一言半日記 2005 4_11〜4_20


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初の平成オリコンNo1歌手とガンダム人気  春期ドラマを実際見てみ……られない  デカレンジャー・ファイナルライブ  マジレンジャー ステージ.10 仮面ライダー響鬼・十二之巻  ウルトラマンネクサスEp27  新しいドラえもんの放映日  増毛と豆乳  家庭用人型ロボット『nuvo』  萌えて燃えるペットボトル緑茶  春期ドラマ覚書き
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。
4月20日
『交響詩篇エウレカセブン』を始めとして日曜の番組をサーッパリ見れていない状況で、ムダに歌だけ聞かされても、 フラストレーションが溜まるばかり……それにしてもTBS系は『ハガレン』といい『ガンダム』といい、妙にアニメとオリコンの相性がよろしゅうございますなぁ。

ブックオフや回転寿司でボーッとしてる時に、プリキュアやマジレンジャーのOP、布施明の『少年よ』(仮面ライダー響鬼ED)が流れて、ついつい挙動不審になる春真っ盛り。 平成生まれの歌姫・高橋瞳をオリコン1位に輝かせたのも『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のOPだそうで。そういえば『ごくせん』のバカ売れ報道の後、何気によく流れてたもんなぁ『僕たちの行方』。

ただ土曜の夕方と日曜の朝じゃ、パイのデカさが違うから『交響詩篇エウレカセブン』が種デスと同じくらい売れるかと言うと……どうなんでしょうねぇ。 えーと、ポケモンをうまーく外してるから、ライバルは『かいけつゾロリ』とジャニーズJr.?
か、勝てるん……かな?


4月19日
今日でだいたい、出そろう春期ドラマ……本命は今日の『離婚弁護士II〜ハンサムウーマン〜』だったりするワケですが、『雨と夢のあとに』もしっとりホラーでナカナカ楽しゅうございました。 主人公の姿が見えるのは、心が繋がっている血縁者と霊感のある人だけ……いつまで幽霊だとバレずに娘と暮らしていけるかが、キモかな。

『エンジン』の冒頭で、アンテナ登ってたテントウムシは『不機嫌なジーン』へのオマージュでしょうか。 しかし深田恭子と同じで、木村拓哉も不思議ちゃん系ワンパターン演技だねぇ、32歳なのに。まぁ、周りの役者と子役は演技できてるから、主演がアレでも大丈夫かな、固定客もついてるし。

しかし、月曜日の大本命『大岡越前』に、日曜の『瑠璃の島』に『タイガー&ドラゴン』他……録画したドラマの大半がハードデイスクのコヤシになってる週末以降、脱落せずに見られそうなドラマを決定できるのは、週半ば以降になっちゃうのかも。 アニメも数多過ぎて……パニックっス。


4月18日
大阪厚生年金会館の前に広がる公園では、みにデカレンジャー達が大勢走りまわり、なりきりジャケットを着た大きなお友達成分が混ざった、長〜い行列が握手権求めてトグロ巻く…… というわけで、行って参りましたデカレンジャーファイナルライブ……の真のファイナル。この先5人+1人に会えるのは、マジレンジャーVSデカレンジャーくらいかな。

それにしても、ドギーのコスプレイヤーさん(横には先導するサポート1名)にはビビッタと言うか、モコモコ青犬マスクをつけっぱなしなのに、日なたでも写真撮影に応じるサービス精神に、思わず敬礼したくなりました。

一方、怪しい生写真売り(4枚500円)なんてのも出没する、大阪ミナミに生まれしカオスフィールド。
で、物販コーナーでの我が戦利品は、大きいお友達定番のパンフレット(1000円)のみ。ふと横を見ると、DVDコーナーにデカレンジャーを始めとする戦隊関連に混ざって『義経と弁慶』が並んでたのが、なんともかんとも。

肝心のファイナルライブの方は2部構成。生身の役者さんのアクション有りなヒーローショーと、トーク&抽選会。そして300組限定(券持ってる本人+兄弟+保護者1名…実質1000人弱?)の握手会がおもな内容ですが、人数多いんで歩きながらの握手会。それでも子供目線でずっと中腰だったり、立ったり座ったり頭なでたり、笑顔全開でサービス精神たっぷりに、頑張ってた6人……爽やかさのカタマリでした。

ショーは、本編の最終回を踏まえ、TVではマジレンが始っている事情も取り込んでの少々無茶なシナリオで展開。エージェント・アブレラ(初期バージョン)がカーサスとシェイクとドロイド連れて復活したアバンタイトル後、なぜかOPはEp38のノンクレジット版をスクリーンに投影。直後にゾビルとマジレンジャーが出てきて、イーガロイド参戦でカオスなピンチになったところに、「一気にいくぜ〜」と微妙な髪型のテツが代理バン務める5人が助太刀。ゲストのマジレンはザコをお巡りさんに任せてどこかの冥獣倒しに駆け去って……各メンバーの見せ場と名ゼリフ(例えば、センだとEp16の小さな存在が〜)を混ぜつつ本格的な生身戦闘開始。

最終回で転勤しちゃってたバンは、客席に乱入したイーガロイドと殺陣しながら少し遅れて登場。ファイアースクワッドから放り出されたのかと案じるホージーと、お約束の「相棒」「相棒って言うな」をやらかして、ボス(なぜか一番拍手が多かった)から、アブレラ復活の噂から呼び寄せたとフォローしてもらってました。

デリートされた時の保険に、アブレラと一部のアリエナイザーが保存していた細胞を元に、クローン再生(解説はもちろんデカレン風に…)して出来た体に、ウルザードが魂を定着させたってお話でしたが、クローンと練成は微妙に違うような同じなような? それに、パワーアップするとブリッツとヴァルガーになるのがワケワカメ。って言うか、ジャアクンドーの上行くゴクラクドーって、何さ?

声優さんはモノマネ方式(でもボスはモノホン?)。アブレラは雰囲気出てましたが、カツゼツがキレイでカッコ良すぎるマジレッドは違和感バリバリ。高岩さん風にオチャメに腰振る仕草が似合わないったらありゃしない。アクションの方はトランポリンとハイフォール。デカマスターがマットもない舞台に直下りした時は、ビビりました〜。必殺技は音と光とドライアイス噴出で演出。派手な変身バトルで盛り上がったあとピンチに陥って、暗転で変身解除になり、子供たちの声援受けて復活するのはお約束なれど、そこに織り込んであったネタが良かったなぁ。

腕抑えてヨロヨロのバンが仲間達に声をかけて励ます燃えるシーン。ホージーにはEp42を踏まえて、妹の美和さんに子どもができた、まだ生まれるのは先なのにガラガラ買っちまったとメールしてきたと暴露。ジャスミンはボスと会った5周年のプレゼントを渡すんじゃなかったかのかとある意味、無難(ある意味、不倫ぽい)励ましを。テツにはスワンさんの負担を少しでも軽くするため整備士の資格取るんだろ? とEp36を経ても冷めぬ思慕の情をバラし、センとウメコにはEp46を踏まえて「やっと決まった2人でのワクワクデート、行くんだろ!」おおっと、恋愛フラグ生きてたんだ〜

でも一番笑ったのがバンが立ち上がった理由。ファイアースクワッドで手柄立てて出世して、レスリー星に宇宙警察署が出来たらその署長に赴任し、マリーと一緒に平和を守るって……いやぁ、劇場版の設定まで投入してくるとは。マリー役の新山千春の入籍報道で、何となく劇中の恋愛フラグもポシャった気になってましたが、バンは約束を忘れてなかったんだねぇ。そして最後のチェンジと声を詰まらせ、ガンバレ〜と声援受けて……お客さんの前では本当に最後のチェンジ。

他にもウメコの見事なハイキック(もちろんスパッツ着用)や、髪が妙に短いテツが客席からアーナロイドを狙撃して「お客さんの視点から見ると、違うものが見えてくる」なんてかっこつけたり、ジャスミンとセンのアクションに漂う不思議な空気とか、クローンがオレで最後と思うなよ〜みたいな捨てゼリフはいて、ディーバズーカでデリートされるアブレラとか、見所一杯でした。大阪らしさは、ローリング・ロジャーなる坂田ポーズ?

