魔法戦隊マジレンジャー
ステージ25『盗まれた勇気〜ジルマ・マジ・マジーロ〜』って、マジ?



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8月21日
世の中では、新党結成だの刺客だのと、選挙関連の話題がかまびすしいけど、9月入るまではヤヤコシイ事はちょっと忘れて、日曜朝は西洋と東洋のファンタジーワールドに浸ろうじゃあーりませんか。 いってみようか特撮感想日記〜

魔法戦隊マジレンジャー ステージ25『盗まれた勇気〜ジルマ・マジ・マジーロ〜』
住宅街を風の様に何かが通り過ぎた直後、立ち話してる小母さん(わかまどか)の手元から愛犬ラッキーちゃんが、小父さん(ジーコ内山)の頭からはカツラがなくなるという、不可解な出来事から今週のマジレンジャーは始まりました。 子供の手からはシロクマのぬいぐるみが、サラリーマンからはカバンが……「シシシッ、地上界ってのはホンマ稼ぎがいがありますわ、何でもかんでも盗り放題」 慌てる人々を電柱の上から見下ろし、盗った物をツギだらけの袋に入れてるのは、関西弁のホッかむり野郎、冥獣人シーフのガストン(声 龍田直樹)。

「あれ、それ愛しの魔法使い様?」
バス停では魁(マジレッド 演・橋本淳)が、山崎由佳ちゃん(平田薫)のカバンについてる“マジレッド”のマスコットに気づいて、複雑なジェラシーをくすぶらせ中、マスクヒーローは辛いねぇ。 ここでイベント発生「どけ、邪魔だ」と怖いオッサン(関口徹哉)がバス待ちの列に横入り。「俺、注意してくる」案じる山崎さんに笑顔を向けたあと「オジさん、ちゃんと並びなよ。カッコ悪いぜ?」と毅然と撃退。 「小津君って勇気あるぅ〜v」山崎さんも見直しモード。しかしガストンが魁の横を通り過ぎ、トラブルの予感がしたところでOPへ。 ところで夏休み中なのに2人が制服なのは、夏期講習……いやサッカー部の帰りかな? 試合(映画の冒頭)も近そうだし。

胸がスカスカする……バスに乗った後も続く違和感に首をかしげる魁の横で、山崎さんは傍若無人の女子高生コンビ発見。 荷物を膝に置いて1つの座席に詰めれば、横で立ってるお婆ちゃんが座れるはずと、魁の勇気に期待します。憧れの山崎さんの期待に応えようと自分を鼓舞する魁。 「だけど、コエ〜」電車何某よりも煮え切らないウジウジぶりを見て、「あたし、行って来る」しびれ切らした山崎さんは携帯娘(小田麻菜美)と、メガネのデジカメ娘(花田亜由美)に詰めてくれる様談判です。

「えー、何ぃ、誰?」「カッコつけて、フッ、馬鹿じゃねーの」メガネに突き飛ばされた拍子に、マスコットを奪われる山崎さん。 「ねーコレ可愛くない?」あの、メガネさん本気ですか、手作りレッドが可愛いってのは。マスコットを自分のカバンにつけようとするメガネ娘と携帯娘。 睨む山崎さんの背に隠れ「言え、言うんだ返してくれって」焦る魁がとった行動は、ピー……“つぎで降ります”ボタンを押して山崎さんの手を引いて途中下車、いや敵前逃亡?!  窓越しにバカするメガネたちを背に「なんかあの二人、怖そうだったし……」ボソボソ言い訳する魁に「いつもの小津君じゃない」山崎さんのハートビートは下がりまくり。下校デートはあっさりお開きになっちゃいました。

フラれちゃったと、公園で頭抱える魁のマージフォンが冥獣反応をキャッチ。ビビって携帯落し、近いと知って小動物のようにプルプルきょろきょろの魁の背後に、 ヒカル先生(マジシャイン 演・市川洋介)に率いられた兄ちゃん姉ちゃん達が駆けてきて戦闘開始。 「ゴー・ゴル・ゴジカ」で撃墜されたガストンは「人呼んで疾風怒濤の大泥棒だぁ。ワテの特技は盗み。形があろうが無かろうが人様の一番大事なモン盗んでみせまっせ〜」自慢たらたら。 「そんな事、させるもんですか」マジメな麗(マジブルー 演・甲斐麻美)ちゃんに向かって「させてもらいましょ」とツメを一振り。対抗して変身する5人……けど、魁だけは生身でしゃがみこみ(男の真珠姫?)。

