一言半日記 2005 4_1〜4_10

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 マジレンジャー ステージ9 仮面ライダー響鬼・十一之巻  新アニメ『ツバサクロニクル』  JR東日本のロケ地提供サービス  オオクチバスの指定リスト問題ってあったんだ  スポーツ選手になりたい新1年生  春の行楽お弁当事情  春の筋肉祭番組  マジレンジャー ステージ8 仮面ライダー響鬼・拾一之巻巻  ウルトラマンネクサス Ep26  毎年恒例エイプリルフール
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。
4月10日
春眠暁を覚えずのハズが、6時過ぎに完璧に目が覚めちゃって、ゾロリなんてメじゃない『おジャ魔女』属性(関西ではナイショ最終回)を自覚してしまった日曜日〜(ふぁみちゃん……そっか、もう春風どれみは……)。 それではいってみよう、洋風魔法と和の妖怪退治がセットで楽しめる、日曜恒例特撮感想日記ィ〜

魔法戦隊マジレンジャー ステージ9『炎の友情合体〜ジルマ・マージ・マジ・ジンガ〜』
地底冥府インフェルシアじゃ、凱力大将ブランケン(声 江川央生)サマが今日も今日とてイラ立ち中。 ついにガマンしきれなくなって「アノ魔法使いどもから奪った力で、もう一度この俺を地上に出せ」ダンビラ振り回しながら魔導騎士ウルザード(演・磯部勉)に迫ります。 「言ったはずだ、あの力は赤の魔法使いの思いがけぬ力で封じられたとな。お前を再び地上に出すためには門の鍵を手にいれるしかない」 既に冥獣は派遣したとクールに背を向けるウルザード。バカの相手はしてられないと背中が語っちゃってますが……派遣するのはいつも人食い冥獣ばかり。 門の鍵って、犬夜叉でいう阿毘姫と鉄鶏ママンの“血の河”みたいな現象かなぁ。

どうせまた邪魔されるとブランケンは期待しちゃいませんが「奴らそろそろ叩き潰す頃合だ」とウルザードは自信満々、冥獣のヘルプに地上へむかいます 「えーい、気に食わん!」益々重くなるインフェルシアの雰囲気を、引っ掻き回すのはもちろん パンク系少女幹部のナイ(演・ほらん千秋)とゴスロリ系少女幹部のメア(演・北神朋美)「ウルザードってば、本当は持ってるのにねー」「のにねー」「黙っててあげるって言ったけど」『言っちゃおうか』 階段に座るなんて30分後の某姫や女子高生にも負けず劣らずの“生太モモさぁびす”からゲッツのポーズで立ち上がって御注進 ……あ、ぱんつですか? はっはっは〜 ゴスロリ仕様のヒラヒラつきドロワーズで何が何やら……だって、朝の子供番組だもん。

「ブランケン様にお伝えしたい事がございまーす」「ございまぁす」可愛く手を上げて、お耳を拝借〜ごにょごにょ(ここはシナリオになくても何かそれらしいこと言わなきゃ〜) 当然頭から蒸気吹いてお怒りのブランケン様。「なんだとォー!」床に突きたてた剣は白熱し、波状に広がる衝撃波。ホコリばかりか岩も降ってきたりしてゾビル(戦闘員)たちも大慌て。 「この俺をタバカルとは。おのれウルザード、断じてゆるさん」 『ひぇ〜』だの『はぃ〜』だのと可愛くビビってたナイとメアを、妖幻密使バンキュリア(声 渡辺美佐)として呼び寄せ、 何処からか出した黒いボウガンを、本来の姿に合体した彼女に寄こします。 「コレで何を……まさか?」禍々しく光るボウガンと、スーパー戦隊シリーズのロゴを走る光がシンクロしてOPに繋がる演出にちょっと感動〜。

本編は小津家、魔法の部屋の円卓から開始。 長女・芳香(マジピンク 演・別府あゆみ)と 次女・麗(マジブルー 演・甲斐麻美)が、お茶をしながら静かに息をつめて見守っているのは、 弟Aこと翼(マジイエロー 演・松本寛也)のボトルシップ制作。 「お、ちぃ兄。何してんの?」そこへ弟Bこと魁(マジレッド 演・橋本淳)がやってきます。 「いま、話しかけるな」メインマストを立てるのに苦心してるチィ兄ちゃんには取り合ってもらえず、 代わりに返事をくれたのは長男蒔人(マジグリーン 演・伊藤友樹)「ボトルシップっていってな。ああやってボトルの中で帆船を組み立てるんだ」 エプロンつけて手にスプレーと雑巾持ってた蒔人は、ステンドグラス磨き中?

「難しいのよ」麗の言葉で、年の近い兄へのライバル心を刺激された魁くん。 「ンだよ、そんなの簡単じゃん。俺に任せろよ」なんとマージフォンをワンド形態にして 「練成魔法の応用で……ジルマ・マジーロ」ピカッと光に包まれた各部品はビンの中で組み立て済み状態に。 ご丁寧にビンの口には封ロウつき栓まで施されてます。微妙な顔の兄弟たちに気づかず「ほら出来た」自慢げな末っ子。 しばらく固まってた翼が「何すんだてめぇ」掴みかかりそうになったのを寸前で止めた蒔人は、魁のおデコをペシっとお仕置き。 「何だよ、大変そうだったから手伝ってやったのに……ジルマ・マジーロ」またまた懲りずに呪文。船は作業台へ瞬間移動「ほら、コレでいいんだろ?」空瓶を手にする無邪気な魁に「良い訳ねーだろ……つーか、お前バカだろ」 脱力しちゃって椅子でガックリの翼に代わり、今度はゲンコでオシオキの蒔人兄ちゃん。

芳香と麗はダメ弟のフォローに回ります「でも魁ちゃん凄いじゃーん」 「出したり入れたりしてるように見えるけど、そういう形に練成しなおしてるって仕組みなんだ。なるほどねー」 Stage.1でケーキを出したりトロルや車を消してた母さんは……また別の魔法なのかな。 「一段と磨きのかかった、この俺の練成魔法を戦いに生かせばインフェルシアなんかメじゃねーぜ」ちょっと天狗の末っ子の背景で、蒔人が肩叩いても声かけても、目の前で手を振ってもピクりとも反応しない、項垂れる次男の姿が何気に上手〜い。 表情OK、コミカル演技プランも○。あとはカツゼツだけだ、翼チン!

「魁チン。ここで上手く行ったからといって何時も上手く行くとは限らないでございますです」 クギを刺したのはマンドラ坊や(声・比嘉久美子)「実戦では敵の体や武器に強力なパワーが宿っているでござりますです。 ですから、そのパワーに打ち勝つ強い思いが必要になるでござりますですよ」ゲームでも、呪文抵抗値(せいしん)とか回避率とかあるもんなぁ。 「強い思い? 何だよそれ。俺は充分強いって」笑顔の魁の実力を、早速試すように鳴るマージフォンのエマージェンシー(魔導陣反応?) 「行ってらっしゃーいで、ござりますですー」鉢植えに見送られて向かった先は、お馴染みの無国籍住宅街。しかもまた冥獣トロル出現です。 以前はボロ布まとっていた青トロルが皮鎧つけてるあたり、スレイブトロルからトロルバトラーくらいにはランクアップしてそうですが、やっぱ素手のまんま(丸太くらい持たせてやれよぉ)。

「あいつは」「前に母さんが倒したヤツと同じ種類の冥獣か」 青空の下でも元気な常識外れの青トロル。ぶっとい腕でのなぎ払い攻撃に対して、マジレンジャーに変身した5人は空高くジャンプ。 そのままゴレンジャー式宙返りして『ファイブファンタジーキック!』であっさりトロル撃破。キックを必殺技に選んだのは、 先週再び視聴率でぬき返した、30分後の番組への勝利宣言?(まさかね) 「やったぜ、俺たち強い!」レッドは喜んでますが時間はまだ7時37分。 あたりが暗くなって本命の御出座〜「トロルを一撃で倒すとは。また腕を上げたな魔法使いども」 トロルの残骸を抜けてゆっくり登場したウルカイザーは、魔導馬バリキオンを召喚して巨大化合体。 スポンサーフレンドリーに「闇の覇王ウルカイザー」と正式名称言ってビビる次男、大人っスねぇ。

