特捜戦隊デカレンジャー エピソード.37『ハードボイルド・ライセンス』
まとめコーナーへ誘導させていただきます↑クリックのお手数おかけして、すみません。
ここのファイルサイズがデカくなりすぎまして……。
仮面ライダー剣・39話
前回のクライマックスから始まった今週……長剣をコンクリートに引きずるのっていいなぁ、ブラックレインみたいで。とりあえず主人公側は一通りおさまりました。
でも、悪役側の混迷は深まってます。ボード理事長・天王路に改造実験体トライアルBだと宣告されちゃった広瀬義人さん(ヒロイン栞ちゃんの父親)。
口では拒否しても体はウソをつけねーぜ。というか金属質の胸板と変身能力がある以上、否定する術がありません。
「トライアルであろうと、君は広瀬義人そのものだ。広瀬義人のすべき事を続けるのだ」って天王路の言葉にアイデンティティー見出し、暴走っぷりが増しちゃいました。 ところで剣崎をジョーカー化させようとした「その業績は、神の御許にも届いた」って、神って誰ですか。教えて、MACのダン隊長(もしくは悪代官様〜)。
上にバラムガーデンでも飛んでそうなコスモスの丘で、両親と記念写真撮ろうとしたら、2人とも死んでで抜き取ったフィルム握り締めてる……なんて悪夢から目覚める、広瀬栞ちゃん。 下へ降りたら、剣崎一真(仮面ライダーブレイド・主人公)と橘朔也(仮面ライダーギャレン・先輩)は飛び出していくとこだし、大家の白井虎太郎がライダーパワーアップ記念パーティー開けなくてブツブツ言ってて、何がなにやら状態。 その謎を解いてくれたのは、やはり謎を解いて欲しくてきた上城睦月(仮面ライダーレンゲル・グレた高校生)でした。
一時失明していた天音ちゃん(カフェの看板小学生)は、眼科で完治を告げられ、嬉しさのあまり富士急ハイランドで相川始(仮面ライダーカリス)とデート。遊具乗りまくりです(遊園地とのタイアップ公開ロケ?)。 帰り際にペンダント買って貰った直後、睦月と遭遇。雨の中、憧れのお兄さんにガンつけてくる不良高校生を「サイッテー」の一言で撃退。強いぞ小学生。でも絶叫マシンでわざとキャーキャー言うのは小憎たらしいぞ。大口開けてケーキ食うのは子供っぽくて微笑ましいけど。
「さいこー」睦月はつけて来ていた虎姉さん(城光・タイガーアンデッド)に笑われて追い討ちです。そのままカサもささずに雨の中歩く派手カップル状態の睦月君&光さん。 年上の彼女(違う)に、みんな進化して強くなったのに「どうして自分だけ」と内心言い当てられ、すねて、強くしてくれる人=広瀬義人の消息を掴むため白井農場へ駆け込みます。
それはいいけど「相変わらずねぇ、坊や。少しはこの戦いを面白くしてくれるといいけど」って虎姐さんのほう。脚本家変わったとたんに、マジメキャラから愉快犯キャラに人格変わってます。 睦月の後つけて天王路のラボの梁に潜んだのは、何がしたいんだか。単に誤解してるだけ? カードに封印されたアンデッドを解放できるのは睦月が持つリモートだけと。見所は連れ去られる睦月追っての屋根走り、カッコよかったなぁ。
睦月・栞ペアと平行して、広瀬義人探し出して優しい父親に戻す会の活動やってた剣崎は、トライアルBに襲われてピンチです。携帯でSOSしたら橘さんてばトンネルで……本当に頼りにならないんだから。 っていうか、変身もせずに敵と戦いながら電話してる剣崎くん、頼もしすぎです。爆発(セメント)の中走ったりして……微妙ですがヒョロッとしたこのシルエット、高岩さんの吹き替えじゃなく、椿くん本人? ともかく爆発の中で昭和テイストな変身、しかも変身後はナパームと大サービス。10月恒例の大盤振る舞いはクリスマス商戦前哨か、新番組対策か……どっちだろ。ちなみに戦いの方は栞経由のSOSで駆けつけたギャレンの助太刀で、お開きとなりました。
白井農場ではミソにされがちの虎太郎が大家の権威守るため(?)、闖入者・睦月に詰め寄ってました。 でも、姪(天音ちゃん)に比べると迫力不足。しかも最強ヒロイン・栞ちゃんの手で排除されてしまいました。 父親が生きてると聞かされた栞ちゃんと、睦月が連れ立って広瀬ラボの屋上へ向かった後は、せいぜい戻ってきた剣崎と橘にチクってグチることしか……「もー、どいつもこいつも、どうなってんだよ今!」
「それはないだろ、無理やり案内させといて」広瀬ラボの屋上で橘じゃなきゃわかんないと言う栞にキレる睦月。そこへさっきまでバトルしてたはずの栞パパ登場。娘の質問には答えず、広瀬義人としてすべき事があったと言うあたり、トライアルBは、栞ちゃんには誠実です。 少なくとも頭ごなしにニセもの呼ばわりはヒドいと思うよ、栞ちゃん。ともかく来いと言っても素直になれない睦月君を投げ飛ばしてちょっぴりオシオキ。レンゲルに変身した高校生を生身でも圧倒し、トライアルB姿で必殺技を封じたあと、軽く変身解除させて、お持ち帰りです。元JACの体裁き健在。素なら朱雀官房長官や加賀谷秘書官なんて返り討ちですな(←相棒3nd)
でもって気絶中の睦月君は、解放されてなかったカードのアンデッド(多分)と並べられて、義人指揮の医療班に臓器移植とかされてそうです。それをモニターして「ようこそ、レンゲル」なんて言ってる天王路。 悪の組織路線まっしぐらっぽい施設なのに、潜入した虎姐さんを発見できないセキュリティ。ちゅーとハンパやの〜ォ。
「生きてて良かったじゃない、お父さん。やっぱココはパーティー……なんて場合じゃないよね」鈴虫の声も切ない白井農場では、色々内緒にしていた事を食堂でオープンにして、ますます事態がこじれてます。買い物と称して飛び出した栞ちゃんは、再度広瀬パパのラボへ侵入。 娘のカンかパソコンのパスワード的中させて、父親のPC探って画像ファイルを発見です。「やっぱり」って何がやっぱりなんだと突っ込みたいその画像は、だれが録画したんですか。夢そっくりの花畑……まさかヒロイン自身もトライアルシリーズ?