「早く変身しろ」マジイエロー(翼 演・松本寛也)に怒鳴られた魁は、マージフォンを掲げて呪文唱えるけど生身のまんま「えー、なんで?」。 その間、男性陣2名が転がされ、助けに入ったマジピンク(芳香 演・別府あゆみ)とブルーふくめてマジスティック奪われたり、マジグリーン(蒔人 演・伊藤友樹)が「返せ」と怒鳴ったら、投げつけられてダメージ食らったりと、1色足りないマジレンジャーはボロボロ。 「兄ちゃん、姉ちゃん、大丈夫?」「ふざけてる場合か」「でも変身出来ないし」イエローに怒鳴られマージフォン握り締めて泣く魁に目を疑うマジブルー。

「あれー、そう言えばあんさん……」とガストンが袋から出したのは、ぼんぼん=魁から盗んだという赤い半透明の球「あそうや、モノはついでや。今度はアンさんの命を、盗らせて貰いまひょう」 突進してくるガストン。竦む魁。庇ったのはマジシャイン。「あら、この四角いモンなんやろ。ついつい手が動いてミョーなもん掴んでしもた」 最初に事態に気づいたのはランプ猫・スモーキー(声・草尾毅)「あれはトラベリオンのマジチケット」。 それなりにええモンだと喜ぶガストンの背後に「大手柄よ、ガストン」妖幻密使バンキュリア(声・渡辺美佐)が揉み手状態で登場です。 「盗みの早業は天下一品、いや四天一品ね。帰ってメーミィ様に差し上げましょ」と連れ立って地底世界へテレポート。レア物ゲットしたら即マラー、そしてEp22のニンジャよりシーフが盗みの腕が上……なんだかWizみたいッスね。

「やべーよ旦那」焦るスモーキーに「いや、マジチケットよりもっと大事な物が盗まれた」とカリ城の銭形警部みたいな台詞を吐くマジシャイン。「俺何を盗られたの?」「勇気だよ」
というわけで魔法の部屋に戻った後も、顔の表情が変わる魔法の絵に叩かれそうになったり、弱い者いじめのクセがある生きた魔法書に手を挟まれたりと、散々な目にあってる魁ちん。 小津家って犬は飼ってないけど、似たような社会性を持つ魔法生物が多いのな。マンドラ坊やもある意味その1体。 後ほど、魁一人になった時「魁ちん、皆々様の危機でござりますですよ。(プチッ)このヘタレの臆病者の役立たず、いつまでウジウジしてるでござりますです。立て、立て、立てー!」葉っぱでボコバシ折檻するんだもんなぁ。

「2度とマジレンジャーになれないって事ですか」案じる蒔人と芳香に解らないとうつむくヒカル。 魔法は勇気に応えるものだと翼はちょっと悲観的。 「勇気がなくても気合がある。気合で戦え!」精神論で克服させようとする蒔人だけど、この世界、勇気じゃない心の働きまで無理やり勇気に含めてるせいか「無理だよ兄ちゃん」、どーにもこーにも。 マジレンジャーになれない、山崎さんにも嫌われた、どうしていいか解らないと魁は泣きじゃくるだけ……

「みんな聞いてくれ」唐突に指輪にまつわる話を始めるヒカル先生「世に騒乱が起こりし時、5つの希望来たれり。強き絆、大いなる勇気をもって、扉を開き明日をもたらす。かくして5人、伝説となる」 その背景は5色のスポットライトで逆光になった、ローブとスタッフの魔法使い5人組。マンドラ坊やの歌のあと 「その指輪はマジトピアを作った5人の魔法使いが身につけていたものなんだ」とんでもないイワクをぽろっと語るヒカル先生。そんな貴重なものだったのかと焦る5人。 「君達にも勇気に溢れた伝説の魔法使いのようになってもらいたいと思ってね」勇気は取り返すからうつむいてちゃダメだと、魁を励ますけど……

