轟轟戦隊ボウケンジャー Task.2『竜の略奪者』にアタック



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2月26日
いろんな意味で寝不足な日曜朝だったりするけれど、オリンピック中継もいよいよ山場。ボクシングでは三兄弟の二男・亀田大毅くんかド派手にデビュー。 23秒でKO勝ちした後、マジに歌ってましたなぁ。けど、朝は冒険とポトフに夢中です。いってみようか特撮感想日記〜。

轟轟戦隊ボウケンジャー Task.2『竜の略奪者』
「何だ あの恐竜は。ガジャをさらって行きやがった」伊能真墨(ボウケンブラック 齋藤ヤスカ)たちの前から、ゴードムの大神官ガジャ(大高洋夫)が赤い首長竜にパックンされて始まったTask.2。 「あれはネガティブシンジケート」西堀さくら(ボウケンピンク 末永遥)がポソッと補足説明です。 「ねが、てぃぶ?」聞き返す新人・間宮菜月(ボウケンイエロー 中村知世)に、親切に教えてあげるのは最上蒼太(ボウケンブルー 三上真史)「ああ、プレシャスを悪用し、世界を我が物にしようとする者達の事さ」。 最後に締めるのは宝箱抱えた明石暁(ボウケンレッド 高橋光臣)「どうやらこのプレシャスを探していたのは、俺たちだけじゃなかったらしいな」

というわけで、海底を行く大邪竜ドルド(メカっぽい二足歩行首長竜)のコクピットでは、赤い 戦闘員・竜人兵ジャリュウ(西脇保)に切っ先向けられたガジャに、リュウオーン(森田順平)様が尋問中。 「貴様達が作りしゴードムの心臓、ずっと探していた。巨大兵器の核となる超科学システム」 「見ていただろ。カラフルなやつに奪われたわっ」「言葉をに気をつけろ。こちらは偉大なる命の創造者リュウオーン陛下であらせられるぞ」 陛下とよばれるには前線に出すぎですリュウオーン様。4万年前から眠りについてたガジャの英語にも違和感です。いや、日本近海で沈んでいたのにさ。

ガジャの失礼な発言を鷹揚に許すリュウオーン「ゴードムの秘宝、一つではないと聞いている」と、ここでOP。 今回のナレーション(太田真一郎)は「命がけの冒険に今日も旅立つ者がいる。ひそかに眠る危険な秘宝を守り抜くために、あらゆる困難を乗り越え進む、冒険者たち!」 もしかして毎回変わるのかな。

本や資料、オブジェや鉢植えに埋まった部屋に、ゴードムの心臓を届ける暁「牧野先生、ついに見つけたよ。本部に送ってくれ」受け取るのは植物に水やりしてたメカニック牧野森男(斉木しげる)。 「んー、むむ、これは本物ですな!」ルーペを手に興奮し、検査機械にかけてメガネをかけてパソコンぱちぱち。 「4万年前に消えたゴードム文明が生み出した海水エネルギーシステム、完璧な状態です。ミスターボイスもお喜びになるでしょう」 そんな先生に秘法は一つではないという情報伝える暁。大きくうなづく牧野先生 「伝説でも海を操る秘法は2つといわれていますな」潮満珠・潮干珠の事かな。そしてその片割れからなにやら信号が……

さて、ボウケンジャーの母体サージェス財団の施設は『サージェスミュージアム』として上層階は一版公開中。 「何見に行こうか」駆け回る子供、受付の美人のお姉さん、シースルーエレベーター。天井からぶら下がる鯨の骨格標本の下には、菜月を探すさくらさん。 「勝手に側を離れないで下さい! もう、子供じゃないんですから、戻りますよ」そして壁の小さな仏像をポチッとやって隠し扉の向こう側へ連れて行きます「菜月さん、ちゃんとここに居てくださいね」 そこは窓辺に蔓バラが這うボウケンジャーの控え室。上では荷物をかき回し「どっかで見たんだ、恐竜や伝説の動物のクローンをつかい、プレシャスを強奪するネガティブ」ブツブツ言ってる真墨君。 「どう?」その下でペンタブみたいな端末操り、ジャリュウ一族の情報を寝椅子で引き出す蒼太くん。