「私達マジキングになれないままなのに」気弱な姉ちゃん×2と比べて 「やるしかねえだろ、今日こそ母さんの仇をとってやるんだ!」レッドはひたすらイケイケ。 4体合体マジドラゴンにマジフェニックスが騎乗して立ち向かうワケですが、合体時のBGMがインフェルシアのテーマ、負け戦ムード満点です。 やたら広くて細かいミニチュアセットで豪勢な巨大バトル開始。花火なブレス攻撃後「こないだの借りも100万倍にして返してやるぜ!」根拠なく息巻くマジフェニックス。 「格の違いというものを解らせてやろう」もの凄く余裕のウルカイザーに「うるせー」と突っ込んで3合打ち合っただけでよろけてます。 必殺技「バリジャベリン、魔導斬り!」は剣で受けたものの抗いきれず、魔竜になってた兄ちゃん姉ちゃんの合体解けて大ピンチ「サラバだ、俺以外の魔法使いども」

ピンチを救ったのはウルカイザーの背に刺さった一本の矢。 振り返れば投げキッスしてビルの屋上から飛び去るバンキュリア 「悪く思わないでね。その矢には強力な呪いがかけられてるみたい。さすがの貴方も命はないわ。ご愁傷様」 うーん、マジレンジャーをやっつけさせた後に射てば門の鍵探しも楽なのに……手柄争いとか足の引っ張り合いってヤツですかい。
「ブランケンの差し金かっ、余計な事を」ピアノ線が無い頃の操演さんの苦労や、色々“見なかった”ことに出来るヌルい歌舞伎SFX用語を口にしながら、奈落使わずGCでインフェルシアへ帰ろうとするウルカイザー。 「待て、逃がすかー」よせば良いのに転移呪文中の相手に突っかかるマジフェニックス。呪いのせいか不意を突かれたせいか、ウルザードは魔導陣から弾かれて、馬とマジフェニックスはもつれ合ったまま歪んだ魔導陣を介して転送されちゃいました。

「ウーザ・ウジュラ」再度帰還呪文唱えてウルザードは消え、残された4人はトロルの残骸も片付けないまま……末っ子を案じて魔法の部屋で暗い顔。 麗の水晶玉でも見る事が出来ない場所へ飛ばされた魁。考える草・マンドラ坊やが言うことにゃ、 魔導陣の異変で突発的に時空に歪みが生じ、魁はバリキオンと供にその時空の狭間に飛ばされた……さらに追加解説。 バリキオンは魔導騎士にのみ仕える荒ぶる駿馬、恐ろしい生き物でござりますです〜「そんな化物みたいな馬と一緒で魁ちゃん、大丈夫かな」 案じる芳香達をよそに……魁は砂の海でおねんね中?

目覚めれば風紋が続く砂丘と打ち寄せる海。「ここは?」また浜松だろ、と画面に突っ込みたい光景です。Stage.7の夢シーンの、ついでだったりするのかなぁ。 魔法ケータイ・マージフォンを開き「兄ちゃん、姉ちゃん! もーしも〜し。だめか……」呼べど叫べどナビ画面(?)は砂嵐。 よく解んないながら違う世界に飛ばされたと思う魁(凄い勘だ)。 足跡が見当たらない砂浜で魁の他に生き物といえば黒い馬(演・玉菊……)が一頭きり。それも目は緑色に光ってるし、鞍に突き立ったコウモリ羽の矢からは、緑の血が滴ってるしで、タダ馬とは思えません 「まさか……あのウルザードの馬がこうなったのか?」 フラッとケガの手当てに向かいかけて「こいつも母さんのカタキだ。どうなったって知るもんかっ」マジマザーの回想シーン挟んで背を向ける魁チン。でも結局立ち止まっちゃうあたり、ドジで無鉄砲でもヒーローです。

一方、インフェルシアでは、ブランケンを襲う幻術のオオカミと同時に闇の魔導騎士が帰還。 「ゲッ、ウルザード生きてる」「いきてる」抱き合ってビビるナイとメアを横目で睨みます。 「俺を甘く見るな。魔導騎士はあれぐらいの呪いでやられはせん」 「あ、あたしはヤダって言ったのよ」「い、いったのよ」両手ふりふり愛想笑いする小物2人はほっといて 「だが、我が愛馬バリキオンは抗いきれなかった」首謀者ブランケンに斬りかかります。 「キサマ、何のつもりであのような事を」剣で受けたブランケンも負けちゃいません「トボケんじゃねぇっ。 てめぇが俺をタバかったんだろうが」魔法使いの力隠しもってやがったと本気バトルの気配です。

しーかしソコは冥獣帝ン・マ様が池の中からンロロ仲裁。 「ン・マ様に免じて、命だけは許してやろう」っていうか殺したらバンキュリアしか地上界へ行けないから、ブランケンはずうっと動物園のクマ状態。 そりゃ、ン・マ様にとっちゃ鬱陶しかろうて。とにかく、あの力を寄こせと迫るブランケン 「残念だったな、アレなら既にトロルにくれてやった」「なに」『え?』うそーん、テレビの前の視聴者も驚く非効率な使い方です。ザコ冥獣に与えるなんて、マジレンジャーに奪い返してくれと言わんばかり。  やっぱコレも足の引っ張り合いの一環かなぁ。奪い返されたとしても愛馬のカタキ・ブランケンには渡すもんか〜って意地ですかい、ウルカイザーのおっちゃん。

と言うわけでトロル復活。「あいつ、まだやられてなかったのか」現場へ変身状態で駆けつけるマジレン4人。 敵に復活呪文の使い手がいるってのは解ってるんだからキチンと破片を始末しとけば良かったのに〜(もしかして普段は魁が、破片を空気にでも練成してたのか?)。 「あれは……あの時奪われた、マジキングの呪文のパワー?」言ってるソバからトロルは金色のマジン合体の呪文パワーで巨っきな冥獣ストーントロルに進化です。 っていうか、トロルが石になると動けないのでは?(石になってパワーが上がるのはゴーレムだよなぁ)「ンなに、マジキングナンバーワンのつもりか?」トンガリ帽子を上げる仕草も忠実トレースのストーントロル。 もちろんマジキングの不自然に短い腕も忠実に再現です。こうやってシルエットだけで見ると余計に目立つなぁ。

「何真似してんのよ むかつくー」と言うわけで4人は魔法変身。 大きさで対抗できるマジタウラスが先陣切って斧を振るいますが、ストーントロルは何処からか出した棍棒で対抗。ならばとストレートパンチ繰り出すマジタウロス。 んなモノ効かんわとばかりに、力任せの棍棒一発で緑牛を倒したストーントロルは、ふり向きざまのひと薙ぎで、背後から迫ってたマジガルーダ、マジフェアリー、マジマーメイドも一掃。 初めて青人魚の槍さばきが見られると思ったのに。実写版リース(聖剣3)への期待は今週も潰えたか……。

「これって、マジキングの力?」マジマーメイドがそんな事言うから、期待に応えて剣の召喚と同じポーズで岩召喚&ぶっつけ攻撃してくるストーントロル。 「魔法使いどもよ、自らの魔法力に潰されながら、己の無力さを思い知るがいい」屋上から見物のウルザードもすっかり見物モード。戦況はかなりヤバ目です。ここら辺でパジャマのCMが入りましたが、今年はなりきりアパレル好調なんだろうか。

「バリキオンって言ったっけな。勘違いすんなよ。 お前を助ける気なんて無いんだからな。ただ俺、自分だけ助かればいい奴とか、思われたくないからさ」 とか何とか言い訳しつつ、青鹿毛(もしかすると黒鹿毛をコントラストで黒く見せてる?)のお馬さんに刺さった矢を引っこ抜こうと<魁は手を伸ばします。だけど紫の呪いパワーがビリビリ邪魔して、マトモに触ることも出来ません。 そこで「あの時みたいに練成魔法を使えば……矢を体の外に。ジルマ・マジーロ!」ボトルシップ出し入れと同じ方法で触れずに抜こうと試みる魁チン。 魔法の光は散るけれど矢はそのまんま。 俺一体何やってんだろ……と、うんざりするほど呪文唱えてもビクともしない呪いの矢に魁はついにグチり始めます 「何で抜けねえんだよ? 母さんの仇相手にここまでやってやってんのに!」

