一言半日記 2005 10_1〜10_10

最新のデータのロード
セーブデータのロード 以前の日記へ
ひとつ前の日記へ つぎの日記
おしながき(『手書き攻略本』トップページ)に戻る リンクのページへ
ご注意 ヤフーニュースへの文中リンクはクリックすると新しいウィンドウが開きます。
 体育の日はスポーツの話でも  マジレンジャー ステージ32 仮面ライダー響鬼・三十五之巻  ウルトラマンマックス 第15話  4110億円のオタク市場  最終回と新番組  自殺免責期間が2年から3年に延長  ノーベル医学賞と健康産業  高校生ドラフト  マジレンジャー ステージ.31  仮面ライダー響鬼・三十四之巻  ウルトラマンマックス 第14話
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。
10月10日
三連休の最終日は、ハッピーマンデー法案のせいで晴れの特異日とは限らなくなった体育の日。でも今年だけは10月10日と昔のまんま。 東京オリンピック開催の記念日でございます。

ふと気づけば、F1日本グランプリが開催され、ライコネン選手が優勝。 パ・リーグのプレーオフの第一ステージも地上波放送がないままに終了。バレンタイン監督の続投が決まったロッテが、 ズルッこの香りがする西武ライオンズを順当に下し、いよいよソフトバンクに挑む第2ステージ進出が決まったりしてたんですね。

そりゃ、テロとかパキスタンの大地震とか、人の生死に関わる悲惨なニュースが多かったから、スポーツが片すみに追いやられるのは仕方ないけど、 高校生ドラフトの勘違いニュースばかりが次の週末まで流れ続ける現状って、なんかヘン……だよなぁ。


10月9日
酸っぱいミカンと、握り飯に貼り付いた海苔の風味が、フトした拍子に蘇る、体育祭が賑々しく開かれていたりする連休中日ではありますが、スーパーヒーロータイムは可能な限りテレビの前に集合です。 それでは行ってみようか、特撮感想日記〜

魔法戦隊マジレンジャー ステージ32『父の言葉〜マージ・ジルマ・ゴル・ゴジカ〜』
レニーハートの雄叫びでスっきり目覚めて鑑賞開始……と、思ったら
「皆々さま!」マンドラ坊や(声・比嘉久美子) のドあっぷ!?
「いつもスーパーヒーロータイム見てくれてありがとう」背景のマジレンと響鬼のポスターからダイヤルロッド手にして出てきたのは魁ちん(マジレッド 演・橋本淳)。 「今日は皆にステキなプレゼントを用意したぜ」アームドセイバー手ににした翼(マジイエロー 演・松本寛也)も続きます。

マジレジェンド持って蒔人(マジグリーン 演・伊藤友樹)もひょっこり登場「仮面ライダー響鬼の終わりに出題されるクイズの答を書いて」。 「ハガキで応募してね」長男に続いた麗(マジブルー 演・甲斐麻美)が持ってるのは鋼鷹。 上から出てきた芳香(マジピンク 演・別府あゆみ)も兜大猿(多分)を手に「これぜーんぶプレゼント、わーお」。 ヒカル(マジシャイン 演・市川洋介)が髪かきあげ「最後まで見て」。『マジで』と全員で締めたと思ったら 「応募するカニー」スモーキー(声・草尾毅)が先生突き飛ばして、鎧蟹に挟まれた右手プラプラ。こんな短い時間で、落としてくるスタッフに拍手〜。

さて、アバンタイトルは地底冥府インフェルシアから始まりました。 「メー・ザザレ」魔導神官メーミィ(声・高戸靖広)が呪文をかけたのは、黒っぽい網目マリモのようなもの。 『あ、あれって』ビビるパンク系少女幹部のナイ(演・ホラン千秋)とゴスロリ系少女幹部のメア(演・北神朋美)には、その正体がわかっているらしく、少々引き気味。 含み笑いのメーミィが、扇で口元を覆い、手にした網目マリモを掲げると、緑の気体がソビルとハイゾビル達を襲います。苦しみながら下へ落ちてくる戦闘員たち。ああ、マジレンジャーたちのパワーアップで、もはや存在価値はモルモット?

床であがくソビル&ハイゾビルが、体を緑色に変化させて大人しくなった直後、網目マリモが一つ目を開きピッカー。 たちまち気体に分解する緑色になった戦闘員たち。 『禁断の冥菌獣モールド』ナイとメアが嫌悪の表情浮かべる横で、高笑いのメーミィは「寝ちゃったみたいね」モールドの閉じられた目を確認「さー、ナイとメア。地上界の人間どもを食らわせてらっしゃい」。 『はーい』悪巧みとなれば不気味な網目マリモを手にするのも厭わず、ウキウキ地上界へウーザフォンで……と思ったら、後ろから伸びてきた紫色の手が、ウーザフォンを奪い取っちゃいました。

「あたし達の魔法が」「魔法が」抗議をしても相手が本来の持ち主・魔導騎士ウルザード(演・磯部勉)ではどーにもこうにも。 「返してもらうぞ」2つの携帯電話を1つに練って紫の光玉にすると、胸の中へスポン。『かえしてよー』背中ゆさゆさ押して抗議するナイとメアは噴出す紫のオーラに弾かれドサッ。 振り返りもしないウルザードの「伝説の力を手に入れた五色の魔法使いとは真の力で勝負しなければならない。待っていろ、五色の魔法使いよ」宣戦布告でOP突入です(独り言同然だけどね)。

「たいりょう、たいりょう、アニキ農場実りの秋、名付けてアニキ収穫だ〜」 野菜を魚か獣と間違えてる長男・蒔人が、籠を背に小津家の門を開け、長女&次女と、何やら自己嫌悪モードの次男が後に続きます 「結局手伝っちまった。大体なんだよアニキ収穫って」。慰めるのは芋の籠持った麗ちゃん「文句言わないの、翼。アニキ農場は小津家の大事な収入源なんだから」 しかし里芋ジャガイモさつまいも、コボウに大根、ハーブにゴーヤ深ネギと、確かに誇るべき量と出来です。それも 「あ、これ虫食ってる、ムシイヤー」ネギ掃除してた芳香の悲鳴を誇らしげに聞いて、「なんたって無農薬だからなぁ」袖で泥落としたサツマイモを、生で齧ってのける作り方で、こんなに綺麗に真っ直ぐ育つとは……。

「ただいま」そこへふて腐れた魁が帰宅。友達のはずのサッカーボールを地面に投げつけ「兄ちゃん、姉ちゃん、聞いてくれよ!」の愚痴タイム。 前述の野菜+ダンボール入りニンジンの前で語られたのは、試合で途中交代させられた挙句、自チームが負けちゃった理不尽さ。 同情する姉たち。「でもサッカーではよくある事だろ」一般して客観的な視野を示す翼ちん。でも腐ってる魁は「もう辞めちまおうかなサッカー」なんて言いだす始末。 そこで、考え込んでいた長男が立ち上がります。「魁、強くなれ」と頭なでなで。 「いきなり何ゆってるんだよ」手をはらい、子供扱いにむくれる末っ子。「って言うか、意味わかんないよ」芳香も首をかしげ、蒔人自身も照れ笑い。 「実はこれって、父さんが言ったことなんだ」そういえば、プロポーズも鼻をツンして頭をフワッでしたな。父ちゃんは頭を触るのが好きなんだろうか。

「お父さんかぁ、あたしはお父さんの事、ほとんど覚えてないな。探検に出かけるって言って、ほとんど家に居なかったし」寂しそうな麗、頷く芳香。 「俺達まだ小さかったからな」翼もなんとなくしんみりモード。 「な、蒔人兄ちゃん、もっと父さんの事、詳しく聞かせてくれよ」赤ん坊の時にいなくなった魁にせがまれて、蒔人は昔話(=回想シーン)に突入です。 「あれは父さんが久しぶりに家へ戻ってきた時だった」ソフトフォーカスがかかった青空に、打ち上がる白球、そして歓声。しかしユニフォームに背番号12をつけた少年(五十畑哉耶)は背中丸めてショボーン。

父さんにいいトコ見せようと張り切ってた当時野球少年の蒔人くん。試合前日レギュラーからハズされ、「もう野球なんか辞めるっ」地面に帽子をペシッ。 そっと拾いホコリをはたいたパパは帽子をかぶせた頭に手を置いて「蒔人、強くなれ」。顔が木の葉に隠されたり逆光だったり、見えない様になってますが、役者さんが誰なのかは、口元と声でバレ……ゲフンゴフン。

「その時の父さんの言葉は力強く、優しかった」静かに語り終えた蒔人の言葉を繰り返す魁。 「強くなれ……そうか、解ったぜ蒔人兄ちゃん。それで兄ちゃんは特訓に特訓を重ねてレギュラーの座を勝ち取ったんだな。よーし、俺ももっともっと練習して強くなるぞー、オッス。きひ」 なんだか暴走気味の末弟に「あ、いやそうじゃなくてな、お父さんが言った言葉の意味はだな」何か言いかけた長男だけど、運悪く冥獣反応が。 「いくぜ」ハイテンションのまま駆け出す末弟に呼びかけるも無駄無駄無駄〜

駆けつけた現場では、妖幻密使バンキュリア(声・渡辺美佐)がモールドを手に飛んで、人々を緑色の粉まみれにしてました。 「よっしゃー、俺も強くなる。いくぜ」ローブどころかジャケットもなし、高校の制服のまま突撃する魁に向かって「コレでも喰らいな」噴霧される緑の粉。 「あぶないっ」大ジャンプして弟の襟首掴み、寸前で引き戻した蒔人だけど、安全圏まで魁を突き飛ばした反動で、モロに緑の気体に触れちゃいます。もがき倒れる蒔人の手と首が緑色に変わり、白いフワフワがそこかしこ。

苦しむ長男に駆け寄る兄弟たち。その前に立ちふさがったのはマジシャイン「待て、触っちゃダメだ」。チケットで魔法をかけられた蒔人は、少し安らいだ顔になるも、駆け寄ろうとする小津兄弟を全力で阻止するマジシャイン 「まだだ。話は後だ、皆すぐに変身するんだ、いいから早く」全ての質問を封じて変身を促します。 マジレンジャーになってやっと蒔人の側へ拠る4人。訳を尋ねる教え子に問われて語る居候家庭教師 「バンキュリアが持っているのは冥菌獣モールド。インフェルシアに太古から生息していた殺人カビだ。 全てを食いつくし、最後は菌同士がお互いを食い合い、全滅したといわれていたが、まさか生き残っていたとは」 胞子は広範囲の人や物に取り付いて増殖、自由を奪い「モールドが目を開くその時には」

