一言半日記 2005 9_11〜9_20


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ダイエーの創業者・中内氏の訃報  『東京ゲームショウ2005』とオメガ  マジレンジャー ステージ.29 仮面ライダー響鬼・三十二之巻  ウルトラマンマックス第12話  キーボードの音を分析する産業スパイ  夏期ドラマ2005  劇場版ライダーとマジレンジャー  ガソリンだけでなくお肉まで  芸能人の色々詐称は芸のうち  マジレンジャー ステージ.28 仮面ライダー響鬼・三十一之巻
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。
9月20日
ダイエーの創業者・中内氏の訃報が、駆け巡ったりした昨日。ダイエーで買ったものを色々思い出しておりました。 牛肉とか乳製品とか安かったなぁ。その分BSE問題は痛かったろうなぁ。88円コーナーなんてのもあったよなぁ。セービングのお茶とか、5%引きの時のシーツとか……いかん、安物ばかり買ってる〜。

元は薬屋さんだったのに、スーパー化と言われると、一瞬混乱するけれど、最近のドラッグストア事情を見れば、薬屋さんのスーパー化ってのは必然の成り行きみたいっスねぇ。 ただ、あまり安いというイメージが無いドラッグストア。利幅の大きい薬をメインに売ってるせいかな、やっぱ。

同じようにメインの商売以外に食品も売ってる大型店舗という意味では、ホームセンターの方が安いイメージってのが、不思議。 きっと専門家に頼んだ時の建築インテリアの利幅の大きさと、ホームセンターの利幅の少なさが、いいイメージに働いてたりするのかも。 100円ショップにコンビニ、ユニクロまでもが生鮮食品を置きたがるご時世。中には高級品がウリの店もあるけれど、やっぱ安いって言葉には弱いっス〜。


9月19日
月々に月見る月は多けれど……な、名月が夜空の見所だった昨日。地上での見所はもちろん『東京ゲームショウ2005』でございました。

17万人以上が、プレイステーション3やXbox 360、レボリューションのコントローラーのサンプルや、次世代ゲームの画像を見てきたのかぁ、いいなぁ。 キングダム ハーツ IIの発売日(12/22)も明かされちゃったようですし。このまま発売日が遅れなければ、クリスマスプレゼントは、コレで決まりかな。

さらに、ボーッとしている間に、アドベントチルドレンも発売され、なにやら新たなアルティマニア・オメガなるものが本屋に。 アイテムのCG見てるうちに、アドベント……ではなく、インターナショナルバージョンをやりたくなっちまいました。


9月18日
お月様のクレーターが40億年前の大災害の結果だと、発表されたりしたけれど、お月見する時は遠いクレーターより身近なお団子?  それではいってみようか、毎週お月見が出来ちゃうスーパーヒーロータイム感想〜 (あ、月が出てるのはマジレンのエンディングね)

魔法戦隊マジレンジャー ステージ29『くり返す「あれ?」〜ジー・マジ・マジーロ〜』
「早く、はやく皆に知らせないと大変な事になっちゃう」夜の鉄橋を走る長女・芳香(マジピンク 演・別府あゆみ)から、今回のお話は始まりました。 マージフォンを取り出し焦りまくりでプッシュする芳香を追ってくるのは……直径30cmくらいのシャボン玉?  頭の上でシャボン玉が弾けた瞬間、キョトンとしだす芳香「あれ、どうして? 私何をやってたんだろう……ま、いっか」。 しかし振り向けばそこに地獄の賢者・コボルトのブルテラス(声 青野武)「いや〜、なに、犬マン?」 「まだ逃がすわけには行かんぞ、娘」輪つきの杖を振って巨大シャボン玉を生み出す犬マン。一瞬、来週登場の新武器より、このシャボン玉杖を欲しいと思ってしまいました。

「待てっ! マジランプバスター」すんごいポーズで助けに来たのはマジシャイン(ヒカル 演・市川洋介)。 四底王の1人かと問われて名乗るブルテラス。その間芳香の頭上には2つ目のシャボンが……「旦那、アレ!」時々銃になるランプ猫・スモーキー(声・草尾毅)の警告で「避けろ、芳香」注意するシャイン。 だけど、身を伏せた芳香は弾けたシャボンから散る青いキラキラを被ってしまいましたとさ。 「芳香に何をした」「娘が知っては困る事を知ったのでな、1つ2つ細工を細工をさせてもらった。命は取らぬことを感謝するが良い」 杖は丸い方を下にすると細かい泡が出る仕様。泡隠れ的に退散するブルラテス。顔のわりにファンシーな地獄の賢者様です。

「大丈夫か」変身といて駆け寄るヒカル。見上げる芳香は紗のかかった恋する乙女 「あーん、怖かったですぅ」ブリっ子ボイスと共にヒカル先生の胸にすりすり。 そこへ駆けつける小津兄弟。「みんな、このハンサムな方が芳香を助けてくださったの。御礼を言って」 自分家の居候家庭教師に名前や住所を聞く長女に一同は『はぁ?』。 「何言ってんだ芳香ねぇちゃん、ヒカル先生だろ?」「え、ひかるセンセイ?」。ブルラテスが巨大シャボン玉で記憶を奪ったと、やっと気づくヒカル先生。 最初に犬マンを撃った直後の「芳香、大丈夫か」「えっと」って反応で気づくべきでしたなぁ。

「何なのこの部屋、びっくりー」魔法部屋に感激する芳香ですが、2話と違って凝った演出はございません。 まぁ、絵がウィンクしなくても「芳香ちん、不憫でござりますですぅ」な“しゃべる鉢植え君”や笑う“猫ランプ君”が居るけどね。 そのマスコット2体に深いため息をつかせた長女に、次女・麗(マジブルー 演・甲斐麻美)が自己紹介させてみると「小津芳香、21歳。ピッチピチの女ざかりですv」さらに蒔人(マジグリーン 演・伊藤友樹)から全員を指差し「お兄ちゃんに、麗ちゃんに翼ちゃん魁ちゃん」。 「忘れたのはヒカル先生だけ?」いやいや、魁ちん、鉢植えとランプも忘れてまんがな。

「ちょっと待て、芳ねぇ確か22歳だぞ、サバ読んでるだろ」突っ込んだのは次男・翼(マジイエロー 演・松本寛也)。 21だと主張する姉に今日の日付を質問です(何か認知症の検査みたいだな)「2004年の9月18日でしょ?」 蒔人が2005年だと言っても信じない芳香。というわけでヒカル先生が結論「芳香はブルラテスに最近一年間分の記憶を奪われたんだ」 あることに気づいて青ざめる魁「って事は、マジレンジャーの事も覚えてない?!」「マジれんじゃ?」首をかしげる芳香は、 皆々様はインフェルシアと戦う正義の魔法使いでござりますです。芳香チンは風の様に爽やかに夢を運ぶ希望のマジピンクでございますですって、マンドラの説明にも「信じられなーい」とアメリカ人ポーズ。

やって見せ、言って聞かせて、やらせてみて、褒めてやらねば人は動かぬ……というわけで、実技養成不思議空間でマジグリーンが変身の実演。 見よう見まねのポーズでマジピンクになってみた芳香ちゃんは、手鏡見せられ「これがあたし? すごーいすごーい」。 さすが芳香ちん、やるニャあと鉢植えとランプが褒めて、正義の味方をやる気になる長女。 これで何とかなる、あとはブルラテスの発言「知られては困ることを知った……」だけが懸案かと思ったら、不意にキョロキョロしだす芳香ちん。 「何なのこの部屋、びっくりー」もしやまた記憶喪失かと固まる一同の中で、子供がテーマパークに感激する様に、1人長女だけが大はしゃぎ。

地底冥府インフェルシアでは、「魔法使いにトドメを刺さないなんて、ブルラテスのヤツ」魔導神官メーミィ(声・高戸靖広)が動物園のクマのようにウロウロ。 「連絡によると、わざと逃がしたんだそうでーす」「そっちの方が面白いからだそうでーす」 パンク系少女幹部のナイ(演・ホラン千秋)とゴスロリ系少女幹部のメア(演・北神朋美)が、ウーザフォンをプラプラさせてるけど、呪文使う以外にちゃんと通信機能もあったのか。 システムごと接続会社まで練成するとは凄いぞメーミィ。ただブルラテスが携帯してる場面を想像すると、ちと笑えるんだが。

「まあいいわ、五色の魔法使いなど、あの冥獣人最強の男にかかれば赤子の手をひねるようなもの」 「最強の男……ズィーか」おおっと、魔導騎士ウルザード(演・磯部勉)すっかり壁紙化してて気づかなかったよ。 魔法力を全て(表向き?)渡した戦士兼解説役に、なぜかイヤミ120%のメーミィ 「おや、気になるのウルザード。そりゃそうよね、お株を奪われちゃったんだから。でもね、もう貴方に出来る事は何もないわ、指を咥えて眺めている以外はね。奴らの作戦が成就するのももうすぐ。あー、愉快快感、感無量」 作戦成功より、かつて天空界で永遠に勝てなかったライバルを無力化した方を喜んでる……なんて、誤解されそうな発言です。

