一言半日記 2006 1_11〜1_20


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ポーション(サントリー製)  出揃った2006年冬のドラマ  次の仮面ライダーカブトは新人さん  伊藤公介・元国土庁長官のファミリー企業との癒着と安倍官房長官の政治資金とヒューザー  お年玉つき年賀状と「青春アミーゴ」  マジレンジャー ステージ.45 仮面ライダー響鬼・四十七之巻  ウルトラマンマックス 第29話  13日の金曜日  永谷園の元社長さんに黙祷  10日戎
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。
1月20日
サントリーから出るといううわさは聞いてたし、文字だけのプレスリリースも読んだけど、マジだったんですねポーションの発売。 もちろんFF12のタイアップ商品でございます。

中身は各種ハーブエキスが入った清涼飲料水。HP回復はしないけど喉の渇きは収まりそう。お値段的には、へたすりゃワインよりお高い清涼飲料水だけど……FFをプレイした人間なら、一度は飲んでみたいもの。 3月7日発売だそうな。

でも、600円のプレミアムボックスは高いなぁ。カード+飾り栓のビンで300円までなら全種集める気概も生まれるけれど、経済的理由で化粧箱入りポーション見つけたとしても、購入は1個のみとさせていただきます。


1月19日
今日の『ガチバカ!』でドラマのラインナップはほぼ揃う訳ですが、お気に入りは見つかりましたでしょうか。各テレビ局が力を入れるといわれる冬期ドラマ。キャスト的に力が入っているのは月9と日曜劇場だと思われますが……

個人的イチオシは小ネタ効きまくりの『時効警察』ですなぁ。『喰いタン』も何気に面白い。シリアスでは『相棒』と『アンフェア』。『功名が辻』と『チャングム』は、いわゆる習慣ってヤツですな。 見てて心地よさそうなのは『神はサイコロを振らない』『新・京都迷宮案内』『夜王』『輪舞曲』。

そして既に脱落しそうなのが『西遊記』。ほぼ脱落したのが『Ns'あおい』『白夜行』『けものみち』『小早川伸木の恋』ですかねぇ。いや、見る時間が合ったら見るけどね。 最近、ライブドアを叩く人&放送局=マンションで国土でヒューザーでファミリー企業なドロドロを庇う、庶民をコケにする嫌な連中……って色眼鏡が常時装着状態で、なんかキショいんだよねぇ、ブラウン管の向こう側がさ。


1月18日
昨日、ついに正式発表されましたな。仮面ライダーカブト。 主人公・天道総司役は水嶋ヒロというデビュー一年目の役者さんだそうです。

また『ごくせん』卒業生なのは良いとして、最大の問題は『ブラザー☆ビート』を全話見ていたはずなのに、どこに出ていたのか思い出せない! 何のために感想ブログを書いていたのか……ちゅーか、華の無いお方ですか? きっとベテランのカメラマンに今頃現場でこってり絞られてるんだろうなぁ。

という訳で、響鬼で細川茂樹氏や栩原楽人君の名演技に慣れちゃった目を、ブレイド時代の序盤に戻し、暖かく寛容な目を今から作っとくのが精神衛生上よろしいかと存じます。万が一、演技がマトモだったら儲けモンってくらいの心構えでね。


1月17日
嘘の情報を流して株価操作というと、ドラマ『輪舞曲-ロンド-』のホテル買収エピソードを思い出しちゃうわけですが、ライブドア強制捜査の『風説の流布』は、ソコまであくどい訳じゃなさそう。 例えるなら二つの球団がドーノコーノと自分等の事をタナに上げて、非難していたよーな空気が何となく?

あるいは手品師のヒラヒラ目立つハンカチかな。ライブドアをトップニュースにして、何を隠したいのやら? という訳で今日は絶対、政財界に大事件が起こるはず。トップニュースや新聞の第一面はサラっと流して、2つ目か3っ目の話題もしくは二面目の記事に大注目です。

わたしゃお馬鹿な庶民だけど、騙されないぞ〜。消費税か、年金か、金くい外郭団体か〜。やっぱ今日の本当のトップニュースは小嶋進(ヒューザー社長)氏の証人喚問だったりするのかな。

追記 どうやら伊藤公介・元国土庁長官のファミリー企業との癒着&資金供与、そして安倍官房長官とヒューザーの繋がりが、真のTopニュースだったみたいですな。


1月16日
お年玉つき年賀状、2006年度の目玉は……ノートパソコン! 保障期限もとっくに切れて、立ち上がり時、液晶画面の制御がチト不安定になってきたMyマシーン(それでも基本的にはサクサク元気で見切れぬのよ)。 何かの間違いで当たればいいなぁと一枚一枚めくってみましたが

……切手シートも当たってなぁ〜い……○| ̄|_(うっうっうっうっ)。 というわけで、平成18年「お年玉付郵便葉書」及び「寄附金付お年玉付年賀切手」の当せん番号です。皆様には幸運がありますように。

話し変えて、ここ数日は春が来たかのような暖かさ。年末年始の寒波との落差で体がどうにかなりそうですが、甲子園春の大会の行進曲が内定したらしいっスね。 ずばり「青春アミーゴ」。学園ドラマの主題歌とは王道ですなぁ。 地元じゃ負け知らずってフレーズが、妙に高校野球らしいかも(選抜はソーでもないか)。


1月15日
昔なら成人式だった日がやってまいりました。ハッピーマンデー法案通過で大事な記念日を失念し奥さんにつるし上げ食らう夫は日本に何人いるだろう。 でも日曜の朝は夫婦愛に満ち溢れ、恋人たちも厳しい状況の中でラーブラブ。たとえ逃避行の先に死がまっていようとも。って感じで行ってみようか特撮感想日記〜。

