魔法戦隊マジレンジャー
ステージ40『蛇女の庭〜マジーネ・ルルド〜』って、マジ?



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12月6日
アレはエブラーナの王子がとっとと告白する勇気持たないと、あっという間に適齢期を逃す可能性があるリディアちゃん? まさかローザじゃないよな?  なんてファイナルファンタジーIVアドバンスのCMが始まった週末ですが、朝はやっぱりスパヒロタイム! いってみようか特撮感想日記〜

魔法戦隊マジレンジャー ステージ40『蛇女の庭〜マジーネ・ルルド〜』
クリスマスにあわせたか、爆発背景のレジェンドマジレッドに、日没背景のロボ2体、なんとも赤い12月ジャンクション後に始まった、40話。まずは前回の粗筋からでござりますです。 そして魔法部屋では「スモーキー……」石化した魔法猫をランプごとそっと抱く、母ちゃん代理の次女・麗(マジブルー 演・甲斐麻美)。 ヒカル先生(マジシャイン 演・市川洋介)によると「ゴーゴンに解除させるか倒すか、そのどちらかしか石化を戻す方法はない」えー、戦隊玩具在庫一掃シーズンたる12月上旬なのに? マジランプバスターは全部ハケたんですか、バンダイさん。

「ゴーゴンが神罰として放ったヘビ、あいつらが増殖して人々を襲い出したら」次男・翼(マジイエロー 演・松本寛也)の言葉を引き取る長男・蒔人(マジグリーン 演・伊藤友樹)「みんな、石になる」。 「兄ちゃん、姉ちゃん、いこうぜ、長きものの庭だな? ゴーゴンが来いって言ってた」 姿は芳香(マジピンク 演・別府あゆみ)で中身は高校生の末弟はやる気満々だけど「二人はダメだ。魁と芳香はここに残るんだ」ヒカル先生からは待機命令。 「どうして、魂が入れ替わっているから?」魁(マジレッド 演・橋本淳)の姿で中身はモデルの長女に聞かれ「そうだ、変身もできない今の魁と芳香が、冥府神と戦うなんてとても無理だ」

マジナ・ジルマの呪文でゴーゴンにひと泡吹かせた、今度もやれると訴える芳香(中身弟)だけど「全員がマルデヨーナ世界に行って、地上を留守にする事の危険を考えるんだ」そう言われると沈黙です。 「ボク達に万一の事があったら、その時は全てを頼む」「わかったわ」「ちょっと姉ちゃん!」「解かったね、魁」決意のヒカル先生に念を押されてしぶしぶ「ああ……」それにしてもオトコマエです、中身弟の芳香ちゃん。 「よし行こう」「待っててね、スモーキー」どこでもドアへ向かう4人を「皆々様、お気をつけてでござりますです」マンドラ坊や(声・比嘉久美子)達、留守番チームがが見送ってOPへ。て、どえええ? 配役テロップにウルザード磯部勉氏の名が?!

「ぴょんぴょんぴょん」「こんな時にサッカーしに行くなんて、なに考えてんだよ、芳香ねぇちゃん!」 ボール片手に詰襟の魁に立ちふさがる芳香。場所はいつもの近所設定の公園。「何言ってんの、魁ちゃんがあんなに熱くなって夢中になって突進してた試合じゃない。行かなくてどうすんのよ」 「試合出ても意味無いよ、どうせ負けんの決定じゃんか。いくら体がオレでも、動かすのは芳香ねぇちゃんなんだから」うーん、魂の入れ替わりが大脳書き換えレベルでなく、小脳までいってたら絶望的かも。

「ねぇ魁ちゃん、私達もし一生このままだったら、私が魁ちゃんの生活を引き継がなきゃいけないんだよ?」いや性転換したら戸籍は女に替えられるぞ。「山崎さんの事だってあるし、ケンカしたままじゃヤダもん」 「なんで山崎さんが出てくんだよ」「あの子の気持ち、考えた事ある?」とりあえず中身女でプレイガールな今の魁と付き合うくらいなら、ケンカしたままの方が……。

