魔法戦隊マジレンジャーステージ2『勇気を出して〜マージ・マジ・マジカ〜』
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ここのファイルサイズがデカくなりすぎまして……。

仮面ライダー響鬼・四之巻『駆ける勢地郎』(ラテ欄タイトル『走る勢地郎』)
「お疲れ様。服、中ね」
やっぱ服、燃えてたんだ……変身するたびに服を消耗する設定のお陰で、顔出し変身スーツ含め30分番組で3種類の衣装を着こなすヒビキさん。 ある意味、細川茂樹の1人ファッションショー。響鬼をみたお父さんがEDの衣装協力のテロップチェックしてネット注文…… 動くカタログ代わりに響鬼はいかが？　この呪文でスポンサーにニッセンとか召喚できないかなぁ。TAKESHIアウトドアグッズやEDのヒビキコートより需要はあるかと。

サポートの立花香須実さん(演　蒲生麻由)は残念ながら着たきりスズメ。でも熱い味噌汁作って待ってたり、キャンプ道具の積み込み時に細身ジーンズに包んだヒップを披露したり(チラ見して「大人なったな香須実」……そりゃ、誤解されるってヒビキさん)、 切り火したり、妹の日菜佳(演　神戸みゆき)に文句がてら電話入れたり……やっぱり美人で世話焼き属性で、不知火(移動用の車)をカッコよく操るネエさんが大好きだ〜　もう一度サキュバス姿を拝める、デカvsアバレのVシネは買いかな。

元気印で店番担当の立花日菜佳の動きも見てて飽きません。“魔化魍出現予測システム”を表示したパソコン前で頭をガリガリ。 体操したり階段でつまづいたり「成長してるんじゃないスかね〜」とか「そういうことやお店の事も含めてガンバリマース」と右手突き上げた後、店の神棚に拍手。カット割りでコミカル度が倍増。中学生の明日夢(視点人物)よりメインターゲットの小さなお友達にウケそう。

「かなり食らわしてやったから、もう生きていられないと思うよ」そんなヒビキの予想に反して根性で戻った童子(村田充)エライ！　 これも立花姉妹が言う予想外ってヤツですかねぇ。「うちはもうダメみたいだが、お前は山を降りて里でドッサリ声を喰らいな」そう語りかける声は姫(芦名星) 。 白い血を流す童子と姫は、死ぬと土と枯葉になる様です。

そして日菜佳のデータ解析と、ヒビキの音式神(ディスクアニマルによる盗聴作戦？)が追ってるメインターゲット・魔化魍。 緑のだいだら法師に見えるヤマビコ(押川善文　声は塩野勝美)は、雪渓歩く猟友会(A・飯尾英樹　B・暁)を襲ってますが、普通に手でハタいてるというか、おうむ返しでアウトって演出には見えません。 その様子を記録しているのか、コダマみたいに首をクルクルまわすディスクアニマル・ルリオオカミが可〜愛い。 ともかく、猟銃が効かなかった魔化魍。倒せる(清められる)のは音撃だけかぁ。

山中の捜索からディスクアニマルが戻るのを待つ間、白木だった音撃棒の柄に川辺で丹を塗るヒビキさん。ツールボックスには他の色の岩絵の具も入ってたけど、実はディスクアニマルも剥げたらこうやって塗ってたりして。 そして「ちょっとマズかった？　(ちょっと)以上だとあたしは思いますけど」開き直るのかと怒る香須実と、明日夢くん(主人公)に正体をバラしちゃった事を議論です。

キマリとしては一般には極秘らしい猛士と鬼の活動。 「俺的にはアリのような、俺の誠意って言うか……出来ないっていうか……そういうやり方が一番責任を持てるって気がするんだよね」 不器用に変身や戦いを明日夢に見せちゃった理由を語るヒビキの意思を「その子次第なんじゃない？　 分かり合えばいいって、そういう事でしょ」と、最後は認める香須実姐さん、やっぱイイ女だ〜　でも、そろそろ冷静にならないと。このままだと勢いで、白元の『めざましアローム』まで買っちまう……。

2人の話題の的・安達明日夢くん。 受験生なのに頭は非日常なヒビキさんの勇姿でいっぱい。寝付けないまま目覚まし前に起きて、ベルがなったらシパパっと止め、朝の身支度。 テントでお着替えのヒビキの身代わりとばかりに披露される中学生男子のフトモモ……いったい誰を狙っているのやら？　
色つきボクサーパンツか。うーん、成長期はトランクスの方がイイような。

「ヤマ賭けは危険ってクスミ言ってたからさ」そうアドバイスするクラスメイトの紀子ちゃん(藤枝由似？)1281年は第二次蒙古来襲だよ〜　ってそれはともかく、 受験の悩みの後は部活の悩み。 帰宅途中の踏み切りで、ガールフレンドの持田ひとみ(森絵梨佳) の、演劇やめてチアリーディングやりたいって話を聞きながら、 ドラムはやりたいけど、ブラバンで部活でなくてもいいと言い出す明日夢くん。でも集合住宅住まいで部にも入らず、どこで太鼓を打つのやら。 猛士の訓練所で……って展開になるのかなあ。太鼓クラブとか親や友人には偽って。

本屋前に自転車止めて、参考書買いに入る直前、屋久島のイトコのおねえさんからメール着信。 いやぁ、千寿ちゃん元気になって良かったねぇ。でも添付されていたヒビキさんとの記念ショットに、明日夢くんは渋い顔。 これはやはり乙女心理？　そしてメールの日付で劇中時間が確定！　2005/01/07(金)　21:54……1月上旬だったのねん。

