一言半日記 2005 7_1〜7_10

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 マジレンジャー ステージ20 仮面ライダー響鬼・二十三之巻  ウルトラマンマックス2話  オリンピックとテロとお中元  七夕の夜に納豆キングが糸かけた?  マジレンジャーのタイアップと 『日本沈没』リメイク  往年のヒーローも旬が過ぎては……  ヤフーやオリコンのアニメの区分っていい加減  マジレンジャー ステージ19 仮面ライダー響鬼・二十二之巻  ウルトラマンマックス1話  『はるか17』から始まる夏期ドラマとHDD
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。
7月10日
スーパーヒーロータイムのロゴを見るの、すんごい久しぶり。1月ぶりだとレニー・ハートの濃い雄叫びすら懐かしい……。 って事で、いってみようか特撮感想日記〜

魔法戦隊マジレンジャー ステージ20『キスしてケロ〜ゴール・ゴル・ゴルディーロ〜』
朝も早くから魔法部屋に響くスモーキーの声(草尾毅)「おい、そこの三男」。 クッキーをお供にジュース飲んでた小津兄弟は聞きなれない呼び方にキョトン。 「長男」まず蒔人(マジグリーン 演・伊藤友樹)が自分を指し、つづいて「長女」芳香(マジピンク 演・別府あゆみ)が首をかしげ、 あとは順番に「次女」麗(マジブルー 演・甲斐麻美)と「次男」翼(マジイエロー 演・松本寛也)が自己申告。翼に促されてやっと「三男……あ、俺か」と魁(マジレッド 演・橋本淳)。 「名前で呼べよ」魔法のランプに抗議した所で聞く耳持たないスモーキー「いいから、ちょっと俺様を持ってみ?」。

「っんだよ。はい持った」やる気なしに取っ手を握ったら、銃に変形するマジランプ 「インフェルシアをぶっ潰すには、俺様を使いこニャしてもらわにゃいとニャ。名付けてマジランプバスターだ」。 アバレピンクっぽい『何かスゴげじゃん』はともかく、ランプ擦って魔法力を込めたあと、銃口を壁に向けるのはいかがな物かと。 自分たちの旗に穴開ける気だったのか魁ちん。幸いマジランプバスターは不発。不完全燃焼な魔法力でスモーキーは煙モアモアで咳き込みまくり。 「何だよこれ、壊れてんじゃん」「違う、にゃめんニャよー。お前の魔法力の使い方がニャってねーんだよ」なんて射手を非難したもんだから 「もっぺんやらせろよ」無理やり押し込まれて、また魔法力暴発のスモーキー「アニャー」家がCG変形しちゃう悲鳴聞きながら、外ではカエルがケーロケロ。いやー、洞窟からよくココまで来れたもんだカエルくん。

さて、地底冥府インフェルシアでは、今回からOPにも登場の魔導神官メーミィ(声 高戸靖広)が、慎重に玉座前の階段を下りてます。 今は亡きブランケン様の踏み外しや跳び下りが懐かしい……着ぐるみ制作サイドと大道具班のコミュニケーション不足を、運動神経でなんとかした偉大な幹部でございました。 OPテロップの配役順と、先週開始のグリップフォン&マジランプのCMでの動きから判断するに、中の人(岡元次郎氏)は、天空のマジトピアサイドに配置換えみたいですが。

「先の戦いで、天空聖者ブレイジェルに封印されしインフェルシアの冥獣人よ。我が魔導の契約に元づき、今、その戒めを解き放つなり。ドーザ・メー・メジュラ」 クルクル魔法少女のように回転するミイラが描く、魔導陣から出てきたのは冥獣人グレムリンのガリム(声 松野太紀…シュリケンジャー?)。 「こ、ここは。ミーは蘇ったのか?」ジャバラな腕がラブリーな道化タイプの敵さんです。 「よって、闇の契約は交わされた」我に服従せよとか言うミーメイに「仰せのままに」と挨拶した後は、 パンク系少女幹部のナイ(演・ホラン千秋)とゴスロリ系少女幹部のメア(演・北神朋美)との旧交を温めます。 「おー、これは、これは、ナイ様メア様」握手したら手がポロッ。『ひぇ〜』ビビル2人に向かって外れた手が弾けて紙テープクラッカーがポン。 「忘れてた〜、グレムリンってイタズラ好きな生き物なのよ」「いきモノなのよ」

「ミイラ状態が完全に癒えきらぬ我に代わり、ガリム、お前に作戦指揮をとってもらいます。メル」メーミィが与えたペンを眺め「なるほど、これは面白い」それで作戦指示も済んだのか「では、行くがよい。メー・ザザレ」地上界へ転送されるガリム。 『いってらっしゃーい』手を振るナイとメアが可愛いなぁ。で、メーミィは冥獣帝ン・マ様の池の前で今後の方針を上申……いや下申です。 「ブランケンは冥府門を開く事にこだわっていたと聞きますが、我はン・マ様を完全なお姿で復活さしあげるのが、マズ先と考えます。 その為には大勢の人間たちのイケニエが必要と予言にでました。我の作戦、どうぞご期待ください」では、今後は派手な破壊活動があるって事っスね。

でも「いいもん貰っちゃった〜」 禍を招くとインクがたまる“禍好みのペン”の説明するガリムは、悪質だけど身近なイタズラから開始です。 OL(小島美穂 相変わらずお美しいデカピンクのスーツアクトレス)の足つかんで歩道橋からぶら下げ〜。 びっくりしたドライバーのハンドルをグイっと操って電柱とクラッシュさせ「よっしゃよっしゃ〜。うわー、あと一押し」。 左手の高枝切り鋏で電線をチョッキン。乗用車から洩れたガソリンに引火させて「いい感じ、イタズラ最高〜♪」ドカーン。 車の側で頭抱えてたドライバーさんと、道路に頭から落ちたっぽいOLさん、かなりヤバそーです。

魔法部屋でもマジランプが暴発しまくり中。「もー、イヤ……」「今度こそっ」魁は意気込むけれど「既に気絶してるでござりますです」マンドラ坊や(声・比嘉久美子)がポソッとな。 手踊り人形の花“番組マスコット”の座を奪われそうだってのに、優しいねぇ。ちょうどガリム出現の報がマージフォンに着信し、マジランプはそのままスヤスヤ。

「インクがたまったら〜、今度は落書きしないとね〜♪」お馴染みの港湾施設で赤いマークを書いてるガリム「よーし、これでOK。わーお」。そこへ駆けつける小津兄弟。 「一体何書いてるの」「落書きぃ〜。ただし、とっても愉快な事が起こる落書きかも?」麗の質問に答えるガリムに蒔人兄ちゃんビックリ「しゃべるぞ、この冥獣」。 そういえば、今まではスーツアクターさんが、唸り声も演ってましたっけ。 どんな企みか知らないが許さないと変身する5人見て「あーれあれ? ミーと遊ぼうってのォ、今忙しいんだけどな」超余裕のガリム。

マジレッドはマジパンチを避けられ、可燃物入ったドラム缶に炎属性のパンチ叩き込んで吹っ飛んだ挙句、「手が伸びるぅ」と掴まれたまま兄ちゃん姉ちゃんなぎ倒してポイ。 イエローとグリーンのWキックはピコピコハンマーで迎撃され「ダーイブ」と地面にもぐったガリムに「どーこ見てんだ。こっちこっちぃ」 背後から通りすがりのピコハン攻撃。「大丈夫か」駆け寄ったレッドもまとめて今度は空からピコピコピコ。 「こっちこっち、カーモーン」夜7時のゴム人間みたいにふざけた動きでクレーンにぶら下げられた鉄骨に退避後、左手残して打ち落とされたあとは挑発 「あーぶないじゃないの。でも5人揃ってもミーを捕まえられないよォ。悔しかったら、こっこまでおいで〜」

その時、ガラスの破片の上に降って来るアマガエル。体重でガラスを傾けて光を反射させ、5人を足止めするナイスアシスト(凪のミサイルよりはね)。 ワイヤーを切られて上から『東京湾景』みたいに落ちてくる鉄骨にビビる5人「あっぶねー」ガリムは最後までふざけたまま「失敗かぁ。残念、撤収〜」ビョーンとな。 残ったのは変身解除した小津兄弟と、カエル一匹。麗は悲鳴上げるけど「つーか、俺たち、このカエルに助けられたってのか」翼や魁は好意的。 「かわいい、カエル〜v」なんと芳香は手に乗せて愛でてます。だけど、“キスしてケロ”謎のテレパシーが聞こえたのは蒔人の影からカエルを恐々見てる麗にだけ。 どうしたと聞かれても「ううん、なんでもない」うーみゅ『カレシいない暦は生まれてからずっと』てぇ女の子が、カエル嫌いだったのが不幸の始まりかぁ。

