まれている。自分がカイトと一体化する夢を見る。そして決まって現れる夢の女を、俺は知りたいと思った」 魔デウス 登場……今回は夢幻神獣とか赤字の『登場』はOFF。 さらに、ピアノ…冬木透 ソプラノ…大西ゆか。音楽も御大・実相寺監督の要望か、特別製。

玄関で鏡男の足元がチラリズムする、円谷プロダクションの会議室では、アバレンジャーの横ポンさん……もとい、佐伯監督(諏訪太朗)が、このカイトには覇気が感じられないと、未完成の脚本に文句垂れてました。 事件が思いつかないという蓮沼に「単純で良いじゃないか。宇宙人でも怪獣でも、いきなりやってくる。理屈は後でどうにでもなるよ」キャラ(怪獣)ありきの作劇法をぶつけますが 「その女をふくらませられればいいんだが」蓮沼先生は聞いちゃいません。

「女? この怪獣作りの」「ああ、毎晩夢に現れるんだ」 歳のせいかすぐ寝る、怖いくらいリアルな夢の中で俺はカイトになってる「この世界の全てが、もしかしたら夢の産物じゃないかって」。 「シナリオが夢の産物でも一向にかまわんよ。締め切りを守って、女を追って、夢の続きを早く届けてくれ」会議のBGMは蝶々の歌。 ところでホワイトボードの必殺技案が全部読み取れ無いのが悔しい
マックスマジック 怪獣の動きを一瞬止める ← 赤丸つき
マックスビン(?)ダリア 飛び込みながらの両手チョップ
マックスレインボー   弧を描いた七色光線
マックススタング 両手を(?)超光…を超える足の裏での踏み潰し
マックスマシンガン (?)光の粒子を飛ばす

さて、夢の……いや、お話の続きに戻ります。
「あの、勝手に入ってすみません。ダッシュの者です。この近辺で怪獣出現の反応がありまして」机の前で煮詰まって万年床に倒れた蓮沼先生の意識は再びカイトにチェンジ(おお蓮司が隊員服着とる)。 「怪獣ならいますよ、私の頭の中に。今もテレビ用の新しい怪獣を作ってる最中なんですけど」ガメラ顔のゴルゴレム(クリスタルなし)を粘土で作ってた女は「失礼しました」詫びる侵入者に協力要請 「もしよろしければ、相談に乗っていただけませんか、怪獣退治の専門家として」あなたなら、素晴らしい怪獣を生み出せるかも「お願いします」。

「その怪獣の名前は」「名前から発想しますか、天才金城哲夫的ですね。デウスエクスマキナをもじって魔デウスにしましょうか」。 そこで目覚めてメモに書き付ける蓮沼先生(SEは蒸気機関車のシュシュポポ)。「面白くなってきたなぁ、怪獣退治の専門家に怪獣のアイデアを聞くってのが逆転の発想で面白いよ」佐伯監督にはウケてますが、続きは「もうちょっと夢を見れば出来ると思う」「悠長なこった」。 ここでデウスエクスマキナに関して蓮沼先生が質問。作家のクセにそんな事も知らないのか「機械仕掛けの神、だろ」優しく解説の監督さん。 さすが子供向けのマックス。メタファンタジーでも作りが丁寧。けど「怪獣物のパターンでもあるな」それを言っちゃおしめーよ〜。まぁ、演劇用語の前に、ナディアの空中戦艦やFF5が脳裏に浮かぶ私みたいなのもいるから、大人にも必要かな?

小川植木の看板、リヤカー。ちゃぶ台の梅干しの側にダッシュパッド、障子の破れ目には春画。ゼットン、セブン、カネゴン……ソフビのトリ飾るのはジャミラ、詳しい人が見れば色々面白そうな部屋に戻り「その怪獣こそ、この物語を締めくくる機械仕掛けの神だとしたら」電車のブレーキ音とともにまた居眠りの蓮沼先生。意識は夢世界へ

「私、破壊してしまいたいんです、この世界を」怪獣は必ず倒される運命にある。私は死ぬと決まった怪獣を毎日毎日作ろうとしている。 そんな怪獣に一度でイイから「この世界を征服させてやりたいんです」語りながら粘土をこねる女に、カイト隊員はアドバイス開始。 「退治する側から空想すれば、無機質でつかみ所のないモノが一番怖い。感情移入を出来ないオブジェ、冷たい光、そう、人類の様々な夢をエサにして強大化する」人々が勝手に色々な夢を見て、フォルムは抽象化していく「夢の極みは魔デウスのフォルムです」つまり、金属版イフ。

