忍風戦隊ハリケンジャー巻之七『雷とニンジャ』 かも?



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期末の最後を締めくくる本日の話題はやはり、毎週恒例特撮番組タイジェスト〜
小泉首相のテレビ出演も見ずに書いてます。それはともかく

ついにね、ついにハリケンジャーが飛んだんですよ、ハリケンウィンガー(ハングライダー)で出撃したんです。
ああ、コレが喜ばずにおられようか。
 青空に     の原色が良く映えることっ!!
やはり忍者たるもの滑空しないとね〜 え、そんなのにコダワルのはガッチャマンをリアルタイムで見ていた三十過ぎの視聴者だけ?

えっと、お話ですか?
巻之七『雷とニンジャ』
忍術学校・忍風館がかつてあった近くの山や滝で、イエロー(吼太)は土の中を進み、ブルー(七海)は水面を走り、 レッド(鷹介)を最後にスクラム(人間トランポリン)で飛ばす、組体操……じゃない必殺技の特訓に励んでいました。
「この調子で三人でがんばって行こうぜ!」「おうっ!」×2

などと、ハリケンジャーが結束を固めている頃、 地球を腐らせアレの入手を望むジャカンジャ(邪間者?)本部センティピードでは預言者マンマルバが
「二色のいなづまひらめく時、二つの影 闇よりいずる」とか厳かに言ってます。 でも、チュウズーボの配下次元忍者フタブタ坊の作戦実行に夢中な上忍(幹部)も首領タウ・ザントも真面目に相手をしてくれません。 マンマルバは「だったら連れてくるラ」暗黒7本槍の残る二本を探しに外へ出て行きました…… ひょっとしてマンマルバってくだらない予言のせいですっかり『狼がきたぞ〜』の嘘つき少年状態?
その嘘つき少年ならぬテグスでつられた唯一非ヒューマノイド上忍マンマルバの前に閃く赤と青の雷、そして現れ出る二つの人影。 これぞ予言の戦士と、マンマルバは喜んで本部センティピードへと案内します。

さて、白い蓋つき中華風の壺っぽい防具をつけた豚顔の怪人……じゃない中忍フタブタ坊はどこでもドアみたいな能力を使い、人を全然関係ない場所に移動させては街を混乱させています。
そこへ『ハリケンウィンガー』で登場のハリケンジャー
『ハリケンウィンガー』がカッコ良くって……あ、もういいって?

さて、フタブタ坊はハリケンジャーを挑発し次元が重なる壺の中のバトルへと誘い込みます。

そのバトルフィールドは……まず街角で、子どもに化けたマゲラッパ自転車部隊の不意打ちに、 映画館の『ハリケンジャーの最期』(極道映画風のスクリーンから実弾)やら『野生の証明』風 戦車の砲撃なんて攻撃ですが、ハリケンジャーたちはめげません。 クロノトリガーやスラップステックのラスボスのごときフタブタの場所かえバトルもかえって新鮮な気分とノリノリです。 次は遊園地(やっぱ後楽園でぼくとあくしゅ?)がいい、とか、プロレスリング(吼太はプロレス好き?)にしろとリクエストする始末。
その上、技の動作中に射撃と言う、敵は絶対してこない卑怯な戦法(苦笑)で次元忍者フタブタ坊を敗走させます。

基地に帰ってジュースで乾杯〜なんかしちゃって、腕が上がったと大喜びの三人です。
ところで下忍(戦闘員)マゲラッパ自転車部隊の赤い自転車……いいなぁ。おそろいで。

センティピードに逃げ帰ってきたフタブタ坊のオシオキタイムですが、そこへマンマルバが二人の派手な忍者を連れてきます。
ゴウライジャーと名乗る二人は雇われてもいいと、言い出します。この就職難の買い手市場の世の中で超強気。 ちなみに報酬は金ではなく、忍者の奥義=アレ……
「なぜアレが欲しい、人間の分際で」「人間の加勢など要らん」「あれは我らの物だ」とジャカンジャ達は報酬を拒否。
ゴウライジャーは情報を持っている事を匂わせ「いずれ俺たちに泣きついて来るんだな」と捨てゼリフを吐きますが、 つまりは就職活動失敗です。