「恐竜遺伝子と掛け合わされた自分達こそ、世界を支配するに相応しい……とま、頭の悪そうな悪の皆さんだな」画面には8つ以上組織が表示されてます……これから順次投入かな〜 「ちょっと見せろよ」端末をのぞこうとする真墨の目の前でウィンドウを閉じ 「おっと悪いね、世界中のネガティブのデータが詰まっているんだ」珈琲をひとくち「まだ信用できないって事か」アメーバー型の黄色いテーブルで拗ねる真墨。 その間、菜月は整備中のメカをショートさせ、またまたさくらに怒られてました。しかしメインカラーが赤に黄色とは落ち着かないリビングですなぁ。 そこへ暁入室。ジャリュウ一族だと聞いて「なるほど、うわさには聞いたことがある」頷いてから、ため息の真墨に「どうした?」なんてやってたら、メインモニターに水色の畳んだ傘……みたいなCGキャラ出現。

「おっはようボウケンジャー」これがメルマガにしゃしゃり出ていたミスターボイス(田中信夫)かぁ。 「プレシャスの回収、すんばらしいっ。だけど今回のと対になるもう一つのゴードムの秘宝があるらしいんだ」説明してる間、菜月は指差したり下からのぞいたりと興味津々。 「そうか、ジャリュウ一族はその道案内にガジャをさらったのか」真墨の質問に「うん」「間違いありませんね」答えたのはさくらと暁。 もうひとつのプレシャスと引き合うように信号発信してる秘宝「まずいなぁ、すでにジャリュウ一族がそこに向かっているんじゃないかな」頭かく蒼太。

「プレシャスがネガティブシンジケートなどに悪用されると(赤くなってドカーン)今度こそ世界は破滅だ!」ミスターボイスの大げさなパフォーマンスに尻餅つく菜月ちゃん。 というわけで、アクセルラーでテーブルにピポっと触れ、世界地図を出させる蒼太くん。メルカトルな図表で日本からの信号は、北米のドイル大密林へ発信されてると説明する暁。 でも地球は丸いから、それ方向が違う気が……ま、気にしなくてもいっか。それよりアメリカ風な世界秩序観(アル○イダに核を悪用されると……みたいな〜)の戦隊が、アメリカに大量破壊兵器(の元)を回収しに行くという図は、朝日ならではの皮肉かな〜。 「確かここにもゴードム文明の遺跡があるという噂があったな」「さすが詳しいわね」真墨の意見を認めるさくらちゃん。ちょっと雪解けかな、っと思いきや

「よし、ボウケンジャー総員出動」暁の声と同時に「またオレが見つけてやるさ」「ダメ、今度は菜月が見つけるの」装備品受け取りに行く黒と黄色見て、不安を訴えるさくらちゃん。 「チーフ、ネガティブとの直接戦闘は菜月さんにはまだ危険ではないでしょうか」同調するのは青「彼女の素性には謎が多すぎるし、真墨だってまだ信用できるかどうかわからない」。それに対するチーフの返事は 「面白いだろ、そういうのがいても」何だか冒険とスリルを混同しているような気が〜。つーか後から思うと国籍も解らん職員を雇ったのかサージェス財団。

とにもかくにも初出動シーン。シースルーエレベーターの下に広がる地下格納庫には5台+4台のカラフルなマシン(ゴーゴービークル)。 「いいですか、プレシャスの扱いはくれぐれも慎重に。人類の至宝なんですから」警告とともに折りたたみ操縦装置(仮称)を牧野先生が菜月に渡すから、これもプレシャスかと思ったよ(新兵器を“発掘”はしないか……ナディアじゃないんだから)。 「わかってるってば、おじいちゃん」まて、その称号は介さん(奥村公延)クラスの役者でないと似合わんぞ。 真墨にも「くれぐれも丁寧に」と一言。「大丈夫だって」強引にもってこうとする若者としばし引っ張り合い。

