一言半日記 2005 8_21〜8_31

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 クールビズを着せたい男?  『ドラゴン桜』は未完の学園ドラマかも  ボンカレーの新商品  魔法戦隊マジレンジャー ステージ26 仮面ライダー響鬼・二十九之巻  ウルトラマンマックス 第9話  チャプター切りとサムネイルって必須だよなぁ  始めてのフィルムアニメ?  仮面ライダー響鬼・二十八之巻  「もっちり和ぽん」  ゲゲゲの鬼太郎ゲタ飛ばし大会  魔法戦隊マジレンジャー ステージ25 仮面ライダー響鬼・二十七之巻
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。
8月31日
ほとんどの学校では、いよいよ明日から二学期です。もっとも日本は広いからなあ……北海道だけでなく、受験が大変な地域も、補習でとっくの昔に夏休みじゃなくなってるんだよなぁ。

ただ気温の方は、台風がきてた頃から微妙に9月。 クールビズを着て欲しい、暑苦しい男性タレント第一位の、松岡修造も2位のみのもんたも、この気温なら少しばかり爽やかさんに見える……かな。

もっとも、暑さ寒さも彼岸まで。9月の下旬まではクールビズの出番はまだまだあるはず。ウォームビズの出番は遠い未来のお話でございます。 その頃には、ウォームビズを着て欲しい寒々しい男性一位なんてのを、アパレル業界は選ぶんですかねぇ。


8月30日
海の向こうのフロリダに、ご迷惑かけたカトリーナなる巨大台風のせいで、48万人に避難命令が出てることを思えば、夏休みの宿題なんて、どってことありません。 出来ないからって、住む家がなくなったり、人生が終ったりするわけじゃなし。

さて、丸山弁護士が100kmを完走し、41%の高視聴率をたたき出した24時間テレビ……実はロクに見てなかったりして。何より『女王の教室』が一週トンだのが哀しくてねぇ。 同じ夏期の学園系ドラマ『ドラゴン桜』が、特進クラスのバカ6人は、ようやく登り始めたばかりだからな、この果てしなく遠い東大受験の坂を……ってな終り方しそうだから、余計に『女王の教室』はスっきりした完結を望みたいところです。

最初のシナリオのままなら問題ないけど、ヘタして路線変更なんてしてたら尺が足りなくなっちゃうもん。 マラソンもドラマも初志貫徹、最後まで走りきってこそ、感動があるというものです。もちろん宿題もキチッとやり抜けば、自信と感動が生まれる可能性も……あるかな。


8月29日
今日、ボンカレーが発売する新商品は原点に戻った母さんの味、30品目の旨みが凝縮したボンカレークラシックなんだそうで。 37年前から新製品が出てなかったってのにもビックリですが、世の“お母さん”の平均値が30品目だとしたら、日本は真の意味で豊かになりましたねぇ。

うう、豚コマと一緒に、うす切りジャガイモとタマネギとニンジンを半時間煮込んで作った、時短カレーしか知らないよぉ。そして食べる直前にウスターソース少々。……リンゴとハチミツはグリコさん任せ、カレーに干しブドウをトッピングするなんて食い方は、サンマルコで始めて知りました。 福神漬けも食ったこと無かったなぁ。

お袋の味が、レトルトの味になって久しい今日この頃。30品目もの材料投入したカレーなんて、今時の忙しいお母さんの味じゃないよなぁ。 あえて言うなら、ばあやの味、あるいは料理が専門のメイドさんの味。 お金持ちのボンボンが懐かしがるような、半ばプロに近い味じゃないと、294円もレトルトカレーにゃ払えませんて。


8月28日
いよいよ、夏休み最後の土日がやってまいりました。台風一過で、秋が来たように爽やかな青空が広がっていたりするけれど、朝はTVの前にきちんと座り、その後は机の前で夏休みの宿題の追い込みを……。 それはともかく、行ってみようか特撮感想日記〜

魔法戦隊マジレンジャー ステージ26『信じろよ!〜ジルマ・ジー・マジカ〜』
「ウルザード、アナタを呼び出したワケは、解っているでしょうね」 地底冥府インフェルシアでは、魔導神官メーミィ(声・高戸靖広)がネチッと昔の恨みを晴らし中。 「わからんな」クールな魔導騎士ウルザード(演・磯部勉)に「相変わらず、小面憎いこと」とイラ立ちつつ、無茶な注文つけてます。 「1つにその態度。それから我に対し度重なる不服従、我がン・マ様に指名されたインフェルシアの指導者なのよ」 寝返り組みのクセにエラソーな要求ですが、池の底の冥獣帝ン・マも赤い光とンロロ唸りで承認です。

「異論は無い」「ならば忠誠の証を、我に魔法力を差し出しなさい」 この要求には横で見てたパンク系少女幹部のナイ(演・ホラン千秋)とゴスロリ系少女幹部のメア(演・北神朋美)の方がビックリ。 『え、魔法力を?』ロードや侍、はたまた魔法戦士はRPGじゃ条件厳しいレアなクラスだもんなぁ。 「ふ、良かろう。ウー・ウジュラ」なぜか余裕で胸から紫色の魔法力を取り出すウルザード 「ン・マ様に頂いたジャガンシールドとウルサーベルがある。魔法に頼らずとも、充分に戦える」そりゃ終盤は特殊効果のある強力な武具の方が役立つのもRPGのお約束だけど…… 勇気が胸の奥から無限に湧くように、魔導の力の源(怒りとか憎しみ?)も胸の奥から無限に湧くもの……だったりしてね。

「フッ、魔法に頼らずとも?」立ち去るウルザードを鼻で笑い、メー・メザーラで魔法力を2つに分けてナイとメアに与えるメーミィ。 なんとその見てくれはマジレンジャーが使うマージフォンのパープルバージョン。「メーミィ様、これは?」「ウーザフォン、ウルザードの魔法力を我が練成したものよ。お前たちに貸してあげましょ」。 「コレでウルザードの魔法が」「使い放題v」喜んだ2人が最初にやったことは、メアのムカデ化「やめてよぉ」。 「くぅ〜、遊びの道具ではないのよっ」メーミィは怒ってますが、現実にオモチャとして売り出されてるからなぁ、3150円で。 磯部勉氏の渋い声をいつでも聞きたいハン・ソロ(デ・ニーロorメル・ギブソン)ファンは買いですぜ。

「旋律の怪鳥、冥獣人ハーピーのピーウィー!」「ピーウィー、呼ばれた」
メーミィに召喚されたのは、頭に生えた青い翼が、ゼノギアスのクレスケンスっぽい鳥女(声 松本さち……クソ親父ィ〜のデカEp24バリス星人のガキ?)。 吸血鬼ドモと一緒に地上へ行けと言われてコックリ。無口なダウナー系キャラって意味でもエメラダ風味。 ともかく『では、ナイとメアとピーウィーの魔法大作戦、開始!』2人の、イタズラするぞ〜って笑顔でOP開始です。

『芳香姉ちゃんのおごり?』
Aパートは万札3枚を得意げに見せびらかす長女・芳香(マジピンク 演・別府あゆみ)の笑顔と、ヒョウかヤリでも降り出すんじゃないかと、半信半疑の小津兄弟+ヒカル先生から開始です。 「そおよ〜、この間のモデルのお仕事、ギャラがすっごく良かったの、ンフ」と日頃菜園の稼ぎで一家を支えてる長男・蒔人(マジグリーン 演・伊藤友樹)の頬を3万円でなで上げ 「お世話になってるヒカル先生にも、お礼したいしね」とお札の扇でパタパタ。 「お寿司なんてコレが初めてだよ、楽しみだなぁ」ヒカル(マジシャイン 演・市川洋介)も、まだ見ぬ和食の真髄に期待と妄想を膨らませ中。

「よし、早速出発だ」『おう』長男に応えて翼(マジイエロー 演・松本寛也)と 魁(マジレッド 演・橋本淳)が立ち上がった直後、その手から奪い去られるマジランプ……つまりスモーキー(声・草尾毅)。 奪ったのは次女・麗(マジブルー 演・甲斐麻美)「スモーキーはお留守番!」「ニャんでだぁ?」「イタズラした罰です」何だかとっても怖い顔。 「俺様、ニャんかした?」「解るでしょ? よく考えなさい」「考えた、解んニャい」トボけてるのかマジに忘れてるのかはともかく麗が見せたのは、 葉っぱを虫食いだらけにしてすすり泣くマンドラ坊や(声・比嘉久美子)……ほー、引き抜かれて泣かない限り、殺人音にならないのかぁ。

「マンちゃんに青虫のっけたでしょう! ホラ」
プレゼントと称して魔法で召喚した青虫数十匹を鉢植えにボトトトト……葉は爪や髪みたいな感覚らしいけど、こりゃ凶悪だわ。集めたスタッフの皆様、ご苦労様です。 しかし劇中のマンドラゴラってナス科じゃなくてアブラナ科(キャベツ系)だったのか。 「酷いでござりますですぅ」まだ泣いてるマンちゃんの前で、「あれは面白かったよね〜」なんて言うから麗はペシッ「今度イタズラしたらオシオキだって言ったハズよ。お家で反省しなさいっ」。 「なーんで次女が俺様に命令するんだニャ」とスモーキーがヒカルに連れてけとせがんだら、「麗のお叱りはもっともだ。今回は弁護の余地ナシ」ご主人様にも置いてかれ……マグロだの腹へっただのとルンルンの6人に復讐宣言「なめんにゃよ〜、連れてってくれないニャら、見てろよぉ、こっちにも考えがあるからにゃ」

「本当に回ってるよ、感激だなぁ」 寿司初体験で無邪気に喜ぶヒカル先生は……まぁ、いいとして、100円均一のおすし屋じゃない『回転寿司こだわり北海道』に来た6人には、 なにやらルールがあるようで「ウニはダメ! 高いから」とオットットの劇中CMやってます(ウニ、エビ、マグロは、食べちゃダメ! 高いから)。 しかし『それでは、いっただっきまーす』一同がしょう油つけた寿司を食べようとしたら、砂になってハラリ。 ちなみにヒカルはオニオンサーモン、魁はマグロ、芳香は黄金イカの軍艦、翼と蒔人はエビ、麗は白身魚か貝かな?  砂にはなったけど一応皿を手元に取った後だから、料金は払うのかなぁ、この場合。

