一言半日記 2004 7/1〜7/10


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『牛角』風味のコンビニ誕生?  ターミネーターじゃないサイバーダインとスカイネット  野球を救う為に新聞社一つ潰したくなってきた  自動車は一日27台燃えている  PS2版プリンセスメーカー2  夏期ドラマと春期の傑作  デカレンジャー エピソード.20 仮面ライダー剣第23話  機械仕掛けのミスコン  映画音楽ベスト100  ブルーローズ
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。


7月10日
「Asahi鉄観音〜、とれたて膳和風から揚げ〜、温めますか?」
「あ、はい」
「以上725円になります、お弁当温め喜んで〜」
なんて会話がレジ前で交わされるかどうかは定かじゃありませんが、 牛角のレインズ社がam/pmを買収するそうです。

石油屋さんから外食産業に親方が変わって、接客教育がガソリンスタンド方式から焼肉店方式へ……まさかヒザついてレジ打ち、なんて事はないと思いますが、入った直後にオシボリサービスがあったりして(って、客が逃げますね)。

個人的にはデカレンジャーカードのコンビニ弁当展開を、ちょーっと期待してみたりして。日曜朝の牛角CM第2弾は夜勤のお供のコンビニ編、番組もしくは映画本編でのam/pmタイアップとか期待してます!


7月9日
ついに設立されちゃいました、パワードスーツというかロボットスーツの販売会社。
その名も「CYBERDYNE(サイバーダイン)」で、本社は筑波大学のお膝元で福祉施設や病院での介護用器具として手広い開発と販売に勤しむマジメな企業のハズですが…… なんで、この名前にするかなぁ?

少し前に新社長を頂いて再出発なんてニュースを見た、スカイネットアジア航空の創業時にも思いましたが、憧れのあまり会社の名前にしちゃうほど、ターミネーターって映画はインパクトあったんでしょうか。それも人類を滅ぼす衛星ネットワークシステム(スカイネット)とそれを開発した会社(サイバーダイン社)……敵役側の名前ってのが凄いです。

キーワード検索かけると、ターミネーター関連の架空企業サイト(要はファンサイト)やUSJのグッズ販売サイトばかり引っ掛かかり、山海嘉之教授の名で検索してやっと詳細が…… 世界に通用する名前と言うことで選ばれたかと思いますが、日本作品の架空企業って選択肢もあったんではないかと。 篠原重工(パトレイバー)とか神崎重工(サクラ大戦)とか……あり、意外と少ない。うーん、日本は架空世界まで官主導だったのかぁ。


7月8日
オリンピックとかあるけれど、もう一組合併で10球団とか、選手に圧力とか……だんだんニュース聞くのも中継見るのも、嫌を通り越して、ドーでもよくなってきましたプロ野球。 それより今は、9時からの番組がズレちゃうのがうざったい。

昨夜も新番組「ラストプレゼント〜娘と生きる最後の夏」と「A様B様」といった別バラが伸びちゃって……読売サン、視聴率損してますよぉ〜。 良いドラマっぽいのに、時間帯的にコマ切れ視聴となってのめりこめず残念です。巨人戦なんて今放映しても反感買うだけなんだから、夜中にノーカットで録画中継でいいんじゃないかと。

野球のみならず、サッカーといったスポーツ中継で番組がズレるとき……せめて、それぞれの放送局のサイトのトップページで、何分延びてるかお知らせしてくれると、夜中のビデオ予約の為にイラつかずに済んで嬉しいんですけどねぇ。 そりゃもうお知らせが、悪名高きポップウインドウで表示されても、許せちゃいます。


7月7日
七夕、朝顔、花火大会。
ササの葉に結んだ短冊が、願いの風に揺れる夜がやってきました。ショッピングモールの大きなササ飾りに、幼い字で綴られた短冊なんか見た日には、一日中幸せ気分。

そんな水と癒しの対極にあるのが、炎と破壊。
気温が上がるにつれ、自動車炎上のニュースをやたら聞くようになりました。主に三菱がらみですが欠陥とは無関係。実は他のメーカー含めて 年に一万台前後の車が炎上してるらしいです。 自動車は基幹産業だったりテレビのスポンサーだったりで、不利な情報が滅多に出てこないから、今そこにある危機に気づかなかった〜

ヘタな薬害や、遊具でのケガより多い、一日27台の車両炎上。 そこで、燃えるのは統計学的にもしょうがないんだと甘えてないで、整備ミスをおこしにくい設計の、安全で難燃で放火に負けない車の開発を頑張って欲しいもんです。 家みたいに一生の買い物ではないけれど、命を預ける高価な耐久家財だしね。


7月6日
以前、プリンセスーカー1をPS2で出してたジェネックスから、 今度はPS2版プリンセスメーカー2を秋に発売するそうです。 1は二の足踏みましたが、青いドレスの書き下ろしパッケージに誘われて今度は買っちゃうかも知れません。

ただ愛しい娘の声が西村ちなみ……キューブがサエキトモさんなのはまだ、アニメ版の関係もあるから許せますが……いや、嫌いな声じゃないんですよ、むしろ西村ちなみさん声は好きだけど……やっぱ、久川綾さんカンバ〜クっ! 
キューブ役の田中真弓さん含めて、スケジュールの関係で新録できないなら、音声切り替え画面で“新録フルボイス”と“旧版音声”を選べるようにしてほしい。 いや、それがEDフルコンプのご褒美なら、サルのようにプレイしまくってみせましょう。

し、しかし……今にゆめみる妖精やSFC版のプリメも移植しかねない勢いです。
ところで、現代日本で娘を愛しむハズのプリメ4の発売……は?
まぁ、スク・エニとニンテンドウのリメイクラッシュのお陰で、新作が出ない状況にすっかり慣らされちゃってますけどね。


