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特捜戦隊デカレンジャー  エピソード.33『スワットモード・オン』



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10月3日
10月最初の日曜日。朝はやっぱりテレビの前にがぶり寄り。梨より柿より栗よりも、結局これに夢中です。いってみようか特撮感想日記〜

特捜戦隊デカレンジャー エピソード.33『スワットモード・オン』
前回のあらすじから始まったパワーアップ訓練後編。新ジャンクションでは既に披露のスワットモードですが、本編ではまだまだ……
「今日からお前たちはスペシャルポリスじゃない……今日からお前たちはただの訓練生だ」サルっぽい顔のトート星人ブンター教官(声 楠見尚己)の指示で、相棒クラレンス(ロボ警察犬)がカラフルなデカレンジャーのジャケットをテントに引きこみ、 5人は、Ep1冒頭やEp11の回想シーンで見た事のある、訓練生用の地味な黒ベスト姿で直立不動……でも下は冬じゃないのでTシャツです。 っていうか、霜も降りてない惑星カダの海岸地帯……“夜は零下40度”ってのは抜き打ち訓練時のウソかぁ。

「腐った性根を叩きなおしてやる。ついてこれないなら、宇宙警察を辞めろ!」 ブンターのハッパに『ロジャー』と答えたら「ロジャーじゃない、サーイェッサーだ」とフルメタルジャケット(米1987)な展開に。 延々「サーイェッサー」と叫ぶ5人の中、ウメコ(胡堂小梅・デカピンク)とホージー(戸増宝児・デカブルー)の声が目立ってます。 いやぁ、ミュージカル・アニーの厳しい稽古を潜り抜けた菊地美香に匹敵する発声の林剛史……おしゃべり系関西人、あなどり難し。

一方、地球のデカベースでは「サノーアのギュータニウムが見つかりました」と宇宙警察本部から戻ってきたテツ(姶良鉄幹・デカブレイク)が、犬顔アヌビス星人のボス(地球署長ドギー・クルーガー)にモニター操作して報告です。 10月の風物詩ジャックランタンのマトリョーシカに破壊兵器のエネルギー物質隠すとは、ズンダーズファミリーのボス・カラカズ星人サノーア(声 田中総一郎)、かなりの地球びいきです。たまたまボッツ星人ゾータク(声 川津泰彦)だけを連れて、地球にバカンスに来ていたマフィアのボスではなく、 地球に根を下ろしたイナカの零細マフィアなのかも……。

ギュータニウムが本部にあると知らないサノーア達が、地球署へ取り返しにくるはずと思ったボスは「デカベース全職員に告ぐ、警戒をレベル・スリーにアップだ」と館内放送。 その横で「バンたちが早く帰ってくるといいんだけど、訓練上手くいってるのかしらぁ」とほのぼの案じる羽耳メカニックスワンさん。 デカルームで繰り広げるボスとの水入らずワールドをテツの帰還で壊された以上、年上趣味の特キョウ君の注意をそらすためには、先輩面してテツに絡むバン(赤座伴番・デカレッド)が不可欠……ってんじゃないでしょうねぇ。

そのバンたちは、日本規格のテトラポッドがなぜかあったりする惑星カダの砂浜でランニング。「もっと足上げろ」「何だそのへっぴり腰は、飯食って寝るだけか!」なブンターですが、さすがに例の歌は無し(どんな替え歌になるかちょっと楽しみだったのに)。 ころんで「あー、頭いたーい」と文句言うウメコ「この星は酸素が薄いからね」なだめるセンちゃん(江成仙一・デカグリーン)。地球の半分という低酸素環境で「毎日毎日、体力トレーニングばっかり」とジャスミン(礼紋茉莉花・デカイエロー)はボヤいてますが、 最初は教官が先導していたランニングも、SPDマーク入りジープで先導されるくらい基礎体力は上がってます。 「こんなんで、本当にスワットモードになれるのか?」ウメコと供に走り出したホージーは首を傾げますが、何も考えて無いバンはウメコが転んだ事にも気づかず「負けるもんか。俺は宇宙一のスペシャルポリスになるんだ!」ひたすら突っ走るのみ。

