一言半日記 2004 12_21〜12_31

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『プラネテス・スペシャル』  ビッグサイトは冷えているか?!  働きづめの家電と心配  年末休暇は嵐の気配  攻略本差し止めと出演差し止め  年末恒例逃避大会  デカレンジャー エピソード.45 仮面ライダー剣46話  ウルトラマンネクサスEp13  太陽系で一番大きな火山  関西のテレビ局にエールを  教育TVにエールを  『アタックNo.1』は良いけど『トップを狙え!』は困る
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。
12月31日
年末ジャンボ宝くじでPRIDEで紅白歌合戦な31日がやってまいりました。
個人的にはアニメ『プラネテス・スペシャル』(教育テレビ21:30)を録画してても視聴する事以外考えてませんが、世間的には大晦日とかカウントダウンとか除夜の鐘とか、年越しソバとか、本日限定で色んなイベントや食い物があるようで……。

とはいえ“災”なんて字で表わされた2004年、最後まで気を抜くわけには行きません。お財布落したりメールの送信間違いしないように、慎重に慎重に…… そりゃもう、年末滑り込みで逮捕なんてニュースを聞いても、“大丈夫か? 年内解決にこだわって思い違いや勘違いしてないよな”と思ってしまうくらいに、疑い深く参りましょう。

「百里の道は九十九里をもって半ばとす」と200年後の偉い艦長も言ってます(沖田十三ね)。充分御気をつけて、サイトの巡回中もウイルスやスパイウェアを拾わぬよう注意しつつ……良いお歳を〜


12月30日
外が小雪交じりでも、冬コミ(コミックマーケット67)会場はギュウギュウで暖かいんだろうなぁ。などと関西の片田舎から、遠いビッグサイトに思いを寄せつつ、お足元に御気をつけてと願う昨日今日。

滑り止めは万全に……雪国出身者以外は1cmの積雪だって舐めちゃいけません。カッコ悪くても折り畳み傘はしっかり携帯。 雪道は長靴もしくは靴の外に古靴下はいてGO!  社会人も学生も冬休みまっただ中ではございますが、骨折なんかした日には、仕事始めや始業式以降もギブスを引きずる事態になっちゃいます。

そう……昨夜の『ふしぎの海のナディア』最終回が7時28分まであると、始まってから気づいた私のように後悔は先に立ちません。 並行してもう一台でとった終りの5分……マリーの後日談前で根性入れて編集してみよっと。 それにしても雪が降ろうが津波が起きようが年末だろうが、揺ぎ無く普段の放送続ける教育テレビに感謝です。
今日の未来少年コナンはパッチ登場かな。


12月29日
初日の出を拝むなんてまず無理な、シケ模様のお天気なのに、山や海に出かけちゃって色々あって、無事下山や無事救助のニュースで正月から全国に名を売っちゃう人が出そうな、年末休暇に突入しました。

三賀日の国内ニュースぐらいは「雨天にも関わらず、大勢の参拝客で賑わい……」って感じの初詣関係や、年賀状の束にビニールをかけ赤自転車で郵便局を出るアルバイト配達員の映像で終始してほしい。 それが平和と言うものならば退屈さもワンパターンも大歓迎。遭難や行方不明に対する心配の許容量は、インド洋沿岸からのニュースでレッドゾーン。そろそろ心の一部がマヒしそうです。

さて、三洋電機が実施した家で一番働き者だと思う家電ランキング。 洗濯機が1位と言うのは意外でした。 2位の冷蔵庫(実質1位)より電子レンジより……個人的にはテレビとHDDレコーダーが一番働き者と言うか、働かされてる家電って印象なんで。 この休みも録画に再生に朝から電源入れっぱなし。DVD-Rに焼く時は、皆が寝静まった後まで働かされてるもんなぁ。断片化の限界が近づいてるらしく、反応が鈍くなってきてるあたり、その働きすぎにドキドキ物です。


12月28日
年末も押し詰まった時に、24日発売の ドラゴンクエスト8の攻略本を差し止め要求なんてニュースを見て、ラスボスの画像乗せた件で文句言ってたエニックス時代の話を懐かしく思い出したり、 スクウェア傘下のデジキューブで売ってたアルティマニアのお稼ぎっぷりを思い出し、合併して必死さ2倍だなぁと半笑い……

結局、皆が知りたいのはスキルの種を持つモンスターと、お宝を落す確率じゃろうて……なんて知ったかぶりっこしたくなる、未プレイ組としては鉄人社の名前を心の片隅に刻むのみ。 あと、無許可で出されて灰になった韓国俳優の写真集同様、ネットの片すみで高値を呼んでないか思わず検索。

まぁ、それより注目なのは、鬼もそろそろ笑わなくなった来年1月に島田紳助氏が復帰するかもってお話。 庶民の楽しみ奪った某女性社員Aに呪いの1つもかけたくなってた視聴者の1人としては大歓迎。敬語を使わない主義のフシギ系オバハンが、これ以上みんなをムカつかせないよう祈るばかりでございます。
当人の為にも……だって復讐心ってヤツは人を老けさせブチャイクにするもんね。


12月27日
『新撰組!』総集編や『地球大進化』の再放送に、一応チャンネルは合わせていても、ネットを覗けば目に入るドンキホーテの放火や、スマトラ島沖地震の津波被害のニュースで気もそぞろ。 2004年は最後の最後まで“災”の文字が似合う一年になってしまいました。いや、それで日記の更新が遅れたわけでは……

25年後に小惑星衝突の可能性1/300なんて話を聞くと、1999年の7の月や、2000年問題で大騒ぎしていた頃にあった“シェルター欲しいなぁ”衝動が蘇ります。 そういえば、すっかり忘れていましたが、核戦争までのカウントダウン時計は、今何時何分を指していることやら。ガンダムSEED DESTINYの見すぎか、『地球大進化』にハマり過ぎたか、空が落ちてくるのを心配する杞の国の憂鬱気分にひたりまくり。