栞ちゃんが飛び出したあと、睦月が天井から鎖で吊り下げられてる動画をPCが受信(だから、添付ファイルをほいほいWinで開くんじゃないよ……あぁ、もうトロイ仕込済みで自動的に再生しちゃってからに)。 助けに行く橘さんと剣崎くん。いちおう相川始にも声かけますが、栗原親子とケーキタイムなのを察して「ごめん、君はそこにいてくれ。俺達で何とかする」と助力を諦めます。ワイルドカリスはOPとアバンタイトルで見たから、劇中で活躍しなくてもいって事か。
今週のクライマックスバトル
バイクでカーブしながらW変身のブレイドとギャレン。去年、バラ社長と富士急ハイランドデート帰りの木場が戦ってた場所で、トライアルBと対峙です。
静かに歩みよって、唐突に駆け出すあたりは、時代劇風味。トラBとノーマル状態のライダーの戦いの気配に目を覚ました睦月君ですが、吊られているのでジタバタするだけ。
近接戦闘に専念のブレイドと、中距離からフォローのギャレンに手を焼いたトラBは「橘くん、それが私に対する態度かね、君には色々教えてあげたじゃないか」と広瀬義人の声で連携攻撃止めさせて、人間態に。 応えてやはり変身を解く2ライダー……いやぁ、研究上の師だったのか広瀬パパ。橘さんの人格形成の仕上げはこの人かぁ(納得)。
「永遠の命の謎、その解明に私は自らを捧げた、これがその輝かしい成果の一つなんだよ」自分の体に何をしたと非難する橘に、かすれた声で主張する広瀬パパ。 君なら私の気持ちと情熱がわかるはずだと、弱い方から陥落させようと説得作戦です。その甲斐あって橘さんは、“永遠の命”なんぞより栞に会ってやってくれ「父親じゃないんですか!」と詰め寄る剣崎の防波堤に。 剣崎のことが大好きだと言いながら、後ろに回した手だけ変化させ、不意打ち企む広瀬パパ。
「騙されないでっ」ここをどうやって突き止めたのか(やっぱメール?)、走りこんでくる栞ちゃん。「そいつは父じゃない、父の記憶を盗んで父に成りすましたニセモノよっ」
霧と雷鳴を背負って「倒してっ」と叫ぶ栞ちゃんに応えて、W変身するブレイドとギャレンで今週は引きでした。ラストカットはクローバーの4『RUSH』……技の初動でトラBに潰された睦月幻の必殺技(スクリューとコンボ)だなんて地味すぎるチョイスですが、
他にラウズシーンが無い以上、しょうがないか〜
今週のスーパーヒーロータイムの締めはデカピンク紹介編。
「エマージェンシー・デカレンジャー! フェイスオンっ デカピンク」チェンジシーンから、Ep31の名場面集へ。
「ウメコにお任せ。次回もすっごく面白いよ。絶対見てね」いやぁ、まともでした。さて、再来週はデカブレイク……いや、デカマスターかな。
ウルトラマンネクサス エピソード05 適能者 ‐デュナミスト‐
ふる遺跡や、ゴキブリ飛び交う 夢の中……。
字余りな姫矢准(=ネクサス変身者・名前からして途中交代する気、満々)の悪夢から今回は始まりました。
アジアンテイストな密林にそびえる遺跡はCGマット画。群がる黒い飛翔物もCG……じゃなくて、飛び起きた姫矢が、エボルトラスターの明滅をにらんでいるあたり、ウルトラマンへの変身アイテムには、『十二国記』の水寓刀みたいな力もありそうです。
日当たり良好、10畳はありそうなマンションで暮らす姫矢准は元新聞記者。戦乱の地で出会った異国の少女を、機銃掃射と悲鳴の中で失った苦い過去から、ヒーロー(人助けボランティア?)に身を投じちゃったみたいです。 だからって相川始(仮面ライダーカリス)みたいに、町行く少女をぼーっと見てないように。そんな隙が、かつての同僚につけ込まれる元になるんですよ〜
最近頻発する行方不明事件(スペースビーストの捕食)に政府の隠蔽工作のニオイをかぎつけている、フリージャーナリスト・根来甚蔵(演 大河内浩)は、同じ事件を追っていると睨んだ姫矢に接近です。 実はその渦中の人とは気づかないままに、ゴキブリ怪獣(バグバズン)の気配で駆け出す姫矢に続いてタクシーに乗って現場へ……。だけど姫矢のタクシー見失うわ、警察の封鎖にあって事件起きてるピクニック公園にはいけないわ……TLTのメモリーポリス、首藤リーダーが封鎖を越える際に警官に見せた身分証を写真に撮っちゃうわと、 何気に危険に近づいてます。っていうか極秘部隊なのに首藤リーダーときたら、バンと身なりを偽装する気配がさっぱり見受けられません。
コードネームはウルトラマン
ついに主人公・孤門くんがOPとEDのナレーター業を外されてしまいました。でも視聴者視点で微妙な存在感は出してます。恋人リコが出ない回の唯一の萌えキャラ詩織隊員に「どう、名付け親になったご気分は?」なんて聞かれたり、会議でもメタフィールドの説明したり……。
副隊長とぶつかってみたり、くぅーちゃんのように目で訴えるウルトラマンとアイコンタクトしたり……。実際には副隊長を止めようとした最後の数十秒しか活躍してませんが、かすかな存在感だけは全編に漂ってました。
今週の西条副隊長
「それとも私が冷静さを欠いていると思うの?」なんて視聴者から一斉突っ込み入りそうなご発言。人間の姿をとるビーストはみんな殺っちゃいたい彼女は、今週もかっ飛ばしまくってます。
ビーストが人間を捕食するように、ウルトラマンがスペースビーストと戦うのは捕食の為かもしれないと言ってみたり、
変身者・姫矢と顔見知りっぽいのに報告しなかったり……ついにはウルトラマンを攻撃しちゃいました。さすがに上司のお許しを得ての行為ですが、気のせいかすっごく嬉しそうに命令実行……してるように見える。
山でピクニック客やドライブ客を車ごと食ってた巨大ゴキブリの近くへ、タクシーで乗り付ける姫矢。バイクでカッコよく現場へ駆けつけないのは、東映の等身大ヒーローとキャラかぶりを避けてるんでしょうか。 道路封鎖のせいで実際の現場へは、巨大ゴキブリが飛ぶ風圧に邪魔されたりしながら山道を走って到着。 食べかす(車の残骸)をスイカの種のように吐き出したり、歯をツメでシーシーやってる、ちょっぴりオチャメなバグバズンを地上から撃って、怒りの変身。別に変身しなくてもブラストショットで充分倒せそうなんですが。