魔法戦隊マジレンジャー ステージ45『二人はともだち〜ジー・ゴル・マジュナ〜』
地底冥府インフェルシアの最深部『神々の谷』にしつらえた聖火台(魔火台?)の上で燃え盛る火の玉見つめ、顔を赤く染める一同から、今回のマジレンジャーは始まりました。 「これが、ン・マの魂」感慨深げなスレイプニル(梅津秀行)。「絶対神の転生は近い。程なくン・マの魂は我等冥府神いずれかを選ぶ」ダゴン(大塚明夫)は相変わらずアジテーション口調。 「光栄だ」絶対神ン・マ誕生の礎となる事が出来る「この命、喜んで献上しよう」と二極神らしい発言のスレイプニル。 生真面目なスフィンクス(寺瀬今日子)も頷いてるけどティターン(小形満)はボーっと立ったまま。それにワイバーン(佐々木望)は何気に挙動不審。

「絶対神転生の暁にはインフェルシアは無限の力を得、天空聖界地上界のあらゆる生命の光は途絶えることだろう」口数が多い分、かえって本心が見えにくいダゴンの演説中、沖田総司のように口元押さえるワイバーン。 「ワイバーン様」「どうしたんですか」案じるナイ(演・ホラン千秋)とメア(演・北神朋美)を「こんなのはどって事ない」緑の血がついた手を隠して払いのけちゃいました。 二人を受け止め、そっと地面に下ろしたのはティターン。ここから二人の亀裂は始まってたのかぁ。しかし前回ブレイジェルに技食らって“なんだよコレ”って言ってたのは、深い傷の方でしたか。血を吐いたってことは内臓まで?

「依り代が選ばれる前に、神罰執行神が選ばれるようですね」裁きの石版が光を放ち武器を手に円陣組む冥府神。今回選ばれたのはティターン 「俺が、神罰執行神?」戸惑う巨人に命令下す赤魚「絶対神ン・マが転生を遂げる前に速やかに神罰執行を完了させろ」。
「冥府神ティターン、まいる」

Aパートは平和な小津家の朝飯から。ナイフとフォークで目玉焼きなんですねぇ。 「うめー、やっぱ母さんの料理はサ・イ・コ・ウだ♪」ルンルンの末っ子・魁(マジレッド 演・橋本淳)の横では、長男・ 蒔人(マジグリーン 演・伊藤友樹)が皿と目玉焼きを持ち上げ解説「目玉焼きってのはやっぱこうでなくっちゃな。白身はシッカリ、黄身はトロトロ。裏側の適度な焦げ目。うーん、この絶妙な焼き加減は母さんにしか作れない!」。「褒めすぎよ」照れる深雪ママ(マジマザー 演・渡辺梓)。

「いや、麗姉には悪いんだけど、やっぱ一番は母さんだな」そっと囁く翼(マジイエロー 演・松本寛也)。 一口食べてヒカル(マジシャイン 演・市川洋介)も納得「確かに」。その頬がいきなりグニッと掴まれ「ん〜、そーなんだ(怒)」 次女・麗(マジブルー 演・甲斐麻美)の怖〜い顔にマスオさん候補は未来の地獄を見ちゃいました。 「麗が一番だよぉ〜」大変だねぇ、既成事実=のろいを解くための接吻がある以上、もうヒカル先生は逃げられないだろうな(子供番組だし)。 とはいえ、実母と娘だから2人は笑ってるし「深雪さんが一番、あれ」ヒカル先生も両方なんとか立てられそう。「まぁ、良いから召し上がれ」

「やっぱりお母様がいると一味違いますですね」マンドラ坊や(声・比嘉久美子)も和やかムードに葉っぱツヤツヤ。 「でもさぁ、誰か一人忘れてね?」スモーキー(声・草尾毅)の言葉を聞いて最初に思い浮かんだのはパパでしたが「あ、芳香姉ちゃん」よく見たら長女もいなかった。 珍しく朝寝ではなくお散歩中。そこへ「ただーいまー」古ぼけた椅子を手にして芳香(マジピンク 演・別府あゆみ)がご帰宅。 「なんか可愛いから拾ってきたの〜」パーツ欠けてるから塗りなおすよりマジーネ・マジーネかけたほうがロッキングチェアーさんも喜ぶと思うな。

ちなみに粗大ゴミを拾うのは芳香のクセ。それを捨てさせるのは蒔人の役割っぽいですな。だから長女の部屋はゴチャついてるのか。しかしタンスって、火事でもあるまいに……子供用だよな?  粗大ゴミはゴミだから捨てて来いと怒る蒔人。勝手に決め付けるなと反発する芳香。 「まぁいいじゃないの。蒔人にはゴミかもしれないけど、芳香には価値ある物なんだから」 芳香の先入観なくものを見る目「お母さんは素敵だと思ってた。ねぇ、芳香の好きにさせてあげれば?」とすごい援軍が現れ、今朝は芳香の勝ち〜。

「それじゃ後は宜しくね」長女の頭をひとなでして母が向かうのは隠し部屋。 「お父さんを探しに行くの」追って詳細を聞きたいところですが闇のオーロラが現れたとなっては、家族より地上界の存続優先。小津兄弟+1は変身&出撃です。 「僕チンの知らない部屋があっただなんて」何か違う部分にショック受けてる鉢植えが、部屋に入ると床の白い魔法陣を前に「マージ・マジ・マジーネ」肉体は座ったまま霊体だけ魔方陣から出かける深雪ママ。 「お母様、半透明でござります。これは心を遠くへ飛ばす魔法。インフェルシアへお父様を探しに行くでござりますですね〜」

幽体離脱のお母様「どこ、どこにいるの勇さん」インフェルシアをさまよううち「この感覚」深い地溝へと降りていきます。 映画で白馬が走り、当時ウルザード姿でパパが立ちはだかっていたロケ地……あ、いや闇のソコにはブレイジェル姿で倒れている勇パパ。 「勇さん」でも反応なし。逝っちゃったか〜?

