一言半日記 2005 2_1〜2_10

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 切ないぜ『ふたつのスピカ』  第3のビールが4銘柄  友チョコ?  実写版『魔女の宅急便』!?  デカレンジャー エピソード.50 仮面ライダー響鬼・二之巻  ウルトラマンネクサス Ep14  日立の樹CM  恵方巻とミュージカル  ポポロクロイスPSP版CM  1日だけ牛丼が帰ってくる
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。
2月10日
ゲームサイト的にはポポロクロイスPSP版の発売日って話題で行くべきところですが……それは他の専門サイトさんにお任せしましょう。 そろそろフライングゲットした方々の最速プレイ情報が転がっていそうだしなぁ。

それよりマクドナルドのクーポン券が今日で切れちゃうほうが気になっちゃって仕方ない。 それとヤフーのロゴがバレンタイン仕様になって、いよいよチョコレート祭までのカウントダウンが始まってるのもドッキドキ……もちろん狙いは15日から始まる高級チョコの投売りさ〜  寒いと高カロリーのモノが恋しくて……それれが全て腹肉になるかと思うと、情けな〜く。

情けないとは似て非なる、切ない気分を盛り上げてくれるといえば、NHK教育テレビで放映しているアニメ『ふたつのスピカ』。本日未明(0:25〜)に第2話が放映されたわけですが…… スピカは高温高速の連星なんて記憶が、心ときめかせて星の本とか読んだ幼い頃から浮かび上がってくる、夢を目指す少女の物語。 これは『砂ぼうず』と並んで個人的にアタリなアニメかも知れないとワクワクです。 ホノボノ叙情SFとギャグアクションと方向性は真逆だけどね。


2月9日
キリンに続いて、アサヒもか。内税がビールより50円安く発泡酒より20円安い、 サッポロの『ドラフトワン』にはライバルいっぱい。 今現在はサントリー『スーパーブルー』だけですが、お花見シーズンには『キリンのどごし』、ゴールデンウィーク前には『アサヒ新生』と、 春はビール風アルコール飲料が熱い熱い。

といっても、冷静になって考えると苦くて辛いビールの何が美味しいのかフト疑問。近い喉越しを持つコーラ(炭酸飲料)も甘さより痛みを感じて喜ぶヘンな飲み物です。 思えば苦いコーヒーや渋いお茶も謎の飲み物。 細胞レベルから美味しいと感じる水やジュースと違って、脳みそが気持ちいいから美味しいと体をダマしているんじゃないかと……。

まぁ、ゲームも似たようなもんかな。
ン千円、時に1万円近く出して、レベル上げやアイテム集め、解き方に詰ってセーブポインとまで行けず半徹したり、ネットで検索したりと大騒ぎ。 そっか、これが“若いときの苦労は買っててもしろ”の意味だったのか〜(←大誤解)


2月8日
聖バレンタインさんの命日とチョコレート業界の陰謀が絡み合った行事が迫ってます。 本命はともかく、義理を上司に贈ったり、父親等の肉親にまで贈るあたり、2ヶ月遅れのお歳暮第2弾って気もするバレンタインデー

ただし懐が痛むのはレディ限定。そして3/14はモテる男と管理職な方々限定で懐が痛むハメになる……ってのが、今までの日本のの常識でしたが 友チョコかぁ……なんと女同士でチョコを贈り合うこともあるそうな。 ぼんやりと女子校の話かと思ってしまいましたが“そーゆーの”ではないらしい。友情の証と言うか、女社会の潤滑油……かな。 友好や親愛の表現として食い物って一番解りやすいもんなぁ。あと女としての意地の張り合い=料理のウデ自慢もあるのかもしんない。

ま、縁のない手作りチョコなんぞより、ロマサガの発売日4/21に決定って方が個人的には重大事。とはいえ、他のサイトさんが全て書いてくださってるし今更書く事は何にもありません。 あえて言うなら、記事の写真の熊々しいブラウにショックを受けた事かな? 旧バージョンのドット絵テディベアな雰囲気が木っ端微塵(強そう……だけどね)。


2月7日
インフルエンザが本格的に流行だなんて、怖いニュースが流れ始めた2月ですが、なるべく被害が広がらぬよう、今は祈るばかりです。 たくさんのニワトリの命と引き換えに、ガンバって新型ウィルスを防いだんじゃありませんか。どうかスペイン風邪の二の舞とかになりませんように。

風邪といえば、すごい水濡れシーンとひどい風邪引きシーンが実写で見られそうなニュースがディズニーから飛び込んできました。 魔女の宅急便を実写でリメイクするそうで……黒い魔女服で飛ぶのはどんなお嬢さんですかねぇ。 宮崎駿の手を離れた以上、かぼちゃパンツのチラリズムは無くなって、お子様にも安心の健全映画とはなりそうですが、あの飛翔感だけは無くして欲しくないなぁ。

日本では、ことごとくアレな感じに仕上がっちゃうアニメ→実写というメディア展開が、ディズニーの手にかかるとどうなるか楽しみです。 アメリカ人好みの話に変えられちゃって、キキもジジもトンボもウルスラも、面影なくなっちゃって存在すら削られてる可能性、無くもないけどね。


2月6日
2月最初の週末は、何気に寒波のド最中。
めげずに早起きできたなら、夜明けのコーヒーふーふーしながら、城も惚れる赤い飛行機のカッコよさと、神がかり作画な『かいけつゾロリ』の感動を、少しの間ワキに押しやって、行ってみよーか、特撮感想日記〜。

特捜戦隊デカレンジャー エピソード.50『フォーエバー・デカレンジャー
デカレンジャーのジャンクションは、ぶっちゃけ1月のままのですが「正義は勝つ!」で盛り上がりまくって本編へ。 最終回のOPテーマはカットです。アイキャッチもありません。しかし提供だけはスペシャル仕様。 さらにタイトル背景のナレーションまで特別仕様。「SPD、スペシャルポリスデカレンジャー、熱いハートでクールに戦う“6人”の刑事たち。彼等の任務は地球に侵入した宇宙の犯罪者たちと戦い、人々の平和と安全を守ることである」

ホント良かったなぁ、テツ(姶良鉄幹・デカブレイクこと6人目戦士)。力強い目のドアップ後、それぞれのチェンジ時の武器を構えた生身ショットでも一番最初だし、ラストは本当に……吉田友一くん、 これからはショーやイベントで仲間はずれギャグかまされて、へこむ事はないんだね(もう番組、最終回だけど)。

「こちら地球署、長官、応答してください」ホージー(戸増宝児・デカブルー 演・林剛史)は、地球へ向かう宇宙警察主力部隊へワナの存在を知らせようとしますが 「ムダだ、通信回線も全て遮断した。もうお前たちにはどうにもならないんだ」高笑いのアブレラ様(声 中尾隆聖)。やはりチェンジシステムだけでなく、惑星間通信システムも抑えてましたか。 アブレラ様がデカベースロボの操縦室へ去った後、生身の5人をいたぶるのは最強最悪のハイパーマッスルギア装備の海鮮傭兵×3。 「負けるもんか、闇に潜んで悪をはびこらす、お前等なんか絶対滅びる。正義は絶対勝つんだー!」 赤と黒だけに加工されたバン(赤座伴番・デカレッド 演・載寧龍二)の顔が、何気に相棒OP風というかヤっちゃん風味。

5人まとめてぶっ飛ばされた後も、一人がんばるバンですが、ゲド星人ウニーガ(声 中井和哉)にボディー入れられヘーロヘロ。 残る4人は起き上がるのがやっとの状態。ついには生身でクロスバースト受けちゃって……それでも意外と元気なのは、打たれ強くなった証拠かな。 「時間の無駄だ、一気に片付けるぞ」ウニーガの言葉に怪しい英語でおどけるドラグ星人ガニメデ(声 岸祐二) 「ユーたち、これで永遠にバイナラねぇ〜」そして、ジャーゴ星人スキーラ(声 篠原恵美)が 「じゃあね〜」と銃口向け、ウニーガの指バッチンを合図に投げキッスして引きがねを引こうとしたその時