疑問に答えたのは“宿っている強力なパワーに打ち勝つ強い思い”を語る回想の中のマンドラ坊や 「何だよ“強い思い”って……俺にはわかんねーよ」疲れた魁が砂握り締めて吠えてたら、 いなないて、前足折ってついには横倒しになるお馬さん(初仕事なのに名演技)。 「おい、ふざけんなっ。何へたれてんだよ。俺にココまでやらせてそりゃねーだろ」 魁が揺すっても目をパチパチさせるだけでシッポも前足も動きません。 「死ぬなっ、……バカヤロウ。最後まで、最後まであきらめんじゃねぇ」 とっさにかけた練成魔法は馬の全身を覆って……多分呪いパワーごと矢を砂地へ再練成。 「やった、やったぞバリキオン、やったぁ!」立ち上がった馬の首を抱いて喜ぶ魁。

今度は何で上手くいったのかを考える魁 「今、俺はお前が母さんのカタキだとか、憎いヤツだとか、そんな事忘れてた。純粋に命を助けたいと思った」 そうか、これが強い想いって事なんだ。晴れ晴れとした顔で結論に至った魁ちんの襟首を咥えて背に乗っけるバリキオン。 「この世界から抜け出すんだな、いくぜバリキオン」えーと、その後の砂丘疾走シーンで、馬と乗り手の顔が同じ画面に映ってるのは、それぞれが巨大化変身する時“だけ”だったり……止まってる馬だけにしか乗れないんじゃ、月曜時代劇や大河への道は遠そうだね、魁チン。

さて、実況担当のウルザードが「終ったな」宣告する前で、“キングカリバー魔法斬り!”の予備動作始めてるストーントロル。マジタウロスたちは倒れたままで避けられそうにありません。 そこへ魔導馬バリキオンに乗ったマジフェニックスが、光の魔方陣から飛び出して剣を一閃して大技キャンセル。 帰還を喜びつつ「何で敵の馬にまたがってるんだ?」悩む兄弟たちを尻目に「新たな呪文が俺たちを呼んでいる! ジルマ・マージ・マジ・ジンガ」剣を掲げてバリキオンと変形合体「友情合体ファイアーカイザー!」 幻とか言いながら使い回ししそうな合体バンクを見て「何だって」「魁ちゃんと」「敵の馬が」「合体した?」驚くのはいいんだけど、マジフェアリーのアッチョンブリケ〜ポーズはやりすぎっていうか、幾つだよ麗姉ちゃん。

「ファイアーカイザー!? こんなマジンが存在したなんて」 魔法の部屋ではメメの鏡見た鉢植えくんが聞く人もいないのに解説中「きっと敵と心を通わせた魁チンの勇気に、魔法が応えたのでござりますですね〜」 そして屋上ではもう1人の解説役ウルザードが何気に嫉妬をニジませた口ぶりでバリキオンの心情を補足説明「赤の魔法使いを戦士として認めたか、バリキオン」

「熱い、熱いぜ。魔法の炎が体の中で燃え滾っているぜ!」スポ根野球マンガのように炎を背負ったファイアーカイザーは、ツインランサーの穂先からマジ物の炎出して振り回します 「バリランサー!」って事はウルカイザーより大型の槍なのかな。ともかくストーントロルの棍棒にも打ち勝つ炎の槍で、リーチもパワーも一歩リードのファイアーカイザー。 ストーントロルは当然の作戦としてロングレンジな岩のファントムイリュージョンで反撃。 ファイアーカイザーは頭の突起を炎で包んで伸ばし“消えちゃえ”と高山みなみヴォイスの幻聴がしそうな技で対抗「ファイアースピンブレード!」 イリュージョンの岩を大道芸なノリで砕き飛ばし、さらに伸びた炎のムチでストーントロルをバッサリ。 ちょっと溺れているポーズって気もする両手グルグル回し後に、爆発するストーントロルを背景に「チェックメイト!」

爆発の中から出てきた金色の光が、魔法陣を経て五色に分離。 変則合体で一番カッコイイといわれるマジドラゴンをたっぷり宣伝した『マジキングに合体できません月間』は、 ファイアーカイザーというスポンサーの無理なお願いをも見事果たして、無事終了。 マジキングへの合体呪文のパワーは5人の手に戻りました。 「きゃっほー。これでまたマジキングになれるのね〜」相変わらずハイテンションだねマジフェアリー。 「やったな、バリキオン」労をねぎらう様にマジフェニックスが首なでたら、棹立ちになって乗り手を振り落とす黒い馬。 「おい、待てよ、おい」呼んでも振り返らず、真っ直ぐ向かった先には本来の主ウルカイザー。

特に意味も無くウルケンタウロスになって、人馬一体ぶりを見せ付ける紫の馬の人。 「どうして、どうしてなんだよ」慌てる若造に余裕の講釈です 「確かにバリキオンはお前を戦士として認めた。だからこその合体。 だが、これでもう借りは返したと言う事だ」 「借りはって……俺、そんなつもりじゃ」無償の友情とかボランティア精神を否定されて、ちょっとショックのマジフェニックス 「次はない」と帰還呪文唱えて去るウルケンタウロスだけど、オッサン……合体で確認するまで馬に拒否られるんじゃないかと、実はドキドキだったんじゃございません?

と言うわけで「せっかく心が通じ合えたと思ったのに」丘の公園でひざかかえて街を眺めている魁は思いっきり黄昏モード。 「さ、帰ろ。夕食の時間だよ」優しく肩に手を置いて声をかける芳香、さすが長女……と、ここまでは良かったのに 「今夜は魁の好きなものにしてあげる、何がいい?」弟の目線で麗が話しかけた直後「あたしハンバーグ!」。 「芳ねぇに聞いて無えよ」と一斉突っ込みうける状況に。それでもメゲずに「んーじゃあ、ネギトロは」とリクエスト続ける長女、さすがは20過ぎてアッチョンブリケをする女だ。

「そしてメインディッシュはアニキサラダだ」嬉しいだろうと言わんばかりの長男もかなりエキセントリックです。 「それがメインかよ? っていうか、何とかならねーのかよ、そのネーミングセンス」「もう飽きたぁ」え゛、もしかして小津家って毎日がサラダ記念日だったんですかい。 そんな兄弟たちの気遣いで、元気を取り戻した魁のリクエストは「ちぃ姉、俺サッカーボール玉おにぎりがいいな」金はかからないが手間のかかりそうなお子ちゃまメニュー。 ハンバーグ派の芳香とおにぎり派の魁に両手を引かれ、大岡裁き状態の麗ちゃんが決めた今夜のご飯は「痛い痛い痛いっ、両方作るから」ああ、今夜、麗ちゃんの手は超ベトベトっスね。

今回の呪文紹介コーナー 『ジルマ・マージ・マジ・ジンガ』
「今日の呪文はコレ」「ジルマ・マージ・マジ・ジンガ」とマンドラ坊やと魁ちんで始った解説コーナーはモチロン友情合体。 「なんと魁チンが魔導馬バリキオンと合体して幻のマジン・ファイアーカイザーになったで、ござりますですぅ」とやった後、ふと脇を見るとニヤけて木馬にまたがっている蒔人兄ちゃん?!  「……兄ちゃん、羨ましいの?」恐る恐る聞く弟に、 「え? そ、そんな事ないや〜い。いけいけ! 魔神合体」とガコンガコンやってる大黒柱を、ゲンドウポーズで生温かく見守る弟。 魔法の部屋にあった木馬かな。もしアラビア産だったら……首のネジを急に回したりしないようにね、蒔人兄ちゃん、天井にゴツンしちゃうよ?

