爆竜戦隊アバレンジャー第32話『アバレ爆竜フルスロットル』ブラ?



もくじに戻る
第31話 第33話
アフォーの研究室(トップ)に戻る
10月5日
いやぁ、SUPERヒーロータイムのロゴがメタリックにカッコよくなってましたね。やっほ〜い!
終わりも「次回も見てくれるって解釈で、いいのかな?」なんて草加雅人(仮面ライダーカイザ)で締めてくれて大笑い。ずっと草加でもいいっ。まぁ、別のパターンが、あればあったで、楽しみですが。
そんな事より……破壊の使徒ジャンヌとアバレブラックが……

爆竜戦隊アバレンジャー第32話『アバレ爆竜フルスロットル』
まずは、爆竜テラノサウルスによる前回のあらすじから始まりました。
アノマロガリスIIから出撃してきた暴走連結生命体バルギゲニア(電車と言うかイモムシと言うか……)と戦うため、 伯亜凌駕、三条幸人、樹らんるが揃って爆竜チェンジ、パートナー爆竜と融合合体してアバレンオー登場となりました。

バルギゲニアのパワーにめげず「負けるか〜 どりゃー!」とブン投げたものの、落下位置には巨大イモムシの影も形もありません。 なんと素早く地面にもぐっちゃった模様。なんか100倍パワーの使いどころを間違ってませんか〜
ところでアバレブルーは笑みポン(アバレピンク候補の女子高生で基地のモニター)を「今中」って姓で呼ぶんですね。24話のノリで「幸ポンv」「笑みポンv」と呼び合う仲だと勘違いしてましたよ。

雲を通してもその巨大さがわかる空中要塞アノマロガリスIIの操縦スペースでは、「アスカ、あなたに関わった全てを、破壊してあげるわ」と破壊の使徒ジャンヌが迷惑な事言いながら、伝説の鎧を装備して気合入れてます。 あり、アンモナイトみたいな暗黒の石持ってスペシゥム光線ポーズで蒸着じゃ? 今回のは足元からパーツに覆われていって、ちょっとG3風味。

地上ではジャンヌに操られたバルギゲニアが突然地面から飛び出してアバレンオーを轢いたりしてます。S字にうねるバルギゲニア、不気味カッコいいです。虫嫌いの視聴者はヒイてるかと思いますが。 6対の足が電童みたいな回転体のバルギゲニアは上部を持ち上げると赤い稲妻だかで攻撃も出来たりして、アバレンオーはピンチ、かな。

「出てきなさいアスカ! この世界と共に消してあげる」どうやらジャンヌはアバレブラック(アスカ)にオンリー・ユー。他のアバレンジャーやアナザーアース(こっちの地球)は、ついでに攻撃しているだけみたい。 しかしジャンヌの目の前に出てきたのはリジェのそっくりさんでした。突然頭を抱えて苦しみだすジャンヌは、 泣いているあなたを助けたい、なんて健気な少女を剣で一薙ぎ。少女は消えましたがジャンヌも鎧が解けて倒れてしまい、バルキゲニアもアノマロガリスIIも退散です。 強いぞ不死身の幻の白い少女。君さえいればジャンヌとアスカは常に戦闘不能だ!

事が終わった後、アバレンオーの足元に駆けつけたアスカは、現れた白い少女の「アノマロガリスの中にジャンヌがいる、お願いジャンヌを……」という言葉を聞いてなにやら決意の模様です。 ところでジャンヌ=伝説の鎧かーい。少女はジャンヌを泣き止ませてくれと言いたかったんだと思うがなぁ。

「何をしているのジャンヌ、裏切り者のアスカを葬ると誓ったはずよ、あの日から!」
ジャンヌが起き上がり、ついに回想が始まっちゃいました。
エヴォリアンの宮殿に攻め入ったミズホとマホロ。兄ちゃんは長剣で、妹は光線銃で善戦してますが、敵本拠ですからジャミーバ兵の数は尽きません。 しかも後ろから緑の怪しい影が迫り、あっという間にツルでがんじがらめです。