「愉快愉快、トラベリオンが手に入るなんて」地底冥府インフェルシアでは、メーミィ(声・高戸靖広)が超ご機嫌。 ガストンに本来の計画の首尾を訊ねる口調も楽しげです。 「人間どもから盗んで来た一番大事なモン、そいつらをミキサーにかけてグッチャグチャにして練り固めてダイナマイトにしますんや。名付けて大事ダイナマイト〜」なんか恐竜モチーフで暴れてた連中の記憶が唐突に……アレはダイノダイナマイトだったかな。 大事なものが融合反応を起こし、地上の大事なもの全てを巻き込み爆発させ「地上はメチャメチャになるわ」バンキュリアの良くわからない解説後、ぬいぐるみをミキサーに放り込むガストン。

「あのアホうな魔法使いの勇気、コレも入れてしまいまひょ。あポイ」ガストンが手を放した瞬間、「赤の魔法使いの勇気か」不意に現れた魔導騎士ウルザード(演・磯部勉)が赤い球を保護。 「横取りする気?」真意を問うメーミィに「俺は、ン・マ様に従い、ン・マ様に仕える。それだけだ」いつもの台詞を繰り返すウルザード。ここでメーミィがまたも意味深発言。 「んーそうよね、貴方にはそれしかないはずだものね。ならば我に従いなさい。我の命令はン・マ様の命令よ」扇突きつけ指揮権を主張するミイラ神官を、 承認するかのような池の赤い光を見て「よかろう」赤い球をミキサーに入れるウルザード。底にはディスポーザーのような4枚刃がついてて球をバラバラ……って、犬のラッキーちゃんも?!

「さぁ、魔法使いどもをまとめて片付けるわよ」マジチケットを歯で改札するメーミィ。 呼び出された魔法超特急トラベリオン・エキスプレスの運転席には、完成した大事ダイナマイトを愛しむガストンと……「私達はトラベリオンで大暴れ」ノリノリで魔法鉄神トラベリオンに変形させるパンク少女幹部・ナイ(演・ホラン千秋)と「街を踏み潰す。か〜」釜炊きに勤しみ頬を黒くしてるゴスロリ少女幹部・メア(演・北神朋美)。 「ガストン行ってらっしゃい」「OKv」ダイナマイトを仕掛に行く冥獣人を送り出し『よーし、いくわよー』なんだか女の子が運転してると、ゴツいトラベリオンが霊子甲冑のように可愛く思えるから不思議です。一応コレもスチームパンクだし。

「待て」そこへスカーペットに乗ったマジシャインと、スカイホーキーに乗ったマジレンジャー4人が到着。 『でーたーなー』トラベリオンの額から放たれたビームを4人は魔神化して回避。力自慢のマジタウラスを中心に、街どころか緑豊かな山での戦闘が始まっちゃいました。でも、マジレンジャーが住む街は海と丘陵地帯に挟まれた神戸のような都市っぽいから、この採石場って案外住宅地に迫ってるのかも?

巨大戦を尻目に街へ向かおうとしたガストンの前には「盗んだものを返してもらおうか」とマジシャイン。 不意に別方向から放たれた攻撃を、シャインが金色マントで防いで振り向くと、高笑いメーミィと沈黙のウルザードが出現。 「お久しぶり、サンジェル」「ライジェルっ」「やめてよ。そんな名前はとっくに捨てたわ。今はメーミィよ」 アイツを八つ裂きにしてゾビルに振舞ってやれと命じる魔導神官の声を合図に、ぶつかり合うウルザードとマジシャイン。 まだブランケン様健在の頃と変わらぬ大迫力の殺陣が展開です。大剣振り回すのも良かったけど、剣を相手に素手で頑張るマジシャインもすげー。

巨大戦と等身大のタイマンバトルを絶妙な角度で映してたメメの鏡を見て、エキサイトしたマンドラ坊やの愛のムチならぬ、愛の葉っぱに追われる魁。逃げた挙句に公園まで来たら「あー、何よ。あんたもしかして、ウチらつけてきたの?」なんとメガネ娘と笑い合うデジカメ娘と遭遇。 別人を装いかけた魁だけど、マジレッドマスコット見て、山崎さんの笑顔を思いながら「あの、それ」。

