一言半日記 2005 4_21〜4_30

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 ウルトラマンネクサスEp30  レンタル楽器  睡眠不足って肥満の元?  コンビニ新製品は緑茶から麦茶へ  尼崎の脱線事故  久しぶり555話し  マジレンジャー ステージ11 仮面ライダー響鬼・十三之巻  ウルトラマンネクサスEp29  ウルトラマンマックス?  生まれて7日で肥満体質が決まる?
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。
4月30日
ガソリン代が、5/1からまたまた上がっちゃうから、 車を持っている人はみな、取るものも取り合えずガソリンスタンドへ向かう土曜日ですが、 早朝7時半から開いてるスタンドはないワケで……TVの前にいてもいいじゃない。というわけでいってみよ〜 特撮感想日記〜

ウルトラマンネクサス エピソード29 幽声 ‐ コーリング ‐
キャンプしてた若者達が、霧に浮かぶ大きな影から響く“声”に悶えるシーンから今回は始りました。 光線っぽい糸で絡めた若者をさらって、闇に消えるバンピーラ。 既に7件の失踪事件を起してる巨大蜘蛛が、ケツではなく口から糸を吐く件に関しては、朝食時だからってコトで。 ただ、前後の記憶まで消えちゃうのは、はて?。短期記憶に影響するのは、ビースト振動波をも消す霧ではなく、音波の方っぽいけど。バンニップの噂にビーストサイドの方で便乗する理由は何じゃらホイ。

山邑理子(小池彩夢)と山邑薫(中野勇士)とニューフェイス・山邑理美(田島穂奈美)
山村で暮らす山邑理美の家族構成は、両親と、“事故”で親を失って引き取られてきた小学生のイトコが2人。 自分の名前も覚えてない記憶喪失な従姉妹は、すぐフラフラどこかへ行って心配させるし、怪獣と戦う紅白のヒーローの絵ばっか描いてる、少し変わった子。 今日も、山の神社に通じるトンネル前で、死んだようにバッタリ寝そべって、地面を伝わってくる“声”を聞くという奇行に走ってます。 それでも温かに理美が接してるあたり、山邑兄妹は親戚の家で大事にされてる様で……ホッ。

今週の野々宮瑞生(宮下ともみ)……憐と絡まず1人で主役同然の活躍とは、偉ぇぞ。
初めて記憶を消した少女=理子(リコ)の事を忘れる訳にはいかないと、写真見つめてアバンタイトルで反省会。 理子に、両親がネズミ怪人(ぷちノスフェル?)になった以降の記憶しかないのは、 ドジッ娘MP瑞生ちゃんのせいだったなんて。操作ミスかメモイレーサー(?)の不備かはわかんないけど、なんて罪作りな。 その責任もあって、物語に絡みまくり……ただ、黒スーツにスカート&ローヒールって官給品ルックのまま、山の中まで女の子を捜しに行くのはいかがな物かと。 せめて、登山客とかに変装してくれ、瑞生ちゃ〜ん。

「俺は、なぜ逃げている。俺は一体……」溝呂木眞也(演 俊藤光利)がフラフラしてる衝撃のシーンでOP突入
第2クールまでは愉快犯路線。悪いウルトラマン・ダークメフィストの適能者やってた、凪副隊長の前任者でモト彼なミゾロっきぃ。 コートに無精ひげで記憶喪失だなんて、そんな浅倉な(by『相棒』……いや、今回はフランケンシュタインとか脱走兵とか?)。 エリア8ポイント510(バンピーラが出た山村近辺?)で、警察の職質から逃げた溝呂木を追ってきた瑞生ちゃん。 でも、理子ちゃんがいなくなったと慌てるカオル君とサトコ姉さんを、追っかけてる間に当初の任務はどこへやら。 そして当の溝呂木は、蟲男が儀式しそうな神社に転がり込んでる所を、学校帰りの理子ちゃんに見つかって、ミカンで餌付けされましたとさ。

平木詩織隊員(演・五藤圭子)と石堀光彦隊員(演・加藤厚成)「ヤツラは確実に進化している」最近の君達もね。
バンピーラの声を分析して、今までの他のビーストが捕食した人間たちの声だと解析するなんて音の捜査官・響奈津子なコトをやってのける石堀隊員。 詩織ちゃんも「どうやってそんな情報を」なんて合いの手入れて、 「振動波で戦いの情報を伝え合っているんだよ」とビックリ設定を視聴者に開示してくれます。 それどころか「石堀隊員 平木隊員、出動してください」うおおっ、ペアで出動要請がかかるなんて、初めてじゃなかろうか?! 大出世だ壁紙コンビ!

孤門一輝(主人公・NR=ナイトレイダー隊員 演・川久保拓司)と和倉英輔隊長(演・石橋保)
霧の中、徒歩でバンピーラ探索中、光線みたいな糸をとっさに避けたのは良かったけど……手放した描写のないディバイトランチャーを、どこへ無くしたんだ孤門!  で、居場所を特定すれば後はチェスターシリーズの出番だと、隊長と落ち合い、山道を撤退していたら、 狭い一本道で“死者の声”に呼ばれた2人に遭遇。

「リコちゃん!
   溝呂木、その子を離せ」
手に武器持ってたら撃ちそうなくらい、激昂してる孤門とは対照的に、 隊長は冷静に事情を訊きますが「姫矢……一体誰だ? 教えてくれ。俺は一体誰なんだ」記憶喪失コンビ相手じゃマトモな会話は成立しません。 さらに、溝呂木のことは知らなくても、孤門のことは覚えていた理子がおびえて逃げ出して、追う溝呂木と孤門と隊長は、夜の山で別行動。

「ひどい事をするヤツがいるものだ」お前や、お前!(土曜の早朝に、全国からのツッコミの声が……)
怪獣接近で揺れる山道から滑り落ちた少女に、迷わず手を伸ばす溝呂木は、 山邑一家が乗る車を襲い、両親そっくりに化けたネズミ怪獣を使って、理子をノスフェルの額のコブに拉致監禁した以前の彼とは、ほぼ別人。 「多分、お父さんとお母さんは、化物になる前に殺されたんだろう」と理子の両親は化物じゃないと慰めます。 「さっきの人、お母さんを撃ったの。でも、多分助けに来てくれたんだと思う」と、理子も一度は怯えた孤門に対して、理解のある発言を……

一方、薫と理美を尾行してた瑞生は、頭上を飛ぶチェスターのエンジン音に焦りを深め、 なりふり構ってられないと子供たちに合流。もう夜だし、家で待つよう2人を説得です。 さらに理子ちゃんを追ってた孤門ともバッタリ。 両親に化けたビーストを撃ち、理子が囚われていたノスフェルを攻撃して妹に大怪我させちゃった孤門くん。 “一生許さない”と睨んでた薫君にビビり、相手がサッパリ覚えてない事に戸惑いつつ、今度こそ 「リコちゃんの事は僕に任せて。必ず助けてみせる」と約束です。 さらに瑞生ちゃんから、メモイレーサーへの理子のイレギュラーな反応を聞かされ、これ以上の記憶消去は危険だから 「絶対にビーストを目撃させたく無いの」とサスペンス成分をズッシリ頂いちゃいました。

西条凪副隊長(演・佐藤康恵)とCIC吉良沢優(演・田中伸彦)
霧吹いて逃げるバンピーラ相手に「スパイダーミサイル、ファイア!」と凛々しく戦い、ローリング避けのGにも耐える副隊長。 そんな冷静な彼女が動揺したのはモチロン、隊長が口にした山中で目撃した溝呂木の一件。 既に捕獲部隊が向かっている「詳細は後で松永管理官に聞いてください」と、 隊長に説明した後「今はビーストの殲滅に専念してください。いいですね、西条副隊長」太いクギを刺す、CIC吉良沢くん……グッジョブ!  溝呂木が居るとわかったら山を絨毯爆撃しかねないもん、暴走時の副隊長なら。

山小屋と言うか倉庫で一夜を明かした理子が、バンピーラの吠え声か、はたまたトイレか……溝呂木の側を離れた隙を狙って、TLTの後片付け係兼サンプル収集&捕獲部隊・ホワイトスイーパーが小屋を急襲。 嫌な予感がしたか、駆け戻る少女を見かけた孤門が小屋に入ったときには 「あいつは?」「わかんない」呆然と佇む理子ちゃんただ1人。 ビビる少女に「覚えているんだね、僕のことを……でも信じて欲しい、僕はキミ達を守ろうとしたんだ」説明して、頷いてもらって手を引く事を許してもらった孤門くん……良かったね。 でも、バンピーラが街に向かっちゃって緊急招集かかる孤門くん。 薫と理美を送って引き返してきた瑞生に、理子を託して出撃です。