トークショーでは、ホージーこと林剛史君が弄られているというか、苛められていると言うか……大好きなセリフをそれぞれに言って貰って、ホージーが関西弁に直して、リッスン・アフター・ミーのハズが、もうボロボロ。センはいきなり座りこんで「皆の衆も座りなされ」と始め(もう既に座っているからと突っ込むホージー)ラジャーよりロジャーが面白いと塚田プロデューサーに最初に言ったのは自分だと、少し怪しげな話を展開。でもロジャーは関西弁に直しようがありません。ウメコは「小娘ですv」とEp05から。ジャスミンはEp21の「正義は勝つのよ、結果はどうあれ私はそう信じたい!」テツはEp23の「なんか、いい」そしてバンはEp33の長ゼリフ「最初のテストの時も(中略)宇宙一のチームの一員になることです、サー!」ヒザついて耳傾けるホージーだけど覚えきれず轟沈。

ホージー本人は「相棒って言うな」にはイントネーションの違いでもうひとつ言い方がある。それを「違うよ」って指摘したのがバンだった、てなお話し。ファイナルなのに肉離れしてアクションシーンが大幅に減らされて悔しいと、無茶してみたり(イタイイタイとセンが慌ててましたなあ)ボケたのにジャスミンの突っ込み遅くてスネたり、最後の挨拶でも他のメンバーが泣き始めて、かえって泣けなくなったり……そして宇宙警察の給料が安いからampmでバイトしてるってCMネタは、関西だとウェブで見られるとフォローしつつノリノリ。

北海道から出てきてあれよあれよと言う間にデカレンジャーになって、気づいたら地球を救ってたなんてとぼけたトークのセンちゃん。淡々としているかと思ったら、自分の挨拶を乗り切ったあと、ガマンしきれなくなって泣きまくってたのが印象的。

足腰の弱い若者にありがちなクロス立ちなジャスミンも、自分がヒロインになってこんなに子供から声援を受けられるのも支えてくれる大勢のスタッフさんのお陰だとしんみり。

最初のころは冨田くんから塚Pが載寧と心中してもいいと言ってたなんていわれたものの、何をどうしていいのかわからなくて辞めて帰ろうかと思っていたときにファンレターを貰い始めて励まされたと語るレッドはとっくに泣きモード。

泣かないつもりだったのにヤダなと、自嘲しつつ声が詰ったウメコも、最後は全力でありがと〜

観客にも泣きが入る、いいファイナルライブでした。

ところでナイショのスペシャルゲストこと、6人の泣きモードスイッチを入れた塚田プロデューサー。東映から出演者に感謝を表わして……という名目で6人に赤いバラの花を1本づつ渡し、逃げるように去っていかれましたが、ウェブの撮影日記からは想像つかないほどに、シャイなお方だったんですねぇ。


4月17日
八重桜が今を盛りと咲き誇る、4月半ばの日曜日〜  新年度のスタートダッシュもそろそろ落ち着いて、周りが見え始める時期でございます。それでは恋の奥義に猛士のヒ・ミ・ツ。色々解ってきちゃった、特撮感想日記〜

魔法戦隊マジレンジャー ステージ10『花が咲いたら〜ジルマ・マジカ〜』
「日々、これ鍛錬! 体も鍛えて心も鍛える! イチ、ニ、イチ、ニ……」OZUって表札がかかった洋館の前庭で、 もろ肌脱いだ長男・蒔人(マジグリーン 演・伊藤友樹)が乾布摩擦を実施中。 音角あったら鬼にもなりそうな勢いですが、腰周りの浮輪と腕の細さが気になります。 「ったく、何なんだよ。いきなりカンプマサツってよー」つき合わされてる弟達はアクビこらえてゲンナリ。 三男・魁(マジレッド 演・橋本淳)の少年らしい細さは仕方ないとして、 次男・翼(マジイエロー 演・松本寛也)の腹筋が割れてて上腕三頭筋が盛り上がってたのは意外と言うか、尊敬です。茶髪の波田陽区なんて書いてごめんよ〜。 今度からは茶髪のヤワラちゃんと……(ヤメレ)

「2人とも、気合が足りないぞ〜 そんな事じゃインフェルシアに勝てないぞ〜」 家計の担い手で便宜上戸主な長兄に爽やか笑顔で言われては、頑張るしかない弟たち。階段に赤黄緑の上着を畳んで置いて、声を合わせて『イチ、ニ、イチ、ニ』。 朝も早から張り切る声に顔を覗かせた妹たちにまで 「ほら、芳香も麗も、上脱いでこっちこい。気持ちいいぞー」って、コラコラ兄ちゃん誘うんじゃない、日曜朝の子供番組だ。  「うん」って脱ごうとするな次女・麗(マジブルー 演・甲斐麻美)! 「は? をぃ、行くかあっ」慌てて妹のストリップを止める長女・芳香(マジピンク 演・別府あゆみ)、よくやった。キミのお陰でレーティング(TV-G?)は守られた、ありがとう! ……す、少なくともアバンタイトルでは。

「ところで皆、姉さん欲しくないか?」唐突に話題変換する蒔人兄ちゃん。 『はぁ?』「姉ちゃんなら2人もいるじゃん」と弟妹たちの当然の疑問も馬耳東風。 「そうか、欲しいか〜」と勝手に結論付け、「どうしたの一体」首かしげる末っ子や「ははーん、さ・て・は」何か気づいた長女の尾行もOutオブ眼中。 「イチ、ニ、イチ、ニっ」と野菜満載の自転車で急な坂を一気に駆け上がり、青い屋根に赤レンガな喫茶店へ乱入する蒔人兄ちゃん「毎度、アニキ農場でーす!」 そこはうりざね顔ならぬウンザリ顔のメガネ美人・池田江里子(福岡サヤカ)さんが経営するお店。

「今日も色々持って来ました」鼻の下伸ばして、今朝採れたダイコンを見せる兄ちゃんを、窓の外から観察する弟妹の表情は、4者4様。 「やっぱりね、お兄ちゃん恋してるんだ〜」目一杯、面白がってる芳香。 「つーか、ワザワザ皆で見に来ンなよ」腕組みして呆れる翼(ん、そう言うキミはナゼここに?)。「まだ恋と決まった訳じゃないと思うけどな」麗はイザとなったら鬼小姑に豹変かな。 「いや、あのニヤけ顔は間違いない」魁は長井秀和のモノマネ〜。そして、レタス(CG)が蒔人兄ちゃんの顔にベシっと叩き付けられ『ええっ?!』っとなってOPへ。

「何よコレ、虫食いだらけじゃない」クレームつける江里子さんに、 無農薬だから少し虫食ってる方がイイ、見てくれより品質第一と説明する蒔人兄ちゃん。 でも、虫食いの野菜出したら店がビンボー臭くなると、腕組み江里子はアニキ農場野菜を断固拒否 「うちはお洒落なお店なの、見た目第一。品質なんてどうでもイイのよ」 この一言で兄弟たちによる“未来のお義姉さん”の評価は、すっげーヤナ感じのトンでもねー女にランクダウン。 それでも蒔人は、そんな考えもあるかもしれないけど美味しい方がいいと食い下がります。

野菜がたくましく育ってる所を見れば考えも変わるハズ「もし良かったら今度、ウチの畑へ見に来ませんか」(「ゲッ、口説いてるし」by芳香) 「何よそれ、デートの誘い?」(「しかもバレてるし」by翼)「え、あは、あははは」(「ごまかしてるし」by麗) 「あたしも罪な女ねー」(「自分で言ってるし」by魁)……傍目から見ても進展しなさそーなこの恋ですが、 江里子は緑のライトを下から浴びながら、悪役顔で1つのサボテンを蒔人に見せます。 「へ、へぇ〜、とっても珍しいサボテンですね。初めて見た」すかさずおべんちゃらの蒔人に「いいわ、じゃあこのサボテンに花を咲かせたら付き合ったげる。あたしだと思って可愛がってねー」と熱意0で手渡す江理子さん。 「ホントですか?! ステキな花を咲かせて見せます!」蒔人は単純に有頂天。

それを見届けた4人は公園の階段で兄弟会議。「あれ、絶対やべーって」魁の言葉に頷く麗。でも「別に良ンじゃねー? アニキが好きならよ」翼は投げやりです。 「俺がなんだってー!」そこへブレーキ音もけたたましくご本人登場。 溜息の弟妹たちに駆け寄り、元気出せと揺さぶります。 「兄ちゃん、あの女の人の事、好きなのかよ」って、おおっと聞きにくい核心をいきなり突く勇気ですな、魁ちん。 「私たち、見ちゃったの。喫茶店の女の人」尾行を告白するのもまた勇気ですね麗ちん。 「そっか、見てたのか。いやー、参ったなぁ」それらに気づかずノロケるのは、勇気と言うより鈍感?