銀色の旋風が銃口そらせ、海鮮宇宙人の3人を目にも止まらぬスピードで攻撃しまくります 「何が起こったって言うの?」スピード自慢のスキーラの目をもってしても捕らえられなかった助っ人は、キキーってブレーキ音と共にバンたちを庇うように現れた、ロボット警察犬。 「マーフィー、信じてたよ」パートナーのウメコ(胡堂小梅・デカピンク 演・菊地美香)は大喜び。最近忘れていたけどな……存在を。 「感謝感激だぜ」バンは最終回まで4文字熟語を忘れません。 カニツメに噛み付くロボ警察犬を見て「今のうちにって事ね」頷きあった5人はSPシューターで3傭兵を一斉射撃。

とはいえ、ハイパーマッスルギアを装備した相手じゃ、小型ハンドガンで有効打は無理な感じ。 反撃の青ビーム避けて二手に分かれるデカレンジャーたち。 「分散するんだ」固まっていればやられると、ホージーの一言で5人バラバラにデカベース内を走ります。 それを監視カメラで眺め嘲笑うアブレラ様「逃げたか。だが変身もできない通信もとれないお前たちに何が出来る」そりゃ、地の利を生かしたゲリラ戦法以外アリエナイって。

「負けるかぁ! 先輩たちも頑張ってるんだ」デカウイングロボに搭乗し、外からデカベースロボを牽制するテツは最チェンジするヒマもない5面10臂の活躍ぶり。 デカベースロボにカカト落しを決めますが、相手はデカ物だし中に仲間はいるし元は自分たちの施設だしと、色々あって決定打とはなりません。 「こしゃくな」とアブレラ様が撃ってきたフィンガーミサイルを回し蹴り迎撃し「機動力ならこっちの方が、上なんだ」と機体特性をアピール。 「おのれ、街の破壊はちょこまかとうるさいハエを叩き落してからだ」アブレラ様を熱くさせて、見事に陽動の任を果たしてます。ノリ的には『フロドの為に』状態かな。

一方、海辺に落着した脱出ボッドから、よろめき出てきた羽耳メカニックのスワンさん(チーニョ星人・白鳥スワン 演・石野真子)は、 デカベースロボとデカウイングロボの戦闘を対岸の埋立地(お台場?)に見て息を飲みます。 「こちらスワン、ドゥギー、何が起きたの?」青犬上司(多分、腐れ縁)の返事がない事から状況を察し 「デカベースが乗っ取られた……完成したばかりのあのシステム、ドゥギーだけは知ってるはずなんだけど」気を揉みながらも、前回のダメージが残っているせいか水辺に膝をついてうずくまります。

スワンが伏線張ったしたそのシステム。「ボス、あの時、何を言おうとしたんですか?」ボスLOVEなジャスミン(礼紋茉莉花・デカイエロー 演・木下あゆ美)はドギーの遺言の内容をしっかり覚えておりました。 アーナロイドの追跡をSPシューターで牽制しながら階段に身を隠してたら、ひっかかっていたディーソードベガを発見。 バーツロイドに発見される危険を冒してジャスミンはボスの形見を手にします。 射撃モードで撃ってみたら防火扉ごとバーツロイドたちは大爆発。撃った方も反動で後ろ飛ばされるだなんて、ベガは剣の皮を被ったバズーカですか。

そして形見を胸に抱いたジャスミンは「そうだ…ボス、教えてください。私たちに伝えようとしたことを」手袋外してボスの思惑をリーディング “ジャスミンはエスパーである。物体を通じてそれに触れていた人の想いを読み取ることが出来るのだ”今日で聞き納めのナレーションの背景に映るのは、 マーフィーの小屋の天井に隠された“FUEL CONTROL”の文字と犬マーク横のスイッチ(点字つき……細かい点まで公共施設ぽさを貫くデティールがたまらなくイイ)。

下からの足音と、銃を構えた影に緊張するジャスミンですが、ベガを向けた相手はスキーラではなくセンちゃんでした。 ほっとしたセンちゃん(江成仙一・デカグリーン 演・伊藤陽佑)はジャスミンが読取った「鉄工所のマーフィーの小屋の奥に隠しスイッチがある。そのスイッチをオンにすればデカベースのコントロールの全ては、鉄工所に移るの」 ってボスの狙いに大きく頷きます「それなら一気に逆転できる」しかし、そこへ今度は本当にスキーラがやってきちゃいました。 「今度こそ、2人仲良く天国に送ってあげるわ」

SPシューターでスキーラを牽制したスキに、ディーワイヤーで階下へ滑り降りた2人は 「どぉこ行ったのかなぁ〜 出てらっしゃーい」なエビ女から息を潜めてかくれんぼ。 そんな中、センちゃんは得意のシンキングボーズ(逆立ち)で作戦をみんなに伝える手段を考えます「そうだ!」と、やってきたのは配電室。ブレーカー操作して灯を一度落とします。

「暗くしてそのスキに、何かしようと言うのか。こざかしい」電力系統が独立している操縦室は明るいままで、アブレラ様ちょっと油断。 「なんなのこれ、どうしちゃったの?」逆に油断なくSPシューター構えるのはちっちゃさを生かして階段の下に隠れていたウメコです。 「敵の作戦か?」洗面所に潜んでいたバンは点滅しだした灯に驚きます。エレベーターホールのホージーは「これは」と息を飲み、 忙しくブレーカーを上げ下げするセンちゃんは、「見つかった」と扉を押さえるジャスミンの声に冷や汗浮かべながら 「わかってくれ、みんな」と祈るようブレーカーの上げ下げを続けます。館内の予約録画とかPCとか、後ですごい事になってるだろうなぁ。

「SPDシグナル!?」驚くウメコや、その解読を始めるホージーたちを背景にナレーターが説明 “SPDシグナルとは、スペシャルポリス同士にしか解らない暗号である、長短2種類の符号の組み合わせで文字を表わし、メッセージを伝えることが出来るのだ” つまり暗号化されたモールス信号ですな(SOSは全宇宙共通で短音連打だったりして)。

「チカチカとうっとうしいのよね〜」配電室ではついに扉を突破してきたスキーラに、ジャスミンがぶっとばされます。 受け止めたセンちゃんの「ジャスミン、後はバンたちを信じて、俺たちはコイツを食い止めよう」って覚悟に対し「賛成の反対の反対」と最後まで死語ギャグで応えるジャスミンが、 ダッグを組んで生身戦闘、開始です。

外では、ニーブレスビーム受けて、ビルを何棟も壊すぶっとばされっぷりを見せるデカウイングロボ。この番組、最後までCGも手を抜いてません。 「諦めろ、勝敗は見えている」笑うアブレラ様に「くはっ、ナンセンス」と苦しい中でも軽口叩くテツの無茶ぶり……もうすっかり地球署の仲間ですねぇ。「ふ、しつこく抵抗した所で、もうあと15分だ」アブレラさんの含み笑いが7時37分。つまり52分には全て解決するって事になるのかな。うわ、こりゃ後日談の時間とかナッシング?

