一言半日記 2006 4_21〜4_30

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 轟轟戦隊ボウケンジャー Task.11 仮面ライダーカブト 第14話  紐なしサンダル  MI6かSISか  南極ブーム?  男前豆腐のガシャポン  NHKの今夜の見所  マイナスの後の0はプラス  轟轟戦隊ボウケンジャー Task.10 仮面ライダーカブト 第13話  HDDがたまりまくり  春期ドラマ勢ぞろい
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。
4月30日
明日から、またまたガソリン値上げとなるわけで。ガソリンスタンド求め流浪の旅に出るドライバーも多数おいでかと思いますが、折角のゴールデンウィーク2日目です。朝の一時間くらいはテレビの前でまったりと。 いってみようか特撮感想日記〜

なんですが、週末は色々ございまして、轟轟戦隊ボウケンジャー Task.11『孤島の決戦』の感想は金曜日以降にズレ込みそうです。本日おいでくださった方、申し訳ありません〜

仮面ライダーカブト 第14話『真犯人は!?』『裏の裏の裏』
オリーブオイルバトル後の日下部ひより(里中唯)ちゃんの告発から、今週の仮面ライダーカブトは始まりました。 無言で去るカブト(手にはしっかりオリーブオイル)。立ち尽くす加賀美新(佐藤祐基)。 って、ちょーOPテロップに井口造(?)二(菊地謙三郎)の名前が〜。“戦えお兄ちゃん”から宇宙人を経て、今回はどんな役なのやら。 でもって、友情出演の黄川田くんは『仮面ライダー THE FIRST』DVDのCMみたいなモンかな。劇場版響鬼DVD発売の折には細川茂樹氏も出てきたりして(笑)。

Aパートは(日曜朝なら)何時もの地下道階段で展開される謎シーン。座り込んだスーツ男が黒手袋すると、その近くには白い蛹ワームさん(セクティオワーム……ついに着ぐるみ予算が尽きちゃったのか、日程が押したとか?)。 「お前は……まさか。お前が内通者」ライター銃での抵抗空しく殺されたのは、シャドウの隊員(堀岡真)かな。

本日の天道家では、遅刻間際の樹花(奥村夏未)ちゃんがラケット小脇に駆け出してます。 「今日は学校昼までだろう。じゃあ、美味い昼飯を用意しておく」兄・総司(水嶋ヒロ)に「やったー」と笑顔見せるのはいいけれど、ラケット=部活あるなら半ドンっておかしくねぇ?  まぁ、そんな細かいコトよりも、水色自転車に気づいちゃった兄ちゃんは、「お前に聞きたいことがある」怖い顔の日下部ひより(里中唯)ちゃんと家でお話開始です。 出した紅茶に手も付けず、変なヤツ=カブトがしていたベルトが7年前に見た“あいつ”と同じだった。 僕の両親を殺したアイツはお前かと聞くひより。

あろうことか牛蒡を縦切りし、水にさらす時間も炒めて味付けする気配もさせず、きんぴらごぼうを作ってのけた天道は 「子供のときの記憶なんて、アテにならないもんだ」とゴマかしたけど、病院でベルトを触ったとき、 心の奥にしまっておいたヤな思い出が蘇ったと、ひよりは譲りません。 「忘れることだな。ヤな思い出など、百害あって一理なしだ」あのベルトはオレの趣味じゃないと、カブトの正体ごまかしたまま、 手抜きキンピラ牛蒡を食わせようとする天道君。 「ちょっと味見してくれ」「ごまかすな」確かにゴマかかってるし、この作り方はスーパーのキンピラを出しただけにしか見えません。 「美味いぞ。一口食べてみろ」「二度と僕の前に現れないでくれ」

「俺には信じられないな。あの加賀美が内通者だとは」一方、ゼクトの指揮車では、田所修一(山口祥行)と、現仮面ライダーザビーこと影山瞬(内山眞人)がお話中。 本人に確かめようとすると、泳がせてあるんだから「余計なことはしないで欲しいな。後のことも全て私に任してもらいます。いいですよね」止める影山……その笑顔がアヤシ〜イ。

その加賀美君はメイク依頼と偽って水辺のカフェで、仮面ライダードレイクこと風間大介(加藤和樹)と、マネージャーのゴン(神崎愛瑠)にゼクトへの協力依頼交渉中。 本来男のメイクはしない主義だと断る風間。ゴンはビジネスライクにと、超売れっ子のメイクアップアーチストを専属で雇うギャラを請求です。 結局、カフェの伝票押し付けられ、岬に泣き付く加賀美君。美しい花の頼みなら聞くと態度をがらりと変えた風間に呆れ、カフェを後にしたところで、影山登場。 充電が切れたから携帯貸してくれと言われ、 東京タワーのストラップついたボーダフォンを渡し、「何であんなヤツがライダーに」回収もせずに立ち去る加賀美……って、不自然すぎやろ、なんぼなんでも。

「お前」「いつもの」「来るなって言ったろ」「俺の行く道は俺が決める」ビストロ・サルでは賄い食いに来た天道に、早速つっかかるひよりちゃん。 ひよりを案じるオーナーシェフ竹宮弓子(西牟田恵)に「安心しろ、春のやってこない冬はない」なんて言って、元気付けてって依頼を受けた感じだったのに、 ロールキャベツのコンソメ煮(サワークリーム添え?)を一口食うなり「まずい」 今までのツケの分だと万札テーブルに叩きつけ「もう二度と来ない」料理人見習いをヘコませまくって退席です。

その頃、冒頭のシャドウメンバーの検死してた岬は、内通者話を振ったあと、影山に遺品の携帯の着信履歴見せられてベックリ。 なんと最後の通話者は加賀美君?(って解剖したら死亡推定時刻とメチャ違うハズなんやけど〜)いきなり、後輩疑い始める岬さん。 裏取りに走る岬さんの後姿に向かってニヤリの影山君。どんどん嫌な人指数が上がってます。

天道が昼飯求めて、老舗和食店の前で臨時休業の張り紙にうなだれ、つんのめり 「何だ休みか。……かわいそうに」とおりすがりのサイクロンに乗った本郷猛(黄川田将也)に、ひそかに同情されてた頃…… 天道家では、万札つき返しに来たひよりを樹花が強引に連れ込んで、昼飯挟んで会話中〜。 「金平牛蒡、卯の花、ほうれん草の白和え、卵焼き(オロシと出汁添え)、釜炊きのご飯とお味噌汁、これ全部あいつが?」 「もっちろん」元気に頂きます言って食べ始める樹花ちゃん。 味噌汁すすって病院で聞いた『食べるという字は人が良くなる』を思い出すひよりちゃん。 「ね、美味しい?」「うん、凄く美味しい」おおっと、味噌汁で天道と和解かぁ。