そして「お兄ちゃん、あの人は止めといた方がいいよ。あれ絶対からかわれてるダケだって」経験者は語る……系な芳香の忠告が耳に入らず 「聞いてねーよ」呆れる翼にも気づかず「このサボテンにはなぁ、彼女の愛がいっぱい詰ってるんだ。だって愛は偉大だからな……キレイなサボテンにはトゲがある♪」とマージフォンのエマージェンシーも耳に入らず、語り続けるのは、勇気でも鈍感でもなく。色ボケだ色ボケ。

そんなデレデレ蒔人を引っぱって、魁がいつもの岸壁に駆けつけると、冥府兵ゾビル(戦闘員)に捕まった作業員の前で、銀のツボのフタを開ける冥府伍長ハイゾビル……「喜べ、今からお前を強〜くしてやる」 なんだかわかんないけど、企みを阻止したのはマジイエローのマジスティックボーガン。ツボは何処かへ飛んでって、作業員はマジブルーとマジピンクに助け起されて一目散。 「おのれー」怒れるハイゾビル達に身構える5人の魔法使い……と思ったら「んふ♪」マジグリーンだけは胸にサボテン抱いてデーレデレ。 「え゛?!」一斉に兄を見つめる4人ですが、ハイゾビルの命令一下、襲い来るゾビルの群れを前にしてはノンビリ詰問するヒマは無く、 たちまち始るアクションシーン。

しかーし、戦いの最中もアニキはサボテンを手放しません。ポイッと投げては鉢が落ちてくる前にゾビルをドカバキ。なんだかジャッキー・チェンみたいなコミカルでアクロバットな戦闘を繰り広げてます。 「蒔人兄ちゃん、何時までサボテン持ってんだよ!」ハイゾビルに手を焼くレッドに指摘されても「えへへへ(鉢投げて後ろのゾビル2体をひじ鉄撃破後、またまたサボテン胸に抱いて)江里子サンから『私だと思って大事にして』って言われたんだよ」とデレ〜ン。 「バカな事言ってないで、どっかに置いとけよ」イエローに注意されると「え゛ー……怒られちゃったね。ちょっとの間ココで待っててね」 万難を排して少し離れたドラム缶の上に安置して鉢植えに話しかけるお兄ちゃん。まぁ、いっか。サボテンは言葉が解るらしいし。 しかーし、ドラム缶の裏にはさっきハイゾビルが持ってた銀の壺が……這い出た紫のタツノオトシゴっぽいCG冥獣がサボテンの鉢にすうっと吸い込まれ、サボテンは“強〜く”されちゃったみたいです。

ローキックのイエローと、回転空気投げのブルー、ひらりマント使用のピンクが雑魚を片付け『ファイブ・ファンタジー・キック』でハイゾビルはドカーン。 「一体こいつ等何をしようとしてたんだ?」首ひねるイエローや「やった〜……いいじゃん勝ったんだから」無邪気に喜ぶレッドに背を向けて、 マジグリーンは両手広げてサボテンにまっしぐら。「お待たせv」こりゃもう、首っ丈どころか海抜8850mまでズッぽり恋にハマってますな。

マンドラ坊や(声・比嘉久美子)の叫びで音地獄と化してる、魔法の部屋。 悶え苦しむ弟妹を振り返ることなく、ヘッドホンつけてルンルンとサボテンの世話をしている蒔人兄ちゃん。 最後にマンドラ坊やをむんずと掴んで、グサっと植えたのは青いポリバケツ?  「コレでよし」満足そうな蒔人の視線の先には、大理石だか白磁だか……ともかく白地に金を施したマンドラ坊やの鉢に収まったサボテンくん。 そして「広〜いお家に引越しして良かったね〜、プ・チ・エ・リ・コ♪」愛情込めて霧吹きシュッシュッ 「ぷちえりこ……江里子?」「カノジョの名前つけてる」「キモっ」「よくやるよ」弟妹たちが呆れても 「酷いでござりますです。緑の魔法使いのくせに、この仕打ち。僕チン屈辱でござりますです」マンドラ坊やが涙ポロポロ落とし、再び殺人音波を発しても、 サボテン抱いて踊る長男の耳には入りません。なんせヘッドホンより強固な恋の耳栓してるもんなぁ。

「何ィっ、あの魔法使いどもが、また邪魔をしただと?」今回も地底冥府インフェルシアでは、凱力大将ブランケン様(声 江川央生)がお怒り中。 『はい』パンク系少女幹部のナイ(演・ほらん千秋)が壺をひっくり返します「あたし達が駆けつけた時は、ホラもう……空っぽ」 「からっぽぉ」とゴスロリ系少女幹部のメア(演・北神朋美)もお手上げポーズ「振っても振っても出て来ませんて」「きませんて」。 「おいウルザード、キサマあの魔法使いドモを始末するんじゃなかったのか!」怒りの矛先を魔導騎士に(演・磯部勉…これはこれは、久保田の町奉行 黒崎兵衛様by水戸黄門)に向けるブランケン。 しかし「本来ならば始末は出来ていた。それを邪魔したのは誰だ?」先週の件をウルザードに蒸し返され「なんだとぉ〜」一触即発の状況に。 そのワキでナイとメアは説明セリフに専念です「一体、どこ行っちゃったんだろう? 今ごろもう別の何かに憑依しちゃってたりして」「してたりしてぇ」

「今は亡きお母様(=小津深雪・マジマザー)から、皆々様のお目付け役を頼まれたこの僕チンより、あんなブサイクで下品なサボテンの方を大事にするなんて」 魔法の部屋で泣き寝入りのマンドラ坊やが、異様な気配に顔を上げると……部屋を飛びまわる魔法書たちを、 モリ漁みたいに根とトゲが一体化したような触手で突きまくり、てっぺんをパカっと開いてパクパク食べてるプチエリコ?!  「なんじゃこりゃーっ、でございますです!」ついには燭台までが、抵抗空しく絡め獲られて、大きく成長したプチエリコのエジキに。ビビッたマンドラ坊やはバケツに隠れ……恐怖の夜は明けました。

直径50cm以上の大サボテンを見つめる蒔人兄ちゃん「お、おおっ、おほーぅ、プチエリコぉー。凄いぞ、一晩にこんなに成長するなんて」異様な成長を疑いもせず大喜び、食卓にデンと移動させます「これも、愛の力……ってヤツかぁv」まぁ、ナイスな歌のバナナの例もあるし、緑の魔法使い的には普通の成長なんかな〜。 サボテンと兄の様子を見て、背筋がゾクゾクしてるっぽい弟2人に「僕チンは見たでござりますです」夜中にサボテンが本と燭台食ったとチクるマンドラ坊や。でも「バカなこと言ってんな。そんな事ある訳ないだろ」と蒔人に否定され、 「マンちゃん、きっと夢でも見たのよ」と麗にも信じてもらえず「起きろ〜、朝だぞ〜」芳香にくすぐられ、寝惚けたと決め付けられちゃいます。