「よし、怪獣は出来たぞ」黒サビ&銀の球体を受け止めるマックスを脳裏に浮かべながら、蓮沼先生がバーで気分転換していたら、カウンターの隅にはカクテル飲んでる、あの女が。 「あのう、今夢の中であなたと瓜二つの女性と出会ったんです。てっきりまだ夢の中に要るのかと思って」 「へえ、私、貴方の夢の中で何してました」「怪獣作ってました……夢の話ですから聞き流して下さい」一瞬カイトがバーに居たりする混乱の中、会話はスランプから「胡蝶の夢って寓話、ご存知ですか」って方向に。「現世のものは全てそのような、儚い移り変わりの中にいるのです」背景のネオンが緑のウルトラマンというか、鏡貼りの柱に映る顔がビューティフル・ドリーマー(うる星やつら)ぽいというか。

意識を見事に現実に引き戻すCMがメタ感を高めた後、満月に舞う差し金の蝶々と、CG粘土に手をかざす女性からBパート開始。 「ありがとう、貴方のお陰で素晴らしい怪獣が生まれたわ。夢の中で蝶ではなく、貴方は怪獣にも変化するのよ」 笑う女に腰抜かす蓮沼先生「胡蝶の夢、魔デウス」意識はいつかカイトのものに「素晴らしい想像力ね、貴方は夢で怪獣になって、蝶のように飛び跳ねて、現実の世界も滅ぼすのよ」 目覚めれば蓮沼先生は布団の中、身を包むのはパチ屋の騒音「夢か」PCには今のやりとりがシナリオとして書きかけ中「疲れてるんだ、そうだ、もう夢は見たくない」菓子パンがザルに入ってぶら下がり、窓の外には干した靴下の揺れる影。 鏡には自分の顔と二重写しで、ダッシュの司令室に居るカイトの姿。徹夜が祟ったか、そのまま蓮沼先生は爆睡

「カイト、何ぼやっとしてんの」最近気力がわかなくて「ダッシュの隊員が何言ってるの」 カイトはミズキに夢話「夢の中では、俺はダッシュの隊員じゃなくて脚本家なんだ」おれ達の世界はその男が描く空想の世界、彼は物語の続きが書けなくて悩んでいる「リアルな夢だった」自分がダッシュの隊員か脚本家なのか「一瞬分からなくなるくらい」 「まるで『胡蝶の夢』みたい」そう、あなたは自分がウルトラマンマックスであるという夢を見てるのかもしれない。 気づけば相手はミズキではなく、造形師の女(ダッシュ制服コスプレつき)

「ここは」カイトが目覚めれば狭い部屋。着ているのは隊員服ではなく甚平、夢パートのカイトと現実パートの蓮沼が入れ替わっちゃった?  明るい方に行くと、蝋人形のように動かない同僚たちが佇む司令室。 突然ウキキ笑い始めるアンドロイドオペレーター「エリー!? 違う、誰だ?」と言うわけで造形師のコスプレパート2・エリー編。衣装借りてるとしたら、満島ひかりよりスレンダーなおばちゃんですな。「見るがいい、現世の真理を」

「この世界、それは1人の作家が夢見る一本の緻密なシナリオだ」(←ホン書きの自虐ギャグと解釈して宜しいか?) お前達は与えられた役柄を演じ、与えられた台詞をしゃべっているチェスの駒に過ぎない「バカな、じゃ、ホントの俺は誰なんだ」「お前はお前であり、お前ではない」sh15yaっぽくなってきましたな。 ピクッと目覚めれば元の蓮沼先生「何なんだ」だけど眠気覚ましに顔を洗い、鏡を見ればカイトの顔。 驚いてよろめいてカベにあたり、棚から金ダライがゴーン。カイトの顔でまた寝るワケですが、ドリフへのオマージュかいな(若手俳優にはタライOKでも、蓮司にタライはNGか)。

「どういうことだ」もう時間は50分。いろんな意味で視聴者がハラハラする中、ダッシュ制服の蓮沼と造形師が真っ暗な司令室でスポット浴びながら会話 「お前とトウマ・カイトは自由に入れ替わり、夢で遊べるの、胡蝶の夢よ。お前はウルトラマンマックスに乗り移ってしまうのよ」指をパチン「さあ、これが現実だ」 夜の街に魔デウス降誕。火薬もド派手でガレキも細かく、今回特撮には力入ってます。その直後、電車の音で目覚めるカイト(コブは出来たかな〜) 甚平姿で、割れた鏡見て マックスのフィギュア見て、39話ウルトラマンCLIMAXの脚本を拾い上げ「21世紀版空想科学特撮シリーズ『ウルトラマンマックス』?」