頭を使った攻撃するガリム達の事を「その敵は冥獣ではなく、おそらく冥獣人でござりますですよ」マンドラ坊やに男ドモがレクチャーされてる間、麗は占いでなにやら調べ物、芳香は水槽周りでピョコタン跳ねまくってます。 そして、やっとスモーキー復活「メーミィの暗黒魔法の仕業だ」「おや、お目覚めでござりますですか?」見下ろしポジションのマン坊、口調にトゲがあるのは、やっぱライバル視してる証拠かな。 でも、インフェルシアは強くなってるのにマジランプバスターも使いこなせない魁達に「やっぱさー、魔法力の使い方をちゃんとしねーと、んぁ?」なんて偉そうにダメ出ししてたスモーキーを黙らせたのは、緑の植木鉢ではなく、緑のカエル。 「何っ、そのカエル」突然逃げ出そうとした後、ランプの中へ閉じこもり「最悪」

「今日から家族の一員となったカエルのヒカル君でーす」芳香の紹介に「ヒカルくんだぁ?」渋い顔の翼(カンがいいなぁ次男坊)。 光の反射で助けてくれた命の恩人だから、うちで飼うってのはいいとして、エサはどうするんだろう。あと、蓮とかホテイアオイを水槽に入れてやれよ、芳香ちゃん。落ち着ける葉っぱがないから、すぐよそへ行っちゃうのかもしれないぞ。

蒔人は占い終わった麗のーからメモを受け取り、魁たちと推理開始。 「あいつが落書きしてたヤツか」教会の前とファミレスの駐車場……別の2箇所にも落書きが「この模様、どっかで見た事ある気がするんだけど」水晶玉わ見つめ考え込む麗の前に、ヒカルがピョコン。 パニくる麗にマンドラが自分のコップを渡したら、その中にまでヒカルがトプン。 「ヒカル君、すっごく麗ちゃんに懐いてるみたい」芳香がからかった直後、CGで額にペトっと張り付いたカエルに混乱した麗が、兄弟全員に水流攻撃。魔法部屋は洪水状態。この部屋の魔道書たちはご難続きですなぁ。

「もういや、絶対いや、ガマンできない。さっさと仲間のところにお帰り」池に水槽の水ごと捨てにくる麗。ガラスに張り付いて抵抗するヒカルくん。 何とか振り落として「2度と私の前に顔を見せないで」立ち去ろうとしたらケロケロ呼ばれ「そんな目で見ないでよ」カエル相手に幼少時代のトラウマ告白です。 「子供の頃、弟にイタズラされて背中にカエルを入れられてね。それ以来、カエル嫌いになっちゃったの」 木の棒で池へ追い立ててたら“キスしてケロ”のテレパシーが「まさか、あなたなの? 好きになれなきゃ、キスなんか出来ないよ」 バカみたい、私。カエルに何言ってるんだろう、木の棒捨てて立ち上がったとき、カエルを追って描いちゃった◇を見てペカっと閃き。 四角、四つの点……「そっか!」

「ボンジュール皆さん、このあたりかな」逃げ散る人々を横目に、埼玉スーパーアリーナ前で落書き始めるガリム「こいつを描き終えれば〜、作戦成功、キュキュキュキュ……」。 扇の中央にガリムを映して「いよいよそこが最後の場所、さあ早いトコ仕上げてしまいなさい」地底の玉座で喜ぶメーミィ。その横にはいつのまにか合体してた妖幻密使バンキュリア(声 渡辺美佐)、アクションしないならナイとメアのままでいいのにな。 「待ちなさい! ほとばしる水よ、ジー・マジカ」もちろん駆けつけ、落書き消しにかかるマジブルー達。 「わかったわ、あなたの落書きの秘密。魔導陣ね」描いてた図形はウルザードの4つの模様と同じ、街に巨大な魔導陣を描くその心は 「魔導陣が完成したらその中にいる人間をメーミィ様の魔法で全員消滅させるんだ」そんな、ハガレンのパクリみたいな作戦、スク・エニが許してもマジレンジャーが許しません。

「許さねぇ」いきり立つ5人を慌てて止めるガリム「そんな怒んないで、話し合おうよ、ね?」手を伸ばして仲直りの握手を求めます。 一瞬気が緩んだスキにピコハン! 素直に殴られる5人の学習能力のなさに乾杯です。 「ひっかかった〜、絶好調〜ォ。作戦がバレたところで、お前らを倒してもう一度、書き直せばいいだけさ〜」 メカニカルな邪妖精にからかわれ電撃喰らってプチ切れたのは、マジメなマジブルー「絶対に許さないっ」突っ込んだ所をハンマーで迎撃され、電撃くらいながら投げ飛ばされて変身解除の大ピンチ。 ハサミで刺されそうなその時、不自然な横回転跳びで現れた騎兵隊はもちろん

「なんだ、このカエルっ」ガリムのオデコにヒカルがピトっ。アマガエルが投げ捨てられるのを見て怒って突っかかるマジレッドと他の3兄弟。 そして麗は命の恩人をトラウマ乗り越え拾い上げます(潰れかけてるのは作り物かな?) 「私を助けてくれたのね、ヒカル」足をピクピクさせながら“キスシテ……ケロ”テレパシー送るカエルに「ごめんね」と唇近づけ、 「アデュウ〜」マジレン達を蹴散らしたガリムがシザーつき脳で伸ばして麗にトドメ刺そうとしたその瞬間、光って浮かび上がるアマガエル ガリムが思わず手を止め、「まさかっ」地底でミーメィも驚く大変身。

「ゴール・ゴル・ゴジカ」グリップフォンにチケット挟みながら現れたのはチェックの衣装が何気に翼と被る男(演・市川洋介)。 まずはガリムを太い金の光(カメハメ波?)で弾き飛ばします。 「キミのキス、シッカリ受け止めたよ」慌てて唇押さえる麗ちゃん「カエルがイケメンに?」身もフタもないコメントのマジピンク。 っていうか、キザに髪の毛なんかかき上げると“愛と美の女神イーノ・マータ(いのまたむつみ)の名において、封印よ退け”な、某ジャンプコミックの暗黒仕立て屋さんな魔法使いと、被りまくるんですが、ワザとですかい。(じゃあ、鉄ちゃんが泣いて喜びそうな6人目の正体はルシファーでアダムかいな)

「ボクは天空聖者サンジェル。裏切り者のライジェルとの一騎打ちでヤツをミイラにしたまでは良かったが、逆にこちらはカエルになる呪文を喰らってしまったんだ。何とか結界を張り、ヤツを封印していたが、その後は知ってるよね?」 しかし青の魔法のキスじゃないとカエルの呪いが解けなかったってのは、お子様に配慮した言い方だよなぁ。「はぁん、それで麗姉ばかりにつきまとっていたわけか」イエローが言外に何か匂わせてるけど、いい大人は突っ込んじゃだめだぞっと。 カエルにキスしたはずが実は見知らぬ男とのファーストキスになっちゃって恥ずかしがる麗の頭なでなで「それにしても魔導陣のこと、よく気がついたね、優秀だ」先生属性発揮したあと、 「それに引き換え」オシオキ口調であらぬほうを見つめた視線の先には、メメの鏡越しに戦闘をモニターしてたマンドラ坊やとスモーキー。

「ぎっくぅ〜」「あら、どちらに行かれるでござりますですか?」 「せっかく自由になれたんだ、ココで掴まったら……」ヒョコヒョコ逃げるランプだけど「ゴルル」の一言で瞬間移動。 「やぁ、元気そうだね、スモーキー」「だ、だんなぁ、こりゃお久しぶりで」「お久しぶりィ? いやいやいやいや、さっき魔法の部屋で会ったじゃないか」 黙っていたせいで話がヤヤこしくなった件を笑顔でネチっと指摘して「オシオキだね。ルーマ・ゴルディオ」ランプをジェットに変えて上空へドカンと打ち上げ。なんか6人目、腹黒説が出そうな所業です。