一方地上では……闇のオーロラ揺れるビル街に降り立ったキノコ頭が何やら宣言しています 「我が名は冥府神ティターン。裁きの石版の命によりて、これより神罰執行を開始する」 掲げた槍から光球電が生じて、町の電気を吸い取り成長して上空へ。 その前に立ちふさがるのはマジキングとトラベリオン。 何をする気だと問われて正直に語るティターン。電気を食らった光球は地上へ落ち全てを滅ぼす「安心しろ、事は一瞬、痛みも何も感じない」。 ふざけるなと怒るレッドの横で「え?」なにやら戸惑うピンク。 さらにキングカリバーをバリアーで防ぎ「歯向かうならば止むをえん」まずは一閃して合体解除させ「無益な殺生は好きではない、邪魔をするな」追撃せずに引いちゃうティターン。「殺生は嫌い? あの冥府神……」そんなの嘘だと怒る兄弟達の中で一人ピンクは考えモード。

「手分けしてティターンを探そう」おお、久しぶりのスカイホーキー登場。 だけど「お前いったい何者だ。いったい何が目的だ」眼下で子犬に手を差し伸べるティターン見つけて、連絡するのをやめて変身も解いて、話しかける芳香ちゃん。 「その子は子犬って言うのよ」お腹がすいてるんだろうとポケット探り三度目の正直でキャンディー発見(もしくは一口チーズ? よもやチョコではあるまいな)。 栄養を補給したかったのかと納得のティターンに「かわいーねー、はい」子犬押し付ける芳香。 「温かい」「だって生きてるんだもん」

「アフロくん、あなた良い人でしょ」殺生嫌いって言ってたし、動物好きに悪い人はいないって言うし、命の大切さを知っている。 困惑のフワフワアフロヘアーに「よろしくね」と右手差し出す芳香ちゃん。何だと問われ「握手だよ。握手すると友達になれるんだよ。さ、アフロ君も手を出して」。 しかし虫でも知らせたか、レジェンドマジグリーンが岩魔法ごろごろ。二人の仲を引き裂いちゃいました。 一目散に逃げるワンコ(無事でよかった)

「アフロ君は悪い人じゃないよ。だから攻撃はやめて」兄の前に立ちふさがる芳香。 勝手に決め付けるな、アフロ君なら分かり合えると主張する妹に、タンスや椅子とは違うとアップで怒鳴るグリーン。 一度は押しのけたものの「やめてって言ってるでしょ!」ピンクの巨大ハリセン変身&スパーンには「え?」思わず頭押さえて変身解除。 そして悪い人じゃないって証明しろとティターンにもムチャな要求する芳香 「神罰執行をやめて」使命だか宿命語ろうとするティターンに「そんなの関係ない」 命の大切さを知っている「みんな死んじゃうんだよ」さっきの子犬も「だからお願い!」

悩むティターンに駄目押しの一言「だったら、まずは私から殺って。同じことでしょう」 蒔人の文句を“黙ってて”で封じ込め、雷型の穂先を首に向けられても強い決意で見つめ返す芳香。
そんな睨み合いの最中、地底深くのインフェルシアではン・マの魂が活動開始。 「果たしてどの冥府神の体を依り代として選択するのか」期待に満ちた巨神の谷で 「まさかあたし達なんて事はないよね」「ないんじゃない」ナイとメアまでもがドキドキモード。しかし魂は裁きの石版から地上へ? 「これは」 頭の固そうなスレイプニル、メガネが手放せないスフィンクス、手負いのワイバーン、腹黒い赤魚の中から選べと言われても……魂にも選ぶ権利があるってことですな。

地上では大きく育った光球がティターンの頭上に。ツインランサーを掲げるティターン「神罰」 「うあっちゃ」「解除」。「……本当に神罰を解除したのか」驚く蒔人。「アフロ君! ほらね、解ってくれた」とうれしそうな芳香だけど、突然地面から生じた赤い火球につんのめってます。 炎のようにティターンを包み、やがて体にべったりまとわりついたのは勿論ン・マの魂。苦しみもがくティターンを追う芳香と蒔人。やがて光は全てティターンに吸い込まれ……公園に響くワイバーンの拍手「おめでとう、ティターン」。 「ン・マの魂が、ティターン、あなたを選びました」スフィンクスが補足説明。 少し遅れてきた蒔人の「どういう事だ」って質問にも丁寧に説明を繰り返すあたり、さすが委員長。

「アフロ君がン・マを生み出すって事? そんなぁ」信じられない芳香。絶対神の転生を見せてくれと促すワイバーン達の眼前で自刎の構えのティターン。 「早くその命、ン・マに差し出しなよ」妙にワイバーンがハイテンションなのは、ティターンさえいなくなれば自分が武術では最強って思ってるのかな。 芳香を見つめ「ふぅ、俺は死なない。やるべきことが見つかった」槍を下ろすティターン。 「命の献上を拒否する?(一体ティターンに何があったと言うのです)」考え込むスフインクスの横で薄笑いのワイバーン。 「裏切り者ってわけだ。じゃあ、たった今からお前は敵だ」自分が遅れをとったブレイジェルにティターンが互角以上に戦うのを見せ付けられた前回から、ずうっと始末したかったと見えますなぁ。

「僕のこの槍で、絶対神ン・マを転生させてやるよ」ワイバーンの前に立ちふさがったのはレジェンドマジピンク。二撃で倒され盾にもなってないけど、本気で反撃する気のないティターンに受身取る時間くらいは与えたようです。 鬼達がプレゼント告知していた植物園に駆けつけて同士討ち+ピンクが冥府神を庇ってる光景見て戸惑う、他のマジレンジャーたち。 「俺にもワカンねーよ」聞かれて説明に困る蒔人のココロの中は葛藤の渦+お母さんの提案。 俺がインフェルシアは全員悪いヤツだと決め付けていただけだったのか?