さて鉄工所へ向かうバンとホージー、そして別ルートで進むウメコが一同に会したのは、ガニメデの守る要所……らしきホール。 「どうする、相棒」「相棒って言うな」と赤青がいつもの調子でこそこそ相談していたら ウメコから笑顔と身振りのメッセージ「ここは、リーダーの私にまーかせて」 はぁ? と見送る2人。そして突然開くシャッター。「ホワット?」ガニメデが見たのは湯船いっぱいの泡と三羽のアヒルのオモチャと……バスタイムしているウメコ「ちゅちゅちゅ〜 あーわ泡〜」

「こ、こ、こ これは?」地球人女性の裸より泡に夢中のガニメデさんに笑顔で聞き返すウメコちゃん 「あれ、どうしたの?」「ヘイ、ユー。なぜバスタイムなのだぁ?」そのくったくのなさについつい普通に会話に巻き込まれるガニメデ 「ほえ? けっこう汗かいちゃったしぃ」 「普通はこんな状況じゃ入らないでしょう」「えーそう? そうかなぁ、そんなことないと思うけど」 自分のペースに相手を巻き込むネゴシエイター・ウメコを前に、攻撃することを忘れちゃってるガニメデの後ろを、通り過ぎるバンがこそっとVサイン。 これは最近地上波に降りてきた、戦わずして勝つ天子様の教え?(byグレネーダー)

「正直に言うネ、何企んでる?」すっかり心の鎧を脱がされているガニメデさんは「えー、何も企んでないよぉ。そんな事よりも面白いもの見せてあげる」 ウメコの招きに応じてバスタブの近くへ不用意に近づきます。面白いものってのは胸の谷間ではなく……すぼっともぐった後、跳び出しての泡しぶき。 そしてガニメデの平らな頭に制服姿でチョコンと乗っかる髪も服も乾いているウメコちゃん。

「宇宙警察地球署、胡堂小梅ちゃんは早変わりも大得意だって知らなかった?」Ep3以来だから本気で忘れかけてました(中盤以降の変装ネタは女装のテツばかりだったしなぁ)。 「ミーが知るわけないっ」怒って頭からウメコを払おうとするガニメデをバスタブへ蹴り落し 「バンとホージーさんは無事通過したから、あんたたちの野望も水の泡ね……行かせないっての!」 ウメコは泡まみれのガニメデとバトル開始。だめじゃん、ジャスミンより大きいと豪語する自慢の胸にガニメデを埋めないで何が最強の戦術か(そりゃ、未明ならまだしも日曜朝にゃ出来ないけどな)。

ウメコのバスタイムに助けられ、鉄工所へと走るバンが不意に首をおさえ、ホージーも階段を駆け下りる途中で見えない何かに首を掴まれます。それはステルスモードで待ち構えていたウニーガ。 二人を壁ブチ破って隣の部屋へとご招待。そこはディーヘリコプターの格納庫。 「残念だが、ここまでだ」温泉もおっぱいもナシで弥次郎ヴォイスのウニーガをどう攻略すればいいのやら。

外ではオートコントロールのデカバイクロボにデカベース特攻をやらせるテツ……オモチャ屋さんで投売りされているからって、 景気良くロボを爆散させちゃうだなんて凄すぎです。デカベースロボは無傷でしたが、爆発の衝撃でよろけたウニーガを、Wキックで退けてバンとホージーは危機脱出。 「バン、そのリフトで上の階へ回れ」「ロジャー」ホージーに言われてヘリの横へ走るバン。 「あれがスイッチか」しかーしリフトを動かすためには、立ちふさがるバーツロイド2体を突破しなきゃならないという厳しい状況。 ホージーはウニーガとタイマン勝負中で援護にいけません。

「素直にあの世へ行きな」ウニーガに羽交い絞めされてるホージーですが、何とか動ける仲間に向かって「バン、とにかく乗れ」と叫びます。 乗っても動かなけりゃ仕方ないと叫び返したバンですが、無理な体勢にもかかわらずホージーは床のコンクリート片を撃ってスイッチにあててリフト稼動と言う曲芸をやってのけます。 動き出したリフトを見て「すげーぜ相棒」と感動しつつ、バーツ2体振り切って、せりあがる床にしがみ付くバン。 追おうとするウニーガとバーツを一人で引き受けるホージー「後は頼んだそ、相棒」最後の最後に、この一言がきましたか。 おどろいて目をパチクリさせるバン。「このヤロ〜」にやっと笑って「相棒って言うな!」下へ向かって叫び返す展開は涙からじわっと。目と目で通じ合う仲間っていいねぇ。

廊下を駆け抜けるバンを見て「何を企んでいるか知らんが、無駄な事だ。もう後1分で主力部隊が網にかかる。ついに宇宙警察も終わりだな」 勝ち誇るアブレラ様のアップで、時間も緊張感も一時チャラの中CMへ。
そしてCM明けは鉄工所を目にして駆け寄るバン。その脳裏に浮かぶ仲間たちの姿と声。相棒、テツ、センちゃん、ジャスミン、ウメコ、マーフィー、スワンさん、そしてボス。 見ててくれ「俺がキッチリ、アンカー勤めさせてもらうぜっ!」 その前に多数のアーナロイドと、ウニーガコピーこと最強のメカ人間・イーガロイド1体が待ち受けます。さすがアブレラ様、勝ちを確信しても手は抜きません。

「やれ」静かに命じるイーガロイド。バンは襲ってくるアーナロイドの群れに臆せず突撃。生身でがんばるその背中から、出ているシャツの裾がバンらしい。 その頃センちゃんもスキーラに踏まれて大ピンチ。ウメコも叩かれ回転倒れしてるし……柱に叩きつけられてるジャスミンは微妙だけれど、ウニーガに投げられているホージーはガチですな。 テツは雄たけび上げながら外で援護の銃連射。しかしもう動けないデカウィングロボはボルカニックパスターのチャージが始まったデカベースを前に絶体絶命。

アーナロイドの群れをかわしたバンと、イーガロイドのぶつかり合い。といっても目的は相手を倒すことではなく鉄工所のスイッチ。足をなぐ剣を飛び込み前転でかわし、SPシューターで鉄工所のガラスにヒビ入れて、 くるっと振り返った後は、迫るイーガロイドにとび蹴り。その胸を足場にとっさに弾こうとする相手の力も利用して、ガラスに体当たりするバン。 顔をかばってガラス片と共に転がり込んだ鉄工所。その窓が、追撃するドロイドたちの目の前で間一髪締まった後、犬小屋に飛び込んだバンはスイッチをポチッとな。 鉄工所の壁がガーっと開いた向こうには、赤い光に照らされた狭くて小さな発令所がチョコン。

「トドメだ」デカウィングロボごと街を破壊しようと、ボルカニックバスターを撃とうとしたアブレラ様ですが、不意に操縦室の明かりが落ちてビックリです。 地上では「止まった…」とテツがホッ。「どういうことだ」焦るアブレラ様をよそにバンは回復したSPライセンスの通信モードを開きます 「みんな、デカベースのコントロールは取り戻した。もう俺達のモンだ!」

「先輩」喜ぶテツ。「何だと?!」通信聞いて驚くウニーガを左アッパーでぶっとばすホージー「やったな、相棒」 ガニメデを足払いしながら嬉しそうなウメコ「って事は……」 戦う内にディーソードベガも手放し大ピンチだったセンとジャスミンは、SPシューターのほぼ0距離射撃でスキーラを退け「いいんじゃない」「ドーンといってみよぉ!」 それぞれの場所でSPライセンス構え、3分割画面で『エマージェンシー・デカレンジャー!』

「長官、聞こえますか、すぐに主力部隊を止めてください。地球のまわりにはワナが張られています」 危機一髪で宇宙警察の主力部隊にもバンの通信が届きます「なんだと、全艦緊急停止」ホルス星人ヌマ・O長官の号令一下、地球到着の一歩手前で無事に停止の宇宙警察主力部隊。現実時間で45分……おや、意外と早かったね。

さて、各所の戦闘は……
まずデカピンクのとび蹴りがガニメデに決まります。デカイエローのディースティック連打と、デカグリーンのディーロッドのコンビネーションを前に、 スキーラは得意の射撃を生かすヒマもありません。デカブルーはウニーガを派手に蹴り飛ばしてました。そしてデカベースロボは元のベースモードへと変形解除(また職員の皆さん方はゴロゴロと……ああ) 「これは」焦るアブレラ様の席がくるっと回転。デカルームにごあんなーい。そして眼前には赤い通路の光を浴びて、駆け込んでくるバン。 「見たか、エージェント・アブレラ!」