「ん? これが回転寿司?」天然なヒカル先生の質問に首振る一同。「ということは、理由はひとつ……こんな事するのは」手を組み推理してるヒカル先生の近景には寿司共に流れてくるマジランプ。 その背景では、メゲずに皿を取る蒔人と翼。「スモーキー?!」大声だす麗。「ひはははは、あったりー」笑うランプ猫。 怒って掴みかかる蒔人、飛ぶ皿に驚く寿司職人とウェイトレス。翼以外の小津一家がランプを追いかけ「すいません、何でもありませんから」麗ちゃんはお店の人にフォロー(翼だけは寿司をちゃっかり食べてますな。それもウニっぽい……ズルーイ)。 そんな寿司騒動を木の枝を片手に覗き見てるナイとメア「見た?」「見た♪」『あの魔法でこの魔法って使えるかもかも』おーい、車道側から丸見えだよ〜。

魔法の部屋に戻った後も、「俺のマグロどうしてくれるんだよぉ」脱力の魁、少し挙動不審の翼(食ってたし)、テーブル殴る麗「帰ってきたらお説教とオシオキしなきゃ」、唇噛み締める芳香「芳香のおごりなんて、もう金輪際ないわよぉ」、怖い顔の蒔人、溜息のヒカル先生。 そこへ「皆々様、大変でござりますです」マンドラ坊やが示したメメの鏡の向こうでは、コンビニの商品が砂になり、カフェやレストランの食べ物も砂 「このやり口は、スモーキー」「あのバカ猫ぉ」「なにやっちゃってるのよ」「ヒカル先生、早く連れ戻さないと」 というわけで、ゴー・ルルドで召喚されたランプ猫「何だよ、洒落だよシャレ、面白かっただろ〜」なんて軽口叩くもんだから、 「何処が面白いんだ」「芳香のお礼を台無しにしてぇ」「折角のマグロをダメにしてぇ」と一斉に迫られた挙句、 「そんな事より、関係ない人達にまで悪さをしたのが、一番悪い!」麗に吊るし上げ喰らっちゃいます。

町中の食べ物が砂に変わったって事態が、把握出来てないスモーキーは、やったのはさっきの店の中だけ、兄弟と旦那相手だけ 「魔法猫ウソつかない」と抗弁するけど「メメの鏡で見たんだ」ヒカルに信じてもらえなくてプチン。 「俺様の事、疑ってン信のか? 信じろよ、魔法猫の誓いなんだぜ」俺の目を見ろとばかりにランプを出て見つめあい。しかし嘘ついてると決め付けられ 「んぁ゛……そうか、俺様の事が信じられないって言うんだな。そうなんだな」 煙からスポンと足を出し「わかったよ、こうすればマジランプとキレて呼び戻されずに済む」テーブルの蜀台を蹴り飛ばし「旦那なんかもう、旦那でもなんでもな〜い」と、黄色い最後っ屁はなって何処かへ。「だんなのバーカ、カーバ」スッ転んだり泣いたり、忙しくも騒がしく飛び出していきました。

「いやーん、まだ臭う〜」「文句言わずにもっと回れよ」
悪臭漂う魔法の部屋では、芳香が変身した扇風機を使って、翼が屁の追い出し作業中。匂いでノックダウンした魁を蒔人が濡れタオルで看病し、麗は少し考え込みながらカラッポのマジランプを手にしてます。 そんな麗からランプを受け取り「最近、ようやく素直になってきたと思っていたのに……昔はアイツ、もの凄いグレ猫だったんだ」ヒカル先生によるスモーキーの生い立ちと、ランプに住むようになった理由の回想開始〜。

「あいつはマジトピアの火山の煙から生まれたんだ」だから白猫なのか……っていうか、孫悟空かいっ。 「とにかく暴れん坊で短気なんでみんな手に負えずに困ってた」宮殿の柱で爪とぎした後(さすがにスプレー行為は無し)、 「俺様からお宝を隠そうったって無駄なんだにゃ」と、宝箱らしきものを手にします「中身はにゃーにかニャ〜」。 そこへ警備担当だったのか、駆け込んでくるマジシャイン(そっか、サンジェルはCGデータのみでスーツは無いのか)。 「やめるんだ、魔法猫」それは宝ではなく呪いがかかっている、返すんだと言ったらば「うん、分かった。返すよ……にゃ〜んて、ウッソ〜」 開けるな、本当なんだ、信じろって説得に逆らい「誰が信じるかよ、バーカ」と、浦島太郎と同じ過ちを仕出かします。

空けた瞬間、黒い稲妻がスモーキーを包み「消える、やめてくれ、やだ、助けてくれー」という事態に。 ゴー・ゴジカでマジシャインが対処した結果が今の状態。つまり 「ここは、どこだ?」暗い中、上を見上げると巨大なマジシャイン「俺様にニャにをした〜」 「消滅の箱の呪いにやられたキミが消えてしまわないようにするには、伝説のマジランプに入ってもらうしかなかった」 サンキュサンキュ、じゃ、出してくれと軽く言ったら「出しても良いけど、君の体がマジランプから離れると3時間後には煙になって消えてなくなってしまうんだ」 箱の呪いは、かわせても解除はできない「キミが誰かの願いを叶え続けて立派な魔法猫になるしかない」それで持ち主の願いを1つだけ叶えるランプ猫生活が始まったのかぁ。
「おいおい、僕はウソをつかない、さっきも本当のことを言っただろ、僕を信じろ」「ケッ、しょうがねぇ」

3時間以内に連れ戻さなきゃと焦る麗に対して「大丈夫さ、これまでも何度も家出、いやランプ出をしてるんだ。最後には帰ってくるよ」ヒカル先生はノーテンキ。 「でも、スモーキー泣いてた……探しに行ってきます」駆け出す麗ちゃん。
その頃スモーキーはアカツメクサが咲く土手で「俺様は自由〜うぅぅ……(がっくり)」と座り込んでましたとさ。風に揺れる草を、前足で猫らしくチョイチョイやってたら…… 占いパワーかどんぴしゃで土手に来る麗ちゃん「いた」。慌てて逃げ出す魔法猫。「待ってよスモーキー」「なんだよ、次女。ニャにしにきたんだよ。どうせ俺様の事なんて誰も信じてにゃいし、どうでもいいんだろぉ」 とか言いつつ、立ち止まるあたり人恋しいんだな、スモーキー。 「信じるわ」「ほーらみろ ……い?」思わず振り向いた猫に殺し文句の麗ちゃん「あたしはスモーキーを信じる。だってスモーキーは家族だもの、だから信じられるの」そして手をギュ。こりゃ落ちたな、スモーキー。

さて、オープンカフェでも食べ物が砂化。突然砂になったジュースに咳き込むお姉さんが辛そうです。 そこへ駆けつけるマジレンジャー×4とマジシャシン「また食べ物が砂になってる……まさか」疑うイエロー。「ドキッ」なんてわざとらしく逃げるスモーキーを、レッドが指差し 「アイツの仕業か」一斉にビルの上まで追いかけ「お尻ペンペンの刑、決定」なんでやってたら……スモーキーが「にゃーんだ」と両手に構えたウーザフォンから「ドーザ・ウル・ザザード」。 倒れる5人「その呪文はウルザードの魔法」不信がるマジシャインの前で、偽スモーキーはナイとメアに戻って、あっさりネタばらし。 「ウーザフォンで私達も」「魔導士よーん」 スモーキーは無罪だったんだと、やっと悟るレッド。「僕としたことが」後悔するマジシャインの前に「ピーウィー来た」

「あれは冥獣人ハーピィー」シャインの説明によると、空腹感を腹の虫に変える力があるそうで。 寄生虫ハーピィー虫は、ハーピィーが頭のクチバシでさえずった時、エイリアンの幼態のようにお腹を破ってドッカーン。 ピンクが言うようなキモーイどころの騒ぎじゃありません。食べ物を砂に変えて下準備は万端。「だから邪魔はさせない」ここからは本気と妖幻密使バンキュリア(声・渡辺美佐)に合体するナイとメア。 「お前は先に行きな。行って美しく鳴いておいで」「ピーウィー行く」と、青い鳥女を行かせた後、「お前たちの相手は私よ」ウガロとウーザフォン使った本格的な攻撃開始。

一方土手では麗が本物の魔法猫をカウンセリング中。 「ヒカル先生に聞いたよ。スモーキー、立派な魔法猫になるんでしょ」「へっ、俺様は旦那を信じたのに、旦那は俺様の事は信じねーんだ。 どーでもいいんだ。追いかけても来ニャいのが証拠さぁ」拗ねる猫に、大事に思ってるからヒカル先生は叱るんだと言ってみる麗だけど、「いいよいいよ、信じねー奴には、信じてもらわニャくたって」スモーキーはフテ猫モードのまんま。 「あのね、スモーキー。人に信じてもらうには、普段から信じてもらえるような事をするのが大事だよ。 人は信じられる事をした人を信じる。ヒカル先生もスモーキーの事、信じたいんだよ。だからお家に帰ろう?」草をブチブチちぎってた魔法猫も順番に諭されて、すこーし反省モード

「スモーキーは嘘ついてませんって、私も一緒に言ってあげる」 「仕方ねーなー。次女の……いや、麗の頼みだから、帰ってやるか」家出……いやランプ出問題が解決した直後、2人の頭上を飛びすぎる青い影。 「ハーピィーだ、やべー。あいつを追うぜ」いきなり駆け出すスモーキー。間もなくタイムリミットだと麗が告げると 「今、あいつを取り逃がしたら大変にゃ事になる。それに信じて貰える様な事をする、大チャンスにゃんだぜ」ダブルでピースして追い始めるスモーキー。麗は慌ててヒカル先生に連絡です。