「夢じゃないでござりますです」怒るマンドラ坊やがふと見れば、ロールパン喰っちゃってるタダモンじゃないサボテン・プチエリコ。 「ホラ、今またパンを食べたでござりますです」言われて5人が振り返ると、プチエリコはタダのサボテンのフリして食卓に鎮座。 「別になんともないじゃないか」寝ぼけてんだろとマンドラ坊やを翼たちが非難している間にプチエリコは“まろやか牛乳”をがぶ飲み 「今度は大胆にも牛乳を飲んだでござりますです!」皆がふり向くとプチエリコはおすまし「もういい、俺たちが笑っている間にやめといたほうがいいぞ」マンドラ坊やがさらに信用を無くし、昨日の鳴き声や第3話までシカトしてた過去の悪行を反省しかけてたかも知れない時、 プチエリコはアニキサラダをパスして、皿を傾けハムエッグをパックン「だからほらー」『いい加減にしろ!』

「プチエリコはなぁ!」怒りの蒔人がマンドラ坊やに掴みかかった時、なんとデカサボテンから黄色いストレチアめいた花がキラキラリン 「咲いた……花が咲いたぁ!」ベートーベンの第9『歓喜の歌』をBGMにマンドラバケツをボトっと落とし、サボテン抱きしめ「江里子さぁーん♪」。 自転車で大暴走の蒔人兄ちゃん、前カゴの巨大サボテンと一緒に、月夜の空まで飛んでっちゃいそうな舞い上がりっぷりです。

「咲きましたよサボテン、見てください! ホラ」喫茶店に飛び込む蒔人。でも「何よコレ。ぜんぜん違うサボテンじゃない」まぁ、事実はどうあれ、それが常識的判断だよな。 間違いなく貰ったサボテンが立派に育ったと主張する蒔人を「そんなウソ、信じられると思うの? どうせ私をモノにしたくてすりかえたんでしょ」全く信じない江里子さん。 でも恋の耳栓装備の蒔人は「きっと俺の愛がこのサボテンに花を咲かせたんですよ」とニッコニコ。 ついにたまりかねた江里子さんはネタばらし「咲く訳無いのよ。だってアレ、花が咲かないサボテンなんだもの」

「え゛」「あ……」始めから付き合う気など無かったと、やっと気づいた蒔人はしょんぼり 「だから何だってのよ。あんたみたいな暑苦しい男とアタシみたいないい女が釣り合うワケないでしょ。ちょっとでも夢見られたんだから、ありがたく思いなさいよ」 その場シノギがばれた江里子さんは、はっきり言うのも優しさ(?)とばかりに言葉の三行半をバシッと叩き付けます。 それにキレたのは蒔人ではなく兄を心配して、窓の外から様子を見てた弟妹達。

「おい、どうする気だっ」立ち上がった弟を慌てて止める翼。「離せよ、一コト言ってくるっ」魁がチィ兄を振り切ろうともがいてる間に、 怒ると怖い麗が立ち上がり「生ぬるい……一発殴ってくる」あわわ、目がン・マ様より怖いでござりますです。 突撃かける水の魔法使いを追って、結局4人とも店内へ乱入。赤と黄色の男の子に羽交い絞めされる青服娘と、その後ろでオロオロしてるピンクの女性と言う、常識の範囲を超えた闖入者に江里子さんがアワアワしている間に、 振り回してた麗の拳が蒔人の頬にクリーンヒット! フラれて殴られて凄い顔芸して気絶して、散々な午前中だった蒔人は、土手でプチエリコを抱えてがっくり。そんな兄を腫れ物に触るようにそっと見守る弟妹達。

「お兄ちゃん可哀想」呟く芳香の後ろには殴ったことを後悔して小さくなってる麗ちゃん。 「でも何で咲かない筈の花が咲いたんだ?」冷静な翼の疑問に「そんな事、どうでも良いじゃん」と、蒔人の肩を叩く魁。猪突猛進な赤の魔法使いらしいというか無謀と言うか。「もう、そのサボテン要らないだろ? 捨てちまえよ」ってをぃをぃをぃ。 「いや、この花は大事に育てるよ」寂しく微笑む蒔人ですが、プチエリコがパカパカっと開くのを目の当たりにして「うわわっ!?」いきなりポイ捨て。 幸いマンドラ坊やの鉢は割れることなく土手を転がり、触手出して態勢立て直すプチエリコ。 立ち上がれば『遊星からの物体X』、アニキ自転車を食べる姿はガッちゃん(Dr.スランプ)、そして歩くSEはサボテンくん(聖剣伝説)?

ついには人間大のサボテン冥獣に大成長を遂げ、腰抜かしてる小津兄弟を尻目に土手を……頭っから前転してゴロゴロ逃走。 って言うか、演技とは思えないやたらリアルな固まりっぷりと慌てっぷりで冥獣を追う蒔人達から、マジ転び疑惑がムクムク育ってきます。いや、いくらスタントマンでもキグルミ着て頭っから土手落ちってのは無茶すぎじゃないかと、 えと、放映されてるってコトは大怪我とかしてないってコトだよね? ……ぶ、無事で何より。ま、とにもかくにもCMへ〜。

緑のアイキャッチで始ったBパートは、森林公園を逃げる冥獣プチエリコというかラージエリコから開始です。 「一体何なんだよアレ」「知るかよ」「待てー」追いかける5人をさえぎるように木の枝から下りて来たのは、ナイとメアの笑い声と4本の可愛いおみ足。 「冥獣に決まってんじゃん」「きまってんじゃん」下にたむろするゾビル達が思わず見上げたくなる場所から登場です。 「このツボに入っていた冥獣スペクターは人間に憑依して化物に変えちゃう可愛い奴」「かわいいやつ」「でも、あんた達が邪魔したお陰で植木に憑依しちゃったみたいね」「みたいねー」 小首傾げるメア、やっぱり可愛いなぁ〜

「でもま、どっちにしても人間を食べてくれるんだしぃ」ナイの言葉が終らないうちに、森をつんざく女性の悲鳴。 「あれは、江里子さんの声だ!」恋する男の子は変身しなくてもスーパーマン「江里子さーん!」愛する人の名を叫び、ゾビルをすり抜け、ナイとメアのフトモモも無視して、加速装置つきとしか思えない走り方で蒔人は森の奥へ一直線。 天使ならぬ恋するオトコノコが駆け抜けた一瞬の静けさの後『ま、いっか』顔を見合わせたナイとメアは気を取り直し、4人もゾビル相手に生身戦闘開始。 とりあえず見所は、翼のアッパーと麗と芳香のマジカルシスターズ・キックってコトで(注 見えません)。 そして4人は早々に変身。

一方、愛する人を救おうと森を走る蒔人は、カバンを見つけ「江里子さん……」祈るようにマージフォンをワンド形態に伸ばして「森よ、教えてくれ! 江里子さんはどこだ、ジルマ・マジカ!」 緑の光を浴びた木々たちは、一斉に身をよじって一方向へなびきます「こっちか、ありがとう」ちょっとETやネコバスを思い出したりなんかして。 その後も道を外れそうになるたびに行く手をさえぎり正しい道を示す森の木々「こっちか、ありがとうサクラの木。ありがとう樫の木」植物に励まされ見送られ、 「何なのよコレー」と逃げてた江里子さんが食われる前に、蒔人兄ちゃんは冥獣プチエリコに体当たり〜。

「江里子さんに手を出すなぁ!」手を広げ足も広げて、全身で愛する人を庇う蒔人兄ちゃん。 そして変身ケータイを手にしますが、「蒔人くん?」と首かしげる江里子さんの目の前で変身すると魔法使いだとバレちゃうワケで…… 「俺がヤツをひきつけます。だから今のうちに逃げてください!」 なんとか避難するよう促す蒔人兄ちゃん。だけど曲りなりにもマジメな蒔人が惚れた江里子さん「あんた、バカ? そんな化物に敵うわけないじゃないっ」1人だけで逃げるのは嫌だと首振ります。

「俺なら大丈夫ですから」「大丈夫なワケないでしょ!」後ろのカノジョと言い合いしながらサボテンに突撃した蒔人は人体(衣装への火薬仕込み)をやってのける大熱演で、どこぞの101回目のプロポーズなセリフを口にします 「俺はやられないっ。俺は江里子さんが好きだからっ。江里子さんが好きだから」そう言えば、髪型もなんとなく似てますなぁ。 愛は戦闘にゃ関係ない、今は告白してる場合でもない「あたし、あんたに酷いことしたのよ」戦うのを止めさせようと言葉重ねる江里子さんに 「それでも、江里子さんが好きだから」最後は静かに語って、特攻かける蒔人兄ちゃん。 そのハイキックと回し蹴りと気迫と自己犠牲と「逃げるんだー」って必死の叫びに背中押されて、ついに走り出す江里子さん。見捨てたというより思いを無駄にしないというか、惚れた相手の言うことだから聞いたとか?!

