一言半日記 2005 10_11〜10_20


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プレーイングマネジャー?  第3のビール増税イヤんとTBS  昨日の3大ニュース  ハテナとぷれーおふ  マジレンジャー ステージ.33 仮面ライダー響鬼・三十六之巻  ウルトラマンマックス第16話  楽天とTBS  たまごダブルマック  『相棒』が来る!  イグ・ノーベル賞
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。
10月20日
古田選手がヤクルト監督を兼任なんて話から派生する、コーチと監督と捕手が、何回マウンドにいくとダメとか、投手交代とか、肉体的にも精神的にも、決まりごとでも、シンドイ話ですなぁ。

プレーイングマネジャーは色々事情があってのコトだけど、師匠の野村克也監督が選手もやってた頃は、細かい決まりがまだなかったんですかねぇ。 なんちゅーか、日々複雑に進化していく『べえすぼおる』を実感するお話です。

2年の契約期間中、神宮球場をお客さんでいっぱいにする夢、叶うといいですねぇ。ロッテだって苦節31年の末、優勝と球場一杯の観客って夢を叶えたから、可能性は0ではないかな。 ただ、楽天の田尾監督が契約の途中で切られたのを見ると、フロントの豹変が一番の不安要素って気がしてきちゃうんですけどね。


10月19日
サラリーマン増税だけでは足りないのか……(遠い目)
酒税の見直しで第3のビールをビール類にしたいんですと、財務省のお役人サマが。 財務省のリコール制度って作れませんかねぇ。 首にはせんが、国民投票の結果次第で、退職金が全体的に目減りしたら、いい気味なんだけどな。

さて、今日から“あの”伝説の番組『まんが日本昔ばなし』が復活します。 夕方の6時55分〜7時25分という、ゴールデンタイムに。でもなんで5分ずれてるの? テレ東対策かなんかでしょうかね。 とはいえ、デジタルリマスターとかいうハイビジョンにも耐ええる画像ってだけで、中身は前の再放送。時々名探偵コナンでも似たような手法でSP番組してますが、TBSも日テレに近づいてきたってコトなんでしょうか。

TBSといえば、ズルッコしてプロ野球に参入した会社ってイメージがあるんですよね。楽天でガーガー言ってる株も、フジテレビと日本放送のヤクルトスワローズの株問題が先にあったりして……テレビ会社って全体的になんだかなぁ〜


10月18日
千葉ロッテ・マリーンズ、優勝おめでとうございます〜
31年ぶりの日本シリーズ、打倒阪神は土曜日から! これが昨夜の国内ニュースNo1でしょう。

あ、小泉首相の靖国参拝ってニュースもありましたね。神舟6号にて無事5日間の有人飛行を成功させた、いまや大国のはずのお隣の国が、週末あたり荒れそうで溜息ですなぁ。 これは国内ニュースと言うより、国際ニュースのカテゴリーかな。

個人的ニュースとしては秋のドラマがほぼ出そろったって事ぐらいでしょうか……そろそろ、録画してでも見るドラマ、気が向いたら見るドラマ、遠慮したいドラマの区分を決めねばなりません。 今週末くらいにはなんとかしないと、メールの返事も滞ってるし、睡眠時間が危ないっス。


10月17日
葉緑素を持つノンビリした親から、葉緑素を持たない活動的な子供が生まれるって、微生物「?(はてな)」の記事を最初見たとき、はてなダイアリーがマスコットの“はてな”君でも設定したのかと思っちゃいました。 とっさに、植物系ポケモンとかピクミンを思い浮かべた私の脳は、かなり任天堂に毒されてます。

さて、ホークスとロッテが2対2で、最終戦までもつれたプレーオフ。ガムが安くなるのかダイエーが(昔のよしみで)セール打つのか、大変興味ある展開です。 あ、いや野球としての純粋な勝負の行方も、もちろん気になってます。

プレーオフさえなければ、連覇してたはずのホークス。31年ぶりの優勝となるマリーンズ。どっちにも、勝って欲しい私は一応無所属。あえていうなら緩やかなアンチ巨人……というか、アンチなべつね?  ベイスターズと楽天の関係すらどうでもいい程、エエ加減に野球を見てる身としては、どっちが勝ってもピールで乾杯。そんなのがいたって良いよねぇ?


10月16日
この週末、魔法使いといったらば、世間じゃハウルなのかも知れないが、朝7時半に限ってはこの5人が魔法使い。ライダー側にも新キャラ登場。12月を前にしてますます盛り上がるスーパーヒーロータイム感想、いっきまーす。

魔法戦隊マジレンジャー ステージ33『インフェルシアへ〜マージ・ゴル・マジカ〜』
スパヒロタイムロゴが復活したその後は、魔法部屋でアルバム見ている末っ子魁(マジレッド 演・橋本淳)から運命的な物語が開始です。 魁1歳1989と書かれた表紙越しに見える溜息に気づいて、興味深そうに覗くリンことルナジェル(山内明日)……月の天空聖者様は、10月いっぱい小津家に居候するつもりですな。 「これはブレイジェルと魁」「うん」「やさしそう、ブレイジェルもこんな風に笑うのね」父親を褒められても笑顔になれないそのワケは 「俺、小さかったから、父さんの事なんも覚えてないんだ」写真見てもピンとこくて「悔しいな」。ちなみに赤ん坊抱いてる父親の顔は画面上でフレームアウト。

覚えてなくても絆がある「魁の勇気はブレイジェルから受け継いだもの、よく似てるもの」懐かしそうに微笑むリンを見上げ「勇気が父さんとの絆」呟いた魁は、 昔不倫相手弟子だったリンと、ヒカル(演・市川洋介)に、父さんの昔話をおねだりです。 「素晴らしい勇者だった」「ブレイジェルは自分の為に魔法を使った事は一度もなかった。いつも誰かの為に戦っていた」 15年前も子供たちを…君たちを守る為に戦う決心をした……いつしか集まった兄弟5人を前に、リンとヒカルは回想突入。暖炉とキャンドルが雰囲気を盛り上げてますが、撮影時期を思うと……背中熱かったろうな(ボソ)

ホワイトフォーカスかかったマジトピアで、サンジェルの声に振り向くブレイジェル。獣神ライガーって単語が浮かんだ事よりも、装甲の色が紫ってあたりに“やっぱり”感が漂います。 「天空大聖者マジエルの反対を押し切ってまで1人で戦うなんて無謀すぎます、死ぬ気なんですか?」「インフェルシアの力は強大です。たとえ冥府門を閉じても生きて帰れる可能性はほとんどありません」 弟子の詰問が終わり、師匠の声に視聴者が耳を済ませたら……「なんて答えたと思う?」回想シーン終了〜。ひ、引っぱるなぁ。