岬公認で加賀美尾行中の影山は、蕎麦屋を探索中の天道に羽交い絞めにされて尋問なんかされてましたとさ。 「お前カブトだね」「お前がザビーか」「ぜひ顔を拝んでみたいな」「あいにく照れ屋でね」なんてやり取りしつつ、内通者話をぺらぺら喋る影山君。 何を感じたのかそのまま突き飛ばし、相手が振り向く前に消える天道くん。直情径行の加賀美&岬と違い、こちらの2人の考えてることは読みにくいっす。まてよ、プルプル影山の感情は読みやすいか。

「違う、俺じゃない」
単純な岬さんはいきなり加賀美に銃を向け、拘束するとか言い出します。 貸したはずの携帯はポケットにあるしで、潔白証明できないと判断したか、加賀美くんは迷わず逃走(ゼクトの非情さは知ってるしね)。 ただ、ここでよく解らない台詞が一件。消されたシャドウ隊員のデータが添付されたメールを内通者(加賀美)が送ってたってどういう意味だ?  あと、ベンツで乗り付けて「やつを逃がすな」とか言ってた追っ手の方々、子供のかくれんぼよりお粗末な身の潜め方してた加賀美を逃すとはどういう了見だ?

「たまには自分で解決したらどうだ」
目当ての蕎麦屋も臨時休業。天に見放されてハラペコの天道君は、 逃走中の加賀美に相談受けても「聞きたくないね」まずは飯を食ってからだと、ケンモホロロ。 続いて加賀美は風間に出会いましたが「すいません、足が長いからつい」ケタグリ食らった挙句、ピントの外れたお返事されちゃいます。 後から来た岬さんには「花は追うもの。花に追われるとは羨ましい」ケロっと行く先しゃべっちゃうし〜。

「もう来ないんじゃなかったのか」「いつもの」
他で食うのをあきらめた天道は、結局サルで再びロールキャベツをお召し上がりです。 今回は前向きな気持ちでつくったか、ひよりの料理をうまそうに食う天道。 もしや、ひよりちゃんは料理やマシンに感情で干渉する能力の持ち主だったりするのかな。 その後天道は、「お出迎えか、人気者は辛いな」窓ガラスをコンコンやって危急の事態を知らせるラブリーなカブトゼクターと共に、やっと加賀美救出に向かいます。

「もう逆らわないで」岬さんに地下の工事現場に追い詰められた加賀美君。 さらにシャドウにまで囲まれて「オレは内通者じゃない」って主張も空しく武装解除。 ただ、左手で銃の口の方を摘んで渡すというセオリーを知らなかった悲しさで、隊員の一人が撃っちゃいました。 でもその瞬間がクロックアップ時の演出だったので「加賀美君、しっかりして」って必死な岬さん見ても、 “絶対生きてる。カブトに突き飛ばされて気絶しただけ”……って、思わず突っ込んじゃいましたよ。

「すいません、隊長が撃たれるかと思ってつい」って菊地謙三郎氏(マックスのケサムでも宇宙工作員でしたな)に「いいんだよ、これで本当の内通者がわかった」加賀美はオトリだと明かす影山隊長。 加賀美に罪着せて殺そうとした者が……と裏の裏の裏作戦を明かします。「そのために加賀美くんを犠牲にしたっていうの」や、やばい、岬さんがキレそうだ。 それに影山君は知らないだろうけど、加賀美は単なる見習いじゃなくて『親の七光りもまぶしい強烈なコネ見習い様』なんだよ。 本当に組織内でピンチなのは、パーフェクトハーモニー第二章なんてのたまってるジュネッスブルーの方かもしれないぞ。

「コレのどこがパーフェクトハーモニーだ。お祖母ちゃんは言っていた。本当の名店は看板さえ出していないって」 カブト登場&種明かし。やっぱり加賀美君は突き飛ばされただけでした。さらにそれを見ていた隊員を指差し「お前はワームだ」。 ヘルメット取ると下にはまたまた菊地氏……いや井口隊員。 「オレを守ってくれるんじゃなかったのか」「お前は俺の中で生きるがいい」「なに」白いワームになって本物の井口隊員をグッサリ。 さらに緑の蛹も乱入して、乱戦開始。

「各隊散会してワームを殲滅しろ」
まず魅せたのは仮面ライダーザビーこと影山の変身。でもって囲まれた中でのキャストオフ。 シャドウメンバーがころころ倒されている中で(でも死んでないんだからタフな連中だ)、ライダースティングを振るい5対のワームを踊るように退治。 これが蝶の様に舞い、ハチの様に刺す戦闘かな。

「弾丸が飛び交う中での一瞬の出来事だった」
今回のカブトは、シャドウが連射した赤銅色の弾丸の中での高速バトル。カブトクナイガンでドカバキやって、123。 だけど、後ろ回し蹴りの前に、白いワームはドカーン。「気まぐれな風が吹いたか」 振り向けばそこに銃を構えた青いライダー、ドレイクが。岬さん何か依頼したのかな。 ともかく、三色の仮面ライダーが対峙して今回は終了〜。 ところでゼクトマイザーのCM、一週遅れでしたな(バンダイさん大丈夫?)。

次回予告  第15話
「自分で自分に証明したいんだ」なんと休職届け出して一人でワームに立ち向かおうとしてる加賀美君。今週、ハラヘリ天道に言われた事が来週まで尾を引くとはねぇ。 で、天道に指導者失格みたいな事を言われているのは……普通だったら景山だけど、意表を突いて風間だったりして。

スパヒロエンドはスーパーダイボウケン紹介inサル
「スーパーダイボウケン合体完了。必殺技はスーパーダブルアームクラッシュだ。頭突きもやるぞ、すっげー」 長台詞を見事言い切った加賀美くん。「ダブルワームか、何匹来ても俺が倒してやる」今回の天道はボケ役かぁ。 『アームだって』あ、ひよりちゃんにまで突っ込み受けてら「次回もお楽しみに〜」。 まぁ、本編の絡みを考えると矛盾があるけど……そもそも、サージェスが極秘にしてる島での出来事を知っているってトコロからして、トンデモコーナーだから細かい整合性突っ込んでもなぁ。


4月29日
ヌーブラの次はヌーサンダル……もとい紐のないサンダルが売り出されるらしいです。 足の裏にサンダルの底だけをペタリンコ。歩いても走っても取れなくて、汗をかいたり砂を被ったら、石鹸&水洗いでOK。

裸足みたいな履き心地。指の股や脇の、靴ズレ知らずってのは一度試してみたいところです。 幼い頃、プールからの帰り道はしんどかったモンですが、紐なしサンダルなら少しは楽そう。足の甲に無様な日焼け跡もつかないしね。

でも凄い色のサンプルばかりだったり、 粘着力は一年間持続……つまり2380円出して1シーズン仕様ってのが妙に勿体無くて、イマイチ買う勇気がございません。 普通の白サンダルだって、皮の表面が割れたり黄ばんだりで、実際は1シーズン仕様なんだけどね。


4月28日
神戸バッファローズじゃなくて、来年からは大阪オリックスになっちゃうのか。 市民球団化への第一歩って気もしますが……選手のためには絶対天然芝の方がいいんだけどなぁ。 それに名前って結構大事なんちゃう?

