轟轟戦隊ボウケンジャー  Task1『魔神の心臓』にアタック



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2月19日
ついに新番組の第一話が始まる、二月下旬の週末がやってきてしまいました。寒かろうが眠かろうが、7時半になったらテレビの前で瞬きもせずに凝視です。それではいってみようか、特撮感想日記〜

轟轟戦隊ボウケンジャー Task.1『魔神の心臓』
初めてのジャンクションは、採石場での五人揃い踏み(爆発つき)と、ダイボウケン(ロボ)が派手な花火を背景に剣をゆっくり下ろすところ。かなり正統派の作りです。

今年初めてのスーパーヒーロータイムのタイトルバックは、魔鏡を反射させて遺跡の壁に古代文字を浮かび上がられるピンクとイエローから。 空にヘリ、地上には停止したゼクトルーパーとワーム。高層ビルからガラスの欠片が降るカブトのカットは文句なしにかっこよく、ピラミッドを背景に砂漠で戦闘員(カーズ)に囲まれるブルー&ブラック(ゴーゴージャイロとゴーゴーフォーミュラつき)、崩れる通路を走って脱出するレッド、 ゴーゴーダンプとカブトエクステンダーの併走、ニ分割画面によるそれぞれの決めポーズ(カブトは渋谷背景、ボウケンは砂岩地帯の奇景)もいいんたけどぉ〜、BGMが去年と一緒なのは何ゆえ?

30th ANNIVERSARYとバックについたスーパー戦隊シリーズのロゴ。燃える地図と歴史っぽいイラストの数々がよぎる演出は夜7時代のワンピースのよう。 「何時の時代も未知の世界を求めて旅立つ者がいる。人は彼らを冒険者と呼んだ」ここで不敵に笑うかのようなボウケンレッドのマスクが上斜め45度でバーン。 「サージェス財団は世界各地で失われかけている、貴重な宝を集める民間団体だ。宝とは古代文明の遺物、沈没船や秘境に残された財宝、そして絶滅寸前の動物までさまざまである。中でも現代の科学水準を遥かに越えた危険な力を持つ秘宝をプレシャスと呼ぶ。サージェスはプレシャスを見つけ出し守り抜く秘密チームを組織した」by太田信一郎。 ここでマシン(ナンバーはSGS BK・5050)による海辺への出動の様子が映ってOPへ。

それぞれの得物を振り回してのポーズ後、演じる役者さん達の名前と顔が出るわけですが、入る前の先達冒険者たちが全員白人とおぼしきイラスト(笑)。冒険だの発見だの未知だのといった言葉に潜む、ヨーロッパ中心史観を如実に示していて大変おもしろいです。 なんとなく西洋人の猿真似と評された鹿鳴館っぽいというか。 そして白い敵(大神官ガジャ)とまだ名もわからぬ赤い敵がチラッとな。まだ登場しないマシン(ドリルだよ〜)に、調子良さそうな円錐CGマスコット(?)、ドジっぽい博士 中盤の戦闘シーンは前と違って国内。けど基地セットに水があったりしてチャレンジ精神はなかなか……一年間楽しめそうな予感がします〜。

劇場版とマジVSデカのDVD CM後、Aパートは海底探索するゴーゴーマリンダイバーから開始です。 「わー、まっくらだね〜」窓の外を物珍しそうに見るのは、アバンでも嬉しそうに窓から手を振っていたボウケンイエロー(間宮菜月 演・中村知世)。 「本当にココか、さくら姐さん。ちょっと代われよ」図々しい態度なのはボウケンブラック(伊能真墨 演・齊藤ヤスカ)。 ハンドルにかかる手をキッパリ退け、マシンを運転するのはボウケンピンク(西堀さくら 演・末永遥)「黙って見ていてください」。なるほろ、デカレンやマジレンとはピンクの性格づけが真逆なんですな。

「おおコワ」「それにミッション中はコードネームです、ブラック」「そうだよ、菜月はイエローなんだよ」「そういうのガラじゃないんだ、色で呼ぶな」 両手に花のハズが、女性2人に責められるブラックという図で海底遺跡に到達です。 「ねぇねぇ、なにあれ。なんかあるよ」視界にしゃしゃり出るイエローの頭をピンクがどけてたら、地上からボウケンレッド(明石暁 演・高橋光臣)モニター越しに解説です。 「世界には海の民と契約して、海を自由に操るという伝説が幾つも残されている」「そうそうそうだ! ちなみに日本では海彦・山彦ってやつね」茶々いれるのはボウケンブルー(最上蒼太 演・三上真史)、アバンタイトルでも伸びをして余裕のぶっこいていた軽めのパイロット(でも操縦桿はハンドル)。