ケチャップライスに謎のシチューと言う訓練食を、見るのもいやだと遠ざけるウメコ、突付くだけのジャスミン、既にテーブルに突っ伏しているセンちゃんとは対照的に、 ひたすら食いまくるバン。義務のように口に運びつつ「食べとかないと体がもたないぞ」仲間を気遣うホージーと5者5様の食事タイムも 「時間だ、クズども。その重いケツを上げろ!」と砂丘の上から響く教官の声で終了。

「20Km先のゴール地点に一時間後だ。この程度のタイムをクリアできなければスワットモードなど夢のまた夢だ。いけ、のろまども」 さり気無く、マラソン選手レベルを要求されても反論を許されず駆け出す5人。それはともかく、なんでミッションのフリップが宇宙共通語のクサビ風文字じゃなくて漢字……? 
走る途中またまた、こけるウメコちゃん。ホージー、セン、ジャスミンの3人は助け起しに戻りますが、 「宇宙一のスペシャルポリスだ。あの子の為にも絶対だ!」と突っ走るバンは気づきません。そしてジャスミンも限界…… 「バーン、ちょっと待って」センちゃんの叫びも届かず地平線のかなたへ「だめだ、聞こえてない」

ジープで仮眠していたブンターが、たった一人でゴールしたバンに声をかけます「のこり4人のクズどもはどうした?」 仲間がついてきてない事に初めて気づいた訓練生に大きく溜息。「どうやら、クリアできたのはお前だけのようだなツンツン頭」何気にこのあだ名ってクラウドとかクロノトリガーなスクウェアの香り。 それはともかく、時間を計っているのがレトロな2つベルのめざまし時計ってあたりちょっと謎(ところで、カダも地球と同じく24時間周期で自転してるとか?)

「褒美をやる。他の4人が来るまで腕立て伏せだ」ガクっとなりつつ「サーイェッサー」と腕立て伏せ始めるバンに、 そんなに宇宙一のスペシャルポリスになりたいのか、なれると思っているのか? と問いかけ始めるブンター教官。 「なら、宇宙一のスペシャルポリスとは何だ?」「サー、イエ……」機械的に返事しかけて口ごもるバン。この辺りから“戦いに必要なのは強力な指揮官とそれに従う兵隊”というサノーアと、優秀な“警察官”を育てるブンターの違いがクッキリはっきり。 暴力で思考停止させたゾータクを手下にして満足しているサノーアが何気に小物化です。

「一つだけ教えてやろう。 答えはお前が進む先には無い。答があるとしたらお前のようなヤツには決して見えないところだ。わかったか」 「わかりません、サー」わからないなら未来永劫、金輪際、宇宙一のスペシャルポリスにはなれないと宣告するブンターの背景には、助け合いながらゴールを目指す4人の仲間たち……。 それがバンの死角ってあたり、小さいお友達にもわかり易い演出でベリーグー。 問いそのものまで相手任せのボスより親切だけど、ヒントは与えて情況で示しても具体的な答えは「てめーで探せ」なブンター……やっぱキビシーなぁ。

一方、睦月とタイムシェアリングしている気がするアジトで、ギュータニウム奪還の為デカベースを潰してやると意気あがるサノーアとゾータク。2人を呼び止めたのはエージェント・アブレラ。 「それは無理な話だな。ギュータニウムは宇宙警察本部に移された……これも顧客サービスの一環だ」それはいいけど、 なぜ宇宙警察の内部事情を……? アブレラが実は堕ちた元SPDで、宇宙警察幹部に太いパイプを確保してる……なんて展開を年明けのクライマックスに期待しちゃってもいいのかなぁ。
どうすればいいズラ〜なゾータクに「なあに、取り引きをすれば良いだけだ。宇宙警察にとって大事なものと引き換えにな」と立てた親指と人差し指を手首ごと回してみせるアブレラの仕草、カッコ良いワルがいると画面が引き締まります。