「おのれー、変身もできない状態で、この私を出し抜いたというのか」手を震わせ怒るアブレラ様に 「変身できなくたって、みんなバラバラだって(=転属END確定か…)俺たちの心は一つだ!」 力のこもったチェンジを見せるバン“形状記憶宇宙金属デカメタルが、バンの体に定着しデカスーツとなるのだ”このナレーションもついに聞き納め、最後のチェンジバンク、そして最後のジュー・クンドー。 ボスの席に座ったアブレラ様はマントで防御してますが、それなりに効いているのか火花が散ってます。 そして跳び蹴りで、デカベースの口にあたる場所からガラスごと蹴りだされるアブレラ様。先週のボスのお返しに壁の数枚、ブチ破ってそうだなぁ。

決戦の地は、OPで毎回走っていた夢の大橋。ドーンといつも建ってたデカベースは移動して見えないけれど、この橋はやはり宇宙警察の前庭って気がします。 さらにスキーラ、ガニメデ、ウニーガも蹴り出されたらしく、アブレラ様の周囲に次々落ちてきちゃいました。 その前にずらっと並ぶ6色の刑事「エージェント・アブレラ、お前の野望もここまでだ」

始まったのは最後の名乗り「1つ、非道な悪事を憎み!」「2つ、不思議な事件を追って!」「3つ、未来の科学で捜査」 「4つ、善からぬ宇宙の悪を!」「5つ、一気にスピード退治!」「6つ、無敵がナンかいい!」えー、デカブレイクだけ新名乗り? (っていうか、パーに左の人さし指添えて6かいな) 『SPD』「デカレッド」「デカブルー」「デカグリーン」「デカイエロー」「デカピンク」「デカブレイク」『特捜戦隊デカレンジャー!』 赤いSPDマーク背景にSPライセンス掲げます。

「私は幾つもの銀河を滅ぼしてきた。こんな辺境の星で、やられはしない!」指の表情が相変わらず豊かなアブレラ様の矜持は堂々たるものですが、 デカレンジャーたちも動じません「そいつはどうかなっ、みんな行くぜ!」『ロジャー』火の玉レッドを先頭に突っ込む6人。このシーン、妙に腕が細い気がして……入ってるのは変身前の役者自身?(ブルーの腹と緑と桃の身長比較が出来ないので自信はございません)

「やれ!」アブレラ様の指示でかかっていく傭兵3人。BGMはOPテーマ(2番まで?)。
ディースティックのピンクとイエローのツインカムエンジェルがスキーラ(あ、触覚が飛ばされてる)と戦います 「お金の為に他人(ひと)の人生を奪うやつ等に」「私たちは絶対負けない!」
そしてガニメデにはディーロッドのブルーとグリーン(主に回し蹴り)の寒色コンビがあたります「生きるために一番大事な事が何なのか」「お前等にはわからないだろう!」
ウニーガに対するのはデカブレイク「それは勇気と、愛と」 そしてアブレラ様にはディーマグナムを手にしたレッドが対決「正義を信じる心なんだー!」

「ツインカム」「シュート!」でスキーラが倒れ、W胴なぎ後「ブルーフィニッシュ!」と「グリーンクロス!」(クラッシュかも?)でガニメデが倒れ、 「フルスロットル必殺拳ソニックハンマー!」でウニーガも倒れました。『ゴッチュー』左から桃黄白青緑でキメる5人の背景で爆発する海の幸四天王の残り3名。

そしてレッドとアブレラ様の対決も佳境へ。ハイブリットマグナムでのシュートに向かって突っ込んで、膝をつくアブレラ様は……アレだ、 色々ショックで頭の溶液が沸騰して正常な戦術が取れなかったんだと解釈しておこう。 「レイン星人アブレラ、銀河消滅及び惑星間戦争における大量殺人の罪で、ジャッジメント」 ずらっと並んだ真ん中で、デカレッドがジャッジメント要請。しんどくてもすっくと立ってマント広げて宇宙最高裁判所の判決(デリート許可)を受けるアブレラ様は……最後のダンディズムでしょうか。

「私を倒して終わりと思うな。この宇宙に人類がある限り、絶対に犯罪はなくならない。誰の中にも私と同じ欲望があるのだ」哂うアブレラに向かって拳を握り言い返すデカレッド 「それでも俺たちは信じてる。宇宙に生きている皆の中に、正義の心だって永遠に燃え続けてるってな。それがある限り、悪の栄える未来はないんだ!」 皆がうなづいた時、遠いデカベースからかけてきたのはロボット警察犬「マーフィー!」ピンクが投げたキーボーンくわえて、何ヶ月ぶりかの変形です。 『ディーバズーカ! ストライクアウト』福本清三さんへのオマージュかと思うほど、見事な回転ぶりを見せて倒れるアブレラ様「おーのーれ〜 ヴアー!」

「やったー」勝利を喜ぶ6人の歓声の中、デカピンクはパートナー・マーフィーの労を労いつつSPライセンスを開きます 「やりました、ボス! エージェント・アブレラを……あ」昨日まで当たり前のように応えてくれていた上司は、もういないと改めて感じて声を失う6人。チェンジを解いてお通夜モードです。 「そうだ……ボスは、もう」ウメコが声を詰まらせマーフィーが哀しく咆え「ボス……」俯くジャスミン。 「泣くなよ、ジャスミン、ウメコ」最初は笑顔で元気付けようとしたバンでしたが「泣いたら……天国のボスだって……悲し……」結局ぐじゅぐじゅ。

全員が涙こらえていたその時「誰が天国だって?」SPライセンスから、疲れたような呆れたような懐かしい声が……『ボス!』ウメコのSPライセンスに集まる6人。 そしてマーフィーが橋の向こうへ向かって一声咆え。顔を上げた6人の目に映ったのは、スワンさんに肩を借りて歩いてくるアヌビス星人ドギー・クルーガー地球署長の姿(声 稲田徹)。 奇跡を見るような6人の目が、本当に赤く泣きはらしているのがさすがです。

まずマーフィーがスワンさんの胸に飛び込み(最後までオッパイ好きのロボ犬だったねぇ)、ジャスミンを先頭に6人はボスとおしくらまんじゅう状態に。 「みんな、良くやってくれた。お前たち6人が宇宙最大のピンチを救ってくれたんだ」 「俺たちだけじゃないっスよ。ボスやスワンさんや、みんながいてくれたからです」バンの言葉に重く頷くボス。その背景に行き交うトラックは、援助物資をメガロポリスの各避難所へ運ぶ車両だと思っておこう、うん(あの大騒動で渋滞してないのは違和感だけど)。

「ねえドゥギー、この子達……とうとう宇宙一のチームになったわねぇ」スワンの言葉にうなづいて「そうだな……俺はお前たちを誇りに思う」部下を1人1人抱き締めて労う、宇宙で一番抱かれたい犬No.1。 胸板に顔埋めてるウメコとジャスミンがもう、涙でぼやけて見えませんよ。 「これにて一件コンプリート!」ボスに続いて「メガロポリスは日本晴れ!」喜びを一列に並んで表わす8人と1匹の中で、一際高くジャンプしているバンが最後まで可愛い締めでした。

地球の危機も宇宙警察最大の危機も、バンたちのチームワークで見事に乗り越えることが出来た。だが、これからもデカレンジャーは戦い続ける。 いつの日か、本当に平和な日が来ると信じて。ありがとうデカレンジャー。そしてこれからも頼むぞ特捜戦隊デカレンジャーbyナレーター。
その背景には肩を抱きあい夢の大橋を渡る8人。そしてチェンジして武器を手にポーズを決める8人の勇姿が。 「デカレンジャー、出動」『ロジャー』デカマスターの命令で駆け出す6人を見送るデカスワンが妙に小さいんだけど……中身は40代の乙女こと石野真子ちゃん、ですか?

