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特捜戦隊デカレンジャー  エピソード.31『プリンセス・トレーニング』



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9月19日
少しずつ、梨から柿の季節になってまいりました。28日にむかって月も綺麗にふくらんでいく秋の日は、心静かに食欲にふけるのもいいけれど、朝はやっぱり熱く行こう。 多分恒例、特撮感想日記〜

特捜戦隊デカレンジャー エピソード.31『プリンセス・トレーニング』
追っ手から身を隠すように走る、 東南アジアの貴婦人の衣装を混ぜてアレンジしてグレードダウン(……)した女性の後姿から、今週は始まりました。 追っているのは赤い飾り帯たなびかせたグレイスーツ。そのグレイスーツを気にするあまり、前方不注意の女性は宅配屋の台車にぶつかり、あろうことかダンボール落した拍子に台車に乗っかっちゃって、あれよあれよと歩道の手すりにドッカーン。 ぶつかった衝撃で歩道橋から転落しちゃってさあ大変。

地面に激突する前に、女性を空中で保護したのはデカレッド(バン・赤座伴番)。 組んでパトロールしていたジャスミン(礼紋茉莉花・デカイエロー)がチェンジしないで駆けつけているところを見ると、 バンの危機察知能力は超能力を超えた能力の様です……ただし、女性被害者限定。でも救いの手を差し伸べるのに容姿は二の次、先週に続いて今回もお嬢さんの顔見てビックリ仰天。 「ウメコ!?」碧の石が嵌ったティアラとペンダントが彩るその顔と髪、同僚の胡堂小梅(通称ウメコ・デカピンク)そのもの。

チェンジを解いたバンは「こんなのつけちゃって」額の紫の石を突付き「作り込み激しすぎ」とジャスミンがプリンセスコスプレに謎の評価を下しているところへ……チェンジ=緊急事態とデカビーグル・マシンブルが到着し、 中から出てきたのはセンちゃん(江成仙一・デカグリーン)ともう一人の……「またウメコ?」「えー!?」「たまげたねーこりゃあ」ジャスミンが首をかしげ、バンが叫び、センちゃんが腕組みしてOPへ

デカルームではダブル・ウメコを見比べて、ボス(アヌビス星人 地球署署長ドギー・クルーガー)が唸りつつミニうんちく 「この宇宙には、自分にソックリな人間が5人いるというが、いやー、似てるな」つまり出身惑星に3人、他の星に2人という勘定でしょうか。 一人離れて検索していたテツ(姶良鉄幹・デカブレイク)がウメコのソックリさんの素性を報告です。 「トカーサ星のイオ・ヨンマールイッチ王女様、王家の伝統行事のために極秘裏に地球にお入りになられたようですね。捜索願が出ています」 それを聞いたホージー(戸増宝児・デカブルー)は 「王女様? どうりでウメコと違って清楚で気品に溢れてる、ふっ」と、鼻で笑ってウメコの怒りを買い「現実、現実」と慰めてるのか貶してるのか判らないジャスミンが怒りを買わないのは……人徳か。

「どうして王女様があんなところに?」バンのもっともな質問に「……それは、あの、その、えと、じつは……色々と、その」と、もじもじしているイオ王女。 「あーっ もう! はっきり言って下さいよ」ついにバンは口をはさみますが消え入るような声で「すみません」な王女から、やっと出た言葉は「こわくて……逃げて」

「もしかして、悪いヤツに追われてたの?」顔は同じでもハキハキウメコの言葉に、イオ王女が目を丸くしているうちに「確かに王女様なら色々と狙われる理由もあるよね」と“たら”のないセンちゃんが推理を展開、 「ご心配なく、事情聴取が終ったら側近の方々の元へ安全に御送りします」慇懃に頭を下げるホージーのせいで“狙われている”が確定事項になり「いやです、わたしは帰りたくない」とイオが首を振って沈黙しているうちに、 「もしかして、命を狙ってるのは身近な誰か?!」とウメコがバンを押しつぶして身を乗り出しました。

「内部の裏切りによる暗殺計画か」漢字だらけのボスの断定に「考えられますね」とホージーが付和雷同「だとしたら、王女様を簡単に帰す訳には」 思案のホージーの言葉をさえぎったのはテツ「しかし、既にトカーサ王家の方々には王女様を保護したと伝えてしまいました。王女様が戻らなければ不審に思われます」困り果てた一同の中で、一人ノリノリにこにこなのはもちろんウメコ 「ボス、私が王女様になります!」『え?』

