一言半日記 2005 3_1〜3_10

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 Yahoo!Blogが最近重い  結局「ひまわり6号」か  ふたつのスピカ(マ王も始まりましたな)  『六番目の小夜子』の初々しいキャストたち  マジレンジャー ステージ4 仮面ライダー響鬼・六之巻  ウルトラマンネクサス Ep22  大人向けの鉄人28号  桃の節句にも鯉のぼりを?  映画『あずみ』  ヤフーもいずれアフィリエイターを?
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。
3月10日
Googleの検索画面が、微妙に変わってるのに気づいたのは、8日の事でしたか。 そして日頃ネタ元にしている、Yahoo!ニュースの見出しが、微妙に大きくなってたり、右側に『Yahoo!投票』やら『新語探検』……『もっと知りたいトピックス』なんて変なコーナーが増えてると気づいたのも、同じくらいの時期でしたかねぇ。

大手ポータルサイトであろうとも、日々動き続け、明日も確かに存在するとは言い切れない……ネットは永遠と言う言葉とは一番遠い世界。 ヤフーオークションも、いつの間にか文字の大きさが微調整。とりあえず、大きく見やすくなったので、ネットヘビーユーザーとしてはこの変化は大歓迎です。

どうせなら、今はベータ版の『Yahoo!Blog』も、本分の文字をタグ無しで大きく出来るといいんですがねぇ。 Topからリンクしちゃって、時間帯によってはライブドアのブログ並に重くなってしまったにもかかわらず、種類の少ないテンプレートをはじめとして、 痒い所の手前50cmで、手が立ち往生しちゃうベータ版。ブログのシェア30%超えをしたならば、それに見合うインフラをお願い申し上げまするぅ。


3月9日
つまらん、結局「ひまわり6号」か……もっと斬新な名前だったら、色々書きようもあるんだけどなぁ。せいぜい、ヒマワリはツボミのうちしか太陽の方を向いてない、咲いたら花が重くってむしろ地面しか見てないから……地上の雲ばかりみてる静止衛星の名前としては意外性無さすぎって程度?

本格稼動は5月から。やはり黄砂の観察には間に合わないみたいです。 ところで、前例に習う官僚っぽい思考停止の言い訳に、国民をダシに使わないでよ、北側一雄国交相さ〜ん。インターネットでアンケートでも取ったんか〜? 

さて、前例のままでは先細りするのが商売。もし前例のまま去年と同じ事ばかり繰り返してたら、あっという間に借金は雪だるま。国や大阪府みたいなグダグタ状態。 新しい発想をもたらす人間を呼吸するように入れ換えなけりゃ、組織は窒息しちゃうんだろうなぁ。

だから、ソニーの新しい最高経営責任者がハワード・ストリンガー氏に変わったのは、むしろ嬉しいかな。家電業界だけでなく、クールなソフトをガンガン出してゲーム業界も活性化してくれたら、万々歳だもんね。


3月8日
今夜……正確には9日明日……正確には10日未明は『ふたつのスピカ』の放映日。真夜中って放映時間がチラっと納得いかない真っ直ぐな名作アニメです。 まぁ、『プラネテス』の後番だから仕方ないか……NHKの夕方やゴールデンに持ってこれないシビアなシーン、ありすぎましたしね。

宇宙飛行士になる夢をかなえるため、閉鎖環境テストでの課題『ドミノならべ』を、主人公・あすみはどんな奇策で解決するのか。 さすがにプラネテス20話みたいに殺し合いとか仮死状態とか、過激な事にはならない……よなあ? テスト生は卒業控えた女子中学生だし。

現実の宇宙開発の話題といえぱ、この前H2Aロケットで打ち上げられた多目的衛星が静止軌道に乗る日……でしたっけか。 最近ヘンな天気多いし、観測手段が増えるのは万々歳。褐色雲なんて、冷夏や酸性雨をもたらす妙なモンも出てるようで。 昨日から始まった黄砂の観測大会……には、さすがに新衛星は間に合わないか。


3月7日
5日に封切られた『ローレライ』の宣伝で、出演俳優たちが週末のバラエティにバカスカ出ていたわけですが、個人的には12日公開の『あずみ2』の方が気になります。 今度の週末は『あずみ2』キャストが色んな番組にバカスカと?

いやいや、その前に……キレイだけどちょっとホラー入ってる栗山千明ちゃんの、少し初々しい沙代子役が30分も堪能できる夢のような番組が、明日3/8の7時からございます。 そう『六番目の小夜子』最終回 「そして扉が開く」がNHK教育テレビで再放送。 この時はまだ、高校進学後にトゲ鉄球振り回すようになるとは、とても思えないお嬢さまぶり……おのれ、タランティーノ監督めっ

栗山千明ちゃんに比べると、コンパクト感がたまらない鈴木杏ちゃんの演技にも注目です。 小さくたって中身はピリリ。そうそう『電車男』に決まった山田孝之くんも出てるしね。


3月6日
ジャンヌ・ダルクの日だったりするこの日曜、早春の嵐に見舞われて、寒の戻りにぶるぶるガタガタ。 でも、朝はキッパリ目を覚まし、麗ちゃんの勇姿に萌えて燃えなきゃね。 いってみようか、特撮感想日記〜

魔法戦隊マジレンジャー ステージ4『魔神の王様〜マージ・ジルマ・マジ・ジンガ〜』ラテ欄タイトル「マジンの王様」
3月ジャンクションは、下半身拘束(?)されたマジレンジャー達が不思議空間でマジスティックをくるくる。 顔面アップのマジキングがとんがり帽子をくいっ。そして爆発しょって翼広げた決めポーズと、思いっきりマジキング祭り。もちろん本編も今回はマジキング祭……と思ったら、マジブルー・麗ちゃんのスゴい顔祭り?

アバンタイトルはビンタする次女・麗(マジブルー 演・甲斐麻美)の、半泣き顔から始まりました。 「いつも周りをよく見て、行動しろって言ってるでしょ!」 叩かれたのは末っ子の魁(マジレッド 演・橋本淳)。魔法の部屋でのんびりお茶してた他の小津兄弟3人は、突然始まった修羅場にビックリ仰天。 姉のスゴい剣幕に、ごめんなさいすら言えない魁。割れた鏡のカケラを拾い集めて駆け去る麗ちゃん。 その鏡はコンパクトの……といってもテクマクマヤコンなオモチャではなく、金ケースになぜか鏡が2面ついた丸い折りたたみ手鏡の破片。おしろいやパフは入ってません(魔法があれば化粧せずともシミは隠せるって事か?)。

「あーあ、怒られた。あれ麗ちゃんがお母さんから貰った、大事なコンパクトなんだよぉ」芳香ちゃん(長女・マジピンク 演・別府あゆみ)、ちょっと面白がってる顔です。 「お前さ、いくら不注意だからって母さんの形見を割るか、フツー。割らねエだろ?」追い討ちとばかりに、弟の頭をはたく翼(次男・マジイエロー 演・松本寛也)。 蒔人(長男・マジグリーン 演・伊藤友樹)は、イタズラ子猫を捕まえるように魁の後ろ襟掴んで吊るし上げます 「こりゃ大変だぞ〜 麗は一度怒り出すと手がつけられないからな」で、麗が怒るのは10年に一度あるか無いかの珍事ですか? 魁が物心ついてからは怒ってないような口ぶりだぞ、兄ちゃん。

さて……本編は会社帰りのサラリーマン(演 三村幸司…でかみどぅり?)が、愛娘からの写メールを受け取る所から始まりました。 『パパ早く帰って来てね みく』携帯を開いて幼い娘(演 味野和明日架)の写真に笑顔を向けてるお父さん。 その背後から怪しい羽音が響き、ふり向いた次の瞬間……ピンクの光を浴びたお父さんは石像になって、いずこかへ転送されちゃいました。 手から落ちたカバンの側で、開きっぱなしになってる携帯の液晶が……夜道で明るく微笑む少女の写真が、切ないのぉ〜

