魔法戦隊マジレンジャー
ステージ14『燃えろパンチ〜ジー・ジー・ジジル〜』って、マジ?



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5月15日
まてコラ、『ジパング』ここで終わりか〜い!
プラスチック爆弾の保険をかけてイージス艦『みらい』はドック入り(ついでに日本海軍の指揮下入り?)。60年前の日本はパラレルワールドに確定し、角松二佐は草加少佐を追って満州へ。 うがー、何も決着ついてへんやんか〜、セカンドシーズンを要求する〜 あ、もちろん『ローゼンメイデン』は見るけどね。
ま、それはそれとして……いってみようかな、特撮感想日記。

魔法戦隊マジレンジャー ステージ14『燃えろパンチ〜ジー・ジー・ジジル〜』
「いきなりだけど、本日のメインエベントーv」マジいきなりでしたが、パンク系少女幹部のナイ(演・ほらん千秋)とゴスロリ系少女幹部のメア(演・北神朋美)のアップからだなんて……7時台の某アニメの不味そうなラーメンや、他局の嘔吐シーンをすっかり忘れさせてくれる、素晴らしい始り方といえましょう!

「インフェルシア蟲毒房三冥獣第二弾」メアの紹介+スモークと銀チャフと文字通り鳴り物入りで登場したのはグール。 2人が可愛く慣らすゴングを合図に、冥府兵ゾビル(戦闘員)にパンチ パンチ パンチ!  背景のピンクのお月様の意味がちょっと解りませんが、技的には11時間30分後のゴムゴム何とかに、さも似たり。「でたー、得意のスネークパンチがゾビル達を寄せ付けなーい!」「おっとイキナリ、必殺のメガトンパンチだー」 マジボール並みにコブシを巨大化させ、倒れてたゾビルを壁に全て叩きつけてデモンストーションは終了〜。

「オーガは不覚にも魔法使いどもに葬られたが、コイツならいける」凱力大将ブランケン(声 江川央生)様も大満足「地上界に出て思う存分暴れろ! 今度こそ、門の鍵を見つけ出すのだー!」 そんな同僚達のバカ騒ぎが耳に入ったか、地底冥府インフェルシアの大地から魔導陣通じてパワー補給してるっぽい魔導騎士ウルザード(演・磯部勉)は、 誰も見てないし聞いてないのにカッコつけつつコメントです「この気、グールか。五色の魔法使いたちよ、今度の相手は手強いぞ」 ウーザ・ウガロ・ウーガロ……剣を強化する呪文でござりますですか〜?

Aパートは魁(マジレッド 演・橋本淳)が青空に蹴り上げたサッカーボールから始まりました。「やたー、やたやた、やったぞ〜」浮かれ過ぎてリフティングしてるボールがCGになってるよ。 蹴ったボールに重なるのは、魔法の部屋で占いやってる次女・麗(マジブルー 演・甲斐麻美)の水晶球。 「見える……人影……女の人?」兄弟3人が水の魔法使いの託宣に耳を傾けてるところへ「兄ちゃん、姉ちゃん、明日は何にもないよな?」魁乱入で途切れる集中力。 「静かにしろ、バカ。いま麗ネェが大事な占いの最中なんだ」次男・翼(マジイエロー 演・松本寛也)の注意も手遅れ、バンキュリアの言ってた「“門の鍵”とは何なのか、まずそれを知る必要がある」長男・蒔人(マジグリーン 演・伊藤友樹)の説明も空しく「ダメ、浮かびかけて消えちゃった」と相成りました。

と言うわけで「まさか、俺の明日のラブ運?」などと寝言ほざいてた末っ子に非難の視線が集中です。 翼に胸倉つかまれ浮かれてた理由聞かれたとたん、デレデレになる魁。「ズバリ、明日誰かとデートする約束したんでしょ」 長女・芳香(マジピンク 演・別府あゆみ)に図星刺され、どうしてその秘密をと聞き返せば「恋愛博士の芳様って呼ばれてるのよ、私」し、知らなかった(自称じゃあんめーな)。 でも、サッカー部のマネージャーに“マジレッドが好きなの”って「フラれたばかりなのに、早過ぎない?」と非難され、相手を白状する魁「早くねーよ。だって相手はその山崎さんだもん」『えーっ』兄姉とテレビの前の大きいお友達の驚愕の声が日曜の朝に響き渡るぅ〜。

