一言半日記 2005 6_21〜6_30

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 『魁!!クロマ・ティ高校』ならOK?  これからはバナー広告時代?  ネットより先にさぁ  『A』も最終回か  仮面ライダー響鬼・二十一之巻  ウルトラマンネクサス ファイナルEp  終るドラマと始まるドラマ  ミサイルよりも宇宙船を  Googleがこれ以上重くなりませんように  コピー出来る ひ・み・つ書類
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。
6月30日
須賀っち……失礼、須賀貴匡さんの主演映画が、なにやらニュースで話題になってると思ったら……『魁!!クロマティ高校』に配給差し止めの申し入れですとぉ〜

元巨人軍のクロマティ選手側からの要求だそうですが、ホントどうなっちゃうんでしょう。 太宰治の遺族とのお話し合いで『人間・失格』と“・”をつけたように『魁!!クロマ・ティ高校』ならOKとかなりませんかねぇ。まぁ、差し止め要求はマズ通らないそうですが、みんなが笑顔になれるといいなってコトで。

でも抗議するってコトはクロマティ選手にとっては、ハリウッド大作と日本のイロモノ映画が一緒に見えるっていうか、同じくらい影響力があるって感じたのかな。 一応、名誉な事……なのか?


6月29日
そっかぁ、普通の人は新聞もネットも半時間くらいしかしないのかぁ。
って事の方が、情報媒体の変遷より衝撃だったりして。

自分をおかしいとは思わないんだが、違う意見も世の中にはあるかな。 作った人以外誰も読まない(読ませない)、官僚の分厚い公文書作や、携帯メールだって文筆活動の一種だと思えば……活字やパソコンのドット文字を追ってると安らいで、文字を打ったり書いたりしてるとハイになる人間って、そう珍しくないと思うんだが。

そんな自由時間の大半をネットに費やす人と、まったくネットをやらない人を全部混ぜて割ると30分。いわゆる平均ってマヤカシの魔法がかかってるから、真実は違ってたりするんだろうけど……新聞広告とネット広告の、契約料や制作費の配分が変わってきたりする可能性はあるかな。


6月28日
その前に、匿名化している政治家たちの活動資金をどうにかしろと言いたくなるけど、ネットの実名化ですか。 本当にそうなったら、辞めちゃうだろうなぁ、ウェブ日記なんてモンは。 全ての政治資金の流れを実名化したら寄付する人が激減するみたいに。

あ、そっか一定以上の金額を超えたら名前を書くように、バイト数だかレンタルしてるスペースが一定以上になったら実名化ってのはどうだろう。 もちろん、そうなったら、私はファイル分割しまくるけどね。あと、家族名義で登録するとか秘書名義で登録するってのも、もちろんOKなんだよね?

どうしてもやるって言うんなら、隗より始めよの故事に基づいて、 総務省のお役人の天下り先のお給料と退職金の明細を(もちろん実名で)ネット公開ってのはどうだろう。それくらいできるよねぇ? 絶対悪用しないって誓うからさv


6月27日
昨夜、最終回くらい『A』を見てみようとチャンネル合わせて見たけれど……10分後、耐え切れなくなって、 いつものように義経メインで時々野球をザッピングって視聴に戻ってしまいました。

何が良くなかったんですかねぇ。オモチャが売れなかったのかな……ってアニメの打ち切りと一緒にしちゃいけませんね。 多分、月曜日への助走をつけるべき日曜のゴールデンタイムの番組としては、テンポや熱さがチョイ足りなかったかも。 土曜の朝なら問題なかった、かも。しかし、後番が特命リサーチ200X−2ってのも凄いチョイスです。

映像で見るムーというか、昔は夢中になってみたものですが、2になってから知ってるネタが増えた気がして、見なくなってしまいました。 スマステが受けてるんだから、似たような方向性の特命リサーチも脈はあると思うんですが。 やはり歳を取ると、好奇心が薄れてくるんですかねぇ。これから少子高齢化時代。 学校経営同様、知識系番組も冬の時代突入かな。


6月26日
6月最後の日曜日です。香須実ちゃんがハスキーに読み上げる提供も、今日で聞き納め。ゴルフで一週とんじゃって、ムダに期待値高まりまくりではありますが……えー、続くのぉ。 と、ともかく気を取り直していってみよう。特撮感想日記〜