次回予告 ステージ10『花が咲いたら〜ジルマ・マジカ〜』
「みんな、姉さん欲しくないか?」 野菜配達先のメガネ美女に一目ぼれしたっぽい蒔人にいちゃんが「江里子さぁーん」今週のENDコントに続いてマジレンワールドに混乱をもたらしそうな予感です。 ツバメの子安貝とかではなく、サボテンに花を咲かせたら……と条件だすメガネのかぐや姫。 でも、チラっと見えた冥獣もサボテンだったような? やっぱ悲恋なんだろうなぁ。ともかく最近ご無沙汰だったハイゾビル&ゾビルとの、いつもの埠頭で集団戦が楽しみです。

仮面ライダー響鬼・十一之巻『呑み込む壁』
現実では日曜で散ってしまいそうな桜を見上げながら初登校、そして入学式遅刻寸前って安達明日夢くん(演 栩原楽人)から、今週は始りました。 撮影は一ヶ月くらい前だから、よく見なくてもブルーバック合成なのはバレバレですが、この和やかで冗長な逃避チック演出はアレだ……ダイだい大遅刻と万引き巻き込まれ事件以来、 甘味処『たちばな』にも行かない程“会わせる顔がない”モードに入ってた明日夢が、 無意識のうちに持田ひとみ(演 森絵梨佳) ・克典(演 鈴木祐真)・紀子(演 藤枝由似)ら友人を、避けてるって事なんだろうなぁ。

帰り道で克典と紀子が(気を効かせて?)先に映画デート行ったのに、 ひとみちゃんを映画に誘わないんだもんなぁ。『たちばな』に寄る提案も蹴るんだもんなぁ。例の本屋さんでふくよかな店員(安室満樹子)に話しかけられた後も、会話に積極的に絡まず、 逃げるように去ろうとして……本日の新キャラにゴッツンコだもんなぁ。ああ、お約束だらけの学園生活なのに、後ろ向きリアクションばかりな明日夢君の明日はどっちだ?

その頃、コッソリ妖怪退治とかしてるNPO団体(?)『猛士・関東支局』のカモフラージュこと、甘味処『たちばな』の裏&地下は、 “昭和四拾年伍月”なんて書かれた木の茶箱や柳行李でトッチらかってました。 「今ので最後です」立花日菜佳(演 神戸みゆき)ちゃん、データ担当だからって壁の中の狭そうな収納スペースから引っ張り出した箱の上げ下ろしで腰痛めてそう。 「ご苦労様」立花香須実(演 蒲生麻由)ちゃんは運転する人だけど見てるだけ、なのねん。 「昔はするする出たり入ったりしてたよなぁ」つまり局長こと勢知郎パパ(演 下條アトム)の娘2人は、忍者屋敷みたいなこの秘密基地でかくれんぼして育ったんですね(たまに丸1日見つからないまま、疲れて寝てたりとか)。

さて、今週の威吹鬼(演 渋江譲二)と弟子・天美あきら(演 秋山奈々)は……
どこかの洞窟(石切り場?)で、新しいディスクアニマル(音式神)、オレンジ色の獅子とライム色の鷲を標的に、 音撃管で射撃練習と言うか運動性能や実戦で使えるかどうか厳しいテストをするという、スポンサー的に重要な仕事をこなし、 ストーリー的にも「さすが、みどりサン。手堅い仕事してるよ」と新キャラ登場への伏線張り。短い出番ながらいい仕事してました。いやぁ、「あのね、鷹とか狼よりもね、若干、重いかな」と重量だけ確かめて、ぶっつけ本番で試すヒビキさんとは大違いです。

「我々鬼も、気を引き締めてかからせて頂きます」
日常のヒビキさん(演 細川茂樹)ってば、は相変わらず役に立たず。 結局、和綴じ資料をぺらぺら眺めてただけ(多分PCへの入力は手伝ってないヨ、この人)、丸ちゃぶ台で朝日新聞読むふりしてコッソリHONDAのバイクのパンフ見て「走るぞ 山を谷を街を〜 鍛えろ運転 安全運転〜♪」とメリーさんのヒツジで歌ってただけ(……でも、安全に止められるようになるまでは“街”はカンベン)。 威吹鬼のバイクを弁償するつもりなのか、前回で目覚めちゃってバイクに乗りたいと思ったのかはわかんないけど。 あ、それとも単なるオトナの事情? 車両提供と鈴鹿8耐までの短期スポンサーへの配慮とか。

今週の童子(演 村田充)と姫(演 芦名星)
予鈴をBGMに、明日夢の横を走ってた新女子高生ドモの短いスカートも危険でしたが、姫は短パン生足かいっ。 さらにパワーアップアイテム(ウニっぽいトゲトゲ)を喉奥までフィスト……ゲフンゲフンとは凶悪すぎ。 「ぃっかー、よーいドンで行くぞ」「よーいドンだな」「ウチの子の為にあんたの命貰うから」 「もしかして、嫌なのか」畑仕事に向かうオジサン(山下啓介)を前後からWラリアットというか立ったままボディプレスで 「よーい」「ドン」と襲って、森の中の木に擬態した巨大ハエトリ草に投げ込むシーンはなぜか可笑しかったですが。

今週の……黒マントさん?
湿度計や温度計をゴテゴテつけた杖(剣?)で結界張って、自然条件が合ってない森で魔化魍を誕生させてたのは、黒くて丸いツバ広帽子のせいで片目しか見えない謎の黒マントさんのせいらしい。 『ありがたく頂戴いたします』と膝をついて畏まる姫と童子にパワーアップアイテム与えて鎧姫と武者童子への変身能力を与えた、真の意味でのトラブルメーカーさん。 脈絡もなく思い出しちゃいました、フォーチュンクエストの最新刊とその一冊前(待っていたクエストファイナル)を読んでなかったなぁと……。まさか謎の黒マントの元ネタは……な、ハズないか。

頻発する魔化魍事件に立ち向かう、白衣の銀(技術屋)こと滝澤みどり(梅宮万紗子)?
本屋の脇で明日夢がぶつかった女性はヒビキの中学時代の同級生で、中学卒業と同時に鬼となる人生へ押し出した発端の人? ただし属性は多分ドジっ娘(30代設定だけど)。 李紅蘭(サクラ大戦)の系譜を継ぐ……ドラマで言えば『ビギナー』のミムラや『H2』の石原さとみを10歳ほど大人にしたタイプというか。あの甘い系ジャンクフードぶち蒔きとか見ると、 ディスクアニマル作り始めるとお菓子以外の物を口にするのを忘れちゃうタイプだな、こりゃ。

「気をつけてくださいね……色んなとこが開いちゃってますから」
ヒビキが栃木へ緊急出動したと聞いて、少しホッとした明日夢くん。『たちばな』でみどりの荷物持ちした報酬に、お茶してると……ひとみちゃん登場。 済し崩しに日菜佳の奢りでキビダンゴによるささやかな入学祝が振舞われ、やがてトイレに立った明日夢ですが、 ふと見れば、階段の踊り場の壁が不自然にギイ〜……。壁に耳をつけた瞬間、螺旋シューターで好奇心溢れる少年1名様、地下施設へごあんな〜い
折り悪く「下行って、閉めてきます」とポソポソやってた日菜佳とみどり、そして勢知郎が、ドンデンをロックするスイッチを求めて書類満載の茶箱を必死でどけてる間隙を突かれた事故でした。 しかし、次回予告の猛士武器庫。並んだDAや変身音叉に音撃が、マトリックスの1シーンっぽくてワクワクです。

松山(嶋田豪)さんからの妙な事件頻発って情報で、香須実の運転で栃木へ向かうヒビキさん。 この時の衣装と山がダウンタウンDXDXの表彰状収録の……それはともかく 「そンだなぁ、人が消えてる感じから想像すると、3日くらい前からなのかも知れないな。いるとすれば」町会通じて山に近づくなと言ってあるが……と、渋い顔の松山さんや 「こんな里の近くまで来そうになってる、なんてねぇ」と案じるその奥さん(浅野香織)の話をマジメに聞いてる香須実さんの背景で、 3年ぶりに会った子供(椿泰我)と追いかけっこや肩車してるヒビキさん。 「頑張ってね、おにいちゃん」「お兄ちゃん? オジさんでいいんだよ」ホイとサングラスかけてあげて「じゃ、キミの為に頑張ろうかな」ああもう、大人なのか少年なのか、よくわかんねー。

「鬼さんこ〜ちら、手のなるほ〜へ」「お出迎えとは めずらしいな」
甘栗ちゃんならぬイガグリちゃんで、ヘロヘロ…ひくっとパワーアップした姫と童子。山をヒョイヒョイ登るヒビキさんを、杉の幹から湧き出して襲撃です。 前回あきらを撃退した枝投げ+タックルで小手調べ。 響鬼への変身を余裕で待ち構え、怪姫・怪童子から額に手を当てて二段変身してのけます。 鎧姫&武者童子には、奇襲用の火吹き効かないし、音撃棒からの火炎弾も効かないし……さらに 剣にも見える棍棒状の武器を手から錬製して、ベシバシ攻撃してきます。 音撃棒で受けるも、力負けしてタスキ状の防具を斬られちゃうわ、 崖へ追い詰められた挙句、突かれて盛大に滑落しちゃうわと大ピンチ。こういう場合、装甲や筋肉の透き間を狙うのがお約束ですが、手の甲に仕込んだ暗器もあの表皮は通らないのかなぁ。

次回予告 十二之巻『開く秘密』
音角鳴らしてみたり「ヒビキ君が鬼になるきっかけを作ったは私らしいンだけどね」 とみどりさんから昔話聞いてる明日夢君、絶対もっちー(ひとみ)の事忘れてるよ。 その間、店番のバイトに来たあきらがひとみちゃんのお相手……知らずに仲良くなった2人の同級生キャラが『安達君』って、 何の爆弾イベントですか。もしかしてこの番組の趣旨って、仮面ライダーと銘打った学園恋愛ゲームの実写化っスか?