ワイバーンに叩きのめされてマジシャイン達に介抱されていたピンクは、ティターンが吹っ飛ばされ「終わりだ、そして絶対神の誕生だ」ワイバーンが何やら大技放ちそうなの見て、 「ヒカル先生、ちょっと貸して」マジチケットとグリップフォンを奪い改札「チェック、マジチケット!」。キター、天空の彼方からグラシャラボラス、いやトラベリオン。派手に轢かれちゃうワイバーン「どワッ」。FF8の召喚技かと思ったよ(もう大笑い)。

「スモーキー、運転お願い」さらに魔法のランプ猫を奪い「アフロくん、いこう」ティターンの手を引いて、トラベリオンに乗り込むレジェンドマジピンク。 とっさに追いかけたのは生身の蒔人。気合とジャンプで、芳香たちが乗った次の巨大客車にかじりついてます。 亜空間へ消える巨大列車をポカーンと見送るマジシャイン&マジレンジャー×3「わけわかんねーよ」「一体何がどうしたって言うんだ」。 「教えてあげましょう。私もあなたたちに聞きたいことがあります」情報提供申し出たのはスフインクス。予告だと包帯拷問してたような?

「にゃんだかニャー。まいっか、あ〜らよっと」頭ぼりぼりの猫運転士。 「大丈夫、アフロくん」客車には駆け落ちでもしてきたかのようなピンクとティターン。 そこへ娘を奪い返しにきた父親の顔した蒔人登場。 「おい、芳香。兄ちゃんはまだ」「アフロ君は悪い人じゃなかったでしょ?」なんてお定まりの会話してたら、不意に揺れる車両。「ティターン、もう諦めなよ。絶対に逃がさないんだから」扉を破って登場したのは轢かれたハズのワイバーン。 駆け落ちドラマの役どころで言えば横恋慕している金持ちのバカ息子かな。奪い合っているのは雲突く大男、だったりするが。

「弾き飛ばしたはずなのに」「車両に取り付いていたのか」
立ちふさがる蒔人を「ザコはひっこんでな」とぶっとばし、飛び込み宙返りで槍をかわし狭い車内を有効利用してキックするピンクに 「格が違うんだよ」二発ほどキツいのお見舞いして「そこをどきな」架空の前髪をファサッとやるワイバーン。 「芳香、ふせろ」手から稲妻飛ばして援護するティターン。さらにダイヤルロッドに魔法が着信「これは新しい呪文?」

「甘いね」なんて首傾けてるワイバーンの足元に「ジー・ゴル・マジカ」突然の落とし穴出現。紫色の渦に飲み込まれ、列車の外へと放り出されるワイバーン 「逃がしはしない、必ずお前を……ティターン!」腹に傷ではなく顔に傷だったらイザークの二つ名を与えたくなる負けキャラ化してますな。

「やったー、イェイ」決意のポーズのするピンクに頷くティターン。 「これで奴等より一歩先んじた。何とか俺のやるべきことをやり遂げることが出来るだろう」 変身といてアフロ君のやりたい事を聞く芳香。 フワフワ頭が言うことにゃ「絶対神ン・マを転生させない方法がひとつだけある」 不思議そうな顔する芳香と、驚く蒔人。そしてどこかの空間へ出ようとしているトラベリオンで今回は引き。

今回の呪文紹介コーナー 『ジー・ゴル・マジュナ』
「今日の呪文は『ジー・ゴル・マジュナ』。芳香ちんの先入観を持たないその勇気でゲットした、穴抜けさせの魔法でござりますです」 今日はマンドラ坊や一人の解説。先週たくさんキャスト出しすぎた反動かな。「もしかしてこの魔法、地面の上で使ったら、地球の裏側まで行っちゃうでござりますですかぁ。ひぃえ〜」 その為に、地球の断面マット画かいた美術さんに拍手〜。

次回予告 ステージ46『湖へ向かえ〜ゴール・ゴル・ゴル・ゴル・ディーロ〜』
「ありがとう、芳香。おにいちゃん」なぬ、ティターンと芳香が結婚〜!? ブレイジェルが怒りで真っ赤になっちゃうぞ。まぁ、オニイチャンが蒔人の名前だと思ってるんでしょうが…… ワイバーンの追撃を振り切りながらの逃避行(兄の付き添いアリ)の行方と、スフィンクスの動向が気になります。 轟轟戦隊『ボウケンジャー』スタート・アップなんて言ってるし、いい死に方できる冥府神の数は限られてるもんなぁ、時間的に。

仮面ライダー響鬼・四十七之巻『語る背中』
「もっと強くだ。全身から響きを放たないと大地は清められないぞ」
ヒビキ(細川茂樹)指導の下、湖岸に大太鼓並べてイブキ(渋江譲二)は太鼓の技の修行中。 なぜかトドロキ(川口真五)もお付き合い……とか思ったら、DA(音式神)達が戻ってきて何やらご注進。もう目の前にオオアリが来てるんじゃない。 「実践だ」ヒビキから音激棒を託されて走りながら変身する威吹鬼。攻撃が当たっている分、前回よりはマシだけど、またがったのに振り落とされたりとパワー不足(音撃鼓を使わないのは理由あり?)。 見かねて轟鬼が参戦です。何気に変身時の雷がカッコいいぞ。オオアリ倒しポーズ決めてるけど、主に弦の音撃で、ヒビキは不満顔。そりゃもうOPにクレジットもない程に(ん?)。

「戦った後、生きてなきゃ負けだぞ」
迷いがあるのかと聞く臨時師匠に「僕は鬼です」いつでも命をかける覚悟は出来てるというイブキ。 でも生存確率低い作戦を前にして、ハタチの若造がそう簡単に割り切れるワケがない。 「そっか、明日に決まったんだ、清めの儀式」Bパート冒頭で出撃前の特攻隊みたいに立花香須実(蒲生麻由)とデートしてるけど 「もう大丈夫です。僕も鬼の端くれですから」って言葉が大ナマズの時より微妙に湿気ってる気がする。 「約束してイブキくん、必ず生きて帰って」「はい」それはいいとしてモンブランに手をつけもしない香須実さん「鬼の目にも涙って奴?」むしろ鬼の霍乱では(それもココロの)