「ねぇ、ちょっと聞いて〜。また起きたみたいよ、摩訶不思議事件」スーパーで、道端で、公園で……囁かれる噂が現実になる、怪しい無国籍タウン……って『ペルソナ2 罪』みたいですなぁ。 今、町でウワサになっているのは摩訶不思議事件に巻き込まれた時のおまじない。 「そんな時は手の平にMって3回書いて」「有明の月に向かって呪文を唱える。5人の魔法使いが助けてくれるそうじゃ」「有明の月って?」「朝になっても出てる月の事なんだって」「ね、その呪文ってどんなんだったっけ?」 そして夜明けの空にかざされる小さな手。呪文を唱える幼い声 「マジカ・マジカ・マジカ、お父さんが急にいなくなっちゃったの。おねがい、魔法使いさんたち、お父さんをさがして」

「魔法110番通報、第1号だね」鏡の前に集まってる小津兄弟。寝起きには見えないので、メンメの鏡には留守録機能がありそうです。 ところで、有明の月って事は満月後の約10日しか通報を受け付けないのかな、この正義の魔法使い達。まぁ、農業やモデル業や家事や学業やサッカー部の合間にするボランティアだし、そんなもんか。
行方不明者捜索は警察の仕事じゃないのか? と冷静に突っ込む翼に、麗が抱いてたマンドラ坊や(声・比嘉久美子)が補足説明。 「いいえ、メンメの鏡はインフェルシアが関係しているお願い事だけを、映し出すのでござりますです」宇宙最高裁判所に勝るとも劣らない鏡のハイパー千里眼機能。 噂の広がり方の的確性といい、5人が“マジカルステージ”してる図が脳裏に浮かんで離れません。

「おーし、わかった。早速探しに行こう」拳をパシッと鳴らすやる気満々の蒔人の胴をガシ、魁の手をグッと掴んで足止めたのは、翼君。 「ちょっと待てよ。逃げた猫探すんじゃないんだぜ。手がかり無しでどうしよってんだよ? カツブシ持っておびき出すってか?」 昔、惚れた女に頼まれてネコ探しで苦労したのかな翼くん。言われて考え込んだ魁は、後方不注意で立ててあった5本のホウキをガラガラガラ。 “周りを良く見ろ”と、目で叱る麗に気づいて、ビックぅ〜 そして持ち主の意を受けた青リボンホウキが、壁に戻るついでに背後から魁の頭をパッコーン。

「そういう時こそ、青の魔法使いの出番でござりますです」 占いは青の魔法使いに与えられた特殊魔法だと、マンドラ坊やが持ち出したのは金の台座にはまった水晶球。 「ローブ羽織ると良いでござりますですよ。そうすると魔法力アップするでござりますです」 そうアドバイスされた麗ちゃんはローブ着て水晶球の前へ。やはりこのローブは魔力のエンハンス機能つきだったか。タダでさえ暑いと噂の戦隊ジャケットの上に羽織る黒ローブ。ああ、今から夏場の撮影が恐ろしい。それとも夏は送風機つきマントが作られたりするのかな? マシュマロマンみたいになる麗ちゃん……あ、可愛いかもしんない。

「水晶玉よ、女の子のお父さんの居場所を教えて。マジ・ジシル」変身携帯マージフォンをワンドモードにして水晶球に向ける麗ちゃん。 「ちぃ姉、何か見えてきたよ」光る水晶球を反対側から覗き込んだ魁ですが「なに……かな、コレ」水晶越しに怖い麗の顔を見てあとずさり。「水晶玉は青の魔法使いしか読取る事が出来ないのでござりますです」囁くようなマンドラ坊やの言葉に、目をパチパチ。
「ここは、黄泉ヶ原樹海」麗が水晶球の中に見たのは暗い森。 「あの子のお父さんはそこにいるんだな? よし行こうみんな」蒔人の言葉にホウキへ向かう4人ですが、麗ちゃんは水晶球を見たまま動きません。「麗は置いていくか」

4台のスカイホーキーに乗ったマジレンジャーは森へ向かう途中でボソボソ話。 「麗ちゃん、ホント怒ると長いよね」なら色々用事を頼むのはやめてね、マジピンク。 「兄弟5人、力を合わせて一つにならなきゃいけないのに、どうしてこうも揉め事ばかり起こるんだ兄ちゃんは頭痛いぞ!」 頭痛がするからって片手離し飛行はどうかと思うよマジグリーン……。 「ほ・と・ん・ど、お前絡みだけどなっ」追い抜きながら小言のマジイエロー。「うっせーな、帰ったらちゃんとちぃ姉に謝るよ!」ちぃ兄ちゃんに言い返すついでに抜き返したマジレッドが、結果的に現場へ一番乗り〜

この辺だと見当つけて、森へ降り立った4人が見た物は…… 「なんだこのたくさんの石像は」「凄い迫力。ちょーリアル」「ん、つーかこれ人間じゃないのか?」「まさか」スモークたなびく石の川原に林立する……CG処理された止め絵の人々。 イエローの言葉を信じられないマジレッドの頭上から、ナイ(演・ほらん千秋)とメア(演・北神朋美)の高笑いが降り注ぎます。 ああ、そんな高い木の上から、太ももむき出して見下ろさなくても〜 ヤマビコの姫や童子に対抗しなくても〜。色んな意味でドキドキな登場です。ちなみに、青いヒラヒラが邪魔して奥までは見えてませんので御安心を。

「人間に決まってんじゃん」「きまってんじゃん」少女幹部のセリフ掛け合いに対抗したか「ナイ」「メア!」と分割呼びする赤と緑が楽しいなぁ。 「ここはコカトリスの食事場よ。石にした人間をまとめてココに集めてから食べるの」「たべるの」 2人の言葉が終ると同時に、1時間後にプリキュアが倒した大酉の市のハリボテ……っぽい、派手な冥獣が登場。 「コカトリス、さっさと食べちゃいな。エサの時間の後は また仕事だよ」「しごとだよ」 えー、等身大サイズの怪獣が石像ボリボリやる姿って、オルフェノクの王の北崎さんモグモグの図が浮かんで笑えるんだけど、どうしたものやら。

「ふざけんなっ、マジスティックソード!」前回の歌の通り先陣切るマジレッドですが、刃は石喰いニワトリのウロコに弾かれます。 13代石川五右ェ門やゾロにはまだまだ及ばないか。 3回切りつけてもノーダメージ、結局ポイッと投げられるマジレッド。 マジスティックボウガンとマジスティックアックスも当然効かず……ああ、学習能力のない魔法使い達だ。末っ子の攻撃が効かない時点で別の方法を考えなさいお兄ちゃん達。 ルカニ(DQ)や金の針(FF)がなくても、熱して冷やしての温度差で倒すとかさぁ。武器がダメなら蹴って殴って肉弾戦って発想が、見ててとっても意味不明。 結局、殴りかかって掴まるマジピンク。助けに行ったマジイエロー共々投げ飛ばされ、4人まとめて手のクチバシビームを喰らってます。

「お前達みたいな未熟な魔法使いが、敵う訳ないんだよーだ。ぶわ〜か」「ばーか」 はしゃぎ笑いしながら、パラソルでマジレンジャーをコケにするメアの仕草が可愛いなぁ。 「なんだとぉ!」本当の事を言われてマジ切れするマジレッド。そのスキを突いて横からコカトリスが石化ビーム発射。 「危ないっ」レッド絶体絶命の危機に飛び出して、代わりにビームを受けたのはローブ姿の麗ちゃん。 変身もせず、ホウキにも乗らず、どうやって黄泉ヶ原樹海まで来たのやら。