ともかくがっぷり四つの巨大格闘戦開始。本来6対あるはずのバグバズンの足ですが、体をメインで支えているのは真ん中の足2対のみ。頭部に近い1対は手のように器用で、尾っぽの1対はバッタのように腹にぴったり貼り付いたまま動かないのはご愛嬌。もっとも、まともに動いた所でブレイドのローカストみたいに一瞬なら貼りついたままでもいっかな。 投げたり投げられたりした時に土煙に混じって土の塊が上がるのがるのが迫力です(頑張ってるなぁ)。 背後から近づいて、シッポのハサミに足噛まれて倒れるウルトラマンも笑いどころ。 腕の光重ねての加速装置での回避や、かかと落としに回し蹴りは、文句なしにカッコよかったです。放映時期的に虎姐さんの二番煎じと見られちゃうのが残念ですが。
おっとり刀(正しいのと誤解、両方の意)で駆けつけたTLT実行部隊ナイトレイダー。 クロムチェスターデルタとガンマの攻撃目標はバグバズン、でも副隊長と孤門が乗るクロムチェスターアルファの攻撃目標はウルトラマン。ウルトラマン擁護派の孤門と、絶対殲滅の西条を組ませてアルファに乗せたのは、会議をこっそり聞いてた吉良沢ですかねぇ。 「副隊長攻撃を止めてください、ウルトラマンは味方です」なんて、コクピットの言い争いに「だからだよ」なんてニヤりと突っ込み入れてるし。
TLTの戦闘機に攻撃されても、仕返しはせずにひたすらバグバズンと戦うネクサスが痛々しい。 銀と灰色基調の省エネ型のせいか、そこそこダメージも受けてます。っていうか飛び蹴りしようとするウルトラマンを撃墜するなよ、副隊長。 地面に落ちたところをビーストにブッスリやられて足から金色の光みたいな血を噴出すあたり、かなり怖いというか……まぁ、撃たれまくる剣崎よりはゆるい表現ですが。
バグバズンは空へ逃げ、飛ぶ余力を失ったネクサスは地上からスペシュウム光線で追撃。 巨大ゴキブリ追ってたクロムチェスターベータとガンマが避けた透き間から、羽を撃ちぬいたものの……トドメには至らず、ネクサスは光となって消えちゃいました。 戦闘機は手負いの巨大怪獣を見失っても、地上に降りた執念深い副隊長は、振動波探知機片手にしつこく姫矢を追いかけます。 天空に向けて信号弾みたいなものを撃つ姫矢。ちょうどそこに追いついた孤門は、ウルトラマンが怪我したのと同じフトモモから出血している姫矢を見て“命の恩人v”視線ですが、 副隊長は銃口向け、拘束すっとばして、実弾発射。マトリクスみたいにスローモーションで鉛玉(かねぇ)が姫矢の胸に向かう所で今週は引き。
予告 エピソード06 遺跡 ‐レリック‐
どうやら傷ついた姫矢は、妙な形の石の中にこもっちゃいそうな気配。ウルトラマンは剣崎式=道端で寝るだけで全回復とはいかない様です。ずーっとCMだけは打ってながら5話に至るまでカケラも出てこなかった、おめでたいカラーリングのストーンフリューゲル。
来週やっと、紅白の適能者専用機がお目見えかぁ。一番喜んでるのはバンダイかな。
って、やっぱりホビット……もしくは屋敷妖精といった西洋の妖精族ほうが日本のコロポックルより、いまやメジャーな気がします。ゲームや映画の力は偉大だもんなぁ。 『呪怨』をリメイクしたように『だれも知らない小さな国』(佐藤さとる著)をハリウッドでリメイクとかしませんかねぇ。
いや、日本の映画会社だと、その、あの……『水の旅人-侍KIDS-』風味の丁寧な絵作りの映画なら、見たいですよ。でも「ゴジラ FINAL WARS」をプリンターか何かのCMでチラ見した限りでは、コロボックルは作ってほしくない……かな。
話し変わって、28日からヤフーがジオログなんてものを作り始めたようです。
一見ブログっぽいものの、トラックバックは出来ないし、キーワードでリンクできないし、カテゴリーで記事をまとめることも出来ない……日付でリンクしているだけの何とも中途半端な日記ツールでございます。何より1000文字規制なんて少なすぎじゃ〜
今後の発展を期待します。
あ、今お読みの日記を実験としてUpしてるだけなんて、読んでもムダですよ。
国立印刷局は滝野川工場から盗難届けが出ました。 シュレッダーと焼却処分をどうかいくぐったのか謎です。犯人が身内だったら盗難届けは取り下げて、内々で処理しちゃうのかなぁ。さすがに、独立法人化で資金不足で、裏金作ろうと……なんて事、ないよね。
でも新札はゆったりと変わるもの。本格的に出回るのはポチ袋に新札詰めて、年下のいとこや年老いた両親にお小遣いあげなきゃなんないお正月からのお話です。 もっと差し迫っているのが運転中の携帯電話の罰則規定。ハンズフリーの携帯電話が売れに売れてる今日この頃ですが…… ヘッドセットやイヤホンはビミョーなんだそうで。 事故に繋がったら罪が重くなるってことは、推奨じゃなくお目こぼしかな?
星そのものの崩壊の危機。迫る重力嵐(ブラックホールよりは安全なモノ?)を重力制御ユニットで消滅させようと宇宙に出る7人と1匹。でも唯一の宇宙船が故障。 というわけで、仲間をコクピットごと脱出させ、宇宙船本体と制御コンピューターサバイブと、一体化してるヒロイン・ルナが、特攻かけちゃった最終回。
「生き抜くのよ!」計算上無理だと言うコンピューターを気合で説得するルナ、「生きるんだ!」叫ぶカオル(カレシ?)。 燃えるシーンですが、吼えてるだけのルナより、静かにシステムを輝かせていく、カニパンのアンジェリカの方が、個人的には泣けたかな。 結果、消滅は無理でも重力嵐の軌道を帰ることには成功。宇宙船ごと塵になったと思われたルナはナノマシンの雲に包まれて無事……最後に体内のナノマシンと感応したコンピューター・サヴァイブが、父親の幻影で遺言残し、 人間に星を託して消滅。
とはいえ仲間達にルナ回収の手段はなく、やっぱり運のつきかと思ったら、原住民アダムの同族がちょうど宇宙から帰還。ルナは無事回収され、
しかも新しい宇宙船貰って、消えなかった重力嵐のお陰で7人と1匹は地球の文明圏へ帰還。さすがNHK、大団円でした。ナノマシン万歳。ところで、大陸にバラまかれた致死性のヤバいナノマシンは、どうなったんでしたっけ?
