一言半日記 2005 9_21〜9_30

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 阪神優勝で『かみちゅ!』がぁ  野球って誰のもの?  火曜サスペンス最終回とGoogle誕生日  ソニーのリストラ  野生コウノトリ復活?  魔法戦隊マジレンジャー ステージ30 仮面ライダー響鬼・三十三之巻  ウルトラマンマックス 第13話  プロジェクトXも3月で…  仮面ライダー555のアプリがなぜドコモ?  赤い秋はクマの季節
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。
9月30日
ウィニングボールを欲しがってた金本がフライを取って、阪神の優勝が決まったわけですが……監督落すなよ〜。 道頓堀その他の川に、飛び込むバカがいませんようにと、祈って明けた30日。

関西人だからって、誰もが阪神優勝を喜んでると思ったら大間違い。30日未明は『かみちゅ!』の最終回(関西では)だったのに、優勝特番のせいで何時に始まるか、サッパリ検討がつかないじゃないかぁ〜。と言うわけで3時から5時まで、2時間も録画しちまったぜい。

PS 10月6日の深夜に最終回放映。やたー!

ともかく今日で9月も最後。この週末は衣替えにハードディスクレコーダーの整理に邁進したい所ですが……何やらジオシティーとヤフーブログに、アフィリエイトなんてトンでも企画が……広告強化もいいけどさ、クリックではなく成約でポイントだなんて、旨みが全然無いじゃない。 それより、ブログの使い勝手を良くしてくれい。文字サイズを固定するな、スキンを好きに弄らせろー。このままじゃ、ロゴとTopを買えたハテナとの差、開くばかりですぞい?


9月29日
楽天の監督解任騒動や、村上ファンドの阪神電鉄買収の話を見ていると、再び『野球って誰のものなんだろう』って疑問がフツフツと湧いてきたりいたします。お金持ちの道楽なのか、庶民の歓びなのか……でも、最下位でも黒字ってのは凄いっスねぇ。

一応、勝てば記事になる→連勝したら記事になるにした田尾監督は偉いなぁ。シダックスの方が忙しくてプロ野球の試合は巨人しか見てない野村監督より、ウケはいいと思うんだけどなあ。

まぁ、“巨人の試合しか……”は視聴率が取れないのに、相変わらず巨人偏重の野球中継してるマスコミへの皮肉だと思うけどね。しかし、ノムさんがいなくなったらシダックスは野球部解散かぁ……それもまた、切ないのう。


9月28日
昨夜、火曜サスペンスが最終回を迎えました。『ジャンジャンジャーン ジャンジャンジャ〜ン』ってOPに、『ジャジャジャ、ジャジャジャジャ、ジャラァ〜』ってアイキャッチと別れ難くて、ウラの細川茂樹氏出演のラブコメと水谷豊のサスペンスの間で、心も揺れるしチャンネルも揺れる夜を過ごしたのは、私だけではないと信じたい。

そんな27日は検索サイト『Google』の7回目の誕生日。 ロゴに7つのケーキをあしらったTop画像、自分で自分にお祝いって感じですねぇ。

いやぁ、Googleで自コンテンツがHitした時は感動したなぁ。そして引っ掛からなくなった時はガックリしたなぁ。まぁ、メインページは引っ掛かるし、ヤフーでは各コンテンツも引っ掛かるから、どって事ないんですけどね。


9月27日
ラインナップが気になるなぁ、FUKUOKAヒーローフェスタ2005。 藤岡弘、氏が実行委員長って事は東映系? だけど記事には「ウルトラQ」の文字が。世界のヒーローとつけばハリウッドとか戦隊モノ(パワーレンジャー)のイメージだし。

時期的に『仮面ライダー THE FIRST』は確実としても、他に何が来るか、わっかんねー。『劇場版超星艦隊セイザーX 戦え!星の戦士たち』は間に合うのか、『7人の戦鬼』と『インフェルシアの花嫁』はどうなのか、ULTRAMANやゼブラーマン、キューティーハニーは古すぎる部類に入るのか、とかね。

検索しても9/21発売の、応援アルバムの記事くらいしか引っ掛からなくてモヤモヤ感だけがふくれます。 まあ福岡くんだりまで行く金とヒマがない以上、こうやってウェブ上で「関心があるよ〜」ってのを文章にして、応援する事ぐらいしか出来ないんだけどね。


9月26日
さいたまスーパーアリーナで開かれた韓流スターのイベントに、集まった人の数よりは少ないけれど、 1万人もの大規模リストラをソニーが発表したりして、9月最後の週末は何気に波乱でございました。

プレステ3の話題が出た後に、リストラのニュースがあったりして、思わず開発状況とか気になった訳ですが、ホントに風通しのいい組織になるんでしょうなぁ。 そのあたり、PSPを買うかニンテンドーDSを買うかの判断材料として、かなり大事ですよねぇ。

そうそう、愛知博が最高の人出を飲み込んでいた頃、 兵庫の空へコウノトリが放たれたり、してました。 餌場である水田を、安心ブランドのお米が取れる昔ながらの方式に変えたりと、環境を整えて続けて40年と、気の長〜いプロジェクト。半年の為に色々なものを壊した気がする博覧会と並べてみると、なんだか皮肉なニュースでございました。


9月25日
三連休の最終日は、愛知博の最終日でもあったりするけれど、人ごみの中へ出かけて疲れるくらいなら、テレビの前でドキドキハラハラ。 それが月曜日をすっきり迎えるための秘訣かも。と言うわけで、行ってみようか特撮感想日記〜

魔法戦隊マジレンジャー ステージ30『伝説の力〜マージ・マジ・マジ・マジーロ〜』
前回の粗筋を重々しく玄田哲章氏が語った後……暗い地下施設の一角で、マグリットの岩(ピレネーの城)みたいに浮かぶ氷塊にズームイン。 その前で騒ぐ小津5兄弟。 「なんだこれは」日焼けた顔を寒さにゆがめる長男・蒔人(マジグリーン 演・伊藤友樹)。 「世界を凍り付かせるんだって言ってた」長女・芳香(マジピンク 演・別府あゆみ)が昨夜立ち聞きした言葉を口にするけど、イーブルアイスって単語は記憶から欠落してたらしく兄への答えにゃなってません。

「脈打ってやがる、生きてんのか?」巨神兵のマユを診たミトっぽい発言の次男・翼(マジイエロー 演・松本寛也)。 その腕にしがみ付く次女・麗(マジブルー 演・甲斐麻美)「どんどん大きくなってるわ」。 「みんな行くぞ」怖い物知らずの特攻隊長、末っ子・魁(マジレッド 演・橋本淳)がマージフォン構え、マジレンジャーに変身した5人だけど……マジスティックソードで斬りかかったレッドはあっさり弾かれ「硬ぇ〜」と手をプルプル。 ここでなぜ炎属性の魔法剣を使わなかったのか、ちょっと謎。