まぁ、怪しい人形を口実に、全員で囮捜査敢行する某宇宙警察と50歩100歩な、年末の色々モロモロからの逃避願望の発露なだけですが。無駄な思考実験は棚上げにして、とりあえず目の前に横たわる大掃除に取り掛からないと……ゲームの整理と称してレベル上げ始めたり、 本棚の片付けと称して雑誌の再読始めたりと、色々やることあるもんなぁ。


12月26日
クリスマスも過ぎ去って、2004年度の特撮感想日記もコレが最後。正月ド真ん中の1/2にゃガオレンジャーがありますが、お屠蘇気分で感想なんてとても無理。というわけで1/9以降までさよ〜なら〜。
その前に今週分を書かなきゃね。それではいってみよーか、特撮感想日記〜

特捜戦隊デカレンジャー エピソード.45アクシデンタル・プレゼント
墨跡も鮮やかな『年末特別取り締まり実施中』の戒名(?)を掲示したデカベース玄関ホールから、総集編らしからぬ年末総集編が始まりました。 「忘年会? 酔っ払い運転の言い訳になるかッ」チャンベーナ星人のサラリーマンをしょっ引いてるバン(赤座伴番・デカレッド)の向こうでは、テツ(姶良鉄幹・デカブレイク)が別のアリエナイザー(詐欺かスリ)に説教中。 かと思うと久しぶり出演の一般職員たちが護送していたピンクの髪の宇宙人が暴走し、テツをすり抜け、チャンベーナ星人ともみ合ってたバンを押し倒してブッチュ〜。

遠景に仲間由紀恵や稲垣吾郎がいそうな、踊る歳末特別警戒スペシャルっぽいカオスからようやく2人がデカルームに戻ってみれば、 ボス(地球署長ドギークルーガー)の机の上には警視庁から回ってきたと思われる紙の書類の山。仲間たちの6角テーブルの上も書類てんこ盛り。御用納め前のテンパリ具合の視覚効果として十二分。 もちろんバンがチューされたと訴えても、ジャスミン(礼紋茉莉花・デカイエロー)は「むちゃくちゃでごじゃりまするがな」と書類から顔を上げず、死語でお返事。 「せめて癒してくれる存在がいてくれたらな」ってなテツのグチに「さってはテツ、お年頃だな? ナマイキ」とからかい混じりに返したウメコ(胡堂小梅・デカピンク)も、癒しの定義語るテツをほっといて書類整理に戻ります。

「おっ届け物でーす」そこへカエル急便ならぬ宇宙郵便で着いた箱持ってセンちゃん(江成仙一・デカグリーン)が入室。 「お歳暮か、俺に? いっただきv」考え無しに手に取るバンとは対照的に、「ウェイト、開ける前に中身の確認を」冷静なホージー(戸増宝児・デカブルー)は忙しい中でも送り主不明の荷物に警戒を促します。 が、時すでに遅し「あけちゃった」無邪気なバンの言葉に『おいっ』慌てて身を引く御一同。仲間たちの声に危険物の可能性に気づいて箱を投げ出すバン。幸い爆発やガス発生の気配はなく……中身は前衛的な人形一体(inピンクのエアキャップ……マッサージチェアじゃなくて良かったね)。

「こっち見てる、こわーい」ウメコが指摘するとおり、ピカソのパクリっぽい人形の青目がバンたちの動きに合わせて動いてます。 「呪いの人形か?」いったい誰がこんなものをと、ボスはエスパー捜査官ジャスミンにリーディングを依頼。 人形に触れて残留思念にチャネリングしたジャスミンの口からは「俺を忘れたとは言わせない。いつもお前を見ている。必ずお前に会いに行く」何ともおどろおどろしいメッセージが……それも、執念とか怨念に近い、とても強い思いって解説と目眩のオプションつき。

呪われる対象として、まずホージーが疑ったのはバン。いつもムチャクチャしてて恨みを買う確率が高いと、 ザムザ星人シェイク(Ep10)や、アラドン星人ギャンジャバ(Ep38)といった、女性を助けようと奮闘(というか暴走?)した事件や、 Ep3のパトストライカー片輪走行によるデビルキャプチャー破壊、Ep23のデカバイク飛び乗りシーンを回想です。 ホージーの推理にジャスミンが賛同。「どこがムチャクチャなんだよ! いっつもチャンとしてんじゃんっ」反論するバンには、賛同者0。

バンは別の対象者仕立てる作戦に変更。テツの「でもこういう場合、案外本人が知らない所で恨みを買っていたってのが多いんじゃないですか」って意見に飛びつき「って事は、センちゃんだ」とビシッと指差し。 「なんで? 地球署一の穏健派でとおってるのに」咳払いするセンちゃんに絡むのはウメコ「そう言えば怒らせると一番怖いのはセンさんだよね」「心外だ」「褒め言葉なんだけどな〜」そんな掛け合いの背景で流れるのは、 Ep16のフローラ救出にEp06カーサス戦、そしてEp34で見せたギネーカが駆る怪重機へのかかと落としシーン。 でも……「どれも決め手には欠けるか」とのボスの一言で恨まれ候補から外されました。

「タイムイズマネー」つまりこの議論は無意味と、溜息と指パッチンつきで日々のトレーニングに向かいかけたホージーに、次はお鉢が回ります。 ホージーがトレーニングの末、ノックアウトしたイリーガルマッチのチャンプ、バンダレ星人ジーバ(声 高階俊嗣)……連勝ストップ&逮捕を恨んで彼が呪いの人形を送りつけたではないかと推理するセンちゃん。 1ヶ月前に仮釈放されて地球に来てるって事で、会いに行ってみると……
「もう僕には関係な〜い」なんとジーバはテレビ番組の裏方に転職済み。 ギョーカイ人独特のノリでセットの花を直したりバンとホージーにカチンコの解説したり、ガキっぽいADにアゴで使われたりと、メガゲストリンも抜けて別人のような毒気のなさ。