「我は邪命神デズモゾーリャ」(声 佐藤正治…って男かよ!)
太りすぎのトリフィドみたいなデズぽん、最近はすっかり植物やってますが、昔はそこそこ動けたようです。 そのデズぽんの言うことには「レジスタンスの戦士よ、わが嬰児(みどりご)を宿せ、お前の強さはそれに相応しい」って、草ッ葉の分際で人妻に言い寄るとは何事じゃあっ。アスカと新婚ほやほやなマホロは、当然キッパリお断りします。 「私には愛する人がいる。再会を誓って戦う仲間がっ」
しかしデズぽんは諦めません。その男は来ないと食い下がり、裏切りの証拠映像を緑の霧の中に投影します。

そこに映し出されたのは、マホロ達から連絡がない「二人はもう……」とシーツに顔をうずめるヘタレなアスカ(上半身裸に包帯グルグル状態)と、 「元気を出して」なんてお粥をもってくるナユタ(永井めぐみ)つーか誰やねん。まぁ、デズぽんの創作物だろうけど、美人だv

二人が抱きあう映像を見て「そんなはずない、こんなの幻よっ」と叫ぶもののデズぽんの“お前らは捨石”発言に反論する力を失ったマホロは(もしかして何日か経ってるのかな?)、 ツルが放つエネルギーを腹部に受けて悲鳴を……で、直後に赤ちゃんですかい。
「可愛いぞ〜、お前とデズモゾーリャ様の子供だぞ」なんて創造の使徒ミケラと無限の使徒ヴォッファは祝福してますが、マホロは虚脱状態です。この辺詳しくヨコシマに描写すると無料スペース確実に追い出されます(汗)。

「マホロ? そんな名前はもう捨てた」汚れた白ワンピースにボロコートのマホロの横に並ぶのは伝説の鎧を着たミズホ(加々美正史)。 リジェはDQ7理論で月足らずで生まれちゃってるかも知れませんが、そこそこ時の流れはあったようです。
「暗黒の鎧は奪い取った」
「お兄様」
「共に裏切り者のアスカを倒そう」
……兄ちゃんのほうはアスカの暴走を知ってたんですかねぇ?  それはともかく、名付け名人かもしれないデズぽんに、ジャンヌと名付けられついでに赤い服まで支給されたのが、ジャンヌ誓いの時だったようです。

しかし、仲代壬琴(アバレキラーで元医師)の診たてでは、ジャンヌの最近のヘタレ理由は何者かに無理やり見せられた幻覚が切れかけているせいだそうで。 それが本当なら、仲間フラグが立ちそうです。しかし目を見ただけで分るとは、さすが天才外科医……て、専門外じゃん。(ウィングペンタクトの説明書あたりに見分け方が載ってたのかな)

一方、アバレンジャーの基地でもある和風喫茶『恐竜や』では、笑みポンの手当てを受けた人から恐竜カレー食べながら、ジャンヌ退散の理由を推理中です。 白い少女から情報を得ているアスカは、奥の基地スペースで竜人の鎧に身を固め覚悟まで固めちゃってる感じで、仲間脱退フラグが立ちそうです。

「アノマロガリスの位置が分りました」
連結生命体をジャンヌが操れるのは伝説の鎧の力、一人でアノマロガリスに潜入し伝説の鎧を永遠に封印すると、 凌駕の同行を断り、アスカは空と陸との二面作戦を提案です。
「皆さんのダイノガッツをわけてください」止め絵演出付きで『恐竜や』一同に握手を求めるアスカのものすごく明るい笑顔と対照的に、 介さんと舞ちゃん以外は、深刻な顔の若者たち。ここからはシリアス一直線。

橋の上で厳かに声もなく爆竜チェンジして、久しぶりのライドラプター(乗用恐竜)でアノマロガリスIIへと向かうアバレブラック。 口ごもるイエロー(らんる)を「言うな、今はまだ言うな」なんてブルー(幸人)が封じつつ、やっぱりライドラプターなんですが、 某美少女戦士の敵が来週CGじゃないのは4頭のライドラプターのせいもあったりして。それと、少し前に「許せ、真理!」とか叫びながら若者が変身ベルトに当り散らしてたのも、この橋だったような気がします。 戦いの為に想いを断ち切る名所か?