突き飛ばされたレッドの目の前で石化していく麗ちゃん 「だから言ったでしょ、まわりを良く見なさいってっ、う」目を閉じて苦しげな顔のまま石像化した麗を呆然と見上げるマジレンジャーたち。 「ちぃ姉……ちぃ姉! 返事しろよ」硬い姉の頬をなでてたマジレッドは、拳握り締め無謀な突撃、「まて魁、ここは一旦引くんだ!」引き戻すマジグリーンともみ合いに。 その間に「イカズチよ落ちよ! ジジル」煙幕代わりにマジイエローが落雷を呼び、コカトリスが怯んだスキに、麗石像抱えてスカイホーキーへ飛び乗る怪力のマジピンク(こりゃ、料理下手確定か?)。 マジグリーンも暴れるマジレッドを横抱き抱えてスカイホーキーで撤退です。

「ちぃ姉、俺のこと怒ってたのに……何で俺を助けて自分がっ」石像を横目にテーブルを叩いて泣き叫ぶ魁。 「それが麗だ。たとえ兄弟ゲンカの最中でも、弟かピンチの時は自分が犠牲になるのも厭わずに飛び込んでいく、そういうヤツだ」 説明的なセリフの長兄の後ろで苦い顔する翼「うら姉、情が深いから……」そっか、魁が物心つく前に、麗を怒らせ、しかもピンチを救ってもらったのは、コイツかぁ(溺れたとかそんなあたりかな?)。 「水の様に清らかに癒しを与える慈愛の色〜」歌いながら石像なでる芳香ちゃん、手で削りすぎて後で10円禿げにならないか、ちょっとドキドキ。

「おい、お前っ。教えろ」魁が掴みかかったのはマンドラ坊や「何でござりまするか?」 「決まってんじゃないか、ちぃ姉を元に戻す方法に決まってんだろ! 魔法の事なら何でも知ってんだろ」 抜くか折るかしそうな勢いに、慌てて止めに入る蒔人達「確実な方法が一つだけあるにはあるでござりますです」 マンドラ坊やが言うには、赤の魔法使いの特殊魔法・練成術で石になった麗ちんを元の姿に練成すれば……そこまで聞いて鉢植えを投げ出す魁。 おいおい、薬物とか術具とか魔法陣とか適した日とか、人体練成は色々準備が大変なんじゃ……と思うのは、鋼の錬金術師の見すぎかな。

「元のちぃ姉に変われ、ジルマ・マジーロ」マージフォンを光らせる魁ですが、案の定、石像には変化なし。 「残念ながらコカトリスの呪い解くほどの、強い魔法力は、まだ魁ちんには無いでござりますですぅ。 100%ムリでござりますです」芳香に拾われながら、しょんぼりと言葉を続けるマンドラ坊や。 「うるせぇ……ジルマ・マジーロ!」背中でそれを聞きながら魔法をかけ続ける魁。せめてエンハンス機能のある黒ローブを着て魔法をかけるって発想はござりませんですか?   しかも、3人のマージフォンには街にコカトリス出現のエマージェンシーコールが「いくぞ」『うん』石化した麗と、魔法かけ続ける魁を置いて、3人は出撃。

ビル街で逃げ惑う人々を石に変えては森へ転送するコカトリス。エサを食べたらひと仕事……とか言ってたし〜 みくちゃんのパパさんは既にバリバリと?(そんな救いの無い……) 避難する人々の前へ先回りして、石化ビーム放ちそうなコカちゃんをグリーンがキックでまず足止め「これ以上、させるか」 横へ降り立ったマジイエローがマジスティックボウガンを性懲りも無く放ったら、なぜかパラソルで庇うナイとメア「また来たのかよ、邪魔すんな」「じゃますんな」 実はボウガン、効いてたのかも……たとえ、HP1を削る程度の攻撃だったとしても。っていうか、そのパラソルは何で出来てるんだか、空も飛べるし……ハグリッドの傘やメアリーポピンズの傘の同類かな。

うるせぇと言い返したイエロー見て「アッタマきたねぇ、メア?」「あったまきたねぇ、ナイ?」 『やっちゃおっか』妖幻密使バンキュリア(声 渡辺美佐)にフュージョンしちゃうナイとメア、チッ。声と全身網タイツ衣装の色っぽさと、腕まわりと胴回りのアンバランスに気づくと、どうにも萌えられません。 えーと、紫の火吐いて3人ぶっ飛ばしたところでCMへ。マジブルーのアイキャッチから始まったBパートは、再び魔法の部屋から開始。

「ジルマ・マジーロ! 元のちぃ姉に変われ、ジルマ・マジーロ。ジルマ・マジー……」 呪文の途中でよろけてヘタばる魁。「自分の魔法力以上の魔法は、かけようとするだけで、激しく体力を消耗するでござりますです。これ以上続けたら、魁ちんの体がもたないでござりまですぅ」 見かねて忠告するマンドラ坊や(遅いっちゅーねん) 「構うもんか、ちぃ姉は体を張って俺を助けてくれたんだ。だから今度は俺が、俺がちぃ姉を助けるんだ」 額浮かぶ汗もぬぐわず、石像の肩を掴んで語りかける魁「それに俺、ちぃ姉に母さんのコンパクトの事、まだちゃんと謝ってもいないのに」一晩経っても謝ってなかったんか……怒ると長い麗より、拗ねると長い魁も方がタチ悪いじゃん。

「これは、もしかして……なのでござりますですが。呪いはかけた相手を倒せば解ける事がありますでござりますです」 戦隊モノのお約束ながら、コカトリスを倒せば戻るかも……と、新設定を出してくるマンドラ坊や。まぁ、インフェルシアの封印みたいに、術者が死んで(?)も解けない術もあるって事か。 「マジか、早く言えよ」飛び出そうとする魁の背中に向かって「コカトリスを倒す方法は……麗ちんは知っていたでござりますです」言葉投げかけ、短い回想モードに突入するマンドラ坊や。 皆々様が出て行った後も占いを続け「見えた!」で、コカトリスの倒し方を掴んだ麗ちゃんが、樹海へ行った手段……やっぱランダム扉?

「まわりを良く見なさい……って?」
メモとか残さなかった用意の悪い麗ちゃん。出掛かりは石化寸前の言葉しかないと、森での事をじっくり思い出す魁。 「これから戦おうって時だったのに、なんでちぃ姉はコンパクトを持ってきたんだ?」左手の母の形見を見て「そうか!」 どうかなぁ……メデューサと違って、石化ブレスとか毒羽とか厄介な特殊能力があるコカトリス。鏡だけじゃ、無理だったような? だからって伝承どおりに“コケコッコー”って鶏の朝の一声で、即死されても困るけど。

さて、ビル街でのバトルでは、コカトリスの前にバンキュリアに苦戦してるマジレンジャー。ステージ2でも、トリオじゃやられてたもんねぇ。 高笑いしながら華麗な足技で3人を蹴り倒し「死のダンスを舞いなっ」クルクル翼アタックな範囲攻撃するバンキュリア。 連続攻撃とはいえ、翼の先が当たってるだけの3人より、高速回転してるバンキュリアの三半規管のほうが案じられる決め技です。 「さあ、コカトリス。あいつらを石にしておやり」トドメを任せる辺り、やっぱ目が回ったんだろうなぁ。“手加減”でトドメを任せた部下に経験値稼ぎさせる戦略……なんてハズはなかろうし。