「ムリだ、あのイーブルアイスには傷1つつけられん」背後から登場しながら、まずは声かけ励行のイエティのズィー(声 遊佐浩二)。 態度だけは正々堂々です。やっぱりイの一番に突っかかるレッドですが、勢い良くスティックで打ち上げられ、天井に穴開けて地上へポーン。 残る4人も、同じ穴から次々ポポポーン!  しかしこの調圧槽、怪獣やウルトラマン、オオナマズに雪男と、色んなヤツに穴開けられまくってますなぁ。

「俺とお前らでは強さが違うのだ」続いて地上に上がってきて、青空の元で勝利宣言のズィー。 「俺たちには勇気がある。勇気があれば」『絶対負けない』なんて力入れてエアリアルアタックしてくる5人を「勇気、そんなものは力の前では無に等しい」と、超余裕で待ち受けます。 周りを取り囲む五色の魔法使いをスティックでなぎ倒し「デビルブリザードっ」口から炎ならぬ鏡から吹雪き。凍りつかずなぜか火薬効果で倒れるマジレンジャー。 「解ったか、コレが俺とお前等の違い、力の差だ。フン、戦いなどツマラン」そんなズィーにお奨めのプレイは『初期装備クリア』ですな。いっぺん胸の物理&魔法反射鏡外して“ぬののふく”と“ひのきのぼう”でやってみなされ。格段に楽しくなるぞ?

ますます成長の氷も、地上へ出てきてOP突入。あ、和歌山南部のみなさん、警報解除してよかったね。それと先週から気になってたスノウジェル、やはり声はアテナ沙織こと潘恵子さんでしたか。 いやぁ、お懐かしい。

「どんどん地上の気温が下がっていってるでござりますです」マンドラ坊や(声・比嘉久美子)が嘆く魔法部屋に戻る前、CM中にマジ・マジカ(科学忍法火の鳥)や火の玉マジレンボールは試し済みと解釈しておきます。 「強くなりてぇ、もっと力が欲しい」と拳握る魁が凄く悔しそうだからね。「そうすればやっつける事が出来るのに」ボール係りの芳香も悔しそうだし。 ただ、冷静な蒔人と麗を見てるとマジドラゴンブレスは試してない、かな? しかし、主人公が炎属性だから、熱い攻撃方法には事欠きませんなぁ、この戦隊。

「氷には氷、お母さんの氷の魔法ならなんとかできたんじゃないのかな」熱してダメなら冷やそうと、母の遺品の杖を持ち出す麗ちゃん。 「氷のエレメント、しかし……」寝込み中の魔法家庭教師ヒカル(マジシャイン 演・市川洋介)が言いよどむのを聞きつけ、ベッドの周りで教えてコール「お願いです、俺たちを導いてくれるのは、ヒカル先生しかいないんです」。 乱れた金シャツから胸元チラりズムしつつ先生が教えてくれた、何とかできるただ1人のお方の名はスノウジェル。 「マジトピア最長老の偉大なる天空聖者だ。マジトピアを作った伝説の5人の魔法使い弟子筋にあたる方で、原始の魔法の使い手と言われている」 マジマザーにも魔法の力を授けたスノウジェル「まさに伝説の生き証人でござりますです」でも、筋って事は直弟子じゃないんだよね、マン坊。

「もしキミたちの中に眠ってる力があるとしたら、あのお方の魔法でそれを一気に解放させる事が出来るかもしれない。だがそれがいいのかどうか、僕には判断できない」 眠っている力は未知数だし、引きこもり天空聖者のスノウジェルは、頼んでもうんとは言わない性格だそうで。「お母さんには魔法をくれたのに、どうして? けちんぼ?」別にケチってわけじゃなかろう、芳香ちゃん。 でも魁はとなかくポジティブシンキング「もしかしたら引き受けてくれるかもしれないじゃないか だったら会いに行こうぜ、話はそれからだ」

事情通ランプ猫のスモーキー(声・草尾毅)によれば、スノウジェルマルデヨーナは世界『嘆きの海』にいるけど、そのどこに居るかは知ににゃいとの事。 「大丈夫、行けば解るって。解んなきゃ〜、人に聞けばいいのさ」楽観的にランプ抱いてもう出発する気の魁くん。 頼むといわれると断れないランプ猫「よしきたー、任しとけぇ」トラベリオンに乗り込んで「兄弟ども、全員乗ったかぁ」『おう』うわっ、6人だと運転席が満員SLでんがな。 「ぶっとばすぜぇ、時間がないからな」いや、この状態で急発進すると乗客が転倒して頭打ちますよ、運転手さーん。

地底冥府インフェルシアでは、舞い上がった魔導神官メーミィ(声・高戸靖広)が火照ったミイラ顔を扇でパタパタ。 「もうすぐ地上界は氷に覆われて死滅する。これぞインフェルシアの指導者、我の力」冥獣帝ン・マが池を赤く光らせンロロ寿ぎすると「のほほほほ、ン・マ様もお慶びのご様子v」。 登り調子のヤツには無条件でなびく(?)パンク系少女幹部のナイ(演・ホラン千秋)とゴスロリ系少女幹部のメア(演・北神朋美)は『バンザーイ、バンザーイ』。 気が早いと嗜めつつメーミィもまんざらではないらしく「いくら勝利が見えたといっても、気を緩めちゃいけないわ」優しく注意。 『はぁい』と素直なお返事には「いい子ちゃんね」。 さらに魔導騎士ウルザード(演・磯部勉)への確信つく皮肉も、口調は少々マイルドです。「そなたがあれほど可愛がっていた五色の魔法使いも我が先に倒してしまうけど、構わないわね?」 「構わぬ。力において劣るものは、滅びるのみ」待てコラ、可愛がってた点は否定しないんか。

さて、次元を超え森を走りトラベリオンが辿りついたのは、ハイマルが改心したあの崖。下で波にぬれてる平たい岩床といい、妙に馴染みの風景です。 でも今回のメインは崖やガソリン爆発可能な海岸ではなく、“どんよりした感じの海”。 「こりゃ全部スノウジェルの流した涙だぜ」「この海が涙、全部?」「だから嘆きの海」「そんな……」そりゃまた、大量に水分摂取したもんだなぁ。ペットボトルをラッパのみしつつ噴水状の涙を流す漫画チックな図が脳裏に……。 感傷的な兄弟たちの中で「あ、魚ー」全然違うものに目を向ける芳香、まさにどんな時でも希望の色ですなぁ。 「え、どこどこどこどこ、どっこ? タイ、ヒラメ、マグロ?」場をセンチにした張本人スモーキーを、食い気で浮上させます。

「変わりまーす、マージ・マジーロ。芳香ちゃん釣竿〜」「ナーイス変身、一本釣りだにゃ〜」ってなわけで、ランプから出た猫とピンクの釣竿がタッグを組んで魚釣り。 エサは……ルアーかな。早速アタリがきて引いてみると……古代魚風味の超大物、全長約50m。一緒に引いてた小津兄弟ごと、釣竿と煙猫をパクンとな。 まぁ、マジレンジャーはブロブに飲み込まれた事もあるしぃ、食べられるのも慣れちゃえばどって事ない、かな。それにFF6でゴゴに会うときみたいに、食べられなければ解らない事もあるしね。