「それより私の人生だし、やりたい事やんなきゃ」要潤主演の『3時のおやつ』っぽいシチュ?
倒れた出崎直美(木下綾菜)ちゃんのお見舞いに来た持田ひとみ(森絵梨佳)と安達明日夢(栩原楽人)は早すぎる退院にびっくり。 「え、もう退院なの」「お陰さまで」「もう治ったの?」「治る訳ないじゃない、私重病なんだから」 同情は嫌いとナマ言う娘をたしなめる弘子ママ(中村綾)だけど「お兄ちゃんのパネルシアターが見てみたいなぁ」って我侭は笑顔で肯定。 もっちーに肘で突付かれて「わかった、見してあげるよ、俺のパネルシアター」約束しちゃう明日夢君。 お陰で、ヒビキ師匠の所へ行くのが大幅に遅れちゃいました。

「やめろ、俺の姿を黙ってみてろ」
クラスメイトで修行仲間の桐矢京介(中村優一)と共に森を見つめるヒビキさん。明日夢が到着した直後、森からバケネコ出現です(まぁ、紅白にも出たしな)。 なぜか変身音叉を京介に預け、生身で挑むヒビキさん。音式神・ディスクアニマルの支援も断り生身の殺陣。ここは俳優細川茂樹の技量をスローでチェック! さすが新人役者とは格が違うねぇ。 上着を脱いで排水の陣って雰囲気で音撃棒構え……目を閉じて集中。裂帛の気合と共に久しぶりの炎の剣、それも二刀流で迫る化け猫2頭をズンバラりん。

「鬼になるっていうのは変身するって事じゃないんだよね。怖いと思う気持ちと戦う、そういう事だと俺は思う」
怖かった、顔が本当の鬼に見えたという弟子達に「済まなかったな二人とも。俺の訓練に付き合わせちゃってさ」笑顔を向けて上着を羽織ったヒビキは、鬼の本質を語ります。 「いつも怖いよ、だから一生懸命鍛えてる。また生きるために」

「ヒビキさん、お話したい事があるんですけど」
鬼じゃないけど生きるために日々戦ってる直子ちゃんのお願いと鬼修行「僕どうしたら良いんですかね」両立しがたい二つの人助けの道を前に迷った明日夢の結論は、しばらく鬼修行を休むこと。 しかし、そんな明日夢を自分自身の迷いごと突き放すヒビキさん。 「明日夢、鬼の道っていうのは迷いながら歩く道じゃない。自分の生きる道を決められない奴に何の人助けが出来るんだ」

「最近文字通り仕事の鬼って感じ」
最近カレシ=トドロキがかまってくれないと相談する立花日菜佳(神戸みゆき)ちゃん。 色々あって大人の男になった、オロチを鎮めるって一大事を前にしてるし「見守っていくしかないんじゃない」とみどり(梅宮万紗子)さんに常識的なアドバイスをもらってます。 いわゆる話して楽になるタイプかな。一方、姉の香須実は一人で抱え込むタイプ「なんか、いやな予感がして。オロチが無事終わってくれればいいんだけど」 何に悩んでいるのかハッキリ言わないから、悪い予感の元が、生身バトル中だった元戦友のヒビキなのか、頼りないカレシ・イブキなのか、ちと解りません。

一方、轟鬼は空いっぱいのウブメやイッタンモメンとの無謀なバトル中、スーパー姫(芦名星)と童子(村田充)からも攻撃受けて大ピンチ。 と、思ったら冬なのに夏物和装の洋館カップル(芦名星・村田充)が轟鬼を援護射撃。気弾ですか?(式神飛ばしてよ、悪の陰陽師っぽく)。 さらに逃げたスーパー姫&童子の前に先回り「言ったはずだ、鬼を守れと」。 「私にも自分の意思がある、お前達の言いなりにはならない」「教えてくれ。俺達は何なのか。何のために生きているのか」真剣な質問を“考える必要はない”と門前払いされ、 「ならば答えを見つけてやる。お前達を倒すことでな」ライダーキャラらしく親殺しを試みる姫&童子。 攻撃をあっさり返す夏和装カップル。敵わないと逃げる傀儡を追おうとするカノジョを止め「いいよ、ほおっておけ。どうせ奴等は死ぬ、僕が餌を与えなければ」エネルギー源は謎のイガでしたっけ。

「まさか彼らが自我に目覚めるなんてね。可哀想に」
前は人形のようにカクンと止まって作り物らしさを強調してましたが、自我に目覚めた影響か 「答えを、答えを」逃避行のさなか、卒塔婆の立ち並ぶ小道で不意に膝をおった姫は童子の腕の中で乾いた土くれに戻ってしまいました。 「うわー」同胞だった塵を抱く童子も、まもなく手から崩壊して……て、オルフェノクじゃん。つーか、飢え死に?  「死ぬとき後悔しないように、一生懸命生きることだと思うんです」って明日夢達のアンチテーゼとはいうものの、こうもアッサリ逝くとは。 空しさを突き抜けて、いっそ清清しいです。ともかく第一話からの敵役、ご苦労様でした。

5月21日ディレクターズカット発売が明らかになった、特別限定版の発売中止のお知らせが微妙に某ファンヒーターっぽかった中CM後は、 イブキに続いて「終わるってそんな」「その、すべて上手くいくってことですよ」トドカップルのお別れデート。 生きて戻ったときには「一緒に温泉に行って下さい」「嬉しいです〜」好きにしてください(あんまりラブラブしてるとドラマの場合大抵死ぬぞ?)。