ハーバルエッセンスのあえぎCM後、繭型の魔デウスがビル破壊……ってシーンを思い浮かべながら、PCのシナリオ読み始めるカイト。 ダッシュマザー&ダッシュバード1と2の出撃、しかしその攻撃を魔デウスはドーナツとクロワッサン型に変形してかわし「蝶のごとく飛び回る」ダッシュバード1も2も撃墜され不時着。 「俺の夢が世界を滅ぼす」ダッシュアルファの横でヘタれてる蓮沼対して、PCで文字を打ち、シナリオで呼びかけるカイト 「蓮沼さん、マックススパークを」貴方は入れ替わって俺になってるんだ。変身するんだ「マックスに、変身するんだ」「そんなバカな、コレは夢だ……俺は物書きなんだ〜」 「蓮沼さん、俺が最後に、マックスが勝利するシナリオを完成させるから」

ト書き
蓮沼、恐る恐るマックススパークを腕に─
 ウルトラマンマックスに変身!
やったね、石橋蓮司64歳。変身しかけなら介さんが最高齢だけど。

蝶々をBGMにいきなりマックスカノン撃ったら、イフ同様、倍返しの魔デウス。 さては、第15話で苦い思いさせた脚本家に復讐しようとか思ってますね、カイト君。 とはいえ、ちゃんと避けさせるあたり、やはり楽勝シナリオ書くのかと思ったら、球体魔デウスが浅間山荘のごとくドゴーン。倒れたマックスの上から臼のようにドシン。お年寄りに優しくないぞ、カイトくん。 パカッと割れた中から、ゼリー状のデロデロ出てきてマックスの頭をパクン(セーラームーンAct.1妖魔の金属バージョン?)。そのまま振り回して球の中へゴクン。

球の内部に広がるジェルの海でマックスは息が出来ないっぽい苦しみ方してパワータイマーピコンピコン。マックスパワー、マックススピードなのに、一度ピンチにならないと勝てない原因も脚本家のせい、と思ってたのかなカイト君。 でもこれで気は済んだのか、良くわかんないけど逆転です。エジプトのミイラポーズでクルクル回転して中からドカーン。マックストルネード(仮)とでもしときましょうかねぇ。 まぁ、夜なんでリアルに見えるミニチュアと、キレイな花火爆発が見られたから、子供たちは満足かな、ワケは判んなくとも。

パワータイマーの音に踏み切りの音が重なる中、ENDを打ち終わるカイト君。いや、蓮沼君。「なるほど、切羽詰ってカイトとマックスが自分と入れ替わるわけか。ウン、なるほど面白い」佐伯監督のOK貰って会議室のテーブルで居眠り始める蓮沼の頭上に、差し金の蝶々がまた2頭。 すると、夜の街に場面転換、またまた魔デウス降誕「おいっ、こいつに怪獣の夢を見させちゃヤバいんだ」揺れる会議室、慌てるスタッフ「蓮沼、起きてくれ、怪獣の夢を見るな。蓮沼、起きろ」 「蝶々」目覚めて頭上のヒラヒラ見ていたら「監督、台本出来ましたか。もう発注ギリギリなんですけど」飛び込んできた女性スタッフは、あの造形師。蓮沼の引きつった悲鳴に振り向いた、ハイネックの女性のニタリ笑いで終了っ。

物語を収束させたde-us ex ma-chi-naは、魔デウスでも、普段その役割を果たしているウルトラマンマックスでもなく、脚本家と二人三脚のカイトでもなく、造形師のオバちゃんでもなく、蝶々の差し金を持つ手の主……って解釈が妥当ですかぇ。 つまり操演さん? っていうか、キャラに配役にストーリー、特撮造形カメラワーク、全てをこなす天才脚本家・井上敏樹ってジョークが浮かんだのはなぜだろう?

次回予告 第23話『甦れ青春
南海の基地ポセイドンで極秘任務中のカイトとトミオカに怪獣フライグラーが襲い掛かる」イデ隊員(二瓶正也)登場。 ダテ博士と呼ばれ白衣着ていたけど、ダッシュバード3号の開発者かな。もう一度あるはずの実相寺監督前に正統派エピソード入れるのは、クリスマス前としては正しいかな。

『マックスボックス』今回はダッシュのハンドガン
「今日は僕がこのダッシュデリンジャーを紹介しまっす」ショーン・ホワイト(ショーン・ニコルス)が両手持ちの携帯武器をご紹介「見て、このパワー」。 二丁拳銃コバ・ケンジロウ(小川信行)が横から出てきて「コレも忘れちゃ困るぜ、俺のダッシュライザーもよろしくな」 二人揃って「イェッ!」今回台詞はココだけでしたね。まぁ、予告だけの長官や影も形もなかったヨシナガ博士よりはマシか。