最終回で、無名だった惑星にサヴァイヴとシャアラが命名、番組名の謎が解けたわけですが、異星のコンピューター名サヴァイブが発音だけでなく意味まで英語と共通だったのは最後の突っ込みどころですかね。
後日談。シャアラは作家、メノリは政治家、ハワードは俳優……7人は大人になりそれぞれの道を歩み、ルナは地球再生プロジェクトに。
7人が故郷として懐かしむのが移民星だのコロニーだったのは、地球は人間が生存不能な環境だったからのようです。
惑星サヴァイヴの自然環境を再生させたコンピューターから知識受け継いだルナの手によって蘇る地球。
火の鳥の猿田博士、小娘に負けてるぞ。
そして来週から『未来少年コナン』がくるぞ〜
忘れもしない26年前。NHK総合ゴールデンタイムに流れたMyふぇいばりっとぅアニメです。飯時の7時半に、最終戦争による文明滅亡シーンを毎回流す暗ーいアバンタイトルと、明るく眩しい南の島ってOPが、すんごいギャップ。
いやぁ当時の宮崎駿は、若くて素直でややこしくなくて面白かった、今に比べると。
あ、何で差し替えかと言うと、昨夜未明書いた日記の内容がグダグダだったから。心のおりを絵にぶつけたら、脳ミソ空っぽになってネタをド忘れ。 人間多少のドロドロは要るようです。
デカレッド(載寧龍二)にアバレブルー(富田翔)に木場勇二(泉政行)……忘れてたよカリス(森本亮治)。 山口久美子の教え子には来年、再来年のヒーローたちがざっくざく。その、新人役者の登竜門ぶりは3年B組な金八先生の教え子に勝るとも劣りません。 先週の昼ドラで刺されて死んだ半田健人も、鉄パイプ持ったエリート高校生役でデビューでしたっけ。 11月3日のオーデションにどんな生徒が集まるか楽しみです。(応募は写メですと)
高校が変わることで原作とはまたまたズレちゃうかもしれませんが、 大江戸一家の面々は多分レギュラーのはずだし、三代目組長で一本気なお祖父ちゃんや、 テツやミノルには……会えるよね。沢田やクマやうっちいも、先輩格としてゲスト出演してくれるとうれしいなぁ。それまでにはフェニックスでもイーグルスでもいいから参入決定で心置きなく日テレが見れますように……今はまだワダカマリがあって、ちょっとね。
地震といえば、おむつのCMが妙な所に入るから一瞬放送事故かと思った昨夜のアニメ『ブラックジャック』。日本シリーズの片手間にザッピングしてたんで一瞬プチタイムスリップでもしたかと新聞確認しましたが、新潟中越地震関連で差し替えになったようです。 そりゃ、ラストが地震でつらい事になる、ラルゴの話は“今は不謹慎”だもんなぁ。
でも……もし、あんな犬が現実にいたら地震で建物の被害はあっても、人的被害は限りなく0に。
断層の数が8000はあるかもしれない地震大国日本だけど、予算不足で全国カバーしたハザードマップ一つ作れない今の世の中。
ホントに当てになるかどうかはわかりませんが、猫や犬の行動を、ジッと観察するのもいいかもしんない。少なくとも癒されるのは確実です〜
何と言うか、もの凄く胡散臭いですよねぇ、阪神と横浜のオーナーの辞任。例のI選手にどーのこーの……絶対裏があるというか、巨人に逆らったかなんかでイジメているようにしか見えません。 未来ある若者なので、ここではイニシャルにて擁護させていただきます。いやもう、新聞各社が無遠慮に実名を出しているあたりからして、醜くて見ていられません。 偉そうにしている新聞社の公共性が、薄汚れた疑惑の煙に煤けて見えらぁ。
もちろん、スポーツ新聞なんかハナから怪しさ大爆発。18歳未満になんのレーティングもなく袋とじにもせずに、アレな記事や、ココにはとても書けない広告を平気で載せるんだもんなぁ。 まず襟を正すのはライブドアじゃなくて、あんな下品なモノを、子供たちが憧れる野球選手の記事を載せた同じ新聞に乗せてる、テメーらだろ。 って鼻で笑いたくなるのは、私だけぢゃないよね。
特捜戦隊デカレンジャー エピソード.36『マザー・ユニバース』
まとめコーナーへ誘導させていただきます↑クリックのお手数おかけして、すみません。
ここのファイルサイズがデカくなりすぎまして……。
仮面ライダー剣・38話
浅い川で展開する、真紅のワイルドカリス(相川始・ジョーカー)とトライアルF(声 塩野勝美)の戦いから今週は始まりました。
そして画面の左と下には、新潟中越地震のL字型テロップが。青枠に囲まれ普段より狭い画面で水を蹴散らしまくる戦いは、見ててちょっと寒そう。
岸辺にヒガンバナが咲いてるから、1ヶ月半前の残暑ド最中の撮影だったハズ、なんだけど。
剣崎一真(仮面ライダーブレイド・主人公)は、岸辺で戦いを見守りながらトライアルシリーズは封印できないとアドバイス。 ワイルドカリスは13枚のラウズカードを空中に投影し、合成……WILDカードってヤツにして、そのパワーのっけたアローで。トライアルFを撃破。 弓技バニシングキャノン(LOM)を思わせるぶっとい緑色の光条は、戦隊モノのバズーカのごとし。トライアルFを消し飛ばした風圧でむき出しになった剣崎くんの顔が……面白い……。女子高生だけでなくイケメンにとっても前髪って重要なファクターだったんですねぇ。
撃たれたり風圧でぶっとばされても、眠れば全回復と言うDQ勇者みたいな剣崎君。HPの限界超えたか、ワイルドカリスに笑みかけた後爆睡。 パワーアップ用カードを貰ったお礼を兼ねて介護に向かうワイルドカリスでしたが、そこへもう一人の真紅のライダー、ギャレン(橘朔也・先輩)がバイクで駆けつけました。 暴走ジョーカーしか知らない橘さんは、後輩守ろうと変身してギャレンラウザー連射で威嚇。どうやって意識不明の剣崎とタンデムしたかが謎ですが(おぶい紐は首に絡まると危険)、広瀬ラボへ撤退です。 いや、問題は運搬法より、ワイルドカリスにさっぱり効いてないギャレンラウザー。銀玉鉄砲や豆鉄砲どころか、ストロー吹き矢のティッシュ弾並……ああ、橘さん。
撃たれた事は意に介さず、仲間に回収されたんなら安心とスピリットのカードで人間態になる始。 ここ何週間かジョーカー姿で暴走していた反動で、人の姿と穏やかな心を保てるのがよほど嬉しいのか、月眺めたり川面に顔映してニヤニヤ……事情知らないと、恩人拉致されてるのに笑ってる、ちょっと危ない人にも見えます。