EDは、その後のみんな編をじっくり見せつつ、スタッフロールの川
「本日付で正式に地球署に配属されました。改めてよろしくお願いします」なんと銀バッジに降格して正式仲間入りのテツ(メイキングでスワンさんが腕のチャックを気にしてるのは、そこだけ金のままだからかな?)。 「気取らない性格ですので、相棒って呼んでください」『なぁ〜んせーんす』背を向けて指振りポーズ(センは、ええ加減にしなさい!)で歓迎する、デカルーム一行の中にバンはいません。 「お前にはまだ早い」「なーんてね、これからもよろしくね」「よろしくな」皆と一緒にテツをモミクチャにしながら、何となくホージーが寂しげなような……まぁ、降格に関してはアレだ。 西部警察の沖田五郎(三浦友和)へのオマージュって事で(殺しても死にそうにないテツだけど)。

そして他のメンツの日々の様子が……ホージーは窓から逃げた触覚のある下着泥棒男を追って「逃がすか」とベランダからダイブ。 マシンブルの中で牛乳とアンパン(張り込み中の定番メニュー?)でご飯済ませていたセンは、不意に何かを思いついて「よっこらせ」とシンキングポーズ。 道行く人が不思議そうに見てても気にせず推理「あ、そうだ!」

ジャスミンは現場へマシンドーベルマンで駆けつけ、車のドアを盾にSPシューター発射。柱の影から狙撃する赤ブチサングラス女の手からライフルを打ち落とし、銃口一吹き「ふっ」

そしてマーフィー大活躍で犯人を確保しながら「ナイス、マーフィー。じゃ、後は宜しくね!」とっとと帰ってウメコは本日二度目のバスタイム。 怒って風呂場に抗議しにしたパートナーを「マーフィー、もうゴメン。ね、一緒に入ろ?」となぜか風呂にドボン。精密機械のような気がするけど……ロボットとはいえ警察犬だし、生活防水完備かな。

そしてテツはこの前、ジャーナリスト二人が姫矢の行方を語り合ってた気がするリバーサイドの公園で、アリエナイザー相手に大捕り物。 「待ちやがれ!」バンを目指す火の玉っぷりですが、相変わらず走り方が微妙。まぁ、毎朝見続てたせいでテツはこーでないと……とは思うけど。

スワンさんは相変わらずメカのメンテ&改造しまくってるらしく、操作バーを離し遮光ゴーグル外して会心の笑み。すするお茶はカモミールティーかな。 最後に「デカレンジャー、出動!」『ロジャー』ボスの号令で立ち上がる5人の座ってたデカルームのテーブルの中央に輝く地球署マークがアップになり……

そのPOLICE部分の背景色が赤になったパトカーの向こうは、幾つもの月が輝く異星の夜空。 子供を抱き下ろしたのは赤いツナギに黒い防弾ジャケットのバン「もう大丈夫だぞ」「ありがとう、ぼくも大きくなったら刑事さんみたいになる」 「そっか頑張れよぉ」フード被った子供の頭をワシワシしてたら、バンのSPライセンスに呼び出し音。 手にしたライセンスは赤がベースのファイアースクワッド仕様です。 「何してる、伴番」ギョク・ロウ(声 浪川大輔)からの通信に「だからぁ、一回にしてバンって呼んで下さいよ」しょっぱい顔で応えるバン。 「いいから戻れ!」豹チーフの言葉に、溜息ついて「じゃあな」別れの挨拶するその空には、エアカーらしき赤色灯が行き交ってて、何気に重大事件の気配です。

屋上で待つギョクの前に立つ赤服3人に「お待たせしました」と混ざるバン。 「よし、突入作戦FSフォーで行く。ファイアースクワッド出動!」『ロジャー!』気合と共に現場をにらみ 「一気に行くぜ〜」Ep1と同じ握りこぶしポーズで気合入れて「エマージェンシー」とバンのライセンスが輝いてCMへ。

魔法戦隊マジレンジャーの番宣と1話の予告の後、最後のプレゼントが……それは提供の背景映像。 ポーズを決めたデカレッドが炎と共に現れた、マジレッドの肩を叩いて、ガシッと新旧のヒーローが引き継ぎ式。仲良く肩を組んだその上下には、 “これにて一件コンプリート!”そして“1年間応援ありがとうございました!!”のテロップが……。

マジレンジャー予告『Stage.1 旅立ちの朝 〜マージ・マジ・マジーロ〜』自然いっぱいの戦闘背景が、デカレンジャーとの違いをアピールしてて、 いきなりお母さんが変身するわ、敵に悪魔系ゴスロリ双子がいるわと、微妙に萌えたわけですが、デカレンジャーの事は一生忘れないと誓えます。21日には劇場版とVSのDVDも出ちゃうしね。

さて、変身後ヒビキが岩をゆっくり歩くジャンクションから、人間態ヒビキ(演 細川茂樹)が沢を飄々と歩くジャンクションに変わった2月……新ヒーロー響鬼の活躍はと言うと……

仮面ライダー響鬼・二之巻『吠える蜘蛛』(ラテ欄タイトル『咆える蜘蛛』)
パーカッション中心のBGMを背景に、主人公・安達明日夢くん(演 栩原楽人)が語る前回のあらすじから今週は始まりました。 「今、ボクの目の前には鬼がいる」というわけで仮面ライダー響鬼が、怪童子・蜘蛛男に向かって火を吹く衝撃シーンを見て滑って落っこちる受験生・明日夢(不吉な)。 体を半分焼かれた虎縞怪童子は、見境無しに明日夢に斬りつけてきて、大ピンチ。そして少年を庇った響鬼の背から血が……今回は血みどろ演出もアリってことでしょうか。まぁ、前作でも緑や赤の流血表現はしてたけど。

巫女の鈴の音に似た音を立てながら戦う響鬼の必殺技は、ヨガファイアー……もとい鬼法術・鬼火。 紫の炎で怪童子を焼いちゃうぞ! って事で川向こうへ蹴り飛ばした女声の蜘蛛男に再び火を吹いてドカンと爆発させちゃいます。 その火炎放射器ぶりに驚いて、坂道を駆け上がる明日夢くん。その後姿を溜息ついて見上げながら「つ、つつつ……うっとぉ」痛む背中に気を込めて傷を消す響鬼ですが、これもやっぱり鬼法術の一つですかねぇ。

蜘蛛怪人の糸に巻かれて以降、意識がない従姉妹の千寿ちゃんを何とか起そうとする明日夢くん。 必死な少年に「おーい」とノンキな声をかけるのはいつしか黒ベンチコート姿になってたヒビキさん「レディにはもっと優しく接しないとな」 早くここを離れようと言う意見は一致しましたが、問題は移動手段。

「ペーパーですか?」後部座席から訊く明日夢くんに「あんまり見ないでくれる?」とバツ悪そうなヒビキさん。 助手席に座らされた千寿ちゃんが、意識なくてしなだれかかってくるのも問題ですが、ヒビキさんの運転は問題以前。 いきなりTopにギア入れてアクセル踏むもんだから当然エンスト。「母がタクシーの運転手しているもんで……」とさり気に家庭環境漏らす門前の小僧、持ってない免許で運転語るって感じの明日夢くんですが、 中学生で車運転していいのは、マンガの主人公だけ……実写じゃそういう訳にいきません。結局、ガッタンドッカンと長時間かけて、夕方になって母親の実家にたどり着く明日夢ご一行。 トヨタは泣いてるかな、こんな風にビッツを扱われて(今回もライダーのメイン車両提供はホンダかな)

「ヒビキさん、ちょっと……話があるんですけど」家へ入る前に明日夢が語ったのは山であった出来事かな。同郷(柴又)という口裏合わせで警戒感を解いて親戚の家に知人を泊めてもらうよう画策するほど、大人な中学生にゃ見えないし。 話を聞くついでにヒビキの方から家のありかを聞き出して、話し合わせたって可能性もあるけれど。