「全てが食い尽くされるのさ」バンキュリアが結末を述べ、「先生、どうすれば止められる、どうすれば助けられる?」レッドが焦り、「方法はただひとつ、モールドが目を開く前に破壊する事だ」とマジシャインが突っ込みどころ満載の解決方法を述べた所で、 銀星と共にウルザード登場。 「随分と成長したようだな、五色の魔法使いよ。伝説の力見せてみよ……と言いたいところだが、その様ではな」蒔人を嘲るように見下ろす右手に、 「目覚めまであと一時間、ほんと楽しみだわ」説明セリフ吐きながらバンキュリアがモールドをポン。ラグビーボールじゃないけれど、持ってると集中攻撃受ける厄介なアイテムを、ウルザードに押し付けた様な気が(もしや、ウーザフォン取られた恨み?)。

ソレを渡せと果敢に挑んだレッドを、蹴って盾で押してひっくりコかし(ダメージのたびに派手に火花)「やはり闇の力の前では、お前達は無力のようだな」ウルザードは余裕でテレポート。 追おうとするレッドを止めたのはマジシャイン。「今は蒔人をつれてルナジェルのところへ」まだ地上に居たのかリン(ルナジェル 演・山内明日)。もしかして来週以降の展開にも絡んで「まさか……貴方はッ」とかやっちゃうのかな。

「ルーマ・ゴンガ・ルジュナ、これは予防接種のような魔法。これで貴方たちに胞子が取り付く事はない」ルナジェルのお陰で、やっと素顔で蒔人に接する事が出来るようになった小津兄弟「でも」。 「ボクの魔法で侵食の進行は抑えてはいるが、モールドが目を開けてしまったら……」「お兄ちゃん、死んじゃうの?」「バンキュリアが言っていたタイムリミットまで、あと35分」蒔人の命はあとわずか。 ちなみに今回はジャケットのまま救護ベッドに寝かされてます。無理に着替えさせると、カビで服とくっ付いた皮膚がエラい事になるのかな。

「ああ、大変でござりますです」「被害はどんどん広がってるぜ」メメの鏡の前でパニくって飛ぶマスコットたち。カビた超高層ビルと苦しむ人々もほっとけないと 「行きましょうサンジェル、時間がない」「ああ、僕とルナジェルはこれ以上街へ被害が広がらないよう食い止める」太陽と月の天空聖者コンビはスカーペットにのって防疫に出かけ、 モールド対策は小津の4兄弟に託されちゃいます。「蒔人兄ちゃん、待っててくれよ。俺、ムチャクチャ強い新魔法を必ずゲットする。そいつでウルザードを倒してやるからな」 まだ魁は“強くなれ”を誤解してるのか。まぁ、新魔法で強敵粉砕は8ヶ月に渡ってパターン化された勝利の方程式だけどね。

東映の△マークが出そうな白い波しぶき砕ける海岸で叫ぶ4兄弟「ウルザード、出てこーい、モールドを渡せっ」。 なんでそこに居るとわかったのか謎ですが、前に対決した場所だし、火薬が使える場所としては採石場より決戦にふさわしいロケ地だから……かな。 あ、麗の占いって可能性もアリか。 海面に紫の魔法陣、ホントに出てきちゃうウルザード。しかし「フン、5人揃わぬお前たちに興味は無い」プイっと横向き一見やる気はなさげですが、さり気無くモールド見せ付ける辺り実はオッサン、バトルしたくてウズウズですな。

「うるせぇ、こっちは時間がないんだ。絶対お前を倒して、モールドぶっ潰してみせる」というわけで4人は超魔法変身。 「ほう、新しい力か、よかろうかかって来い」モールドを盾の何処にしまったのか激しく謎のウルザードと、レジェンドパワーのぶつかり合い開始です。 ここで「あの子達、大丈夫かしら」「きっと大丈夫さ、勇者ブレイジェルの子供たちなんだから、信じよう」街に魔法の光を振りまく、天空聖者カップルの会話が意味ありげに入ります。 やっぱりそういう伏線なんだろうねぇ。

「気合が空回りしているぞ」ウルザードはレジェンドファイヤーを余裕で防ぎ、ドーザ・ウル・ザザードでレッドを撃破。 チャンバラ仕掛けたイエローは逆袈裟にズンバラリン(得意の飛び道具はどうした翼)。姉妹のレジェンドスプラッシュストーム(?)はドーザ・ウジュラで相殺。 最後は暗黒魔導斬りでレジェンドマジレンジャーをセメント爆発の煙に沈めます。

「レジェンドフォームなのに歯が立たないなんて」悔しがるブルーの横で1人立ち上がり「まだまだ、俺がやってやる、強くなるっ」炎を放つレッドだけど、 マジョーラスーツだったらヤバいくらいの、炎を受けつつ切りかかってくるウルザードに、回転斬り+唐竹割り喰らってバッタリ。 その後も一方的にナパーム爆発とか喰らい、ついには「あれ、レジェンジフォームが」「時間切れか」ヒカル先生が先週かけたリミッター魔法で、ノーマルのマジレンジャーに戻っちゃいます。

さて、スモーキーが絞った緑のタオルで看護されてる蒔人兄ちゃん。寝かされてる布団は灰緑ですが、これはヒカル先生のときと同じ……魔法部屋備え付けの寝具っぽいです。 「蒔人ちーん」マンドラ坊やも見守る中、うなされた果てに見るのは父ちゃんの思い出。

「蒔人、強くなれ」「もう遅いよ、今更頑張ったってどうにもならないよ」レギュラーを外されて腐る息子に、語り続ける父ちゃん(口元だけ)。「蒔人、お前にはまだ出来る事があるはずだろ」「できる事?」見上げた父ちゃんの顔は見事な逆光。 そこで、ハッと目覚める24歳の蒔人兄ちゃん。メメの鏡で弟たちの窮状を見て、全身を蝕まれる苦痛を押して、ベットから這い出します。 「ダメでござりますです」「やめとけ長男、行った所で足手まといにしかニャらねぇって」止めるマスコットたちを気迫で振り切り 「いや、俺にはまだ、出来る事がある。待ってろ、みんなっ」ってところでCMへ。おおっと、こんな時間に響鬼装甲(SHTクイズの絡みかな?)。

緑のアイキャッチで始まったBパート。 「どうした。伝説の力とはその程度か」ウルザードが見せるモールドは既に半眼。開ききるまであと5分しかないギリギリ状態。 「まだだっ」マジスティックソードで切りかかったレッドを、剣を抜く事もなく盾だけで撃退し「ココまでのようだな。お前たちの弱さには失望したぞ。母親の所へ行くがいい」 刃を振りかぶる魔導騎士。一応大ピンチなんだけど、何気によく見る光景で、緊迫感がないのが玉に瑕。今回は蒔人が放った蔦でセーフだったけど、助けに来なかったらきっと寸止めで「斬る価値もない」と撤退してたりしてね(モールド置いてさ)。

「これは」ウルザードの剣を止めた蔦を見て、奮起して胴薙ぎ繰り出すマジレッド「まさか」。4人が振り返った岩の上には、木の棒に縋り、カビだらけの顔で叫ぶ長男「みんなー!」。 そんな体で、なんで来た。戦えないのにと問う妹たちに「いや、俺は俺に出来る事をやる為にやってきた」Mマークのハチマキして見せて「草よ木よ俺に力を、ジルマ・マジカ」。杖にしていた木がススーッと伸びて、周りから蔦や葉っぱを吸い込んで、なにやら巨大な緑のモノが…… 「兄ちゃん、なにを?」首をかしげるレッドがみたのは、高々と上がった緑地に金でM字を縫い取った応援旗、多分10mサイズ(黄色い縁取りつき)。 「みんな、がんばれー」もちろんCGの旗ですが、腰砕けものの面積です。きっと演じた伊藤友樹君もこれほどのサイズとは思っていまい。

「魁、みんなー。あの話には続きがあるんだ。大事なのは心の強さなんだ」ここで三度目の回想突入「父さんが言った強くなれって言葉の意味は、体を鍛えろとか、野球を上手くなれとか、強い魔法をだせとかじゃない。 もっと心の強い人間になれって意味だったんだ」ソレを伝えるための無茶と大旗。感動と呆然のレッドになおも語りかける長男 「父さんはあの時言った。『まだ出来る事があるはずだって』。試合に出られなくても腐らずに一生懸命応援すれば、それが仲間の力になるって事を教えてくれた」 感動的な言葉のバックには“ガンバレ gangus(ジャングーズ?)”の手作り旗をベンチの屋根で振る幼い蒔人。それが今の大応援旗と二重写しになる所は素直に感動しておきましょう。

今の俺は変身する事も戦う事も出来ない、だからあの時のように応援する「それが俺の今出来る事だ」。 大旗を振って「フレーフレーかぁい、頑張れー頑張れー ツぅバぁサ! フレーフレー麗っ 頑張れー頑張れー ほぉか。フレーフレー・マジレンジャ〜」 てめーで言っておいて呆れるウルザード「応援? そんな事をしたところで何になる」しかし、真摯に応援を受け止めていた4人はキッ 「何になるか、だとぉ?」「ウルザード、お前なんかにはわかんねーだろうっ」「あの応援がどんなに力になるか」「私たちの支えになるか」 「俺たちに勇気をくれるかをなっ」正直、ホロリとしてしまいました。

「なにぃ? ……バカな」というわけで、レジェンドフォーム再びです。時間と言うより心のパワーとか勇気が、抗天空聖者化作用を持つようですなぁ。あるいは心のキャパシティ?  「サンキュー兄ちゃん、勇気貰ったぜ。いくぜ」『ああ』BGMがOPテーマに変わり、ココからは綺麗に技が決まりまくり。 ドーザ・ウル・ザザードはダイヤルロッドで迎撃。レッドが殴りかかってウルザードをよろめかせた所で、姉妹のW胴アタックが炸裂。 畳み掛けるように次男がレジェンドサンダークラッシュ。さらにレッドが炎魔法繰り出して三度目のナパーム中演技のウルザード(熱そう……)。 「今までの攻撃とはまるで違う」膝をついたところに4人のレジェンドフィニッシュがドカーン。ウルザードはリレイズ(復活魔法)をいつもかけてるフシがあるけれど、モールドにはやってなかったらしく、網目マリモは眠たそうな目のままドカーン。

街と人々から緑のカビが消え「やったのね皆」ルナジェルとサンジェルが微笑み、「体の痛みが消えた」蒔人も元の顔色で立ち上がります。 まぁ、母体がやられたら胞子まで死ぬのかって疑問は、『戦隊のお約束だから』と言うことで、突っ込んだりしませぬように。 駆け寄った弟の「ありがとう、兄ちゃん」やサムズアップに頷き、ハチマキとった蒔人は、単独超魔法変身。 そして「やるな五色の魔法使い、5人揃った真の力、みせてみろ」ウルカイザーとなった魔導騎士に対抗し、マジレジェンドになる時も、中心でロッド掲げて目立ちまくり。 さすがは緑の主役回。もちろんレッドは単独で炎の鳥になるわけだけど、この海岸だと「真白き翼のエトワール」って幻聴がするんだよなぁ。ポーズが似てるのかな?