「そうなんだ、変わったのね、明日夢くんも」みどりさんとシミジミ語るのはヒビキさん。 「俺には師匠がいなかったからさ」夏の太鼓祭りを忘れたかのような新設定が出現(もう慣れたけどさ)。独学で鬼になったのが大きな自信だったヒビキさん。 「でも何かを伝えたい奴が出来て、わかった事があるんだ」必要とする人間がいるって「人を助けることに一生懸命になれるから、俺は鬼になったんだ」 人助けをして、また一生懸命生きて「俺はこれからもずっとそうやって生きて行きたいと思う」負け犬年齢のみどりさん、戦場へ向かう腐れ縁男からの告白がなくても、もう諦めてる顔ですな。

さて、先週はボー読み+つっかえつっかえの明日夢ナレーションによるパネルシアター練習。真剣に取り組んで照れが消えたか、いきなりプロ級(って役者のプロなんだけど)。 そこへ乱入の京介「こんな事がお前のやりたい事なのか」金の斧と銀の斧のパネル倒して怒鳴りまくり。 つーか、鬼って(まぁ御伽噺を語るボランティア活動だからスルーかな)。 病院で難病と戦う直子ちゃん他を勇気付けるって使命に燃えてる明日夢君「お前に何が解るんだよ」おおっと反撃。 対抗した桐谷は謎台詞「俺はな、お前とちゃんと勝負して勝ちたかったんだよ」え、そうだっけ?(いつもズルしてたのに大した成長だ)。 割ってはいる天美あきら(秋山奈々)&もっちー。「裏切りやがって、俺はお前を許さない、絶対許さないからな」鍛えても的外れ捨て台詞と共に退場する癖は治らないね桐谷君。

「いってきます」「頼むぞ、みんな」
香須実が切り火し、3者3様に挨拶ポーズして、甘味処『たちばな』から最後の出撃の儀式。見送った後、仏壇に手を合わせる立花勢知郎(下條アトム)。 バイク2台と雷神(車)で現場に向かう3人。しかし不意にバイクを路肩に停め魔化魍を見た気がすると、若い二人が路地裏へ偵察に行った隙に、先行して清めの場所へ向かっちゃうヒビキ。 「まさかヒビキさん、僕の代わりに」ベタですなぁ。しかしランニングしてる弟子・桐谷には軽く挨拶。思わず後をつける桐谷……って、走って追いつくなんて既に鬼間近か京介(トドが近くまで乗せてくれたんだと脳内補完しておきます)。

石の台を前に変身する響鬼。清めの儀式=石を介して大地を叩き出した途端、清められてなるかと湧いて襲い掛かる魔化魍の群れ(ブルーシード?)。 明日夢のパネルシアター上映当日の様子とカットバックで響鬼のバトルも開始。紅から武装声刃介さずアームドって気がしたけど、カッコ良ければいっかぁ。もう玩具のCMも要らないみたいだし。 やっと追いついてサポートに入るトドとイブキ(でも音撃しちゃダメなんじゃ? 一人の鬼がやんなきゃならん儀式だったかと)。 片手打ちしつつ、襲ってくる魔化魍は武装声刃で切りつけてた響鬼だけど、大事な音撃棒を飛ばしちゃってチョトやばめ。 そこへタイミングよく駆けてきた桐谷が「響鬼さん!」音撃棒を師匠にパス。魔化魍いっぱいの空から見下ろす響鬼の奮闘って図で引き。

次回予告 最終之巻(四十八之巻)『明日なる夢』
最終之巻って……之を抜いちゃダメな理由でもあるのかな。いよいよ最終回。公式見るとなにやらオロチ後日談っぽい雰囲気だけど、例の白鬼さんが誰なのか、シュルトケスナー藻漬けにされたっぽいモッチーの命運含めて、 じっくり推理して待ちましょうかねぇ。カブトの番宣も始まったし……て、玩具のCMも始まったンかい! (なんちゅー気の早い)


1月14日
海外の映像展開だけでなく、テーマパークもチャイヨー氏主導だったりするウルトラマン。だけど日本国内だったらば円谷プロのやりたい放題。今回は大人のためのウルトラマン。 子供たちへのフォローは超星神等で見た気がする若い役者さんにお願いね。てな感じで行ってみようか特撮感想日記〜。

ウルトラマンマックス 第29話『怪獣は何故現れるのか
「では人間は、怪獣をどのように想像してきたのでしょうか」白黒画面の中、洞窟のセットをのし歩くレトロな怪獣。そして 「これから30分間、あなたの目はあなたの体を離れ、この不思議な時間へ入り込むのです」佐野史郎が淡々と語る有名なフレーズ。 タイトルはウルトラマンマックスだけどBGMがウルトラQだよぉ〜(シンセサイザーなし)。もちろんQもアンバランスも私はリアルタイムで見ちゃおりません、悪しからず。

「そんなに急がなくたって良いでしょ」「休暇はたった5時間しかないんだから、早く早く」「ちょっと待てってばミズキ“隊員”」 トウマ・カイト(青山草太)とコイシカワ・ミズキ(長谷部瞳)はハイスピードデート。歩道橋も走ってわたる忙しさ。ダッシュ隊員って大変だね。ところで呼び捨てじゃないのは年末年始に喧嘩でもしたかな。 で、歩道橋のストリートミュージャンはどちら様? 後で地下工事現場から這い出してきた怪獣に蹴飛ばされる前に、歩道橋をすたこら下りてましたな。 壊される町の細密なミニチュアにBGM含めてにんまり……って話がずれた。

KCBテレビでは『緊急討論 怪獣は何故現れるのか?』なんて特番中。 UDFからはヨシナガ・ユカリ博士(桜井浩子…つまり江戸川由利子)が呼ばれ、日本に多く怪獣が現れるのは特殊なプレート構造のため、なんて言ってます。 他にも評論家の上田耕生先生(赤星昇一郎…セイザーの堀口博士)がいて、なぜか児童誌を資料にがなり立ててましたが、ダミー週刊誌じゃだめだったのかなぁ(もしや、笑うところ?)。 仕切る人見信(青柳文太郎)アナウンサーが、ヨシナガ博士の次に水を向けたのはSF作家の佐橋健児(佐原健二…つまり万条目淳)先生。 ここはネクサスの幹部さんではなく、桜木浩子(ロコちゃん)とのツーショットに萌えるべき?