「なるほど、王女様の代わりに伝統行事を行う中で、怪しいヤツを暴き出して逮捕する」 とボスにお墨付きをもらい「ほんとうですか?」とイオ王女に期待に満ちた目を向けられ、 「まっかせて! これでもデカレンジャーのリーダーよ」なんて胸をそらせるウメコちゃん。 「違うだろ」と突っ込むのはリーダーを自認しているホージー。思えば変なこだわりあるせいで、“相棒っていうな”とか、こまめに掛け合いやってます。 ちなみに「前からなってみたかったんだ、王女様に。よーし、がんばるぞ!」とドリームしちゃってるウメコは、ジャスミンが突っ込むとおり「聞いてないし」……こまめに突っ込んでもバン以外には5割がたスルーされるホージー。ある意味あわれ……

白大理石を敷き詰めた高級ホテルの玄関で「よし」なんて空手式挨拶しているイオ王女……は、もちろんウメコ。 「すごーい」だの「ごーじゃすぅ、憧れのロイヤルライフv」だのとはしゃぐ偽王女を見かねたバンは「しーっ」“おしとやかーにしろ”と小声で忠告。その後ろには髪を下ろした“おとしやかー”な桃色制服SPDが額に肌色のバンソコ貼って、サングラスしてついてきてます……って事は、 額の宝石はトカーサ星人の感覚器官? と思ったら、王女に駆け寄って抱き締め「もうお会いできないかと」なんてやってるメガネの侍女マチカ(河野しずか)や、 「王家にとって大事なお体、軽率な行動は謹んで頂かねば」渋い顔する侍従ゴーチャ(小杉勇二)の額は地球人と一緒。あり?

それはともかく、侍従のどちらかが怪しいと睨んだデカレンジャーたちは、王女の警備を申し出ますが「いえ、けっこうでございます」ゴーチャに断られて不信感5割増し。 そしてSPD制服着たイオ王女のアドバイスなしに、王女姿のウメコを野放しにする不安は10割増し。 断る理由は“他人に知られてはならない厳粛な行事”で“地球に来ている事も我々しか知らない”からだそうで……まぁ、後から考えると……あれが外に漏れたら、王家の権威ってヤツが……ねぇ。

この人ちょっと怪しい……王女様刑事小梅ちゃんのゴージャスな活躍で華麗に解決しちゃうんだから!
ゴーチャに連れられながら手柄を夢見るウメコは着慣れないロングスカート衣装を自分で踏んで階段オチ。「ナンセンス」「だいじょうぶかな」「さぁ」頭脳派3人が頭かかえ行動派2人はうなだれ、 イオ王女は複雑な顔。ところで王女様刑事って……女王陛下のプティアンジェ以上に豪華なドラマになりそうですが、小道具や衣装の点から実写じゃまず無理。 デカレンジャーにゃ、もちろんそんな予算はございません。当然今回のロケ地も日本で、衣装は白い道場着のみ……なぜなら。

「これが伝統ある儀式なんですか?」思わずゴーチャに尋ねた偽王女の頭には白い謎の壺、縄で縛られ正座しているのは何処かのお堂。
トカーサ女王の資格を得るための“伝統ある儀式”の起源は、先祖が地球を訪れた時感銘した風習を“まぜあわせた”もの。 しかも宇宙人ならではの誤解と曲解がプラスされ、成人儀式の皮を被った東洋風サーカスの訓練といった様相を呈してます。いやぁ、風習にも【まぜるな危険】の警告表示は必要かもしんない。

最初の儀式は壺を頭に乗せて、手足を縛り4時間正座する……という暗殺者から大変狙われそうなヤバいもの。 儀式の意味を尋ねてもゴーチャは「キマリですから」と厳かに言うだけ。 「それでは始めさせていただきます」「えーまだ始まってなかったのぉ?」偽王女が文句を言った拍子に落ちる白壺……意外に丈夫ですが、頭に乗せているときにCG化してるあたり、実際小道具としては重そうです。

こっそり警護しているデカレンジャーたちも「アンビリーバボー」「まさかあんな事させられるなんて」と呆れ気味。 って、5人とも枝なんか持って隠れるくらいなら、その派手な制服をSPライセンスのコスプレ機能使って迷彩服にしたほうが手っ取り早いというか、 未来の科学に光学迷彩は無いのかと、小一時間くらい問い詰めたい。 そんな中「本当なら、あれをわたくしが……良かった」と呟くイオ王女にバンがちょっと不信顔。

