魔法戦隊マジレンジャー
ステージ8『君こそヒロイン〜マジュナ・マジュナ〜』って、マジ?



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4月3日
各地で開花宣言なんかしちゃってる、4月最初の日曜日。『こいこい7』に期待していいのか、はたまたヤバいアニメなのか、少しドキドキしながらネットで情報収集しつつ、朝はやっぱり特撮です。 それではいってみよう〜、恒例特撮日記〜

魔法戦隊マジレンジャー ステージ8『君こそヒロイン〜マジュナ・マジュナ〜』
横手美智子脚本がファンタジーワールドにやってまいりました〜
しかも激しくプリンセスチュチュとか期待してしまうツインヒロイン編です。 でも……物語の始まりは金冠町ではなく、30分後の持田ちゃんあたりが夢中になりそうなスポ根映画『冬のチアガール』の撮影現場。ベストセラーの映画化 2005年ロードショー「応援したい人がいます」……これがキャッチコピー?

この寒いのに、真っ赤なチアの衣装でポンポン持って、ニセ雪の上で倒れ 「ダメです、コーチ、もう私には……」と上戸彩よりも迫真かつ微妙にワザとらしい演技してる女優・EMI……メガネしてないんで解り難いけど、独特のアフレコボイスは間違いなく、コスプレヒロイン・アバレピンクこと笑みポン(西島未智)!  惜しげもなく投げ出された太ももとアンダースコートの白さが、朝から目にまぶしいっス。

「バカ! チアで世界一になるって言ったじゃない、夢を諦めるの?」ジャージ姿の相手役(蜂巣友里?)と 「すみませんコーチ、私頑張ります!」なんて、ありがちなシーンの撮影終えて1時間休憩。 「EMIちゃん、良かったよ」やに下がる映画監督(演・佐渡稔)に「ありがとーございますぅ」チュvなんてやって、そこそこ豪華なロケバスに戻ったEMIちゃんは、急にワガママ女優に豹変。 監督の段取りの悪さをグチり、山中のロケ地からマネージャー(矢崎まなぶ?)をモツ鍋の出前依頼に走らせます……都会じゃ鍋のデリバリーが出来るのか。

ブツクサ言うマネージャーが出て行った後「ちょっとぉ閉めてってよー……ったく使えないんだから」ロケバスのドアを閉めようとしたEMIちゃんは、 木琴と太鼓のリズムを耳にして妙なダンスを始めちゃいます「何なのよコレ、体が勝手に……」引き寄せられた藪では、極彩色な冥獣・マンティコアが口をあんぐり「きゃー」ウソ〜ん、笑みポン食べられちゃったー(泣) 最近、人は死んでも生き返ると信じてる子供が多いせいか、マジレンジャーでは犠牲者の復活はナシ……ああ、笑みポン。 ヨハネ・パウロ2世の“ついで”に一応冥福祈っとくよぉ〜

OP後は長女・芳香(マジピンク 演・別府あゆみ)の部屋へフライパンを打ち鳴らしながら入ってくる、次女・麗(マジブルー 演・甲斐麻美)から始まりました。 「芳香ちゃん、もう9時前だよ、起きて!」片付けられない女って感じのピンクピンクした部屋のトキ色カーテン開けて、音と光と愛のフライパンのコンボで叩き起こすのも手慣れたもの……といってもFF4ぢゃないんだから殴ったりはしてません。 ガバッ起きるなり(芳香ちゃんはパジャマ派か…)「ゲっ、今何時? 最悪ぅ〜」どうして起してくれなかったのバカぁ、と早回しで身支度し朝食咥えたままメメの鏡で寝癖直してるその理由は?

「オーディションがあるんだって。この前ヒロインが失踪したとかで話題になった映画」やはり笑みぽんは帰らぬ人か……残る4兄弟がゆったり食べてる中、 白パン(赤旗つき)かじる魁(マジレッド 演・橋本淳)を揺さぶる芳香ちゃん「ねぇ、姿を消す魔法があったじゃない? アレ何だっけ?」え゛、魔法の部屋にあるどこでもドア(仮称)って移動に使えないのか。 「マージ・マジュナの事? あれ消えるのはいいけど、その後どこ行っちゃうか解んないんだもん、使えないよ」“いしのなかにいる”魔法だったのか……(危ねぇな)。 「それはまだ皆さんの魔法力が弱いからでござりますですよ」横からマンドラ坊や(声・比嘉久美子)補足説明。なるほどマラー(マロール)やルーラが高Lvぢゃないと使えないのは魔力の問題かぁ……ゲームバランスとかじゃなくて(微妙に納得)。