仮面ライダー響鬼・二十一之巻『引き合う魔物』
OPはエレキとトランペット、つまり響鬼さんはお休みか。映画のCMも始まったし梅雨時のライダーは多忙だねぇ。 さて視点人物……つまり視聴者代表って立場の安達明日夢(演 栩原楽人)が、妖怪退治組織『猛士』のカモフラージュ施設・甘味処『たちばな』のアルバイトに入ったのは、響鬼(演 細川茂樹)さん達の力になりたいから。 何気に少年ライダーt……ゲフゲフ。似たような立場だった土曜朝の“彼”のせいで、ヒビキさんに弟子入り→ゆくゆくは変身って圧力が増した気がするけど、明日夢は最後まで一般人の方が番組には合ってるかな。 一度目指して挫折して、あきらのサポートに収まるくらいの波乱はアリで。

「我が子ウブメをご期待通りに育て上げることが叶いました」「短い時間のうちに立派に育ったその姿を、ご覧いただければと思います」 「この上はわれ等兄弟たちと落ち合うのが楽しみです」「彼等の子もきっと立派に育っているはず」蒸し暑い日曜日、スモークに咽そうな風の通しの悪い葦原で、姫(演 芦名星)と交代で淡々と報告してる毛皮襟の童子(演 村田充)。ジッと聞いてる黒マントさん……うー、見てるだけで汗疹が出来そう。 前夜は涼しそうな映画に出てたのにね。ただ『海猿』では本人の声で台詞言うみつこと川口に、最後まで違和感が〜。この顔は芦名星さんの声でしゃべるって、半年かけて刷り込まれちゃったからなぁ。

『たちばな』の地下では最近の資料を眺めつつ、立花日菜佳(演 神戸みゆき)が、 台詞をしゃべらぬ黒マントの思惑を考え中。「童子達を強くしようとしてみたり、都会で魔化魍を育てようとしてみたり、カニをエビにしようとしてみたり、こんな事して何になるっつんですかね」 ある意味思いつきだろうと言い出すヒビキさん「でもね、でもね、皆聞いてくれる?」注目集めといて何を言い出すかと思ったら、鍛えまくって負けないように頑張ると、脳みそまで筋肉になりそうなご発言。 でも「さっきお父さんが言ってた様な、色んな形で鍛えてくってどういうこと?」立花香須実(演 蒲生麻由)の質問に、猛士関東支部事務局長・立花勢知郎(演 下條アトム)は頭ポリポリ。 当のヒビキさんも「今勉強中なんだよ」と和綴じ本開いてますが、なーに大丈夫、バンダイとの共同開発は済んでるさ〜。パワーアップのお披露目は映画クライマックスでネ。

「みどりちゃんいるぅ〜?」吉野へ出張中の猛士装備開発者を“ちゃん”づけで呼ぶ不審者からの電話に、バイトの明日夢がワタワタしてると、後ろから忍び寄ったヒビキさんが「ンニャっ」とな。 ヘタな考え休むに似たりとはいうけれど、さては鍛え方勉強する事に、早速飽きちゃったな、ヒビキさん(忍耐力、ネコ並)。 鼻つまんで声変えたヒビキをすぐに聞き分けたのは、ある意味一心同体のダンキ(伊藤慎)さん。 勢知郎からの通達メール未読の件を、壊れたパソコンのせいにする短気で大雑把な鬼さんですが、メカオンチのヒビキにメールの事言われるのはシャクらしい。 「メール開けない癖に」「開けないんじゃなくてね、ワカんないんだよ」なるほど、ヒビキさんはパソコンを立ち上げるって聞くと、足が生えて歩き出すと思っちゃう人か。

電話を勢知郎にかわってもらって、所在無げな明日夢は「少年も一緒にいくか」ヒビキと『ご近所で茶道教室やってお得意様へのお届けモノ』なる和菓子の配達任務につくことに。 道を行けば声かけるられるヒビキさん……下町風情ですなぁ。 配達の道順だけでなく『たちばな』バイトの必須知識(?)猛士メンバーの基礎知識を知っておきたいと言い出す明日夢くん。 「少年がそういってくれるなら」まずはザンキとイブキの出撃先、その魔化魍情報はメンバーから入ってくる(今回は加藤さん)、今待機モードだから『たちばな』を手伝ってると、視聴者には既知の話題から始めるヒビキさん。 しかし待機が最近珍しくなってきてるってのは、事態も体力もキツイ話ですなぁ。

人生にはメリハリが必要だって話から、明日夢のアルバイト以外の放課後の過ごし方を聞き始めるオヤジなヒビキ。 「チアのモッチー、あきらと少年の事を勘違いしちゃったりしてな」ただの小学校からの友達、ブラバンとチアリーディングって部活上の付き合いだと照れ隠しだかニブいんだか、よくわかんない明日夢にしつこく質問です。 「という事は、少年はもっちー派ではなくてアキラ派って事でいいのかな」踏み切りで電車の方向を示す矢印が、思春期の揺れる心を象徴し、薄着の女性の胸をチラチラは……思春期のスケベぇ心を象徴?
「何見てたの」「いや、何も見てないです」
そんな浮っついた少年に天誅が!