ヒビキさんに会いたいけれど、他人のフリされたら立ち直れない！　心揺れてる明日夢くんは、 「お母さ〜ん」と本屋から飛び出した幼稚園女児(田澤有里朱)と、スーパーの食材を超過積載して容易な方向転換できなくなってるおばさん(しのへけい子)の自転車が危機一髪な状況に遭遇して、パニック。 そこへ和風コート(角袖…デカの語源？)のオジサンが颯爽と飛び出し、女の子をガード。その身ごなしに愛しのヒビキさんを重ねた明日夢くん、自転車もひとみちゃんもほったらかして、 立花勢地郎(ウルルン・下條アトム)のストーキング開始。

「はいはい、もう柴又の丸仁さん……言われなくてもヒジキは……」とケイタイの会話を盗み聞きして一瞬喜び、 「ヒジキ500gね」と佃煮屋の店主(石見榮英)との会話聞いてガックリと肩落として自嘲笑い、直後の「それじゃ、響鬼さんたちに宜しくね」って言葉で勢地郎をガン見。 追いついたひとみちゃんも「知らないのに後つけてるの？」なんて呆れながら「乗りかかった船」と、即席少年探偵団に参加です。

駄菓子屋に隠れたところで、おばちゃん(佐野珠美)に声をかけられ300円の何かを買わされそうになる明日夢くん。 そのスキに“いっちゃん”と呼ばれてた勢地郎は、尾行をまくため疾走開始……いや“鍛えてます”な元鬼なら、ヘロヘロの2人が追いつけるぐらいのスピードで様子見ていたのかも……。 『僕と彼女と彼女の生きる道』で印象的だった十字橋……草なぎ君と美山加恋ちゃんが毎朝“いってきます”をやってた場所で、ついに対象を見失い中学生カップルがヘタバってたら 「君たち、何のイタズラだい？　……鍛えてないなー」い、いつから後ろに！？(さすが21世紀のおやっさんだぁ)

その頃、魔化魍へと迫るヒビキは雪渓で猟友会のふくよかな方の死体を見つけ、渋い顔。 さらに山向こうから現れたヤマビコが、まとわりつくアカネタカを振り払い粉砕するのを見て、沢を走って怒りの変身。 姿が変わると加速するのがカッコいいですねぇ。しかし、ライダーも怪人も冬の冷たい川を水しぶき上げて走ってるのが、なんとも過酷。 去年の雪に埋まってテイク……幾つ目だよ、舌回ってないじゃんってなシーンよりはマシだけど。

姫ゆずりの赤シッポがキュートな巨人を呼び止め「ずいぶん育ったなぁ」と声をかける響鬼。 バシバシ叩く大きな手をポンポン跳ねて避けたり、踏もうとする足を支えるシーンの空気遠近法がチト……うーん、やはり巨大な敵との合成は円谷に一日の長アリかな。 いや、あえてクリアなビデオ撮影、しかも青空の下と言うゴマカシ効かない戦闘シーンでがんばる、チャレンジ精神に拍手を送るべきなのかも。 水滴というウソをつけないものに挑み、それでミニチュア差し替え爆発なんて無茶やるんだもんなぁ。

２回目の音撃シーンは連打に熱さが増してましたねぇ。ヤマビコの胸に火炎鼓セットって事は、敵の心臓にあたる部分の近くじゃないと倒せない……飛び道具使いのウルトラマンや剣で戦う戦隊ロボと違って、かなり捨て身なフィニッシュです。 いや、ホーカちゃんボールは別の意味で捨て身だけど……。戻ってくる火炎鼓に「うん」とやってる響鬼には素直にご苦労様と言いたい所。 そして土と枯葉になって川を流れていくヤマビコだったもの。巨大魔化魍は、山や森の一部が動物から奪ったエネルギーで意思を持って動き出した、自然発生ゴーレムみたいなモンなのかぁ。

「遅かったねぇ、お帰り」「おやっさんもね」
甘味処たちばなから、数少ないお客が帰るのと入れ替わりに戻ってきたヒビキと香須実。 「ご近所さんに会ったんだって？」ネチっと正体バラしたことを指摘され、香須実や日菜佳を振り返る“チクったな〜”顔のビビキと、 必死に手や首を振って否定する姉妹がいいなぁ。血は繋がってなくてもイイ家族って感じで。 奥でお饅頭でもてなされてた、中学生カップルを見て「よっ」とあのボーズのヒビキの笑顔に、 “愛しい人に会えたv”って顔する明日夢がわかりやすい。「よし、みんなで奥多摩の土産話でもきくかぁ」勢地郎が勧めるまま、ひとみちゃんを巻き込んで猛士入りしちゃうのかなぁ、明日夢くん。受験が終ったその後に。

次回予告　五之巻『熔ける海』　　「相手は、大きくなると船まで襲うバケ蟹と」
え、次回も水ですか？！ いや、巨大な敵とは限らんけど。しかし土蜘蛛とのビーチバトルに続いて二度目の海、魔化魍退治は3体続けて水続き。つくづくチャレンジャーですなぁ。 と、とりあえず変身体も人間体も出ないまま殉職したライダー・斬鬼(ザンキ)さんの冥福を、今から祈らせていただきます。

来年の今ごろは、マジマザーに続いて斬鬼(ザンキ)さんも一周忌か……

ウルトラマンネクサス　エピソード20　追撃　‐クロムチェスターδ‐
神奈川県は厚木市の飯山温泉の大和屋さん。あんな小さいEDテロップで宣伝効果はあるんだろうか。 迫真の演技で逃げ惑う温泉浴衣ご一行はプロとして、夜フィルター越しにも白い歯が光って見える、笑顔の仲居のおばちゃんは……別の意味で本職さん？ (いや、避難誘導している仲居さん方と番頭さんはリアルなパニックぶりなんだけど)