江里子さんが逃げたのを見届け、ひじ鉄で距離をとった蒔人はカカト落しでプチエリコを撃沈。 主役回らしく単独変身と名乗りはフルバージョン。針千本攻撃(FF)を仁王立ちで受けきって、爆炎晴れたその後は、木の梢から飛び降りキック。 トドメは「森よ、俺に力を。ジー・マジカ!」木々から貰ったパワーをマジスティックアックスに込め「喰らえグリーングランドボンバー!」バフバフ言ってたプチエリコをチェックメイト。

「なんだ兄貴1人で片付けちまったのか」 駆けつけたマジイエローに「あっはっはっ」と笑って応える緑の魔法使いは「愛の、勝利だー!」なんて雄叫び上げ、 嫌な事をされても好きでいられる凄さに感動するマジブルーにサムズアップ。 「愛し続けることも勇気、なのね?」うるうるなマジピンクにはVサイン。 「蒔人兄ちゃん、男だぜ。かっこいー」ガシっと握るマジレッドの手を「そうかぁ」なんて、マジグリーンが力強く握り返してたら…… ウルザードの呪文で、プチエリコは再生巨大化。

「でも俺たちにはあの力が戻ってきたんだ」「そうだ、俺たちにはマジキングの力があるっ」 そんな弟達の言葉に応え、マジクリーンを中心に巨大化&合体してマジキング登場。 針攻撃は翼で防御し、巨大プチエリコ(矛盾しまくった書きかただなぁ……しかし)にパンチ一発。さらに剣を振るってぶっ飛ばし「やっぱりスゲーよマジキングの力」と販促セリフで感動するマジレッド。 さらに「感じる、新たな呪文だ」震えるマジグリーンを中心に「お兄ちゃんの勇気に魔法が応えたのね」不思議空間で横一列になった5人は声を合わせ『ジルマ・マジ・マジーネ』。 剣から飛んだ金の魔法陣が巨大プチエリコを根元から包み、サボテンは縮んで紫色のタツノオトシゴっぽいのが分離「アイツがサボテンに憑依してた冥獣か!」 そしてスペクターはキングカリバー魔法斬りでスッパーン『チェックメイト!』

さて……アニキ農場で白菜をチェックし「よしっ」とガッツポーズの蒔人兄ちゃん。 「ほら、江里子さんもこっち来て、見てくださいよ。大きい白菜ですよ」 嬉しそうに語りかける先には、つまんなそうに土留めブロックに腰かけてるメガネ美人「ヤダ、あたしハイヒールなのよ」って、ええ! まさかまさかの恋愛成就っスか? 

今、長靴もって来ると駆け出しそうな蒔人を「やだ」と呼びとめ「抱っこ」と甘える江里子さん。 即座に作業手袋をポイッと投げ捨て、デレデレになってお姫様抱っこする長男を見た弟妹達は首をひねります 「なんか仲良くなってんだけど」「どうしてこういう展開なんだ?」「どういうこと、芳香姉ちゃん?」「んふ、男と女はわかんないモンなのねぇ」 不意に畑で上がる嬌声「おっとっと」「やぁーん」「ごめんなさい、すんません」足場の悪い畑だから、ココまでは予測の範囲内でしたが、 仰向けに倒れた江里子さんが、4人が見てる前で蒔人の肩に手をかけにっこり微笑んで……ってマジか!?  「やっちゃったー」しっかり見てる芳香 驚いて背を向ける魁、口を覆う麗、腰に手で溜息の翼。 そんな4色の人間の壁の影では……あひょ〜ん。

今回の呪文紹介コーナー 『ジルマ・マジ・マジーネ』
本編で確執のあったマンドラ坊やと蒔人兄ちゃんによる解説コーナー。 「今日の呪文は」『ジルマ・マジ・マジーネ』「取り憑いた冥獣を追い出す呪文だったな」とマジキングでの使用例を背景に平和に始ったと思ったら…… 「ジルマ・マジ・マジーネ、ジルマ・マジ・マジーネ、くぉのっ、僕チンの家から出て行くでござりますです!」 プチエリコを揺さぶるマンドラ坊や、まだポリバケツ住まいだったのねん。っていうか「こらー、メッ」とマンちゃんからサボテン保護し、抱えて立ち去る蒔人兄ちゃん……戦闘後、プチエリコを探し当てて植え直してたのか。 「1人はイヤでござりますです……」蒔人においていかれて反省のマンちゃん、はてさて、来週もポリバケツかな。

次回予告 ステージ11『吸血鬼の夜〜マジーロ・マジカ〜』
『メロメロになっちゃうよ〜』今風の服着た普通メイクのナイとメアが、バンドやってるって何事?!  そのコンサートに行った芳香姉ちゃんが八重歯光らせて翼に襲い掛かったり、朝日を浴びてグタ〜となったり。 なんだかエラい事になってる次回の見所は、ゾビルを蹴散らす小津家長女の、ヴァンパイアパワー全開の夜限定生身格闘。 夜型愛人専門店とかアンダーワールドとか、特撮的なアクションつーか、いや、あの、ぱんちらは関係なくて、その……た、楽しみです〜

仮面ライダー響鬼・十二之巻『開く秘密』
前回までに解ったことを語るアバンタイトルと、女性スキャットのOPで始った今回の仮面ライダー響鬼。 甘味処『たちばな』の座敷席で、持田ひとみ(演 森絵梨佳) ちゃんが城南高等学校ガイドなんてパンフで、個性溢れる部活紹介を見ていた頃、 主人公の安達明日夢(演 栩原楽人)は隠し扉→らせんシューターという手順で盛大に滑落中。並行して山肌を滑落している響鬼が、とっさにリョクオオザルを放って次に備えているのに比べて、成す術なくズザザ〜……情けなさ倍増です。

明日夢が辿りついたのは “もんすたあ さぷらいずど ゆう”なんて書いてありそうな、蛍光灯も頼りない地下ダンジョン。ふり向けば一方通行だったか扉は無し。 ミルワ……もとい携帯電話の灯で照らし、マッピングもせずに探索始めた明日夢君、盗賊のスキルもないのに、なんて無謀な……。壁から崩れたレンガに足を取られタマタマ触れた壁が隠しスイッチで、 幸い開発室に転がり込んだけど、対人センサーもない地下基地に、携帯電話のアンテナなんかあるワケ無いし、下手すると誰にも気づいてもらえないまま脱水症になってたかも。

「幼馴染の私が、そこら辺を少しだけ埋めたげよっか」
眩しさに目が慣れた明日夢が、壁やガラスケースに並ぶ魔化魍退治のグッズを「すげー」と興味津々手にとってたら、 白衣にメガネで作業中のみどり(梅宮万紗子)さん登場「明日夢君…」「みどりさん…」『なんで?』。 ジャスミンが懐かしくなる「そう、驚き倍増、服部半蔵って感じ?」なーんてオヤジギャグかっ飛ばしながらココがたちばなの地下だと説明し、“友達”のヒビキさんの事をよく知らないと悩む明日夢に 「この事は他言無用でお願いね」と猛士と鬼と魔化魍についてレクチャーです。

魔化魍を倒せるのは、鍛えて鍛えぬいた鬼が放つ清めの音だけ。 大昔から倒しても倒しても、年に100匹くらい出てくる魔化魍(環境によって色違いやリデコバージョン有り)が、 最近増えてもう大変。猛士は鬼に助けられた人が集まって出来た支援団体で……等々、幼児誌や週刊女性5/3号を読んでなくて、公式サイトをチェック出来ない視聴者に改めて解説です。 音角で起動した御フダが折り鶴になって羽ばたいたり、音撃鼓や音撃棒が案外重いとか、でっかい試作品のアカネタカや設計図見せたり、 鬼の個人ファイルまで……みどりさんってば日菜佳ちゃんと並ぶ、猛士の重大なセキュリティホールっスね〜。 ちなみにヒビキさんの本名は日高仁志、本籍は岐阜で現住所はたちばな。生年月日1974年12月16……って、演じてる細川茂樹氏のプロフィールのアレンジ?