リンの質問に「気合でがんばる…とか?」拳パシッとやる長男・蒔人(マジグリーン 演・伊藤友樹)。 「必死でやればなんとかなる」マジメな次女・麗(マジブルー 演・甲斐麻美)の次に答えたのは、ダンディ目指す次男・翼(マジイエロー 演・松本寛也)「絶対戻ってくる……とか?」 長女・芳香(マジピンク 演・別府あゆみ)は腕に抱いた鉢植え・マンドラ坊や(声・比嘉久美子)と共同回答「大丈夫だよ」「心配するなよ、でござりますですぅ」。 「いやいや、お土産は何がいい……うぐぅ」チャチャ入れるランプ猫・スモーキー(声・草尾毅)をフタ共にランプに押し込んで黙らせるヒカル先生によれば「みんなどれもちょっと違う」

「ブレイジェルはこう答えた、可能性は」「自分で作るものだ」リンの言葉をごく自然に補完する魁ちん。 「どうして解ったんだい」不思議がるヒカル先生に尋ねられても「え、んん、なんとなく」テレパシーが1人通じたり、やはり魁は特別なんですかねぇ。 ここで再び回想シーン。「ブレイジェルは素晴らしい勇者だった。でもそれは戦いが強いからじゃなくて、誰かの為に戦う愛情と、諦めずに道を切り開く勇気をもっていたからなの」 闇の戦場で戦うブレイジェルが放ったのは火災旋風のような大技「ブレイジングストーム」あ、技を叫ぶ声はハン・ソロだv

「諦めずに道を開く、だって可能性は作るものだから」父親の勇気を自分の中に感じて笑顔でアルバムを握り締める魁「スゲーや父さん、俺も父さんみたくなりたいっ、いや、絶対なる!」。 「この信念に打たれて僕たちも戦う事を決めた、彼の力になりたいと思ったんだ、でも……」回想開始のヒカルは“もう1人”を思い出して辛い声に。 「我もあなたと共に」おお、ライジェル(声・高戸靖広 現・魔導神官メーミィ)のスーツは、St19以来ですなぁ。

「今思えば、ライジェルは始めから一緒に戦う気などなかった、寝返るつもりでインフェルシアに乗り込んだんだ」 回想の中では、パーティーの穴となり(すーっと移動するルナジェルも変だけど)、ブレイジェルを敵の渦中に誘い出し、まわり敵だらけの中背中を預けあう状態に持ち込んで、冥獣人最強の男・イエティのズィーに合図。 自分だけ身をかわしてブレイジェルを背後から襲わせ、肩に深手を……「あの時ブレジえるが受けた傷も、おそらくライジェルが仕組んだ事。あの卑劣な裏切り者、私は絶対ライジェルを許さない」 ルナジェルが視線で射殺したいほど憎むそのライジェルは……

「ぬっフォッフォ」インフェルシアでメーミィとして高笑い「運命の鐘が鳴り響くのが聞こえる」。 クルクル回転して笑う上司の正気を疑うナイ(演・ホラン千秋)とメア(演・北神朋美)「て、メーミィ様?」「ど、どうしましたぁ?」。 そんな二人を扇の一振りで黙らせ「チマチマ人間どもの魂を集めずとも、ン・マ様を一気に復活させる方法が今突然見えたのよ」演説する魔導神官。 「へぇ〜、すっごぉい」「でもまた魔法使いどもが邪魔しにくるかもぉ」「かもかもぉ」なんて言ってる少女幹部に「むしろ今回はぜひ来てもらわないとね」謎かけのようなご発言です。

「そしてウルザード、貴方の力でン・マさま復活の“道を切り開く”のよ」神官の指示に「よかろう」地上界へ向かいかけた紫色の騎士は、赤い効果の目眩に襲われ、青空をまた幻視です。 「またか……何なんだこの幻覚は」前回は“強くなれ”発言で自家中毒、今回はメーミィのうっかり発言が原因の、フラッシュバック現象でしょうなぁ。

ウルザードからの遠感魔法を感知する魁「俺たち五人を呼んでる」『なんだって?』。同時にリンとヒカルもメーミィからのテレパシーでニタ光状態。 「僕たち二人に、マルデヨーナ世界に来いと」「ヒカル先生と、オレ達を同時に?、どういう事だ」初めての、戦力分断決戦に不安を隠せない蒔人だけど 「なんだって構うもんか、受けて立つぜ」魁はやる気満々、兄たちわ巻き込んで走り出します。けれど麗はランプ抱えて固まり状態「待って、胸騒ぎがするの。よく解らないけど運命的な何か大きな事が起こりそうな気がするの」。 愛する麗(?)の肩に手を置くヒカル先生「おそらく罠だろう、でも行かないわけにはいかない」 絶対に油断しない事「気をつけて」麗らからランプを受け取りそれぞれの放校へ走る7人。 「どうか皆々様、ご無事で〜でござりますですぅ」草だけはシッカリお留守番か。

「ウルザード、何の用だ」「きたか、お前たちをインフェルシアに連れて行く」多分自衛隊の駐屯地(アバレンではマジ雪降ったり、赤ん坊投げたりと印象的なロケ地)、松が生える芝生の丘に来たマジレンジャーと、待ってたウルザードが 「お前たちが身につけた伝説の力をン・マ様に捧げるのだ。それでン・マ様は復活する」「誰がンな事させるか」「今日こそ倒してやる、そのレジェンドパワーでな」 超魔法変身した5人と戦い、緑と黄のコンビ攻撃とレッドの唐竹わり喰らって「なかなかの一撃だ、それでこそ奪いがいがあるというもの」本格的なチャンバラ開始してた頃……

風の谷へ降りる道と腐海の間に細く伸びる砂漠のような……細い塔と黒布なびく中田砂丘、いやマルデヨーナ世界に魔法特急トラベリオンで乗り付けたヒカルとリン。 散らばる頭骨とむせび泣くような風に眉をひそめてると「彷徨える憎しみの墓場、ブレイジェルが封印した冥獣や冥獣人が眠る場所。 我がインフェルシアから移動させたの」丁寧な説明セリフと共にメーミィ登場。

「ライジェル、貴様っ」怒りと杖を向けるリンの横でヒカルも戦闘態勢に入ろうとしたら「待って」昔の天空聖者スタイルになって、膝をついてみせる魔導神官。 「我のあなた方への仕打ちの数々、きっと我を憎み怒っているでしょうね。だけど一度謝っておきたかった」何を今更と怒るリンだけど、オネエ言葉とあいまって閣下(相棒)の土下座以上の胡散臭い迫力にちと引き気味。 「全ては我の心の弱さゆえ、ゆるしてちょうだい、ウッウッウッ……へっ」構えを解きかけたところで歯を見せて砂ごと雷撃放って目眩まし。 「そんな事だと思った」そう言いつつも人間態だったリンは、天空聖者体になるスキをつかれて、悲鳴上げて吹っ飛んでます。 仲間にかけより「ライジェル貴様ぁ〜」睨むヒカルを嘲弄し「はっ、その名は捨てたと言ったはず、今の我はメーミィよ」リッチ姿に戻る魔導神官。変身直後にマジシャインが放ったマジランプバスターを、杖にて余裕で迎撃です。

