爆竜戦隊アバレンジャー第36話『初恋アバレミラクル!』ケラ?



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11月2日
スポーツの秋まっただ中!
ラグビーアメフトや駅伝の感想は書かないけれど、アバレだけはやってみようか戦隊だけ日記……。

月が変わり番組前宣伝(アイキャッチ)はアバレキラーからアバレマックスとマックスオージャの立ち姿に……レッドの元々の爆竜ティラノサウルスの声が健気です。
「爆竜戦隊アバレンジャー、この後 大暴れテラ!」今回は活躍できましたが来週は……哀

爆竜戦隊アバレンジャー第36話『初恋アバレミラクル!』
スーパーヒーロータイムのロゴもないまま、ぽっかり浮かぶ満月から始まりました。
「い〜い月ブラ、こんな夜にはステキな奇跡でも起こりそうブラ」湖の底に身を潜める爆竜ブラキオサウルスが、水面から差し込む月光を見上げていると、体内の格納庫から賑やかな声が響いてきました。
「いつまでこんな狭い所で暮すキロ〜」とブー垂れる爆竜アンキロベイルスを「戦いが終われば懐かしいダイノアースに帰れるテラ」と慰める爆竜ティラノサウルス。 その会話に「戦いが終わったら広い大地を思いっきり駆け回るパ〜ラサ〜」と能天気な爆竜パラサロッキルが加わり、釣られて爆竜トリケラトプスも戦いが終わった後の夢を語りました。

「戦いが終わったら私は人間になってみたいケラ……なんだか楽しそうケラ」
人間になんかなれないバキ(爆竜バキケロナグルスちゃん) なんであんなちっこいものになりたいパラサ?(パラサロッキル) 人間は、毎日仕事や学校で大変そうプラ(爆竜プテラノドン姐さん) あいつらにはノコギリもあらへんデメ(爆竜ディメノコドン……じゃノコギリザメになるのはいいのか?) なんて一斉に反論され「ただの夢ケラ」と照れるトリケラでしたが……。

深夜、トリケラは湖のほとりで一人(一体?)うずくまりながら、夜空に向かってさらに夢を語り続けます。 「でも、もし人間になれたら、ソフトクリームってのを食べたり、もしかして恋もしてみたりして、それから幸人さんにも、それから……」 いつしか眠りに落ちたトリケラの青い体を天から降ってきたオレンジ色の光が包みました。

「あれ、こんな所で寝ちゃってたケラ」朝もやの中で目覚めたトリケラは違和感を感じて、湖に姿を映してみてビックリ 「え? 人間? 人間になってるケラ!」なんと人間の少年(神木隆之介)の姿に!? パタパタと自分の体を触って確かめ、手をおもいっきり広げて喜びの声を上げます。「やった、人間だケラ!」ちゃんと服付きで人化できて良かったです。

一方、ダイノアース(恐竜が滅びなかった並行宇宙の地球)にそびえるエヴォリアン本部・侵略の園では、 無限の使徒ヴォッファがギガノイド第9番「奇跡」(人間どもの邪念を吸収しさらに巨大に成長するのだ〜 演奏シーンないけど怪獣の原曲はハイドンの交響曲? 姿は火の鳥っぽい)を作ったけど、次元移動の力を持つ黎明の使徒リジェちゃんは寝っぱなし。
仕方なく、声真似をしながら“爆睡中リジェ”の手を持って唇に当てさせ投げキッスの仕草をさせます。「がんばってね、チュv」それでもちゃんとアナザーアース(アバレンジャーたちがいる地球)へ次元移動するあたり、 リジェの次元移動能力は精神的なものではなく肉体的なものみたいです。

さて、トリケラ少年はハトと戯れたり、花の色とにおいを楽しんだり、バッタにびっくりしたり、大きな爆竜の姿では味わえなかった小さな幸せを満喫してました。 そして、アバレンジャーの基地のカモフラージュ施設・和風喫茶『恐竜や』(ウソ、実体は喫茶店に基地が間借りしている)を訪ねてみると……