4月9日
今日は、朝の5時から8時まで、壮大な天体ショー金環皆既日食がある日〜。
つってもご存知の通り、見られるのは海外。 ネット中継もされるそうですが……どうせ重いんだ。何よりウルトラマンがゴルフで潰れてるってのに、早起きするモチベーションをどこからホジくり出せばいいのやら。

今日の楽しみはやっぱ、夕方6時半から始まるNHK教育の新アニメ『ツバサクロニクル』ですかねぇ。もちろんランダム“どこでもドア”こと、謎の生物モコナ(声・菊地美香)目当てってのもありますが、 食べるにしても読むにしても、芋の山(CLAMP)は嫌いじゃないので……

も、もちろん明日から始まる新ドラマに新番組攻勢にも、大いに期待してますよ。 楽しい番組に出会えますように〜〜〜(朝日に向かって)パンパン!


4月8日
サクラばかりか、木瓜に木蓮に辛夷と、山も里も花霞。気持ちの良い季節がやってまいりました。 少年でなくても晴れた朝にはアテのない旅に出たくなるシーズンです。いや、別に逃避ってワケじゃなくってね……

窓から差し込む日を浴びて、のんびり昼寝しながら日本の隅々まで旅するには欠かせないのがJR。 今までゲリラロケぐらいでしか、映画やテレビに出てこなかったJR東日本で、ロケ地提供サービスが始まるとか…… まさか鉄道雑誌でも紹介されちゃった響鬼効果てワケじゃなく……「砂の器」効果ですか(な〜んだ)。

1時間10万円からって事は、車両1台借り切っての撮影には、当然もっとかかるハズ。 龍騎の乗客一車両分消失とか、デカレンジャーのバーチャル電車でのバトルを車両の外から映してるなんて図は……やっぱJRぢゃなくて私鉄かな、マジレンジャーでも。


4月7日
サクラが咲きそうな陽気と、しとしと雨ふる花冷えが交互にやってくる今日この頃。 服装を間違えてひいちゃった風邪と花粉症の、区別が微妙につかなかったりなんかする新年度。

何時の間に オオクチバスの指定リスト入りは是か非かなんて楽しい祭をしてたんだ〜。知ってたら、指定リスト賛成の意見の1つも寄せたのに。 釣ってもリリースだとか抜かしてバスやブルーギルを三枚に下ろすことも、皮を剥ぐ事も出来ない、カッコばかりにこだわる脳のシワが少なそうな釣り人が、釣具業者に踊らされて、アイドル歌手の投票呼びかけノルマ一日5通inファンクラブ的な、反対投票とかしてたんだろうなぁ。そんなのズ〜ルぅ〜いー!

ってのは妄想ですが、検索しても釣具販売のサイトや、釣りサイトしか引っ掛かって来ないんだもん。 生態系を守りたいエコなサイトや、漁業で生計立ててるところがサッパリないあたり、告知の時点で妙な偏り方してたんじゃないかって……これも、妄想かな。


4月6日
これは、とっても危険な兆候かもしれません。
なんと男子小学生のなりたい職業のTopがスポーツ選手ですよ、犯罪予備軍ですよ、保護者の皆さ〜ん育て方を間違ってますよ〜!

先輩の命令とあれば性犯罪までしちゃう危険集団ですよ、運動部って連中は。野球なんか裏金の黒い噂はたえないし、相撲やプロレスなんて……ゲフゲフ。 ゴルフ場は自然破壊して水不足と洪水と、海産物の不漁を引き起こしてるんですよ〜。ゲーム脳なんてヨタ話より今そこにある本物の危機だってのに、森昭雄教授はなにやってんだよ、マスコミ御用達センセイのクセに使えねーなー。

新聞見出しを眺めてると、外国籍の人に強いるような指紋と滞在許可証は、運動部の経験者にこそ必要なんじゃないかなぁ。へのツッパリくらいの抑止力にはなりそうじゃ〜ん。(以上、極論ですので本気にしないよーに)


4月5日
全国で村がドドーンと消えて、市や町がパパーンと生まれた2005年度。 気分の一新と税金の節約はいいんですが、新しい地名にまだ慣れてないし、ヘタに自治体の面積が大きくなっちゃってるもんだから、事故や火事のニュースを見ても、それがどこの事だかサッパリ解らなかったり……。

話は変わって、愛工大名電、甲子園の春の大会優勝おめでとう〜
セントレアといい、地球博の手作り弁当解禁といい、景気がいいっぽい愛知県に、また一つ嬉しいニュースが…… いや、手作り弁当解禁は、契約違反によるショバ代返還請求とか、食い物の値段の再考と質と量の向上を強いられるとか、貸し金の焦げ付きとか、負の部分もあるんだろうけど。

同じくお弁当持ち込み禁止だけど、何となくオニギリは黙認な楽天球場。 ……まぁ、お弁当が持込だとしても、練習から見始めれば4時間の長丁場となる野球観戦。 黒字を目指して始まった今シリーズのカギは、試合終盤の小腹が空いた時の、ビールとオツマミ、あるいはアイスクリームやポップコーンが握ってたりしてね。


4月4日
全世界のカトリック教会からお弔いの鐘が鳴り、喪に服した人々の追悼ミサのニュースがトップを飾った週末が明け……海外のニュースまでもが何気に暗い月曜日になりました。

でも、今日はお待ちかねの『海筋肉王(バイキング)SP』とかいう変則復活を果たした番組の放映日。 人気番組『筋肉番付』がエスカレートの末に出場者が負傷して、TBSから消え……何年目だっけ?

テレ東の大食い選手権が健啖と名を変えて復活するのはまだ予測の範囲内として、 『ワンピース』とのタイアップみたいな題名とフィールドで、他局で復活してたってのは予想外。 とりあえず無事放映されるってことは、怪我人は出なかったんだと信じておこう。

ところで、4/9に本家TBSで放映される「壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦」とは、何がどう違うのん……?