「知ってた知ってた〜?」うざいイエローの頭を退けて「その伝説がなんだって言うんだ」腕組みするブラックに丁寧解説のレッド。 「その伝説の源となったのは謎の文明、ゴードムだ。彼らはゴードムの心臓と呼ばれる秘宝で海を支配していたと言われている。だが今までその遺跡を見つけた者は無い」 それを聞いて小躍りするイエロー「じゃあアレが幻のゴードム文明の遺跡?!」「あそこに今回のプレシャス、ゴードムの心臓が」ブラックも身を乗り出します。 すかさず解説入れるお節介レッド「ゴードムの心臓、海水からエネルギーを取り出す超科学システム。ボウケンブラック、ボウケンイエロー、心臓を捜して来い。アタック」指ぱっちんで送り出します。 p>入り口ふさぐ岩を除けたゴーゴーマリンダイバーのコクピットで、水中スクーターで乗り込む二人を見送るピンクはため息「チーフ、本当にあの二人でいいんですか」。 「なんだ。まだあいつらのテスト入隊に反対か」なるほど見習いさんの初出動でしたかブラックとイエロー。 反対なのはブルーもでした「プレシャスの危険を理解しているか心配だな」。「だが、冒険を持ちは楽しむ気持ちは知っているさ」今回のレッドはなかなか太っ腹ですな。

空気のある廊下へでるイエローとブラック。水圧に耐えられスーツと明かりもつくマスクがあれば酸素がなくても平気そうです。 「行き止まりか」「何か嫌な予感がする」見上げれば海底なのにコウモリの群れ。食い物はまだしも暗い海底でどうやって酸素を……? ともかくお互いにパニくる人間とコウモリ。 偶然イエローの手が隠しスイッチに触れ、2人は隠し部屋にご案内〜。 金色の光が照らす柱とオブジェに囲まれた空間で「ここが神殿かぁ」ブラックが周囲をチェックしている間に、「なにコレ、何かスイッチが」不用意に中央のオブジェに触れるイエロー…… 「あ、バカ!」たちまち噴出す炎のワナ。遺跡がこれだけ活動的ならコウモリが呼吸できるくらいの空気、地上から取り込んでそうですな。

転がって炎から逃げるイエロー。「サバイバスター!」武器名を言いながら炎の出元を撃つブラック。残った部分のてっぺんにはなんと「ほらほら見つけた、パズルだよ」9枚だと15並べではなく9並べかな。 「なるほど、そういう仕掛けか。相変わらずカンだけはいいな」頷くブラックの横で冒険ケータイ・アクセルラーでパズルをチェックするイエローは0って数字見て頭ポリポリ 「あれ、プレシャス反応がないよ」「そんなのアテになるか」とっとと絵模様あわせるブラック「お先にプレシャスとご対面だぜ」。 突然揺れる神殿、2人を捕まえる腕状のオブジェ。水が溢れ出し、海底から浮上するナゾの遺跡。

「あーあ、何かやらかしたみたいっスね」空で高みの見物してるブルーと違って「海底隆起してます」近場にいたピンクはあわてて退避。海上でブルーに救助されたりしています。 島のようになった遺跡には地面から道も出来ちゃってて、そこを爆走するゴーゴートラック。センサーだか何だかつけて「そこか」トラップに掴まってもがいてるイエローとブラックの救出に向かいます。 遺跡の中では水の消失と同時に、石棺を封印していた青い剣が崩れ去り、重い蓋がズレて、中にはいってた石と化した大神官ガジャ(大高洋夫)のミイラが生気を取り戻し「蘇えった」なんてつぶやいてました。カベからは顔の中にロウソク灯し手にたいまつ持った石像みたいな戦闘員(カース)も復活「我らの時が、再び動き出した」。