「ブラキオ、私の代わりにこれから皆を見守ってくれ……行くぞ、ジャンヌ。その鎧を永久に葬り去ってやる」 てな感じで、今回もアイキャッチはアスカとブラキオでした。 まぁ、CMのお陰で聖なる盾とか言われる新武器が『スティライザー』で、オフェンスモードとディフェンスモード、そしてスティラコサウルスを呼ぶサモナーモードがあると分かったのは収穫ですが、アスカのアイキャッチが見納めな気がして不安が増します。

採石場、いや荒れ地に到着した一同とバルギゲニアのバトル開始ですが、「寂しさは愛を強くしてくれる、笑って会える日を信じているブラ」なんてセリフは決めたのに、 機先を制して節ごとの分離と合体を使い分けるバルギゲニアの攻撃で、ブラキオは横倒しになり爆竜たちは出撃不能になっちゃいました。 しかし、この分離攻撃……科学忍者隊ガッチャマンの敵メカを懐かしく思い出しちゃいますねぇ。飛行モードでは一度に三機しか出ないのが愛嬌ですがハルキゲニアってこんな生き物でしたっけ?(むしろゴカイっぽい)

空からの攻撃で、派手にふっとぶアバレンジャーたち。ブラックなんか前転横二回半ひねり飛ばされと最後にめいっぱい魅せてくれます。 素早く立ち直って逃げるアノマロガリスIIに向かって山を駆け上がりハイパージャンプ。「逃がさんぞ、ジャンヌ」って竜人のジャンプ力って今更ながらにすごいですねぇ。 第一話で生身なのに天空の扉に飛び込んでんだもんなぁ。

地上では巨大な敵に打つ手無しの三人が最後の希望をアバレマックスに託します。このあたりも巨大メカにハンドウエポンで挑む科学忍者隊の……ま、それはともかく、軽く弾かれ反撃されて、 直撃はスティライザーで防いだもののアバレマックスは炎に包まれちゃいます。しかーし、突然輝きだすスティライザー、そして現れる最強の爆竜スティラコサウルス!?
なぜかチャリオット風味の引き車付き爆竜の登場です。あり、今回のアバレマックスには凌駕の意識があるみたい。前回スティラコがコンタクト取ってこなかったのは、アバレマックスの力に凌駕が飲み込まれていたという解釈でいいのかな。

「ここは、ステイラコサウルスの中なのか? 悪を倒せと叫んでいるのか」 ステイラコサウルスと融合合体したアバレマックスはサモナーモードのスティライザーをコンソールにはめ込んで、 バルギゲニアとバトル開始です。

新たな爆竜の出現に焦るジャンヌの目の前に、「ジャンヌ今日がお前の最後だ。そしてその鎧も永遠に封印する」と剣を構えたアバレブラックが現れて上空でも別居夫婦決着の時、いや因縁の対決が始まってしまいました。 ブラックが上から降って来るのはダクトを這ってきたのかも。
しかし剣を出す暇がなく、体術と電撃で対抗するジャンヌの反撃であっさり変身が解けちゃうアスカ。斬りつけられたジャンヌの変身も解け、ガントレットがこわれて誓いの腕輪があらわになります。 何度も外そうとしたのに外せなかったそうで……大事な持ち物(重要アイテム)ってやつでしょうか。