11月25日
今年もグラコロバーガーの季節がやってきました。いよいよ冬ですなぁ。そして年末ですなぁ。近所のワンコ、年賀状用の写真、とらせてくれないかなぁ。

犬飼ってるウェブマスターのみなさーん、愛犬のベストショットを個人年賀状用のフリー素材としてアップロードしておくと、アクセスがすこーしアップするかも知れませんよぉ〜 自作イラストでも良いんだけどね。

そんな温まりたい季節には、ボジョレー・ヌーボーよりもカップ酒が若者にウケている? 飲みっきりサイズがいいそうで。確かに一升瓶で買うと処理に困る日本酒も、変質しないうちに飲めるもんなぁ。カップサイズならお高い吟醸酒もお手軽価格。 個人専用の電話やテレビのある時代。日本酒も小型化で個人サイズ、なんスねぇ。


11月24日
そろそろ、年末のスペシャル番組の話題が、宣伝をかねて大量に出始める頃でございます。最大の話題は、功名が辻の番宣かねてそうな、仲間由紀恵さんの紅白司会決定、ってあたりですかねぇ。

11/25 追記 山根基世アナウンサーでしたね。みのもんたのお目付け役に生え抜きのベテランをカマせたのかな。

ついでに、来期や、来春のドラマの話題もチラホラと。基本は西遊記なんですが、良作が多いと嬉しいなぁ。ただ、某所の感想記事はまぁ、秋期ほどには増やさないというか、絞る方向で行きたいところ。時間ないしね。

映画館では、年末年始の話題作が封切られる頃。海の向こうではハリポタの新作が130万人動員したとかしないとか……もっとも、私にとってはハリポタは小説イメージ先行。前作すらマトモに見てなかったりするんだけどね。


11月23日
勤労感謝の日だからと、週の途中に突然のお休みがあったりするわけですが、出かけるには休み一日は短すぎ。 となれば、おうちでゲームはいかがでしょう。スイッチ入れて少々のロード時間を我慢すれば、バーチャルな異世界が広がります。

そんなゲーム界の話題としては、昨日アメリカで売り出されたXbox360の話題が一番ですかねぇ。 ビル・ゲイツが少々急いだ理由は、約一ヵ月後にやってくる一大贈答イベント=クリスマスプレゼントとして、MS製ゲーム機を提供したかったってのもあるでしょうが……

任天堂のレボリューションや、ソニーのPS3に半年以上のアドバンテージを得たかったから?  現行機との互換性が希薄な点は元々Xboxのソフト持ってないからどうでもいいんですが、和物のコンテンツが見えないので、日本で発売されたとしても、ちょっと二の足ふんじゃいます。


11月22日
NHK紅白歌合戦の候補とも言える『スキウタ』の上位100曲(赤白あわせると200曲)が発表されたわけですが、こっちの方に心惹かれてしまいました。 同じく暮れの風物詩ではございますが、高校ラグビー大会、通称『花園』のテーマに『ノーサイド』のカバー曲が決まったそうです。

ラグビーを生でキチンと見た経験もないのに、なぜか歌うと切なくて悔しくて、涙がこぼれそうになるユーミンの名曲。ですが、今まではど真ん中すぎて採用されなかったそうで。 これを超える曲が無い以上、何らかの原因で大会は今回が最後なんてシチュエーションになるまで、とっときたかったんですかねぇ(不吉な)。

あ、ガラッと話題を変えまして、どろろ実写化には原作無視臭漂って、はなはだ不安ではございましたが……あの、テニプリも実写化されちゃうようですよ。 こっちはキャラの年令とかイジらず、真っ直ぐ作っていただきたいものです。この映画での変化球はテニスボールだけで充分です。


11月21日
遠い宇宙の彼方からの通信が、途絶えて心配だった無人探査機が、なんとか動いてるとわかった昨日ですが、岩石採取なんて作業が微笑ましいくなる、無人を装った機械というと、郊外に設置されたローン会社の申し込み&返済装置。

その数の多さと、時々使っている人影に複雑な感情を抱いてきましたが、ご利用は計画的にの限界は、借金150万までだとアンケートの結果発表があったそうな。 弁護士事務所のアンケートだけど、これ以上借金すると、転落するんだとか。

借金か……国債を日本国民で頭割りした額なんて、とっくの昔に150万円超えてたりするけれど、日本の国は本当に大丈夫なんですかねぇ。そろそろ多重債務化、行き着くところまでいっちゃう、転落の予感がしてドキドキです。


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