爆竜戦隊アバレンジャー第24話『アバレ女子高生!ありえな〜い』ケラ?



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8月10日
台風が北海道でも大あばれしたあげく温帯低気圧になり、ひんやりと秋めいてきたところで、行ってみようか特撮日記〜

アバレンジャー第24話『アバレ女子高生!ありえな〜い
ダイノアース(恐竜が滅びなかったパラレルワールド)のエヴォリアン本部、侵略の園からお話は始まりました。 ヒーロー物の重要ポスト・敵役を、アナザーアース人(つまりこっちの地球人)アバレキラー(仲代壬琴)に奪われて久しい、 創造の使徒ミケラと無限の使徒ヴォッファは、今日も今日とて泡タバコでまったり中。 当然、邪命神デズモゾーリャ様(が憑いた黎明の使徒リジェちゃん)にオシオキされちゃいました。 言い訳にアナザーアースを研究していたとミケラが言い訳するから、そんなら実際に行って見てこーいっ、とリジェちゃんの次元移動キスでこっちの地球へ(迷惑)。

一方、正義側の本部『恐竜や』(和風喫茶店)では、朝っぱらから笑みポン(今中笑里=アバレピンク候補の女子高生)キス!?  とか思ったら伯亜凌駕(アバレッド)とのにらめっこ、百獣擬態フグ(違)でした。次のブタ顔で、凌駕と舞ちゃん(凌駕の養女)敗北〜
「良かった、やっばり笑っているほうが凌駕さんらしいですよ、アバレキラーに何言われたって」
「サンキュー笑みポン」いまさら人間を信じるのやめられないもん……仲代元医師が二週間かけた人間不信作戦は、女子高生のにらめっこによって(凌駕の心では)破られてしまいました。

元気を取り戻した凌駕と、それを見守る樹らんる(アバレイエロー)とアスカ(アバレブラック)そしてマスターの介さん(杉下竜之介)が、和気あいあいしている店内に、 一人シリアスモードの三条幸人(アバレブルー)が紙を手に入ってきました。

アバレキラーが潜伏していそうな場所のリストを手に入れたので探しに行こうと幸人は誘いますが、仲代もいつか分ってくれると信じる凌駕たちは乗り気じゃありません。 相手は同じ人間。それにヘタに刺激するとダイノマインダー(変身アイテム・ただし試作品)が爆発して東京の一つや二つ吹っ飛んじゃうやっかいな御仁。
「人を信じても裏切られる事はある。信じるなんてムダだ」とタンカ切ったらアバレキラーと同じ事を言う、なんて笑みポンに言われた幸人は、出て行っちゃいました。
「もういい、俺一人でもやつを倒してみせる」

さて、突然出現したミケラとヴォッファに、観覧車が見えるオープンカフェは大混乱。 最初はとっとと素材集めして帰るつもりの二人でしたが、CDショップの視聴コーナーにヴォッファはハマり(今まで100年以上昔の音楽ばかりモチーフにしてたもんなぁ)、 ミケラは動物園で大興奮。ゾウ・ウキワ・ワンピースなんてトリノイドを……ボツにしました。ピンクのワンピース着た象がウキワをたすき掛け……楽しそうなのになあ。 しかし最初に行った檻がハクビシンって……二ヶ月前はタイムリーなネタだった、かな。

合流した二人は電化製品の大型量販店へ。ヴォッファは電子オルガンコーナーでトルコ行進曲を弾いて買い物客に拍手されご満悦。 ミケラはパソコンコーナーで「これも、これもいい。あれも欲しいんだなー。よーしまとめてコレンクションしちゃうんだなぁ」紫の装飾がゴテごてついた本(中は黒地のアンティークアルバム風)を開きました。 本から出た黄色いビリビリに包まれた商品は全て写真になって吸い込まれていきます。……それってコレクションじゃなくて万引き(汗)。

外へ出た二人が、次にコレクションするものを探していると
「エヴォリアン、オレに黙ってウロウロするな」
アバレキラーと腰ぎんちゃくのトリノイド・ヤツデンワニが出てきました。「“ああ見えて”、あの方達は」と二人が幹部だと教えようとしたその時、 女子高生達がミケラとヴォッファを取り囲み「可愛い〜vv ハイチーズ」いっせいに携帯電話のカメラでパシャリ。「何なんだこいつらは、もー」