「いくぞウルカイザー」「望むところだ」お馴染みの、緑の山セットで巨大戦開始。 拳でバリジャベリンを弾き、引っかき攻撃するマジレジェンド。暗黒魔導斬りVSスクリューカリバー・ファイヤートルネードでは、お互い弾かれながらも、炎を喰らったのはウルカイザー。 「いける、ウルカイザーよりパワーは上だっ」「いや、それどころかさらに力を感じるぞ」上から金色の光が降ってきて魔法受信。 「お兄ちゃんが体を張って、お父さんの言葉を伝えに来てくれたその勇気で、新たな魔法を得たんだわ」説明長いよ、麗ちん。

レジェンドマジグリーンを中心にすえて『マージ・ジルマ・ゴル・ゴジカ』胸のライオンから光弾吐いて、背中の炎の翼全開『スクリューカリバーファイヤークラッシュ』白熱に近いエネルギー弾を槍からドカーン。 技の序盤でドラゴンファイヤーストームって単語が脳裏に浮かんだのはナゼだらう。 「よっしゃぁ」しかしトドメさそうとした時に、突然あとじさりするマジレジェンド。チェス盤を模した操縦空間もビリビリ+赤い何かがはびこりまくり。 スクリューカリバーを落とした白い獅子のボディーは、ウルカイザーの前で真っ赤なサビ状の物に侵食されちゃいました。

「なんだコレは」「カビだ、モールドだ」「そんな、だってもうモールドは」もがく魔法使いたちの耳に響くは、メーミィの高笑い。 「我が打ち込んだのよ。我が魔法で特別に強化したハイモールドの味はいかがかしら」崖の上から派手な衣装でアピール「今よウルザード、トドメを刺しちゃいなさい」。 「折角後一歩の所まで追い詰めたのに」「ここまでなのか」赤い効果でどれがレッドかわからなくなった操縦空間から、ウルカイザーを見上げていると 「ザンガ・ウル・ウジュラ」胸に仕込んだ盾の瞳に、赤いカビを全て吸い取らせる紫の騎士。

「な、何のつもり」せっかく作った殺人カビをダメにされてムッとしてる神官に、怒りを向けるウルザード。 「メーミィ、お前のした事は、騎士の戦いに水を差す、愚劣な行為。この俺に助太刀など無用だ」「キィーっ」 ミイラが消えたところでいつものセリフ「邪魔が入った、今日の勝負は預けるぞ」さらに今回は一言プラスして退散「五色の魔法使いよ、強くなれ
強くなれって、あいつ」「父さんと、同じ言葉を!?」「偶然だよ、偶然に決まってんだろ」あいつは母さんのカタキだと咆えるレッドの言葉も、微妙な空気の中ではむなしいばかり。 呆然とマジレジェンドが佇んでいた頃……

インフェルシアでは苛立ちまくりのメーミィが、戻ってきたウルザードにネチネチ絡んでいましたとさ。 「どういう事なのウルザード! 我の作り出したチャンスを無にするどころか、あいつらを助けるなんて」 その瞬間、処理したハイモールドの毒素の影響か、青い空のイメージが蘇り、「い、今のは……いったい」膝をつく魔導騎士。 「あ、あなた、まさか」ビビるメーミィ。首かしげるナイとメア。見知らぬ記憶に考え込むウルザードのアップで今回は引き。

もしかして、マジに記憶喪失だったのかウルザード。 ある程度記憶があるからン・マの支配をかいくぐって、不自然な撤退を繰り返し、カビ吸い取ったり、翼とヒカル先生をリバース関連の呪いから救ったり……を、やってるんだと思ってたのに、オッサン天然かーいっ。 このままでいくと、渋い顔と声のままで、天然キャラを演じる磯部勉氏を見る事に……そ、想像不能です。だって時代劇や洋画の吹き替えでの演技しか知らないんだもーん。

今回の呪文紹介コーナー 『マージ・ジルマ・ゴル・ゴジカ』
「今日の呪文は『マージ・ジルマ・ゴル・ゴジカ』」 「長男が気合の入った勇気でゲットした魔法ニャ」一見仲良く解説始めた草とランプだけど 「ハッ、スモちん。ちゃんとお風呂に入ってないからカビが生えてるでござりますです」後ろ首の緑色を指摘するマンドラ坊や。 すると何処からともなく、対細菌兵器用のフル装備した蒔人が駆けて来て「なにーカビだってっ。すぐに駆除してやる」「いーやぁ〜」隔離&消毒スペースへと拉致されて行くランプ猫。 見送る鉢植えは「ウッキッキッ」。も、もしや、ただの真鍮のサビをカビと……いや、それどころか頭の葉を一枚犠牲にして、眠りこけるランプ猫の首筋を緑色に染めたんじゃ。 青虫と放火の恨みは食い物の次に怖いのね、き、気をつけよう

次回予告 ステージ33『インフェルシアへ〜マージ・ゴル・マジカ〜』
「お前たちをインフェルシアへ連れて行く」5兄弟がインフェルシアのいつもの場所で、鎖に吊るされてる〜。 「運命的な、何か大きな事が起こりそうな気がするの」決戦を予感させる麗ちゃんの占いキター!  「俺は父さんの、ブレイジェルの息子なんだー」魁の奮起キター……よりも注目なのは、サンジェルとルナジェル、そしてライジェル(現メーミィ)とパパ・ブレイジェルの天空聖者スタイル。 15年前の真実がついに明かされそうでワクワクです。っていうか、ライジェルって前衛の剣使い!? ずっと後方支援の魔法使い、ポップの立ち位置だと思ってたよ。

仮面ライダー響鬼・三十五之巻『惑わす天使』
恋に悩む轟鬼(川口真五)が、烈雷(武器)の手入れ不足で弦を切っちまい、雷電激震失敗って所から始まった響鬼35話、つまり恋話後編。 電車とかベノアって単語が浮かぶLOVEオブジェのせいで、リモコン状態のトドロキが偽山田氏に重なり、あろうことかザンキ(松田賢二)さんが自爆男・桜井に重なって見える、衝撃の30分でございました。 噂どおりスケジュールが押してて9月半ばに35話を撮ってたんなら、やっぱ、狙って……る?

「鬼神覚声(きしんかくせい)、ハッ!」 祝・アームドセイバー初音撃!(CM以外で)
笑うセミ怪人、じゃなかった魔化魍ウワンを撃破したのは響鬼(細川茂樹)が放った、声による赤い音撃。逆コーンのクリムゾンスマッシュ出現を予感し、○| ̄|_(マジかよ、ガセだと思ってたよ……登場はクリスマスだろうな)だったのは私だけじゃないと、信じても良いですか?  その後は顔だけ変身解除の響鬼による、轟鬼の説教タイムin夕日の海浜公園。 頭を切り替えろ、仕事に私生活持ち込むな。

付き添いは威吹鬼(渋江譲二)くん「そうですよ、轟鬼さんちょっと甘いんじゃないですか、僕達の働きには人の命が懸かってるんですよ」え゛、猛士が……それも吉野宗家の御曹司が、“人命の為の戦い”を明言したのは初めてだ。 一応第1話で、仕事は人助けだとヒビキは言ってたけどネ。

でも肝心の轟鬼は、猛士関東支部事務局長の息女・立花日菜佳(神戸みゆき)への思いで一杯。説教を聴いても心に染みません。 カノジョの愚痴を真に受けて、意中の人は威吹鬼だと大勘違い「イブキさん、お願いします、日菜佳さんを幸せにしてください」コタツの間でのイブキ×日菜佳のキスを妄想し「んがー、やっぱダメだ」。トド殿、日菜佳の「イブキさんの様な人が良いかな」は、相談に乗ってくれた姉のカレシを持ち上げただけ、一種のリップサービスっすよ。

「おなじクラスの天美あきら、あんま学校来ないけどさ、昨日見たんだ」
響鬼と一緒に戦うクラスメイトを見たと言う桐矢京介(中村優一)。見ちまったモンは仕方ない、イブキの弟子だからと話す安達明日夢(栩原楽人)。 「キミはヒビキさんの弟子、と言うわけではなさそうだね」ネチッと続ける桐矢の言葉は、今の明日夢にゃどうでもいい。 学校の屋上で、幼馴染・持田ひとみ(森絵梨佳)と桐矢の関係を、妄想してた明日夢くん。意を決して当事者に質問 「俺も聞きたい事があるんだけどさ……だからさ、……ゴメンなんでもない」うを〜い、不発かーい。

「どうなってんだよトドロキの奴は、ボロボロだぜ」
居候先・甘味処『たちばな』の居間で飯食いながら、もうひとりの当事者からフォロー頼むヒビキさん。 あいつはダメ発言したら「そんな事ないですよ、トドロキくんはいい人です。優しいし可愛いし」速攻でフォロー入れる日菜佳だけど、 もう少し優しくしてやってくれって依頼は拒否「そんな単純な事じゃないんです……無神経なんだから(ボソ)」。 茶碗転がしたり、味噌汁音立てて啜って“聞こえなーい”やる日菜佳の態度に、さすがのヒビキさんも目をシバシバ。未知なる物・恋の複雑さを実感です。

「またシチューですか」ヒビキさん「よしっ」って料理でも負けず嫌い?
母親が実家のじいちゃんの看護に行って、母子家庭から臨時一人暮らしとなった明日夢の晩飯作りに今日も来ちゃったヒビキさん。 昨晩の塩入れすぎシチューのリベンジを見事果たした後は、昨日から元気が無い年下の友人・明日夢へのカウンセリングです。布団敷いてパジャマで12時過ぎまで……これが噂のパジャマパーティー?(いやんv)

「なーるほどね、モッチーが違う男を好きになったってワケか」恋心は自由だと明日夢自身は解ってて、青春真っ盛りは部活や勉強と恋以外にもする事がたくさんあるってヒビキの意見もわかるけど、理屈で制御出来ないのが、心という名の暴れ馬。 煮詰まった所で今度はヒビキが明日夢に相談です「俺って無神経かな?」「や、そんな事無いと思いますけど、ただ……青春まっ盛りってちょっと古〜いかなって」え、ちょっと違くない、明日夢君。 「青春独り占めってのはどう?」「わかんないっすね」えっと、ふた昔……いや三昔前かな、ヒビキさんの感性。