画面を“1時間後”というテロップが、川の流れを模した動きで流れた頃、偽王女の足の感覚は0。「もしここで敵が出てきたら戦えない」危機感をつのらせていた時、 マチカがしきりに腕時計を気にしはじめます。「何を気をもんでおられる?」とゴーチャに聞かれ、苦しそうな王女を見かねてお時間はまだかと……なんて優しい言葉のマチカ。 「同情は無用です」とマチカを嗜めたゴーチャの株は、偽王女の中で下がりまくり「ゴーチャ嫌いっ」だからって冤罪はダメよ、冤罪は。

“3時間後”というテロップがせせらぎの映像背景に流れる頃には、偽王女は脳内麻薬分泌しすぎてナチュラルハイ。 しかし、座禅モドキが終っても、休む暇なく次の儀式が始まります。締太鼓に合わせて踊るY字バランスから始まる新体操風の壺の舞いは、何と猿回しを混ぜたものやら……。 滝つぼに身を浸すのは禊として、なぜにウィリアム・テルみたいに壺と頭の間のリンゴをゴーチャが射抜く必要が?(この場合、ゴーチャが犯人だとしてもアカラサマすぎるから安全?) そして吊り橋の上で行うのは、通過儀礼の代表格バンジージャーンプ! ……壺つき。

元祖バヌアツのランドダイブには死亡事故の例が……つまり、ロープに細工されてたら事故扱いで暗殺されちゃうと、焦りまくり偽王女と、その仲間たちin藪の中。 でも「今日の王女様は先程から少々変でございます。いつもは黙って素直に何でもしてくださいますのに」なんて言われちゃ、おしとやか演技するしかありません。 普段の王女の我慢強さに腹立ててるうちに「仕度が出来ました」偽王女の足にはロープを繋ぐバンドがガッチリ。 ロープを調べさせてくれと頼む偽王女と「王女様の気のすむように」と訴えるマチカの助け舟も空しく、「私が調べましたから」のゴーチャは偽王女を突き落としてしまいました。

「いーやぁーーーー!」でも水面スレスレでロープは切れずセーフ……と思ったら、ビョンビョン跳ねる偽王女……どんな素材を綯ったロープなのやら(ヨーヨーは混ぜちゃダメでしょ)。
とりあえずホッとしたバンですが「よく弾みますね」くすくす笑うイオ王女(桃色制服)の態度にカチン「どうして笑ってられるんですか?」暗殺されるかもしれない危険の中で頑張ってる影武者を笑うなんて不謹慎 「ウメコは命を懸けてるんですよ」「命は大丈夫です、絶対に」王女の漏らした一言に思わずつかみかかるバン「それどういう意味だよ」

実は、イオ王女は命を狙われておらず「皆さんがそんな風に勘違いしておられたので、それなら、そういう事にしてしまえば……と」 つまりウメコは身代わりに儀式をしてるだけ。「ナンセンス!」「しょーがねー王女様だなあ」まぁ、式次第も理由も説明してもらえない極秘の“伝統ある行事”なんて、秘密主義上等、情報が洩れた事を“失敗”などとのたまう球団合併並に恐いですが……。 呆れつつもホッとしたデカレンジャーたちは、ワケを侍従さんに話してもらう事を王女に確約させます「ウメコを解放しなきゃ」

そのウメコは、5連有刺鉄線の火の輪くぐりを前にたじろいでました。なぜか採石場ですが、吊り橋といい劇場版のついでに撮ったのかなぁ。 もし失敗したらタダじゃ済まないとジダンダ踏む偽王女に「服が燃えますな……いえ、われわれトカーサ星人は火には強おございましょう?」ナギナタ片手のゴーチャは涼しい顔。 “あたしトカーサ星人じゃないんですけどー”と口に出したくても出せない偽王女は「キマリなんでしょ」とゴーチャの口癖を先取りし「壺はいいんですか」「壺はいいんです、そういうキマリですから」「ああウレシイ!」決然と炎に向かいます。 でもやっぱり「キッツー……」と侍従たちを横目でチラ……メガネを外し陽光反射させるマチカ、それに応えるかのような山腹からの光に“?”(見ようによってはナギナタも怪しいけど、ま、いっか)