さて、魔法部屋で色々な説明をきき、再び納得したはずの芳香だけど、1時間砂時計が落ちきった瞬間「何なのこの部屋、びっくりー」 映像では3度目ですが、少なくとも5度は同じセリフと反応を見てた周囲はひたすら脱力。 「オレの思いやりのある思い出し薬じゃダメか」「ボクの呪文、ルーマ・ゴルドも効かないし」 ブルラテスの細工とは芳香の記憶一年分消去+1時間ごとの記憶リセットだと結論するヒカル先生。 「リセット? で、誰?」またまた初対面のハンサムさん反応する芳香に、半泣きでヒカル先生の紹介とマジレンジャーの説明するマンドラ坊やは、芳香の“しゃべる鉢植え君”呼ばわりにもう抗議する気力を失ってます。 難儀な話だと呟くスモーキーも「もう猫ランプでいいニャ」自己紹介の気力0

「こうやって、マン坊が何べん教えても、一時間経てば忘れちゃうんだよな」戦力ダウンだけでなく、周囲の気力まで奪うとは、さすが地獄の賢者ブルラテス。 ただ熱いアニキはまだどうにかすると息巻いてます。「こういう場合、現場に戻るっていうのが鉄則だよ」ヒカル先生の提案で、昨夜の場所へ来た一行。 影の長さ見る限り、芳香のリセットは12回ばかり繰り返されてそうです。そこへ「芳ちゃーん」「この声は…まさか」ステージ15のテツヤ(五十嵐元)くん、ひっさしぶり〜。 ドクロの呪い以降も、冥府門の大災害とか色々モロモロあったけど、無事で何より〜。カメラ片手にぴょんぴょこ跳びはねる“発展的解消”したはずの元婚約者だけど、芳香の反応は「あんた、誰?」

「またまた、冗談きついよー」まとわりつくテツヤの両腕をガッシリつかみ、芳香から引き離して事情説明の翼と蒔人。 テツヤ独特のジェスチャーを真似して首かしげるヒカル先生には「気にしなくていいから」と麗がフォロー。 ちなみに記憶喪失だと教えられたテツヤの反応は……「やったー、僕と別れたって事も覚えてないってコトね〜」 おもむろに白眼鏡外して、出会いからやり直そうと口説き直し。 「あらん、面白い人。気が会うかも」再び燃え上がりそうな2人を見て激昂する長男。必死に止める魁と翼。 そんな苦労を全て無にする「あれ、あんた誰?」「えー、そんなぁ」脱力したテツヤの背から、なぜかシャボン玉がフワっとな。

ゆすっても起きないテツヤを見て、「人々から生気を抜き取ってる」芳香だけに構ってられない事態を察するヒカル先生。 インフェルシアが近くに居ると騒ぐ兄弟見て「インフェルシアって、誰。この人?」などと天然以前の芳香に、今からマジピンクの説明してたら被害者は増えるばかり。 「芳香はここで待ってろ。絶対に動くな」ずーるーいと騒ぐ長女を待たせてシャボン玉が飛んでった方向へ駆け出す兄弟たち。 ちなみに、そのシャボン玉はいつもの埠頭でブルテラスの杖から噴出してましたとさ。「人間どもの生気は、アレのいいエサになる」

海とシャボン玉見て笑う犬人間の所へ、変身状態で駆けつけるマジレンジャーとヒカル先生。 「やれやれ、煩わしい奴等よ……シャボンバー!」泡→電撃→爆発という過程を経る技に、倒れる4人。1人避けたマジシャインはマジランプバスター向け 「その杖で芳香の記憶を操作したのか、叩き折らせてもらうよ」と説明的啖呵切りますが、 「このブルステッキを折ると? ぶふぁふぁ、出来るかな」地獄の賢者は超余裕。正攻法では無理と判断したマジシャインは、真横に弾を撃って相手を油断させ、魔法力でコントロール。 サイコガンの原理で不意打ち狙い。時間差の2発目でバッチリかと思ったら、直前で握りつぶされる金色の弾

「なに!?」ブルテラスを助けたのはイエティのズィー(声 遊佐浩二) 「オレは戦いには興味がない、なぜか。オレより強い奴がいないからだ」などと大きなコト言うホッケー衣装の雪男。 「ただ1人天空聖者ブレイジェルを除いてはな」すかさず突っ込みいれるブルラテス。身長差がオール阪神巨人な、いい獣系漫才師になれそうです。 ただレッドが気にしたポイントは「父さんと戦った事があるのか?」そのせいでブレイジェルの縁の者だと判断されちゃうマジレンジャー。 「ならば、叩き潰してやるのも面白い」ブルラテスは「遊んでやれ」と既に他人事感覚です。

マジスティックソードやマジスティクボウガンが放たれるたびに、なぜか輝く胸の防具。 剣は純粋にレッドの剣術の未熟さとリーチの差で効かなかったっぽいけど、矢を反射する辺りタダの胸当てじゃなさそうです。 物理攻撃がダメなら魔法でGO。『ジー・マジカ』グリーンとブルーがツタと水を飛ばしたら、やはり反射する胸の防具。 「魔法が効かない」いやいや、呪文反射のみのシャハルの鏡よりすげーよ。まぁ、来週の敗因は、防具の性能に頼りすぎ……になるとは思うけど。

「ふっ、ブレイジェルの足元にも及ばぬ」4人の力量を見切ったズィーは、地面を殴って氷の道を作り、出現させたアイスホッケーのスティックを手にして4人をドカバキ。 変身解除に追い込みます「つまらん、俺の相手では完全にない」。ここで青アザだらけの教え子をかばってマジランプバスター発射のマジシャイン。 しかし、またまた盾が光り、スティックで打ち返されちゃうシャイニングアタックなスモーキー。

さて、「なーによー、絶対動くなって、芳香だけ仲間はず……あれ、芳香、何でココに居るんだっけ」どうやら戦っているうちに1時間経ったらしく、待ってた理由がわからなくなった芳香ちゃんは、ふらふらっと埠頭の方へ。 ところでテツヤが見当たらないけど、芳香ちゃんが救急車呼んで運んでもらったんだと解釈しておきます。あと、日差しが夕方っぽくなってたのも気のせいと言うことで。

「ズィーよ御主に更なる力を授けよう」さすがに観戦してるだけでは退屈だったか、ブルステッキから四底王の力を封じたシャボン玉出すブルラテス。 「余計な事を」とか言いつつシチジューローとネリエスの力を胸の防具から取り込むズィー。 「そいつで試してみてはどうじゃ?」と言われ、マジシャインを右手の日本刀と、左手の布で攻撃です。 マジランプバスターは五右衛門のように剣で叩き落し、布で銃を封じて引っ張り込んで、最後は空中でズンバラリン。 「悪くはない、トドメだ」そんな危機に、なんとフラフラ乱入の芳香ちゃん。もしかしてテレビの撮影と勘違いしたとか?

「目障りだ、どけっ」「危ないっ」芳香を凶刃から庇ったマジシャインは背中に大ダメージ。さらに胴薙ぎまで喰らってます。 ああ、自主コードのキツい子供番組で良かった。ヘタしたらシャイン4分割だよ。 しかし、それでは終らないズィーの攻撃。剣をホッケースティックに持ち替えて「デビルシュートォー」雪山とダイヤモンドダスト背負った氷パック攻撃をぶちかましてきます。 前後のセメント爆発の果てに海に落ちちゃうマジシャイン。『ヒカルせんせーい!』ここでCM。CM明けは魔法部屋のベッドで金色のシルクパジャマ着て唸ってるヒカル先生と、 翼特製のポーション(緑)で、アザだけでなく服の汚れまで回復させてる4人ってシーンになるわけだけど……強い奴以外とは戦わない雪男&放置プレイ好きの犬男と、追撃に興味のない敵で本当に良かったねぇ。

「ヒカルちん、しっかりするでござりますです」鉢植えって天空聖者も“ちん”なのか……それとも家族として認めると“ちん”づけなのかな。 ともかく「あんなド強い冥獣人、どうやって戦えばいいんだよ」苛立つ魁は、「あれー、何なのこの部屋、びっくりー」何度目かの芳香のリセットに、ちょっと黙っててくれと怒りモード。 ブルテラスの企みを早く突き止めなくてはと焦るヒカル先生のコトを「誰、この人」質問すれども、芳香に紹介する兄弟はもう、居なくなっちゃいました。こういう場合、大きな目立つ色の字で名札つけとけばいいんじゃないかね。誰もがいずれは辿る道だしね。

「ヒカル先生はこんな状態だし」看病中の麗もお疲れ気味。「正直、お手上げに近いな」普段は冷静な翼までもが諦めかける中、訳もわからないまま長女の責任感に目覚めたか、 発言する芳香ねぇちゃん「ねぇ、心配事があるなら、お母さんに相談したら? お母さんなら何とかしてくれるよ、ね」って、自分で解決するんじゃないのね。 しかし記憶障害の人に肉親の死を告げるのは、辛い事。っと今まで深雪ママの事は触れないように、一時間過ごしてきたんだろうな。 でも、こう聞かれちゃ事実を告げないわけにはいきません。

「それは無理だ」「大丈夫、お母さんなら絶対力になってくるはずだもーん」無邪気な芳香に蒔人が口ごもってる間に、壁にかかった遺品のマジスティックを外して渡す魁「母さんはもう死んじゃったんだよ、インフェルシアにやられてな。だから母さんはもういないんだ!」 「ウソ」否定する芳香だけど、兄弟たちの態度は冗談なんか言ってるムードじゃありません。 「だから俺たちは母さんの願いどおり、平和を守る為に戦ってきたんだ」芳香も固まるなか、マージフォンにの音だけが魔法部屋に響きます「皆々様、冥獣反応でござり……」「解ってるよっ」叫んで目をそらした魁の耳に聞こえてきたのは、なんと母さんの遺言?