「そうか、恋愛問題でスランプと言うわけか」一方どこかで見たような場所に緑のランクル止めて、車内で相談してるのがザンキさんとトドロキの師弟。フード被ったトドロキの目の下にはアイシャドー塗りたくったようなクマ。 「こう見えても俺は数々の女性を愛してきた男だ。文字通り、鬼のようにな」「え、ホントっスか」待てトド、師匠は“愛された”とは言って無いぞぉ。 「この俺が何とかしてやる」「お願いします、師匠、助けてください。俺もうどうにかなっちまいそう」「わかった」「師匠」「わかったから手を放せ」「どうすんですか」「痛い」「どうすればいいんですか!」「痛い痛い」 いやいや、真にイタかったのはこの後。

「ひ、日菜佳さん」「と、トドロキくん?! どうしたんすか」
店番がカノジョ1人なのを確認し、特攻したトドはいつもの池谷先輩(頭文字D)風味ではなくVシネに出てきそうな少々ヤクザなファッション(ザンキ感性のダンディー衣装?)。しかも耳に装着したイヤホンからは、無線機介した師匠の耳打ち「俺は今地獄にいる、愛と言う名の地獄に」。 エリーのようにセリフを2回繰り返されてやっと口にするトド「俺は今地獄にいる、愛と言う名の地獄に」なぜ椅子に足を……それと投げキッスの意味は?  それと、外で指示出すザンキさんですが、盗聴器はまだしも曇りガラスごしの双眼鏡は……意味があるのか激しく疑問(どうせならCCDカメラを弟子に装着させろよ〜)。だから状況もわからず「抱き締めろ」なんて指示出して、追い出された弟子が水ぶっ掛けられるハメになったんですよぉ。

ただ、致命的ミスに気づいて、そぉっと立ち去るザンキさんは最高でした(後ろのギャラリー×2の視線含めて)。 そして緑のライト浴びて「夕焼け小焼けで夕焼け小焼けで日が暮れて、山のお寺の、もしもしスー」なトドの落ち込み振りにも笑わせていただきました。 ただ日菜佳の三文字で埋め尽くされた紙は、コワッ

でも桃太郎などのおとぎ話を根に持つ……なんて拙い妄想が沸く仮面ライダー響鬼には3回繰り返しパターンが付き物。 日菜佳の姉・立花香須実(蒲生麻由)が東京駅で男性とベタつく姿を見て「か、香須実さぁん?」なんとイブキまでもが妄想と嫉妬の虜。 お陰で、艀の作業員襲ったウワン2号(成体)と戦う響鬼のサポートでは役立たず。 走りながら、それぞれ風と稲妻まとっての変身まではカッコよかったけど、その後は場所柄去年の了を思わせるギャグ展開。

ウワンの保護者、スーパー童子(村田充)&スーパー姫(芦名星)に轟鬼は海に叩き込まれ、威吹鬼の音撃は「ぷーへーぽー」。 気の抜けた音色にイラだってるスキを突かれた響鬼は海に落とされ、「あれ」烈風(ラッパ)のせいかと首かしげる威吹鬼もドボン。 鬼を次々海に叩き込んだ姫は、体当たり不発でぶつかって来た童子を「貴様、ジャマをするなと言っただろっ」踏みっ(も、もちろん、ハイヒールじゃないよ)。 「お前なんか変わったぞ」「何時までも子供ではいられない、お前も早く成長しろ」。それが聞こえたのがセミは3つに分裂増殖。やっぱり夏のヤツでしたか。まぁ、スポンサー都合の夏の太鼓祭り設定は、華麗に忘却ということで。今回も太鼓限定にしたらアームドセイバーが売れないもんね。

顔だけ変身解除の響鬼による、夕日の海浜公園での説教タイム再び。しかしイブキまで香須実がカレシのほっぺにチュ、を妄想しちゃってどうにもこうにも。 同病相哀れむノリでガッシリ抱きあいクルクル回ってるトドとイブキにゃ、溜息しか出ないヒビキさん。 でもAパートが終り、プレゼントコーナーの影響か戦隊ロボのお返しCMも挟んだBパートが始まっちゃってますから、そろそろ恋の誤解を解かないと、話のオチがつきません。

というわけで、まずは明日夢君の解決編。夕日差し込む廊下で語らうモッチー&桐矢から、不自然に逃げる明日夢見て、女の勘がピーン。 「もしかして誤解してる?」追っかけてきて真相開示。C組みの石田さんにキューピッド役を頼まれたけど、上手くいかなかったそうで。 「だから誤解しないで」「別に誤解なんかしてないけど」「だったらいいんだけど」取り繕う明日夢だけど、トイレの個室に駆け込み「よっしゃーぁ」おいおい、びっくりして手にかかるヤツが出るほどの大声出すんじゃないよ。壁一枚だからモッチーに丸聞こえだぞ。

「少年が教えてくれたんだよ……まぁ、当たり前の事なんだけど、俺が気づかなかった事を」
安達家は3日連続で男同士シチューを囲む食卓に。しかし雰囲気だけは大違い。料理の出来る男はモテるを真に受けた舞いあがり明日夢が作った初シチューは、ヒビキさんも悔しがる出来(でも料理の美味い不味いは心にも左右されるし〜)。 モッチーの件が勘違いだったとウキウキ語る明日夢を見て「なるほど、そういう事か。みどりってスゲーなぁ」人生を振り回す恋のパワーを実感です。

そして日菜佳も解決方向へ。トドよぉ、押してもダメなら引いてみな。一日に10回も電話かけてたら、そりゃウザがられるしティッシュ感覚にもなるわさ。 それがなくなって「もしかして嫌われたんですかね」いきなり不安になる日菜佳ちゃん。なんと姉に相談です。 「自分から電話してみたらいいじゃない?」ってお答えに日菜佳ちゃんはワタワタ状態。

同じ頃、海辺のオープンカフェでマジメに恋の相談に乗るヒビキさん。 「ちょっと待ってトドロキさん、誕生日プレゼントになんで鰹なんですか」 「日菜佳さんが言ったんですよ、ヒカリもんがいいって」。ヒカリもん=時計貴金属だと、ヒビキが教えると「今始めて知ったっスよ〜」頭抱えるトドロキくん(ったく、この回転寿司オタクめー)。 高級レストランなんて無理しなくていい「お前はお前がやれる事すればいいんだよ。誕生会もう一度やれよ、俺も協力するから」と言うわけで、サプライズパーティー企画始動。

日菜佳が買出し行ってる間に飾りつけする一同、そしてトドは心を込めて手打ちウドン(もしやトドは四国の人?)。 ちなみにイブキの誤解は、同窓会で熱海へ行く父親・立花勢知郎(下條アトム)を娘が見送ってただけというスゲー落ちでした。 空飛ぶ魔化魍を鬼石で狙撃可能な視力も、恋に曇るとヘロヘロですなぁ。

店の前の工事を横目に、戻った日菜佳を迎えたのは「なんですかこれー」なくすだま割りと「俺にもう一度チャンスを下さい、日菜佳さんのために心を込めて打ったウドンです」。 姉につつかれ「美味しいです、今まで食べたウドンの中で一番美味しいです」漬けウドンと一緒に涙をすするカップルを、うなづいて見守るご一同。 トドがヒビキにつつかれて「あらためてバースディプレゼントっす」取り出したのはビロードばりの指輪のケース。 実はサイズ違いオチを予感しましたが、オチがその斜め行くとはね〜

だけど猛士と鬼は戦いの中に身を置くが宿命、下校途中で逃げてくる人々に遭遇した天美あきら(秋山奈々)からの携帯コールで、恋人同士はサポートと戦場に別れ別れ。 その戦場はさいたまスーパーアリーナ。あきらがウワンを発見し、避けた直後に響鬼が蹴り。 ……目撃者とか瞬間移動とか、もう諦めはついたけど、場面転換時にせめて前衛書の一コマ入れてくんなまし。 ともかくセミ怪人×3と鬼3人のバトル開始。

黄色い粘液を顔にかぶる威吹鬼、首に口吻刺され血を吸われる轟鬼。だけど、恋の悩み解消で元気100倍。 響鬼も装甲化し、アームドディスクなアカネタカで仲間をサポートして、スポンサーのノルマを果たし「いくぜ」音撃三重奏……って、音撃鼓って投げてもいいモンなの?  それと劇場版のBGMが使いたかったのか、必殺技は大太鼓をアームド響鬼が叩くイメージシーンで表現。 チラッとながい気もしたけれど、三十五話+劇場版見てきて、今回が一番音撃らしいと感じました。 当てたら壊れる音撃棒で叩くまねしてCG合成はやはり不自然。やっぱ太鼓は叩かなきゃ。

「あの、コレ違うんです」「え」「あたしが光物が良いって言ったのは、お寿司が食べたかったって意味だったわけで」 オチきたーっ。まぁ、宝石や貴金属で喜ぶキャラじゃないもんな。1月は綿入れ着て階段でけつまづいてた日菜佳ちゃんだもの。 「でも嬉しいです、大切にします」小粒のダイヤを四葉のクローバー型に配した指輪を中指にはめ、お日様にかざす日菜佳ちゃんで引き。 ……つまりヒビキよりトドの方が正しいかったのか。レストランでさえなければ、そしてアジかコハダならOKだった?

なんかマンション前で携帯受けるあきらちゃんを、桐矢がストーキングしてたけど、気にしない方向で……

次回予告 三十六之巻『飢える朱鬼』
「ヤシマのキブ神社で鬼のヨロイが盗まれた」思わず、変身忍者嵐をイメージ検索しちゃったよ。 ザンキの師匠で鬼を辞めさせられた朱鬼登場、ほほー、今年の桐生さんポジションは女性ですか「手を出すなザンキ、死ぬぞ」も、もしや中堅俳優特有の棒読み大根? 雪の女王の視聴妨げるラギ(仲村トオル)っぽい、半端なアテレコされても困っちゃう〜。

明日夢「スーパーヒーロータイムからプレゼント」 トド「問題っス」 ヒビキさん「魔法戦隊マジレンジャーと仮面ライダーヒビキが見られるのはスーパーヒーロー“んー”です」  イブキくん「解った人はご覧の宛先まで、クイズの答えも忘れずに」『ご応募待ってまーす』 な、なるほど新しいオモチャの宣伝タイムですか。む、難しい問題ですなぁ、明日夢君。 ところで「かわいー」ってダイヤルロッドの事ですかトドロキ殿?


