忍風戦隊ハリケンジャー巻之二十『パンチと好敵手(ライバル)』かも?



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7月7日
年に一度の七夕でもある日曜日。
今日もいってみよー 特撮ダイジェストォー
しかし、これってダイジェストかなぁ。長いし……

忍風戦隊ハリケンジャー巻之『パンチ好敵手
霞一甲(かすみいっこう=カブトライジャー)と霞一鍬(かすみいっしゅう=クワガライジャー)が霧にけぶる谷を見下ろし、 今後何のために戦うか話し合ってます。今まで宇宙忍群ジャカンジャに協力してきた自分達に地球を守るために戦う資格があるのかと…
結論 忌まわしくも強大なゴウライジャーの力……必要なものは力を使い続ける覚悟。 もう宇宙一の忍者なんて夢はどうでもいいせいか、兄ちゃんてば分かりにくいです(資格と言い出して直後に否定するしィ)。

一方「カンパーイ」と鷹介(ハリケンレッド)七海(ハリケンブルー)吼太(ハリケンイエロー)はスナック菓子とジュースで上忍(敵幹部)チュウズーボ打倒祝いの最中(イチゴ味のポッキーが撮影時期を物語る……)。 暗黒七本槍もあと四人、くノ一2人にサーガイン、あと誰だっけ? と浮かれる三人に、 ハムスター館長はついに「喝ッ!!」。おぼろにも説教を求めますが、流派超越合体した轟雷旋風神の画像に夢中なおぼろは
「おとうちゃん、何か言うた?」
ついにハムスターの額に怒りの青筋が……仕事を口実に信号トリオ(ハリケンジャー)は基地を脱出。ハムスターからは野太いため息です。

ジャカンジャ本部センティピードでは首領タウ・ザントが暗黒七本槍の六之槍を呼び寄せたと幹部達に告げてます。 我ら達では心もとないのかと、サーガイン、フラビージョ、ウェンディーヌの三人は元祖幹部の力を見せつけちゃいましょうねー。と、張り切り中。 七海に覚えてもらえない影の薄い幹部マンマルバはマユの中で変身中……

さて、言葉どおり仕事に出かけた鷹介は波止場で荷物運びのアルバイトです。偶然同じ職場に一甲? コレ幸いと荷物を肩に質問づめにする鷹介。
「なぁ、お前たちどこ住んでるの? 一甲ってさ、歳いくつなの? 星座と血液型は? ちなみにオレは双子座のB型、知的でナイーブなオレそのものだろ?」当然ナンパ不成功。
男同士はやりコレとばかりに、荷物運び勝負になります。両肩に三個づつでフラフラの鷹介。 両肩に五個づつ載せて余裕の一甲(でも真ん中の袋2つがペライぞ?)

そのころ、ビルのロビーでマゲラッパに囲まれた若者三人は、サーガインの作り上げた新たなクグツ、 災厄忍者カンガルーレットに赤ボタンを押せと強制されてました。胸に掲げたルーレットが止まったのはオーヤージー。正座させられ「最近の若者はなっとらん!」と説教される若者たち、 そしておやじのこぶし……ウェンディーヌじゃないけど、何あれ、期待はずれ〜(?)

競争はやめて二つづつ肩に運ぶマジメな仕事振りに戻った鷹介と一甲ですが、『覚悟』と言う言葉でまたも沸騰。 棚からぼたもちでハリケンジャーになったと言われちゃう鷹介。「ちがうのか?」と言われても反論できません。

さて、災厄忍者カンガルーレットはやっと本領発揮。サラリーマンがルーレットを止めたのは『火事』。拳から火球出して火を放つカンガルーレットは、 「街が火の海になったのはきさまのせいだと言うのを忘れるなよ」と責任をサラリーマンに押し付けます。 (でも、きっとおぼろさんの黒子メカに記憶消されちゃうんだ……)
女子高生は洪水にルーレットを止めてしまい、「ウォータ〜」とカンガルーレットの拳から出た水球で街は洪水。人間達自らの選択で災厄を起こし、地球を廃墟にする……らしいです。

その威力を見て手のひら返すくノ一二人
「期待通りね〜」(……)

波止場ではやっと鷹介の反論開始、最初は棚ぼたでも、たくさんの宇宙忍者を倒して危機を乗り越えて成長したと主張しますが、 運が良かっただけと言い切る一甲。
その時不審な地震が。

もちろんカンガルーレットがバッグの女性に選ばせた地震〜の足踏みの結果。高層ビルのガラス破片が降り注ぎます。 駆けつけた二人が仲間を呼ぶヒマもありません。シノビチェンジで変身し、カンガルーレットに戦いを挑むライバル二人。
やみくもに攻撃するハリケンレッドと違い、バリアチェンジならぬ攻撃属性チェンジがこちらの攻撃のたびに回るルーレットの結果と見抜いたカブトライジャー。 雷属性になった瞬間、なおも攻撃しようとするレッドを邪魔します。
「仲間割れかルー?」と余裕のカンガルーレットに突っ込むカブト。 迅雷流の彼にはカンガルーレットの雷属性の攻撃は効かず、そのまま雷撃斬(逆袈裟と袈裟斬りの連撃)でズンバラリン。「退却だルー」