キックも杖で叩き落し「ネグ・ザザード」黒い雷でシャインをぶっ飛ばして、魔法で追撃。弾着とガソリン爆発に沈み「これほどの力がヤツに?」 あがくシャインを前に勝者の演説「これぞ、ン・マ様に授かりし闇の力。ン・マ様は偉大なり! フッ、ブレイジェルが言ってたわね“魔法は人の為に使ってこそ、生・き・るv”なーんてね」 お前たちは戯言を信じてブレイジェルに従った「でもどう? ブレイジェルは自滅し我は生きのびた。 魔法は欲望を叶える為にあるのよ。おまえたちの大事な地上界など我が踏みにじってメチャクチャにしてあげる、なんて愉快♪」 というわけで、メーミィ巨大化。「旦那、トラベリオンだ」ランプが余計な事いって、ゴー・ゴー・ゴルディーロでCMへ

リモートライナーを杖で叩き落し「笑止、闇の力を喰らいなさい。メル・メガロ」魔法攻撃と物理攻撃で魔法鉄神トラベリオンを追い詰めるメーミィ。 「ブレイジェルの仇だ!」最大の必殺技・ディストラクションファイヤー逆噴射をマジシャインが繰り出せば、杖で受け止め「コレを待っていたのよ、頂くわ。ドーザ・メー・メジュラ」 技のパワーばかりが、全開になってたトラベリオンの釜から全エネルギーを吸収です。「旦那、カマの圧力が急にっ」「トラベリオンの力が目的だったのか」メーターが一斉に下がる運転席から、放り出され人間態に戻るヒカル先生。 ビリビリとパワー蓄えた杖を砂につきたて高笑いのメーミィは、どうする気だと尋ねるリンに説明開始。

「今から行う大きな魔法の為に使わせてもらうのよ。我の力だけでは少〜し心もとなくて……メガロ・ザンガ・メルドーザ」 杖から放たれた紫の光が砂漠を覆い「それは命を操る禁断の魔法」ヒカルが言うとおり亡者の影がそこかしこ 「バカね、闇の力にタブーはないのよ」黒い影が合体し終えたところでメーミィがドカンと地面殴ってセメント爆発。爆煙の中からイズマエルと同じコンセプトで少し派手目の冥獣人が登場 「これぞ千の術、千の目を持つ、最強の合体冥獣人キマイラ、ン・マ様復活の道を切り開くのはこいつよ」千の仮面も持ってたら紅天女まで復活しそう。 っていうか、ウルザードはかませ犬?

「体が燃え滾るようだぜ。誰をブチのめす、誰をぶっ殺せばいいんだ?」「あーら素敵、力がどんどん湧いて来るのよぉ」「戦いてぇ、オラ戦いてーんだよ」キマイラ(声 三浦祥朗 二木静美 福原耕平)の背後から 「勇ましい事、手始めにあの2人をやっつけて頂戴」人間態のヒカルとリンを指差すメーミィ。 『まかせろ』ひっぱたきでヒカルとリンをなぎ倒し右手の口から“死ねぇ”なんて声と赤いレーザー放つキマイラ。 上では銀星で落下、下から撮る時はセメント爆発(転がってる時は吹き替え?)で砂丘の下まで落ちる、太陽と月の天空聖者。

「トラベリオンの力を使って作り出されたキマイラが、五色の魔法使いをインフェルシアへ連れて行って、ン・マ様復活のパワーにするのよ。どう、いい作戦でしょ?」 悪役らしく全部しゃべっちゃうメーミィ(冥土の土産のおつもりですかい?)。「あなたたちの出番は終わり、トドメを刺してあげましょう。サンジェル・ルナジェルの巻、これにて終末」 ドカーンとやってルナジェルの杖が墓標のように砂丘に突き刺さったけど、「旦那っ」健気なランプ猫が直前に仕掛けを施したような気配が……メーミィ様のツメって甘そう。

さて、寄り来るレジェンドマジレンジャーを戦闘員でも捌くかようにたった1人で押し返し、「伝説の力を捧げろ、さればン・マ様が代わりに闇の力を授けてくださる」説得続けるウルザード。 「そんな力、要らないっ」「俺たちは自分の為に強くなりたいんじゃない」「ウン」「母さんとの約束、そして」「地上の人たちの為、俺は父さんみたいになるんだ」。 5分割で反論する小津兄弟。最後にこれが返事だと火魔法放つレジェンドマジレッド。またまたキーワードでフラッシュバック起してたウルザードは、レジェンドファイヤーの直撃受けてガソリン爆発。

レッドとのチャンバラでおされ気味となったウルザードの横に紫の魔導陣が出現、飛び出してきたキマイラがレッドに体当たりし、形勢は一気に逆転です。 「なにあれ、顔が一杯」芳香の素直な感想聞きつつ、メーミィに苛立つウルザード。 「何が来たって負けるもんか」と放ったレッドの炎を『俺の獲物はこいつか』なキマイラはモノともせず稲妻で反撃。 魔法が効かない相手に戸惑っている間に第二撃を受けて、セメント爆発の中へ倒れるレジェンドマジレンジャー。 「おい、魔導騎士連れて行くぞ」キマイラの言葉に剣を収めたウルザードが、放った魔導陣に沈み込み、インフェルシアの最深部までご案内〜。

岩の床に人間態で倒れている5人の手首に、紫のムカデが絡みつきたちまち鎖に変化。並んでブラブラ状態の小津兄弟。 「魔法使い様ご一行様のおつきぃ」「ようこそインフェルシアへ〜」にぎやかしのナイとメアがスキップで通り過ぎた後、見上げれば遙か上まで各層ごとにゾビルとハイゾビルが大騒ぎ。 「こいつら全員、ココを全部、父さんが封印してたのか」改めて父の偉大さを感じる魁。 「大丈夫、ヒカル先生とリンちゃんが絶対助けに来てくれるわ」みんなに希望を与えようとした芳香だけど 「それは不可能」2人は葬ったと告げるメーミィ。「うそよ、ヒカル先生がやられるワケがない」即座に否定し、しかもリンがアウトof眼中な麗ちゃん、やっぱカエル嫌いも好きのうち? 