10月8日
三連休の初日だったり体育の日だったりと、何気に出掛けがちの今日だけど、朝の7時半はテレビの前へ。『別れの曲』にドキドキしつつ、行ってみようか特撮感想日記〜

ウルトラマンマックス 第15話『第三番惑星の奇蹟
「大丈夫だよ、日本で一番のお医者様だって言うんだもの」成功率低そうな手術に向かう少女・アツコ(佐々木麻緒…11/1には「なんで火垂るすぐ死んでしまうん?」)から今回のお話は始まりました。また素敵なものが見られると励ますミズキ隊員(長谷部瞳)。 でも結果は「全力は尽くしたんですが」手遅れで失明(一瞬死んだのかと思った鬼畜なワタシ)。 両親がなく『げんきハウス』で育ったアッコの夢は花を一杯描く画家になる事だったのに……。

「見えなくても聞こえるんだから、音楽家になるよ」絵と音楽迷ってたから丁度良いとピッコロを習い始め、いよいよ明日はファミリーコンサートで発表。 「私よりずっとちっちゃいのに、ずっと偉い」ダッシュアルファでのパトロール中、コンサート会場に立ち寄り、明日休む理由をミズキがカイト隊員(青山草太)に説明し終えた直後、 「そちらの近くの海岸に正体不明の落下物がありました」アンドロイド・エリー(満島ひかり)からの通信で現場へ急行する2人、そしてOP突入。 完全生命体イフ登場 

「なんだコレ」棒でつつくと微かに音がする、マシュマロのような白い塊(大型ガスタンク規模)は、外気温と同じ温度、脈拍や呼吸も無く「いまのところ、ただ物体としか」ってのがエリーちゃんの分析。 「カイト達が現場の封鎖を完了した、手早く焼き払え」危険はなさそうだとなにやら乱暴な指示するヒジカタ・シゲル隊長(宍戸開)。 ダッシュバード1に乗ったコバ・ケンジロウ隊員(小川信行)がクラスター爆弾で爆撃し(板野チームがCG踏ん張って“非人道的な兵器”を見事再現)、 「消火をお願いします」地上からのカイトの依頼で、ダッシュバード1に乗ったショーン・ホワイト隊員(ショーン・ニコルス)が消火剤を撒いて、全ては終わったかと思いきや

赤く焼けただれた物体に、先に穴が開いた無数の枝が生えてきて、しかも火炎放射! ホーミング能力備わった炎とコバ機のドッグファイトに、またまたCGが大活躍。 僚機を救おうと炎をコントロールしている本体をミサイル攻撃するショーン隊員。そしたら今度は砲門が生えて来て、なんとミサイルそっくりの飛行体を発射してくる、いまやウニみたいに変化した謎の物体。 また、ミサイル状の物から逃げるショーン機の動きにも力入りまくり。そして、4本の擬足と赤い目を供え移動を始めた物体の、たたり神(もののけ姫)っぽい動きに、ゼブラーマン・三池崇史監督の本気を見たような気がしました。 それより、ンな至近距離にミサイル状の物が着弾したら、体バラバラだろうがトラブル発生率99.95%カップルは。

「火で焼こうとしたら火を吹くものに。ミサイルで攻撃したらそれを発射するものになったのでは?」
エリーちゃんの推理を聞いて慌てて攻撃中止と撤退を命じる隊長だけど、時既に遅し。コバ・ショーンは既にビーム攻撃までやっちゃっててミサイルとビーム時々火炎という手のつけられない状態に。 「攻撃すればするほど強くなるなんて。それじゃ勝ち目無いじゃないですか」ダッシュパッドで通信するカイトの横で、ミズキが見たのは“イフ”の進路上にある公会堂。 発表会の日、アコちゃんに渡す花束も用意済みのミズキ隊員は「凄く素敵だった」と言ってあげるために、ダッシュライザーとダッシュアルファで誘導を試みます。 しかし、その報復は目からのダッシュライザー状のビームとミサイル状の物。 後方支援を頼むと言われ、別行動とってたカイトが「ミズキー」……ええっ、7時39分、しかもAパートで変身?! これだけでイレギュラーを感じられるなんて、日頃のマックスのオーソドックスさの賜物ですなぁ。

ミサイルを手の甲で受けて、助けてくれたウルトラマンマックスに、公会堂を守ってくれと頼むミズキ隊員。 頷いてイフを押し戻したまでは良かったけど、当然押し戻されてミサイルの洗礼。 ここでラウンド型バリヤー、でんぐり避け、手刀で迎撃と多彩に防御。 トドメにマクシウムカノンでイフは大爆発……待て待て、胸が青いままで7時40分なのに、いいのか?  「やった」と勝利に喜ぶミズキの眼前で、空中に飛び散ったはずのイフの破片が再集結。 突起だらけの二足歩行怪獣に再進化。紫の光を集めてまねっこマクシウムカノンまで撃ってのけます。

「ウルトラマンマックスの力を取り込んだ?」ある意味自業自得でパワータイマーを点滅させちゃうマックス。 よせばいいのにマクシウムソードを飛ばします。腕に赤く裂傷受けたイフは、刃のブーメラン2連発で報復。 それどころかカノンとソードのコンボ攻撃までしてきます。攻めるのがダメなら守りに専念のマックス。お盆バリアだけでなくベルト状バリアも披露。しかし「一旦逃げて、もう時間が無い」タイムアップ……悔しそうに拳を握り締め、空へ飛び去るマックス。 ミズキの目の前で壊される公会堂。 夜中になるまで街の破壊は続き、炎の中で暴れまわるイフ。ワイドショットのポーズで放つビームはやはり、第四惑星の悪夢への……

「我々は決して開けてはならない物を開けてしまった。恐らくあいつは、地球上に存在する全ての兵器を集めて、一斉に攻撃を仕掛てもその全てを撃ち返すモノに育ってしまう。 はじめは何でもない、ただの白い塊にすぎなかったものを」 炎の海となった都市上空を為す術もなく飛ぶだけのダッシュバード1。その操縦桿を握りながら、もし(=if)を考えながら飛ぶ隊長。ここでやっとAパート終了。

「どうしてなの、どうして私は、絵も音楽も、やらせてもらえないの?」げんきハウスの机の下に引きこもったアツコちゃん。 泣き演技の上手さが鳥肌モノ。とっくに避難命令でてる地域にただ1人残った女の子救出に来たミズキ隊員が「諦めちゃダメ、きっと道は開けるよ」と説得しても 「ウルトラマンマックスだってダメだったのに、ダッシュにどうにか出来るわけなんて無いよ」。ミもフタもない反論にミズキが言葉を失った直後、人の気配がなくなる室内。 慌ててドアを開けたミズキ隊員が見たものは、開け放たれた窓。なんと防災頭巾とリュックのアツコちゃんは、ピッコロを胸に裸足で燃える町に出て行っちゃってました。

防災頭巾を脱いで足音と咆哮に耳を澄まし……焼け残った鉄骨が墓標に見える街を裸足で彷徨う幼女。雪の女王19話(マッチ売りの少女)の悪夢再びってな状況に、ダッシュアルファを走らせるミズキ隊員。歩いて探しつつ「いったい、一体どうすればあいつを」イフへの対処に頭を悩ませるカイト隊員。 事態の元凶でもあるダッシュ隊長とコバ・ショーンは、壊れた公会堂前で眠るイフにも気を抜かず、ダッシュバードで監視に行こうとして、倒れる寸前。

「太陽系第三番惑星、滅びるにはまだ惜しい者達が住む星だ」。 このセリフ、戦えば戦うほど進化するスペースビーストとザギを始末するため、星系ごと破壊した『来訪者』とは別の道を探す決意と受け止めてよろしいですな、隊長さん。

「怪獣さん、そこに居るよね。怪獣さんは音楽嫌い? 私はね、大好きなの」
どうやらリュックも失って楽器と命だけで目的地に辿りついたアツコちゃん。寒さに震えながらショパンの『別れの曲』を吹き始めます(Aパートでの葉の散りっぷり、多分11月末……)。 明け方の細い月と金管楽器が重なるのは記憶の底の詩のせいかな。ピッコロの音色を聞きつけるカイトとミズキ。 目覚めたイフがまた紫の輝きに覆われて進化の兆しを見せ、アッコちゃんを抱き締めて銃を向け警戒するミズキだけど

生えてきたのは雅な模様の真鍮色のパイプ。 太いパイプオルガンのような音色でショパンのメロディをトレースしはじめるイフ。女の子と怪獣のコラボ演奏会と、身に鎧った武器をオーボエやハープ他、金色に輝く楽器に変化させていくイフを見て、自分が手にした銃と、それを生み出し操る心の醜さに気づくミズキにも涙が……。 いつしか恐ろしげだった頭部は羽持つ天使の胸像になって歌い始め……最後はオーケストラヒット(て、それはポコが繰り出す対ボス戦用最終兵器だっけ?)

振り向くとウルトラマンがシー。マックスが指差すダッシュアルファに、笛を吹き続けるアッコと乗り込んで、赤く大きな掌に守られて空中浮遊。 ピッコロ協奏曲状態で、夜明けの大気圏外へ(2人の身は、ウルトラバリア無音不可視タイプが守ってくれたと解釈しよう)。 そんな上昇するFF6のボスみたいな形状のイフを見送るダッシュマザー(エリーとココつき)。「攻撃には攻撃、音楽には音楽か。世界は美しい」「その世界をたった一人の女の子が助けてくれた」 「いつかダッシュを解散できる日が来るといいね」「ああ、本当の平和が地球に訪れた時だからな」。そうだよなぁ、やっぱりグールド艦長のやり方は間違ってんだよ……って、あり?