「皆大丈夫か」暗闇の中、びしょ濡れのまま弟と妹たちを心配する蒔人兄ちゃん。 「いやー、なんかヌルヌルするぅ」兄弟よりまず快不快判断の芳香姉ちゃんの後、「待って、今明かりを」やっと麗がマトモな対応を始めます。 照らし出されたのはヌラヌラピンクの壁と胃潰瘍っぽいシミ、そして舵輪に絡むワカメ、牛の頭骨にガイコツ(誰のだ?)、なぜかカーテンで隠された階段(あからさまな)。 「見るんじゃ、なかったな」「俺たちもすぐ、こういう風になるっていうのか」下の弟2人が脱出だと騒ぐ中、 「あれ、スモちゃんは」抜かりなくランプを思い出す芳香ちゃん。だって猫がいないとマルデヨーナ世界から出られないもんね。

「良かった気絶しているだけみたいだ」蒔人がランプを探し当てた直後、その近くから幼子の泣き声が……麗が拾い上げたのは泣いてる壺? いや、暗い紫のカプセルに守られた金属質の肌もつ赤子「大変、みんな来て……この子、天空聖者の赤ちゃんかしら」あの天空聖者ってホントに人間と別種族?  「可愛い」そうかぁ?「子供まで食うなんて」衝動的に魁が壁を蹴ってサカナを大暴れさせ「やめろって」なんて翼とコントしてたら「だれ?」青い口を開く赤ちゃんらしきもの。

「大丈夫、もう怖くないよ」麗がトントンやってたら魁が覗き込み「そうだ、ボク、知らないかな? 俺達天空聖者の最長老ですっげー偉い人探してるんだ」ボクって……青いから男の子と判断したのかな? 麗は女の子だけどマジブルーなのに。 「知らない」ってまつ毛ふるわせたお返事に「そっか、やっぱ知らねーか」失望の魁、なんだかヨーダと初顔合わせしたルークみたいですなぁ。 そこから始まるどちて坊や問答「どうして探してるの?」「そりゃ……眠っている力を解放してもらうんだ」「どうして?」「強くなりたいからさ」 「どうして強くなりたいの?」ここで魁から蒔人に答える人交代「強くなって悪いヤツらを倒すんだよ」さらに翼が補足説明「そして皆の幸せを守る」

「強くなったら守れるの?」更なる質問には女性陣がタッグで回答「弱くちゃ何も出来ないでしょ、負けちゃうし」「だから強くなりたいって言うより、強くならなきゃいけないの」。 ついに質問の種が尽きたか「ウソだよ、強くなっても誰も守れない、自分の身を滅ぼすだけ」大人びた事言い出す青いみどりご。 ここで上の4人はピンと来たようだけど、魁だけは直情径行「子供に何が解る、俺たちが欲しいのはタダの力じゃないんだ、お前みたいな子供にわかるもんか」 ここで「げっ!?」とスモーキー覚醒「バカバカ(どげしっ)解っていないのは、お前の方だ。このお方がスノウジェルだ」『えーっ』ってファンタジーじゃ最長老が小さいのは基礎知識でしょうに。ヘタすると角笛に収まるくらいに。

その頃地上は雪の中。拍動するたびに大きくなる浮かぶ氷を見上げるブルテラス(声 青野武)「こいつが成体に育つまであと半日か、そうすれば地上は全て凍りつく」、ズィーは横に来たウルザードを胡散臭そうにチラ見「何しに来た、魔道騎士」。 「地上界の最後を見届けにな」それより、魔力がないのにどうやって地上に来れたのか、そっちを小一時間問い詰めたい。第一、わざわざ地上見物になんか来るから、寝込んでる弟子がムリして起きてきちゃうんですよ。

スモちん(武器)もトラベリオン(ロボ)も居ないのに出て行ったら、やられると忠告する鉢植えを「翼の嫌味のない癒し薬を飲んだから大丈夫だ」HP30回復程度の緑ホーションを論拠に説得試みるヒカル先生。 「ヒカルちんのやろうとしている事は無謀でござりますです」「それでも行かなきゃいけないんだ!」ここてCM突入。そっか、秋風が吹くとマジレンジャケットが出て来るんだねぇ。

一方、魚の腹の中では、スノウジェルが天使羽風味にカプセルを展開、頭に雪の結晶を象った後光らしき飾りまで生やしてました。 「だって子供……それに知らないって言ったじゃん」どっちが子供か解らない魁を説教しつつ自戒のセリフ。 「そなたが言う、偉い天空聖者など私は知らぬ。真実を見ようとしないものが、力を持ってなんとする」 地上と人々を守りたいと蒔人が言うと「力はやがて更なる力に敗れる、そなた等の母のようにな。 私はまた、力を手に入れたものが容易く闇に奪われる様子も見てきた」「それはメーミィの、ライジェルの事ですか?」 「そうだ、そなたらの父も力ある故に不幸な事に……哀れな魔法使いの1人じゃ。私はもうそんな姿は見たくない」 長い人生、いや聖者生の経験から力の無意味さを説きますが、肝心の父の不幸の具体例はぼかしたまま……

そのせいか魁の心には届かなかったようで「それでも俺たちを信じてくれ、俺たちは絶対大丈夫だ。だから」と根拠のない自信を振りかざす末っ子。 「なぜそう言い切れる」と問い返しても「俺たちには無限の勇気があるからだ」と何やら精神論。でもここで、サンジェルの家に代々伝わってた伝説の5人の魔法使いが残した指輪が、葵の印籠効果を発揮します。 「そうだ俺たちには」「無限の」「勇気が」「ある」青桃赤黄緑の順に並んでペッカー。 「この光は勇気の証。これは誓いの指輪が、彼等の勇気にこたえているのか」ついに目を開く最長老(透明パーツだから微妙にウルトラマン)。 2つぶの涙を新たに零しつつ「よかろう」

「内なる力よ、目覚めよ。ジルマ・ゴル・マジュール・ゴゴール」スノウジェルの目の輝きに呼応して、光を増す五色の指輪。 それぞれの色が身を包み、スノウジェルが与えた五色の雪の結晶が吸い込まれる感じでマジレンジャーへ勝手に変身。 「なんだか体の内側から力がどんどん湧きだして来る気がする」レッドの感想に兄ちゃんたちが頷いてると 「どれほどの力を引き出せるか、後はそなたたち自身の勇気が問われている」と後は知らんって感じのスノウジェル。 素直に感謝するブルーに「戻るが良い、そなたらの夢と希望を叶えるために。そして新しい伝説を築くために」別れの言葉を告げると同時に、魚の口が開いて光が差し込む腹の中。 「いこう」「ああ」最後にスモーキー手にしたレッドがペコンと頭下げて光の中へ。