「あー、安達くーん」
上がった遮断機の向こうには、話題の人・持田ひとみ(演 森絵梨佳)が……春休みと入院時の恩義を思えば、ゆめゆめ裏切るでないぞ、少年!

嬬恋の湖では、やっぱり襟はモコモコだけど、足元が水の中(カラーリングも涼やかな青)な童子と姫が泡立つ水面を観察中。 その2人を見てる黒マントさんは……あ、暑そう。そこへ駆けつけるイブキ(演 渋江譲二)と弟子の天美あきら(演 秋山奈々)ちゃん。 「待て」黒マント警戒して立ち止まりますが音撃管・烈風を向けた直後、黒い気弾(?)を放たれて、吊られているようで吊られてない(夏服だから?)なんとも微妙な金縛りになっちゃいました。

そのまま水面へと突き飛ばされて、立ち上がれば黒マントはいずこかへ。童子と姫は化けたけど、やっぱり戦わないまま、我が子ウブメに足に掴まっていずこかへ。 あっという間の出来事で、変身するヒマもDA出すスキもありません(映画のせいでCGスタッフやスーツアクター不足なの?)。ところであきらの胸元、厳重ガードされてましたな。色布3枚も重なってたらズブ濡れてもブラ紐一本透けねーべさ。 ともかく川沿いに移動するウブメをバイクで追うイブキたち。鳥っぽい羽で空飛ぶ青い竜宮の使いは、音楽かけてて周囲への警戒が希薄すぎるハイカーを無視して浅間山へ。 「人に被害が出なかったのは何よりだけど、とにかく充分警戒して」

「やっぱりヤマアラシか」轟鬼(川口真五)の方は華麗に登場、イブキと違ってバッチリ変身シーンも決めちゃいます。 Aパート前に顔出しCMを流してくれた、CMオモチャ発売直後のゴルフ休みでジリジリしてた、スポンサー様の為にも、ここで活躍しなきゃボーナス商戦もへったくれもございません。 ただ、本名・戸田山登己蔵くんなトドロキよ、変身すれば消し飛ぶ消耗品とはいえ、その紫Tシャツは誰のシュミだよ(日菜佳かな?)。

でも轟鬼より頑張ってるのが、軽装で襲い掛かる姫のほう。吹き替えさんも女優さんも、フトモモ丸出しで岩場ゴロゴロ。ハイフォール後は川でバシャバシャ、体張りまくりです。 「鬼は外だ。解ってないヤツだ」と怪童子も参戦して針吹いて、もみ合った挙句にWキックって……何気に弱いぞ轟鬼。ヤマアラシの援護射撃(針)を喰らって流血です(アマゾン川や南洋の海でなくて命拾いだったね)。 「コレに懲りたら、もうついてくるなよ」にガキのようにあしらわれ、浅間山へ向かえとヤマアラシに指で示す怪童子を見送る事に。

顔だけ変身解除して二の腕の傷を気合で治した後、装備を回収してきた新人だけど名サポーター、元鬼のザンキ(松田賢二)が、かなり育った魔化魍を倒せなかったと『たちばな』へ連絡を。 近場に2匹って異常事態を危惧してヒビキ派遣を検討する勢知郎に、ここんトコ出ずっぱりのヒビキを休める時に休ませておきたいと優しい事いうザンキさん。まぁ、その画面外で活躍してたんだね、ゴルフの間も。

さて、見合い会場だったり、タコヤキ屋だった事もあるような黒塀のお屋敷の 『布笠流 本部家元 青柳茶道教室』って看板が掲げられた門をくぐり、声をかけるヒビキさんだけど反応ナシ。 勝手知ったるお得意様の家と、庭先から回ってみれば……和装の老女・お師匠さん(二宮弘子)が生けかけの花を前に胸を押さえて苦しそうに…… 「坂本先生(依田英助)呼んで来るね」いきなりヒビキさん、激走。 釣りしてる医者(依田英助)を見つけ出したのは、ご近所限定人ナビの持ち主ってコトですね。でも、あの活きの悪そうなフナはどうなったのやら。 一方「救急車呼んだ方が」休日だとヘタすりゃ命取りな提案するオロオロなモッチーの横で、何か思いついて立ち上がる明日夢。いよいよ成長度を見せる日がきたのかな。