「調子に乗んな、このニワトリ野郎! フライドチキンにしてやるぜ」
階段の上から威勢良く啖呵を切ったのは、石像を背中にしょった黒ローブ姿の魁。 変身してないし、やはりランダムどこでもドア……かな。 いや、無茶な練成術使いまくってMP切れだったはずなのに、現着したとたん、変身できたって事は……そっか、 不思議な帽子(DQ)みたいに、黒ローブは装備して歩くとMP回復するシークレットパワーも? 「待ってろよ、ちぃ姉。いま元に戻してやっからな」石像の頭をなでて、黒ローブ脱ぎ捨て単独変身のマジレッド……Aパートじゃ、カットが切り替わると既に変身してたから、 呪文&バンクつき変身シーンは今回これが初めて。青メイン話なのにィ。

攻撃するというより、牽制するように剣をふるい、やられるマジレッド。 しかしぶっ飛ばされても、落とした剣を掴み「まだまだぁ……来い、ニワトリ野郎! この俺を石に変えてみろ」腕を広げて挑発です。 「じゃあ、望みどおりにしておやり」バンキュリアの指令で、地面を蹴って石化光線を吐くコカトリス。その瞬間「鏡に変われ、ジルマ・マジーロ」レッドが剣の柄で示した足元から、 石畳模様の姿見がドーン。やっぱりハガレンのエド・実写版風味……身長はアルに近いけど。

鏡に反射した石化光線喰らって、石になるコカトリス。片足上げたまま石化したコカトリスが映ってる……広場に出来た鏡つきオブジェは用が済んだら元の石畳に戻ってやーれやれ 「ざまァ見ろ。炎よわが身を包め! マジ・マジカ」マジレッドが『レッドファイアー』と炎の鳥と化して放った体当たりで、石の鶏は粉々。 コカトリスの破片……型取りして発砲スチロールの元流し込んで切り分けたのかなぁ。何気に石化麗ちゃん像より、エッジが鋭くてカッコいい。  っていうか、こんな弱点があるコカトリスが、ビル街に足を踏み入れてたなんて……凄いマヌケ。 石化ビームを避けられてミラーコーティングのビルで反射したら、自滅じゃん。

駆け寄り事情を聞く兄と姉に「ちぃ姉がやろうとした事を、やっただけさ」 鏡でビームを反射させただけ「あのコンパクトはきっとそういう意味だと思った」末っ子が語てた頃、 森の石川原では、石化が解けた人々が大喜び……って、あれーサラリーマンの父ちゃん、食われてないや。まとめて食うとか言って、実はボリボリ食ったのは1人か2人? そしてコカトリスはビル街へ?

もちろん麗ちゃんの石化も解け、変身解いた魁が駆け寄ります。 「戻った、戻った、戻った〜」スローで見ると、キスしてる様にも見える喜びっぷりで、 石の部分が残ってないか確かめるように抱きしめます「俺、あんなケンカしたまんま、もしちぃ姉が戻らなかったらどうしようって」 麗は割られたコンパクトをもった手で、泣く弟の背中を撫で「魁の気持聞こえてたよ、私を助けようと、諦めずに必死にがんばってくれた事も、全部知ってるよ」……って事は、石になっても意識があるのか。さすがは魔法世界。

石にされて凄く怖かったけど、魁がきっと助けてくれるって信じたら怖くなくなった「よく見て行動しなさいって、言いつけも守ったね。助けてくれてありがと。がんばったね、魁」 麗ちゃんに手をぎゅっと握られ、頭をなでなでされて「ちぃ姉……なんか、母さんみたいだ」恥ずかしくて背を向ける魁。いや、20歳の麗を推定40歳のマジマザーと一緒にされてもねぇ。 その直後、マージフォンに新しい呪文が着信「きっと、魁を信じた麗の勇気が、新たな魔法を教えてくれたんだ」 そう語る緑も、桃と黄も、変身をといてません。メイン回じゃないと、色々制約があるんだねぇ。

「自分の技にやられるなんて最悪、この役立たず」「やくたたずぅ」 キルサインするナイと、パラソルでツンツンするナイが、元コカトリスだった破片を蹴りつけ『フン』と立ち去った頃…… 「戦いはまだこれからだ」地下深くのインフェルシアでは、魔導騎士ウルザード(演・磯部勉)が呪文の詠唱を開始してました「ドーザ・ウザーラ」 紫の魔方陣がコカトリスの破片の下に浮かび上がり、あっという間に復元 「ドーザ・ウル・ウラロ」もう一つ、宙に描かれた魔法陣が、コカトリスの石像を上からスキャニング…… 「うそ、元に戻って大きくなっちゃった」見上げて驚くマジピンク。ウルザード並に熟練すれば呪文一発で石化を解けるのかぁ(っていうか、死んだ時点でコカトリスは肉片になってないと…あり?)。

吠える巨大コカトリスを前にして「いくわよ魁」黒ローブ脱ぎ捨てる麗ちゃん。 2回もバンクつき変身が出来て嬉しそうに見えてしまう赤と画面2分割変身。 しかーし、完了する前に『魔法大変身、マージ・マジ・マジカ』といきなり巨大化、しかも今度は画面が5分割。 ああ、メイン回のハズなのにレッドより報われてないよ、マジブルー。そしてメタフィールドでも展開したかのように、ビル街だった戦場がドサクサ紛れに池のある森の中に……まぁ、いっか。都市部で巨大戦闘なんて、コカトリスの石化とは比べ物にならない大災厄だし。

「ちぃ姉、みんな。さっきの新しい呪文、早速試してみようぜ」 人差し指を風大左ェ門みたいにツンツンしてるマジフェニックスに、マジガルーダが羽突っ込み 「ホント、子供だな」殴られた弟を案じつつ「いいじゃない翼、やろうよ」胸元でパシッと手を打つマジマーメイド。 「いやっほー、やろやろ」肩の上でいつも通りハイテンションなマジフェアリーを見て「よーし、今こそ5人の力を一つに合わせる時だ!」 拳作ったマジタウラスも大乗り気。

『我等マジンの王となれ! マジン合体。マージ・ジルマ・マジ・ジンガ』声を合わせ右手を差し上げた5体のマジンが光に包まれ…… 天空で回転する金色の魔方陣の下でとんでもない合体を……タウロスの足にマーメイドが…麗ちゃんが真っ2つで両足に!?  ガルーダが横長に折りたたまれて腹…いや、合体後の背中にくっつき、フェニックスはフェアリーと一体化して合体後の胸にあたる部分にガチョン。 そして5人は、鏡に描かれた魔法陣が見守る、巨大チェス盤に点在する、駒になっちゃってました。上半身はマジレンジャーのまんまだけど、下半身は丸い駒の台座に埋まってます。 ただ、縦横直線的に動けるらしく、滑りながら5人は自由に会話。

「ん、ここは?」「芳香達一体どうなっちゃったのぉ?」 「私たち、合体して1つになったけど、ドラゴンの時とは違って今度は意識が共有出来てるんじゃないかなぁ」 「つまり、今の俺たちは幽体離脱した魂みたいなもんか」 年長からここまで順番に語ってきて「でも何でチェスの駒みたくなっちゃってんのぉ?」なぜか一旦ピンクに戻ってからキョロキョロしていたレッドが結論 「よくわかんないけど、それが魔法の力だよ。魔法ってホントにスゲーよ」 そこで思考停止しちゃって良いのか?