双子星と言える巨大な赤い月以外にも。大小の白い月を持っているらしい惑星カダの夜も更けて……テントで雑魚寝の訓練生。 ブンターの問いを考え続けて眠れないバン。そして仰向けでキッチリ寝ているホージーと横向きでスヤスヤなジャスミン……の間に挟まれたセンちゃん、うつ伏せ寝の上に、すごい寝相のウメコに背中をベッド代わりにされてヒクヒクしてます。 低酸素の星で、無呼吸症候群以上の圧迫状態……これって自慢の推理力が低下しちゃう最大の危機じゃあるまいか。 ただ幸い(?)な事にドラム缶ぶったたくブンターの声で夜明けのミッション3開始「全員フル装備で集合だ!」センちゃんの脳細胞は助かった、かな。

「3時間以内にポイントアルファの洞窟においてあるコインを取って戻って来い、間に合わなかったヤツは失格だ。地球に荷物まとめて帰るがいい」 20kmマラソンがミッション1……ありミッション2は尺の問題でカットかな。抗議しかけるウメコを「不満か?」で黙らせたブンターの前に一歩進み出て「必ずクリアします、サー」とバンは今回もやる気満々。
その森あり断崖ありの訓練コースは、命の保証が無いトラップまで仕掛けられたデンジャラスなもの。 ただ、白くて丸いビームの発射装置はともかく、生物的な熱線発射装置が微妙に違和感。

今回のミッションでも、ワナをまず排除してゆく仲間たちを置いて「撃っても撃ってもキリがねぇ」とバンは運を天に任せて突っ走ります。 「バン待て。あまり離れるな。最後のジャスミンがまだだ」ホージーの言葉にも「クリアして出来るトコ見せないと」と焦りまくりのバンは「だったらもっと急げよ!」怒鳴るばかりで、謝るジャスミンへの気遣いはカケラもなし。 ところで5人揃ってロープ垂らして断崖を滑り降りるやたらカッコいいシーン……さすがに吹き替えかな(チェンジ後の中身の人?)。

洞窟へ駆け込んだところで、天然のバンが踏まなかったトラップ発生装置を踏んじゃうホージー。 「危ない」危機に気付いたセンちゃんに突き飛ばされて事なきを得ましたが、今度はそのセンちゃんが死角からビーム喰らって右ふくらはぎ負傷。 駆け寄る仲間達に応急処置されながら「ごめん、みんな先に行って」と促す健気なセンちゃん。さらにウメコも体力の限界。 「このままじゃ全員失格だ」時間が無いとせかしに戻ったバンに、一人なら間に合うとジャスミンが先を急がせます。「お前だけでも先に行け、宇宙一のスペシャルポリスになるんだろ?」ホージーの微笑みに「わかった」と走り出すバン。

しかしあと一歩でコインのある祭壇と言う地点で落とし穴を作動させ、かろうじて淵に掴まってセーフと言う危機に陥っちゃいました。 強火で遠火とサンマ焼くのにピッタンコな炎に身を縮めるバンは気配に顔を上げます「助かった。相棒か? センちゃん、ジャスミン、ウメコ?」しかし嘲笑うように顔を見せたのは冷たいパープルアイのクラレンス。 「そうだよな、俺だけ先に来たんだから」ここでブンター教官の言葉を改めて思い出すバン。力を振り絞って落とし穴を登った後、ロウソクに照らされたコインに背を向けます「そうか……俺は見ようとしなかったんだ」 ところで、コインの祭壇とロウソクのロマンチックな演出はブンターの趣味でしょうか。だとしたら宇宙警察退職後はライブゲームイベントのGMやスタッフをバナナ片手に嬉々としてやってたりして。

地球ではビルを無差別に破壊し始めたサノーアたちに、裏をかかれた形のボスとテツが「これ以上ほうっておく訳にはいかん」と、 白と黒のペアで出撃。それにしてもデカマスターとデカブレイクが並んで名乗りとポーズをやる図というのは新鮮です。
「やるズラか〜 オラは強いぞ〜」マッスルポーズのゾータクに蹴りかかるブレイクでしたが、身をかわされて撃墜。 ライトニングフィストも全パンチをマトリックスの武術訓練みたいな感じで全て受けられちゃった上に、両コブシを掴まれて地味に関節技喰らった挙句、みぞおち蹴られて良い所なし。 そんなブレイクを庇うように、ディーソードベガを抜いたデカマスター。しかし、手甲で刃を防がれて片手真剣白刃取りされた挙句に、蹴りに喉輪投げという有様。