戸惑う二人に、【女子高生】=何も怖い物がない、いわば地上最強の生物、と親切に教えてあげるアバレキラー。 そして「コギャルども、消えろ」とエラソーに言いますが、女子高生の耳に届いてないばかりか「消えるのはお前なんだなー、ミケラ図鑑コレクションっ」 ミケラの広げたアルバムにアバレキラーは取り込まれてしまいました。
さっそく「さすが、ミケラ様、お見事でございます」と仕える相手を変更したヤツデンワニですが「お前もうるさい」とついでにコレクションされちゃいました。

『恐竜や』の座敷席でカキ氷を食べていた笑みポンたち(舞とらんるはレモン、アスカと凌駕がブルーハワイ、笑みポンはイチゴ)の団欒を乱すのは携帯電話の着信音です。 笑みポンが携帯電話を見れば添付されていた写真はエヴォリアン?! カキ氷食べかけなのに出動する凌駕たちは、幸人への連絡を笑みポンに頼みます。 三条さんならきっとすぐ戻って、来てくれると信じて……

渓流側の家(木こり小屋だか民宿だか)をチェックしていた幸人は、「エヴォリアン“くらい”あの三人で何とかなる」と通信を切っちゃいました。どうやらアバレキラーの潜伏先が分らなくてイラついているようです。 ところで、潜伏していそうな場所リスト、どこから手に入れたんでしょう。基地のシステムで公安にでもハッキングしたのかな?

さて、地上最強の生物女子高生を詳しく取材中のミケラとヴォッファは、ガングロやスカート下ジャージといった手持ちの知識を披露しますが、 「今時ないナイ」と否定され、女子高生の奥の深さを実感です。
そこへ到着したアバレンジャーたちですが「なんなのあいつら、モテモテじゃない」女の子達に取り囲まれている二人に首をかしげます。 そのスキを突かれて「来たな、アバレスーツのアナザーアース人ども」と目からビームでドカーンと吹っ飛ぶアバレンジャー。最強生物・女子高生達も、火器と爆発音にはさすがに逃げ散りました。

トリノイドかと聞かれて、一緒にするなと二人は憤慨。そして解説役に破壊の使徒ジャンヌ姐さん出現です。
「彼らは、邪命神デズモゾーリャ様に直接緒お仕えする使徒」
大幹部の登場ってワケか……何とか立ち上がったアバレンジャーに向かって、二人は名乗ります。
「我が名は無限の使徒(肩のキーボードでジャーン)ヴォッファ」
「私は創造の使徒(杖状絵筆で地面をトン)ミケラ」
半年以上戦っていますが今回やっと、お互いに自己紹介なんですねぇ。あとは、リジェちゃんが名乗れば全員紹介済み、かな。

二人の名を聞いたブラックは拳を震わせます。
「そうか、お前たちがトリノイドとギガノイドを生み出しダイノアース(アスカの故郷)を地獄に変えた、ミケラとヴォッファ!」 アバレモードとなり「ゆるさんっ」と気合は入ってますが、幹部二人に一撃を加えたところで、やっぱりブラックらしく(?)、ヴォッファの触手に掴まって、アスファルトにドスンドスン叩きつけられます。 レッドとイエローが駆け寄って解こうとがんばっていると、女子高生の研究にジャマだとミケラが例の本を向けました。
「コレクション!」

ブラックをかばったレッドとイエローが黄色い光に囚われ、本の中へスポンっ。なぜか変身が解けた状態で本の中できょろきょろする二人。 残ったブラックに、私が消してやるとジャンヌが迫りますが、竜人もコレクションしたいミケラが止めます。 本からの光を避けたブラックでしたが……後ろの案内板に反射した光はかたわらの掲示板でさらに反射してブラックを捕らえ、本の中へスポン。 「フン、余計な真似を」ジャンヌ姐さんは怒って立ち去り、二人の幹部も女子高生トリノイドをじっくり作ろうと消えてしまいました。

パートナー爆竜トリケラからのダイノブレス戦況中継を聞きながら、サイドカーつきバイクで現場に駆けつけた幸人でしたが、 もはや誰も残っていません。

恐竜やに戻った幸人を「何してたのよ、みんな幸人さんが来てくれるって信じてたのに」となじる笑みポン。 「誰も信じてくれなんて頼んでいない、俺がいなきゃこのザマか」と憎まれ口を叩く幸人を笑みポン平手打ち。 そして幸人のダイノブレス(変身アイテム)を私にちょうだいと奪おうとする笑みポン。着けたところでチェンジできないと言われた笑みポンは、幸人の目をじっと見つめます。

「そうよ、このブレスは幸人さんを選んだ。悔しいけど……。だから私は、あなたのダイノガッツを信じて待つ」幸人さんだって誰かを信じたかったからアバレンジャーになったんでしょ?