高原へいらっしゃい……と言いたくなる溶岩ゴツゴツの場所で待つ黒マントの前へ「遅くなって申し訳ありません」「鬼たちを振り切ってまいりました」ウブメから飛び降りるナチュラルメイクな姫と童子と 「お待たせしました。お許しを」「けれども鬼はまいてきましたので」ヤマアラシから飛び降りる濃いメイクの姫と童子。 ウブメVSヤマアラシを見守る黒マントさんの指示で、追って来る鬼たちを足止めする為か今度は山下り。

砂防ダムみたいな所で、まずは単独行動のトドロキに飛び降りアタックのヤマアラシの姫と童子。 その下ではイブキとアキラにウブメの童子と姫がタッグ攻撃。 ここでの見所は段差をおちてもアクション続けるスタントさん(たまに顔にボカシが……)と、顔見えるシーンでマジに飛び降りてる姫の女優さん。 見事なハイキックを披露する童子の人。ザンキ、イブキともども生身アクションが光まくり。

戦ううちに合流しちゃう、イブキとトドロキ「やっぱりヤツラ、落ち合うつもりで移動してたんですね」見上げれば、戦隊ヒーローのように見下ろす童子と姫の4つの影。 どっちかの組は、光が変わらないうちに早変わりのように着替えてブルーバックのツイタテ背景に撮影だったりするのかな。

向こうが怪童子と妖姫に変身するなら、こちらもとW変身の威吹鬼と轟鬼。あきらちゃんの退避が微妙にもったりしてるが気にしちゃイケない。 ロクに戦うことも技も出さないまま、どうやら、いずこかへ誘い込まれてる2人の鬼の運命を心配しつつ、来週への期待を高めて今回は終了か。 なんつーか、典型的な前編でございました。

次回予告 二十二之巻『化ける繭』
ジョグレス進化とか、ゾイドって単語が脳裏に浮かぶのはナゼだろう? ともかく合体魔化魍出現で、医者を背負って走ってたヒビキさんは、Bパートで山まで突っ走って後輩2人の助太刀に行っちゃうみたいです。 それより気になるのがダンキ再登場の可能性。響鬼さんのスーツアクターとしてOPやオロCの宣伝で〜、って話じゃもちろんなくて、ダンキ人間態としてストーリーに絡むかどうかって事ね。


6月25日
新聞のテレビ欄に(終)の字のない日が一日もない、番組改編のド最中だから、ある程度、最終回慣れしたはずだけど……ついにウルトラマンネクサスも最終話。 3ヶ月短縮されたと思うと切ないけれど、物語はいつかは終わるもの。さぁ、心静めていってみようか、特撮感想日記〜

ウルトラマンネクサス  ファイナル エピソード 絆 ‐ ネクサス ‐
18年前、コロラド州に振って来た青い光に取り憑かれる、研究員から始まった最終回。前回のクライマックス映像はもちろん、OPテーマを流すヒマすらありません。

「レーテ起動30秒前」
TLT-Jの中央コントロールルームでは青葉ニュータウンの住民(3万人以上)の恐怖体験をチャラにするため、Ep34に出てきた浮かぶホウズキが明滅開始。ただし凍ったプールに斜めに突き立ってたりと万全ではなさげ(バイタル云々って事は半ば生物?)。 「来訪者の力は弱まっています、今レーテを起動すれば彼等のポテンシャルバリアはさらに弱まる」CIC吉良沢優(演・田中伸彦)は危惧してますが、明日のビーストより今日ここにある危機の解決で、松永要一郎管理官(演・堀内正美)と幹部の東郷(佐原健二…大岡越前でお見かけした気が?)は手一杯。

「私に光が」森の中でストーンフリューゲルに出会ったビジョンから西条凪副隊長(演・佐藤康恵)が覚めると、そこはTLT-Jの基地の廊下。 先週、管理官に言い渡されそうだった処分は……不祥事公務員にありがちな訓戒処分や厳重注意、重くても減俸かな?  エボルトラスターを手にした副隊長を感知して「来たか」ニヤリ笑いの石堀光彦隊員(演・加藤厚成)。 「イッシー、この前もそんな風に笑ってたよね」職場のパソコンでよからぬ画像でも見ているのかと、コーヒーを手に近づく平木詩織隊員(演・五藤圭子)。石堀は銃口を向け「お疲れさん」。 「やーだv」また冗談ばっかって言おうとした詩織が、問答無用で撃たれる衝撃的シーンでタイトル&提供画面へ。 そっか、ウルティメイトバニッシャーのデータ消失時の石堀激昂は芝居だったのか。