「こらこらこら〜、よくもやりやがったな〜」6人目登場の騒ぎですっかり忘れ去られてたガリムが、久しぶりのゾビル兵を引きつれて戦場に復帰。身構える麗と4人のマジレン達ですが、 今回は6人目のお披露目の回。「カエルの姿で見ていたが、たとえ完璧でなくても今持てる力の全てを出し切って戦う、その勇気には好感もってた」でも攻撃に無駄が多い、力みすぎて魔法力が正しく発揮されてない「まあ、見ていたまえ。こういう戦い方もある」 イチャモンつけつつ変身を披露です「天空変身、ゴール・ゴル・ゴルディーロ」キップを切り、汽笛をBGMにして、鳥っぽい天空聖者の姿の上にスーツを纏います。 太陽背景にマントをひるがえし、恒星を掴んで「輝く太陽のエレメント天空勇者マジシャイン!」ダークシュナイダー同様、昔週刊ジャンプに掲載されてた、アテナを守護する黄金聖闘士(ゴールドセイントと読んでネ)の聖衣(クロスと読んでネ)っぽいのは……気のせい気のせい(多分)。

変身終了直後に「あーれー、びっくりしたニャー」マジランプもご帰還。 というわけで迫り来るゾビルに向かって「マジランプバスター」ランプを擦るというより横のダイヤル回して魔法力を装填。 放った光弾は手前のゾビルを避けてガリムに一点集中のホーミング弾「なんで弾が曲がるの」まぁ、精神力を打ち出すサイコガンみたいなものだからかな。 挿入歌背景に群れるゾビルと戦う様は、さすがの貫禄。レンゲルな棒術や大剣も映えるけど、素手のドカバキもド迫力な人ですなぁ。 ゾビルの攻撃をマントで捌いて、散弾一発で半分を片付け、曲がる玉でピンポイント攻撃で魅せ、トドメは6発の弾を上空に打ち出し、百発百中のマジックアロー。

「すげー」「俺一発も撃てなかったのに」『うん』複雑な顔の麗以外が賞賛の目で眺めるなか、 「てっしゅうー」部下を失ったガリムは地中へ。しかーし宙返りしたマジランプバスター光弾は地面の中まで追いかけてチュドーン。 弾き出されて「そんな、こと、ありえねー」煙プスプスのガリムちゃんに向かって「さあ、仕上げといくよ、スモーキー」7回擦って「ルーマ・ゴー・ゴジカ」 発射されたのは光に姿を変えたスモーキー自身(ゼノギアスのバントライン?)「スモーキー・シャイニングアターック」の内容は、がむしゃらなタコ殴り。 なかなか荒っぽいフィニッシュですが、去年もガトリングパンチってのがあったしね。 スモーキーが戻った所で背を向けて「チェックメイト」爆発するガリム。小津家一同が『マジ?』と落ちをつけて戦闘終了「今日の授業はこれまで」。

「何なの、アイツ」ムッとするバンキュリアの横で、カッコつけるマジシャインを扇に映したミーメィはさらにお腹立ち「不愉快っ。おのれサンジャル、いやマジシャイン。 キサマだけは許しておけぬ。我が八つ裂きにしてくれます」この妄執っぷりが先々足を引っぱって、大量イケニエ計画を失敗しそうだなぁ、ミイラさん。

「今日からボクがキミたちの魔法の先生だ」魔法の部屋で宣言されて怪訝な小津家御一同『えー、魔法の先生?』 インフェルシアと戦うためには正式に魔法の使い方を学んだ方が良い「住み込みで教えるからねー」NHK教育のオチャメな先生口調の6人目に 「誰がそんな事許可したんだよ」とりあえず突っかかる魁だけど「あれ、彼女が言わなかったかな?」芳香がカエルのヒカルに言った事をタテに居候決めるマジシャイン。 ついでに呼び名まで決めちゃいます「ボクの本当の名前はサンジェルだけど、うーん、ヒカルでいいよ」

エクボとウィンクに渋い顔するのはもちろん麗。 「あれ、麗、キミはもっと喜んでくれると思ったけど? スキになれなきゃキスなんて出来ない、という事はキミは僕のことを好きになったって事だよね。違うかい?」 セクハラ発言する家庭教師に麗の平手がカッとびますが、佐々木蔵之介を若くしてニヤけさせたようなヒカルは避け、打たれたのは長男・蒔人ちん。 「ごめんごめん、ちょっとカラカイすぎたかな。色々あるだろうが仲良くやっていこう、宜しく頼むよ」マジランプを手にするヒカルを睨む麗の背景で、蒔人の看病する魁と芳香は歓迎で、翼は保留のまま…… キザに髪をかき上げる6人目で今週は引き。

うーん、芝居と滑舌は出来てるけど、アフレコに関しては力が入りすぎて無駄が多いから、市川洋介君は、ベテラン声優さんの芸を実地で見て、もうちょっと勉強かな?

今回の呪文紹介コーナー 『ゴール・ゴル・ゴルディーロ』
「ゴール・ゴル・ゴルディーロは僕の変身呪文だよ。天空携帯グリップフォンでマジチケットを改札。太陽の力を身に纏いマジシャインとなるのさ」 マジランプを手に解説するヒカルの背景に、声を押し殺して泣く鉢植えが1つ。マンドラ坊やを心配して、そっと集まる小津兄弟。 「ぼくチンの知らない呪文が、ボクちんのコーナーがぁ〜」ホウキの裏で芳香に、よしよしされてるマンドラ坊や。先週はナイとメアがこのコーナーやってて、マジレン側の呪文解説は一ヶ月ぶりでしたなぁ……可哀想に。

次回予告 ステージ21『魔法特急でいこう〜ゴー・ゴー・ゴル・ゴルディーロ〜』
「出かけよう、課外授業だ」マンモスに原始時代ルックとは、はじめ人間ギャートルズのDVD発売のCMですかー。 6人目登場3部作のシメですから、新ロボ・トラベリオンも出るようです。 なるほど、トラベリオン・エキスプレスで江戸時代にいけば、太秦の映画村で課外授業ってのもアリですなぁ。

仮面ライダー響鬼・二十三之巻『鍛える夏』
ヒビキさんの強さを感じ「側にいるだけで、何か鍛えられるような気がして……」って安達明日夢(演 栩原楽人)語りの後に始まったOP、 なんと初のアコースティックギターです。そんな今回は、新入部員と新入社員の夏の危機。3ヶ月の見習い期間が過ぎて、いよいよ現場となった時「こんな筈じゃなかった」と感じる“壁”の話でございます。 ここで羽柴秀吉っぽく草履取りは草履取りなりに精一杯お勤めすれば、見えてくるものもあるけれど……まだ、若いもんなぁ、明日夢も轟鬼も。

夜明けの境内で、デカい太鼓の練習してる響鬼(演 細川茂樹)と轟鬼(演 川口真五)。 朝靄ふるわせるリズムに音式神(ディスクアニマル)達はノリノリで踊ってますが、顔だけ変身解除のヒビキさんはご不満の様子。 「ストップストップ……だめだめ、リズムじゃないんだよ。腰が引けちゃってるんだよ」腰を叩き、長嶋風味に 「もっとドーンと。気持が入ればおのずとドーンとなるだろ」擬音交えて熱血指導ですが、指導されてるトドロキの方はちょっとヤケ気味に太鼓叩いてます。

同じ頃、城南高校の体育館では、持田ひとみ(演 森絵梨佳) と紀子(演 藤枝由似)が所属するチアリーディング部と、明日夢がホイッスル係を勤めるブラスバンド部が同練習してました。曲目からして夏の高校野球大会予選の応援かな。 でも、明日夢の視線は持田の品乳……ゲフガフン、ついついドラムに流れ気味。息継ぎもタンギングもロングトーンもヤバ気で、ついに指揮してた部長(中山麻聖)がプッツン 「安達、もっとさ、歯切れ良く出来ないかな?」ホイッスルの大事さを説いて「もっと気持入れてやって」と頼むけど、目が泳ぐ明日夢はまだ太鼓に未練があるみたい。このへん、イヤイヤ太鼓やってる轟鬼と好対照。

でも大会が待ってくれないように敵さんも待ってはくれません。白装束の怪しい人物が森や里を暗躍し、 白い試験管を杖にセットしてミョーに『まんが日本昔話』チックなBGMと共に腰の低い童子(演 村田充)と姫(演 芦名星)を棚田の側で誕生させてましたとさ。 「おー、我々が今年はじめてよ〜」「ありがたいねー」拝むのはいいけど、ホッペの竜の爪はアバレンジャーのアスカとマホロみたいに触れ合わせると以心伝心とかですかい?  「んー、ありがたい。おっお〜、いい田んぼだなぁ」

というわけで、農作業してるおじいちゃん(益富信孝)のところへ「ケンケンパ」とやってくる姫と童子「美味しそうだねぇ」話しかけてくる若い衆に、ただの握り飯だと弁当見せたら「そっちじゃなくってね」「おじいちゃんがー、おいしそうって事」 「美味しそうなおじいちゃんには」「ウチのこのご飯になってもらいましょ」可愛い顔して、老人に泥を投げつけ田んぼへ放り込み、なにやら泥の手のエジキにしちゃう姫と童子。 ああ、消え物のお弁当も泥まみれ。もったいな〜い(あれじゃ“後で美味しくスタッフが頂きました”は無理じゃないか〜)