遺跡の中で巨大トラックをターンさせるなんて荒業使い、後部マニュピレーターで2人を救出するレッド。 「迎えに来たぜ」二人を掬って荷台へポイッ。脱出後は荷台を傾けて土砂ごと地面へドドド〜。上からは岩も落ちてたはずだけど、なぜかきめ細かい砂に埋まっているブラックとイエローがかなりナゾ。 「ブラック、イエロー、楽しい冒険だったか?」上からはレッドのからかうような声が降り「だから色で呼ぶなって」抗議してたら、 ピンクと駆けつけたブルーに「トラップに引っかかるのが、元泥棒のテクニックかい?」なんて揶揄されちゃいます。その間、砂山から滑り落ちてレッドに助け起こされるイエローが何気にラブリー。

「泥棒じゃない、トレジャーハンターだ」そのポーズが何気にFF6のロックですな。 「いいか、海の底だとプレシャス見つけにくいだろうが。だから俺達は神殿を持ち上げてやったんだ」減らず口も似ています。 「偶然封印解いちゃっただけだけどね」ボソッと耳打ちするイエローを「おいっ」と口止めしてたら…… 「プレシャスはもっと神殿の奥深くにある」斜めにかしいた神殿を見上げるレッド「ここまでして隠されているなんて、今回のプレシャスの危険性は計り知れません。新人はここに待機させましょう」置いてけぼりを提言するピンク。 慌てたブラックはイエローともなって遺跡に突撃です「プレシャスを見つけるのは俺だ」。 抗議するブルーに苦笑交じりのレッドは指パッチン「新入りに先こされるぞ、アタック」

石切り場の様な迷路を迷いながら抜けていく2人と3人。それを物陰から観察する神官とカース「この時代にもゴードムの心臓を狙う者がいたか」。 三つ巴のプレシャス争奪戦に一歩先んじたのは、抜群のカンもつイエロー組。 「扉があるよ。隠し扉になってる〜」アクセルラー見て喜ぶイエローの前に出て「任せろ」剣モードのサバイバスターでピッキングしてのけるブラック。 扉が下へと沈み、かがんで進んだ先には「うわー、ひろーい。この下ってマグマかな」聖杯でも隠されてそうな溶岩の上の細い石橋(インディ・ジョーンズ 最後の聖戦?)。 「おい、アレが祭壇らしいな」橋の向こうには青白い光を放つ何かが壁に埋め込まれてました。

「いくぞ」2人が走り出した直後、ブラックの足元がボロっとな「トラップブリッジか」慌てて掴むイエロー。 引き上げてる最中に、横を駆け抜けていく先輩3人「おっさき〜」。 「あの、そこ落とし穴」イエローが忠告する前からバンバン踏み抜き、走る速度はそのまんまな先輩達 「落とし穴は落ちる前に駆け抜ける」「基本です」「何してる、さっさと来い」けど、遺跡保全とかの基本は抜けまくってるよな、こいつら。 置いてかれそうなイエローとブラックは残った足場から大ジャンプして先行する先輩達に追いつきます。最後はベシャッとギリギリセーフ。

「プレシャスの光だ」「これがゴードムの心臓。未知のエネルギーシステム」ムンクが描きそうなオブジェにパイプがいくつかくっついた代物に、アクセルラー向けるブルー。示された数字は86。 「ハザードレベル80を超えてる、あっぶないなー」触れようとした直後に空中へ飛び出し、無数に分裂するゴードムの心臓。 「凄いいっぱいになっちゃった」「どうなってんだ」またも不用意に触ろうとするブルー。爆発する白黒画像を見てしまい「それダメ」ブルーを突き飛ばすイエロー。 地雷のように爆発する偽心臓見て「サンキュ」感謝のブルー。「貴女どうしてわかったの?」不振がるピンク。「え、うーん」よくわかってなさそうなイエロー。どうやら恣意的にカンは働かないようですな。