「スモーキーがハーピィーを!?」知らせを聞いたマジシャインの目の前では、イエローとレッドがバンキュリアに蹴り飛ばされてるド最中。 そんな教え子を庇うため、前線に出たら「ヒカル先生、ここは俺たちだけで何とかする。だから早くスモーキーのところへ」「もうすぐ3時間たつぜ」庇ったはずの生徒に戦線離脱を促されます。 でも「待ちな、どこ行こうってのさ。黒の魔法、最高♪」借り物の魔法でパワーアップしたバンキュリアの足止めで、ちょっぴりピンチの4人とマジシャイン。

その間にも「ピーウィー鳴く、虫たち、返事する。虫たち、出て来い」ビルの屋上で不幸せな青い鳥が鳴き、腹を押さえて苦しみ始める街の人々。 しかーし朝7時台にはヤバすぎるスプラッターシーンに至る前に「うにゃー、ピーチクパーチクうっせーんだよ鳥野郎、そのクチバシへし折ってやるぜぇ」 スモーキーが体当たり、共にビルの谷間の緑地に落ちて「ピーウィーの邪魔する、ゆるさないっ」怒りの青鳥とバトル開始。 ネコパンチと猫引っかきで頑張るけど、口が開かない煙猫、決め手に欠けてる間に、ピーウィーの頭のクチバシから発射される光線だか衝撃波だかで、大層なダメージ食らっちゃってます。

さらに体当たりや引っかきで追加ダメージ喰らっているスモーキーを、助けに来たのはマジブルー。 「スモーキー大丈夫?」マジスティックで果敢に挑むけど、青対青の取っ組み合いだから、何がなんだか。えっと、頭のクチバシと爪引っかきで、マジブルーがちょっとピンチなのかな、お約束の変身解除もしているし。 「麗っ」助けにいこうとしたスモーキーの手がほんのり薄く……「俺様の体がっ、うぉーーー! 少しだけ、もう少しだけ、時間と麗を守る力をくれぇ」 気合で消えかけた体を実体化させるスモーキー。いやぁ、気合でカラータイマー止めたネクストを思い出すなぁ。

「ていやー」気合とジャンプで麗の前からピーウィーを排除。「やな猫、倒すっ」「なめんなよ、魔法猫の本気って奴を見せてやるぜ」と鳥VS猫の決着は 「俺様の最終究極奥義“猫まっしぐら〜”」突進&連続猫キック……王蛇のファイナルベントに似てるとか、股間に穴ってあたりは、気にしない方向で。 ともかく、戦闘開始時の宣言通り、ハーピィー虫を暴れさせる額のクチバシを見事へし折ったスモーキーは、「やったわ」と駆け寄る麗にVサイン。

「そりゃ、良かったにゃ」しかし、魔法猫の手はすうっと消えて、思わずたじろぐ麗ちゃん。 「母ちゃんってさ……火山から生まれた俺様にはいにゃいけど、煩くて怖くって怒ってばっかりで、優しくて、麗みたいなのかにゃ?」語る間もチェシャ猫のように消えてくスモーキー。 「スモーキー……だめっ」駆け寄って抱き締めようとした寸前、鼻の下こすって笑顔で煙と化す魔法猫。オモチャ売り出し直後だなんて大人の事情も忘れて、思わず目が潤んでしまいました。

「スモーキー……いやぁ」麗が悲鳴を上げた直後、あたりに漂うキラキラ入りの煙は、すうっと背後へ。 振り返ればマジランプに煙を吸わせているマジシャイン。 「ギリギリ間に合ったよ。もう大丈夫だ」「にゃはははは、旦那、お久しぶり〜」照れた様にランプから顔出す魔法猫。 「スモーキー、よかった!」マジシャインごとランプを抱き締める麗ちゃん。「麗?」ずっとツンケンされてた反動か、慌てるマジシャイン。そして透き間から顔出す、可愛くない猫「くっくっ、苦しいにゃー」。雨じゃないのが残念ですが、これはもしやティファニーで朝飯でこざいますか?

「だって嬉しいんだもん。ヒカル先生、スモーキーすっごく頑張ったんだよ、信じてあげて」「もちろんだ。さっきは疑ってごめん。謝る」 ほのぼのとした和解の中、麗のマージフォンに魔法が着信「麗の海より広い心で、相手を信じる勇気に魔法が答えてくれたんだ」「くれたんだ」メアな発言の魔法猫。 その背景では「ピーウィー怒った。お前たち、斬り刻んで、空、撒き散らしてやるぅ」青鳥が復活。と言うわけで、新魔法の試し撃ち相手が決定〜

「負けないわ」麗ちゃん単独変身。そして「信じ合う者同士の力、見せてあげる」「おう、いくぜ麗」マジランプバスターを手にするマジブルー。 「ジルマ・ジー・マジカ」魔法力をチャージして 『スモーキー・ブルーシャイニングアターック』海背景のネコパンチ発射。 泡を引いて戻る猫をマジランプにおさめ、背を向けたマジブルーの背後でピーウィー爆発。

「旋律の怪鳥がっ」あれ、バンキュリアもこっちに来てたのか。レッドたちをほったらかして、マジシャインを追ってきたのかな。 「ドーザ・ウザーラ、ドーザ・ウル・ウガロ」両手のウーザフォンを続けて起動、ウーピィーを蘇生させて巨大化させます。 そこへ駆けて来る残り4人。時間はもう53分「みんな、行くわよ」色々はしょってマジキングとトラベリオンに合体、巨大戦開始です。

しかし魔法鉄神の運転席にはスモーキー?  「行くぜ旦那」「なっ……まあ今日はいいか」溜息混じりに石炭用スコップ握るマジシャイン。 「やるぜ、俺さま的奥義猫キック、あーんど」「デストラクションファイヤー逆噴射」蹴りと炎で空高くウーピィーをぶっ飛ばし、その上空まで飛んでたマジキングによる、天空魔法斬りでトドメ。 せっかく再生した額のクチバシを活用しないまま、ウーピィーは地上へ落下 『ちぇっく』パチン『メイト』でドカーン。「やったにゃー」ちょっと軽い感じで勝利を喜ぶトラベリオン。

最後は再び魔法部屋。すっかり臭いも消えたテーブルで、作り物のネズミをエサに、スモーキー釣りやってる麗ちゃん。 ランプを釣り上げて嬉しそうにしてる麗の、光る指輪見て「信じあうもの同士の力か、凄いよ麗、キミもまた新しい伝説の作り手なのかも知れないな」紅茶をひとすすりするヒカル先生。 そして釣竿からランプを助けたのは芳香「ところでスモちゃん、イタズラした分……(いきなりドス効かせて)体で払って貰うわよ」食い物の中でも、寿司の恨みは特に深いってか〜

「まずはアニキ農園の草抜きだなぁ」「俺の夏休みの宿題もだよ」「それは自分でやれ」「え゛」「掃除しろよ」「わかった?」 口々に攻め立てる4人の手から、煙になって抜け出して、逃れた先は「ママー、みんなが苛めるぅ」麗の背中。 しかし、抱きついたスモーキーの手が掴んだのはバッチリ胸。 「ンニゃ?」ギロっと睨んだ麗のストレートパンチが見事決まり、手すりに顔めり込ませる魔法猫のアップで今回は、引き。
ずり落ちてくスモーキーの「うらら〜」……って、初代ロボコンに引っ掛けてたりする?

今回の呪文紹介コーナー 『ジルマ・ジー・マジカ』
「ジルマ・ジー・マジカの呪文で、スモーキー・ブルーシャイニングアタックを見事撃ったでござりますです。それはともかく」 呪文解説してたマンドラ坊やが葉っぱをプルプル震わせ、拳を握り「葉っぱの恨みィ〜、いつか必ず晴らすでござりますですよ、マンドラの怨みは、根っこの様に細く長いんでござりますぅ」 あのぅ……その背景で、麗ちゃんがスモーキーにさらなる鉄拳制裁やってんですけどぉ。胸触られた恨みは、しつこく激しいモンなんですね。

次回予告 ステージ27『俺たちの絆〜マジーネ・マジーネ〜』
「俺たちは、高まりまくる団結で、お前を倒〜す」「やめてくださいよグリーンさん」『関係ないですから』 なんと1人暮らし始める、小津兄弟たち。家事と家計もピンチだけど、何より戦闘で大ピンチ。 ウィズっぽい冥獣人四底王その1、侍だかハタモトだかミフネだか相手に苦戦しちゃう模様です。

それより
いよいよ1週間前に迫った劇場版のCMに、練る練るネルネの魔女さんがっ。すっ、凄く眩しいぞ曽我町子さん! 盛り上がってまいりましたなぁ。 とはいえ、封切当日は混むから見に行くのは9月中旬ですかねぇ。

仮面ライダー響鬼・二十九之巻『輝く少年』
「夏休みの終わり、ヒビキさんのお供でキャンプに行った先で、僕は……」 ストリングスと金管、絡むエレキギターと合奏モードのOPでございました。本編といいメルマガといい夏の童子姫祭りは楽しゅうございましたが、9月からの提供読みは果たして……とと、 そういえば、甲子園進行で他の方々の感想を読みそびれている間に、OP背景にザンキ&トドロキ師弟が登場してたんスねぇ。ウ・カ・ツ

「強いですね」「まず、どちらかを協力して倒しましょう」
先週、武者童子(演 村田充)と鎧姫(演 芦名星)に1対1で挑んで、追い詰められちゃった威吹鬼(演 渋江譲二)と轟鬼(川口真五)は、何とか洞窟内で合流。 鉾持った武者童子を蹴りと投げのコンボで遠ざけて、威吹鬼が押さえ込んだ鎧姫に轟鬼が烈雷で斬り付け雷電激震。 相方を倒されて怒る武者童子のすすり泣きに呼応して、金色のツチグモが出現。 「大きくなってる最中、済まないな。お前の鎧が固まるまで、もう少し地に潜もう」父ちゃんを頭に乗せて撤退です。姫を食った屋久島のツチグモより親孝行。単に男は口に合わないだけかも知れんけど。