サファリっぽい衣装に原色あしらった隊員ジャケットの5人は、ハンドルつきカバン(みたいなもの)を手に各マシンへGo! 操縦席で駆動キー代わりのアクセルラーをセットしているときには既に変身済みでした。 「ゴーゴーダンプ」「いくぞ、ゴーゴーフォーミュラ」「いい子だ、ゴーゴージャイロ」 「よろしく、ゴーゴードーザー」「たのみます、ゴーゴーマリンダイバー」5人が5人らしくマシンにご挨拶した後は、個性的な出撃シーンです。 発進シフトオンGo!Go!なんてナレを背景に「いくぞ」『了解』。 ダンプは建築途中のビルから(完成した後はどうするんだろ)。フォーミュラはレースマシンに混ざってサーキットから。 ジャイロは東京タワーの横をすり抜け、ドーザーは豪快に土置き場の山の中から登場。マリンダイバーはつり橋の下から外洋へ。 で、いつもの直線道路で併走ですが、アメリカまで太平洋をどうやって越えたのか気になります。だって次カットはドイル大密林上空を旋回するゴーゴージャイロを見上げるジャリュウ一族とガジャなんだもん。

「待て」『はっ』「奴等も目敏い様だな」嗤うガジャに応えて「うわさのボウケンジャーか。大邪竜ドルドを出せ」巨大戦闘を部下に命じて先を急ぐリュウオーン。 二足歩行首長竜から火器発射。「早速お出迎えか」ダンプでドリフトターンしたレッドの対抗策は、アームによる力勝負……と見せかけて、急にパッと話して不安定なドルドをすっ転ばせるというもの。 ドカーンと無意味に爆発起こる中「今だ、全車、轟々合体」『了解!』歌つきで合体完了(ちとショートバージョン)。 相手コクピットを拡大表示「見て」「やっぱり邪竜一族の兵士か」「ネガティブシンジケートの人たち?」。というわけで崖の上からリュウオーン&ガジャが見てい前で巨大戦闘開始。

まずはゴースコップで地面掘りまくり、土の山に腰まで埋めてドルドを足止め(股間の太陽が眩しいねぇ)。そしていきなりゴーゴー剣アドベンチャースライド(?)で、ドカーン。 「やられてしまったようだな」ちょっと嬉しそうだなガジャ。「まだまだだ」リュウオーンは剣のボタンをポチっとな。なんとソレは遠隔操作の自爆スイッチ。解りやすいように胸の10個のランプが消えていく仕様となってます。 コクピットで慌てふためく戦闘員を見ずとも、ヤバイのは一目瞭然「私達もろとも爆発するつもりでは」「え、マジかよ」。 レッドは足のマニュピレーターでドルドの首をガッツり掴み『フルパワー!』全員でレバー上げて、巨大な敵をブンなげちゃいました。 遠くの地面に落ちると同時に爆発するドルド。

頭上を渡る衝撃波見上げ「終わったようだな」平然と振り返るリュウオーン「やつらの最後を確認して来い」抜かりなく部下に死体確認命じます。 そのジャリュウは体から無数の赤いトカゲを生み出し「たとえ生き残っていたとしても、このドクトカゲ達が……」ディスクアニマルの要領で索敵開始。いや、毒でトドメを刺せるあたり、DAより優秀かもしんねー。

「死んでるぅ」棒でかるくツンツンする菜月ちゃん。ボウケンジャーも死体確認は怠りませんな。 「僕達を倒すためだったら、仲間ごとふっとばす、か」「やつらはとっくに密林の奥だろうな」腕組みした真墨の言葉に反応する菜月ちゃん「じゃ、森の中にもこの人たちが居るの?」。 けど暁は違うところで熱くなってます「部下を平然と見殺しにし、自分だけが宝を手に入れる。ネガティブであろうとなかろうと許せん」「チーフ?」 ドルドの欠片を岩に叩きつけたのは、以前見殺しにされかけた、過去の誰かへの怒りかな。

ともかく2手に分かれて探索開始。「ブラック、お前はオレと来い」「オレを監視下におきたいってか」「ボウケンジャー、ミッションスタート!」駆け出す赤と黒。 「私達も行きましょう」「了解、サブチーフ殿。いくよ、イエローっち」けど、気がつけば菜月がいません。 先行して崖登りしてる赤と黒に連絡すると「了解した。引き続きプレシャス探索を優先。イエローを発見した場合はシグナルショットを撃て」 「ジャリュウ一族に気づかれます」「敵がおびき出されてくれれば好都合だろ」探索継続。 しかし「遅いな」と言う赤も、イエローの行く先なんか「知るわけないだろー」とお疲れモードの黒も、手で全体重を支えているにしては、腰が浮いてますなぁ。

