爆竜戦隊アバレンジャー第2話『誕生!アバレンオーアバレンオー』テラ?



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2月23日
日曜日は恐竜の日。さあ今日のアバレンジャーは?

爆竜戦隊アバレンジャー 第2話『誕生!アバレンオーアバレンオー』
最初の戦いが終わった夜の東京に、新たに響く重い足音。
剣を手にたった一人巨大な首長竜に向かっていくアスカですが……
「ブラキオ……無事だったのか〜」
剣を下ろし嬉しそうに叫びます。ダイノブレスから響くのは渋い銀河万丈氏の声。 夜明けと共に状況確認、他の者はバラバラですが、『爆竜ブラキオサウルス』のカプセル(第1話の麻袋の中身)だけは割れてここへ駆けつける事が出来たようです。 ちなみに、三体の爆竜たちを収納し癒す事の出来る空母爆竜のようです。(ウルトラザウルスは真夜中のゾイドで堪能しますかね……)

提供の背景で、(杉下竜之介=奥村公延)のバイクのサイドカーに乗る(白亜凌駕 はくありょうが=アバレッド 西興一朗)と、自転車でついていく樹らんる(いつきらんる=アバレイエロー いとうあいこ) 三条幸人(さんじょうゆきと=アバレブルー 冨田翔)運転するポルシェに、アバレブラックことアスカ(阿部 薫)と今中笑里(いまなかえみり=西島未智)が同乗して、喫茶『恐竜や』に着くシーンが映ってました。 どうやら線路沿いの喫茶店のようで……いやぁ、芸が細かいなぁ。

オープニング「爆竜戦隊アバレンジャー」はなかなかカッコよかったです。映像にも色々伏線が隠されていそう。ところで淳(谷野欧太)って誰?

「これって、イギリスのアーリー・リバース社が1952年に出した恐竜家具シリーズですよねっ」
喫茶店ドーンと鎮座する骨模型なテーブルのプレートにしゃぶりつきそうならんる……「お詳しいですね」とからし色の作務衣に着替えた龍之介も恐竜大好き人間。喫茶店には恐竜の絵をはじめ、それにちなんだ飾りつけとグッズだらけ。 出てくるカレーの器まで恐竜を象っているという凝りようです。
どうやらここがアバレンジャーの基地のカモフラージュ施設に決定でしょうか。

一方、上空のダックカイト……もといエヴォリアンの要塞では先週敗退した鎧の剣士がアンモナイトが放出するエネルギーで鎧の修理をしてました。 カブトを取れば、アスカの頬飾りに似た銀の装飾を持つ人の顔……『暗黒の使徒 ガイルトン』(加々美正史)だそうです。 悔しがるガイルトンの目の前に赤いルールー……いや『破壊の使徒 ジャンヌ』(桜井映里)のホログラフ映像が現れ「アナザーアース人のダイノガッツも予想以上」とかなんとか言ってます。 今は飛んでいる要塞の根を下ろさせるのが次の課題で、それしか道が無い二人は「イタン」? どうも聞き取れないなぁ。オープニングの意味深シーンといい、この二人はアスカの同族なんでしょうかねぇ。

一方地上では、アスカによる解説タイムです。
6500万年前の恐竜全滅のきっかけとなった隕石の衝突、アニメファンならお馴染みのファーストインパクト(と、この際言い切っちまおう、エヴォリアンだし敵幹部は使徒だし)は、次元にも亀裂を生じさせ、全く別の時を歩む世界を生み出した。 恐竜が滅びたアナザーアース(伯亜たちの世界)と、ダイノアース(アスカたちの世界)。ダイノアースでは恐竜は滅びず、やがて誕生した人類とも共存し知能と感情と強靭な肉体を持つ爆竜に進化した。らしいです。 クロノ・クロスとクロノ・トリガーを思うと分かり易い……のかな。恐竜も出てくるし(ってヲィヲィ)
その影で世界を支配しようとする侵略者集団エヴォリアン(大元は隕石についてきたて緑色の細胞?)も生まれ、次のターゲットはアナザーアース。

最強の爆竜三体を奪われたアスカは、残った爆竜(麻袋の7つのカプセル)と共に決戦を挑もうとしたが、ちょうどその時エヴォリアンはアナザーアースに侵攻、手に入れた爆竜をあやつり街を破壊し始め、 アスカはダイノガッツを受け継ぐ戦士がアナザーアースにも必ずいると呼びかけを始めた……てのが、第一話のバックグラウンドだったんですね。
『ダイノガッツ』とは「太古の恐竜のように強く逞しく生きる為の力」爆竜たちのパートナーとなるのに絶対必要な力、そしてアタック・バンデッド・レジスタンススーツ(やっぱりアバレじゃん by笑里)の装着を可能する力だそうです。