正気に戻った始が最初にしたのは行方不明の栗原天音ちゃん探し。小学生女児を感知する愛の力(え゛)か、上城睦月(仮面ライダーレンゲル・高校生)が根城にしてるクラブの側までやってきます。 天音ちゃんも、目が見えないがゆえに聴覚が鋭敏になってたのか、未来のダンナ様の足音聞きつけてダッシュ。追っ手の城光(タイガーアンデッド)は、言われなくても手荒なマネはする気が無かったようで、 “アンデッドの気配がまったくしない”始におんぶされて病院へ向かう天音ちゃんを見送るだけ。ああ、登場人物の中で一番常識人の虎姐さんが封印されなくて、本っ当に良かった。
コワモテの従業員も逃げ出したクラブで、カリスのカードと交換したラウズアブゾーバーを手に「使うにはカテゴリークイーンが足りないんだ」「封印する?」なんて虎姐さんと会話してた睦月ですが、 広瀬義人(ヒロイン広瀬栞の父)からの電話で広瀬ラボへ。弟子の携帯番号は橘さんがバラしたのか、DNA情報とともに記憶(戦闘経験値)コピーされた折にその辺もごっそりコピーされちゃったかな。 虎姐さんは去り、睦月も出てったしで、クラブはスンダーズファミリーの傘下に戻ってめでたしめでたし。デリートされた2人の後継者くらいいるだろうし。
一方、広瀬義人ラボに連れ込まれた剣崎は、死んだはずの栞パパに会ってビックリ。全ての元凶に詰め寄りますが「人の過ちを正せるのは同じ人だけだ」な橘先輩に止められ、理由説明と昔話に耳を傾けるはめになりました。 夜景を見下ろし“愚民どもめ”なんて言いそうな広瀬パパによる昔話開始。
アンデッドの不死に関する研究機関ボード。その理事長・天王路博史(森次晃嗣)の元で、不治の病だった妻を救おうと不老不死の研究やってた広瀬パパ。 なんと妻の死で大暴走(横で泣いてる栞ちゃんのミニスカートな高校生ブレザーには何も言うまい。フォーカスがきれいにかかってたし)。アンデッドを解放して研究すれば妻を蘇らせる事が出来るかもと、コピー機みたいな機械のスロットにラウズカード突っ込んで、 狭い部屋をアンデッドで満員電車状態にしちゃいました。天王路理事長と当時研究員だった橘さんが駆けつけたときにはアンデッドも広瀬パパも行方不明。 事態を収拾するために“烏丸くんが提唱したライダーシステム”開発へGOサイン。これが序盤で橘さんが屈折していた原因か。
トライアルシリーズで剣崎を捕まえようとしたのは、烏丸所長開発のライダーシステムの欠陥のせい。
他のアンデッドと融合できるジョーカーの能力を限定的に再現したライダーシステムを使い続けると……融合係数が大きすぎる剣崎は人間ではないものに……もう一人のジョーカー(アンデッドの処刑屋?)になってしまう。やれやれ、やっと剣崎が丈夫過ぎる謎が解決された〜。
橘さんは剣崎を元の体に戻すため血液サンプルもらって研究室に引きこもります。「私の部屋で眠ってしまったよ」なんて広瀬パパの言葉を信じちゃう辺り、やっぱり頼りになりません。手段を選ばずのトライアルシリーズ作った人だぞ。少しは疑いなさい、この(研究)バカちんがぁ。
麻酔かがされ、変身用バックルとセットでストレッチャーに乗せられてた剣崎は、睦月の前へ。 「君の獲物はそこにいる」もう一人のジョーカー剣崎を倒し封印すれば“最強”になれると姿も見せない広瀬パパに言われてその気になっちゃう睦月君。 橘さんと違って多少の疑念は持ってたのに、最強だの強いだのって言葉におだてられると、理性が飛んじゃう辺り、若いねぇ。
「見せてよジョーカーの力を」剣崎を蹴り起し、変身しろと言っといて、変身光畳に弾かれるというギャグをかます仮面ライダーレンゲル。前々回のスーパーヒーロータイム以来、マジモードでコミカルやらかすレンゲルは、すっかりお笑い担当です。 「そうだ、それでいい」と、ぶっ飛ばされたことを無かったことにして向かっていくのも、何気におちゃめ。
さて、やっとハカランダに戻れた始は、天音の叔父・白井虎太郎に、剣崎の様子を尋ね、同時にアンデット特有の超感覚で不本意な戦いを強いられているのを感知。 「今度はオレの番か」と、剣崎をいるべき場所へ(=白井農場に居候しながら人助け)連れ戻しに向かいます。天音ちゃんの目は、ホコリのせいで視力が弱っただけですぐ治るそうで……異形となった始と声だけで交流、ってな感動のシーンはないわけね。
始接近で、警報鳴り響く広瀬ラボ。剣崎の血を分離機(?)にかけ、うっとり見つめていたら「橘君仕事だ、急いでくれ」なんて呼び出され、始の前に立ちふさがる橘さん。 とはいえ、信じやすく暗示にかかりやすい人ですから、なぜ剣崎を変身させた、今戦いの中にいる……と始に言われると、あっさり信じて通してしまい、足止め出来たのは十数秒。
「相川始の心を取り戻したのか、じゃあ、あいつの言った言葉は」やっとダマされていたと気づいた橘さん。 広瀬パパの部屋へ駆けつけますが、剣崎は寝てないし、引きだしのカードもなし。さらに研究室へ行き不用意に金庫みたいな減圧室へ入って、扉の影に隠れていたらしい広瀬パパに閉じ込められちゃいます。 剣崎をジョーカーにしないためではなく、トライアルシリーズで肉体の限界にまで追い込んでアンデッド全てを取り込んだジョーカー化を促すのが目的だと、扉越しに明かした広瀬パパ。 その夢は、人間である剣崎がアンデッドと融合した時にわかるはずの永遠の命の秘密。「妻も、君の愛するものも蘇る」まるっきりタッカーなんですが、脚本の會川昇センセ、ハガレンの呪縛からまだ抜けて無かったか……。
そんなものは望んでない。後輩・剣崎を救うため、そして広瀬栞の元へ優しい父親として帰すために、あなたの言葉を信じたんだと減圧室でギャレンに変身し、扉ごと広瀬パパをぶっとばす橘さん。 でも……視聴者としては女医さんの蘇りは望みたいなぁ。ポスト虎姐さんとしてラストクールのヒロインが再生女医さんなら日曜朝が燃えならぬ萌えタイムに……って話がズレました。 広瀬パパは光を帯びた手でギャレンをぶっ飛ばして逃走します。「何だあの力は」驚くギャレンですが、最弱ライダーに言われても広瀬パパがどんくらい人間離れしているのか、イマイチ実感が掴めません。
今週のクライマックスバトル。
キングフォームにならなければ死ぬだけだと、ブリザードクラッシュ放ってくるレンゲル。凍らなかったものの蹴り飛ばされるブレイド。