「孤門!」部下をかばって和倉英輔隊長(演 石橋保)は腕を負傷「石堀、やめろ」。隊長を無視して執拗に孤門一輝(主人公 川久保拓司)を狙う石堀。 逃げ惑う孤門(意外と身軽)の背後で、見慣れたコマンドルームの設備が石堀の銃弾に砕かれ、「なぜなの?」詩織ちゃんは疑問符を最後に意識も生死も不明。 いよいよ、孤門が追い詰められた時、副隊長がブラストショット(変身者用護身銃)で石堀の銃をビシッ! 「4番目の継承者。その銃、似合ってるじゃないですか」それでも余裕の石堀は闇の光背を出現させます。 「その闇は、アンノウンハンド」「貴方だったの、裏切り者は」「はい」はいって返事する悪ボス、いいなぁ。 「そんなウソだろ」呆然の孤門と違って「今までずっと騙してきたわけ」果敢に攻撃の副隊長だけど、闇が光弾を吸いこんで反射。結局石堀は余裕のまんま廊下へ。「大丈夫ですか、平木隊員」孤門や隊長が同僚に駆け寄ってる間に、副隊長は追跡開始?

「ココに侵入するとは」by引きこもり超能力者・吉良沢
地下最深部『SECTION-0』の大扉(冥府門より少し小さめ)を守る赤い光の攻撃を、跳ね返す石堀くん 「来訪者、今の貴様等の力で、俺は止められない」目に赤い光宿してモーゼみたいなポーズで扉を開きます。 もっと恐怖を吸い込めなんてホウズキ眺めてる石堀を後ろから拳銃で撃つCIC……おお、実体だ。 ウルトラパワー秘めたブラストショットを弾く相手に、通常弾が効くわけもなく、平然としてる侵入者。 「お前は誰だ」「ダーク……ザキ」

「レーテを動かしたのか」メッシュ男・海本隼人(演・北岡久貴)が胸に包帯グルグルのまま起き出して、遺伝子上の息子または双子な吉良沢と情報共有。 そして“ザキ”って単語で子供の頃を回想です。無数のクラゲが浮遊する水槽に囲まれ、頭にゴツイ装置付けられ「海本くん、来訪者の意思を伝えるんだ」凪のママや、研究員(石堀)に促されて語った言葉が『我々は自らの手で故郷の星を爆破した。ザキが飛来し復活した時、この星は滅亡する』。 滅亡、まさか……驚いてた研究員の顔にピンときて、手元の端末を操作してみれば、石堀とコロラドの研究員・山岡一は同一人物。18年前から老けてないのはザキに乗っ取られたお陰かな。 「全てのデータ……我々の記憶まで改竄していた?」

「そんな事が?」海本と以心伝心の吉良沢に「別にたいした事じゃない。俺には来訪者と同じ力がある」親切に答えてあげる石堀。 「なぜナイトレイダーに潜入したの。答えなさい」吉良沢の横に駆けつけた凪副隊に銃口向けられながら解説開始。こりゃ、ギャラリー増えるの待ってたな。壁紙・石堀が注目される最初で最後の長台詞だもんな。

「TLTはポテンシャルバリアが保たれているうちに ビーストを発生させない抗体の開発を進めた。そのためにお前は、ビーストとの戦いを管理し調整しようとしてきた。俺のやって来たのも似たようなものさ」 そして隊長と孤門が遅れて駆けランチャー向ける前でさらに核心へ「俺は凪がウルトラマンの光を手に掏ることを予知していた。 ファウストやメフィストを作ってぶつけたのは光のパワーを強化するため。 斉田リコや溝呂木を利用したのは、凪、お前の心に闇を植えつけるため」ナイトレイダーにいるのは都合が良かったから「全ては俺が元の姿を取り戻すための、道具だ」宙へ浮かび巨大ホウズキ前で嘲笑う石堀に向かって「ふざけるな!」怒りのディバイトランチャー発射だけど、弾かれて銃は暴発。

「俺は18年前のあの夜から、ずっとこの時を待っていた」最後の仕上げに凪副隊長のトラウマ記憶解放。
「ママはドコ」「おれがやった。お前が光を俺に手渡す、その時のために」母親の死体を蹴る山岡(石堀)を思い出し「貴様っ」エボルトラスターを構える副隊長。 「ここで変身してはいけない!」吉良沢の制止も届かないまま雄叫びと供に、灰色のウルトラマン・アンファンスになる副隊長(胸はないけど、声は副隊長ご本人?)