空しく助けを待ってても、すぐに何もわからなくなる「お前たちの力はン・マ様を蘇らせるエネルギーとなるのよ。ご覧、ン・マ様の眼差しを」メーミィが扇で指す池には以前よりクッキリしたン・マ様の目。どうやらラスボスのきぐるみ……少なくとも頭部は完成したみたいです。 父親が命がけで封じ込めたン・マを見つめる魁、「ふざけるな」「冗談じゃねー」もがく兄たち。「さあ始めましょう、レジェンドパワー抽出のための儀式を。ドーザ・メル・メル・メジュラ」

メーミィが扇を向けると、それぞれのエレメンタルパワーと同じ色に光りだした5人の胸からエネルギーの川が赤い池へと流れ込みはじめ、 「奴らの体からレジェンドパワーが」「ン・マ様の流れていくゥ」『きゃあ〜んv』感激のあまりナイとメアはバンキュリア(声・渡辺美佐)に合体。 「もうすぐだわ、ン・マ様はとうとう復活する」熟女がぶりっコポーズ取り、「ブレイジェルが命を懸けた封印が、今、破れるのよ」メーミィが高笑いする中、またまた青空フラッシュバック(子供の声と炎つき)に襲われるウルザード。

一通りエネルギーを奪われ、がくっとうなだれた小津兄弟。しかし魁だけは諦めません「そんな事させるもんか」。 「不可能よ、可能性は0♪」なんて笑うメーミィに「可能性がなきゃ、自分で作るまでだ」と言い返し、マージフォンを介さずマジレッドに変身。 「父さんが命を懸けた封印を破らせるものか、マージ・ゴル・マジカぁ」ブレイジング・ストームで紫の鎖を断ち切り、ついでに巨大な炎の竜巻を吹き上げます。 炎の中に子供たち(松本昴徳 関優貴 上原理彩 西堀真央 五十畑哉耶)の声と顔を幻視するウルザード。

ン・マ復活を阻止するため赤い池を剣で攻撃しようとして、真紅のビリビリで反撃され変身解除。昔の東映任侠映画みたいな赤フィルターつき凄い顔をやっちゃう末っ子魁。 「愚かな魔法使い、ン・マ様の力に敵うわけないのに」メーミィが笑い「魁が死んじゃう」麗達が悲鳴をあげる中、 「絶対諦めねぇ、俺は父さんのブレイジェルの息子なんだ」の一言が最後のキーとなって『おとうさぁん』子供の顔と声をクッキリ思い出しちゃうウルザード。

「魁!」割って入って電撃を盾で防ぎ「おれの事、名前で呼んだ?」不信がる末息子の前で剣を抜き、池をズバッ。 「ひぁ、その姿、ブレイジェル」甲高いメーミィの声が裏返り、「ブレイ……ジェル?」呟く魁をの前で振り向いた直後、炎に包まれ人間態になる赤ツンツンの天空聖者。 極地の探検隊といわれれば、信じてしまいそうなファーで縁取った皮コートは、ジェダイ風味(でもインナーは和)。演じるのはもちろん磯部勉さん。 アルバムの写真思い出す魁、「父さんなのか?」おずおずと確認する蒔人。「そうだ、私はお前たちの父だ」一同固まったまま、永谷園の煮込みラーメンのCMに突入です。

今回の呪文紹介コーナー 『マージ・ゴル・マジカ』
「マージ・ゴル・マジカ、皆々様のお父さま戦士ブレイジェルの技・ブレイジングストームの呪文でござりますです。それをまさか魁ちんが使うとは〜。 っていうか、ウルザードが皆々様のお父さまだと、あっ、ガー」 興奮のあまり床に落ちるマンドラ坊や「まさかでござりますですぅ……」スモーキーがいなくなっても、落ち着かないのな、このコーナー。 っていうか、インフェルシアの状況まで映せる魔法の鏡って凄すぎない?

次回予告 ステージ34『勇気の絆〜ゴール・ゴル・ゴルド〜』
「みんな大きくなったな」「本当に父さんなのか」でも背景は採石場跡、激しい戦闘必至の舞台仕立てでございます。 「元に戻ってよ、父さぁん」なかなか洗脳は解けないようで……ライジェルとの因縁の元らしきチェス盤上のチェーンデスマッチに、 黒き愛馬・魔導馬バリキオンと白き愛馬・一角聖馬ユニゴルオン、いよいよウルザード編総決算。ウルザードが逝ってメーミィの方が生き残るなんて展開……ナシ、だよねぇ?

仮面ライダー響鬼・三十六之巻『飢える朱鬼』
鋼鷹使用シーンからの先週のクライマックス(イメージ画像は抜き)ではじまった今回の響鬼。 まずは鬼修行中の女子高生・天美あきら(演 秋山奈々)vsストーカー・桐矢京介(中村優一)の、女の子が住むマンション前でのバトルから今週は開始です。 まずは誰何のあきらちゃん。姿を現しクラスメイトだと告げつつ、会った事もないのに「興味があるんだよ、キミに」などと不気味がらせる桐矢。 最初の必殺技はこの一言「鬼について」。

それはともかく見てて痛恨の一撃受けたのはOPに挿入された本日の見所画像。朱鬼ってハープっスかぁ〜、なんか武器として小さすぎて、レイレイが弾いてた虜のハープより弱そうなんですが〜……って点。 あと、配役にスーツアクターさんテンコ盛り。襲われる人に引ったくり、各所で大活躍なんでしょうか。って塩野勝美? 声の出演も混ざってるの?

大塚製薬の自販機がある公園へ場所を移し、弟子になれた理由や鬼になりたい動機といったプライベートを聞く桐矢。 「失礼します」背を向けるあきらに購入したオロC渡し「勝負しよう、ゴー!」と一気飲み開始するも、 「バカみたい」飲んでないオロC渡して去るあきらちゃんに、演技とカツゼツでも大敗です。 ただ、スポンサー商品のラベルがカメラに向く持ち方って妙技だけは、桐矢こと中村優一君の大勝利〜。まぁ、細かい所からボチボチとね。

夜も更けた吉野のキブ(?)神社「大変です神主様、消えてるんです、鬼の鎧が」社務所に駆け込んでくるふくよかな巫女さん(佐藤礼貴)。 「バカな」一緒に倉へ駆けつけた神主(佐々木研)が見たのは、人が入れそうな空っぽの箱。お札で厳重に封印されたその中身は、廊下をガシャガシャ歩き回り、二人に悲鳴上げさせてます(殺してないよね?)。

「ほんと凄いよね、天美さんて」学校の休み時間、安達明日夢(栩原楽人)が、あきらにノート貸しつつ出席日数の心配したり、鬼にならないのかと訊かれていたら 「安達君にはムリだね」でたー、桐矢〜。「キミも鬼には向いてないと思うけどな」オロCで相手にされなかったから学校でイヤミかよぉ。 えっと桐矢の趣旨は、鬼も普通の生活も大事にするイブキの修行方針の否定。 高校卒業は鬼になれなかった時の保険。キミは全てを捨てなくて済むとホッとした筈だと言い放ち、沈黙したあきらからノートを奪い、誤字を指摘し「字も汚いしまとめ方もヘタクソだ、やり直せよ」明日夢への優越感を満たして、やあっと立ち去ってくれました。

「最近、思い出さないんです、父と母が魔化魍に殺されたこと」やはり復讐でしたか
桐矢に指摘された件を、待ち時間中(山での探索)に、師匠のイブキ(渋江譲二)に相談するあきらちゃん。 弟子になったとき憎しみを捨てろって言われたけど「魔化魍を憎む事で得られる力もあると思うんです」なんて言いだす若い弟子に、 憎しみを理由で鬼になれば、最後は自分自身を滅ぼす事になると警告する若い師匠。 でも宗家に生まれて 鬼になるよう育てられたエリートと「あたしは全然違うなって」あたしの気持なんか解るもんかモードのあきらちゃんには通じません。

「あれは、まさか」旧斬鬼さん?
さて、久しぶりの巨大魔化魍、緑色のサソリみたいなノツゴに逃げられた裁鬼が振り返ると、変身忍者嵐テングっぽい鎧武者が近づき、誰何にも答えずいきなり抜刀。 トドロキ(川口真五)とザンキ(松田賢二)が現場に乗り付けた車から降りる間に、数撃喰らった裁鬼は派手にやられ、火の鳥のような技を喰らってバッタリ。 「裁鬼さーん」駆け寄るトドロキ達に背を向けて、立ち去った鎧武者。内心は“私があぶりだしたノツゴに勝手に挑んだ上に逃がしやがって、この役立たず、バカ鬼! ムキー、オシオキじゃあ〜”ってトコロかな。 そしてザンキを振り返ったのは慙愧の念?