マホロなのかと問いかけるアスカに 「マホロを捨てた男に話す必要などない」と剣を向けるジャンヌ。 「マホロを忘れた事はない、一度たりとも……マホロは私が愛したたった一人の女性だ、そしてこれからも永遠に」 ペンダントを出したアスカの熱い告白に、本日三回目の悲鳴を上げて倒れたジャンヌ=マホロ。抱き止めるアスカ……ここで終わったらめでたしめでたし、だったのになぁ。

地上では再度合体して地面にもぐろうとするバルゲギニアのエビ尻尾に「逃がすか」と噛み付くスティラコサウルス。 そして繰り出される「ファイアーボールクラッシュ」……両輪にまとった炎の演出は単にスタート時の空回り表現で、キモは両輪のギザによる、バルゲギニアのタイヤパンクさせ攻撃ですかい?
タイヤに何が詰まっていたのかはわかりませんが、バルゲギニアはのたうって大爆発です。見ていたらんると幸人、そして笑みポンと介さんは 「やったー」「なんとすさまじや、アッパレさ」と大喜び。変身を解いた凌駕を笑顔で迎えます。
「そういえば、アスカさんは?」

アスカの腕の中でマホロが気づくと同時に、額の紫色の模様(デズぽん印?)が消えました。 「アスカ、あたし何をしてたの? あたし……」正気を取り戻した妻を抱き締めるアスカ。 しかし額の模様復活と同時にマホロはジャンヌに戻って貞子っぽく目を剥いて暴れはじめます。アスカの首を締め突き飛ばしたジャンヌは伝説の鎧をまとい青い剣で6連撃。7撃目にアスカが腕を捕らえてジャンヌの押さえ込みに成功し目を覚ませと叫びますが、説得は失敗……

「愛し合う二人の運命やいかに。この後、衝撃の結末ブラ」
引きはマホロの腕輪とアスカのペンダントを背景に爆竜ブラキオが担当でした。

マホロと呼びかけるアスカを、「私はジャンヌだ」と叫んで殴り飛ばし、斬りつけるジャンヌの剣がアノマロガリスIIのコントロール装置を直撃。『そして誰もしなくなった』(byダーティペア)原理で爆発しはじめるアノマロガリスII。 笑みポンの笑顔が凍りつき、介さんが舞ちゃんの目を覆います。

崩壊が進む空中要塞内部では、ダメージを受けながら(コンソールで感電でもしたのか?)もなお、 憎悪をむき出しにするジャンヌを見つめるアスカの目から一滴の涙が……
「マホロ、さよならだ。永遠にっ」
剣を構え、アバレブラックの姿となりダイノスラスターで伝説の鎧姿のジャンヌを袈裟懸け。黒い二人の戦士を、白く降り注ぐ火花が葬送花のように覆う(バラのタトゥーなんて単語が浮かんじゃいそうだ……)。

仲間の目の前でアノマロガリスIIは空中爆発。
「……アスカさん」
「アスカさーん」
らんるが座り込み、空を見上げる幸人と凌駕の悲痛な声で次回予告へ……

次回予告 第33話『アバレ戦士を忘れない』
悲しくてもトリノイドは襲ってくる、というわけで、 最強の格闘家(佐竹!?)をねらっているちょっぴりキラーノイドっぽい造形のトリノイドとキラーオーのタッグに立ち向かうのは、 アバレンオーと新登場のマックスオージャの模様です。ダイノコマンダーをアバレキラーが見せびらかしてアバレンジャーたちを挑発してましたが、本当に遺品になっちゃったんですかねぇ。 リジェともう一人の白い少女を遺して逝くとは……アスカ&マホロ、カムバーック!! 

待てよ、伝説の鎧の呪いから解放されたマホロだけ戻って、鎧を引き継いだアスカは死にっぱなしほうが平和かも?

さて、今週からライダー揃い踏みとなったジャンクションの後、ダイノガッツでアバレチェンジセットが10名様に当たるプレゼント告知があったわけですが……
「来週はプレゼント第三弾だ、俺も応募する」……って、幸人さんマジですケラ?


もくじに戻る

第31話 第33話
アフォーの研究室(トップ)に戻る