「なんだか今年は大変だなぁ」飯田敏(樋浦勉 龍騎の金のザリガニの人)が作った菜っ葉の味噌汁とご飯をメインに、8種のオカズがお膳に並ぶ、豪華な朝ごはんを前に、ひたすら飯をかっ食らうトドロキ。 大ナマズ倒した威吹鬼が“宗家のワケー衆”なんて呼ばれてるとか、前にキュウリをくれた婆ちゃん(飯田さんのお姉さん)は入院してて間もなく退院だとか、ヒビキがしゃべってる間に、おひつを空っぽにしちゃいます。 「もう少し皆でお喋り楽しんだらどうなのよ」たまりかねてヒビキが注意しても、昔の明日夢みたいに「割り込むのも何かなって」と見当違いの遠慮というか壁作り中。

「大体お前、ろくに鍛えもしないで、食べるのだけ一人前で、ていうか6人前だよ」 宿と飯提供してる飯田さんは、鍛えてなきゃこんなに腹へるわけねーと笑って「飯ならまだいっぱいあるから」と新しい飯だしてきますが「だって俺、太鼓は専門外なんですから」なんていい出すトドロキに、その言い草が気にいらないと攻めるヒビキ。 飯食ってごまかす出来の悪い生徒に溜息です。まぁ、初めての夏だからトドロキは“化物の本番の実感”ってやつが無いんだろうねぇ。

一方、猛士関東支部こと甘味処『たちばな』のちゃぶ台には、洋式朝食がズラりとな。サラダにクロワッサンにバターにスープにベーコンにスクランブルエッグに珈琲…… 「ヒビキさん達、今ごろ飯田さんトコの完璧な朝の和定食セットでも食べてんのかね」立花香須実(演 蒲生麻由)の言葉に、 新聞広げ「そう言えばさ〜、飯田さんとこの敏さんから連絡があったんだけど、トドロキ君がご飯食べて食べて仕方が無いからご飯代を請求したいって」立花勢知郎(演 下條アトム)のオヤジジョーク炸裂。 しかし恋する乙女・日菜佳(演 神戸みゆき)マジ慌て「請求って、幾ら位なんですか?」娘の本気度をこんな風に計るオヤジって怖いなぁ。 噂をすれば影とばかりにトドロキから日菜佳にかかって来た携帯にも聞き耳立ててます。

実はヒビキさんとの自主トレの意義が納得できない3日坊主なトドロキからの“辞めたいよー”コールだったわけですが、 言い出しにくそうに風鈴突付くカレシを、持ち前のキャラではぐらかす日菜佳ちゃん。11杯おかわりした事を聞きだしたり、一通り太鼓の叩き方覚えたなら、そのまた上の叩き方を教えてもらえとアドバイス。 「ヒビキさんを信じて頑張ってくださいね。がんばれトドロキー! 返事がないぞ、じゃ、もう一回。がんばれトドロキー! じゃね〜」全てを飲み込んで突き放したあと、健気に神棚に拍手です。

朝練終えてバイトに来た明日夢が、スッ転んだり、明日の本番(日曜日?)は休ませてくれと頼んだり、作務衣に着替え中、側を無頓着な香須実が通るたびに焦りまくってたり(えっと、パン一はサービスシーンなのか?)と、適度なギャグを挟んだ後、 ザンキは吉野に行ってるとか、ギターで戦うトドロキが太鼓を習うのはワケがあるとか、「夏に備えてのウォーミングアップを終えたヒビキさんがどうなるか、もう聞いてる?」とパワーアップを匂わせたりと、開店準備中に伏線引きもしちゃうとは、さすがだ立花姉妹。

ちなみにウォーミングアップ中のヒビキさんは、勝身煙(忍空)みたいなのまとって灼熱してましたとさ。 遅れてきたトドロキ君に、イライラすると不器用に注意したら、遠まわしに太鼓を練習する意義を尋ねられ「前置きはいいから」と先を促すヒビキさん。 太鼓を練習してもヒビキさんには敵わないなら専門の弦の練習をした方がいいんじゃないかと言い出すトドロキ。“念”みたいなご意見を正しいと肯定しつつ「今回は俺に付き合うって約束したんだから、まぁ、最後までしっかり太鼓叩いていこうぜ」 理由を説明しないヒビキさんにトドロキくん、ついにプッツン。太鼓叩かせようとする訳を問い質したら「そんなたいしたワケじゃないんだけどね」と言われ、ずっこけた勢いで神社の手洗い水に、顔ドボン。 まぁ、言葉での説明が得意じゃない中卒の叩き上げと、大卒の元公務員の感性の違いってヤツですかねぇ。落ち着かせたところで、お前は鬼の新人で俺は先輩だと前置き始めた直後に、飯田さんが急を告げてウヤムヤに。

「大変だ、大変だ。隣の村に出たみたいだぞ」
早めにトドロキの基礎練習はじめた直後に、半月前倒しで、弦が効かない夏の“ヤツ等”登場。 勢知郎がメールで送った地図の水田や水域部分に黄色い色が塗られてるところを見ると、泥投げ・まんが日本昔話カップルは、どうやら水属性の魔物。 前にザンキさんが使ってた緑色の一式(轟鬼用のバチと音撃鼓)を香須実に持ってきてもらうよう手配です。それを聞いてワタワタするトドロキ。

『たちばな』では、フロシキ包み抱えて飛び出す香須実を日菜佳が見送った直後、明日夢を部長が訪ねてきてヒビキさんよりは余裕のあるフォローです。 中学の時はドラムで今はホイッスル「お前の希望通りに行かなくなったから、やりにくいってのは解るんだけどさ、今年はこれで行くしかないだろ」 希望通りの楽器じゃないのは、盲腸で部活開始も遅かった明日夢だけじゃない、今の位置で頑張れと励ましますが、当の明日夢は不満顔。トドロキと一緒で、来週まで納得は無理、かな。

というわけで「あのさ、夏の化物相手だと烈雷は役に立たないんだ。童子たちにはいいけど、魔化魍が来たらやめとけ」ヒビキさんの忠告も、知識としては聞いた話しと馬耳東風のトドロキは、烈雷抱えて出撃です。

「こーんにーちは〜」 「おいしそうですね〜」サンドイッチ食べてる熟年夫婦に目をつけた姫と童子が「食べます?」なんて勧められて 「あ、はい」「いただきまっす」と喜んで泥飛ばしした直後、トドロキが夫婦を押し倒して庇い、ヒビキは回し蹴りで姫と童子を牽制。 「可愛い顔で悪さばかりしやがって」ひっくりこけた2人はペコリとおじぎした後「逃げろいっ」とすたこらさ。「すんません、このへんちょっと物騒になってるもんで」よくわからないフォローのトドロキさんと共にとりあえず追撃開始です。

姫が「こっちだよーい」と気を引いたスキに、怪童子に変身しながら襲ってきて、分断されるヒビキとトドロキ。 吊り橋で落とされそうになって、蹴りあいの末、怪童子を落としたヒビキさんのターザン式の追っかけ方は妙に楽しいですが、 烈雷と共に吹っ飛ばされてきたトドロキはまるで余裕ナッシング。 助けにいって妖姫ともみ合いになってるヒビキさんの事を全く考慮しないまま音錠鳴らして変身しちゃって落雷に巻き込みそうになってます。

ムッとしつつ親指の付け根に音叉当てて響鬼になり、炎の剣を出したら「えーと、ソレなあに?」まったり近づいた怪童子が意外な身軽さで避けて「アブね、アブね」。 ふと見れば、轟鬼が泥喰らってて、もう一本の音撃棒で火弾飛ばしてフォローの響鬼さん。さすがはベテラン。 泥ふき姫は炎投げで倒せたけど、山へ逃げた怪童子は、ヒトガタの何か(泥田坊)が庇って、ちょいヤバ気って感じで今週は引き。 来週のAパート、轟鬼くんってば響鬼さんの足、きっと引っ張っちゃうんだろうなぁ。

次回予告 二十四之巻『燃える紅』
踊る童子に操られ、ゾンビみたいに増殖してる敵さんに対し、波紋のように水面を爆発させたり、赤くなったりの響鬼さん。名付けて太鼓祭って何なのさ。管祭や弦祭もあるのかな〜。 それより明日夢が日菜佳に弦での戦い方のモノマネされて耳押さえてますが、あのアニメしゃべりのハイテンションは、ジャイアン並の破壊力ってコトなのねん。