次元の扉反応があったのに異常がないとかボヤく笑みぽん(女子校生・アバレピンク候補?)と介さん(戦中派老人・喫茶店マスター)。 「ケラちゃんから何の連絡もないの?」案じるらんる(アバレイエロー)に答えて「まるで家出プラ」なんてモニターからはプテラの声。 凌駕(アバレッド)が、トリケラのパートナー三条幸人(アバレブルー)に「三条さんにも何も言ってこないんですか?」と聞けば……
「知るか、連絡もしないでいなくなるなんて、どういうつもりだ。見つけたら“三条スペシャルお仕置きアルコース”だ」と不機嫌な顔で新聞広げてたりして、覗いていたトリケラ少年はすっかり腰が引けてしまいました。

「いらっしゃい」にこやかにマホロ(住み込みウェイトレス・元破壊の使徒ジャンヌ…記憶喪失中)に声をかけられ、 「おやおや、開店はまだなんですよ」介さんの優しい声と笑顔に励まされたトリケラ少年は「僕は、幸人さんに……」やっと目的を口にします。でも、 「お知り合いですか?」と聞いた笑みぽんに「いいや、誰だ?」とそっけなく答える幸人の態度に再び萎縮。
「いいんです、ごめんなさい」トリケラ少年は『恐竜や』から逃げ出してしまいました。

「せっかく人間になれたのに、正体を明かしたら……」 公園で座り込むトリケラ少年は『三条スペシャルお仕置きアルコース』(トリケラバンカーであちこち突かれまくり)を想像してすっかりビビっていました。 さらに大きな犬(ゴールデンレトリーバー 名はリバル……まるで爆竜の語尾みたいな命名)に絡まれて、ジャンパーの裾を咥えられ地面に押し倒されて取っ組み合い……元の姿なら負けないのに、じゃなくてファイティングポーズ取ったのがまずかったような?

トリケラ少年を助けてくれたのは名もなき美女(松井涼子)……と、いってもひっつめ髪に機能的なジャケット、スラックスにスニーカー、働くお姉さんといった風情です。 犬をひっぺがして抑え、やっと駆けつけた飼い主に説教する凛々しい顔にトリケラ少年はうっとり。
「こんなに汚れちゃって、怪我してない?」トリケラ少年を助けおこしたお姉さんは、水場でヒザの擦り傷を洗ってハンカチでやさしく拭いてくれました。 「大丈夫? しみない? はい、顔も」さすがに恥ずかしくなって「あ、自分でやります」ハンカチを借りてトリケラ少年が頬の泥をぬぐっていると、 凛々しいお姉さんは腕時計を見て慌てだし、緑の車(懐かしのエスカルゴ?)に乗って去ってしまいました。

「待ってくださいケラ、ハンカチーっ」蛇口を閉めハンカチにぎりしめて追いかけるトリケラ少年ですが、追いつけるわけもなくヘタりこんでしまいました。 そこは住宅街とはいえ交差点のど真ん中。急停止した真っ青なスポーツカーから「バカヤロー! 死ぬぞ」と怒鳴り声が……て幸人さん? トリケラ探しに出かけて危うく当人(当竜?)を轢きかけるとは、さすが戦隊モノ。適当に走れば目的地に着くの法則健在です。

「つまり、その人にハンカチを返せばいいんだな」なんだかんだで子供の願い事に弱い幸人は助手席にトリケラ少年を乗せてお姉さん探しです。 「そういえばお前、どうして俺の名前を?」核心にふれる質問は、ショッピングモール前に停車した緑のエスカルゴから箱抱えて降り立つお姉さんを見つけたトリケラ少年の叫び「あ、あの人です!」で回避されちゃいました。 それ以上幸人が追求しなかったのはカリスマ整体師として顔と名が売れてる自覚があるからでしょうか。

お姉さんを追ってショッピングモールに足を踏み入れた幸人が少年に名前を尋ねてみれば「と、トリ……ケラトです」なんて答えが返ってきました。 「ケラト? 変わった名前だな」さらに突っ込もうと幸人が振り返るとケラト(偽名)はソフトクリームの看板をうっとりと抱擁してました。 「こんな寒いのに物好きなヤツだ」ソフトクリームをおごってもらって幸せそうにほお張るケラトに苦笑していた幸人は、探し人のお姉さんが車に向かうのを目撃します。