普段おちゃらけている笑みぽんシリアスモード突入で、ぴりぴりした恐竜やに電話がかかってきました。「はい、恐竜やです」可愛い声で舞ちゃんが受話器を取れば、凌ちゃん!?
「あ、うん、大丈夫、オヤツも食べたもん」最初に娘がちゃんと食わせてもらってるかチェックするあたりさすがお父さんです。 相手が凌駕と知って、電話を代わった幸人が、どこから電話をかけているんだと聞けば「いったい、どこなんですかねぇ? ここ」とノンキなお返事。 みんな元気で仲代先生も一緒。ヤツデンワニの電話は想った所に通じると言うから試したら舞ちゃんに通じた。 「心配かけちゃってすみません」

凌駕の言葉に少し気抜けした幸人が舞ちゃんに受話器を返すと、父親モード再開。しばらく帰れないかもしんないけど、幸人さんがいるから大丈夫。 「幸人さんはメチャメチャメチャーンコ強いんだから」
らんる「そうそう」  アスカ「安心してください」  舞「うんっ」
感涙する介さん、微笑む笑みポン。そして天井を見上げる幸人
「あのバカ……いや、一番のバカはオレか」

皆を助ける決意は固めましたが、いったいどうやれば?
「はいはいはいはい、私に作戦があります。一緒にぃ〜、やりましょ? ンふ」 メガネをチョイチョイっと(作戦アリのボディーランゲージ)やりつつ笑みポンが幸人の肩をがしっと捕まえました。ンふ?

電車のリズムに耳を傾けるヴォッファのかたわらで、最強のトリノイド・ジョシコウセイタカアワダチソウタイセイリロン(名前も最長?)を考えるミケラ。 女子高生の制服+セイタカアワダチソウ(繁殖力旺盛)の頭+相対性理論(絵では白ヒゲ白衣の科学者のと粒子加速器で表現)?
そこへ、女子高生(笑みポン)がやってきました。さらにもう一人……白シャツに赤ネクタイ、チェックのミニスカはいて胸パット装備の……ゆ、幸人、いや幸ぽん登場!(挿入歌つき)
『ありえな〜い』のは、幸人の生足かぁ!?(ムダ毛処理とかしたのかな)

あたしたちぃ〜、お二人のファンなんですけどぉ。とシナ作る笑みポン。だけど好みだとミケラが手を握ったのは身構えていた幸人!?  お、お約束ながら「うそ〜」とショックの笑みポン。絵描きの端くれなのに肩幅や筋肉で気づかないのかという疑問の答えは、元ネタがミケランジェロだからでしょうか。 笑みポン、相手はオトコスキーだ、気を落とすな〜

名前を聞かれ、「あたし、幸ポン、よろしくな」ピース付きで答える幸人に、爆竜たちは大ショック。
ティラノサウルス「ああっ、なんとー!?」 アンキロベイルス「おいおい、やりすぎキロ」  プテラノドン「そんな事なぁい、幸人、とっても綺麗プラ〜」 パラサロッキル「セニョール幸人にアンナ趣味があるとはねーパラサ」  トリケラトプス「違うケラ、プライドなんかより仲間の命を優先したケラ」  (今は仲代側についている、バキケロナグルスとディメノコドン、ステゴスライドンの感想も聞きたかったなぁ)

さ、さて、4人は神社の境内に場所を移してグループデートです。
「えー、うそーまじー、トリノイドぉ? 私、すっごい興味あるぅ〜」とノリノリの笑みポンにつつかれ、 「わ、私も、チョーある」手鏡で前髪チェックしつつ幸人も合わせます。そんな二人にミケラは得意げに本を見せます。 「うーん、このミケラ図鑑で合成してあげちゃうんだなぁ」 うなづき合い「ありえない〜、見せて見せて」ミケラから図鑑を借りた幸人は木陰にしゃがみこみ「うわ〜、すごい〜」とか白々しく感激しながら、 ページをぱらり。ついに、凌駕たちを見つけました。

仲代が「ここで決着つけるか?」なんて言い出し、にらみ合いになってる本の中で、背後に幸人のデッカイ顔があると気づいたのはヤツデンワニだけでした。 騒いでも誰にも注目されないヤツデンワニ、もはや便利な家具(どこでも電話)扱い?