「時間無制限の完全版武者童子ってコトですね」
甘味処『たちばな』の地下では、立花日菜佳(神戸みゆき)とみどり(梅宮万紗子)が、イブキからの報告を受けてました。 「その成長途中のツチグモも装甲強化系みたいね」もったりとした、みどりさんの声を電話ごしに聞くイブキの前では、ザンキ(松田賢二)さん指導の下、天美あきら(秋山奈々)とトドロキが偵察用ディクスアニマル展開中。 「進展があったら連絡します」

「ようやく大きく強くなりました」
黒く固まった8本足が支える真っ赤な腹が禍々しいツチグモを横目に、傀儡に報告する四足歩行童子。 傀儡が不意に手を伸ばすと、ちょうど探索に来てたルリオオカミが念力で吸い寄せられてジタバタ。 「鬼どもめ」童子の恨み言に呼応するように、傀儡に握りつぶされて粉々になるルリオオカミ 「地の底を進み里へ移ります」ここは危険と判断した父ちゃんと共に、再び地中へもぐる装甲ツチグモ。それで予告の明日夢くんとバッタリになるのかぁ。 ところで沈黙の傀儡がもし言葉を発したら、声は外見と同じなのか入れ替わってるのかどっちだろう。外見と声が合ってるなら、親玉の替え玉を勤めたりして、終盤を盛り上げたりしそうです。

「大丈夫か……今行くから」
先週の引きで山肌を滑り落ち、今回冒頭、なんとか命綱で止まった安達明日夢(演 栩原楽人)。1月からお世話になってた白い携帯(V602T)とお別れです。撮影協力企業から新製品への持ち替え依頼が来た……なんちってね。 助けに行くヒビキ(演 細川茂樹)さんの頭からはカウボーイハットがハラっと。でもこちらはスポンサー関係の都合とか関係なさげ。

「また力を借りるね、頑張ります」
明日夢が擦り傷を濡れハンカチで拭いてる向こうでは、手ごろな枝を拾ったヒビキさんが山と木に感謝中。 帰りは雨が降りそうだからと、ちょいと急いだけれど、結局降られてタオルでゴシゴシ。滑落で汚れた上に雨にもぬれて、明日夢はお着替えタイム突入です。 「出る前に薪を避難させてカマドにシートかけといた正解だったな」 音撃棒の柄を枝から削り出しつつ、通り雨が止んだら飯にしようと、まったりしてるヒビキさんに比べ、明日夢は心の中も雨降りモード。足を滑らせなければ雨の前に晩飯は済んでたハズとドヨ〜ン。

「少年さぁ、そんな風に考えてたらキリないだろ。じゃあ何か、この雨降らせたのは少年か?」
晴れる日もあれば雨が降る日もある、今日は携帯や帽子をなくしたけど「生きてくって事は失くす事ばっかりじゃないぜ」。 飯盒で炊く飯とレトルトカレーの温もり具合チェックしつつ、星空見上げるヒビキの「やまない雨はない。俺、晴れ男だしな」自信満々な様子に、やっと笑みが零れる明日夢君。 ヒビキの落ち着きぶりを羨ましがり「奇跡を起しちゃう人」なんて呼んじゃいます。

「少年さぁ、その顔のアザ、自分ばっかりって感じ?」
鍛えてますからシュッで応えた後、ヒビキの気取らない人生訓開始。 何も悪いことしてないのに殴られた明日夢くん「凄く辛くても、ソレが現実なんだよ。正しく生きてても 傷つけられたり、踏みにじられたりする」 けど少年の人生は少年のもの、もし今凄く辛いなら、これからは辛くならないようにすればいい、生きてりゃ傷作ったりアザ作ったり……でもそんな時、心だけは強く鍛えておかないと自分に負けちゃうじゃないか 「自分が信じた事を信じて、生きていって欲しいなあっと思うんだ」

一方、ランクルで雨をしのいでたザンキ(松田賢二)は、弟子にタオル投げつつ憮然。「いきなり入って来るなよ」 榧ノ木の諸田さんによると傷も大事にはなってないようだってぇ、鋭鬼さんの安否情報交換後、トドロキが 「エイキさんには充分休んで、鋭気を養ってほしいっスね」なんて駄洒落言おうものなら「あ゛?」と睨むだけでニコリともしません。 「あー、あはははは(タラリ)」雨が止むまで気まずそうな車内……師弟関係も山一つ越えると、かなりノリが違うもんですなぁ。単に、テントを立てられず足が伸ばせなかったせいで、ギスギスしてるダケかも知れんけど。

「電波が山1つ越えられない感じなんですよね」 ヒビキさんの話し聞いて、自然の中で一晩寝て、立ち直った明日夢くんは、夜明けと共にヒビキさんの分も紅茶作り。ひょっとするとヒビキブレンドの特性茶かな。 完成した新音撃棒の柄が短い気もするけれど、ヒビキさんが気にしているのは昨夜から『たちばな』に連絡がついてない事の方。 ちょっと急ぎ気味にテントを片付け、下山仕度開始です。 案の定、『たちばな』の方でも直線距離的には現場に近いヒビキに連絡つかず、イブキとトドロキに頑張って貰うしかないと、微妙な緊張状態です。

『明日夢君のお母さん』
とはいえ、表向きは客商売。朝が来れば開店仕度。立花勢知郎(下條アトム)と娘の香須実(蒲生麻由)と日菜佳が店内清掃していたら、息子を案じる安達郁子(水木薫)がご来店。 開店前だった事もあって、息子がお世話になってる店主相手に、教育談義を開始です。 「女親がナンか言っても本人ムクれるだけですから、なるべく言わないようにしてるんですけど……若い内はそうやって殴られる事もあるって言うか」 社会に出てからも人生山あり谷あり「だから鍛え続ける必要があるって言うか」なんてやってたら、「こんにちはー」持田ひとみ(森絵梨佳)も山に行った明日夢を心配してご来店。 同年代の友達とバッタリ合ったかのような、郁子ママともっちーの手の振り合いが、いい感じ〜。

さて、雨の夜も懐中電灯片手に、魔化魍探ししてたイブキとトドロキは、朝の光の中で岩を登る童子と遭遇。 貞子っぽいノリで変身した武者童子VS威吹鬼&轟鬼で戦闘開始。 得物を轟鬼が抑え、威吹鬼が鬼石打ち込み、間髪いれず鉾を弾いた轟鬼が斬撃ってコンビ攻撃は良かったけど、成長したツチグモが土中から乱入してさあ大変。 轟鬼が食われそうなピンチに颯爽とやってきたのは、なんと鋭鬼。緑の炎を宿した音撃棒で蜘蛛を殴ってレスキュー「轟鬼、大丈夫かい」「あい…」「でも鋭鬼さんこそ」「ふーん、俺は一晩寝て鋭気を養ったからな、大丈夫だぜ」「……え゛」 ゾロリ系だったのか鋭鬼さん。場の空気をオヤジギャグで凍らせたのが不味かったのか、 「必殺必中の型」+「疾風一閃」+「雷電激震」の合奏でもツチグモは倒せません。

ツチグモの背から振り落とされた轟鬼は威吹鬼が受け止めたけど、跳ね飛ばされた鋭鬼はまんま岩に叩きつけられてます。 年長者と怪我人に優しくない番組だなぁ。「追うぞ」と3人が駆け出した先には武器を吐き直した武者童子。 緑の炎宿した音撃棒と、青い風をまとった回し蹴り、烈雷の斬撃と、3人の合体攻撃で倒しはしたものの、その間にツチグモは地中を先行。

邪悪な気配が近づいてるメポ……って感じのヒビキさん「少年、走れ……走れー」って、どっちへ? ちゃんと方向指示しないから、沢に下りた明日夢君、なんと敵のド真ん前で腰抜かすハメになりました。 山を駆け下りながら変身し、明日夢を庇う響鬼さん。しかし身代わりにツチグモに咥えられる大ピンチに。 しかし、そこは落ち着いて紅発動で燃え出す響鬼さん。ツチグモが熱くて口から離したあと、真紅の姿に完全変化。

新しい音撃棒に炎の剣を宿してツチグモの足を幾つか切り飛ばし、下から音撃鼓セット「爆裂真紅の型っ!」。 装甲の厚い黒ツチグモに一度は川へ払われたけど、再び乱れ打ちで見事撃破。いやぁ、響鬼さんがパワーアップできる夏でよかった。 そこへやっと追いついた鬼3人「響さんv」コンコン「よっ」マスクしててもそれぞれの表情が解る賞賛と労いですなぁ。 腰抜かしてた明日夢にゆっくり歩いてくる間に通常体に戻る響鬼さんの細さに疑問を感じつつ、今回の戦闘は終了〜

「こっちがカキ氷紅っていう夏限定メニューなんですよ〜」つまり氷イチゴ蜜ダクですな?
『たちばな』へ明日夢とヒビキ、あきらにイブキ、トドロキにザンキが帰還(鋭鬼さんは、また鋭気を養うために諸田さん家で寝てるんかな)。 「なんでいるの」そりゃ、お母様は明日夢お坊ちゃまが心配だからでしょう。しかし雨の事を案じるもっちにー、その後の星空の綺麗さを力説するあたり、明日夢君は真の意味で完全復活〜。 「少年、第一歩だな」優しく見守るヒビキさん。映像は草原、でも歌詞は雨って単語が入った2番のED『少年よ』で、今週は引き。

次回予告 三十之巻『鍛える予感』
「キミってつまらない人間だよなぁ、よくそう言われない?」 何だか予告は空気が違うと思ったら、来週は井上脚本って、マジっスかぁ。夏の甲子園が終わった今になってなぜ? 悪人がいないサザエさんや寅さんワールドに、ハガレンのスカーを投入するような暴挙に思えるンですけどぉ。 まぁ、イヤミ系転校生が、魔化魍に内臓貪り食われたり、首ゴキされたり、鏡の中で孤独に分解したりしなきゃ……いっかな?

劇場版前のショートストーリー『ご当地ライダー 激闘ファイル』ニシキ編。
民家のまわりでタルを覗いたり地面調べたり……DQ勇者っぽい行動してる若者(北原雅樹)に声をかける明日夢君。 「ニシキさん、何探してるんですか」「大金が落ちてへんかと思うてな、ほらちょっとどいて」 「まるでネコみたいですよ」「何を言うてんねゃ〜、俺は大阪人や〜。大阪人言うたら虎やがな、ニャア」「ネコじゃないですか」明日夢君ソコはね、虎は兵庫県民って突っ込むのがええと思うよ? 