「何で何で何で? どんな作戦で陥れたの?」「人聞きの悪いこと言うなよ!」芳香のカメラマン陥れ疑惑と供に回想シーンの始まり始まり。 愛しの魔法使いさん(=マジレッド)思って、屋上で溜息の山崎由佳ちゃん(平田薫)に「何タソガレてんだよ」笑顔爽やかに接近した魁は、現実味無いし会えないしもう諦めモードってコメント聞いて……いきなりガクラン抑えて小芝居開始。 「何か飛び込んできたっ」袖で捕まえた“何か”を取り出せば「あれー、映画のキップだ」。カリオストロの城な演出で招待券出すとは、小粋だねい。 「良かった、やっと笑った」明日ヒマ? 俺も多分ヒマだと、デートに誘う魁。この直前、風にあおられたセーラーのスカートがかなり際どいのはココだけのヒミツ。 そして「いいよ。前に断ったくせに図々しいかもしれないけど……」はにかむ山崎さん。

「てな感じなんだ〜」蕩けそうな笑顔を手で抑え、魁の回想終了〜。鼻の下伸ばして見てるチケットをパッと取り上げ「止めとけ、どうせぬか喜びだ」との不吉な翼の予言は見事的中。 芳香からデート必勝法をレクチャーされる前に、マージフォンに冥獣反応着信です。 「んー、なによー、これからなのに」「でも明日出るよか良いぜ!」と駆けつけた先はオフィス街。逃げ惑うサラリーマンやOLさんの向こうには、軽快なステップの「ボクシング冥獣か」。 「手強そう」「油断するな」注意しあう小津兄弟の前に降り立ったのは合体状態の妖幻密使バンキュリア(声 渡辺美佐) 「悪いけど、今度は邪魔させないわよ。グール、お前のコブシでドカンとやっちゃいな」

「そうはいくか!」色々はしょって「あふれる勇気を魔法に変える」『魔法戦隊マジレンジャー』に変身。 「どんなに手強くても、正義と平和の為に俺は勝つ!」と最初につっかかったレッドは、空中で胸に一発喰らって吹っ飛び 「兄ちゃんに任せろー」次に飛び込んだグリーンは、回し蹴り中の足の甲にパンチ喰らって重傷。 スネークパンチにピンクとブルーもやられて5人はコロコロ転がってます。 「いやーん、パンチの連打であっさり」「五色の魔法使い、完全にダウンか〜」いつの間にか分離してたナイとメアはベンチで実況。

「ふざけんな!」立ち上がったのは今日の主役の片割れマジイエロー「そっちがパンチでくるなら、こっちも!」 「うっそ、グール相手にそう来る?」「身の程知らずちゃんね。ま、やりたきゃやればぁ〜」ナイとメアが鳴らすゴングをキッカケに、突っ込むイエロー「高校時代、ボクシングで全国大会まで登りつめたこの俺を、なめんなー!」 パンチかいくぐって見事ボディーブローを決めちゃいます。え゛、ダンサーやなかったのん?(引退理由は網膜はく離?)

「これでトドメだー」もう一発、右ストレートってところで、ナイの手踊り人形とメアのポシェットが“チュv”『ナイとメアの、ブラッディースコール!』グラオーン(暗黒騎士はねむれない)みたいな丸いコウモリラッシュでグールをサポート。 そしてメガトンパンチとイエローのストレートパンチのぶつかり合いは、痛みワケ。いや骨が砕けた翼の方が重傷かな。しかしこの展開、24時間前にも見たような……。 腹のダメージでグールは勝手に帰還し「とりあえず、このくらいにしといたげるわ」「次は確実にブッ倒すからね」パラソルくるくるワープでナイとメアも撤退。Aパートの戦闘はとりあえずお開きとなりました。

「あのボクシング冥獣に対抗するには、ボクシングで対抗するしかない」色々反論したいけど、まぁいっか(子供番組だし、一応正々堂々とね) 「だが俺としたことが、こんな怪我しちまうなんて」砕けたコブシを悔しそうに掲げる翼見て 「かなり深刻でござりますです。“骨のある骨治し薬”を塗ったのである程度すれば良くなるとは思いますが」マンドラ坊や(声・比嘉久美子)も浮かない声。 向こうが待ってくれる保証はないし「足さえ怪我しなけりゃ、俺が代われたのに」な長男が使えねーとなれば「しょうがねー、今からお前を特訓だ!」消去法で末っ子魁にお鉢が回ってきちゃうワナ。