4月3日
各地で開花宣言なんかしちゃってる、4月最初の日曜日。『こいこい7』に期待していいのか、はたまたヤバいアニメなのか、少しドキドキしながらネットで情報収集しつつ、朝はやっぱり特撮です。 それではいってみよう〜、恒例特撮日記〜

魔法戦隊マジレンジャー ステージ8『君こそヒロイン〜マジュナ・マジュナ〜』
まとめコーナーへ誘導させていただきます↑クリックのお手数おかけして、すみません。
ここのファイルサイズがデカくなりすぎまして……。

仮面ライダー響鬼・拾之巻『並び立つ鬼』
4月のジャンクションは、最終兵器彼女のラストに出てきそうな切り立った白い岩状の物に立つ仮面ライダー響鬼。毎月、アップ用スーツ着て山や海岸の足場悪い所で撮影する姿に、ゾクゾクです。 そして前回のあらすじを安達明日夢(演・栩原楽人)が語るアバンタイトル後に始まったOP、今週はサキソフォン→トランペット。実はサックスって、メロディのない太鼓使いの響鬼さんのテーマ楽器?  多少メカニカルながら不器用な響鬼サンにも吹ける唯一の音楽……って事なのかな。

さて劇中では春休み初日(3/25)が延々と続いている日曜朝8時。 本屋をターゲットにした窃盗団の残党に、逆恨みされて胸倉つかまれ金網に叩き付けられた明日夢くん。 殴られそうになっても無抵抗で目を閉じるだけの主人公を助けたのは、予測の範囲内ながら、 娘に甘味処『たちばな』の店番任せて飯を買いに出た、立花勢知郎(演・下條アトム)でした。 少年(川久保雄基)の拳をぐっと掴んで「もう少しよく考えなさい」。 声を荒げることもなく軽くひねり上げて諭すオジサン……かっこえー。そして「うっせーなっ」逃げる万引き少年と、俯くだけの明日夢……イケテなーい。

一方、先週の変身時燃やしちゃった高いコートは二枚あったらしいヒビキさん(演・細川茂樹)。「鍛えてれば憂いなし。日々精進ってヤツ?」新技・一気火勢の型がオオアリに効いたのが嬉しいのか、 猛士関東支部『たちばな』へ、長嶋っぽく擬音だらけで戦闘の報告してます。 その後ろでは、細腕でムキになって撤収作業を続けるうら若き立花香須実さん(演・蒲生麻由)。「終ったけど?」怖い顔で年下のパートナーに睨まれいきなりシュンとなって「……はい」携帯きる32歳。 男は幾つになっても少年とは言うけれど、ビビキさん子供過ぎ♪

「難しいね、人の気持ちはね」
犯罪や理不尽な暴力に触れて縮み上がった明日夢の気持を解きほぐすように、 お茶と桜色のキビダンゴを振る舞い、悪意は誰の心にもあると、具体的な単語使わずに赦しや博愛を語る勢知郎。 でも、娘・立花日菜佳(演・神戸みゆき)がパニクりながら奥から顔出して父親を呼び、 予想データと全然違う魔化魍が秩父に出ただの、 イブキ君も鍛えてる「やられるほどヤワなやつじゃないんだから」と世の為人の為、妖怪退治に命かけてる『たちばな』の裏の顔を垣間見せる会話を漏れ聞いて、 無力な自分がイヤになった明日夢くん「いえ、帰ります。ご馳走様でした」と菓子も茶も手をつけないまま、トボトボ。昼飯も食わずに将棋に精出すオジサンたち見た後は、ガムシャラに川下へと自転車こぎたぁ、青いねぇ。

「すぐ向かいます……謎の魔化魍現るってとこかな」「超連チャンだけど大丈夫? って言ってもやるしかないか」 同じ頃『たちばな』から連絡を受けたヒビキ達。 イブキ支援のため現場へ向かうわけですが、すんごい切り返しの香須実さん。 「大丈夫、鍛えてます!」と言った直後のヒビキさんにわざと悲鳴を上げさせている気がするんですが〜 ちょっとサキュバスに戻ってますね?  それと今回アップになったナンバー『奈良300 ひ 88-02』これも語呂合わせかなぁ。というか、移動用の車両って、吉野本部からの支給品だったんスね。

ヒビキさん達が向かっている秩父の現場では、落石みたいな痕跡を竜巻(バイク)2人乗りで追ってたイブキ(演・渋江譲二)と天美あきら(演・秋山奈々)が、山肌走る大岩を目撃し、ウブメでもオオクビでもなかったと首傾げつつなおも探索中。 そして弟子のあきらが、魔化魍の親たち……紫衣装で目を閉じたままの童子(演 村田充)と姫(演 芦名星)に遭遇しちゃってました。 放ったディスクアニマル(音式神)2体を弾かれ驚くあきらに「きさま、鬼か」「鬼ならば倒さねばならん」と手近な枝を折って投げる童子。 手で弾いたあきらですが右腕流血しちゃうし倒れた際に脚もひねったらしく大ピンチ。だけど「倒されるのは、どっちかしら」気丈に言い返すあきらちゃん「子供のクセに元気な鬼だ」

「あんた達のような人殺し、絶対赦さない」 その勇ましさが祟って怪童子にトドメ刺されそうになりますが、そこはタキシード仮面……じゃなかったイブキがナイスタイミングで現れ、烈風で怪童子の腕撃って弟子を守りました。 「鬼か、めんどうな」「間もなく我らの子が、全てを苦しめる」すうっと樹に同化するように姿を消す童子と姫。 この辺までは強そうな中ボスに、見えたんだけどなあ。

そして時間は既に1時過ぎ「持田、ラザニア美味しくなかった?」「ひとみ?」 克典(演 鈴木祐真)と紀子(演 藤枝由似)に呼ばれて、顔を上げた持田ひとみ(演 森絵梨佳)は、 食欲が無かったのをダイエットのせいとゴマかしますが……級友だもん、 明日夢が寝坊して今日の映画すっぽかしたのが気になってるのはバレバレです。 「じゃあ、あたし寄ってく所あるから」と午後からフリータイム宣言しても、追求をすぐにやめて「じゃあね」と手を振る2人。 15歳なのに、気が効くねぇお2人さん。

サイクリングに疲れて川原でヘタる明日夢が眺めるのは、 ラフプレーしてイエローカード出されて乱闘になる草サッカーチーム。 多感な少年はそんなことでも涙ぐんでます。 もしかすると昼飯を食ってないまま運動したからから泣きたくなった……のかも。 やがて両チームは白熱した試合を終え、謎のユニフォ交換したりして和気あいあい(全国大会でもあるまいに)。 やっと携帯でひとみと連絡もつき……

コンビニ袋で頭をツン「すンごい遠くまできたんだね」と褒めつつ怪我を気にするガールフレンド。「これは、別に」と心配しないよう気遣う明日夢。 何か察して細かいことは追求せず「安達君は〜、はい。あたしはね、コレ」コンビニ袋から出した何かを分け合い 「今朝行けなくてゴメン」と謝ったり、映画館で寝ちゃって全然みてないから「また今度一緒に行こうよ」ってひとみちゃんの善意に ホッとして頷いたり……社会にはびこる悪意って悩みは決着してないけど、とりあえず無事に今日は終った15歳のカップル……は置いといて。

怪我したあきらを上の道路まで背負って運び上げたイブキは『たちばな』に連絡。 当の魔化魍はオトロシだと勢知郎に教えられます 「知らなくて当然なんだよ、100年に一度くらいしか出ない魔化魍だから」 対策も口伝しかなく吉野に問い合わせ中。念のためヒビキをバックアップに回したと聞いて 「この先は僕1人でいくからね」「はい、すいません」なのは、高速を2人乗り出来るようになった大型バイクだけれど、 3人乗りはさすがに違法だから……じゃなくて、出たとこ勝負の相手だから、負傷したあきらを守りながら戦う余裕はないって事ですな。

お正月映画のウルトラマンやあぶ刑事、そして歴代ライダーに戦隊にセーラームーン(ダーキュリー直前……だったかな)でも見た気がする、 元植物園もあった廃屋では、「あと少し」と見上げる姫と童子の目の前で、岩の殻を破ったサイと象亀の合体したような怪獣……いやオトロシが、目玉ギョロっとむいてます。 体高は3階建てのビル程度でも、このまま普通に人里へ出たら台風や地震並みの災害になっちゃいそうなオトロシ。

そこへ竜巻でやって来たイブキさん。いきなり怪童子と怪姫の体当たり攻撃受けて、変身もディスクアニマルの展開も出来ないまま、ヤワそうな小屋に突っ込んで建物を小破させてます。 それに比べるとドリフト停車した不知火(ランドクルーザー)から飛び降りるなり、 生身のまま両足キックで怪姫&怪童子を蹴飛ばし、ディスクアニマル3枚づつを差し向ける余裕を作ったヒビキさん、さすがこの道15年のベテラン退治屋ですなぁ。 「んー、お揃いか」まだ余裕の童子たちにはたかれても食いつくアカネタカ・ルリオオカミ・リョクオオザル。 すぐにディスクに戻ってしまった、あきらの音式神より打たれ強いのは、ディスク起動時に込めた、気の量や強さが上って事?