「勇気を出して、よくわかんないけど芳香たちには勇気があるじゃない。芳香たちの武器は勇気、いつだって勇気が力を与えてくれる、それを忘れちゃいけないよ、ね」 「その言葉、母さんの」おお、回想とはいえお久しぶりです深雪ママ(演・渡辺梓)。一瞬、遺品の杖を通じて娘に降霊したかと思いましたよ。 「どうして、記憶はリセットされたのに」「まさか芳香ねぇちゃん、記憶が戻った?」 「いや違う、芳香は今、単に本心を口にしている」 「そうか、記憶はなくしてもこの一年で大きく強く変わった勇気まで消えたわけじゃない。だから今の芳香は前と違って母さんと同じ事が言えるんだ」表層の記憶は消えても経験値は落ちないマジレン世界 「だったら俺たちだって前とは違う。諦めたりビビッたりしてる場合じゃない。だって俺たち、正義の魔法使いマジレンジャーなんだから」 「みんな、勇気出そうぜ」おうっ

芳香が差し出した母の形見に手を置く5人。それを見て背中や腹の傷に思いっきり負担かかりそうな姿勢で、ベッドに身を起こすヒカル先生。 「凄いよ、なんて事だろう。魔法使いとしての記憶はなくしても、希望を与えることが出来るなんて。芳香もまた、新しい伝説の担い手なんだ」 その芳香は「行くわよ、えーとなんだっけ?」『マジレンジャー』「まじれんじゃー」戦闘前の呪文のレクチャーとか大変そう……まぁ、翼チンが暗記パンみたいな薬を、開発してるって可能性もあるか。

ブルラテスはどこか屋上のヘリポートで、人の生気収集作戦の最終段階に突入中?  「一気に集めるとしようかの、頼むぞ嬢ちゃん」 「いやーだもぅ、口が上手いわねぇ」照れながらウーザフォンでブルテラスを巨大化させる妖幻密使バンキュリア(声・渡辺美佐)。 齢何千年というクィーンバンパイアにも、“お嬢ちゃん”呼ばわりって効くのかあ。みのもんたは偉大だねぇ。 ちょうどそこへ、「きゃっほー」スカイホーキーでかけつけるマジレンジャー「俺たち運がいいぜ、相手、一匹だ」って事で、新たに作った魔神化CGを披露しつつ、あっさりマジキングに合体。 巨大戦の開始です。

「やれやれ、性懲りもなくまたきおったか。シャボンバー」飛んで来たシャボン玉はキングカリバーで斬ったけど「一気にやっちゃうわよ、あの杖を狙って」「おう」「芳香ねぇがリセットされねぇうちにな」と始まったチャンバラでは「ワシのブルステッキはダイヤモンドの100倍の硬さじゃ。おぬし等にはとうてい切れぬ」宣告されちゃいます。 「マジ硬てー」手をぷるぷるさせるマジレッドがちょと可愛い。 さらにダイヤモンドの10倍の固さのシャボン玉……なる不透明な岩の塊をぶつけられてピンチのマジキング。

でも「10倍だろうと100倍だろうと絶対叩き切って見せる!」そう宣言したマジピンクを包むマジトピアの光「え、ん?」。 「新しい魔法だ」「芳姉の挫けない勇気に魔法が応えてくれたんだ」「よーし、芳香やっちゃう」って事で配置換え「ジー・マジ・マジーロ!」金色の蒸気に包まれるキングカリバー。 「これでトドメじゃー」ブルテラスが飛ばした岩っぽいシャボン玉を全てずんばらりん「切れ味グーになったよ」。って言うか中まで詰ってるモノは果たしてシャボン玉なのであろうか? 

「芳香ちゃん凄い」「これならいけるぜ」『キングカリバー魔法希望斬り』バラ星雲を背負って、杖のワッカ部分をズンバラリン。 「ワシのブルステッキを斬りおった〜」動揺したブルテラスは等身大に戻り「こうなったら一刻も早く……逃げるが勝ちじゃ」欠けた杖を持っていずこかへ。 「見失ったか」いやだから、変身を解いて追撃ってどういう了見なんだか。 ま、いっか芳香の記憶喪失&リセット騒動も終って「あ、思い出したわ。大変よみんな」昨夜の回想シーンに突入です。

「夜遊び帰りは楽しいな〜 いい気持〜」ほろ酔い芳香が夜の川辺を歩いていたら、前方をブツブツ言いながら通り過ぎるブルテラス。 「あれはインフェルシアっ」酔いも覚めて尾行開始の芳香ちゃん。辿りついたのはスマートブレインタワー建設予定地の基礎部分だった事もある、ウルトラマンとザ・ワンが戦ったり、オオナマズが出たりした、首都圏外郭放水路庄和排水機場。 雨が多かった時期に撮影したのか、全体的に湿気ってます。 「どうだ、イーブルアイスは順調か、ズィーよ」「もちろんだ、オレが世話をしているんだからな」色んなモノの揺り篭だった第一立坑は、現在FFに出てきそうなクリスタル形の、巨大氷を育成中。

「ではワシはエサをやるとするか。地上で集めてきた人間どもの生気だ」杖を紫に光らせてたくさんのシャボン玉を氷に当てるブルテラス。 「たんと食うがよい」なんだか鬼が出てきそうな状況です。 「あと少し……自力で生気を吸い取る事が出来るようになれば、もう誰にも溶かせなくなる」「そしてこいつ吐き出す息は、地上界を雪と氷に変えるという訳か」 「そうだ、全てを凍りつかせる」わざわ座立ち聞きされてる時に作戦の概要を懇切丁寧に語る目的は不明ですが、響鬼だと、これが雪女の原型なんて書かれちゃうんだろうなぁ。

いつしか芳香はマジピンクに変身「あんた達の企み、聞いたわよ」と勇ましく挑んでみたけれど 「マジレンジャーか、ブルータス、お前に任せる」「やれやれ相変わらずモノグサじゃのう」向かってきたのはシャボン玉。 それでも変身が解けるくらいダメージ受けた芳香は、一人じゃ手に負えないと「早く、早く皆に知らせないと大変な事になっちゃう」。 それでアバンタイトルのシーンとなりましたか。

「こっちよ」「おう」長女の案内で地下施設に駆け込んだ小津兄弟が見たものは、水からザバーっと上がってくる空飛ぶ氷山(ドライアイスのスモークつき)。 噴出す冷気に顔を覆う兄弟たち。その様子をベッドから見ていたヒカル先生の「これは悪魔の氷山、イーブルアイス」説明セリフで今週は引き。 だから先生、傷に負担かかりそうな姿勢はやめようよ〜。 それとも、傷は既に翼の薬で完治してて、汚い東京湾の海水を飲んでの腹痛とか脱力感で、実は寝込んでるんですかい?

今回の呪文紹介コーナー 『ジー・マジ・マジーロ』
「ジー・マジ・マジーロ、キングカリバーの切れ味を良くする魔法でござりますです」マンドラの説明とマジキング画像を脇に追いやり、 しゃしゃり出るのはスモーキー「説明しよう、実は小さくなった俺様が超高速で磨きたてているんだにゃー」代わりに出てくるキングカリバー拡大画像(無数のミニスモーキーつき) 「ウソでござりますです、よい子は信じちゃダメでござりますですよ」あの〜、デタラメだからって画像を粉砕しなくてもいいんじゃないかなぁ、鉢植え君。ヒカル先生と麗ちゃん以外、猫の言うことなんて信じないってば。

次回予告 ステージ30『伝説の力〜マージ・マジ・マジ・マジーロ〜』
「勇気など力の前には無に等しい」派手にぶっ飛ばすズィーはともかく「力はやがて更なる力に敗れる」とのたまう青い天空聖者様はどちら様?  マジレンジャーに与えた武器といい城戸財閥の総帥の気配が……いやいや、そんな筈は。ともかくアイスホッケー選手に対抗するため、マントをショルダーガードに変えたスタイルに二段変身のマジレンジャー。 その兜飾がなかなかエキセントリックです。 ちなみに、舞台挨拶画像挟んだ映画CM&ジャンクション後に、新オモチャ(レジェンドモード)のCMが……抜かりないなぁバンダイ。

仮面ライダー響鬼・三十二之巻『弾ける歌』
安達明日夢(演 栩原楽人)のナレーションが消えて3話目、まだ慣れる事が出来ません。 あ、先週のクライマックスと洋館の実験室からなるアバンタイトル後に始まった、オープニング『輝』は、副題に合わせたかのようにスキャット+ストリングスでした。 でも、本編にミュージカルや替え歌がなくて、ちと寂しい。……まぁ、いっか、猛士のマッドサイエンティスト・小暮耕之助(布施明)が熱唱しちゃってたから。

Aパートは、赤ラインのホンダのバイクから始まりました。それも映画の冒頭でも見たような車種……えっと、映画の劇中CMだったりする?  もっとも乗っているのはヒビキさんではなく話題のマッドサイエンティスト。 強盗事件関連で検問している警察官(まいど豊)に「キミには私が強盗に見えるか?」年上には敬語を使えと言葉遣いにイチャモンつけて、警策(きょうさく)でお尻をペシッ。 ちなみに免許証は出してません。ここは自尊心を曲げても、警察への世間の風当たりに配慮した、若き公務員を称えましょう。で「そんな事を申されても……」は新撰組ファンへの微妙なサービス?