「今そんな時じゃねーだろ」その一言に目を丸くして「あっそ、魁ちゃんだから、あんな風に言われちゃうんだよ」熱くて視野狭窄の弟(外見自分)に背を向け 「行ってきまーす。よし、サッカーがんばるぞ」ヘディングして「うにゃあ、痛い」歩き方の段階でなんとなーくわかってたけど、運動中枢も芳香だったか。 「もういいよ、勝手にしろ」女らしい魁と男らしい芳香が、違う方向へ歩き出してた頃……

「ナイがメアでぇ」「メアがナイ」 もう一組の魂入れ替わりコンビ、ナイ(演・ホラン千秋)とメア(演・北神朋美)は地底冥府インフェルシアの階段にしゃがみこみ、今週も嘆いてましたとさ。 「あたし達、ずっとこのままなんて嫌」「いやぁ」。 「別に何の不都合もなさそうだけどな」ティターン(小形満)の発言に溜息つきつつ 「そうだ、君たち、いっぺんバンキュリアになって、また戻ってご覧よ。そうしたら元通りになれるかも」提案したのはワイバーン(佐々木望)。 ナイスアイデアと喜んでくっ付き「前と同じだわ、私は私、妖幻密使バンキュリア(声・渡辺美佐)」くるっと回って『やったー』と再分裂したら 「戻ってなーい」「もどってない〜」「あちゃー」暇つぶしに二つの人格に分裂した元同一吸血鬼なのに、厄介ですなぁ。

「へひひ、さすがボクの毒じゃーん。あの魔法使い達も困ってるはずだぞ〜。ゴーゴンももっと恩に着るべきだよなぁ、もう、ホント」 こわーいヘビ女がいないと伸び伸びしてますなトード(平野正人)くん。 しかし、冥府にはもう1人怖い女神様がおりました「聞きずてなりませんね。どういう事ですか、トード」腕組みして眼鏡キラーンのスフィンクス(寺瀬今日子)。 指から紫の光を飛ばし『うわぁ』手を取り合ったままクルクル回転して、青い光を放出するナイとメア「何なさるんですか、スフィンクス様ー」「スフィンクスさまぁ」。 「アレぇ、しゃべる順番が元に戻ってる」ワイバーンの指摘に「本当だー」「ほんとだー」『わーい、やたー』万歳のナイとメア

「勝手に何すんだよー」怒るカエルにキツい注意の委員長「私は、あなたが地上界に赴いた事を知っています。神罰執行はタダ1人の神が行うべきもの。 手を貸したりすれば、それは闇の戒律に触れることになります。 この事によって万が一、ン・マの転生が果たされないような事になれば……」 「知らねーったら、ゴーゴンに聞けよ〜」カエルが逃げ帰ったあと「いいねぇ、スフィンクス。グッと来るぜ」壇上から声かけてくるドレイク(矢尾一樹)。 「お褒めの言葉と受け取っておきましょう」乱暴な竜が飛び降りてきて、踏まれそうになってるナイとメアを案じる翼竜と雲頭巨人……よりも 「だがな、ゴーゴンのほうがもっとグッとくるぜ。ヤツは一筋縄でいかない女だぜ。自分の手を汚さず、有利に事を運ぼうとする手管に加えて、あの執念深さ、誰も太刀打ちできねーよ」恋するドレイク発言が少々気になったりして。

「んー、来たようね、楽しみだわ」青白いゴーゴン(田中敦子)が見上げる空には魔法特急トラベリオン。 「ココが長きものの庭」見下ろす麗ちゃんですが、思いっきり絵に描いたアマゾン(マット絵)ですな。川がヘビを現してるのかな。 ともかく日本ってバレバレの森をフィルター加工、そんなジャングルに降り立った4人は「この世界のどこかにゴーゴンが居るわけか」 「よし、二手に分かれて探そう」「ああ、皆気をつけて」ゲリラ戦が予想される相手のテリトリーで、いきなり戦力分散かーい。

明るい地上では、中身魁の芳香がグラウンド側でうなだれてました 「あんなコト言ったけど、見に来てるオレ、なんかな〜」溜息ついてる視線の先にはチームメイトの、少々頼りない練習試合が進行中。 「そこだ、パス! 何とられてるんだよ、ああっ」いきなり1失点「やっぱり俺がいないとダメなんだ。もうやる気あるヤツ、誰もいないじゃん」網を掴んでジタンダ。