ともかく、娘(明日夢母)の家からバス停2つか3つ分程はなれたご近所さんの青年だと解釈した、叔父伯母一家はヒビキ青年を大歓迎。 孫娘の千寿ちゃんの容態は心配ながら、一緒に飯食うだけでなく、本土への長距離電話を笑って許し、一晩泊めちゃう歓待ぶりです。

ヒビキは電話で、東京の甘味処たちばなの香須実姐さん(演 蒲生麻由)に現状報告。女(レディ)と子供ばかり狙う童子と姫が育てているのは土蜘蛛で、バチで倒せるから退治してから帰るだの、 折れたバチの片方は霊木を手に入れたから、土蜘蛛が動き出さない夜のうちに作るとか言ってます。 しかし、酔っ払った明日夢叔父によって電話は切られ、酒宴へと拉致されたらしいヒビキに香須実姐さんは苛立ちまくり。着いて行くんだったと焼いてる餅に当たりまくり。 一方話しだけ聞いてた妹の日菜佳(演 神戸みゆき)は、今まで現れたことのない南にまでヤツラが出たことを冷静に指摘して、吉野へ出かけている父親の会議が長引いてることに納得してるご様子。

鬼の話をしても、母親に妄想家呼ばわりして笑われて、それも一つの才能と慰められた明日夢くんは、またまた大人との壁作り状態。 その様子を案じながらも布団を丁寧に畳んで『有難う御座いました。野暮用が出来ましたので御いとまします』と書き残し、夜のうちにバチ作りの為海岸へと向かうヒビキ。 寝付けなくてヒビキさんを訪ねたら、置手紙見つけちゃった明日夢くん。夜明けの外へヒビキさんを探しに……さ、寒そう。

明け方、霊木を削り上げ、透明な鬼面を赤い紐で取り付けているヒビキを探しあてた明日夢くん。 普段は人助けをしている(だんだん板についてきた?)というヒビキさんに昨夜、車でした話をどう思うか聞きます。 「何か答え辛いな」とはぐらかし「自分を信じる事、それが自分が自分らしくあるための第一歩じゃないかな」と微妙なお答え。 そしてオリエンテーリング用のコンパス渡し「それと地図を持っていたら山の中で迷ったりしないと思うよ」島の南をせめると言い残し「出会いがあれば別れがあるさ、さ さ さ さ ささささささささサヨウナラ」と歌いながらヒビキさんは立ち去ります。

「これだけ待っても帰ってこないのだから、あなたの父君は鬼さんに殺されてしまったんじゃないかと思うの。とにかく夜が明けたらここを出ましょう」 ブーツに白コートの美人さんなのに男声で話す姫(演 芦名星)が語りかけているのは揺れる山小屋。 朝になってついに回りの低木を倒しながら動き出しちゃいます。

それを三匹のディスクアニマルを使って追うヒビキ。 リョクオオザル新登場。さらにルリオオカミから音角で情報を読み出すなんて事もやっちゃいます。キュンキュル言ってる音でわかるなんて、 プログラムを記録した磁気テープを再生してどんなソフトか読取れる、昔のコンピューター技術者みたいなお方ですなぁ。しかし辿りついた場所には、小屋があったらしい四角い跡だけ。

そんなヒビキを追って、島の南の観光地めぐりを母親に持ちかける明日夢くん。応えて車を出す時に「ロジャー」って、お、おかーさーん。 途中ですれ違ったオッサン(ススムちゃん)と別れた旦那に明日夢が似てると明るく話し「今さっき、その旦那に似た男がこの山を上がってった」と情報ゲット。 ヒビキって似てたんですか……明日夢父に。

体力が限界っぽい母親置いて、コンパスと地図を手に山へ分け入る明日夢は、いつしか蜘蛛の糸がたくさんかかっている森のほうへ。 ついには扉が開かない謎の山小屋(壁に8つの穴あり)に遭遇。さらに男声でしゃべるお姉さんに「良くおこし下さいました」と尖った右手を突きつけられ、 「さぁ召し上がれ」と小屋からのぞく赤い眼の、朝ごはんにされそうに。

明日夢くんのピンチを糸を切って救ったのはルリオオカミとショクオオザル。アカネタカが姫をのけぞらせ、小屋から伸びてきたもう一本の糸は駆けつけたヒビキがリュック投げつけて断ち切り、そのまま明日夢のフード掴んでズザザザザーと引っぱる様が、 溺れている人を助けるライフセーバーのようなカッコよさ。 しかし、沢まで逃げて明日夢に抱きつかれ、落っこちちゃうあたりは二枚目半。辛うじて枝に掴まり、明日夢を押し上げ、その明日夢に引っぱらせて危機を脱するあたり、何気に少年を大人にする指導者の雰囲気です。

「いいか、今から全力で走って行け、ぶっ倒れるまでとにかく走って行け」 そう明日夢に言いながら「俺は、響鬼だから」と意味不明な発言残して怪物のところへ戻るヒビキさんを見て、思わず後を追った少年は、2話目にして変身シーンに遭遇。 赤い光と共に蜘蛛女になる姫を前にして、音角を手に打ち付けて額にかざし、蒸気と赤い光に包まれ、服を紫の炎で焼いて変身するヒビキ。 「タァっ」と火の粉を舞い散らせて変身完了する和風ヒーローの図はカッコいいけど……こりゃ、超人ハルク並に貧乏確定なヒーローですなぁ。だからサポート組織がいるのか。

明日夢に「走れ!」と指示して戦いに身を投じる響鬼。蹴り飛ばされた蜘蛛女は育てていた土蜘蛛の糸に絡まれて最後のニエに……姫と童子って実は戦闘員?  そして動き出した小屋からは、開いてた穴より太く高くなった8本の足。鬼が小屋に追われるシュールな山中鬼ごっこが始まりました。 振り切らないのは優位な地形ポイントまで誘導するためか、明日夢を逃がすためかな。でも結局、明日夢も響鬼も土蜘蛛も、ハリケンジャーやアバレンジャーでも見た気がする、崖に囲まれ海洞で外海に繋がった、海辺へ……。

崖から海へ飛び込む響鬼。小屋はモロに岩に落っこちて中から出てきた巨大蜘蛛は一度は息絶えたように見えましたが、 明日夢が響鬼を案じているうちに復活。襲われそうになった少年を助けたのは、イルカのように水中からジャンプしてきた響鬼のライダーキック。 「少年下がれ!」と明日夢を逃がし、虎の様な咆哮上げる土蜘蛛の背に取り付いた響鬼は、腰のベルトから火炎太鼓模様を外して黄色と黒の縞々な背にセット。ぶわっと火炎の紋が広がった蜘蛛の背を、 今朝方作ったバチで太鼓の乱打……音で清めるってコレですか。いや……ロデオと太鼓のコラボ技も、見慣れれば……カッコよく見える……かも。 清めの音を叩き込まれた巨大蜘蛛は、最後のバチ同士のぶつかり合いの音とダメ押しの一打で、体のあちこちをボコボコさせて大爆発。

呆然とする明日夢の前でバチをくるくる回し、マスクだけ消して「鍛えてるんです」と笑う響鬼はカッコイイけど、くしゃみしてたり体を人間態に戻さないのは……スッポンポンになっちゃうからですかねぇ。 皮フンドシくらいは人間態になっても残りそうだけど……こんな冬のロケでフンドシ一丁じゃ役者さんが風邪引いちゃうか。

予告によれば三之巻は『落ちる声』。「うちらはこれから鬼ごっこするから」と言い出す姫と童子と猿の惑星……妖怪ならヒヒかな。 「山彦は俺的には4匹目ですね」と自信満々のヒビキはいいけど、この時期に「落ちるよその子、試験に」って何を仰るやら香須実姐さん。まぁ、日曜の朝にテレビ見てる受験生はそういないから……暴言にはならない、かな?