「ストライクバニッシャーに移行、空からゴルゴレムを攻撃する」
怪獣に食われそうになってるカメラマン助手の潤平(片岡雅彦)とグラビアアイドルの七夏(ななか　演・吉井怜)。そして近くの温泉町を、巻き込みそうで強力火器(メガキャノンバスター)を撃てない ナイトレイダー(極秘の防衛隊)は上空をウロウロ。チマチマとビームで牽制中。そのビームを相殺される手詰まり状況に、ウルトラマン駆けつける……という熱い状況から物語は始まりました。

でも、直前まで温泉宿で寝込んでいた過労も極みのウルトラマンネクサス……かつてラフレイアを一撃で葬った、ストライクバニッシャーをも相殺する、ゴルゴレムの炎で焼かれる肩が痛々しい。 しかも灰色のアンファンス体なのにエナジーコアが点滅。もう灰色の省エネ体も、保てなくなっちゃってるのか。 それでも立ちすくんでいる2人を身を挺して守り、火事場のばか力的に怪獣を投げ飛ばし、パーティクル・フェザー(あれ……クロスレイ・シュトローム？)で、掃除機のホースみたいなゴルゴレムの首を飛ばした所で、変身解除。ああ、変身解除するとホッとする。これで命数が少しでも伸びるかと思うと……。

そして、ゴルゴレムはマイク・ザ・ヘッドレス・チキン状態のまま逃走。 でもご安心を。ウルトラシリーズ最強とも言われるNRが、街に到達する手前でストライクバニッシャーを喰らわせます。もう火を吹けないし横倒しだし、次でトドメと思ったら、背中のクリスタルが再生して別の位相へ逃げるスペースビースト……キグルミ予算節約月間は続きます。

今週の和倉隊長
「なぜミッションエリア内に人が残っていたんです！」 上への不信が広がるコクピット内でCICに抗議して通信切られた隊長さん、TLT基地に戻った後は松永管理官に噛み付きます。 「昨夜の経験を元に、次のミッションは必ず成功させてください。そうすれば犠牲者の死もムダにならなくて済む」 平静を装う管理官が先週、CIC吉良沢に抗議してたのを知ってる視聴者は、責めてやるなよ隊長さんと、弁護したくなりますが 「無駄だとかムダでないとか、人の死と言うのは、そうやって計れるモノではないと、私は考えます」訴え続ける和倉隊長に、最近感情的な発言が多いと微笑む松永管理官は……実働部隊の指揮官がマトモな感性でホッとしているのかも。

ウルトラマンに救われた七夏(ななか)と潤平。先週のあらすじで食われちゃったカメラマン保呂草(演・林泰文)の 遺品(カメラ)を手に、明け方の山道を下りてたら、木陰でヘタりこんでたフリージャーナリストが一人…… 旅館から駆け出す姫矢を追ってきた根来甚蔵さん(演　大河内浩)、車を置いてくる間に見失ったんだね。 2人から事情を聞いてデジカメの中身を確認するなり、口先三寸と当身を駆使してメモリーカードを奪って一目散。「心配するな、保呂草さんの遺志は俺が継いでやる！」 結果的にはMPに回収されずに済んで良かったかな。

疑い深そうな曲者の根来に、怪獣の存在を一発で信じさせる写真の力…「写真は真実を伝えられるって事を、姫矢さんの最後の写真で教わったって」「目的が見えた、保呂草さんそうも言っていた」 潤平と七夏の会話を盗み聞きしていた姫矢准(ネクサス適能者・元報道カメラマン)は、 「大丈夫だ、根来さんなら、あの写真を必ず公表してくれる」と2人に保障してるけど……「おい、明日の一面、俺にくれ。日本中が引っ繰り返る大スクープだ」って全国紙の一面は多分無理だと思うよ根来さん。ネットも抑えられてそうな近未来「あんたの魂がこもったこの写真、絶対にムダにしないぜぇ」その意気込みと手腕がどれだけの物か楽しみです。

「そうなんだ……あの、ありがとうございました。頑張ってください」
左肩を庇う姫矢の様子から、ウルトラマンの正体に気づく七夏ちゃん。 初めて感謝の言葉を貰ったのに姫矢は背を向け山中へ。1人になってから「俺がもっと早く駆けつけていれば、もう一人も助けられたはずなのに……すまない」って、その呟きはストイックすぎて聖人すぎて……姫矢にとって戦いは贖罪の手段なのかも知れないけれど、 そこまで自分に厳しくなくてもなぁ。ともかくストーンフリューゲルを召喚し、横になってもうなされ続ける姫矢さん。あと何話ぐらいなんだろう。

温泉町に戻った直後、TLTの情報班MPの首藤リーダーに記憶を書き換えられた2人にとって、保呂草は酔っ払って崖から落ちた人になってしまいました。 至福の中で逝ったのは同じだけど、スクープ撮っての殉職と、事故死の落差に涙です。 でも記憶は消えても2人の心の奥に想いは遺され……七夏は、私の笑顔で誰かを元気にしたいというグラビアアイドルになった初心を思い出し、遺品のカメラを手にした潤平も 「俺も保呂草さんみたいに、七夏ちゃんの笑顔をきれいに撮れる様になるまでガンバルっすよ」と、人の心を動かす写真家を志します。こうやってセラと姫矢の想いは未来へと……。