「もう大丈夫だよ」「かっこぃー」「ありがとぉ」
立花勢知郎(演 下條アトム )と立花日菜佳(演 神戸みゆき)の風邪が治り、甘味処『たちばな』は普通の朝を迎えてました。 ウェイター業から解放されたヒビキ(演 細川茂樹)は、調査したくなるほど魔化魍も出ないので、まったりお茶しちゃってます。 「お待たせ」着替えてきた立花香須実(演 蒲生麻由)の運転で、いざ姫&童子探しに行こうとしたら……白衣のまま店に来たみどりさん(梅宮万紗子)が血相変えて言うことにゃ「吉野から連絡があったんですけど、小暮さんがこっちにいらっしゃるって」。 病み上がりのオヤッサンはアワアワ、香須実姐さんも青ざめ、ついには現場から戻ってきたヒビキとトドロキをも巻き込み店の大掃除大会開催。『たちばな』の通常営業は当分先になりそうです。

「解らないな、キミはどうやってヒヒギさんに取り入ったんだ? キミみたいな何の取り得もない人間がさ」 棒読みで憎まれ口叩かれてもなぁ……せせら笑いとか軽蔑とか、もっとイヤらしい感情込めてくれなくちゃ。 で、明日夢のバイト先に押しかけようとする桐矢京介(中村優一)の、今回の偽傷は足首のネンザ。我が子を敵から守るため、傷ついたフリする野鳥ように、彼がウソまでついて守るプライドは、生まれたての雛よりひ弱だったりしそうです。 でも、締め出されたからって、包帯捨てるのはいかんなぁ。それと、ここで小暮警策の尻ペチしないでどうするんだ布施さーん。ここはマイナス×マイナスでプラスにすべきシーンなのにぃ。

さて、明日夢は学校、『たちばな』は大掃除をしてた頃、トドロキとヒビキは鬼としてのお仕事をキチンとこなしていましたとさ。 「姫も童子も全滅したって事っスかね〜」アタリの無いディスクアニマル(音式神)をチェックしつつのん気な発言のトドロキくん。 確かに大量に倒されてはいるけど、それは鬼じゃないってシーンが直後に入って、なんだか今回もいいトコなし。うう、間もなく新発売のトドロキ変身インナーの売り上げ、大丈夫かな。

冒頭の洋館で、ガラス器から溢れる煙の中から、古風なカッコした姫と童子が出てたけど 「ごめんなー、人員整理だ。ごめんなさい」「ごめんなさい、ごめんなさい」『ごめんなさーい』、さすがはスーパー、強いだけじゃなく村田充と芦名星の声の入れ替わりもありません。 っていうか、やられてる黒と白の男型傀儡も、うめき声聞く限りは、声の入れ替わりなかったんスね。 念波も使わずやられる傀儡達ですが、一応トドメはスーパー達が手から放つ赤い波動でのみ。あれは清めの音のスーパーバージョンかな。 それにしても強いけどムダに明るくイッてる敵・スーパー童子&姫、ガンダムの強化人間みたいです。

そのバトルを記録してたルリオオカミの知らせで、現場に乱入するトドロキとヒビキ。走りながらの変身ですが、よく轟鬼の電撃にやられなかったもんです、響鬼さん。 警策男が森から見守る中、戦い挑む2人の鬼。相手が変身前なのに押されてるわ波動で飛ばされるわで「おい、何かヤツラ、強くなってねーか? 何が全滅だよ」。 しかし鬼より傀儡の人員整理が優先のスーパーコンビ。白い傀儡がどさくさ紛れに逃げたのに気づくと、川の中の響鬼&轟鬼を無視して山奥へ。

「あれー、いないなー」ニ手に分かれて追ってたスーパーコンビを、見失った轟鬼は首だけ変身解除できょろきょろ。 その足が枯葉の合間の、あからさまなロープの輪に入ったとたん、逆さづりにされ、尻を警策でピシッ「未熟者!」。 まぁ、仕事中の後輩に罠を仕掛けるのは感心しないけど、これしきの事で大事な烈雷を放したトドロキは、確かに未熟者ですなぁ。

「見失ったなぁ」響鬼も竹林でスーパーコンビを見失い、首だけ変身解除してたら……なぜか飛んでくる一節分の竹。 とっさに叩き落したら、その後も前後左右から飛んでくる竹。パックの演技習得中の北島マヤのようにペシペシ落したり避けたりのヒビキさん。 「誰だセコい攻撃するヤツは」誰何した直後に飛んできたのは、白い豆腐? 壊さずに受け止めて首をかしげるヒビキさんのお尻にも警策がピシッ「未熟者」

店を一時休業させ、戦闘から戻った鬼の手まで借りて(でも桐矢は「少年いるから大丈夫だ」と追い出して)、『たちばな』をピカピカにして迎えるのは吉野の開発局長。 小学生の日菜佳を2時間半、香須実は3時間半、勢知郎に至っては4時間半も正座させた、口うるさ〜いオジサンだそうな(小暮のショートケーキのイチゴを盗み食いしたのが逆鱗に触れた?) ともかく人手が足りなくて、すぐに掃除の手伝いを命じられる明日夢君。

部外者排除したお店で、掃除しながら語られるのは今日の戦闘。 強いばかりでなく、セコい攻撃までしてくる新種の童子と姫にグチる2人の鬼。 「食べ物をナンだと思ってるんだろうなぁ」って、ヒビキさん、まさか童子からのプレゼントかも知れないあの豆腐、食べたのですか?  そこへやって来たのは銀メガネのダンキ(伊藤慎…響鬼の中の人)と、一番☆Tシャツのショウキ(押川善文…威吹鬼の中の人)。 小暮さんの新兵器の実験台やったら変身できなくなった、なんて言い出します。噂をすれば影が差す。失敗作だと文句つけてたら、「バカモノどもが!」局長室にご本人が乱入。

「日頃の鍛錬が足りないのを棚に上げ、私のせいにするなんて」え、今、どこから警策出しました?  ともかく、情けない、鍛えなおして来い! 文字通りダンキとショウキの尻を叩き修行へ追い立てる小暮さん。またまた関東の鬼のローテーションがキツくなりそうな感じです。 そして、声とオシオキ道具で“セコい攻撃”の犯人に気づく鬼2人「面白くなってくるぞぉ」うそーん、ヒビキさんの感性ヘン。まさかM…ゲフンガフン。

CM明け、桐箱の中からみどりさんが出したのは新武器アームドセイバー。 「最高の武器」を嬉々と説明する小暮さん、でも、映画じゃあ変形前は未熟な刀だと言われてませんでした?  ともかく小暮さんが次に目をつけた実験台は、やる気もスキもありすぎるトドロキではなく、 「あ、お前の方がまだ見所があるな、豆腐も壊さなかったし」なヒビキさん。 ところで鬼の力が大幅増大のアームドセイバー……やっぱり、宅配便か小包か、メッセンジャーが届けたと解釈しておけば、いいのかな。

「でも不思議ですよね、使えなかったら変身できなくなるなんて」 色々勉強させてもらいたいと、ひょいっとアームドセイバーを持ち上げ分析始めるみどりさん。 実は剣が放つ波動が強すぎて、鍛えても限界がある人間の力では扱えない……無理に同調しようとすると体力を消耗して、それで変身できなくなるんだそうな。 「デキが良すぎたっていうか」「慰めはいいんだ……そうか、私は誰にも使えない武器を作ってしまたのか」 その通りだ、みどりさん。いっそ 「悪いのはそっちの方じゃないか。自分の過ちを棚に上げて、人のせいにするような、そんな男らしくない、情けない、どうしようもない、そんなタイプなんだ、キミは」 とでも言ってやりなさい。「最近の鬼ときたら鍛え方が足りん」なんて言ってたオッサンだ。

だって、その小暮発言のせいで、今回のトドロキはバカやっちゃったんだから。 ところでヤーコが吐いてた高架下で……ザンキさんが歓迎パーティー蹴ったのは、もしかしてお歌が辛いからですか?  で、その歓迎パーティーは最強の武器が失敗作と解った直後に発表されたせいで「興味ないな、そういうおちゃらけた催しには」なんと主賓まで欠席って危機を迎えます。 そこは天然ヒビキの「ちょっとぉカンベンしてよ、オレがカラオケ苦手なのしってんでしょうが」って一言が、プロ歌手のプライドに火をつけて 「無礼者、本当の歌と言うものを教えてやる」出席決意の小暮さん、座敷で『月の砂漠』と『大きな古時計』をアカペラで朗々と歌い上げる事態となりました。

さて、学校の廊下で明日夢が桐矢にモップがけ競争を挑まれ「かったー」なんてはしゃぐ転校生に溜息ついてたころ、 見覚えのある採石場で、スーパーコンビが白傀儡を倒してました。 そこへイブキ(演 渋江譲二)が駆けつけて、飛び降りながら風の渦を切り裂く、カッコいい変身をしてのけます。 ところで、あきらの存在が携帯電話でのヘルプ依頼、それも姿も声もない、石割君状態なんですが、このままフェードアウトなんでしょうか〜。 もし、彼女レベルの演技が、本編出演を削られるボーダーだとしたら……大ピンチですよ、新キャラ桐矢くん。