通常だったら超光速拳スーパーライトニングフィストと、ベガスラッシュの連携コンボで対応できそうですが今週はスワットモードが目立たなきゃ……と言うことで、大技出す準備動作のジャンプでデカブレイクは見えない敵から撃たれ、なんとチェンジが解けちゃいます(人体=スーツにつけた火薬が痛そー)。 さらにテツはサノーアの人質に……「お前も変身を解除しろ、さもないとコイツの命はない」「わかった、言うとおりにしよう」 剣をくるりと回して収めSPライセンスを出すデカマスター。初のチェンジ解除シーンに思わず画面にがぶりよりましたが、 鼻の謎は解けませんでした(そりゃ、ぼよーんと伸びたらギャグだけどさぁ)。

砂丘の陰に寝そべり葉巻をくゆらせていたブンターは、センちゃんに肩を貸すバン、ウメコの手を引くホージー、そしてジャスミンの歩くペースで帰還した5人の前に立ちます。 いやぁ、子供番組でタバコ吸ってるキャラって久しぶりだなあ。簡単に手に入らない葉巻は自主規制外って所でしょうか。
ゴール地点に置かれたヂミな“めざましくん”みたいな時計の針は3時45分。 それをムチで叩き「これが何を意味するのか判っているのか!」怒鳴るブンター「サー、イエッサー」覚悟の5人。

一人なら間に合ったはずだ「なぜ戻った」クラレンスのアイカメラでしっかりモニターしていたらしい教官の問いに、 「答が見つかったからです、サー」バンが初めて今回の件の反省から得た答を口にします。 「最初のテストの時も今回も、俺は自分の事しか考えてなかった。何のために5人でいるのか見ようとしてなかった。それにやっと気がついたんです。 宇宙一のスペシャルポリスとは、宇宙一のチームの一員になることです、サー!」そのストレートな答えに思わず笑みを漏らす仲間たち。

コワモテのブンターはギョロ目を細めて宣告「ただ今をもって、訓練を終了とする」脅しではなくマジに失格なのかと息を飲む5人でしたが「スワットモードを認めるという事だ。もはや教えることは何も無い」えーっとつまり、2話かけてのバン1人の成長物語?  まぁ、副題も赤字だし、アイキャッチもレッドでしたが……ただ、3人はまだしもウメコは何かが足りてない気が……ま、いっか。

やったーと5人が抱き合って喜んでいると教官のマスターライセンスに恒星間通信が入りました。「ブンター」「スワンか、久しぶりだな。ザザカマ星の事件以来か」ボス・ブンター・スワンが一線を退く前、どんなチームだったのか妄想したくなる発言ですが、 もっと気になるのは牛タン(ギュータニウム)だの笹かま(ザザカマ星)だの、菅原文太(ブンター)だの……なぜ仙台繋がりな固有名詞ばっかり。ライブドアも楽天もみんなこぞって……そんなに杜の都がいいのかねぇ。
「ブンター、悪いけどノンビリ挨拶している場合じゃないの。サノーアがドゥギーとテツを捕まえて、引き換えにギュータニウムを要求してきてるの。みんな早く戻ってきて。2人を助けて」

ちなみにスワットモードのデータは既にSPライセンス(チェンジアイテム)に転送済み。データのアップデートで済む特殊装備。何気に暗号化のセキュリティが気になります。 「全員速やかに地球に戻り、敵のケツを吹っ飛ばして来い!」ブンターの指令にこの数日間口に馴染んだ「サー、イエッサー」で答えたら 「違うロジャーだ」『ロジャー』この時の教官と教え子の顔が朝日にまぶしくてめちゃんこ爽やかです。