たとえば、イギリス情報部……ジェームス・ボンド(007)やバンコラン少佐(パタリロ)はMI6だったかな。だけど すちゃらかロレンス(エロイカより愛をこめて)は作品途中でSISへと所属組織名が変わったはず。なのに、新聞記事では未だにMI6なのか。最近のマンガでSISだと刷り込まれていると違和感炸裂。

いや、この前公式サイトを作っちゃったイギリスの情報部が、今度は新聞広告で人員募集ってお話ですけどね。あ、もちろん応募する気などありませんよ。 語学や特殊技術もなければ、ミセス・ポリファックスの様に、気のいい観光客にしか見えない人柄と好奇心も持ち合わせてないし、何より英国籍がないし、22年間イギリスの地に暮らすなんてとんでもない。BSE怖いしね。


4月27日
白いけれど豆腐とは違う、過酷で不思議な南極大陸……って、今ブームでしたっけ? 南極越冬隊を派遣しはじめて50周年って事で 財務省が記念硬貨発行を企んでいるらしいです。

あー、そういえば、タロとジロをシベリアンハスキーにしちゃったディズニーの映画が封切られていましたっけねぇ。氷の深〜い底の方……3029m下から切り出された氷から、100万年前の空気を採取したなんて話もありましたっけ。タモリ倶楽部でも最近、南極ベスト10とかしてたなぁ。

そっか、南極ってブームだったんだ。個人的には南米がくっついていた頃の、海流の関係で緑だった南極や、幻日とか隕石とかオーロラとかには興味があるけど、昭和基地は別になぁ。500円玉、どんなデザインだかは解んないけど……並ぶほどのモンではないかな。


4月26日
三個パックのプチ男前や、100円位の単品の男前は経験済みですが、300円近い『風に吹かれて豆腐屋ジョニー』には、まだ手を出す勇気がございません。 濃くて白くて美味いんだろうけどなぁ。

そんな、味が良くてパッケージがユニーク。話題沸騰の京都府南丹の男前豆腐をテーマにしたミニフィギュアがガシャポンに入って発売されちゃうそうな。 バンダイさんもイイところに目をつけたもんですなぁ。100円玉で手に入るロックンロールな豆腐のフィギュア。見かけたら一回くらい回してみたくなるじゃないですか。

それにしても食べ物フィギュアは奥が深い。清涼飲料水についてきた点心と、くら寿司の『ビッくらポン』で当たったリンプちゃん(エビ握り)くらいしか持ってない私にはうかがい知ることの出来ない、深淵にはコレクターさんがうようよ。 そして数千円を注ぎ込んだりネットショップで全種類を注文したりするんだろうなぁ。


4月25日
プレミアム10を見ていたせいで、日記更新を危うく忘れかけておりました。いやぁ、変な映画だねぇ、押井守監督の『立喰師列伝』。堂々とNHKに映画宣伝させた押井氏に拍手です。 番組の本題は現実のサイボーグ(医療や軍事)のお話なので、メインは『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』と『イノセンス』なんだけど、チラっと初日の様子とケツネコロッケのお銀さんが……。

あ、本題は4月からのNHKが何気に面白いってお話です。まぁ、2005年は色々あってボロボロだったもんね。ここらで受信料を惜しくないと思わせる番組の一つや二つ見せていただかねば、そりゃ国民が黙っていませんて。

今のところオススメは、火曜日の夜11時から始まる『謎のホームページ・サラリーマンNEO』。 なんともNHKらしくないコミカルプログラム。笑いのタイプはシニカル系。サラリーマン生態学というか、会社によくありそうで実はない、シュールな世界を民放番組のパロディ使って描いてます。 生瀬さんのドングリ眼を見るだけでも、受信料の元とった〜……って、気になるかもしれません。


4月24日
甘いの反対は塩辛いではなく無味……って他の味もそうなんですが。 本来は無味無臭の純水が甘く感じる理由、舌を無味に保ってる保護物質が水で流れちゃうせいなんだそうで。

つまりサングラスを外した瞬間、普通の部屋がやたら眩しくかんじるようなモンかな。もしくは、無音室に入ると何も音がしないはずなのに、耳鳴りのような音ともいえない何かを感じるようなモノだったりするのかな。

しかし、舌の上に甘さを抑制する物質なんてあったんだ。ミラクルフルーツといい、甘いって感覚は、かーなり奥が深そうです。刺身を甘く感じるのもきっと何か秘密があるに違いない!


4月23日
里のソメイヨシノは散ったけど、山桜は今を盛りと香りたち、八重桜はようよう蕾が膨らみ始めた今週末。 その気になれば、まだまだ花見は出来るけど……7時半から8時半の一時間だけは、行楽弁当作る手を止めてTVの前で集合です。 いってみようか、特撮感想日記〜

轟轟戦隊ボウケンジャー Task.10『消えたボウケンレッド』or「消えたレッド」
「残念ながら波右衛門の人形の片方は、ダークシャドウに奪われてしまいました」明石暁(ボウケンレッド 高橋光臣)による報告から、今週のボウケンジャーは始まりました。 横にはすまなそうな顔して大事に女雛を抱く間宮菜月(ボウケンイエロー 中村知世)。 けど「それは残念でしたね」頷いた牧野森男(斉木しげる)先生はあまり深刻そうな顔してません。 「これにはどんな秘密があるんですか?」なんて西堀さくら(ボウケンピンク 末永遥)の質問や、 「僕のプレシャスデータベースにも波右衛門の人形なんてないんですよ」って最上蒼太(ボウケンブルー 三上真史)疑念、 「江戸時代の未知のカラクリ技術か何かか?」って伊能真墨(ボウケンブラック 齋藤ヤスカ)への答えは 「実は私も初耳なんです」『え゛』そりゃ、モノが何か解んなかったら焦りようがないか。