「安心したってのは変ですけど、ちょっと考えなきゃなって……」
ヒビキが鬼を目指したから、猛士に入ったみどりさん。でもヒビキくんに言わせれば、鬼になったキッカケは「それでも男なの?」ってみどりの一言。  そして、無力感を痛感して鍛えなきゃと奮起した原因は、クラスメイトが転校にまで至ったケンカ……そりゃまぁヒビキもみどりも、中学時代で運命の恋人なんてマセたタイプじゃないもんなぁ。 ヒビキさんも10代半は落ち込んで悩んで、次からそうならないように頑張るしかない……なんて思った時期もあると知って、明日夢くんもようやく前向きに。 「みどりさん、色々教えてもらってありがとうございました」「そうそう、あの日も、ヒビキ君そんな感じでお礼言ってくれたんだっけ」微笑むみどりに教えられた帰り道はナワバシゴ……やっぱWizぽいぞ、たちばな地下ダンジョン。

武者童子と鎧姫を尾行する音式神・リョクオオザルが、木に掴まった“絶景かな”ポーズで目玉ピカピカ録画する様も可愛いけど、沢に落ちて首だけ変身解除の響鬼(演 細川茂樹)を励ます、アカネタカ・ルリオオカミ・キハダガニといった賑やかしディスクアニマル達も可愛いなぁ。 「にしても、アイツ等、強くなりやがったな……大丈夫、負けないぜぇ!」実際には現場にいないCGキャラ達を、笑顔で安心させて強がるヒビキさんもいい顔です。 ただ、リョクオオザルが記録してきた画像を見るのに、トラッキング調整が自分で出来ない機械オンチぶりはヤバいっつーか、自動車とバイクだけでなく、携帯もビデオ予約もメールも、ダメっぽいっスねヒビキさん。

(メリーさんのヒツジで)緑のゴリラ、ゴリラ、ゴリラ〜 ドングリまなこのカメラ〜マン♪
……緑のDA? みどり製作ゴリラの意味? それはともかく、なぜか3枚リョクオオザルディクスを取り出して「じゃあー、問題です。0番の戦闘用ディスクは〜どれでしょう?」な立花香須実(演 蒲生麻由)と「うーんどれかな〜 コレでしょ」 一番薄いのをニコヤカに取るヒビキ。 お互い緊張をほぐすための心づかいなんだろうけど、背を向けるといきなり真顔“あほくさ”とお互い思ってるっぽいのがナンともカンとも。 っていうか、戦闘用と探索用じゃ、素材もサイズも違ってたんだね、音式神。

「やっぱ今度の親玉、タチ悪いねぇ」立花勢知郎(演 下條アトム )と立花日菜佳(演 神戸みゆき)が、明日夢とひとみをほったらかして、 昔の資料をひっくりかえし、童子の鎧が解けてる絵を見つけた頃、 ヒビキもリョクオオザルの録画から、童子たちが変調するまでの時間をストップウォッチで計って作戦立ててますが…… “今度の親玉”ってナンですか、おやっさん。 「まぁ、元々タチが悪いのがバケモンですからね」なんてヒビキさん共々冷静ですが、 魔化魍は自然現象だけど、意思もってハカリゴトする親玉なんてヤツも昔から居たんですか〜い。

「急激な変化はヤツラにも無理があったようだ……」
育てた魔化魍を何とか里に下ろすために邪魔な鬼を強い童子たちでやっつけちゃおう作戦を無理を承知で実行する、黒帽子に黒マント男さん。 「われ等、与えられた力で鬼を倒し……」と報告する童子(演 村田充)と姫(演 芦名星)を、杖でバシバシ、無言でお仕置きです。 ヒビキにトドメを刺さなかったのが気に食わないのか、“出来損ない”だからなのか……えっと、ウニ飲んで防御力と攻撃力Up作戦は、 まだ改良の余地有りって事なのかな。っていうか、ヌリカベの姫と童子は人体実験というかモルモットっスか?

「あれ、おかしいな」「お客さん、いらっしゃるのに」
渋谷のグランマルニエ広尾102在住で本籍奈良県、1986年3月15日生まれの和泉伊織……ことイブキ(演 渋江譲二)は、ひとみちゃんしかいないニンジャ屋敷な甘味処たちばなで、地下へ入れなくて思案顔。 日菜佳の携帯にかけたらば、店番頼まれて作務衣に着替え、城南の入学式を休んてDAの試験にいってた弟子の天美あきら(演 秋山奈々)は、ひとみの制服みて同じ学校だと盛り上がり……ナワ梯子で店まで戻った明日夢を見て二人声を揃えて『安達くん?』って、 ちょっと待てぇいっ、あきらちゃん、女の子なのにイブキと同じ部屋で着替えてなかったか? き、鍛えてますな〜。

さて、木々をバキバキやりながらヌリカベは里へ進行中……キハダカニが知らせてきた緊急事態に、万が一を考えて香須実は避難誘導のため別行動。 ヒビキは変身して、足止めに来た武者童子と鎧姫を引き付けつつ、 ディスクアニマルを牽制に使って、巴投げやグリーングランド(っぽい技)も混ぜつつ時間稼ぎ作戦です。 設計と試作は東京のみどりさんで、大量生産は吉野の本部なDA。 キアカジシや、アサギワシといった最新モデルの試作DAに指揮されて、死地へ飛び込み 砕かれるアカネタカやルリオオカミに、量産型の悲哀を微妙に感じてみたりして。

「勉強したよ……ロクに鍛えてなくて急に強くなろうとしてもしょせん無理があるって事だな」 時間切れって3分くらいかな? 剣で左肩を木に縫い付けられ、絶体絶命の響鬼の眼前で、童子と姫の鎧が解け武器も粒子分解。 蹴り飛ばして距離をとり、気合で傷を治した響鬼の反撃開始。 竹薮を抜けてバチから飛ばした火弾2発で、童子と姫はあっさり片付け、 でっかい植物性二枚貝っていうか、プチエリコ風直立歩行カタツムリなヌリカベをライダーキック。 でもそこは、農作業小屋に果樹園と人家まで500m足らずの場所?

背水の陣ならぬ、背村の陣なクライマックス戦闘〜。
「すまん」と香須実の労をねぎらって、送電線や人家をバックに、水管っぽいツノと鳴き声がプリチーなヌリカベと戦う響鬼。 伸びてくる根っこをモグラ叩きして排除して、動きの鈍い腹部に音撃鼓を展開し “猛火怒涛の型”で撃破したわけですが、間の取り方というかリズムが違うのかなぁ……実は型が区別つかなかったりするんだけど。 今度、和太鼓のサイトでも検索してみよっと。 そして、ココまで大騒ぎしてても野次馬が居ない人里……どういう名目で皆を避難させたんだろう、地域在住の猛士メンバー・松山さん。 火山性ガスか地すべりの危険とでも言ったのかな?

次回予告 十三之巻『乱れる運命(さだめ)』
合格祝いをすっぽかされて以来です、郁子(演 水木薫)ママ。授業中に腹痛訴えた明日夢を心配して駆けつけるなんて、いいお母さんっぷりは変わりませんなぁ。 それに比べて魔化魍サイドは、豹変した童子が、育ててた姑獲鳥(ウブメ)も姫も食っちまったなんて、新聞の三面記事も真っ青な殺伐ぶり……いよいよ等身大の怪人と本格戦闘、なのかな。 姫が狂わず童子が暴走するのは小さな視聴者への配慮か、父性と母性の歪みである産女を表現するのに、“女声の男”の方が相応しいから……かな? っていうか、そろそろ石ノ森章太郎先生と並べて、魔化魍原案・京極夏彦と書いちゃいません?