さて、2人の人質が捕まっているのは丸い展望フロアが特徴的な工場っぽいビル(ダイムラー・クライスラー日本?)。各所をアーナロイド(メカ人間・戦闘員梅)が固めるビルの最上階ホールでは、 テツとボスを縛り付けた爆弾のタイマー(2時間)を、サノーアがスイッチオン「宇宙警察がギュータニウムを持ってこないと、お前たちの命はなくなる」と余裕のふくみ笑いです。 「ナンセンス、すぐに先輩たちが来てくれる」平静に反論するテツを腹立ち紛れに蹴り上げながら「この前ボコボコにしたヤツラか? 冥土の道連れになるだけだろうよ」あくまで余裕の渋い声。 「そうかな。多分前とは一味違うぞ」テツだけを痛い目にあわせては不憫と思ったかボスも一言減らず口。だた、蹴られたかどうかは……

地下ではゾータクがバレエっぽく回転しながらアーナロイドと警備に勤しんでました。「油断せずに見張るズラよ〜。といっても〜誰がやってきても俺様が、やっつけるだけなんだけ〜どね」とはいえアーナはともかく、マッスルギアの攻撃力と防御力に酔ったゾータクは油断しまくり。 だから最初に壁に穴が空き始めたときも「なんだぁ?」と目をこするだけ。 見る見るうちに壁には大穴。そこから突入してきたのは1〜5の電飾ナンバーも鮮やかなゴツいベストに身を固め、二つの銃口から連続して弾丸発射するマシンガンなディーリボルバーを携えた5つの影。

「何ズラその格好は〜」ゾータクに聞かれて一人一人名乗りを上げ最後に『デカレンジャー・スワットモード!』と文字まで背負ってポーズの5人。 カッコいいけど、冷静に考えるとこのやり取り、ムサシ&コジローなロケット団と50歩100歩なんだよなぁ。それと透明パーツのアンテナと、口元のインカムが、ムチャなアクションすると折れそうでドキドキ…… ともかく、ゾータクが差し向けたアーナロイドを、ディーリボルバーで片付ける5人。宇宙警察の装備の中でも、もっとも強力かつ高性能な“銃”って事なので、 5人で支えないと撃てない(ハズの)ディーバズーカことマーフィーK9が活躍する余地は……まだある……かなぁ?(スワンさん、怪重機も撃破できる様、改造してやってくり〜)

建物下部の備品倉庫で散開する5人。そしてスワット用挿入歌をBGMに単独でアーナロイド軍団を倒し、その爆発を背に「一階部分制圧」と宣言のレッド。 個人的にはEp1のリベリオンな二丁拳銃で同じ数のアーナロイドを無傷で倒していくのが好きでしたが、時間がかかりすぎると時限爆弾がドッカンしちゃうから、やっぱ却下かな。

狭い廊下を警戒しながら進むブルーとイエローは、不意に電気が消えて闇の中。 「暗視システム、オン」イエローが右耳のスイッチ押してグリーンの走査線に変わった視界にはアーナロイドの群れが……しかも、オートターゲット機能もあるのか、動くアーナロイドを闇の中で正確に撃破です。 というか、今までのスペシャルポリス用のスーツに赤外線感知機能がなかったのがチト意外。SPDは宇宙人を相手にしているだけで、普段はあくまでお巡りさんって事かな。

ピンクとグリーンは別の建物の屋上へ登り外からの情報収集と侵入を試みます。狙撃してきたバーツロイド(メカ人間・戦闘員竹)を同じく遠距離からの射撃で倒し「透視システム、オン」 青い走査線(って事は、特殊波なるものの正体は紫外線とかX線?)の視界に映るのは爆弾に縛られてるボスたちと、周りをうろつくサノーア「バン、こっちの映像を転送するよ」GPSを経由して音声だけでなく映像や分析情報なども共有できるオレンジの走査戦の通信システム。 情報共有はSPライセンスでも出来てたけど……ハンズフリーがキモ?