「よし、いくぜ」『おう』ともかく、4話目にして合体巨大ロボの出陣です……いや、厳密にはロボじゃないけど。 5色の光が重なって白く輝く魔方陣に立ち『マジキング、ナンバーワン!』うわー、引きの絵にすると、カモメのように左右にのびた翼のせいか、手前の鶏冥獣コカトリスより、鳥っぽい感じだ。 そしてBGMには挿入歌。そしてコカトリスが放つ炎と爆発の洗礼を、派手に受けるマジキング。

やったかと、可愛い仕草で喜ぶ巨大コカトリスに「それくらいの攻撃にやられっかよ」 前面で交差させた翼を広げ、煙をはらって無傷ぶりをアピールするマジキング。あの翼、普段は背中側に畳んでおけるようで……いやぁ、良かった良かった。 伸ばしたままじゃ、飛び道具しか撃たないロボ戦になっちゃうもんなぁ。

池を跳び超え、腕に当たる口でマジキングをどつき、頭突きをかます巨大コカトリス。 対抗して、チェス盤に一列になったマジレンジャーはマジスティックを一斉に構え『ジーマ・ジジル、魔法剣キングカリバー』左腰に大剣を精製。 その一振りで、コカトリスは土煙立ててワイヤーぶっ飛びしちゃいます。

「マジカルショータイム!」ブルーの声と共に剣を大地に向けたマジキングは1回転。 『ファントムイリュージョン』描き出した白い魔方陣から、キングカリバーの分身を大小無数に召喚して空中に浮かべ、コカトリスに向かって飛ばします。 さすがに朝から痛そうな描写は無く、小さい剣は両手と顔のクチバシのつっかい棒になって炎やビームを封じ、大きいのはコカトリスの回りの地面に円形に突き立って動きを封じたダケでした。

「俺たち」『マジだぜ』最後はレッドの声を合図に、5人がチェス駒の台座に金色の魔方陣を浮かび上がらせマジスティックを回して 『マジカルクライマックス! キングカリパー魔法斬り!』反時計回りの円月殺法っぽく、五色の光点を持つ魔方陣を前面に浮かべたマジキングは、 羽を広げ、魔方陣を剣に吸い込ませるようにして剣を一閃。コカトリスに迫った魔法陣が周囲の分身剣と一体化して袈裟懸けフィニッシュ。 『チェックメイト』巨大チェス盤で指パッチンする5人。 3点花火の巨大コカトリスが爆発する様子を、広げた羽の下から見せる図は迫力あるなぁ。そしてマジキングは決めポーズ『マジで決めたぜマジレンジャー』

「お父さん!」最後は、森から徒歩で帰ってきた父親を、嬉しそうに出迎えるみくちゃんと、母親(はやしだみき)。 ヘタすると一昼夜歩いたっぽいパパさんは、ちょっとお疲れモードです。娘を抱き上げる父親と、そんな夫を前に笑顔でくしゃくしゃのお母さん「良かった」 塀の影から5人固まって様子を見ている、小津兄弟としては……特に父親の顔を知らないっぽい末っ子あたりは、心中複雑だったり……しないのかなぁ。

「魔法110番、初仕事は大成功だな。うん、兄ちゃんは嬉しい!」いずれ桜並木になりそうな用水沿いの道を歩きながら、ちょっと誇らしげな蒔人。 笑顔でうなづくいた後「あの子に笑顔が戻ってよかった」手を組み感謝の笑顔で、有明の月を見上げる麗ちゃん。 そして「魔法使いさんたち、ありがとう」みくちゃんも両親と共に、夜明けの空を見上げます。

そんな優しい白い月とは似て非なる、地底から見上げる赤い目玉。ゾビルやハイゾビルが膝をつき、 スモークにけむる赤い池の周りに集まっていた、地底冥府インフェルシアの幹部たちもビビってます。 「ン・マ様がお怒りあそばされてる、ああぁ」バンキュリアの横で苛立ち、剣を振り回すのは、今のところ演説だけが能の凱力大将ブランケン(声 江川央生)。 「またしても邪魔しおってっ、魔法使いども、このままでは済まさんぞ」 今の所そこそこ戦果を上げているウルザードが「奴ら、マジン合体の呪文まで覚えるとは、あなどれん」呟きながら闇の中へ消える後姿で、今週は引き。

呪文紹介コーナー『マージ・ジルマ・マジ・ジンガ』
「今日の呪文は、コレ」マンドラ坊やはこの一言だけで出番終了、完全にその他扱いですなぁ。 と言うわけでマジキングの合体バンクをメンメの鏡に映しながら小津兄弟が解説 『マージ・ジルマ・マジ・ジンガ』。まずは芳香「マジン合体」次は長兄が「マジキング」。 「キングカリバーで」って翼のあとを継ぐ麗「どんなモノでも」「一刀両断」魁が最後をシメたと思ったら……

「変身しないでやるとこんな感じ、えーい」芳香が駆け寄った先は、蒔人を中心にダンゴになってる小津兄弟。 芳香が飛びついた瞬間、足元の麗が弾かれ、バランス崩した蒔人がコケると、みなコケる〜
あ、でも〜、蒔人兄ちゃんはこの場合、カメラに背を向けてないと〜、マジキングにゃなれない様な?  ところで、魔法剣召喚で一人サボると、キングカリパー喚び出しちゃって、どんな時もダメージ1だけ与える剣になったりしたら……楽しいなぁ(@FF5以降)

次回予告 ステージ5『恋をしようよ〜マージ・マジーロ〜』
「ここは一発、恋愛エキスパートの芳香お姉ちゃんがひと肌脱ぐとするか」 「いいよ、何もしなくて。つーか、するな絶対だぞ」と言うわけで、赤と桃の同系色が織り成す、恋とお節介の来週の見所は…… 採石場、マジピンクのキック、そしてナイとメアのあおりカット♪  いやぁ、来週も盛りだくさん。パイロットはまだまだ終りません!

仮面ライダー響鬼・六之巻『叩く魂』(ラテ欄タイトル『叩く魂』)
3月のジャンクションで、ナイとメアみたいに高い木のまたから青空を見上げる響鬼さん。下は渓谷と高所恐怖症には厳しい絵です。そりゃもう、命綱つけて覗き込むように撮影してるカメラマンを思うと、足裏に冷や汗が……。 その代わり(?)、提供のナレーションが持田ひとみ(演 森江梨佳)ちゃんに! 毎月変わるのかなぁ。夏場はホラーチックに姫さん(演 芦名星)がいいなぁ……あ、女声って事は童子(演 村田充)になるよう願うべき?  それと3月に入って主題歌やライダーチップスのCDに、雑誌の4月号、そして変身スーツのCMが始まってます。 ああ、変身スーツは既に青いジュネ……おっと、仮面ライダーの感想を書くんだった。

安達明日夢(演 栩原楽人) は友達みんなが合格確実に見えちゃって、学校に居づらくなって、逃げるように甘味処『たちばな』へ。でも後ろ向きモードの受験生・明日夢くん、敷居をまたぐ勇気がなくて、 あっちから覗き、こっちから眺め……そうこうしているうちに「入るんなら早く入れば?」ささやく勢知郎(演 下條アトム)。気がつくと気配も無く背後に立ってる引退ヒーローって、カッコいいなぁ。 店内へ押し込まれ席に着いた明日夢ですが、お目当てのヒビキさんは房総半島へ魔化魍退治に出張中。代わりに「そういえば、城南受けるんだって?」勢知郎がお茶すすりながらカウンセリングです。

ブラスバンド部が全国優勝してる城北を選ばず、偏差値で城南を選んだ明日夢くんに「人生を君の年でピシッと決めろといわれても結構難しいよね」今は勉強をやるだけやって……とお茶を勧める勢知郎さん。 城南特有の出題傾向(歴史の独自問題)を知ってたりと、ヒビキより受験事情に詳しいその訳は 「大学の同期があすこで教員やっててね、風見っていうんだけどね」まさか、ダブルタイフーンな志郎サン? こういう年配者ニヤリ系な小ネタは楽しいなぁ。 いや、それより大事なのは勢知郎が大卒だった事。義務教育が終ると同時にヒビキさんは鬼になって、魔化魍退治15年……だから、進学とは両立出来ないもんだと思ってました。 そっか、城南でチアリーディングな持田と学園ドラマしながらヒビキさんと絡むって展開もアリか。