直後「ウメコー、もういいぞぉ」火の輪くぐり会場にバンたちが駆け込んできました「実はですね」ホージーがイオ王女とウメコの入れ替わりを告げる直前、 白い胴着に食い込む一条の弾丸。スローモーションで倒れる偽王女ウメコ。「ウメコッ」「王女様!」侍従2人とバンとセンちゃんが駆け寄り、 ホージー、ジャスミン、テツの3人はウメコ姿のイオ王女の周りに立ち狙撃者の姿を探します。 完璧に人間の盾の影に隠れちゃうあたり、ウメコでイオ王女な菊地美香(公称150cm)ってホントに小柄ですなぁ。

で、SPDになって8ヶ月のバンが警護より仲間の安否を優先したのはしょうがないとして、センちゃんの行動は“相棒”だからなのか、全員で人間の盾やったら本物の王女を暗殺者に教えてしまうと計算しての行動だったのか……“たら”がない推理力ゆえに“腹黒”と言われつつも、 結構熱い男だから……わかんねー。

「何か光った」SPシューター抜いて警戒していたテツは弾の角度から見当つけたか、いち早く狙撃者の居場所を発見。 攻撃は最大の防御と駆け出します。続いてホージーとテツ、そしてセンちゃんとバンも「ジャスミン、王女様とウメコを頼む」って、単独犯じゃなかったらどーすんだとか、突っ込んでも無駄かな。

チェンジしたデカレンジャー達が、一ッ跳びで狙撃地点と思しき丘にきて見れば、剣にもなる銃(といってもガンブレードより派手)を持った、黒タイツに軽プロテクター装備と言う金かけるよりアクションに賭けたアリエナイザーがいました。 「宇宙警察か」見つかっても余裕のプコス星人ジャッキル(声 遠近孝一)。その出身星と名を“宇宙の殺し屋”というベタな通り名付きでよどみなく口にするデカブレイクってば全部の手配書を単語帳のように繰るのが日課だったりして。

「誰に暗殺を頼まれた!」と特キョウ+3人のSPDに迫られても「オレの弾丸を心臓で受けたら教えてやるよ」と軽口で返すジャッキルは、レッドのディーマグナム二丁拳銃の早撃ちを、 「やっほーぅ、ふぉ〜うっ」と奇声発して、デカレンロボが(CGで)やってるみたいに華麗に避け、逆に“ライフルの速射”で4人を的確に攻撃してきます。 格闘術のグリーンを投げ飛ばし、 より来るデカレンジャー男衆を、切先と銃床を使い分けつつバッタバッタと薙ぎ倒し、レッドが至近距離から撃つ弾丸も全て叩き落す銃剣の妙技は、もしかするとボスクラス。 なんだかノリがいい上に「スナイパーの癖に接近戦もイケるなんて」とレッドが文句言うように反則的な強さです。

さて、作り話のはずが……とパニックになる王女を「ウソが偶然本当になっただけ」と慰めつつ警戒するジャスミン。日頃の言動はズレてても犯罪被害者の心の傷に配慮できる繊細さはさすがです。 でもゴーチャとマチカに揺さぶられても動かないウメコが自分のせいで死んだとなれば黙っているわけには行かず「ごめんなさい……じいや、わたしが本当のイオです」涙ながらにサングラスと額のバンソコ取ったイオ王女は土下座姿勢。 「な、な、なんと?!」マチカの声は裏返り、 「おお、王女様はご無事だったのですね」ゴーチャはかき抱いていたウメコをドサッと落して、本物のイオ王女を抱き締めて無事を確かめ 「良かったー」

「良くないわよッ」反論の声は、殉職したはずの影武者から上がりました。幽霊見るような目をしているトカーサご一行に 「ったく、防弾チョッキ着てても痛かったんだからねっ」ムクッと起きたウメコが胴着をはだけてSPDマーク入りの黒ベストを見せます。 未来の科学のはずが、趣味でつけてたアメリカ軍の防弾チョッキ(inアバレンジャー第4話)よりスマートさで劣るのは、異星の武器にも対応してる防弾チョッキだからかな。(アバレの武器防具はアナザーもダイノも、とどのつまり地球産) あと、頭を狙われなかったのは標的が遠かったのと、近くに救命施設が無い山中だからって事にしておこう。

「あなたは?」「あたしは、宇宙警察地球署胡堂小梅!」腰を抜かしたゴーチャに、額の宝石剥がして名乗った後、くるっと振り返ってビシッと指差したのは 「トカーサ星人マチカ、メガネに光を反射させてスナイパーに合図を送っていたのはお見通しよっ」ゴーチャとイオ王女が、意外な犯人に驚いている間もウメコのセリフは続き「そんな悪事をお天道様が許すわけないでしょ。王女様に対する殺人教唆の罪で逮捕しますっ」 ジャスミンの手でマチカに手錠がかけられました。