ミケラが来たので本を閉じた幸人は、トリノイドにしてあげるという言葉に「えーマジ、チョー最高ー」とごまかして、本は手放しません。 そこへ、笑みポンの悲鳴がっ

「お前は、女子高生ギガノイドに決っ定ー」ヴォッファは笑みポンが好みのようです(バッハはホモじゃないもんなぁ)。
離してよっとヴォッファに噛みつき逃れる笑みポンですが、音楽を浴びて緑のモヤモヤに包まれ巨大化します。
「ギガノイド第6番『巨人』……あ、見ぃーえちゃった♪」
あわててスカートを押さえた巨大笑みポンは、ヴォッファをひょいっと摘みあげ「もー、何て事してくれるのよー、戻さないと食べちゃうわよ」ガオー。 「いかん、失敗作だ」あわてて戻す曲をヴォッファは演奏し、笑みポンは元のサイズに……「あー、良かった」
そのスキに幸人は図鑑をパクって逃走。

「待て、ジョシコウセイタカアワダチソウタイセイリロン〜」長ったらしい名前を呼びつつ追いかけてくるミケラを振り切った幸人ですが、ジャンヌに見つかってしまいました。 剣を突きつけられているところへミケラたちも到着。私の実験材料に何をすると怒るミケラに、ジャンヌは幸ポン=アバレブルーだとバラします。 「よくも、オレ達をだましたな」……いや、笑みポンは本物の女子高生だけど。

怒りのミケラは図鑑を取り返し、ヴォッファの触手(着脱可)に二人は囚われてしまいました。 神社本殿の階段に転がされた二人に「悪い子は、ヴォッファリングでオシオキだ」とビリビリ攻撃です。 そうか、金色の触手はヴォッファリングか。けど、いつの間に幸人は女子高生の制服からいつもの青いジャケットに着替えたんだ? 
ちょっと待っててね、なんてジャンヌたちの前で胸からパッドだして、皮ズボン履いた上からミニスカ落とす光景とか思い浮かべちゃったよ。

ともかく、ミケラ図鑑を向けられて幸人と笑みポンは大ピンチ。
しかーし「今だ、たしなみは女子高生の常識」
幸人は、クマちゃんとハートが可愛いピンクの手鏡を取り出し、光線を反射。なんとヴォッファが図鑑に吸い込まれます(同時にヴォッファリング消滅)。

本の中で凌駕たちにしがみつかれジタバタしているヴォッファを救おうと、ミケラが手を伸ばしました。 「ヴォッファ。出て来い、ヴォッファっ」暗い本の中、光とともにミケラの手がぬうっと出てきてヴォッファを掴み引きあげました。 しがみついている三人+とびついた仲代とともにヴォッファは外へ。ヤツデンワニはつかまりそこね「いいもん……(小石を蹴ってから)やっぱ出して〜」か、かわいそう。

お前たちは出ちゃダメと、再び4人を取り込もうとしたミケラですが、とっさに幸人が爆竜チェンジ。アバレブルーのアバレイザーで打ち抜かれたミケラ図鑑は爆発、 たくさんの素材(車やら電化製品やら)の山、の下でもがくヤツデンワニが出現しました。

「三条さーん」両手を挙げて駆け寄る凌駕たち。面白くないミケラとヴォッファは 「我ら、エヴォリアンの力、今こそ見せてやるぞ、ジャンヌ!」と幹部三人で戦いを挑もうとしますが、 「フン、自分たちの不始末だ。勝手にしろ」ジャンヌ姐さんはどっかへ行っちゃいました。ブラック(アスカ)との戦いを邪魔された事を根に持ってるんだろうなぁ。

「おい、エヴォリアン。“俺の仲間”を苦しめた罪、たっぷり味わってもらうぞ」
幸人の発した“俺の仲間”に感激した3人は戦意あふれる爆竜チェンジ(笑みポンさんは、巻き込まれないよう隠れました)。 数だけでも二倍の敵を前に、戦士系ジャンヌに去られた芸術家二人は「やばい〜」と逃げようとしますが、白コート翻して立ちはだかる仲代に逃げ道をふさがれてしまいました。 爆竜チェンジしウイングペンタクト・ブレードモードを手に目にも止まらぬ速さでミケラとヴォッファを切りつけるアバレキラー。

さらにアバレイザー手にしたレッドとイエローにブルー、そしてダイノスラスターを手にしたブラックが追いついて斬りかかります。 そして今週の立役者、アバレブルーのダイノウェポン・トリケラバンカーからブルースラッシュなる斬り攻撃が炸裂(背景は爆竜トリケラのレリーフ)。その威力に「トドメはやつらに任せるとするか」とアバレキラーは去りました。