2月5日
先週の土日にもらったマクドナルドバーガーの引換券は、この週末が使用期限。忘れず使っておきたいところです。な〜んて話とは無関係に土曜の朝はウルトラマンネクサスの為に早起きし、スローフードでも作りながらゆったり感想でも書いちゃおう。 雪も謎もじわりと解けてきてるしな。

ウルトラマンネクサス エピソード18 黙示録 ‐アポカリプス‐
いきなり松永管理官と和倉隊長の会議シーンから始まってしまいました。先週のダイジェストをカットして話し合われているのは……MPまいて逃亡した、 我等が西条凪副隊長の処遇〜!? 脱走罪扱いで最悪記憶消去処分になるまで5時間足らず。 「管理官、西条凪は私にとって大切な副官です、失うわけにはいきません」と、ここで男気を見せちゃう和倉隊長。 懲罰覚悟で隊長御自ら連れ戻しにGo! ここ最近の隊長さん、まるで主人公です。

今週の孤門一輝(主人公と言う名の相づち役)
隊長を処分したくない松永管理官に命じられ、表向き監視という名目でチェスター乗って隊長についてゆく孤門くん。 張り切る動機は副隊長への恩返し。東武動物公園での“「しっかりしなさい」平手打ち”だけを抜き出せば確かに闇から救ってくれた恩人だけど、直後に「ビーストを憎みなさい。その憎しみを力に変えるの」なんて闇の波動を思いっきり吹き込んでた副隊長。 戦力面と人道面では副隊長を迎えに行くべきですが、職場の雰囲気を改善するなら見捨て……なんでもない。

昔の溝呂木副隊長「いい目をしている、次のミッションが楽しみだ」
MPまいて凪が向かったのは溝呂木が炎に飲み込まれたあの工場。そこへ向かう道すがら、孤門に聞かれて和倉隊長はナイトレイダー前副隊長・溝呂木と凪の活躍ぶりを回想です。 ビーストハンターとしては隊長より上だけど、上官さえぎって発言するわ、石堀隊員を無視するわとやりたい放題の溝呂木眞也。 でも、アラクネア(クモ×2)やフログロス(カエル?)といった10m前後の合成が難しそうな怪獣を、機械を越えるビーストセンサーで的確に倒してゆくんだから、文句なんて言えません。 「俺は実感した。溝呂木と凪、2人には同じ何かがある事を。技術とか経験を超えた……もっと根源的な戦場での資質のようなものを」つまり……ビーストセンサーを持つ2人はデュナミスト?

今週の西条凪副隊長
その頃、ディバイトランチャーを手に元カレをバラす気満々で思い出の工場に入る副隊長も、夕日の屋上デートを回想してました。 なぜTLTの仕事を続けるのかと聞く溝呂木に「憎いから、奴等を一匹残らずこの地上から抹殺したいから」と答える凪隊員(…当時)。この頃は何にでも「はいっ」といいお返事する可愛い後輩属性のお嬢さんです。 で、素直に同じ質問をカレシにしたら「俺は死にたくないからだ」でもビーストを倒しても死の不安は増すばかりと弱音を吐きだす溝呂木副隊長。

ジャングルの中の気味の悪い遺跡に待つ真っ暗な闇が、俺を飲み込もうとする……そんな変な夢ばかり見るとカレシが語りだして凪ちゃんは困惑です。 「恐れる事なんてないわ。だってあなたは誰よりも強い人間だから」とりあえず慰める凪ちゃん。でも視聴者は知っている……遺跡の夢は後悔の泥沼ズブズブ時に姫矢も見ていたと!
リコも見てたんだろうな……今に凪ちゃんや孤門も不気味遺跡な夢仲間?

今週のナイトレイダー(その他大勢)
「でさー、どうして私等だけ居残りなわけよ」詩織隊員は回想シーンにも出番なし。そりゃヒマしすぎてマニキュアの新色試したくなろうってモンです。 ビーストが出たところで指揮官もいない2人きりのナイトレイダーAユニット「常識的に考えて別のユニットが出動するか」冷めた分析する石堀隊員の出番も回想シーンとアバンタイトルのみ。 吉良沢はシークレットファイルのディバイトランチャー解説以外は、和倉隊長や孤門たちの動向を随時チェックして「どうやら終ったみたいだ」 「そうですか、で、彼等は」「無事だよ、今回はね」と、隊長出動黙認で首かけたっぽい松永管理官と最後のシメをしてただけ。

今週の溝呂木眞也(黒いウルトラマン・メフィストのデュナミスト)「あばよ、人間ども」……たまのファン?
「やっと来てくれたか、凪。お前だけが俺を理解できる」思い出の場所で律儀に待ってた溝呂木は、 選民思想で煽りつつ、交換した認識タグ(再会の証)持ってこっちにこいとニーチェなお誘い。でも思春期なんぞとっくに過ぎた我等が副隊長、そんな青臭いお誘いをサラっと無視して「あの夜何が起きたの? あなたは何を見たの?」事実を聞かせろと迫ります。 なのに「真実だ」本当の自分と出会ったなどと、怪しいセミナーっぽいお答えの溝呂木……それじゃ副隊長はなびきません。

先週は音声カットだった1年前の回想シーン。 囲みを破った後、人を撃ったのかと案じる凪ちゃんに「最初から死んでるぜ、みろ」と、敵は殺した人間を人形の様に操るビーストと判断する溝呂木副隊長。 二人同時に操られる危険を避けるため、先に突入すると言い出します「俺がビーストに操られたら迷わず撃て。凪、俺はお前の手で殺されるなら本望だ」それもまた、愛の形ですかねぇ。 それを一年経っても覚えていて果たそうとする凪ちゃんは、健気というかストーカー気質っちゅーか、怖くて可愛い女です。

「なぜあの夢が」戦闘直後に遺跡の白日夢がフラッシュバックする末期症状の溝呂木副隊長。単独突入したら、その後ろにのっそり10mサイズのダークファウストが…… 「砕け散れ!」と撃ったけど相手は無傷。さらに、ビースト倒しを楽しんでるだの、ビーストが人を襲うのも、人がビーストを倒すのも同じだとか、 「強きものが生き残るという結果だけ、力こそ全てに優先される真実だ」と今まで心の奥で考えていたことを全て肯定されて、溝呂木はダークメフィストにコロっと心酔。 言われるままに心を解放し、強さを求めて黒い煙状に変化したダークメフィストを体内に取り込んじゃいました。それを「あの体験は素晴らしいものだった」なんて凪ちゃんに語る浮かれっぷり。

ただ「私はお前の影。溝呂木眞也、お前が望むおまえ自身の姿だ」って語るメフィストが正直者なら、この世界のウルトラパワーは水が器に合わせて形を変えるように、デュナミストの心のあり方や望みに沿って闇にも光にもなりえるもの。 恋人を撃ってでも欲しい力だったと語る溝呂木は力による安定を望んだがゆえにあの能力と姿。姫矢が望む贖罪と守護がネクサスの能力と姿を決めたなら、復讐に猛る凪ちゃんこそが最も危険なデュナミスト?  孤門は……人命第一だけどすぐにパニクるヘタれたウルトラマンになりそうだ。

「凪、こっちへこい。そうすればお前はもっと強くなれる。また一緒に戦おう、お前を理解できるのは俺だけだ」 今期の月9で似たようなセリフ吐いてた生物学者は、奥さんに捨てられたんだよなぁ。それに“力”で誘惑なんてヤボな男。凪ちゃん落すにゃダイヤは要らぬ、ビースト抹殺させりゃいい(多分)。 それに「凪は、お前と同じ闇の中へ行かせはしない」な隊長と孤門、そして姫矢までやってきて、ヨメが1人にムコ4人な、かぐや姫状態でどうしましょ。元カレのアドバンテージ持つ溝呂木も焦りまくり。バリヤーの内に凪ちゃんを囲い込んだ上に、ダークフィールド(亜空間)へ全員ご招待して地形効果の援護受け、ガルべロス召喚までやっちゃいます。