7月5日
春期ドラマが終わり、夏期ドラマが始まる今週……今夜9時の仲間由紀恵『東京湾景』はもちろん、 明日のスポコン学園ドラマ『ウォーターボーイズ2』と『君が想い出になる前に』(サスペンス……か?)、 七夕の夜の『ラストプレゼント』(日本版「死ぬまでにしたい10のこと 」?)、8日のラブコメ『南くんの恋人』(打倒「美鳥の日々」かも)とハードサスペンス『人間の証明』(「砂の器路」線再び?) 9日の実写版YAWARA『愛情イッポン!』、一週間出遅れる期待のサスペンス『逃亡者』と話題作がめじろ押しです。もっとも世間とはズレた私の感性では、最後までついていけるドラマが何本あるのか、ちょっとわかりません。

既に始まっている『おみやさん』は前作『新・科捜研の女』に比べると演歌臭が強くて脱落しそう…… 『世界の中心で、愛をさけぶ』はしっとりとしたきめ細かい描写が「セーラームーン」ぽくて来週もいけそうです。 『ああ探偵事務所』はお色気もいいけど変装とウンチクに特化して「特命係長 只野仁」を超えてくれるのを期待かな。

同じくお色気がウリかもしれない大人の恋愛ドラマ『バツ彼』は……すみません、『人間の証明』がよほど肌に合わない限り挫折しそうです。 仕事盛りな30代の人間模様なんだから、雑貨屋細腕繁盛記とか、日本一の超高層ビル建築にかける父とか、新素材ストッキング開発で大手下着メーカーとガチンコバトルとか、 そういうプロジェクトX路線のツマに恋愛模様なら良かったんですけどねぇ。

さて、先月終った春期ドラマ『オレンジデイズ』と『電池が切れるまで』……最終回は見たんですが感想かけるほど真剣にはなれませんでした。 『離婚弁護士』は面白かったですねぇ、企業イメージを損なうワンマン社長の解任動議……「カネさえあればいいってもんじゃない」の渡辺オーナーを、こんな風に解任できたらと夢想しちゃいました。 『アットホーム・ダッド』は“続きはSPでね”って最終回でしたが、最後までライト感覚で楽しめました。 『ワンダフルライフ』はパイレーツ(モデルはG?)の4番打者の細さとスイングの“ダメだこりゃ”ぶり以外は満足満足。

ホラーな『霊感バスガイド事件簿』は金曜の深夜ドラマ枠をいい意味でも悪い意味でも外しませんでした。 そして怪作『仔犬のワルツ』……脚本が穴だらけだろーが、ブッとんだ演出と引きの強さはピカイチ。エヴァンゲリオンや去年のライダーみたいな先の見えないライブ感に、ずっぽりハマり込んでしまいました。 結局デビルは芯也で天使が葉音(ヒロイン)、神はノッティー(ヒロインの従兄……ヒロインともども認知はされてない)だったのかなぁ。まぁ、幾とおりもある答と、真犯人の犯行手段や動機の曖昧さが、このドラマの瑕であり魅力だったように思います。


7月4日
7月最初の日曜はテロが起きない事を祈りつつ、アメリカの独立記念日とは100%無関係に、いってみよーか特撮感想日記〜
しかしコレ書いてた月曜日、黄門ゲストヒロイン小夜役にふっくら丸顔芳賀優里亜、しかも母の名はおいと……だったり、イヤミでヘタれなエリート川口守役の山さき潤が、四葉のブレスレットがキーになりそうな月9で仲間由紀恵をフッちゃって一話限りで退場したりと、 何気にキャストと小ネタが去年の日曜6ch朝8時。お陰でキーボード打つ手が止まりまくり(その上、関西じゃ夜中に時空警察ヴェッカーD-02…汗)。

特捜戦隊デカレンジャー エピソード.20『ランニング・ヒーロー』
デカルームでジュウクンドーの型を練習するバン(赤座伴番・デカレッド)から今週のデカレンジャーは始まりました。 領収書やレシートを整理するセンちゃん(江成仙一・デカグリーン)。キーボード前でなにやら調整して 「プわぁフェクつ」と嬉しそうなホージー(戸増宝児・デカブルー)。ジャスミン(礼紋茉莉花・デカイエロー)とウメコ(胡堂小梅・デカピンク)は女の子同士でなにやら楽しげに書類を読んでます。

ボス(地球署最高責任者 アヌビス星人ドギー・クルーガー)もディーマグカップから立ち昇る香りを楽しみゆったりムード。 羽耳メカニックのスワンさん(チーニョ星人白鳥スワン)までがホンワカ色のスイトピーを手にやってきました。 花が季節外れですが、前にボツになったカットを救済でしょうか(とすればバンが持つSPシューターの内、一つはセンちゃんからの借り物か)。 もしくはスワンな石野真子のギャラとスケジュールの関係で、セット部分はマトメ撮り?

そんな中、悪魔の手は確実に忍び寄っていた……
不吉なナレーションとカウントダウン後、ポイント251Bのエネルギー研究所が大爆発(かなり大き目のミニチュアに近景を合成?)。 同時に音声Onlyの通信が地球署の回線に割り込んできました。 「宇宙警察地球署のみんな、元気ぃ〜? OPイベントは楽しんでもらえましたか〜」 エネルギー研究所を爆破したのはお前かと聞くホージーに「そおでぇ〜すっ。ボクの名前はバイズ・ゴア。自分から名乗るいい子どぅえ〜す」 とふざけたお答えです。ちなみにバイズ・ゴアの声は関智一=光の園の勇者メップル(変化球すぎる『マリア様がみてる2nd』対策?)

その名を聞いて驚くボス。あちこちのスペシャルポリスが標的にされ、多くの星が犠牲になった「頭の回るヤツで、名前以外は全くシッポをつかませない」そのコメントに大喜びのバイズ・ゴアは 「褒めてんじゃねー!」怒りのバンを無視して“爆弾探しゲーム”をもちかけます。 あるポイントに惑星破壊爆弾を仕掛けてあると送られてきた静止画に一同ビックリ。 静まり返ったデカルームにバイズ・ゴアのルール説明が淡々と響きます。

一人がプレイヤーとなり、指定するポイントに時間内にたどり着いてタイマーを止める。間に合ったら爆弾を仕掛けた場所のヒントをあげる 「皆で考えるといいよ〜、でも間に合わない時は爆弾を爆発させちゃう。地球はドカーンさ。んじゃ30分後にポイント923Nでね」
慌ててふざけるなと引き伸ばしにかかったホージーの努力も空しくレトロなSEとともに通信は切れ、センちゃんの逆探知も妨害電波で空振り。 「さっすが知能犯」感心するウメコに突っ込むジャスミン「褒めてどうすんの?」いや、突っ込むべきはホージーじゃなく専門家のウメコがネゴシエートしなかった点じゃあ?