次回予告 第16話『わたしはだあれ?
「地球に飛来した最強の生命体、その名も『タマ』『ミケ』『クロ』!」バックベアードもどきに誰がニャンコっぽい名前付けたのか激しく気になる次回予告。で、ネタはマジレンSt29なメメント?  そういえば、基地攻撃されて慌ててるヨシナガ博士(桜井浩子)を見て、今回長官ともども居なかった事に気づきました。さてはヒジカタ隊長をトカゲの尻尾にして、保身図って逃げてたな〜

『マックスボックス』今回は謎の戦士ウルトラマンゼノン
「ゼノンはマックスに新しい武器・マックスギャラクシーを届けてくれたんだったよね」え゛、そうだったかな〜(横取りされた気が少々……)。 そう言えば、マックスギャラクシーのCM、今日から始まってましたね。イフの性質上、劇中でスポンサー様の新製品を出せなかったから、ココでフォローかぁ。 苦労してますなぁ(ホロリ)。


10月7日
そういやぁ、ヤフーの読売新聞の記事をクリックしなくなってから一年くらい経つなぁ。プロ野球1リーグ制計画のワガママぶりと、見出し無断使用の訴訟で嫌気がさして、絶対クリックしてやるもんかと……もちろん、この日記からもリンクを貼る事は金輪際無く、いっそウェブから撤退して欲しいと念波を送るようになったのは。

と、言うわけで、デジタルアライアンスの見出し掲載の件で逆転勝訴したらしいけど貼ってやんない! っていうか“貼るな”と向こうが規制してるんだからワザワザ手間かけて、リンクを貼ってやる義理はないわな。

あ、さて、野村総合研究所が何やらワケのわからない数字をだしちゃってますが、 デジカメを越える4110億円市場のオタク172万人に、『旅行』や『車』などといった、個人的にヲタクっぽくないと思える分野が入ってたり、特撮や映画がない事に激しく違和感を覚えたのは私だけじゃないと信じたい。 それにミネルバのフクロウは黄昏どきに飛び立つ……新生オタク層は過去の作品まで遡らないライトなハマり方をするから、そんなに市場は成長しないんじゃないかと、ね。


10月6日
今宵は『かみちゅ!』の最終回in関西!
阪神優勝で延びてから一週間は長かった。その間にピンクの髪の娘が暴走してたガンダムシードデステニィとかいうのがワケわからん内に終り(一言感想…レイ、説得負けかよ!?)、武力による平和でオッサンが暴走してたタイドラインブルーの最終回ではボロ泣きしたりと、色々ありました。

あ゛、『電車男』のもう1つの最終回とか言うのもありますね。野球etcで番組が潰れたり短縮の場合用の10話に、一応最終回の11話、映画に各マンガにネットでも2つの結末と、本当は幾つ目の最終回だかわかんないけどね。

最終回が一通り終れば、次に始まる新番組が気になりだす頃。情報も揃ってまいりました。恋愛系、タレント系、暗い系と苦手なラインナップの中に光る、コメディとホラーと時代劇。 そして『相棒』。まだどう転ぶかは分かりませんが、これから録画予約に神経張り詰める日々になりますなぁ。


10月5日
生命保険に加入して、すぐ自殺しても保険金は下りないわけですが、その自殺免責期間が2年から3年に延長されてるらしいですよ。 ただし、勝手にコッソリ保険会社が伸ばしてるんですけどね。それで抑止力になるんかなぁ。

契約者に知らせないと自殺を思いとどまる材料にならないと思うんだけど。 各種推理小説の他殺に見せかけた自殺ネタや、自殺に見せかけた他殺ネタのせいで、ずっと2年だと信じ込んでいましたよ。 延長でまた幾つかの推理小説が加筆訂正されるんだろうな。

保険なんて、所詮は自分の命と健康を対象にしたバクチだもんなぁ。それも、自分が死んだり病気になる方に賭ける理不尽な賭博。 賭け事である以上、親というか胴元である保険会社の都合で、ルールが変えられちゃうのも仕方ないか〜。


10月4日
文化の日が一ヵ月後に迫ってるわけですが……そっか、ノーベル賞って今の時期に発表されるのか。 それで医学賞をバリー・マーシャル教授とロビン・ウォーレン博士で折半するらしいです。

精神的なものだとずっと思われてた胃潰瘍が、実は伝染病でピロリ菌とかいう酸に強いバイキンが原因の場合もあると、突き止めた先生方かぁ…… もちろん対ピロリ菌の抗生物質で持病の胃炎が快癒した人も、でっかい恩を感じているかと思いますが、色んな健康食品の会社も助かった功績を考えれば、やっぱノーベル賞は妥当かな。

ヨーグルト産業や、ウコンにハチミツ、海藻類に香辛料……しかし、検索すると色んな健康食品が、ピロリ菌抑制だの胃ガン対策だので出てますなぁ。 たくさんありすぎて普通に食事してれば胃潰瘍にならない気がしてきます。高いヨーグルトとか要らないじゃん。


10月3日
高校生だけ10月に運命が決まっちゃうドラフト会議。何やら手違いがあったようで……地元でプロになれるはずが、北海道行き。兄ちゃんとも離れ離れってぇ、陽仲寿選手の落胆ぶりが、辛かったっスねぇ。 ○と×みたいな、分かりやすいクジにしておけば……外国の監督さんもいるんだから。

辻内選手は嬉しそうでしたが、フリーエージェント選手やトレード大好きのあのチームで、本当に良かったのかチト疑問。まぁ、合併騒ぎでファン離れが心配なアレよりはイイか……。 同時に幾人かの高校球児の就職先が決まったわけですが、下位指名の選手が次のイチローになるかも知れず、未来はまだまだ流動的。

「電池がどれでもライト」が、グッドデザイン賞で大賞取ったからといって、今年のヒット商品とイコールではない、みたいなもんかなぁ。え、違う?


10月2日
10月の新ジャンクションはレジェンドモードと響鬼装甲、そして新スパヒロタイムで叫ぶレニー・ハート。 でも、本編と同じでジャンクションもスパヒロタイムも背景は都会なんスね。撮影スケジュール、押してるかな……。

魔法戦隊マジレンジャー ステージ31『凄まじき魔神〜マージ・ジルマ・ゴル・ジンガジン〜』
まとめコーナーへ誘導させていただきます↑クリックのお手数おかけして、すみません。
ここのファイルサイズがデカくなりすぎまして……。

仮面ライダー響鬼・三十四之巻『恋する鰹』
先週、響鬼がDA装甲まとったシーンを、アバンタイトルに持って来たせいで、確実にテンション落ちた人が「アームド響鬼ってとこかな」ってヒビキ(演 細川茂樹)さんの発言でチャンネル変えた気がする33話。 甘味処『たちばな』の休憩室…頻繁に座り位置が変わるちゃぶ台周りでお話は始まりました。

トドロキ(川口真五)が吉野に帰った小暮さんや、ヒビキの凄い変身を、店の仕事で忙しい安達明日夢(演 栩原楽人)に語る間、新聞広げたり自慢したりする一同の中に、 立花勢知郎(演 下條アトム)と香須実(演 蒲生麻由)、そしてみどりの姿はあっても、日菜佳(演 神戸みゆき)が見当たりません。 「あの日菜佳さんは」ついに聞いちゃうトドロキ君。早速、今夜二人で誕生日パーティーする約束なのは知ってると、みんなに冷やかされまり。 ここまでは、なんだか昔の仮面ライダー響鬼が戻ってきたようで……御大、ありがとうございます。

しかし新OP『始まりの君へ』の背景がなんだかブレイド風味。覆水盆に返らず。やはり変わってしまったら元には戻らないんですね。 まあ大江戸捜査網みたいな関東の鬼11人の揃い踏みは、身を乗り出して見ちゃったけど……ちなみに提供読みは、本日の主役トドロキ殿でございました。

「あのトドロキ君、大丈夫なんですか、こんないいお店に席とってもらって」
美容院で髪を整え初ドレス姿というファイズ9話の真理みたいな日菜佳も気張ってると思いますが、 トドロキ殿も気張りまくり。夜景の見えるレストランで、ワインあけて、フルコース料理。しかし護国寺(昼ドラの)やAちゃんねる住民のアドバイスを、受けられない哀しさで、下見を怠ったトドロキ君。 初体験のワインに吹いて−1点。その際、大声でボーイ呼ぼうとして-2点。 ナイフを左手に持った挙句に、ステーキ切り損ねて日菜佳の胸元へ肉片をポーン。さらにテーブルクロスで拭こうとしてドンガラガッシャーン。いくら俺流でもナイフの持ち方はセオリー通りにね。

何とか食後のコーヒーに辿りついたけど、他のお客やボーイの視線が痛くてたまらない日菜佳に、最後にして究極の試練が訪れます。 「じゃ、これを受け取ってください」懐に手を入れるからアクセサリーの箱でも出てくるのかと思ったら、箱は箱でもサカイ水産のトロ箱、中身は実家から送ってきた鰹(一本釣り)。 トドロキの内ポケは四次元か。

爆発寸前で『たちばな』に戻った日菜佳が、カレシを嫌いにならないでいる最低限の言い訳 「ただちょっと疲れただけ」を出したらば「なーんだ、安心したっす」折角なんでとまた鰹のトロ箱。 あーあ、ツマミ出されて電気消されちゃったよ〜。しかも、「そっか、さいてーの誕生日だったんだ」同情する姉にグチってるのを、窓の外で立ち聞き。落ち着きとムードがない、無神経でおしゃれじゃ無い、 正直イブキさんみたいな人が……おおっと、青いライトの当たり方が幽霊だぞ、トドロキ殿。

「またラブレターだよ、これで何通目かな。積極的だよな、この学校の女の子たちは」
今週の明日夢は、井上脚本お得意の“直接一言聞けば解ける誤解”を担当。 水をガブのみ中、持田ひとみ(演 森絵梨佳)が桐矢京介(中村優一)にピンク色の手紙渡したのを見て、ハンカチ落としたけど、階段での屈託の無いもっちー見る限り、友人からの預かり物の可能性高し。 最後の私服ツーショットもグループデート(もっちーの相手は明日夢)の打ち合わせ、かもよ? だいたい、鈍感明日夢がショックを受ける事が、チト不自然。この年頃の男の子は性欲はともかく恋にはニブいもんじゃねぇ?  それにヘタに落ち込むから別の罠にひっかかるんですよ。

「エプロン姿がよく似合う男で有名なんだよ」
明日夢がコンビニでおにぎり10個(?)買ってる現場を見つけ、おじいちゃんの面倒見に行って母親が留守だと知ったヒビキさん。 もっちーの事で落ち込んでる明日夢を元気付けようと、手作りシチューを作りに安達家へやってきます。 ホワイトソース(ルー)から手作りした野菜タップリのクリームシチュー。気合と共に塩も入れすぎたらしく(しょっぱい……)。 結局明日夢は、もっちー&桐矢に関する嫉妬妄想を振り払えませんでした。ところで恋するキングジョーといい、ホワイトフォーカスのラブラブ映像って、流行ってんの?

