忍風戦隊ハリケンジャー巻之三十三『マンモスと6人』かも?



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巨獣ファンゲロスとの戦場へ、シノビマシンを駆って向かう信号トリオ(ハリケンジャー)と虫兄弟(ゴウライジャー)からはじまります。
永代橋の屋台で一緒にラーメンを食おうと約束するレッドとカブトライジャー、赤同士の仲は急接近。
ジャカンジャ本部センティピードのモニターで盗み聞きした、二人の仲良さげな会話に、先週のレッドが対決を望んできたのは、ワザと攻撃を受けてサソリの毒消しを作る為だったと知ったマンマルバはお部屋に引きこもっちゃいました。

しかしリーダーの仲が良くてもサタラクラが犬笛で操る巨獣ファンゲロスは強敵。轟雷神&旋風神の攻撃は効きません。電撃食らって大ピンチ。
そこで久しぶりの風雷丸登場で轟雷旋風神に流派超越風雷合体。いきなり究極奥義ローリンサンダーハリケーンを使いますが、これも全然効きません。
轟雷旋風神に馬乗りになってボコボコにするファンゲロス。その優勢ぶりに興奮したサタラクラが笛を吹く息に力を入れすぎてスッポーン! 何と犬笛は壁に当たって壊れてしまいました。 統制を失い、三体に分離したファングールたちは走り去ってしまいます。
助かったみたいだな、と正義の戦隊御一同。
お怒りなのはジャカンジャ首領のタウザント。時間の猶予は無いと焦りつつ、流星群を使った邪悪なる意思からのメッセージを幹部たちに伝えます。 ケダモノになりし者ドモが町を埋め尽くすとき、最終奥義への扉が開く……そして三つ首のケダモノ 地を征する時 最終奥義 ついに出ずる。 ただし、時同じくして最大の敵もまた蘇るなり

シュリケンジャーから同じ言葉を港の公園で聞く信号トリオと虫兄弟。正義側の対処法としては、 アレ出現を阻止するにはファンゲロス打倒。そして『最大の敵』とは『おれたちの味方』であり『あらたなカラクリメカ』。 しかしその起動の為には6人のシノビメダルが必要だと言うシュリケンジャー。シノビチェンジ(変身)できないリスクを承知で5人はシノビメダルを託します。
おぼろさんが文献捜索に当たる間、生身の5人はファングールに影を食われて凶暴化した人々から、まだ無事な人々を守るため奮闘です。 なんと九十九スタッフサービス(レッド=鷹介のアルバイト先)の社長まで凶暴化。仕方なく女社長を柱にくくりつける鷹介。

センティピードではマンマルバがお香の煙に予言のビジョンをふたたび投影しています。夕べの光の中、倒れるマンマルバの向こうにはカブトライジャーの姿が……憤然と煙をかき消すマンマルバ。
さて、サタラクラは器用早くも犬笛を直しちゃいました。森でさっそくファングールたちを呼び出します。そしてクルクル〜と回転合体させてファンゲロス出撃。
その最初の獲物は……頭上のうるさい天空神(ヘリコプター)
「御前様、6つのシノビメダルをゲットしました。これよりプロジェクトの最終段階に入ります」と通信しながら飛んでたシュリケンジャー。 避ける間もなくファンゲロスの腕の一振りで撃墜され、ふらふらになって脱出しますが、すぐにファイアーモードを発動し、どこかへと急ぎます。

今度は街に現れたファンゲロス。それを食い止めようと出撃する信号トリオと虫兄弟。けれど生身では合体の衝撃に耐えられないということで、今回久しぶりにシノビマシン単体での攻撃オンパレードです。
カラクリ忍法連獅子(タテガミ回転させての土石含む水平方向の竜巻)にドルフィンアタック(空飛ぶイルカの体当たり)ゴウライキャノン(カブト虫のツノからの砲撃) スタックサンダー(クワガタのツノからの放電) 烈火弾(熱線?)
そこそこ効いてる?

洞窟の奥へやってきたシュリケンジャーはパネルに6つのシノビメダルをセットし、封印されていた『ニンジャミセン』(形は派手な三味線で音はエレキギター)を手にします。(メダル外してもシュリケンジャーの変身は解けないのね) 三味線の天神を引っこ抜きバットを装着、シノビメダルをバチ代わりにしてかき鳴らせば6つのメダルに呼応したカラクリボールを装填する謎のメカ?

街では苦戦する5体のシノビマシン、もうダメと思ったその時、屋上についに現れたシュリケンジャーが『リボルバーマンモス』を呼び出します。
第三東京市のように地下へ収納されるビル群。現れた白いメカ巨象はビルを保護するシャッターの上を出撃……て、動きがスムーズすぎるよう、せっかくの巨大メカなのにぃ。
センティピードでは「出た〜よ?」と変に明るいフラビージョ、電撃発してお怒りのタウザント、慌ててくるくる回るサーガインと手が変形阿波踊りのウェンディーヌ、「象さんなんかに負けなぞう」と駄洒落は忘れないサタラクラ。そしてそっと物陰からマンマルバと大騒ぎ。

メダルを返してもらった5人はコクピットで変身、同時に全ての過程をはしょって轟雷旋風神推参です。しかし片足伸ばしてコサックダンス(?)しつつ三味線演奏するシュリケンジャーがちょっとすごい。
オープニングテーマの二番(?)を背景にソードスラッシャーとゴートハンマー(ゴートクラッシャーとトータスハンマーを合体させたケンダマ)の二刀流でファングールと戦いふっとばします。 と言うわけでリボルバーマンモスにライドオン(違っ)。マンモスの鼻から大量のカラクリボールを放出し、必殺究極奥義『カラクリボール サンダーハリケーンストライク』(長いわっ!)で見事ファングールを倒しました。

センティピードではタウザント様の稲妻に逃げ惑う幹部達の中でフラビージョだけは落ち着いてファングール達を評価。「やっぱバツ」さすが一の槍大物です。
街では人々が元に戻り、九十九社長は「いったい誰があたしを縛ったんだ」とお怒り。「ほどいたら給料上げてもらえます?」て鷹介君……縛ったのが自分と分かったらクビ確実かもよ。

めでたしめだたしと笑う一行から一人はなれたカブトライジャーは、 夕方の金色の光に満ちた海岸で、マンマルバと決着をつけていました。地球の全ても生命と共に生きる為に戦うと誓ったカブトライジャー強し。マンマルバは初めて武器を手に戦いますが、カブトライジャーの胴薙ぎと甲雷撃波(砂煙無し)で一方的にやられちゃいました。 「やはり予言に逆らうことは……叶わぬラか だが……」と爆発。カッコ良かったのになぁ。

もう夜に近い群青色の空の下、永代橋の屋台では復活してから半日間、何にも食べずに戦っていた(の、だろうなぁ)鷹介がやっとラーメンを前にしてますが、一甲の分も注文して食べずにずっと待ってます。 「一緒にラーメン食おうって俺、約束したんだ」健気だねぇ。
そこへ「待たせたな」と座るなりとっととラーメンすすり始める一甲。
ずるいと、慌ててラーメンをすすり猫舌なのか口を押さえてもがく鷹介。ラーメンの香り漂う街角で、一甲とマンマルバの生死をかけたエピソードは終わりました。 

巻之三十四『キノコ100点』はウェンディーヌ姐さんが主人公のもよう。少し大きいお友達の(もしくはお父様方)の視聴率が高そうです。 まさか、マンマルバに続いてご退場なんて事にはならないよ……ねぇ?


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