プレイヤーに立候補するホージー。でもボスの決断は「バン、お前が行け!」。インポッシブル! 繊細で緻密な交渉が求められる任務は単細胞には無理と抗議するも、直感の一言にさえぎられます。 ダイハード3へのオマージュなら犯人が爆弾仕掛けた場所や目的は、別にあるもんなぁ。そっちにホージーを……って30分でその構成は無理すぎか。

「任せてください」バンの返事に重々しくうなづくボス「これはスペシャルポリスに対する挑戦だ。爆発は阻止し、犯人は絶対に捕まえる。いいな」『ロジャー!』 でOPへ……いやぁ、中身の濃いアバンタイトルでした。やはり裏の新番組が気になる?
でもマリみてとデカレンのファンは違うし、同系統アニメのプリキュア(肉弾アクション)の視聴率が高いのは、単に時間帯の問題で、てこ入れゲストなメップルのキャラ人気のせいじゃないよーな(どうせなら、キュアホワイトのゆかなさん出してくれい)。

さて、『相棒』12話“クイズ王”のファーストシーンを思わせる、だだっ広い公園にマシンドーベルマン(パトカー)で乗りつけ、最初のタイマー停止に成功するバン。 その機械から出てきた紙には赤くて幅広な数字の8。首をひねりつつもSPライセンスで写メールし、考える方はデカベースで待機しているホージー、セン、ウメコにお任せです。

ホッとした瞬間、公衆電話っぽいベルにビックリするバン。機械の側に置いてあった 紫色のトランシーバーサイズの携帯電話を手に取れば、バイズ・ゴアの甲高い笑い声「電話に出れたって事は、間に合ったみたいだね」バンが8の意味を聞いてもからかうような口調で、それがヒントだと言うばかり。

バンは警戒しながら柱の陰に佇むジャスミンに紙と携帯を渡してサイコメトリーを試みますが……その足元を狙撃され、同時に携帯のベルも鳴り「プレイヤーは一人って言ったハズだけど?」ルール違反を宣告されちゃいます。 「罰として、変身も車もキンシ! んじゃ、次は20分後にポイント290Yね」ここからはジャスミンのサポートもパトカーもなく、首からかけた携帯で犯人の指示を待ちながらバンは走りまくり。でも信号だけはキッチリ守るあたり、さすが警視庁(現実の方)の交通安全ポスターキャラ。ボスの飲んだら乗るなもその布石?(SPライセンスで青にしてから渡ってるのかも)

一方デカベースでは「犯人は近くで見物しているらしいね」センの発言でホージーが狙撃してきた弾道を計算。バイズ・ゴアの居場所をポイント582Aの高層ビルの屋上と特定しマシンハスキー(白バイ)とマシンブル(バトカー)で急行です。 停車したとたん威嚇射撃されて確信を深めたホージーとウメコはビルに突撃。階段を駆け上る途中、現れたアーナロイドたち(戦闘員梅)をチェンジして片付け、屋上に通じるドアに張り付いたところでバンにもう走らなくてもいいと連絡。 だけど、飛び込んでみたら遠隔操作可能な三脚に据えられたライフルとカメラがあるだけ。さらにミニ紙吹雪つきのバネびょんびょんな緑のマスコットにからかわれて、ニセ指輪つかまされたカリオストロ伯爵(ルパン三世)なみにジタンダ「バッカにして〜!」

290Y=サッカー場についたバンはあまりの広さにあぜん。それでも頑張って座席の下を覗いて回りますが、 迫る時間に焦れてやったのは逆立ち「よっこらせ」 “これはセンのシンキングポーズである、果たしてバンにも有効なのだろうか”ナレーションが終った瞬間「はっ」と目を見開いて一瞬期待を抱かせますが「やっぱ、センちゃんじゃねーからわっかんねー」地道な体力勝負が身上と、足による捜索再開。 スッ転んだ拍子に階段落ちし(さすがにココはスタントさん?)、目を開いたらそこにタイマーが! 強運と健脚で、ギリギリ3秒前に第二ポイントクリアです。

機械が吐き出した紙には青い▽……同時にベルが鳴りバイズ・ゴアからホージーたちの失敗を聞かされるバン「ボクはそう簡単には見つからないよ」 そして次の指定ポイント174Aに20分以内に行けと指示。どうやら次はそうとう遠いらしいです。埼玉アリーナ→武蔵野関前ってロケ地の距離との相関関係は……わかんねー。
同時にデカベースでは本家シンキングポーズのセンちゃんが逆立ち開始。ボスは窓辺で、走るバンに思いを馳せ、ジャスミンは通信機前で連絡係。スワンさんはどこいった?

色んな建物突っ切って、バンが駆けつけたのはエビがウリのシーフードディナーレストラン『Red Lobster』。なぜに実名? と思ったらデカレンジャーカードキャンペーン中かぁ(で、キッズメニューを断られる大きいお友達は「タワーオブトーキョー」or「カリフォルニアストロベリーツリー」を390+100円で頼めと? ふ、太っちゃうよ〜)。
「騒がれるのは困りますぅ、お客様ぁ」飛んできた店長(芝崎昇)にSPライセンス見せ「客じゃない、おまわりさんだってば」 と店内を捜索するバンは植木鉢の中にタイマー発見して残り8秒で止めました。そして出てきた紙は緑のM?