「見事に更生してくれて良かったじゃないか相棒」「相棒って呼ぶな」バンとホージーがいつもの会話しながらTV局を出た直後 「彼女に近づくな」と吼える白いマユというか巨大ミノムシが2人に体当たり、そのままどこかへビューン。
マユの件を報告するバンたちの背景で逆立ちシンキングポーズしてたセンちゃんが結論「わかった。これは逆恨みとか復讐じゃなくて……ラブレターなんだよ」 不気味人形はプレゼント。ジェラシーからバンとホージーが襲われたと推理を組み立てます。

『って事は私が標的?!』ハモった台詞からいきなり始まったのは、ウメコとジャスミンの妍(けん)の張り合い。 不気味人形を奪い合いながら「困ったわ、私ったら何時ひと目惚れされたちゃったんだろう」 だの「いくら情熱的だからってやりすぎよ、直接この私に告白してくれればいいのに」美しいって罪だの、ウメコは罪じゃないから大丈夫だのと大騒ぎ。 「なーんで狙われてるってのに2人とも張り合ってんだ?」呆れる男どもの中で唯一「複雑な女心」と理解するホージー。そして「ジャスミンのバーカ」「莫迦って言った方が莫迦」と低次元化していく2人の間に、 センちゃんが推理で武装して割り込みます。

「ウメコわかったぞ。この変な人形を贈ってきたのは逆さ言葉のカレだ」そしてEp24のアルパチ親子を回想ですが「えー、子持ちじゃない、フリーの人がいい」って事で、次に始まったのがEp12のエイミーの回想。 「フリーって言うか、赤ちゃんじゃん!」ブーたれてるウメコに「なるほど、ウメコさんは子供と動物にはモテますからね」なんて余計な事いって「“には”ってどういう事!?」鳩尾に正拳突き喰らうテツ、いと哀れ。(それと、特キョウの身でシロウトに人質にされた恨みがあるからってアルパチを動物扱いするのはいかがなものかと)

次はジャスミンの男関係ですが……「そうだな、“まーりかちゅわーん”のニワンデとか」「ボスすらビビるベテランのチョウ刑事とか」 モノマネつきのセンちゃん(Ep27)とバンの回想(Ep35)を「スネに傷を持つオヤジばかりですね」なんて余計な要約して脇腹に正拳突き喰らうテツ「茶化さないで、2人ともちゃんと服役中よ」学習能力ないなぁ、テツ(繰り返しギャグで子供大喜び?)。 「大人のミリキ、おやじころがし」と調子付くウメコと怒るジャスミンに「わうっ」と咳払いして「どっちにしても困った事ではあるが」と溜息のボスも、一応スネに傷もつオヤジの一人かも?

犯人は対象者との接触を望んでいる。そのチャンスを作ってやれば……って事で「オトリ、コホン……囮捜査ですね」「犯人をおびき出すわけか」捜査方針は“署を捨てよ 街に出よう作戦”に決定。 寺山修司が化けて出そうな現実逃避作戦にボスはがっくり。そして題字が落下して書類の山から脱出図ろうとする6人の頭にゴンガンゲンっ(さすが鈴村監督、マンガちっく)。

流行のフワフワ襟のコートをまとい、ナンパされる気満々のジャスミンが街をウロつくこと「もう3時間47分!」現実の時刻表示は7時43分。 ついに黄色いハンカチ落として自分からモーションかけ始めます。次の瞬間、目の色変えて寄ってくる男が一人。こいつだったかと注目する前でジャスミンのハンカチ踏み越えて、カレが拾い上げたのは「あった、俺の1000円札〜」 「もうどうなってるのよ!」SPライセンス開いて警護している仲間達に連絡してみれば……

「ジャスミン、ライセンス使わなくても聞こえてますから〜」地下駐車場ではぐれるどころか、数メートル横の土手に“制服のまま”伏せてた5人。 犯人が引っ掛からない原因は2つ……「1つは我々に気がついていた。もう1つはジャスミンが対象ではない、残念!」波田陽区ネタのセンちゃんの横で「俺たちの監視体制はパーフェクトだった」とあり得ない結論下すホージーは置いといて、 「それは、私が行けば解ることよ」ウメコはノリノリで囮捜査の選手交代宣言。

「地球署一のキューティーエンジェル、ウメコちゃんの出動」書き文字“うめこおでかけモード”+梅の花とハートマーク背景に変装モードセレクト、髪からつま先までばっちり決めて、ウメコはピンクハンカチ落としまくり。 でもナンセンスとテツが評するとおり通行人は全員スルー「もぅ、全然こないじゃん! くぅー」
「あの」やっと声かけてきたのは可愛い系の男の子「じゃ、あなたが?」「今」「いま?」お時間ありますか? とは続かずに「撮影中なんです。どいてもらえませんか」 フト見回せばカメラに照明、女優にスタイリストに裏方のジーバ。それにしてもAD役の増尾遵……セラムンAct1よりはプロっぽくなってたけど、エキストラへの埋没っぷりは相変わらず(一年間四天王を演ってたハズなのに、キャスト見直すまで気づかなかったよorz)

「犯人が狙っているのは、ジャスミンさんやウメコさんではありません」不意に声を上げたのはテツ。シャックリみたいなビックリ声でCM突入し、アイキャッチでさり気無くネタバレしつつ、デカベース所属のもう一人の女性の元へ急ぎます。
「わたしー?」ほんわか驚いてるのは鉄工所にこもりっきりの羽耳メカニック・スワンさん。 「気がつかなかった俺がうかつでした」自分で自分を平手打ちするテツの横には、なんとボスを含めて7人がギュウギュウ詰め状態。

なら、囮捜査はスワンさん? っとなるはずが「いやいやいやいや、いかんいかん」「そんな危険な事をやらせるわけにはいきません!」ボスとテツが二重唱で反対です。 「だいじょーぶよ、これでも昔取った杵柄なんだから」とパンチPUNCH!キック(矢沢風) をアメリカンコミックな書き文字付きでやるノリノリのスワンさんに「絶対ナンセンス、ダメです」 と立ちふさがったテツは「俺がやります、俺だって昔取った杵柄です!」と2度目の女装宣言。前回のボディコンより露出が少なく白衣も羽織ってる分、後姿だとゴマカシが効きますが、前を向くと……まぁ、見れなくもないか。