千樹憐(内山眞人)の出演は変身シーンのみ。溝呂木の事を話してる松永要一郎管理官(演・堀内正美)とMPリーダー首藤沙耶(日高ひとみ)より短いって、どうよ?
戦闘の方は、挟まれたり、投げられたり、カウンターパンチしたり……そして、アンファンス体からジュネッスブルーになってメタフィールド展開。 時間もおしてるし「あの子達が住む街を守るために、僕は、今出来ることをするだけだ」って孤門の援護ビームの後に、アローレイ・シュトローム。 立ったまま低い声で吠えて光の矢を放つウルトラマンは、勇者ライディーン風味。 それにしても、あっさり倒れたなぁ、後ろを6本足で支えるバンピーラ。もったいないから、リペイントなマークIIとか出て欲しいくらいっス。

「ここで待ってて」トンネルを抜けると、そこは戦場だった?
トンネルを出た瑞生の眼前に展開していたのは、灰色のウルトラマンVSバンピーラ。 「リコちゃん、来ちゃダメ」と叫ぶMPのお姉さんが、不思議そうに空を見上げる理子の視線にふり向くと、 怪獣とウルトラマンはメタフィールド(亜空間)へ消えた後。記憶を消さずに済んだとホッとしたのもつかの間 「まさか、見えてるの?」一応捜索のプロである警察の目をかいくぐった溝呂木の居所へ真っ直ぐ辿りついた理子ちゃんだもんなぁ。 ノスフェルに囚われた時、弱いながら適能者の資質を開花させちゃってたのかも。

メタフィールド内で戦うビーストとウルトラマンをも感知できる目のお陰で、虚空から響く両親(山邑博 演・飛鳥信と山邑涼子 演・岡本さと子)の最後の会話を、理子ちゃんは聞けたワケですが、 九官鳥も裸足で逃げる、カセットテープ並に正確なスペースビーストのモノマネ能力。バンピーラというかノスフェルは、東武動物公園帰りの車をずっと耳でモニターしてたのね。 山邑一家の幸せな思い出の場所が憐のバイト先だとか、 バンピーラは孤門の死んだ恋人・リコの声も再生できたかも……ってな、 本来前後編となるべき物語を1話に端折っちゃったせいで、色々消えた惜しいネタは、映画『ミツバチのささやき』を見ても、埋まらないんだろうなぁ。

「俺は、誰なんだ?」
フォートレスフリーダム(多分)の独房で頭かかえる溝呂木は、管理官のモルモットにされちゃうのかなぁ。
一方「理子……アナタは理子よ、理子よ」と鏡に向かって不安そうに呟いていた少女は、 「理子、また聞こえるのか」と聞く薫兄ちゃんに、 「もう聞こえない」と笑顔で顔を上げ「お兄ちゃん、私は理子だよね」と、シッカリと確認。 本物の両親の声が自我と自信の基点になったようで……そんな後日談というか本編が、 EDに食い込んでる演出は素晴らしいんですが、これも放映期間短縮の副産物ですかねぇ。 そして、シークレットファイルがなくなったのは、マックスの番宣のタメっすか? 何も2ヶ月先の新番組を……せ、切ない。

予告 エピソード30 監視者 ‐ ウォッチャー ‐
題名は「憐がデュナミストになった意味は何だ?」とモニターの前で考え込む吉良沢ナレーションの総集編ぽいけれど、2ヶ月で話をまとめなければならないネクサスに、そんなヒマはありません。 ウルトラマンは新しいスペースビーストと戦ってるし、瑞生は「ラファエルはまだか」なんて思わせぶりな発言を。 もっとも、天使や聖書やギリシャ神話での仄めかしも、ネットで検索するヒマも与えず、Bパートであっさり読み解かれちゃうんだろうなあ。このハイペースなら。


4月29日
やってみせて、説いてきかせて、させてみて、ほめて やらねば人は動かぬ
ってのは連合艦隊司令長官・山本五十六の言葉だったかな。

そのうち3つは、テレビとネットで代用できるけど“させてみて”だけは、逆立ちしても無理。 でも“やってみたい”人が大勢いるなら、レンタルという方法があるじゃない。 ヤマハさんが子会社作ってレンタル楽器ってのを2年前からやってたそうですが、 なんと、『ミュージックリース』さんってば、潜在的な需要を掘り起こしちゃったそうで。

『金色のコルダ』でクラシックに興味をもったお嬢様方! 生涯の伴侶となるべき楽器を見つけるためにレンタルしまくるのも、手かも知れませんぜ。 今ある38種類、98機種になくても、今後徐々に増やす予定たそうなんで、女子十二楽坊のような中国楽器とかも、いずれ…… それにしても、泣く子を黙らせるタケモトピアノさんじゃないけれど、中古楽器の需要ってけっこうあるもんなんですねぇ。


4月28日
人によっては10日間の長期休暇となる、ゴールデンウィークまであと一日。
経済効果がどうのこうのと言われてますが、私は何よりまず寝たい……って経済に貢献する気なっしんぐっス。

連日2時就寝ってのは、暁を覚えない春って以上に色々ピンチでございます。それもこれも、日曜日に見るTVが以前より2時間ばかり増えたせいですかねぇ。 朝のヒーロータイムと夜の大河に『あいくるしい』までは許容範囲内でしたが『ニャンちゅうワールド放送局』が、ちょうど戦隊モノの感想を書いてた時間とバッティング。 最近、マトモに感想をUpできた試しがない……ヤバひ。

記憶力や判断力がガリガリけずられて、メールの返信やサイトの更新は阻害されてるんだけど、楽しいんだ〜、深夜のいろいろモロモロが。 ただ体内時計が狂うと太るらしいので、精神的にはハイでも、肉体的には色んな意味でヘビーなんスよね、夜更かし。


4月27日
夏も近づく八十八夜?
でも、ペットボトルの新茶のシーズンは今がタケナワ。

コンビニにずらりと並ぶ緑茶を、一通り試してみた訳ですが……すみません、味オンチなもんで全部一緒というか印象が交じり合っちゃって、記憶の中で全メーカーのお茶がブレンド状態。 新製品はどれもこれも、シンプルイズベストで、ほのかに甘くて少し苦くて爽やかで。とりあえず、外れはないかな。

世の中には、一口飲んだだけで効き茶が出来る茶名人もいるハズなので、きちんとしたレビューはそちらの方へ……
で、本来新茶が出るという、立春から八十八夜近辺に出るのは麦茶だったりするソフトドリンク業界。 春は麦秋ともいうけれど、新麦って何時頃出荷されるモンだったのか、もう季節感がわかりまへーん。


4月26日
紙細工のように潰れた車両は、遠い異国の出来事のようで非現実感ばかりが先にたちますが…… JR福知山線の事故があった近くには、100円均一のスシローって回転寿司が昔あってよく通ったなぁ……なんて具合に、下手に知った地名が出ると何ともやるせない気分です。

まずは、近所といってもJR沿線ではなく私鉄沿線在住の知り合いが無事だったと、Web日記で確認して胸撫で下ろし……でも、万が一、別の誰かが巻き込まれてないかニュースで読み上げられる名前を、昨夜はガン見。 一刻も早い全員救出と、怪我をされた方々の一日でも早いご快癒をお祈りします。

石なのか、スピードなのか、はたまた別の要因なのか……いずれ事故原因は特定されて、2度と起きないよう対策がとられることと思いますが、 全ての線路と車両で対策がとられるまでの期間は、気をつけてと祈るしかないんですよね。


4月25日
おとついの23日は、2年前のことを思い出して妙に切ない土曜日でした。
最近、リッツのCMでしかお見かけしない、高層ビルヲタクな懐メロ博士 半田健人が『プレイヤーズ』完成会見って記事で、 ウワサのOAVがポシャってなかったコトに胸を撫で下ろし…… 『爆笑問題のバク天!』の、クローゼットに仮面ライダー555のスーツを隠して、子供に発見させるというネタで、あったかーい気分に……。

嬉しそうにヒーローショー用のきぐるみ見上げる子供の笑顔、良かったなぁ。 ベルトじゃない点を突っ込まないあたり、あの子は背中のチャックに気づいている世代で、スーツアクター・パパに感動したと考えるのが妥当かな。 ……もっとも、敵の名前がガオレンジャーと混ざってるあたり、アクションシーン以外は見てない世代って気もするけどね。

何気に先代スーパーマンに似てる気がするブランドン・ルース主演の「スーパーマン リターンズ」や、戦国時代が舞台の映画版・仮面ライダー響鬼といった、 ヒーロー映画関連のニュースも豊富だったしね。


4月24日
ナイとメアの歌と踊りだけでなく、ライダーもアクションたっぷり見所一杯の1時間。朝早くから赤い血も白い血も、大出血サービスです。 それでは行ってみよう、スーパーバンパイアターイム!  て、ちょっと待てぇい! 両方とも前後編?
実は『スーパー・ゴールデンウィーク・たいさーく』すたーと・なう?