「本物は一つ、あとは泥棒避けの爆弾か、さてどうする」お手上げポーズのブラックの前に進み出て、手近な一つを別の一つに向かって押し出すレッド。 「やめろっ、そんな事したら本物が破壊される」次々誘爆する偽心臓。 変身を解いてその様子を冷静に見ているレッドこと明石暁「海底に封印されていたという事は壊す方法がなかったっていうことだ。これしきの爆発で壊れるもんか」。 チーフの言うとおり残ったのは本物1つだけ。 「ミッション完了です」「どうだい、元泥棒さん。これがボウケンジャーのやりかた」変身を解いたピンクとブルーが余裕かましていたら、いきなり最上蒼太を殴り「いくぞ」イエロー横抱きにして飛び降りるブラック。 その手元からワイヤーが伸びターザンの要領で向こう岸へ。その途中、イエローがしっかりゴードムの心臓をゲットです。 「やられた」くやしがる蒼太。 「いたたたた、もうひどいなぁ」「悪いな」文句言う間宮菜月の手からゴードムの心臓奪い「プレシャスはこの伊能真墨が頂いた。わかったか、俺があんたを超えるトレジャーハンターだと」

勝ち誇る真墨はムッとしてるチーフに勝利宣言「明石暁、いや不滅の牙」。『不滅の牙?』顔見合わせる蒼太とさくら。 応えるかのごとく得々と解説始める真墨くん「かつて世界最高のトレジャーハンターがいた」どんな秘宝も必ずゲット、 その牙から逃れられる獲物はない。 「ついた名は、不滅の牙。それが今じゃヒーロー気取りか」長台詞になるとちょっと不安が残りますな、ブラックの人。 「あなたは明石チーフに挑戦する為にテスト隊員に?」「そういうことだ、さくら姐さん。だからこいつは返すぜ」退職届がわりにアクセルラーを投げ渡し、退職金はゴードムの心臓「俺はこいつをどっかに売りつけて、せいぜい楽しく暮らさせてもらう。いくぜ」。 「期待以上だぜ、伊能真墨」なぜか嬉しそうな明石チーフ。 そして「またトレジャーハンターに戻るの?」残念そうな菜月ちゃん。「なんだよ、まさかお前、あいつらの方がいいなんて」トレジャーハンター時代からの相棒を真墨が説得しようとしていたら

「ゴードムの心臓、返していただこう」ガラガラ声ながら現代語を流暢に話す神官登場「愚かな人類が触れるでない」。 「ゴードム文明の末裔も封印されていたか。さてどうする真墨?」お手並み拝見といったチーフが見守る前で、カースが振りまわす松明に追い詰められ、 真墨が崖下に落ち、菜月が駆け寄ったところでCMへ。

ナゾのグワシポーズでゴードムの心臓を奪って立ち去る大神官ガジャ。 「大丈夫かい」ワイヤー使い元トレジャーハンター達と同じ要領でこちら岸にきた3人が覗いてみれば、悪運強く崖の途中で引っかかってる真墨くん。 「二人は奴らを追え」「はい。でもチーフは?」「俺はもう一人の隊員を連れて行く」。 あいつはボウケンジャーになるつもりなんてなかった、そいつを助けてまでと最上が文句言ったら 「ボウケンブルー、ボウケンピンク。俺は既に命令した、このボウケンレッドが。お前も行け、後は任せろ」なんと菜月まで先に行かせます。 そのままちっちゃなパラシュートで真墨のそばへ(タケコプターと同じ素材製かな、そのパラシュートは)。

「わざわざ笑いに来たのか。ほっとけ俺を」ナマ言う真墨の胸倉つかみ「甘ったれんなよ! もう一度選べ、このアクセルラーを受け取るか、このままマグマに焼かれるか」「なんだと!」 「お前が言ったんだ。俺の牙から逃れられる獲物はいない。その獲物はお前だ」愛の告白ですか?いや命がけのスカウトですかい。 「はじめから解っていたのか、俺が裏切ると」そんな真墨を引っ張り上げ「わかっていたが見事に出し抜かれた。そうこなくちゃ部下にする価値はねぇ」

「何やってんだ」「さあ?」
その頃地上では、4本の柱に囲まれた崖っぷちの祭壇で、ガジャが石のダイヤル回してました(銀のつけ爪とカラコンがきれいですなあ)。 「ついにこの時がきた。われら本当の復活の時だ」せり上がった祭壇の赤い水槽にゴードムの心臓を入れ、なにやら呪文唱えたら、水を吸って赤く染まり脈動始めるゴードムの心臓。 そのまま地下へと水槽ごと降りてゆきました。 「ナニか光ったよ」不用意に声出し、すっころびかけた菜月のせいで見ているのがバレちゃう3人組。 「カースよ、邪魔をさせるな」松明を鎌に変えて襲ってくる戦闘員達。