「え゛ー、俺?」明日はデートと風大左エ門な人差し指ツンツンポーズの魁を捕まえ「そんな事、言ってる場合か!」咆えてる蒔人だって絵里子さんが絡めば……ムフなので、あまし説得力はありません。 「大丈夫、魁ちゃんならデートの時間までに特訓終れるよ」そんな芳香もやはり少し頼りない訳で「んな上手くいくかなぁ」天井を仰ぎ見る魁のやる気はダダ下がり。 それに夜の庭ではじまった特訓ってのがまた、昭和のカオリ漂うレトロなスポコン路線。「変わりまーす」200km/hのサッカーボールを二箇所から次々打ち出す特訓マシンに変身する芳香。 腹(弱点)にあたる部分に翼が構えたミットにパンチ当てればデートに行ってよーし……って感じ。

麗がパスしたボールを蒔人が芳香マシンにセット。飛んできたボールを避けた魁がふり返れば、なんと岩にめり込んでるボール。 小林サッカーもビックリです。というか、よくボールが割れないもんだねぇ。 「グールのパンチはもっとすげーんだ! さ、始めるぞ」そりゃ、芳香マシンは動かないけど、グールは動くもんな。ところで、安全と実際に戦う時を想定して、変身状態で特訓するって選択肢はございませんか、チィ兄ちゃん。

その頃インフェルシアでも、戦中のカオリ漂う特訓が行われてました。 グールの不甲斐なさに、蒸気噴出してお怒りのブランケン様が取り出したのは、オーガの無念の思いがこもった遺品の金棒「これで1000回打てば、それがチャージされて、お前の唯一の弱点だった腹は、鋼鉄のように強化されるのだ」足を広げて歯を食いしばれって、帝国海軍の精神棒ぢゃないんだから。 「今度こそ、お前たちを倒してやる」と笑うバンキュリアの背後で1、2、3……999、1000を数えた後、ピカッと紫の光が走り「よく耐えたぞグール」黒光りするオナカ?

一方、朝8時になっても課題クリアできない魁ちん。腹や頭にボール喰らっても“憧れの山崎さん”に「逞しくなったね……男らしくて好きだよ」なんて言われるデートシーンを思い浮かべて、ニヘラ〜。 ニヤけ顔の弟の左肩にボール一発ぶつけて「もう終わりだ。帰れ!」呆れた挙句に船越チック(アタックNo1)になる翼。 三角巾を外し、魔法薬が予想以上に効いた「俺がやるからもういい。お前はデートでも何でもいけ」そう突き放せば、末っ子はスキップルンルンでデート準備に向かっちゃいます。 いいのかと、兄姉に聞かれれば「いいんだ。バカだったんだ俺が」誰にも頼らない悲壮な決意の翼でCMへ。 ところでAパート前にイブキの変身鬼笛のCMがあったのは何ゆえ?(マジレンの視聴率を取り込む作戦ですかい?)

レッドのアイキャッチで始ったBパートは、メメの鏡前で髪にクシ入れる私服(赤シャツにグレイのジャケット)の魁と言う、世にも珍しいシーンから始まりました。 特訓は終ったのかと聞く鉢植えに、チィ兄の手が治った「チョーらっきぃ」とルンルンの魁ですが、あり得ない、最低2日はかかるケガだったと聞いて、心ユラユラ。 「行くからな、俺!」マンドラ坊やの制止を振り切り、チィ兄と山崎さんを両天秤にかけながら……待ち合わせ場所へ。そして「待った?」「ううん」 ところで 『Tunnel Karaoke Panic!! 』字幕スーパー版 日本語吹替版(配給はもちろん東映)ってどんな映画のチョイスですか、魁ちん(で、やっぱ原画は公式サイトで撮影絵日記とか書いてる塚Pこと塚田プロデューサーですか?)