「だったら別の魔法を教えてよぉ〜」地団駄する芳香は、魔法は自分の為ではなく人の為だとお題目唱えるマンドラ坊やをギュム〜 「芳香の美貌と才能を小津家の中に閉じ込めておいていいのぉ? 1人でも多くの人に見せてあげようと思わないの? その為なら魔法の1つや2つや100コや1000コ、何よォー」 って事はモデルなんだけど売れてなくて、そろそろ女優展開を考えてたんですね芳香ちゃん。このまま引き抜かれては大事な朝食タイムを気絶の嵐が襲い、ご近所に死人や精神障害者を出してしまうと焦った鉢植えクンは「マージハットを使うですぅ」黒いトンガリ帽子をご紹介。

黒ローブに黒帽子の姉を後ろに乗せてマジブルーはスカイホーキーで街をかっ飛びオーディション会場へ急ぎます。 「今日は特別だからね、芳香ちゃん」「いいわよぉ。受かっちゃえば向こうの方から迎えに来てくれるし」ノンキにピンクの手鏡で口紅塗ってますが、新人じゃ主役でも電車通勤なんじゃないかなぁ(え、それは特撮だけ?)  「女優ってそんなに面白いかな。勝手に色んな人に見られて勝手に色んな事言われるのって、私だったらイヤだけど」 「シャイでお子チャマな麗ちゃんには、解んないかもねー」芳香ちゃんは大人ですねぇ……ここには書けない液体つけた手との握手にも、(プッ)って感じの笑顔で対応しそうなご発言です。

ギリギリでオーディション会場に飛び込んだ芳香は、セリフの紙を渡されて「じゃ、こっちです」助監督(高尾一生?)に言われるまま、ブッツケ本番で監督たちが待ち構える部屋へ……麗にマージハットとローブ託しサポート依頼も忘れません。 ところで、4/1のしょこたんブログに騙されて、会場に集まっている娘たちをスローで確認したのは私だけじゃないよね? いや、キャストには書いてなくても中川翔子ちゃんの場合、 一般エキストラのギャラで出演しそうなんだもん、高岩マジレッドとツーショット写真撮らせてあげると約束したら。……まぁ、事務所が許さないだろうけど。

趣味・家事全般。特技・整理整頓、早寝早起き……なんて大嘘プロフィールを読み上げられても「はい、あと中学高校とチアガールをやってました!」自信たっぷり平然とウソを言い重ねる姉に、驚く麗ちゃん。 見せてもらおうかと乗り気になる監督に応えバトン渡す助監……そして芳香ちゃんは“マンちゃんに教えられた通り、頼むわよ”身振り手振りで麗に命令。 ダメダメと視線送っても「やります!」とバトンを高く差し上げる長女を目にしては助けないわけにも行きません。 ひと気のない廊下に駆け込み「マジュナ・マジュナ!」姿を消した麗ちゃんのサポートで物理法則を無視して華麗に宙を舞うバトン。

しかし“ヤバ、鏡に映ってる”片壁一面にバーンと映ったズルの証拠に、思わず立ちすくむ麗ちゃん。 芳香のバトンでマージハットを飛ばされ「あなた、一体どこから?!」って事態に。 「コレには訳があって……すぐ出て行きます!」帽子とローブ抱えて逃げようとする麗を呼び止めたのは、影で段取りが悪いとグチられてた監督「待ちたまえ!」サングラスを取れば例のやに下がり顔がソコに「いいねぇ、君。 すっごくイイ。僕のイメージにピッタリだ。明日の最終オーディションに来てほしい。キミこそヒロインだ!」え゛、私は? と監督と妹を交互に見ている芳香ちゃんの存在はOut of 眼中。