とりあえず、名前も決まり敵の名前も確定しウズラ卵つき特製カレーを食べようとする伯亜、らんる、笑里ですが
「ちょっと待った〜 ギャラはどうなる?」
オレの年収は4億、それがあんたに払えるか? なんて言い出したのはもちろん、カリスマ整体師でチョンマゲ男(変形やわらちゃんヘアーかも)の三条。
正義をお金に換算するの? とらんるはつめ寄り、
お金じゃ買えない何かが絶対あると伯亜は肩をたたきますが、自己満足の慈善事業はしないの一言で撃破。
こっちの世界に来たばかりで…… と口ごもるアスカ。その程度の覚悟で人の命を利用するなとダイノブレスを例の恐竜テーブルに置きます。
じゃあ、何で仙台から車まで買って来たのかと問えば、来なけりゃ頭の中でずっと呼び続けたから。
「もう二度とオレを呼ぶなと、あのサイみたいなのに言っとけ」
「ケラちゃんかわいそ〜」by笑里

破壊された街をポルシェ(オープンカー状態はマズイよ、大量のホコリが…)で走る三条は、ガレキの前にうずくまり手を伸ばす男の子を見つけ、車を止めます。 みれば鉄骨の下にラジコンカー……その時上空にエヴォリアンの要塞が現れます。「今は無理だ。逃げろ」と説得しても暴れるばかりの男の子を殴りつけ、強引にポルシェに乗せて避難します。
直後に雷撃が街を襲いました。

アスカの解説によると、エヴォリアンの要塞生命体が前線基地となるために、着陸を試みているらしいです。まわりの物を吸い込み基地になろうとする要塞……
さっそく、空を飛べるプテラが偵察に行き、要塞生命体の心臓部が上にあると報告しますがプテラ一体では無理。力をあわせ爆竜合体しなくてはなりませんが、それには三人の戦士と爆竜の融合が必要だそうです。つまりブルーの人がいなければ……

そのブルーの人はラジコンカーを「あんなもの」呼ばわりして男の子に事故らされそうになってました。そのラジコンカーはその子にとって『金では買えないもの』でした。友人と共同で作り上げ改造し、大会に準優勝した思い出のラジコンカー、遠くへ引越しする友達に上げると約束した車。
三条は「死にたくなければここを動くな」と公園に作られた緊急避難・救護所前に男の子を下ろして、ポルシェを駆って戦場へと戻りました。

さて、焦るアスカたちの前にガイルトンが再び現れます。
「貴様らを抹殺する」
剣を抜いて立ち向かうアスカですが、盾で防がれ蹴られ体勢を崩された挙句、光のヒモに巻かれて港のクレーンにドカーン。さらに首根っこを踏まれて青い短刀でトドメ刺されそうになります。
助けようと近づく伯亜とらんるを手から発射するビーム(気なの?)で牽制するガイルトン。
しかし、その背後から迫る銀のポルシェ。

クラクションになぜがアスカから足をのけ、歩き出したガイルトンをポルシェがドーン。しかしバラバラになったガイルトンはシレッと再構成。当然ポルシェにも傷一つつきませんでした(良かった〜一千万円だし)
「さっきのを返せ」とダイノブレスを受け取った直後、ガイルトンがまた手から何ぞ発射して、なんとポルシェがドカーン(いきなり炎に包まれたので多分別車)、三条も吹っ飛ばされます。しかし傷一つ無く
「二人ともぼやぼやするなっ……チェンジだっ」
エラソー、ま、いいじゃないか。と初の三人揃っての変身シーンです。

「爆竜チェンジっ!!」
金の光が渦巻く中、白いい光が身体を覆いアバレスーツが装着されます。マスクが吼えて、装着完了。
「元気爆雷、アバレッド」
「本気爆発、アバレブルー」
「勇気が爆進、アバレイエロー」(漢字は適当信じないでね)
「爆竜戦隊アバレンジャー」(背後でガソリン爆発ドカーン)

「無駄なマネを」とバーミア兵をドラゴントゥース兵のようにバラまくガイルトン。(もちろん戦力的に無駄なマネなのはこっち)
アバレンジャーは戦闘モードに変形、イエローは飛ぶし、レッドは暴れるし、ブルーはブチかましで、バーミア兵はケチョンケチョン。 さらに、一人となったガイルトンにダイノウェポンを手に戦いを挑み、ダイノレイザーアバレイザーの銃撃も試みますが、今回はダメージを与えられません。
なんと伝説の鎧は戦うたびに強くなる? byアスカ
一気に倒す為、ダイノウェポンを組み合わせ、ダイノボンバーの『ダイナダイナマイト』を発射。炎に包まれたガイルトンは再び立ち上がりますが、その姿は歪んでかききえました。