「天下一の大泥棒、西鬼様が埋蔵金を目指して大暴れじゃ。かっこええやろー」ってその決め技はアバレイエローの…… 「必殺技は偉羅射〜威」カーンってトライアングルかーい。「よっ、商売人」「当たり前やがな。世の中ゼニが命やで。ゼニがあったらなんでもできる。 ゼニ探しに行こぉ。お前も探せよ」「あ、あい」明日夢巻き込んでニシキはあなほりの旅?「ゼニがあったら、お前、お母さんにカンザシも買って上げれるで?」……名古屋よりはマシだったかなぁ。


8月27日
関西では土曜早朝6時放映の『あたしンち』。マックスまでに本編だけ見て録画を消去したその後に、エンディング後のコーナーであたし仮面の正体バラしイベントがあったと知って、微妙にヘコんだりもしたけれど……気を取り直して、いってみよう。特撮感想日記〜

ウルトラマンマックス 第9話『龍の恋人
今回は、ご婦人(東千晃)と一緒に本栖湖……いや、奈津川湖を眺めるトウマ・カイト隊員(青山草太)の、過去形モノローグから始まりました。 「それは真夏の夜の夢にすぎなかったのだろうか。いや、その怪獣は確かに実在し、少女もここに佇んでいた。確かに、あの日」もし、ネクサスの放映短縮がなかったら、孤門くんのモノローグを今も聞いてたんだろうなぁ……なんて思うと切ない限り。 とはいえ、死んだ子の年を数えるような行為はやめときますか。……何よりDVDのVolume8が出たばかりだしね♪

「その祠とやらと、村の活性化、どっちが大切なんですか」
奈津川村の水上村長(川原さぶ)と、スパリゾート計画を持ちかける業者(大城英司)の会話から本編は始まりました。 温泉が湧き湖を見渡せる、ホテル建設には絶好の場所に、ひっそりとあるナツメノリュウの祠。 第三セクター方式で公費つぎ込んだ挙句、村に大赤字もたらしそうな業者との話を打ち切って、小玉スイカや花が供えられた祠に来る村長さん。祠のご神体は龍の像。

「オヤジも相変わらず優柔不断だよなぁ」面倒な男=開発屋を連れた来たのは、メガネがちょっとイヤミな感じの、村長の息子・五郎(伊藤竜也)。 今も観光客は減り続けてる、湖が見えるってだけでリピーターになるもんかと、ホテル建築に反対の村長。 「観光客さえ増えれば考えるんだな?」ホテル経営が成り立つほどのお客を呼び込む、五郎ちゃんの作戦は……ネッシー作戦、もしくはヒマラヤの雪男作戦。 機械仕掛けの東洋龍を湖で動かしてビデオ送りつけ、報道バラエティで『湖に潜む影 伝説の龍現れる!?』なんて放映させて……ナッシー見学ツアー客がバスを連ねて奈津川村へドドドドド。 そういえば、隣国の湖に恐竜が何十匹といるってニュースが一頃流れたけど、あれはどうなったんですかねぇ。

テレビの報道番組を見て、大得意の業者と五郎。「お前等、バチ当たりな事しやがって」ムッツリ顔の村長さんはスイッチをプチ。 そして、湖岸では火とカタストロフィのビジョンを見て、大勢の悲鳴を聞いている、いや予知してる少女(安島芽里衣)が。 ポニーテールに八重のマーガレットみたいな白い花を刺し、白いワンピースを風になびかせて……と、ここでOP突入。 伝説怪獣ナツメノリュウ登場

報道された映像の分析を開始するダッシュの面々。 発明家のショーン・ホワイト(ショーン・ニコルス)はかなり疑ってます。なのにヒジカタ・シゲル隊長(宍戸開)は、 カイト隊員とコイシカワ・ミズキ隊員(長谷部瞳)を湖に出張させます、それもダッシュアルファで。後で市民オンブズマンに突かれないか心配ですが、まぁ、劇中でも現実でも車両提供企業と色々あるんだと思っておきましょう。 湖にセンサー入れてるカイトたちを見て、やはり本当に龍はいるんだと集まってくる観光客。

「皆さん、調査だけですから、どうか安心してください」騒ぎを鎮めようとしてたら、村長さんがやってきてお約束の一言「そんな事をした大変な事になる、ナツノメリュウ様がお怒りになる」 「非科学的ね、この湖に巨大な生物はいないようです」調査結果をミズキが発表してたら、五郎もやってきて、「龍が何か悪さをしたのか?」あんた等がいると龍が悪さするんじゃないかと皆が不安がると追い出しにかかります。 「なんだかあたし達が悪者みたい」不機嫌にダッシュアルファへ戻るミズキ隊員。しかしカイトは観光客集団の後方にいた、白い少女の事が妙に気になって、消えた方角へ行ってみると、そこには祠が……

来た時はひと気の無い祠だったのに、辺りを見回して振り返ると、少女が立ってて「知ってる? ナツノメリュウの伝説」突然昔話開始。 村の守り神ナツノメリュウ。しかし村で諍いが起き、森や湖が汚されたのに怒り村に襲い掛かり、村の英雄が祠を作り、龍をこの地に封印した。 村人は2度と自然を破壊しないと誓ったのに、人間は同じ過ちをしようとしている。このままでは本当に龍が現れて村を破壊してしまう「開発をやめさせて、この村を守って欲しいの」

「動きを解析した結果、人工物と判明しました。生物の動きではありません」アンドロイド・エリー(満島ひかり)が報告した映像の解析結果を、村長親子に伝えるカイトとミズキ。 村の為にやった「龍なんているわけねーんだよ、だまされる方が悪いんだ」悪びれない五郎はムカつくけど、息子の無礼を侘び「見てのとおり、今夜は年に一度の花火大会……今、竜がニセモノだと判ったら」観光収入=村人の生活を守ろうとする村長さんの、必死の依頼に2人は沈黙。

しかし偽龍を暴かれた五郎は、マスコミに叩かれたり村人に噂されるだろう未来予想図にイラ立って、祠の注連縄(シメナワ)を腹癒せにブチっ。 不意に湖の表面が沸き立って、湖見物してた若者グループが悲鳴上げ、口々に龍を見たと大騒ぎ。 だけど、カイトとミズキが事情を聞こうとすると、全員無事だしずいぶん酒飲んでたから幻覚だろうと警官は本気にしてません。 それに、カイトは思わせぶりな少女に誘導されて、夕日に染まる湖岸へ……若者グループの事情聴取はほっぽらかし。

さっきのは警告だ「お願い竜の祠を守って」としつこく頼む少女に、龍はいないと調査結果を告げるカイト。 「いるわよ」少女は確信こめて棒読み長ゼリフ「村の人たちは今夜、祠を取り壊そうとしてる……龍が暴れだしたら人間の手にはおえないわ。 村の伝説はこう結ばれてる。やがて村の英雄が龍の怒りを沈め、7色の光の中へ封印した。 今この村には今英雄はいない。でもあなたならきっと」つまり切り札はマクシウムカノンってコトですな。 少女は語るだけ語って、ミズキの声にカイトが振り向いた瞬間消失。振り向けば夕日に染まった湖があるだけ……

「女の子って? あたしにはカイト君しか見えなかった」
花火が上がって祭りは佳境。女の子は村が大好きだから龍の伝説を信じてると結論づけるカイトに、ミズキが衝撃発言。 タダ者じゃない少女の言う事なら、本当かもしれないと、カイトが祠に行ってみると、五郎と業者が、連れてきた作業員に指示してチェーンソーと槌で祠を壊してるド最中。 抗議しようとしたカイトも、ダッシュには関係ない、お前は本気で伝説を信じているのかと言われて、自信消失。 「今夜を境に村は生まれ変わる。もう後へは引き返せないんだよ」土着宗教巻き込んだ親離れの儀式を五郎は敢行。

本尊が地面に落ちた直後、水晶の龍の珠が光ってナツノメリュウ出現。腰抜かして逃げる五郎ちゃん。 長い頭は東洋龍のデティール。大きな体を支える4本の肢と、炎の翼を噴出して飛ぶ姿は西洋ファンタジーのドラゴンです。 口から吹く青い火が打ち上げ花火に映えてきれいだけど、何で花火大会、続行してるんだ? 人工物(村の家々)だけでなく、森の木まで焼いてるナツノメリュウの行動パターンも、ケサム並に謎だけどネ。

「あの子の思いが伝説の龍を復活させたんだ」少女が淡く光る本尊を切なげに見てた頃、ミズキとカイトは祭り会場へ。 そしてカイトはミズキ隊員に人々の避難誘導を頼み、一人で火事が広がる村に……え、まさかこの展開は、嘘〜ん。カイトの変身時、ミズキ隊員がケガも気絶もしてないなんて、信じられないような奇跡です。

「だから言ったのに、龍は何も悪くないわ、悪いのは人間よ」現れた少女に、謝罪するカイト「すまない、僕には君の姿が見えたのに、君の声が聞こえたのに、龍の存在を信じる事が出来なかった」 そして燃える炎の中で変身。ウルトラマンマックスの背景で花火が続いてますが、観光客と村を守るため、龍の気を引こうとした花火職人の美しい自己犠牲と解釈させていただきます。

首は長いし、胴も太くてタフと、ふた周りばかり大きい相手にちょっと苦戦のウルトラマン。 膝を踏み台に背中の乗ったら、シッポで叩かれたり、首掴んだら巻かれて持ち上げられたりと、なかなか立体的なプロレスを展開です。 頭部にハイジャンプ回し蹴り食らわせて、ナツメノリュウを昏倒させ、青い波動で消火作業に当たるウルトラマン。 なんとか村の火事を消したと思ったら、息吹き返した龍がまたまた火吹き。バリアで火を止めるウルトラマン。引きの絵がとても綺麗な、夜空に映える火祭りですなぁ。