「あきらくんからです、姫と童子を見つけたから力を貸して欲しいと」 アゴや指先のマッサージしたり、座ったまま出来る軽いストレッチしながら歌を聴いてた一行は、緊急事態を口実に座敷を逃げ出します。 しかし、戦闘には直接関わらないみどりも逃げた無尽の宴会場で、一応最後まで謳い終えた小暮さん、すこし寂しそう……。
「あー、とと ヒビキさん先行ってて下さい、俺すぐ追いかけますから」新武器抱えて縄梯子登ったハズのトドロキが、一瞬にして採石場にたどり着いてるタイムラグの謎は、 決して考えてはいけません。この作品世界にはワープ機構を備えたガソリン自動車や、時間をゴムのように伸び縮みさせるテクノロジーが、この9月から実用化されているのですから。 もちろん、御曹司・威吹鬼が予想以上に打たれ強いってのも幻想です、多分。

「こいつら、今までと違う、強い」「待たせたな」「威吹鬼さん」
3人の鬼VSスーパーコンビの戦闘開始ですが、姫が童子を扇であおいだりと余裕たっぷりの相手には色々モロモロ通じません。 「なんか来たv」「か、カッコイー」と巨大カマイタチ……ってケルベロスな三つ首で左右の口に鎌咥えてるってのはなんだかなぁ。 火車の時といい、人工物を妖怪に混ぜるとなんかヒビキらしくないというか……ツクモガミはチト違和感が。ともかく鎌投げつけられて鬼たちピンチ

「くそー、こうなったら」まてまて、まだ烈雷での音撃はおろか剣や投擲武器としての使用もしてないうちに、新武器に頼るのはどういう了見だ轟鬼君。 そんなキミと酒飲みたくないから、ザンキさんはパーティーを欠席したのかもしれないぞ? ともかくアームドセイバーを手にした轟鬼はスイッチ入れると同時に、555第1話の真理状態。 幸い首だけ変身解除で済みましたが、それ見てつい試した響鬼さんまでもが首だけ変身解除。 何気に威吹鬼以外戦闘不能となる中で、童子が新武器を空中キャッチして振ってみて、嬉しそうにヒビキさんに突っ込んでくる所で今週は引き。

次回予告 三十三之巻『装甲う刃』
「我々のテクノロジーを魔化魍側に知られてしまうかもしれません」みどりさんが語る現実化してない危機より、腹筋してるトドロキやザンキ三のお尻を襲う、 一日で10体の魔化魍を倒した伝説の人の警策、そして何よりゴテついた装甲つき響鬼に危機を感じちゃったりする予告。 でも最大の危機は本編直後のヒビキ装甲 アームドディスクセットCM。戦隊は予告の後なのにどうして毎年ライダーは……ブチブチ。 しかしCMまで555風味になっちゃったねぇ。でも攻撃受けた怪童子と妖姫が枯葉に戻る点に妙な安らぎが……だって最近の魔化魍のやられシーン、白い紙っぽいんだも〜ん。


9月17日
来週のゴールデンタイムのお楽しみは『電車男』最終回スペシャルだけ。今夜の『女王の教室』で楽しみにしてたドラマはもう……でも、 朝の特撮番組には、そんな心配はありません。ネクサスは秋の番組改編を待たずに終っちゃったからね(泣)。って事で行ってみよう、特撮感想日記〜。

ウルトラマンマックス 第12話『超音速の追撃
「こちらダッシュバード・ベータ。現在速度マッハ5」 太平洋上空2万m、テスト機で雲海を駆けるコバ・ケンジロウ隊員(小川信行)から、今回の物語は始まりました。 エースパイロットでもあるトラブル確率99.95%コンビに操縦させなかったのは賢明ですが、コバって『撃墜され王』だったような……。 「了解、現状高度を保ってください」基地ではアンドロイド・エリー(満島ひかり)がモニターし、黒ファイルを開いてるトウマ・カイト隊員(青山草太)は、ペンを片手に記録係。 新型機の設計に一枚噛んでそうな発明家・ショーン・ホワイト隊員(ショーン・ニコルス)が、珍しく真剣に見守るその横で、なぜかノリノリでiPod手にしてるコイシカワ・ミズキ隊員(長谷部瞳)。 エースパイロットなのに新型機に乗せてもらえなかったストレスを、ロックのリズムで発散中?

「ちょっと、やめてよ。返して」「オー、グッドソング!」
そんなミズキから、ヘッドホンを奪ったショーンだけど聞くや否やノリノリ。技術屋に大事なテスト飛行の事を忘れさせたアーティストの名は『バッドスキャナーズ』。 メジャーデビューしたてだそうですが……演じるのはACTION!(高橋ヨシロウ 大谷ケイイチ CHAKI TAKECHIYO)。今は因数分解なリーダーの人、ヘタすると隊長より年上なんじゃ……。

「ショーン、コバ隊員が呼んでます」エリーとカイによって、バッドスキャナーズ・ワールドから引き戻されたショーンの許可を得て、ついにダッシュバード・ベータのウリ、マッハ9.5まて加速できるパワーブースターの実験開始「コレでダッシュバードに追いつけるものは何もないね」。 「マックスより早いかも」なんてミズキに言われてカチンときたか、ココにiPodの端子を繋ぐカイト「聴くなら皆で聴こうよ」 というわけで、「コバコバGo!Go!ロクンロール!」音が溢れる中、テスト機は加速開始。トップガンといいマクロスといい、超音速機には燃える音楽が鳥肌立つほど良く似合う。だけど

「なんだコレは」「パワーブースターの実験です」「そうじゃなくて、この騒音だよ」
音楽とはハーモニーとビートが相まって聞く人の心に直接働きかけるものだと、ロック否定のヒジカタ・シゲル隊長(宍戸開)によってサウンドは止められ、静寂の中でダッシュバード・ベータは未知の最高速マッハ9.5をマーク。 しかし、その後方から追いついてくる未確認飛行物体が……「こっちより早いぞ」。 警告されたコバが目にしたのは可変翼を持つ怪獣?

「本機に急速接近中のUFOを目視、これよりテストを中止し回避行動に入る」最初のパース付いた飛行雲も板野氏ならではでしたが、ここから始まる超音速の追いかけっこはまさに板野サーカス。 雲は糸を引き、水蒸気の輪が広がり、朝から嬉ションこらえるのに必死の数秒間でした。もちろん撃墜され王のコバだから、怪獣が起したソニックブームでダッシュバードベータはバランス崩し、通信途絶。 「コバ隊員、応答してください」エリーが見つめる砂嵐のモニターでOPへ。
超音速怪獣ヘイレン登場

「この辺りで通信が途切れたのよね、無事だといいけど」
「コバさんなら大丈夫だよ」それは違う、この番組だから大丈夫なだけだ。
トラブルコンビはゴムボートで力なく手を振ってた同僚を無事回収。「コバって本当にタフガイだからね」病室はお見舞いにきたショーンたちで満杯。 ところで、ボートの上で死にそうな顔してたのは、船酔いと言い張る「あんな事でくたばる訳ない」コバ隊員、ユフィじゃないんだから……プロ戦士としてそれ、マズくねぇ? 

「アレは巨大なジェット機のような形をしていた」コバは隊長に怪獣の形状を報告し、 今回ショーンの助手と化してるカイトは「神経使うね、ブラックボックスの解析って……これ何の音だろ?」フライトレコーダーからギュワンギュワンって音を拾い出していましたとさ。 ところでマグカップ片手に労いに来たショーン、寿司屋の湯飲みを愛用してるのかぁ。

街では現在売り出し中の『バットスキャナーズ』のプロモをオーロラビジョンで紹介中。 立ち止まるカップル(中村まりと…はて?)や、空気ギターの兄ちゃんが画面に注目してる中、縦ノリしてた子供(瀬川有太郎)が立ち話中の母親の手をクイックイッ。 「あ、飛行機雲……こっち来るよ?」もちろん飛んできたのは怪獣。広場の人々は風圧でコロがります。特に、厳つい顔で空気ギター弾いたり、木に掴まってた人のスッ転びっぷりが見事でした。 で、怪獣は街路樹踏んで着陸し、平成ガメラ風味に火を吹いて、オーロラビジョンをビルごとドカーン。そして、どこかで見たような勝利のダンスだか気合入れのオーバーアクション。 もしかして、内臓はレッドキングの……?

早速、佐野史郎のナレーションをBGMに、怪獣反応があったエリアJCに出撃するダッシュバード1。ひとしきり踊って気がすんだのか、飛び立ったヘイレンを見て「こいつだ、夕べバードベータを襲ったのは」そうコバが証言し「凶悪な顔をしているわ」なんてミズキは言うけど、追うダッシュバード1には目もくれず、ひたすら加速していく怪獣さん。 普段は大人しいのに掃除機かけると暴れだすネコと一緒なんじゃ……って疑惑がムクムクと。

しかも、海辺でもない、雲ひとつない日本晴れの空で、水蒸気の輪を作ってのけるヘイレン。 「もっと飛ばしてよ」「最高速度なんだよ」「じれったい」「八つ当たりするなよ」「冷静なのね」ミズキがブー垂れても追いつけるものではありません。 ところで、ダッシュバード1って操縦席が前で、ガンナーが後ろなの? そうだとしても、ベテランのミズキではなく、飛行時間が少なそうなカイトに操縦桿を握らせる理由がチトわかりません。 色々物入りで、今度の給料にはパイロット手当てを上乗せしてもらわないと、お財布がピンチ……とか?