「サージェス財団の上層部にだけ、極秘で知られていたのかも知れませんね」って牧野先生の言葉で、 「あのおばあちゃん、そんな凄いものを持っていたんだね」人形を託してくれた和子(松金よね子)さんの大人物ぶりに感心する菜月ちゃん。 さっそくハザードレベルをチェック。しかし画面には“Not Precious”の表示が出てHazard Level 0。 「プレシャスでは、ない?」

「だって、最初からプレシャスだなんて言ってないよ」さらっと答えるCG指令・ミスターボイス(田中信夫)「まぁ、プレシャスより危険ともいえるけど」。 なんと悪の手に渡ればサージェスが崩壊しかねないアイテム。 「サージェスの秘密に関わるコトなんですか」ってさくらの質問を“最重要機密”を理由に拒否。 「僕たちに話せないなんてそんな……」元諜報員の蒼太がキナ臭いモンを感じて詰め寄ったらば、 「ボウケンジャー、もう一体の波右衛門の人形を必ず取り戻せ。そしてただちに二体とも焼却処分にするのだ」驚く五人を尻目に「これは命令だ」の一言残して通信終了。 世界の崩壊ではなくサージェスの崩壊ってのがミソかなぁ。素直に考えれば初期のサージェスが回収した危ないお宝の保管場所なんだが。

「ダメっ、これおばあちゃんの大切な人形なんだよ」和子ばあちゃんの“秘密のお友達”=女雛をぎゅっと抱きしめ守る菜月ちゃん。 サージェスなら人形を守ってくれると信じて譲ってくれたのに……命令なんか聞きたくなーいとばかりに背を向ける菜月相手じゃ「ミスターボイスは、サージェスの本部意思……です」さくらの正論も鈍りがち。 「菜月ちゃんの気持ちはどうなるんですか」フェミニスト蒼太は菜月の為に燃やすの反対。 「菜月がグジグジ言うのはいつもの事だ。燃やせって言うのなら燃やせばいいだろう」逆に真墨はいじめっ子アニキ属性発揮です「ひどいよ真墨」。 でも本心から燃やすの賛成ってワケではなく、サージェスの胡散臭さをチクリ。

「それよりダークシャドウだ。何か情報はないのか」真墨に促されて蒼太が出してきたのは、ダークシャドウに人形入手を頼んだクライアント・眼鏡サラリーマン(かなやす慶行)の情報。 「さすが裏社会でも情報通。言ってくるぜ」チーフの真意を探るような視線を残して真墨が出かけた後、蒼太の提案で人形の徹底調査開始です。 命令には理由があるはずと、さくらをはじめ残りメンバーの総力挙げての調査でしたが……人形本体につけたセンサーには無反応「細菌や爆発物の反応もありません」。レントゲンで見ても白土を練って作った普通の人形。空洞一つありません。 様子を見に来た明石チーフは「何の危険もないって。燃やさなくていいでしょう?」脱がした女雛の着物をヒラヒラさせる菜月に微笑み……受け取った着物を見て「ん?」。

おばあちゃんから何か聞いてないかって質問されて頭抱える菜月や、「蒼太君、菜月の記憶に頼るのは間違ってますよ」何気に酷い突っ込みいれてるさくらを背に、裏地をペリペリ。 なんと洞窟の地図らしきものを発見してしまいました「そういう事か」。 しかし、皆には黙ったまま「時間だ。人形を焼却する」。着物を人形に着せ、「だめ、だめっ」半泣きの菜月を押しのけ、 蒼太の何に気づいたんだって質問にも「別に。ただの人形だった」と答えてエレベーターへ。 「サージェスは何か隠してる。今度はチーフまで」「蒼太くん、チーフを侮辱するのは止めなさい」なんて青とピンクが言い争っている間に、とっとと演習室に行っちゃうチーフ。 3人が駆けつけたときには台の上で真っ黒になって炎を上げてる……女雛?

「本当に燃やしてしまったんですか」蒼太が顔を背け「チーフ酷いよ」菜月がヘタり込み「命令だったんです。従うのが……当然です」桃の明石擁護も尻すぼみ。 「さくら、真墨と協力してダークシャドーの線を追え。蒼太、菜月は基地で待機。いいな」「でもチーフ」「オレは既に命令した!」。 さくらは駆け出し、菜月は泣き崩れたまま。蒼太は「おかしいですよ」。まぁ黄色と青を出しても今の状態じゃ使い物にならないか。

一方、プレシャス使って人間滅ぼし、恐竜人の世界を作りたいリュウオーン(森田順平)陛下は、どこぞの山奥で竜人兵ジャリュウ(声 西脇保)達を指揮して大邪竜ザルドを製作中。 そこへ「お邪魔するぞ、陛下」戦闘員・カースを連れた大神官ガジャ(大高洋夫)様が、殴り込み同然のご訪問。しかし敬称と言葉遣いと態度が全く合ってねーぞ、ガジャ猊下(まさに慇懃無礼)。 「ここは貴様が来る場所ではない」起こる陛下に「我々がいさかいを続けていれば、ボウケンジャーが喜ぶばかり。違うかな」手を組もうという猊下。 「一度は裏切り、このリュウオーンに屈辱を与えた貴様と」そういえば第二話で猊下は陛下を拘束して宝独り占めにしようとしてましたな。

交渉決裂間際に男雛を見せるガジャ様「影の衆・ダークシャドウから奪ったものだ。あ奴等より陛下の方が頼りになると思ってな」。 他者を貶めて交渉相手を持ち上げる作戦に出ています。「プレシャスか?」尋ねられても笑って答えないガジャ様。 言葉より行動でと、男雛から外した身頃の裏地をペリペリペリ。そこには海図と思しき地図と洋上に書かれたバツ印。 「これは地図か?」ワイン片手の陛下の質問に「サージェスが何としても隠したい宝。その在り処へこれが導いてくれるのだ」答えたガジャ様ですが、すぐに島へ向かうのには反対です。 「宝を手に入れるためには、もう一体の人形が必要だ。それはボウケンジャーの手の内にある」
「確か黄色いやつが自分の過去についての情報を求めていたはずだ」