「あれ、オレ……じゃない、姉ちゃんがいない」自分の姿を探したら「ドンマーイ、よし、ナイスファイト。まだ時間はある、何とかなるって」ベンチを内股で温めてました「役に立ってない(ボソ)」。 「キャプテンがんばろーぜ」「お、しまって行こうぜ」眼鏡キャプテン中心に和気あいあいのチームメイト見て、何だよ皆、笑っている場合じゃねーだろ、なんて心の声で文句言ってたら「こんにちは、小津君のお姉さんですよね」スポーツドリンクのカゴもったマネージャーの山崎由佳(平田薫)に話しかけられ「山崎さん? オレ、いや、そ、そうですぅ〜、姉です姉ですぅ」女の子を取り繕う中身魁の芳香ちゃん、微妙に郁子ママっぽいです。

「応援にいらっしゃったんですか?」「いやぁ、全然、興味も何もないです、帰ります」しかしその時、ホイッスルの音と「交代、小津でます!」聞きなれた自分の声がっ。 戻ってきた選手とハイタッチ「みんな、頑張るぞ〜」とクルリ魔女っ娘回転。さらにケンカしたままじゃイヤって言葉思い出し、自分で自分のフォローの決意「やっぱ、帰りません」応援再開。

「出てこーい、ゴーゴン」霧の森を彷徨う蒔人&麗組。「居ないな」「地上でヘビが繁殖するまで、時間稼ぎをするつもりなんだわ」「ああ、絶対探し出してみせる」。 その時、麗の頭上に落ちてくるヘビ(ゴム)。そして周りを取り囲むヘビの群れ(アップはやはりシマヘビで遠景はCG合成かな)。 「ヘビィ〜、ヘビがいっぱい」妹の悲鳴に駆け寄ったけど「なんだ、いないじゃないか」幻覚の森なんスかねぇ。 「本当にいたの!」「麗は怖がりだからな」なんてやってる兄の背後に、大樹の幹を伝って迫る巨大ヘビ。 「おにいちゃん、後ろ!」「お兄ちゃんはヘビなんか、おわっ」振り向いた時にはシュルシュル巻かれて「うわぁ〜」。 朝のお子様向けだからやらんかったけど、スタッフはきっと、ヘビの腹に浮き上がる蒔人の顔をやりたかったに違いない。いや、やらなかったのが伏線かな?

「あっ」ドサッ「ファールかよっ」応援で熱くなってる女2人(片方の中身は男)は、「ドンマーイ、いいよいいよ、ナイスファイト、グッ」ってやってる小津選手に対して正反対の感想です。 「フリーキックじゃん、もうナイスじゃないよ」「なんだか、今日の小津君、今までで一番カッコいいかも」褒められてテレながら理由がわからない魁に、渡り廊下でのコトを話す山崎さん。 「あたし、昨日つい言っちゃったんです、周りを見て、みんなの事を考えてって……小津君の良いところは一途なとこだけど、前はそれが行き過ぎて、自分しか見えてない感じで、皆のことも、良いところ見るって言うより、厳しいことしか言わなくて。でも、今日の小津君はみんなを受け入れてる」

姉の体の中から、やっと自分を客観視できた魁。蛇拳フォームで「来い」なんてチームメイトとゴール前の壁やってる姿見て 楽しそうだな……そういえばオレ、自分の事しか見えなくて、みんなとプレイを楽しむとかって忘れてたかも。一時間後のプリキュア同様、姉のアドバイスがやっと身になったみたいです。 いきなり山崎さんの手をグッ「わかったよオレ、山崎さんの言ってる事が。ありがとう」「え?」「シャカリキに行くだけじゃなくて、もっと周りをよく見て、もっと楽しんで、もっと余裕のある人間になってみせる」麗、芳香、翼からの教えも復唱。