しかしコブシが石堀に届く前に、動きが止まるアンファンス。巨大ホウズキから伸びた黒いモヤモヤ触手にがんじがらめ。 「レーテに蓄積された恐怖のエネルギーがお前の憎しみにシンクロした。結果、光は闇に変換される」 ウルトラマンを拘束し、エナジーコアから光を吸い込むレーテ。レーテのコアが闇色に染まり「来い……復活の時だぁ」溢れる闇を身に呼び込み黒いウルトラマンとなり、咆哮上げて跳ぶ石堀。 ザキは深夜のファイズっぽいが赤ラインはCG?(だとしたら、なんて見事な処理)

新宿に降り立つダークザキ。「何と言うことだ」モニターに映る2度目の新宿大破壊に呻く本郷「恐ろしい」。 北米本部から発令されるコードレッド……世界各地の支部から届くポテンシャルバリア低下の問い合わせやビースト発生報告に、絶望の顔。 本部をそっと去る松永管理官は、シェルターに守られた中央コントロールルームより、地上に近い場所で見守る決心をしたって事かな、全ての実行責任者として。 ところで……SOSを繰り返してますってのは、ヤマトだっけ?

「副隊長!」熱血孤門はレーテを取り巻く闇へ飛び込み、詩織は恐らく集中治療室送り。古参の石堀や溝呂木は闇に転じ……エマージェンシーコールがなるコマンドルームで装備を整え、チェスター格納庫への直通エレベーターに乗るのは、左手負傷の隊長ただ1人。 安全バーを下ろしながら、先刻まで隣にいた同僚達への思いを飲み込み「出動!」。このシーンからもう、涙腺ゆるみっぱなし。

「見たこともない戦闘機が現れ、黒い巨人を攻撃しています」レポーターとカメラマンの頭上を飛び、高層ビルの間を抜けるハイパーストライクチェスター。怪我して握力のない左手を、操縦桿に包帯で括りつけて戦う隊長だけど、 ビームは鼻で笑われてるし、板野氏のGC監修が光るミサイル斉射は紫のモヤモヤ盾で止められて……出来るのはザキの関心を地上のビルからそらす位?

水より濃い、赤黒い闇の奥で、寒天みたいなものに囚われた副隊長を見つけた孤門くん。「副隊長、だめだ。闇に飲み込まれたらだめだ。あなたの厳しさが、僕を今まで支えてくれた。貴方の強さが僕を勇気付けてくれた。憎しみは乗り越えられる。副隊長……諦めるな!」 この時の孤門くんはまさにヒーローの顔(ヘタれ主人公なんて書いてスマンかった)。 その声に意識を取り戻す副隊長「孤門……」互いの伸ばした手が繋がり、そこから光が溢れ、黒い闇を吹き飛ばして現れるウルトラマン(アンファンス)。 エースとかウルトラタッチって単語を口走った人は若くなi、ゲフゲフン。 えと、ウルトラマンがテレポートした余波か、レーテが火を吹いてますが、こりゃ封印されてた記憶も解放……かな。

ザキを追うように、新宿の歩道橋(?)に出現した副隊長と孤門。 孤門の手にはエボルトラスター。驚きつつも前任者(といっても変身回数1回)の凪副隊長に頷いて数歩進み、今まで見てきた先代デュナミストの変身シーンを思い浮かべながら「絆、ネクサス!」エボルトラスターの鞘を抜き、覚悟を胸に7時47分、孤門がついに変身。 いつかはと思ってただけに、感動もひとしお。変身者が変わる設定ならではの燃えがここに。

ザキのビームで翼をやられ墜落しかけてたハイパーストライクチェスターを救うアンファンス。 そっと地上に下ろされたコクピットから、救い主を見上げる隊長「ウルトラマン、……孤門なのか」。 そして宙返りして戦いに身を投じる孤門・ネクサス。 「地球は、来訪者の星と同じ運命を辿る」コマンドルームで孤門の戦いを、苦悩の表情で見る松永管理官。 でも、ザキ出現の余波で負傷したのにコマンドルームまで来たCIC吉良沢は希望を語ります「もしこの戦いでウルトラマンが勝利したなら、運命を変えられるかもしれない」

ザキの光線受けて、ふっ飛ばされるアンファンス(ビル一個破壊)。その脳裏に浮かぶ姫矢准(桐島優介 元報道カメラマン)「立て孤門、お前は絶望のフチから何度も立ち上がった。だから俺も戦えた」 赤ジュネッスに転身しオーバーレイ・シュトロームを放つ孤門ネクサス。だけど、ザキに散らされ 結局肉弾戦となる中「負けるな孤門。俺も孤門のお陰で最後まで戦えた、ウルトラマンとして」千樹憐(内山眞人 遊園地のアルバイト)の声に応えて 投げ技に頭突きと頑張った後、ジュネッスブルーに転身。 身軽な戦いを展開しオーバーアローレイ・シュトロームを放ちます。今まで見てきた先代たちの記憶と力と姿をトレースしていく様は、孤門らしくてまた涙腺がうるっと。