おれ達は芸術家だから肉体労働には向いてないとか何とか言いながら、退散する……と見せかけてミケラが手から援護射撃。その間に、図鑑から出たガラクタをギガノイドにするヴォッファ。 「ここですか? ヤバいワニ、今どきます〜」動けないと言ってたくせに、さらっと逃げるヤツデンワニ。

ヴォッファが腕のキーボードで奏でるドボルザークの新世界が地球儀に吸い込まれてゆきます。
「リジェ、命の実をくれっ」
「しょうがないな、送ってあげる」
エヴォリアン本部の中央の木に生る赤と黄色のマダラ模様の実をもいだリジェちゃんがキスをすると、地球儀の上に転送され、周りのガラクタも巻き込み、 ギガノイド第7番『新世界より』が誕生しました。後は頼むと消えるミケラとヴォッファ。

アバレンジャーも空母爆竜ブラキオを呼びます。
「君たちは美しい、花よりもブラ」……ブラキオの幸ポンに対する感想、かな? 
それはともかく「いでよ、爆竜アンキロベイルス」という訳で、爆竜コンバイン・アバレンオーベイルスで『新世界より』との戦いに挑みます。

ビームをベイルブロッカーで弾くアバレンオー。「ダブルドリルで片付けるぞ」そのブルーの言葉か聞こえたのか、 逃げ出す『新世界より』。しかし、さっきいなくなった筈のアバレキラーが乗る……いや融合しているキラーオーが『新世界より』に立ちはだかりました。 「逃がさん……、爆竜必殺デススティンガー」
転んだ『新世界より』が起き上がった所にアバレンオーが放つ爆竜必殺ダブルトルネードが炸裂。あっさり終わっちゃいました。好きな曲なんだけどなぁ。

「人間、やはり人間どうしで手を組む気になったゲラ?」というパートナー爆竜トップゲイラーの言葉に 「勘違いするな、今回はエヴォリアンがムカついただけだ」と答えつつ、背を向けるキラーオー。共闘回数増えてきましたが、まだアバレキラーは仲間にならないようです。

浄水用噴水も涼しげな池にかかる橋で、凌駕たちと合流したアスカの 「アバレキラーはまた爆竜を狙ってくるでしょうか?」との不安げな問いに、幸人は 「あいつも、信じあえる仲間がいれば目が覚めるかもな」なんて答えます。
幸人さんらしくない発言と顔を覗き込むらんる。さらに笑みポンが追い討ちです。
「ところでー、幸人さんのすっごい写真、あるんです、けっどぉー」笑みポンの携帯の液晶には「んふ」な幸ポンがバッチリ「お前、こんなのいつ撮ったんだよ、消せ」 二人の追いかけっこに「いつもより仲良くなってませんか」と首をかしげるアスカ。いいじゃないですか、なんてうれしそうな凌駕とらんるも携帯電話奪取に走りだし、“すっごい写真”公開(幸人のイメージ崩壊)は時間の問題のようです。

「それで、ミケラとヴォッファはどこに消えたケラ?」引きは携帯を持つ幸ポンフィギュアを背景にトリケラが担当でした。

二人は高架下の屋台にいました。野球の実況聞きながらおでんで一杯飲み、ビビるオヤジに強引にツケにさせてます。 「このままダイノアースに帰れないのかな」次こそはアバレンジャーに勝てるギガノイドを作るぞ、なんて切なく夜空に誓っていると、 横で飲んでいた、横田さん(恐竜やの常連で、店番率高し)に呼び止められました。
「おい、若いの。地道にコツコツ働くのが一番だぞ。よーし俺と飲みなおそう」奢ってくれると聞いて喜んでついて行く二人……横田さんは、ミケラたちをバンドやってる若者とでも思ったんでしょうか、深酒しすぎです。

次回予告 アバレンジャー第25話『開運!アバレ絵馬
「願いは諦めちゃダメだ」と、言う訳で絵馬に書いた願い事が全てかなう神社のお話です。1億円頼めば銀行から盗ってきてくれるし、 恋人と結ばれたいと書けば、彼氏とロープでグルグル巻き。いやぁ、霊験あらたかですねぇ。で、メインは運動会をなくして欲しいと絵馬に書いた小学生みたいですが、 もしかして、劇中ではもう秋!?

ところで、必殺と言っておきながらキラーオーの『爆竜必殺デススティンガー』ってちっとも必殺じゃありません。 一度も敵にトドメを刺してないし……。もっと強力なはずの『爆竜必殺デスコントラクション』を使わないのには、何か理由があるんでしょうか。アスカみたいに、技を連発するとダイノガッツの使いすぎで寝込んじゃう、とか?


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