魔法戦隊マジレンジャー ステージ11『吸血鬼の夜〜マジーロ・マジカ〜』
長女・芳香(マジピンク 演・別府あゆみ)と、“タカアキ”なる彼氏とのライブハウスデートがポシャったところから、今週のマジレンジャーは始りました。 「ドタキャンなんて信じらんなーい、滅多に手に入らないチケットなのにィ〜」携帯電話を閉じ、せめて音楽だけでも楽しもうと舞台へ駆け寄る芳香。 「さぁ、今日もこの曲でスタート。きっとみんなメロメロになっちゃうよー」「めろめろー」 舞台には、どこかで見たような顔と口調の女性ユニット。素に近いメイクだと可愛さ2割り増しの北神朋美ちゃんもなかなかですが、ほらん千秋ちゃんの歌とギターの決まり具合は、さすがミュージカル経験者。 ただ、微妙に女装っぽく見えるのは……ハーフだから?

「あの2人って……?」と首をかしげてた芳香ちゃんですが、 日頃エキセントリックな衣装で高いところから笑いながら登場する、ナイ(演・ほらん千秋)とメア(演・北神朋美)には結びつかなかったらしく、 プログラムの最初にしては妙にマッタリしたリズムの歌にあわせて、体を揺するうち……目はトローン。 舞台装置ともセットとも見える、赤いギザギサの光を見ていた芳香ちゃんの視界がぼやけてOPへ……で、今回ふくめゲストのテロップが無い回が目立つマジレンジャー。 名の知れた役者を1人呼ぶギャラで十数人のエキストラを雇った方が、画面の見栄えがいいって質より量な演出方針?

「先日で魔法戦隊の出動回数は30回を突破!」(=日曜ごとに2回出動+平日に8回くらい?)なんて声が響く小津家の魔法の部屋からAパート開始ですが、 長男・蒔人(マジグリーン 演・伊藤友樹)ってば、ホワイトボードに緑ペンで書きながら、インフェルシア対策家族会議するだから、一瞬セイカの『らくがきんちょ!』CMの続きとカン違いしちゃったじゃないか〜。 しかも、マジメにノートつけてる……というか書記やってる次女・麗(マジブルー 演・甲斐麻美)以外は、 部活疲れか舟こいでる三男・魁(マジレッド 演・橋本淳)に、大あくびの次男・翼(マジイエロー 演・松本寛也)と、悪い会議の典型状態。

翼のアクビを注意した直後、会議に遅刻したばかりか、私服で入室した芳香を怒鳴りつける蒔人兄ちゃん。 でも長女は「あ、ただいま〜」と魁以上に寝ぼけ状態。大事な会議に遅刻した理由を聞いても 「ライブに行ってぇ〜。うーん、それから〜……なんだっけ?」 反省のカケラもない態度を叱られた芳香はメメの鏡を指差し「魔法110番が無い時くらい遊びに行ってもいいでしょ〜」と言い訳。とりあえず細い足とジャケットの内側のTシャツが素敵なんで視聴者的にはプライベートシーン大歓迎〜……って話がずれた。

「通報がないからといって、インフェルシアの襲撃が全然ないハズはないでござりますです!」お目付け役としてマンドラ坊や(声・比嘉久美子)もひと言。そういえば、今回、ココ以外ではエンドコーナーぐらいしかしゃべってなかった気がするなぁ(寝言はあったけど)。 それと、忘れてたけど、植木鉢は取り返したんだね(パチパチパチ)。で、掌サイズのサボテンくんこと、プチエリコちゃんは今いずこ? スペクターに取り付かれていた頃、変なモノ食べ過ぎてどうにかなってないか心配です、江里子さんの今後の出演予定コミで。

日頃の努力と鍛錬が大事だと、30分後の番組みたいなことを言い出す蒔人兄ちゃん。そして援護する麗ちゃん「たまには遊ぶのもいいけれど、芳香ちゃんはタマが多すぎ」やはりお兄ちゃん子なのかな。 「そうだよ、俺だって部活終って速攻で帰ってきたんだから〜」末っ子まで敵にまわって芳香ちゃんピンチ。 でもそこは「そうやって、魁ちゃんが頑張ってくれるから芳香は遊びにいけるの。ありがとv」お世辞と愛嬌で切り抜けます だけど、その後ろでは、指し棒(FF風味な右手指差しヘッドつき)を振ってイライラを増してる蒔人兄ちゃん。

そんな芳香ちゃんのピンチに「でもま『やれるヤツがやれる時にヤレば良い』ってのは、真実ではあるよな」 20%のアリの法則で行くとフツーに働いてる60%にあたる翼から援護射撃。「そうだよね〜。翼ちゃんわかってるv」と味方を得てルンルンの芳香ですが、戦闘時のお役立ち度では働き者の20%なんだよなー、マジイエローもマジピンクも。 「くぉらーっ!!」と2人を怒鳴ってる蒔人兄ちゃん、むしろ巨大戦におけるマジマーメイドの方をどうにか……。

というわけで、雑談へ完全移行したインフェルシア対策会議。終らせたのは魁の額に走るニュータイプ光。 というか魔導騎士ウルザード(演・磯部勉)からのお呼び出し。 「聞こえるか赤の魔法使いよ、我が基へ来い」唯一のインフェルシアとのホットラインだから仕方ないとはいえ、 こうも多用されるといっそ関俊彦ヴォイスでクルーゼ&ムウさんネタ炸裂の方が良かったかと……3年前、シャアネタをぶちかましてくれたデュランダル声の七の槍、サンダール(声・池田秀一)の様に。

「どこだウルザード!」夜の森まで駆けて来た魁達が呼びかけたら、呼び出した本人ではなく ゾビル(戦闘員)たちがうようよと……「魔法変身だ」蒔人の指示で他の兄弟たちがマージフォンを構える中「芳香、いっきまーす」 一人勢いよく手を上げた長女は、変身もせずMSにも乗らず(?)、生身で突撃開始。 「芳香ちゃん体当たりー」で向かってくるゾビルをなぎ倒し「パワー満タン、いい感じv」とガッツポーズ「今夜の芳香はスペシャルバージョンでいくわよ」無意味に腕をぐるぐる回した後、身軽にジャンプ。 樹やゾビルを踏んで八艘飛びな宙返りして、跳び蹴りをやってのけますが……惜しい、夜なので何も見えない! 兄弟も目を見張る「スペシャル 芳香ちゃんきっく」4連発もやっぱり見えませんでした〜。

き、気を取り直して「すぺしゃる芳香ちゃんパンチ」でぶっ飛ばした後、 「へっへーん、トドメよ」と、高岩ポーズな長女は 「すーぱースペャル芳香ちゃん、チュッv」ピンクのハート+つま先ターンな魅了攻撃で、ゾビルを文字どおりトロトロにして消しちゃいました「ま、こんなモンでしょ」死因は心臓マヒ?