次にお姉さんの車が停まったのは恐竜博物館前。平たく長い箱を二つ抱えて入っていくのを見た幸人とケラトも中へ……明らかに配達中なんだから、わざわざ入館料払って追いかけなくても車の所で待ってれば? という常識はドラマ世界にゃ通用しません。歳の離れた兄弟みたいな二人は恐竜の骨に見下ろされながらお姉さん探しです。

「変な女だな、さっきからあちこち走り回りやがって」「変じゃありません、強くて優しくてステキなんです」 「なんだお前、惚れたのか?」幸人の一言に「違いますケラっ」ケラトは顔を赤らめ髪をトリケラの角のような形に逆立てちゃいます。 もう一度会いたいと思うと喉が渇いてドキドキでふわふわと言うケラトに、それが一目ぼれだと教える幸人。

幸人はトリケラトプスの頭骨の標本前で、ケラト少年を俺の相棒に雰囲気が似ていると言い出しました。おもわず“相棒”の人となりを尋ねるケラト。 「素直で純粋、人を疑う事を知らず、こうと決めたらどこままでも突き進む」そんな幸人の言葉に感激するケラト……褒めてるのかどうか少し微妙な気がしますが。 ただ、ぼやぼやしている間に、お姉さんは次の配達先へ……慌てて後を追う二人。

港まで追ってきたもののお姉さんの姿を見失った二人が途方にくれていると、イタズラな風がキラキラ効果つきでケラトの手からハンカチを飛ばします。金網に引っ掛かっていたハンカチを回収してふと停泊中の客船を見れば箱を抱えてデッキを歩くお姉さん。 さっそく追いかけた二人は、キャプテンらしき人とドレスの女性に酒のグラスで出迎えられました。「奇跡の船へようこそ」望めば何でも手に入る、夢が叶うと言われ「何だ? 妙な趣向だな」と眉をひそめながら進む幸人とケラトを、透明な結界めいたものが揺らめいて受け入れました。 と言うかタラップの所で乗船者のチケットをチェックしないあたりで怪しんだ方が……。

船のホール(パーティー会場)に来た幸人とケラトを、さっき出迎えた3人組が酒盛りに誘います。しかも同じ顔が2組?  混乱しながらデッキに戻ると船はいつしか海上を走ってるし、キャビンのドアを開けると茶畑広がる田園だったり都会の夜景だったり「何なんだコレは」

さて、海辺の別荘ではトリノイド・ヤツデンワニがエプロン姿で愛情たっぷりお粥を作ってました。 先週から寝込んでいる仲代壬琴(アバレキラー)のためですが……スルメ・ちくわ・にんにく・バナナ・赤ピーマン全部入れたって……入れちゃいかんだろスルメとニンニクとピーマンは。タマゴやネギやトリササミといった常識的なものが入ってないあたり、かなり憎しみがこもっているかも?

さらにヨダレが土鍋にトロトロー……「まぁ、いいか」隠し味と割り切って“ヤツデ粥”をお盆に乗せて寝室へ向かいますが、無理して起き出してきた壬琴にぶつかり、 ヨダレたっぷりお粥はヤツデンワニの顔面に「熱っ 熱っ 激熱っ!」
ヤケドしたワニと、身を案じる爆竜ステゴスライドン、またゲームかとからかう爆竜トップゲイラーの声を背に、壬琴がふらつきながら向かったのは、やっぱり港。

そこには次元の扉反応を特定し、駆けつけた凌駕とらんるがいました。ついでに“奇跡の船”も停泊してますが、壬琴の情熱が向いているのは 「お前の新しい力『アバレマックス』なかなかトキメいたぜ」先々週キレまくってキラーをぶちのめした凌駕みたいです。 別に勝算とかはなさそうですが……侵略の園でふんぞり返ってた反動で、苛められたい気分とか?

戦いをいつまで続けるのかとらんるに聞かれ「それが戦いってモンさ、どちらかが死ぬまで続くのさ」と爆竜チェンジし、もう一度あの姿になれ、俺はまだ生きてるぜ、なーんて挑発がてら生身の二人にハイスピード攻撃を仕掛けてくるアバレキラー。 最近、この攻撃のダメージ量が減っている気がしますが、アバレンジャーサイドのレベルアップ、キラーの弱体化、理由は両方?