真墨のところへ応援に来たさくらさんですが、ベンチでまったり雑誌読んでる同僚見て、サージェスへの不満転化の八つ当たりでお説教。 「なにサボっているんですか!」「声がデカいぞ、さくら」「そんなのんびりしている場合ですか。捜査の方はどうなっているんですか」 「なにイライラしてんだ」「イライラなんかしてません!」今日は冷静な真墨くん、ここで理由に気づきます。 「人形、燃やしたのか」「……サージェスの決定です。チーフが…」「明石が……。気に入らないのか。確かに菜月の気持ちを考えたらな」 なんだか今日は桃と黒の精神年齢逆転ですな。

「チーフらしくは、ありません」「あいつは、闇のヤイバとの勝負をオレに託してくれた。気持ちが解らない奴じゃないハズだ……来たぞ」 お話が丁度終わったところで、会社から出てくる眼鏡サラリーマンを発見です。 「あの男だ。サボってたわけじゃないぜ」さくら姐さんに微笑む真墨君。 突然走り出すさくらさん、眼鏡サラリーマンを物陰に引きずり込んで強引に事情聴取開始です。 「何のためにダークシャドーと接触した? 答えなさい!」

「お、覚えてないんだ。なぜあんなコトをしたのか」焦るサラリーマンの肩をポンと叩き、「本当のことを言ったほうがいいぜ、今この人機嫌が悪いんだ」さくら姐さんとの間に割って入った真墨が見たものは、怖ーい先輩のまなざしと、左手甲の変なマーク 「本当なんだ。ここが熱くなって気づいたら、白い変な男が……」「ゴードム文明の紋章?!」「ガジャ!」真の敵の正体に気づいてビックリのさくらと真墨。

その頃、ウサギさんのマグカップにうーんと甘いココアを淹れて、菜月を慰めていた蒼太くん。 「どうして、どうしてチーフは」「上層部は都合の悪い秘密を下には教えない……組織ってのは大体そうだ」おお、なんだか子供番組とは思えぬシリアスな台詞が続いてますな。 「でも……サージェスは、チーフはそんな事しないと思ってた」コブシをギュ……本人も決して納得はしてないようです。けど、サージェスが正義の味方だとしたら情報を教えないことでメンバーの安全を図ったってコトになるんだろうなぁ。 重い空気のサロンに響く着信音。和子さんからお電話でした。アクセルラーって携帯電話にも使えたのか〜。

「菜月ちゃん?」「唐物屋のおばあちゃん!」電話は街角の公衆電話から(テレカの度数、凄い勢いで減ってるだろうなぁ)。 「あなたの腕輪について大切なコトを思い出したの。あの人形に関係があることよ」「あの人形が? でも人形は……」「大切なコトなの。すぐに持ってきて」陛下の台詞を知ってる視聴者には怪しさ120%の物言いですが、罪悪感の最中の菜月は気づきません。 人形を燃やされたとは知らない和子さんに合わせる顔がないと俯いてたら「菜月ちゃんの過去が解るかも知れないんだろ。大丈夫、僕も一緒に行って謝ったげるよ」普段は冷静な蒼太が菜月への同情のあまり待機命令無視。 「命令に従うのはチーフだけでいいさ。行こう」見事にボウケンジャーバラバラです。 そのチーフは「君が人形を燃やしたのはもしかして……」明石チーフは牧野先生の言葉を遮り謎の伝言依頼「俺に何かあった時は、あいつらの事、頼みます」。

でも何かありそうなのは、菜月&蒼太の方。 「おばあちゃん!」「菜月ちゃん、よく来てくれたわね。さ、人形は」待ち合わせ場所でいきなり目的のブツを要求する和子さん。 口ごもる菜月の肩を掴み「貴方の過去があの人形と関係しているのよ」。既に怪しいけれど「ごめんなさい、おばあちゃん」「すいません、実はあの人形、焼けてしまったんです」 蒼太が事情を話した瞬間、和子さん豹変「焼けた?」魚眼レンズ演出が怖いよぉ〜 いきなりバッグを落として菜月の頬をペシ。 「燃やしただとぉ〜、ウソをつけぇ。人形はどこだぁ」掴みかかる和子さんの左手甲には、またもガジャがつけたゴードムの紋章が。

そこへさくらと真墨が駆けつけ、アワアワしている蒼太と菜月から和子さん引き離し、「失礼します」当身食らわせ気絶させます。 「これを見て」「ゴードムの紋章?」「おそらくはガジャの催眠術です」なんでガジャが出てくるのかと混乱の蒼太くん。 答えたのは真墨「ダークシャドウに依頼して人形を盗ませたのさ」でもって「そうだろうガジャ」植え込みに向かって呼びかけたら、 「もう一体の人形はどこだ」男雛片手に大神官ガジャ様のご出座〜「やはり人形は貴方の手に」。しかしこの格好、ビル街には似合わんなぁ。

「人形は燃えてしまった。本当だ」蒼太の返事に目をむくガジャ様「地図を燃やしただとぉ〜、サージェスめぇ。お前達に用はない。陛下」呼ばれて出てくるリュウオーン。 王様というより用心棒扱いですな。「ゴードム文明とジャリュウ一族が手を組んだのか」というわけで、赤と白の戦闘員が入り乱れる中、気絶した和子さんを守りながら(生身戦闘〜)変身する4人。 「イエロー、おばあちゃんを」桃の指示でおばあちゃんをお姫様だっこして離れる黄色。さすが怪力イエロー……アクターさんが男だから出来る技ですなぁ。

「おばあちゃん、ごめんね。きっとお人形取り戻すからね」柱の影に和子さんを寝かせて、個別戦闘している仲間をとびこえ、ガジャに迫るイエロー。 「人形を返して」正攻法過ぎてビリビリ攻撃くらっちゃいます。慌てて駆け寄るブルーですが、リュウオーンに切りかかられ、 イエローとは分断。サバイブレードでの挟み撃ちを試みますが、いつものブラックとのコンビネーションに比べるとちょっとチグハグ、やられちゃいました〜。

援護射撃で助けたのはハイジャンプで登場のボウケンレッド。 「待機していろと伝えたはずだ」その物言いに青と黄はムッ。というわけで、 「リュウオーン、ガジャ、まとめて倒すいい機会だ」ボウケンジャベリンで2人の幹部に挑むレッドに援護なし。 リュウオーンに一撃加えたところで、ガジャのダルシム……というかゴムゴムな手伸ばし攻撃に不意をつかれ、首をつかまれ地面にベシャッ、ドカッ。 助けたのは戦闘員と戦っていたブラックでした。