甘味処『たちばな』=猛士関東支部に集まったイブキ師弟とザンキ師弟とヒビキさん(細川茂樹)。 事務局長令嬢・立花香須実(演 蒲生麻由)からの伝達は、鬼の鎧が盗まれて父が吉野に呼びつけられたって話でした(下條アトムさん、また舞台ですか)。 沈黙のザンキさんは心当たりを聞かれて「べつに」。 そして「なんスか鬼の鎧って」というトドのもっともな質問は、たまたまお茶運びに来て小耳に挟んじゃった明日夢の質問で、店番中のヒビキさんがレクチャーしてくれました。

「鬼に近い力ってところかな」鬼の人数が足りない時に代用品として作られた、けど鍛えてないと着られない鬼の鎧(桐矢にゃムリか)。 「それを僕が着たら?」「よく似合うだろうな」冗談混ぜつつ、盗んだ人は只者じゃないとか 「ヒビキさんにとって鬼であるってことはどういう事ですか」「鬼であっちゃいけないって事かな」禅問答したりの静かな時間が流れてます。 「本当はね、凄い簡単な事なんだけど、簡単な事こそ難しいって言うじゃないか」鈴の音と共に戦い、魔を払う鬼の条件は、心を澄みやかにできる事なのかな、やっぱ。

「ザンキの先生って言えば確か」 「シュキだ」「え、あの先代の、斬……」「いやいや、今はもう鬼じゃない、というより鬼を辞めさせられた人だ」 鬼の鎧と10年ぶりに現れた「俺が師匠と戦った最後の魔化魍」ノツゴの話題から、少し昔話になるザンキとトドロキ。 とろこでこの会話の流れからすると…… 陽沢流華道教室で「切花一本一本にもっと念を込めなさい、死にゆく花を生かすように」と生徒を指導し、 白菊に念を込めて火の鳥と化し(裁鬼襲撃犯人確定)、引ったくり犯を自転車から落した女性(片岡礼子)は……かつて響鬼に太鼓教えた斬鬼。そして、辞めさせられた鬼=朱鬼という忌まわしい鬼名で呼ばれる存在……なのかな。 多分、最後に倒せなかったノツゴへの憎しみを消せなかったばっかりに。

「あきら、おれが?」「しばらく預かって頂けないでしょうか」 鬼になろうとする人間が当然抱える悩みだが、当人は相当苦しんでる……愛弟子の視点を広げようと、亀の甲より歳の功とばかりにザンキさんに託すイブキさん。 「解った、今の俺にどれだけの事が出来るかわからんがな」OKしたザンキさんですが、その後立ち寄った神田治療院(整骨院)で、スポ根物にありがちなウィークポイント判明です。

膝の方はだいぶ回復したとレントゲン見せる神田医師(山崎猛)「問題は胸の古傷の方だな」 普通の生活には支障無いが「2度と鬼に変身しようとは思わない事だ。いいな。長年猛士の一員として鬼の体を見てきた私の言葉だ」クギぐっさり。 そして出てきたザンキにたまたま通りかかったヒビキがバッタリ 「トドロキには言うなよ」「トドロキじゃなくても心配しますよ」公園で池を眺めつつ大人の会話。 「どっか悪くてもたいした事ないって言うからな」そうからかえば「俺の方が若いかも知れんぞ」切り返すザンキさん。 「ほっ、そうですか」絶妙の間で返すヒビキさん。この呼吸を会得するくらいまで桐矢役の人が進化を続けますように(なむなむ)

その帰り道、倉庫街で気配感じたヒビキの前に童子(村田充)が現れ、バイクで追った先で姫(芦名星)が襲撃。ヘルメット姿で殺陣したあと(荷物の影で入れ替わるタイミングが見事)、脱いで倉庫で変身する響鬼さん。着替えを持ってるのかチト心配です。 さらに鬼の鎧も乱入。構えた響鬼を飛び越え、姫に挑み、響鬼はしばし童子を相手にしてのバトルになりました。童子と姫が逃げた後 「おい、何者なんだお前」問うた響鬼をいきなり斬りつけ、刃を止めたバチを空高く飛ばし、相手がジャンプしてキャッチしているうちに何処かへ。 この場合、スーパー姫と童子はターゲット・ノツゴと別行動だと気づいて早々に立ち去ったと考えるべき……かな。

預けられたあきらの第一日目の課題はセイジガエルの起動。そして「わかるなぁ、あきら君の気持」暑苦しいトドをかわすこと。 「お前が何を悩んだんだ」「色々っすよ、色々」女心がわからない弟子をまずは遠ざけ、川原でザンキさんはカウンゼリング開始。 憎しみを捨てるのが正しいと思えないあきらに「鬼になるって事がどう言う事か、お前には解るか?」Aパートでの明日夢とヒビキの会話っぽい事聞くザンキさん。 「体を鍛えて技を磨いて、心を強く持って」教科書的に答える臨時弟子。「だが、それより大事な事がある、自分の中の鬼を殺す事だ」 お前は両親を殺された憎しみを忘れてしまえば、鬼になるエネルギーが無くなると思ってる「もしそう思うなら、鬼になるべきではない」。しかしレクチャーはルリオオカミの帰還で中断。

「今ヒビキさんと連絡が取れました……もう少し轟鬼くんに頑張ってもらってください」
釣り人がノツゴに糸を吐きかけられ、食われちゃった現場に駆けつけるトドロキたち。 師匠と妹弟子が退避した後、変身して挑む轟鬼だけど、いきなりシッポでなぎ払われてます。シッポの針ミサイルで水にドボン。たいしてダメージ受けてないのに脚本の都合で顔だけ解除。 しかも変身音弦・音錠を川原にポトン。響鬼(装甲状態)参戦で絶体絶命の危機は去ったけど、変身しなおすため取りに行こうとしたら鬼の鎧出現。 火の鳥ドカーンで音錠は彼女の手の中に。