その頃地上では、「なかなか見事な景色であろう?」半欠けの杖を手に氷見物してたブルテラス御一行。 「ゴー・ゴル・ゴジカ」の声に振り向くと、スカーペットに乗り、マジチケット手にしたマジシャインが光魔法を氷にチュドーン。 少々ダメージ食らったか、雪降らしをやめるイーブルアイス。よろめきながらも「お前たちの好きにはさせない」果敢に決めるマジシャイン。 「おのれ」「許さん、イーブルアイスに手を出したヤツは叩き潰してくれる」いきり立つ四底王の残り2人だけど、主に戦うのはズィーだけ。 東映社屋らしき建物前でドカバキとホッケースティックで殴られてるマジシャインに「弱さは悪だ、強さこそが絶対なのだ」なんてホザくウルザードは、見ぃてぇるぅだぁけ〜。 デビルシュートーで変身解除(でも人間になってる姿)したヒカルを見て「さすがはズィーじゃ」なんて笑うブルラテスも、見ぃてぇるぅだぁけ〜。

「動くから苦しむハメに。せめてとどめは一撃でさしてやる」ズィーが掲げるスティックにでっかい氷の刃が……このままではTVの自主規制コードに引っ掛かる断頭シーンが展開です。 その危機を救ったのは、氷の刃を割る攻撃魔法。「もう、お前たちの好きにはさせないっ」あり、レッドが放ったのか。イエローのマジスティックボーガンかと思ってたよ。 ズィー達が屋上のマジレンジャーに注目してるスキに、主の保護に成功するスモーキー「ダンにゃ、大丈夫か」目にも止まらぬ素早さでヒカルをお姫様ダッコ、と解釈しておきます。

「奴らのこの感じ……」すっかり解説モードのウルザードが見上げる前で、壮大なBGM+新撮ポーズ+フルバージョン名乗り+新魔法陣で二段変身。 「本当の力は」『勇気が生み出す。超魔法変身マージ・マジ・マジ・マジーロ』 頭に突起が増えて、胸にゃ指輪からのモチーフらしきキンキラ飾り、そして手足には雪(スノウジェル)由来の白手袋+白ブーツ、手には古のダイヤルロッド。 で、なんでまた、いちいち岩の上へ跳んで「レジェンド・マジ○○」と叫ぶんですか、小津家の皆々様方(これがいわゆる、煙とヒーローは高いところへ上がりたがるってヤツ?)。そして最後は赤中心の対称にロッド構えてガソリン爆発。そして、はいポーズ。

「本当にスノウジェルの心をとかしたんだ」「ナンだよ、信じてニャかったのか」「信じてたよ。それよりもあの姿、伝説の魔法使いのようだ、彼らが。夢みたいだよ」 猫と飼い主が物影から控えめに賞賛してた頃、「違う、今までの奴等とは」と解説にしゃしゃり出てきたウルザードは「魔法も使えない魔導騎士は下がってろ」と足手まとい扱い。 素直に下がったお陰でサンドバック役から逃れたともいえるから、まぁ、結果オーライかな。

「若いというのはいいのう、命知らずで軽はずみで。ここは痛い目に合わせてやろうぞ、ズィー?」偉そうだけど攻撃は人任せのブルテラス。 素直にデビルブリザードで攻撃する雪男。風雪を避けてレジェンドマジレンジャーが地上に降りた後は、ダイヤルロッドの販促タイムです。 『魔法聖杖ダイヤルロッド』「いくぜ、マジボルト。転がれ岩よ、ハッ」緑の輪から岩がゴロゴロ。 「マジボルト、吹き荒れろ、つむじ風」ピンクの輪から赤い渦。「マジボルト、逆巻け水よ」青い輪から大波が。「マジボルト、降り注げイカズチ」黄色い輪から雨雲へ一度雷撃が当たってカミナリシャワー。 「マジボルト、(聞き取れない)炎よ」赤い輪から火炎放射。 5連コンボで吹っ飛ぶズィーとブルラテス。

「ダイヤルロッド、あれこそ原始のマージフォンだ、あんな強力なものを彼らが使いこなすなんて、凄いよ」 そうか、最近の電話はプッシュボタンだもんなぁ。でも本当に原始の電話なら、手回しガリガリ「もしもし」と電話交換手呼び出して、手動で回線を繋がなきゃあね。まぁ、それは最終パワーアップの時のお楽しみと言う事で。

「強すぎるもの、ここは逃げるが勝ちじゃ」ブルラテスは逃げたけど、胸の鏡にヒビが入ったズィーは最強の名に賭けて、撤退も転進も頭に浮かばないご様子。 「このオレに膝をつかせたな、おのれ魔法使いども、許さんぞ。喰らえ、デビルシュートー」 しかし「そうはいくか」と氷のパックはレジェンドマジレッドがロッドで粉砕。 業を煮やしてイービルアイスを召喚するズィー。最後はアルテミスの首飾り撃破を思わせる巨大質量作戦かぁ。

そこは新しい魔法着信で切り抜けるレジェンド・マジレンジャー。さっきの個別攻撃が1番なら、こんどは2番をジーコロ。 「ジー・ゴル・マジボルト。レジェンドフィニッシュ」アラベスクな金と緑の魔法陣を背負ってポーズ。 重ねた杖から魔力の束をズドーンとな。「なんだとぉ〜」ズィーはカメハメ波で吹っ飛ぶがごとく、二次曲線な軌道でイーブルアイスにめり込み『チェックメイト』巨大氷ごとバラバラに。 「ついに原始の魔法まで手に入れたか、五色の魔法使い。楽しみだ」ウルザードは氷のカケラと共に降ってきた、無敵の鏡だったモノをポイッと投げ捨て、ふくみ笑い。でもってそっと撤退。

「やったニャぁ」歓声上げるスモーキー。駆けだして教え子を迎えるヒカル先生 「間違いない、彼らこそが新しい伝説の担い手なんだ」うるむ目に映るレジェンドマジレンジャーの姿は、いつしか5人の若者に。 「ねねねね、オレの新しい姿、見てくれた♪」「俺たちの、だろ」「もちろんだ、素晴らしかったよ」そこへ顔出すランプモードのスモーキー 「んにゃあ、点数にすると98点ってことかニャ〜」「えー、100点満点だろ?」「マイナス2点ってあの犬マンの人逃がしちゃったから?」「ウニャ」 ナンでお前に採点されなきゃいけないんだと食ってかかる魁と、ランプの追っかけっこが兄弟巻き込んで始まって、最後は集団ネコ叩きッコ 「凄い事を成し遂げたって感じじゃないな、この子たち」前髪が鳴る(?)先生が見守る中、無邪気にランプを追いかける5人と、その背景に浮かぶレジェンド姿で、今週は引き。

今回の呪文紹介コーナー 『マージ・マジ・マジ・マジーロ』
「マージ・マジ・マジ・マジーロ、皆々様が本来持っている力を解放して無限のマジレンジャーにする魔法でござりますです。 レジェンドフォームには、まだまだ秘密がいっぱいあるでござりますですよ?」魔法部屋で説明するマンドラ坊やを、興奮のあまり横抱きにする蒔人兄ちゃん 「うぉー気になるぅ」と、マンドラゴラをスポン「ウギャー」白目むいて倒れるアニキ、パワーアップ回もギャグで落ちっスか。 でもって、伝説の力を手に入れた魔法使いも、マンドラゴラの悲鳴を間近で聞くと、気絶はしちゃうんだね。

