爆竜戦隊アバレンジャー第12話『アバレノコギリ、京都を斬る!』ブラ?



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5月4日
連休中日でも日曜日〜
泊めてくれた親戚の視線が痛くても、絶対見るんだ特撮だけはっ
と、言う訳で行ってみようか

爆竜戦隊アバレンジャー第12話『アバレノコギリ、京都を斬る!
夜の古都……東寺のライトアップも終わった深夜の京都で一人の酔っ払いがタクシーを拾いました。
「すんまへん、恋につかれたオッサンですが」
「飲むなら乗んなはれ」
「お入りください、ありがとう」(吉本京都劇?)
やっと帰宅できるとホッとした時、耳をつんざくノコギリの音。なんと巨大な回転ノコギリが土壁を切り裂き出現です。 あーあ、せっかく平成の大改修とかで足場組んだばっかりなのに……て、パビリオンみたいな巨大足場が無い。 あり? それはともかく、木陰からリジェそっくりの謎の少女がノコギリを見つめていました。

京都謎の連続崩壊事件として報道されたこの事件がハリケンジャー京都ロケの始まりでした。
同じ頃、伏見稲荷神社の境内をうろつくアスカ(アバレブラック)から、昨夜爆竜の気配が消えたと連絡が……(でも、京都府って日本海側まで広がってるんだけど、よく特定できたねぇ) さっそく残るアバレンジャー3人も京都へ向かう事になりますが、問題は伯亜凌駕(アバレッド)の養女・舞ちゃんの面倒を誰が見るかです。

アバレンジャー基地も兼ねる和風喫茶『恐竜や』のマスター杉下竜之介(愛称 介さん)はまだ旅から戻らず、日頃は連絡係をしてくれる女子高生・今中笑里は先週アバレピンクに変身しそこねて、子ブタの姿のまんま(新愛称 笑みトン)。 結局、舞ちゃんを連れて子連れ出撃と相成りました。

今回の提供の背景はバンクではなく、ノコギリというキーワードに顔色を変えたアスカが境内を全力疾走する映像なんですねぇ。

ダイノアースにそびえる侵略の園エヴォリアン本部で黎明の使徒リジェに憑いた邪命神デズモゾーリャが目覚めてみれば、無限の使途ヴォッファがハイドンの曲をパク……いや編曲してギガノイド第3番『時計』を生み出そうとしていました。今回はミケラもノリノリですが、 一番やる気満々なのはアナザーアースで爆竜を完全に支配しようと頑張る破壊の使途ジャンヌです。

京都らしき竹林で、巨大な影に向かってアンモナイト形のアイテムを掲げるジャンヌを、枯葉まじりの鼻息が吹き飛ばします。
「抵抗するだけして見るが良い」
木船川に沈んでいた爆竜のカプセルは見つけたものの、まだ完全支配には至ってないようで……

その頃、京都駅に三人の若者と子供が一名到着です。(新幹線混まなかったかな?) 白い京都タワーに上って歓声を上げる伯亜親子。どうやら展望室がアスカとの待ち合わせ場所のようです。四人揃ったとき一瞬爆竜の気配を感じたアスカが北の方を見つめました。そこにあるのは……東映太秦映画村。

しかし入場したとたん消える気配……仕方なくはしゃぐ舞ちゃんの足がおもむくままに観光です。
「江戸時代」「え?」「の映画を撮影するセットなんですよ……ここは日本のハリウッドなんですっ」
あたりの光景を不思議がるアスカにそう教える凌駕。アメリカ人相手ならともかく竜人族には意味不明な説明なんですが〜 理解できないまま明治時代のお巡りさんや同心、ちりめん問屋のご隠居一行にアスカは興味津々です。 ちなみに名古屋人凌駕にとっては小学校の修学旅行思い出の地らしいです。

同心姿のガイドさんに刀を借りて、幸人を斬りつけたりしているうちに、なんと舞ちゃんが行方不明。 手分けして探す間もニンジャロボットやオバケ屋敷に驚きまくるアスカは大騒ぎ(説明する凌駕は大はしゃぎ)、らんるは博物館でガラスにへばりつき古い映画撮影用カメラを「分解した〜いvv」と嬉しそう。 一人マジメに探していると思われた幸人もおいらんの手に捕らわれてベンガラ格子の中へ……そして舞ちゃん当人は変身の館で青影の扮装を楽しんでいましたとさ。

やっと五人揃って作り物の恐竜を眺めていた時、人びとの悲鳴が上がりました。逃げ惑う観光客と新撰組と水戸黄門に迫る巨大回転ノコギリ。 爆竜チェンジしたものの相手が巨大なので、火の見やぐらで様子を見つつ空母爆竜ブラキオへ連絡です。 「小さな命を守るため、愛と勇気の炎を燃やすブラ」しかし京都は遠く、前半では米原到着が限界、アバレンオー登場は終盤になりそうです。