案じる香須実に「あきらのフォローお願いします」と言い残し「任せて」と走り去る不知火を背に、 多角形で、部分的に天板が意図的に抜かれている白いホールヘ立ち入る2人。 怪姫と怪童子と睨みあいながら「いくぞ」「はい」並んで音角と音笛鳴らして変身してますが、音が相殺しあったり変な風に混ざったりはしない様です。 渦巻く風を断ち割る威吹鬼の横で、火の粉を振り払う響鬼。ライトに反射する玉虫色のスーツでキメる姿は今回一番の見所。下から撮ってるあたり、ハムの人が演った巨大ヒーローを意識してる気が、なんとなく〜。

がっぷり4つ巴状態を、肩の角を折る事で脱し、パンチの後に蹴りで距離をとるって線対称なバトルですが、 怪姫をジャブであしらう威吹鬼と、角をポイッと投げて怒った所を重いパンチ一発の響鬼、よく見ると微妙なクセの差がちょっと楽しい。 トドメは音撃棒の火炎飛ばしと烈風による銃撃。

『ふう』一息ついて「で、オトロシは?」 なんて響鬼さんが名前呼ぶから、地響き立てて角でホールを壊す巨大サイ亀。窓からキレイに飛び出した鬼2人が「でけえな、また。これがオトロシか」 「岩の時より大きくなってる」と感想述べている間に、甲羅に引きこもったサイ亀は縮めた手足の所から、黒煙噴出して空飛んで(さすがに、回転&火吹きはないが)人里へ。ちなみに向かった先は、数年後にTLT-Jの基地に擬装されるダム。 ……松竹や東宝、円谷プロといったライバルに牽制球投げまくってますな、東映&石ノ森プロ。

「なんだぁ、あいつ」と眺めていても被害が拡大するばかりと、竜巻に2人乗りで追う鬼2人。 空飛ぶヤツが相手なので攻撃担当は威吹鬼で運転は……「響鬼サン、本当に大丈夫なんですか?」 「心配するなって、任せとけ。それよりあいつだ、少しでも弱そうな場所から攻めていこう」 「はい、やってみます」あの、はぐらかされてるよ威吹鬼クン。 ともかく殻にも目があるのに気づき「そこか」開いた瞬間に、プチ板野な弾道で鬼石を撃ち込み、ダムへ墜落させる威吹鬼。 落ち所が無難な位置で良かった。フォートレスフリーダムが決壊しなくて……ホントに良かった。

しか〜し、ちらっとバイクを見た響鬼サン「飛び降りるぞ」「え?」 何か前方に岩か障害物でもあったかと「飛べ」と言われるまま響鬼に釣られてバイクから飛び降りた威吹鬼がバイクの行く手を見てみると、 ガラクタ置き場に突っ込んだ愛車と、飛び転がる赤いコーンという光景が。えーと、クラッチとブレーキの区別がつかず、普通には止められなかったんですね、ペーパードライバーの「ビビキさーん」(←威吹鬼の裏返り声)

「あ〜いや、あの、さ、ゴメ」オヤジ風味に拝み謝りしようとしたら、這い上がってくる巨大サイ亀。甲羅の右目が充血してるあたり芸細です。 「威吹鬼」「はい!」戦闘継続となれば一時愛車の件は棚上げにして、音撃管・烈風を組み立てズシズシ迫る敵に向かって、プぺーーーーパッ。 鬼石を高音で共振させて右目部分を破壊。それでも止まらない亀 「響鬼さん」「よっしゃ ふぉあー、トゥッ」甲羅に跳び乗って、傷口に火炎鼓をセットして一叩き。 普通一発叩けばクテっとなるはずが、さすが100年に一度のレア魔化魍、取り付いた響鬼を振り落とします。

でも、そのスキにイブキが鬼石をもう一発、反対側の甲羅の目に撃ち込み、今度は短い音撃でそちらを破壊。 カクっと脚が折れて横倒しになったオトロシの背の火炎鼓が、響鬼の叩き易い位置にピッタリマッチ。 『豪火連舞の型』=二本打ちと一本打ちの交互で見事サイ亀を撃破。最近、ミニチュアとの差し替えが目立たない迫力ある爆破になってます。いや、単に水上爆破じゃないって……だけ。

最後はハイタッチで締めようとマスクオフで微笑むヒビキさん「よ! あ、あれ?」しかしマスクオフしたイブキの視線の先は無残な愛車。 先輩戦士をサラっとかわして、竜巻に駆け寄り赤コーンやガレキをポイポイ除けてます。 不知火が到着し、腕を吊ったあきらが脚を引きずりながら「イブキさん、どうしたんですか」と聞けば 「いやぁ、これは……ヒビキさんが」何だか脱力した半笑い。 「え、運転したの、ヒビキさんが? ……あきれた」と香須実も笑ってるのは魔化魍を退治できた安堵より、 走らせるのは簡単だけど「止まるのがさ、ちょっと、ね」って言い草にかな。

「まあまあ……ね、ドンマイドンマイ。ははは」あの、今週からホンダがバイクのCM始めてんだけど……去年の劇場版仮面ライダーのクライマックスのロケ地で、2人乗りデートしてる映像なんだけど、 イブキ以外にも万感を込めてボヤきたくなる人は多そうなんだけど、いいのか「ヒビキさ〜ん」

次回予告 十一之巻『呑み込む壁』
この副題、明日夢が転がり込む『たちばな』の地下へ繋がるどんでん返しの事なのか「うちの子のために命を貰う」とか言ってた童子が育ててるのがヌリカベなのか、どっちだろ。 「さすが、みどりさん。手堅い仕事しているよ」どうやら銀の人=装備品作成担当に 「あたしは ヒビきくんと中学の同級なの」なんて美人さんも出てくるし、響鬼さんが剣で弾かれてたような?  膝をついた童子と姫に何かを授けるトンガリ帽子の魔法使いっぽい強そうな敵もいるし、新学期には新キャラも多数登場。主人公の高校生活開始と供に、戦いの方も新展開の予感ですねぇ。


4月2日
関西では『せやねん!』が長くなったりとMBSも番組改編のド最中ですが、この番組だけは10月まで安泰のハズ(多分……契約で)。それではいってみよう、特撮感想日記〜。

ウルトラマンネクサス エピソード26 憐 ‐ザ・サード‐
副題の通り、今回は新デュナミスト千樹憐(せんじゅれん 演・内山眞人)紹介編。
孤門一輝(主人公・NR=ナイトレイダー隊員 演・川久保拓司)たちレギュラー陣は7時49分にやっと出てきて、先週のラスト=新しいウルトラマンが出てきてあらビックリってシーンに繋がりました。 そこまでは、姫矢が消えてフォートレスフリーダムで査問会が行われていた間の、東武動物公園のバイトくんの一日。 憐がストーンフリューゲルの夢を見てから、ウルトラマンになる決意をするまでの『How to ウルトラマン』

「俺の命はどこからきたんだろう。そして俺の命はどこへいくんだろう」
Pyrって刻まれた銀の指輪はめた左手を握り締める、憐の独白から物語は始まりました(孤門くん、ナレーター役お払い箱〜)。 ダラス・フォートワース空港から、東京行きの飛行機に乗って“誰一人俺のことを知らない、居心地がいい所”へきた、憐君の両親はDNA……OPでジュネッスブルーが見せた光の弓といい『ラーゼフォン』臭がホンノリ漂ってます。

「会う人みんなを好きになる」と微笑む好青年憐。異世界から来た何者かの遺伝子情報から作られたのか、コーディネーター(ガンダムSEED)やファテイマ(ファイブスターストーリーズ)のような遺伝子調整された人間なのか、 誰かのクローンなのかは不明ながら「自分の未来を忘れていられる」だの、ハンドベルトタイプの検査機械はめて「マイナス1.05」とガックリしてる点から見て、天才だけど短命……なんだろうなぁ。

そんな憐の日常は、寝袋で寝ていたところを1ヶ月前に拾ってくれた針巣直市(きくち英一)の元、大学生・尾白高志(演・鈴木圭)とペアで、1くま2くま……の『くまさんカステラ』を焼いたり、遊具の操作やアナウンスしたり、迷子の機嫌とったり、 きぐるみで愛想を振りまいたりと、もの凄〜く忙しそう……近未来の東武動物公園は人件費をかなり切り詰めてるみたいです。  とりあえず風船細工(ポンデリングなライオンは高難度)のお陰で大人気のパンダ(憐)と、 「俺はベテランさん、憐は何気に新人」とか言っててガキ、もとい、お子様に蹴られるクマ(尾白)の対比が面白すぎ。

遊園地の楽屋に寝泊りし、猛禽類由来の名前ながら気のいい同僚たちと日々過ごし“夢とかそういうのない”と乾巧(仮面ライダー555)みたいな事を言う、自転車までも青い憐。 尾白に望みはと聞かれて「皆に幸せな時間を過ごしてもらうこと。……俺は見てるの。幸せな人間を見ていたい」妙にジジ臭い発言しつつ、 仔犬並みのバイタリティで追いかけてたフリスビーで、ハンディカメラで隠し撮りしてる黒フードに指なし手袋の誰かを、“手が滑った”と称してパチコーン!