次回予告 ステージ31『凄まじき魔神〜マージ・ジルマ・ゴル・ジンガジン〜』
「いけない、レジェンドパワーを使っては」お久しぶりです、ルナジェル様(演・山内明日)。劇場で会って以来ですなぁ。 しかし、レジェンドモードをアッサリ授かりすぎたのは、リスク話の後編が漏れなくついてくるからだったとは。 で、俺たちが俺たちでなくなるとか、思い出がどーのとか、「大丈夫だよ、俺たちは」って事は、FF8のジャンクションシステムと解釈してもいいのかな。『はてしない物語(原作)』や『テッカマン』でもいいけどさ。

その直後はもちろん、来週からの新スパヒロタイムで消えちゃう運命の、インフェルシアの花嫁CMターイム。 選挙で言えば投票日前日、最後のお願い感が漂ってます。特に「映画館でマジ待ってまーす」の「マジ」の噴き出しが、何だかとっても切実感。去年より興行成績、ふるってないんだろうな……

仮面ライダー響鬼・三十三之巻『装甲う刃』
戦闘引きが定番になりつつある響鬼第二部ですが、今回も先週の引きから、始まりました。 アームドセイバーの影響で、首だけ変身解除のヒビキさん(演 細川茂樹)とトドロキ(川口真五)。 無防備な鬼達に、刃を手にしたスーパー童子(演 村田充)が襲い掛かるけど「あ、避けるな」折角のマックスパワーとマックススピードも、幼子のような脳ミソでは宝の持ち腐れ。 間合を通り過ぎた後、スーパー姫(演 芦名星)とアームドセイバーの奪い合いに突入。「とったー。もーらったぁ、もーらったぁ」 「返せ」「いいよ」「ありがと」「あげない」それを、呆然と見送る3人の鬼「なんなんスか、あいつら」。えっとね、君も含めた響鬼ワールドの精神低年齢化現象だよ、多分。

「だーめねー、何度やっても」みどり(梅宮万紗子)さんがモニターする研究室で変身試みるヒビキとトドロキ。 「小暮さんのせいっスよ」などと喧しいトドロキを、アームドセイバー持ち出しと敵に奪取された責任で黙らせ、「特にこれといって異常はないみたい」アームドセイバーの強い波動による体力低下説を唱える、みどりさん。 立花勢知郎(演 下條アトム)が、ダンキ達の変身能力が回復した知らせを持ってきて、1ヶ月で回復のメドは一応立ったけど……何を仕出かすが予想がつかないスーパーカップルが出没する今、あんまりノンビリは出来ません。

それはアームドセイバーの製作者・小暮耕之助(布施明)も自覚してるらしく、神出鬼没の徘徊ぶり。 まずは、川原で師匠・ザンキ(松田賢二)にコソコソとグチる、トドロキの背後に突然現れ「お前の教育が悪いから、こんな半端なヤツが育つんだ」とザンキのお尻を警策でペシン。 「お願いします。ありがとうございました」大人の対応だなぁザンキさん。「ザンキさんすんませんでした」それに比べて転がり落ちてたトドロキ、色々鍛えが足りませんなぁ。

「いつまでいるつもりなんですかねぇ、小暮さん」「ああ見えても根は悪い人じゃないんだから」「顔引きつってますよ、父上」 なんてやってる立花日菜佳(演 神戸みゆき)と勢知郎や、「まあまあ、まったりいこうや」ちゃぶ台返しを必殺技に持つ日本の古き親父に小暮を重ねるヒビキ達がたむろする、 甘味処『たちばな』……いや猛士関東支部で、イブキ(演 渋江譲二)がお二人の分も頑張ると請合った直後「ほー ずいぶん大きな口を叩くじゃないか。そんな生っチロい体をしていて大丈夫なのか?」やっぱり出現の小暮さん。 「今風だな、頭の先から足先まで」しかし、警策でペシンはせず「こういうタイプは何を言ってもダメなんだよ。ノレンに腕押し、ぬかに釘」 だから調子が狂ったと言い出します。ウソや……猛士の最高責任者の息子、宗家の跡取りやから、吉野の開発局長の立場じゃ手を出せないだけや、多分。

「特訓を始める、今からな」
イブキにあきらが同行してないのも気になるけど、敵に武器を奪われ吉野のテクノロジーが漏洩しちゃうかもしれない危機に、一ヶ月も休みをやれんとヒビキとトドロキを連れ出した小暮の特訓法も気になるもの。 「ダメだダメだ、もっと腹の底から声を出すんだ」宇宙の波動を取り入れ己の波動を腹の中でもう一度練り直す、水辺の歌声練習はまだ解るけど、手押し車とか、逆立ちで石段登りとか、体力が落ちて変身不能なのに、余計疲れさせてどうするよ。 精神論では戦に勝てないと、太平洋戦争が証明してから、今年で60年だべ?

「凄まじい波動だな、ワクワクするね」 洋館では鬼の武器を手に入れた、和装の男女が「波動を抑えるんだよ、このままじゃ手がつけらンないだろ」と、アームドセイバーにイガイガから伸びる蔓を絡ませ、解析の準備開始です。 しかし、「いいなぁ、いいなぁ」「欲しいなぁ、ちょっと欲しいんだけどな」一度手にした新しいオモチャに未練タラタラのスーパーカップルが、創造主の居ぬ間にジャンケン勝負して、勝手にアームドセイバーを持ち出しちゃいましたとさ。 その童子と姫が育ててる、ちょっとガルベロス似のカマイタチ。襲われる農夫(竹内靖司)の手プルプルが、なんか凄かったなぁ。

「なんでそんなに早く歩くんだよ。もしかしておれと一緒に帰るのがイヤなのか」多分ね
学校帰りの安達明日夢(演 栩原楽人)と桐矢京介(中村優一)を、夕方の土手で見つけ「お、少年」気軽に声をかけるヒビキさん。 「それにしても良かったなぁ、少年にも少年の友達が出来て」チアのモッチーしか明日夢の友人を知らないヒビキは喜ぶけど、少年二人の関係は悪い意味で現在「まだ微妙」。 そんな空気を察したか、明日夢のどこがよくて付き合ってるんだと聞く桐矢に「世の中にはさ、色んな人がいるんだよね。凄いと思える人、尊敬できる人、また会いたいなって思える人。そういう色んな人と出会うことで、自分がどんどん強くなってくんだよ。二人とも、仲良くしろよ」 噛み砕いて人付き合いの大事さをレクチャーです。ところで「もうちょっと大人になったらな」に「オレはもう大人です」なんて返すから、小学生に言い含めるようなアドバイスもらっちゃった事、桐矢は自覚してるのかな。

「ほーはおー、ひぇー」「音程が悪すぎるだろっ」
その頃、小暮は歌が上手いのを自慢したいだけだと、発声特訓無意味説をグチるトドロキは「俺の事オンチって言ったんスよ」カノジョの日菜佳にグチりまくり。昔バンドやってた青春の思い出をかけて初デュエットに挑戦です。 「上手いっすね」そりゃ、日菜佳は元セーラームーンミュージカルのヒロインだもの。でもトドロキはパートはメタメタ「おーいおいおい。 哀しいですねぇ、こんなんでは一生トドロキ君とはデュエット出来ないんじゃないですかねぇ」大げさに嘆くカノジョを見て、やっと音痴を自覚です。 密かにガッツポーズの日菜佳ちゃん、さてはワザと男性パートが難しいデュエット曲を選びましたね?!