「もぅ、フザケてるぅ〜 こうなったら次よ次。ネバーギブアップ!」ずんずん歩く芳香から、3歩下がって姉の影を踏まずな麗ちゃん。 写真つきの企画資料か何かを見て「あたしが、ヒロイン?」と大勢のチアガールの中央で、踊る姿を妄想です。ローブと帽子をもってないけど魔法で家に送りつけたのかな。 「どうしたの、麗ちゃん?」妹の異常に気づいて、目の前で手を振る芳香姉ちゃん。 「なんでもないッ……」我に返って駆け出した妹は、ガラじゃない、恥ずかしいと1人反省会をやってますが、道の真ん中でボーっとしてた点も1つ反省を……その前にマージホンから長男・蒔人(マジグリーン 演・伊藤友樹)のエマージェンシーコールが鳴っちゃったのかな。 「芳香、麗、冥獣が出た。すぐに来てくれ」

5色の戦士が駆けつけた森では、マンティコアが数名の人間を踊らせ、若者(井川哲也?)を齧ろうとしてました。 マジスティックボーガンで音楽をやめさせ、人々を解放する次男・マジイエロー(翼 演・松本寛也)を先頭に、人々を後ろに庇う位置に降り立ち啖呵切るマジレッド「インフェルシア、お前の勝手にはさせないぜ!」 その間に「麗、みんなを頼む」としっかり一般人の避難誘導を指示するマジグリーン、さすがお兄ちゃんです。 だけど若者を戦場から引き離し、樹の陰の人々に合流させ 「みなさん、アイツは私たちが必ず倒します。早く逃げてください」と凛々しくヒーローしてたマジブルー 「ありがとう魔法使いさん」「かっこいー」「素敵」「すげー」「憧れちゃう」なんて言われて、今度はファンに囲まれる妄想モードに突入。

「ウラねぇ、危ない!」イエローの声で妄想から覚め、ふり向いた直後にマンティコアのツメに襲われるマジブルー。 グリーンとイエローが羽交い絞めにしたりして第2撃を抑えてるうちに一般人は逃げ散り、兄2人が振り払われた後は「ちぃ姉、大丈夫?」とレッドが敵を押さえます。 焦ったブルーは失地回復と「ほとばしれ水よ、ジー・マジカ」水の攻撃魔法を放ちますが、喰らったのは「何すんだよ、ちぃ姉!」マンティコアに逃げられたマジレッド。 同士討ちを樹の上から見下ろして笑ってたマンティコアは、イエローのマジスティックボーガンに射落とされ「今度は俺たちの番だぜ」長男長女がダッグ組んで本気になったのを見てビビり、 メタルスライム並の速さで逃げちゃいます。 残ったのはびしょ濡れレッドのくしゃみだけ……

夜の魔法の部屋で行われる今日の戦闘の反省会……というか家族会議。「どうした、麗」「ウラ姉がぼーっとするなんて、珍しいよな」兄とすぐ下の弟ばかりか 「ビックリしたよ、いつも冷静沈着、マジメで確実なのがちぃ姉の持ち味だろ」くしゃみとバスタオルの末っ子にまで心配されて、ガックリ反省の麗ちゃん「ごめん」と謝って反論も言い訳もせず椅子に座って物思い。 「気にするな、麗。ドンマイだぞドンマイ」ヒビキのような長男の励ましも心に届いてないようです。 でも芳香だけは何となく麗の心を占めてるモノに気づいた顔。

さて、地底冥府インフェルシアでは「マジレンジャーのヤツら、鬱陶しいったらありゃしない」「ありゃしない」パンク系少女幹部のナイ(演・ほらん千秋)に続いて階段下りながら、 空をパンチするゴスロリ系少女幹部のメア(演・北神朋美)今回もラブリー♪「そうだ、ヤツ等もマンティコアに食わしちゃお」「うんうん」 「だってあのコは人間を躍らせて頭からポリポリ食べちゃうのがだーい好きなんだもんv」「だーいすきなんだもぉん」踊る姿も可愛いなぁ。 凱力大将ブランケン(声 江川央生)が「俺が出て行けば、地上界のヤツ等など一気に屠って見せるものを!」既にお馴染み階段跳び+床に八つ当たりしてる間も、ずーっとノリノリで踊ってるのが、たまりまへ〜ん。 

さて、母の形見の割れたコンパクトを手に小津家の玄関で物思いの麗ちゃん。 「私なんかがオーディションに行っていいのかな?」紅を引いても決心つかず、 水晶玉にお伺い「やっぱり自分のことは占えないか」青空見上げ溜息ついて、全国の大きいお友達にコマ送りを強いながら短いスカートで階段下りて、木の枝拾ってバトン練習。 投げ上げた枝が宙を舞い驚く麗の前には……「オーディションに合格するコツはね、オーディションに行く事よ」マージハット脱いで微笑む芳香ちゃんが立ってました。 「い、何時から見てたの芳香ちゃん」焦って言い訳しそうな妹の唇を人差し指でツンっとやって、オーディションにすぐ行きなさいとアドバイスする長女。 でも、ちょっと想像してみただけ、本気じゃないと口紅拭く麗は「うそ」だと図星刺されて海岸まで駆けてっちゃいました。