「こんなにしぶといのは君が初めてだよ」直後のバイズ・ゴアからのお褒めの電話に、何回こんな事やってきんだ、こんな事してオモシレーのかと聞き返すバン。 「面白いよ、みんなぜーぜー言いながら走り回って、最後はドカーンって星ごとふっとんじゃうんだ〜」ふざけた答えにキレて携帯電話を床になげつけようと振りかぶり…… 「お、よせ! 連絡が取れなくなって困るのは君の方だと思うけど? ……次で最後にしてあげるよ」バイズ・ゴアのあやす様な声になんとか思いとどまります。

そしてバンは次のポイント605Bへ向かってまっしぐら。途中、梅雨時定番ロケ地、伝説の北條さんの逃走場所で、川をザブザブ水しぶき立てて渡る姿が美しい……橋の下なら機材の敵の雨は安心。 役者は濡れても風邪で済みますが、カメラやマイク、照明は濡れたらオシャカだもんなぁ。

一方、デカルームでは三つ目のヒントを前に全員が険しい顔です。こんな時には癒し系のスワンさん。 「3人寄れば文殊の知恵って言うでしょ?」ティーセット持って入室し、ひときわ眉間にしわがよったウメコにディーミラー(単なる手鏡)を見せます。 「怖い顔になってるわよ、リラックスしないと良い知恵も出てこないわよ」 それを逆立ちしたまま見ていたセンちゃんが「そうだぁ!」汗まみれの額を仲間達に仰がれながら「わかったぞ……」

そこはなぜか採石場。「センちゃん、ここでいいのか?」「間違いないよ、ウメコの怖〜い顔のおかけだよ」デカビーグルで駆けつけた4人を、コンクリート粉入り爆発が襲い、バーツロイド(戦闘員竹)4体が出迎えます。 「あちらさんも本気のようね」「やはりこのポイントだ」「チェンジスタンバイ!」「お前が仕切るな」 言い合いながらも4人はチェンジ。バーツロイドと戦い始めますが、戦闘員とはいえバーツの強さの程は隊長クラス。アーナロイドのようにはいきません。焦りもあってか一方的にダメージ受けて追い詰められて崖の上からハイフォール。 さらに上の方から一斉射撃受けたりして大ピンチ。

部下と地球の危機ならば、この人(?)が駆けつけなきゃデカレンジャーじゃない。と言うことで、五右衛門みたいに長刀で銃弾叩き返しながらデカマスター(ボス)が乱入です。 「こいつらは俺がやる、お前たちは爆弾を頼む」部下たちを先に行かせ「貴様等はオレ一人で充分だ」バーツロイドたちとチャンバラ開始。 剣さばきと足さばきで飛びかかってきた2体を倒し、遠距離射撃には爆炎の中からワイヤーワークジャンブ。間合に飛び込んでクルクルと切りつけ、ナパームの中で仁王立ち(プリンセスセーラームーンに対抗してたりします?)

一人単独行動のバンはポイント602Bにあった寺の山門から、気が遠くなりそうな石段を見上げ 「えー、ここを上がれってのか。バイズ・ゴアめー」唸りながらも上着を脱いで腰にくくり、Tシャツ姿で階段を駆け上がります。 息も絶え絶え境内に辿りついたときには、普段ツンツンの髪もヘーロヘロ。 巨大香炉(線香立て)の前に設置されたタイマーの停止ボタンを、高校球児のようなジャンプ滑り込みでバシっ。 あと一秒のリミットギリギリ……そして出てきたのは二つ折りの白紙。

「それが最後のヒントだよ、わっかるっかな〜」1分以内に解かないと爆弾のスイッチを押すとリミットを切るバイズ・ゴア。 そんなのありかよと抗議しても「アリアリだよ、ゲームをコントロールしているのはボクだからね」
バンは座禅組んでヒントの紙を並べ……「わっかんねー」頭かきむしりデタラメ言ってんじゃないかと吼えまくり 「謎はかけるけどウソは吐(は)かない」一緒に考えてくれる仲間はどうしたんだとバイズ・ゴアにからかわれている間にカウントダウン終了。
「お疲れ様、楽しかったよ」「やめろー!」

「じゃなバイ〜 ポチッとな」タイムボカン風味に惑星破壊爆弾の遠隔スイッチを押すバイズ・ゴア。頭をかかえてしゃがみこむバン。だけど山深い境内は……シーン。 バイズ・ゴアが首をかしげているとモニターから“惑星破壊爆弾の時限装置は解除されています”の音声アラーム 「うっそ〜」

別行動の4人がバンに駆け寄り、チェンジを解いたセンちゃんがキョトンとしているバンに事情説明です「お疲れ、バン。爆弾は始末したよ」 いつのまに……一分前に最後のヒントを入手してどうして場所が分かったと騒ぐバイズ・ゴア。「つまり、こういう事だよ」センはヒントを紙を手にすると縦に二つ折り。 赤い8は実は数字の3……「答えはポイント371」手鏡で閃いたその暗号、グロンギ語の表音文字(カタカナの鏡像)を思い出すなぁ。

「くぅ〜、おめでとう。ここまでやるとは思わなかったけどね。また挑戦しに来るよ」バイズ・ゴアの捨てゼリフに「まて、逃げる気か」挑発するホージー。 「ボクを捕まえる事が出来ると思ってんの?」どこにいるのかもわかんないのにと余裕のバイズ・ゴアには「悔しいけどその通りだ」センちゃんもお手上げです。と思ったら……バンがにんまり。 「そうかな? お前の居場所も、もう解ってんだ」なんとバンが謎解き開始!? 