スワンに変装したテツをこっそり護衛する一行「がるるるるる 誰がスワンにっ」おおっ、なんとボス御自ら出撃です。 嫉妬でワケわかんなくなってる地球署長交えた一行が見守っていると、「やっと会えた」程なく例の巨大ミノ虫マユが出現。 「出たなストーカー、行くぞボス」「ろじゃあーっ!」って気合入りすぎですボス。っていうかバンが命令するんかいっ!(指揮系統までもぐだぐだ)。

しかーし「人の恋路を邪魔するやつは」マユから吹きだす糸で、6人ともグルグル巻かれてコロコロ。 あのボスは口まで封じられてモガモガしているだけ。仲間の援護を失ったテツですが果敢にスワンのふりを続けます。 「お前だなっ、いや…ね? 真白き癒しのエトワール、この白鳥スワンを狙っているのは」デカスワンの決めポーズと決め台詞でビシッと決めれば 「お前の名前は白鳥スワンっていうのか? いい名前だ、思った通りだ〜」緑と黒のマダラ蜘蛛が顔を出し、白い羽毛のように舞うマユの破片。 その正体はスパイダーアンデッド……ではなくアモーレ星人バーチョ(声 松野太紀……1時間後も石の番人としてブーラブラ?)。 嬉しそうに寄ってくるマダラグモに「ふざけるなっ」パンチかますテツでしたが……

「腰の入ったいいパンチだ。さすが俺のアモーレ」さらにデレデレ状態で寄ってくるバーチョに業を煮やし、スワンの衣装を脱いで名乗るテツ。 「なに、お前の本当の名前は姶良鉄幹っていうのか? あいら・てっかん……いい名前だ〜、白鳥スワンなんかぺっぺっぺー、姶良鉄幹の方がずうっといい」 さらに情熱的になるバーチョに大混乱。どうやらスワンではなくテツ当人が対象者?  「マンマ・ミーア、覚えてないのか?」馴れ初めを忘れている愛しい人に説明を始めるバーチョ。

「イリーガルマッチを一緒に見たじゃないか」あの時バシッとグシッとズボッと俺の心は天使の矢に貫かれたと、擬音つきで熱く運命の出会いを語るバーチョ。テツも「ひょっとしてこいつ……」と回想へ。 面が割れてる地下格闘場に、ぱっつんカツラと真っ赤なボディコンワンピースで女装潜入した時……「好きだギャ」と寄ってきた異星人の髪の色と声がバーチョそっくり。 「あ、と、で」と一度突き放した後も、観戦中抱きつきそうになったりキスしそうになったり……って昆虫タイプの宇宙人が完全変態したら地球人には判らんて。

調べて探して追い詰めて、やっと宇宙警察地球署の関係者と突き止めたら「俺は運悪くサナギの時期を迎えていた。わかるかサナギの時期だぞい〜、一刻も早く抱きしめたいと思うのに」 そんなもどかしい気持ちを伝えようとバーチョが贈ったのが不気味人形「照れるなアモーレ」誰かにテツが奪われないよう、仕込んだカメラでずっと見つめていたって告白に、 「ゲ」と腰が引けるテツ。「そして今、羽化は終わった。俺とお前を阻むものは何もないっ。アモーレ〜」恋焦がれた想いと共に突撃してくるバーチョに完全逃げ腰。そんなテツとバーチョを、仲間たちは巻きついた糸を外しつつ生ぬるく見守るだけ(未来の警察も民事不介入?)。

「待て、お前は勘違いしている。みろ」自分を助けるのは自分だけ……テツはついにカツラOFF「俺は男だ」 「お・と・こ?」キョトンとしているバーチョに、あの時も今も女装していただけ、恋心は勘違いだと説得試みます。 「それは何だ? 生まれた星の違いなど何だ、関係ない」しかし全く態度が変わらないバーチョ。いつしか糸を外し終えたジャスミンがSPライセンス開きデータベース眺めながら解説です 「アモーレ星人……恋に生まれ恋に生きる宇宙人。雌雄同体のため、性別にはこだわらず全方位の恋愛が可能。その情熱は滝をも登り岩をも砕く、だって」

「スワンでなくて良かった。テツならなんとかするだろ」いきなり関心を失うボス、露骨過ぎます。 他のメンツも「帰ろ、帰ろ」「おこたでミカン、パーフェクト……さぶ」などと帰途についてますが……テツがメスでバーチョがオスの役割果たすなら特に問題なくても、テツがオス役だと交尾後ヤバい事になりそうな……蜘蛛系宇宙人だし。(今回は踊る大捜査線と冨樫義博 著『レベルE』のチャンポン話?)。

「こうなったら」なんとデカブレイクにチェンジするテツ……やっぱり夜明けの刑事が弱気の刑事に聞こえます。 「特キョウだ、チカンの罪で逮捕する」とバーチョに勇ましく啖呵きりますが「デカブレイク? それが本当の名前か、いい名前だ。姶良鉄幹よりずっとずっとずっといい!」恋は盲目な相手には公権力もノレンに腕押しヌカに釘。 ならば実力行使と竜巻拳トルネードフィストを放ちますが、恋する乙女バリアに包まれたバーチョは軽く避けちゃう上に、無敵状態。

「電撃拳エレクトロフィスト」「しーびーれーるー(ハート)」「灼熱拳ファイアーフィスト」「燃え(萌え?)てきたぜぇー」 攻撃を愛の交換と拡大解釈「俺も行くぜ、ラブぷりんシュートv」と糸で縛愛。 「おいしそう」よだれふきふき迫るバーチョにビビり「先輩たち、助けてください!」と訴えても「良かったねテツ、癒しの存在が出来て」よくお似合いですわと、女性陣2人はやっかみなのか取り合わず……「頂きます、ブちゅー」マスク越しとはいえ巨大グモに唇奪われちゃうデカブレイク。