今週の孤門一輝(主人公・NR隊員)と西条凪副隊長たち
後部にエンジンが4つ張り出した、ゴツいXウイング(SW)ことクロムチェスターδ。 新開発のハイパージェネレーター搭載で、スキャニングパルスを使った特定位相の割り出しと、フェイズシンクロナイザーを使った位相間の移動が同時に行えるという、 良く解んなけど凄い新型機へ、搭乗を志願する孤門くん。最近主役らしくなってきたけど、視聴者的にはスキルの高い凪副隊長や、射撃が得意な平木詩織隊員って選択肢はなかったのかと……ああ、今週も詩織ちゃんは石堀隊員とペアで解説係かぁ。

エリア4のポイント815への出撃シークエンスのBGMがすっとアイキャッチに繋がるのは鳥肌モノ。 4機揃っての発進時、高出力エンジン搭載のチェスターδの時だけ画面が揺れる演出。そのパワーの説得力に魅了されます。 ポイント818の街の手前、817で待ち伏せするメガキャノンチェスターへの合体シーンも、やたらカッコよくてリアルに見える。 今日は勝ったな、夕方のガンダムに。

薄紙のように重なり合う亜空間を越えてF27へ、そして逃走後のF57へと位相を同期させてゴルゴレムを探す孤門くん。 緑画面な空間で首のない怪獣見つけてビックリです……480秒(8分か)で再生する背中の位相制御器官と違って首は再生しないんですねぇ。 「絶対に逃がさない。コアザラムバスター(？)、ファイア！」背中のクリスタルを見事破壊して、攻撃可能な現空間へゴルゴレムを燻り出す今週の孤門くん、ついに視点人物から真の主役へと一歩踏み出しましたねぇ。

しかし、頼みのメガキャノンバスターはバリアーで半減され、制御器官も5分を待たずして再生。 戦うほどに強くなるスペースビーストの適応力を、計算してなかったCIC……ダメじゃ〜ん、ちっとも上達しない台詞回し以上に。 そして避難勧告が出てない街に迫る、人食い怪獣ゴルゴレム。その時
「姫矢さん！？」

チェスターデルタとすれ違うストーンフリューゲル。 雄叫びと共に変身し、3分を過ぎたら死が待っている高パワー形態ジュネッスへと、空中で2段変身。街の灯を背に降り立って、メタフィールドへゴルゴレムを閉じ込めるウルトラマン。 捨て身のボランティアヒーローを支援するため、孤門と凪副隊長が『ジェネレイター、フルドライブ！』声をあわせレバーをグイっ。 チェスター2機が並んで亜空間へ突入するシーンは、急いでくれと応援したい気持と、その先に広がる光景を見たくない気持がマゼコゼで、どうしていいやら。

「ボクは当たり前の事に初めて気づいた。ウルトラマンといえど、元は姫矢准という普通の人間なのだ。その体にいつ限界が来ても、おかしくないのだと」 ゆっくり倒れるウルトラマンの胸の点滅が、オシロスコープ(心電図)の波形めいて……孤門のナレーションで、涙腺がセカチュー鑑賞モードへ位相です。エンディングテーマ聞きながら涙ぬぐったのは私だけじゃないよね。

その直後、 フォートレスフリーダムのCMとシークレットファイルのコンボに、バンダイの商魂を見て別の意味でチト感動。でもチェスターデルタをCMするほうが本編との相性はイイような……発売は中旬のはずだが、遅れてる？

予告　エピソード21　受難　‐サクリファイス‐
白服の処理班(ホワイトスイーパー)に姫矢が拉致されてしまいました〜　 ウルトラパワーの秘密を探ろうと、色々実験ほどこすCICと松永管理間。でも、判明した事実は極秘にされちゃうんだろうな。 出来れば根来さんに看取って欲しかったけど……予告で使ってる技が人を救うためのセービングビュートなあたり、再び涙で画面が……

ただ、物作りの腕だけはある筈……あるんじゃないかな？　多分あると思う。
暗礁に乗り上げたなんて報道された町工場発の人工衛星……プロジェクトXのネタになるような、奇跡の復活劇を祈ってます。 あの株式会社ボークスだって関西の企業……って、VOLKSがわかるのはゴク一部の方だけか。

もの凄く高価で美麗な、趣味につっ走った着替え人形のメーカー・VOLKS。『美鳥の日々』ってアニメ見るまで、私にとってもほぼ未知の世界でしたが…… 気がつけば『ふたば☆ちゃんねる』にまで人形専用の画像板ができてました。
さすが『双葉ちゃん♪』(注・匿名掲示板なのでマズ〜い画像を貼る方がいます)。第４回日本オタク大賞で、石黒賞とかいうのを押し付けられただけの事はある……かな。

というわけで、まだベータ版のYahoo!ブログに手を出してみました。 基本は抑えられているものの……勝手がまだヨクわかんない。個人的にはジオの日記ツールの方が自由度が高くて嬉しいくらい。
ただ、Yahoo!ブログは1記事辺り容量無制限って点がありがたい(←5000文字規制がありました……あうあう)。
ライブドアに対抗したか、総量は2GBって……デカっ、つ、使い切れません。このホームページ全体でも7Mくらいしか……画像も1記事2MBまでOK(いや、そんな重い画像を貼る気はないよ)。

TVに取り上げられたり、本が出版されたりと最近華やかなブログ事情。正式版となったときヤフーがどこまでの代物を作り上げるのか確かめてみたいと思います。 とりあえず、気が向いたらコーナー化していないライダーとウルトラマンの感想……移して整理しようかな。ジオログは……いずれプレイ日記にでも使いたいなぁ。