その画像をパソコンで解析している指なし手袋サン。 タイミング的に数時間後に出会うMPやTLTサイドでもなく、雰囲気的に世界UFO研究所関係でもない新キャラクターみたいです。 検索しても出てこない(誤植でなければ…ね)石村浩平・渡邊ひかる・増田佳彬が遊園地シーンの子役とお母さんで、 吉川まりな・斉藤夏子・鈴木菜生が、憐と尾白にバンニップの話した女の子達やニュースキャスターとすると、 消去法でラディアこと北岡久貴演じる海本隼人ってコイツ?

怪物バンニップ「一人は消えて、1人は記憶を失った」「マジ、おっかねー」
最近、変な事故多いのは、人間を食っちゃうバンニップのせい。 一つ目の鳥と一緒に行動していて、出あったら最後、記憶を消されちゃう……なんて根も葉もある都市伝説が劇中で広がってるのかぁ。 スペースビーストの被害と、ホワイトスィーパー(物理班)とMP(情報班)の隠蔽処理が合体し、 オモチャっぽいシルエットを持つスティルス戦闘機・チェスターシリーズの目撃談が重なって生まれた、火のあるところに立った煙ですな。

あれも怪物バンニップのせいだと遊園地の客が指差したニュース画像、若葉区の落雷現場が気になって、仕事ハケてから訪れる憐 「これ、夢で見たのと同じ場所じゃん」とストーンフリューゲルが立ってたアスファルトに手を触れたら白日夢のようなリアルさで残留思念を感知。 デュナミストの場合、エスパー・ジャスミンよりだいぶ精度が高いらしく“限界(ふらっ)”はなさそうです。 触手に襲われた作業員、救出に来たナイトレイダー隊員、そしてホワイトスィーパー。「もう、大丈夫だから」と記憶を消す新ヒロインを見て「君は、ダレだ?」

気を失った作業員の頬をなで何か優しく呟いていた野々宮瑞生(宮下ともみ)は、再度訪れた現場に突っ立っている憐を見て 「イレース対象者じゃない」と携帯で確認して首かしげます。“一つ目の鳥”と妙な噂になってる事に焦るMPリーダー首藤沙耶(日高ひとみ)に 「今日中に終らせないと」そう促されて別の現場へ。記憶処理対象がまだ4人もいるようで……大変だねぇ、首藤さん。ともかく憐と瑞生(みずお)の馴れ初めはモノレールの高架下って事になるのかな。 残留思念と物影からの肉眼って違いはあるにせよ。

「そんじゃ、いきましょうか!」
将来、姫矢と佐久田記者の思い出の公園っぽくなりそうな場所から憐が戻ると、 余り物クマさんカステラ(差し入れ)もってきた尾白が部屋をお片づけ中。 実はソファーベッドの下から「何だコレ」とパスポートらしき物を引っぱり出し、階段登ってくる足音聞いて慌てて仕舞った尾白君。USAの……だったのかな。 同僚が帰った後、憐は光に呼ばれて目を閉じ、例の遺跡のビジョンを見て深部まで突っ走り、 「あんたか、俺のことを呼んだのは」エナジーコアからチェシャ猫式に現れるウルトラマンと遭遇。 チェスター4機が苦戦してるスペースビースト・グランテラのビジョン見て「俺のこと全部分かってて、呼んだのね。上等じゃん」と変身&テレポート。

今週のナイトレイダー(別名・その他大勢……遺跡シーンとザッピングで入る出撃図はカッコいいんだが)
平木詩織ちゃん(演・五藤圭子)は、4機の集中砲火でも「効かない」と驚くシーン以外は……新OP『青い果実』の時のグラビアアイドルポーズが見せ場でした。 OPではハンドガンで顔半分隠してるコワい西条凪副隊長(演・佐藤康恵)との落差が素敵すぎ。 和倉英輔隊長(演・石橋保)もOPでは強そうになってました。 石堀光彦隊員(演・加藤厚成)の見上げポーズもなかなかですが、のっけに街のセット背景に、派手に飛んだり跳ねたり倒れたりのウルトラマンと重なる、芝生に寝そべる憐の、 眉の薄いアイドル写真集笑顔に比べると、笑いを取れてな……もといインパクトは薄かったかな。

そして今週の孤門くん……主人公だったよね?
「光が去ってしまうはずはない」と1人お通夜モードしたり、 「ダメだ、こいつの体表は恐ろしく硬いんだ」とアナライズ担当の石堀君の出番奪ったりと、微妙な活躍を重ねた後、 一番の見せ場はグランテラの光弾を潰すアンファンス体を見て「姫矢さん?」そしてCIC吉良沢優(演・田中伸彦)の「いや、あれは姫矢じゃない」発言の後、 ウルトラマンの体色が青くなるのを見て「新しい……ウルトラマン」と呟くシーンぐらいでした。今後はOPといい日陰者の運命?

イラストレーター吉良沢優
一番セリフがあったのはもちろん、予告前のシークレットファイル。今回はデュナミストの説明。 適能者とも呼ばれるウルトラマンの光の力を得た人間・憐を「17歳の少年だ」と言い切ってますが、 優も17歳……って事は、エヴァの14歳の“チルドレン”のような?  機械に補助されてるのか逆にセンサーを補完しているのかは不明ながら、ビーストの出現や亜空間での戦いをモニターしたり、憐が遺跡深部で光と交感した瞬間「ダレだ?」と感知するあたり、 人工的な奏者・一色真(ラーゼフォンの若くてヘタレなエラいさん)みたいな存在……だったら、面白いなぁ。

で、ウルトラマン・ジュネッスブルーの活躍は……メタフィールドを展開して、敵に向かって全力疾走。 グランテラの攻撃をジャンプで避けて、そのままの勢いで跳び蹴り一発。 着地後、勢いを殺すためにスライディングしてコサックダンスターン……1分ちょいで終了。 スモークよぎる低い位置でキメてる姿はカッコイイし、新ED『赤く熱い鼓動』もいいんですが、 凄ーく長ーい“待て”をされてる犬のキモチがよくわかる気がするのは……なぜだろう?

予告 エピソード27 祈り ‐ プレーヤー ‐
ファイナルファンタジーのテーマが脳内再生されそうな副題ですが、 暗雲から降ってくるダークフィールドやら、 憐が「俺のこと、調べてたろ」と孤門にチョークスリーパーかけたりと、やっと物語が動き出しそうです。 しかし来週はマスターズゴルフでお休み。つまりジュネッスブルーの本格バトルは3週間お預け状態。 うが〜、この悔しさをどうしてくれよう! 油断すると闇の力に魅入られそうです。食玩でも買って気を静めよっと。


4月1日
検索エンジンの裏側って……こうなっていたんですね。 Yahoo! JAPAN - 実録 サービスを支えるスタッフたちも感動ですが、 gooの裏側でがんばる海パン軍団には涙を禁じえません。土日くらいは検索業務を休んでいいよ(ほろり)。

新サービスYahoo!ばぶばぶや、 記憶を閲覧できるヘッドセット発売スペースシャトルに液晶広告に続く、感動的なニュースですねぇ。 というわけで、今日は楽しい(?)四月バカの日〜

合併特例法の期限にガソリンのさらなる値上げ前の駆け込み需要で、官民テンヤワンヤの2004年度最終日がすぎて……ペイオフや個人情報保護法の4/1ですが、 新年度くらい笑って迎えようじゃありませんか、ね?

追記……イソプレス「窓の社(まどのやしろ)」も更新されまてましたね。


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