事件につぐ事件。犯罪につぐ犯罪。忙しい一年が過ぎ、そして新しい歳がやってくる。 来年も頼むぞデカレンジャー。戦え特捜戦隊デカレンジャーbyナレーター
引きは『良いお年を〜 そして来年も、よろしくお願いします!』声を揃えてごあいさつの一同の図……に割り込む、朔ちゃん並みに必死なテツの声「助けてくださーい」いつかセカチューや○い版とかに出られるといいねv 吉田友一くん。

EDミニコーナは、大晦日まで続いてたラブチェイス編
辺りはとっぷり暮れまくり「まだやってる」と様子を見にきた仲間たちはのんびり見物モード。どうやら仕事納めは終ったようです。 「こうなったらデリートだ。デリートしてやるぅ」テンパリまくって声が裏返ってるデカブレイクですが、この程度の事件で宇宙最高裁判所が取り合うとは思えず…… 「あ、除夜の鐘」「ハッピーニューイヤー」万歳するバンにかぶるテツの悲鳴「うぁああああ〜」アモーレ星人が異種喰いのマクバク族やコンウェル星人みたいなタイプじゃないのを祈りつつ、お幸せに〜

次回予告 エピソード.46『プロポーズ・パニック
ピンクのバラに乗せた婚約指輪にうっとりのウメコ。そしてお相手は……ネフライト(松本博之)!? いつの間に亜美ちゃんから乗り換えた〜 ぢゃなくて、 次週はセンの推理がウメコの寿退職を破談にするお話みたいです。

それはともかく、ピアノ弾きながら台詞が言えるゾイサイト(遠藤嘉人)もスパヒロタイム進出で、四天王コンプリートってなりませんかねぇ。 年明け9日あたり封印されそうなクンツァイト(ギラファアンデッド・窪寺昭)の後釜に、洞窟の中でピアノ引いてるラスボスとか。洞窟から始まったブレイドが洞窟に鳴り響くピアノの横で終るのも一興かと(……無理?)。

仮面ライダー剣・46話
ケルベロスをキングフォームで倒す仮面ライダーブレイド(剣崎一真・主人公)。 そんな先週のクライマックスから始まった本編は、“栞はヒューマンアンデッドを何と呼んだ?”なんて押井守のOAV『ご先祖様万々歳!』を思い出すクイズ出題の背景で、天王路によるケルベロス回収シーンから始まりです(昔投げたアイスラッガー……カード投げのスキルはキッツアイレベル?)。 苦労の末作り上げた最強のカプセル怪獣人造アンデッドが負けても、あまり動じない天王路は、 いつの間にやら変身解除していた剣崎と、橘を退職処分。ライダーシステムとプライムベスタ(カード)の返却を要求。おーい、30日前の予告とか退職金は?

理由はアンデッド封印と言う職務を完遂できず、戦闘にシロウトまで巻き込んでいる……まぁ確かに、ケルベロスがやられた場所に散らばってたカードを拾い集めている上城睦月(仮面ライダーレンゲル)は、戦場へ駆り出された少年兵っぽい、不憫で健気なオーラをまとってます。 とはいえ、年末にいきなりクビを言い渡されて黙っている橘朔也(仮面ライダーギャレン)じゃありません。トライアルシリーズやティターンの所業、そしてケルベロスを使って睦月を冷酷に処分させようとした非道を論拠にバックルとカードの返却拒否。つまり、退職金を現物支給でという落とし所を提示? いやぁ、今までの騙されやすさ……もとい素直さを返上するようなシタタカさです。

「これからもアンデッドを封印する、それが俺たちの使命だ」車で立ち去る天王路に宣言した後、一行は白井虎太郎(大家)と広瀬栞(オペレーター・ヒロイン)がジョーカーを看護している山小屋へ……。 「始、元の姿に戻してやるぞ」ジョーカーのベルトにスピリット(ヒューマンアンデッド)を通して相川始(仮面ライダーカリス?)の姿を取り戻させた剣崎ですが……始の意識は戻らないまま。 下宿先(カフェレストラン・ハカランダ)に戻すわけにも行かず、白井農場で保護する事になっちゃいました。ムダに大きい洋館なんて遺産貰うと、便利に使われて大変だねぇ、虎太郎。

さて、ケルベロスが大暴れして半壊状態の天王路ラボ。ねじれモノリス前で悦に入ってる天王路博史の手にある、ケルベロスのチェンジカードを奪おうと、金居(ギラファアンデッド)がやってきました。 とはいえ怪人に剣を向けられたぐらいで動じる天王路じゃありません。取り出だしたるは左腕にインプランとされた、カードスリット。そこにケルベロスのカードを入れるとあーら不思議。 ケルベロス姿に大変身。しかもその胸元には天王路の顔が出てきてジンメンよろしくしゃべりまくり。アンデッドに融合して神の祝福受けると言い出します。

たちまち始まる特撮大御所vs特撮中堅のバトル……大ハサミ系の剣の打ち合いやガソリン爆発にビーム攻撃(大規模な地走り?)等々ハデにやるから、白井家のアンデッドサーチャーにバッチリ補足され、夜っぴて看護してたらしい虎太郎は慌てた栞ちゃんに踏まれるという美味しい役どころをゲット。 それはともかく、公式では最強の剣崎を相川始のお守りに残し(ギラファ封印後に神の祝福受けたジョーカーにも、怪力 栞と高速回復 剣崎のタッグなら勝てそうだから?)、橘と睦月のヘタれ師弟コンビがギラファとケルベロスが争うラボへ。 見つけたのはボロボロの金居(緑の血まみれ)と、異形となった天王路。火属性の威嚇射撃だけで負傷者抱えたヘタれ師弟が脱出できたのは……人間と融合して実は弱くなってたなケルベロス「やはりライダー諸君から始末するしかないか」なんて余裕ぶっこいてても、右足の古傷が痛むに違いない。