ずっとオレを見てたって事はずっと一緒だったってことだ、その場所はたった一箇所と首から提げていた紫の携帯を握り締めビシっと指差します。 仲間たちの反応は半笑い「疲労が思考にまで達しちゃった?」
オレがこの通信機を投げつけようとした時慌てたのが証拠と、バンは確信こめてカバーをべリッ。

なんと中には複数モニターを備えた小さなシートに座った人形みたいな宇宙人。……通信機偽装の宇宙船の正式名称はカードコミューンだったりして(カードで眠らせれば確保も楽々?)。 「ゲルマー星人……なら納得」ジャスミンのコメントに答えるのはナレーター 「ゲルマー星人の平均身長は5.8cmしかないのだ」

「爆弾はともかく、居場所までバレるとはね」しかしSPシューター突きつけられてもバイズ・ゴアは諦めません。手元のスイッチを押して甲冑君こと怪重機キャノングラディエーター2を呼ぶと、 電気ショックでバンの手から逃れ、通信機の下部からジェット噴き出しコクピットにドッキング「決着は怪重機でつけてやる」頭脳だけのひ弱な宇宙人だと思ったら大間違いだと暴れ始めます。 デカレンジャーたちも対抗してデカマシンの発進依頼。ビルドアップ後の高架下から覗く、巨人同士の対決の構図が、うっとうしい梅雨らしくて斬新です。

剣の打ち合いの末、間合を取ってキャノン砲を撃ってくる怪重機。その爆炎の中からハイジャンプで抜け出したデカレンジャーロボは、 上空から振り下ろすフライングクラッシュで、キャノングラディエーター2の盾を切り落とし、返す刀で剣を弾き、シグナルキャノン撃ってチェックメイト。

「ゲルマー星人バイズ・ゴア、15の惑星破壊罪、騒乱罪。および地球破壊未遂の罪で、ジャッジメント」左肩のサイドボード突き出してレッドの依頼で下った宇宙最高裁判所の判決はデリート許可「がーん」 カウントダウン後、ジャスティスフラッシャーでストライクアウト。 「これにて一件コンプリート あ〜疲れた〜」シートからずりおちるレッドがグロッキーに事件を締めました。

平穏を取り戻したデカルームでは、数字の紙を二つ折りしながら、やはりトンチはセンさんとウメコが推理を褒めてます。 でも当のセンちゃんは溜息笑い「今回はバンのお手柄だよ。走り回ってへとへとになって、オマケに最後の名推理。オレには真似できないよ」 「いや、センちゃんだけじゃない、バン以外だれにも出来ないさ」ホージーも笑顔でそう語り、 「ドギーは最初から見越して指名したわけだ」「アイツには理屈じゃないところがあるからな」スワンとボスもくわわって、 新人として普段ないがしろにされがちなバンの、欠席ベタ褒め大会開催です。

「そういえば、そのバンは?」ジャスミンの言葉が終らないうちに、息せき切って走りこんで来るバン 「ウメコ、マーフィー止めてくれ!」 なんとロボット警察犬マーフィーのオイルをひっくりかえし(犬用の水の器でオイルを飲むのかロボット犬)、追いかけられてる最中でした。 「また走ってる」呆れるスワンやウメコが助けるヒマもなく、再び廊下へ飛び出したバンのオシリをマーフィーがカプ。飛び上がるバンで今週は引き。

バンの走りと直感的推理で地球の平和と地球署の名誉は守られた。
これからも走れバン。戦え特捜戦隊デカレンジャーbyナレーター

エンディングミニコーナー 今週は最高速度紹介編
バンの道路疾走を映しているモニターを背景に好き勝手言う仲間たち。 「今回大活躍だったバンの走り」センちゃんに続いてウメコがさり気無くすごい発言「100mを11秒ジャストだって」 だけどジャスミンは無表情でミニカーを取り出します「マシンドーベルマンより遅いね」車のヌイグルミを手にクールに追い討ちするのはホージーです「パトストライカーにいたっては時速500キロだ」トドメは「まだまだね、バン」 ついにヘタってつんのめるバン「そんな説明の為に走らすな〜」無視して4人はにこやかに『バイバ〜イ』ああ、EDコントでまで走らされるとは……美味しいね、バンv

次回予告 エピソード.21『マッド・ブラザーズ』
ジャスミン主役のお話ですが、事態は深刻、お色気なんて期待の出来ないハード展開な感じです。CMでちらっと見かけちゃった新キャラらしき白い影のこともあるし、来週は地球署の一番長い日になってしまうかも……
地球署の所轄内の平和は君たちにかかっている。地球外の侵略者はおイモ宇宙船のゾロリに任せて、頑張れデカレンジャー、戦え特捜戦隊デカレンジャー?

メップルのゲスト出演のバーターに、プリキュアの雪城ほのかの飼い犬(というか友達)のゴールデンレトリーバー・忠太郎の声を、 ドギーこと稲田徹氏が演るんじゃないかと期待しましたが、一時間後に流れてきた声は置鮎龍太郎氏……まぁ、クールなお兄さん声でピッタリでしたが……ちと残念。

今週はデカレンジャーもブレイドも、みんなが主役を褒める回でした。ついでに言うなら雑誌CMで色々ネタばれしまくりの地雷のような一時間。その直前と境を飾るのが、 「このあとすぐ」なジャンクション7月編。

デカレンジャーのは、スワンさんの声も涼やかなデカベースロボ編。 「Truth」引っさげて歌手業再開の勢いで、デカレンジャーの挿入歌まで歌っちゃう四十路のアイドル石野真子……ところで八重歯はどこいった?

一方、ブレイド、ギャレン、レンゲル、カリスが、メタリックに光りつつすれ違ったりする、夏らしいジャンクションのライダー。実は今週、謎解き編?

仮面ライダー剣 23話
先週の引き……洞窟で上城睦月が仮面ライダーレンゲルに変身し、モールアンデッドに空中からの回し蹴りを食らわせるところから今週は始まりました。 追撃を“あなをほる”で回避したモールが仮面ライダーブレイド(剣崎一真・主人公)を背後から襲い、それに反撃するブレイドとレンゲル……おおっと、初めてのマトモな連携です。 さらにセコンドにガレキの下から抜け出した橘朔也(仮面ライダーギャレン)がつき、ブレイドがモールの腕を押さえたところで「今だ」「行け!」先輩ライダー2人に促されて、 高校生の新人ライダーレンゲル……意識を乗っ取られて無い状態での初コンボキック。

白くま(氷属性)とコブラ(蹴り?)でブリサードクラッシュ=先行するブリザードで相手を凍らせてホールドした後、かにバサミ蹴り。トランポリンによる空中戦こそ見せ場とばかりに体をヒネリまくりです。 「やった」ガッツポーズのレンゲル……足止め中にブレイドが回し蹴り決めてたりもしてますが、目立たなくてちょと哀れ……主役なのに。