「鬼の事は誰よりもよく知ってる」
せめて音痴は治したい(趣旨が微妙に変わってないか?)トドロキが、ヒビキとの自主練中に、様子見に来たザンキから聞いた小暮の過去。 1日で10体の魔化魍を倒した疾風鋼の鬼……「ああ見えてシャイな人だからな、自慢話はしたくないんだろ」。 しかし噂をすれば本人来襲「10体ではない20体だ、いや正確に言えば30体!」身振り手振りをまじえ強かった20体目の魔化魍を、腹の底からパワーを引き出し必殺のパンチで倒したと語る小暮はまるで、猪熊滋悟郎。 「あれ、自慢だよ、自慢」「ああ」呆れ気味のヒビキとザンキだけど、トドロキは大感激……ホントに公務員試験受かったンか、この兄ちゃん。 それと、音撃でないと倒せないって設定は、事象の彼方ですか? それともオレの拳が光って唸る音撃パンチ?

さて、雨なのに川原で石投げして遊んでる酔狂な家族に、魔化魍カマイタチが迫って始まったクライマックスバトル。 音式神アカネタカで化物を牽制し「逃げてください、逃げて」と一家を逃がして変身した威吹鬼だけど、やっぱりあきらのサポートも無く、スーパーカップルもチャチャ入れてくるしで、つむじ風に吹っ飛ばされて、ややピンチ。 ガンアクションはいいのに、折角の風対決が大人と子供、なんだもんなぁ。

「早く変身 できるといいな」「ハヤク ヘンシン、デキル ト イイナッ」「も う す ぐ。変身できるぞ頑張れよ」 それぞれの歌唱力でカエルの歌の替え歌つき倒立特訓してたヒビキ達は、日菜佳からの連絡で、苦戦中の噛ませ犬……もとい威吹鬼のヘルプに駆けつけます。 きっと、自主練場所が現場に近かったんでしょうな。 「変身するんだ、ヒビキ、トドロキ」変身に成功する2体の鬼「やったー、小暮さん、オレは最初から信じてたっス」あ、今、全国からトドに“ウソつけ”ってツッコミが……。 「小暮さん、見ててよ」の響鬼参戦で互角に盛り返した威吹鬼だけど、パワーアップ回の宿命として、美味しい所は主人公が総取り。

チャンバラ時、暴発に近い波動でアームドセイバーを落すスーパー童子。恐る恐る新しい武器を見る響鬼。 「畏れるな、響鬼。今のお前なら使いこなせる。アームドセイバーはお前の武器だ」小暮の後押しで新武器を発動させると……誰が放ったのか集まってきたディスクアニマルが響鬼にくっ付いて装甲化。 「え、あれ あれ、どうしたんだこれ、え」相変わらず軽いアフレコの細川さんだけど、 「それでいいんだ、それがアームドセイバーの本来の力なんだ。戦え、響鬼!」小暮さんが熱さはフォローするから無問題。

「はい」と気圧されたようないいお返事の後、剣がまとったオレンジ色のエネルギーをカマイタチに叩き付けてバッサリ。 三つ首イタチは音撃受けたように白い血を吹いて浄化したけど、声の波動を武器化しているんじゃなくて、激しい刃鳴りが大気を灼熱させてたと解釈していいのかな? 「やられちゃったぞ」「よし、帰ろう」あっさり帰るスーパーカップル。追撃もしないで(98点以下だな)「すげーな、これ……ヒビキ装甲だな」なんて言ってる響鬼さん。漢字で呼ぶとなんかイイ?

最後はお別れ回の席なのか、サンタルチアを朗々と歌う小暮さん。 その歌声に紛れて、大きな魔化魍を30匹倒したって話は? いや、わたしは10匹って聞いたけど? 20匹たりねえな なんてヒソヒソ話しつつ顔を見合わせる、ヒビキ、勢知郎、ザンキ。 タダ1人「いやぁ、最高っスよ小暮さん、もう一曲お願いします」手放しで褒めるトドに便乗し「小暮さん、凄いのお願いしますよ」ってリクエストしたヒビキに応え 「おし、それじゃつぎは『少年よ』を歌います」で、ED突入。なんだか『かみちゅ!』2話みたい……まさか“裁鬼の年明けて”新聞のお返しですかい?

次回予告 三十四之巻『恋する鰹』
「鬼の仕事と私生活は別々じゃないと思うけどな。ヒビキ君って恋をした事ないんじゃないの」と言うわけで、初心なヒビキさんの周りでは、何気に恋の花盛り。 トドと日菜佳はまだ平和。もっちーと明日夢と桐矢の間でトライアングル発生警報。でも……最近出てこない克典(カツオ 演 鈴木祐真)と紀子(演 藤枝由似)は絡まないんだろうな。 そして倒れてたあきら(演 秋山奈々)も、恋話や戦闘にゃロクに絡まないんだろうな(泣)。


9月24日
三連休の第二日目は旅先の人も多かろうけど、やはり7時にはシッカリ起きて、洗面も着替えも食事も済ませ、お手洗いも済ませたら、珈琲やお茶をお供にTVの前へ。 行ってみようか特撮感想日記〜。

ウルトラマンマックス 第13話『ゼットンの娘
地球に迫る1個+後続4個の青い飛行物体は、佐野史郎氏によれば「得体の知れない侵略者の群れ」。 だけど今日もダッシュはダレまくり。 32機の追尾機能つき監視衛星(スマートブレイン衛星と機能はともかく見てくれは段違い)を配備したから、エイリアン一匹入り込む隙もない「ダッシュは暇になるなぁ」「毎日がサンデー」ってショーン・ホワイト(ショーン・ニコルス)の発言をキッカケに、 行きたい店=グルメ談義が花盛り。コイシカワ・ミズキ(長谷部瞳)隊員が行きたいのは生チョコの美味しい店、コバ・ケンジロウ(小川信行)隊員が行きたいのは塩味濃いラーメン屋かぁ。そして「私はココとチャージに行きます」アンドロイド・エリー(満島ひかり)お前もか。

たるみきった隊員たちに、ヒジカタ・シゲル隊長(宍戸開)の雷が落ち、ワタワタとパトロール準備が始まってた頃……ゲート01に、身なりのいい女(響鬼)風味に日傘を傾けユカタをまとった小田夏美(長澤奈央…ハリケンブルー・七海)が来てました。 「あのうここUDFですよね」「何の用?」「先生に会いたいのです、よしなが」「ヨシナガ教授?」「ゼットンの娘、そう伝えてください」良かった〜、見学者以外は一応一般人立ち入り禁止なんだ。 フレンドリーすぎる組織だから他人事(それも架空)ながらセキュリティ、心配だったんだよぉ。 と言うわけでOP突入。変身怪人ゼットン星人 宇宙恐竜ゼットン登場。変身怪人かぁ。宇宙恐竜も凄いセンスだな……ウルトラマンゼノン登場 ん(キョロキョロ)今、一拍遅れてバンダイからの使者臭い名前がチラっと……?