ところで「これがウチの自慢のキビダンゴね。東京じゃ意外と食べられないって知ってた〜?」 立花日菜佳(演 神戸みゆき)が試食サービスだと明日夢に奢ってくれたきびだんご「いーの、いのいの」作務衣姿で両手を頭の上でフリフリする、 いつものハイテンションでゴマ化してますが、うっかり食べると問答無用で猛士(魔化魍退治の秘密結社と言うかNGO?)に入らされる、桃太郎ゆかりの契約アイテムだったりゃしませんかねぇ。 考えすぎか。

今週の持田ひとみ(演 森絵梨佳) ・克典(演 鈴木祐真)・紀子(演 藤枝由似)
ひとみからの着信を見て携帯を留守電にしちゃう明日夢くん。 お陰で学校の屋上では、クラスメイト3人による賑やかな留守録大会開始です。 「お腹でもこわした? モッチーこと持田と申しますが、別にアレって事じゃないんだけど」 「ナニも言わないで先帰ったって事か? お前」「冷たいぞ安達、出て来い安達〜」←こういうキャラだったのか、おかっぱの紀子ちゃん。 後でちゃーんとあいさつするように……そう留守電に吹き込んだのに、下校途中になっても返事が無い事にムっとして 「持田ですけど、今から目赤なんですけど、聞いたら電話しろっての。わかったか! プチ」 どんどん早口になって、口で“プチ”って言って、Wミーイングに気づいて自分で笑ってるひとみちゃん。いいなぁ。

「うおうっ、さぶぅ〜。いってーてて……あーイテ」
先週のヒキでバケガニの溶解液から逃れて、海にダイブした響鬼さん(演 細川茂樹)。 磯をザバザバ歩きながら、ただれた左腕を庇って1人ゴト、いや1人愚痴……ちょっとオッサン臭いかな。 音角(変身アイテムな音叉)で水の中からキハダガニ(メカニックな式神)を呼び戻し、見張り代わりに周囲わ囲ませて一休み。 肩や腕の傷化粧や、マスクオフよりドキドキしたのが、水濡れしちゃった響鬼スーツ。 玉虫色のあの素材、海水につけても大丈夫?

「あ、ヒビキさん」駆け寄るサポート担当の立花香須実(演 蒲生麻由)に「いやあ、やられたやられた」照れ笑いしながら、ディスクアニマルキャリーケース(仮名)を片手に、まだ動けるカニたちに先導させて、 フラつきながらも歩いて戻った響鬼さん、鍛えてますねぇ。ところで、包帯やら消毒薬が入ってるっぽい救急箱が、寿司を配達するための取っ手つきの平たい桶なのは何でだろう。 食い物屋所有の車に、本格的過ぎる応急処置用の医療器具があると変だから、擬装してるのかな?

「よう、イビキ君」「イブキです事務局長」「え、イブキって言ったよ?」
その頃『たちばな』には、バイク青年イブキ(演 渋江譲二)が来店。 カスミ草だけの花束つー、わかりやすいプレゼント抱えたイブキの目的は、立花家の長女・香須実さん。 響とか鼾とか……ちゃんと呼んであげない勢知郎さんは、やっぱ“娘の父親”だねぇ。 それにしてもタキシード仮面(実写版)……演技、上達したよなあ。元セラミュの3代目ムーンこと日菜佳(次女)はアウトオブ眼中なあたりも、いと をかし。

さて、斬鬼さんがバケガニにやられて病院に運び込まれたとか、ヒビキと香須実は代打で房総行ったなんて話を、明日夢お茶飲んでる店内でおおっぴらに話す立花親子。 間が悪い事に「あの子はヒビキさんが屋久島で土蜘蛛と戦った時、現場に一緒に……」と明日夢とヒビキの関係を説明してる途中に、 日菜佳は姉上からの携帯に出ちゃって、イブキくんは聞き耳立てるのに夢中だったから……わざわざ帰宅途中の明日夢を追いかけ、親切心から房総半島へ送ると言い出します。

「きみ“猛士”なんだよね」 「え、明日夢ですけど。安達明日夢」「久々に聞いたよそのギャグ。今の君の表情が良かったね。じゃ、急ご」 ヒビキさんの怪我も心配だとの一言で、何となく会話がかみ合ってないのを感じつつ、タンデム用ヘルメットを受け取っちゃう明日夢くん。 しかし、名称の人名誤解ギャグが飽きられるほど使い回されてる化物退治組織って、イイ雰囲気だなぁ。 裏高野やTLTとはえらい違い。MIB……いや、伝統に彩られた和風ゴーストバスターズのノリかな。

「アタリねーな」「潮が動くまでガマン我慢」 ボウズっぷりにグチってた釣り人A(伊藤聡)と釣り人B(真矢野靖人)が、突堤から撒き餌を海にぶち込んだら、バケガニがザバー。溶解液噴かれて、苦しむ2人でCMへ。 いわゆるお約束シーンですが、これが刑事物だったら死体を釣り上げる程度で済んだのにねぇ。 それにしても、緑泡まみれの白骨を海蝕洞で貪るバケガニを見つけて、シオマネキみたいな大き目のハサミをクルクル回し、音声を記録するキハダガニ、可愛いすぎる。

「最近知り合った」「ご近所の」「友達じゃない?」「あ〜……」
ドラム・スティックを携帯している明日夢を、太鼓で戦う響鬼の弟子だと勘違いしていたイブキ君。 キメ技に必要な音撃鼓を失い、負傷したヒビキのために、新しい太鼓とサポート要員を届けた……つもりだったイブキ君。 やべー、部外者に余計な話聞かせちゃったよ……って表情が味わい深い天然ボケぶりですなぁ。 勢知郎たちが、明日夢にヒビキの負傷を伏せて『たちばな』から遠まわしに追い出した時点で、察しなきゃ〜。ってか、当の明日夢は察してたのに…… 「お役に立ててよかったです。それに香須実さんにも会えましたから」鼻の下伸ばしてる場合じゃねーだろう。

「今度さ、ヒビキさんと一緒に僕が魔化魍退治してる現場、見においでよ。ね」 イブキくん、自分のミスを隠蔽するため、響鬼の弟子だと吉野(本部)に虚偽報告して、その既成事実を作りにかかってんじゃあんめーな? 「え、“まかもう”ですか? あ、はい」明日夢〜、適当に話会わせてるとエラい事になっちゃうぞ〜。 その危機を感知したのか、“ご近所さん”だからと明日夢を送ると申し出るヒビキさん。

「あイテてて……いや、痛くない、もう大丈夫」
香須実さんや明日夢を心配させない為の強がりってだけでなく、そこそこ回復しているヒビキさん。治癒力も鍛えられるモンなんですねぇ。 「ボクも鍛えようとしてたんですけど、でも」受験への不安を語る明日夢に「鍛え足り無きゃ、鍛えるだけだ」 簡単に鍛えられたら立場がない、そう簡単には抜かれない……なんて語るヒビキさん。それ聞いて「ボク一人で帰ります」まず自立心を鍛える決意する明日夢くん。 「そっか、じゃ、また柴又でな」 「ヒビキさん、ボクもがんばるから、頑張ってください」ノリはほとんど、はじめてのお使い房総半島編。

バス停から最寄の駅へ。そこへ電車……もといディーゼル列車がやって来るまでの間(きっと一時間以上待たされたハズだ)、 不義理していた持田に返信メール『今日は お先に帰らせていただいちゃって ごめんなさい。カツオとキコにもm(_ _)m あしたからまた頑張るぞ』 夕日射す車内で、頑張ってる同年代の子達を見習い、英語の参考書出す明日夢くん。時期的にも後は受験へ一直線?