「睦月、お前が倒したんだ、封印しろ」師匠の橘に言われ、ブレイドに促されてクラブの3「SCREW」をゲット。カードを眺めている様がムシキングカードを手にして喜んでいるお子様のように可愛いです。 一つの番組でアンデッドの怖い演技からトランポリン、そして高校生らしい動きまでこなすスーツアクターさんに萌えv

翌日、腕を三角巾で釣っただけで退院した橘さん。第一クール時の虚弱さとは対照的なタフさです。しかし特訓は無理(少し嬉しそうだぞ、睦月)。 というわけで「大事な事を教えておく」番組開始半年にしてラウズカードの劇中説明会開催です。7並べのようにギャレン手持ちのカードとレンゲル手持ちのカード、 そして剣崎手持ちのカード代わりにトランプのスペードを並べ、それぞれの効果を説明です。ここで大事な点はエースのカードでしか変身できないって所と、 クローバーの10(リモート)は絶対使うなと言うクギ刺しでしょうか。そりゃ幼稚園バス壊滅と警官二人殉職の原因だもんなぁ。

一方、ネオンが水たまりに映るどこぞの屋上で、高原(イーグルアンデッド・演 林泰文)と吉永みゆき(オーキッドアンデッド・演 肘井美佳)はカリスに関して情報交換。 動物園での事を怒るみゆきに「カリスを傷つけるあなたがいけないんですよ」と男の友情発言の高原。アンデッドに性別があるのかチト不明なのでヤヲイ突っ込みは控えさせていただきます。

「マンティスアンデッド・カリス、1万年前に封印されたカテゴリーエースの中でも、その強さは伝説だった。でも、あれは本当にカリスなのかしら?」 封印された者の姿を借りるアンデッドの伝聞を持ち出すみゆきに、姿はカリスだった「私が間違えるはずもない」動揺を見せる高原。 さらにアンデットの力を我が物とする人間が開発したライダーシステム、それと同じではないかと揺さぶりをかけるみゆきに応え「私が確かめる、手出しはしないでください」単独行動にでる高原ですが…… マジメさと義理堅さゆえに、みゆきの掌で踊らされてる感じです。

高原がご執心の仮面ライダーカリスこと相川始が居候しているカフェレストラン・ハカランダでは、失恋ショックで味覚オンチになった白井虎太郎(ルポライターで大家な若いおやっさん)の料理に耐えかねた、 白井農場御一行……剣崎とヒロインのオペレーター広瀬栞ちゃん&虎太郎がご飯食べにきてました。その窓の外では、ゲストキャラで焼肉好きの偏食細身カメラマン神丘令が写真をネタに始を揺さぶり中。

神丘は東武動物公園での落し物、栗原晋の家族写真(ハカランダのオーナー一家)をなぜ臨時雇いの助手・始が持っていたのか、写真の師匠である栗原“先生”を殺した記念品ではないかと詰問です。 怪物(蘭女みゆき)からかばってくれたのは罪滅ぼしだろうと疑惑スパイラルな神丘の、胸倉掴んで「人間を助けたりしない」捨てゼリフ残して背を向ける始。……照れ隠しですなv
そこへ飯食いに栞たちと合流しに来た剣崎が通りかかり、神丘の捨てゼリフ「あたなの素顔をきっと暴いてみせるっ、偽善者!」と、始の雪山での思い出話の聞き役を務め「誰かを助ける、自分の命も顧みず…ステキな事じゃないか」と叫んで辛うじて主役らしさをアピールです。

剣崎たちがランチしていた間、働き者の神丘カメラマンはペットショップで犬の撮影です。雪山で遭難して始に看取られた栗原晋の仕残した仕事って、自然の動物と家畜化された動物の比較写真かなんかでしょうか。 そこへスーツ姿の高原がきて、高額で取り引きされる犬たちと毎年殺処分される50万頭の犬の話を持ち出し、人間のする事は不思議だお説教しつつイーグルアンデッドの正体を現します。 逃げるトリマーさんとマゴマゴするケージの中の犬たちが名演技。セラムンAct.22のシロイルカ達の名演を超えた……かも。

神丘を捕まえたイーグルはペットショップの大窓突き破って海岸まで飛び、ハカランダから飛び出してきた始を待ち受けます。ランチが終った剣崎がブルースペイダー(青バイク)で追っかけてきたのが計算外?
「君の獲物だ」気絶した神丘を示され怪訝そうな始に、正体を探ってた憎い人間だろうと言う高原。しかし始の反応の悪さに不信を募らせ、変身時に出したエースカードを羽手裏剣で叩き落して奪って、人違いというかアンデッド違いに気づきます。

「カリスはこの中に封印されている。では、お前は誰だ?」カリスの姿と力を盗んだ罰を受けてもらうとイーグルになって攻撃してくる高原。始は変身用カードを奪われて大ピンチ?  しょうがなくドラゴンフライアンデッドのカードをスラッシュして、トンボ怪人の姿で戦いますが……「カテゴリーエースに比べるとパワーは落ちる」とやられ気味。

崖の上から見ていた剣崎は始がエースアンデッド以外のカードで別の姿に変身したのに驚きつつも「悩むのは後か」と助太刀の為にバックル出して飛び降りつつブレイドに変身。 高所からの飛び降り空中変身といえば伝説化しつつあるギャレン橘が記憶に新しいですが……主人公なのに剣崎の変身は燃えがたりない。 やはりかっこいい変身のためにはシチュエーションと覚悟が必要です。

ブレイドとドラゴンフライ始が相手では不利と、マンティスのカードを懐にしたまま飛び去るイーグル。 次の敵は意識を取り戻した神丘カメラマンです。あなたと関わるとどうして化物が現れるのかと問い詰める神丘に背を向けてバイクで走り去る始。 逃げ遅れた剣崎は仲間扱いされて大ピンチ。相川始は「栗原晋を殺したのかもしれないの」そう責める神丘にタジタジです。 それはともかく、天音パパの名前シンって言うんだねぇ。ずっとススムって読んでました。