その頃、白井農場では……濡れタオル看護されてた始の肉体に、スポットライト浴びてハートのカテゴリー2=ヒューマンアンデッドが降臨。 「みなさん、始めまして」とテレパシー通信してくる人類の始祖のお陰で、バトルファイトの賞品の詳細が判明。 自らの種族も他の生物も……この地球さえも変えることが出来る万能の、神の力「君なら何を望みますか?」と剣崎達に問い返すご先祖様。 こりゃ、レイアース第2部で獅堂光が願った『そんなんアリかよ』みたいな望みかな。

さて、金居をつれて白井家に戻ってきた橘と睦月は、留守番に置いてった剣崎たちから天王路の最終目的聞かされます。いやぁ、情報って意外なところに寝そべってるもんですねぇ。 そして、本能を押さえ込もうと深く深く自己催眠かけて眠ってて、取り込んだはずのヒューマンアンデッドに一時意識を乗っ取られてた始も覚醒。 といっても、人間になりたい、人間の中で生きていきたいと望むまでに内側から洗脳されている辺り、本当に目が覚めているか怪しいもんですが。 ともかく、再びケンカになりそうな始を、バラバラでいたら封印されると説得した金居共々、ライダー4人で接近する天王路阻止にGo!!

2004年最後のクライマックスバトル
海岸沿いの広い道路で、迷惑防止条例違反スレスレのバイク4台併走してたら、前方から怪しい黒塗りクラウンが……すれ違った後で停止。 万能の力を手に入れて何を願うと聞いてみたら「無論平和だ」と答える天王路ですが、その心は今の戦好きな人類を滅ぼして新人類の支配者になるという、原作版ナウシカでオーマに潰された地球再建案。 そして広瀬義人によるアンデッド解放も計画通りとうそぶいてますが……ぢゃあ栞ママの病死は天王路のさしがね?(鋼の錬金術師『愚者の再会』っぽいなぁ……今回は井上脚本じゃないはずなのに)。

「俺たちの理想は正義はっ!」「全て幻……変身」 笑いながらケルベロスに変じた天王路に対抗して、バイクに乗ったまま4人同時変身のライダーたちですが、ビーム数発でぶっとばされて、 やたら広々とした工場内でのバトルになっちゃいました。一応押してるケルベロス融合体ですが、やられそうなレンゲルを、金居がサポートしたりして実質5対1となれば最強の合成アンデッドも分が悪そう。 力を与えた恩を持ち出して「私と言う新たな神を生み出す」のが仕事と説得に走りましたが「俺は全ての人を守りたい、そう願った」ってのたまう若造に論破され、 結局、ブレイドのキングラウザーとワイルドスラッシャーに前後からやられて、変身だか融合だかが解けちゃう天王路。

ついでにぶっ飛ばされて雨降る野外へ。この暮れの寒い時期に……ブリザード突き喰らった後では辛かろう。ジョーカーが生き残って世界が滅びるぐらいなら、私が新しい世界を作った方がマシと最後の主張する間も……変身解除した4人ともども雨降りの中。 どうかお風邪を召してませんように……その後ギラファに斬られてお亡くなりになるまで別な意味でハラハラです。

「最後に勝ち残るのは俺だ」ケルベロスのカードをゲットして封印の方法を入手したギラファは、ジョーカーに宣戦布告。 すでに戦う力を失っていた天王路の命を、ムダに奪った事を非難する睦月が不用意に近づいて…… 「俺の平和に人類など不要だ」とギラファが剣を揮い……雨の夜空に響く睦月がやられちゃったかもしれない効果音で今年は終了〜

2004年最後のスパヒロタイムEDは!?
久しぶりのブレイド組ガチンコ勝負大会ー! 種目は、ソフトボール大のバスケットボールのフリースロー。 「一本勝負」投げるのは望美と睦月と橘。その結果は……
「よっしゃーあ、はいったー」 素で大喜びして玉座に収まった橘さん「次回も見てね」そのドアップの背景で悔しがる望美と睦月(弟子カップル?)。

「……思えばこれが、橘さんが最後に見せた笑顔であった」とナレーションが付きそうな次回ラテ欄タイトルが気になります。 が、ともかく引きの台詞は始。「みんなのお陰でジョーカーを封じ込めた、ありがとう」 無職だったり重傷負ったりと散々なお正月を過ごすライダーたちだけど、来年までお達者で〜


12月25日
新幹線の100倍(=秒速7.5km?)でかっ飛ぶサンタを、ノーラッドが追い掛け回しているド最中ではありますが、とっくの昔にクリスマスの朝が来ちゃってる日本の空にゃ、ウルトラマンぐらいしか飛んでません(……ジュネッスは一応コカコーラカラーかな)。 というわけで、行ってみようか特撮感想日記〜

ウルトラマンネクサス エピソード13 予知者 ‐イラストレーター‐
「これが悪魔の戯れのほんの始まりにすぎなかった事を……」えー、まだまだセカチューなボソボソが続くの?
斎田リコがダークファウストのデュナミスだと発覚した辺りから、消滅するまでを回想する主人公・孤門一輝から、今週も暗〜く始まりました。 和倉隊長の配慮で休暇をもらった孤門くんは、メモリーポリス2人の尾行受けながら、東武動物公園をブーラブラ。 母親(「だちかんよ」って飛騨の人?)に仕事やめるかも電話かけたり、“リコ”って名前の小学生一家に頼まれてカメラのシャッター押したり、恋人の幻を追って過ごしていたら……夏なのに暑苦しい黒コート着た男からお誘いが。

「やはり心が弱い奴はいたぶりがいがあるな。俺は溝呂木眞也だ、お前のカタキだよ」
リコは操り人形だったとか「面白かったぞ、お前たちの恋人ゴッコを見ているのも」ってデバガメな元ナイトレイダー副隊長の挑発に、 恥ずかしさのあまり(違う)殴りかかった孤門くん。ぶっちゃけ今週の格闘戦はこの生身バトルのみ。 でも、パンチは全てかわされるわ、ボディー喰らうは手刀喰らうわといい所なしの孤門くんは、溝呂木の紫の目(催眠光線?)で金縛り。結局ダークフィールドに拉致されてしまいました(いつか変身後の姿で今回の意趣返しが出来るといいね)。 それにしても駆けつけたものの孤門のバッグ拾い上げて、首をひねるだけのMP2人、役に立たねーなぁ(工作部門だし、仕方無いか)。