光の矢をも弾く闇の巨人を見上げ「イズマエルを倒した技も通用しないのか」絶望に取り付かれそうな隊長とは対照的に、ウルトラマンへ揺るがぬ信頼を寄せる凪副隊長「大丈夫、ウルトラマンは負けません」。 同じように闇と光の巨人の戦いを見上げる子供からも希望の言葉が 「そうだよ、前にも新宿で悪い怪獣をやっつけてくれたもん」 OLやサラリーマンも口を開き「私も覚えてる。守ってもらった」「ウルトラマンは、俺たちの為に戦ってくれた」
口々にウルトラマンの名を口にする人々を見渡し、そっとメモレイサー閉じるMPリーダー首藤沙耶(日高ひとみ)。その顔には、諦めと重い任務から解放された笑みが……。

バク転して距離を取り、ザキの光線をサークルシールドで受ける孤門ネクサス足元が、削れる演出が丁寧。 応援する人々と「がんばれー」って子供の声に応えるように光に包まれ最終形態へ……えっと、ヒーローショー等で活躍してる『ノア』っちゅー呼称は一応知ってるけど、劇中では触れられてないのでココはジュネッス・ライト(仮称)って事にさせていただきます。
「あれは」驚く隊長達の前で、マッチョにパワーアップ。声まで低く……でも、凪ちゃんが訳知り顔に頷いてるのは、ストーンフリューゲルに触れたとき、過去の記憶で予習済みってコトなのかな。

さっきブルー状態でやった投げ技のあと、16文キック(16文どころじゃないけど)。ザキのダメージ表現はワイヤーワーク。 光をまとった両手の掌底。そして炎パンチで大気圏外までブッ飛ばし……って、無茶なパワーですなぁ、ジュネッス・ライト(仮称)。孤門に光が受け継がれていく過程でパワーアップ済みかな。 最後は宇宙と地上からの必殺技の撃ちあい。ぶつかり合う光線はやがて光側が勝ち、爆発と光の中、虚空に消えるザキ。三沢や副隊長の変身も短かったけど、18年間雌伏を続けた石堀(山岡)も、結局一回こっきりだったね。 せめて『あいくるしい』最終回で、未来ん家のメガネ秘書に転生……するかな(ちなみに、前回は出番ナシ)。

「私信じてる。孤門くんならきっと守ってくれるって」記憶なのかイメージシーンなのか、死別した恋人・斉田リコ(中丸シオン)に使命託され、微笑む孤門。 石堀(山岡)に操られた溝呂木の手で殺され、蘇生させられ、心ならずも闇の巨人となったけど、最後は身を挺して孤門を守って散って行ったカノジョと、精神世界で再会したんだと解釈させていただきます。 光は、デュナミストの魂の記憶とともに受け継がれていくから、空を見上げるジュネッス・ライト(仮称)は昇天するリコを見送ってたんだと。

「新宿での大災害から一年が経ちました、依然各地でビーストが出現しています。しかしTLTの活躍で被害は最小限に抑えられています」アナウンサーがニュースを読み上げるオーロラビジョン前をよぎる、飛行形態のペドレオン(自動車サイズ)。 逃げ惑う人々の中「撃て」力強く攻撃指示する隊長さん。 ペドレオンを撃ち抜き、人々を避難誘導する凪副隊長と平木隊員……良かった、ケガとショックを乗り越えて職場復帰したんだね詩織ちゃん。 そして、姫矢と憐の無事な姿も……素直にデュナミストが使い捨てじゃなかったことに感謝です。

「僕たちは生きている、たとえ昨日までの平和を失い、恐ろしい現実に直面しても、大切なものを失くし心引き裂かれても、思いも寄らない悪意に立ち竦んだとしても、僕達は生きる。何度も傷つき何度も立ち上がり、僕達は生きる。 僕等は1人じゃないから、キミは1人じゃないから」9ヶ月間、ずっと聞いていた孤門のナレーションもこれが最後。

転んで顔を伏せる子供に「諦めるな」。
ディバイトランチャーでペドレオンを撃ち、振り向く孤門隊員と、救われた子供が見詰め合い、ED突入。
今までの名場面を背景に、キャスト&スタッフのテロップが流れ、BGMは第1部OPテーマ『英雄』。改めてホント熱い歌です。