「ふっ、見違えたぞ 桃色の魔法使い」部下が全滅するのをノンキに見てた(?)ウルザードは、 次は全員でかかって来いと巨大化。 「みんな、行くよ」芳香の先導で魔神に変身する5人ですが、BGMはインフェルシアのテーマだしAパートだしと、のっけから敗色濃厚です。

「ドーザ・ウル・ザザード」狼幻術攻撃するウルザード。 その爆炎を突っ切って反撃するマジフェニックスとマジガルーダを、軽く剣と盾で受け、切り払います。 おっと、ここで珍しくマジマーメイドがトライデント構えて突っ込んだ〜 あっさりやられた〜って、早!  そして1.5倍サイズのマジタウラスの戦斧と切り結ぶウルザード……合成の妙味ですねぇ(背中と火花のみの演出ですが)。 「なんて強さだ」接近戦は不利だと悟ったマジガルーダに「翼ちゃん、よろしく」と飛び込むマジフェアリーが変化したピンクボール。 2人のコンビ攻撃・マジシュートだけは、盾で衝撃を受けきれず、後ずさりしたウルザード「少しはやるようになったか、そうでなくてはな」と魔導馬バリキオンを召喚して、 お約束ながらウルカイザー化「お前たちの力が俺にかなうか、見せてみろ!」

「絶対に勝つ……俺たちにはマジキングの力があるんだ」と、呪文横取り対策もないまま合体呪文を唱える5人。 そんな潜在的危機を救ったのは、朝日による水入り。 日の光から顔をそむけ、マジタウロスの肩から落っこちたマジフェアリーは、一気に芳香に戻っちゃいます。 なにやってる、フザケてる場合じゃないと、でっかい弟たちに文句言われても、 「ちょっと待って、すぐ変身するから」とマージフォンを開くけど、 液晶に反射した光を見ただけで「気持悪い」とえづいてます。 何でどうしてと頭かかえる兄弟たち。お子様番組だけど、素直に考えれば2日酔いかな。

気配にふり向いたマジタウロスが「危なーい」“におうだち”でウルカイザーの剣から兄弟たちを守り、 そのウルカイザーは「話にもならんな、俺が戦いたかったのはフヌケの集まりではない」と、 なぜかインフェルシアへご帰還。小津兄弟も、フラつく芳香を黒ローブで包んで撤退です。

少しフードを上げただけで「まぶしい、やめてよぉ〜」と情けない声。 「やる気あんのかよ、芳香姉ちゃん。今度こそウルザードにマジキングの力を思い知らしてやれると思ったのに!」 イラつく末っ子や「やるべき時はちゃんとやれ」って蒔人のお小言にも 「だってぇ、目の前チカチカする。気持悪〜い」と反論も無くグダグダ。 「大丈夫? 食べすぎ? それも飲みすぎ?」スポーツドリンク差し出した麗の擦り傷見たときだけ、 少し生き生き「麗ちゃん、血が出てる! ケガ……痛かった?」 ぺろぺろするだけでなく、少し噛んだらしく「ちょっちょっと、痛いよ芳香ちゃん」慌てて手を引っ込める麗。そして心配そうな翼……

地底冥府インフェルシアでは、今日も 凱力大将ブランケン(声 江川央生)が苛立ち中。 「ウルザードよ、お前まさか、わざとあの魔法使いどもを、見逃してやってるのではないだろうな」 一体何時になったら、ヤツラを倒す? 臆したのかと、本気で実行したらバンダイ様に滅ぼされそうな因縁つけてます。 もちろん「逆だ、楽しんでいる。ヤツラは強くなる。そして最も大きな力を発揮した時、俺が潰す。この手でな」 商品化されないキャラの嘆き節など、適当なヘリクツで流すウルザード様。 そして今週の妖幻密使バンキュリア(声 渡辺美佐)は、我関せずと独自路線をカッ飛んでます 「さて、今夜も人間どもを夢心地にしてあげなくちゃね」

温かな灯が洩れる小津邸では「やっと気持悪いの無くなったv ハラペーリ ハラペーリ おなかへったー」 歌う芳香ちゃんが魔法の部屋でスキップ。 何か美味しいもの……温かくて、とろーりとしてて、イイ匂いがする「そうそう、コレコレ」 猫目な瞳になって牙生やして飛びついたのは、これ見よがしに置かれていた赤いグラス。 でも口に含んでブッ。 「トマトジュースはお気に召さないようだな」物影から出てきた翼に襲い掛かった芳香ですが、 弟が手に持ってた白い球根見て引っ繰り返ります 「やっぱりそうなんだな。 芳姉は、吸血鬼になっちまったんだ」後ろあまたのタンコブなでてた芳香は、翼の言葉にビックリ。

ピンクのアイキャッチで始ったBパートは、 「もう呑めないでびざりますです〜」なんてマンドラ坊やの寝言とイビキがうるさい魔法の部屋から。 「いきなり強くった上に、太陽の光を嫌がってたろ。それとさっきの歯とニンニク嫌い。 オマケにトマトジュースに騙されちゃって……完璧だよ」 翼の言葉の意味を「完璧って、なに?」信じたくなさそうに問い返す芳香。 そして、2人の長ゼリフを温かーい目で見守る視聴者たち。「完璧な吸血鬼って事」

「そんなの、やだ」 皆を起して元に戻れるよう、協力してもらおうと提案する翼を必死で止める芳香。 「ダメダメダメ、秘密にして!」ナゼだと訊けば 「打って……会議忘れて遊びにいっちゃって、吸血鬼になっちゃって、おまけにウルザードも逃がしちゃったなんて知ったら、 なんて叱られるか解んないんだもん」 腕組みする翼「ふざけるな、マジメにやれ! ……ってトコだろうな」 よくわかってる、助けてと拝む長女に呆れつつ「ったく、しょうがねーなー」 結局、言うこと聞いちゃうのね黄色の魔法使い君は。

「やったー、頼りになーるぅ」万歳して喜ぶ姉に、 どこで吸血鬼に血をすわれたのか「心当たりはないのかよ」と事情聴取開始する翼ですが…… 昨日の会議前にあったことを訊いても「ライブだけどぉ、でも、歌が始ったとたんぼーっとなっちゃって。えへ、よく覚えてない」 頼りないお返事しかかえって来ません。 そのライブハウスが気になると、2人はさっそく会場へ。滅多に手に入らないチケットは……透明帽子で忍び込んでパスかな?

「今日もみんな、メロメロにしちゃうよ」「めろめろぉ」 危機感0の人間が目ざわりだのって歌詞は置いといて、 素ピンに近いメイクで目を閉じ気味だと、ハーフらしい顔になるんだねぇ、ほらん千秋ちゃん。 「なんだ、この歌」異常を感じる翼とは対照的に、ボーっとなる芳香と観客たち。 舞台が光に包まれると、歌っているのはバンキュリアの分裂体、パンクなナイとゴスロリなメア。

「うふふ、みーんな夢心地、痺れてるわ」「しびれてるわー」 2人の演奏が終った舞台セットに赤い光が灯り、無数の触手が伸びて、観客たちの首筋にペタペタ張り付きます。 とっさにマジイエローに変身した翼は伸びてきた触手を砕いて、ボーッとしてた芳香を押し倒します。 「芳姉、しっかりしろ」弟に呼ばれて正気に戻った芳香が見たのは……「なにアレ」 ライブに集まったお客の頚動脈から、生き血をどくんどくん飲んでるたくさんの触手。 「芳ネェ、いくぞステージだ!」マジイエローに促され、変身もせずに突撃です。

「あらあら、乱入よ乱入ー」「らんにぅ〜」 「マナーの悪い客ね」「きゃくね」『やっちゃいな、リーチ!』 と、冥獣を差し向けるナイとメア……ってヒルかいっ! 追加効果はマヒか毒ダメージ程度で、 とてもバンパイア化しなさそうな冥獣ですが…… マジスティックボウガンとビームの打ち合いしつつ 「お前たちが歌で、みんなの正気を失わせていたんだな」と聞くイエローに『あったりー』 「そしてその冥獣に血を吸わせて吸血鬼にした」 「まったまたあったり〜。でもそれだけじゃないのよ」と、ぺらぺら作戦を語りまくり。

時間が経って100%吸血鬼になった人は、朝日を浴びると灰になっちゃう(なっちゃうの) 「夜明けは近いわ」と指パッチンで外へ出るよう人々に指示「そろって灰になるといいんだわ」「いいんだわ」 って、微妙にちんまい作戦です。ねずみ算的に増やした吸血鬼を使って殺戮三昧で“カギ”探しするんじゃないんかいっ。 もしかして、ウルザードとブランケンがしょっちゅうケンカしてるインフェルシアが居辛くて、 地上界でパァッと気晴らししてたダケ? 単にシモベに細かい作戦指示できるほど、リーチの知能が高くないだけかな。