怪獣が出始めたのはこの一年……ずっと理由を考えていたという佐橋先生。われわれ日本人は怪獣を以前から知っていた「いや、想像してきました」と言い出します。 しかし理論を展開する前に「東京渋谷区の地下工事現場から怪獣が出現した模様です」討論番組は怪獣被害特番になっちゃいましたとさ。 しかも佐橋先生、怪獣の映像見て何か微妙な反応です。

レコード盤が回り、気球型ランプの温かい光に満ちた喫茶店へくるミズキとカイト。何でも雑誌で見て来たかったんだそうな。 「いらっしゃい、何にしましょう」お冷を持ってきたマスターは吉満涼太ではなく西郷保彦(西條康彦…つまり一平)。 時間がないとカイトに忠告されケーキセットをあきらめたミズキが、ふと白黒テレビを見てみれば「あ、ヨシナガ教授」「ホンとだ」。 しかし影丸茂樹の襲撃ではなく読み上げられたニュース原稿で平和な珈琲タイムは終了。牛鬼怪獣ゲロンガ登場

OP後「両隊員ともすぐに復帰してください」エリー(満島ひかり)からの緊急コールで呼び戻される若い二人に 「こいつの牙、一本折れてるでしょ。あれ折ったのあたしなんですよ。40年以上も前に」なんて語るマスター。ずいぶんでっかくなりやがったと画面を見る顔はとって笑顔。 そして、場面は1964年へ。いずれヤマビコが鬼に退治されたりもするロケ地で特撮番組UNBALANCEを撮影中の監督(満田かずほ=ノ木偏にに斉)。手にした脚本にはUNBALANCE。 テレビ局からの要望で怪獣をたくさん出して番組名も変わるかもしれないと、『ウルトラQ』の背景(大人の事情)を明言です。

フィルムっぽい画質の中、竹ざおにつけられた“山椒ラウス”のイラスト見て驚く芝居をするのは 万条目淳ことケンちゃん=佐橋健児(岡田秀樹 セイザーゴルビオン)。一平ことやっちゃん=西郷保彦(片山雅彦)。 江戸川由利子はメタすぎてヨシナガだか桜井浩子だかわかりませんが、とにかくロコ(江口ヒロミ…ジャスティライザー天堂澪)。 イラストなんかじゃ感じでないって女優に、贅沢言うな出来上がった絵を想像しながら……なんて演劇論してますが、今も風船が怪獣代わりだったかな。しかしケータリングが海苔も梅干もない塩握りってあたりに時代を感じますなぁ。

テレビで毎週怪獣が出るなんて、海苔や梅干おにぎりより贅沢三昧と感心しきりの保彦。毎週怪獣じゃ視聴者が飽きないかってロコちゃんの言葉に、子供たちは怪獣が大好きだと言い出す助監さん。 怪獣がスターになったら人間の役者はお払い箱「今のうちにせいぜい顔うっておかないと」「あたしは売れてるもーん」そうなの? ともかく合成用の背中の絵を撮ろうとしてたら、怪しいマタギ(村石監督)登場。 「あんたら、ここらで騒いでいると牛鬼が出るぞ」あ、それで牛っぽく鳴いてたのか。「あたし達は怪獣と対決に来ているの。妖怪なんて時代遅れよね」ロコちゃん、強気だねい。

場面はテレビ局に戻り、回想の終わりはSF作家になった佐橋さん。そしてスタジオの隅ではヨシナガ教授がヒジカタ隊長(宍戸開)に通信、なぜ渋谷に現れたのか調べると伝え 「怪獣は代々木公園に足止めし、そこで決着をつけます」ダッシュも作戦行動開始。 まずはコバ・ケンジロウ(小川信行)とショーン・ホワイト(ショーン・ニコルス)機…バード2による針路変更。 地上ではTVクルーが中継開始。お膝元のNHKは自社の屋上から中継かな。その上空をカイト&ミズキが乗るバード1が飛び、市街地って事でミサイルではなくウィングブレードで牽制。すっころぶゲロンガに「クス」体当たり同然の攻撃直後に、余裕ですなぁ。

スタジオでは怪獣による都市災害のウンチク語る上田さん(ドーンとか言いそうな腕組みですなぁ)。 しかし佐橋さんは「私はあの怪獣と以前、まだ若い俳優だった頃に遭遇したかもしれない」というわけで再び回想突入。 坑道に先乗りして機材運びしてたはずの奈良丸さんが戻ってこないと、ワイワイしてたら、 駐在の横山さん(正名僕蔵…ジャスティライザーでは松平健一役)が登場。“獣みたいな声”もするしと、何だかんだで全員で探しに行くことになりました。手には照明用ライトと三脚?