「おわっ」不意に女の子の手を握ってたと気づきジタバタ「みーたいなコトを、きっと弟も思ってるよ、ホッホッホッ」「そうですよね」そして小声で「私の愛しの魔法使い様、ですもの」「え?」「いえ、何でもないです」やっぱり劇場版を踏まえてましたか。 そして試合は、フリーキックをガードしてた魁の顔にボールがボイーン。ほわっ魁は倒れたけど、ボールはそのまま 「ちょちょちょ、うそぉー」少し前に出てた相手キーパーの頭上を越えて、そのままポンポン跳ねながらゴールへ 「はぁ?」唖然とする芳香(中身魁)の腕にしがみ付く山崎さん「入りましたよ、おねえさん」。 「小津〜やったぜー」取り囲むチームメイトの中で、アゴの下グーで飛び跳ね、決意のポーズ(最近では野ブタ。パワー注入ポーズと言うべきか?)決める、魁(中身芳香)。

問題解決した魁の学園生活とはうらはらに、長きものの庭では、1人また1人と仲間が消えていく、動物パニック映画の展開になっちゃってました。 水辺を捜索しているヒカル先生と翼に、助けを求める半泣きの麗ちゃん。「ヘビが、お兄ちゃんを」説明しかけたその足に、蛇の尻尾が巻きつき、ずぼっと流木の陰に引き込まれ……途絶える悲鳴。 「待て翼、落ち着け」先生の言葉無視して、川を渡ろうとした翼はジョーズみたいに水中へザブン。 ギリギリで変身して「マジ・ボルト」。電撃放ったけどレジェンドマジイエローは水面を引きずられ、ザバーっと鎌首もたげた大蛇にそのままゴクンと飲まれちゃいました。

「三人も食べると、さすがにお腹いっぱいだわ」 蛇の頭部がうにょーっとゴーゴンの上半身になり、ディースというか二本しか手のないマリリス状態で余裕の台詞。 変身したマジシャインを尻尾で叩いて頭突き「天空聖者って美味しいのかしら。もう終わりよ、そして地上界も終わり」元の大蛇顔に戻っても器用に人語を操るあたり、さすが神様 「もうすぐ私の可愛い蛇ちゃん達が動き出すわ」「まだ終わったわけじゃない、魁と芳香がいる」 「フン、たわ言は私のお腹の中で、ゆっくりとろけて消化されながら言いなさい」そりゃ、チト喧しくないか蛇姐さん。毒舌翼がどんな悪口雑言で精神攻撃してくるか……胃に穴が開いても知らないよ?

「ゴーゴンが神罰を下したら、そろそろン・マ転生の兆しがあるのかなぁ、ねぇダゴン」ワイバーンは返事のない実質リーダーに首傾げます。 「そういえば、暫くダゴンの姿を見てないなぁ」ティターンが付き合ってウロウロ見回してたら「ダゴンは真実の影よどみし沼だ」 お返事くれたのは二極神のうち冷静な方のスレイプニル(梅津秀行)「“真実の影よどみし沼”? なにかを調べようってゆうんですか」 「まさに、そのン・マ転生に関わる事柄だ」フンとそっぽ向くドレイク、自分の発言の手柄だとは誇らないか。

丸い石で出来た海辺っぽい暗い池(写る窓らしきものはどこの建物だか)に立ってた ダゴン(大塚明夫)。「沼よ答えよ、転生すべきン・マの魂は今、どこを彷徨っている?」気合とともに三叉矛の柄を水にズブッ「その水面に真実の影をうつしたまえ」 泡立つ沼の水がやがて水上爆発「なに? これは」驚くダゴンが何を見たのかは、引きまでのお楽しみ。

試合帰りの芳香と魁は、日曜朝にココが出てくれば必ず何か起きる曰くつきの地下道にさしかかってました。 「まさか勝つとは思わなかった」あれで西高に勝ったんか「どう、芳香だってやる時はやるんだから、ンフ」っと決意のポーズ。 「そうだね、見てて芳香姉ちゃんが周りを巻き込んで、良いムードにしていくのがわかったよ」 「でしょお、それが芳香ちゃんクオリティ」それが、東急クオリティと元ネタのほうをアゲとこう(CMは見たことないが) 「そうだね、オレも少しは芳香姉ちゃんのこと見習うよ」

ボールをパスしながら兄弟とヒカル先生の話題に突入ですが、予知能力ある麗程じゃないにしても、2人が何にも感じてないって事は4人は無事ってコトかな。 その時、壁に響く蛇の威嚇音、警戒している二人の頭上から蛇女がこんにちは。尻もちつきつつボールぶつける芳香(中身魁) 「芳香姉ちゃん、こっちだ」「ふふふ、逃がさないわよ」そして競技場1Fの駐車場でスラン星人クオリティで先回りするゴーゴン。