ザンキが飛ばしたコガネオオカミ(黄金狼・音式神)ごときで壊れる鬼の鎧って大丈夫か? って話は置いといて、これで桐矢が鎧奪取って展開、消えちゃったね。 もちろん割れたマスクの下から出てきたのは「先生」ことシュキさん。 「手を出すな、ザンキ死ぬぞ」ピンクの雷まとって変身した姿は……もしやセラムン原型+響鬼紅? だってスカートと胸周りがなんとなくさぁ。 黒画面と朱鬼って文字カットには感激したけど「よしっ」ってどこからハープ、いや鬼太楽(キタラ)出したんだ、この姐さん(マジーロって幻聴がしたぞ?)。

突っ込むのもしんどくなるのが、響鬼の鬼神覚声と震天動地の相殺。まぁ、清めの波長が少しズレたんだと解釈しておきます。 結果、シッポミサイルのマップ攻撃であきらが川に落っこち、響鬼とザンキは戦場を離れて助けに行き、 1人朱鬼だけがノツゴと対峙。シッポからのトゲミサイルをハープの音で粉砕して「逃がすかっ」地にもぐるノツゴを追って、今週は引き。

次回予告 三十七之巻『蘇る雷』
「見えるぞ、お前の心の闇が」久々の和装カップル(そろそろ夏物は寒そうだ)が指差す相手は、シュキなのか、シュキに助けられたあきらなのか……って、ちょっと待て。 響鬼とザンキはイブキの大事な弟子を川で見失ったという、はなはだ不名誉な失態を仕出かしちゃったんかーい。 「鬼の仕事は命を守る事です、人の命も鬼の命も」なんてカッコイイ決めセリフと、再変身があるっていうのに、情けなか〜。 フォローするなら、濡れた服脱がせて焚き火って展開だと女同士の方が無問題(子供番組だから)って事ぐらい?

今週のスパヒロタイムエンド
「手を出すなザンキ、死ぬぞ」なシュキさんを見て「うわー、この女の人、怖いでござりますです。一体ホントの目的はなんでござりまいですかー」騒ぐマンドラ坊や、 「にゃにゃんと、鬼に変身するらしいにゃ」生きてたよ……とクロトワみたいに気抜けしそうなスモーキーは、今回もメメの鏡持込でティータイムin甘味処『たちばな』。 「ますます目が離せないスーパーヒーロータイム」『次回も絶対見てね〜』それはいいんだけど、マン坊が三色団子でスモちんはズンダなキリタンポでござりますですかい?


10月15日
三池崇史監督が腕を振るったウルトラマン・その2。予告を見る限りではアムネジアの風が吹いたり、ビッグ・オーに乗ったネゴシエイターが出てきそうなお話です。そけではいってみようか、特撮感想日記〜

ウルトラマンマックス 第16話『わたしはだあれ?
「スプ……いや、カレーじゃねぇ!」以上、一番笑った時におもわず口から飛び出した一言。グッドタイミングにも名古屋では今朝から、初代ウルトラマンを再放送してるんだよなぁ。ちなみにスプーンの話はトリビアの等身大ウルトラマン等々のネタでしか知りません、悪しからず。それに実はハヤシライスだとか…… なんて話はひとまず置いといて、本日の感想に参りましょう。

「もう歳なんじゃないの?」小生意気な娘(岡山優花)にチクリと言われつつ、冷蔵庫開けたまま“何しようとしてたんだっけ”状態の女性(森田亜紀)と、赤ちゃんあやしてる最中に、「ぽっぽっぽ……なにぽっぽ?」歌詞を忘れた女性(太田沙也加)が団地の郵便受け前で立ち話。 メモを書いても忘れちゃう、ヤバい状態なのは人間に限りません。別の女性(菊地裕子)ん家の柴犬・ゴローちゃんはお手も待ても忘れ、お隣の天才きゅーちゃん(九官鳥)は言葉を……って、ぬいぐるみじゃん。本物ほったらかして人形抱いてる母親含めて、今回は全編ブラックジョークだよーんってメッセージかな?  で、奥様方が予測する物忘れの原因は「電磁波とか?」携帯やパソコンやから、何かよくない汁がでているっていう」「汁なの?」汁かーい! と気色悪いオチがついたところでOPへ。 宇宙化猫タマ・ミケ・クロ登場

「この字なんてよむんだっけ」「株」「カブ?」テレビではアナウンサー(岡崎宏 櫻井ゆか?)が夫婦漫才状態。短めにニュースが終わった所で、茶の間では「あなたは何て名前だっけ」娘に質問しちゃうお母さん。 夕方っぽい光に包まれたマンモス団地全体で放電現象起きてるのが原因ぽいですなぁ。

ダッシュの作戦室では、原因不明の記憶障害で医師に相談した人の数を、アンドロイド・エリー(満島ひかり)ちゃんが、グラフにして地図に重ねてました。 首都圏の三箇所で発生しているこの現象、遡れば一ヶ月くらい前、3つの隕石が落ちた郊外から、被害を増やしながらゆっくりベイエリアに向かってます。 その三つの隕石の調査はしたけれど、山肌やガレージに開いた穴は1m以下「米粒サイズのはずだよ」

でも「この一ヶ月で育っている可能性もあります」エリーの分析した予想地点に向かったのはトウマ・カイト(青山草太)隊員。 「有害な電磁波は見当たらないようです」逆に、何かに吸収されているかのように全く検知されてないなんて報告してたら、背後の海が泡だって、バックベアードにコードの足が生えたような怪獣が出現しちゃいました。 「化け猫?」特徴は三毛猫のような模様がついた尻尾と猫っぽい仕草。隕石状の地球外生命体が猫を取り込んで成長って事だろうが、シッポ振る時に鳴る鈴の音は何処から?

「よし、ダッシュ出動」怪獣が出ればともかく撃退。先週の事を忘れたかのようにコクピットへ向かうヒジカタ・シゲル隊長(宍戸開)たちだけど 「どうやって操縦するんだっけ」ああ、ミケの出現地点は基地のすぐそこ。隊長たちも記憶障害をうけちまうのかぁ。 という事は「どうやって変身するんだっけ……たしか、確かコレで」カイトもか〜。変身アイテムの存在とウルトラマンのことまで忘れなかった点は褒めて上げよう。

「落ち着け、俺」コバ・ケンジロウ(小川信行)がダッシュバードの操縦法を思い出そうとして、ポチッとミサイル発射。 カタパルトの壁や天井に撥ねるミサイルもシッカリ板野CG。もちろん結末はチュドーン。 「こーわした、こーわした」きのこ雲見上げるショーン・ホワイト(ショーン・ニコルス)に囃されてトボけるコバ。でも目の前で基地の外壁ふっとんでるから、さすがに覚えてるみたいです。 こっちからは発進できないとコイシカワ・ミズキ(長谷部瞳)隊員はダッシュマザーにバードを収容してもらったけど、隊長も発進の方法をド忘れ。 「私の指示に従ってください、言うとおりに操作を」エリーの指示で上昇はしたけれど方向転換しようとして、そのままクルクル。 「隊長、一体何をどうしたんですか」エリーが聞いても、ハードなメリーゴーランド状態で、ホッペをぷるぷるさせてる隊長は返事も出来ません。