「ゼットンの娘だって? どんなやつだ」前世のトラウマでも引きずってそうなトミオカ最高司令官(黒部進)と違って、 前世でペンシルロケット作った組織の一員だったヨシナガ教授(桜井浩子)はちょー余裕〜。 「なっちゃん」と、懐かしそうに白衣を翻し、ゲート付属のロビーへ向かいます。ベースタイタンを窓に望みつつ10年ぶりの旧交を温め本題へ。 「ウルトラマンマックスが殺されるんです」あの基地の機密も狙われていると警告です。ネタ元は「ゼットン星人、私の父です」。 ミズキと一緒にヨシナガ教授の脇侍を勤めてたトウマ・カイト(青山草太)がムッとすれば「怒らないで下さい、父の伝言なんです」と、何気に他人事ムード。

「わかったわ、ありがとう、知らせてくれて」感謝のヨシナガ教授に近況を聞かれ「幼稚園で先生を、まだ見習いですけど」小学生の時からの夢を叶えた夏美の表情はとってもマトモ。 なのに彼女が立ち去った後、最近、天の声を聞いたって人が多いなんて、向こう岸の人扱いするミズキ隊員。 そこでヨシナガ教授が明かす夏美ちゃんの凄かった10年前。世界的に注目されてた超能力少女だったけど、秘密を解明する前にトランスが解けて普通の少女に戻ってしまったんだそうで。 でもって10年ぶりに超能力が復活?

ゼットンが来ると焦る長官を、最新鋭の警備システムがあるとヒジカタ隊長がなだめてたら、ダッシュのモニターが電波ジャック(磁気はともかく電磁波は遮断するんじゃなかったっけ?)。 「間もなく来る、近くゼットン怪獣、ウルトラマンマックス、首を洗って待て」エリーが翻訳したメッセー時の発信源はエリアJ-112の下町区。 「今度こそとッ捕まえてやる」「甘く見てるわね、ダッシュを」だーかーらー、なんでトラブル発生確立99.95%コンビを高い外車に乗せて人口密集地域に派遣するのさ〜。 そのせいか、目の前でトラックがユカタ娘をハネちゃって、ダッシュアルファは空飛ぶ救急車として病院へ。朝の7時台だから流血表現はなかったけど、たまたま血液型が合ったカイトは重傷を負う夏美に血液を提供……バグダラスを巨大化させた前科があるのに。

「おかしいわね、重傷だったのよ」翌日、再び電波の発信源探しに出てみれば、保育士としてシャキシャキ働いてる夏美さん。 「だっしゅだ〜」と集まる子供たちの中で「助かりました、カイトさんのお陰です」と、にこやかに御挨拶。 カイトは気が進まないけどミズキはそんな夏美の身辺調査を隊長の命令をタテに開始。 聞き込みの結果、下町の元超能力少女は、8歳で新聞配達をして家計を支え、14歳で母を病気でなくし、その母の香りがするからと長屋住まいしてる倹しさから、もう、清貧の一言。 そして「すまないねぇ、なっちゃんいつも」「困った時はお互い様、気にしないで小母さん」近所付き合いの深さで、カイトの中で夏美の株は急上昇。ところで、病気のおばさんの家の前で、トトロや初代ゴジラに出てきそうな小学生男子の幻を3つ見たような……?

「あんたね、もう来ない約束よ」さっきの会話と夜中の一言はシャボン玉ホリデー?
真夜中、フスマから煙のように染み出してきた黄色い一つ目のゼットン星人(丸山貢治)の言う事と、夏美ちゃんの復唱から、ゼットンの娘ってのはバベル2世方式だと判明です。 1万年かけて直系の子孫でだけ育つゼットンナノ遺伝子のお陰で「お前はゼットンの娘になった」。10年前の超能力は発現の失敗たそうで。 しかし、凄い運動能力や治癒力は説明が付くとして、東映からかっぱらってきたような赤いニンジャ刀とシノビ衣装は……演歌歌手・野乃ナナちゃんのファンに向けた、サービス サービスぅ?(映画SHINOBIとは無関係?)

長女or長男が子孫を持てなかった場合のゼットンナノ遺伝子の行方も気になるけど(だから奇蹟の娘?)、輸血から遺伝子採取してカイトの声を真似たり、指紋と虹彩をコピーといったジョーカーの名を持つ特捜司法官みたいな技で、UDFが誇るセキュリティ突破するくノ一娘も少々謎。最近の流行は静脈だし……虹彩は双子でも違うんでは?  気づいたココを手から発射のビリビリで止め、エリーから急を聞いたか駆けつけた隊員たちが銃口向ける中(何気に射線から退避するエリーガステキ)、画面に掌向けて直接情報交換 「まさかと思ったが、予告して来るとはな」袋のネズミと、隊長がバリアで閉じ込めたらビームサーベルであっさり脱出。 操られてるかも知れないヒューマノイドを撃つわけにはいかないらしく、さらっと廊下へ逃がしちゃう隊員たち。 「パラライザーモードにセット」隊長さんの命令で気兼ねなく撃てる様にはなったけど、元落ちこぼれ忍玉とはいえ、一度は宇宙を救った伝説のハリケンジャー、あっさり屋上へ到達です。

天空に向けて剣からビーム発射。その手を撃って「コバショーン!取り押えろ」命令する隊長さんだけど、手の甲の傷をペロリと舐めた夏美ちゃんは右手が痺れてるなんて思えないパワーで、男2人を突き飛ばし、そのまま夜空へと跳び去っちゃいました。 「コバショーン、大丈夫か」なんだか2人というより、1人のドジ隊員に話しかけているようだ、隊長さん。呆然とくノ一夏美を見送った隊員たちの耳に突き刺さったのは、日本上空の6 7 8 9番監視衛星が一度に破壊されて鳴るサイレン。 他の監視衛星がフォローに入るまでの3分間、東アジア地区は侵入し放題状態。秘密のハズの監視衛星の軌道がバレたのは、さっきの侵入者のせい? で、手の甲の傷を確かめに行くカイトだけど 「良かった、夏美さんじゃなくて」おいおい、トラックアタックで重傷なのに翌朝は保育士って、鬼の様な回復力を忘れたか?