仕方なくキングフォームになるものの、広瀬パパが言っていた限界が来て、なんとキンキラキングフォームは暴走です。
バカ笑いながらレンゲル攻撃しているキング剣崎を見ていると、ガンダムWを一度腰を据えて見る必要をひしひしと感じます。(まだ見ぬゼロシステムを誤解なく理解するためにもっ)。
やられっぱなしのレンゲルだけど、“最強”の暗示のせいか勝算も無くつっかかってます。 そこへ始が仮面ライダーカリスに変身して仲裁に入りますが……キングにゃ後ろから斬りつけられるし、レンゲルはウザいし、助けに来たギャレンは役立たずだし……。ラチが明かないのでワイルドカリスへエヴォリューション。 まずはレンゲルをチョップ一発で沈黙させ(レンゲル笑いどころ、その2)、ブレイドキングフォームの説得開始。
「どうした剣崎、お前はそんなに弱い人間か……やってみろ剣崎。ジョーカーに支配されるようではオレを倒せはしない」 ワイルドカリスの呼びかけに、雄たけび上げてキングラウザー振り下ろしますが、脳天かち割りは寸止め(普段はボー読みカミカミでも、叫びの演技は相変わらず上手いなぁ)。 ヒザをついて変身解除した剣崎は正気に戻りました。 開口一番、キングフォームになったことで始が暴走しないか案じる剣崎を見て「こんな時に相手の心配か」と微笑ましく2人を見てる橘さん。 あの、その前に騙されたとはいえ剣崎に色々した件の謝罪とかは、なし?
「オレはジョーカーを押さえ込めた。新たな進化を遂げた。お前にも出来ると思っていた」「ありがとう」というわけで、友情を確かめ合う始と剣崎。 謝罪し、もう戦わなくていいと気遣う橘さんを「人の過ちを正すのは人でしょ」と許した剣崎は、内なるジョーカーに勝てればキングフォームは最強の力になる「オレは仮面ライダーです、これが運命なら負けたくありません」とバックル見せて決意を語ります。そんな剣崎を中心に、カリスとギャレンは迷走と暴走終了。 でも「オレはまだ、あんたたちに負けたわけじゃない」睦月の迷走は、まだまだ引っぱるみたいです。
一方、ギャレンを撃退した自分自身の力に驚いて、車で逃走の広瀬パパ。
水族館みたいな妙なオブジェがある青いホールで、理事長・天王路と謎会話です。
「君が二人目のジョーカーを誕生させようとした時、変化が生じた。神が気づかれたようだ」サングラスがピーッと消える妙なギミック持ち(赤枠じゃないのが円谷への配慮?)で、悪役オーラ全開のブラックセブンに、「私の体に何をした」と強殖装甲ガイバーみたいな銀のお腹を見せる広瀬パパ。
「それが君の本当の姿だよ、人間広瀬義人は死んだ、君はその記憶をもったトライアルBじゃないか」衝撃の通告に「栞……」と娘の名を呟き肩を落す広瀬パパ。
白井牧場の居間で、カーテン越しの夕日の中、白ユリを生けるヒロインで今週は引き。
ラストカットはWILDカード……。
来週は娘を守るためトライアルBとしての姿を見せちゃう広瀬パパ。記憶がうんぬんは細胞と一緒に抽出したり消したり、自由に出来る世界っぽいので気にしません。 それよりトライアルBが彼なら、AやCは……そのうち、アンデッド感知能力に長けた改造実験体が脳だけになってボードのサーバーに組み込まれ、アンデッドサーチャーのパーツになっている……なんてダークな話も出てきたりしてね。
今週のスーパーヒーロータイムの締めは「トリックブレイド」復活。
「始さんが手品するって」パチパチパチ……視力取り戻した天音ちゃんと栞ちゃんに、ハカランダにもどれた始がカード変えマジック披露。
「キングのカードがハートのエースに」「すごーい」ヒロイン2人に挟まれ「次回も見てね」『バイバーイ』ってやってる始は……了だよなぁ。
でもって、シメの言葉は「オレは仮面ライダーです、給料は安いんだけどね」
おーい、どこから給料が振り込まれているというんだ、剣崎よ。
シナリオは毎年同じです。
MCのお姉さんかお兄さんが、子供達に線の中へ入らない、ヒーローがピンチの時は応援しようと呼びかけて練習をさせた直後に、ヒーローではなく悪役登場。
戦闘員少々と怪人を連れたMC……じゃなかった悪ボスが、会場を恐怖の渦に巻き込んだところで、みんなを助けるためにヒーロー登場。でも戦いの末、悪い連中に掴まって大ピンチ。戦闘員だか怪人にヒーローは連行されちゃいます。
その後、悪ボスが手下を増やすテストだと、子供たちを何人か舞台に上げてクイズや体操で悪の組織への入団試験をいたします。 そして戦闘員の着替え……ゲフゲフン、ヒーローの処刑の時間が来たところで、舞台でいじった子供達にキャラグッズ渡して客席へ無事にお帰りいただきます。
そして処刑の儀式開始……あわやと言うところでヒーローの仲間が助けに来て、激しい戦いの後、悪は滅び、ヒーローとの握手会やポラロイド撮影会でショーは終了。
これは戦隊モノでもライダーでも同じ。“戦闘員”がいないはずの平成ライダーにも、ヒーローショーにおいては戦闘員がしっかりいるから面白い。 そんな突っ込みどころを楽しむのが、純真さと愛らしさをン十年前に失った、かつての子供のヒーローショーの楽しみ方。
もちろん、MCの客イジリの手腕や、肝心の殺陣も見所です。今年のアーナロイド(むかって左)と、そっくり同じ体系のデカグリーン、舞台から一回転落ちというアクロバット、小芝居にキックも鳥肌モノでした。多少息が上がってたのも、あれだけ動けば仕方の無い事。 悪ボスことMCさんも殺陣は大迫力。事故が起きないかと手に汗握るショーに大満足。
ただ……片腹痛い突っ込みどころも満載でした。
東映からのパッケージ部分、いわゆるOPテーマつきの最初と最後のナレーションは問題なかったんですが……。
途中「テレビのデカレンジャーを見てねえな、このMC2人」って部分がチラホラ。
戦闘員と言うな“アーナロイド”と呼べ。怪人じゃない“アリエナイザー”だ。さっき自分でナレーションしてたのを忘れたか。デカレンジャーは宇宙警察で敵は犯罪者だ。 会場占拠の動機は世界征服じゃなくお客からの金品強奪にしとけ。 アーキ星人マーツリィとか、公演会場をもじった宇宙人らしい名前でもつけて保護者をもニヤリとさせるウィットを持て。移動と鍛錬でテレビ見るヒマもネットする余裕も無いのはわかるが、舞台に出て飯食ってるプロの役者である以上、本屋でデカレンジャー絵本の立ち読みしてでも、世界観と用語を頭の片すみに入れとけよ。 ふりがなつきの5分で読める絵本なんだからさ。