4月16日
土曜朝の7時台にワクワク気分で目覚めるのは、2週間ぶり。だって今日は劇場版プリキュアの封切日〜。そして、八重桜見物にお札の製造工場の通り抜け〜。……なんてイベントとは関係なく、 行ってみようか土曜朝の特撮感想日記〜

ウルトラマンネクサス エピソード27 祈り ‐ プレーヤー ‐
巨大サソリことグランテラの硬い外骨格に阻まれて、ナイトレイダーの攻撃機じゃ“てつのサソリ”に“ひのきのぼう”状態。 そこへ青い巨人が現れてメタフィールド(亜空間)へ怪獣引き込んだってぇ、見慣れ過ぎた映像から久しぶりのウルトラマン・ネクサスは始りました。 2週間前どころか、3週間前のクライマックス……何だかCM前後で、同じ画像とナレーション流すバラエティ番組みてる気分です。

「各機、ストライクフォーメーション。追うぞ」和倉隊長(演・石橋保)の指示で亜空間へ突入するNR機ですが、ウルトラマンのビームデータ失った地球解放機構は、しょせんタダの引き立て役。 基本的には玩具の宣伝兼ねて上空旋回しつつ「速いっ」「やるじゃないか」なんて解説。 たま〜にミサイルで支援。でもって最大の役目は怪獣に撃墜されそうになる事。今回も板野ミサイル(仮称)を撃って離脱するチェスターδが、グランテラの尻尾光線に狙われて危機一髪。すかさず青い巨人が身を盾にして庇い、ウルトラマンの善良さや博愛精神をアピールです。

今週のクライマックスバトル
ウルトラマンは先々週のコサックターンの後、立ち位置を変えるのも、グランテラが振り回す尻尾を避けるのも、駆け上がりハイキックも……初心者が操作する春麗のように、宙返りを多用してスピード戦闘を繰り広げます。 さらに距離を取ってのアローレイ・シュトロームも披露。 反撃の尻尾光線2発をシュトロームソードで華麗に斬り払った後、3発目は喰らって初陣っぽさも演出したりして。 しかしグランテラは闇の干渉でメタフィールドから転移して、決め技のオーバーレイ・シュトロームは来週にお預け……もぅ、ジラしてくれちゃって〜。

膝をついたウルトラマンの姿が薄れメタフィールドも光に分解。先代のネクサス適能者・姫矢准のパターンを当て嵌め、勝手にチェスターδを着陸させてデュナミスト探しを始める 孤門一輝(演・川久保拓司 主人公?)。見つけたのは、ジョギングしている遊園地の住み込みアルバイト千樹憐(内山眞人)。 針巣直市(きくち英一)と「お、少年。朝帰りか?」 「そんな訳あるじゃないですか。俺人気者だからさ、あちこちから呼ばれて忙しくてもう大変」なんて会話して、楽屋へ入る憐をストーキング。 東武動物公園のスタッフオンリーな場所へ不法侵入し 「あんたか、俺のこと調べてたのは?」と、17歳のバイト君に取り押さえられるマヌケな事態に。そりゃ、孤門くんが受けてたのは射撃と飛行訓練ばかりだったけどぉ。スペースビースト相手に生身で格闘なんて有り得ないけどさぁ。 税金で雇われている戦闘部隊なのに、嘆かわしい。

「キミは誰なんだ? 何者なんだ?」取り押えた相手に聞き返され、謎の監視員とは別人と判断した憐は緊張の糸がプッツン……倒れちゃいました。 昔取った杵柄で孤門は憐の右肩の負傷を発見「今まで……ガマンして?」チェスターδの盾になってくれた時のケガだと察して何も言わずに手当てです。 意識を取り戻した憐に、傷がふさがるまで暴れるなと忠告し、起きたら飯を食えとホットドッグ押し付け、様子見に来た針巣に頼んでバイトも休みにしたと説明する孤門くん。初めて元レスキュー隊員のスキルと権威が役に立ったねぇ。

孤門に対して、名前以外は遊園地での業務内容だけ話し「以上自己紹介終わり」と締める憐。 戦争捕虜に近い受け答えに「つまりそれ以上何も話す気はないワケか」溜息の孤門くんは「言わないよ、誰にも」と秘密厳守を約束し、驚くべきことに副隊長にも秘匿……したのはエラかったけど、 ダラスの入管データから憐の素性検索するのに、自室のパソコン使ってTLTデータベースにアクセスするのは、秘密部隊の制服で遊園地をウロつく以上にヤバいっス。しかも個人データがシールドされてたからといって、その壁となる単語“グループPP”の事をCICに聞くなんて、ボケまくりだ孤門〜。

話し戻して……針巣に“兄です”とでも言ったのかと不思議がられ、イトコ詐称を白状した孤門くん「ダッサー、超ウソくせー」と17歳に笑われまくり。 下手なウソついたツケはすぐに回り「あんたか、憐のイトコって?」バイト仲間の尾白高志(鈴木圭)に呼び止められ、 “向こう”で憐が何してたのかと尋ねられ、ぎこちなく言葉を濁す孤門くん。 憐のパスポートはUSA発行。スタンプは2009年8月16日付けのダラスのみ。どう考えても“ワケあり”な憐の力になりたいと語る尾白、イイ奴だなぁ。 そして「陽の光や木々や風、そんな当たり前の物の中にいるだけで、憐はとても嬉しそうだった。僕は憐がなぜそんな陰りのない目をしていたのか、その時はわからなかった」と孤門モノローグはやはりセカチュー調。憐はやっぱ亜紀みたいに……?

今週の西条凪副隊長(演・佐藤康恵)「力を手に入れたために闇に引き込まれる人間もいる」
新たなデュナミストが姫矢と同じような人間とは限らない、探索し拘束するべきだと、相変わらずウルトラマン不信症な副隊長。 「デュナミストの捜索は我々の任務ではない」と隊長は話しを打ち切りますが、 「あなたはデュナミストに会った?」と孤門に再度質問して、 人にとり憑く未知の存在への警告を副隊長は繰り返します。まぁ、両親殺したヤツと元カレって、悪い実例に2回も出あっちゃってるもんなぁ。

「キミ達が知る必要はありません。報告は全て直接、私に上げてください」
MPリーダー首藤沙耶(日高ひとみ)が「すぐにかかりなさい」と新人MPに下す監視のミッション。 対象は千樹憐な訳ですが、首藤にも語らない独断先行っぽい松永要一郎管理官(演・堀内正美)の“理由”、孤門が超えられなかったパスワードの先にある、USAのTLTが絡んでそうな『グループPP』関連かな。 デュナミストだとわかったら、監視なんて手順すっ飛ばして、拘束&データ採りに走りそうだもん、このオッサン。

野々宮瑞生(宮下ともみ)のステイクアウト・トラブル
官給品の黒スーツはMPの“記号”だから仕方ないにしろ、監視任務はペアが基本でしょ〜。そんなこんなでデカレンジャーEp09よりもグダグダな結果になりました。 「あたしの他にもターゲットを監視している人間がいる」と 木陰の“ヘビ皮指なし手袋男”に気づいたのはいいけど、深追いして対象である憐に気づかれ 「名前なんていうの」と監視対象にナンパされ、息が切れるほどの勢いで早歩きで振り切り 「しまった、ターゲット見失った」ってをぃをぃ。さらに付きまとうパンダのきぐるみ(=憐)の目前で、進行状況の報告させる首藤の電話に出て「瑞生です……何の問題もありません」とウソ報告しちゃうんだもんなぁ。ホージーの言葉を借りれば“プロ失格”

任務失敗して途方にくれてベンチに座ってた瑞生は、憐に名前呼ばれてビックリ。 パンダの正体にやっと気づき、さらにチョコアイス勧められ落ち込みまくり 「記憶を消した人の為にいつも祈るの? 2度と悪夢が蘇らないように……」自分しか知らない事まで聞く憐からついに逃げ出します。 「ごめん 俺、驚かせるとかそんなつもりで……また来て、俺ずっとここにいるから」おっと、ナンパは探りではなく本気ですか憐くん。 ビビりつつも「一体彼は、何者なんだろう」興味を抱いた瑞生と一応恋愛フラグは立ったかな?