「なんて事を」激昂するイエローの武器を叩き落とし、ぐるぐる巻きつく触手。それを解こうとする芳香。「皆を止めるんだ」吠えるイエロー。 頷いて、ライブハウスから出ようとする人々を説得して止めようとする芳香ですが 「無理むり、お前はなんにも出来ない、出来る事なんて何にも無い」「なんにもない」と嘲笑うナイとメア 「だってお前が一番、バーカなんだもん」「ぶわーかなんだもん」 「桃色の魔法使いちゃんは夕べ何にも気づかないまま、吸血鬼にされちゃいましたー」「されちゃいましたぁ」ハートだの牙を模した曲げピースだのと、 ジェスチャーもノリノリで、役立たず、おジャマムシ、消えちゃいなと、2人の言葉攻めで脱力しちゃう芳香ちゃん。リーチが伸ばした触手を避ける気力すらありません。 「芳ネェ」気合で触手解いたイエローが、姉の盾になって腹に一撃受けて変身解除。 「翼ちゃんっ」駆け寄る芳香。切れた唇から滲む血のせいで、姉弟のKissなんてシーンを妄想……いえ、何でもありません。

『じゃあね、役立たず。バッハハ〜イ』明りを落とし、立ち去る2人と1匹。 内臓もヤバそうなのに、連中を追おうとする翼を「そんな怪我してるのに」と、止める芳香。 「関係ない。俺はヤツ等を追う。吸血鬼にされた人たちを守らないと」 「どうして、どうして、どうしてそこまで」捨て身の理由を聞く芳香。 「母さんと約束したろ、正義の魔法使いになるって」 そう言えば、第2話で母さんの遺言聞いたのも、この2人でしたなぁ「インフェルシアと戦えるのは俺たち兄弟しかいないんだ。だから俺はやるんだ!」

「凄いよ翼ちゃん。それに比べて私、なに中途ハンパな事してたんだろう」トンビ座りで猛省の長女は、 甘い気持でいたと手をギュッと握り「芳香やるよ」 フトモモもアップに立ち上がり「芳香、やるべきときはやる人になる!」ついに奮起するダメ姉・芳香。 決意のポーズはやっぱり、高岩ピース「何だそれ」首かしげる翼。うーん、こうなると別府あゆみちゃんの趣味としか……。 「芳香ちゃんバージョンアップ!」の決意が勇気だって認めた魔法ケータイ・マージフォンが新しい呪文を着信。 自分がやらなきゃいけない事を逃げないでちゃんとやる勇気「ほかの人は普通にやってることだけどな」って翼のツッコミにもメゲず、 「マジーロ・マジカ」虹色のキラキラで、感覚がピーンと研ぎ澄まされた芳香は、匂いが視覚でみえる超感覚を獲得です。 「これなら冥獣の居場所がわかる」とリーチを追って舞台裏へ駆け出す芳香と翼。

2人が駆けつけたのは、お馴染みの味の素スタジアム。 月明りの下で、リーチ見上げながら、牙むき出して嬉しそうに朝を待つ人々の視線を感じつつ 「見つけたわよ!」と啖呵切ります。 翼か芳香が連絡したのか……そこへ駆けつける蒔人達ですが 「集まっている人達は何なの?」と尋ねても「話は後だ」 「魔法変身よ」と芳香リーダーでなし崩しに変身ポーズと名乗り。普段、おさぼり系な妹と弟に気圧され「お、おう」と目を丸くする3人が、何気に可〜愛い。

変身直後のスキを狙って、触手攻撃してくるリーチ。 「ほどけねー」もがくレッド達ですが、 「任せてv」すかさず芳香ちゃんミツバチになったピンクがハラっと抜け出し、 マジスティックで兄弟たちを拘束していた触手をゲシゲシ。 間髪いれずにイエローがマジスティックボウガンで攻撃。 そして「行くよ、マジカル・ショータイム!」 ピンクの指示で、リーチを囲んだ5人が、くるくるバレリーナのように回転し 『マジスティック・トルネード!』凄い風を起してぶっ飛ばします。懐かしの科学忍法竜巻ファイター……なんて思ったそこのアナタ。ゴレンジャーもリアルタイムで見てましたね?(間違いない)

オー人事なスタッフサービスがCMに採用しそうなくらい、部下の扱いが悪いインフェルシアの常として、 上司のナイとメアはどこかで高見の見物。 マジレンジャーたちは強いし、多勢に無勢でピンチなリーチは、大は小を兼ねると……デッカくなっちゃいました〜。 「勝手に巨大化した。こんなのありかよ」って慌てるレッドですが、 元からデカかった、ブロブやワームをお忘れか。大きいモンスターが小さくなる魔法で縮んでたダケかも知れんじゃないか。

「ンな事どうでもいい」「こっちもいくわよ」イエローとピンクが音頭とって、マジキングに魔法大変身&合体するマジレンジャー。 今回は、BGMがちゃんと正義の味方テーマです 「芳香ちゃん、今度は大丈夫だよね」幽体不思議チェス盤空間で案じるブルーに、 「まーかせて」「当然だって」自信満々請け負うピンクとイエロー『ジーマ・ジジル』率先して唱える呪文に、 アワアワして追従するレッドを巻き込みつつ、 夜の街でファントムイリュージョンを放って、触手攻撃を牽制「俺たち」『マジだぜ。マジカルクライマックス!』 朝日が顔を出す前に、キングカリバー魔法斬りで、巨大リーチを見事撃破『マジでやったぜ、マジレンジャー』2人が鏡像・決意のポーズをキメた頃、 人々は吸血鬼の呪いから解放され、朝日の中でキョロキョロ。

「やったな、芳ねぇ」とほっとして振り返った翼ですが…… ふり向けば、「陽が、日の光が……苦しい」くってり脱力してる長女。 「どうしてだよ、リーチをやっつけたのに、どうして芳ネェが元に戻れないんだ。もう吸血鬼じゃなくなったんじゃないのか」 駆け寄り、黒ローブをかけてやった翼に、麗と蒔人が事情説明を求めていたら、 猫目で睨み牙をむき出しにして、翼に襲い掛かる芳香。慌てて羽交い絞めにする3人。 遠景には、高笑いのバンキュリア……って、続くの?!

リーチにバンパイア化能力が備わってたのも、 バンキュリアが噛んだからかなぁ。次回、どうやって視聴率のドル箱ナイ&メアを倒さないまま、 芳香を元へ戻すのかが気になりますが……バンパイアの定義に聖水や十字架がなかったのは、いずれパワーレンジャー化した時に、 色々問題があるせいとして、 鏡に映らないって特徴が無かったのは……あ、そっか、反射物に映らない能力があるのは、 バンパイアだけとは限らないんだ。だって撮影スタッフ全員、鏡に映らないスキルを持ってるもんな。

今回の呪文紹介コーナー 『マジーロ・マジカ』
マンドラ坊やが単独でコーナー仕切るのって久しぶり。 「マジーロ・マジカは感覚をより鋭くする魔法でござりますです。匂いが見えたり、色が聞こえたり、不思議な事が起こって非常に便利でござりますです。 て、説明してる場合じゃないでござりますです。ああ芳香ちーん」最初のお小言以外、ここの涙噴き出ししか活躍の場がなかったマンドラ坊や。プチエリコから植木鉢を取り返して、気がゆるんじゃってたのかな?

次回予告 ステージ12『決意のしるし〜マージ・ジルマ・マジ・マジカ〜』
「芳香のことは、もう忘れて」どこかで見た気がする教会で、黒手袋にキスする芳香。 「芳姉っ、どいてくれっ」ええーっ、マジピンクがバンキュリアの盾に? そして生身の兄弟たちをドカバキ…… 「私はバンキュリア様のシモベ」これが演技なのか、マジに操られてるのか……って、マジキングが飛んでた気がするんで、まぁ、戻るんだろうけど……って、 ええっ、ウルカイザーともガチンコ勝負? な、なんか盛りだくさん過ぎてサッパリ予想がつきませんでござりますですぅ〜。

仮面ライダー響鬼・十三之巻『乱れる運命(さだめ)』
カエルの歌で「得意な料理は イロイロあるけど ど ど ど ど 頭の良くなる目玉焼き〜 明日夢は大好き目玉焼きぃ♪」
安達家の大黒柱兼主婦が替え歌しながら作り上げた朝飯は、炊き立てご飯に味噌汁、焼き鮭・2つ目玉の目玉焼き・ノリ・納豆・オクラの煮びたし? 「出来たど〜」って郁子ママ(演 水木薫)、育ち盛りの高校生でも多すぎねーか、コレ。 「あたしに似てナイーブな所あるから」「“ワタシ”に似て?」あたしンちな会話してる 明日夢(演 栩原楽人)の食欲が無いのは、新しいコトだらけな高校生活のストレスだけでなく、作りすぎもあるんじゃ……。 でも、「子供じゃないんだからさー」ってナマ言う息子に「あんた、誰のお金で学校行けてると思ってんのよ」と言い返し 「ノープロブレム」と強がって腹薬探す明日夢の頭をワシワシやって「これか?」 とポケットから薬ビン出すオチャメな母ちゃん、本当オトコマエです。