「あんた達も、他の4人と同じように丸呑みにしてあげる」「おんなじ様にって、兄ちゃん姉ちゃんを?」 「そうよ、頂いちゃったのよ、ぱくっとね」「ふざけないで!」突っかかったのは“先陣切って突っ走る”体に影響されたか、芳香姉ちゃん(体は魁)。 生身で花火の中を駆け抜け「やぁっ」蹴り、しかし防がれてタテにグサッとやられそうな大ピンチ。 ここで飛び出したのが中身魁の芳香ちゃん「うりゃー」と大の字アタックで弟を押し倒してゴロゴロ「熱くなりすぎだぜ」「魁ちゃんは、ナイスフォローだね」。 そんな背中にタテが一撃。げっ、別府あゆみちゃん花火の弾着かよ(顔出しで駆け抜けた橋本淳よりある意味度胸いるっス〜)。

「とっても無力な者をいたぶるのも、嫌いじゃないのよね、ワタシ。 頭から食われるのと、足から食われるのとどっちがいい、選ばせて上げるわ〜」 「ふざけんなっ」組んだ手でドゴっとやってファイティングポーズの2人だけど、円盤投げっぽい回転盾アタックで今度は揃って前弾着(吹き替え、いや当人?)。 「二人一緒に丸呑みよ」ゴーゴンが突っ込んできた瞬間、2人を包む紫のキラキラ。クルクル回って青い光芒放ってバタッ。 驚いて立ち止まったゴーゴンか横を見れば「だ……あ、スフィンクス!」 にらみ合う女神二人の前で「あるある、ない」「元に戻った、なんで?」

「神罰は闇の戒律に従い行われるべきものです」「戒律は破ってないわよ。それより神罰執行を妨害するほうが問題じゃな〜いの?」 「ゴーゴン、あなたは姑息な振る舞いによって冥府神の権威を貶めた」ここ、ワザと眼鏡に空写してるとしたら、パトレイバーファンがスタッフにいると確信しても良いですね? 「同じ三賢神として、恥ずかしいんだよ」おっと、委員長はキレかけると裏番化?! ここまでお約束を突っ走ると清々しいですスフインクスさん。 「な、何よ、偉そうに。予言してあげるわ、そうやって良い子ちゃんぶってカッコつけてるつもりでしょうけど、あんたいつか、死ぬわよ。仲間に粛正されてね」 「ふん」余裕の眼鏡美人は2人をチラ見「勝てもしない相手に立ち向かうとは。地上人か、なかなかに興味深い」すうっとご帰還。 「仲間割れ?」「なんかわかんねーけど、これでいけるぜ、姉ちゃん」立ち上がって2人は超魔法変身

直後「新しい魔法だ。魁ちゃんの一途な勇気に応えてくれたんだわ」「姉ちゃんの周りを巻き込む程の明るさにだろ」 ともかく、ゴーゴンが放つエネルギー弾を2人で打ち落とし『マジーネ・ルルド』。 虹っぽいフレアに包まれたゴーゴンは、お腹が膨れてバコーン。飛び出したのは4つの光。地上におりたらマジシャインと残り3人のレジェンドマジレンジャー。 「みんなー」「兄ちゃん、姉ちゃん、ヒカル先生」。「とっくに消化されてるはずなのに、どうして?」 そりゃ、初の巨大戦からしてブロブに食べられてたマジレンジャーだもの、慌てず騒がず 「マジカルカーテンに体を包んで協力な胃液から身を守っていたのさ」 「時間さえ稼げば、魁と芳香がきっと助けてくれると思ったからね」「オーライ!」 「どうりでお腹がもたれると思った」なら蛇含草でも食っとけよ「それにしても屈辱だわ、私をこんな目にあわせるなんて」 怒って巨大化したゴーゴンにマジレジェンドとトラベリオンで対峙する6人。