奥で発見した奈良丸さんは怪我してる上に、デカい奴に襲われたと証言。病院へ連れてこうとしたら牛の声とゾウのような足音? 照明とカメラ向けた先にはもちろんゲロンガ。 怪我人を運び出す間「ここで食い止めるしかない」注意を引こうとがんばるウルトラQトリオ。武器はスコップと小道具のカメラのフラッシュと三脚。 「本物だ、本物の怪獣だ」夢中になって撮りだす監督さん。ちなみに「男・横山巡査、民間人にヒケを取ってなるものか」とがんばった駐在さんだけど、拳銃に弾がこもってなくて役立たず〜。まぁ、流れ弾で民間人怪我させるよりはマシか。

いきなりゲロンガが火を噴いて、燃えやすかったフィルムは消失。証拠映像はなくなったけど、跳ね飛ばされたケンちゃんの敵討ちと、ヤッちゃんが三脚で牙をバッキリ。 「どーだー」「急所だったみたいだな」「やったんスか俺」というわけで怪獣は退散。そして坑道の奥へのルートは落盤で閉ざされ、無事脱出したスタッフと駐在さんに降りかかる土煙。 再び場面は現代に。撮ったフィルムが消失し幻となったアンバランス13話。聞き終わって対処に困るコメンテーターとアナウンサー「えーと、現場はどうなっていますでしょうか」。

現場ではバード1が火を浴びてお約束の緊急着陸。ミズキとカイトは怪獣を公園から出さないよう二手に分かれて支援とあいなりました。それにしても地上から見る競技場と怪獣の引き画像+戦闘機ってのは、映画っぽくていいですなぁ。 そしてここなら大丈夫とミサイル発射のバード2。地上では怪獣見物の人々から少し離れて「俺はここにいるぞ、ゲロンガ」叫ぶ喫茶店マスター。 テレビ局では日本にばかり怪獣が現れる理由をSF作家らしく“空想は現実化する”観点から語るケンちゃん。

「人間が怪獣の存在を望んだからではないか」古来より人間はドラゴンを代表とする怪物を夢想し、強く憧れてきた「この日本ではスクリーンや画面に数多くの怪獣が現れる。子供たちの心にその姿を強く焼き付けてきました」 いつしか怪獣は単に作り物の存在ではなく我々の想像の中で現実化していった。その背景画像はウルトラマンの変身シーン。怪獣というよりヒーロー現実化の説明のようにも聞こえます。

今回のマックスVSゲロンガ。チョップに蹴りに投げ飛ばし、そして背中へのストンピング。代々木公園の土掘って逃げようとするゲロンガの尻尾もって引き戻したら振り飛ばされ、やくざキック食らったり、反撃で足払いしたりと何気に肉弾戦長め。 跳び箱風味に飛び越えて蹴ったら、怒ったゲロンガ(意外と身軽)にボディプレス食らいそうになり、結局寝技に持ち込まれ、至近距離から火を吹かれそうになったマックスの起死回生の技は、マクシウムソードを手にしてのもう一報の牙もバッキリ攻撃。

「怪獣が泣いてるわ」byヨシナガ教授。
戦意を失いつっぷして涙こぼす相手を、攻撃しないのはいいとして……マクシウムソードを戻して運んだ先は奥多摩の地底深くってどういうことぉ〜。オーロラビジョン見て喜んでいる群衆よ、東京じゃなきゃいいのか。基地問題や原発のいろいろモロモロが透けて見えそう。 最後はマックスが飛び去った後に残った虹の元で、なぜか懐かしそうに頷き合ってる、SF作家と喫茶店マスターと教授。それを見ているのはバラ園で合流したミズキとカイトってな図、でしたとさ。

「怪獣はなぜ現れるんでしょうか。その答えは一つではないのかも知れません」ナレーション背景の『終』の字まで60年代テイストでございました。

次回予告 第30話『勇気を胸に
がんばれショーン……って事はショーンの見せ場再び。あの万能トンカチも出るのかな。

『マックスボックス』今回はラゴラスエヴォの説明
「みんな、マックスと最初に戦った敵を覚えている?」ごめん、忘れてました。どうやら冷凍怪獣が溶岩怪獣食って進化しちゃったって設定らしいです。 っていうか、ゲロンガとネロンガの関係とか山椒ラウスがホントはどんなデザインになるかってウンチク話じゃないのね。


1月13日
さすがは13日の金曜日、パソコントラブルで再インストールで復元するのにワタワタワタ。というわけで、本日の日記はこれでおしまい。

あ、でも一言だけ。
冬期ドラマは刑事ものが大当たり。『相棒IV』『アンフェア』『時効刑事』のお陰で3ヶ月は毎週元気にイケそうです。


1月12日
永谷嘉男さんが亡くなられたようです。82歳だったそうで……直接面識はないけれど、各製品を通じて生前は本当にお世話になりました。

広重の東海道五十三次に、印象派の名画の数々。初めて触れたのは永谷園のお茶漬けについてたカードだったと思います。 もちろん、塩と緑茶の混合物とノリと細長いオカキで食べる、お茶漬けに触れたのも永谷園さんのおかげ。 マツタケの香りを認識したのはオマケでついてたお吸い物のお陰(中身が干ししいたけスライスであろうとも!)。

最近も卵一個と混ぜるだけでマグカップいっぱいに盛り上がるカップケーキで、出来たてお菓子の喜びを教えてくださいました。 すし太郎にあさげにひるげ……開発した方々にも感謝ですが、抹茶屋からお茶漬け海苔を主力商品とする即席食品路線へと会社を大きく変更した永谷嘉男さんにも感謝。 謹んでご冥福を祈らせていただきます。


1月11日
昨日も西宮では石畳コース早朝レースが行われていたようで…… 一番福は粂(くめ)良太さん。野球のユニフォーム姿で突っ走る元高校球児の社会人だそうな。 奉納されたマグロがお賽銭まみれになり、今日も残りえびすで大騒ぎ。

少々値の張るゴーカ福笹の売れ行きは例年を上回ってたりするのかな。景気回復の兆しに浮かれて甘栗やギンナンが売れまくり、自転車も駅近くに溢れまくってたりするのかな。 境内は恐ろしいほどの人ごみですが、周囲で屋台を冷やかす分には、子供連れでも結構平気な西宮神社。

でも今宮戎はスゴそうだなぁ。ニュース見る限り宝恵かご見てる人たちがギュウギュウなんだもん。 触らぬ神にたたりなし、祭の最中には神社へいかないのが、迷子と怪我と風邪を予防する一番の願掛けかも知れませんです。


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