「特別遊撃班になったんだよね。色んなケースで色んなお助け役をやるって感じでさ」
ヒビキ(演 細川茂樹) は“猛士関東支部 シフト表 2005年4月”を見ながら、せっかく合格した高校を休んでるあきらのフォローを、クラスメイトの明日夢に頼もうかと、 事務局長・立花勢知郎(演 下條アトム)に提案中。「こうか?」「こうです」そのまま敬礼ポーズのレクチャーで盛り上がってたら、叩く回数が少なくても大丈夫(かもしれない)、チューンアップした新型の音撃鼓・爆裂火炎鼓もって、みどり(梅宮万紗子)さん登場。 お助け役=アイテム開発者や情報提供者の存在を忘れるなと笑顔で言われて、W敬礼のヒビキさん「お任せアレ」アットホームな雰囲気に癒されるなぁ。 『猛士』って正義の味方の戦闘集団というより、互助会かな? ところで、シフト表の見所は……斬鬼さんがずっと休んでる所?(まだ療養中なんだね)。

謎の黒マントさんは、人間とアギトの種について神様が賭けでもしてそうな、森の朽ちた洋館に棲んでたんですね。 今日もメーターつき杖を手に、滝までお出かけ。 ウブメの童子(演 村田充)と姫(演 芦名星)にパワーアップ用のウニを呑ませ……って、え〜、苦しそうな童子の目の演技はイイけど、今回は姫の口元アップは無し?  まぁ、GW前のスペシャル前後編で戦闘シーン多かったから、人間態のCGは節約しないと……金も人手も無尽蔵ってワケにゃいかんもんね。

「おっはよ。どうしたの、元気なくない?」
持田ひとみ(演 森絵梨佳) に通学路で心配されちゃう明日夢君。 さらに、目がくりくりしたヤツなんだよ……なんて校門前で少年探しやってたヒビキさんにまで「お前、辛そうだけど、大丈夫?」と心配されちゃってます。 便秘か下痢なんてゴマかし「もしかして、鬼の活動で来れてないんですか?」とクラスメイトのあきらの事情を察して、小声でフォローを請け負う明日夢君。 でもなぁ、昨夜の『瑠璃の島』のせいで下腹部の痛みはヘリ呼ぶ程にヤベーって刷り込まれちゃってるから、見ててもうドキドキ。 結局、漢文の授業で脂汗垂らして動けなくなって「おい安達、どした?」と慌てる伊佐倉先生(米山信之)に付き添われて、救急車のお世話になるコトに。 ところで……ヒビキ見たひとみちゃんが異様に嬉しそうだったり「頼みがあってさ……少年、借りてもいいかな。男と男の話しっていうか」と明日夢とナイショ話始めた時に微妙な顔なのは……もしや、もっちーの本命は明日夢ではなくヒビキさん?

「あの子、高校に入学したばかりなんで、いきなり学校休んじゃうの可哀想だなぁと思って」
看護士(麻生真衣)に点滴の世話されて、緊急処置室のベッドで汗びっしょりの明日夢君。 「すいません、安達明日夢の母ですが」とタクシーの運転手姿で駆けつけた郁子ママに、医師(窪園純一)が告げた病名は予想通り虫垂炎。 「腹膜炎を併発する恐れがあるので手術になります」あらら、ひとみちゃんの周りの席……いつも欠席のあきらに続いて、もう一個空く事になりそうです。 結局、ヒビキの頼まれ事はもっちーが果たすのかな。ところで、「急患ですか、えー、それならあっちの方ですかね」と病院の受け付けで郁子ママに親切にしてあげてた青年・戸田山(川口真五)さん。 役名があるってコトは猛士関係者? 予告で点滴台につんのめる明日夢をフォローするスーツの人は、まさかまさかの斬鬼さん?

「毎年毎年、今年の風邪はたちが悪いってのが、まぁ、大人の会話の決まり文句だったわけですけどね」
猛士関東支部のカモフラージュ施設・甘味処『たちばな』では、大風邪引いた立花香須実(演 蒲生麻由)が、ストーブ・綿入れバンテン・梅干しお粥で療養中。 今年の風邪は本気で本気でたちが悪いと言外に何か言いたそうな妹・日菜佳(演 神戸みゆき)に、飛車(移動用の運転手)の仕事の大変さを訴えても、“魔化魍が出てきた場合”を出されては頭を下げるしか無いワケで…… 「はい、すいません。ピンチヒッターお願いします」「お任せを」(心の中では、姉ちゃんにカシ1つ宣言中?)

クライマックス戦闘その1
沼のフチで、片足上げてユルいY字バランスして『今からご飯をとってきてやるよ』なんて言ってる姫たちを、ディスクアニマル(音式神)のアサギワシが発見。 イブキ(演 渋江譲二)と天美あきら(演 秋山奈々)が駆けつけ、『オニか』と手フレーム枠ポーズで変身する童子達と戦闘開始。 ちなみに威吹鬼への変身は短縮バージョンで肌は見えませんでした。 退がったあきらは師匠が挟撃されないよう、リョクオオザル・アカネタカ・アサギワシ・キアカジシで妖姫を牽制し、威吹鬼は怪童子に斜面へ落とされた後、倒れたままの体制で射撃。 遠距離戦が得意な師弟らしく頑張ってたら、童子が武者童子化……どころか、背中に羽生やして赤い目光らせて妖姫を食い殺し、異常を感じて飛び跳ねてたウブメ幼体(ミニ・ケツァルコアトル)を、ちゅるっと呑んで何処かへ飛んでっちゃいます。 我に返った威吹鬼は、関東支部へ連絡した後、追跡開始。

「えー、共食いですか?」
開店準備中の『たちばな』に大声響かせた日菜佳ちゃんは、道具一式とヒビキさんを不知火(ランクル)に載せ、風邪をおして玄関まで出てきた、 冷えピタと水色の髪ゴムがラブリーな姉上に切り火で見送られ、異常事態な現場へ急行。
後を守る勢知郎とみどりは、“何分間か強くなる武者童子”の記述があった古文書めくり異様な童子の絵に注目。
「あ、これかー」「“乱れ童子”ですか?」

「変り種も、来る所まで来たなー」
人に対してまだ被害出てないとはいえ、放ってはおけない乱れ童子。 魔化魍をエサにするなら、弾鬼が担当しているヤマビコの現場に現れるかも……ってイブキの推理にしたがって、 山道を登る不知火でしたが「すいませーんパンクですぅ」「ははは、こんなのも楽しい経験じゃないか」タイヤを叩く日菜佳の八つ当たりもどうかと思うけど、ヒビキさんはオオラカ過ぎっ。 と言うわけで走って山超えのヒビキさん。響鬼への変身も森の中。戦闘そのものは来週だけど、アイテムCMのノルマは果たしたかな?

「うほほ、すげーなぁ」頂上から湖に向かって叫ぶハイカー(永瀬尚希)の声に『おーい』と木の上から答える男女の声「声だ」「声」「声」「声を貰うよ」いやぁ、ヤマビコの童子と姫は明るいっスねー。 奇抜な衣装と言動のカップルが、目の前で怪童子と妖姫になるのを見て腰抜かすハイカー。 さらに虹色に光る緑のメカ鳥に引き連れられた赤いメカ鳥の群れが舞い、一本角の全身テカテカスーツに襟首掴まれて崖の下へハイフォール。 「早く逃げろ! 早く」なんて言われて弾鬼を見送った後、チビってそうなこの青年。この一件をどう解釈したのかなぁ。

石の川原や、せせらぎにせり出す岩をポンポン跳んで身軽に戦う弾鬼はバッテン顔の青い鬼(OPがバイオリンだったけど実は弦の鬼?)。 ファイズ風に手カシャしたり両足で怪童子と妖姫をまとめて蹴ったり、青いヒーローは跳びまくるのが週末朝のお約束? でも、声もスーツアクターが当ててるっぽい弾鬼さん……素顔の出演なさそうだなぁ。
そこへ乱れ童子が飛来「こいつか、イブキが言ってたのは」と身構える弾鬼の目の前で、怪童子と妖姫を襲い、ダイダラボッチにカラステング顔の黒いヤマビコ(声 塩野勝美)の目に突っ込んで、ドカーン。 それを見ていただけの弾鬼さん。音撃はもちろん、火吹きも暗器も披露しないまま退場かぁ。まぁ、空飛んでる敵にゃ打楽器や弦楽器系の鬼は、手も足も出ないしね。