「ゴーゴン、母さんをイバラの園に隠しているのは、お前か」「あたしはそんなヒマなこと、しないわよ」 盾で2体に対抗し「さあ神罰の時間よ」指パッチン。たちまち湧き出す無数の蛇。街のミニチュアセットは這い回る蛇で真っ黒(アップはやっぱり無毒のシマヘビ、良い子は石投げちゃダメよ〜)。 「さあ、世界を石に変えてしまいなさい」盾を掲げたゴーゴンだけど「させるか、よこからドついて盾で防御させ「今だ、デストラクションファイアー」蛇の元で石化のキーとなる盾を、罐(カマ)に吸い込むトラベリオン。 マジカルカーテンといった便利な力はなかったらしく、盾は燃え尽き蛇も消失

「なに?」「よっしゃー、ヘビが消えた」「おのれー、お前を丸呑みにしてあげる」またまた大蛇になったゴーゴンだけど、なぜマジレジェンドの槍に絡みつくかなぁ。 手が自由だから「そうはいくか」槍は火をまとってクルクル回って、巨大蛇をぶっとばし、ゴーゴン姿に戻ったところを「ファイヤートルネード」
「コレで勝ったと思ったら大間違いよ。予言してやる、ドレイクが私の恨みを晴らしてくれる、必ず」 爆発のゴーゴンだけど、絶対そこまで予言の書は読めてなかったよなぁ。それとも素早く見出しだけ斜め読み? 

「あれ、俺ー」石化していたスモーキー(声・草尾毅)も戻ってコロン。 「スモちん、スモちんも元に戻ったでござりますです」素直に喜ぶマンドラ坊や、根よりも細く深い恨みは一時棚上げかな。 マジレジェンド内では「やったぁ」「やったわね」おお、高岩レッドがシナつくって決意のポーズ 「お前、すっかり女言葉が身についたんじゃねーのか?」「やぁだ、もう」ところで横向いて笑ってる風情のトラベリオン、罐焚きは誰がやったんだろう。スモーキー不要疑惑勃発です。

さて、ダゴンが“真実の影よどみし沼”で見たものは、水面に吹き上がった水で形作られたウルザード(小津パパ・小津勇 演 磯部勉)。 「貴様はわがインフェルシアに楯突く天空聖者だな。その魔導騎士の姿、ン・マの魂を取り込んでいるのか」 「ン・マは転生せん。俺がさせない」「何、貴様はどこにいる」いきなりぶつかってくる水のウルザード。水しぶきの中の尾頭付きの鯛が美々しいダゴンの 「どこまでもジャマをする気か、面白い」って台詞で今回は、シメッ。

今回の呪文紹介コーナー 『マジーネ・ルルド』
「『マジーネ・ルルド』、飲み込まれたものを取り戻す魔法でござりますです」鉢植えの前には、腹膨らまして苦しそうなスモーキー 「石から戻ったお祝いに刺身食いすぎたにゃ〜、グルジい〜」テーブルには刺身用大皿が数枚と湯飲み+醤油皿。 ひょこっと出で来る小津兄弟とヒカル先生「こんな時こそ」「やっ、やめて、もったいないから」腹をツンツンされながら、口を押さえる煙猫。この暴食をわざと放置したなら、マンドラの恨みはまだ消えてない?

次回予告 ステージ41『先生の先生〜ゴール・ゴル・マジュール〜』
「今日からボクを君の生徒にしてくれないか」『えー』「今日の授業を始めよう」なんで天使コスプレの魁が授業? っていうか、ドレイクが〜竜になって飛んでる〜。 マジドラゴンで培ったワイヤーワークの経験値がここに。「残念だが、君から学ぶものは何もない」それより何より、スノウジェルのファイティングモードが〜。 小さなお婆ちゃんが若い容姿で格闘したら、ラスボスクラスを圧倒って……やっぱアタナは幻海師範?

今週のスパヒロタイムエンドは
「トドロキちん大丈夫でござりますですか」「こんなでっかい敵が何匹も出てきちゃ、さすがの響鬼もヤバイにゃー」そう思うならトラベリオンを無断貸与してやれよ。 「トドロキちん、立ち上がるでござりますですよ。明日夢ちんもガンバレでござりますですぅ」「俺も応援するニャ」 「次回スーパーヒーロータイム」『見てねー(にゃ〜)』


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