森では翼が蒔人相手にスパーリング。 「全然響かねーし、コレならいけるよ。心配いらねーよ」兄ちゃんと姉ちゃんの手前、平気なフリはしてますが、声に無駄な力が入ってて無理してる感が溢れまくり。 決意のポーズの芳香に応え「俺、もうちょっと筋肉ほぐしてくるわ」とランニングに出て、ひと気のない川原でグローブ外せば、包帯に滲む真っ赤なシミ「あのバカ、女にウツツ抜かしやがって! サッカーで鍛えたお前の足に、俺は期待してたんだぞ」 演技、上手くなったなあ。魁共々、野島な某ホームドラマ長男の演技は確実に超えたぞ(あ、目標レベルが低過ぎか?)。

川原から翼のグローブを拾い上げたのは……トレーニングウェアーに戻ってた魁(短けー私服だったな)。 「何だ?」平静を装ってチィ兄がポケットに隠した右手を引きずり出し「何だじゃねーだろ」。その声に駆けつけた3人にも、血染めの包帯はバレちゃいました。 「来んなよ、デートしてぇんだろ?」背を向ける翼に、デートなんて何時でも出来る「けど、チィ兄が俺に期待するなんて、滅多にねーだろ?」いやぁ、山崎さんとのデートも滅多にないんじゃないかな〜。 ともかく見つめあいの末「何だとコイツ……覚悟しろ、ビシビシ鍛えてくからな!」「そう来なくっちゃ」な特訓再開。

「小津君のバカ」止め絵と画面効果だけで構成された謎のアニメ映画(カラオケを歌いまくるんだ! ってどんな話しだよ)を山崎さんが1人で見てる頃「お前の足なら絶対イケる!」特訓は佳境に入り、 「ボールの速さに目が慣れてきた、これならイケる」ついにボールを紙一重でかわせるようになった魁ちん。 そして翼が構えるミットを、ベルトが切れるほどのパンチでフッ飛ばして訓練終了〜。トレーニングウェアーの汗染み5倍増しの末ッ子に駆け寄る4兄弟。 直後に冥獣反応着信。で、出来すぎ……もう49分だからしょうがないケド。

黒ローブの魁を中心に、5人が向かった対決の場所は、西部開拓時代っぽい建物の間を、砂混じりの風が抜けるどこのテーマパーク(撮影協力のテロップに『ウェスタン村』が……)。 「来たわね」セコンドにバンキュリアがついたグールも大人しく5人が来るの待ってますが、お互い本来の目的を忘れているよーな?(門の鍵探しに人ごみでパンチしまくりが任務やなかったんかーい!) ともかくマジレッドへ単独変身する魁。「相手は黄色の魔法使いじゃないの?」ボクシングの試合を楽しみにしてたっぽいバンキュリアは「チィ兄の分まで俺が叩きのめしてやるぜ」ってレッドを鼻で笑いつつ、 分離して「じゃ、試合開始よ」「開始よ」またもゴングをカーン(セコンド……飽きちゃった?)。

生身のままで見守る4人の前で、ステップと回転を混ぜてスネークパンチを避けるレッド。 「踏み込め! 恐れず前へ出るんだ」翼の指示で突っ込んで、集中線パーンチ! 後じさりして悔しげに地面殴るグール。喜ぶギャラリー。しかしレッドは腕のダメージにうめき声を上げ、 グールの腹には禍々しい装飾つきの装甲が……。 「何で?!」翼の疑問に答えたのは物見ヤグラのナイとメア「鍛えてるからね」「からねー」おぉ、久しぶりの追っかけセリフだー(やっぱ1回くらいないと寂しいよね「よねー」)。

「地獄の第2ラウンドの始まりよー」「はじまりよー」2人して『2』と書かれた板もってラウンドガールしてるナイとメアがなんともプリチー。 そして第2ラウンド開始直後、紫のオーラに包まれたグールが放つメガトンパンチでブッ飛ばされるマジレッド。 「1…2…」と、1人、いや2人揃って4役くらいしてるナイとメアのカウントの中、兄弟たちはお約束ながら「立てー、立つんだ魁ー!」何か豚の群れが襲ってきそうな声かけてます。 「何のためにここまでやって来たの」「そうよ、大事な物を捨ててここにいるんでしょ」 カウントが9を数えた時「俺は勝つために来たんだー!」吠えて復帰のマジレッド。