チーフの「GJ」に誰も返事しないマズ〜い雰囲気の中で、集団で放つ等身大必殺攻撃、デュアルクラッシャーを試みるレッド。 サポートについたのはブラックとピンクだけ。青と黄色は不参加の構え「だって人形が一緒に燃えちゃうんだもん」「そうですよ。チーフは人形はどうでもいいんでしょ」。 やめろと取り成すブラックに「かまわん、撃つぞ」一声かけただけでトリガー引くもんだから、反動で5人ともぶっとばされちゃいました。 しかも攻撃は、剣を重ねて盾としたリュウオーンに弾かれ不発。

「いでよ、大邪竜ザルド。ボウケンジャー達を踏み潰せ」ビッグオーみたいに地面を割って登場した恐竜ロボの、ブレスアーマーにヒョイと乗り、コクピットへ消えるガジャとリュウオーン。 対抗してゴーゴービークルよぷチーフ。いつの間にかプロテクターを外しボウケンドライバーを手にコクピットへ。 ダイボウケンの登場ですが、「大邪竜ザルドに歯向かうとは愚かな。思い知らせてやる」リュウオーン様は妙に自身ありげです。 凄いパワーでスコップ弾かれパンチ受けてこけるダイボウケン。「ヤツの動きを止めないと」ドリルとミキサーの出動要請するチーフ。 しかし「ファインドブレイク…」「させるか」左腕のミキサーを弾き、ドリルを掴むザルド(合体中のスキをなぜ突かなかったのかは、お約束ということで)。

「アクチュエーター破損」「回転数レベルダウン」「落ち着け、フルパワーだ」なんとか力技で対抗してたら、 「ふ、甘いな」「いでよ、大邪竜ギラド」何ともう一体、トンガリ頭の赤いロボ恐竜さんが背後に現れ、背中をガシガシ攻撃です。 結局投げとばされちゃうダイボウケン「ドリル、ミキサー、作動停止」。そこへギラドのブーメラン攻撃炸裂。 対抗策はクレーンとショベル。ワイヤーパンチで先制したけど「なにが来ようが同じだ」、たどり着く前に飛び道具で足止めされちゃいました。 「しまった」「クレーン、ショベル、作動停止」って十分予想は出来たっしょ。

「もう一度、ボウケンフォーメーションだ」不思議パワーでマリンとブルドーザーへ着脱は完了したけど、最初の数話以来活躍してなかった装備で対抗できるはずもなく、 手数の多い恐竜に飛び掛られて撃たれて、轟轟剣を作るまもなくやられちゃいました。 「チーフ、一旦退却すべきです」「いや、あの地図は絶対取り戻さなければならん」「地図? ガジャも同じコトを言っていた。やはり人形の秘密を掴んでいたんですね。サージェスは、チーフは何を隠しているんですか」 ブルーの質問にレッド沈黙。「蒼太さん」「後にしろ、蒼太」なんて仲たがいしているうちに、追い討ち食らうダイボウケン。 鎖でグルグル巻きにされちゃいました。

「よし、やつ等のマシンを奪ってやる」「プレシャスに勝るとも劣らない戦利品だなぁ」
再度のビリビリ攻撃で作動不能のダイボウケン。 「やつ等、ダイボウケンを連れ去るつもりだ」「彼らにとってはプレシャス同然でしょう」「渡すもんか、えい、えいっ」無駄操作してるイエローたちに 「総員退避!」『え゛』一瞬の沈黙の後、人形はどうなるんだと詰め寄る青。ぶん殴る赤。ついでにダイボウケンも殴られて、コクピットに飛び散る火花と煙。 「退避! 退避!」

「邪魔者は消えた。地図か示す島へ向かうのだ。そこにサージェスの宝が隠されている」 「必ず見つけ出してやる」鎖に巻かれ、ずるずると引っ張ってゆかれるダイボウケンを振り返るのは、ボウケンドライバーだけを手に変身解除して脱出してきた……4人?  「チーフ……チーフは?」最初に気づいたのはさくら姐さん。「まさか、逃げ遅れて」「あの野郎」かなりショック受けてヘタり込む真墨。 「ウソです……チーフー!」叫ぶさくらさんで今回は引き。 いやぁ、ゴールデンウィーク前としては、すごい引力もった三部作中編となりました。こんだけ頑張ったら、海外へ出かける方も録画予約は忘れないでしょう。

今週の『30戦隊大全集』は「ダイナマン」
「今日のスーパー戦隊は」『科学戦隊ダイナマン』おお、5人の決めポーズも揃って来ましたなぁ。 「1983年に大活躍して大爆発」「地底に住む邪進化帝国と戦った」「ダイナロボも三台のメカが合体するぞ」「とにかく」『大爆発〜』 オチはドリフ風味の煤けた顔&モジャモジャ頭と口から煙をケホッ「じかいを、おたのしみにぃ〜」。数分前までシリアスやってた5人との落差が凄すぎです。

次回予告 Task.11『孤島の決戦』
1人コクピットに残って宝島へと潜入したチーフ。一人で行くしかなかったなんて言ってますが、残された方は落ち込みまくり。 「今回の明石の行動は妙だ」立ち上がったのは前回のエピソードでチーフLoveになってた真墨君。 「五人の心を合わせるんだ」次は明石&ダイボウケン救出大作戦となりそうです。

仮面ライダーカブト 第13話『隊長復活!!』『チーム解散』
先週の続きで、クロックアップもせずドつき合うドレイクとカブトですが、公園の柱を壊し川にぶっ飛びと、やにられているのは青トンボ。 殴りかかって竹やぶに突っ込んだりと、メイクアップアーチストは力と戦意が空回り。 けど「やめろ、2人が闘う必要なんてない」加賀美新(佐藤祐基)が言っても止まりません。思えば、この番組で加賀美の言うこと聞く人って田所さんだけって気がするなぁ(それも極マレ)。 ちなみに言うこと聞かせられるのは女と相場が決まってるカブト。止めに来たのはもちろんゴン(神崎愛瑠)ちゃん。「邪魔をするな」「別に止めに来たんじゃないよ」

「もっとやっちゃってよ。大介ッたら女の事になると甘いんだからさ。あんたの方が正しいよ」
いきなりカブトを応援です。「ほぅ、お前話が解るな」「まぁね〜。大介は悔しいだけなんだ。あんたの方がカッコいいもんだからさ」。 ゴン=補助脳がカブトと手を打ったので「馬鹿馬鹿しい」本体=風間大介(加藤和樹)も変身解除。 「お前いい保護者を持ったな」天道総司(水嶋ヒロ)にあっさりゴンとの関係を言い当てられて 「君は本当にヤなやつですね。まるでエデンの園に忍び込んだ……えっと」「毒蛇」「そうそうソレソレ」うーん、今回の例えは加賀美父並みに解り難いぞっと。 毒があるから美しいなんてのたまう天道(ってコトはオレ様態度は警戒色?)には、つきあってられないと風=風間は加賀美の制止も聞かずさようなら〜。 「バイバイ、大介、待ってよ」ちゃんと挨拶するゴンちゃん、さすが保護者です。