背中で、そっと近づく姉の気配を感じて「別に、女優なんてやりたくないし、地味でマジメな仕事の方が好きだし向いてるし」砂浜に座りこむ麗ちゃん。 「ウソつく子は、お姉ちゃん嫌いだよ」溜息ついて「自分が何を思ってるのか、 何をしたいのか、勇気を出してちゃんと向き合わないとダメ」妹の横に座ってお姉ちゃんらしいセリフの芳香ちゃん 「自分の気持に正直にならなきゃ」どうして一生懸命アドバイスしたり女優になりたい本心が解るのかと、不信がる麗に 「シャイでお子ちゃまでウソツキの妹の事だからだよ。 だって解るんだもん、コレでもお姉ちゃんだしね」立ち上がって砂パンパンしてふり向く芳香ちゃん……今までに無いほどノホホン長女が頼もしく見える稀有なシーンでした。

「でも、私……」とまだ何か言いそうな妹の手を引いて上の道路まで駆け上がった芳香ちゃんは「 かわりまーす、マージ・マジーロ」芳香ちゃんピンクカー(ベースはビートル)に大変身。 早く乗れとドアを開き、シートベルトを妹がした直後、クラクション鳴らし、まつ毛つきライト点滅させて急発進。 げ、ショッキングピンクはいいとしてナンバーが金Mですよぉ。しかもスキール音を住宅街に響かせての大暴走(かなり道交法違反)。正面からは白い車が「あぶなーい!」 「大丈夫、任せて」ピンクのキラメキひいて跳ぶ車を、運転席から見上げる、猫抱いたメガネのオジさん(横田エイジ)、何だと思ったかな。それ以前にキャリーケースに入れずに猫を車に乗せてる点が、かなりファンタジーですが。

麗を背負って最終オーディション会場に到着した芳香ちゃん。しかしその直後、昨日の森に冥獣がまた出たと魁から着信です。 「麗ちゃんは用事があるから、芳香だけ戻るわ」『え、でも』妹と弟のハモった声を無視して「あたしが麗ちゃんの分も頑張ればいいのよ。簡単」とマージフォン切っちゃって 「いったでしょ、自分に正直にって。だから麗ちゃんはオーディション頑張んなきゃダメなの」スタジオに妹を押し込んでガラス越しに「ガンバっ」とサムズアップして走る長女はサバサバしてますが、当の麗ちゃんは悩ましく溜息。

青の魔法使いのアイキャッチ後に始まったBパートは、背を向けて羽手裏剣するマンティコアから。 黄金蟲(浅野凛)や貫殺飛苦無(巻町操)をさらにアクロバティックにした曲芸ですが、赤・黄・緑にはクリーンヒット。ボンゴの代わりになる目は飾りだったんですね(お偉方じゃないけど、解んなかったよ)。 そこへハイテンションで飛び込むマジピンク「昨日は逃がしたけど、今日はとっとと退治してあげる」と1人プリキュアポーズしつつ「かわりまーす……芳香ちゃんノレン!」 飛んで来た羽手裏剣をペシペシ返し、ふり向いたマンティコアの顔面に全弾命中させ「見たか必殺ノレンに腕押し」。

「って、意味違ってない?」その桃色ノレンから顔を出し視聴者より早く突っ込むマジレッド。「いいから、行くわよ」スルーされて固まったレッドの手を戻してやる黄と緑「芳ねぇヤケに張り切ってんな」静かに見上げる男トリオのローテンションぶりもいぶし銀です。 しかし着地したスキを突かれ、マンティコアの胸に下げた木琴と額(だったのか)の太鼓のリズムに脚が合っちゃったマジピンク。それに驚いたせいか後ろの男トリオまでもが、誘う踊りの罠にかかって踊りだしちゃう大ピンチ。 笑っているのはバックステップしながら海岸へと誘うマンティコアと、口に手の甲を色っぽく当てて見物してる妖幻密使バンキュリア(声 渡辺美佐) 「面白くなってきたわv」