でも、強化されたグールの腹にパンチが効かない以上、打つ手がないと嘆く翼の携帯に新しい呪文が着信。 「ジー・ジー・ジジル」唱えてみれば、なんとマジレッドの両手に、 Mマーク入りのでっかいグローブが出現。「お前の勇気だ。初デートを断って戦おうと決めた勇気に応えて与えられた奇跡のコブシ、マジパンチだ!」 そんな細かい理由まで添付されてましたか、かの呪文には。 「何よ、そんなのグールに効くわけないもんね」「そうよ、やれるもんならやってみなさい」物見ヤグラで負け惜しみ言ってるナイとメアを尻目に、 マントひるがえし「やってやる!」火花散るコブシを打ち合わせるマジレッド。

空中横回転して降り立つ時のBGMはOPテーマ。その背景は赤いライトも華やかなスモークたなびく謎フィールド。 炎背負っての集中線パンチで、満月背負ったスネークパンチに打ち勝って、アゴに一発入れるマジレッド。 Mマークを合わせて「炎のパンチを受けてみろ」とメガトンパンチ撃破して、トドメは「ファイアースクリューアッパー!」大気も揺らぐCG衝撃波と供に、空の彼方へ消えるグール。『うっそー』ナイとメアが見送り、兄弟4人は大喜び。 グールの飛ばされ先はどこぞのビルの前。といっても4人が徒歩でおいつける場所みたいです。そこでカウント開始『1 2 3 4……』

映画に飽きて、一人街をフラフラしていた山崎さん。 ふと見た携帯の占いサイトには“今日のアナタは、ガッカリすることもあるけど、最後には運命の再会をするでしょう” 「また会えるのかな、小津君に」うわー、健気だねぇ。なにやら騒がしい10カウントを耳にして、携帯の液晶から顔を上げれば…… 憧れの魔法使いとグールとその他大勢。冥獣爆発後「みんなのお陰だよ」喜んでるレッドに駆け寄る山崎さん。 気づいてレッドも「山崎さん、来てくれたの?」スローモーションでガシィと抱きあってクルクル喜んで「やったぜー」

しかーし「魔法使いさまv」愛しの人の言葉にガーン「……俺、今、マジレッドじゃん……」。 勝利を得た並木道で、気合の入ったデート衣装の彼女に抱きつかれ 「運命の再会」と愛を囁かれながら、岩のようにカチンコチン 「結局、元通りの関係になっただけか」「でもまぁ、改めて山崎さんが好きになったのは、マジレッドで。 それって魁ちゃんなんだから、ね?」「気休め、やめろって。フラれたのは変わんねーだろ」背中を向けつつ 「また頑張って、彼女の気持ち、奪い返せばいいんだよ。あの特訓に耐えた根性があれば、出来るハズだよ」末っ子を確実に見直してる翼たち。 そんな声なんか聞こえないほど、ふられて固まってるマジレッドで、今週は引き(仮面の下は涙の滝?)

今回は、最後まで等身大戦闘only。マジキングもマジドラゴンもナシ。 なぜインフェルシアが一度に攻めてこないのかって疑問以上に戦隊モノの根幹を揺るがす、話だったような……やはり劇中CMノルマは、GW終るとゆるーくなるのかぁ。ただし、魁ちん、タイマン勝負は清々しいけど、決闘罪で逮捕されちゃうから警察には内緒でござりますですよ〜。

今回の呪文紹介コーナー 『ジー・ジー・ジジル』
「今日の呪文はジー・ジー・ジジル」翼、麗、芳香に囲まれたマンドラ坊やがまずは普通に解説開始 「魁ちんの両手に魔法グローブ、マジパンチが装着。必殺ブローを決めるでござりますです」 その魁ちんは肩にジャケットかけて青白いスポットライトの中、椅子でうつむき「山崎さん……」まっ白に燃え尽きてたか〜(あしたジョー)。 緑のLサイズ蝶ネクタイなレフェリー兄貴が「ストーップ! ストーップ!」で……オチ?

次回予告 ステージ15『花嫁の兄〜ジルマ・マジ・マジュナ〜』
芳香ちゃんが結婚〜!? 「認めん、許さん、絶対、ネバー! キミに食わせるアニキサラダはない」画面を揺らす怒りを携え、長男・蒔人がカレシの前に立ちふさがった〜 小津家だけに、また小津安二郎ネタで、舐めるようなカメラワークしちゃうのかなぁ。洋室の“魔法の部屋”には似合わないと思うんだけど。


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