7月9日
世界が平和でありますように……少しマジに七夕の空に祈った後は、怪獣被害を拡大してる気もする最強最速のウルトラマンに某国を重ね、突っ込みまくりながら楽しんでみようじゃ、あーりませんか。 それでは参ります。週末恒例特撮日記〜

ウルトラマンマックス 第2話『怪獣を飼う女』
前回が2大怪獣の共演ならば、今回はゲストヒロインとアンドロイド隊員という美女&美少女の共演でございます。2者が出現した科学的根拠も希薄なら、絡みシーン0というシナリオ上の難も加わって、喜んだのはお父さんとその世代の方々だけかな。 まぁ、この程度の物語の乖離は響鬼で慣れっこだから、大丈〜V

星空と見まごう街の灯が、消えて出現するエレキング。ミニチュアセットの車まで、停電と同時に止まるのが謎ですが、それがマックス(=思考停止の合言葉)。鏡面ビルに映るエレキングが美しかったから細かい所は目をつぶりましょう。 もちろん都市部の怪獣出現は、デンジャーレベル5の非常事態。佐野史郎氏の解説ナレーションに乗せて今回のダッシュは夜の出動です。

「出撃準備完了しました」「ダッシュマザー発進」
ミニチュアセットの処理はなかなかですが、ダッシュバードをダッシュマザーに納めるシークエンスは、アンドロイドのオペーレーター・エリーちゃん(満島ひかり)の実況があっても、微妙にタル〜。 まぁ、デカレンジャーの出動シークエンスやデカベースロボのスタンダップと一緒で、来週からは省略かな。前回カイトが墜落したから、翼を修理するのに母船から出してたって可能性もあるしね。

「電気を食べてる?」
電柱に長い尻尾を絡めて電気を吸収してるエレキング。でもミサイルを発射しようとすると無数の走査線のようなモノに分解して「なんだ、消えちゃったよ」。 人工衛星の索敵でも見つからないエレキングは、マンションの一室でホタルのようにフワフワ明滅してたとさ。 水の代わりにメタフィールドみたいな岩場をしつらえた水槽で卵を産む、小型犬サイズのエレキング。見守るのは美人OLさん「今日は一人ぼっちじゃなくて嬉しい」 ミニ怪獣にチュv。ミニ豚より流行りそうな癒し系ペットです。でも細胞分裂みたいに卵を生む描写って教育上どうだろう? 親御さんが子供の質問に答えにくくならないようワザとかな。
ともかくも『放電竜エレキング登場

「珈琲も冷めちゃうんだよ?」「煮詰まるより良いかも」
エレキングの行方を“ハイパーアンブレラ”なるデジタルスキャナで探索する計画立てるエリーちゃん。 ここで電気がないと発明も出来ないメカも動かないと騒ぐショーン隊員(ショーン・ニコルス)をコイシカワ・ミズキ隊員(長谷部瞳)がたしなめ、 コバ・ケンジロウ隊員(小川信行)が「消失マジックだ」とアホな推理してジョークだとゴマカシ「なぜそんなものが必要なのですか」とエリーを混線させ、 潤滑油みたいなものだ「今度教えてあげるよ」とヒジカタ・シゲル隊長(宍戸開)が微妙な返事したりのプチコント挿入。 あれ、ヨシナガ教授(桜井浩子)とトミオカ司令官(黒部進)が今回いない。ま、いっか。代わりに大ベテラン動物タレント・子犬役のらんまるが出るし。

「モンスタースキャナーに反応」
深夜に鳴り響くエマージェンシーコールに、スリープ状態から臨戦態勢へ即座に対応するエリーちゃん。 制服のチャック上げながら駆けつける隊長。しかしトウマ・カイト隊員(青山草太)は上着をモタモタ。ミズキ隊員は髪にピンクのカール。 コバちゃんは赤タオル首にかけてヘロヘロ。って、ハンパな生活感を出されてもなぁ。ショーンがパジャマ姿のままで一番だらしないのは、白人コンプレックスな日本人へのサービスってぇ、原点回帰ですかい?

2回目は出動シークエンス全てカットでしたが、ダッシュバード1号・2号が現着するとエレキングはいずこかへ。 ココで緑のメタフィールドみたいな“ハイパーアンブレラ”が街をドーム状に包んで散っていきます「凄い、これなら捕まえられそうだ」理屈はちとわかりませんが、センサー備えたナノマシンか何かかな。 反応があったのはJT-257-b。ダッシュパッド(2つ折り携帯電話みたいな端末)で追ってみれば普通のアパート……いや、レンガ外壁の小洒落たマンション。 近隣住民の安全を最優先なら、確認前に退避勧告出しとけやと思うけど、それがマックス(=思考停止の合言葉)。

「何か御用でしょうか」24歳のごく一般的な会社員・葉山美宇(天川紗織)に、家宅捜査の権利があるのか聞かれて立ち往生のダッシュ御一同。 「権利ではなく皆さんを守る義務です」なんて行った所で任意だから拒否する葉山さん。チラッと見た室内には子犬(らんまる)と仲良く映ってる写真が……まさかネクサスからのゲストがこの子とは思わんかったなぁ。

美人だから怪獣に関係してるとは思えないってコバの発言は、エリーでなくても理屈に合わないと首を傾げたくなりますが、上役に相談しないまま張り込みするのもどうかと思うよ、カイトとミズキ。 だいたい、手が触れただけで感電したみたいな跡が残る電気女なら、ちゃんと隊長に報告しとこうよ。 しかもその電気女・葉山さんにまとわりつく“らんまる”!? 子犬、生きてたのかぁ。てっきりペットロスの辛さから怪獣拾ったんだと思ってよ。ただ、元愛犬につれない態度の葉山さん。 今はエレキングを猫っ可愛がり。大きい黒カバンに怪獣包んでお散歩です。愛犬に外でトイレさせる人は多いけど、食事までさせるのはチトなぁ。

「やつは消えたんじゃない、体を小型化して隠れてたんだ」それのどこがヤドカリなのかは解りませんが、知能高くなったねエレキング。 夜のお散歩でムダに街を壊しながら、さらに大規模吸電です。東京大停電で判る衝撃の事実。ダッシュって東京電力から電気買ってたんだ……エリーの分まで。 椅子に座っている間は外部電力onlyなのか、ダッシュ基地の全てを取り仕切るエリーちゃんのフリーズで、非常電源に切り替えることも出来ない、まさに引き立て役の防衛隊。さすがマックス(=思考停止の合言葉)。

お陰で基地の支援を受けられず、カイトとミズキは身一つで孤立。電撃喰らった後、カイトが離れて攻撃しようとしたら、ムダに長いエレキングの尻尾がビルを直撃。倒れた美宇の側に残ってた、ミズキ隊員の上に倒壊する高層ビル。 ここはビスコのCMのようにネクスト式ビル支えをやるかと思ったら……胸のリボンから始まるながーい変身シークエンスの後、あ、手で受け止めたビルをエレキングに向かって投げつけやがったよ、マックスってば。 人がいなくてもオフィスのパソコンや大事な書類が……なんて事を考えないとは、さすがマックス(=思考停止の合言葉)。

尻尾で叩き落とされたり、回し蹴りで反撃したり、ビル街で相撲取った挙句、エレキング投げてビルを壊すなんて、さすがマックス(=思考停止の合言葉)。 口から吐いた三日月光線を受けてダメージ喰らってますが、この程度のピンチは想定の範囲内です。 佐野史郎の「その活動時間はわずか3分に限られているのだ」ってナレーション背景にカラータイマー点滅させて、ブーメラン頭飾り・マクシウムソードをブン。 おお、今回は三日月角が片方、火薬爆発つきで切れたねぇ。そして掲げた手に光集めてマクシウムカノン発射。ガメラのマナ描写っぽいのは監督さんのファンへのサービスかな。 避難勧告が出た描写がないのに、街で派手な爆発するとドキドキしますが、マックス(=思考停止の合言葉)だから大丈夫。

「本当に何一つ覚えてないんです。知らない間のこととはいえ、ご迷惑おかけしました」 親が爆発すると、水槽の卵も中の子供も消え、葉山美宇さんの怪獣飼ってた記憶も消えちゃってめでたしめでたし。やっぱ、レーテ……ゲフンガフン。宇宙から来た怪獣が孤独な心につけこんだんだって隊長さんの説明に納得するのがマックス(=思考停止の合言葉)。 お見舞い名目で“らんまる”(役名はタロウ)を病室(医療セクション)につれてきていいのかっ、ってあたりもマックスだから。

最後は葉山さんにお見舞い持ってきたのに、ミズキ隊員の腕の傷を心配しないカイトに、むくれる紅一点を廊下から見て「アレがジェラシーと言う感情ですね、インプットします」エリーちゃんの『ちぃ、覚えた』な発言で引きでしたとさ。

来週は『勇士の証明』。いつでもウルトラマンになれるってワケじゃないんだよって、お話の様です。 それより新コーナー『マックス ボックス』出現の方が重大事。懐かしの怪獣の時は、旧シークレットファイルのように解説しちゃうみたいです。 しかし初登場時、38年前の宇宙怪獣エレキングとの違いといわれましても〜 きぐるみが新造で、中のアクターも違う……とか?