さて、次元忍者フタブタ坊はハリケンジャーに再戦を挑んできます。 唐傘使っての名乗りはあったけど、今度はハリケンウィンガーで出撃しないのね。同じパターンじゃお子様が飽きるか。 ハヤテ丸斬モードで斬りつけガンモードで攻撃しますが、剣を掴んでぶん投げ幻覚の術で攻撃を避けたフタブタは秘策を披露です。
フタブタの秘策とは、次元の蓋で太陽のプロミネンス(約一万度)呼び出し攻撃。

苦しむハリケンジャーを今回も高みの見物なゴウライジャー。
「話らならんなハリケンジャーも」
「あの程度の敵に、てこずってはな」とガケの上からコメント……高いところ好き?

ただ、プロミネンス攻撃をやめ、「さらなる攻撃」と遁走剣やらブタッ鼻と色々始めたスキ…… というか投げた蓋に「スクラムだ!」人間トランポリンで乗ったレッドに「こいつは返すぜ」とやられ、 トリプルガジェット・ファイヤーで「成・敗バイ」されたフタブタ……「ぶひー」とか「〜だフタ」という口癖同様、間抜けです。 ハンター×ハンター風に言うなら色々手を出さず、自分の特性に合った念能力に磨きをかければ良かったのかも。

ホッとしたところでいきなりゴウライジャーが崖の上からどうやってか降りてきて目にも止まらぬ早業で三人を斬り付けます。
「ロスタイムギリギリの大逆転、という所だな」「しかし、残念だが延長戦だ」
と、ワールドカップを意識したセリフをのたまいながら攻撃してきます。
超忍法空駆けで空中攻撃しかけるハリケンレッドは、「兄者、俺に任せろ」と青いのの跳び蹴り負けて岩にゴン。
「よく見ていろジャカンジャ」「お前らが手こずるハリケンジャーを我らがどう料理するか」 どうやらジャカンジャ社への就職活動用のデモンストレーションの様子。

「おとうちゃん」「まさか、あやつらは」とモニター前でおぼろと館長が騒ぐ中、

「教えてやろう、俺たちの名はゴウライジャー」
「迅雷流伝説の覇者だ」
と迅雷流伝説の覇者ゴウライジャーの名乗りです。

「ばかな」「この星の忍者同士が、やめるんや」とおぼろさんと館長の声は戦場には届きません。 ゴウライジャーは速さでハリケンジャーを翻弄し「イカズチ丸の錆びになれ、ハリケンジャー覚悟っ」

チュドーン。
水を差したのは再生巨大化したフタブタの攻撃。
「ハリケンジャーもろとも俺たち始末する気か」「甘く見おって」
とご立腹のゴウライジャーは去り、お約束の巨大ロボット戦です。しかし、 今回は合体前の各シノビマインによる必殺技が久方ぶりに見られました。
しかしハリケンホークの『火炎鷹』(科学忍法火の鳥)もハリケンドルフィンの『大津波』もハリケンレオンの『連獅子』(岩をも巻き込む砂嵐)も全部体当たりなのね、結局。
合体して旋風神推参の後は、フタを投げて闘うフタブタに対して、タテガミハリケーンで応戦。 キメ技はソードスラッシャーの『究極奥義・分身幻斬り』でした。

さて、「まってくれ どうしてお前達、俺たちを」
と問い詰めるハリケンジャーの前で革ジャン姿に戻るゴウライジャー。
カブトムシのエンボス背負った方が迅雷流503期生 カブトライジャー 霞一甲(かすみ いっこう)
クワガタのエンボス背負った方は迅雷流505期生 クワガライジャー 霞一鍬(かすみ いっしゅう)
クワガタがカブトムシを「兄者(あにじゃ)」と呼び、姓も同じで兄弟のようです。似て無いけど……
「ふっ」なんて笑い消えた二人に、呆然とする鷹介たちで」、つづく。

私は若者の顔が全部同じに見えるので髪形で言えば兄ちゃん一甲は黒い短い髪をディップでツンツンさせた秋山蓮風で、 弟の一鍬はサラサラ茶髪を長めにした城戸真司風です。
こういうコンビってハヤリ?


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