もっとも、今年の悪役のお兄さん。客イジリは拙いし、ヒーロー声と悪役声のトーンをキチンと分けられなかったりして、たいへん初々しい感じでした。 先週までレッド役だった人が、なんかの都合で急遽、一番難しい悪ボス演らされて、舞台に出たとたんアワアワで頭まっ白……だったのかもしれません。
ただ、MCのお姉さんは新人じゃなかったので、元気印で色気より食い気のアニメ声キャラ・デカピンクにセクシー声を当てた件にゃ言い訳たちません。新人さんは温かい目で見守る特撮オタクですが、ベテランさんの勉強不足のお仕事は……許しまへんえ〜。
ウルトラマンネクサス エピソード04 亜空間 ‐メタフィールド‐
新女性キャラ首藤沙耶(演 日高ひとみ・龍騎で看護婦?)爆誕……ならず。
MP(メモリーポリス)リーダーで、特殊な携帯電話ピッカリ光らせ、MIBよろしく一般人の記憶消去に携わるお姉さん。
なんですが……。なんでキッツい真ん中分けキャラばっかりなんですか、この番組は。土曜日には“萌え”が欲しいんだよぉっ!!
……失礼しました。個人的にはミセス・ポリファックスやミス・マープルみたいな、一見無害なおばちゃんが実はデキる工作員ってのが良かったなあ。スワンさんの例もあるし時代は熟女だ、間違いない。
本編は、セカチューモードでぼそぼそナレーションの孤門(主人公・TLT新人隊員)から今週も始まりました。
トンネル内に陣取って車ごと人を食う、化けナメクジビースト(ペドレオン・怪獣)が怖いというか、懐かしいというか。デカレンジャーといいCGに頼らないミニチュア特撮はなんか安らぐなあ。
ともかく、警察に頼んで通行止めにしたけど、かなり被害は出ているし、分散していた象サイズのビーストもリュニオン(FF7)してるしで、風雲急を告げるTLT内ナイトレイダー会議室。
「こんな少年が上官で驚いた?」うんにゃ、微笑ましいセリフ回しで視聴者は予知済みです。
通称イラストレーター、ビースト出現を予知できる作戦参謀こと吉良沢優(演・田中伸彦)が、やっと他のメンバーと絡みました。ただし3Dホログラムで(実際は共演してるけど)。
水槽のクラゲがお友達というリコモ星人キバケーアな上司を、孤門は何となく姫矢(ウルトラマンに変身する謎の青年)と重ねてます。笑みぽんや介さん(アバレンジャー)みたいに素質はあっても体力ではねられた変身候補者、なりそこないデュナミストって可能性も、アリかな。
「やつは人間じゃない、ビーストなの」土曜朝に昼ドラ的行動を持ち込む女、今週の西条副隊長。
彼女が姫矢の事を報告しなかったのは自分で殺したかったから、のようです。
別に姫矢個人に恨みがあるわけじゃなく、人間に取り憑くタイプのビーストに母親を殺され(←推定)、林を彷徨った幼児体験のせい? そんな草加雅人な……。
とりあえず、正式にウルトラマンと呼称が決まった銀の巨人はトップシークレット。末端のナイトレイダー隊員に情報は下りず、姫矢の忠告を副隊長と孤門は上申しないわで、混迷まっしぐら。
新型戦闘機、クロムチェスターガンマの初披露となる作戦行動。副隊長と平木詩織(演・五藤圭子)が乗る新型と、和倉隊長と分析の石堀が乗るベータがトンネルのビーストを挟み撃ち。保険として市街地手前で孤門がアルファで頑張るという編成は、無難です。 発進時の空気のゆらぎや、他から見えないオプチカムフラージュ(光学迷彩)が僚機の風防越しには虹色に光って見える表現方法は溜息ものです。あとはバンダイのデザイン部がもうちょっといい仕事してたらな……PL法とか縛りがキツイんだろうけど。
今週のリコ……孤門の彼女にゃもったいない、ヒロイン(?)
アトリエでイーゼルに向かっている時はミューズのような美しさ、さすが美大生。ただ今週は孤門との絡みはありませんでした。ビースト危機の最中に、何も知らない一般人代表として父ちゃん母ちゃんそして弟と、仲良くスパゲティ食いながら、カレシをいつ家に連れてくるんだってホノボノ会話担当。
人を守る仕事が夢と言う孤門の“守るべき対象”の具体像といった役どころ。しかし、スパゲティ、サニーレタスのサラダ、そしてジュースにチュロスってどういう晩飯だか。
さて姫矢が見守る前で始まる作戦行動。トンネル内の巨大ビーストを挟撃するも当然ながら「ターゲット健在」。 しかもコントロール可能なファイアーボール(リナ・インバース並に知能が上がった?!)で反撃してきて、隊長機は戦線離脱。 さらにトンネルを山ごとふっとばして姿を現し、TLT初クロ星です。
ビーストは空へ飛びたちドッグファイト(変形シーンはなし)。ミリオンミサイルと思わず比較したくなる、クロムチェスターガンマのバルキリー風ミサイルシーンは爽快です。2発で撃墜と言う火力も魅力。 ただ落ちた場所が悪かった。警官に目撃されるわ、彼等を巻き添えにする攻撃をするか否かで、吉良沢&副隊長と砲撃手・詩織ちゃんが揉めてる隙に新型機は撃墜されちゃいます。 市街地を守る盾は、たよりなーい新人が乗るアルファだけ「行かせない、絶対ここから先にはっ」と、ビームでちまちま攻撃しますが、当たらないし……やっと当たるようになったと思ったら弾切れという体たらく。 空中でぱっくり食われるか体当たりで粉みじんと言う危機に……
姫矢2度目の変身。ホバリング中のチェスターアルファとペドレオンの間に降り立つウルトラマンネクサス。ハンドパワ〜で金縛りにして、チョップ一発でペドレオン撃墜です。ブロブタイプなら崩壊してそうな勢いの回転落下なのにのに、意外とピンシャンしてる巨大ビーストと地上で格闘戦開始。 「きた」ニヤッな吉良沢がやっぱり謎なアングルのカメラで見守る中、ウルトラマンの体色が赤くなり、天空に打ち上げた光弾から広がる金色の大きな泡で空間ごと転移。 なんとなく東京ジュピター・金ラメバージョン。「あの時と同じだ」隊長もびっくりの泡が、副題のメタフィールド(巨人が作り出す戦闘用亜空間)っすね。巻き込まれた孤門が苦しんでますが、スペースビーストやウルトラマンも転移中は、熱いお風呂に耐えるかのようなガマンの子?