クライマックス戦闘その2
ダムのダメージから回復したっぽい竜巻(バイク)で追撃のイブキは、「右へそれていきました」って後ろのあきらの声を取り入れて、 吊り橋の上に陣取って今週2度目の変身。 飛び回る乱れ童子に鬼石を撃ち込みます(微妙にカーブ……実はホーミング弾?)。 音撃管・烈風を組み立てるスキを突かれ、マウント取られてピンチに陥る威吹鬼。 あきらが放ったキアカジシとルリオオカミのお陰で、音撃のチャンスを得て、片羽破壊したまでは良かったんだけど……回復力の高いバンパイアか、ゴム人間ルフィの様に、全身に力を込めて体内の弾をぽろぽろ出してくる乱れ童子。 決め技を封じられた威吹鬼は廃村へと戦闘フィールドを移動。 障害物を利用して投げ飛ばしたり、蹴り主体で頑張ったけど、ついに腕をねじ上げられ、あきらの目の前で肩を噛まれてもの凄いピンチのまま、 芝生な公園の新しいEDへ突入!
ここって……鶴子ちゃんやゾイゾイ終焉の地じゃなさそうね。

次回予告 十四之巻『喰らう童子』
ええっ、戸田山さんってもっちー(持田ひとみ)の近親者だったんですかー!?  劇中の東京、石を投げれば猛士関係者に当たるってー、世界観だったのか……まさか第三新東京市みたいに、街全体が対魔化魍特区? 
「明日夢くんなんか、良いと思うんですけどね〜、ヒビキさんの弟子に」 弟子フラグきたー というか、ヒビキさんがムセてる栄養剤らしき茶色い小瓶はオロナミンC?  じゃあ、今年の戦国時代な映画も、大塚製薬がスポンサー協力してて、全国の映画館でオロC配りをやるんですね、響鬼さん。


4月23日
新緑が目にまぶしい週末です。円谷の公式ページに現れた『ウルトラマンマックス』を見るたびに、花粉症でもないのになぜか涙が…… せめてアバレマックスじゃなくてプリキュアマックスハートの方に転んでくれと祈りつつ、全力で応援するぞ『ウルトラマン・ネクサス』! H×HみたいにDVDで50話まで行ったら買ってやるぞぉ〜

ウルトラマンネクサス エピソード28 再会 ‐ リユニオン ‐
「そんじゃ、行きましょうか!」千樹憐(内山眞人)がウルトラマンになって、ヒロイン・野々宮瑞生(宮下ともみ)や、視点人物=主人公・孤門一輝(ナイトレイダー隊員 演・川久保拓司)と遊園地で接触した場面を繋いだアバンタイトルから、今週のウルトラマンネクサスは始まりました。 番組の最初と最後を切なくする、孤門くんの過去形ナレーションも復活「それは17歳の澄んだ目をした少年だった。僕は、新たに光を背負ったこの不思議な少年の事を、まだ何も知ってはいなかった」

「キミは見つけると思っていました」……Pryはギリシャ語で炎?(“凍てついた”トカついたりしそう)
「やっぱり、こんなのパスワードのワケないよな」先週からグループPPへのアクセスを試みてる孤門くん。“ren”と入力して弾かれてますが パスワードが英文3文字で***や●●●で目隠しされないのはセキュリティ的に甘すぎです。さすがは、ドジっ娘MP瑞生ちゃんがいる組織(え゛)。 結局、憐の指輪に刻まれていた“Pry”でファイルは開きましたが、 そこへ神出鬼没のCIC吉良沢優(演・田中伸彦)が、立体映像だか幽体離脱だかで現れて先回り説明。 真実にウソを30%混ぜるのが相手を騙すコツらしいので、孤門をミスリードする為に、個室までプライバシー侵害にしゃしゃり出て来たと深読みも可?

プロメテウス・プロジェクト≒『ツインズ』(米1989)?
特定の遺伝情報を選別して再構成し、生み出されたハイブリッド児。TLTの下部組織である医療研究アカデミーが進めていた極秘プロジェクトで生まれた、 両親も家族もいない孤独な人工天才達は、14歳までに寄宿学校で大学課程を終え専門分野で活躍の予定。憐も海洋学者を目指してたのに……今は遊園地のきぐるみショーや 針巣直市(きくち英一)の店で尾白高志(鈴木圭)と一緒にウェイターやったりのアルバイト人生。 1ヶ月前に日本へ来たのは、光に導かれたから……って孤門の推理を、 少し哀しげな表情で否定し、これ以上深く関わると君が苦しむ事になると釘刺して消えるイラストレーター。 プロジェクトが凍結されるに至った“実験行程の問題”ってのは、 事故か意図的にか、使用した遺伝情報に地球外の物が混ざって、子供たちが千里眼や位相をズラしてのテレポート能力を持ってしまった事なのか……今週も数値をチェックして-2.02だと暗くなってた、憐の短命疑惑の方なのか……

「何も報告することはありません」「良い友人になれたようですね」松永要一郎管理官(演・堀内正美)と瑞生ちゃん
憐の監視を担当してた瑞生ちゃんが「私はターゲットと直接接触してしまいました」と上役に失敗報告しても、メモリーポリスだってバレテーラと訴えても、 担当を変える必要は無い、報告は直接自分にしろ「任務に戻ってけっこうです」と、方針も表情も変えない管理官、今週もアヤシさ炸裂です。 それは友人のフリして憐をダマせって意味かと反発しつつ、上役には逆らえない瑞生ちゃん。結局、遊園地デート同然の、妙な任務を続け、ダムで憐との会話を思い出しボーッと空を見上げるハメに……
「計画通り……そういうことですか?」MPリーダー首藤沙耶(日高ひとみ)は、目をかけていた新人を、 目的の見えない非公式任務にさらわれて、管理官を上目遣い睨みです。

「したら、瑞生、ちょくちょく来てくれる訳でしょ?」
ショーが終った後の会場でライン片付けながら、パンダさん役で初舞台踏んだ時の話をする憐。 個人的な事をあまり私に話すなと不機嫌になる瑞生に、何を誰に話してくれても僕は構わないと、 昔読んだ本に出てきた、子供をただ見守ってるだけの変な男の人みたいになりたいと(ライ麦畑でつかまえて……は読む時期を失したなぁ)、 憐はさらに個人的な話を続けます「どうして?」「どうしても」先週の引きで、吉良沢の元へも現れたように、遊園地のお客でもMPでもいいから1分1秒でも長く“誰かと一緒にいる時間”が欲しいのかな、憐は。

珍しく目立ってた今週の石堀光彦隊員(演・加藤厚成)「やっぱり、これはグランテラの気門なんだ」
今回のスペース・ビーストは節足系の複合体、胸の6つの穴からも火球を吹けると分析し「このビーストが本気になって攻撃を始めれば、こっちは蜂の巣です」手の打ち様がないと、副隊長や隊長とも絡む長ゼリフ。 日頃目立たない人がスポットライト浴びると、1クール短縮した分、死期が間近に迫ってる予感がして怖いです。

平木詩織隊員(演・五藤圭子)「待ってよ、この間は本気じゃなかったって事?」
全国の遊園地でトークショーや握手会を展開していたのは、本当に撮影が終りかけてたせいだったのねん。 で、「何度見ても凄まじい威力ね」とか今週はそこそこセリフがあった詩織ちゃん。ある意味グランテラの火球より怖い副隊長に向かって 「だから撃つなって言われてたじゃん」とモニター越しとはいえダメ出しという暴挙に!(……クワバラ桑原)

今週の和倉英輔隊長(演・石橋保)
孤門の「ビーストは試したんだ。新しいウルトラマンの能力を」ってコメントに、 「ビーストが試したのでない。試したのは背後でビーストを操っている、アンノウンハウンドだ」と渋く返したり、 「次は本当の戦いになる」と厳しい顔したり、ビーストが出ても攻撃ミッションは行なわないと言うCICに「では戦闘はウルトラマンに任せて、我々は全員ここでジッとしてろと?」冷静に確認したりと、静かに心が燃えるセリフ満載で、理想の上司路線まっしぐら〜。