「試してみるか、炎の中で生き残れるか。楽しい冒険だな」「いつかお前を超えて、俺が最高のトレジャーハンターだと証明してみせる。それまでは」アクセルラーごと明石チーフの手を掴み、真墨が立ち上がったその直後、 遺跡の上部がピッカリ光って巨人の姿で立ち上がっちゃいました。もちろん内部は大揺れです。 「おっと」明石チーフはマグマへ落下。その途中で「スタートアップ」初変身はマグマの中で、ボウケンレッドによるものでした。ひとッ跳びで上まで上って見せ、続いてブラックのスタートアップとなるわけですが、もはや時間は48分。スイッチ押したところでポーズもバンクも映らず場面転換。

地上でも変身シーンなんぞなく、既にマスクとスーツのボウケンブルーがナパーム(撮影用ガソリン爆発)背景にド派手にふっとばされてます。 つづいてピンクとイエローも「うわー」。ザコ相手なのに苦戦する理由はカースの再生能力のせい。 殴ってもそのひび割れはすっと消え「いったー」ダメージが残るのは殴ったコブシの方。 しかも「やめて、来ないで」見習いイエローは足引っ張ってます。 そこへ「サバイバスター」ジャンプ+銃乱射でボウケンレッドが救援にやってきました。 「チーフ」「レッド」指揮官復活で元気になるブルーとピンク。

「偉大なる神、ゴードムに逆らうのは何者だ」「フッ、ボウケンレッド!」エネルギーをチャージした弾で数発撃たれると、さしものカーズも黒く変色して粉々になるのか。 「ボウケンピンク」「ボウケンブルー」同じ要領でカーズを撃破する2人。 そして「ボウケンイエロー」同じパターンじゃおもちゃは売れぬと「サバイブレード」剣モードで攻撃です。 ぶっ飛ばした先には「ボウケンブラック」やはりサバイブレードを手にして唐竹割。 「真墨」「あ、生きていたのか」「今、ブラックって言いましたね」。 最後の一体はレッドが腹ぶっ刺した後に袈裟懸けし「我ら轟轟戦隊」『ボウケンジャー』名乗り完了。

「もう遅いわ。巨神ゴードムの復活じゃあ」「なに」揺れる地面、立ち上がる遺跡「 貴様ら人類は、巨神ゴードムの力を恐れ、我らの文明を封印した。だが今ゴードムはよみがえり 再び貴様らの上に君臨する」高笑いのガジャはゴードムの肩に乗り「踏み潰せ」。肩の風車が何気に可愛いゴーレムもどきに踏まれてたまるかと散る5人。 「巨神ゴードムを破壊し、ゴードムの心臓を回収する。ゴーゴービークル!」「発進シフトON」それぞれのマシンに乗り込み、海岸のリゾートホテルに迫るゴードムを止めにかかります。・ まずは空と地上から砲撃(方角的に流れ弾がちと心配)

「ゴードムの心臓とは古代兵器を動かすエネルギー源だったのか」「これがプレシャスの力?」初心者二人に解説するブルーとピンク 「プレシャスとは素晴らしい力を持っている。だけど悪用されれば地球の一つや二つ、ポーンさ」 「だからこそ安全に管理されなければなりません」。締めるのはレッド「プレシャスを悪から守りぬく、それがボウケンジャーだ」 「よーし、いくぞぉ」ゴーゴードーザーで文字通り足元掬うボウケンイエロー。 「俺の出番だぜ」ゴーゴーフォーミュラからはミサイル集中発射。巨人は倒れ、振り落とされる大神官。 そのスキに「全車、轟轟合体だ」「しかし新人の二人は合体訓練を終了していません」「ちょっとした冒険だな〜。やれるか?」 「当たり前だ」「えー、え〜?!」「いくぞ」というわけで「合体シフトオン。ダンプ、フォーミュラー、ジャイロ、ドーザー、マリーン、冒険フォーメーション」。OPをBGMに合体しちゃう5台のマシン。 第一話にしてダイボウケン登場です。ライダー以上に飛ばしてますなぁ。

操縦席のアクセルラーをはずし、ハンドルその他を折りたたんでバック状に変形、それもって降りて行き、ダイボウケンのコクピットでセットしなおす5人。 何気に旅行感覚ですなあ「ダイボウケン、合体完了」その手にはツルハシ(ゴーピッカー)とスコップ(ゴースコッパー)。コンパス象ったマークと爆発なんか背負っちゃって、どうみても土木工事です。発掘じゃありません。 遺跡調査は、刷毛と竹べらとフルイが基本でしょ?