未整理なハードディクス←Yahoo!ブログ
ジオシティー実験日記←日記ツール

そんな中、「シック・カー」対策を日本自動車工業会が考え始めたとか。 春に目がシバシバするのは花粉のせいばかりじゃないんだね。部屋も車も内装を、化学製品や科学糊で固めてるんだから、そりゃ頭痛やシバシバも無理ない話。 今までは揺れによる車酔いとゴッチャになってて、目立たなかったんだろうなぁ。

でも、新車のニオイが好きって人もいるからヤヤこしい。これは……中程度の悪臭を嗅ぐと、つい嗅ぎ直したくなる本能的な人間の悪いクセ。 それを繰り返しているうちに、ニオイに新車を運転する悦楽の記憶が結びつき、軽い倒錯が起きているのかも。ガソリンのニオイが好きなのも同じパターンかな。

きっと、テレビや映画、新聞や小説や演劇も、みんな同じイバラの道をたどって来たんだろうな。昔ながらの遊びを見直せと、ビー玉やコマやおはじきを神聖化してみたところで、 きっとそれらが初めて世に出たときは、これが原因だと槍玉に上がった事が、1度や2度、あったんじゃなかろうか。なんか、小学校の頃、ビー玉禁止令が出てた様な気もするし。

そんな考えても仕方の無い事より、冬はやっぱりオデンだよ。 牛筋ダシのしょうゆ味、名古屋の味噌オデンといったメジャーなオデンとともに、 青森では「しょうがみそ」が愛されていると知って、その奥深さに感動です。 温まりそうだなぁ、体ばかりか心もポカポカ。そう、チョコなんてなくても人は冬は越せるんだよ。でも冬山にはチョコを持って行こうね。

とまぁ、平成教育予備校の放映中止に思わず失笑しながらも……正直、幻滅しました。NHKがラグビーで見せたドタバタから、他の局も似たようなモンとは思ってましたが。フジサンケイグループも画面に映すモノはマユツバで、旧ソ連や北朝鮮の国営放送を裏読みする様な感覚で、推理して楽しむものなんですねぇ。 ドラマ『美女か野獣』ってフジ社内のリアルを薄めて、良心と言うフィクションをトッピングした半ドキュメントだったんだぁ(冗談ですよ、一応)

リアルでは友達になりたくないタイプながら、レンタル掲示板がこれ以上サーバー移転の憂き目に遭わないために、ホリエもん頑張れ〜　と書いておきます(…幣サイトの立場上、ね)。あと、三木谷社長が「そんなら俺がフジを買う」と、仙台球団で見せた後出しジャンケンその2をやらかさないよう、祈っとこうかな。

魔法戦隊マジレンジャーステージ1『旅立ちの朝〜マージ・マジ・マジーロ〜』
まとめコーナーへ誘導させていただきます↑クリックのお手数おかけして、すみません。
ここのファイルサイズがデカくなりすぎまして……。

仮面ライダー響鬼・三之巻『落ちる声』(ラテ欄タイトル『落ちる声』)
ミュージカル演出、ふっかぁ〜つ。歌って踊る受験生、安達明日夢くんの自転車通学から今回は始まりました。
「変なおじさん 名前はヒビキ ひ び き き　きききききききき鍛えてまぁ〜す♪」 借りてきた猫(動物プロダクションから)や犬が音程で鳴いたり、CGで無理やり描いたカエル雲までは楽しく見てましたが、駄菓子屋のカエルのオモチャが鳴いて動いたのは……一瞬、戦隊モノかと思いましたよ。Bパートの見せ場・ディスクアニマル総出撃をカッコよく見せるための下地作り演出だとは思うけど、 “ひびき……仮面ライダー、なの？”(←この一文、ボー読み指定)

ライダーと巨大蜘蛛(土蜘蛛)のバトルに遭遇した明日夢くんは、すっかりヒビキさんのト・リ・コv　無駄にくしゃみしたり、誰かさんみたいなポーズしたり、ぼーっと屋久島の写真集見たりと、受験生の自覚が80%減。 っていうか、屋久島の親戚ン家で一度も参考書や単語帳を開かないから、中2なんだと思ってたら、ドタンバの中学3年生だったとは。 塾前で滑り止めの平成学園に受かったと報告した友人が「城南一本……男の中の男って感じですね」なんて明日夢に言ってるあたり、劇中時間と現実時間はほぼ同じか、せいぜい1ヶ月前ぐらい。

この状況で未だ進路が“とりあえず城南”な明日夢。魚眼レンズっぽい屋上でのクラスメイトとの分かれ道表現……特撮番組では決して超えられない金網で演出されてたアレ、おジャ魔女どれみドッカーン第40話へのオマージュってのは考えすぎかなあ。 明日夢が進路にたじろぐ見習い魔女どれみで、ヒビキが人間界で暮らしながら長命という秘密を抱えて世界中を流浪するベテラン魔女の未来、なんちって〜。とりあえず「私たち、受かるよね〜」の持田ひとみ(演　森絵梨佳)とは同じ進路っぽくてひと安心かな。

勉強しなきゃと思えば思うほど、ゲームやマンガやTVに夢中になるのが人情なれど、ヒビキのウワサに一喜一憂、母親が買って帰った刺身こんにゃくも喉を通らない程、ライダーに夢中の少年明日夢くん。 受験の日程を書き込んだカレンダーに布かけてる場合じゃないってのに、来週も新しい鬼(ライダー)に遭遇ちしゃうらしい明日夢くん。 こりゃ、補欠でギリギリ受かるってパターンかな。