「ざまをみろ」
「おい、浮かれるな。ここからが本番だ」
三人が見上げる要塞内ではガイルトンがヘロヘロになりながらも前線基地作りに邁進。
アスカは早速ブラキオを呼び出します。水の中に身を隠していた爆竜ブラキオサウルスが森へと踏み越え、街へ到着。三体の爆竜を背中や横腹の格納庫を開いて出撃させます。
「本命の合体、いってみよう」
融合はそうなりたいと強く念じればいいそうです。

虹色の光に包まれ、それぞれの爆竜の額に吸い込まれる様子は、ライディーンのよう……白い光の中、三人の前に直径1mくらいの球が浮いてます。それに触ると爆竜と心が繋がりあい、動かせるらしいのです。
「いくよ」「おう」
『爆竜合体!!』
そして展開するCGだらけの文にも書けない合体シーン。……オモチャメーカーってすごいな。こんなのもオモチャで再現するんだから。
左手に赤いティラノのドリル。右手は青いトリケラの角と頭、胸には黄色のプテラの翼……ド派手に夜の街に降り立つアバレンオーです。

しかし、合体しても羽は生えません。どうやって要塞の上にある弱点を攻撃するのやら。要塞からはツルみたいな二本の触手が伸びてきて大ピンチ。
「これは試練、ふんばれ。いや踏ん張るな、ふんばっちゃダメだ」
「え」「はあ?」
突然のレッドの方針変更、さらに触手の引くままに、いやそれ以上のスピードで走り出すアバレンオー
「さーて、ここからが本番ですよ〜」
要塞の最後尾まで走って一気に大ジャンプ。触手の張力を利用して鉄棒の大車輪の要領で空高く跳び、要塞の真上に達したところで触手はブチン。
要塞の心臓部めがけて「爆竜電撃ドリルスピン」
「このオレがアナザーアース人ごときに」悔しがりつつ消えるガイルトン
要塞の飛行石(違います)を破壊しそのまま貫通して地上へ降り立つアバレンオー。要塞は大爆発し光の粒となって花火のように東京の街に降り注ぎました。大きなカタマリが無くて本当に良かったねぇ。

しかし、まだブルーの用事は終わっていませんでした。ブルーがアバレンオーを操って向かったのは男の子とであったあの場所。 みればあの子がまたガレキを除けようとしてました。鉄骨を軽々と除けてやるアバレンオー
「取れ、早く取れ、こいつらも疲れてるんだ」とブルーは下りて変身を解き、男の子に促します。ラジコンカーを大事そうに抱え「ありがとう」という男の子に「早く帰れよ」と言い捨て背を向むける三条。
「これが目的だったんだ」
「じゃあ、これでまたさよなら?」
「あー、そんなの無いですケラ。結論はエンディングの後ケラ」

エンディング「We are the ONE」も何とも耳に残る歌です。OPよりヒットして、バーミア兵がやってる踊りをマネする幼稚園児が増殖しそう。

さて、結論はアスカが何年かかってでも4億払うと約束し、あんたじゃ100万年かかるぞ、といいつその目にかけてみるかと三条の仲間入り正式決定。 いきなり命知らずな作戦を実行するバカ(レッド)の観察もしたいらしいです。
「おれ、伯亜凌駕」「あたし、樹らんる」そう名乗れば、歩き去りながら名刺を投げる三条は『カリスマ整体師』に興奮する二人は無視して、 「ありがとよ」とアバレンオーにのみお礼です。

ダイノアースのエヴォリアン本部では、カブトを取ったガイルトンをズンバラリンなジャンヌです。
「お兄様」と呼びかけに応じて滴り落ちたゲル状生命体は『創造の使徒 ミケラ』(声 緒方文興)。下のスモークから現れたのは『無限の使徒 ヴォッファ』(声 宇垣秀成)、そして豆のサヤのような所から起きてきたのは、小さい女の子の姿なのにエラソーな『黎明の使徒 リジェ』(鈴木かすみ)だそうです。 人間体のガイルトン、ジャンヌ、リジェには頬にアスカのような銀の飾り(?)が……やっぱり同族?
「しょせん。ガイルトンの力はその程度か。本当の戦いはこれから始まる……んふ、うふふ、うふっ」
緑の瞳の間は、大人の女性の声が重なっているリジェちゃんのお言葉と、幹部たちの笑い声とともに、カメラが引かれてゆき、黄色い大地に立つ女神像のような建物が本部と分かったところで、つづく。

次回予告『第3話 子連れヒーローアバレ系』
舞ちゃんの本格登場のようです。親子での指きりって大事なのかぁ。

四億のあてですが、ダイノガッツでナンバーズって当たるのかなぁ?


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