NEXUS
それは受け継がれていく魂の絆

来週はマックス
ネクサス全37話を見返しながら、心に予防線とセーフティーネット張って、期待値を下げて1週間お待ちしましょう。 なあに、デカレンジャー最終回に泣いた後、マジレンジャーSt1を受け入れる……ってな事を毎年やってきたんだ。どんなヒーローが来ても何とかなるさ。 そして、最後の提供の前にクロムチェスターのCM入れてくれてありがとう、バンダイ! お陰でマックス、ドンと来いって気分になれました。 まぁ先週までの番宣が、空気読め無さ過ぎ、だったんだけどね。


6月24日
フォーマルハウトといえば、秋の夜空に輝く孤高の一等星ってイメージがありますが、その周りには原始惑星や彗星の元となるカイパーベルトがあるらしい。 赤く表現された輪の写真を最初に見たとき、某ファンタジー映画のラスボスの目かと勘違いしちゃったのは、ココだけの秘密。

さて、『恋におちたら』ってドラマが昨夜最終回を迎えたわけですが、光は強くても孤独だった高柳社長や、一時みんなの姿を見失ってた島男の周りにも、よく見れば大事な仲間たちが……『おみやさん』『アタックNo.1』『夢で逢いましょう』『汚れた舌』と一気に他のドラマも最終回を迎えていきましたが、 その中でも一際印象に残る最終回でした。こういうファンタジーなのもあり、ですよね。

そして土曜日はいよいよ『ウルトラマンネクサス』の最終回。そればかりか、ハマったあまり落語のCDまで買っちゃった『タイガー&ドラゴン』も……。 最終回だけでなく、夏期ドラマの元となった映画『海猿』(プレストーリー?)が放映されたりと、今週末は盛りだくさん。というわけで、特撮感想日記の更新はチラっと遅れます。ごめんなさい。


6月23日
太陽の光を帆に受けて、外宇宙を目指すはずの太陽帆船「コスモス1」の打ち上げ失敗だなんて、哀しいよう。 しかし原潜からロケットが打ち上げられるってのも凄い話です。

元々、兵器として開発されたロケット。H.G.ウェルズの『月世界旅行』を読んだ科学者たちが、空への夢を託すようになって、何となく未来を担う乗り物イメージがつきましたが……ロケット技術と大陸弾道ミサイルの技術は、限りなく近い場所にあるんですねぇ。 ミサイルを改造すれば、宇宙船を打ち上げられるんだなぁ。

逆も真なり。宇宙ロケットを改造すればミサイルになるってのも悲しい事実。中身が核でなくても悲劇を引き起こしちゃうシロモノだけど、 誰かの未来を断ち切るためではなく、出来れば夢を乗せて未来を切り開くために飛んで欲しいよねぇ。


6月22日
『Google』検索画面の上のほうにあるリンク『more >>』の先にある『Blogger』。いつの間に日本語版の登録画面が……もっとも、同意すべき『サービス利用規約』が英語なんで、どうにもこうにも〜 翻訳ソフトに間違いがあるとマズいんで。

しかし、イメージにニュースにグループにディレクトリー……次第に増えてく、検索サイトGoogleのメニュー。シンプルさと軽さが売りだったのに、この先どうなってしまうんでしょう。いつか『Yahoo!』や『BIGLOBE』に『goo』といった、字が細かくてメニュー多すぎで何をどうしたらいいのかわかんない、 凡百のポータルに成り下がらないことを祈るばかりでございます。

映画やゲームなんかも、次回作はもっと豪華で、こんなプラス要素がありますよ〜 とやりすぎて行き詰まってるんだよなぁ。 時間は元に戻らない、ついた贅肉はなかなか落ちない、そして人もコンテンツも老いて行くのが世の習い。まぁ、単純なままでは商売になんないんですけどね。


6月21日
昨日の話題といえば、7/2から放映開始のウルトラマンマックスの記者発表なんですが……長官役に黒部進と聞いても、真っ先にトリックでの怪演が思い浮かんでしまう私はどうしたらいいんでしょう。亀山歌の話、面白かったなぁ……。

そんな科特隊……えっと、次回はDASHでしたっけ。その手のなりきりグッズに相応しい転写可能なシークレットペーパーを、科学技術振興機構の岸村顕広研究員さんたちが開発したそうな。 原理そのものは、「なぎさのくつしたは、ちょっとくさい」なプリキュアダイアリーでお馴染みのブラックライトを当てると読めるってシロモノ。

ポイントは紙全面に塗られた発色剤に、熱を加えると色が変化するってトコロ。つまりアイロンで文字や絵が書ける……ぢゃなくて、プリンターで簡単に文書を印字できるって点らしいです。 ただ熱で印刷されてる訳だから、うっかりコーヒーカップ置いたり、知らずに鍋敷きにしちゃうと、ソコだけまぁるく読めなくなっちゃうワケかぁ。


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