剣崎はハカランダ前で始から聞いた“自分の命が消えようとしている時に助けてくれとは頼まず、家族の事を託して死んだ男”が栗原晋だと気づいて、 誤解されやすいけど悪いヤツじゃない「あいつは遥香さんや天音ちゃんを命がけで守ってる、それだけは信じてやってください」バイクにまたがり証拠品の写真を返さないまま、神丘を置いて走り去りました。お陰で、膝蹴りも食らわず体調万全で始を追います。

海岸沿いの道路で追いついた剣崎は、神丘の言うとおり人殺しだったらどうすると脅す始に 「お前は誰も殺していない」と真っ直ぐ発言。「なぜわかる」「信じたいから信じる、それだけだよ」さらに、 ライダーになれないまま独りで戦おうとしているのを止めさせ「お前のカテゴリーエースはオレが取り戻す」と請け負います。 何の得にもならないのにと不信がる始に「知って欲しいのさ、人間がなぜ他人を助けるのか」と写真を返してヒーロー笑いの剣崎。ちゃ、ちゃんと主役してるよ〜

一方、カード説明会を終えて橘と分かれた直後の睦月を、みゆきが逆ナンパ。探し物を手伝って欲しいとブリッこ笑顔と芳しい体臭と美貌の三連コンボで睦月の警戒心を見事突破です。 どんなカードを落したのかと尋ねる睦月に、これくらいの大きさで動物の絵が描いてあると言うみゆき。胸ポケットからエースカードを出して、こんなのかと聞けば その手首を掴んだみゆきの手がオーキッド化「そうよ、それが欲しいの。特にカテゴリー10が」

とはいえ、現役女子高生の彼女がいる睦月は虎太郎に比べ立ち直りの早さが違います。自由な方の手でレンゲルバックルを腰に当て、 エースカードをピンポイントで落してオープンアップ! 異常に気づいて駆け戻ってきた橘の前でバトル開始です。

今週のクライマックスバトルA
レンゲルとオーキッドの戦いは、ツタと醒杖レンゲルラウザーのミドルレンジバトル。アドバイスしている橘にもツタが伸びてきて、避けた拍子に怪我した左肩を強打しちゃったりして、ギャラリーも油断がなりません。 カード説明会時に使って覚えるしかないとアドバイスされたのを思い出し、ドリルとブリサードをスラッシュしようとするレンゲル。 「カードは慎重に選ぶんだ!」不意の橘のアドバイスに思わず振り返った瞬間、オーキッドは花びらがくれで逃げちゃいました。

上級アンデッドの封印数で一歩リードの剣崎にライバル心を燃やしていた睦月は、せっかくの上級アンデッド封印の機会を邪魔されたと橘さんに逆ギレ。 「戦いはカード集めじゃないんだ」と諌める恐怖心がアキレス腱な橘先輩に、強くなるには強いアンデッドが必要だと舌打ちして背を向けて……師弟は決別?

今週のクライマックスバトルB
始と剣崎の“情けは人の為ならず”議論を、上空で聞いていた高原がイーグルになって急降下。剣崎はバイクに乗ったまま変身の上、ジャンプで迎撃ですが空中では鳥怪人に敵いません。 「これを使え」その手助けに始が投げたのは、さっき変身に使用した「FLOAT」。スラッシュで武空術というかティンカーベルの光の粉のように宙へ浮くブレイド……って他のライダーのカードも使えるんだねぇ、 この世界。そりゃ、龍騎みたいに生身の始が浮いたらギャグでしたが。

「なぜ人間が空を!?」驚くイーグルに「借りたのさ、アンデッドの力」答えながらブレイラウザーで斬りつけ地上戦へ持ち込む事に成功したブレイドは、 どさくさ紛れにハートのエースを掏り取ります。さすが天才というか……スタオーシリーズみたいにピックポケットで仲間内の相性が下がったりしなくて良かったよかった。

マンティスのカードをブレイドから受け取り、変身しようとする始の手を止めたのは、草むらからレンズを向ける神丘令の連続シャッター音。 迷いつつ……苦戦するブレイドを一瞥して覚悟のチェンジ。ある意味連続写真な変身は合成しやすそうな気も(いや、静止画だと立ち位置ズレが厳しいのかな)。 晋死亡のあること無いこと+証拠写真で天音ちゃんや遥香さんと永遠に決別……って悲壮感をカリスが出すヒマもなく、ブレイドがよけた羽手裏剣の先にカメラを構えた神丘がいてさあ大変。 第16話とは対照的に、神丘の盾となってダメージを受けるカリス。すっかり人間の味方だねぇ。

「ココは危険だ、逃げろ」カリスに促され「かばってくれたの?」問い返しつつおずおずと逃げ出す神丘。 戦闘の音が波にかき消されるほど離れた吊り橋の上で、海と空を見つめながら「仮面ライダー……か」カメラからフイルムを抜いて日にさらした神丘の微笑みは……ゲスト退場の最後の見せ場でしょうか。 まぁ、始の本当の素顔が暴かれるのは9/11封切の劇場版だろうから、そろそろ引き時か(で、始の正体は万能カード・ジョーカーにあたるアンデッド?)。

一方、戦闘はカリスの参戦でイーグル不利。ブレイドが トリプルコンポ・ライトニングソニックを繰り出した時、 不意に前衛に出てきた今のカリスに一万年前のカリスを重ねてしまい、対応が遅れてイーグルは直撃食らってしまいました。 「失敗だ、違うと解っているのに……油断してしまった」人間態に戻ったイーグル高原に一万年前の約束を聞くカリス姿の始。 「もちろん、戦う事ですよ。お互いに他のアンデッドを倒して、最後に雌雄を決しよう、最高の敵として。……あなたたちも同じでしょう?」 ブレイドとカリスを見つめ、今は協力していても人間とアンデッド……いつかは戦う運命、あなた方も 内心それを望んでいると、漢(オトコ)なノリで色々喋って最後はイーグルの姿で大文字にバッタリ。

背を向けるカリス始に溜息をつきつつ、イーグルを封印するブレイド……Jのフュージョンって事は、たのしい幼稚園のCMでネタばれしやがった新フォームも登場間近って事ですね。 単独で使うとチャージされるだけと橘さんはボヤいてましたが、そりゃQのカードと……ゲフゲフゲフ。
さらにカリスがスピリットのカードで人間態に変身するのを目撃する剣崎。「今のカードは何だ」と聞いても答えない始に不信感を覚えつつ……今週はスペードのJ「FUSION」で引き。

次回は、鈴鹿8耐とのタイアップ回。アンデッドハンターなるバイク部隊と、人間の死体を操って手下にするアンデッド(邪の術法アニメート? そりゃ厄介な)と、 人数的にも超豪華なバトルが見られそうです。その代わりHONDAがスポンサーを外れちゃったかな?