ロングが多くて早仕舞いでラッキーだったと、息子に土産買って帰る働くお母さん・安達郁子(演　水木薫)。 受験の本番間近の息子抱えていながら……奥多摩で会ったヒビキさんが美人の彼女連れてたのをデートと勘ぐって「かるーくショック」って…… ま、まさか、高校合格祝は、新しいお父さんをプレゼントってハラだったんじゃあんめーな。 同じ柴又でご近所付き合いできると思ったのに、微妙によそよそしかったから“ショック”なんだよね？　その気持は純粋に知人へのシンパシーなんだよね。 まぁ、巨大蜘蛛を太鼓で倒すライダーに比べれば新しい家族の1人や2人、どって事ないか。

「♪言いたかないが　連チャンはキツい。い　い　い　い」 「♪言うだけムダだよ頑張ろう」歌でボヤくヒビキさんを助手席にのっけて奥多摩までランクル転がす香須実姉さん(演　蒲生麻由)、相変わらず紫が映えるイイ女っぷりです。 歌で返す遊び心がイイ。中学生集団見てキョドる様子や、刺身こんにゃく店の駐車場で会ったタクシー運ちゃん(安達ママン)の「命の恩人」って一言から明日夢に正体バラしたと勘づく鋭さがイイ。 中3の大事な時期だと気づいて「落ちるよその子、試験に。みんながみんなヒビキさんみたいに強くないんだから」ってキツい物言いの裏に溢れる世話焼き属性がイイ！　出撃前に火打石で厄除けしてあげる、銭形親分のお内儀なノリもイイ。 美人で有能で下町気質を備えた香須実姉さん、大好きだ〜

「お母さん、俺たち急ぎますのでここでドロンします」←この言い回しがオジさん風味？
香須実姉さんが横にいると可愛いいな……ヒビキさん32歳　職業・魔化魍退治　この道15年のベテラン。 魔化魍の記録つけた、黒革の手帳ならぬトラ皮の手帳をリュックから出すのにサイドボードいっぱいにアウトドアグッズを散らけちゃう“片付けられない男”っぷり(いわゆるパニくったドラえもん状態)。 なりゆきでごくタマに(……本人談)正体を明かしちゃったり、テントの設営時にマットレスを膨らませるポンプを手でピコピコやってたり、 叱られてショボーンとか「飲みたーい」(お茶ね)とか……その分、変身後のスキのない戦いぶりとのメリハリがくっきりハッキリ。

「オッケー了解ガッテン承知だー」(ガシャン)
梁に受話器ぶつける妹属性の元気っ娘・立花日菜佳や、中学生の明日夢と話してる時は大人の男なのになぁ、ビビキさん。 とりあえず、魔化魍は気温湿度が合致すると山中等に自然発生するようで……その統計と分析、そして甘味処“たちばな”の店番がお仕事の日菜佳ちゃん。 今年は忙しくなるってのは、猛暑とか地震とか台風とか、去年色々あったからかな。「お店はヒマですけど」って事は魔化魍退治の活動資金は、在家猛士からの寄付じゃなくて……別にカモフラージュされた収入源があるのでしょうか。

「でかくなったなぁ」ってデカすぎだよヤマビコ。何人分の声を抜いて食わせたらキングコングサイズに育つってんだよ。桃太郎やかぐや姫もビックリだ。 というわけで、今週の敵役は去年の11月に青森のカチド鬼さんが退治した、冬山の猿妖・山彦。ヒビキさん的には6年ぶりの4匹目で、 香須実さんは初めての対戦相手。オウム返しされた人は首からコハクのような石をちぎり取られて死亡……。 前回の蜘蛛に比べると婉曲な人食いだし、湖で養育されてる時はそんなに怖くはないかな(ベターマンぽいというか)。 むしろ、木の上や吊り橋の高いところで、サルっぽく体揺らしてる赤い猿メイクの姫と童子が……別の意味で怖い。命綱、CG処理で消してるんだよね？(そう思わせてください、見てると足がすくむ) ところで、TDBって何だろう。猛士データブック？

「わたし等は鬼ごっこしてるから、あんたは向こうの山でかくれんぼしてなさい。朝になったら飯でも喰らって里に下りなさい」 この言動といい、遭難者を捜索に来た自警団のオッチャンを不意打ちするときの表情の豊かさは、さすがお猿さん。 無表情だった蜘蛛の時とは、ガラっと人格変えてるのが面白いです。陽動したり音撃棒スリ取って喜んだり、怪人態が猿の惑星だったりと面白い2人だったのに、今週でお別れかぁ。 ヒビキに見つかった時「鬼っ！」「鬼ー！」「鬼ーぃ！」と歯をむき出して連呼するのがなんかツボ。

でも、もっとツボなのは、三色のピンさした地図の前で行く先を入力されて、釣具ケースの改造みたいな箱から、山へと放たれるディスクアニマル(音式神)。アカネタカ、ルリオオカミ、リョクオオザル各10づつ、総勢30頭。 お互いにアリっぽく情報交換してる時の可愛さったら……もう、財布直撃モノです。日曜日の玩具店の売り上げ、スゴかったろうなぁ。 見送るヒビキが「よろしく」って声かけるのも、道具以上の愛情を抱いてるって感じで魅力5割り増し。 立花家の方々が使う姿も見てみたいところですが(悪い虫が娘に寄ってこないか、日菜佳がサボってないかとパパさん辺りがね)、音角(変身音叉)で一斉起動するって事は、鬼にしか使えないのか。