「分析の結果、音速の十倍、つまりマッハ10以上で飛行する能力を有しています」「マッハ10とは驚くべきスピードだな」 ヨシナガ・ユカリ博士(桜井浩子)と最高司令官トミオカ・ケンゾウ(黒部進)のサービス出演セリフの後は、 「ウチのどの戦闘機よりも早いって事ですか」「じゃあ、この怪獣には追いつけないって事なの?」隊長とミズキの補足解説が続きます。 今回、解決策を出したのは、来週敗北が約束されてそうなカイトと、普段はコミックリリーフのショーン。 「こっちから呼べばいいんですよ」ココを抱え怪獣が街を破壊した理由をクイズとして出すカイトくん。

「何か頭にくることでもあったんじゃなーい」「コバ隊員、正解」と言うわけで「実はこの怪獣、ヒジカタ隊長と似てるんです」と、iPodからココにDLした『バッドスキャナーズ』のデビュー曲をを鳴らしてみせ、ダッシュバードベータのパワーブースターの音と、怪獣の鳴き声と、エレキギターの音の波形をモニターに出し相似性を指摘。 「ヤツはこの音を、敵だと思って襲ってくるんです」

というわけで、「彼も優秀な部下に育ったな」長官にお褒めの言葉を貰い、待ち伏せ作戦に適した広い場所(つまりウルトラ広場?)をリストアップしていたら、不意に顔色変えるミズキ隊員 「代茂木野外ステージ……始まるんです、あと30分でバッドスキャナーズのデビューコンサートが」隊長にチケットを見せつけ……って、職場に私物を持ってくるなよ〜。ちなみに2時30分開門 3時開演、S席3の15番で4000円。

ファンとスタッフで賑わうコンサート会場にダッシュアルファで乗り付ける隊員たち。しかし、そこに思わぬ障害が。 「チケットを拝見します」それは職務に忠実な警備員! 奇矯なコスプレや偽造身分証、そして緊急事態って単語は慣れっこなのか無反応。そこでミズキがチケット出したらば「一枚ですか……後ろにお並びください」。 ここでカイトが魔法の言葉を……「UDF法102条により入場させてください」「どうぞ」って、え〜?! まぁ、細かい事は突っ込むまい。 ここは、もっと細かい所……CDやTシャツ、タオルに立て看のポスターと、小道具とエキストラが充実しすぎてた事に、感動するべきシーンだから。

リハーサル中のバンドからマイクを奪い、演奏中止と避難を呼びかける隊長だけど「オッサン邪魔だよ」反骨こそロックの精神とばかりに、楯突くメンバー。「オッサン?! そっちこそオッサンじゃないか」隊長さん、ナイスつっこみ。 とまぁ、無駄にオッサンどもが争ってる間に「あ、来た」空から降ってくる弦楽器系の鳴き声(ヘリウムガス吸ったゴジラというか)。 「なんだよあれ」「アンタのギターがあいつを呼んだんだ」「オレのファン? あれが? 怪獣のファンなんかいらんわー」 というわけで、『バッドスキャナーズ』の許可も得て、コバとショーンがダッシュバード1と2に乗って攻撃開始。ああ、高速で飛ぶ戦闘機周りで揺れる空気感がステキv そしてダッシュマザーは……無人操縦なのか、名もなきUDF職員が操縦してるのか、チト不明ですが戦線離脱?

なにやら英語字幕付き(Eat this!  That' it?)でしゃべるショーンと共に、「こないだのお返しだ」だの「そんなんに当たるか」とか言ってビーム撃つコバ隊員。 でも、そこはコバ隊員ですから、ダッシュバードの攻撃も当たりません。 「あいつ、地上でも早く動けるのか」そう気づいたんなら、無理せず回避行動とりなされ。ほらみろ、撃ちに走って撃墜されてからに〜。 しかし、全世界の人々の血税使った飛行機を、1話で2度も落したら、職場の存続が……って訳でもなかろうが、カイトは素早く、公園の植え込みの影へ。 そして49分でマックス登場。その直後にハッピーセ〜ット

CM明ければ、某所で“そうはいかんざき念動力”と呼ばれてる技で、コバとマックスバード2は無事着陸。 当面の職を確保した後、素早い相手なら突っ込んできた時を狙えとばかりに胸を叩き、掌を上に向けたアメリカ風挑発するマックス。 対するヘイレンは高見盛なパチパチで気合いを入れ、ニワトリ風に土蹴って、つっこみー。 で、マックスよ、華麗にバク転で避けるのはええが、敵を見失って背後から頭突き喰らっちゃ世話ねーべ?

小パンチや軽いキックは当たっても、大技のとび蹴りは避けられちゃっうマックスは、カニばさみ投げで逆転狙い。でも、技が決まったあとムダに手をパンパンやってるから、ジタバタ悔しがるヘイレンを、ついに本気にさせちゃいました。 勢い余ってけつまづいたヘイレンの首を固め、グリグリしてたら、投げられてヤクザキック喰らって、火を吹かれて……側転である程度は避けたけど、背後にコンサート会場があっては、逃げるわけにいきません。 そこで、久しぶりに登場のバーリア。あり、今回は青白いラウンドタイプじゃなくて四角いオレンジ色ですか。まぁ、ここは舞台から見上げるマックスの背中がカッコよかったから、満足満足。

「ウルトラマンマックスが逃げた」「違うわ、地上の被害を避ける為よ」 でもそれは、大空という相手のテリトリーで戦う事を意味するわけで、マックスはぶっちゃけボッコボコ。 でも、その前の空中追いかけっこに感動しすぎて、大ピンチに思えませんでした、ごめんなさい。 素早い動きでマックスの周囲に圧縮空気の壁を作り出すヘイレン。それは臨海に達してついにドカーン。 ここで機転を利かせたのは隊長さん「キミたち、演奏してくれ」『はぁ?』「デカい音でガンガンやってくれ。キミたちの音楽が地球を救うんだ」。 「やめろっていったり、やれっていったり〜」っていうか、民間人を囮にするダッシュへの文句はございませんか? バッドスキャナーズの皆々様方。 あと、「もっとデカく」はアンプというか音響調整ブースに言ってくれ。

「おわ、こっち見てる」「とめるな、もっとハードに、ハードにっ」隊長の依頼で、黒コゲになる恐怖の中で演奏するメンバー。 ヘイレンが地上に気を取られているスキに「今だ、マックス」見てるだけ〜のコバちゃんの声が聞こえたか、青白い爆発の中でマナ光を集め、マクシウムカノンを見事ヒットさせるウルトラマン。 超音速怪獣が粉々になるのを見て「Gotcha!」「よし」エリーまでもがガッツポーズ。 ところで大喜びのミズキ隊員に抱きついて、喜び分かち合った調整ブースの人ですが、マジで「誰?」(中村良平?)

オマケのおもろいシーンは、おもむろにガッツポーズ解いたエリーの「おなかすいた」。オイルを側に置いた、イス(充電端子は足元?)で監督の著書『失われた歌謡曲』を読みながら優雅な時をすごし深呼吸「充電完了」
そしてお約束ながら、隊長の心理を慮ってバッドスキャナーズの話題は廊下限定にしてた隊員達が、司令室に入ってみれば、大音量で流れるロックミュージック。 空気ギターしてた隊長がサングラスとって「悪くないよね、こういうのも」。 笑い声で引きでしたが……

Aパートのカイト並に冷静に考えてみると、 音だけの疑似囮とはいえ鮎の友釣り作戦に引き寄せられたヘイレンは、同族間での縄張り争いを日常としてる怪獣の可能性が……あのヘイレンが最後の一匹とは限らない。 こりゃ、バッドスキャナーズは即解散、いや解散する前に観客もろとも黒コゲかもね。

次回予告 第13話『ゼットンの娘
「ウルトラマンマックスが殺される」懐かしの怪獣がまた……それも最強の怪獣ゼットン。 「果たしてウルトラマンマックスは勝てるのか」ぶっちゃけ、前後編だから13話じゃムリだろな。 っていうか、ゲストヒロインはハリケンブルー・野乃七海こと長澤奈央ちゃんですか? 深夜アニメの歌でお見かけして以来ですなぁ、いやぁ、懐かしいねぇ。

『マックスボックス』今回も携帯専用サイト情報 http://ul‐max.net/
待ち受けと着ボイスダウンロードのパスワードはMAX。でも、時間制限有りの携帯サイトじゃなぁ。というわけで、2週続けてたいしたコメントが書けなくてごめんなさい。


9月16日
パスワードくらいなら良いけれど、メールやブログを書いてるキーボードの音を分析って、大変だろうなぁ。 っていうか、コピーペースト多用してたら、バレないんじゃ……なんて、ハードからの情報漏えいの可能性のニュースが、昨日ありましたなあ。

昔は、紙テープの穴を読んでどんなプログラムか判別できる名人や、磁気テープのピーガガー音で中身を判断出来ちゃう達人が居たりしたけれど、近未来の産業スパイは耳と記憶力が良くないと……って、元々録音するのが前提ですね。

そうそう、記憶力を良くするには、難しい問題を解く事が効果ありなんて、 久恒辰博・東京大助教授のグループがマウスで確かめたそうで。 「数学なんて人生でなんの役に立つ」なんて慣用句(?)があるけれど……数学は究極の思考実験、脳の遊戯として、老化防止に立派に役に立ってたみたいですな。