今週もブレイドとカリスのタッグバトル時に新ED(という名の挿入歌)『rebirth』がお目見えし、しかも歌い手が橘朔也(天野浩成)というビッグイベントがありましたっけか。 さすがはセラミュ(セーラームーンミュージカル)経験者、これが元タキシード仮面の歌声かぁ。って、観点がズレてますね。 それ以前に、ギャレンが怪我で戦力外通告な時に流すという使われ方のズレが哀れかも。

今週のスーパーヒーロータイムはデカレン組
「エマージェンシー、デカレンジャー」ホージー単独のチェンジシーン、ヴィーノとの対決時カットはさんで「プワるフェクッ」(パーフェクト!) 「俺たちのクールな戦いどうだった? 次回も絶対見てくれ」いやぁ、ブレイドのみ視聴の大きいお友達を7時半に起こすため、とことんカッコよさにこだわってます。 ところで、フジテレビが夜のこち亀とワンピースをアニメ7で結ぶのは、テレ朝のパク……いやオマージュって解釈でいいのかな。


7月3日
夏だ、海だ、ミスコンだ〜。……といってもMissじゃなくてMistake?
最近はMisterも参加可能な、綺麗な人間に投票するイベントの話ではなく、 面白い誤変換に投票する『変“漢”ミス コンテスト』の候補を、 日本漢字能力検定協会で募集しているってお話です。

7/1から応募可能で8/15から投票開始。来年の5月まで実施される「変“漢”ミスコン」の賞品は、空耳アワー(タモリ倶楽部)とドングリの背比べで、あんまり旨みはありません。 もちろん、オリジナル・未発表作品のみって事ですが、後でMS-IMEやATOK、ことえりやWXGの著作権者が「誰のお陰で賞取れたと思っとるんじゃワレ〜、漢検特製Tシャツの一枚、分け前にもろとこか〜」 なんてインネンつけてきたりは……まずなさそう。

とりあえず、有名な誤変換は応募してもムダ〜なわけですが……えっと、 児童販売機(自動販売機)や仔馬戦争(降魔戦争byスレイヤーズあとがき)、人大杉(人多すぎ…2ch?)が有名どころかな。 Tシャツ目指して投稿に励む方々が、重複チェックにGoogleとYahooを活用しまくるとしたら……検索ワードランキングが、次からちょっと面白い事になるかも知れません。


7月2日
映画の都ハリウッド(ホンモノの方)を擁するロサンゼルスで 映画音楽ベスト100を選ぶ投票が行われました。 映画が生まれて百年以上……トーキーの時代になって約70年、フィルムのはじっこに刻まれたサウンドトラックが、映画音楽アルバムを指すジャンル名となるなかで、 上位を占めるのはもちろん、歌がウリのミュージカル系。

そして1位に輝いた「虹の彼方に」(Over the Rainbow)は、異世界部分が総天然色って事で話題になった『オズの魔法使い』のテーマソング。 子供向けファンタジー映画のテーマ曲が1位ってのが印象的です。 とはいえ、記憶を手繰って脳内自動演奏が始まった「虹の彼方に」は、テレビ版『オズの魔法使い』の日本語歌詞の方だったりしますが(映画は大人になってから見たので、悪い魔女にコキ使われているゴリラの歌しか覚えてない……)。

邦画でいうなら「誰かの願いが叶うころ」(宇多田ヒカル)や「瞳を閉じて」(平井堅)をおさえて、「炎のたからもの」(ルパン三世カリオストロの城)や「さんぽ」(となりのトトロ)が1位取っちゃったみたいなもんかな。
ホントにベスト100決めたら「ゴンドラの歌」(生きる)がブッちぎり1位だろうけど。

ところで『ゲーム音楽ベスト100』を決めたら上位に何が来るのやら。 『オズの魔法使い』のように新技術導入がポイントを稼ぐなら、RPGに8頭身ポリゴン戦闘を持ち込んだFF7のBGMが複数ランクインしちゃうかも。 未だに携帯用ゲーム「BEFORE CRISIS -FINAL FANTASY VII-」なんて商売するほど、人気あるもんなぁ。


7月1日
幻想的と言うより、マンガ『ガラスの仮面』の“紫のバラの人”って単語が頭に浮かぶ、サントリーの遺伝子組み換えブルーローズが発表された昨日、 大阪ライブドア・バッファローズが生まれちゃうかも知れないって赤色のニュースが関西を駆け巡りました。 国会でもイラクでも色々あった6月を、青と赤という相反する色が締めくくっちゃいましたねぇ。

そして、今日から新たに始まる7月最初の話題といえば、 コンビニに並ぶ成人向け雑誌にシール封印ってやつでしようか。 急に決まった雑誌業界の自主規制。なんと手作業で表紙と裏表紙をシール閉じ。目がギンギンになる雑誌を扱う印刷会社の社員さんは、絶え間ないあくびの7月を迎えることになってしまいました。

まぁ、ビニール袋より地球に優しそうなのは確かですが、ビニ本が死語になって久しい今……年頃のお子達がシールを貼られてコンビニに並ぶエッチィ雑誌に、どういう呼び名をつけるのかが気になります。 だって、RPGのムフフで無意味な隠しアイテムの名称に多大な影響を与えそうなんだも〜ん。


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