今週の斎田リコ(幻覚バージョン)
「紹介したくても出来ないの、だって、あなたのせいで皆死んじゃったんだもん」 溝呂木が操る幻覚が真実を語っているなら、東武動物園で半年前に孤門とリコが出会ったその夜、リコたち一家はお亡くなりに……「パパ、ママ、いつも言ってた彼よ」家族への紹介の約束は、ダークフィールド内の幻覚のリコ家で、 マネキン相手に果たされました。その後、リコの衣装を身につけたバラバラマネキンの首を抱いて泣いたりと、今週もリコと孤門のツーショットは不気味とホンワカのマーブル模様。

今週のナイトレイダーその他大勢
平木詩織隊員と石堀隊員は、対巨大ビースト用の新フォーメーション『メガキャノンチェスター』(25%up)の使い勝手を議論して、とってつけたように孤門が欠席している事に触れて……後は、 ダークフィールドの幻覚の中で、恋人がゾンビだった事に気づかなかった孤門を鈍感呼ばわり「半年間なにやってたんだお前」と非難して出番終了。 ただ、孤門が一番ショック受けてたのが、何も言わずに“笑ってる西条凪副隊長(幻覚)”とは……つまり、平木・石堀・孤門のトリオは、お互いを空気扱いか…。

「凪、誰もが強い心を持っているわけではない。悲しみの淵から抜け出すのに、時間のかかるやつもいるんだ」 和倉隊長は今週も西条副隊長のカウンセリング。というか悲嘆にくれる孤門の防波堤になろうとして、西条凪と言う名の津波の前にあえなく決壊。 リコの件での溝呂木の関与はハッキリしなかったと抗弁しても「だから直接聞きたいんです、孤門隊員に」と副隊長の剣幕に押されて、東武動物公園への外出許可を与えちゃいました。

今週のネクサス適能者・元報道カメラマン姫矢准“いしのなかにいる”
ストーンフリューゲル内でダメージ回復しながら先週の戦闘を回想して玩具メーカーの期待に応え……後は、エボルトラスター握り締めて幽体離脱。孤門の前にお釈迦様のように現れて、ダークフィールドをメタフィールドに変えようと頑張ります。 幻覚の中で再び恋人を失い、幻覚の仲間達に非難されて「俺はダメ人間だ、誰も救えやしない」と、また溶岩魔人にとりつかれそうになってた孤門に 「光を失うな、孤門」“闇に惑わされてはならない”だの“闇に囚われるな”と呼びかける出張レスキュー。 でも「位相の干渉もそこまでだ」溝呂木に邪魔されて今週はあえなく退散です。

今週の西条凪副隊長
「私だって彼を助けたいと思っているんです」ウソつけ……と視聴者は突っ込んでも和倉隊長はこの一言で撃沈。 と言うわけで、グレーのTシャツ姿で孤門を探しに動物園にやってきたら「やぁ、凪。よく来てくれたな。人間が壊れていく様を見るのは楽しいぞ」と語りかけてくる動物たち……じゃなくて元カレ溝呂木。 どうやら、ファウストをたぶらかす悪魔メフィストの力が嬉しくて仕方ない元カレに「お前も早くこっちへこい……お前にはその資格がある」なんて言われてむっつりです。 「孤門はお前にそれを気づかせるための道具だ」って事は……副隊長と孤門もデュナミスト(適能者)候補?

「どうやら第2幕の幕あけみたいだ」2クール目突入って意味っスね
スーパーカミオカンデ……に見える地下施設(下水処理場に資料映像合成した?)で「この光が地球の運命を大きく変えようとしているなんて」と特殊なニュートリノ話に花が咲いてる松永管理官(元・内閣情報調査室次長補佐)とイラストレーター吉良沢くん。 2万8千光年彼方の、M80サソリ座球状星団で起こった超新星爆発の光が届いて以来、ビーストが出現するようになるわ、来訪者たち(リコの件を気にしてるウルトラマン?)が関与するわ……てな、裏事情がちょっぴり明かされました。

「真実をどれだけ知っているか。たとえば来訪者たちの事を」と松永管理官も真相とは微妙にズレた位置にいるようで…… 思わせぶりな吉良沢も、別に予知能力者と言うわけではなさそうです。 ただ、孤門がTLTに入ると予知してリコを手駒にした溝呂木はモノホンの予知能力者。自分の死に方まで予知してしまう「哀れな者ども」呼ばわりされてますが(カサンドラならぬ、サイクロプスの悲しみってあったけっけ?)。

「レーテの解放。それが好ましい事かどうか、僕にもわからない」ギリシャ神話かぶれの吉良沢に、 全てを知りたいかと聞かれて、知った所ですぐ消されるだけだと諦め口調の管理官ですが 「いずれ誰かが忘却の海を知り、辿りつくでしょう」と言ってる辺り、記憶消去はMPの専売特許というわけではなく、 もっと大規模でカユい所に手が届く、アムネジアの風が吹いちゃった印象です。でないと派手に空中戦していた、映画(過去時制)との繋がりが……

「孤門は返してやる。まだ遊びがいがあるからな」
空間に起きた波紋から放り出され、怯える孤門に、西条凪副隊長が平手一発。しっかりしろと叱咤し、 気持ちはわかるが悲しみに沈んだままなんて彼女だって望んでないって辺りまでは、頼りがいのある理想のお姐さん上司なんですが 「本当に彼女のことを思うんなら、ビーストを憎みなさい。その憎しみを力に変えるの」やっぱり我等が副隊長。 姫矢や歴代のジェダイの騎士から一斉突っ込み入りそうなアドバイスをしちゃいます。 幻覚の中でも「この弱虫!」と髪の毛掴んでグーパンチしてましたが、あの溝呂木も演出しようがなかったか、現実そのままのキャラだったもんなぁ。