CM明けて、司令室まで戻ってきた3人だけど、目が回ってフラフラ。よろけたショーンはまた出動用シューターに倒れこみ、またマザーに乗ってクルクル状態。 1人シッカリしてるエリーに、何でだとミズキが聞けば、怪獣の出してる波長は「有機生命体の脳にだけ影響をおよぼすものだと思います」なるほろ。 なんとか隊員たちにアドバイスしようとするエリーだけど、コバ機はムチャクチャな飛び方した挙句 「よーし、ミサイル発射」さっき押したボタンを忘れ脱出のレバーグイ。ポーンと座席ごと飛び出すコバ隊員(格納庫でなくて良かったね)。 ダッシュバード2はミケにぐさぁ。怒ったミケが機体を投げて口からビームでドカーン。ああ、何機目かな、コバ機が落ちたのは。もう数える気も起きません。

一方、岸壁のカイトはなぜかブーツと靴下脱ぎ捨てマックススパークを足の裏にチョン。見事なバランスですが変身はできません。 次に頭へコン……惜しいっ、もう少し額側なら鬼になれたものを(化猫は夏のヤツだから太鼓で倒してね)。試しているうちクレーンのレールに足がはまってバタ。 偶然真上に飛んだ変身アイテムが左腕にペト。何とか変身できたけど、ポーズはこけたまんまと情けな〜くマックス登場です(おお、今回はBパートだ)。

ウルトラマンの事もウロ覚えで固有名詞が出ない隊長。「なんでくつろいでるの?」突っ込むミズキ。起き上がったウルトラマンマックスは、 しばらく考え込んでミケの姿を視認。海へドボンと飛び込んでファイティングボーズ作るまでは、勇ましいOPがかかってたけど、妙なポーズで、パフッっと光線技が不発に終わった後は、BGMもヘロヘロ系にチェンジ。 腕を組み合わせると光線が出たってのは覚えてるらしく、色んなポーズを試すマックス、って“命”かよっ……上げる足逆だけど(「イノキッ」って中井和哉さんもノリノリですなぁ)。

ミケの点眼と固まりっぷりを見て、照れ隠しにマックスが頭かいたらマクシウムソードがボトン。 なんだろうと拾い上げて、ピッピと水を切り、頭に戻そうとして戻しきれず、最後はイラだってポイッ。 それを見ていたエリーとミズキ「ウルトラマンも生き物だから」「戦い方を忘れたっていうの?」え゛、ウルトラマンって有機体?(光じゃなかったのか) 「ウルトラマンマックス!」基地の拡声器機能つかって呼びかけたエリーの声に、自分を指差して首かしげるマックス。 同時に隊長も同じポーズしてるが、まぁ気にしない。ここからエリー指揮でやっとマトモな戦闘開始かと思ったら、基地の上でクルクル回ってたショーンがビームボタンをポチッ。360度方向に連射しちゃってさあ大変。 ビームはウルトラマンを海に沈め、ミケを本気で怒らせちゃいました。「ショーン……バカ?」淡々と鋭く突っ込むエリーちゃん。

「そこの女性隊員、出撃するには、あれをああすればどうか」なんて意味不明の命令し、なにをどうするんだと説明求められ必死で思い出そうとする隊長さん。 「怪獣がこっちに」エリーが注意を促しても「それどころじゃない」怒鳴ってモロにビリビリと衝撃受けちゃいましたとさ。 そして「えーい、もういい、自分でむく」「何を剥くんですか?」追いかけるミズキ共々何がなにやら。ビームでマザーが落着し、戻ったショーンは爆発した髪と顔でトイレへGO!(場所を覚えてて良かったね)

廊下でヨシナガ博士(桜井浩子)とトミオカ最高司令官(黒部進)と合流して、なぜか休暇にゴルフ行く話ししながら戻ってきちゃう、隊長とミズキ。 しかも、司令官がカレー食べながら「あ、このでっかい人どこかで見たことあるなぁ」とウルトラマンを指差して、昔からのファンは“来るぞ来るぞ”状態。 さらに「ダレだっけ、東京都知事?」フジ……いやヨシナガ博士のボケたコメントが期待感を煽ります。

再び怪獣を認識して、出撃しようとする隊長。しかし同行を頼んだのは「え、ボクもかい」「あたしも?」なにやら釈然としないままの司令官と博士!?  もちろんマザー発進後はクルクルクル。とはいえ、ご老人に無茶は禁物、扇風機で顔ビロビロはやらず、音声Onlyでございます。 「もうずっとそこで、回っててください」あ、エリーちゃん、隊長たちを見捨てちゃった(仕方ないか)。

「まずマックススパークはわかりますか? 左手についている、金色のものです」 側に足手まといが居なくなった所で、ウルトラマンの戦闘指揮に専念のエリー 「ご飯を食べる時にお茶碗をもつほうの手です」左手が解らないウルトラマンへの説明が実に日本人らしいけど、融合してるのが誰か知ってるな?  それに応えてご飯食べるパントマイムしてやっとマックスが光線技のキーに気づいた所へ、 髪の毛爆発&フラフラ状態のヨシナガ博士たちが帰還「だからもう戻ってこないで下さい」エリーちゃんガックリ。

廊下で悩んだ挙句「アチョー」カレー皿上げて、全国のオールドファンを脱力笑いに導く長官。 さらに口々に勝手な事を言い、大騒ぎの隊員たちを見て「やかましいっ、ええ加減にせんかい!」エ、エリーちゃんがキレちゃったよう。 頭から湯気たててるよぅ〜(冷却装置は水冷式か)。爆発しちゃマズいと大人しくなる一同。

しかしウルトラマンの方は更なるピンチに陥ってました。点滅しだしたパワータイマーを指差してプチパニックです。 「ソレがパワータイマー、あなたは地球上に3分間しかいられないの」残り一分だとエリーが説明した直後、海の中からさらに2体の宇宙化猫登場です。 黒い耳がついてるのがクロで、茶色い右足の名残がシッポの側についてるのがタマだそうな。 そしてミケとクロとタマは、立てた尻尾をコップブラシのようにビビっと膨らませて、三方向からマックスに口ビームを放ちます。

ビームの流れ弾がベースタイタンに当たったりと、かなり大変な状況の中、怪獣が3匹に増えた影響か、 「なにしようとしてんだっけ?」「ここはどこ」「わたしはだあれ」隊員たちの症状はさらに悪化。 ウルトラマンも心身共に大ピンチ。ついに走馬灯が……ほほう、これがM78星雲、でもってガラスのような都市が光の国?  ハッと意識を取り戻したウルトラマンに「左に飛んで」エリーの指揮がジャストタイミング。 もう細かい事を説明してもムダだとヒーローの心構えを説きだすアンドロイド。