「よーし、いくぜ!」先週冒頭と同じくドア蹴り壊して飛び込むレッド(でもゴテついてるので前転はナシ)。「先輩」「バン!」人質2人が見守る前でサノーアと格闘開始……人質を盾にしないあたり、デカマスターより甘く見られていると思っておこう。一度ゾータクがコテンパンにした相手だし。 しかしその油断が命取り、銃身での殴打(よく暴発しないなー)と蹴りに負けて銃口突きつけられ半ばハングアップ状態。だけど諦めないサノーア「性懲りもなくやってくるとはな」減らず口叩きつつこっそり合図「へへ、やれゾータク」レッドの背後にはあやしい陽炎が。

そのレッドの危機を救った銃弾は別の入口からコッソリ突入していたブルーとイエローのものでした。 「へっ、俺一人で飛び込んでくると思ったのが大間違いだぜ。スワット、S・W・A・TのTはタクティクス。戦術だぜ」レッドはオツムを自慢げに指差してますが、 貧乏くじな陽動役を買って出た謙虚さが一番の成長点ですかねぇ。実際、おいしい所はブルーとイエローがバッチリゲット。

人数で不利となったサノーアは光学迷彩の隠密性に賭けますが「熱感知システム、オン。 良く見えるぜサノーア、ゾータク……シュート!」 虹色走査線のサーモグラフィー(カメラだと500万円……と言うわけで、CG処理。背景は普通だし)画面でチェックのブルーの合図で一斉射撃。ていうか、可視光線だけだったのか、マッスルギアの光学迷彩(蛇には普通に丸バレ?)。

「とりあえず引けぇ」窓へ駆け寄るサノーアとゾータクの目の前には、屋上からロープで降りてきたピンクとグリーン。ガラス蹴り破るシーンは別撮りですが、マジでぶら下がってる外壁シーンは高所恐怖症には冷や汗ものです。 「そうそう何度も」「逃がさないんだから」と挟み撃ちにされたサノーアたちがおたついている間に 「爆弾は解除したわよ」とイエローの活躍で人質は解放、ビル爆破の危機も去りました。しかしクロひげ危機一髪なタルに、放射能マーク(黄色と赤の放射能標識)にアトミックの文字が書かれている爆弾って……笑っていいのかボスたちの放射線障害を心配したらいいのか、判断に迷う〜。

「ゾータク、こいつらを叩きのめせ!」勝算の無い命令にも素直にしたがった手下が、グリーンの一撃の後、ピンクとイエローのツインキックで壁ブチ破り屋上落ちする間、どこをどう逃げたのか、サノーアも同じ屋上にいました。 追ってきたデカレンジャーに胸からビームで抵抗しますが、その爆発をくぐってきたブルーとグリーンがジャンプして高所から……時間差でイエローとピンクが水平方向から射撃を加え、トドメは映画でも走ってたレッドの速射&宙返り、そしてなぜか蹴り。プリキュアといいキックには人の心をくすぐる何かがあるんですかねぇ。パンチラ以外にも。

「チームは命令したりされたりじゃねぇ。全員で動くからこそ、すごい事が出来るんだ」先週サノーアに反論できなかった『強力な指揮官とそれに従う兵隊』へのアンチテーゼを突きつけるレッド。 「ふざけた事をー」納得してないサノーア、そりゃ部下の脳みその質もあるからなぁ……ゾータクは魚だし。 ここでレッドが宇宙最高裁判所にジャッジメント依頼 「宇宙マフィア・ズンダーズファミリーのドン、サノーア。並びのその一味ゾータク。組織犯罪による大量殺人及び、宇宙警察官略取の罪でジャッジメント」ベストの左胸にミッションメモリーみたいに挿してたSPライセンスを突きつけます。 結果はデリート許可ですが、組織? ゾータクがビルと街を撃ちまくっていただけのような……。

ディーリボルバーの上部を開け「SPライセンスセット! ディーリボルバーマックスパワー」 『ターゲットロック、ストライクアウト』連射しているのになぜか一つにまとまって波動砲というかカメハメ波になるのが謎ですが、カメラがくるっと回ってスピーディーに光の中に消えるサノーア達。 新アイテムの披露としては及第点以上でした。来週もバンダイからの要求をうまく消化して、いいお話にしてくださいませ。