さて、またも確認が取れないのですが……アバンタイトルでセクティオワーム(カマキリくん) に襲われ、 「貴様、どうするつもりだ」なんて言って万年筆ライター銃を落っことしたドジなピザ配達員が渡辺淳氏で、Aパートでセクティオワーム・アクエレ(トンガリくん)に襲われたジョギング男が高木裕喜。でもって 美味しいオリーブオイルを売っている雑貨屋店長が加藤義宗氏なのかな(公式で雑貨屋=渡辺淳氏確定)。しかし元シャドウのハズなのに全員加賀美より弱いじゃん。 ともかく、泡をかけられて死んだ配達員を見下ろす元シャドウのリーダー矢車想(徳山秀典)のアップでOPです。

「あいつの味付けにはどうしても敵わない。世界七不思議のひとつだ」
今回の天道家の朝メニューは焼きジャケと味噌汁と……ひよりが作った竹の子の煮付け。「さいっこー」今日も樹花(奥村夏未)ちゃんの元気な声が響き渡ります。 やがて話題は7年前、樹花を助けた後、兄がどうしても助けたいと言って瓦礫の渋谷に戻った理由へ 「それってひよりさんなの」一度は頷いたものの「なーんてな」ひよりだけでなく「全人類の未来をオレが救っている」なんて言い出して煙に巻く総司兄ちゃんだけど、樹花ちゃんに見えないところでは、かなり深刻そうなお顔です。

「我々のチームに新しいメンバーが配属されることになった。入れ」 ゼクトの田所修一(山口祥行)が加賀美達に紹介したオペレーター見習いは、なんと矢車の腰ぎんちゃくしてた影山瞬(内山眞人)。 リーダー2人(矢車と加賀美)が相次いで辞めてシャドウは解散(もっと責任感感じろ加賀美ィ)。 けど「最前線も疲れたし、しばらくこっちでのんびりやらせてもらうよ」なんて気の抜けたこと言うから、岬祐月(永田杏奈)さんプッツン。 差し出された手を無視して「ネクタイぐらい締めなさい」。 「あんまり肩肘張ってると疲れますよ」影山も余計な一言残して指揮車に引っ込むしと、いきなりチームの空気はどんよりより。 その上、「岬、今元シャドウの隊員が連続で消される事件が起こっている」影山も狙われる可能性があると、不安材料追加する田所さん「誰かが組織の情報を漏らしているのかもしれん」。

一方、マニュアル片手にモニターシステムを設定してる影山に、シャドウ解散理由を直撃取材する加賀美くん。 「完全調和とか言ってた俺たちがバカだったんだよ」それで良いのかと問われて、思いっきりふてくされる影山君。 「今のオレに何が出来るっ、シャドウは解散したんだぞ。ヘラヘラとやり過ごしてないとオレだってやってられねーんだよ!」だからって、岬さんを敵に回すのは止めといた方がいいぞ。先週の暴言で幹部の三島正人ですら、惨死へのフラグが立っちまったんだからよ。

「オリーブオイル切れちゃったんだ。ちょっと取りにいってくれる」久しぶりに登場したビストロサルのオーナーシェフ・竹宮弓子(西牟田恵)の役目は、 皿を割って渋谷大災害をフラッシュバックさせちゃった日下部ひより(里中唯)を気分転換に輸入雑貨屋へ向かわせ、 ついでに配達がなかった件を持ち出して「あー、一人で大丈夫かなぁ、心配だなぁ」。 たまたま来ていた天道に、それとなーく同伴依頼。「何人たりともオレのコーヒータイムを邪魔することは出来ない」とか言いつつ、自転車でむかったひよりに徒歩で追いつくとは……コーヒー飲んで走っても、心臓ドキドキしないとは羨ましい。

さて、襲われたランナーの調査に来てた加賀美たちは、まだ近くにいたワームにびっくり仰天。窮地を救ったのは矢車さん。 万年筆ライター銃でなんとか追い払い「助かりました」駆け寄ろうとした加賀美だけど、岬さんに止められます。 「このエリアは貴方の管轄ではないはず」詰問に、シャドウの元リーダーとして仲間が消されるのを黙って見ていられないという矢車さん。 「私は何も聞かなかったことにします」岬さん、また上に報告せずに黙認かあ。

「一体何が起きてるんですか」
直接の上司の黙認が取れたところで、新人・影山と完全調和の精神について川辺で語らう矢車さん。 やはりリーダーは矢車さんだと持ち上げる影山君「復帰してください、オレが皆を集めます」「影山、また一緒にパーフェクトハーモニーを奏でよう」 シャドウ再結成だと2人で意気投合。だけどここまでの描写では、ワームとつるんでそうなのは矢車さん。影山に他の隊員の居場所を聞いたせいで、ますます疑い濃厚です。

「わざわざオレが買いに来てやったのに、なんだこの散らかりようは」
中CM前の引きは、輸入雑貨店Pure_Pureの荒れた店内に立ち尽くすひよりちゃん。天道もやってきて、怪しい物音と声に奥へのドアを開けたらば、何とこそには銃を構えた矢車さん。 いやぁ、状況が錯綜してきました。7人の戦鬼のディレクターズカットDVDのCMが終わった後、 「失礼な店員だな、お客様がオリーブオイルをご所望だ」銃にビビらぬ天道が均衡破り、矢車も『祝い』の料理を作るためにオリーブ油を買いに来たと事情説明。 「また、俺の時代が来る、とだけ言っておこう」オリーブ油が手に入ったら君にも分けてあげると、何気にご機嫌です。……ってコトは、擬態ではなく、内通者でもないってことか。しかし加賀美といいザビー資格者はパーティーを開くのが習わしか?