一方、最終オーディションのカメラテストで色んなチアのボーズに挑んでる麗ちゃん。 しかしその表情は憂いドップリでカチンコチン。 「ははは、彼女に決定まちがいナシですね」セーター首巻おじさんは笑ってますが、モニターで確認してた監督は頷きながらも 「麗ちゃん、寂しげな顔もいいんだけど、明るい表情も出来ないかなぁ?」嬉しいバンザーイって演技を要求します。 でも、やっぱりカタい麗ちゃんに、ヒロインに決定した嬉しさを“正直に”に表現しなさいと演技指導。「ヒロイン……嬉しい」余計に俯いちゃう麗ちゃん。

「どうしちゃったんだっけ? 麗ちゃんはもっとこう輝いてると思ったんだけど……嬉しくないの?」セットのベンチに座り目を覗き込む監督さん。 「笑えないんです」望んでたオーディションなのにどうして嬉しくないのか考えこむ麗ちゃんは「自分の気持に正直にならなきゃ」って姉のアドバイスを思い出し「そうか!」突然とってもいい笑顔。 その顔だと喜ぶ監督さんですが「すいません、辞めます。自分の正直な気持を突き詰めたら、ここに居るべきじゃないって解ったんです。失礼します」 モニターの中に可愛い笑顔残してスタジオを去る主演女優候補。直後の困り果てた監督さんの顔と凄い落差。

さて、海岸まで踊りっぱなしできた4色の魔法使いたち。「チカラが、吸い取られていく」色が抜けて生身に戻っちゃいます。 どうやら誘う踊りだけでなく不思議な踊り(DQシリーズ)も兼ねて様で。マンティコア恐るべし。 「これがほんとの踊食いだわねぇ、ムシャムシャやっちゃいなマンティコア」高笑いのバンキュリアの前で踊る4人のダンスレベル……魁と芳香は素直な動き。微妙にズレてる気がするのが蒔人。そして上手いんだかズレてるんだかわかんないのが翼かな?  まず前菜として呼び寄せられたのが芳香姉ちゃん「やだ、ケモノ臭い」アゴ掴まれて危機一髪ですが、前歯ガチガチって口の開け方が、アバンタイトルのヘビっぽい四角開けとかけ離れてるのは何ゆえだ?

「芳香ちゃんに触るなー!」頭からポリポリを防いだのは、黒ローブをマンティコアの顔面に投げつけ、生身で冥獣を蹴りとばす麗ちゃん。火事場のバカ力っぷりと可愛い笑顔がステキすぎです。 糸が切れたように踊りから解放されてつんのめる男トリオも駆け寄り5色の中心でカッコよく啖呵 「私の大切な兄弟に手を出すヤツは許せない!」何やってんのオーディションは?  と焦る芳香に「辞めちゃった」とサラっと答える麗ちゃん「 自分の本当にやりたい事は何かって考えたらココに来ることだったの。みんなと一緒に戦いたい。 それがあたしの正直な気持ち」

「ん、そっか」頷きあう芳香が妹の額をツンして 「みんな、いくわよ」と再変身。うーん掛け声は麗だけど変身バンクの中央はレッドなのがチト惜しいかな(カラーリングの問題?)

その直後「わお、新しい魔法だわ。麗ちゃんの勇気に応えてくれたのよ」マージフォンを手に妹に抱きつくマジピンク。 「何々、姉ちゃん達だけ?」妬ましさのあまり変身携帯を奪ったマジレッドから取り返し、光る番号見せびらかし 「いいでしょ〜」声を揃えて『ジー・ジー・ジジル』とやったら、姉妹の両手にはキンキラポンポン出現。 「ダンスにはダンスで対抗〜ってことよ」「なるほど」後ろで「ちょっとマジ?」とかやってるレッドが微妙にウザ可愛い中、 『私達マジカルシスターズのダンスは、身も心もトリコにしちゃうんだから』男トリオをバックダンサーにしてED歌いながらレッツダンス!(先代ピンク=ウメコに挿入歌のお鉢が回ってきた歌唱力に関しては、ノーコメントv) 