ノコギリの正体は爆竜ディメノコドンでした。ジャンヌに操られ破壊活動に勤しむディメノコを説得しようとアスカが走ります。凌駕も抱いていた舞ちゃんを明治時代のお巡りさんのカッコした職員に預けて後を追いました。(背景には一ヶ月前に散った桜が満開) しかし、ギガノイド第3番『時計』まで現れてさあ大変。ティラノとアバレンジャー達の合体阻止をデズモゾーリャ様に命じられた『時計』は、やおら古い物=五重の塔を食いまくります。 アバレンジャー3人は史跡を守るためダイノダイナマイトを放ちますが、逆周り時計の目玉から発射される赤い光線を浴び悲鳴を上げて消えてしまいました。

やっとブラキオが京都に到着し『時計』を攻撃しますが苦戦中(京都怪獣大決戦)。ディメノコを追っていたアバレブラックを助けるため爆竜ティラノ達がディメノコ(実は争い嫌い)を止めようとしますが、 ジャンヌと波長が完全に合っている様で……。
さらに、森でアバレブラックはジャンヌの攻撃を受けて変身が解けてしまいます。どうやってディメノコを……と、問うアスカにアンモナイトを見せたジャンヌは 「この勾玉に込められた伝説の鎧の力よ」と説明しながら鎧姿に変身(伝説の鎧へのチェンジアイテムだったのね)、絶望の内にトドメを刺すべくまずは、口撃開始です。 3人のアナザーアース人はもう戻らない、片道の旅をしてもらったとアスカの絶望感を煽り立てるジャンヌ。しかし爆竜達に、そんな事は信じない必ず三人は帰って来ると勇気付けられアスカは再び変身してジャンヌに向かって行きました。 しかし爆流ティラノは尻尾ドリルでディメノコのノコギリに負け、アバレブラックもジャンヌにトドメを刺されそうなその時、切っ先の前に立ち塞がったのは白い少女。
「お前は、リジェっ……いや、違う?」

さて、片道の旅に赴かされた三人の行く先とは……
凌駕たちが目覚めると、覗き込んでいた着物姿の人びとが逃げ散りました。何だ映画村かと安心もつかの間、駆けつけた同心が抜いた刀は真剣!?
状況がわからないまま三人が長屋を抜けふと見あげると「ウソ、江戸城〜?」(昔の京都じゃないのはナゼ?) ともかく追っ手を逃れるため辺りに身を隠した三人ですが、乳母車の裏に隠れた凌駕は見つかってしまいました。

その時、「押して、早く」と幼い声が……
あの、独特の髪型の幼子が乳母車には乗っていたのです。言われるままに乳母車を押せば、その勢いを利用して杖一本で同心を倒す幼児。 その名はもちろん拝大五郎(小林翼)……後ほど笠を目深に被った斬魔刀使いのチャン登場。
「本当にいたのか、子連れ狼」by幸人 太秦ロケの本領発揮ですねぇ。

さらに逃げる三人は同じく追われる身の赤い着物の姫にぶつかりました。 赤い当てメガネを取り出したのはニノヤマ藩主今中シンゾウの娘、サキ姫だそうで……笑みトンご先祖様かな?  「わらわを守ってたもれ〜」四人となった逃亡者は炭問屋の店へ隠れます。 そこへやってくる、白馬に乗った派手な着物の人物とはっ 「現れたのは一体誰テラ、この後衝撃の展開テラ」と言うティラノのBGMも葵の御門も「暴れんじゃ!!」のロゴも思いっきり『暴れん坊将軍』でした。

現れたのは松平 健……ではなく今中家に仕える杉下龍之介!?  「わらわはもっとスゴげな事がしたいのじゃ」と屋敷を抜け出した姫君を連れ戻しに来たようです。
微笑ましい時代劇コメディを終わらせたのは、 姫の足元に突き刺さる竹やり、そして土ぼこりの中迫ってくる浪人トリオでした。
「今度は本当の悪者か?」姫と介さんとアバレンジャーの運命はいかにっ、

第13話『アバレてチョンマゲ!
姫様を守るため三匹が斬るっ……次週も時代劇ネタてんこもり。どうせなら『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大作戦』並みの感動作にしてほしいなぁ。 アバレンオーが『時計』とバトルしていたので心配しなくても江戸時代からは戻れるようです。でも笑みポンは何時になったらピッグから戻れるんでしょう。

そういえば、少し前からエンディングがカラオケモードになりましたが、けっこう歌詞間違えて覚えててショック〜〜(私の日本語ヒアリング能力って……)


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