さて、秋なのに鳴く蝉といえば、昨日のウルトラマンマックスが直近ですが、ここは龍騎のお見合い大作戦とミラーモンスター・ソノラマブーマを思い出すべきでしょうか。 今回の魔化魍はウワン。ベンチで本読んでる人や、草むらに近づいたカップルの男を土中に引き込んで、順調にお育ち中。ロケ費用節約のためか都市型で、きぐるみ昆虫妖怪です。スーパー童子と姫は、今回もエサやりから解放されて、仕事は鬼の邪魔くらい。

「あたし、いつになったら鬼になれるんでしょうか」
被害者を増やし続ける人間サイズの蝉を探索してるイブキ(演 渋江譲二)は、川原でキャンプ中。鬼修行でドジ警官トドロキに抜かれて落ち込む弟子・天美あきら(演 秋山奈々)のカウンセリング中。 人それぞれだと励ますけれど、桜木弁護士程には弁が立たない若師匠、進歩してないと感じてるあきらは、同じ年頃で鬼になったヒビキと比較して欝のズンドコ。 「あの人は特別だよ、響鬼は最短記録保持者だからね」そ、そうだったの? 

ウワンを見つけた音式神(ディスクアニマル)キアカジシが戻って、出動しようとしたら「ここは通さん」「死ね」 童子(演 村田充)と姫(演 芦名星)がテントの前で通せんぼ。川に投げ込まれたイブキが組み付かれながら変身しますが、服が千切れ飛ぶ風にも微動だにしないスーパー姫の強さが光ります。何より、水蹴散らして生身バトル頑張る星ちゃんに拍手。 首がぐるっと180度で慌てる童子をバキっと手荒に治療「直った、みてー」「煩い、二度とジャマはするな」も良かったなぁ。緑のライト浴びた演技も不気味で怖くてメロメロです。

その頃トドロキは、香須実をランチに招待して、日菜佳の事で相談です。ノロケ同然の相談内容にいつしか関心を失ってた姉ジャだけど、 Aランチの鉄板をウッカリ掴んだトドロキがプレートをブンっ。それで香須実の頭にハンバーグがジューはありえねーべ?  あ、でも、ファミレスで「鉄板が熱くなっております、御気をつけ下さい」とわかりきった事を説明するのは、トドロキみたいな奴が現実にいたからかぁ。 で、席を立った香須実に謝る前に、威吹鬼苦戦の報が日菜佳から着信。しかし、こちらも謝る隙を与えず、用件だけ捲くし立ててガチャ「ふぅー」。えー、つまり来週へ引っぱっちゃうんだね、恋話。

で、威吹鬼がスーパー姫&童子に手間取ってる間、サポートの響鬼が公園でウワンとバトルだけど、触手みたいな口に肩を刺され、血を吸われたのか毒を注入されたのかは分からないけど、フーラフラ。 次にサポートに来た轟鬼はさっきの立花姉妹との事が気になって、黄色い汁噴かれたりで結局ウワンを逃がしちゃいます。

一方、烈風を威吹鬼に渡そうとしてコケて擦りむくあきらもボーっとしすぎ。歩けなくなった弟子を背負い、スーパー童子&姫から逃げる威吹鬼。 まぁ、今の時点でスーパーカップルは負けないだろうから、師匠に黒星をつけなかった点では弟子の鏡かも……。 「大丈夫です、本当に大丈夫ですから」そして玄関で別れる師弟。 とりあえず、あきらとイブキが別のマンションに住んでると分かって一部のファンは胸を撫で下ろしたかな。しかし恋心に絡む雨の中の敗北は、マジレン劇場版みたいで切ないね。

夕日の海を見下ろす屋上で、トドロキらしくないミスを咎めるヒビキさん。「気になることがあって」言葉を濁す同僚に関して、 日菜佳とのトラブルでスランプになるなんてオカシイと今度はみどり(梅宮万紗子)さんに相談です。 「相変わらずねぇ、ヒビキくん」あーあ鈍い宣告受けちゃったよ。仕事とプライベート「全部ひっくるめて1つの人生なんだから」。 ついには「人って弱い部分で恋をするものなの」男としての弱さが無いヒビキは恋をした事が無いと、童貞疑惑痛いところを突きます。まぁ、ヒビキさんは30過ぎの毒男だしなぁ。

さて、恋に悩むトドロキと恋に悩む少年の、相談に乗ってあげられるだけの経験値が不足しているヒビキさん。 携帯が新しくなった明日夢を通じて、またまたウワン出現の知らせが飛び込みます。早速バイクで向かうヒビキさん。 たまたまそれを見ていた桐矢は、しゃべってたもっちーを置いて早速ストーカー。 しかし「でも驚いたな」と言いたいのは視聴者です。デカレンEp43で埋立地に駆けつけたホージー並のスピードで“バイクに乗った”ヒビキを追って、サポートのあきらの背後から見物だなんて、瞬間移動にもホドがあらぁ。 えと、戦闘は響鬼がバイクアタックして、トドメ刺そうとした轟鬼が武器の整備を怠ったか、烈雷の弦を切るという失態を仕出かし、ウワンとちょっと見つめあいする様に笑いこけてるうちに、つづく。

……えぐえぐ『少年よ』が無いよぅ
OPの配役が横書きだよぅ。
和テイストは何処行ったんだよぉ〜。

次回予告 三十五之巻『惑わす天使』
やっぱり引っぱるか恋話。しかもザンキさんが壊れてる〜。これは財津原蔵王丸ファンに対しての“予防接種”と思えばいいのかなぁ。 やはり、復活の時は近いのか……。こうなったら、ギャグキャラもヤムチャもドンと来い、カツモク(刮眼)して見させていただきます。骨を拾う覚悟は出来たぞ、ザンキさん!

今回から始まった、スーパーヒーロータイムエンド。 メメの鏡に映ったアームド響鬼に感動するマンドラ坊や(声・比嘉久美子)と、鰹が美味しそうだと猫らしい感想のスモーキーが居る場所は、甘味処『たちばな』。 お茶とお団子を供えたテーブルの上です。うーん、飲食店で猫をテーブルにあげたり、植木鉢の直置きは、衛生上どうかと……なんて野暮な突っ込みはナシ。 「イブキさんも活躍の次回スーパーヒーロータイムも絶対見てね」見ますともさ、魔法部屋に響鬼からどんなゲストが出るか楽しみだもんね。


10月1日
10月最初の週末は、衣替え準備とか気になるけれど、朝はシッカリテレビの前へ……懐かしのキングジョーの勇姿を目に焼き付けようではあーりませんか。それでは行ってみようか特撮感想日記〜

ウルトラマンマックス 第14話『恋するキングジョー
地球人って奴は戦闘の為の金は惜しみませんなぁ。4機の新しい監視衛星を早速打ち上げなおし、前回で侵入した飛行物体を、ダッシュはしつこく探索中。 そんな忙しい時にトウマ・カイト(青山草太)は休暇中……だと説明するヒジカタ・シゲル隊長(宍戸開)隊長。 「相棒に断りも無く休暇だとぉ、許せんヤツじゃ」時代劇風におちゃらけて(ハリケンネタ?)、1人ポッチのコクピットの透き間を埋めようとするコイシカワ・ミズキ(谷部瞳)は知らないけれど、 カイトの行く先は『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』のさらに一昔前、60年代テイスト漂う下町の、きよみ幼稚園(丸いポストつき)。 目的はもちろんゼットンの娘と名乗る保育士・小田夏美ちゃん(長澤奈央)との接触です。

「ゼットン星人、奴の仕業に違いない」トミオカ司令官(黒部進)の口癖がゴルゴムと脳内置換されるのは私だけ?
第七空域に現れた謎の飛行物体。スクランブル発進したダッシュバードが見たものは、細長い金色の宇宙戦闘機(?)。 発射したミサイルが空中爆発し、その煙に突入して消え去った後には『キングジョー』の文字。気体分子制御とはまた味なマネを。 ワンダーエッグの歌まで歌うアンドロイド・エリー(満島ひかり)の分析でも見つけられないハイテクぶりをアピールです。 「いったいどこへ消えたんだ」「カイト隊員に期待するしかないわね」なんでも環境破壊に結びつけるヨシナガ教授(桜井浩子)もお手上げのまま、OP突入。 変身怪人ゼットン星人 侵略ロボット キングジョー登場

「夏美さんなら工場です。ほら、この先のマツモト板金さん」お下げの保育士さん(岩佐まり?)に教えられた工場の前庭には、 人間サイズの金色ロボをリモコン操作する青年・ケンちゃん(鈴木リョウジ)と、ロボットに群がる園児を見守る、エプロン姿の夏美ちゃん。 交通事故の時のお礼を言う夏美ちゃん。「そのロボットは……カッコいいなぁ」休暇だと言い訳しつつ男の子視線のカイト隊員。 しかし『キングジョー』って子供たちの声に長官たちは「関連あるな、ヤツと」って、待て待てどっからカイトのサポートしてるんだダッシュは。 高性能監視衛星か、アバレンみたいな町の監視カメラ・ネットワークか?

スクランブルから戻ってきたミズキは「あ、デートだったのかカイトのヤツ」無神経なコバ・ケンジロウ隊員(小川信行)や、「この裏切り者」ってショーン・ホワイト隊員(ショーン・ニコルス)にムッ。 「いいんじゃない、別に。休みの日に何しようと」司令室を出てロビーで溜息。 フォローしたのはヨシナガ教授「デートじゃないのよ、特命なの」白衣でカップコーヒーもって来た時、一瞬作品と制作会社超えてスワンさんが出てきたのかと思いましたよ。 作戦内容を聞いて「カイト君ならやりますよ、夏美さんを守って上げられる」いきなり信頼回復のミズキ隊員。白衣の女性技術者はマシンから心まで、メンテの幅か広いですなぁ。

さて、クレヨンの落書きだらけのキングジョーを前に、製作者ことマツモト板金のケンちゃんに、インタビューのカイト隊員。 悩んで真夜中にうとうとして、はっと目が覚めたら出来ていたキングジョーの設計図。 「俺、天才かも」つまり小人さんが設計したリモコンロボ、名前もそれらしく揺れる汚い字で表記してありました。 四分割すればバランスが取りやすくジョイント部の自由も効くとの事ですが、カイトは4と言う数字に宇宙戦闘機を感じつつ、このロボ自体は無害だと報告。別の幼稚園の慰問に行くのを見送ります。

DXベースタイタンのCMはともかく、エリーのウルトラマンがチョコの中〜♪で、誰をターゲットにしているのかちょっと分からなくなったワンダーカプセルのCMが挟まった後は、 板金工場をセンサーでチェックしてたカイトに、不信の目を向ける夏美との、デート風味の腹の探りあい。と言っても若い二人、いきなりブッチゃけてます。 「本当のお休みではない……でしょ?」私はゼットンの娘、疑われるて当然、慣れてると駆け出す夏美ちゃん。 追いかけて呼び止めて「あなたを疑っているわけじゃないんだ」説得しようとするカイトだけど……