「王女様を暗殺して外戚関係にあるアタクシの一族が王家を継ぐハズだったのに」とっても説明的なセリフを最後に、マチカは画面に出て来なくなりましたが、告白直後にデカベースの留置スペースに転送されちゃったかな。
「それから、あなた」次にウメコが指差したのはゴーチャ!?「厳しくするのはいいけど、あんな儀式で良いわけ? キマリキマリってあなたね、 キマリだからって意味も判らずやる価値あるの? もっと時代にあった、王室の未来を考えていかなくてどうするのよ」 タジタジのゴーチャは額がくっつくほど睨むウメコの迫力に負け「ごもっともでございます」深々と礼。

「すごいですわ、あのじいやがたじろいでいるなんて……」そろそろ後じさりするイオでしたが「あなたもよ!」ウメコに指差されて思わず直立不動。 「いくら引っ込み思案で強く言えない性格だからって、何時もいつも黙って言うこと聞いてちゃダメ! 理不尽な要求には断固抵抗するべきよ!」「はい……」消え入りそうな声でうつむくイオ王女(ちょっと合成が合って無いけど、ライダーと違ってフィルム形式だし仕方ないか)

「気がすんだ?」肩を叩いたジャスミンは「うん、イチオウっ!」さっきキレたの余韻が残るウメコにSPライセンスを示します。 「じゃ、チェンジスタンバイ」「あ、そうだった」なるほど、ウメコのSPD装備はジャスミンが預かってたのか。 「じいや、王女様を頼みますよ」そういい残して駆けて行く2人がチェンジの光に包まれます。 見送る王女にはちょっとだけ勇気の兆しが……そして肩を抱くゴーチャにはキマリに頼らない敬意と慈しみが溢れている、といいなぁ。

対ジャッキル戦で、あやうくトドメの弾丸撃ち込まれそうになってた男4人を「そうはさせないっ」と助けたのは、ピンクとイエローのダブルキック「あんたは絶対ゆるさないっ」
意外な方向からのダメージに怒ったジャッキルが 「このピンクめ、喰らうか〜」(かな)と発射した弾を前転と宙返りでかわしたデカピンクはカニバサミキックをかまし、Ep17で会得した酔拳っぽい技で畳みかけ 「防弾チョッキしてても痛かったんだからねキーック!」を決めちゃいます。 吹っ飛びながら「なんじゃそりゃー」って、それはむしろジャッキルに言いたい。言動が軽い女に弱いスナイパー……『ジャッカルの日』(1973英・仏)というよりアーヴァイン(FF8)がモデルなんじゃないかと。

ここからは一方的。「行くわよ、みんなっ」ピンクの掛け声で、まずブレイクがパンチ。グリーンとブルーがディーロッドでW突き技、体勢を崩させたところで銃撃でジャッキルの武器を弾き飛ばしすレッド。その肩を足場に、イエローとピンクがディースティックW突きでフィニッシュ。 ところで、ジャッキルの手から撃ち落されたペラいライフルが、アルミパイパーX(タモリ倶楽部)みたいな共振音を出してたのは……まさかテレビ朝日繋がりの、ネタ?

「こんな所でくたばってたまるかぁ、ぃやっほ〜い!」ジャッキルが手首のスイッチで呼び出したのは紺色の怪重機(キャノングラディエーター3)。 なぜか山中でなく街中に出現して、ジャッキルは一跳びで乗り込んでますが……自然とビルが共存するメガロポリスは、やはり東京じゃないんだなぁ(Ep18で感じたとおり京都近郊の山中かも)。 「ローマ君3号」怪重機といえば恒例なのがジャスミンのネーミング(あだ名つけ)でも「前は甲冑君って言ってなかったっけ?」グリーン、ナイス突っ込みです。

と言うわけで「スワンさん、デカマシンを」ピンクの依頼でデカレンジャーロボ発進させる、羽耳メカニックスワンさん(チーニョ星人・白鳥スワン)。 デカベースは鉄工所で「パーッと行くわよ、パーっと」手を打ち鳴らし、ノリノリです。 なんせ今週の出番は、こことED中コントのみ。実質13秒。3分の出番にかけるセラムン四天王並みの気迫が、ほんわかヴォイスとレバー倒す白い手にこもってます。