ベースタイタンの前に立つウルトラマンに、後ろに居るのは星を守ろうと共に戦うあなたの仲間。 仲間と平和を守る事だけ考えて「何も思いださなくていい……それだけを心に思って、あなたならできる。だってあなたはウルトラマン、ウルトラマンマックスだもの」 その言葉わ信じて空中高く飛んだマックスは、マザーのように高速回転。しかしどんな体勢だか不明なまま発射したビームは3方向にキッチリ分かれ、 ミケ、タマ、クロを見事、海に沈めドカーン。沈んでいく時、猫目が×印になってたのが芸細。

頷いて、飛び去るウルトラマン。見上げた眼から頬へ伝う液体に気づくエリー……PCや携帯はともかくアンドロイドからは変な汁がでるんですね(蒸気吹いてたから、それが結露しただけ、かも知れんけど)

「本当に凄い、ウルトラマンマックスって」あんなピンチの中でも新しい必殺技を出すなんてとベタ褒めエリー。 不自然に照れまくり「だけど必死だったし」本人はもう忘れちゃってるかも、なんてバレるギリギリのカイト君。 我々も見習わなければ「仲間を守りたいという心を忘れずにな」なんて隊長が締めてたら、自動ドアの向こうにワカメとコンブをまとい、ピチピチ跳ねる魚とウキをアクセサリーにした撃墜(され)王。 「あ、コバ隊員だ」「忘れてた」「俺は仲間じゃないんですねっ」。仕方ないよ、エリーちゃんは戦闘指揮で忙しかったんだもん。視聴者の大半も忘れてたしな(私含めて)。

最後は「また来週」なんて腹話術でしゃべってる天才キューちゃんと、お手を思い出した柴犬・ゴローちゃんでEND。 どうやら、放置された赤ちゃんや幼女の健康が損なわれる前に、市民の記憶障害も回復したみたいです。

次回予告 第17話『氷の美女
今回、大活躍したにも関わらず、毀誉褒貶が激しかった……というより忘れられていたコバ隊員のメイン回再びです。 謎の美女・ニーナに迫られるのかあ。そして、エラーガを阻止するため、バイクに乗って……もしや昔とった杵柄(クウガのゴ・バダー・バ)ってヤツですか? ならば、マフラーの装着を要求する〜…え、乗ってるのはドゥカティ? ホンダじゃないって? そりゃまた失礼しましたぁ。

『マックスボックス』今回は必殺技のご紹介
今回は撃てなかったマクシウムカノンと、ポトン&ぴっぴっで今回お茶の間に笑撃を放ったマクシウムソード。 そして2週続いて劇中で出ず、バンダイ側がイラついてそうなマックスギャラクシーの三つを、画像と共に説明です。 でも今回のエビゾリハイジャンプ大回転分裂光線(仮称)の解説と正式名はナシ。当人も忘れちゃってるもんね。 けど、ナツメノリュウを鎮めた“まぁ落ち着け”光線くらいは、解説してもバチ当たらないんじゃない?


10月14日
阪神の次はTBSですか。楽天がテレビ局の株を取得して、なにやら新しく持ち株会社を作るって話題で、世間はもちきりでございますが、個人的にはインフォシークのサーバーアドレスが変わらなければ、どうでもいいかな〜と。 ウルトラマンはTBS系だけど制作局はCBCだし、関西はMBSなんで対岸の火事だしね。別にベイスターズもどうでもいいし。

あ、今、思い出した。秋の『オールスター感謝祭』でセラムン以来の特撮枠を削りやがったなTBS! カイト隊員(青山草太)とミズキ隊員(長谷部瞳)、オマケで長官とヨシナガ博士が出るかもしれないと楽しみにしてたのに〜。 それと、ネクサスの再放送が名古屋だけ(10月15日 深夜3:40)ってどないやねん! MBSでも……いや、TBSでも放送したらんかーい。

まぁ、その辺りはTBSが楽天と統合しても、あんまり変わらないと思うんだけどね。


10月13日
中国でまた、有人宇宙ロケットが上がったみたいですね。ロシアでは宇宙観光にいった人が、ソユーズで無事に帰還。なんだか宇宙づいてる10月中旬でございます。

そんな星の彼方のお話とは関わりなく、今日の話題は『たまごダブルマック』単品250円。
パワーの力。という、頭痛が痛い、馬から落馬 を思わせる、ミョうちくりんなコピーで売ってる秋のメニューでございます。 タマゴのイラストがついた白い包み紙ほ開けて、一口ほおばってみると、素直な卵とパティの味に絡む、ソースの酸味とスパイスで、なかなかおいしゅうございました。

中ほどまで食べた所で、鼻にかおるベーコンのスモーク臭がまたアクセントになって、最後まで飽きずに食べられるハンバーガー。 あ、マックシェイクの桃小町もいただきましたが、某ミニストップのアイスに比べると、酸味より甘みが勝つ優しい味。五重塔ごと吸っちゃいたくなる美味しさでした。


10月12日
いよいよ始まりますよ『相棒』が! 今夜は2時間スペシャルで閣下の名前にワクワクです。
関東でも関西でも、初秋辺りから再放送で地ならし始め、かなり本気が見えてきちゃう、独特の空気をたたえた刑事ドラマでございます。ちなみに閣下とは腹黒い元大使。

西部警察のように撃ち合う事はめったになく、規格外れのコンビなのに軽くはなく、人情の冠かぶるにはドライで、青島ほどにバカ熱くもない。 ホームズ役の右京さん(水谷豊…杉下警部)と、ワトソン役の亀山君(寺脇康文…薫ちゃん)。メインの2人は同じなのに、毎回ノリが違うオムニバス。時に演劇臭く、時に皮肉、時には泣けて、時にはニヤリ、そしてたまに大爆笑。

回転寿司屋で皿返しを始めとするマナー違反しては右京さんに叱られる、小野田官房長(岸辺一徳)に、落語や本と文系の趣味持つ米沢鑑識官(六角精児)、「亀山ぁ〜」伊丹ン(川原和久)に、「暇か?」の角田六郎(山西惇)。うおー、今から楽しみッす〜。 あ、真夜中に始まるガンパレード・オーケストラも見ますけどね。

PS.閣下のダンスにひっくりこけました。心に暗い染みができるような真相とエンディング……まさに、相棒でしたなぁ。


10月11日
関西では高価なティアラが死角をついて盗まれ、関西では20円硬貨にオークションで一千万円の値段がついたりと、上を見たらキリが無いのがお金の話。山の高さならエベレスト以上のむものは地球上には無いと、ハッキリ言えるのにねぇ。

そのエベレストというか、チョモランマが3.7m低くなったらしいですよ。頂上は掌サイズの氷でしたからねぇ、温暖化の影響で解けちゃったんだろう、なんて言われてるそうな。

学者の最高峰の基準の1つにノーベル賞があるけれど、イグ・ノーベル賞となると正直ビミョー。なんと今年はDr.中松氏が受賞しちゃうみたいです。35年間の食事の記録……これで自分の食卓を撮り続ける系のプログは、自動的に二番煎じ確定っスね。


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