対抗するため爆竜チェンジしたアバレッドとアバレイエローVSアバレキラーのぶつかり合いになるかと思ったら、両者の間に青い雷が落ち、伝説の黒い鎧の戦士が出現しました。 「ジャンヌか? いや、あの女はもう」呟くだけだったキラーと違い「アスカさん? アスカサンなんでしょ」とうっかり声をかけたレッドとイエローは青い雷撃を受けてしまいました。 理由を聞いても無言で攻撃してくる鎧の戦士。その様子をキラーは巨大クレーンのキャットウォークから高見の見物……けっこうチャッカリさんです。

“奇跡の船”内の幸人とケラトは元のホールに戻ってビックリ。いつの間にか幸せそうな人々でいっぱいです。 オーケストラ(多分ハイドン第96番『奇跡』)をBGMに、手をパタパタさせながら飛んでいる……つもりのサラリーマン。若返った……と主張するオバサマ。ごちそうをかき込んでいる……つもりで空の皿を傾ける人や、架空の相手とダンスしている人、見えないバイオリンで名演奏を披露しているつもりの男性や、フタの閉まったピアノを弾きまくっている女性などなど。

そんな人々の中にケラトはお姉さんを見つけました。テーブルに積み上げた架空の札束を抱き締め「見てみて、こんなにたくさんのお金。これで私もお店を持つ事が出来る」と嬉しそうに語るお姉さんには、ケラトが差し出すハンカチが見えないようです。 ……10年前の車で配達頑張ってるお姉さんの事業は、毎月の支払いにも苦労してるんだろうなぁ。

「無駄だ、みんな操られている」うつむくケラトを慰めるように肩を叩き、拳を握り締める幸人の耳にヴォッファの笑い声が響きます。ここはギガノイド『奇跡』の中……お前もここで奇跡を見続けるのだ。
チェンジを試みても幸人のダイノブレスは反応しません。邪悪な笑みを浮かべヴォッファの声を中継するメイドに掴みかかってみれば、なんと正体はバーミア兵。 音楽が止まり雰囲気が激変したホールにはたくさんのバーミア兵があふれ、壁や床には笑顔のまま取り込まれようとしている人々がめり込んでます。
「お前たちの喜びと欲望が『奇跡』の栄養となるのだ」

バーミア兵の攻撃をかわしながらカッコ良く善戦する幸人ですが、ケラトが連れ去られそうになり、ひとまずホールを脱して物陰に隠れます。 もういいから逃げようと言うケラトを「俺には昔、初恋の時の辛い思い出がある。お前にはそんな思いをさせたくない。だから諦めるな、まだハンカチを返してないだろ」はげます幸人。ただ声が大きすぎたのか見つかってホールに引き戻されちゃいました。

多勢に無勢、追い詰められる幸人を見てついにケラトも大決心。青いダイノガッツをまとってバーミア兵に体当たり。両手広げて幸人を庇い 「これ(ハンカチ)も大事だけど、僕にはもっと大切なものがあるケラ、人間なんかにならなくていい、僕は爆竜トリケラトプスです!」さっとポーズ(?)のあと四足に。 眩い光に包まれて大きなトリケラの姿を取り戻してゆきます。
「いかん、『奇跡』よ船から離れろ!」ヴォッファの声に『奇跡』だけでなくトリケラも船外で実体化……細かい事はともかくとして、船が壊れなくて何よりです。

近くでは「お前は誰なんだ。アスカさんのはずがないっ、あの人が俺たちと戦うなんて。正体を現せ!」 すっかりキレ易くなったレッドがイエローの制止も聞かず、斬りつけてくる鎧の戦士をアバレイザーで撃ったりしてました。
トリケラと『奇跡』の出現に気を取られ、間合を詰められて斬りつけられたレッドとイエローですが、鎧の戦士は不意に動きを止めます。 「どうした、もっとやれ、あいつをアバレマックスにしろ!」煽るキラーの言葉もむなしく、剣を下ろし苦しみだしたかと思うと、またまた消えちゃう鎧の戦士。