菜月は滝つぼ背景にお水を飲んでました(意味ありげにブレスレットがアップで……)。でも次に見たときは響鬼さんが2話で蜘蛛と戦ってた海の洞穴だったもんだから海水飲んで大丈夫かと。 ともかく今回のメインテーマ、イエローは何者か、推理開始です。 「パートナーを組んでたブラックもよく知らないと言うし」愚痴りながらスコープ覗いてた蒼太を促してさくらがした行動は、滝飛び込み。 「行きますよ」「え、マジっすか」この寒いのに吹き替えさんも役者さんもご苦労様です。なぜロープを使って降りなかったのか、激しく疑問ではありますが。

「何やってんだ」こちらはちゃんとワイヤー使って木々の梢を渡る赤と黒。滑り落ちそうな真墨が菜月ちゃん発見時の回想です。 「アイツを見つけたのは2年前」未発掘の遺跡だと思ったのに 「そこには何一つ残されていなかった。あいつをのぞいてな」バンダナ姿の真墨が二連懐中電灯の明かりで見つけたのは全裸と思われる女の子(胴体部分は傾いた石棺が隠してますので悪しからず)。 腕にはバングル「おい、大丈夫か、しっかりしろ」その時は自分が誰か、遺跡で何をしていたのか覚えてなかった菜月ちゃん(象徴するかのごとく菜の花が)。

「それがウソだとしたら?」「疑っているわけ? 記憶喪失のふりをしたネガティブのスパイか何かだと」 桃と青が崖を見下ろすと、海岸川原で赤いジャリュウ兵に何かを一生懸命うったえている菜月の姿が。 「いったい何を話しているんだ」気配に気づき、剣を投げ崖をカサカサ這い上がってくるジャリュウ兵。 剣を弾き身を伏せてやり過ごした後は「レッドに知らせよう」信号弾をボボーンとな(上空でボウケンジャーマークになるのが、いとをかし)。

さっきは使わなかったプチパラシュートで、がけ下へ降りる桃。 「さくらさんv」喜んで近づく黄色に「ミッション中はコードネームです。イエロー、 ネガティブのメンバーと何を話していたんですか、答えなさい」落し物の剣を警戒心と共に突きつける桃。ビビって水に尻餅つく黄色でCMへ。 「われら」「無敵の」『12人』のVSビデオのロングバージョンCMで懐かしい気分になったあとは……

凄いところを動きにくそうなコスチュームで頑張って上っているネガティブメンバーのご一行。 気温0度と聞くとガジャの顔がさらに疲れて見えちゃいます(目がウツロ〜)。ボウケンジャーの事を注進にくる竜人兵。 「ドルド共々滅びなかったか」リュウオーンの横で近くの岩にオレンジ色に光る手を当てるガジャ「どうやら我が助けが必要なようだな。ボウケンジャーとやらには我にも恨みがある」。 呪文唱えて戦闘員・カースを作り出します「行け」

さて信号弾を見上げる赤の横でナイフを手にする黒。グサッと刺したのは木の幹伝いに近づいていたドクトカゲ。 「オレがあんたを超えるまで、やられちゃ困るな」ナイフ片手に不敵な笑みの後輩に向かって、コインの指弾を繰り出す赤 「頼りになる。だが」実は、足元のドクトカゲを一撃必殺「お相子だな」。戦闘員軍団が迫る中、戦力の分断は危ないと合流を急ぐ赤と黒。 しかしその時、桃と黄色は一触即発状態「あなたがボウケンジャーに入り込んだジャリュウ一族のスパイなら、許しません」。 穏やかに事情を聞こうとする青が割って入ります「なぜ勝手にジャリュウ一族と接触しようとしたんだい?」

「菜月はただ、これを」黄色が見せたのは、助けられたときに持ってた、たった一つのもの(やはりスッポンポンかぁ)「ネガティブの人だったら、これを知っているかもって思って」 菜月は遺跡に置き去りにされたネガティブシンジケートの一員かも知れないと、自分自身に疑いを持ってたわけですか 「この腕輪を知っている人なら、きっと菜月が誰なのか知ってる。菜月の本当の名前も……だから」つまり体と頭は大人でも、心と経験は子供だったのか、菜月ちゃん(自分を名前で呼ぶのも、そのせいか)