9月15日
いよいよ、9月も半ばとなって、『おとなの夏休み』を皮切りに夏期ドラマは最終回続き。今週でほとんどのドラマが終っちゃう計算になるのかな。

月曜日の『銭形平次』はまだしも、『スローダンス』は最後までなんともマッタリした恋愛オンリードラマでしたなぁ。 冬期に月9が路線変更で『西遊記』になるのも無理はないって感じの“スロー”ぶり。『電車男』との繋がりも、最終回に温水さんの奥さんが、最近ネットにハマってて「萌えー」だの「キター」だの言ってると一言あっただけ。 さみしい……

火曜日の『海猿』はまだ、キチンと見てませんが、最後の映画の予告含めて、及第点の続編ドラマだったかと思います。 しかし、同じフネという共通項がありながら、人の生き死にとは無関係な青春ドラマ『がんばっていきまっしょい!』の方が泣けたのは、どういう訳なんだか……年代が自分から“より”離れてる分、 ノスタルジックになっちゃったのかも……歳だねぇ。


9月14日
10日目の平日となれば、そろそろ子供の数も減ってるはず。静かに鑑賞できるに違いないとの目論見で、行ってきました映画館。 あ゛、『魔法戦隊マジレンジャー インフェルシアの花嫁』と『仮面ライダー響鬼 7人の戦鬼』でございます。

しかし、まさか10人未満しか客がいないとは思わなかったなぁ。恐るべし『NANA』と『容疑者 室井慎次』。いや、全然客層は被ってないんだけどね。 ネタバレになるので詳しい感想は……無理、まだまとまってないから。 しかし、マジレンジャーは面白かったなあ。響鬼は正直、色んな理由でハマれませんでしたが、笑いどころはたっぶり、突っ込みどころはテンコ盛り、明日夢とひとえの会話には、ほろり……チケット分は楽しませていただきました。

まぁ、1時間20分に詰め込みすぎってのは毎年のことなんで慣れっこですが、ライダーのファン以外にはちょっとお勧めできない映画かも?  そして仮面ライダー響鬼のファンが違和感を感じるであろう点は、鬼内ゲバ土ではなく灰になる音撃いらずの魔化魍← 一応カメレオン伏字。 あ、偉羅射威(いらっしゃい)や、ダイエットやリバウンドに関しては、すぅぱぁ時代劇だと諦めさせていただきました。


9月13日
ガソリン値上げと総選挙と、映画公開に振り回されている間に、国産牛肉が高騰していたとは、知らなかった。 ロースが100gで711円だなんて、焼き肉屋で食うときにゃ、幾らになるか想像するだに恐ろしいです。最近ハラミは品不足だしぃ〜

最近、ブタとかトリしか食ってなかったもんなぁ。しょうが焼きにトンカツに、ネギと一緒に叩いた簡易つくねハンバーグ。 棒棒鶏にチキンカツにカラアゲ、親子丼にオムライス。そしてシンプルに塩コショウしてフライパンでジュ〜。 そろそろ飽きてきたら、練り物にメイン食材を切り替えて……と、思ったら、うそーん。

原油の高騰でチクワやカマボコ、そしてさつま揚げが値上がり中だったとは〜。こうなったら、ずうっと卵とサンマで生きてやるぅ〜。 豆腐やチーズって手も、ありかな。


9月12日
金曜日に最終回迎える『はるか17』にちなんだ写真集発表って事ですが、身長詐称たって事務所の方針じゃ仕方ないよねぇ。それも給料の内だし。 しかし、毎回身長が違うって……写真集の活字部分は信じちゃいけないって事ですね。いい加減だなぁ、出版社。

まぁ、事務所を変わったとたん、歳を取った戦隊ヒロインもいれば、今まで経歴から削っていた、仮面ライダー主演の肩書きがプロフィールに出現する俳優さんもいるしなぁ……などと、ある意味慣れっコになっちゃってるのが、日曜朝の特撮ファンの哀しい性。 身長くらい、どって事ありません。学歴詐称もドンと来い。

演技さえ上手きゃ、細かい事は気にしない。それがドラマを見る重要な資質ってやつかもしれません。突っ込みながら見るのもいいけどさ、たまには素直に画面に映ったものを信じようよ。 それ以外の私生活も恋愛沙汰も過去も未来も、ぶっちゃけ視聴者にとっては他人事、だもんね。もちろん政治家も成し遂げた成果が大事なのであって、過去や私生活はどうでも……って、ダメ?


9月11日
世間が衆議院選の投票で盛り上がり、夜は選挙特番ばかりの中、マザー物語と義経と某局の野球が妙に輝く日曜日でございます。 天気の悪さを乗り越えて、投票いく前の景気づけは、朝の番組が最適……かな。では、行ってみようか特撮感想日記〜

魔法戦隊マジレンジャーステージステージ28『永遠に…〜ジルマ・マジ・マジ・マジーネ〜』
まとめコーナーへ誘導させていただきます↑クリックのお手数おかけして、すみません。
ここのファイルサイズがデカくなりすぎまして……。

仮面ライダー響鬼・三十一之巻『超える父』
「中に子供が居るんです、離して、離してーぇ」燃え盛る家に向かって泣き叫ぶ女性(妻鹿有利花)。止めるレスキュー隊員、そして炎に飛び込む消防士。その背に向かって叫ばれた名は「桐矢さーん」。 アバンタイトルでいきなり解決してしまった桐矢京介(中村優一)が響鬼を「父さん」呼ばわりする理由。 威吹鬼(渋江譲二)をキックで助け、火車の投げつける炎に突撃かける響鬼(細川茂樹)の姿に、消防士だった父の最期を重ねたのか。いや、回想の火事で死んだかどうかは定かではないが。

そして今回は安達明日夢(栩原楽人)が一歩どころか駆け足状態。火車に奪われ投げ捨てられた音撃棒を拾い(おお、ちゃんと重そうにしてる)、響鬼にパス「サンキュー、少年」って、をぃをぃ、威吹鬼と天美あきら(秋山奈々)は何をしているの?(桐矢へのフォロー含めて明日夢にお任せってのもどうかなぁ)。 ともかく、撃退には成功した“今日のオレは強い”はずの響鬼さん。威吹鬼とあきらをお供に、逃げた魔化魍を追撃です。そしてOPにはビブラフォン再び。

帰り道、何で黙ってんのと明日夢が聞いたら「俺が君に何か聞けば、君は何か答えてくれるのか?」さっきの非日常に関して、配慮した発言の桐矢君。 そして「大きな秘密って訳じゃないんだけど、それなりに秘密っていうか」見た事を口外しないで欲しいと柔らかに頼む明日夢君。 「そんな事よりさ、キミに謝りたい事がある」昨日の“つまらない奴”発言を撤回し「どうやら長い付き合いになりそうだ、キミとは」桐矢君、遠まわしのお友だち宣言?

一方、魔化魍をあっさり見失った響鬼と威吹鬼は顔だけ変身解除。ちゃんと付いてってるあきらの鍛えぶりには拍手ですが、人口密集地で化物の取り逃がしは、鬼として喝ッ!  「あいつはカシャだ。しかし妙だな」「ええ、童子と姫が全く姿を見せないんです」それはきっと撮影が押して役者の都合がつかな……ゲフゴフ。 まぁ色々不審な点はあるけれどイブキとあきらは探索続行。そしてヒビキは「聞きましたよ事務局長(立花勢知郎 演・下條アトム )と日菜佳(神戸みゆき)ちゃん、風邪で寝込んでるって。大変なんでしょ『たちばな』」と後輩に諭され、猛士関東支部のカモフラージュ施設・甘味処『たちばな』のお手伝いと看病続行です。

「ナンだろ、克典(鈴木祐真)と紀子(藤枝由似)に贈りたくて……」良かった、持田ひとみ(森絵梨佳) のセリフの中だけとはいえ、二人の存在が抹消されてなくて。井上先生GJ! 尺の為に削らなかった監督にも感謝!  えと、シーンとしては明日夢と親しげに話してたもっちーに近づいた桐矢が、“安達君と友達になりたい”からと「例えば知らないかな、ヒビキさんって人の事とか」などと安達家と『たちばな』の住所等をゲットだったかな。 その情報を元に、まずは安達家急襲「お友達来てるよ。良いじゃない良いじゃないv 母さんああいうハンサムな子大好き」。 しかし「どうやらキミには何の秘密もないようだな」勝手に部屋を探った上に、猛士というか化物退治組織の仲間じゃないと判断したとたん、明日夢のアルバムをゾンザイに扱って、心のブ男ぶりをアッピールの桐矢君。

「だろう、中途半端なんだ、キミは」そうは言うけど、少年ライダー隊って半端の極みでダサくねぇ?
一緒に戦ってない=ヒビキさんと親しくないと言われ落ち込む明日夢に、父親話を振ってくる桐矢。 「亡くなってる訳じゃないんだろ、会ってるのか?」会ってないと知ると、子供の頃に父親が死んだのが悔しいとベランダで語りだし 「オレは永遠に父親を乗り越える事が出来ないから」って、親の七光り脚本家の悲哀を、棒読み役者に語らせてどうするよ、井上先生。 何やらフロイト的ステレオタイプな通過儀礼話にカコつけつつ「逃げてるんじゃないのか、君は。そんな奴がヒビキさんに近づけるハズがない」草加がクリーニング屋に来た当初みたいなプチ工作開始です。