さて、マクシウムカノンの予備動作中に「待って」、龍が流した金色の涙が宙に浮き……中には少女の姿が。 少女が止めてる最中も、光線発射の構えを解かなかったマックスだけど「待って、龍はこの村を守りたいの、それだけなの」説得されて構えを解き、「貴方の怒りと苦しみは村の人たちに伝わったはず。だからお願い、ナツノメリュウ帰ろう」なにやらテロリストでもなだめているような少女の言葉を聞いて、緑の光を放射。 これはカタルシスウェー…ゲフンゴフン。虹色の光に包まれ、異界へ封じられるナツノメリュウ。

「伝説が、伝説の英雄が蘇った」感涙の村長 「英雄はウルトラマンマックスだけじゃない。今度は皆さんが伝説を継承する番です、この村とあの龍のために」 何もしてないのに、なぜか指導者モードのミズキ隊員。彼女がCパートまで無事なのもイレギュラーですが、飛びたたず、ネクサスの様にすっと消えるウルトラマンマックスも珍しい。 ともかく、龍の祠は再建され、ホテルの誘致は中止。少女の姿を見る事は2度となかった……「そうただ一度を除いて」

ここで冒頭の湖シーンに。「娘が大好きな花だったんです。この村もこの湖も、大好きな子でした」 カイトの横にいるご婦人が湖に流したのは少女が髪に刺してた白い花。そして胸元のロケットを開けば、在りし日の少女の遺影「もう亡くなったんですけどね、20年も前のことです」。 ここでノンマルト混ぜるか〜 あ、いや、水死した子が人間批判ってお話は、ゲーム『クロノクロス』経由で知ってるだけで、決して私はセブンリアルタイム世代では……ないよ?

ところで伝説を継承って、勇者マンジュウとか、マックスせんべいとか、ナツノメリュウの水晶お守りを揃えた、藁葺き屋根の民家タイプの旅館建設とか、あの時、観光客が撮ったビデオを再編集した、記録映画の上映会がメインの記念館作り……だったりして。

次回予告 第10話『少年ダッシュ
頑張れコバ・ケンジロウ(小川信行)って、佐野史郎さんマジですか? 記念すべき10話目が、不遇な二丁拳銃使い、活躍しない度では他の追随を許さぬ、あのコバの主役回だというのは。 空間を移動するメタシラスや絡む少年に、出番と存在感を食われないよう祈らせていただきます。 どうかクロスフェイズトラップ並みの燃える作戦にコバちゃんが絡みます様に……

『マックスボックス』今回は怪獣デザインコンテスト、最優秀賞発表。
14000通の頂点に立った怪獣の名は『ルガノール』。鈴木敦君がデザインしたガンダムっぽいカラーリングのヘビ手男(DQII)って感じの怪獣さん。 適度な強さでカッコいいアクションで、お話もそこそこシリアスだといいね。基準は今回のナツノメリュウ……ってのは無理な注文かなぁ。


8月26日
関西ではどうってコトなかった台風が、関東で悪さをしちゃうとは……。
というわけで、やっぱり深夜番組は微妙にズレてしまいました。空気なんて普段は意識しないのに、こういう時だけは強風で自己主張するんだもんなぁ。

そんな空気みたいに普段意識しないものといえば、個人的にはHDDつきDVDレコーダーの編集機能。 録画が終ると当たり前のようにCM前後にチャプターを入れ、タイトルサムネイルやチャプターサムネイルを決めて名前もつけて、時には不要部分を削除して2回目視聴に備える、10〜15分くらいの作業。 いざ、これを人に教えようとしたら、台風のように厄介でした。まぁ、同じ機種を持っているとはいえ、メールと電話での説明だったからね。

お陰で久しぶりに取扱説明書を再読。購入当時は解らなかった機能を再発見。最近のはチャプターをズラしたり前のチャプターとくっ付けたりできるんだぁ。しかし、普通の人はサムネイル決めたりCM抜きしたりしないんですね。でもソレだと、削除する時に、どれを消すべきか判断するための材料は、日付と時間とチャンネルのみ。すっごく不安だと思うけどなぁ。


8月25日
今日のニュースは台風一色。いつテレビ番組がL枠表示になるかドッキドキ。だらだら流れ続ける文字情報、雨風でマヒした交通情報や、どこかの街の浸水件数や停電戸数を目のスミに見ながらじゃ、ドラマやアニメに集中することも出来ません。 木曜日は8時から11時、そして深夜と色々見所多いのに……

3時の『相棒』再放送は大丈夫かなぁ。夜の『新・科捜研の女』に『幸せになりたい!』『電車男』はカナりやばそう。 そして『トリニティブラッド』はともかく『かみちゅ!』は放映時間が臨時ニュースでズレちゃう可能性すらありそうです。

まぁ、台風に文句言っても仕方ない。
そうそうアニメといえば明治時代のアニメフィルムが発見されたなんて話がありましたっけ。誰かが既にgifアニメにしてネットに流してそうですが……日本最初の小説やホームページと同じで、再現したところで、ツマんなそうな動きと絵、ですけどね。


8月24日
甲子園大会が始まり、北海道に2度目の優勝旗がもたらされ、不祥事の話題も下火になり……やっと、やっとネットに散らばる感想や特撮系BBSをチェックできる日がやってまいりました。 公式すら避けてた日々よ、さよぅなら〜。しかし、普段見慣れてる左上の時刻表示が無いと、感想書くのにもペースが掴みにくいなぁ。関東人は時刻表示なしでよく平気だねぇ。

仮面ライダー響鬼・二十八之巻『絶えぬ悪意』
ビブラフォンというか鉄琴が主旋律のOP後、Aパート始まったら冷汗タラリ。いきなりダムで天狗と戦ってるわ、安達明日夢(栩原楽人)は口元にあざ作って落ち込んでるわ……一週見逃したか、ABCが間違えて8/28放映分を流したかと思いましたよ。 しかし、直前の再放送(八之巻)では「鍛えてないアナタが居ちゃいけない場所ってコトです」「ヒビキさん、お友達、監督不行き届きですよ」なんて言ってた天美あきら(秋山奈々)が、いきなり明日夢くんに感謝してるなんて、ツンデレにも程があらぁ。 今日、たまたま響鬼を見た人は大混乱だったろうなぁ。

バイクで疾走する響鬼(細川茂樹)が、テングと戦う威吹鬼(渋江譲二)のピンチに駆けつけるってヒーロー番組っぽいシチュエーションから始まったワケですが、ミニ山彦っぽいテングも夏の奴らしく、響鬼さんは紅モード。 音撃叩き込もうとしたら柄を掴まれ、ミシッと嫌〜な音がして焦る響鬼さん。すかさず威吹鬼が援護射撃ですが、万が一テングの体を鬼石が貫通しちゃったら、仲間の弾で響鬼が大怪我しそうな位置関係です。 相手の動きが止まった所で鬼爪をグッサリ。顔は烏なテングが音撃棒を離した後、威吹鬼が音撃で体内の鬼石を共振させ……足元の音撃棒を拾った響鬼が『灼熱真紅の型』でトドメ。衝撃に耐えられず折れる音撃棒。

「ヒビキさんと出会って半年、変わってきた僕は……」
お礼参りに来た、本屋専門の窃盗犯(川久保雄基)に「やめろー」と叫び、その翌日もバイトを休まなかった点から、悪意へ耐性がアップしたと解釈させていただきます。 「せっかくヒビキさんが連れてってくれるってんだから」郁子ママ(水木薫)がバターとジャム塗ったトーストをモソモソ食べて、コンパスと携帯をポッケに入れて、今日は響鬼さんと山へ……え、山? そっかぁ、音撃棒が折れたからって、イレギュラーが多い夏時期に、屋久島なんてとても無理。 大河はともかく映画にバラエティにイベントと、細川茂樹氏も忙しそうだもんね。

白い傀儡(くぐつ)と黒い傀儡が数人ほどウロついてる洋館の廊下を、モミジの絣の着物をきた御婦人(芦名星)が、研究室へ向かってすっすと歩いてます。でも散らかった部屋を草履で歩くのは大変そう。 「おはよ」「うんお早う」ビーカーに緑の液入れて電撃加えてウニみたいなのを作ってんのはメガネの羽織男(村田充)。 「相当寝てないね、ここのところ」「寝てもしょうがないでしょ」睡眠は気分転換みたいだけど、しゃべり方は一応人間……かな。 しかし、この2人が声を入れ換えずにしゃべってるのは新鮮だなぁ。バラエティや映画(海猿)はバラで出てたし。

今回は傀儡に銀のウニ食わせて、童子や姫だけでなく魔化魍も強くする実験だそうな。 「そろそろさ、あたしの傀儡でもやってみてよ」と言うわけで、レースのつば広帽子に長手袋、中ヒールで歩く女性タイプの黒傀儡が初登場。 見せないセクシーさが光ってますなぁ、芦名星さん。イガ食って赤い目になって、レースが顔に影を落として手術跡のように見えた時は、何か別のアニメのキャラかと思いましたよ。 そして今回、姫と童子の作り方も詳しく披露。傀儡が自分の腕に爪刺して、白い血を試験管に採り、中にモチーフとなる物(今回は生きた蜘蛛)をポチャン。それを念力で呼び寄せた杖にセット。地面に注ぐと姫と童子と、今回は魔化魍も同時発生?!  姫と童子がナニかして魔化魍産むんじゃなかったんだ。

「ようこそ、我が子の巣へ」「さぁ、坊やがお腹を空かせてます」
蜘蛛の糸を寄り合わせたロープを道路に張り、引っ掛かったランクルのドライバー(中川素州)を襲う童子と姫。フロントグラスに平手でヒビ入れて引っぺがし、ドライバーの襟元掴んで、走る車からスパイダーマンの要領でひっ攫っう童子。 落石防止のコンクリをペタペタ登る姫。今回は怖さと凄みと蜘蛛らしさが見事に融合してました。 しかし、行方不明者が出れば鬼が来る。なんとニューフェイス鋭鬼(えんき)さんの登場です「やっぱり土蜘蛛か、探したぜ」。ところで声はテングと一人二役の塩野勝美さんかな。 とはいえ、相手は強敵・武者童子&鎧姫、それも改良版。メイン鬼でない哀しさか、三叉鉾を足に喰らい、音撃棒を鎧姫に飛ばされ、崖に追い詰められた鋭鬼は川にボチャン。