7月8日
やっぱり映画はやめてスターウォーズはテレビになっちゃうんだ。って感じだったルーカスの来日記者会見。 しかし、ドラマシリーズはともかく日米ちゃんぽんのアニメってどうなっちゃうんでしょう。アレキサンダーみたいなバタ臭いキャラがジャパニメーションな動きを……なんてアホナ妄想してたら海外から怖いニュースが。

オリンピック誘致で大喜びした直後、7/7の同時多発テロで、ロンドンがえらい事になってるようで。だけど……ごめんなさい、個人的には多数のゲームが発売された日って印象が強かったりして。 『武蔵伝II ブレイドマスター』に『絢爛舞踏祭』『サクラ大戦V 〜さらば愛しき人よ〜』……いよいよ夏のボーナス商戦も本番。

社会人なら遊ぶことばかり考えてもいられません。7/15リミットのお中元とか、8/15近辺のお盆の帰省といった、人間関係のシガラミを円滑にする義理……いや儀式を果たさねば。 まず最初の決戦はこの土日。はてさて、ウェブする時間はあるんでしょうか〜(意訳 感想日記は遅れるかもよ?)


7月7日
大半の人は厚い雲の向こうの2つの星を見られない、七夕の日がやってまいりました。織姫と彦星。ベガとアルタイル。人が何と呼ぼうと、そこにどんな物語を夢見ようと、大気圏外に出れば、そこは常に星空が広がってる世界。梅雨がどうのと騒ぐのは地球のモンスーン地帯のごく一部。

でも、そんな発酵食品の美味しい気候だから、7/10を語呂合わせでナットーの日と決めちゃって、納豆クイーンとキングなんてモンを選ぶ仕来りが、3年前から出来ちゃったらしいですよ。 色々あったけど、なんとか粘って復活した華原朋美ちゃんが、クィーンってのも意味深ですが、個人的な注目点はモチロン、納豆キング・谷原章介。

『新撰組!』の伊東甲子太郎役で惹きつけられ、『恋におちたら〜僕の成功の秘密〜』の神谷陸役でスポっとファンに。デキるけど足元の弱い二番手キャラとして、なくてはならない人だと確信しました。納豆と結びつきにくいクールな容貌に潜む面白キャラ。『幸せになりたい!』での活躍が楽しみです。


7月6日
交通安全のために警察とタイアップしたり、仰木マジックと引っ掛けて大阪ドームで野球の試合前にイベントするマジレンジャーの話題が7月に入ってポロポロと……やはり、9/3公開の劇場版のためだったりするのかな。

でも、話題が一般的じゃないし、今日一日マジレンジャーとは付き合ったんで、もう少しお金はかけるようだけど、キャストは日曜朝の特撮と同じでTVドラマっぽい、日本映画の話題にまいりましょう。『日本沈没』が草なぎ剛と柴咲コウでリメイクなんですと。 ドラマの草なぎ君は好きなんだけど『黄泉がえり』をはじめとして、スクリーンでドーンと何度も見て嬉しいかと問われると……あんまり〜。

『恋におちたら〜僕の成功の秘密〜』も高柳社長(堤真一)あってのアイランドだったもんなぁ。まぁ、映画だし、豪華な脇に期待しましょうか。


7月5日
長嶋名誉監督が東京ドームに見にきて、7月3日の巨人戦視聴率があがったのか下がったのか。これはもう新聞社によって見解はバラバラ。 それれといっしょで、ウルトラマンマックスに関して黒部進と桜井浩子も、かなり微妙だったんじゃないかなあ。

往年のヒーローの姿をみて、どんな場合でも懐かしいと感激するのは、ごく一部の目がない人たち。 失礼ながら、茶の間の大半では「年取ったなあ、もう休ましたれや、可哀想や」とか「見たくなかったな、ガックリした」ならマシなほう。 老いて客寄せパンダは辛かろう、ギャラ、幾らなんだろうと、覚めた目で冷笑するのが大半のはず。

とりあえず、システムが不安定なパソコン以上に、いつ止まるのかとドキドキ感が付きまとう方は、出演より養生優先でお願いします。 治療代を稼ぐためなら、応援するけどね。


7月4日
スターウォーズ最終作(多分)の封切が迫る中、派手なCMに先行試写会、トドメに前作5本が色んなTV局で順番に放映と、ハリウッドのプロモーションのすごさにはアワワ状態。でも、今年も見に行く映画は多分……響鬼とマジレンジャー、借りるDVDはアニメばかり、だったりして。

アニメ人気や純愛ブームで、最近はハリウッドより邦画なんて、妙な記事がございましたが、この場合、キャラクター物の特撮映画もアニメの一種と見なされているんですかねぇ。 アニメといえば、CGやセル、クレイにしろ……人間の役者が画面に出ず、声だけで演じる作品だと個人的には思ってるんですが、この辺の区分、オリコンとかヤフーは一緒くた。

世間の一般常識でもそうなのかな。そのカテゴリー分けなら、「バットマン」も「ロボッツ」と同じアニメになっちゃうのにね。 まぁ、どんなゲーム機でもファミコンと思う人がいたり、懐メロが全て演歌に聞こえる人がいるのと、同じようなモンかな。 違いがわかる人間が多かったら、ネスカフェのCMは成立しないもんね。


7月3日
亡くして始めてわかるブランケン様の愛らしさv
最終回もあったりで色々大忙しだった二週間。喪も明けて、やっと普通の日曜日が帰ってまいりました。 久しぶりすぎて、ぶっちゃけ書き方忘れてますが、いってみようか特撮感想日記〜

魔法戦隊マジレンジャーステージ19『魔法のランプ〜メーザ・ザザレ〜』
まとめコーナーへ誘導させていただきます↑クリックのお手数おかけして、すみません。
ここのファイルサイズがデカくなりすぎまして……。

仮面ライダー響鬼・二十二之巻『化ける繭』
サックスとスキャットにエレキギターという、最後にゃメインの3人が共闘しますよ〜って感じのOPから始まった今週の仮面ライダー響鬼。 各地では+800円でソフビつきにグレードアップする、ヒビコロつきの映画前売り券が……もう売り切れてるだろうな。 小さなオトモダチの為のものだと思って、遠慮して買うつもりはなかったけど。ところで7月の提供は姫(声は村田充)のナレーションかぁ。 「あれは、訓練でした」でいい固まりっぷりだった川口が出ないドラマ海猿なんて、クリープを入れない珈琲……いや、まぁ、仕事増やしすぎて倒れられても困るか。

さて、先週の引きの続き、4人の敵と戦う威吹鬼(演 渋江譲二)と轟鬼(川口真五)からAパートは始まりました。 飛び立ったウブメの怪童子を烈風の射撃と烈雷で落したら、そのスキに散会したウブメの妖姫が烈雷を空中キャッチ。盾代わりにして突撃かけてきちゃいました。 さらに地上からはヤマアラシの怪童子と妖姫が口から針吹いて援護射撃。烈風を落とされ人数的にも不利な威吹鬼と轟鬼。

ここで頑張らなきゃタダの乳揺れ要員。威吹鬼の弟子・天美あきらちゃん(演 秋山奈々)が、3週間ぶりにディスクアニマル起動して援護です。 まとわりついてた怪童子と妖姫が離れて、気合を溜める時間をもらった轟鬼の電撃パンチが……壁に炸裂。ヤマアラシ妖姫に避けられた轟鬼は結局もとの木阿弥に。 一方、威吹鬼はつむじ風まとったサマーソルトキックをウブメの妖姫にあて、烈雷を手放させるコトに成功。この辺が新人と中堅所の経験値の差ってヤツですかねぇ。

「烈雷を、轟鬼さんに」師匠に言われて走るあきらだけど、させてなるかとヤマアラシ妖姫が針吹いて、フトモモに針がグサグサっと。 「あきらくん!」駆け寄りたくてもバトル中で駆け寄れない鬼2人のため、頑張って立ち上がり、壁をつたい、杖にしていた烈雷をなんとか轟鬼に渡すあきらちゃん。戦闘に巻き込まれそうな位置でドキドキです。