「これにて一件」『コンプリート』ライダーOPより仲良さげに青空背景に突きつけあうコブシ。そして高々と上げる5色の腕が、秋空以上の爽やかさ。 「パーフェクッ」と喜び合う5人を遠くから憎憎しげに見つめるのは真昼のコウモリことエージェント・アブレラです。 「おのれ、デカレンジャー・スワットモード! マッスルギアにはまだ改良の余地があるな」それは頭部の保護と熱源感知システムの無効化か何かでしょうか。 地球人の可視光線だけに特化してるんじゃマーケットも狭いもんなぁ。あと電波と音波の撹乱機能も要るはずなので、商品開発にはまだまだ手間と時間が要りそうです。

そのアブレラが何かに気づいて姿を消した直後、やって来たのはテツとボス 「みんな、よくやったな」部下たちを労うボスのマスターライセンスに、今度はブンターから通信です 「よう、クルーガー……その様子じゃ無事なようだな。もっとも心配はしていなかったがな」地球の風になびくボスの白毛と、カダの風になびくブンターの赤タテガミがいいコントラストです。
「感謝する、ブンター」「俺とお前は犬猿の仲だ。スワンならともかく、お前に礼など言われたくない。だが、なかなか面白いクズどもだったよ」 「ああ」葉巻の煙とともにブンター口から出る言葉とは、真逆の真意がバッチリ伝わるツーカーの仲。バンとホージーの未来って感じですねぇ。

「かっこいいなぁ、スワットモード」憧れの目のテツですが、装備的にはワンマンアーミーの筈の特キョウ……足りないのはボスとの連携を考えなかった戦術面では? 
「やったね」とグリーンが祝福し「これであの子との約束に一歩近づいたって感じ?」 「宇宙一のスペシャルポリスになれそう?」ピンクとイエローに両側から聞かれて 「ああ、だけど俺一人じゃない、皆で宇宙一のチームになろうぜ。な、相棒」と1人目をそらしてたブルーに声かけるレッド。 「相棒って言うな」「相棒って言わしてよ」とまぁ、いつもの掛け合いですが、ブルーの口調の激甘ぶりにキャンプ中のモロモロを勘ぐりつつ(……)、駆け出す5人で今週は引き。

ワンフォーオール、オールフォーワン。 強い絆とスワットモードの前には、凶悪化する敵も怖くはない。 いけデカレンジャー 戦え特捜戦隊デカレンジャーbyナレーター

EDミニコーナは スワット説明編
なぜかボスのデスクに座ってるスワンさんの質問に両脇を固める2人が回答。「スワットとは」「すぺーしゃるうぇぽーん」と発音の悪いバンの後を引き継ぐ50歩100歩のホージー「アンド タクティクス」 その横で指を立てるジャスミン「スペシャルウェポンはディーリボルバーのことね」 楠田枝里子風に右手を上げるセンちゃん「タクティクスは戦術って意味だよ」 最後は腕組みするウメコ「うーん、じゃあアンドは」せ、せめて英語くらい習得しててくれ。 「ぐるるる、ワフ?!」あまりにおバカな質問にボスがずっこけ、センちゃんが「“と”だよ」とフォロー。この瞬間、SPDの採用基準に疑問が生まれました。

次回予告 エピソード.34『セレブ・ゲーム』
「その謎、解いて見せます」と、言うわけで次週はセンちゃん主役の推理編。 もんじゃ焼きを奢ってもらって喜んでるのは、何気にエイリアンの底辺で失業率が高そうなチャンベーナ星人でしょうか。  「金持ちなら何やっても良いって感じ」「どうやら狙われているのは俺たちらしいぞ」ってことは元ネタは……?
黒幕が金にあかせて繰り出すイーガロイドとバーツロイド軍団に挑むスワットモードと、 本編の一足先にCMとジャンクションで披露されちゃったウィングなんちゃらが、怪重機×3に挑む姿が楽しみです(ネ、ネタバレなんか気にしてないもん! ぐすん)。

CMといえば、既に店頭に並んでいる新装備おもちゃの為に、アパレル部門(SPDジャケット)には泣いてもらった今回のお話。これはマーケットのサイズの差なのか、制作現場の意地なのか……どっちだろう。


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