?岳行きのバスで明日夢くんがヒビキにもたれかかり眠りこけてた頃、「明日夢君はさ、あのお人形さんみたいな所が可愛らしくていいんだけどな」 男の子はすぐ逞しくなると、呑み殺す母性っぽい発言しつつ、イブキ君もだと立花香須実(演 蒲生麻由)をからかうのは、 新兵器開発の為なら洋館の2人同様、寝食忘れて取り組むみどりさん(梅宮万紗子)。でも、他人の恋路やお菓子のながら食いで息抜きは充分、特に邪気は溜めてないようです。 からかわれた直後に彼氏から連絡入ってドギマギする甘味処『たちばな』の跡取り娘。その横で、妹の日菜佳(神戸みゆき)は笑いをこらえるのに必死。

「こないだ、あたし達が見た“親玉”の件も議案になったみたいだから」
イブキの電話は3日張ったがオオクビはハズレだったって連絡と、吉野の出張が長引いてる立花勢知郎(下條アトム)と、2人の未来のコトかな。 しかしタンクトップになるとイブキの腕は細いねぇ。で、胸元に光る涙的型のアクセサリー、天美あきら(秋山奈々)のペンダントともども、また関連賞品として売るのかね。

一旦CM挟んで……持田ひとみ(森絵梨佳)から“また2人で『たちばな』手伝わない?”メールを貰ったと笑顔で語るあきらちゃん。 8話でイブキに指摘された『自分勝手に考える自分』が嫌だったけど、明日夢君たちはずっと気にかけてくれる、自分を変えたいと語る弟子を見て、同級生の仲間が出来たことを喜ぶイブキ君。 そんな2人に、榧ノ木山でちょっと変な感じの土蜘蛛退治に行って消息断った鋭鬼の、サポート要請が入ります。トドロキにも要請がいくってあたりでザンキさんファンは狂喜乱舞かな。

「私達は女と女の世界ってのはどう?」『たちばな』で香須実とみどりが、お礼参り受けた明日夢を案じてすすり泣くもっちーを「ヒビキさんとひとみちゃんが見込んだ男の子なんだよ、大丈夫」と励ましてた頃、男と男の世界では……
川が深く谷を刻み、霧が濃く、森も濃く、コケも濃い山で、テントを立てるのを手伝い、石でカマドを組むコツを教わり、響鬼の折れた音撃棒を修復する材料・撥用の木探しに付き合う明日夢くん。 先行したヒビキが寄こしたロープを頼りに登ってる途中、滑落して来週冒頭「ファイトー」「イッぱぁ〜つ!」になりそうな引きを作ってました。 魔化魍が居そうな雰囲気にヒビり「その可能性が無いとも言えないけどな……ハハ、冗談だよ」ってヒビキの答えに一応安心してた様だけど、予告見ると……出ちゃうのね。

「万一、鋭鬼がやられたっていうなら、タダの土蜘蛛じゃないかも知れないからな。用心しろよ」byザンキ(松田賢二)
消息断った鋭鬼のテント前で、ディスクアニマルの記録を調べてたイブキ達に、合流したトドロキ(川口真五)は、師匠でサポーターの忠告を胸に、イブキと共にアタリの場所へ。 森の中に口を開いた石切場で鋭鬼の音撃棒を見つけ、彼が撤退したと思われる方向へ捜索の手を伸ばします。杉林で童子と姫に組み付かれ、それぞれ風と雷まとって変身。 しかし鎧をまとい、鉾と剣らしきものを唾液から作り出す敵側に押され、相手のフィールド=石切り場に逆戻り。

威吹鬼のが撃った鬼石を、五右衛門のように全弾剣で弾く鎧姫。烈雷vs三叉鉾って長物勝負も、力負けしてぶっ飛ばされたのは怪力自慢の轟鬼の方。 しかも、壁や天井にすっくと立ち、立体的に攻撃しかける蜘蛛属性も健在と来ては、鬼側はかなり不利。 轟鬼絶体絶命のピンチは、同じく追い詰められてる威吹鬼の、縦穴の向こう側からの射撃で回避したけど、光と土埃の中、各々の武器を飛ばされ、かなり洒落にならないピンチのまま日曜日につづく。
いやぁ、あと4つ寝るだけで二十九之巻が見らるなんて、関西人は幸せ……と思っておこう。

次回予告 二十九之巻『輝く少年』
「心だけは強く鍛えておかないと、自分に負けちゃうじゃない」というわけで、時間制限なしの完全版武者童子戦にヒビキさんも参戦。 そして「少年、走れ、走れ!」って台詞と水辺の土蜘蛛、一本足りない音撃棒。これは第一話と第二話から、明日夢とヒビキの関係がどれだけ変わったかを見せる、この番組の上期決算エピソードになりそうです。

劇場版前のショートストーリー『ご当地ライダー 激闘ファイル』キラメキ編。名古屋の人にフクロにされそう
藁だかヒゴだかを背カゴに入れた明日夢がミャアミャアって声に「猫か」なんて首傾げてると「違うがね、猫じゃにゃーがね。名古屋生まれの鬼・煌鬼だがや」モミアゲをやたら耳の後ろにかけたがる男が、ヤグラの上から降ってきました。 「とぅりゃ、おぅりゃ、エビふりゃー、魔化魍を次々と倒す俺の活躍を見逃すでねーぞ。ついつせまーりお(?)。どえりゃーカッコええぞ」 「金のシャチホコが眩しいですねぇ、手羽先さん」何かを予感して引きつる明日夢のモミアゲを耳にかけようとしつつ「違うってぇ、キラメキだがや」。
シンバルに金シャチにエビフライ……もう時代考証では突っ込むまい。

ここは話題を変えて……
映画CM新しくなったねv 今回の山のロケもヒビキさん5時置きだったのかな〜(byトリハダ)


8月23日
9月発売のゲームボーイ ミクロに、ファミコンっぽいデザインのがあるって知って、某ウルトラマンマックスの懐かしのOPに感じたのと同じ、むずがゆさを覚える今日この頃……タイトーがスク・エニに買収されちゃうってニュースより、心惹かれちゃったのはモチモチ。

森永からホットケーキミックスの紳士用品な新商品、 もちもち和風な「もっちり和ぽん」のが発売されちゃったらしいですよ。 ポンデリングの新しいCMにも、よだれダラダラの身としては、魅力的な売り文句がドッサリです。

小麦胚芽入りもかぼちゃ味も、もし見てしまったら試さずにはいられません。 しかし甘納豆を入れるのはわかる、しょう油に味噌も、塩味バターと同じと解釈できるけど、ネギを混ぜる? もしかしてホットケーキのふりをしたチヂミ・ミックスかい?


8月22日
コスプレして行う催しといっても、仮装大賞やコミケやSF大会ではございません。
トラ配色のチャンチャンコを着て行う 「ゲゲゲの鬼太郎ゲタ飛ばし大会」なんて物が行われたそうで。

鳥取というところには、妖怪のブロンズ像がいっぱいあるそうな。いずれ、京極夏彦の故郷や高橋留美子の故郷にも、そんなブロンズ像が並ぶ日が来るんですかねぇ。 コナンやドカベンのブロンズ像があるみたいに。

はっ、今度16枚組のDVD-BOXが出る「踊る大捜査線」も、このまま人気が続けば、臨海副都心に青島刑事や和久さん、室井さんに湾岸くん、スリーアミーゴスのブロンズ像が……なんてコトはないか。


8月21日
世の中では、新党結成だの刺客だのと、選挙関連の話題がかまびすしいけど、9月入るまではヤヤコシイ事はちょっと忘れて、日曜朝は西洋と東洋のファンタジーワールドに浸ろうじゃあーりませんか。 いってみようか特撮感想日記〜

魔法戦隊マジレンジャーステージ25『盗まれた勇気〜ジルマ・マジ・マジーロ〜』
まとめコーナーへ誘導させていただきます↑クリックのお手数おかけして、すみません。
ここのファイルサイズがデカくなりすぎまして……。

仮面ライダー響鬼・二十七之巻『伝える絆』
「ヒビキさん、そしてイブキさんやトドロキさん達。僕、安達明日夢の毎日はそんな人達と出会た事で変わってきた気がします」 轟鬼が登場して何週間目だろう……アバンタイトルの明日夢君ナレーションでも、メインの鬼の1人だと保障され、OPもエレキに木琴、ウザキャラ月間からそろそろ脱却〜、だといいね。 でも、今回は師匠のザンキさん祭ィ(パフパフ、どんどん)。

山中で2手に分かれた化け猫を前に、紅となる響鬼さん(細川茂樹)。茶白に素早く近づいて振り返ったトコロをドカーン。 茶色い方を追ったら灰白色の親に邪魔されたけど、炎をまとった音撃棒で口をこぜて倒れたところをドカーン「猫舌め」いや、猫じゃなくても火は食えません(たとえ火食い鳥であっても)。 木の上から見てた姫と童子は、親猫が響鬼を突き飛ばしたスキに退散。その背中へ追尾用のディスクアニマルを飛ばして、先週から引きずってた戦闘は一時お開きとなりました。

一年ちょっとぶりに甘味処『たちばな』を訪ねてきて、前回地下へ下りてった津村努(渋谷謙人)の事を、安達明日夢(演 栩原楽人)に聞かれ「鬼の修行中に事情があってやめちゃった人で」と説明する天美あきらちゃん(演 秋山奈々)。 響鬼さんの弟子ではなかった努君が、誰かの元で続けてた鬼修行をやめた理由。 森永のお菓子をバカ食いしながら、鬼の鎧にもなるサポnewDAを開発中のみどり(梅宮万紗子)さんによれば、「フツーの高校生だから、すんなり行かなかった」。 本人が明日夢に語った話では、両親に反対されて挫折。でも人を助けたいって、やりたい事の方向は決まってるから、フリーターしながらライフセーバーの修行中?