「桐矢京介君って言うんだ、ドゥフフ。あと5年もすればさ、あれはヒビキさんクラスのイイ男になるわね」 そんな母親が作った、肉じゃが、おひたし、サラダにコロッケ、揚げ出汁豆腐の晩飯が、喉を通らない明日夢くん。意を決して「ちょっといいかな、父さんの事なんだけど」「何急に?」 いきなり確信の離婚理由を尋ねます「俺が大人になったら話してくれるって言ったじゃん、嫌ならいいけどさ」。 お母さんの答えは「お互い一生懸命すぎたのかな」周りが見えなくなる程に、それぞれのやりたい事に夢中になってお互いを見失っちゃったというもの。 よくわかんない(夢中になった事の具体例ないからね)という息子に「って事はさ、明日夢はまだ子供なんだよ。さ、一杯食べて大きくならなきゃ」 飯を勧める安達郁子(水木薫)、いいお母さん……いや、いい女だなぁ。「会いに行っていいかな」発言の直後に冗談だとごまかす明日夢に、黙ってアドレス渡すしさ。

「別に怖がってるとかじゃなくて、僕は母さんの気持を考えてただけなんですけど」 夜のお寺で今日のことを、ヒビキさんに相談する明日夢君。「なるほどね」明日夢に同意しつつ友達の言うことも分かると言い出すヒビキさん 「お袋さんの気持を盾にして親父さんに会うのを避けてきた、そんなとこかな」カンだと言い訳しつつ揺れる少年心を分析です。よくわかんないという明日夢に「思い切って会ってみれば?」 考えて迷うなら、行動するしかない。現実を見れば何か新しい答が見つかると、なにやらアバウト〜にアドバイス。

「新しい魔化魍は、上手く動いてるみたいね」「うん、もうすぐこいつらも完成する」 洋館の和装カップル(演 芦名星・村田充)が見守る前で、ガラスの器から出てくる紫がかった手でCMへ。 しかし、この二人がそれぞれの声でばかりしゃべり初めて何週目だろう。そろそろ童子と姫の声が入れ替わった演技が恋しいけれど、来週あたり傀儡含めて、採石場でリストラ……いや、処分大会なんでしょうか?(寂しい)

『たちばな』のあおり絵で突入のBパート。 店番中のビビキさんが迎えた、今日第一号のお客さんは桐矢君。ダンゴではなくヒビキさんとの面会をご所望です。 「ヒビキ? ヒビキはね。えーと、え〜とぉ」記憶を探るように動かしてた人差し指で自分を指し「おっ、オレオレ」何やらひょうきんな自己紹介する店員。「あなたが」驚く演技に棒読度の拍車がかかる桐矢くん。 「何の用? あ、分かった少年の友だちだ」勝手に用件を進めるヒビキに、安達君とはまだ友だちになれるかどうか分からない「そんな事よりヒビキさん、オレと勝負してください」とよく解らない用件を切り出す桐矢君。

「何でもいい、オレは貴方を乗り越えたいんです」どうせヘリクツつけて得意分野で勝負するんだろうに……って胡散臭さを嗅ぎ取ったか、目が気に入らなかったか「見て解る通りモノ凄い忙しいわけね。だから注文しないんだったら帰って勉強しなさい」京都のブブ漬け作戦に出るヒビキさん。 でも帰国子女にややこしいニュアンスが通じるハズも無く「じゃあみたらしダンゴお願いします」。ここでトドロキも加えて大食い大会開催ってトンデモな期待を抱いたってのは、ここだけの秘密ネ。

さて、冥獣人や主夫がうろついてそうな杉並の住宅街で、意を決して、片岡って小洒落た家のインタフォンを押す明日夢君。 「片岡さんならお留守みたいですよ」声をかけてきたのは隣の柴犬オーナーのおばさん(須永千重)。明日夢は庭の水やりしてるおばさんに片岡さんの人となりを質問です。 家族みんな優しくてベス(犬)の為に犬小屋まで作って……いや作りかけの片岡パパは、今日も日曜出勤と、とっても忙しい人……あり、日曜大工が趣味? ドラムの趣味は?

さて、『たちばな』ではパプリカ振りかけた限定商品という名の実験創作和菓子『きびだんご紅』を出された桐矢が、みたらしダンゴって言ってんのに“どうしよう、この小父さん”状態。 レジの操作で手間取ったりと(ま、これはメカ音痴だから)、どうにもこうにも。ついには「良かったら手伝いましょうか?」という状況に。 しかしモッチーといい、桐矢といい臨時店員の多いお店ですなぁ『たちばな』って。 さらに、風邪引いた勢知郎と日菜佳の監視下できびだんごのパック詰めつしし、団子落し「鬼の目にも涙って事ですね」「意味が違う」なんて間抜けた会話を(いや、それ以前にウィルス入りの体液の飛まつ付きのダンゴは如何な物かと)。

一方、「それが、意外と近いみたいで」って、探索から帰ってきたディスクアニマルをチェックしてたあきらの頭を火車が掠めてくのは……イブキ師弟、気配読めなさ過ぎです。 あ、でも今回はあきらが烈風をきちんとパス。徒手空拳ではありません。 そして別にナントカではないけれど、ヒビキ同様、病魔から逃れてる立花香須実(蒲生麻由)から、魔化魍出現の知らせを聞いて「行って来ます」カチカチのヒビキさん。 それ見て、「これすみません」と、前掛けとお店を放り出し、凱火(ヒビキのバイク)を追ってタクシーを拾う桐矢君。ああ、人手激減の『たちばな』の運命やいかに。

さて明日夢パートですが
「片岡はつい先ほど、現場に向かったようです」東和建設の受付嬢(小谷津藍子?)に、素性を尋ねられヘドモド。 これで父を訪ねて3000里終了かと思いきや「片岡部長はもう現場か」「急がないとまたどやされますよ」「怒ると怖いんですよねぇ、あの人」 などと、聞こえよがしに会話してるサラリーマン(桜井聖 堀口たかよし)が通りかかります。 部長になったのに現場を大事にする片岡さんは、仕事終った後に一緒に呑む酒が美味しい人望厚い管理職。 施主が望む建築会社の責任者の理想像を体現したような人みたいです。 というわけで、明日夢も現場に向かったら、住宅地の現場で倒れたって監督さん(阿部渡)から不吉な言葉が。 現場の視察だけでなく、力仕事までしちゃう頑張り屋の片岡部長は新しらおか病院へ担ぎ込まれたみたいです。

あわてて、病院へ行ったらば、なんともう退院した後?!  丁度ロビーには、部長の医療費の会計済ませたさっきの部下コンビが……医者が止めるのも聞かずに家族が待つレストランへタクシーで向かったなどと話してます。 「不死身だよなぁホント」「それだけ家族のことを大切に思ってるって事ですかね」というわけで、「あの、そのレストランってどこか分かります」恐る恐る聞く明日夢君。

「お父さん、美味しいね」「美味しいな」 ヒヒギさんと声が違う〜 それより何より家族のキャストがOPになかったような? ともかく、それらしい家族をレストランの窓の外から確認した明日夢だけど、 家族団らんの時を、前妻の息子がジャマしちゃ悪いと、店にも入らず背中を見つめるだけ。そういえば、アバンタイトルの桐矢父も防護ヘルメット(マジックミラー)で顔が見えなかったけど、 明日夢父も、カメラワークで顔が見えないアングルです。

「あら、さっきの」「お願いがあるんですけど、犬小屋をつくらせてもらえませんか」
父親がやりのこした、ベスの家を完成させる事で、一応満足の明日夢君。 暗い夜道をトボトボ帰ってたら、タクシーが一台目の前に「よ、送ってくよ。タダでいいからさ」。 後部座席の息子に言葉少なく聞く郁子ママ「どう会えた」「会えなかった」「そうなんだ」 「会えなかったけど会えたって言うか」「そうなんだ」「ねえ母さん、オレ父さんのこと好きでいていいのかな」「当ったり前でしょ、あたしが惚れた男だもんね。今日美味しいものでも食べて帰ろうか、外食 外食♪」 この母子のシットリ感は良かったなぁ。

さて、響鬼さんのほうですが、火車がコロコロしてるいつもの地下道に凱火で乗りつけてみれば、威吹鬼とあきらは行方知れず。 都心でバイクをタクシーで追うという奇蹟を成し遂げた桐矢が、凱火の近くで見守ってるのに変身……って、ちょっと待て、人目を気にしなさすぎですよ響鬼さん。タクシーのドライバーが無線で実況中継したらどーすんの?!  えと、紅になって音撃棒で打っ叩き、灼熱真紅の型「よし気分爽快」って……ま、いっか。 細かい突っ込みどころは「ヒビキか、お前はいずれ俺のモノになる、必ず」ってボー気味の桐矢発言で無事カモフラージュされたしね。 ところで桐矢君、それはホm……じゃなくて「ヒビキはオレの父親になってくれるかもしれない人なんだ〜@シャア」でございますね。そして来週のアバンタイトルで肩透かしな理由が明かされると考えて宜しゅうございますね?

次回予告 三十二之巻『弾ける歌』
変身不能になる究極の武器『アームドセイバー』を引っさげて、出た〜、布施明ー!  劇中の宴会で歌ってくれるのは嬉しいが、新フォームとかパワーアップってイベントを書きたがらない脚本家さん担当なのが、ちと心配な来週です。 それより楽しみなのは、久しぶり野外で童子を演じてる村田充氏のノリノリぶりだったりして。この2話、ずっと青ビョウタンな研究者してたからなぁ。 って、衣装は派手だけど顔はやっぱり青ざめメイクなんだけどね。


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