「よしと、じゃあちょっと化物と勝負してくるかな」
バケガニの声を録音してきた黄色い音式神(変形するCD)が、ツメで潮招き……いや、鬼招きして案内する後ろを歩いて巣に辿りついたヒビキさん。 夕日の中で、今回は歩きながら変身です。巨大なツメで払われでも「まだまだ」と音撃棒殴りする響鬼。 でも腕は全快じゃないらしく二度目に払われた時バチを一本飛ばされ、残ったバチで肩をポンポン「やるじゃねーか」 6本足のカニを見上げて、気合のスライディング。前回の失敗を繰り返さないよう、溶解液の分泌孔の無いハラ側に音撃鼓をセット。

複雑に蠢く顔のアップは、CGではなく本物のカニの映像だったりするバケガニ魔化魍(撮影後はスタッフが美味しく食べまし……た?)。 大きなハサミに挟まれ投げられても、メゲずに一打目を放つ響鬼。 攻撃避けてわざと距離をとり、バケガニが背中向けて得意の溶解液噴射の為に身を起こした瞬間、宙返りで腹側に回って、下から体当たりとキックのコンボでカニ返し。 緑のしぶきが多少はかかる悪条件の中で、右の片手打ちで清めの音を打ち込むうちに、バケガニの殻にピシピシとヒビが入って、爆発。

CGではなくミニチュア爆発なあたり、不思議なこだわりに溢れた戦闘です。 「はぁ、しんど……あーつっ、痛くない」誰も見て無くても、痛くないと強がるのも不思議なこだわり。溜息つくと1つづつ幸せが逃げて行くって迷信しんじて、慌てて口を押さえるオバサンみたいに、 腰が痛いと口にすると、鍛えたパワーが逃げて行くと信じてたりする?

次回予告 七之巻『息吹く鬼』
「少し縛らせてもらいます」白と茶のシーツお化けみたいな姫と童子と戦うため、スピニングダンス(仮面ライダーカリス必殺技)放ちそうな、つむじ風をまとって、イブキが変身するようです。 ラッパでどう戦うのかが見物だなぁ……耳元でパフッ?(まさかね、太ももムチムチ人形姫ぢゃないんだから)。

鍛え抜かれた心と体を、さらに鍛えて鍛えまくって、初めて鬼になれる…… 大太鼓を打ってるヒビキさんはともかく、ロープで吊り下げた大岩を、腕一本で持ち上げる筋トレって、ゾロみたいだ(そういえば中井和哉氏の名がナレーションに……)。 そんな鬼式鍛錬より「今から響鬼さんがいるところまで行って来ます」駅へ駆けて行く明日夢の後姿が気になります。 その颯爽とした走り方、受かったのか? 城南、受かった? 受かったんだよねぇ〜?


3月5日
関東を襲った後、九州四国で大暴れする白い魔物に戦々恐々の週末ですが、テレビの向こうは多分……秋? そして現実時間は卒業式に引越しに重なる訃報と寂しい限りの3月です。 サヨナラだけが人生だ。覚悟を決めてテレビの前に座ろうか。

ウルトラマンネクサス エピソード22 安息 ‐キュア‐
EDがなんだか追悼ビデオっぽい上に、CBCの番組公式が先走っちゃってくれちゃって、も〜(ウサちゃん、貴方でしたか)。その前に松永管理官……を、演じてる堀内正美氏のブログじゃ『解禁!?だよねッ〜』と例のツーショットが再Up。 30%の真実には70%のウソを混ぜてネットには放流してくださいね、UFO研究会の山田太一郎(斉藤暁)との約束だよ?

TLTの松永管理官…コーヒーの違いは解ってもウルトラマンの違いがワカんないオトコ
「生き返ってくれ!」除細動(電気ショック)する時は絶縁手袋してください、管理官。 『救命病棟24時』慣れしてるとジェルなしで“離れて!”が無い心肺蘇生シーンに違和感が……このアバウトさが近未来の科学かねぇ。 しかしクウガと違い蘇生しない姫矢准(ネクサス適能者・元報道カメラマン)。夜空には流れ星。こりゃもうお通夜確定か?

イラストレーター吉良沢は、焦る管理官にもう一度ビースト振動波を当てろと、少年ジャンプ系の助言します。 「固有の振動波にHitすれば力を呼び起こせるはずです」振動波で死んだ奴を生き返らせるのは振動波だけ?  波長を変えて照射するうち、変身アイテムが拍動し始め、姫矢のバイタルサインも復活……なんだかヴァンパイアハンターDの人面瘡みたいだなぁ、エボルトラスターって。 しかしウルトラパワーが活性化した姫矢は、拘束されていた実験室から光になって位相を移動。心の赴くまま、気になる人のところへテレポート(リリルーラ=集合呪文 もしくはアカンパニー)。

今週の孤門一輝(主人公・NR=ナイトレイダー隊員)
和倉隊長に“姫矢の力になりたい”と相談した帰りの廊下で、当の姫矢に会ってびっくり仰天。赤いメタフィールドから出現するし、幽霊っぽく光ってるし(えー、つまり完全に実体化してない?)、 事情を聞こうと「姫矢さん」「孤門」と本人確認した直後、お邪魔虫な吉良沢ホログラフが現れます。……天才CICが来なかったら、次のデュナミスト候補への注意事項や業務連絡とか、孤門はレクチャーされたのかなぁ。

ウルトラマンに攻撃命令した事もあった吉良沢ですが「今度その体で戦えば本当に死ぬかもしれない」ダメージの蓄積が限界と姫矢に忠告しにきたみたいです。 「俺は命を捨てるつもりはない。だが、それでもやらなければならない時はあるんだ」と姫矢は蒔人(マジグリーン)みたいな決意を語ります。 「そう、だったらもう何も言わない」吉良沢が消えると同時に、姫矢も光って別の位相へ……残された孤門くんはポカーンと蚊帳の外。

今週の和倉隊長以下、ナイトレイダー(TLT実動部隊)…平木詩織隊員と石堀隊員は壁紙化?
OPやアイキャッチで披露済みの、4機合体のハイパーストライクチェスターの説明を受けた際、 ウルトラマンの必殺技と同じ威力を持つウルトレイバニッシャー(?)搭載を知らされ???状態の隊長さん。 姫矢蘇生時に「コレが彼の光、これを記録するんだ」と人命よりデータ採取に夢中だった松永管理官の行状は見てないものの、 さすがに何をやったかピンときた孤門が管理官に詰め寄ります。何度も助けてくれた姫矢の身柄を拘束した上層部は、思いを察してなかったのかと隊長も抗議。 「私は職務に忠実なだけです。あなたと同じにね、和倉隊長」ポーカーフェイスで返す管理官……住民囮作戦以降、マズい方向に吹っ切れちゃった?

フリージャーナリスト根来甚蔵(演 大河内浩)の命運
毎朝スポーツTopにゴルゴレムを攻撃するNR機の写真と記事を載せて以来、TLTのMPに追われ記憶消されそうになってる根来さん。 匿ってくれたのは怪しげ〜なUFO研究会のご一行。 ロズウェルだのアブダクションだのカッパの実在だの言い出す彼らを最初はバカにしていたら「じゃ、ビーストの話は?」 ニヤリと笑う副署長(踊る湾岸署)いや、山田太一郎。MPにもみ消されないよう、相手にもされないよう、70%のヨタ話に混ぜて30%の真実=毎朝スポーツの記事をネット世界配信してくれたようです。 「スペースビーストが初めて発見されたのは……20年前のコロラド州での事だった」スリーアミーゴスとは思えないカッコよさだ秋山副署長〜

今週の東都日報の記者・佐久田恵(川島朋子)
根来さんにすっぽかされ、リバーサイドの公園で1時間の待ちぼうけ。 ふと気づくと元同僚で、昔ココで屋台のヤケ酒に付き合った姫矢准(ネクサス適能者・元報道カメラマン)が、 近くで実体化してビックリです。公に出来ない事情にぼんやり気づいてる佐久田記者はタクシー呼んで、運転手さんの手を借りて、自分のマンションに姫矢を連れ込みアイスノンで看病です。 万能濡れタオル(@東映)じゃないところが、円谷プロ?