今週の戦闘は……跳びながら変身アタックから開始。この構図はモビルスーツの降下作戦ですかい。個人的には紫の火の粉を散らす、後ろからの図で見たかったなぁ。
フェイントかけて音撃棒奪って喜ぶ怪姫に、慌てず騒がず火を吹いて、火柱状態の相手からバチだけきっちり回収し「手癖悪いなー　ほんとに」溜息つくって事は、以前も武器を盗られたのか響鬼。 さらに怪童子は、拳に仕込んだ暗器(かえし付き)でブッスり。白い血を撒いて谷底へ落ちるのを見下ろすところは、ちょっと怖いよ響鬼さん。 ていうか、ホント戦闘員なんだねぇ、姫と童子。屋久島では姫が２話分粘ったから、奥多摩では童子(演　村田充)が根性見せて再登場を期待したいところです。

今回、EDは背景映像が都会(六本木ヒルズ前？)にさしかわり。これからの一年、いろんな所でヒビキさんをストーカーするんだね、明日夢くん。 それにしても、山彦の描写後図書館シーンの天声人語のアップ以上に、微妙すぎるキー局へのゴマスリですなぁ。

次回予告　四之巻『駆ける勢地郎』
「鍛えてないなぁ」うぉ〜　明日夢くんたちへのフォローに、ついに立花のオヤっさん登場ですか。 今回まで白木だった音撃棒に、ヒビキさんが赤く色を塗ってるのは、なんとなく逆刃刀真打の柄と鞘を整えている剣心を見るようでカッコイイ。 そんな感慨の全てを「スーパーヒーロロロ〜タイム、シーユーネクストタイム」なレニーハート巻き舌で吹き飛ばされちゃったわけですが……コレは、プリキュアが始まる前に視聴者の感性を中和する高度な作戦スか？

ウルトラマンネクサス　エピソード19　要撃戦　‐クロスフェーズ・トラップ‐
「でも姫矢准の体は、このとき既に」不吉な所でナレーションを切るんじゃないよ、孤門一輝！(主人公・NRヒラ隊員)
先週の引きのドキドキ＝西条凪副隊長に撃たれそうな姫矢准(ネクサス適能者・元報道カメラマン)という危機的状況は、「銃を下ろせ！　彼は溝呂木とは違う……私にはそう見える」な和倉隊長の命令で無事回避されました。 孤門くんも視聴者も、隊長には某地球署署長を重ねちゃうワケですが、姫矢が言うとおりTLTって防衛組織はちょっと……あんな作戦考えるCIC吉良沢と一緒の職場。松永管理官なんか胃に穴が開きそうだもんなぁ。

今週の溝呂木眞也くん(黒いウルトラマン・メフィストのデュナミスト)“欠席で〜す！”
先週元カノ(凪副隊長)に撃たれたせいか、今週は出てきませんでした。オモチャのCMはしてるのでこのまま退場とも思えませんが…… お陰でマトモなSFドラマになった今週の敵役は、TLTという組織の非人道性と、姿ばかりか実体そのものを任意で消せる、背中にクリスタルを背負ったステゴザウルスみたいなスペースビースト。 うわー、今朝はホラーや昼ドラじゃないよ。何だかウルトラマンを見てるみたいだv(待て)

では、今週のスペースビースト・ゴルゴレムくん
音を立てて岩ごと噛まないように、お行儀悪いぞ！　(って言うか口の中が石臼地獄……)
「過去にない波形を示してます」岩にコード刺して報告する先行組、その他大勢こと石堀隊員＆詩織隊員の時には出てこないで、 主人公含む隊長ご一行がついたら姿を現すあたり、目立ち方を心得ているゴルゴレムくん。さらにウルトラマンとも絡めて万々歳。 危なくなったら位相を移って半透明化。追いすがるネクサス(アンファンス体)の攻撃や、チェスター(NRの戦闘機)のスパイダーミサイルを空振りさせて、チャームポイントを見せつけます。

今週の姫矢准(ネクサス適能者・元報道カメラマン)体調不良につきAパートで早引け。Bパートは寝たきり
「同じ？　ならば教えてくれ、俺の目的を」隊長からの協力要請をお断りして、ストーンフリューゲルで飛び去った後、山にてゴルゴレムくん相手にバトル開始。 「傷が癒えてないの？」副隊長が実況するとおり、左腕が痛むネクサスはいつもとは逆手を伸ばしてジュネッス化。ゴルゴレムを逃がさないために張ったメタフィールド形成も右手。 スライディング・キックで柔らかそうなゴルゴレムの腹部を攻撃する時も左腕をかばってますが、そのウィークポイントを噛まれ、決め技も撃てないまま早々にエナジーコアがピコンピコン。 メタフィールドも破られてドローと相成りました。

「傷の回復が遅い……俺の体に何か」シークレットファイルで回復機能つきフライングモジュールとして紹介されたストーンフリューゲルもついに限界なのか墜落。 たまたまそれを目撃した浴衣の姉ちゃん・写真モデルの七夏(ななか　演・吉井怜)と、彼女を撮っていたカメラマン助手の潤平(片岡雅彦)と、 実はグラビアより報道写真志望だったカメラマン保呂草(林康文…青春デンデケことイーグルアンデッド高原・林泰文？)が倒れていた姫矢を保護し、3人が逗留していた温泉宿へひとまず担ぎ込んだけど……病院に連れていこうにもナゼか温泉町の電話も携帯電話も不通。 ついには停電になるその温泉町の近くでは、静かに極秘作戦が進行してました。