攻撃を止めさせた理由に納得するものの、雷パンチのダメージをもろに受けた鷹介は、 あのくらいの攻撃なら耐えられると踏んでいた、と一甲にいわれて怒ります。
「一甲、あんた本当に嫌な奴だな」「オレの言葉は未熟者にはこたえるんだ」ついに生身での殴り合いになりました。

遅ればせに駆けつけた仲間に止められる二人。立ち去る虫兄弟(ゴウライジャー)。一鍬によれば熱くなって殴り合いになる兄は珍しいらしいです。

センティピードではマンマルバのまゆについにヒビが入り、修理のついでにパワーアップしたカンガルーレットがやる気満々。 さらに「新人が来る前にハリケンジャーとゴウライジャーを倒しちゃおー」とサーガインとくノ一2人も出撃。現時点での総攻撃かも?

波止場に現れたカンガルーレットに対峙し、シノビチェンジする五人……今回名乗りシーンが無いです。何か巻き入ってます。
パワーアップした「火事〜」のダブルパンチに苦しむ信号トリオと虫兄弟。トリプルガジェットとダブルガジェットという必殺兵器を撃ちますが、 宇宙くノ一特製『エレガントバリヤー』でなんとウェンディーヌに跳ね返されて逆に大ダメージ。
この機会に各個撃破とばかりに襲い掛かる幹部たちとカンガルーレット。

ハリケンイエローとハリケンブルーはサーガインにあしらわれ、女の恨みは恐ろしいのだ、と、くノ一2人はクワガライジャーとカブトライジャー相手にバトルです。 口から光の糸のフラビージョ(後ろからの図かーい、出してる所見たいのに)、巨大ウェンディーヌの足……くっ、すねまでか(そりゃそーだ)
カンガルーレットとタイマンのハリケンレッドは車に叩き付けられたりして一番のピンチ。 (なんか白い車と銀の車ばかりベコベコになってゆくような……?)

「確かにオレ達は運良くハリケンジャーになった。でもそれだけで戦っているわけじゃない。 決めてるんだ、心に決めたんだっ、地球を腐らせたりしないって。だから戦う、絶対に負けない」 戦意は充分ですがボコボコ。おぼろさんは何か無かったかいなと大慌て。

その時、レッドの疾風丸が雷の文字が受信します。 疾風丸は前半のカブトライジャーと同じようにトドメの雷パンチに耐えた上に、雷撃斬を放って危機を脱出します。

再び五人集合トリプルガジェットとダブルガジェットを構えます。そしてカンガルーレットと幹部達は再び『エレガントバリヤー』
その時、五つのガジェットを重ねるんだと、カブトライジャー。ついに五重連ビクトリーガジェット登場です。
「チャージっ、ビクトリー!!」チュドーン「よっしゃ〜」「イェーイ」「やっほー」。カンガルーレットはバラバラのくず鉄になりました。

幹部は吹っ飛ばされたものの軽傷。もちろんウェンディーヌはコンパクト出してコピージャイアント発進です。 巨大化再生したカンガルーレットに対抗してシノビマシン五台も発進、合体。何かバンクがはしょられてる……。

ソードスラッシャーの二本同時攻撃を弾かれ、『火事〜』で反撃されるも、 流派超越合体『轟雷旋風神』の必殺奥義ローリンサンダーハリケーンで あっさりカンガルーレットはチュドーン……は、早い。

その頃、センティピードのマユからは粘液にまみれた金色のヒューマノイドが出てきて「待ちかねたぞ」なんて首領に歓迎されていました。

そして、おぼろさんに雷モードを送ってくれた事を感謝するレッドは「何の話?……結局何も送れんかったんや」との言葉に???
「じゃーな、鷹介」と立ち去る虫兄弟。一鍬は兄がめずらしくにやけているのに気づきます。しかも鷹介と名前を呼び捨てにしてる親しさにビックリ。 なぜ技を送ったのかと兄に聞けば「結局あいつらはボタモチを見つける資格を持っていたということだな」「あ?」

敗北して戻った幹部三人を出迎えたのは魔導師風のフードの男。そう成虫になった三の槍マンマルバです。 「来るバ、奴もまた、間もなくここに現れるバ」と六之槍出現の今度こそ当たりそうな予言。 そのときこそ地球は腐る……あれが生まれるのだ…とタウザントのクマドリ顔のアップで……つづく

次回予告、新幹部サタラクラ?……何か異様に明るいんですけど?


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