そんな下町の夜を引き裂き、降ってきた銀の光は「ゼットン ホピピピピ」。暗くてアラが見えない上に炎が映える夜の下町セットで大暴れ。 同時にまたまたジャックされたダッシュ基地のモニターでは「ウルトラマンマクッスの最後が来た、ゼットンシャッターは完璧だ」なんて少し早めの勝利宣言がなされてました。 夏美をミズキに任せ、特に説明もなく駆け出すカイト隊員。もちろん変身の為ですが、最近じゃ「敵前逃亡のカイト君を庇えるのは私だけ」……なんてミズキに思われてたりして。

ゼットンに戦いを挑むマックスだけど、殴る蹴る程度ではビクともしない頑丈さに手も足も出ません。投げられた後は炎を避ける為に距離を取り、マクシウムソードを飛ばすけど2回とも青い水晶みたいなバリアで弾かれちゃいました。 ダッシュバード2号とダッシュマザーのビームとミサイルも青いバリアで無効化「あれがゼットンシャッターか」 マクシウムカノンもヒビを入れただけに終わり、パワータイマーは3分しかもたないって謎の説明と、モロに3発喰らった火炎(1兆度?)で死の危機に瀕するマックス。

そこへウルトラマンゼノン(スーツアクターさんは凍鬼ことケフィ・アブリック氏(仏))が赤い火炎になって登場(きっと魂の波長が下町の八つぁんに合ったんだな……)。 夜明けの下町でバトル開始。とび蹴りが決まったりとマックスよりは頑張ってるけど、ゼノニウムカノンは効かないし、マジレンOP並の超横回転倒れしたりとやっぱりピンチ。 天空に向けて光を発射して何か召喚するので精一杯。そっか、ライダーも戦隊も、そしてウルトラマンもパワーアップのシーズンかぁ。

明日、マジレッドの頭の意匠で似たようなのが出そうな気がする『マックスギャラクシー』を右手首に装着したウルトラマンマックスは、 ゼットンの炎を空中で斬り落し、光線発射。ゼットンシャッターをついに粉砕、そのままゼットンまで倒しちゃったみたいですが……もっと強いはずと信じる方々の間では、テレポート説が出てるみたいです。 でも痩せても枯れてもゼットンだから、新兵器にはあっさりやられるのもまた、初代へのオマージュって事で……ね? そしてゼノンとマックスは額の青いランプで会話です。 正体不明の宇宙戦闘機が近づいている「敵は4機だ、地球を頼む」言うだけ言って、ゼノンはまた赤い光の玉になって宇宙へ戻っていきました。下町の八つぁん(仮名)、短い間だったけど、ご苦労様。

「ご苦労、みんなよくやってくれた」全国から(何もしてないやん)ってツッコミが今、ベースタイタンに。
4つの監視衛星を破壊したのは怪獣ではないと、残された画像見せるヨシナガ教授。 宇宙戦闘機、それも4機だとウルトラマンゼノンが言ってたと、ポロリと口にするカイト隊員。 「サムライボーイ、ウルトラマンの言葉がわかるのか」「え、聞こえませんでした? 追跡の途中で消えた、そう聞こえましたが」首を振る同僚たちの間で、カイトが脇の下に嫌な汗をかいてた頃……ヒビキさんと明日夢が散歩してそうな寺院で、またまたユカタに日傘の夏美の背中に、 佐野さんのナレーションがかぶさって今週は引き。えーと、4つの宇宙戦闘機への対処だけでなく、夏美ちゃんを救えるかってのも課題かぁ。

次回予告 第14話『恋するキングジョー
下町の人気者キングジョー……って、え゛、キングジョー? 恋って一体……そしてこの、ファンシーなロゴの副題の意味は?  なんか戦隊よりも凄い、金色ロボのCG合体を見てしまった気がするけど、乗り込むのはシノビ装束の夏美ちゃん……なんだか、カラクリボールが出てきそうです。 「頑張れカイト、夏美を救い出せ」それで、どう救えと?

『マックスボックス』ゼットンの今昔物語
初代はともかく、2代目まで写す必要があったのか、小一時間問い詰めたい、初代マンのファンは多かろうなぁ。 ところで堀之紀と龍谷修武……どっちがゼノンの声優さん?


9月23日
秋分の日という事で……今日はおはぎを食べまくり、お墓には水をかけまくり、ご先祖様に色々もろもろ報告しつつ「ありがとうございました」と、手を合わせるための三連休最初の休日でございます。

でもTVの方は秋の改変時期で、夜はスペシャル番組ばかり。出演者多いし演出は派手だしと、やかましくって落ち着きません。昨日で電車男が終っちゃって……新番組が出そろうまでの3週間、じっと我慢の子ですなぁ。

そうそう、27日最終回の火曜サスペンスに続いて、同じく火曜の定番番組プロジェクトX〜挑戦者たち〜が、来年3月で終るとか。 強制取立てよりも正しいやり方、良質番組を打ち切って受信料の大事さを視聴者に思い知らせるタメ、ではなく、少し前から言われていたネタ切れが原因だそうな。 確かに最近は再放送や傑作選が多くて新作を見てなかった気が……裏番組が面白すぎたってのもあるんだけどね。

追記10月14日 プロジェクトXは年内で終わり『プロフェッショナル 仕事の流儀』(仮称)が1月から始まるそうですよ。1クール打ち切りにならないといいんだけどねぇ。


9月22日
今作るならマージフォンの待ちうけアプリでしょう。今更2年も前の 仮面ライダー555の待ちうけを配信されても、こまっちゃう〜。iモードのみってのも切ない限り。だってファイズに美術協力していたのは、ボーダフォン……。

どうせなら、少々こぶりの携帯作って、一回り大きいガワをかぶせ、ファイズフォンやマージフォン、Gフォンあたりにも変えられちゃう携帯とか、発売したらいいのに。もちろん大人用ですよ。

ボーダフォンも牛やタイヤっぽいお着替え携帯なんか作ってないで、もっと遊び心に突き抜けた着せ替えパーツを作ったらいいのになぁ。 ドコモも、もっと貪欲に色々と……。まぁ、作っても売れるのはごく一部かもしれないけど、ちょっとしたデコ携帯くらいのお金を出す人は多いと思うんだけどね。


9月21日
大雨が降ったり寒かったり暑かったりと少々おかしかった今年の夏も、この前の残暑を最後に終りましたなぁ。 秋を象徴する赤い花が咲き始め、爽やかな季節になりました。

秋は赤い季節です。ヒガンバナに綺麗な夕日、飛び交う赤とんぼに揺れるモミジ。サツマイモの皮も赤ければ、柿だって赤と言えるかな。 人の目を引き付ける赤色は、山の住人までも惹き付けるようで クマを里に近づけさせないために柿もぎなんて実験を、今年はやってみるそうな。

去年はホント、熊の目撃談が目立ちました。台風のせいで秋の実りが激減し、人里に下りて射殺されたなんてニュースがひっきりなし。 今年はそんな哀しいニュースが、少ないといいよねぇ。


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