貧乏神に付きまとわれる、ツキ無しだとお母さんに言われてた。 「でもいつか良い運が回ってくる、だから苛められても挫けちゃダメよ、前を見て歩きなさいって」母病死の思い出から、さらに不運自慢しそうな夏美ちゃん。 その貧乏神はゼットン星人だと、どこぞの宗教みたいな“あなたの不運は悪霊のせい”的言い方するカイト隊員。 ただ、違うのは寄付しろではなく「“夏美さんを守れ”。ダッシュの命令です。俺が守ります、夏美さんを守ります。守ってみせます」と、見返り無し(税金から給料は出るけど)の保護欲前面に押し出した解決策。

「やだ、初めてです、そんなこと言われたの。どうしよう、あたし……ありがとう」泣くほど感激する夏美ちゃん。 被るのは金魚売りの声と蝉時雨。なんと地球温暖化で秋なのに夏が続いてるんだそうな。 ゲタ履きの少女やメンコで遊ぶ少年にラムネ、これら60年代テイストは気象異常と資源の枯渇から来る消費文明の微衰退と解釈しても宜しいか? (きっと、クーラーや個人の冷蔵庫、化繊やプラスチック素材の靴は、庶民には手の届かない……スローライフの近未来なんだよ)  タイムスリップとかテーマパークで無い証拠に、警官は新しい今の服装、だもんね(でも、乗るのはエコな白い自転車)。

「化けて出たかと思ったぜ、そこの女狐がよ」「ソックリ」お稲荷さんのバチ当たるぞ
監視カメラの少ない地域なのか、ユカタになった夏美とカキ氷でコメカミきーんのカイトのデートを監視するのは、電気工事人に化けたコバ、ショーン(オプションはソーダアイス)「熱々だぜあの二人」「血液も一緒、トゥルーラブだネ」。 そして「最低、仲間をそんな風に言うなんて。カイトは命がけで任務を果たそうとしているのよ」60年代衣装のミズキ隊員。 白いサングラスにターコイズのイヤリング、体にピッタリの赤いペイズリー風ワンピと黄色いジョーゼットのスカーフと、何か凄い格好なんですが〜。 ところで『品川078 ふ21-71』って車のNOはなんの語呂合わせだろう?

七輪(燃料は竹炭かな)で飯の仕度する夕暮れ時、庭先で1万年前に仕込まれたゼットンナノ遺伝子の事を話す夏美ちゃん。 「感じるんです、あたし。彼の気配を。遺伝子のせいね、きっと」変身したり飛んだり自由なんだもん「ゼットンの娘でいいかなって」。 ここで彼=ウルトラマンマックスかと一瞬思っちゃいましたよ。 このままでは夏美ちゃんは利用されるだけ、戦って遺伝子ごとヤツを叩き出すんだ「できる、俺が手伝う。必ず追い出す」根拠無く励ますカイト隊員。 ここで唐突に「聞こえる鼓動が」心臓バクバクだの「カイトさん見えますか、私、飛んでます。大空を舞ってます」タイタニックポーズなのは、船が沈むまでの数時間で愛を育んだカップルを思えば、命の恩人+二日がかりの恋は、決して唐突ではないって言い訳か?

「綺麗、見違えちゃッた」「褒めすぎ」「なによ」なんじゃ、このラブコメとらいあんぐるはっ。
そこへ生き物(金魚)なんて迷惑なお土産もってミズキ登場。 夏美にトルコ石のイヤリングを褒められ、いつも制服だしつけられないからと言い訳めいた事言い出すミズキちゃん。 で金魚鉢に移す訳だけど、その鉢の中で何匹の命が白い腹見せて浮かんで逝ったか……ってな怨霊の祟りかと思いましたよ、月に照らされたガラスの鉢に映るゼットン星人(丸山貢治)。 「カイトを殺せ」枕元に立っていきなり命令の一つ目さん。ゼットンナノ遺伝子は一万年目に分裂してさらに進化、お前とオレは不死の超生命体となるってお誘いを、 拒否って追い出しにかかる夏美「守ってくれる、カイトさんが」。「そんなこと、させるか」再び取り憑くミアンな地球産(?)ゼットン星人。

翌日、ダッシュアルファがマツモト板金前にさしかかった時、「どうした、キングジョー?」操作不能になって慌ててるケンちゃん。 動かなくなったロボから離れる園児。したらば、高速回転の上、天高く飛び立つキングジョー?! 何と38年前には出来なかった細かいナノ部品(砂粒サイズ)を竜巻のように巻き上げ4つの塊にするという、ステキな登場シーンを見せつけます。 子供の避難誘導してたカイトとミズキだけど「夏美さんがいない」。というわけで子供をミズキが担当、夏美はカイト担当。ああ、ミズキの無傷記録が伸びると安心するなぁ。まぁ、今回の場合、心の傷は判らんけど。

ミサイル(モチロン、後引く雲つき)をものともせず、ダッシュバード2を弾く宇宙戦闘機や、ダッシュマザーを囲んでビリビリ攻撃する4機の金色マシンは、板野テイスト。7時49分台の録画はHDDが擦り切れるほどスロー再生繰り返しまくり。 もちろんパースつきまくりの合体シーンも見逃せません。土クレと共に着地した下半身と、上半身の2パーツがひっつく所など、1話コッキリがもったいない出来です。 敵方ロボの手の込んだ変形合体……なんだかアブトレーラー(デカレン)やGエレメンツ(ゼノギアス)を思い出すなぁ。

ダッシュライザーをキングジョーに向けるカイトの前に、ニンジャ衣装の夏美がやってきて、下町に巨大マシンが潜伏出来た理由を解説です。 「ゼットンニウムは一瞬にして原子に分解、それを瞬時に再結晶させる事ができるのよ」そのニンジャ衣装とライトセーバーも、さてはゼットンニウムの蒸着ですな(多分1ミリ秒で)。 納得してもらった所で「はぁっ」とT字型の鼻へとフェードインする夏美ちゃん「私を守る、カイトは……お前はそう言った。さあ、守ってみよ」どうやら二重人格状態です。 目から電撃放ってカイトの周囲にCG炎とプチクレーターをボコン、ドカン。 「夏美さん、ゼットン星人の手先になってはいけない、キングジョーから降りるんだ」説得していてもラチがあかないとついに変身のカイト隊員。

「さあ攻撃しろ、私を」巨大戦と戦隊風に表現したくなるバトル開始でございます。 電撃の次は、地面に水平に飛んで頭突き、2度目の背面頭突きで建築中のビルに倒れこむウルトラマンマックス。 踏み潰し攻撃を押し戻し、こけた所にキックしようとしたら、キングジョーは4つに分解避け。よく足をくじかなかったなぁ、マックス。 足が健在でも、回し蹴りとか分離避けされて苦戦……って、ちょっと待て、黄色い路面電車を戦闘の近景に走らせるのは悪乗りしすぎ。 巨大ロボとウルトラマンのバトルなんてすんごい災害だよ? 台風が通り過ぎても、フツー電車は運休でしょ〜。

宙返りの不意打ちや、分解しない腕を掴んで取り押えようとするも、操縦者が人質では決定打に欠くウルトラマンマックス。 「このままではゼットン星人の思うがままだ」って佐野史郎のナレーション後、危険な賭け=マックスギャラクシーで夏美の体内からゼットン遺伝子を追い出し作戦試みます。 胸がピコンピコンしてるのに、体力消費ワザを使わねばならぬとは……ウルトラマンにも厳しいのぅ、萬代様は。 でも青いフィールドに包まれたキングジョーのコクピットでは、優しい風鈴の音と共にカイトの面影(ホワイトフォーカスつき)を思い出した夏美が、ゼットン星人の言葉を振り切って飛び出し、 人間の盾を失ったキングジョーは、電車近景再びって状況で、背中をマックスの踏み台にされた挙句、回し蹴り2発とマクシウムカノンであっさりドカーン。 さすがマックスパワー。でもあの部品の散り方……テレポート疑惑のあるゼットン同様、再登場も有り得そう?

自分が破壊した街を坂からの見つめる忍者娘。そこへ駆け寄るカイト隊員。 夏美が振り向いた直後、坂は唐突に青いメタフィールド異空間に変わっちゃいます。 夏美から分離したゼットン星人が「ここはゼットンゾーン、ここがお前の墓場だ。さあ娘よ、討て」なんて言ってます。やっぱダークフィールドみたいな空間かな。 しかし「今がチャンスなんだ、ゼットンから解放されるチャンスだ。自分の過去を断て、断つんだ。切り開け、自分の未来をっ」ってカイトの言葉に従い、背後のゼットン星人を夏美はライトサーベルでズンバラリン。 待てよ、この青い魔晄炉風のライフストリームめいた色……アドベントチルドレン絡みの実はFF7かぁ?! ゲームを通じて特撮再入学者を増やした旧スクウェアの功績のお返しだったり?

斬られたゼットン星人が解け消えると同時に元の空間へ帰還、服も戻ってメデタしめでたし「自分の意思で自分を勝ち取ったんだ、キミは自由だ、自由になったんだ」。
「良かった」「ゼットン、記憶に残すのもおぞましい敵」ハヤタ……ゲフン、トミオカ長官による大きいお友達へのサービス後は、小さなお友達へのサービスシーン。

「いらっしゃい。制服も素敵」なんて夏美がミズキを褒める背後では、ダンボール製の怪獣皮とロボに身を固めたダッシュ隊員が、きよみ幼稚園の園児達にボール投げられて右往左往。 「参った参った、助けてくれカイト」「キングジョーより恐ろしいかモ」 「だらしないコバザウルスだこと」「しっかりしろ、キングショーン」『交代だ!』って事で、カイト星人として子供たちへの生贄に差し出される、ある意味100%地球人じゃないカイトの泣き言「マジかよ、かんべんしてよ〜」で今回は引き。

次回予告 第15話『第三惑星の奇蹟
BGMが静かすぎて、トリニティブラッドの予告かと思いましたよ。 イズマエルみたいなトゲトゲ怪獣はどうやら進化型。 ビルの崩壊と燃える街に彷徨う少女。時間がらレスリー星の惨状とか、月のプリンセスが引き起こしたカタストロフィを思い出します。 来週はハード展開かぁ。

『マックスボックス』今回はキングジョーの今昔
38年前は宇宙ロボット、22年前は怪獣戦艦キングジョーグ、6年前はキングジョーII 「昔と今、キミが好きなのはどっちかな」どれも忘れ難く、決めるのは困難……いえ、今回です。 って言うか、平成セブンはロクに見て無いし、セブンはロクに覚えてないんで比較できません、ごめんなさい。


最新のデータのロード
ひとつ前の日記へ つぎの日記
セーブデータのロード 以前の日記へ
おしながき(『手書き攻略本』トップページ)に戻る リンクのページへ