「あなたがボウケンジャーに入ったのはそのため?」剣を落とすさくらさん。 「ごめんなさい」唐突に謝った菜月が駆け出した先に黒と赤。「真墨……菜月、ボウケンジャー失格なんだ」2年前からの相棒にアクセルラー渡し「菜月にはプレシャスより大切な物がある」。 フォローしたのは赤の人「誰にでも、たった一つ、大切な宝がある。俺達はみんなそんな宝を見つける為にこのチームに集まった。 誰のものでもない、自分だけの宝を見つけるために。違うか?」

「自分だけの宝……」考え込む桃 「チッ、恥ずかしいこと、いってくれちゃうな」照れる青。「まったくだ」少し穏やかな黒。 「じゃ、菜月は……(ニコ)イエローでいていいの」居場所と仲間を見つけて笑顔になる菜月ちゃん。いいシーンなんだけど、もうちっとアフレコ演技、頑張ってね(ちと空々しいぞっと) 「お前は俺達の仲間だ」「うん」「ボウケンイエロー」「ホラよ」アクセルラーを笑顔で受け取って、一件落着……。 けど周囲には赤いトカゲがビッシリ。上には赤と白の戦闘員さんがズラリとな。

「菜月が誰かわかるまで、菜月は戦うっ!」グルグル回転カメラワークで5人そろって初変身。 「アクセルラー」『レディ』「ボウケンジャー、スタートアップ」 一斉に飛び掛ってきたドクトカゲを、変身時の閃光で弾く5人……ってカブトともども変身時に当たり判定ってのは流行ですかな。人ごみで変身すると大惨事だったりして。 そして各メカからパワーをもらっている(装備を転送してもらってる?)みたいな描写の後、五分割画面で変身&名乗りとポーズ。
「熱き冒険者ボウケンレッド」「迅き冒険者ボウケンブラック」「高き冒険者ボウケンブルー」「強き冒険者ボウケンイエロー」「深き冒険者ボウケンピンク」 「飽くなき冒険スピリッツ」『轟轟戦隊』ここで手でマーク象って『ボウケンジャー!』

「いくぞ」一斉に降ってくる戦闘員相手にバトル開始。今回は専用武器つきです。 「ボウケンボー」マジックハンドというより刺す又状に武器を振るってカーズを投げ飛ばすレッド(叩き付けるだけで倒せるんだ……)。 さらに「ボウケンジャベリン」一人だけ変形なんてずーるーいー。 ブラックの武器はラジアルハンマー「おりゃー」ブーメランのように飛ばしてマップ兵器として使ったあとは「行くぜ」近接武器としてドカンバキン。 「ブロウナックル」マジパンチ大のハンディファンから吹き出す風で空飛びながら戦闘員を吹き飛ばすのはブルー。 「オラオラついてこれるかな」なんかトンボ切ってます。

そして大笑いなのはイエローの「バスケットスクーパー」両手にショベルカーのさきっぽ装着すると怪力無双。頭をグシャリ。そして「いくぞー」崖を裏拳で殴って崩落させ、落ちてきた岩をバコバコ弾いて飛び道具代わり。 「えーい、これでもかー」って、直接殴った方が早くない? これを見せられた後だと強力水鉄砲こと、ピンクのハイドロシューターが、まだマトモな武器に見えちゃいます。 派手に花火出してカーズが倒れていくあたり、タダの水とも思えないんだけどねぇ。

その間、槍でバサバサやった挙句、光って大回転のボウケンレッド……三国無双ですか? 途中、石に戻りかけたカーズを踏み潰した足が赤かったので「レッド、酷〜」と思ったのはここだけの秘密。 ともかくカーズ達の不甲斐なさに辛抱たまらず、竜人兵が参戦です。 火を噴くジャリュウ。その爆発を足元に崖から飛び降りるレッド。カーズと3対の竜人兵相手に大立ち周り。 大技は「いくぞ、ボウケンボー・レッドゾーンクラッシュ(LED ZONE CRASH)!」小型ゴーゴーダンプによるぶちかまし。足元にスキール音させならが止まった背後で爆発する2体の竜人兵。 最後の一体とバトル始めた頃、ブルーやブラック、ピンクにイエローもそれなりに大太刀回り。そして一斉に爆発するザコご一行様。 「チーフ」レッドの元へ集合する4人「やりましたね」。「なかなかやるわね」「てへ」女の子同士が互いの実力を認め合い、仲直りの直後 「ミッションは完了していない。プレシャスだ」レッドは指パッチン。