マンティコアを巻き込んでマスクオフでキラキラ踊って、トドメはゴムゴムのロケット並の引きから放つWキック。『チェックメイト!』 あっさり生爆発のマンティコア。低HPな踊り子モンスターが取り得の身軽さと逃げ足を封じられたんだから、こんなモんか。 とはいえロボ玩具発売直後のGW前、ここで終ってはン・マ様が許してもバンダイ様がお許しになりません。 魔導騎士ウルザード(演・磯部勉)がザオリク&ギガースかけて、復活巨大化するマンティコア。 「しつこい」「えーい、やっちゃえ!」対抗して巨大化変身の5人は 「みんな魔竜合体よ」マジマーメイドの指示でマジドラゴン化。 時間も押してるので空中炎避けバンク後「一気にいこうぜ」 マジカルドラゴンシュートであっさり……ウルザードさん、HP低いキャラをザオリク&強化した時覚える、MP無駄使いの徒労感に浸ってそう……。

戦闘もケツかっちんですが、最後のシメの朝食シーンも大急ぎ。 「はい、お兄ちゃん(野菜ジュース置きながらプレッシャー)先月の収入少なかったわよ、今月はアニキ農場頑張ってね!」 麗に背中ドつかれパンに咽る蒔人に続き 「はい、翼。クールぶるんだったらニンジン嫌いは直さないとね」ヒーローらしからぬ弱点バラされ慌てる次男。 「はい、魁。ベッドの下の雑誌隠すのはダメだからね」末弟の耳元で爆弾発言(そんなに焦って、魁もお年頃だねぇ……ぢゃなくて、内容も見たのか麗ちゃん?)。 「マンちゃんにはお水。頭の葉っぱ、枯れてきてない?」ななな、なんでござりまするかとか動揺する鉢植え君、薄いの気にするン十代だったのか(坊やとか名乗っといて、うーそーつーき〜)。

「どうしちゃったんだよ麗、いつもと違うぞ」やっと立ち直った農夫兼大黒柱(?)の質問に「自分の気持に正直になることにしたんだよねー」代わりに答えた長女のほっぺを、 最後にプニっ「そういう事v はい、芳香ちゃん。最近ちょっと太ってきたみたいだから、ダイエットしてね!」 『オーディション』なる専門誌を手に暖炉の前から最高の笑顔で総括 「正直って気持ち良いねぇ、じゃ、オーディション行ってきまーす。うふふ」 麗ちゃんは星野すみれ(パーマン2号)の道を歩むんだね〜。

って言うか新人なのにさっき仕事を蹴ってた様な……自殺するか仕事辞めるかって程悩んだ“気持悪い男”とか、笑顔が素敵で採用されたのに、序盤に裏切っただの説明してくれよだのと、不得意な演技で妙なブーム作った、某185cmとか思い出すんですが〜。ジャニーズ級大手事務所なら確実に干されそうな状況っぽいけど、大丈夫なの麗ちゃん?

今回の呪文紹介コーナー 『マジュナ・マジュナ』
「いただきま…ああっ」フワフワ逃げる魁のイチゴショート。魔法書読んでた兄2人の間にマージハットが降ってきて、 見上げてみれば犯人はダイエットしてたけど耐え切れなかったか、高カロリー食に飢えてた芳香ちゃんでした。 「マジュナ・マジュナは姿を見えなくする魔法でござりますです」マンドラ坊やの説明の背景で 「う、動かないッ」食べようとして金縛りにあってる長女 「また独り占め?」「麗ちゃん?!」姿を消してたことより瞬間移動にビックリな麗の美容に配慮したお節介と「俺のケーキ!」2人の食欲がぶつかり合う三つ巴の争いを見上げる長男次男の視線が気になる中 「魔法は良いことの為につかうでござりますです!」コントを締めるマンドラ坊や。で、お兄ちゃんたち……見ぃ〜たぁ〜でぇ〜しょ〜?

次回予告 ステージ9『炎の友情合体〜ジルマ・マージ・マジ・ジンガ〜』
砂漠の異世界で友好温める末っ子と、馬!? 「魔法の炎が燃えたぎってるぜ」玩具の説明や4月ジャンクションで何気にネタバレしてたけど……やっぱりマジフェニックスに合体できたんだね、バリキオン。 戦隊ヒーローが馬に乗るのってハリケンジャーの映画以来って気がするけど、特技・スポーツ全般に乗馬があって吹き替えナシだったなら、アバレブルーに続いて日曜朝卒業後は若侍in京撮って展開が、保障されたりするのでしょうか〜 ちょっと楽しみ。


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