「ファーストギア・リンク」アクセルラーをセットして一斉にレバーを倒すボウケンジャー。 そしてゴーピッカーで地走り攻撃「へっ、どんなもんだい」「やったぁ、やったぁ」鋭い得物で直接ぶん殴るのは敵戦闘員だけの特権か〜。 でっかい腕で掴んでくる力押しの巨神に向かって「負けるか」足のピストン総動員で踏みとどまり、ドつきあい開始。 少し距離をとったところでゴースコッパーによる畳替えしならぬ地面返し「食らえ〜」『よっしゃ〜』『やりぃ〜』。 胸の青白い光り見て「プレシャスを奪還する」「はい、轟轟剣」スコップにツルハシ継いで合体変形。ゴテついたロングソードに変えた後、 「轟轟剣 マトレンジャードライブ(?)」くるくる回るコンパス模様ごと敵をズンバラリン。ヒザをついて爆発する巨神ゴードム。 その爆発背負い、足元の家々を近景にポーズを決めるダイボウケンで巨大戦闘終了です「やったねー」「OKぃ」「うむ」

「無事みたいですね」「やったね」夕日にそびえるダイボウケンの足元で変身解いた5人はゴードムの心臓発見。 「触らないで」菜月を制してカードの様なものを砂に置くさくら。展開して金属のケースに変わったその上に、プレシャスをそっと置き、宝箱の様になった箱を明石チーフに渡します「回収です」。 「ミッション完了って奴か」真墨が腕叩いたらそっと無視の蒼太。「お前ら、いい加減にしろよ」今のところ不協和音耐えないチームに明石が背を向けたとき、 「貴様ら」杖から赤い稲妻出して攻撃してくる大神官ガジャ 「ゴードムの秘宝は一つではない。大神官ガジャ(ール)がいるかぎり、巨神ゴードムは何度でもよみがえるのだ」 ムスカですか? ちゅーかカーズとカース、ガジャとガジャール、どっちが正しいのか迷う発音ですなぁ。 それらを全て払拭するがごとく、海から出てきた大蛇がパクンと大神官を食べていずこかへ。オレンジ色の夕日の中、打ち寄せる波で今回は引き。

CM出演は今回レッド役の高橋光臣だけ。劇中にまだ出てないアームズシリーズも先行で見せちゃってます。 そしてなりきり変身シリーズキャンペーン、あのエラソーなレッドに来て欲しいと思うお子様っているんだろうか。 ってな心配の後に始まったエンディング。 今回、呪文解説やマックスボックスみたいな特別なコーナーはなさそうです。 現実の巨大ダンプ(レッドだけど黄色)に、スポーツカー(黒)、セスナ機(青)、ユンボ(もち黄色)、モーターボート(ピンクだけど青)に乗った5人の役者さんが、牧野森男(斉木しげる)の元に集まり追い越して、 絶壁の途中や森の中、空中に砂の斜面に水中と、各場所から拾ってきた5色の欠片を山上であわせると地球になってふわっとな。 Bouken Dreamsと筆記体で空中に書いていずこかへ。なんだかワイルドアームズ風味ですな。

次回予告 Task.2『竜の略奪者』
「おっはよー、ボウケンジャー」「ミスターボイス」というわけで、サージェスミュージアムのどこかに存在する基地が初お目見え。 メルマガで解ってたとはいえ、意外と軽いCG司令官も登場。「これがジャリュウ一族のやり方だ」あたらな敵も現れてアームズシリーズも登場です。 そして「今度は菜月がみつけるの」次回の主人公はイエローかあ。

スパヒロエンドは天道兄妹によるダイボウケン紹介
天道家のリビングにある平べったいテレビで、メタファンタジーちっくにボウケンジャー見て、かっこいいだのロボが強いだのとチョウチン感想述べた挙句「おばあちゃんが言ってた。冒険が人を強くするってな」「うん。次回も見てね〜」。マジレン&響鬼の時のマンドラとスモーキーまんまですな。まさかOPのレニー・ハート嬢の雄たけびも使い回しじゃあるまいね?


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