「ここだ」「ン?」猊下と陛下のたった2人の探索行は見晴らしのいい崖の上で終了していました。 「かつて我らの神殿の一つがここにもあった。もう一つの秘宝ゴードムの脳髄はここに」またも地面のダイヤル回し……と、見せかけて大地に向かって呪文唱え、カーズではなく岩をリュウオーンの足元に盛り上げるガジャ(Aパートでも見た気がするな〜)。 「ガジャ!、貴様っ」「仕掛けがないと言った覚えはないな、リュウオーン陛下」胸元まで岩に埋まってもがく赤トカゲさんを尻目に、お宝ゲットかと思ったら……岩にヒビが入り力任せに脱出してくるリュウオーン。 呪文唱えて空中から呼び出した切れ味悪そうな武器で対抗するガジャだけど、一合打ち合っただけでズンバラりん。草陰へと逃げるガジャ様。 「このリュウオーン、ゴードム文明など恐れぬ! ……これがゴードムの脳髄か」赤い内部構造が見える二連アンモナイトに近づくリュウオーン。

その周囲に小爆発。サバイバスターとボウケンジャベリン構えたレッドが降り立ちます 「ジャリュウ一族の長か。どんな気持ちだ? 多くの部下を犠牲にしプレシャスを見つけるのは?」。 「部下などいくらでも作れるわ」剣を抜いて怖い足場でチャンバラ開始「奴等はこのプレシャスに比べたら、何の価値もない」。 そんな二人を崖の上から心配そうに見つめる4人。 「部下の命を使い捨てにする貴様は、俺には勝てない」「なにぃ」「俺には仲間が居る、そのパワーがある」 とか言いつつ、サバイブレードとボウケンジャベリンの二刀流で、二刀流のリュウオーンを一人でやっつけ、崖下に落としちゃうレッド。  ……リュウオーン、きっと生きているんだろうな。まぁ、アクションは素面バトル響鬼さんテイストでカッコ良かったけどね。

「ゴードムは滅びぬ、見ているがいいボウケンジャー」ご自身も足滑らせそうなガジャの捨て台詞の後は、「チーフ」「やりましたね」抜けるような青空の下でのプレシャス回収。 「ハザードレベル130、プレシャスです」青の報告後「ん、回収」赤に命じられてケース出した桃だけど、そのまま黄色にバトンタッチ「いいの?」「さっきは、ごめんなさい」。 「菜月ちゃんは間違いなくボウケンジャーだよ」青が保障して黄色によるプレシャスのケース展開。 そして「俺も忘れてもらっちゃ困るな」黒がその上にゴードムの脳髄乗っけて、任務完了。 「一人ひとり探す宝は違っても、同じボウケンジャーだ。行くぞ、新しい冒険が待ってる」暁の言葉と、エンディングの最後に見る景色に霧を描き足した風景で、今回は締め!

次回予告 Task.3『覇者の剣』
「美人にそういうの、似合わないよ」「バイバイ甘ちゃん」 3話は女に優しい……というか、女に甘い蒼太くんVS ダークシャドウ・風のシズカなるくの一さんとのお宝争奪バトル。舞台は自然界ではなくビルの中。ダイハード展開だったりするんでしょうか。 で、「こんな時代に冒険なんて」とおっしゃる方はどちら様?

スパヒロエンドはやっぱり天道兄妹によるボウケンジャー鑑賞
「わたしボウケンジャーにハマりそー」あおりカットで力強くのたまう樹花ちゃん「誰が好きなんだ」「選べないよぉ、5人とも素敵なんだもん。アクションだってさえてるし、武器もユニーク」それに、演技と表情の硬さとアフレコの棒っぷりも甲乙つけがたいもんな。 「さすが棒々戦隊」「轟轟戦隊だよ」突っ込む妹と、お兄ちゃんの“えっ”て驚き顔に大爆笑〜。今期のスパヒロエンドは、555の頃のノリを楽しめそうです。


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Task.1 Task.3
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