ネクサス適能者・元報道カメラマン姫矢准
疲れてるし腕の怪我とか大変なのに、ビーストと溝呂木が悪さをすれば必ず駆けつける姫矢准。 「彼は、ウルトラマンです」と孤門に正体ばらされても隊長にビックリされても、 人間態のまま位相を操れる溝呂木に「ここは光を飲み込む闇……お前に不利な空間で戦うか?」と言われても 「聞くまでもない」と変身しちゃう捨て身っぷりに、何だか死相が見え隠れ。テレビの前の大きいお友達はドキドキです。

ガルべロスを跳び越えながら頭部にチョップ入れたり、跳んで回し蹴りしたり、今回のネクサスの戦闘はワイヤーワークがピリッと効いていい感じ。 ダークフィールドの廃墟や、戦いを見上げる孤門たちの小ささが、スケール感を演出してます。 「バカが、ワナにかかりやがって」しかしインジャリー(古傷を悪化させる邪の術法?)をガルべロスにかけさせるとは、溝呂木の作戦は小せぇなぁ。

呪法の源が赤く光る目だと直感した孤門(これがデュナミスト候補の力?)の意見で「孤門、ウルトラマンを援護しろ」とガルべロスの目を攻撃する和倉隊長。 しかし、ディバイトランチャーは溝呂木がはるバリアーに弾かれてダメージ0。 その時、バリアーの内側に囲われていた凪ちゃんが後ろから溝呂木を撃って、バリアー解除。 孤門と和倉はガルべロスの目を打ち抜き、インジャリー(アゴニイ?)から脱したネクサスはオーバーレイ・シュトロームでガルべロスを光の粒に分解しちゃいました。

撃たれて「なぜ」と聞く元カレに「決まってるでしょ(タグ投げ返し)ビーストは全て私の敵だからよ」と言ってダメ押しの攻撃するあたり、さすがは我等が副隊長。 「最高だぜ、凪」とか言い残して溝呂木は消えましたが、まだ出続けるんだろうな……光の粒になってないし、何よりダークメフィスト関連のオモチャ売り始めてまだひと月だもん。

引きは、ケガが悪化した腕をおさえながら、工場からよろけ出る姫矢を「待って」と呼び止め銃を向ける凪副隊長。 「一緒にこいと言うなら断る」「でしょうね」そのまま“ビーストは全て私の敵だから”と引き金引きそうな凪ちゃんの後ろで、 隊長と孤門がオタオタしてるところで、次週へ!

予告 エピソード19 要撃戦 ‐クロスフェイズ・トラップ‐
「スキャニングパルス、放射準備完了」なにやらビッグプロジェクトを任されたっぽい孤門くんは大張り切り。今週の引きは平和裏に解決したんでしょうか。でも、姫矢はぶっ倒れてる所をアロハシャツと浴衣の人たちに保護されたりと(写真に造形の深い若者たちかな?)、 ますますヤバい雰囲気です。まぁ、ウルトラマンがいなくても、そこそこ役に立つ防衛組織だから、姫矢が病欠でも心配はないかな……溝呂木がちょっかいださなけりゃね。


2月4日
黒柳徹子さんの高正解率のイカガワシサが隠れたお笑いポイントとなって、番組全体の信用を落としている、豪華なロケが見所のマジメ〜な紀行クイズ番組『世界ふしぎ発見』(……最近見てないけど)。 子供にウソやズルがいかに不利益をもたらすかを教えるには最適の番組ですが、裏の『ごくせん』に押されて、ちょびっと視聴率的にピンチです。

それじゃいかんと、なんとスポンサーから援護射撃が……21世紀に入ってから初めて日立の樹CMがリニューアルされるそうです。 日立グループ企業のテロップの背景に映し出される、常夏の島ハワイはオアフ島モアナルア・ガーデンパークの美しい芝生に枝を目いっぱい広げて立つモンキーポッドは、誰もが心に持ちたい理想の大樹。 湯船で歌うには最適なあの曲(題名『日立の樹』…ストレートなネーミングだ)も、新たなアレンジで登場だそうです。

明日の9時にデビューする日立の歴史も時間も長〜い新CM。
これは『ごくせん』の快進撃を一部なりとも止める要素……と、なりえますかねぇ。とりあえず、明日はW録画してみよっと。


2月3日
節分に恵方(今年は西南西)向いて無言で太巻き喰う……などという大阪発の風習(別名・業界の陰謀 滋賀県発とも言われる)が、小僧寿しチェーンのせいで京都文化圏や阪神地区にじわっと広がった後、一気に全国展開した犯人が誰か、近年疑問に感じてましたが……

先ほど、TVでその犯人が得々と専用コーナーに太巻き並べているのを見てしまいました。セブンイレブンよ、犯人はお前か。そしてローソン、お前が共犯か。
まぁ、豆だけじゃ100円。お面つけても200円程度の客単価が、太巻きのお陰で1000円近くになるなんて“福”をもたらすアイテムを、 コンビニもスーパーも見逃すワケないもんなぁ。

さて、話をガラっと変えて。
仮面ライダー響鬼の感想を“はてなダイアリー”で漁った後、必ずあった“ミュージカル”ってキーワードで検索したら……8割以上のリンクが紫色。 ミュージカル映画『オペラ座の怪人』も封切られたハズなのに。3分足らずの響鬼ミュージカルパートに話題性で負けてますよ、アカデミー賞最有力候補。 おすぎさんが“満足”じゃなくて“鬼は外、怪人は内”って連呼してたら……結果は違っていたのかも。


2月2日
あのイントロを聞くと思い出す。ガミガミシティ、ブリオニア、北の大地……おかあさぁ〜ん!
ポポロクロイスPSP版のCMを、やっと見ることができました。学校が舞台って伝統を踏襲しながら、携帯ハードをアピールするために体育用具室でサボリとは……おのれ、ソニー・コンピュータエンタテインメントめ、ハードごと欲しくなっちまうじゃねぇかぁ(……追加シナリオもあるらしいし)。

だけど、発売から2ヶ月近くたっても、品不足感のあるPSP。節分にプレステ.comで予約とかやるみたいですが……まだに買いたい気になれなくて。
ソニータイマーや初期不良なんてウワサを本気にしちゃおりませんが、時間と金って障害が目の前にドーンとそびえてて、本体が目に入りません(欲望は見ることから始まるとレクター教授も言ってるし)。 この高い障壁を乗り越えるのは、多分あのソフトが発売された時。

それは伝説のセガサターンソフト、幻のアクションRPG。その名も『プリンセス・クラウン』(略してプリクラ)。日本橋の中古屋で1万円以上の値をつけるプレミアソフト。なぜか攻略本だけ借りて読んだことがあるんですが、ソフトそのものはいつもショーウィンドウの向こうか、オークションの高嶺の花で、指をくわえて眺めるだけ。 アトラスが本気で移植してくれるなら、PSPだって買っちゃうかも〜 ……未だにラインナップ表から(仮称)が取れてないけどね。


2月1日
寒波来襲と共に始まった2月。寒かろうが雪が降ろうが、用水路があれば覗き込みたくなる今日この頃……みなさん、1万円札は見つかりましたか〜。

用水路チェックで冷えた体を温めるには、肉を喰うのが一番だけど、マジで1万円札でも拾わなきゃ、最高値を更新しちゃった牛肉なんてとっても口に入りません。 そんな中、吉野屋さんから朗報が……今から10日後の2/11に一日だけ牛丼が帰ってくるらしいですよ、奥さん。

日時と数量限定の牛丼販売休止一周年イベント。最後の牛丼を食べた人が繰り返しにTVに出るようになって、ついに1年たちましたか……一周年と言うより、一周忌って気分になっちゃうのがチト問題ですが、 建国記念の日は吉野屋でゴーって事でファイナルアンサー?


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