一方、響鬼たちとは別行動で聞き込みしてたザンキさん(松田賢二)は「そっち戻るわ」携帯で連絡入れた直後、異様な気配を感じて警戒モード。 DAの悲鳴を頼りに林道へ入ると、無残にも金属片となったDAが、手裏剣代わりにビシュッと投げられ回転避け。 「鬼か」木の影から出てきてキアカジシたったものを投げ捨てる童子に「前はな」渋く答え、姫が視線合わさないまま投げつけたDAだったモノを、受けて投げ返します。 そして生身同士の戦闘開始。これはもうスローで鑑賞するしかありません。膝の故障が祟って童子のハイキックは受けきれなかったザンキさんだけど、2対1でも大健闘(手足の長さ細さ、あのバク転と回し蹴り……8割がた吹き替えなし?!)。しかしそこへ白頭巾が出てきて金縛り。

さて、街の方では立花香須実(演 蒲生麻由)とのショッピングデート中に、京極堂と織作茜みたいなカップル見つけたイブキ(演 渋江譲二)が、一人で追ってたわけですが、 草原に佇む2人に近づこうとしたとたん金縛り。今回も顔芸が光ってます。じゃなくて……謎の男が銀の指サックみたいなのをはめた右手を動かすと、遠く離れた山中で、ザンキさんの前に現れた白い謎の人物が動きをトレース。 ザンキさんを指差し念力で川へ突き落としちゃいます。指先1つで〜って妙なフレーズが浮かんだのは多分気のせい。 満足そうに和装カップルは去り、それぞれの場所でやっと金縛りが解ける、現役鬼と引退鬼。

住宅街まで追ったイブキだけど、香須実がスクーターで合流した時には「もう邪気も感じられないんで、どこか、そういう結界みたいな所に入ってしまったのかも知れません」 童子でもなく、黒とか白とか=クグツでもない相手。その2人はスクーターの傍でキョロキョロしてるイブキたちを見下ろせる、近くの洋館の二階にいましたとさ。 そっか、黒ずくめと白頭巾、クグツ(傀儡)って言うんだ。同じ顔した和装カップルは、みどりさんによると「割とぽっと出なんだけど、イレギュラー系のとか作っちゃって」悪意があるにも程がある、らしいです。

さて、念力で川に落とされたザンキが合流し、目がいい化け猫たちに壊されないよう「遠目に接するように撒きなおせ」ってバスタオルごしのアドバイス受けて、DAを放ち直すヒビキとトドロキ(川口真五)。 しかし所詮はDA。うっかり敵の繁殖場所・ボロやしろに踏み込んで、天井で待機してた化け猫3匹によって、またまたボッコボコ。 何とか戻ってきたアサギワシは、左足と左羽を失い、お腹も損傷を受けたムゴい姿。画像データ含めた修理を試みるヒビキさんは、みどりさんのアドバイスを仰ぎます。

「当たりだと思ってるディスクがやられちゃってさ」「えー可哀想」
またまた、ドジっ娘属性発揮して書類ちらけてたみどりは、お茶菓子運んできた明日夢に電話をとってもらってます。「少年、神出鬼没だなぁ」いやまったく。 電話を代わったみどりさんが、アカネタカのパーツで失った部分を補完し、腹部修理を指導する間、明日夢と努は「ヒビキさんって、すっげーカッコイイよね」鬼に憧れるものと鬼修行を諦めたモノ、男同士で語り合い。 鬼になるのはハンパな気持ではダメ、適正と気持も必要かぁ……

「もう安達君ッたら」下で男の子同士が長話してる間、上の店ではあきら1人でてんてこ舞い。 そこへ手土産持って持田ひとみ(演 森絵梨佳)ちゃんがやってきました。 「あ、またスイカ」ちなみに、下のカニの間には既に水が入った桶に入ったスイカが2つ。ドドンとな。やがて3つに増えてドドドン。 しかし後から考えると、お祭ってぇ紋日なのに、スイカをセールの目玉にするスーパーの得々市って太っ腹。と思うのは、地蔵盆なんて習慣がある京都文化圏の住民だけかな。

響鬼さんの弟子事情「少年には男として何かを伝えられたらと、そう思ってるんです」
みどりによると「若い子に何か伝えなきゃ」と、最近師匠っぽいコトしてる響鬼さん。でも明日夢くんはフツーの高校生だから、鬼とか猛士ってんじゃないみたい。 「弟子は無理なのか」ってザンキに聞かれたヒビキ本人によると「もう俺的にはあの、弟子を取ってるつもりなんですよ……育てたいって言うか何か可愛いヤツだなぁって」ここで、ヒビキさんのザンキ物真似炸裂。

忘年会の三次会で「ウチの戸田山は可愛い、可愛い、可愛い、あはぁ」ってマジっすか。 「言ってないよ。言うわけないだろ、そんなこと。だいたいあんな奴のどこが可愛いんだよ」一応否定のザンキさん。 言われてる戸田山ことトドロキは、日菜佳(演 神戸みゆき)の指導で音撃棒の修行中。師匠の愛の言葉、聞きそびれちゃったね。

「化け猫屋敷ってことか」
修理完了したDAの画像を見て、ヒビキとトドロキが出撃した頃……
『たちばな』では努と一緒に店へ上がってきた明日夢が、作務衣姿のもっちーにびっくり。 事情を聞きたくて、一緒に裏へ行こうとしたら「安達君、どこ行ってたんですか」あきらちゃんに、オイタした子猫つかみされちゃいました。 えーい、忙しいド最中にテメー等が長話してるから持田さんにメーワクかけちまったろ? と、目でお説教されてる、明日夢くん。

さて、神社のボロ壁を突き破って、ヒビキとトドロキに襲い掛かってくる化け猫。変身時の紫の炎と、雷撃で化け猫たちを牽制する響鬼と轟鬼。 九尾のキツネならぬ9匹の化け猫に手を焼いて(いや10匹かも)「よし紅だ」。 轟鬼が引きつけてる間に、本日2度目の赤モード発動。まるで桃太郎侍のようにより来る化け猫をドカンドカン。 轟鬼が緑の音撃鼓セットして1匹倒してる間に、ザコを全部やっちゃいました。えっと計14匹かな。最後の連続音撃後、ボス格の親と対峙する紅の背後で連続爆発は、カッコよかったなぁ、ルパンIIIの五右衛門みたいで。

タッグ組んだ響鬼と轟鬼相手に渡り合う、9本シッポの白い親。シッポをスカートのようにパッと広げて、くるんと響鬼紅の腰に取り付いて羽交い絞めにもってくアクションは華麗、紅白の画面で鮮やかです。 そのスキに頭上を飛び越え、背後に回って音撃鼓セット、頑張って清めの音を叩き込む轟鬼が、尻尾8本しか浄化できなかったのは……太鼓専門じゃない新人さんの悲しさかな。でも、回し蹴りの食らったのは油断しすぎかだぞ、可愛い戸田山くん。

「鬼の血はさぞかしうまいぞ」「もっともっと吸い尽くせ」童子と姫が、我が子の勝利に舌舐めずしてたら、猫にガブリエルされてる響鬼を助けに、遠目に見てたアサギワシとアカネタカが一斉攻撃。 OPのサキソフォンバージョンをBGMに響鬼紅も反撃開始。 「灼熱真紅の型!」白猫の爆発に巻き込まれ、怪童子&妖姫姿を披露することなく、童子と姫もドカーンとな。 で「響鬼さん、お疲れ様でした」全てが終ってから出てきた轟鬼は……それまで草むらで倒れてたんスね。うーん、確かに可愛いかもしんない、声や顔ではなく行動が。

「ただいま」「お帰ンなさい」「スイカありますよ」「あ、花火大会もうすぐ始まりますよ」「お」ってワケで、夏祭りシーン突入。 『たちばな』には屋上がないので、近所の知り合いのビルかな。 ともかく縁台出して浴衣着て、トドロキがスイカ配って『玉屋〜』の……10人。うわ化け猫並みの多さ。それで数を間違えたのか、配ってた当人なのにスイカにあぶれて焼きソバを貪るトドロキくん。 ここは、花火の方向とみんなの視線の違いなんて野暮なことは指摘せず、それぞれの浴衣と髪型に注目です、いやぁみれば見るほど“らしい”んだわ。 最後は「玉屋って何」「わかんない」って首かしげる明日夢とモッチーに「うん、玉屋っていうのはね……」何かトンでも説を唱えそうなヒビキさんで、引き。 えっと、今は潰れてしまったが、鍵屋と、暖簾分けした玉屋との花火開発競争で、江戸の夜空はより華やかに……だったかな。

次回予告 二十八之巻『絶えぬ悪意』
洋館の2階に並べた実験器具を挟んで、何かを合成してる和装カップル。イブキがやられた土ぐもはタダモンじゃないって不吉な言葉。 明日夢のアザ、男と男の世界。見逃しやすそうな回だってのに、面白そうじゃねーか、ちくしょーめ。 どうか、8/24の朝10時30分の録画予約が、停電や落雷の危機を回避して無事に働きます様に……

劇場版CMの前のショートストーリー『ご当地ライダー 激闘ファイル』トウキ編。
「あれー、ザンキさん。何でそんなカッコしてるんですか」尋ねる明日夢に座禅のまま答えたのは……「ザンキとは何者だ。ワシの名はトウキ。“北海道”で生を受け、鬼を通して仏に至る。その時までの修行の身じゃ」 「そう言えば、ヒトミの色が違う」いやいや、明日夢くん、青のカラーコンタクトより、鳴りまくる鐘の音やエゾ地って言わなかった点に突っ込みなされ。 「喝ーッ。凍鬼、ワシは氷を操る鬼。日々の修行次第では自然を操ることも容易いコトじゃ」だけど 「いーや、その渋い声は絶対ザンキさんだ」さらに食い下がる明日夢くん「ああ俺はザンキ、お、自分流でいけ…ってちがーう」痛ーい突っ込み受けちゃいましたとさ。 まぁ、トゲトゲ金棒での突っ込みじゃなくて、良かったね。


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