「この新兵器をカブトに渡すんだ」 「何で急に。第一オレはカブトの居場所も正体も知りませんよ」「どんなカタチでもいいから渡せ。いいな」 部下の動向は全て把握してそうな、田所さんの超内規的措置で、アタッシュケースを託された加賀美は 「天道、お前にやる」オリーブオイル求めて歩いてる天道に出会い、そのまま「お前にやる」。 オリーブオイルを運ぶにはサイズが合わないと不服そうな天道と一緒に、なし崩しに輸入雑貨店の倉庫に到着です。 そこでは矢車が、シャドウ再入隊を店長に持ち掛け中。 その話をぶった切って、オリーブ油の交渉始める天道君。さらに ワームが擬態したピザ屋とランナーまでやってきて、異様に人口密度が高くなった倉庫でクライマックスバトル開始です。

「ここでじっとしてろ。決して外に出るなよ」「天道……なんでもない」
天道は、何か言いたそうなひよりを倉庫へ匿い「大丈夫だ、すぐに戻る」と閂をガチャン。 しかし「おばあちゃんが言っていた。男がやってはいけないことが二つある。女の子を泣かせる事と、食べ物を粗末にすることだ」蒸し麺を投げつけたセクティオワームや、 壊れる蛹ワームと変身してチャンバラしているうちに、蛹がぶつかってかんぬきが壊れ、ひよりちゃんはカブトを目撃。

一方、雑貨屋倉庫でワームと対峙し「今こそシャドウ再結成のときだ。お前達の命は俺が守る。守ってみせる」勇ましく、加賀美の真似っ子する矢車さん。 目論見どおりザビーゼクターが飛んできて得意げに手を伸ばしたら、なんとウサギ……もとい千樹憐……でもないや、「影山、お前」瞬の胸にザビーの紋章がピカー。 ウルトラマンと仮面ライダーの両方に変身した役者さんは、高野八誠、高槻純、山崎勝之に続いて……えと、4人目でいいのかな。

シャドウたちがフル装備でわらわら出てきて「隊長支持を」って、何時の間に着替えた雑貨屋店長(風のシズカか芳香かウメコ?!)。 「各隊ターゲットを絞り攻撃を集中しろ。残りはオレが倒す」蛹&セクティオワーム・アクエレをボクシングスタイルで圧倒し、ライダースティングで倒すザビー。 バトル後は矢車と影山の決別……「影山、どういう事なんだ」「全ては内通者をあぶりだす為の芝居だったんですよ」

「芝居だと なぜそんなことを」
しかしザビー座を失いシャドウを放逐された者が腹いせに内通って……その推理したヤツは心の狭〜い味覚オンチに違いない。 「貴様、それはオレのことか」「でも買いかぶりだったようです」 影山がザビーになったことすら知らなかった=無実ってのどうかなぁ 「もうちょっと出来る人かと思ってましたよ」「影山、待ってくれ。疑いが晴れたんなら、もう一度オレをシャドウに復帰させてくれ」「我々シャドウの完全調和にもうあんたは必要ない。むしろ不協和音なんだよ」 釈然としないものと、嫌〜なイメージを残して、こちらの物語は一時終了〜

構成上はザビーとカブトが同時にキャストオフ。そしてワラワラ出てきた蛹を避けながら新兵器を渡そうとした加賀美が、 ケースを落としたら中身カラっぽ「あ、いつのまに」なんとカブトの手にゼクトマイザーが。 そこから無限に溢れて飛び回る赤いカブト虫「なんだこれ」えっとタイムボカンのミニメカ?  公式サイトだと手榴弾との事ですが、それだと加賀美も巻き添えなので、番組上ではビットというかファンネルというか、カブトゼクター量産タイプみたいなノリで蛹たちを足止めし、 その間にカブトがクナイガンでズバズバズバ、時代劇チックにドカーン。残ったカマキリが、またも食い物(オリーブオイルのケース)をブン投げたモンだから、カブトもクロックアップ。

オリーブオイルが落ちるまで、一瞬の出来事だった
今回は浮かぶオリーブ油のビンと、砕けて空中をアメーバーの様に漂う金色の油の中でのバトルでした。 キックで決めてクロックオーバー。ビンが砕ける中、一つだけ無傷で受け止めてバトル終了。 だけどドラマのクライマックスはその後に……物音聞いてやってきたひよりちゃんが、カブトのベルト見て衝撃発言「お前が、僕の両親を殺したんだ」。 ビックリする加賀美君。けど、そんな彼にも、与り知らないトコロで衝撃の疑惑が。

「シャドウの情報を流していた、内通者が判明した。今からデーターを送る」 三島正人(弓削智久)から田所に送られた内通者の詳細データ。顔写真見て「加賀美……」 呟く上司で今回は引き。

次回予告  第14話
「そいつは、同じベルトをしていた」7年前の思い出を語りだすひよりちゃん。 たとえ顔の見えないベルトした少年が、幼い頃の天道だとしても、倒したのは擬態したワームってオチなんだろうなぁ。

スパヒロエンドは加賀美と天道による久しぶりのボウケンジャー紹介
「ボウケンジャー……世界の宝モノである、プレシャスを悪いやつ等が狙っている。 ボウケンジャーはプレシャスを守るために闘う戦士なんだ!」力強く語る加賀美のBGVは今週の和子さん救出バトル。 唐突に天を指差す天道君「プレシャスが世界の宝なら、おれは宇宙の宝だ」。 だけど軽〜く聞き流す加賀美君「はいはい、次回もお楽しみに」天道との距離の極意を掴みましたね。 それにしても、コンビでやる『30戦隊大全集』ボウケンジャー編みたいなノリっすね。


4月22日
今週末は色々買い物が御座いまして……いや、出かけたりはしていないんですよ。単にDS Liteとかいうもんを入手しちゃったり、予約していたDVDが届いちゃったりするだけなんですけどね。

ともかく、一週間溜め込んでしまった録画を消化したり、保存すべきものを編集したりする時間が、ゲームだかDVD鑑賞だかに奪われてしまうのは必定。ああ、ウルトラマンメビウスを私は見ることが出来るのであろうか〜。

せめてHDDの残量が1/3を割らないギリギリラインは死守したいなぁ。まぁ、睡眠時間だけは削らないように、ボチボチと時間見つけてやっていこうとは思ってます。


4月21日
今日の午後9時から始まる『富豪刑事デラックス』。 主人公の平刑事が、親の莫大な資産を活用して破天荒な捜査をするって骨子以外、原作の影も形もほとんど無い、コミカルな刑事ドラマでございます。

第一期は2005年の冬期ドラマでございました。一応人気があったらしく、続編と相成った模様でございます。 去年はドラマラッシュの木曜日放映でございましたが、今回は本気らしく金曜枠で再登場。

一応見る予定ではございますが、ゴージャズ衣装の演技が出来ないヒロイン・深田恭子はどうでもよくて、目的は西島誠一役の載寧龍二氏でございます。 まぁ、同じ事務所のよしみでのバーター出演だから、深田恭子が出ないとデカレッドも出ないんだけどね。


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