自力ではレッドを追い詰める自信がないキラーは撤退し、レッドはティラノを介して空母爆竜ブラキオに出動依頼。「アイツも夢を見るのだろうかブラ」ブラキオの言葉で巨人の戦いの準備開始です。

「トリケラ、今度はお前が奇跡を起せ」「ハイですケラ」甲板に出た幸人も爆竜チェンジし、ティラノとプテラもそれぞれのパートナーと融合合体、久々のアバレンオー登場です。 他の二体に心配したと声をかけられ「お詫びに頑張りますケラ」と『奇跡』の口からビームに対抗し、角からビームを放つトリケラ。

不意に『奇跡』の姿は消え天は掻き曇り稲妻と共にマックスオージャが現れました。しかしレッドは召喚アイテム・スティライザー出してません。そして襲いかかって来るマックスオージャ!?  もちろんギガノイドが見せている幻です。しかし、オモチャの発売直後にヒール(悪役)演らせていいのかなぁ。

ブルーの指示でトリケラの目から放たれたオレンジ色のサーチビームがマックスオージャの斜め後ろにいる『奇跡』の姿を浮かび上がらせます。 そして『奇跡』を爆竜電撃ドリルスピンで撃破。その勇姿に、助け出され甲板で応援する人々……初恋のお姉さんも大喜び。

ハンカチは幸人の手で、お姉さんに返却されました。
「あっ……あたし配達急いでて忘れちゃったんだ。あの……あの子ケガ大丈夫だった?」
「あいつなら何時も元気だ」
幸人の言葉に、お姉さんはホッとした笑顔を見せます。その背後には車に満載した色とりどりの花々……これからの季節、花屋さんは手荒れが辛いですが、自分の店を持つという夢を叶えるために頑張って欲しいものです。

「幸人さん、ありがとうケラ」
今週の引きはもちろんトリケラが担当。封神演義で見たような人間からトリケラへの変化の課程図を背景に
「でも、どうして人間になれたケラ? 不思議ケラ」

『恐竜や』では鍋奉行っぷりを発揮する凌駕の声を背中で聞きながら、幸人がダイノブレスを通じて人間になった理由を追及してますがトリケラにだってわかりません。
「不思議ですケラ、まるで神様のイタズラですケラ」
「んなワケないだろ」

……夕日を受けて金色に輝く雲の上では、笑みぽんみたいな天使が介さんみたいな神様に「手間かけさせおって」なんて叱られていました。 あの爆竜の子が祈ったから……なんて首をすくめる天使を「種族は違っても心が通うから素晴らしいのではないか」と諭す神様は「それが本当の奇跡だってんでしょ、この説教オヤジ」なんて生意気な口効く天使に溜息つきつつ「まぁ、あの子達がおるからこの地球も、大丈夫」信頼をこめて地上を優しく見守ってます。

その頭に蛍光灯が揺れている事に突っ込めばいいのか、ケラト=仮面ライダーアギトの神様少年という子役ネタ(と、言うか神様の万能性で謎を決着させる相似点)に突っ込めばいいのか、ちょっとわかりません。

次回予告 第37話『快感アバレクイーン』
ジャンヌがマホロになって抜けたせいで色気不足となったエヴォリアンに、ナイスバディに成長したリジェが光臨……キラーと一緒にキラーオーに乗り込んだりしています。 ところで、もう一人の幻のリジェは成長しないままで幅広い嗜好をカバーとか……い、いえ、なんでもないです。

初恋か……エヴォリアンの侵略戦争で多くの竜人と爆竜が失われたダイノアースには、他のトリケラトプスはもう……人間になって恋をしたいという願いは、最後のリョコウバトが人化して子孫を残したいと望むようなすごーく切実な願いだからこそ、 天使の笑みぽんも叶えてあげた……なんて事は無いですね。服も完備の天使様のなさる事、もちっと年齢上げてやってるはずだしね。

DQ6のイベントを思い出させる奇跡の船……でも『奇跡』はジャミラスというより、天野テイスト漂うFFの召喚獣・フェニックスのノリ(復活アイテム・フェニックスの尾のイメージ?)。ああ、こんな所にもスク・エニ合併の影響が(ないない)


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