「なによ、コレあたしのなんだからね。見ないでよ減るしぃ」「そうだよ、あっち行きなよ」不自然にマーク替えられた某ナルドっぽいフライドポテトMサイズを投げつけるメガネとデジカメ。 軽く突き飛ばしただけで倒れる赤ジャケットをみて「うわー、弱ぇーこいつ。キモーい」と大笑い。 その間、魁は指輪を見つめヒカル先生が語った伝説を唱えてました。

不意に立ち上がり「それは山崎さんの物なんだ。返してくれ」毅然と迫る魁ちん。 「……何よ、返せばいいんでしょ」気圧されてマスコット投げつけ「要らないわよこんなモン」「馬鹿みたい」捨てゼリフとファーストフードの紙ゴミ残して去る、メガネとデジカメ。 「言えた」マスコット拾って魁が自信を取り戻した直後、「ダッイナマイト、ダッイナマイト。どっこに仕掛よ、ダッイナマイト」通りかかるガストンくん「ほえ?」指ポキポキ鳴らす魁。直後、展開されたシュールな光景は、公園の木々だけが知っている?

「トラベリオン最高」マジフェアリーを跳ね除け、身軽なマジマーメイドも的確にぶっ飛ばし、マジタウラスを殴り倒し、 上空からくるマジガルーダは釜炊きメアとのコンビネーションでスチームバズーカで撃墜。もの凄く楽しそうにトラベリオンを運転してるナイ。 バラバラではいけないと合体してマジドラゴンの火力にかける4人だけど、炎のブレスをスチームバリアで防がれ、対空パンチとスチームバズーカのコンボ喰らって合体解除。

地上では、トンボ切って片手のバネで上へ飛び、ウルザードの刃を逃れたマジシャインがキックで反撃。 セメント爆発にも耐え、爆煙にまぎれて跳んできたウルザードを、横飛びしながら撃ってたりと互角だったのに、メーミィが虚空から稲妻放ってタイマンにチャチャ入れてきました。 「もういいわよ、ウルザード。トドメは我に」「余計な事を」ムッとしながら剣を収めるウルザード。 マジランプバスター持ったシャインの右手を踏みつけ、扇を杖に変化させて胸元に突きつけ、勝ち誇るメーミィ。大事ダイナマイトが爆発する様を「見せてやれないのが我のたった一の心残り。でも、終焉」。

そこへ駆けつけたのは魁。片手に差し上げたガストンをメーミィに向かってぶん投げます。 「大事ダイナマイトってのは貰ったぜ」あの、魁ちん、公園からガストンをアラレちゃんの様に運んできたので? 素早くて運が良くて身軽だけど力が弱いってのがシーフの特徴だけど、ホントだったんだぁ(←身軽の意味が違います)。 「勇気をなくしたはずなのに」駆け寄るマジシャインに「ヒカル先生、俺わかったんだ。勇気は盗まれてもなくならない。なぜって勇気はいつだって、心の一番奥から無限に沸いてくるもんだからさ」やたら壮大なBGMを背景に語る魁。

単独で変身し、マジスティックソードを構るマジレッド。 「ドーガ・メル・ザザード」メーミィが放つ紫の光で出来た3匹のムカデを切り払いガソリン爆発&セメント爆発背景にポーズ決め、 「メガロ」で放つ炎の中をマジシャインと共に駆け抜けます。次郎跳びでマジランプバスター撃つシャインの影から飛び出し、メーミイに唐竹割り「どうだ」。 「ウルザード、何を見ているの? やっつけなさい」見物モードの騎士に命じる魔導神官。しかしタイマンバトルを邪魔されてご機嫌斜めのウルザードは「トドメを刺そうとしていたのはお前だ」「い゛」「この戦い、俺のものではないようだ」ウーザ・ウジュラと帰っちゃいました。

待てといっても待たない騎士を見送ったあと「地上界の空気を吸っていると、気持が悪くなる。帰る。後は頼んだわよガストン」 マントを広げくるくる回転しながら魔導神官もインフェルシアへご帰還です。まぁ、元々ガストンの強運に乗っかった行き当たりばったりのバトル。そんな余興で大怪我してはツマンナイって事なのかな。 「へぇ、任しておくれやす」何を根拠に自信満々なのかは解らないけど、メーミィの呪文で巨大化し、マジレッドをブチッと踏みにかかるシーフ・ガストン。 「させるか」もちろんマジレッドはマジフェニックスになってガストンの足をつかんでポーン。公園でもこんな感じだったのかな。