「さっきのお兄ちゃんだ。写真ありがとー、ばいばーい」
ホワイトタイガーのぬいぐるみを抱いたリコ(同名別人の小学生)一家の挨拶に、首をかしげる副隊長と弱々しい笑みを返す孤門くん(休暇を強制終了させられ、ナイトレイダーへドナドナ状態)。 しかし……「おい、何だありゃ」半年前と同じように、守るべき存在=“孤門の生きがい”となりそうな小学生一家の車の前に、 あのネズミ型ビーストが出現。振り下ろすツメに重なる車の破壊音で陰鬱なTo be continuedになりました。
そして、エボルトラスターとデュナミスト(適能者)姫矢准を紹介したシークレットファイル後……

予告 エピソード14 悪魔 ‐メフィスト‐
次の放映(来年の1/8)で、溝呂木くんついに変身。敵役とはいえ、あんまりなデザインと出現ポーズ(間寛平っぽい)ですなぁ…… 紫のエボルトラスター(?)を引き伸ばすシーンはダース=モール並にカッコイイのに。 それより問題なのはこの台詞「俺が得た光の意味を探し続けているだけだ」えー、姫矢の行動って実は行き当たりバッタリだったの〜。


12月24日
台風と一緒で、興奮するけど出来れば起きて欲しくない自然現象『火山活動』。別の大陸の話でも、対岸の火事扱いではいられません。 空気中に広がった細か〜い火山灰が、太陽光をさえぎって、冷夏で不作で不景気の元。噴火一発で大勢の人生が変わっちゃいます。

でも別の星なら話は別。太陽系一といわれる巨大火山に噴火の可能性があったとしても、それが火星のオリンポス山の噴火なら、安心してワクワクできちゃいます。 探査機使ってやっと判る木星の衛星イオの噴火は、遠すぎてピンと来ませんが、より近い火星なら望遠鏡でだって見物できちゃうかも。

もっとも、百万年単位のお昼寝がフツーの事だったりする火山だから……ホモ・サピエンスが存在している間に噴火する保障はありません。 まぁ、生きている岩石惑星が地球とイオだけじゃなかった事だけでも、ワクワクもの。
クリスマスイブに、赤い星に輝く巨大な天然キャンドルを想像してみるのも一興です。


12月23日
天皇誕生日な祝日です。今日ぐらいは掃除もサボって年賀状もほったらかして、テレビとコタツで過ごしたい。だって冬休みの季節だもん。 平日の朝も早からアニメや特撮の再放送がてんこ盛りなんだもん。中には『ウルトラマンネクサス 秘密大公開スペシャル』なんてシロモノまで……

ただし、放映されるのは関東だけ。制作局のCBCは24日放映で……何の恨みか毎日テレビは黙殺決め込んでやがります。 他局の紅白や冬のソナタを俎上に上げる角さんに、映画関係のウルトラマンネクストと、クリスマスなウルトラマンとウルトラの父と握手させて……そんで終りかーい。尾張名古屋の景気の良さが、そんなに妬ましいのか大阪よ。

思えばアニメ『砂ぼうず』の放映もいつともわからぬ関西だもんなぁ。ああ、『グレネーダー』の地上波放映より出来ればこっちを先に……。 あ、別にMBSだけが悪いんじゃありません。朝日系のABCも特撮系のスペシャル番組は軒並みやらないし、深夜ドラマも半年遅れが当たり前(場合によっては一年遅れ)。 『Sh15uya―シブヤフィフティーン―』もきっと忘れた頃に放映なんだ。そして1話目を見逃すんだ、いつもの事さ(もう慣れた)。


12月22日
冬至が過ぎて……一陽来復。今日からは昼が長くなるはずですが、歳の暮れはこれからが本番。 そして、年末よりも終っちゃいそう感が強いのが海老原氏が辞めないNHK。曲目発表しても小林衣装というウリを失いワンパターン感が増した紅白といい、煤けてるっつーか、こりゃ来年あたり本気でダメになるかもね臭がますます濃厚になってます。

NHKの受信料を払う事が『思考停止した恥ずかしい社会人の証拠』扱いされる様になっちゃって、近いうち、金のかかる総合がなくなってBSだけになったとしても、教育TVだけは地上波に残って欲しいなぁ。 テレ東ともまた違う独自路線のアニメと子供番組と本業である教育番組に特化するなら、まぁ、契約してやらんでもない(←偉そう)。

ちなみに、最近のお気に入りはシニアがチャレンジする“趣味・ホームページ”。初心を思い出す効果のほかに、作成ソフトやPC名を伏せまくる、カユいところに手が届かない“うむむ感”が、何とも楽しい番組です。 甲子園を舞台にしてながら、タイガースの永久欠番がコナンズヒントなクライマックスですら、阪神のはの字も出さなかった某探偵アニメ(by読売TV)にも、負けてないぞ!


12月21日
富士フィルムのDVDCMで、サッカー好きの可哀想なウェイトレスをやってる 上戸彩ちゃん、来年は『アタックNo.1』かぁ。2004年度は『エースをねらえ!』主演とスポーツづいてるワケですが、 個人的にはアニメ繋がりでOAVの金字塔『トップを狙え!』実写化&主演なんて言い出さないことを祈るばかりです。

美少女のブルマでスポコンでロボットで爆発でポロリでホロリ……今のCGなら合体もアノむちゃくちゃな戦闘も、バスターマシン3号もリアルに再現できるでしょうが、実写にする意味は多分ありません。 ポーラエキスプレスやファイナルファンタジー(映画の)みたいに、CGの力試しが目的ってんならともかく、セル画じゃなきゃ表現できないスケールってのがあるはず。あえて顔を隠し、のっぺりとした人造物で感情表現する能や浄瑠璃があるように。

そういう意味では、テキストにしか表現できないスケールってのもあるんだよなぁ……情報量が多ければ多いほど、資金と時間を食い過ぎて、アイデアと想像力の足かせに。 まぁ、受け取る方は“楽”なんだけどね。
ただ、楽しいかどうかは別問題。


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