「逃がさないわよ」時間がおしていたこともあり、全てのバンクをカットしていきなりライデイングデカレンジャーロボが追撃です。 軽い銃撃(どちらも命中せず)後「みんな、合体よ」とスーパーデカレンジャーロボに超特捜合体。 「往生際が悪すぎっ」銃撃をバーニングジャンプでかわし、あっという間のアッパーカットでキャノングラディエーター3をノックアウト。 「プコス星人ジャッキル、57の星における殺人及び王女様の殺人未遂の罪でジャッジメント」 ピンクの依頼で宇宙最高裁判所が出した判決はデリート許可。「まじぃ〜?!」ってジャッキルの万歳が何気にオチャメ。

ガトリングパンチで怪重機ごとジャッキルは爆炎の中に消え「コレにて一件コンプリート。今日はホントにチカレタびー」とパタパタ仰ぐ仕草のピンクに「マネっこだ」と冷静突っ込みのイエロー。 へへーんとピースするピンクで締めるあたり、今週はEp17に匹敵するガールズ祭でございました。

チェンジを解いて、採石場のイオ王女とゴーチャに改めて挨拶のデカレンジャーたち。 「この度は重ね重ねご迷惑をおかけしました」「本当に、すいませんでした」白い壺を手に頭を下げるゴーチャとイオ王女に笑顔で首を振るウメコの顔は、影武者をやり遂げた満足感に満ちてます。 今回のことでウメコさんに学んだ「本当にいいたいことは、勇気を持ってキチンと言うべなのだと」決意のイオ王女は「じいや、星に帰ったら色々と話をさせてください、歴史ある王家の何を守り何を変えていくのが、良いのかを」と制度改革に一生捧げそうな勢いです。

「めでたしめでたし、私も命をかけた甲斐があったよ。暗殺者がいなかったら、あーんな儀式やりたくなかったもん」 晴れやかなウメコの後ろで、目をそらし囁きあう仲間たち「そっか、ウメコ知らねーんだ。王女様のウソ」 真実をつげたのは“言うべき事は言う”方針となったイオ王女「勇気を出して言います、暗殺者が偶然本当に出てきたけど、最初はウソでした。儀式をやりたくなくて、押し付けたのです。ごめんなさい」 深々と頭を下げる王女に「なーんだ、そんな事か」一旦笑顔で背を向けたウメコでしたが「て、ヒドイー!」

王女に掴みかかりそうなウメコを殿中でござるな羽交い絞めにした仲間達に、今度は怒りの矛先が向きました。 真実を黙っていたことにキレて、5人を追い回すウメコという図で今週は引き。

ウメコの我慢が一つの星を変えるかもしれない。古いものも大切だが、新しい未来に向けて変えていく勇気もまた必要だ。 これからも頼むぞデカレンジャー、捜査せよ特捜戦隊デカレンジャーbyナレーター
でも、伝統の儀式の見直しの際、このマチカ事件のせいで『メガネや腕時計含め、反射物を一切持ち込まぬこと』なんてジェニオ独房用特別ルールみたいな新しい【キマリ】が、むしろ増えちゃったりして……ね。

ED『girls in trouble! DEKARANGER』に挿入されたミニコーナは トカーサの記念品編
「記念にって、くれたけどぉ」「結局この壺、なんじゃらホイ?」 ウメコとジャスミンが、例の壺を検分しながら首を傾げます。その疑問はデカルーム全員の議題になっているらしく、普段の捜査会議より真剣な空気が漂ってます。 「判らずじまいか」腕組みボスの横でなぜかスワンさんはニッコニコ 「やーね、意味なんて無いのよ。わかるでしょ?」 うーん……と考え込んだ全員の脳裏にゴーチャの顔が浮かんだ瞬間 『あっ、キマリですから』いやぁ、儀礼主義ここに極まれり。

次回予告 エピソード.32『ディシプリン・マーチ』
「宇宙一のスペシャルポリスになるんだ!」と言うわけで、 パワーアップ編というか厳しい中にハートウォーミングな鬼教官とのふれあいの中、スポコンなバンの活躍が見られそうです。 ところでディシプリン・マーチって……映画やドラマのアメリカ陸軍がランニング中に歌ってるアレですか? 確か……
ファミコンウォーズが出・る・ぞ〜、こいつは手強いシミュレーショ〜ン(……チガウ)


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