着いた先は緑のひとかけらもない赤く荒れ果てた大地に湖、青い灯が灯る自然とも人工ともつかない構造物がある異空間。何となくFF4の幻界を思い出すなぁ。孤門機は間が悪かったのか、半分だけ“*いしの なかに いる”状態。身動きできないものの、見物するにはいい位置です。 戦いはウルトラマンが一度ピンチになるも、触手を腕の光刃(?)で切り、光の竜巻で土砂に埋めて足止めし、スペシュウム光線でチュドーン……という、無難なフォーマット(今週はカラータイマー点滅は無し)。何となくクウガ初期のような手堅さです。 空を不思議な光で彩るライトが舞台の照明まんまとか、土煙がCGじゃないのも、マッハに代表されるカメラワークと昔ながらの本物の迫力って意味では、味があります。さすがにペドレオンが吹っ飛ぶシーンはワイヤー使ってますが。
「僕はまた、命を救われた。でもウルトラマンが救ったのは本当はもっと大きなものだということを僕の心はしっかり受け止めていた」
通常空間に戻れてホッとする孤門君。そして地上の警官たちは、やって来たバンを止め、出てきた女性と連れの男に、
この先は危険だ、怪物と戦闘機が戦闘してるから引き返せと警告しますが、
黒ずくめの彼等は「あなた方は何も見なかった。それが現実よ」と記憶消去。今回の騒ぎはトンネルの地すべり事故で収拾かな。
それにしても首藤リーダー。葬式帰りみたいなスーツじゃなく、もう少し疑われにくい……宅配屋や家族連れに偽装すればいいのにねぇ。って、それじゃ、子供が理解できないか……。
予告 エピソード05 適能者 ‐デュナミスト‐
Ep02・03では、西条副隊長の独断先行っぽかったウルトラマン攻撃ですが、今度は吉良沢経由の正式攻撃命令が出るようです。孤門の深まる苦悩よりも気になるのは、もう直ってるらしいクロムチェスター。
TLT整備部ってばF1の、ピット並の早業です。次は打倒仮面ライダー……というかCG増殖のバッタっぽいスペースビースト。頑張れナイトレイダー、ボードの仇を取ってくれ! (……あり?)
あのモノトーンちっくなコマーシャルフイルムがポイント高いのかも知んない。普段“総天然色”なCMばかり見ていると、白黒のワンカットに目はクギづけ。やっぱ、目立つためには他と違うことしなくちゃね。 例えばユニクロのNASAがどーのこーのってCMも反則的。無重力な感じでポーズとってる男は全裸。映しちゃダメな部分を足とロゴでガード……女性の体だと陳腐な手法ですが、男性の体を鑑賞物にするパターンは珍しいからなぁ(一般では)。って話がズレた。
ネット上で評価あさると“……”となる『CASSHERN』。美麗なムービーがあれば、ムチャなバランスや「んな展開ありか?!」ってRPGも許せてしまう。そんな広くてドン感な心があれば多分楽しめるハズ。それと新人役者耐性効果のスキル『特撮番組』を装備すればパーフェクト。と……タカくくってるんですが、 どうでしょう?
さて、話し変わって……土曜の早朝6chの6時から録画予約しないとね。『あたしンち』ってば何でこんな時間に。橘家が何か悪いことをしたとでも? 関西や北陸や山口や名古屋(6:35〜)etc……に。
ともかく、早朝7時半MBSのネクサスに関連付けて覚えときます。
新規登録ボタンをクリックした時の心境は、プレイする時間も無いのに、ワゴンセールのRPGソフトをレジにもっていく時にさも似たり。 ま、知り合いがロムるだけで、管理人の落書きだか呟きが、週に一度くらいUpされる無駄絵日記となる事でしょう。というわけで、命名数寄者のキャンバス。
ペンタブレット買う気なぞサラサラないので、いずれ飽きるその日までマウスでガリガリ…… ただ、シンプル機能で私でも何とか全機能を覚えられた『しぃアプレット』ではなく、高機能すぎて苦手な『oekakibbs ver2』をなぜ選んだのかが最大の謎。 猫に小判、豚に真珠、これぞ宝の持ち腐れでございます。
そんなヘビーな話題からちょっと離れて……架空の大災害のお話です。東京をぶっこわした歩く原子爆弾、 ゴジラが殿堂入りとやらで、星型ネームプレートをハリウッドに埋め込んでくるそうな。 日本生まれのキャラクターでは初めてって事ですが、ならばお返しに、キングコングのプレートを砧に埋めて「アメリカのキャラクターでは初めてです」って拍手してあげなくていいのかな。 まぁ、ハリウッドの場合は映画会社とは無関係な商工会議所がやっているからこそ、価値があるんですが。(と思ったらトム・クルーズが外国人初の合歓の広場に手形ペタリやってたよ…)
災害といえば、テレビを長く見ていると言葉の発達が遅れるとかゲーム脳がどうのこうのってのも、ありましたねぇ。 災害といってもエンターテイメント限定の風評被害みたいなモンですが……一応グレーゾーンって事になったようです。 これってナチスの優性学に近い、トンデモ臭がするんですよ。 とりあえず、世間の雰囲気ってやつに科学っぽい理屈つけた、耳に甘い“便利な学説”とやらは、某巨大掲示板の長文書き込み読むときと似たような心構えで対応するのが安全です。