「確率の問題です。君の生命同様、クロムチェスター機はTLTにとって大切な戦力ですから」
全面に展開されたダークフィールドGが及ぼす戦闘機への影響は予想できない=本気のビースト相手に、勝てないケンカをしないってのはリアルな作戦です。 撃墜されて消費税が上がったらシャレにならんし。でも今後の為にデータは要るとδ機のみ出す決定下すイラストレーター。「僕が行きます」早速手を上げる孤門くん。そして……

「私も出ます」西条凪副隊長(演・佐藤康恵)
直後、吉良沢が隊長に同意を求めたのは、凪がまたウルトラマンを撃たないか心配したんだと勘ぐっちゃいましたが、 副座に乗ってくれた事に感謝する孤門に「私はあの青いウルトラマンが、この状況でどう戦うか、それを見極めたいだけよ」とクールに言い返してた副隊長が 「アビロックミサイル、ファイア!」なんてウルトラマンの援護して自機を危うくしちまうたぁ、 スタンバイ中のコクピットじゃ全然予想出来ませんでした。人って変われるものなんですね。

「全て覚悟の上か」今週のCICことイラストレーター吉良沢優(17歳の作戦参謀 演・田中伸彦)
先週の引き……泣き顔を笑顔で押し隠し「2年半ぶりかな」と憐を振り返った後 「優ならいっか、俺のデータ取るの」「憐……」「そン代わりさ、一個も余さす取っといてくれな、俺の記録」 「それが僕の仕事でもあるんでね」なんて会話をしていたから 「孤門隊員、ウルトラマンが現れたという事は、光が新たなデュナミストを訪れ、その人物が自らが戦うことを選んだということです。たとえそれが、どんな戦いになろうとも」 って発言だったんですね。δ機によるデータの収集は今後の戦いの為だけでなく、憐の生きた証を記録しておく為……でもあるのか。

「クロムチェスターδテイクオフ!」
エリアAポイント187へ、鮮やかなオーロラとともに現れ、天体観測してる人たちをビビらせるグランテラ(松本誠と佐々木俊男ってグランテラに襲われてた人?)。 ビームで牽制したら尻尾から火球撃たれそうになってδ機は急上昇。 それでもホーミングブレスされそうになって大ピンチってところへ、ウルトラマンが降って来て火球を相殺。 ところで憐は毎回走って現場へ駆けつけてるっぽいけど……フリーターだから交通費が乏しいってコト?  第一部のタクシー出動は社会人の姫矢だから出来た芸当?

アンファンス体からジュネッスブルーになってメタフィールドを展開するものの、 「ダークフィールドG発生」金色の光の粒子から紫色の液体っぽいドームに変わって不可視となる亜空間との境界面。 「時空境界面突破!」δに乗った孤門達が見たのは、すみれ色の月面に終焉の地で見かけた構造物が点在する異空間。 不利なフィールドで、グランテラの背中踏み超えて、後ろ蹴りというか猫キックで頑張ってたネクサスだけど、 胸の甲殻スライドさせての火球6連発にはタジタジ。 初撃2発は回転レシーブならぬ回転回避したけど3発目は掠り、 シュトロームソードでの切り払いは2初成功1発ダメージ。あの副隊長が思わずミサイル4発撃っちゃうほど痛々しい戦い方です。

「ハイパージェネレーター1機損傷」「クワドラブラスター発射不能」「ブラストパワーカット。回避します!」 ミサイルのお返しに火球撃たれ、2発は回避したものの3発目を避けきれず、チェスターδは煙吹いてかなりピンチ。 そんな手負いのチェスターδにトドメ刺そうとグランテラが背を向けた瞬間、 ネクサスのクロスレイ・シュトロームが炸裂。これで終ったかと思ったら、 天から降る紫の光を浴びてパワーアップ再生するグランテラ。まるで冥獣です。

元気になったスペースビーストと反比例して、体力の限界近いネクサスは、 蹴りを空振りして叩き伏せられ、ヤクザキック受けて踏まれてエナジーコア点滅。 首掴まれて突き飛ばされて尻尾ラリアット喰らい、地面に溝彫る車田風ダメージをド派手にやってのけちゃいます。 しかもまたまた紫の光でベホマ&バイキルトなグランテラ。火球6連発の予備動作に入るのを見て「逃げろ」と叫ぶ孤門くん。しかし逆に距離を詰めるウルトラマン見て「無茶な」と慌てる凪副隊長。

6発のホーミング火球のうち4発をドラゴンボール避けしたCG飛行のウルトラマンですが、 急上昇は間に合わず2発同時に直撃。その炎の中で、胸のエナジーコアから光の弓を腕に移し、 油断してたグランテラに向けて、虹を引くアローレイ・シュトロームを発射。 弓っつーより回転しない大型ブーメランで袈裟がけ(戦隊ロボ戦と同じで放送コード上断面表現等はナシ)。 光に分解する巨大サソリ。光の弓の残照を手に地上へ降り立ち、光を胸へ戻すウルトラマン。なんだか最後まで哀愁漂う姿でした。

「僕は、憐の捨て身の戦い方に、一瞬、不吉な胸騒ぎを覚えた。けれど僕は、この時既に憐が1人で過酷な宿命と向き合っていたなんて、思ってもいなかった。僕は彼の一番大きな秘密を、まだ知らないでいた」by孤門。
夜明けの雲海を眼下に帰投するチェスターδと、その雲を見上げる瑞生の横顔がやたら美しく、 最後にやっぱり走って遊園地へ朝帰りする憐の白黒止め絵が半眼で遺影に見えてしまう今週の引き。 シークレットファイル・コーナーでジュネッスブルーを解説する「俊敏な動きで、敵を恐れず前のめりな戦い方が特徴的だ。必殺技はアローレイ・シュトローム」って吉良沢の声まで沈んで聞こえて……ふぅ。

予告 エピソード29 幽声 ‐ コーリング ‐
ナイトレイダーの元副隊長で、悪のウルトラマン・ダークメフィストの適能者、溝呂木眞也(演・俊藤光利)が生きていた。 そして手を引かれているのは小池彩夢演じる「リコちゃん」って孤門が撃ったビームで大ケガしちゃった小学生、再登場っスか!  できればお兄ちゃんも再登場して、記憶消される悲哀を……って、そんなヒマはないか。 次回の霧の中に隠れているスペースビースト、何気にギガノイドっぽいシルエットでワクワクです。


4月22日
遠いバチカンで、ガチガチの保守派じゃないんだよ〜 と偉い坊さんが誤解を解こうと頑張ってたりしますが、 個人的には、スクウェアソフトのリメイクは映像に走った駄作ばかりって誤解が『ロマンシングザガ・-ミンストレルソング-』で解かれますようにって祈らずにはいられなかった21日。 ああ、攻略サイトを巡るのがコワい……

公徳心の薄い老人とキレ易い善意の人の存在に暗〜い気分になったり、 南極で巨大氷山が氷の岬に激突した写真を眺めて、恒星間移民船が激突したらこんな感じなのかなぁと、おバカな妄想に浸ったりもしたけれど、 このニュースの衝撃で何もかも吹っ飛んじゃいました。

ウルトラマンマックスが7/2から放映ってヤツですが、 ウルトラマンネクサスは1クール短めに終っちゃうんですね……くすん。テニ・ミュ(ミュージカル版テニプリ)人気と、昭和ウルトラマン人気を当て込んだ原点回帰。 一応、成功をお祈りします。

さて残り10話。消える寸前に明るく輝くロウソクのように、6月中は目一杯ネクサスを応援していくぞ〜。 土曜朝に伝説が完遂される瞬間をこの目に焼きつけられますように……短縮もDVDも集めやすくなったと思えば哀しくはないさっ!


4月21日
生まれたばかりはクシャクシャで猿みたいだった赤ん坊が、3日程たって、ふっくらしてくると凄く可愛いくて微笑まずにはいられないのに……うまれて8日であまりに可愛くなりすぎるとヤバいらしい? 

将来肥満になるかどうか生まれて一週間ほどで決まるなんて話が、アメリカの医学誌に載ったそうな。 クッキーモンスターが野菜を食べたり、アニキサラダが子供番組で連呼されたりする2005年度ですが、 テレビの影響を受けて野菜を食べようと思える程に、成長した子供じゃ、ある意味手遅れだったのねん。

一方、同じアメリカで同じ19日に太めの方が死ににくいなんて発表もあって、 スレンダーだなんて口が裂けても言えない私としては、どちらを信じていいものやら。えっと“肥満”は健康に悪いけど、“太り気味”はむしろ望ましいってコトなのかな。


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