烈雷を受け取った直後、真後ろに迫ってたヤマアラシの妖姫と怪童子を回転斬りで倒し、飛び散る腐葉土からあきらを守る轟鬼は今までで一番カッコよかったかな。ただ柴犬みたいな弁護士(今は悪魔みたい教師?)に睨まれそうな、お姫様ダッコはやりすぎです。足怪我したあきらを背負ってたイブキより、腕力はあるって表現なのかな。 「邪魔だ、消えろ」ウブメ妖姫にくみつかれてた威吹鬼が、0距離射撃とエゲツないトドメの刺し方したのは、王子様役を新人に取られたくない危機感の表れ……いやいや、弟子が心配だからですね、はい。

浅間山の怪獣大決戦……いや、ウブメVSヤマアラシを見守る黒マントさんの前で、2頭はぶつかり合い噛み合って相打ち状態。 しかし、生物のように見えて非生物、鬼が放つ“清めの音”以外では倒せないのが魔化魍だから、2頭は噛み付き合ったまま黒い繭包まれて、中から(魚+鳥)×(山嵐+牛)って感じの新たな魔化魍に生まれ変わっちゃいましたとさ。キメラとしては上々の出来ですが哺乳類が多すぎるのと、昆虫が少し足りないかな。

「大丈夫ですか」「……大丈夫よ」
華道のお師匠さん(二宮弘子)の帯を帯緩めたのは持田ひとみ(演 森絵梨佳) で、布団を敷いたのが 安達明日夢(演 栩原楽人)でしたか。 まぁ、年令差がどれだけあろうとも、ご婦人の着物に男性メインキャストが手をかけるわけにいかないもんなぁ、日曜の朝だし。 寝かしたお師匠さんを励ますように、手を握る明日夢を見て、もっちーは少し見直しモード。見習って手を握ります。 それはいいとして、安心し落ち着いたお師匠さんの「ありがと」って言葉と、画面に入る光……何気に天国へ旅立ちそうな絵面でなんですけど〜

「先生、携帯ぐらい持って下さいよ。医者なんでしょ」「お前に言われたかないわ」
ヒビキ(演 細川茂樹)さんに背負われたまま白衣と診療カバンひっかけて駆けつける、釣り好きの坂本次郎先生(依田英助)。病魔と魔化魍って戦う相手の違いはあれど、人命救助に携わる者って意味では、どっちもどっちです。 「これ以上早く走ったら、先生が酔っちゃいますよ」「何ぬかす、ほれぇー」ムチが入ったヒビキさん、救急車のドップラー効果なサイレンとともに、お師匠さんのもとへ。

「さゆりちゃん、大丈夫?」「次郎ちゃん、いつもごめんね」ヒビキに靴を脱がされながら診察始める坂本先生と、いきなり笑顔のお師匠さん。 干支一回り分の思い出が堆積した幼馴染っていうか、それ以上っていうか、ともかく救急車よりも大学病院の専門医よりも、お師匠さんにとって“次郎ちゃん”の存在が何よりの薬ってのは良くわかりました。ふー、アツい、アツい。

「2人とも、よく慌てないでお師匠の面倒みてくれたね」「ヒビキさんに頼むぞって言われたので」
チアのもっちーにも宜しくってコトで、ヒビキさんは“明日夢の携帯”にかかってきた 立花勢知郎(演 下條アトム) からの連絡で、立花香須実(演 蒲生麻由)が駆るランクル・不知火に乗って、一路浅間山へ。 しかしCM+本編で“シュッ”を久しぶりに連発ですなぁ。とりあえずオロCのCMが上戸バージョンから細川バージョンになって良かった良かった。

「ありがとうございました」お師匠さんも落ち着いて、坂本先生も白衣を脱いでまったり始めた所で、『たちばな』に戻る明日夢ともっちー。 トドロキからの連絡受けて、奥へ駆け込む立花日菜佳(演 神戸みゆき)の代わりにバイトに復帰。とはいえ店はヒマなんで、 「それってもしかしてヒビキさんの影響なのかな」ぱっとお師匠さんの手を握ったりして最近明日夢は変わったと……お客もっちーとまったり会話。 「お団子やさんのバイトしてるだけなのに、色んな事があるもんだね」晴れ男みたいにトラブル男ってもっちーの発想……す、鋭い。 それは探偵やヒーローの宿命なので諦めましょう、ヒビキさんの近くにいる限り。

「体力を消耗していることは確かなんですが、強い子なんで」「目が覚めたら、よく頑張ったって伝えといて」
あきらが車で臥せってるせいか、ピンクのTシャツに紫のTシャツと、イブキもトドロキも微妙な衣装。 そんなコーディネートで、用意周到で思惑がある黒マントでどう対処を……ところで、予告で白マントを見かけましたが、さすがに盛夏に黒服装は限界かぁ。 話を戻して、ザンキに忠告され、ヒビキが到着する前に魔化魍の位置特定するため、久しぶりの大量音式神起動。 7色のデスクアニマルが華やかに飛び回っるシーンの直後、DAの新撮CMとはバンダイさんってば商売上手v ついでに、マンガ版ネクサス最終回のためにてれびくんまで買いそうに……恐るべし、CMパワー。

「ロクな事考えないな、あいつら。頭でっかちが」2体同時に相手の可能性もあると、虎皮手帖を開いて落っことすヒビキ「生きてたよ」オヤジギャグってか、マギーさん?  さらに勢知郎から届いたメールを読むのにアンテナ伸ばすあたり、根本的にメールが解ってないな、ヒビキさん。 いやいや、ココの見せ場は何といってもこれ「イブキ君とトドロキ君は魔化魍の居場所をキャッチしてー、今ぁ〜 むかったー」「ちゃんと読んで」うるるん下條アトムは他局ですがなヒビキさ〜ん。 ともかく、ヤマアラシでもウブメでもあって、そうじゃない敵に警戒しつつ浅間山へ。

合体魔化魍を前に、溶岩の高原でW変身の威吹鬼と轟鬼。まず鬼石打ち込んで烈風を放つ威吹鬼だけど、赤く灼熱しても音が途切れれば元通りとなって平気の平左の合体魔化魍。二度チャレンジしてはね飛ばされちゃいます。 息の長さがHPの高さに負けちゃったかな。轟鬼も頑張ったけど、やっぱりはワー不足か尻尾で払われて雷電激震も不発。 「音撃が効かない?」マゴマゴしてる間に尻尾攻撃受けた挙句、裁鬼さんの二の舞と言うかグルグル巻き。

そこへヒーローらしくヒビキさん登場。黒い岩の上に立ち、青空背景に「俺の出番だな」。火成岩に音角当てて変身後、炎の剣で尻尾を切って威吹鬼と轟鬼をとりあえず救助。 両方の能力をもってて、音撃が効かないと聞いても慌てず騒がず、ヒレ攻撃を避けながら「よし3方向から同時に仕掛けよう。お互いの清めの音を共鳴させるんだ」威力アップできるかも「なるほど」 乗せられてその気になって、まずは両ヒレを烈雷ふるう轟鬼と響鬼が落とし、烈風で角を撃ち折って、動きをある程度封じてから「いくぜ」

右側面に轟鬼、左側面から威吹鬼、背中には響鬼。合奏とかセッションと言うにはちょっとバラバラ、ジャズでもなくロックでもなく雅楽でもない、音楽なのかそうじゃないのか微妙ながら、長〜い音撃の末、魔化魍撃破。 黒マントは去り、鬼たちは『どはー』クビだけ変身解除でへたり込み。さすがのイブキも“休め”ポーズ。「今回は疲れたなぁ、おい」『お疲れ様でした』 そしていかにも肉体労働者がひと仕事終えて立ち飲み屋に寄ったみたいな会話が……「まさか、3人の音撃を共鳴させるなんて思ってもみなかったっスよ」「うん、ま、思い付きだけどな。ははは」 ってソレでいいのかヒビキ。「だとしたらナイス思いつきですよね」って褒めてる場合かイブキ君。 「まぁ、鍛えてますから」のシュッ他、それぞれの挨拶ポーズ+トドロキの後清めのクセをからかうコントが楽しかったから、ま、いっか。

次回予告 二十三之巻『鍛える夏』
まるで受験勉強みたいな題名ですが、来週はまたまたあの巨大太鼓登場。さらにチアガールなもっちーに紀子と盛り上がってまいりました〜。 「ウチの子のぉ、ご飯になってもらいましょ」カッパらしき童子と姫も楽しげで「お前ら夏の奴らコトだけはあるな」いよいよパワーアップなのかぁ。 昔サンライズは白くなるって言われたけど、なぜかライダーは“ピー”くなるんだよなぁ。


7月2日
いよいよ始まっちゃいましたよ『はるか17』。ヒステリックに叫ぶヒロインは夜中にゃチト辛いですが、 トロ子(GTO)の『少年マガジン・グラビアプリンセス・コンテスト』みたいな燃え(萌えではナイ)展開を期待してもう少しお付き合いしたいと思います。 それでは……

ウルトラマンマックス 第1話『ウルトラマンマックス誕生!』
日本人の判官贔屓魂に訴える前番組(ネクサス)と違って、ウルトラマンマックスは子供とかつての子供とかつての親世代にはウケそうな、最強で最速で手のかからない子ってイメージが。だからうちみたいなトコロが応援しなくても大丈夫だと思うんだけどね。 広告代理店も前回の失敗を反省し、心を入れ換え『dentsu』から『電通』へと漢字にロゴも変えて頑張ってると思うし……でも、10話くらい見ないと結論でないのが特撮番組、しばらく目は離せませんぞ!