不意にぶつかってきたガストンのせいで倒れるトラベリオン。「ヒカル先生、今だ」フェニックスが作ったチャンスに、スカーペットに乗って突入するマジシャイン。 銃でナイ&メアを脅かしてる図は、何気にハイジャックのノリです。 『いやーん、ケチィ』メアのパラソルでメアリーポピンズしながら、ちょっとエッチィと誤解しそうな発言と共に追い出される2人。 どーも列車と言うと痴漢も付きモノって印象があるもんで、ネ。

「燃える炎の燃えっぷりをタップリみせてやるぜ」魁復活に喜んで集まる兄弟たち(大小あるのに自然な合成)。 「おいおい、さっきまでヘタれてた奴の言うことか?」羽で突っ込むマジガルーダ「まぁまぁ、いいじゃないの」マジマーメイドのとりなしでマジキングに無事合体。 「ワテは何べんでも盗みまっせ〜」二匹目のドジョウ狙うガストンにはキングカリバー。「お前の早業は見切ったんだよ」と胴薙ぎ&逆袈裟と袈裟懸け。トドメはディストラクションファイヤー。 やっぱりシーフは不意打ちじゃないと、前線だしちゃいけないクラス、でしたな。

夕焼けの石切り場で魁のマージフォンが新しい魔法を受信。 「魁が勇気を取り戻した……いや新しく生み出したから魔法が応えてくれたんだ」肩を抱いて祝福する蒔人兄ちゃんに頷き、 大事ダイナマイトに向かって呪文唱える魁「ジルマ・マジ・マジーロ」ダイナマイトは光となって上空へ……そして四方へ散る光の粒。 「闇の魔法を解除して元に戻す魔法か」「よかった、みんなの一番大事なものが元に戻ってく」犬だけはミンチのまま……いや骸なんじゃないかと嫌な想像しちゃったのはココだけの秘密。

魁の胸に赤い光が飛び込み「これで勇気も2倍ね」「イェイ、魁ちゃんバージョンアップ」喜ぶ暖色コンビを見ながら、感慨に浸るヒカル先生。 「勇気は無限か。魁、もしかしたらキミは本当にいにしえの5人の魔法使いと同じく、伝説を作るかもしれないな、新しい伝説を」 赤い石がはまった指輪を背景にじゃれる5人と、見守るヒカル先生ってほのぼのシーンの後は……

公園の階段に並んで座り「取り戻してくれたの?」「まぁね」マスコットを山崎さんに返し、こないだの事をあやまる魁。 「ううん、実はね」山崎さんが笑顔でカバンから出したのは魁マスコット(ボールつき)「こないだ元気なかったから……でも、いつもの小津君だね。よかった」 「作ってくれたんだ。大事にするよ!」マスコットを山崎さんの手ごと掴んでしまい、慌てて放す魁、微妙な表情の山崎さん。 マスコットのマジレッドと魁の頭をコッつんこさせ、お互いはにかんでばかりの初々しいカップルで今回は引き。 しかーしこのラブラブぶりも、9/3封切の映画では、無残に引き裂かれるのであった……なんちって。

今回の呪文紹介コーナー 『ジルマ・マジ・マジーロ』
「『ジルマ・マジ・マジーロ』闇の魔法を解除して元に戻す魔法でござりますです」マンドラ坊やの説明後は、滅多に怒らない麗の般若顔。 「魁ッ、また頼んどいたゴミ出しやってない!」あー、暑い時期は臭うもんなぁ。 なぜかマージフォンを取り出し「闇に囚われたちぃ姉を元に戻して。ジルマ・マジ……」まで言いかけた魁に、兄姉からゴミのプレゼント。 「はい」「ほらよ」「ンなワケないっ」って4回も出し忘れてたのか……そりゃ怒られても仕方ないっスよ、魁チン

次回予告 ステージ26『信じろよ!〜ジルマ・ジー・マジカ〜』
「旦那なんて、もう旦那でもなんでもないニャー」スモーキーに、足あったんだ〜。じゃなくて回転寿司? 麗と猫の擬似親子関係? 何気にセラムンテイストな青い冥獣人がシレーヌみたいに飛ぶ姿が見れたら嬉しいなぁ。 ついでに、釜炊きやるマジシャインってのも見てみたいなぁ。


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