今週のスペース・ビースト(しょーくーしゅーだーけ〜)
ゴルゴレムと違って、特殊位相に隠れているらしい今度のビーストは、 触手だけを青い境界から伸ばして人を捕食する厄介な怪獣さんです。 しかも別の場所に触手を同時に伸ばしたり、NR隊員か駆けつけると素早く逃げたりと頭もかなりよさげ。 そして背後には、西条凪副隊長のパルスブレイガーの液晶画面に“黙示録の始まりだ、凪”なんて送りつけてくる、ダークメフィストの影が見え隠れ。そっか、こいつが姫矢最後の……

スペースビーストの出現で、明滅を始めるエボルトラスターを手にする姫矢准。 悲壮な決意の元カレ(?)を見て「いくのね?」とコーヒーを置く佐久田記者。 でも外へ見送りに出たとき「行かないでっ」とついに本音が……かつて同じように看病してくれた少女セラを喪った辛い記憶と、佐久田記者を重ねながら「すまない」と駆け出し、 思い出のリバーサイド公園で最後の変身(予告見るとそうでもないか)する姫矢で来週へ!

今週の溝呂木眞也(NRの元副隊長で、悪のウルトラマン・ダークメフィストの適能者)
元カノ(西条凪副隊長)の仕事用通信システムをハッキングして迷惑メール送りつけ、 「そんなにヤツの事が心配か」と、姫矢を案じる佐久田記者に近づいてたりと、女絡みが得意な黒コート野郎・溝呂木眞也。 一番の面白ポイントはビルの上に上って、マージフォンでも掲げたかのような黒雲召喚。 ナントカと煙と戦隊ヒーローは高いところに登りたがると言いますが、冥獣の人間態としてゲスト出演予定とかないのかなぁ。 地獄がどうのとか呟くあたり……ナイとメアが後ろにいても違和感無さそうなんだもん。

予告 エピソード23 宿命 ‐サティスファクション‐
ストライクチェスターδを解説するシークレットファイル後に始まったのは、見たいような見たくないような衝撃の映像。 ネットには第七の封印が解かれる時なんてカキコがマルチポスト。迷惑だなぁ溝呂っ木〜 アク禁かけられちゃうぞ?


3月4日
あと2週間もすれば、公開されちゃう劇場版『鉄人28号』に合わせて大人向けの鉄人28号が売り出されるそうで。 そのお値段は、なんと35万円。身長38cmで重さ2.5キロ。人を殴り殺すのに手ごろそうなロボですなぁ。 パンチは当然として、片足立ちも出来ちゃう精密機械ですから、武器に使っちゃもったいないんですが……

35万円も出すならば、アイボの中古を買うか、AI掃除機ルンバを複数部屋に侍らせたいと思うのは、ドラえもん世代以降でしょうか。一定世代以上の“昔、正太郎に憧れた”元少年には、 操作しないと動かないロボこそが原点だったりするんだうなぁ。ロボットの王国を作りたかったあの人やこの人のように……。

個人的には、乗って操縦できて合体変形するロボ……あ、いえ、何でもありませ〜ん。キャンディトイやDXなんちゃらで、大人しくリーズナブルに遊んでまーす。

さて、話変わって……やっと『あずみ』を見ることが出来ました。
200人斬りは、爆弾と美女丸が大半を倒してましたなぁ。まぁハイヌーン・ドッグファイト(デカレンジャーEp13)も、100人斬りと謳いつつ何体かは蹴って倒してるから、人数にはコダワんないけどね。 タイマンの殺陣は思い切ってバッサリ編集したデカレンEp18の方がテンポは良かったかな。ただガリマ姐さんオチはよかった。って、仮面ライダークウガ見てない人には何がなんだかですな。 ともかくDVDが欲しくなる、イイ映画でした。


3月3日
世界銀行の総裁にHP(ヒューレットパッカード)前会長カーリー・フィオリーナ女史が就任……するかどうかはわかりませんが、 ダイエー再建に林文子社長が頑張っちゃうのは、マジらしい。 大阪府知事は……で、“たいして変わんないジャン”って気がする女性Top。そのイメージを一新してくれますかねぇ。

エリザベス女王に北条政子、世に女傑は多けれど、時の運と人脈と、当人の力量がキモだよなぁ。 そんな世界や国家や経済を背負って立っちゃうかもしれない、未来の女傑の厄払いと健やかな成長を願う、桃の節句がやってまいりました。 由来を追及していくと、菱餅や白酒やハマグリは、ミョーに意識しちゃって食べにくかったりいたします。

思えば散らし寿司だって、酔って手元怪しい芸者さんが取り分けやすいよう工夫されたメニュー……だったかな。 男の財布や閨閥狙いを連想させる昔ながらの供え物もいいけれど、正攻法な出世を意識した鯉のぼりを、桃の節句に上げるのも一興です。 キャリアウーマンの象徴が、3人官女なのかも知んないけどね。


3月2日
今日は海外展開もしちゃう映画『あずみ』が、地上に降臨する日です。フツーは主人公の上戸彩のアクションと可愛さに注目……なのかな。 大河でもオリジナルキャラとしてガンバっているけれど、春からはアタックNo.1な上戸彩ちゃん、マンガ原作の物語で映える女優さんかも知れません。

もっとも、私が見たいのは、カードのCMでシュールなコウモリ会社員を演じている、オダギリジョーのイッちゃった演技。敵役の最上美女丸……だったかな。 そして、デカレンジャーEp18がどれくらい『あずみ』の殺陣をマネているのかって、2点。さて始まる前にデカレンDVD5巻で予習しとかないと。

念のタメ、録画予約もしておきますか。 いつぞやのターミネーター3のように、録画したのにウッカリミスで消しちゃわない様……サムネイルは白塗りオダジョーにしとこうかな。上戸より魔除けになりそうだしね。


3月1日
『おもいッきりテレビ』あたりで“お嬢さん方”と話しかける司会者に釣られて、ココアが売れまくったのは何年前のバレンタインデーだったかなぁ。 創意工夫を凝らしたCMや、新聞に挟み込まれたチラシより、番組中や新聞記事に書かれた商品が売れてしまうのは、CMより情報源を味方だと思うせいかも。

さらに信用度を増すのは友人知人からの口コミ情報。それに一番近い位置にいる口コミとマスコミの境界線上にいるのが、個人アフィリエイター。 バナークリックより、日記やブログからの文中リンクや画像リンク、体験レビューのほうが何気に信用置けちゃうのも、味方って感覚の濃い薄いが関係していそうです。 そして、ついにヤフーまでもが来期からアフィリエイト事業に進出しちゃいそうなニュースが……。 2ギガのブログも、これが狙いだったのかぁ〜。まぁ、どうせヤフーBBや有料会員だけなんだろうけど。

ひと昔前の消費者が、一番味方と感じるのは身内だったんだけどなぁ。 保険なんかその好例。身内の勧誘なら保険嫌いの人も契約を……血縁最強。でも、若いモンは同世代の友人知人やネットの口コミ情報が味方なんだよなぁ。


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