地球の衛星軌道上を周回している赤い球……。 実はM78星雲の方から来て、地球の文明を“見ぃてぇるぅだぁけ〜”な観察員でした(ラヴォスの落下を思い出し不吉の前兆かと誤解するのは古〜いゲームファンだけ?)。その赤い球が現在注目してるのは極東の日本にある活火山・龍巌岳の付近。 そこでは翔太(佐藤勇輝)って子供が、父ちゃん(矢野武)と母ちゃん(山本奈津子)と一緒に、キャンプを楽しんでいましたとさ。ここらで川遊びして溺れてくれたら、前作への義理も立とうってモンですが……大人は川辺で昼食の仕度、子供は山へ虫取りに(チッ)。

山の不信な洞窟で翔太と怪獣の目があっちゃった直後、龍巌岳が噴火。CBCアナウンサー・中西直輝が噴火情報を伝える中、避難所になってる体育館へきた翔太君一家。 そこには炊き出しボランティアしてる主人公のトウマ・カイト(青山草太)もいましたとさ。さて、ここで足手まといにならなけりゃ、子供を出した甲斐がない。怪獣見たと言ったのに警官が信じてくれないから、翔太くんは証拠写真とりに噴火中の山へ引き返す、ってアクシデント発生。

全世界的な異常気象で怪獣が出まくってるご時世に、怪獣目撃談を信じないのはもちろん作劇場の都合……ぢゃなくて、戦争は今もやってるけど“山の中にミサイルがあったよ”とお巡りさんに言っても子供の虚言と思われるようなモンかな。 これが日本の初怪獣事件みたいだしね。きっと今回の初陣までは、ダイガードみたいにお荷物扱いされて、国会じゃ民間への払い下げ案とか出されてたんだろうなぁ、東京湾に設置されたUDF(UNITED DEFENSE FEDERATION)の日本支部というか、DASH(DEFENSE ACTION SQUAD HEROES)の基地と設備。

さてのっけに番組名。アバンタイトル後に副題とテーマ曲。そしてエンディングテーマは無しで、Cパートがバトルの山場に予告って構成は、懐かしの実写版『美少女戦士セーラームーン』。お陰でDXマックススパークのCMは劇中で紹介される前に2回も……。だけどOPが怪獣やウルトラマンのシルエット画像で、提供前にドーンと『溶岩怪獣グランゴン冷凍怪獣ラゴラス登場ってのは、懐古趣味なのかレトロなのか、円谷のセルフパロディなのか判断が難しいです。 とりあえず脱力させていただきました。

溶岩背負ったグランゴンを撃破にきたダッシュ。戦闘機(ダッシュマザー ダッシュバード1号 ダッシュバード2号)の無茶なCG変形と板野ミサイルが健在で前作ファンとしては嬉しい限り。 でも「待って、地上に人がいます」お約束ですが怪獣の足元には翔太をお姫様ダッコして車へ激走するカイトの姿が。というわけで戦闘機がオトリとなって、ボランティアのバンに乗って戦場離脱するカイトを支援。 冷却弾→翼のカッターで怪獣をコナゴナにし、「今後は無茶なことはやめてください」コイシカワ隊員(長谷部瞳 多分ヒロイン)は避難所でカイトにお小言です。 でも自分が助けなきゃ子供は死んでたかもしれない「人を助けたい気持はダッシュに負けてない、負けたくないんだ」言い返すカイトくんが、病院で翔太に両親の事を聞かれて口ごもったのは何ゆえに?

でもこれで終っちゃ子供が飽きちゃう。海から今度は-240度の冷凍光線吐くラゴラスが登場。龍巌岳の溶岩流に触れてT−1000みたいにあっさり復活したグランゴンと虫キングみたいなバトルを始めちゃったから、足元の人間は大迷惑。 「あれほど高温の生物が出現したからには、その逆の特性を持った生物も現れる。2体が同時に出現してくるのは、いわば自然の摂理なのよ」昔は美人、今は美老女なヨシナガ教授(桜井浩子)、そんなんアリですか。 まぁ『トップを狙え!』方式で怪獣は増えすぎた人類の天敵で試練だとかトミオカ最高司令官(黒部進)が言ってたから、街を壊すのが怪獣のお仕事。ついでに気が合わない……いや、温度が合わないヤツを見つけたからバトルって事なのかな。

冷凍ビームと火弾がブツかって計器が狂うとかで、ダッシュは地上戦ですが、ダッシュライザー(ハンドガン)はハトにマメ鉄砲。 コイシカワ隊員だけは翔太とカイトがいる病院を守ろうと、無茶して墜落。コクピットからヒロインを助け出すカイトですが……ダッシュには負けないっていったろ、君の代わりに俺が飛ぶ「最終試験でおちたけど、今度はおちない自信がある」 待て、無許可で戦闘機を運転するな。しかも冷凍ビーム受けていきなり墜落しかけてるよ、この顔の濃い兄ちゃんてば。

そこに赤い球が下りてきて戦闘機包んで「カイト、カイト……」イーガロイドというかゾロの声(中井和哉)で呼びかけます。別にウルトラパワーでなくてもクロスバーストや三刀流でも対応できそうですが、ここはマックススパークを支給「尊い命を守りきれなくなった時、それを使うがいい」一体化して3分間だけ力を貸して下さるそうで。

そして登場するウルトラマン。「なんだあれは」とか隊員がほざいてたり、人々が物珍しげに見上げてますが、レーテがないなら他のウルトラマンはまだ地球に来てない世界と解釈していいのかな。 回し蹴りやらCGジャンプ、瞬間移動にワイヤー投げ飛ばしで挟み撃ち状態から、2体をなんとか一方向に固めて、アイスラッガー…もといマクシウムソードを放って牽制(さすがに土曜朝だから切れません)、 スペシュウム光線…もといマクシウムカノンで2体同時撃破して、光の巨人は空の彼方へ帰って行きましたとさ。

最後は怪獣出現で予算が増えて新規採用できるようになったのか、ダッシュがトウマ・カイトを大抜擢。 前回は奇跡だと言うコバ・ケンジロウ(小川信行……演技は今後の成長に期待)に「あの光の巨人です、かれが救ってくれたんです」そう言い訳するカイトが、 名前が無きゃ変でしょってヒロインの一言で命名式。「彼は究極の……マックス、ウルトラマンマックスです」

「入隊おめでとう」
引きは夕焼けに染まる基地の屋上でヒロインとのツーショット。
これはもう、最終回はセブンなアレを期待していいってコトですかい?


7月1日
いよいよ夏期ドラマの開始ラッシュがやってまいりました。まずは女子大生の就職難から始まるコメディ(?)『はるか17』。そして明日は『ウルトラマンマックス』……って、コレは夏期ってワケじゃないけど、一応。

たとえ、設定や粗筋が“つまんなさそう”なドラマであっても演出と演技に救われる可能性もあるから、まずは第1話で世界観をチェック。第2話で肌に合うか判断するまで、切り捨てるのは早計と言うもの。 というわけで、活躍するのがビデオデッキやHDDレコーダーなワケですが、CMスキップで540億円の損失とかCMスキップでも価値下がらないとか色々なご意見がございます。

アニメとかなら関連CDやDVDCMがファンには貴重だったりするし、ドラマは場面転換や行間を推理する為にCMタイムが大事だったりするけれど……バラエティの場合はCM直後の本編を飛ばす為に、録画して追っかけ再生がストレス溜めない為の唯一の手段だもんなぁ。 ところで劇中CMとは逆に、CMキャラに主演俳優ってのも本編が始まったかと勘違いさせるのに有効な手段だったり……ああ、『おみやさん』でヨード卵光に何度だまされたことか。


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