今週のNRのその他2人。
「問題は、コードネーム・グランテラが消失時に発生したこの闇です」と画像示すCICに「ダークフイールド?」と聞いたくらいだったかな、平木詩織隊員(演・五藤圭子)の出番。 さすがに石堀光彦隊員(演・加藤厚成)は 「待ってください、ダークフィールドを発生させるのは黒いウルトラマン。つまり溝呂木です、奴はもう存在しません」等、セリフがそこそこありました。 過去の物とはまったく性質が違うダークフィールドGを発生させた未知の敵 “アンノウンハンド、つまり闇の見えざる手”の正体探るためにも、グランテラの分析を急げといわれて「解りました」とか……瑞生のドジっ娘属性が明らかになった今週。 スパイの最有力候補は石堀に?

CIC吉良沢優(演・田中伸彦)
クロムチェスターのオプチカモフラージュシステムを、予告前のシークレットファイルで解説する以外にも、珍しく活躍していた今週のイラストレーター。 「グループPPって何かご存じないですか?」なんて不用心な孤門の質問にしばらく沈黙し「失礼」と姿消した後 「まさか、3番目のデュナミストはプロメテの……」思わせぶりに呟いてファイル検索。 当然、孤門が超えられなかったパスワードはあっさりクリア。 8人の顔写真出して千樹憐のミッシング(行方不明)の表示見てたら 「ひさしぶりじゃん優」噂をすれば影どころか、CICルームに半透明な姿で現れる憐「2年半ぶりかな」慌てず騒がず会話する優。 ザ・ワンが他の生物を体内に取り込んで変化したのを参考に、 ネクストの因子を人間に組み込んで生み出された人工ウルトラマンなのかな、グループ・プロメテ(ピープル?)って。

予告 エピソード28 再会 ‐ リユニオン ‐
GWも近いし、出し惜しんでた必殺技も次回はお披露目のハズ。グランテラとは来週いよいよGCバリバリで決戦かな。 だって、制作費節約の為、怪獣は4週に1度倒されるのがお約束〜。 でもって、OPやアイキャッチを除いてミニチュア制作費を極力節約するメタフィールド設定ですが……ウルトラマンの存在の一部で作られてるのに、 遊園地っぽくなかったなぁ。追加されたウミユリもどきが一応、憐の個性かな?


4月15日
今日は、新しいドラえもんの放映日。
メインの声優さんが一斉に交代しただけでなく、キャラクターデザインも微妙に変わっちゃっての放映です。

まぁ、主要人物の名前と関係は同じなのに、声と顔立ちが変わっちゃった物語って意味では『カードキャプターさくら』から『ツバサ・クロニクル』へ……などという、題名や世界観まで変わっちゃったNHK教育アニメのお陰で、先週末に免疫出来てたりするから、乗り切る自信はてんこ盛り。

ずうっと前から予定されていた声優の交代。大半の人は番宣でもう慣れてるし、心柔らかく受け止める物と思われます。 ネットでなにやら言う人は多かろうけど、それは多分“辛口批評”を看板にしてあらゆる物を否定するのが芸風だったり、ネタにはオチをつけねばブログとして締まらないと感じる、月並みな様式美ってヤツだから、読む人も関係者も「ワンパターンだなぁ」と生温かく半笑いで受け止めるのがよろしいかと。

最初は違和感ありましたが、ヤマタノオロチの謎を解いたころにはメインキャストの声に、慣れちゃってました。 野比家のママが、葛城ミサトで月野うさぎな事にも、な、なんとか……多分。


4月14日
昔、増毛といえばワカメやコンブのバカ食いでしたが、今に豆腐や納豆といった大豆食品を食えと言われるようになるかもしれません。

京大の吉川正明教授ご一行が卵白のタンパク質を改良し、それを遺伝子組み換え大豆で大量生産なんてコトを試みてるそうで。 基本は降圧剤。血管を広げ血の巡りを良くして、毛根を元気にしちゃおうって薬ですが、毛穴に詰る脂はどうしたものやら。弱水流なシャンプーマシーンがお手軽値段になるのを待つしかないかな。

実際の増毛食品が、枝豆になるのか味噌汁になるのかは解りませんが……近い将来、ヘルシア緑茶並みのバカ高い豆乳を、隠れるように飲んでいるお年頃の紳士に気づいても、指差したりせずソッとしておこうね。約束だよ!


4月13日
アイボの次はヌーボー?
アストロボーイから続く“ボー”の呪縛は、昨日発売の家庭用ロボットにもついて回るんですねぇ。

58万8千円〜88万8千円。軽自動車だって買えちゃいそうなお値段の、40cm以下のちっちゃなお留守番ロボットくん。 鉄人28号感覚でリモコン操作したり、携帯電話で左目の画像確認できたりもする『nuvo』は、 4足歩行のペットロボ・アイボや、クルクル車輪回転する掃除機ロボ・ルンバと差別化をはかる二足歩行。
チャームポイントは初の一般向け販売にこぎ着けた人型って点なのかな。

アシモは莫大なレンタル代がかかっちゃうし、現在ホンダは売る気ないし……介護ロボットも現在はレンタルメイン。 出渕デザインなロボは赤十字CMでお見かけした後は愛・地球博ヘ……そのCMも最近見ないと思ったら、 AとOが足りませんキャンペーンのCMに、いつの間にか切り替わってたのねん。 血液が足りたらHRP-2PはCMに戻ってくるのかな?


4月12日
川柳が楽しい伊藤園『お〜いお茶』の牙城へ食い込む、サントリー『伊右衛門』とキリン『生茶』。コカコーラは『一』で、アサヒが『若武者』?  ソフトドリンク業界が売り場面積とCMでシノギを削る 緑茶市場ってコトらしいですが……花見弁当にはやっぱ、十六茶だよね〜

お茶の木をはじめとして、一斉に木々が芽吹くこの季節を、一言で言い表せば、即ち萌え。 888億の萌えと聞いて、意味なく緑茶と関連付けた人は……まぁ、いないか。 『燃える』と打ちたいのに、変換ソフトのオバカさんが『萌える』を第一候補にしてくれちゃうのが原因の、チャット発生用語だと信じているのは私だけでイイかな。

昔の言い方をすると『木の芽時』かなぁ。これは『萌え〜』と言ってる方々が大量に発生する時期を言うのであって、微妙にニュアンスは違うけど。対象は多分マニアックなものだから……オブラート五重包みな言い方で済まぬ。 無料スペースじゃ、これで精一杯。ところでクラリスは宮崎駿の萌えキャラの元祖だよね?


4月11日
中国がエラい事になってる訳ですが、今に海洋堂のフィギュアや剥き甘栗も、中国以外の国で加工されたモノばかりになる日が来るんですかねぇ。 ヤバいなぁ。漢字作った国として尊敬してたのに、なんだかションボリ。と、きな臭い話はひとまずワキに置いといて。

朝の連ドラ『ファイト』や昼ドラを皮切りに、いよいよ始った春期ドラマ。 覚書き代わりに題名をさらっと書かせていただきます。10日の神木隆之介&田中幸太朗な『あいくるしい』を始めとして、正直まだ、マトモにチェック出来てませんが……。

火曜日の玉鉄『離婚弁護士II』はガチとして、要潤な『曲がり角の彼女』はどうしよう。
土曜日は山村から離島に舞台が移った“みんな昔は子供だった”的『瑠璃の島』。 金曜日深夜は『雨と夢のあとに』で決まりですが、クドカン流台詞回しがやかましそうなコメディ『タイガー&ドラゴン』は……うーん。

『夢で会いましょう』に『汚れた舌』と木曜日は相変わらず激戦区。 ライブドア騒動の余波でストーリーが変わっちゃった 『恋におちたら僕の成功の秘密』は、 『おみやさん』のまま流れで見そうな……エースをねらえ!の快挙再びなるかの『アタックNo.1』の裏ってのが悩ましい。

今宵一週間後に始る『エンジン』は、挫折し再起を狙うレーサーと養護施設の子供たちが織り成すホームドラマ(?)1話だけ見てみて考えますかね。 正直、月曜日のドラマは『水戸黄門』と18日の『名奉行!大岡越前』て手一杯なんスよ〜。


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