「あれだ、電子レンジの中で生卵が爆発するみたいな感じだ」by平木詩織隊員…探偵ナイトスクープ好き？
高圧送電線に細工してスキャニングパルス(ビースト捜査波)を増幅。位相間移動能力を持つゴルゴレムの制御器官を破壊するクロスフェイズ・トラップ。 その問題点はおびき寄せるエサとして人口10万人のベッドタウンに避難勧告を出さないっつー人道的にマズ〜な所と、メタルジェネレーターのフルパワー運用の限界180秒。 しかも、下っ端隊員たちは知らない事ながら「人口200人に満たないオフシーズンの温泉町に居合わせた人間なら、ビーストの餌食になってもいいと？」松永管理官は内閣官房長とキツい折衝をした後で、 予想される人的被害を、吉良沢に笑顔つきの「ご苦労様」の一言で済まされて苦悩。

見えないゴルゴレムの進行予測をCGで表示したり、赤いカウントダウン表示を斜めに撮られると、どうにもこうにもエヴァ風味。 ドラゴンゴンボール発祥のぱふぱふがDQを経てWJのダイの大冒険に戻ったようなフィードバックぶりです。 ATフィールドを突き破るように姿を現したり、ギリギリで背中のクリスタルっぽい器官を爆発させて姿を消せなくなるゴルゴレムは純粋に燃えポイント。 これぞ特撮の醍醐味。必殺のメガキャノンバニッシャーをチャージするまでの90秒、迫り来るゴルゴレムをスパイダーミサイルの弾幕で牽制する部分は、デカレンのミサイル蹴り落しと比べると、ナウシカレベル……かな。

「目的が見えたような気がしたんだ」
仕事舐めてるのはアンタだ「あたしの一番きれいな笑顔とってくれるのは、保呂草さんだけなんだから」とモデルに喝入れられてた、ヒゲの薄い赤アロハのカメラマン。 仮面ライダー剣出演時に“偽ペ様1号”と呼ばれた爽やかさと知的さ純粋さを、忘れ去ったような役作り。思わず「ウソーん」と叫んじゃいましたが、 姫矢最後の作品(セラの遺影でもある戦場写真)に影響されたと告白し、送電線の間に姿を現したゴルゴレムを見て 「あんたアレを撮りに来たのか」と姫矢の動機を誤解しつつバッグ抱えて山を走る時の、カメラマンとしての使命感と名誉欲で興奮した顔は、やはり偽ペ様。 いい顔なだけに……カメラ残してバリバリ食われちゃったのが、あまりにも無残。少しホの字っぽいカメラマンを目の前で喪い、悲鳴上げる七夏ちゃんのアップで次回へ。溝呂木や副隊長絡みじゃなくても、心臓に悪い“引き”が作れるんだねぇ。

「今度は俺のもんだ。俺が伝えるんだ。誰も知らない真実を！」
怪獣だと驚き、逃げようと手を引く助手やモデルのねえちゃんを突き飛ばし、命と引き換えに撮った保呂草の遺作。 世間へ発表するのは、ラーメン屋から飛び出したフリージャーナリスト根来甚蔵(演　大河内浩)って事になるんでしょうか。 ニイヤマ連峰へいった大学の登山部の連中と連絡取れなくなったけど、ニュースになってないって大学生の噂話を耳にするや、ラーメンも食わずに飛び出した、食い逃げ同然の火の玉っぷり……姫矢を看取るのが(をぃ)腐れ縁の彼であることを切に願います。

予告　エピソード20　追撃　‐クロムチェスターδ‐
「人がいます！」保呂草たちに気づいた孤門と、その声で発射をやめた和倉隊長の善意は、 逃げまどう温泉客を救う事になったのか、トドメを刺しちゃったのか、ってのも気になりますが……街の灯を背中にしょって、いろんな意味で背水の陣をしくウルトラマンが痛々しすぎ。 数十回に1度だったかな、オルテガがキングヒドラに勝つ確率。そんな奇跡を祈りながら来週の朝7時半はハンカチ用意しておくか。

11時前から行列が出来ちゃった店『吉野屋』
車まで飛び込んだ店舗もあったようですが……1年ぶりの牛丼はやはりおいしゅうございました。そして豚丼の美味しさも再認識。同じ値段なら牛丼復活後も豚2:牛1の割合で食べてゆきたいと思います。 ちなみに、並んだ時間は10分程度。大半のお客様が牛丼弁当お持ち帰りの方ばかりで“店でお召し上がり”する分には、普通の昼飯時と同じくらいの込み具合。 のんびり牛丼を堪能できました。

ところで……牛丼弁当もって帰った人は家族で食うのか同僚と食うのか、冷凍してオークションにでも出すつもりなのか。それと、店内で食うなら4杯制限はカンケーねぇ！　とばかりに何杯も追加注文していた若者たちが愉快でした。若いっていいな……

そしてマージ・マジ・メルマガーロ(テレビ朝日のメルマガ)も届いて、いよいよ新番組への期待もたかまる週末。メルマガ読者だけのお楽しみ画像もあるようだし……塚田＆ヘドウィックのプロデューサーコンビに、EDコントを期待していいんだよね、ね？　 ただ、キャストが若いってアレだな……とならない事を祈ります、マジで。

賛否両論大騒ぎ、けんけんガクガクの神戸空港が一年後にキチンと完成したなら、スカイマークの飛行機も、灘や六甲山の上空をカッ飛んじゃうので……騒音がアレかもしれないけど神戸の皆さんカンベンしてねv　ってお詫びと宣伝でしょうか。

大反対を受けてチャラになった南セントレア市といい、空港がらみの名前はなんとなくゲンが悪いような気もしますが、語感だけならヤフーＢＢより爽やかムード。 空をイメージする球場名が、ファンの心に泥突っ込んだ合併騒動のゴタゴタの澱んだ空気を吹き飛ばす、要素になればいいんですがねぇ……
でも、試合回数は大阪ドームと山分け、宣伝効果も半分なんだよな。